スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
梓「唯先輩と憂って仲良しですよね」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:30:44.57 ID:Hcivqda50 [1/27]
唯「って今日あずにゃんに言われたよ」
憂「そうなんだ」
唯「何も知らないくせにね」
憂「あはは、そうだn」
バチィン!
憂「ッ!?」
唯「あっごめーん。顔に虫がついてたからさぁ」
憂「…ふふふ、お姉ちゃん今日も絶好調だね」
唯「えへへ」
憂「うふふ」
唯「って今日あずにゃんに言われたよ」
憂「そうなんだ」
唯「何も知らないくせにね」
憂「あはは、そうだn」
バチィン!
憂「ッ!?」
唯「あっごめーん。顔に虫がついてたからさぁ」
憂「…ふふふ、お姉ちゃん今日も絶好調だね」
唯「えへへ」
憂「うふふ」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:34:24.02 ID:Hcivqda50
――食事中
唯「もぐもぐ、今日のカレーは美味しいね」
憂「でしょ?」
唯「もぐもg!?!?」
唯「~~~~ッ!!んん~~ッ!?」
憂「どうしたのお姉ちゃん」
唯「はぁはぁ…、画鋲が入ってた」
憂「うふふ、美味しい?」
唯「うん、少し鉄の味がするけどね」
憂「ふふふ」
唯「えへへ」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:38:26.11 ID:Hcivqda50
唯「もぐもぐ…ねぇ憂、お醤油とっt」
唯「あっ、やっぱりいい!自分でとるから!」
憂「うん」
唯「危ない危ない」ヒョイ
唯「やっぱりカレーにはお醤油だよねぇ♪」トプトプ
唯「いただきまーす。パクッ」
唯「ぶべらぁッ!?」
憂「汚いよお姉ちゃん」
唯「げほっげほっ…、これ墨汁じゃん」
憂「うん」
唯「もー、まったく憂はー!」プンスカ
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:42:48.68 ID:Hcivqda50
憂「お姉ちゃんお風呂沸いたよー」
唯「憂が先に入ってよ」
憂「うんわかったよ」
ちゃぽん
憂「ふんふふーん♪」いい湯だなぁ」
憂「あれ?シャンプーがないや」
憂「お姉ちゃーん、シャンプーとってー」
唯「はーい。どうぞ」ガラッ
憂「ありがとう」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:45:54.12 ID:Hcivqda50
憂「それじゃ、頭でも洗おう」カシュッカシュッ
憂「…ん?これシャンプーじゃない…」
憂「カレー…、これ今晩のカレーだ!」
憂「ちょっとお姉ちゃん!」
唯「えへへ、おかえしだよー」
憂「もー!」プンプン
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:50:51.21 ID:Hcivqda50
唯「? 憂ー、何してるの?」
憂「明日の朝ごはんの支度だよ」トントントン
唯「へー」
唯「って、あー!」
唯「憂それまな板じゃなくてギー太じゃん!」
憂「うん、そうだけど?」
唯「最悪だよ憂!本物のまな板使ってよ!」
憂「あはは、まな板もギー太も大差ないよ」
唯「むむむ…!」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:53:47.27 ID:Hcivqda50
唯「もう怒った!私も憂の大切なもの壊してやる!」
唯「さぁ、憂の大切なものは何!?早く教えてよ!」プンプン
憂「お姉ちゃん」
唯「えっ」
憂「私の大切なものはお姉ちゃんだよ」
唯「憂…」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:57:40.11 ID:Hcivqda50
憂「私お姉ちゃんが大好き。世界で一番大切なの」
唯「憂…私も…」
唯「…って危ない危ない!上手く丸めこまれるとこだった!」
憂「嘘じゃないよ。本当だよ」
唯「憂…」
唯「だからって、ギー太をまな板に使っていい理由にはならないよね」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:01:00.88 ID:Hcivqda50
――次の日
唯「それじゃ学校に行こう」
憂「お姉ちゃんお弁当持った?」
