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男「夢で田中に振り向くな」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:48:27.47 ID:BBFP/Zy/0 [1/40]
女「…は?」
男「いや、そういう話があるんだよ。」
女「なにそれ」
男「なんかね。寝てるとき夢の中でその田中くんってのに肩を叩かれるんだよ」
女「うん」
男「でも振り向いちゃいけないんだって。肩を叩かれても」
女「何で?」
男「死ぬから」
女「…は?」
男「いや、そういう話があるんだよ。」
女「なにそれ」
男「なんかね。寝てるとき夢の中でその田中くんってのに肩を叩かれるんだよ」
女「うん」
男「でも振り向いちゃいけないんだって。肩を叩かれても」
女「何で?」
男「死ぬから」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:51:49.81 ID:BBFP/Zy/0
女「何で死ぬの?」
男「その田中ってのがすでに故人で振り向くと仲間にされちゃうんだってさ」
女「へぇー…いや、何でそんな話すんの?寝れなくなっちゃうじゃん」
男「いや、何となく」
女「いやいや、何となくじゃねぇし」
男「結構有名な話だと思うんだけどな。田中君」
女「つーかあんたも田中じゃん」
男「まーね。そもそもありふれた姓だし」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:55:49.34 ID:BBFP/Zy/0
翌日
女「…」
男「…寝てないの?」
女「寝れるわけないじゃん。あんな話聞かされて」
男「どんだけ怖がりだよw」
女「うざい」
男「大丈夫だって。言ったじゃん。有名な話だって。よりによってお前が死ぬなんてことはないだろう」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:58:28.42 ID:BBFP/Zy/0
男友「なぁ田中…ちょっといいか?」
男「何?」
男友「あのさぁ…俺、あの夢見たかもしんない」
男「…田中の?」
男友「…うん」
男「肩、叩かれた?」
男友「うん…でも振り向かなかった…から大丈夫、だと思う」
男「…」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:02:12.11 ID:BBFP/Zy/0
男「いや、でも、さぁ…ど、本当に、見たのぉ?」
男友「なんかさ…なんて言うのかな。いっつも寝てる間の夢って内容がぼんやりしてるのにさ」
男「うん…」
男友「昨日の夢だけ妙に覚えてる感じで、夢の中でもなんか意識がはっきりしてたもん」
男「…」
男友「…これ、本当の話、なのかなぁ」
男「いや…アレだろ」
男友「?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:07:55.09 ID:BBFP/Zy/0
男「お前の見た夢はアレだ、えーっと…その、たまたま似たような内容の夢だったんだな。うん」
男友「…そうなの?」
男「いや、わかんないけど…多分そうでしょ」
男友「だと、いいんだけどな…はぁー…なんかやだなおい…」
男「ていうか本当にあり得る訳ないだろ。そんな話。所詮都市伝説?的な話なんだから」
男友「まぁ…普通に考えたらそうだよな」
男「でもまぁ、一応この話はもうしないようにしよう。」
男友「うん」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:10:46.66 ID:BBFP/Zy/0
その夜
俺も夢を見た
男友が言っていた様に意識がはっきりしていて夢の中だとはっきりと判る
辺りは真っ白な空間?部屋?なんかわかんないけどそんな場所だ
まさか、肩を叩かれるんだろうか
夢の中なのに息が詰まる。
怖い。とんでもなく怖いぞ。
男友もよく耐えたもんだな。
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:13:09.94 ID:BBFP/Zy/0
で、どうすりゃいいんだ。
夢から覚めればいいんだ。
頬をつねってみる。目が覚めない。
じゃあどうする。
ありとあらゆる所をつねってみる。
目が覚めない。
ポンポン
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:15:50.68 ID:BBFP/Zy/0
ちょっと待って。まだ心の準備が
ポンポン
いやだから心の準備が
ポンポン
存外にしつこいなこいつ
ポンポン
ポンポンポンポンポンポンポンポンポンポン
え、ちょ、これいつ終わるんだよ。早く終われ
「田中君」
え?
