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梓「軽音部がこの先生きのこるにはどうすればよいのか」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 22:56:14.24 ID:1tczpaDU0 [1/7]
さわ子「んっ・・・きのこぉ・・・・きのっこ・・・・Ohhhh!!!きのこ・・・・」
梓「やっぱりどう見てもきのこになりたいんですよ先生は」
澪「いや・・・やっぱりきのこが食べたいんじゃないか?」
さわ子「KI・NO・KO・・・・・・ああああぁあぁぁああああッ!!!!・・・・きのこ。」
律「うるさいなぁーさわちゃん」
唯「なんだか私もきのこが食べたくなってきたなぁ~」
紬「きのこよりたくあんが美味しいわよ」
さわ子「きのっ!きののののののっ!くぃのぉっ!!おおおおぉぉぉ。こ。」
梓「腕をきのこの傘のようにして手を頭の上で重ねながら、脚をそろえてクネクネしてるんですよ?」
梓「もう一時間もです。これはきのこになりたいとしか思えません」
澪「きのこになるって言っても・・・」
律「マッシュルームカットにでもするか?」
梓「もう!皆さん真面目に考えてくださいよ!」
梓「軽音部がこの先生きのこるにはどうすればよいのかを!!」
唯・律・澪(きのこるってなんだろう・・・)
さわ子「んっ・・・きのこぉ・・・・きのっこ・・・・Ohhhh!!!きのこ・・・・」
梓「やっぱりどう見てもきのこになりたいんですよ先生は」
澪「いや・・・やっぱりきのこが食べたいんじゃないか?」
さわ子「KI・NO・KO・・・・・・ああああぁあぁぁああああッ!!!!・・・・きのこ。」
律「うるさいなぁーさわちゃん」
唯「なんだか私もきのこが食べたくなってきたなぁ~」
紬「きのこよりたくあんが美味しいわよ」
さわ子「きのっ!きののののののっ!くぃのぉっ!!おおおおぉぉぉ。こ。」
梓「腕をきのこの傘のようにして手を頭の上で重ねながら、脚をそろえてクネクネしてるんですよ?」
梓「もう一時間もです。これはきのこになりたいとしか思えません」
澪「きのこになるって言っても・・・」
律「マッシュルームカットにでもするか?」
梓「もう!皆さん真面目に考えてくださいよ!」
梓「軽音部がこの先生きのこるにはどうすればよいのかを!!」
唯・律・澪(きのこるってなんだろう・・・)
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:01:58.47 ID:1tczpaDU0
さわ子「んごごおぉぉぉぉおおおおお!!ぎのごおおぉぉお!!オオオォォオオッ!!」
梓「ホラ!先生がきのこりたくて苦しんでいます!!はやくなんとかしてあげましょう!!」
澪「ぐ、具体的には何をすればいいんだ?」
唯「きのこの着ぐるみでも着せてあげたらいいんじゃないかなぁ~」
律「あははは!そりゃいいや!!」
梓「あまい!あまいです!!先生がなりたいのは真実のきのこ!!そんなパチモンじゃありません!」
律「じゃ、どうするんだぁ?」
梓「きのこの胞子を振りまいてみましょう」
澪「ほ・・・胞子?」
梓「そしたら真実のきのこになれるかもしれません」
唯「すごい!!それはすごいよあずにゃん!!」
律「あぁ・・・・たしかにすげぇ・・・・これはきのこ革命(レボリューション)だな・・・」
梓「さぁ、きのこを用意しましょう!!」
澪「ま、待ってくれ!!」
梓「なんですか澪先輩!時は一刻を争います!!」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:08:28.48 ID:1tczpaDU0
澪「その・・・きのこの種類は何にするんだ・・・?」
唯・律・梓「!!」
梓「さすがは先輩・・・盲点でした・・・。それは重要なポイントです」
律「たしかにな・・・・。本人がなりたいきのこじゃなかったら死活問題だぜ・・・」
梓「えぇ、性同一性障害のようになるでしょうね」
唯「なんだかよくわからないけどかわいそうだね」
澪「じゃあ考えよう・・・・。みんなはどのきのこがいい?私はまつたけかな・・・」
梓「しいたけ」
律「えのき」
唯「えりんぎ!」
紬「たくあん」
澪「見事に分かれてしまったな・・・どうしようか・・・」
梓「しいたけですよ!!きのこといえばしいたけです!!!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:19:24.59 ID:1tczpaDU0
律「なんだよその理屈は!!えのき最高だろ!?バター醤油でこう・・・・、っかぁ~!!って!!」
澪「なんでビール飲んでるんだお前は」
梓「バター醤油が合うのはしいたけだって一緒です!!きのこと言えばしいたけでしょう!!」
梓「鍋に入っていなくてがっかりするのはしいたけです!!えのきなんて無くても気づきません!!」
律「あぁっ!?えのきがねぇ鍋なんてチーズのねぇチーズフォンデュだろうが!!」
梓「しいたけには十字の切れ込みで料理を彩るという崇高な役割があります!!」
梓「えのきなんてひょろひょろしてて麺みたいです!ならマロニーで十分ですよ!!」
律「十字の入ったしいたけぇ?なんだ梓お前痴漢かよ!!マジかよ糞箱売ってくる!!」
梓「はぁ!はぁ!?論点がズレてますよ!!逃げですか!!逃げるんですか!えのきの負けを認めるんですね!!」
律「うるせええぇぇ!!えのきは麺じゃねえよ!!歯ごたえがいいんだろ!!あのコリコリって!!」
澪「お前等けんかするな!!まつたけの香りも忘れるんじゃない!!」
律「はい出た。出~た~。まつたけ厨きましたよ。香りなんてろくすっぽわからんくせに」
澪「なんだと!?網焼きしたときのあの香りがたまらないだろうが!!」
唯「あの・・・えりんぎも・・・・」
紬「たくあん」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:32:25.17 ID:1tczpaDU0
梓「わかった。わかりましたよ。百歩譲ってえのきにしたとしましょう」
梓「そしたら先生が色白のひょろっひょろのガリッガリになっちゃいますよ!!それでもいいんですか!」
律「んなこと言ったらしいたけなんて頭でっかちのガングロじゃねえか!!しかも十字の切れ込みって傷の男(スカー)かよ!!」
澪「ならまつたけにすればいつでもいい香りが・・・」
梓「常にまつたけ臭い女なんて嫌ですよ!!これ以上先生を独り身にさせないであげてください!!」
澪「うぅっ・・・・」
唯「あ、あのー・・・」
律・梓「あぁん!?」
唯「ひっ!!・・・あ、あのね!えりんぎ・・・どうかなって・・・」
律「・・・・・」
梓「・・・・・ふむ」
律「まぁ、悪くはないな・・・。歯ごたえもいい」