唯「勿論だよ!」
憂「そう、良かった♪」
唯「それじゃ靴をはいてっt」
唯「いたっ!!いたたたっ!!!」
唯「何これ…靴の中に、画鋲…?」
憂「うふふ」
唯「……」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:02:54.91 ID:Hcivqda50
――学校
和「おはよう唯」
唯「あっ和ちゃん…」
和「どうしたの?元気ないわね」
唯「えへへ、ちょっとね…」
和「…また憂ちゃん?」
唯「……」コクッ
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:07:07.59 ID:Hcivqda50
唯「私ね、憂のことが良く分からないや…」
和「今度はどんな嫌がらせを?」
唯「嫌がらせなんかじゃないよ!」
唯「…きっと」
和「はぁ…、昔からあの子はああだもんね」
唯「うん、だから私もなんだかんだで色々と
付き合ってあげてたけどさ…」
唯「…とうとうギー太にまで手を出しちゃったんだ」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:11:00.04 ID:Hcivqda50
和「あらあら…それはちょっとやりすぎね」
唯「うん…、私これからどうすればいいのか…」
唯「軽音部のみんなには仲のいい姉妹って思われてるから
相談しづらいし…」
和「困ったわね」
唯「うん…」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:13:38.58 ID:Hcivqda50
――お昼休み
律「いやー腹減ったなぁ」
唯「私もお腹ぺこぺこー」
澪「それじゃみんなでお昼にするか」
律・唯「おー!」
紬「あらあら♪みんな元気ねぇ」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:20:29.03 ID:Hcivqda50
律「はいはい、それじゃ御開帳ー!」カパッ
律「おぉ、これは…!」
律「…いつも通りの普通の弁当か」
唯「えへへ、今日のお昼は何かなー♪」カパッ
唯「!!!」
お姉ちゃん大好き
澪「凄い…、海苔で字を書いたのか」
律「へぇー、相変らず平沢姉妹は仲良しだなぁ」
紬「羨ましいわぁ」
唯「……(もう一度、憂としっかり向き合ってみよう)」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:23:51.82 ID:Hcivqda50
――家
唯「ねぇ憂」
憂「なーにお姉ちゃん」
唯「あのね、憂に大事な話があるんだ」
憂「? どうしたの改まっちゃって」
唯「うん、実h」
唯「いたたたたたっ!痛いっ!!」
憂「うふふ」
唯「ね、ねぇまずはプロレスごっこやめない?」
憂「うふふふ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:30:27.36 ID:Hcivqda50
唯「あのね憂、大事な話っていうのはね」
唯「どうしてこんな変なことばかりするのかなって思って」
憂「変なこと?」
唯「そうだよ、普通の姉妹はこんなことしないよ」
唯「それに憂は私のことが好きなんだよね?」
憂「うん。大好きだよ」
唯「ありがとう。私も大好きだよ」
唯「だからこんなお互いを傷つけあう様な真似やm」
唯「ぐほぉッ!」
唯「げほっげほっ…ひ、人が大事な話をしてる最中に…
地獄突きなんて…」
憂「うふふ」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:34:29.19 ID:Hcivqda50
憂「だからだよ」
唯「えっ?」
憂「だからやるんだよ。お姉ちゃんが本当に大好きだから」
憂「お姉ちゃんもそうなんじゃないの?」
唯「ち、違うよ!それにこんなのやっぱり間違ってる!おかしいよ!」
憂「えっ…?」
唯「ねぇ憂、約束して。もうこんなことしないって」
唯「じゃないと私…」
唯「憂のこと、嫌いになるから」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:38:11.45 ID:Hcivqda50
――次の日
憂「おはようお姉ちゃん」
唯「おはよう憂」
憂「…ねぇお姉ちゃん、私あれから考えたの」
憂「もう変なことしないよ絶対。約束する」
唯「憂…」
憂「だからね、私のこと嫌いにならないで…」