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:18:48.72 ID:BBFP/Zy/0
目が覚めた。
男「俺も見たっぽいんだけど」
男友「夢?」
男「夢」
男友「ヤバいんじゃないの?振り向いた?」
男「いや、それがさ…わかんない」
男友「え、なにそれ」
男「お前が夢見たときさ、肩叩かれたとき何か言われたりした?」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:21:13.31 ID:BBFP/Zy/0
男友「何か言われ?」
男「うん、いや俺も肩叩かれても振り向かなかったんだけどさ…最後に名前呼ばれたんだよね」
男友「名前?」
男「うん、『田中君』って」
男友「同じ名前だから?」
男「いや、それはわかんない。でさ、俺、その声に反応して振り向いた気がしないでもないんだよな~…」
男友「なんだよそれ…覚えてないのかよ」
男「まったく」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:25:34.27 ID:BBFP/Zy/0
女「よっ何話してんの?」
男「お、寝たんかお前」
女「そりゃさすがに寝るよ。結局何も見てないけどね」
男「ふーん…」
男友「ま、所詮は作り話だってこったな」
女「いやもう初めて聞いた時はホント眠れなかったわーホントに」
男「ははは、悪かったな変な話して」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:29:24.13 ID:BBFP/Zy/0
男「…なぁ」
男友「うん、わかってるよ。女には夢見たって話しない方が…」
男「絶対夢見るよな。そして振り向いちゃいそう」
男友「はは、そうだな。…俺らは大丈夫だ。」
男「そうだ。そうだよな?もし本当の話でも俺ら、振り向かねぇもんな?」
男友「おぅ。無敵」
男「無敵とかw」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:31:52.22 ID:BBFP/Zy/0
とは言いつつもその日の夜も寝ないでいた。
後ろを振り向かない自信がないから。
実際昨日だって危なかった。ていうか振り向いたかもしれないのに
でも今日から寝ないで生きるなんて無理だし
割と本気で思う
こんな話知らなきゃ良かった
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:34:16.14 ID:BBFP/Zy/0
突然携帯の着信に肩を弾ませた。
午前一時。この着信はかなり怪しい。怖い
恐る恐る、携帯を見ると…女からだった。
これはただならぬ雰囲気、もう嫌なんですけど。
なんなのもう
出て大丈夫なの?
男「…も、もしもし?」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:37:35.05 ID:BBFP/Zy/0
女「田中…?田中、怖いよぅ…」
やっぱりただ事じゃなかった。勘弁して
男「どした?大丈夫?大丈夫?なしたの?」
女「ウチに来て…早く、お願いだから」
男「え、何、今から?」
女「うん、ホントお願い…早く来て」
男「い、いや、大丈夫行くから…ちょっとだけ待ってろな」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:40:52.83 ID:BBFP/Zy/0
正直、めんどいというか夜道を一人で歩くのは怖かったのだが
急いで行かないととりかえしのつかない事になりそうな気がしたので行くことにした
外に出る
あの電柱の影に『田中君』潜んでいる気がする。
俺の後ろを『田中君』が足音立てずにつけている気がする。
走りたいけど何故か走ってはいけない気がする。
女に何があったんだろう。
何でいつの間にかこんなことになったんだろう。
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:43:10.52 ID:BBFP/Zy/0
女の家に着いた。
女はマンションに住んでいる。一人暮らしだ。
もし
もし最悪の展開が待ち受けていたら俺どうしたらいいの?
勢いでここまできちゃったけど
でももう外にはいたくないし。
早く、早く女の部屋へ
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:46:12.21 ID:BBFP/Zy/0
ピンポーン
女の部屋の前まで辿り着きドアチャイムを鳴らす。
ここまで来れば怖くない。他の住人もいる訳だし
しかし、女は怖かったんだろう。
ちょっと反応がないだけで良からぬ事を想像してしまう。
早く
早く開けてくれ
ドアが開いた
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:48:31.97 ID:BBFP/Zy/0
女「田中…」
男「お、おぉ…だ、大丈夫か?いきなり電話なんて…」
女「あたし…もうダメかも」
男「…」
女「…」
男「…何が…だよ」
女「…」
男「何が、なんだよ」
女「あたし、振り向いちゃった」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:51:44.31 ID:BBFP/Zy/0
男「いや、ないって…」
女「なくない。あたしもう死ぬ」
男「違うって!ないって!」
女「だってあんたたちだってさぁ…あの夢見てるんだもん…絶対、絶対なんかあるじゃん…!」
男「え、何で…知ってんの?」
女「普通に会話聞いてたし…嫌だよ…死にたくない」
男「いや、だからさ…ないん…だって…」
女「…」
男「…」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:55:01.36 ID:BBFP/Zy/0
女「あぁあああぁあ…やだよ、やだよ…」
男「大丈夫だ。大丈夫だから、ちょっと落ち着いてみ?ほら」
女「あぁあ…ホント助けて…」
男「あぁー落ち着け、落ち着け、落ち着け今日は一緒にいてやるから」
女「…ない?」
男「ない。たぶ…絶対ない」
女「…」
男「…」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:58:06.21 ID:BBFP/Zy/0
二人で寄り添っている内に女は寝てしまっていた
どうすんだよこれから
もう何も考えたくないんだけど
あれ?ちょっと待て
これ女起こさないとやばくね?
また『田中君』の夢見てたらどうすんの?
それはヤバいだろ
起こした方がいい?よな?
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:03:36.70 ID:BBFP/Zy/0
男「女…おい、女」
女「んん…うん?…」
男「だ…大丈夫、か?夢、見た…」
女「ん…いや、見てない…もう、朝だね…」
男「あ、あぁ…まぁ…いつの間にかうっすら…明るくなった感じだなぁ…」
女「もう、明るいし大丈夫…なんか、ホントごめん…あんな時間に」
男「い、いやいや…全然…なんでもねぇよこんなん…」
女「ホントありがと…」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:06:19.80 ID:BBFP/Zy/0
男「もう大丈夫、なの…?ホントに…?」
女「うん、もうホント大丈夫…私もう準備して出るから…」
男「じゃあ、俺、行くわ…また、後でな」
女「うん…あとで」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:11:11.26 ID:BBFP/Zy/0
やはり外が明るいのと暗いのでは全然違うものがある。
行きはよいよい帰りはこわい。だなんてよく言うが
これは全く逆だな。
しかし、本当に参ったな…
これでは少女漫画家が書くホラー漫画の主人公みたいな境遇ではないか
いや、シャレになってないぞ。今の状況
ていうか俺普通に帰ってるけど女大丈夫かよ…普通に考えてアイツを一人にしたらまずいだろ。
ポンポン
「ん?」
「…誰、アンタ?」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:13:44.72 ID:BBFP/Zy/0
俺は真っ暗な部屋の中にいた。
隣では女が顔をしかめて眠っている。
ここは…女の部屋だ。
と、いうことは?
何?
あれ?
え?
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:16:51.65 ID:BBFP/Zy/0
ちょ、ちょっと…待てよ
今、何時だ…午前二時
と、いうことは…?
今のは夢?
苦しい。いやマジで
大袈裟に言ってるわけじゃない。俺は今本当に恐怖してるぞ。これはガチ
女。俺もダメだわ。俺死ぬっぽい
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:19:38.34 ID:BBFP/Zy/0
ていうか何だよアイツ
アイツが『田中君』かよ
今のはずるいだろ。
卑怯だ。都市伝説のくせに
手の込んだ真似しやがって。
ふざけんな
マジでふざけんな
死んでたまるか
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:23:27.56 ID:BBFP/Zy/0
男「…」
女「…」
男友「お前ら…なんか、あったのか…?」
男「…振り向いた…」
男友「…え、女?」
女「どっちも…田中も、あたしも…」
男友「…で、でもさ…ないy」
男「ある。これは多分…本当にある」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:27:45.37 ID:BBFP/Zy/0
男「でも俺は死なない。女も死なせない」
女「…あたしも、絶対、死にたくない」
男友「お、おいおい…どーしたお前ら?何か…」
男「お前も気を付けろ。アイツはとんでもないところで肩を叩いてくるぞ」
男友「アイツって…何だよ。もう訳わかんねぇよ。お前ら…」
女「あたし達、ホントに見たから…」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:31:42.69 ID:BBFP/Zy/0
その日の夜
今日も俺は女の家で夜を明かすことにした。
いつ、死が迫ってくるかわからない。
いつまで警戒してればいいんだろ
せめてそれが判ればなぁ
…
…
…ガチャリ
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:35:10.10 ID:BBFP/Zy/0
…あれ?
気が付いたら俺は真っ白な空間にいた。
これは前に見た真っ白な空間の夢だ。
もしかしてまた『田中君』が来るのか?
もう振り向き済みだっつーの
好きにしてくれ
…
…
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:37:48.45 ID:BBFP/Zy/0
…
…ん?
よく見たら前の方に人が立ってるじゃん
…誰だ、こいつ?
向こうを向いてるから顔が見えねぇ
…あれ?
こいつ男友じゃね?
どうなってんだこれ
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:40:53.63 ID:BBFP/Zy/0
…これ、声をかけてもいいんかなぁ
俺も一応『田中』な訳だし…
いや、セーフでしょこれ…
悪魔で振り向いちゃいけないのはあっちの『田中君』だ
ポンポン
男友の肩を叩いてみる。
ビクンと男友の肩が跳ねたが、やはりこちらを振り向く気配はない
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:44:08.11 ID:BBFP/Zy/0
「俺だよ。こっちの田中」
声をかけると男友はピクッっとさっきとはまた別の反応を示した。
首がゆっくりと振り向く
ゆっくり
ゆっくり
「…田中、か…?」
男友が振り向いた
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:47:02.22 ID:BBFP/Zy/0
目が覚めた。
時計を見る。午前5時。
外はうっすらと明るい。
今のは…なんだったんだろ
思わず振り向いちゃったけど…あっちの田中じゃなかったし…
もう訳わかんねぇわ。
田中と女は大丈夫なのかな。
何かあったら俺もう耐えられないぞ。色々と
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:51:03.27 ID:BBFP/Zy/0
田中と女が死んだ。
女の部屋の中で惨殺だって
強盗殺人の疑いだって
言ったじゃんか
耐えられないって
言ってんのにさ
こんなことになっちゃう
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:54:12.65 ID:BBFP/Zy/0
多分昨日の夢の中で俺を呼んだ『田中』が
既に故人で
振り向いた俺は
死ぬんだろうな
あれはずるいだろ
おわし
皆さんも『田中君』には気を付けましょう
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/21(月) 04:59:08.19 ID:T1JCe0af0 [2/3]
>>1は田中
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:03:24.75 ID:BBFP/Zy/0 [40/40]
>>49
来週あたり肩を叩きに行きます
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:15:47.04 ID:YHXLdh4YO
>>50
ちょっと待て
来週辺りってなんだよどうなるつもりだおい
女「何で死ぬの?」
男「その田中ってのがすでに故人で振り向くと仲間にされちゃうんだってさ」
女「へぇー…いや、何でそんな話すんの?寝れなくなっちゃうじゃん」
男「いや、何となく」
女「いやいや、何となくじゃねぇし」
男「結構有名な話だと思うんだけどな。田中君」
女「つーかあんたも田中じゃん」
男「まーね。そもそもありふれた姓だし」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:55:49.34 ID:BBFP/Zy/0
翌日
女「…」
男「…寝てないの?」
女「寝れるわけないじゃん。あんな話聞かされて」
男「どんだけ怖がりだよw」
女「うざい」
男「大丈夫だって。言ったじゃん。有名な話だって。よりによってお前が死ぬなんてことはないだろう」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:58:28.42 ID:BBFP/Zy/0
男友「なぁ田中…ちょっといいか?」
男「何?」
男友「あのさぁ…俺、あの夢見たかもしんない」
男「…田中の?」
男友「…うん」
男「肩、叩かれた?」
男友「うん…でも振り向かなかった…から大丈夫、だと思う」
男「…」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:02:12.11 ID:BBFP/Zy/0
男「いや、でも、さぁ…ど、本当に、見たのぉ?」
男友「なんかさ…なんて言うのかな。いっつも寝てる間の夢って内容がぼんやりしてるのにさ」
男「うん…」