梓「えぇ、それにまつたけとかいう今の季節に手に入らない上、値段的にキツイものよりよっぽど現実的です」
澪「うぅぅっ・・・・」
紬「たくあん」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:41:39.06 ID:1tczpaDU0
唯「じゃ、じゃあ・・・!!」
梓「いえ、ここはなめこで行きましょう」
唯「えっ!!」
律「・・・・・理由を聞こうか」
梓「本来の目的を思い出してください。私たちの勝利条件はそこで悶えてる先生をきのこる事です」
さわ子「んんんんんぎのごぉぉおおぁぁあ゛ぁあぁ゛ぉぉ゛ぁおぉががあぁああぁぁぁぎのおおおぉ」クネクネ
梓「そして先生をきのこる方法は、胞子を振りかけること。つまり胞子が手に入らないといけない・・・」
梓「私の経験上、なめこは最も胞子の存在を感じさせます。なめこ汁を思い出してください」
律「あぁ・・・・」
澪「確かに・・・・表面のヌルヌルが・・・・」
唯「おいしいよねぇー。憂のつくるなめこ汁はおかあさんのより好きなんだ~。えへへ」
梓「聞いてねぇよ黙れ。よって、なめこにしました。何か意見は?」
澪「まぁ・・・いいんじゃないかな・・・」
律「ちっ・・・しゃーねーな。今回はそれで我慢するよ」
澪(次回があるんだろうか・・・)
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:54:56.75 ID:1tczpaDU0
梓「じゃあスーパー買いに行きましょう!なるべく沢山集めるために皆でバラけていろんな店へ!」
律「あぁ、じゃあ30分後にまた部室に集合な」
澪「さわ子先生を放っておいて大丈夫なのか?」
唯「今は落ち着いてるみたいだよー!急ごっ!」
さわ子「きのこ・・・・・きの・・・・きのこぉおおぉ・・キノッ・・・・キノキノッ・・・・」
梓「じゃ、行きましょう!!」
バタン
さわ子「きのっ・・・・きの・・・・」
さわ子「・・・・・・・」
さわ子「さて・・・・」
ピッポッパッポ
トゥルルルルル トゥルルルルル
憂「はい」
さわ子「皆はきのこを買いに出かけたわ。次はどうすればいいの?」
憂「皆が戻ってきたらまた基地外みたいに腰を振ってて下さい」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:01:05.41 ID:k7yqTeqT0 [1/20]
さわ子「・・・本当にそれで計画は成功するのね?」
憂「私を信じてください。先生はたった一人の仲間なんです。裏切ったりしませんよ」
さわ子「・・・わかったわ」
憂「何があっても続けてくださいね。それが成功の鍵です」
さわ子「・・・えぇ」
ピッ
さわ子「・・・・・」
さわ子「・・・仕方ないわね・・・・私は必要な犠牲なのよ・・・」
さわ子「・・・さて・・・・」
ゴロン
さわ子「・・・・」
さわ子「・・・・」
ドタドタドタ・・・・ 唯「待ってよみんな速いよ~!」
さわ子「!!」
さわ子「ぎのごおぉぉおぁぁぁ!!!!ごばぁぁああっ!!!!ぎのおおぉぉぉおごぁぁああああァァアァッ!!!!!」クネクネクネ!!!
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:08:24.01 ID:k7yqTeqT0 [2/20]
バタン!
梓「あぁっ!!先生が!!また悪化してます!!」
澪「は、はやく胞子を振りかけよう!!」
律「そ、そうだな!!」
唯「じゃぁみんな、買ってきたの出そー!!」
梓「はいっ!!」ドサー
律「おっ!なかなかの量だが・・・まだまだだな!!」ドザザー
唯「私はこれ!!」
コトッ
梓「・・・・・は?」
律「何これ?」
唯「何って・・・なめこだよ~」
梓「じゃなくて、なんでビン詰めなんですか?」
唯「えぇっ・・・駄目だったの・・・!?」
律「はぁ・・・・唯、お前キノコリスト失格だわ」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:20:12.46 ID:k7yqTeqT0 [3/20]
梓「唯先輩・・・あのですねぇ、胞子を振りかけるって言ったじゃないですか・・・?」
梓「ビン詰めなんてベトベトのドロドロじゃないですか!!振り掛けるっていうか塗りたくるになるでしょう!」
梓「しかもこれは加工品です!!味付けがされて保存料も使用されています!!」
梓「素材そのものが持つ風味や鮮度が感じられません!!こんなヤリチンなめこの精子でさわ子先生が受精するわけねぇだらぁぁああ!!クソがぁぁああああぁっ!!」
律「唯・・・温厚な私も今回ばかりはキレそうだわ・・・」
唯「ご・・・・ごめんね・・・・」
梓「ふぅ・・・私もアツくなり過ぎました。すみません」
律「まぁ、そこは唯だしな。しゃーねーか」
梓「そうですね。唯先輩だから許されると思います」
唯「うん・・・ごめんね、ありがとう・・・」
澪(ヤバい・・・・!ヤバい・・・・!私もビン詰めだなんて言えない・・・・!!)
澪(どうする・・・・考えろ、思考を回転させろ秋山澪・・・・!)
澪(買えなかったことにするか・・・!?いや、もう私が袋を持っているところを見られている!)
澪(こうなったら・・・、しかし・・・・いや、もうこれしか手はない・・・)
律「で、澪は?早く出せよ」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:31:42.81 ID:k7yqTeqT0 [4/20]
澪「じ・・・・・・・、実は、私はどうしてもまつたけが諦め切れなくて・・・・」
澪「必死で探し回って、有り金はたいて季節はずれのまつたけを買ってしまったんだ・・・・」
澪「だ、だから・・・・なめこは買えなかった・・・・・・・ごめん」
律「・・・・・」
梓「・・・・・」
律「まぁ、そこまで自分のきのこ精神(マッシュマインド)を貫こうとする姿勢は立派だよ」
梓「そうですね。チームとしては失格ですけどキノコリストとしては尊敬できます」
澪(や、やった・・・・!)
律「まぁ、この際仕方ない。まつたけの胞子も振りかけようぜ」
梓「そうですね。折角のまつたけです。香りも少しなら気にならないでしょう」
澪(なっ・・・・んだと・・・・!!)
梓「さぁ、先輩。まつたけを出してください」
律「あぁ、先生を高級感あふれる女にしてやろうぜ」
澪(ぐ・・・ぐぅうぅ・・・・どうする・・・・!!!どうすればいい・・・・!!!)
紬「たくあんうめー!!」ポリポリ
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:44:21.63 ID:k7yqTeqT0 [5/20]
澪(くっ・・・・うぅぅうう・・・・駄目だ・・・・諦めるな・・・・・・!!)
澪(キノコリスト失格だけは免れないと駄目だ・・・・!!!)