唯「当たり前だよ!」ギュッ
唯「…当たり前だよ」
憂「えへへ、苦しいよお姉ちゃん」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:42:34.47 ID:Hcivqda50
――学校
唯「えへへ♪」
和「どうしたの唯、随分ご機嫌ね」
唯「あっ和ちゃん!」
和「その顔は…憂ちゃんと和解できたのね」
唯「うん!もう変なことしないって約束しくれたんだぁ」
唯「ちゃんともう一度憂と向き合ってよかったよ」
和「おめでとう、これからはちゃんとした仲良し姉妹でいれるわね」
唯「うん!」
ガラッ
純「憂のお姉さん!!!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:45:36.22 ID:Hcivqda50
唯「あずにゃん!」
梓「唯先輩…」
唯「あずにゃん大丈夫!?怪我は!?」
梓「私は大丈夫です。それより憂が…」
唯「憂…」
憂「あ、お姉ちゃんやっと来てくれたんだ」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:51:53.84 ID:Hcivqda50
唯「憂…どうして?もう変なことはしないって約束したじゃん!」
憂「うふふ、そんなことより見てよお姉ちゃん」
憂「梓ちゃんとっても痛そうだよ?このカッターで切りつけたんだ」
唯「憂…おかしいよ…。どうして…?どうして
関係ない人まで巻き込むの…?」ポロポロ
憂「だってそれはお姉ちゃんが大好きだからだよ」
憂「それにお姉ちゃん、やっと泣いてくれた…。 やっぱり泣いた顔も可愛いなぁ♪」
唯「憂…」ポロポロ
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:55:45.33 ID:Hcivqda50
憂「ねぇお姉ちゃん、私はお姉ちゃんが大好き」
憂「お姉ちゃんの全て、全部が大好きだよ」
憂「だからありがとう。私はお姉ちゃんの妹で本当に良かった」
憂「ありがとう。本当にありがとう」
唯「憂…?」
憂「さようならお姉ちゃん。大好き」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 06:03:55.43 ID:Hcivqda50
私は自分の胸に包丁を勢いよく突き刺した。
周りの視界が一瞬にして揺らぎ、そしてスローモーションになる。
その中で、涙でぐしゃぐしゃになった姉が逸早く私の元へとゆっくりゆっくりと
駆け寄ってくるのが見えた。
私は本当に幸せな妹だ。
最後に愛する姉の本当の涙が見れたんだから。
愛する人の中で永遠に生き続けることができるのだから。
――おすまい――
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 06:12:24.38 ID:Hcivqda50
――えぴろーぐ
和「唯ー、いる?」
和「勝手に上がるわよ」ガチャッ
唯「……」
和「なんだいるじゃない」
唯「……」
和「相変らず汚いわね。掃除くらいしないと」
唯「……」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 06:15:55.01 ID:Hcivqda50
和「ご飯は食べてるの?」
唯「……」
和「じゃあ今から何か作るわね」
唯「……」
和「…ねぇ、憂ちゃんが亡くなって悲しいのも分かるけど…」
和「あれから5年もたつのよ?そろそろ立ち直らなくちゃ」
唯「……」
和「…はぁ、憂ちゃんが今のあなたを見たら何をするでしょうね。眼つぶしかしら」
唯「……」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 06:22:10.67 ID:Hcivqda50
和「…ほら、しっかりしなさいな」
唯「……」
和「……」
和「…全く、憂ちゃんが抜けた穴は予想以上に大きかったみたいね」
憂『うふふふ、お姉ちゃん大好き』
――おおすすままいい――
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 06:34:50.59 ID:Hcivqda50
本当におすまい
解らない人の為の解説
憂ちゃん唯スキー、好きすぎて殺してしまいたい。でも殺せない
↓
なら死なない程度に…
↓
次はお姉ちゃんの代りになるもの(大事なもの)を壊してしまいたい
↓
ギー太まな板プレイ
↓