男友「昨日の夢だけ妙に覚えてる感じで、夢の中でもなんか意識がはっきりしてたもん」
男「…」
男友「…これ、本当の話、なのかなぁ」
男「いや…アレだろ」
男友「?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:07:55.09 ID:BBFP/Zy/0
男「お前の見た夢はアレだ、えーっと…その、たまたま似たような内容の夢だったんだな。うん」
男友「…そうなの?」
男「いや、わかんないけど…多分そうでしょ」
男友「だと、いいんだけどな…はぁー…なんかやだなおい…」
男「ていうか本当にあり得る訳ないだろ。そんな話。所詮都市伝説?的な話なんだから」
男友「まぁ…普通に考えたらそうだよな」
男「でもまぁ、一応この話はもうしないようにしよう。」
男友「うん」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:10:46.66 ID:BBFP/Zy/0
その夜
俺も夢を見た
男友が言っていた様に意識がはっきりしていて夢の中だとはっきりと判る
辺りは真っ白な空間?部屋?なんかわかんないけどそんな場所だ
まさか、肩を叩かれるんだろうか
夢の中なのに息が詰まる。
怖い。とんでもなく怖いぞ。
男友もよく耐えたもんだな。
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:13:09.94 ID:BBFP/Zy/0
で、どうすりゃいいんだ。
夢から覚めればいいんだ。
頬をつねってみる。目が覚めない。
じゃあどうする。
ありとあらゆる所をつねってみる。
目が覚めない。
ポンポン
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:15:50.68 ID:BBFP/Zy/0
ちょっと待って。まだ心の準備が
ポンポン
いやだから心の準備が
ポンポン
存外にしつこいなこいつ
ポンポン
ポンポンポンポンポンポンポンポンポンポン
え、ちょ、これいつ終わるんだよ。早く終われ
「田中君」
え?
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:18:48.72 ID:BBFP/Zy/0
目が覚めた。
男「俺も見たっぽいんだけど」
男友「夢?」
男「夢」
男友「ヤバいんじゃないの?振り向いた?」
男「いや、それがさ…わかんない」
男友「え、なにそれ」
男「お前が夢見たときさ、肩叩かれたとき何か言われたりした?」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:21:13.31 ID:BBFP/Zy/0
男友「何か言われ?」
男「うん、いや俺も肩叩かれても振り向かなかったんだけどさ…最後に名前呼ばれたんだよね」
男友「名前?」
男「うん、『田中君』って」
男友「同じ名前だから?」
男「いや、それはわかんない。でさ、俺、その声に反応して振り向いた気がしないでもないんだよな~…」
男友「なんだよそれ…覚えてないのかよ」
男「まったく」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:25:34.27 ID:BBFP/Zy/0
女「よっ何話してんの?」
男「お、寝たんかお前」
女「そりゃさすがに寝るよ。結局何も見てないけどね」
男「ふーん…」
男友「ま、所詮は作り話だってこったな」
女「いやもう初めて聞いた時はホント眠れなかったわーホントに」
男「ははは、悪かったな変な話して」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:29:24.13 ID:BBFP/Zy/0
男「…なぁ」
男友「うん、わかってるよ。女には夢見たって話しない方が…」
男「絶対夢見るよな。そして振り向いちゃいそう」
男友「はは、そうだな。…俺らは大丈夫だ。」
男「そうだ。そうだよな?もし本当の話でも俺ら、振り向かねぇもんな?」
男友「おぅ。無敵」
男「無敵とかw」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:31:52.22 ID:BBFP/Zy/0
とは言いつつもその日の夜も寝ないでいた。
後ろを振り向かない自信がないから。
実際昨日だって危なかった。ていうか振り向いたかもしれないのに
でも今日から寝ないで生きるなんて無理だし
割と本気で思う
こんな話知らなきゃ良かった
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:34:16.14 ID:BBFP/Zy/0
突然携帯の着信に肩を弾ませた。
午前一時。この着信はかなり怪しい。怖い
恐る恐る、携帯を見ると…女からだった。
これはただならぬ雰囲気、もう嫌なんですけど。
なんなのもう
出て大丈夫なの?