梓「澪先輩・・・・?」
律「どうした澪?顔が真っ青だぞ」
澪「た・・・・・・・、べた・・・・・・」
梓・律「??」
澪「食べたんだ・・・・・・・・、は・・・・・あははははは!!そう!!!食べちゃったんだよ!!!」
澪「私はまつたけが大好きなんだァ!!まつたけを使って毎日自慰をするくらいになあぁあぁ!!」
澪「そんな私がまつたけを持って食べずにいれるか??否!!至極当然不可能也!!!!!」
澪「我慢はしたさ!!あぁ!!でも無理だった!!!ここまで走ってくる間に全部食っちまった!!!生でな!!」
澪「みっともなく口から男根の様な物体をぶら下げながらハフハフ悶えて走った私を笑うかい!?笑えよ!!笑うがいいさ!!」
澪「そぉれはぁーーーーーっはっはっはっはっはっはっはぁああぁぁあああ!!!!!!」
梓「・・・・・」
律「・・・・・」
唯「・・・・・」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:53:55.60 ID:k7yqTeqT0 [6/20]
律「もういい・・・・こいつは放っておこうぜ。早くさわ子先生をきのこらせよう」
梓「そうですね・・・・。哀れです・・・澪先輩・・・尊敬してたのに・・・・ぅぅ・・・」
唯「泣かないであずにゃん・・・・」
澪「はっ・・・・はは・・・・・・・・・・は・・・・・・・」
澪(キノコリスト失格は免れたが、その代わりに人として大切なものを失った気がする・・・)
梓「ぐすっ・・・・、さ、さぁ!!気を取り直してさわ子先生をきのこらせましょう!!」
律・唯「おーっ!!」
さわ子「ぎぎぎぎぎっぎぎぎっぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎききぎぎぃぃのこ」クネクネ
律「じゃあ、どうする?こう、顔の上で振ってみるか?」
梓「そうですね。やってみましょう」
律「よし!じゃあやるぞ!!」
律「そぉ~れ、きのきの~~!」フリフリ
梓「きのきの~~」フリフリ
唯「きのきのぉ~~」フリフリ
澪「はは・・・・きのきの・・・・はは・・・・」フリフリ
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 01:10:56.49 ID:k7yqTeqT0 [7/20]
律「なんかイマイチぱっとしねぇなあ・・・・」
梓「そうですね。胞子がちゃんと降りかかっているのかどうかもわかりません」
唯「じゃあもうこうやって顔に押し付けちゃえばいいんじゃないかな?」グリグリ
さわ子「ぎのぎのきのおぉおここぉぉぉぉぉうぶっ!?ぎのっ・・・!ぎのののの゛の゛ッ!!!」クネクネ
律「それもそうだな。それで行こう」グリグリグリ!!
梓「どうせなんで口の中にも詰めちゃいましょう。身体の中からきのこります」グッググググ・・・
さわ子「ギノノッ!!!ブブブノホッ!!!!ぎの゛の゛ノ゛ノ゛ボボボボッボボボボ・・・ッ!!!!ぎぎっぎぎぎ」クネクネ
律「鼻の穴にも詰めようぜ!こう・・・鼻からなめこが生えてるみたいになっ!」グィッ
さわ子「フゴッ!!!?ブンゴゴゴゴゴッガガガ!!!!!!ギノゴゴガガガガブグリュリュグガガガゴゴゴゴァア」クネクネ
梓「もう脱がせて全身に擦り付けましょう!きのこ美容(マッシュエステ)です」ビリビリッ!!
唯「きのきの~~~」ゴシゴシゴシ!!
さわ子「ぎぎぎぎののののののぶぶぶごごごごごごごおっっギギギボボボボッガガガガッ」クネクネ
律「エステなら唯の買ってきたビン詰めなめこも塗っちゃおうぜ!!」ベタベタヌリヌリ
澪「はは・・・なんかエロいな・・・エロいついでに、これアソコに突っ込んじゃおうかwww」
律・梓・唯「うわぁ・・・・・・・、それはないわ・・・・・・・・」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 01:26:22.57 ID:k7yqTeqT0 [8/20]
唯「きのこっの~このこ元気の子~♪」ゴシゴシグイグイ!!
律「えりんっぎーまいたけぶなしめじ~♪」ベタベタヌリヌリ!!!!
梓「はごたえコリコリエリンギコリ♪」グイグイゴリゴリ!!
澪「・・・・・・・」ゴシゴシ
紬「私、たくあんを先生のアソコに突っ込んでピストン運動するのが夢だったの~♪」ゴリゴリッ!!
律「おっ!そりゃいいなぁ!!あはははは!!」
梓「ははははは!!さすがはムギ先輩ですね!!」
澪「え・・・?・・・・・・・・え?」
さわ子「ガガガガゴゴゴゴゴゴゴオg!!!!ベベッベガガガガギギノゴゴギノゴギノぎのごごごおおぉおッ!!!」ビクビクッ
紬「更にそれを突っ込んだままたべるわ!!ポリポリポリ!!!!」
律「ははははははは!!!ファンタスティック!!!」
唯「ムギちゃんは最高のタクアニストだねぇ~!!」
澪「・・・・・・・・」
さわ子「ギュギュグググウゲゲゲgボボボボ!!!!!ああぁ゛ぁああ゛あ゛がががあががぁぁ」ビクンビクンッ
梓「MP(マッシュ・ポイント)が溜まってきましたね!!きっともうすぐきのこりますよ!!!!」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 01:42:31.04 ID:k7yqTeqT0 [9/20]
律「よーっし気合入れてこすろうぜー!!」ベタベタ
唯「いっくよー!!きのきの時間!!」ゴシゴシ
梓「君を見てるといつもキノコNYOKI☆NYOKI♪」グイグイ
律「ゆれる思いはマシュルムみたいにふわ☆ふわ♪」ベタベタ
唯「いつも食べてる♪」 梓(いつも食べてる♪)ゴシゴシ
唯「君の頭を♪」 律(君の頭を♪)ベタベタ
唯「ずっと食べても足りてないよね」グイグイ
唯「山が買えたら♪」 梓(山が買えたら♪)ベタベタ
唯「栽培しーてー 食べ続けるのにな~♪」ゴシゴシ
梓「あぁ カミサマお願い ふたりーだーけの」
律「Mushroom Timeくだーさいー」
唯「おきにいりーのきのこーを食べてー・・・」
梓「今夜ー・・・・も・・・・・」
律「・・・・・・・・」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 01:50:04.46 ID:k7yqTeqT0 [10/20]
律「・・・・なぁ」
梓「はい」
律「なかなかきのこらないな」
梓「・・・・・そうですね」
さわ子「ぎ・・・・・ぎのっ・・・・ぎのご・・・・・ぎの・・・ぐぉ・・・・・・」クネッ・・・・クネッ・・・・
律「もしかしてさ・・・・」
梓「・・・・・」
律「この方法じゃ駄目なんじゃないか?」
梓「!!そ、そんなことありません!!!きっとまだ胞子が足りてないんです!!!」
律「でもよぉ・・・・こんなに使っても駄目だったんだぜ・・・?」
梓「きっと体内に足りないんです!!もっと口の中に沢山詰めれば!!!」グイグイ!!
さわ子「ぶもっ・・・ぐぇっ・・・ぅ・・・ぅぐげぼ・・・ごがあ゛ぁ・・・っ・・・ごっ・・・ぎの・・・ぎのごぉ・・・」クネッ・・・
さわ子(何があっても止めちゃ駄目・・・・ここで止めたら・・・・計画が失敗してしまう・・・・)
さわ子(私の教師生命・・・・大変なことも沢山あったけど・・・生徒たちがいたから・・・頑張れた・・・・)
さわ子(この子達を正しい道に導く・・・・それが・・・・この計画・・・・いえ、私の最後の授業・・・・!)