唯ちゃん憂のことが大好き発言
↓
学校であずにゃん怪我させる、唯はあずにゃんも好きだから&呼ぶため
↓
そして唯の大好きな自分も殺す、自分が死んでも一生覚えていてもらう為
泣いたのを見て喜んだのは、自分が唯に本当に愛してもらっていたと悟ったから
↓
そして最後は憂の思惑通り、唯の中で憂は永遠に生き続けました(幻想)とさ
ちゃんちゃん
これを話の中で語れない俺は死ぬべきだと思う
――食事中
唯「もぐもぐ、今日のカレーは美味しいね」
憂「でしょ?」
唯「もぐもg!?!?」
唯「~~~~ッ!!んん~~ッ!?」
憂「どうしたのお姉ちゃん」
唯「はぁはぁ…、画鋲が入ってた」
憂「うふふ、美味しい?」
唯「うん、少し鉄の味がするけどね」
憂「ふふふ」
唯「えへへ」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:38:26.11 ID:Hcivqda50
唯「もぐもぐ…ねぇ憂、お醤油とっt」
唯「あっ、やっぱりいい!自分でとるから!」
憂「うん」
唯「危ない危ない」ヒョイ
唯「やっぱりカレーにはお醤油だよねぇ♪」トプトプ
唯「いただきまーす。パクッ」
唯「ぶべらぁッ!?」
憂「汚いよお姉ちゃん」
唯「げほっげほっ…、これ墨汁じゃん」
憂「うん」
唯「もー、まったく憂はー!」プンスカ
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:42:48.68 ID:Hcivqda50
憂「お姉ちゃんお風呂沸いたよー」
唯「憂が先に入ってよ」
憂「うんわかったよ」
ちゃぽん
憂「ふんふふーん♪」いい湯だなぁ」
憂「あれ?シャンプーがないや」
憂「お姉ちゃーん、シャンプーとってー」
唯「はーい。どうぞ」ガラッ
憂「ありがとう」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:45:54.12 ID:Hcivqda50
憂「それじゃ、頭でも洗おう」カシュッカシュッ
憂「…ん?これシャンプーじゃない…」
憂「カレー…、これ今晩のカレーだ!」
憂「ちょっとお姉ちゃん!」
唯「えへへ、おかえしだよー」
憂「もー!」プンプン
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:50:51.21 ID:Hcivqda50
唯「? 憂ー、何してるの?」
憂「明日の朝ごはんの支度だよ」トントントン
唯「へー」
唯「って、あー!」
唯「憂それまな板じゃなくてギー太じゃん!」
憂「うん、そうだけど?」
唯「最悪だよ憂!本物のまな板使ってよ!」
憂「あはは、まな板もギー太も大差ないよ」
唯「むむむ…!」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:53:47.27 ID:Hcivqda50
唯「もう怒った!私も憂の大切なもの壊してやる!」
唯「さぁ、憂の大切なものは何!?早く教えてよ!」プンプン
憂「お姉ちゃん」
唯「えっ」
憂「私の大切なものはお姉ちゃんだよ」
唯「憂…」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 04:57:40.11 ID:Hcivqda50
憂「私お姉ちゃんが大好き。世界で一番大切なの」
唯「憂…私も…」
唯「…って危ない危ない!上手く丸めこまれるとこだった!」
憂「嘘じゃないよ。本当だよ」
唯「憂…」
唯「だからって、ギー太をまな板に使っていい理由にはならないよね」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:01:00.88 ID:Hcivqda50
――次の日
唯「それじゃ学校に行こう」
憂「お姉ちゃんお弁当持った?」
唯「勿論だよ!」
憂「そう、良かった♪」
唯「それじゃ靴をはいてっt」
唯「いたっ!!いたたたっ!!!」
唯「何これ…靴の中に、画鋲…?」
憂「うふふ」
唯「……」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:02:54.91 ID:Hcivqda50
――学校
和「おはよう唯」
唯「あっ和ちゃん…」
和「どうしたの?元気ないわね」
唯「えへへ、ちょっとね…」
和「…また憂ちゃん?」
唯「……」コクッ
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:07:07.59 ID:Hcivqda50