男「…も、もしもし?」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:37:35.05 ID:BBFP/Zy/0
女「田中…?田中、怖いよぅ…」
やっぱりただ事じゃなかった。勘弁して
男「どした?大丈夫?大丈夫?なしたの?」
女「ウチに来て…早く、お願いだから」
男「え、何、今から?」
女「うん、ホントお願い…早く来て」
男「い、いや、大丈夫行くから…ちょっとだけ待ってろな」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:40:52.83 ID:BBFP/Zy/0
正直、めんどいというか夜道を一人で歩くのは怖かったのだが
急いで行かないととりかえしのつかない事になりそうな気がしたので行くことにした
外に出る
あの電柱の影に『田中君』潜んでいる気がする。
俺の後ろを『田中君』が足音立てずにつけている気がする。
走りたいけど何故か走ってはいけない気がする。
女に何があったんだろう。
何でいつの間にかこんなことになったんだろう。
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:43:10.52 ID:BBFP/Zy/0
女の家に着いた。
女はマンションに住んでいる。一人暮らしだ。
もし
もし最悪の展開が待ち受けていたら俺どうしたらいいの?
勢いでここまできちゃったけど
でももう外にはいたくないし。
早く、早く女の部屋へ
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:46:12.21 ID:BBFP/Zy/0
ピンポーン
女の部屋の前まで辿り着きドアチャイムを鳴らす。
ここまで来れば怖くない。他の住人もいる訳だし
しかし、女は怖かったんだろう。
ちょっと反応がないだけで良からぬ事を想像してしまう。
早く
早く開けてくれ
ドアが開いた
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:48:31.97 ID:BBFP/Zy/0
女「田中…」
男「お、おぉ…だ、大丈夫か?いきなり電話なんて…」
女「あたし…もうダメかも」
男「…」
女「…」
男「…何が…だよ」
女「…」
男「何が、なんだよ」
女「あたし、振り向いちゃった」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:51:44.31 ID:BBFP/Zy/0
男「いや、ないって…」
女「なくない。あたしもう死ぬ」
男「違うって!ないって!」
女「だってあんたたちだってさぁ…あの夢見てるんだもん…絶対、絶対なんかあるじゃん…!」
男「え、何で…知ってんの?」
女「普通に会話聞いてたし…嫌だよ…死にたくない」
男「いや、だからさ…ないん…だって…」
女「…」
男「…」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:55:01.36 ID:BBFP/Zy/0
女「あぁあああぁあ…やだよ、やだよ…」
男「大丈夫だ。大丈夫だから、ちょっと落ち着いてみ?ほら」
女「あぁあ…ホント助けて…」
男「あぁー落ち着け、落ち着け、落ち着け今日は一緒にいてやるから」
女「…ない?」
男「ない。たぶ…絶対ない」
女「…」
男「…」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:58:06.21 ID:BBFP/Zy/0
二人で寄り添っている内に女は寝てしまっていた
どうすんだよこれから
もう何も考えたくないんだけど
あれ?ちょっと待て
これ女起こさないとやばくね?
また『田中君』の夢見てたらどうすんの?
それはヤバいだろ
起こした方がいい?よな?
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:03:36.70 ID:BBFP/Zy/0
男「女…おい、女」
女「んん…うん?…」
男「だ…大丈夫、か?夢、見た…」
女「ん…いや、見てない…もう、朝だね…」
男「あ、あぁ…まぁ…いつの間にかうっすら…明るくなった感じだなぁ…」
女「もう、明るいし大丈夫…なんか、ホントごめん…あんな時間に」
男「い、いやいや…全然…なんでもねぇよこんなん…」
女「ホントありがと…」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:06:19.80 ID:BBFP/Zy/0
男「もう大丈夫、なの…?ホントに…?」
女「うん、もうホント大丈夫…私もう準備して出るから…」
男「じゃあ、俺、行くわ…また、後でな」
女「うん…あとで」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:11:11.26 ID:BBFP/Zy/0
やはり外が明るいのと暗いのでは全然違うものがある。
行きはよいよい帰りはこわい。だなんてよく言うが
これは全く逆だな。
しかし、本当に参ったな…
これでは少女漫画家が書くホラー漫画の主人公みたいな境遇ではないか
いや、シャレになってないぞ。今の状況
ていうか俺普通に帰ってるけど女大丈夫かよ…普通に考えてアイツを一人にしたらまずいだろ。
ポンポン
「ん?」
「…誰、アンタ?」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:13:44.72 ID:BBFP/Zy/0
俺は真っ暗な部屋の中にいた。
隣では女が顔をしかめて眠っている。
ここは…女の部屋だ。
と、いうことは?
何?
あれ?
え?
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:16:51.65 ID:BBFP/Zy/0
ちょ、ちょっと…待てよ
今、何時だ…午前二時
と、いうことは…?
今のは夢?
苦しい。いやマジで
大袈裟に言ってるわけじゃない。俺は今本当に恐怖してるぞ。これはガチ
女。俺もダメだわ。俺死ぬっぽい
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:19:38.34 ID:BBFP/Zy/0
ていうか何だよアイツ
アイツが『田中君』かよ
今のはずるいだろ。
卑怯だ。都市伝説のくせに
手の込んだ真似しやがって。
ふざけんな
マジでふざけんな
死んでたまるか
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:23:27.56 ID:BBFP/Zy/0
男「…」
女「…」
男友「お前ら…なんか、あったのか…?」
男「…振り向いた…」
男友「…え、女?」
女「どっちも…田中も、あたしも…」
男友「…で、でもさ…ないy」
男「ある。これは多分…本当にある」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:27:45.37 ID:BBFP/Zy/0
男「でも俺は死なない。女も死なせない」
女「…あたしも、絶対、死にたくない」
男友「お、おいおい…どーしたお前ら?何か…」
男「お前も気を付けろ。アイツはとんでもないところで肩を叩いてくるぞ」
男友「アイツって…何だよ。もう訳わかんねぇよ。お前ら…」
女「あたし達、ホントに見たから…」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:31:42.69 ID:BBFP/Zy/0
その日の夜
今日も俺は女の家で夜を明かすことにした。
いつ、死が迫ってくるかわからない。
いつまで警戒してればいいんだろ
せめてそれが判ればなぁ
…
…
…ガチャリ
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:35:10.10 ID:BBFP/Zy/0
…あれ?
気が付いたら俺は真っ白な空間にいた。
これは前に見た真っ白な空間の夢だ。
もしかしてまた『田中君』が来るのか?
もう振り向き済みだっつーの
好きにしてくれ
…
…
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:37:48.45 ID:BBFP/Zy/0
…
…ん?
よく見たら前の方に人が立ってるじゃん
…誰だ、こいつ?
向こうを向いてるから顔が見えねぇ
…あれ?
こいつ男友じゃね?
どうなってんだこれ
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:40:53.63 ID:BBFP/Zy/0
…これ、声をかけてもいいんかなぁ
俺も一応『田中』な訳だし…
いや、セーフでしょこれ…
悪魔で振り向いちゃいけないのはあっちの『田中君』だ
ポンポン
男友の肩を叩いてみる。
ビクンと男友の肩が跳ねたが、やはりこちらを振り向く気配はない
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:44:08.11 ID:BBFP/Zy/0
「俺だよ。こっちの田中」
声をかけると男友はピクッっとさっきとはまた別の反応を示した。
首がゆっくりと振り向く
ゆっくり
ゆっくり
「…田中、か…?」
男友が振り向いた
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:47:02.22 ID:BBFP/Zy/0
目が覚めた。
時計を見る。午前5時。
外はうっすらと明るい。
今のは…なんだったんだろ
思わず振り向いちゃったけど…あっちの田中じゃなかったし…
もう訳わかんねぇわ。
田中と女は大丈夫なのかな。
何かあったら俺もう耐えられないぞ。色々と
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:51:03.27 ID:BBFP/Zy/0
田中と女が死んだ。
女の部屋の中で惨殺だって
強盗殺人の疑いだって
言ったじゃんか
耐えられないって
言ってんのにさ
こんなことになっちゃう
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:54:12.65 ID:BBFP/Zy/0
多分昨日の夢の中で俺を呼んだ『田中』が
既に故人で
振り向いた俺は
死ぬんだろうな
あれはずるいだろ
おわし
皆さんも『田中君』には気を付けましょう
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/21(月) 04:59:08.19 ID:T1JCe0af0 [2/3]
>>1は田中
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:03:24.75 ID:BBFP/Zy/0 [40/40]
>>49
来週あたり肩を叩きに行きます
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:15:47.04 ID:YHXLdh4YO
>>50
ちょっと待て
来週辺りってなんだよどうなるつもりだおい
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