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 01:58:55.57 ID:k7yqTeqT0 [11/20]
さわ子(あれ・・・・おかしいな・・・視界はきのこしかないはずなのに・・・・・)
さわ子(なんだか・・・・しろい・・・・・ひかりが・・・・・・)
さわ子(あれは・・・・・・かみさま・・・・・?)
さわ子(いえ・・・・・・・・・・あのかたちは・・・・・・・・・・た・・・・―――――)
梓「えいっ!えいっ!」グイグイ!!
唯「えいっ!えいっ!」グイグイ!!!
律「ケツからも押し込むぜー!!!」グイグイ!!!
澪「・・・・・・・」
さわ子「がっ・・・・ぁ・・・・ぁな・・・た・・・・・たち・・・・・・」ビクンビクン
唯・梓・律・澪「えっ・・・・?」
さわ子「ぁり・・・が・・・・・・・・・・・・と・・・・・・・・・・・・・・・・。ぅ゛・・・・」ブルブルッ
梓「・・・・・!!?」
さわ子「・・・・う゛え゛ええぇぇぇ゛えぇぇ゛ぇ゛えぇぁぇぁぁあぇええげぇぇえぼぼぼぼががあぁ゛っ!!!!」ゲボブシャァァ
梓「ひっ・・・・!!うぁ・・・・あぁあぁぁあぁああああああああ!!!!!」ビチャビチャ
律「うわ゛あぁああ゛ああぁぁああああぁぁぁっ!!!!!」ベチャベチャ
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:05:30.81 ID:k7yqTeqT0 [12/20]
唯「ぎゃやあぁぁぁあぁ!!わああぁぁあああぁあ!!」ビチョブチョ
澪「あ・・・・あ・ぁぁあ・・・・・・あああ゛ああ゛ぁああぁぁあ!!!!」ブジャベジャ
さわ子「ぶぐばぁああぁ゛がぁあぁ゛あ゛ぁ゛ぁぁああっ!!!・・・・ガブァッ!!!・・・・・・・・・・・・・・・」ガクッ
梓「ひっ・・・・・えっ・・・・・せ、先生・・・・・!?」
律「う・・・・・・・・うぁ・・・・・・・・・・っ」
唯「嘘・・・・う・・・・そ・・・・・」
澪「し、しん・・・・・」
梓「死んだ・・・・・・!?」
律「ッ!?あああああああああああああああぁあぁうわああああああああぁぁああ!!!」
唯「――――ッ!!!っ・・・・ひっ・・・・・・・・・ぁっ・・・・・・!!!」
澪「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
梓「はっ・・・・かはっ・・・・・ハァッ・・・・ハァッ・・・・グッ・・・・・・・・う゛ぇえ゛っ!!」ベチャベチャ
梓「こんっ・・・・・こんな・・・・・・」
梓「こんな・・・・・はずじゃ・・・・・・・・!!私は!!ただ!!先生をきのこらせようと・・・・・」
梓「ひぐっ・・・・・・ぅぅぅぅううううええぇぇぇぇえええん!!!!!!!!!!」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:12:18.55 ID:k7yqTeqT0 [13/20]
――――― 数日後
あの後、あの場から一目散で逃げ去った私たち。
警察に捕まるのを恐れて何日も家に引きこもっていた。
でも、いくら怯えても何も無かった。
恐る恐る学校へ行ってみると純と憂が私の心配をしてくれていた。
「・・・・さわ子先生は?」
そう訊くと、
「・・・・まだ、行方不明らしいんだ」
と返ってきた。
意味がわからない。
つまり、あの日、あの後、さわ子先生はまだ生きていて・・・・
どこかに消えた・・・・?
なぜ・・・・? 私にはもう、何もわからない・・・・・。
ただひとつわかるのは・・・・。
あの日以来、きのこが食べられなくなったことだけ・・・・・。
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:17:49.56 ID:k7yqTeqT0 [14/20]
そして更に数日。吐瀉物の臭いがかすかに残る部室に、全員が集まっていた。
梓「・・・・・・」
律「・・・・・・」
澪「・・・・・・」
唯「・・・・・・」
梓「夢じゃ・・・・ないんですよね・・・」
律「当たり前だ・・・・」
澪「・・・・・・夢だよ。全部夢だ・・・・」
唯「澪ちゃん・・・・・」
梓「先生・・・・どこ行ったんでしょうね・・・・・・」
唯「きっとどこかで元気にしてるよ。きのこの食べすぎでお腹壊してるのかもね」
律「笑えねぇ。やめろ唯・・・・」
唯「ごめん・・・・・」
そんな重苦しい沈黙を破ったのは、ガラッと扉の開く音と共にやってきた憂だった。
憂「あ、良かった!みなさん居たんですねー!!」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:22:36.55 ID:k7yqTeqT0 [15/20]
唯「あれ?憂、どうしたの?」
憂「最近お姉ちゃん元気ないし、皆さんも元気ないみたいなんで、お菓子の差し入れです!」ガサッ
律「は・・・・・はは!そうか?悪いな!!ちょっと演奏が上手くいかなくてよ!!」
梓「そう!皆して落ち込んでてね!!ははっ!」
澪「・・・・じゃあ、折角だし、お菓子もらおうか」
唯「わーい!お菓子お菓子~!!」
律「おいおい!一人で全部食うなよー!!」
梓「憂、何があるの?」
憂「え~っとね――――」
憂「 き の こ の 山 か 、 た け の こ の 里 」
梓「えっ・・・・・」
律「・・・・・・」
澪「・・・・・・」
唯「・・・・・・」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:28:26.20 ID:k7yqTeqT0 [16/20]
梓「わ、・・・・私、たけのこで」
律「・・・・・・・私も」
澪「わ、私も」
唯「私もたけのこがいいかな・・・・」
憂「あれ?」
憂「みなさん、きのこ派じゃありませんでしたっけ?確か前にそう言ってたような―――」
憂「私、正直きのこの山なんてありえないって思ってたんですけど・・・・」
憂「皆さんが"正気に戻ってくれた"みたいで嬉しいです!」
憂「じゃ、こんなきのこなんて捨てて、みんなでたけのこの里食べましょ!!」ポイッ
梓「う、うん・・・・」ポリポリ・・・
律「はは・・・・・うまいな・・・・」ポリポリ・・・
ポリポリ・・・・
憂「・・・・・・フフッ」
憂「・・・よかったですね、さわ子先生」
憂「一緒に、皆を、正しい道に導けて・・・・・!」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:30:47.87 ID:k7yqTeqT0 [17/20]
こうして、私たちは全員きのこにトラウマを持ち・・・・
全員きのこ派という奇特な軽音部は・・・・
一夜にして、全員たけのこ派に変わったのだった・・・・・
THE END
紬「きのこの里うめー!!」ポリポリ
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:41:13.08 ID:k7yqTeqT0 [18/20]
お疲れ様でした。読んでくださった方、ありがとうございます。
ちなみに私はきのことたけのこを両方買って一個ずつ交互に食うのが好きです。
ではまたいつか。
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:50:12.17 ID:k7yqTeqT0 [19/20]
唯「憂ー!!お腹すいたよー!!」
憂「はいはい、もうすぐ出来るからね、お姉ちゃん」
唯「今日のご飯は何?」
憂「シチューだよ」
唯「シ、シチューかぁ・・・」
憂「あはは、大丈夫だよ。きのこは入れてないから」
唯「ほ、ほんと?よかったぁ・・・・!」
憂「うん、その代わりに、お肉いっぱい入れてあるからね!」
唯「嬉しいけど、最近お肉多いね~。いくら食べても太らない私でも太っちゃうかも」
憂「大丈夫大丈夫!ころころしたお姉ちゃんもかわいいんだから!」
唯「えへへ~」
憂「だからいっぱい食べてね!」
憂「お肉、まだまだあるから」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/23(水) 03:04:53.47 ID:vduoofKFO
スレタイ見てマジキチSSの人かと思ったら
違う意味でマジキチだった。
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 03:22:55.63 ID:k7yqTeqT0 [20/20]
>>70
けいおんネタは二回目です。
梓「んんwwwwツインテール引っ張ったらあかんwwww」
ってのが初です。こっちは徹夜のテンションで更にマジキチでした
さわ子「んごごおぉぉぉぉおおおおお!!ぎのごおおぉぉお!!オオオォォオオッ!!」
梓「ホラ!先生がきのこりたくて苦しんでいます!!はやくなんとかしてあげましょう!!」
澪「ぐ、具体的には何をすればいいんだ?」
唯「きのこの着ぐるみでも着せてあげたらいいんじゃないかなぁ~」
律「あははは!そりゃいいや!!」
梓「あまい!あまいです!!先生がなりたいのは真実のきのこ!!そんなパチモンじゃありません!」
律「じゃ、どうするんだぁ?」
梓「きのこの胞子を振りまいてみましょう」
澪「ほ・・・胞子?」
梓「そしたら真実のきのこになれるかもしれません」
唯「すごい!!それはすごいよあずにゃん!!」
律「あぁ・・・・たしかにすげぇ・・・・これはきのこ革命(レボリューション)だな・・・」
梓「さぁ、きのこを用意しましょう!!」
澪「ま、待ってくれ!!」
梓「なんですか澪先輩!時は一刻を争います!!」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:08:28.48 ID:1tczpaDU0
澪「その・・・きのこの種類は何にするんだ・・・?」
唯・律・梓「!!」
梓「さすがは先輩・・・盲点でした・・・。それは重要なポイントです」
律「たしかにな・・・・。本人がなりたいきのこじゃなかったら死活問題だぜ・・・」
梓「えぇ、性同一性障害のようになるでしょうね」
唯「なんだかよくわからないけどかわいそうだね」
澪「じゃあ考えよう・・・・。みんなはどのきのこがいい?私はまつたけかな・・・」
梓「しいたけ」
律「えのき」
唯「えりんぎ!」
紬「たくあん」
澪「見事に分かれてしまったな・・・どうしようか・・・」
梓「しいたけですよ!!きのこといえばしいたけです!!!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:19:24.59 ID:1tczpaDU0
律「なんだよその理屈は!!えのき最高だろ!?バター醤油でこう・・・・、っかぁ~!!って!!」
澪「なんでビール飲んでるんだお前は」
梓「バター醤油が合うのはしいたけだって一緒です!!きのこと言えばしいたけでしょう!!」
梓「鍋に入っていなくてがっかりするのはしいたけです!!えのきなんて無くても気づきません!!」
律「あぁっ!?えのきがねぇ鍋なんてチーズのねぇチーズフォンデュだろうが!!」
梓「しいたけには十字の切れ込みで料理を彩るという崇高な役割があります!!」
梓「えのきなんてひょろひょろしてて麺みたいです!ならマロニーで十分ですよ!!」
律「十字の入ったしいたけぇ?なんだ梓お前痴漢かよ!!マジかよ糞箱売ってくる!!」
梓「はぁ!はぁ!?論点がズレてますよ!!逃げですか!!逃げるんですか!えのきの負けを認めるんですね!!」
律「うるせええぇぇ!!えのきは麺じゃねえよ!!歯ごたえがいいんだろ!!あのコリコリって!!」
澪「お前等けんかするな!!まつたけの香りも忘れるんじゃない!!」
律「はい出た。出~た~。まつたけ厨きましたよ。香りなんてろくすっぽわからんくせに」
澪「なんだと!?網焼きしたときのあの香りがたまらないだろうが!!」
唯「あの・・・えりんぎも・・・・」
紬「たくあん」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:32:25.17 ID:1tczpaDU0
梓「わかった。わかりましたよ。百歩譲ってえのきにしたとしましょう」
梓「そしたら先生が色白のひょろっひょろのガリッガリになっちゃいますよ!!それでもいいんですか!」
律「んなこと言ったらしいたけなんて頭でっかちのガングロじゃねえか!!しかも十字の切れ込みって傷の男(スカー)かよ!!」
澪「ならまつたけにすればいつでもいい香りが・・・」
梓「常にまつたけ臭い女なんて嫌ですよ!!これ以上先生を独り身にさせないであげてください!!」
澪「うぅっ・・・・」
唯「あ、あのー・・・」
律・梓「あぁん!?」
唯「ひっ!!・・・あ、あのね!えりんぎ・・・どうかなって・・・」
律「・・・・・」
梓「・・・・・ふむ」
律「まぁ、悪くはないな・・・。歯ごたえもいい」
梓「えぇ、それにまつたけとかいう今の季節に手に入らない上、値段的にキツイものよりよっぽど現実的です」
澪「うぅぅっ・・・・」
紬「たくあん」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:41:39.06 ID:1tczpaDU0
唯「じゃ、じゃあ・・・!!」
梓「いえ、ここはなめこで行きましょう」
唯「えっ!!」
律「・・・・・理由を聞こうか」
梓「本来の目的を思い出してください。私たちの勝利条件はそこで悶えてる先生をきのこる事です」
さわ子「んんんんんぎのごぉぉおおぁぁあ゛ぁあぁ゛ぉぉ゛ぁおぉががあぁああぁぁぁぎのおおおぉ」クネクネ
梓「そして先生をきのこる方法は、胞子を振りかけること。つまり胞子が手に入らないといけない・・・」
梓「私の経験上、なめこは最も胞子の存在を感じさせます。なめこ汁を思い出してください」
律「あぁ・・・・」
澪「確かに・・・・表面のヌルヌルが・・・・」
唯「おいしいよねぇー。憂のつくるなめこ汁はおかあさんのより好きなんだ~。えへへ」
梓「聞いてねぇよ黙れ。よって、なめこにしました。何か意見は?」
澪「まぁ・・・いいんじゃないかな・・・」
律「ちっ・・・しゃーねーな。今回はそれで我慢するよ」
澪(次回があるんだろうか・・・)
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:54:56.75 ID:1tczpaDU0
梓「じゃあスーパー買いに行きましょう!なるべく沢山集めるために皆でバラけていろんな店へ!」
律「あぁ、じゃあ30分後にまた部室に集合な」
澪「さわ子先生を放っておいて大丈夫なのか?」
唯「今は落ち着いてるみたいだよー!急ごっ!」
さわ子「きのこ・・・・・きの・・・・きのこぉおおぉ・・キノッ・・・・キノキノッ・・・・」
梓「じゃ、行きましょう!!」
バタン
さわ子「きのっ・・・・きの・・・・」
さわ子「・・・・・・・」
さわ子「さて・・・・」
ピッポッパッポ
トゥルルルルル トゥルルルルル
憂「はい」
さわ子「皆はきのこを買いに出かけたわ。次はどうすればいいの?」
憂「皆が戻ってきたらまた基地外みたいに腰を振ってて下さい」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:01:05.41 ID:k7yqTeqT0 [1/20]
さわ子「・・・本当にそれで計画は成功するのね?」
憂「私を信じてください。先生はたった一人の仲間なんです。裏切ったりしませんよ」
さわ子「・・・わかったわ」
憂「何があっても続けてくださいね。それが成功の鍵です」
さわ子「・・・えぇ」
ピッ
さわ子「・・・・・」
さわ子「・・・仕方ないわね・・・・私は必要な犠牲なのよ・・・」
さわ子「・・・さて・・・・」
ゴロン
さわ子「・・・・」
さわ子「・・・・」
ドタドタドタ・・・・ 唯「待ってよみんな速いよ~!」
さわ子「!!」
さわ子「ぎのごおぉぉおぁぁぁ!!!!ごばぁぁああっ!!!!ぎのおおぉぉぉおごぁぁああああァァアァッ!!!!!」クネクネクネ!!!
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:08:24.01 ID:k7yqTeqT0 [2/20]
バタン!
梓「あぁっ!!先生が!!また悪化してます!!」
澪「は、はやく胞子を振りかけよう!!」
律「そ、そうだな!!」
唯「じゃぁみんな、買ってきたの出そー!!」
梓「はいっ!!」ドサー
律「おっ!なかなかの量だが・・・まだまだだな!!」ドザザー
唯「私はこれ!!」
コトッ
梓「・・・・・は?」
律「何これ?」
唯「何って・・・なめこだよ~」
梓「じゃなくて、なんでビン詰めなんですか?」
唯「えぇっ・・・駄目だったの・・・!?」
律「はぁ・・・・唯、お前キノコリスト失格だわ」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:20:12.46 ID:k7yqTeqT0 [3/20]
梓「唯先輩・・・あのですねぇ、胞子を振りかけるって言ったじゃないですか・・・?」
梓「ビン詰めなんてベトベトのドロドロじゃないですか!!振り掛けるっていうか塗りたくるになるでしょう!」
梓「しかもこれは加工品です!!味付けがされて保存料も使用されています!!」
梓「素材そのものが持つ風味や鮮度が感じられません!!こんなヤリチンなめこの精子でさわ子先生が受精するわけねぇだらぁぁああ!!クソがぁぁああああぁっ!!」
律「唯・・・温厚な私も今回ばかりはキレそうだわ・・・」
唯「ご・・・・ごめんね・・・・」
梓「ふぅ・・・私もアツくなり過ぎました。すみません」
律「まぁ、そこは唯だしな。しゃーねーか」
梓「そうですね。唯先輩だから許されると思います」
唯「うん・・・ごめんね、ありがとう・・・」
澪(ヤバい・・・・!ヤバい・・・・!私もビン詰めだなんて言えない・・・・!!)
澪(どうする・・・・考えろ、思考を回転させろ秋山澪・・・・!)
澪(買えなかったことにするか・・・!?いや、もう私が袋を持っているところを見られている!)
澪(こうなったら・・・、しかし・・・・いや、もうこれしか手はない・・・)
律「で、澪は?早く出せよ」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:31:42.81 ID:k7yqTeqT0 [4/20]
澪「じ・・・・・・・、実は、私はどうしてもまつたけが諦め切れなくて・・・・」
澪「必死で探し回って、有り金はたいて季節はずれのまつたけを買ってしまったんだ・・・・」
澪「だ、だから・・・・なめこは買えなかった・・・・・・・ごめん」
律「・・・・・」
梓「・・・・・」
律「まぁ、そこまで自分のきのこ精神(マッシュマインド)を貫こうとする姿勢は立派だよ」
梓「そうですね。チームとしては失格ですけどキノコリストとしては尊敬できます」
澪(や、やった・・・・!)
律「まぁ、この際仕方ない。まつたけの胞子も振りかけようぜ」
梓「そうですね。折角のまつたけです。香りも少しなら気にならないでしょう」
澪(なっ・・・・んだと・・・・!!)
梓「さぁ、先輩。まつたけを出してください」
律「あぁ、先生を高級感あふれる女にしてやろうぜ」
澪(ぐ・・・ぐぅうぅ・・・・どうする・・・・!!!どうすればいい・・・・!!!)
紬「たくあんうめー!!」ポリポリ
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:44:21.63 ID:k7yqTeqT0 [5/20]
澪(くっ・・・・うぅぅうう・・・・駄目だ・・・・諦めるな・・・・・・!!)
澪(キノコリスト失格だけは免れないと駄目だ・・・・!!!)
梓「澪先輩・・・・?」
律「どうした澪?顔が真っ青だぞ」
澪「た・・・・・・・、べた・・・・・・」
梓・律「??」
澪「食べたんだ・・・・・・・・、は・・・・・あははははは!!そう!!!食べちゃったんだよ!!!」
澪「私はまつたけが大好きなんだァ!!まつたけを使って毎日自慰をするくらいになあぁあぁ!!」
澪「そんな私がまつたけを持って食べずにいれるか??否!!至極当然不可能也!!!!!」
澪「我慢はしたさ!!あぁ!!でも無理だった!!!ここまで走ってくる間に全部食っちまった!!!生でな!!」
澪「みっともなく口から男根の様な物体をぶら下げながらハフハフ悶えて走った私を笑うかい!?笑えよ!!笑うがいいさ!!」
澪「そぉれはぁーーーーーっはっはっはっはっはっはっはぁああぁぁあああ!!!!!!」
梓「・・・・・」
律「・・・・・」
唯「・・・・・」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 00:53:55.60 ID:k7yqTeqT0 [6/20]
律「もういい・・・・こいつは放っておこうぜ。早くさわ子先生をきのこらせよう」
梓「そうですね・・・・。哀れです・・・澪先輩・・・尊敬してたのに・・・・ぅぅ・・・」
唯「泣かないであずにゃん・・・・」
澪「はっ・・・・はは・・・・・・・・・・は・・・・・・・」
澪(キノコリスト失格は免れたが、その代わりに人として大切なものを失った気がする・・・)
梓「ぐすっ・・・・、さ、さぁ!!気を取り直してさわ子先生をきのこらせましょう!!」
律・唯「おーっ!!」
さわ子「ぎぎぎぎぎっぎぎぎっぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎききぎぎぃぃのこ」クネクネ
律「じゃあ、どうする?こう、顔の上で振ってみるか?」
梓「そうですね。やってみましょう」
律「よし!じゃあやるぞ!!」
律「そぉ~れ、きのきの~~!」フリフリ
梓「きのきの~~」フリフリ
唯「きのきのぉ~~」フリフリ
澪「はは・・・・きのきの・・・・はは・・・・」フリフリ
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 01:10:56.49 ID:k7yqTeqT0 [7/20]
律「なんかイマイチぱっとしねぇなあ・・・・」
梓「そうですね。胞子がちゃんと降りかかっているのかどうかもわかりません」
唯「じゃあもうこうやって顔に押し付けちゃえばいいんじゃないかな?」グリグリ
さわ子「ぎのぎのきのおぉおここぉぉぉぉぉうぶっ!?ぎのっ・・・!ぎのののの゛の゛ッ!!!」クネクネ
律「それもそうだな。それで行こう」グリグリグリ!!