唯「私ね、憂のことが良く分からないや…」
和「今度はどんな嫌がらせを?」
唯「嫌がらせなんかじゃないよ!」
唯「…きっと」
和「はぁ…、昔からあの子はああだもんね」
唯「うん、だから私もなんだかんだで色々と
付き合ってあげてたけどさ…」
唯「…とうとうギー太にまで手を出しちゃったんだ」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:11:00.04 ID:Hcivqda50
和「あらあら…それはちょっとやりすぎね」
唯「うん…、私これからどうすればいいのか…」
唯「軽音部のみんなには仲のいい姉妹って思われてるから
相談しづらいし…」
和「困ったわね」
唯「うん…」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:13:38.58 ID:Hcivqda50
――お昼休み
律「いやー腹減ったなぁ」
唯「私もお腹ぺこぺこー」
澪「それじゃみんなでお昼にするか」
律・唯「おー!」
紬「あらあら♪みんな元気ねぇ」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:20:29.03 ID:Hcivqda50
律「はいはい、それじゃ御開帳ー!」カパッ
律「おぉ、これは…!」
律「…いつも通りの普通の弁当か」
唯「えへへ、今日のお昼は何かなー♪」カパッ
唯「!!!」
お姉ちゃん大好き
澪「凄い…、海苔で字を書いたのか」
律「へぇー、相変らず平沢姉妹は仲良しだなぁ」
紬「羨ましいわぁ」
唯「……(もう一度、憂としっかり向き合ってみよう)」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:23:51.82 ID:Hcivqda50
――家
唯「ねぇ憂」
憂「なーにお姉ちゃん」
唯「あのね、憂に大事な話があるんだ」
憂「? どうしたの改まっちゃって」
唯「うん、実h」
唯「いたたたたたっ!痛いっ!!」
憂「うふふ」
唯「ね、ねぇまずはプロレスごっこやめない?」
憂「うふふふ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:30:27.36 ID:Hcivqda50
唯「あのね憂、大事な話っていうのはね」
唯「どうしてこんな変なことばかりするのかなって思って」
憂「変なこと?」
唯「そうだよ、普通の姉妹はこんなことしないよ」
唯「それに憂は私のことが好きなんだよね?」
憂「うん。大好きだよ」
唯「ありがとう。私も大好きだよ」
唯「だからこんなお互いを傷つけあう様な真似やm」
唯「ぐほぉッ!」
唯「げほっげほっ…ひ、人が大事な話をしてる最中に…
地獄突きなんて…」
憂「うふふ」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:34:29.19 ID:Hcivqda50
憂「だからだよ」
唯「えっ?」
憂「だからやるんだよ。お姉ちゃんが本当に大好きだから」
憂「お姉ちゃんもそうなんじゃないの?」
唯「ち、違うよ!それにこんなのやっぱり間違ってる!おかしいよ!」
憂「えっ…?」
唯「ねぇ憂、約束して。もうこんなことしないって」
唯「じゃないと私…」
唯「憂のこと、嫌いになるから」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:38:11.45 ID:Hcivqda50
――次の日
憂「おはようお姉ちゃん」
唯「おはよう憂」
憂「…ねぇお姉ちゃん、私あれから考えたの」
憂「もう変なことしないよ絶対。約束する」
唯「憂…」
憂「だからね、私のこと嫌いにならないで…」
唯「当たり前だよ!」ギュッ
唯「…当たり前だよ」
憂「えへへ、苦しいよお姉ちゃん」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:42:34.47 ID:Hcivqda50
――学校
唯「えへへ♪」
和「どうしたの唯、随分ご機嫌ね」
唯「あっ和ちゃん!」
和「その顔は…憂ちゃんと和解できたのね」
唯「うん!もう変なことしないって約束しくれたんだぁ」
唯「ちゃんともう一度憂と向き合ってよかったよ」
和「おめでとう、これからはちゃんとした仲良し姉妹でいれるわね」
唯「うん!」
ガラッ