梓「どうせなんで口の中にも詰めちゃいましょう。身体の中からきのこります」グッググググ・・・
さわ子「ギノノッ!!!ブブブノホッ!!!!ぎの゛の゛ノ゛ノ゛ボボボボッボボボボ・・・ッ!!!!ぎぎっぎぎぎ」クネクネ
律「鼻の穴にも詰めようぜ!こう・・・鼻からなめこが生えてるみたいになっ!」グィッ
さわ子「フゴッ!!!?ブンゴゴゴゴゴッガガガ!!!!!!ギノゴゴガガガガブグリュリュグガガガゴゴゴゴァア」クネクネ
梓「もう脱がせて全身に擦り付けましょう!きのこ美容(マッシュエステ)です」ビリビリッ!!
唯「きのきの~~~」ゴシゴシゴシ!!
さわ子「ぎぎぎぎののののののぶぶぶごごごごごごごおっっギギギボボボボッガガガガッ」クネクネ
律「エステなら唯の買ってきたビン詰めなめこも塗っちゃおうぜ!!」ベタベタヌリヌリ
澪「はは・・・なんかエロいな・・・エロいついでに、これアソコに突っ込んじゃおうかwww」
律・梓・唯「うわぁ・・・・・・・、それはないわ・・・・・・・・」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 01:26:22.57 ID:k7yqTeqT0 [8/20]
唯「きのこっの~このこ元気の子~♪」ゴシゴシグイグイ!!
律「えりんっぎーまいたけぶなしめじ~♪」ベタベタヌリヌリ!!!!
梓「はごたえコリコリエリンギコリ♪」グイグイゴリゴリ!!
澪「・・・・・・・」ゴシゴシ
紬「私、たくあんを先生のアソコに突っ込んでピストン運動するのが夢だったの~♪」ゴリゴリッ!!
律「おっ!そりゃいいなぁ!!あはははは!!」
梓「ははははは!!さすがはムギ先輩ですね!!」
澪「え・・・?・・・・・・・・え?」
さわ子「ガガガガゴゴゴゴゴゴゴオg!!!!ベベッベガガガガギギノゴゴギノゴギノぎのごごごおおぉおッ!!!」ビクビクッ
紬「更にそれを突っ込んだままたべるわ!!ポリポリポリ!!!!」
律「ははははははは!!!ファンタスティック!!!」
唯「ムギちゃんは最高のタクアニストだねぇ~!!」
澪「・・・・・・・・」
さわ子「ギュギュグググウゲゲゲgボボボボ!!!!!ああぁ゛ぁああ゛あ゛がががあががぁぁ」ビクンビクンッ
梓「MP(マッシュ・ポイント)が溜まってきましたね!!きっともうすぐきのこりますよ!!!!」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 01:42:31.04 ID:k7yqTeqT0 [9/20]
律「よーっし気合入れてこすろうぜー!!」ベタベタ
唯「いっくよー!!きのきの時間!!」ゴシゴシ
梓「君を見てるといつもキノコNYOKI☆NYOKI♪」グイグイ
律「ゆれる思いはマシュルムみたいにふわ☆ふわ♪」ベタベタ
唯「いつも食べてる♪」 梓(いつも食べてる♪)ゴシゴシ
唯「君の頭を♪」 律(君の頭を♪)ベタベタ
唯「ずっと食べても足りてないよね」グイグイ
唯「山が買えたら♪」 梓(山が買えたら♪)ベタベタ
唯「栽培しーてー 食べ続けるのにな~♪」ゴシゴシ
梓「あぁ カミサマお願い ふたりーだーけの」
律「Mushroom Timeくだーさいー」
唯「おきにいりーのきのこーを食べてー・・・」
梓「今夜ー・・・・も・・・・・」
律「・・・・・・・・」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 01:50:04.46 ID:k7yqTeqT0 [10/20]
律「・・・・なぁ」
梓「はい」
律「なかなかきのこらないな」
梓「・・・・・そうですね」
さわ子「ぎ・・・・・ぎのっ・・・・ぎのご・・・・・ぎの・・・ぐぉ・・・・・・」クネッ・・・・クネッ・・・・
律「もしかしてさ・・・・」
梓「・・・・・」
律「この方法じゃ駄目なんじゃないか?」
梓「!!そ、そんなことありません!!!きっとまだ胞子が足りてないんです!!!」
律「でもよぉ・・・・こんなに使っても駄目だったんだぜ・・・?」
梓「きっと体内に足りないんです!!もっと口の中に沢山詰めれば!!!」グイグイ!!
さわ子「ぶもっ・・・ぐぇっ・・・ぅ・・・ぅぐげぼ・・・ごがあ゛ぁ・・・っ・・・ごっ・・・ぎの・・・ぎのごぉ・・・」クネッ・・・
さわ子(何があっても止めちゃ駄目・・・・ここで止めたら・・・・計画が失敗してしまう・・・・)
さわ子(私の教師生命・・・・大変なことも沢山あったけど・・・生徒たちがいたから・・・頑張れた・・・・)
さわ子(この子達を正しい道に導く・・・・それが・・・・この計画・・・・いえ、私の最後の授業・・・・!)
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 01:58:55.57 ID:k7yqTeqT0 [11/20]
さわ子(あれ・・・・おかしいな・・・視界はきのこしかないはずなのに・・・・・)
さわ子(なんだか・・・・しろい・・・・・ひかりが・・・・・・)
さわ子(あれは・・・・・・かみさま・・・・・?)
さわ子(いえ・・・・・・・・・・あのかたちは・・・・・・・・・・た・・・・―――――)
梓「えいっ!えいっ!」グイグイ!!
唯「えいっ!えいっ!」グイグイ!!!
律「ケツからも押し込むぜー!!!」グイグイ!!!
澪「・・・・・・・」
さわ子「がっ・・・・ぁ・・・・ぁな・・・た・・・・・たち・・・・・・」ビクンビクン
唯・梓・律・澪「えっ・・・・?」
さわ子「ぁり・・・が・・・・・・・・・・・・と・・・・・・・・・・・・・・・・。ぅ゛・・・・」ブルブルッ
梓「・・・・・!!?」
さわ子「・・・・う゛え゛ええぇぇぇ゛えぇぇ゛ぇ゛えぇぁぇぁぁあぇええげぇぇえぼぼぼぼががあぁ゛っ!!!!」ゲボブシャァァ
梓「ひっ・・・・!!うぁ・・・・あぁあぁぁあぁああああああああ!!!!!」ビチャビチャ
律「うわ゛あぁああ゛ああぁぁああああぁぁぁっ!!!!!」ベチャベチャ
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:05:30.81 ID:k7yqTeqT0 [12/20]
唯「ぎゃやあぁぁぁあぁ!!わああぁぁあああぁあ!!」ビチョブチョ
澪「あ・・・・あ・ぁぁあ・・・・・・あああ゛ああ゛ぁああぁぁあ!!!!」ブジャベジャ
さわ子「ぶぐばぁああぁ゛がぁあぁ゛あ゛ぁ゛ぁぁああっ!!!・・・・ガブァッ!!!・・・・・・・・・・・・・・・」ガクッ
梓「ひっ・・・・・えっ・・・・・せ、先生・・・・・!?」
律「う・・・・・・・・うぁ・・・・・・・・・・っ」
唯「嘘・・・・う・・・・そ・・・・・」
澪「し、しん・・・・・」
梓「死んだ・・・・・・!?」
律「ッ!?あああああああああああああああぁあぁうわああああああああぁぁああ!!!」
唯「――――ッ!!!っ・・・・ひっ・・・・・・・・・ぁっ・・・・・・!!!」
澪「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
梓「はっ・・・・かはっ・・・・・ハァッ・・・・ハァッ・・・・グッ・・・・・・・・う゛ぇえ゛っ!!」ベチャベチャ
梓「こんっ・・・・・こんな・・・・・・」
梓「こんな・・・・・はずじゃ・・・・・・・・!!私は!!ただ!!先生をきのこらせようと・・・・・」
梓「ひぐっ・・・・・・ぅぅぅぅううううええぇぇぇぇえええん!!!!!!!!!!」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:12:18.55 ID:k7yqTeqT0 [13/20]
――――― 数日後
あの後、あの場から一目散で逃げ去った私たち。
警察に捕まるのを恐れて何日も家に引きこもっていた。
でも、いくら怯えても何も無かった。
恐る恐る学校へ行ってみると純と憂が私の心配をしてくれていた。
「・・・・さわ子先生は?」
そう訊くと、
「・・・・まだ、行方不明らしいんだ」
と返ってきた。
意味がわからない。
つまり、あの日、あの後、さわ子先生はまだ生きていて・・・・
どこかに消えた・・・・?
なぜ・・・・? 私にはもう、何もわからない・・・・・。
ただひとつわかるのは・・・・。
あの日以来、きのこが食べられなくなったことだけ・・・・・。
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:17:49.56 ID:k7yqTeqT0 [14/20]
そして更に数日。吐瀉物の臭いがかすかに残る部室に、全員が集まっていた。
梓「・・・・・・」
律「・・・・・・」
澪「・・・・・・」
唯「・・・・・・」
梓「夢じゃ・・・・ないんですよね・・・」
律「当たり前だ・・・・」
澪「・・・・・・夢だよ。全部夢だ・・・・」
唯「澪ちゃん・・・・・」
梓「先生・・・・どこ行ったんでしょうね・・・・・・」
唯「きっとどこかで元気にしてるよ。きのこの食べすぎでお腹壊してるのかもね」
律「笑えねぇ。やめろ唯・・・・」
唯「ごめん・・・・・」
そんな重苦しい沈黙を破ったのは、ガラッと扉の開く音と共にやってきた憂だった。
憂「あ、良かった!みなさん居たんですねー!!」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:22:36.55 ID:k7yqTeqT0 [15/20]
唯「あれ?憂、どうしたの?」
憂「最近お姉ちゃん元気ないし、皆さんも元気ないみたいなんで、お菓子の差し入れです!」ガサッ
律「は・・・・・はは!そうか?悪いな!!ちょっと演奏が上手くいかなくてよ!!」
梓「そう!皆して落ち込んでてね!!ははっ!」
澪「・・・・じゃあ、折角だし、お菓子もらおうか」
唯「わーい!お菓子お菓子~!!」
律「おいおい!一人で全部食うなよー!!」
梓「憂、何があるの?」
憂「え~っとね――――」
憂「 き の こ の 山 か 、 た け の こ の 里 」
梓「えっ・・・・・」
律「・・・・・・」
澪「・・・・・・」
唯「・・・・・・」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:28:26.20 ID:k7yqTeqT0 [16/20]
梓「わ、・・・・私、たけのこで」
律「・・・・・・・私も」
澪「わ、私も」
唯「私もたけのこがいいかな・・・・」
憂「あれ?」
憂「みなさん、きのこ派じゃありませんでしたっけ?確か前にそう言ってたような―――」
憂「私、正直きのこの山なんてありえないって思ってたんですけど・・・・」
憂「皆さんが"正気に戻ってくれた"みたいで嬉しいです!」
憂「じゃ、こんなきのこなんて捨てて、みんなでたけのこの里食べましょ!!」ポイッ
梓「う、うん・・・・」ポリポリ・・・
律「はは・・・・・うまいな・・・・」ポリポリ・・・
ポリポリ・・・・
憂「・・・・・・フフッ」
憂「・・・よかったですね、さわ子先生」
憂「一緒に、皆を、正しい道に導けて・・・・・!」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:30:47.87 ID:k7yqTeqT0 [17/20]
こうして、私たちは全員きのこにトラウマを持ち・・・・
全員きのこ派という奇特な軽音部は・・・・
一夜にして、全員たけのこ派に変わったのだった・・・・・
THE END
紬「きのこの里うめー!!」ポリポリ
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:41:13.08 ID:k7yqTeqT0 [18/20]
お疲れ様でした。読んでくださった方、ありがとうございます。
ちなみに私はきのことたけのこを両方買って一個ずつ交互に食うのが好きです。
ではまたいつか。
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 02:50:12.17 ID:k7yqTeqT0 [19/20]
唯「憂ー!!お腹すいたよー!!」
憂「はいはい、もうすぐ出来るからね、お姉ちゃん」
唯「今日のご飯は何?」
憂「シチューだよ」
唯「シ、シチューかぁ・・・」
憂「あはは、大丈夫だよ。きのこは入れてないから」
唯「ほ、ほんと?よかったぁ・・・・!」
憂「うん、その代わりに、お肉いっぱい入れてあるからね!」
唯「嬉しいけど、最近お肉多いね~。いくら食べても太らない私でも太っちゃうかも」
憂「大丈夫大丈夫!ころころしたお姉ちゃんもかわいいんだから!」
唯「えへへ~」
憂「だからいっぱい食べてね!」
憂「お肉、まだまだあるから」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/23(水) 03:04:53.47 ID:vduoofKFO
スレタイ見てマジキチSSの人かと思ったら
違う意味でマジキチだった。
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/23(水) 03:22:55.63 ID:k7yqTeqT0 [20/20]
>>70
けいおんネタは二回目です。
梓「んんwwwwツインテール引っ張ったらあかんwwww」
ってのが初です。こっちは徹夜のテンションで更にマジキチでした
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