純「憂のお姉さん!!!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:45:36.22 ID:Hcivqda50
唯「あずにゃん!」
梓「唯先輩…」
唯「あずにゃん大丈夫!?怪我は!?」
梓「私は大丈夫です。それより憂が…」
唯「憂…」
憂「あ、お姉ちゃんやっと来てくれたんだ」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:51:53.84 ID:Hcivqda50
唯「憂…どうして?もう変なことはしないって約束したじゃん!」
憂「うふふ、そんなことより見てよお姉ちゃん」
憂「梓ちゃんとっても痛そうだよ?このカッターで切りつけたんだ」
唯「憂…おかしいよ…。どうして…?どうして
関係ない人まで巻き込むの…?」ポロポロ
憂「だってそれはお姉ちゃんが大好きだからだよ」
憂「それにお姉ちゃん、やっと泣いてくれた…。 やっぱり泣いた顔も可愛いなぁ♪」
唯「憂…」ポロポロ
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 05:55:45.33 ID:Hcivqda50
憂「ねぇお姉ちゃん、私はお姉ちゃんが大好き」
憂「お姉ちゃんの全て、全部が大好きだよ」
憂「だからありがとう。私はお姉ちゃんの妹で本当に良かった」
憂「ありがとう。本当にありがとう」
唯「憂…?」
憂「さようならお姉ちゃん。大好き」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 06:03:55.43 ID:Hcivqda50
私は自分の胸に包丁を勢いよく突き刺した。
周りの視界が一瞬にして揺らぎ、そしてスローモーションになる。
その中で、涙でぐしゃぐしゃになった姉が逸早く私の元へとゆっくりゆっくりと
駆け寄ってくるのが見えた。
私は本当に幸せな妹だ。
最後に愛する姉の本当の涙が見れたんだから。
愛する人の中で永遠に生き続けることができるのだから。
――おすまい――
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 06:12:24.38 ID:Hcivqda50
――えぴろーぐ
和「唯ー、いる?」
和「勝手に上がるわよ」ガチャッ
唯「……」
和「なんだいるじゃない」
唯「……」
和「相変らず汚いわね。掃除くらいしないと」
唯「……」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 06:15:55.01 ID:Hcivqda50
和「ご飯は食べてるの?」
唯「……」
和「じゃあ今から何か作るわね」
唯「……」
和「…ねぇ、憂ちゃんが亡くなって悲しいのも分かるけど…」
和「あれから5年もたつのよ?そろそろ立ち直らなくちゃ」
唯「……」
和「…はぁ、憂ちゃんが今のあなたを見たら何をするでしょうね。眼つぶしかしら」
唯「……」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 06:22:10.67 ID:Hcivqda50
和「…ほら、しっかりしなさいな」
唯「……」
和「……」
和「…全く、憂ちゃんが抜けた穴は予想以上に大きかったみたいね」
憂『うふふふ、お姉ちゃん大好き』
――おおすすままいい――
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 06:34:50.59 ID:Hcivqda50
本当におすまい
解らない人の為の解説
憂ちゃん唯スキー、好きすぎて殺してしまいたい。でも殺せない
↓
なら死なない程度に…
↓
次はお姉ちゃんの代りになるもの(大事なもの)を壊してしまいたい
↓
ギー太まな板プレイ
↓
唯ちゃん憂のことが大好き発言
↓
学校であずにゃん怪我させる、唯はあずにゃんも好きだから&呼ぶため
↓
そして唯の大好きな自分も殺す、自分が死んでも一生覚えていてもらう為
泣いたのを見て喜んだのは、自分が唯に本当に愛してもらっていたと悟ったから
↓
そして最後は憂の思惑通り、唯の中で憂は永遠に生き続けました(幻想)とさ
ちゃんちゃん
これを話の中で語れない俺は死ぬべきだと思う
<<男「夢で田中に振り向くな」 | ホーム | 梓「澪先輩、一緒にブラジャー買いに行ってくれませんか?」>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |