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唯「憂を無視し続けたらどうなるか」 別人ver
262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:26:28.95 ID:BOkYxl4X0 [1/58]
憂「お姉ちゃん、そろそろお風呂入ろっか!」
唯「うん」
カポーン ワシャワシャワシャ
唯(ふぁぁ、頭洗ってもらうのキモチイイよぉ)
唯(なんだか犬さんになった気分♪)
憂「かゆい所はございませんかぁ♪」ワシャワシャ
唯「ないワン!ありがとワン!ご主人さま!」フリフリ
憂「ふふ♪(お姉ちゃんかわゆいなぁ…)」
憂「じゃあ次は足の裏を洗うね」ガッシ
憂「お姉ちゃん、そろそろお風呂入ろっか!」
唯「うん」
カポーン ワシャワシャワシャ
唯(ふぁぁ、頭洗ってもらうのキモチイイよぉ)
唯(なんだか犬さんになった気分♪)
憂「かゆい所はございませんかぁ♪」ワシャワシャ
唯「ないワン!ありがとワン!ご主人さま!」フリフリ
憂「ふふ♪(お姉ちゃんかわゆいなぁ…)」
憂「じゃあ次は足の裏を洗うね」ガッシ
263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:28:39.20 ID:BOkYxl4X0 [2/58]
唯「あ…」
憂「(お姉ちゃんの足の裏…)
憂「(本来、ヒトの足裏とは汚くてくさいハズなのに
お姉ちゃんの足裏はツルツルのスベスベでフニフニで
いいニオイがするというこの矛盾)」ペロリ
唯「ひゃうっ」
憂「げに素晴らしきは土踏まずのくぼみ具合…
腰のくびれなど話にならぬエロティックな流線型フォルムで
ご飯が三杯は食べられクンクンペロペロ
唯「わぁどうしよう憂がおかしくなっちゃった」
264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:30:52.73 ID:BOkYxl4X0 [3/58]
─唯のへや─
唯『というワケなんだけどどう思う?あずにゃん」
梓『はぁ。そりゃ唯センパイの足裏を舐めたくなるのは普通だと思いますけど』
唯『そうなの?』
梓『だけど妹が姉の足裏を舐めたがるっていうのは変ですよ』
唯『やっぱり?』
梓『こうなったら明日からは私が唯センパイとお風呂
唯『ありがとあずにゃん、切るね?』
梓『あぁん』プツッツーツー
265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:33:14.60 ID:BOkYxl4X0 [4/58]
唯「やっぱり憂に私の足の裏を舐めさせるの辞めさせなきゃ」
唯「高校生にもなって、こんな事知られたら
唯「憂がバカにされちゃうよ!」
唯「うい~」パタパタ
憂「なぁに、お姉ちゃん」
唯「えっとね」
憂「うん」
唯「(うっ、キラキラした目で見つめてくるよ!)」
憂「どうひたの?」モグモグ
唯「ん…憂、なに食べてるの?」
憂「お姉ちゃんの足の裏の角質だよぉ♪」
266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:35:23.17 ID:BOkYxl4X0 [5/58]
憂「この間、お風呂で軽石でこすったでしょ?あの時こすりとれた角質を採取をしておいたんだぁ♪
水800ccにお塩を大さじ1.5杯の塩水に20分ほどつけてからか座当たりのいい所にロープを張りお姉ちゃんの足の裏の角質をさらしておけば翌朝には平沢唯ちゃん足裏角質の一夜干しの完成だよ☆」
唯「憂、二度と私の足裏舐めないで」
憂「えっどうしちゃったのお姉ちゃん!?」ガタッ シュピィン
唯「わぁぁ憂、包丁はダメだよ!こわいよ!」
憂「ハァハァハァハ
唯「ほ、ほら憂、お姉ちゃんの足だよ~?」
憂「わぁエヘヘ」ぺろぺろ
唯「(うぅ、とても足の裏を舐めないでって言える雰囲気じゃないよ言ったけど)」
267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:37:45.58 ID:BOkYxl4X0 [6/58]
─朝─
チュンチュン!チュンチュン! チュッ…フゥ…
唯「はぁ、結局いい考えが思いつかなかったなぁ」
唯「どうやったら憂に足うら舐めを辞めてもらえるんだろ…」
憂『おねえちゃ~ん、ごはんできたよ~』
唯「(う~ん、とりあえずごはん食べよっと)」パタパタ
268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:40:07.39 ID:BOkYxl4X0 [7/58]
─食卓─
憂「おねえちゃん、おいしい?」
唯「…(あぁでもない、こうでもない)」
憂「今日はお姉ちゃんの好きなマヨネーズバナナだよ」
唯「…(そうだ、憂の嫌いな食べ物の汁を私の足裏に塗っておくのはどうかな?)」パクモグ
憂「おねえちゃん?」
269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:42:15.85 ID:BOkYxl4X0 [8/58]
唯「…(う~ん、でも嫌いなものを食べて憂が
オェッ!ってなったらかわいそうだなぁ)」パクパク
憂「おねえちゃーん」
唯「…(うーん)」ガタッ パタパタ
憂「行っちゃった…」
憂「一言も喋らないで…私の目を見ようともせず」
憂「ひょっとして、お姉ちゃん怒っちゃったの?」ジワ…
270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:44:25.34 ID:BOkYxl4X0 [9/58]
─学校─
唯「というワケで憂に私の足うら舐めをやめさせたいんだぁ」
律「別にいいじゃん、憂ちゃんにはお世話になってるんだろ?」
律「足裏の二つ三つ舐めさせてやれば」
唯「そうなんだけど…」
唯「でも、だからこそだよ!」
唯「高校生にもなってお姉ちゃんの足うらが大好きなんてバレたら」
唯「あずにゃん達にバカにされちゃうよ!!(バラしたけど)」
澪「恥をかかせないための愛のムチか」
澪「なんだかんだ言ってちゃんとお姉ちゃんやってるんだな 唯は」
唯「いやーえへへ」
紬「エライわぁ唯ちゃん」
唯「フヒヒw」
271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:47:01.45 ID:BOkYxl4X0 [10/58]
律「でも意外だよなー。あのシッカリ者の憂ちゃんがねー」
澪「そういえば律のところはどうなんだ?弟いるだろ」
律「あー聡ねー。アイツ鎖骨に目が無くてさ」
律「毎日、お風呂で私の鎖骨をしゃぶってくるんだ」
澪「律の鎖骨はトン骨風味だもんな」
紬「(あれ、澪ちゃん舐めたことあるのかしら?いいなーいいなー)」
274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:31:25.30 ID:BOkYxl4X0 [11/58]
律「でもアイツもそろそろ中学だろ?」
律「だから いい加減卒業させてやったんだけどな」
唯「えっ どうやって?」
キーンコーンカーンコーン
さわ子「はーい、みんな席についてー」
律「おっと、授業かー。続きは放課後な!」
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:36:22.84 ID:BOkYxl4X0 [12/58]
─憂のクラス─
憂「(お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん
おねーちゃんおねーちゃんおねーちゃんおねーちゃん
オネーチャンオネーチャンオネーチャンオネチャーン
オネチャーンオネチャーーーーーーーーーー
梓「何を望むの?」
憂「ウハッ?ゴ」
純「憂 どうしたんだろ。授業中とかもボーッとして」
「なんか今日ちょっと変じゃない?」
梓「そうだね…」
(ひょっとして昨日、私の大好きな唯センパイが電話で言ってたことと
関係あるのかな)」
276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:43:07.77 ID:BOkYxl4X0 [13/58]
純「憂ー、聞いてる?ういー」ユサユサ
憂「…今の「ういー」って言い方
「お姉ちゃんみたい」ダキッ
純「わっ、なになに?」ドキドキ
梓「(これは早くなんとかしないと)」
梓「(ん・・・?)」
梓「(いや、別に私は困らないや)」
梓「(そんなことり唯センパイの足うら舐めたいなぁ)」
278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:45:20.65 ID:BOkYxl4X0 [14/58]
─放課後─
律「うめー!」パクパク
唯「おいしー!おいしーよムギちゃん!」モグモグ
紬「本当?よかったぁ♪」
澪「こらっ、今日こそ真面目に練習するんだろ?」
律「まぁまぁホレホレ澪もぱっくんちょ♪」
澪「はぐ…モグモグ(うまい…)」
唯「お菓子を食べて笑顔充電!それから練習した方がきっといいよ!」
澪「クスッしょうがないなぁ。ムギ、私にもお茶淹れてくれ」
紬「…なんで?」
澪「えっ」
280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:47:52.68 ID:BOkYxl4X0 [15/58]
紬「いつも『仕方ない』とかナントカいちゃもんつける澪ちゃんに
どうして私が紅茶を淹れなきゃならないの?」
紬「自分がシッカリしてるってアピールするためのお約束…
そんなくだらない事のために
毎回遠まわしに「こんなお菓子なんてもってくるから…」っていう
澪ちゃんの、いや、もうこんなヤツに「ちゃん」をつけるのはやめよう」
澪「ごめん、ごめんなさい、私そんなつもりじゃ・・・」ヒック
紬「いいのよ、澪ちゃん、はい、ケーキ」ゾクゾクッ
澪「うめー!」モグモグ
紬「(ホッとした顔でケーキを食べてる澪ちゃんカワイイ)」キュンキュン…
紬「ふぅ…」
律「ムギー。私も紅茶おかわりー!」
紬「ごめん、自分で淹れてくれる?」
律「ハイ!!」
282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:50:04.07 ID:BOkYxl4X0 [16/58]
唯「ところでりっちゃん、さっきの話だけど…」
律「ん、あー、足裏スキーの憂ちゃんの話だっけ」コポコポ
唯「そうそう。りっちゃんの弟に恥骨舐めをやめさせたって」
律「ちこ…!?バカバカエッチ!!恥骨なんて舐めさせるワケないだろ!?」
紬「唯ちゃん続けて」
律「ムギは黙ってろ!」
紬「はい!」
283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:52:22.35 ID:BOkYxl4X0 [17/58]
澪「ハハ、律の恥骨は蜘蛛の味がするからな」
紬「澪ちゃん、蜘蛛の味知ってるの?」
澪「レロレロレロレロ」
紬「変態!変態!変態!」
澪「フヒヒw」
紬「私、友達を「変態!」って罵るのが夢だったの!」
唯「ムギちゃんも変態さんだね!」
唯「この変態」
紬「あぁん」キュンキュン…
紬「ふぅ…」
紬「恥骨でもなんでもいいから話進めない?」
唯&律&澪&俺「はい」
284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:54:46.96 ID:BOkYxl4X0 [18/58]
律「まぁ、とにかく弟にビシッと言ってやったワケさ」
『男のクセにいつまでも姉貴の鎖骨離れが
できないなんて恥ずかしいヤツ!』って」
唯「ふんふん」
律「そうしたら聡のヤツ、取り乱し始めてさぁw」
唯「あっ、憂と同じパターンだよ!」
律「そしたらwプッククww急にヤツの眼の色が緋色に変わって…
『姉ちゃんは俺のもんだッ!!」っつって私の事押し倒して…」ジワ
律「『姉ちゃん!姉ちゃん!』って何度も私の中に自分のを突き立てて…」ヒックヒックウェェ
唯「思ったよりずっとハードだよ!」
澪「ていうか最初なんで笑ってたんだよ!?」
紬「続き早く。下半身が寒い」
285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:57:26.32 ID:BOkYxl4X0
律「まぁようするに私の耳の穴に
指を出したり入れたりしてただけなんだけどな」
唯「思ったよりずっとシュールな状況だよ!」
澪「ていうか途中なんで泣いてたんだよ!?」
紬「なにそのオチ 風邪ひくでしょ!?」
律「とにかく、鎖骨舐めは治ったけど『耳穴フェチ』という
律「新しい属性を身につけてしまったんだ…」
律「何かを得るためには何かを捨てなければならない」
律「つまりはそういうことなのさ」
唯「う~ん、分かったような分からないような」
唯「つまり私はどうしたらいいんだろ?」
律「ポッキーゲームしようぜぇ!!」
唯「やろうやろう!!」
286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:59:38.95 ID:BOkYxl4X0 [20/58]
梓「こんにちわわ」ガラッ
律「梓!今のは無かったことにしてやるからな!」
梓「はい!」カララ…
律「じゃあもう1回な」
梓「えーと、じゃあこんにちんp」ガラッ
唯「ねぇあずにゃん。憂の様子、どうだった?」
梓「え、憂ですか?」
289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:02:03.47 ID:BOkYxl4X0 [21/58]
梓「そうですね」
「純に抱きついてスリスリしたり、髪に顔をうずめてクンクンしたり」
唯「良かった、いつもの憂だよ!」
澪「唯を見てたら確かにそれくらいは普通に思えてくるな」
梓「そういえばお弁当のおかずが全部、なんか干しイカが詰まってて」
律「干しイカぁ?
唯!お前、自分はおいしいお弁当作ってもらっておいて
憂ちゃんにはそんなもん食べさせてるのか!?」
唯「違うよ!それ、私の角膜!!」
澪「オボェゴバァァァァァァ」ゲロゲオロビシャビシャァム
292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:04:25.34 ID:BOkYxl4X0 [22/58]
紬「りっちゃん、干しイカを「そんなもん」呼ばわりするなんて
「干しイカ職人の人に失礼だと思うの」
律「あっ、ごめん。干しイカは大好きでゲソー!」
梓「そ、そんなことより唯センパイ!
角膜って、本当なんですか?」
唯「う、うん。なんかお風呂場で集めてたとかなんとか」
律「うーん、足裏好きならまだしも角膜好きの女子高生なんて
さすがに怖いなぁ」
梓「これはやっぱりなんとかすべきですよ!」
紬「(それにしてもお風呂場でどんなプレイをしたら角膜が?)」
紬「この世界は、私の知らない面白いことで充ち満ちているのね」
295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:06:48.00 ID:BOkYxl4X0 [23/58]
─帰り道─
律「ハー、さて、結局どうすればいいんだ?」
紬「私、なんだか面倒くさくなってきちゃった♪」
唯「真面目に考えて」フンス
唯「みんなと話してたら、なんかすごくおぞましい生き物と
一つ屋根の下でサバイバル生活を送ってる気分になってきちゃったんだよ!?」
澪「こらっ唯!あんなによくしてくれる憂ちゃんをそんな言い方…」
唯「あっ、そうだよね…。あんなに大好きな憂の事を怖いと思う
自分自身がイヤになっちゃうよ…」
296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:09:01.83 ID:BOkYxl4X0 [24/58]
澪「唯…大丈夫だよ。お前たち姉妹の仲の良さは世界一…」
唯「あっそうだ。澪ちゃん、今日、泊まりに来てくれる?」
澪「!?」
梓「セックス!」
唯「あずにゃんは黙ってて」
梓「ゆ、唯センパイ…」
澪「ちょ、ちょっと待って、なんで私が?」
唯「お願い今日だけ!」
「憂と2人きりだとなんか怖いっていうのもあるけど」
「他に人がいてくれたら、憂にちゃんとお話できるかも知れないし!!」
297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:11:46.20 ID:BOkYxl4X0 [25/58]
澪「え、えぇぇぇりつぅぅ」
律「(しょーがねーなー)唯、私も泊まりに行っていいかー?」
唯「りっちゃん!もちろんだよ!!」
紬「みんなでお泊りなんて楽しそう!唯ちゃん私も私も!」
唯「ムギちゃん!!」
梓「私は用事があるんで帰ります」
唯「あずにゃん!」
298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:15:25.16 ID:BOkYxl4X0
…平沢邸…
唯「ういーただいまー」
憂「おかえりなさーい」
憂「(よかった、お姉ちゃん普通に喋ってくれる…)」ホッ ジュン ウズウズ
憂「あれ?どうしたんです、みなさん」
澪「えっあ、あぁ。今日難しい宿題が出てさ」
澪「みんなで協力してやろうって話になったんだ」
憂「そーだったんですかー」ニパー
300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:19:28.36 ID:BOkYxl4X0 [27/58]
澪「(しかし、こんな子がか、角膜を食べるなんて信じられな、か、かくまく
澪「オボェゲボバァ」ゲロバシャァォ
律「なに言ってんだよ澪ー」
律「憂ちゃんが唯の足裏を舐めたり角膜を食べたりして気持ち悪いっていうから
「みんなで泊まりに来たんだろー?」
唯「…」
澪「…」
紬「…」
憂「…」
律「えっ」
301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:22:38.12 ID:BOkYxl4X0 [28/58]
憂「…」
唯「ち、違うよ憂!?私、気持ち悪いなんて言ってないよ!?」
律「そうだっけ。でもまぁそんなような事言っててさ」
澪「このバカ律!」クチュッ
律「や、やぁっ、な、なにするの澪ひゃん…?」
澪「順序ってモノがあるだろ!?」
澪「いきなり直球投げるヤツがあるか!!」クチュクチュ
律「うぁぁぁぁん」
303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:25:46.49 ID:BOkYxl4X0
憂「お姉ちゃん…」
唯「うぅ(いや、がんばれ私)
(せっかくりっちゃんが道を開いてくれたんだ)」
唯「憂!」
憂「」ビクッ
唯「私は憂のことが好きだし憂が私の事を好いてくれているのも分かってる」
「だけどだからって足のうらを舐めるのはおかしいと思うんだ」
憂「で、でも、お姉ちゃんの足裏…ヒック…ニオイを嗅いだり…ウッ
「舐めたりすると…ふぅ…とっても落ち着くんだけど?」
紬「開き直ったー!!」
304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:29:20.13 ID:BOkYxl4X0 [30/58]
紬「…ねぇ、みんな。思ったんだけど」
紬「私たちも唯ちゃんの足のうら舐めてみるべきじゃないかしら」
唯「」
澪「…なるほど。確かに自分はやってもいないのに
それがイケナイ事だ!って言っても説得力がないな」
律「一理ある」
309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:06:29.61 ID:BOkYxl4X0
紬「でしょ~?」
憂「み、みんな…」
律「憂ちゃん!」
澪「憂ちゃん!」
紬「憂ちゃん!」
憂「へへっ、よーし、今日はお姉ちゃん祭りだぁ!」
律「ヒャッホー!!こんなもんケツ拭く紙にもなりゃしねぇ!!」
唯「どうしてこうなった」
311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:08:39.85 ID:BOkYxl4X0 [32/58]
─さらに平沢邸─
律「ぺろぺろ、ん、コレは」
唯「んっんーっ!」
澪「わーっなんだろう」ペロペロ
「唯の足うら、なんでこんなに甘くていいニオイなの?」
紬「澪ちゃん、指と指の間を舐めるとスゴイ豊潤な味わいが」ペロリンチョ
唯「ん~っ!!!」
律「こりゃ憂ちゃんが唯の足裏にハマるのも分かるわ」
憂「ホッ。そうですよね」
憂「てっきり私がおかしいのかと思っちゃいましたよ」
澪「う~ん、でも角膜を食べるってのはナシじゃないのかなー」
憂「えっかくまく!?」
澪「梓が言ってたぞ。唯の角膜を弁当に入れてたってオホェ゙ゲロ」
憂「角膜なんて食べませんよ!」
312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:10:54.53 ID:BOkYxl4X0 [33/58]
憂「私が食べてるのは角質です」
「ほら、こうやって」コシコシ
唯「んん!」ピクン
紬「まぁなにかポロポロ落ちてきたわ」
憂「これでお姉ちゃんの足ウラァツルツルだし、角質は美味しいし」
律「まさに一石二鳥ってワケか」
澪「じゃあ心配なさそうだし、私たち帰るよ」パタパタ
律「唯、あんまり考えすぎない方がいいぞー」パタパタ
紬「じゃあね唯ちゃん」
唯「んーーーーーーーーーーーーーっ!!」
憂「じゃあみなさん気をつけて帰ってくださいね!」パタン
314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:13:29.79 ID:BOkYxl4X0 [34/58]
─帰り道─
澪「ウボェェエェェ」ゲロゲロ
律「いやぁ…無いわ、足裏が美味しいワケねぇだろ」
紬「>>303-304辺りで憂ちゃん、包丁持ってスタンバってたから
調子を合わせたけど…」
澪「私、時々、唯のこと、ちょっとおかしいんじゃないかって
思うことがあったんだ」
紬「澪ちゃん?」
澪「ぶひーぶひーとかフンス!とか、いくら天然でも
ちょっと無いなって思ってて…」グスッ
澪「でも、きっと私たちの見えないところで
いつもすごいストレスとプレッシャーで追い詰められて…」ヒック
315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:15:38.64 ID:BOkYxl4X0 [35/58]
律「もうよせ、澪。」
「アイツは今までそうやって生きてきたんだ」
「これからもそれは変わらない」
「今更、私たちが同情したって」
「唯のプライドを傷つけるだけさ」
紬「唯ちゃん、明日学校に来るかな…」
律「そんなことよりアイス食って帰ろうぜー!!」
紬「そうね!!」
319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:17:48.12 ID:BOkYxl4X0
─次の日─
唯「おっはよー!」
律「ゆ、唯。おーす」
唯「おーす!」
澪「あの、唯、昨日はごめんな…」
唯「きのう?」
紬「ごめんなさい!私、友達を土壇場で裏切るのが夢だったの!」
唯「ほぇ、なんの事?」
澪「唯?」
唯「昨日は えーっと、みんなで帰って…あれ、頭が痛い」
律「いいんだ、唯!ムリに思い出さなくて!」
320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:20:33.29 ID:BOkYxl4X0 [37/58]
─休み時間─
紬「むーすーんでーひーらーいーてー♪」
唯「手ーをーうってーむーすんでー♪」エヘヘー
律「よし、ひとます唯はムギにまかせておいて」
澪「和。そういうワケなんだけど」
和「ふぅ、憂のシスコンにも困ったものね」
「それさえなければイイ子なんだけど」
澪「和は知ってたのか?」
和「いえ、まさか足の裏を舐めてるなんて思わなかったわ」
和「でもこれは平沢家の家庭の問題よ。」
「唯のために何かアクションを起こすことで」
「ひょっとしたら憂の居場所がなくなってしまうかも知れない」
和「憂を呼び出して注意するって言っても」
「そのあとの人間関係がどうなるか分からないわよ?」
321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:22:41.73 ID:BOkYxl4X0 [38/58]
澪「…そりゃ、足の裏を舐められるくらいならいいけどさ」
「やっぱし ほっとけないよ」
律「唯は軽音部のメンバーだもんな!」
和「その言葉が聞きたかった」
律「まぁ逆にコレさえ言っとけば しまるっていうか」
323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:24:51.83 ID:BOkYxl4X0 [39/58]
─放課後ティータイム─
和「というワケで『憂の足裏ペロペロ中止作戦』なんだけど」
澪「うん」モグモグ
和「そもそも足裏がどうとかじゃなくて」
唯「ふむ」パクパク
和「憂のお姉ちゃん好きをなんとかしないと
根本的な解決にならないと思うワケ」
律「確かに」ペチョペチョ
和「私にはケーキ無いの?」
紬「あるんじゃない?」クッチャクッチャ
和「あるのかないのかどっちなんだ」
326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:27:13.11 ID:BOkYxl4X0 [40/58]
梓「あの…それよりもですね」
澪「あっ、お前は唯が困ってたのにさっさと帰ってしまった梓じゃないか」
律「どうしたんだよ唯が困ってたのにさっさと帰ってしまった梓ー」
梓「ウザイなぁ」
「それより話の流れ的に、唯センパイはここにいていいんでしたっけ」
唯「大丈夫、愛するムギちゃんのケーキを食べたことで
昨日のことは全部思い出したよ!」
紬「ゆ、唯ちゃん!!」ズギューンム
律「ジョークだろ?」
唯「YES!YES!YES!」
紬「チクショオオオオオォォォ!!」バギューンム
329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:17:26.63 ID:BOkYxl4X0 [41/58]
梓「そんなくだらないことより」
紬「屋上」
梓「憂のシスコン魂をなんとかするオペレーションを
私なりに考えてみたのですが」
唯「本当!?あずにゃん大好き!」
梓「どうせそれもウソなんでしょ?」
唯「ふっ、さてね」
梓「ようするに憂は唯センパイに幻想を持ちすぎなんです」
「唯センパイがいかにだらしなくて最低のクズのヘタレで
自分の事しか考えていないグータラな女、いやメス豚であるか
思い知れば幻滅どん引き一刀両断」
「二度とこんなゴキブリの足裏を舐めようなんて思わないハズです」
331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:20:14.91 ID:BOkYxl4X0 [42/58]
和「なるほど名案ね(ゴキブリはアンタでしょ唯はウンコまでキレイなのよ)」
澪「一理ある(ゴキブリはお前だろ、私の唯にヒドイ事を…)」
律「ゴキブリはお前だろ(さすが梓だぜ!)」
紬「私、一度後輩をゴキブリ扱いするのが夢だったの」ペッ
唯「それでアズブリ?ゴキにゃん?えーっと中野」
「結局、何をすればいいの?」
梓「はい」
「実は私、昨日、帰るフリをして実は平沢邸にコッソリ侵入したんです」
澪「実はって2回言ってるぞ」
和「さすがゴキ…おっと続けて」
333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:22:43.50 ID:BOkYxl4X0 [43/58]
梓「そしてセンパイ達が唯センパイの足裏に夢中になっているスキに
平沢邸のありとあらゆる所にカメラをしかけておいたんです!!」
澪「なるほど、そこには100年の恋も冷める
唯のあられもないない姿が…ってワケか」
律「けど、憂ちゃん一緒に住んでるんだろ?」
「例え唯が寝ぼけて床にウンコをまきちらしても
寝ぼけてウンコをパンにのっけて食べてても
憂ちゃん全部知ってるんじゃないのか?」
唯「私はそこまでアレじゃないよ!!」
和「(チッ…)」
337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:33:53.34 ID:BOkYxl4X0 [44/58]
梓「確かに…唯センパイは家では意外としっかりしているんですね」
「髪の毛たらしてアダルトチックな雰囲気を醸し出して」
「ベッドの上でパンツに手を入れ始めた時はキターーーーと小躍りしましたが」
唯「変態!変態!変態!」
和「その動画、あとでダビングして」
「でも憂ならそれで幻滅するどころか
元気になるような気もするけど」
梓「いえ、ここからが肝ですよ」
「なんと唯センパイ、2ちゃんねるでスレ立てしてたんです」
律「にちゃんねる?」
澪「知らないのか?色んな人が色んな事を書き込む掲示板さ。
よく知らないけど」
339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:36:32.63 ID:BOkYxl4X0 [45/58]
紬「普通の人もカキコしてるけど、
大半がニート、ひきこもり、犯罪者予備軍なの。
よく知らないけど」
和「エロ画像収拾に罵詈雑言の罵りあい。
あんな汚れたところにROMってるだけでも
恥だというのに
スレ立てまでするなんて
確かに唯のイメージがブチ壊しね。
よく知らないけど」
澪「どこでスレ立てしたかが重要じゃないか?
犬猫大好き板とかなら問題ないだろ
よく知らないけど」
梓「それが…VIPなんですよ」
341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:38:55.20 ID:BOkYxl4X0 [46/58]
紬「キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「よく知らないけど?」
和「それでスレタイは?
よく知らないけど」
梓「そこは無難で「中間テストの定評が4.2だったんだけど悪いの?」
だけど20分経ってもレスが一つもつかないもんだから
ついに自演を始めて…ww」
澪「あーアレか!そういえばちょっと祭りになってたっけwww」
和「>>1がソッコー自演見抜かれて怒り狂ったあげく
なぜかオパーイ晒し始めてwwww」
紬「あのアホ、唯ちゃんだったんだwwwwwww」
澪&和&紬「よく知らないけど」
唯「(死にたい)」
344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:44:11.76 ID:BOkYxl4X0 [47/58]
梓「そんな一部始終を収めた映像を
憂に見せれば、多少は目も冷めるのでは」
澪「でも…」
「憂ちゃんショック過ぎて唯の事 刺さないかな」
紬「」
和「」
唯「お返事は!?聞こえないよ!?」
梓「それはそれですよ」
律「そうさ」
「何かを手に入れるためには何かを失う、これ常識な」
唯「もう足の裏くらい舐めさせてもいいような気がしてきた」
345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:47:15.84 ID:BOkYxl4X0 [48/58]
─帰り道─
梓「というワケでこのDVDに動画を入れておきました」
唯「えー本当に見せるの…?」ウルッ
澪「(半泣きの唯かわいい)
「大丈夫さ。憂ちゃんだって適度に分かってくれるよ」
梓「そうですよ。唯センパイの足裏なんて舐めたくもないけど
ご飯は作ってあげたくなっちゃう…そんな頃合の嫌われ具合で」
唯「そんなややこしい状態が存在するの!?」
紬「むしろ普通の家庭じゃないかしら」
和「さ、唯の家に着いたわよ」
唯「た、ただいま~」
346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:49:39.86 ID:BOkYxl4X0 [49/58]
─平沢邸─
憂「あれ、今日は梓ちゃんに和さんまで」
和「憂、別に「和ちゃん」でもいいのよ」
憂「アハハ、いいトシして「ちゃん」はアリエナイですよ~」
和「えっ」
梓「それより憂、今日は見せたいものが」
憂「えっなぁに?」
和「憂、別に「和ちゃん」でもいいのよ」
憂「あはは」
和「…」
347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:51:50.85 ID:BOkYxl4X0 [50/58]
唯「あずにゃ~ん、やっぱり辞めない…?」
梓「ダメです。ここはビシッと分からせてやらねばやるならやらねば」
唯「ウ~じゃあ私、自分の部屋にいるね…」
和「…私も唯の部屋で休んでるわ…」
梓「じゃあ私も(唯センパイ…)」ハァハァ
澪「じゃあ私も(唯…)」
律「じゃあ私も」 他意は無いよ田井中だけに
紬「むぎゅうう(むぎゅうう…)」ハァハァ
梓「じゃあ憂、これ勝手に見といて」ポイ
憂「私もお姉ちゃんの部屋に行きたいよ!!」
梓「憂…この中には唯センパイの恥ずかしい映像が」
憂「まことか」
351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:23:17.86 ID:BOkYxl4X0 [51/58]
─唯の部屋─
唯「さすがに6人もいると狭いね」
澪「そうだな。梓、ちょっと窓から飛び降りてみてくれないか」
梓「うざっ」
唯「だめ!あずにゃんいなくなっちゃヤダ!!」スリスリ
梓「うへへ、離れてくださいー、みんなが見てるじゃないですかー」ニヤニヤ
澪「(メ木几又す)」
梓「え、何聞こえない」
律「くそっ、澪め。唯の方ばっかり気にして。くらえディープキス!!」ムチュウウウゥゥゥ
澪「んぐっ、や、やめぇりちゅううぅぅ」クチョクチョ
紬「ホッホッホー!!」
352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:25:26.35 ID:BOkYxl4X0 [52/58]
和「それより憂、大丈夫かしら」
「もう30分くらい経つけど」
唯「うん…この静けさが逆に不気味だよ…」
和「大丈夫、世界がどうなったって唯だけは助けるわ」
唯「和ちゃん…」ギュ…
和「ニョホホ」ギュ
353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:28:43.63 ID:BOkYxl4X0 [53/58]
梓「でも確かに遅いですね」
「DVDは編集してあるから20分程度」
「今頃、台所で包丁を研いでいるのかも」
唯「そんなの無責任だよ!」
澪「そもそもDVDの意味がよくわかんないんじゃないか?」
「2ちゃんでスレ立てなんて知らない人からすれば
チンプンカンプンだろ」
「よくわからな」
紬「しつこい」
梓「う~ん」
律「ちょっと様子を見に行ってみようぜ」
354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:30:57.65 ID:BOkYxl4X0 [54/58]
唯「うい~」
憂「あっ、お姉ちゃん」
唯「うい?」
憂「ういだよー」
唯「わぁえへへ」
梓「あの、憂?DVDは?」
憂「う~ん、なんだかよく分かんなかったよ」
「しばらく見返してみたんだけど」
梓「なんたる肩透かし」グゥ~
梓「あっ…」
355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:33:52.02 ID:BOkYxl4X0 [55/58]
憂「ふふっ、みんなお腹空いてるんじゃない?」
「よかったら、お夕飯一緒に食べませんか」
律「あーでも親が作ってるだろうからなー」
憂「大丈夫ですよー。そんなにお腹はふくれないと思いますから」
澪「ん?じゃあちょっとだけ」
唯「わーぃ、そうしなよ」
憂「じゃあ、お姉ちゃん、足の裏出して」
356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:36:02.86 ID:BOkYxl4X0 [56/58]
唯「う、憂?」
紬「私、友達の妹がお夕飯薦めてきたら
断って帰るのが夢だったの」
律「お前、本当に友達かよ」
澪「オボエェ」グゥロゲロッパ
憂「ほら、お姉ちゃん~」スッ
唯「いい加減にしろよ、このクズ野郎…」ガシッ
憂「えっ」
唯「そんなに舐めたければ舐めれば!?」
梓「(結局舐めさせるんだ)」
和「じゃあ遠慮なく」ペロ
357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:38:11.50 ID:BOkYxl4X0 [57/58]
唯「憂がそんなに足の裏が好きなら好きにすればいいよ」
「だけど、気持ち悪いんだよ!!本当にイヤなんだよ!!」
和「えっ」ペロ…
憂「お姉ちゃん…」
「もっと罵って!!」
澪「えっ」
唯「変態!変態!変態!」
憂「ああっ、足の裏を舐めるより、コッチの方が気持ちいいよぉ」
「お姉ちゃん大好き」グスッ
唯「う、憂、うわぁぁあん、私も大好きだよぉぉぉ」グスッ
358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:40:20.69 ID:BOkYxl4X0 [58/58]
和「なにこれ」
澪「どう考えてもそんな流れじゃなかったろ」
紬「……おめでとう」パチパチパチ
澪「えっ」
梓「…おめでとう」パチパチ
律「お?おめっとさん!」パァンパァン!!
和「おめでとう!」パチパチ?
憂「おめでとう!」パチパチ
澪「クェッ…」
唯「ありがとう!」
完
唯「あ…」
憂「(お姉ちゃんの足の裏…)
憂「(本来、ヒトの足裏とは汚くてくさいハズなのに
お姉ちゃんの足裏はツルツルのスベスベでフニフニで
いいニオイがするというこの矛盾)」ペロリ
唯「ひゃうっ」
憂「げに素晴らしきは土踏まずのくぼみ具合…
腰のくびれなど話にならぬエロティックな流線型フォルムで
ご飯が三杯は食べられクンクンペロペロ
唯「わぁどうしよう憂がおかしくなっちゃった」
264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:30:52.73 ID:BOkYxl4X0 [3/58]
─唯のへや─
唯『というワケなんだけどどう思う?あずにゃん」
梓『はぁ。そりゃ唯センパイの足裏を舐めたくなるのは普通だと思いますけど』
唯『そうなの?』
梓『だけど妹が姉の足裏を舐めたがるっていうのは変ですよ』
唯『やっぱり?』
梓『こうなったら明日からは私が唯センパイとお風呂
唯『ありがとあずにゃん、切るね?』
梓『あぁん』プツッツーツー
265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:33:14.60 ID:BOkYxl4X0 [4/58]
唯「やっぱり憂に私の足の裏を舐めさせるの辞めさせなきゃ」
唯「高校生にもなって、こんな事知られたら
唯「憂がバカにされちゃうよ!」
唯「うい~」パタパタ
憂「なぁに、お姉ちゃん」
唯「えっとね」
憂「うん」
唯「(うっ、キラキラした目で見つめてくるよ!)」
憂「どうひたの?」モグモグ
唯「ん…憂、なに食べてるの?」
憂「お姉ちゃんの足の裏の角質だよぉ♪」
266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:35:23.17 ID:BOkYxl4X0 [5/58]
憂「この間、お風呂で軽石でこすったでしょ?あの時こすりとれた角質を採取をしておいたんだぁ♪
水800ccにお塩を大さじ1.5杯の塩水に20分ほどつけてからか座当たりのいい所にロープを張りお姉ちゃんの足の裏の角質をさらしておけば翌朝には平沢唯ちゃん足裏角質の一夜干しの完成だよ☆」
唯「憂、二度と私の足裏舐めないで」
憂「えっどうしちゃったのお姉ちゃん!?」ガタッ シュピィン
唯「わぁぁ憂、包丁はダメだよ!こわいよ!」
憂「ハァハァハァハ
唯「ほ、ほら憂、お姉ちゃんの足だよ~?」
憂「わぁエヘヘ」ぺろぺろ
唯「(うぅ、とても足の裏を舐めないでって言える雰囲気じゃないよ言ったけど)」
267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:37:45.58 ID:BOkYxl4X0 [6/58]
─朝─
チュンチュン!チュンチュン! チュッ…フゥ…
唯「はぁ、結局いい考えが思いつかなかったなぁ」
唯「どうやったら憂に足うら舐めを辞めてもらえるんだろ…」
憂『おねえちゃ~ん、ごはんできたよ~』
唯「(う~ん、とりあえずごはん食べよっと)」パタパタ
268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:40:07.39 ID:BOkYxl4X0 [7/58]
─食卓─
憂「おねえちゃん、おいしい?」
唯「…(あぁでもない、こうでもない)」
憂「今日はお姉ちゃんの好きなマヨネーズバナナだよ」
唯「…(そうだ、憂の嫌いな食べ物の汁を私の足裏に塗っておくのはどうかな?)」パクモグ
憂「おねえちゃん?」
269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:42:15.85 ID:BOkYxl4X0 [8/58]
唯「…(う~ん、でも嫌いなものを食べて憂が
オェッ!ってなったらかわいそうだなぁ)」パクパク
憂「おねえちゃーん」
唯「…(うーん)」ガタッ パタパタ
憂「行っちゃった…」
憂「一言も喋らないで…私の目を見ようともせず」
憂「ひょっとして、お姉ちゃん怒っちゃったの?」ジワ…
270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:44:25.34 ID:BOkYxl4X0 [9/58]
─学校─
唯「というワケで憂に私の足うら舐めをやめさせたいんだぁ」
律「別にいいじゃん、憂ちゃんにはお世話になってるんだろ?」
律「足裏の二つ三つ舐めさせてやれば」
唯「そうなんだけど…」
唯「でも、だからこそだよ!」
唯「高校生にもなってお姉ちゃんの足うらが大好きなんてバレたら」
唯「あずにゃん達にバカにされちゃうよ!!(バラしたけど)」
澪「恥をかかせないための愛のムチか」
澪「なんだかんだ言ってちゃんとお姉ちゃんやってるんだな 唯は」
唯「いやーえへへ」
紬「エライわぁ唯ちゃん」
唯「フヒヒw」
271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:47:01.45 ID:BOkYxl4X0 [10/58]
律「でも意外だよなー。あのシッカリ者の憂ちゃんがねー」
澪「そういえば律のところはどうなんだ?弟いるだろ」
律「あー聡ねー。アイツ鎖骨に目が無くてさ」
律「毎日、お風呂で私の鎖骨をしゃぶってくるんだ」
澪「律の鎖骨はトン骨風味だもんな」
紬「(あれ、澪ちゃん舐めたことあるのかしら?いいなーいいなー)」
274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:31:25.30 ID:BOkYxl4X0 [11/58]
律「でもアイツもそろそろ中学だろ?」
律「だから いい加減卒業させてやったんだけどな」
唯「えっ どうやって?」
キーンコーンカーンコーン
さわ子「はーい、みんな席についてー」
律「おっと、授業かー。続きは放課後な!」
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:36:22.84 ID:BOkYxl4X0 [12/58]
─憂のクラス─
憂「(お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん
おねーちゃんおねーちゃんおねーちゃんおねーちゃん
オネーチャンオネーチャンオネーチャンオネチャーン
オネチャーンオネチャーーーーーーーーーー
梓「何を望むの?」
憂「ウハッ?ゴ」
純「憂 どうしたんだろ。授業中とかもボーッとして」
「なんか今日ちょっと変じゃない?」
梓「そうだね…」
(ひょっとして昨日、私の大好きな唯センパイが電話で言ってたことと
関係あるのかな)」
276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:43:07.77 ID:BOkYxl4X0 [13/58]
純「憂ー、聞いてる?ういー」ユサユサ
憂「…今の「ういー」って言い方
「お姉ちゃんみたい」ダキッ
純「わっ、なになに?」ドキドキ
梓「(これは早くなんとかしないと)」
梓「(ん・・・?)」
梓「(いや、別に私は困らないや)」
梓「(そんなことり唯センパイの足うら舐めたいなぁ)」
278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:45:20.65 ID:BOkYxl4X0 [14/58]
─放課後─
律「うめー!」パクパク
唯「おいしー!おいしーよムギちゃん!」モグモグ
紬「本当?よかったぁ♪」
澪「こらっ、今日こそ真面目に練習するんだろ?」
律「まぁまぁホレホレ澪もぱっくんちょ♪」
澪「はぐ…モグモグ(うまい…)」
唯「お菓子を食べて笑顔充電!それから練習した方がきっといいよ!」
澪「クスッしょうがないなぁ。ムギ、私にもお茶淹れてくれ」
紬「…なんで?」
澪「えっ」
280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:47:52.68 ID:BOkYxl4X0 [15/58]
紬「いつも『仕方ない』とかナントカいちゃもんつける澪ちゃんに
どうして私が紅茶を淹れなきゃならないの?」
紬「自分がシッカリしてるってアピールするためのお約束…
そんなくだらない事のために
毎回遠まわしに「こんなお菓子なんてもってくるから…」っていう
澪ちゃんの、いや、もうこんなヤツに「ちゃん」をつけるのはやめよう」
澪「ごめん、ごめんなさい、私そんなつもりじゃ・・・」ヒック
紬「いいのよ、澪ちゃん、はい、ケーキ」ゾクゾクッ
澪「うめー!」モグモグ
紬「(ホッとした顔でケーキを食べてる澪ちゃんカワイイ)」キュンキュン…
紬「ふぅ…」
律「ムギー。私も紅茶おかわりー!」
紬「ごめん、自分で淹れてくれる?」
律「ハイ!!」
282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:50:04.07 ID:BOkYxl4X0 [16/58]
唯「ところでりっちゃん、さっきの話だけど…」
律「ん、あー、足裏スキーの憂ちゃんの話だっけ」コポコポ
唯「そうそう。りっちゃんの弟に恥骨舐めをやめさせたって」
律「ちこ…!?バカバカエッチ!!恥骨なんて舐めさせるワケないだろ!?」
紬「唯ちゃん続けて」
律「ムギは黙ってろ!」
紬「はい!」
283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:52:22.35 ID:BOkYxl4X0 [17/58]
澪「ハハ、律の恥骨は蜘蛛の味がするからな」
紬「澪ちゃん、蜘蛛の味知ってるの?」
澪「レロレロレロレロ」
紬「変態!変態!変態!」
澪「フヒヒw」
紬「私、友達を「変態!」って罵るのが夢だったの!」
唯「ムギちゃんも変態さんだね!」
唯「この変態」
紬「あぁん」キュンキュン…
紬「ふぅ…」
紬「恥骨でもなんでもいいから話進めない?」
唯&律&澪&俺「はい」
284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:54:46.96 ID:BOkYxl4X0 [18/58]
律「まぁ、とにかく弟にビシッと言ってやったワケさ」
『男のクセにいつまでも姉貴の鎖骨離れが
できないなんて恥ずかしいヤツ!』って」
唯「ふんふん」
律「そうしたら聡のヤツ、取り乱し始めてさぁw」
唯「あっ、憂と同じパターンだよ!」
律「そしたらwプッククww急にヤツの眼の色が緋色に変わって…
『姉ちゃんは俺のもんだッ!!」っつって私の事押し倒して…」ジワ
律「『姉ちゃん!姉ちゃん!』って何度も私の中に自分のを突き立てて…」ヒックヒックウェェ
唯「思ったよりずっとハードだよ!」
澪「ていうか最初なんで笑ってたんだよ!?」
紬「続き早く。下半身が寒い」
285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:57:26.32 ID:BOkYxl4X0
律「まぁようするに私の耳の穴に
指を出したり入れたりしてただけなんだけどな」
唯「思ったよりずっとシュールな状況だよ!」
澪「ていうか途中なんで泣いてたんだよ!?」
紬「なにそのオチ 風邪ひくでしょ!?」
律「とにかく、鎖骨舐めは治ったけど『耳穴フェチ』という
律「新しい属性を身につけてしまったんだ…」
律「何かを得るためには何かを捨てなければならない」
律「つまりはそういうことなのさ」
唯「う~ん、分かったような分からないような」
唯「つまり私はどうしたらいいんだろ?」
律「ポッキーゲームしようぜぇ!!」
唯「やろうやろう!!」
286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 16:59:38.95 ID:BOkYxl4X0 [20/58]
梓「こんにちわわ」ガラッ
律「梓!今のは無かったことにしてやるからな!」
梓「はい!」カララ…
律「じゃあもう1回な」
梓「えーと、じゃあこんにちんp」ガラッ
唯「ねぇあずにゃん。憂の様子、どうだった?」
梓「え、憂ですか?」
289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:02:03.47 ID:BOkYxl4X0 [21/58]
梓「そうですね」
「純に抱きついてスリスリしたり、髪に顔をうずめてクンクンしたり」
唯「良かった、いつもの憂だよ!」
澪「唯を見てたら確かにそれくらいは普通に思えてくるな」
梓「そういえばお弁当のおかずが全部、なんか干しイカが詰まってて」
律「干しイカぁ?
唯!お前、自分はおいしいお弁当作ってもらっておいて
憂ちゃんにはそんなもん食べさせてるのか!?」
唯「違うよ!それ、私の角膜!!」
澪「オボェゴバァァァァァァ」ゲロゲオロビシャビシャァム
292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:04:25.34 ID:BOkYxl4X0 [22/58]
紬「りっちゃん、干しイカを「そんなもん」呼ばわりするなんて
「干しイカ職人の人に失礼だと思うの」
律「あっ、ごめん。干しイカは大好きでゲソー!」
梓「そ、そんなことより唯センパイ!
角膜って、本当なんですか?」
唯「う、うん。なんかお風呂場で集めてたとかなんとか」
律「うーん、足裏好きならまだしも角膜好きの女子高生なんて
さすがに怖いなぁ」
梓「これはやっぱりなんとかすべきですよ!」
紬「(それにしてもお風呂場でどんなプレイをしたら角膜が?)」
紬「この世界は、私の知らない面白いことで充ち満ちているのね」
295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:06:48.00 ID:BOkYxl4X0 [23/58]
─帰り道─
律「ハー、さて、結局どうすればいいんだ?」
紬「私、なんだか面倒くさくなってきちゃった♪」
唯「真面目に考えて」フンス
唯「みんなと話してたら、なんかすごくおぞましい生き物と
一つ屋根の下でサバイバル生活を送ってる気分になってきちゃったんだよ!?」
澪「こらっ唯!あんなによくしてくれる憂ちゃんをそんな言い方…」
唯「あっ、そうだよね…。あんなに大好きな憂の事を怖いと思う
自分自身がイヤになっちゃうよ…」
296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:09:01.83 ID:BOkYxl4X0 [24/58]
澪「唯…大丈夫だよ。お前たち姉妹の仲の良さは世界一…」
唯「あっそうだ。澪ちゃん、今日、泊まりに来てくれる?」
澪「!?」
梓「セックス!」
唯「あずにゃんは黙ってて」
梓「ゆ、唯センパイ…」
澪「ちょ、ちょっと待って、なんで私が?」
唯「お願い今日だけ!」
「憂と2人きりだとなんか怖いっていうのもあるけど」
「他に人がいてくれたら、憂にちゃんとお話できるかも知れないし!!」
297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:11:46.20 ID:BOkYxl4X0 [25/58]
澪「え、えぇぇぇりつぅぅ」
律「(しょーがねーなー)唯、私も泊まりに行っていいかー?」
唯「りっちゃん!もちろんだよ!!」
紬「みんなでお泊りなんて楽しそう!唯ちゃん私も私も!」
唯「ムギちゃん!!」
梓「私は用事があるんで帰ります」
唯「あずにゃん!」
298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:15:25.16 ID:BOkYxl4X0
…平沢邸…
唯「ういーただいまー」
憂「おかえりなさーい」
憂「(よかった、お姉ちゃん普通に喋ってくれる…)」ホッ ジュン ウズウズ
憂「あれ?どうしたんです、みなさん」
澪「えっあ、あぁ。今日難しい宿題が出てさ」
澪「みんなで協力してやろうって話になったんだ」
憂「そーだったんですかー」ニパー
300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:19:28.36 ID:BOkYxl4X0 [27/58]
澪「(しかし、こんな子がか、角膜を食べるなんて信じられな、か、かくまく
澪「オボェゲボバァ」ゲロバシャァォ
律「なに言ってんだよ澪ー」
律「憂ちゃんが唯の足裏を舐めたり角膜を食べたりして気持ち悪いっていうから
「みんなで泊まりに来たんだろー?」
唯「…」
澪「…」
紬「…」
憂「…」
律「えっ」
301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:22:38.12 ID:BOkYxl4X0 [28/58]
憂「…」
唯「ち、違うよ憂!?私、気持ち悪いなんて言ってないよ!?」
律「そうだっけ。でもまぁそんなような事言っててさ」
澪「このバカ律!」クチュッ
律「や、やぁっ、な、なにするの澪ひゃん…?」
澪「順序ってモノがあるだろ!?」
澪「いきなり直球投げるヤツがあるか!!」クチュクチュ
律「うぁぁぁぁん」
303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:25:46.49 ID:BOkYxl4X0
憂「お姉ちゃん…」
唯「うぅ(いや、がんばれ私)
(せっかくりっちゃんが道を開いてくれたんだ)」
唯「憂!」
憂「」ビクッ
唯「私は憂のことが好きだし憂が私の事を好いてくれているのも分かってる」
「だけどだからって足のうらを舐めるのはおかしいと思うんだ」
憂「で、でも、お姉ちゃんの足裏…ヒック…ニオイを嗅いだり…ウッ
「舐めたりすると…ふぅ…とっても落ち着くんだけど?」
紬「開き直ったー!!」
304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 17:29:20.13 ID:BOkYxl4X0 [30/58]
紬「…ねぇ、みんな。思ったんだけど」
紬「私たちも唯ちゃんの足のうら舐めてみるべきじゃないかしら」
唯「」
澪「…なるほど。確かに自分はやってもいないのに
それがイケナイ事だ!って言っても説得力がないな」
律「一理ある」
309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:06:29.61 ID:BOkYxl4X0
紬「でしょ~?」
憂「み、みんな…」
律「憂ちゃん!」
澪「憂ちゃん!」
紬「憂ちゃん!」
憂「へへっ、よーし、今日はお姉ちゃん祭りだぁ!」
律「ヒャッホー!!こんなもんケツ拭く紙にもなりゃしねぇ!!」
唯「どうしてこうなった」
311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:08:39.85 ID:BOkYxl4X0 [32/58]
─さらに平沢邸─
律「ぺろぺろ、ん、コレは」
唯「んっんーっ!」
澪「わーっなんだろう」ペロペロ
「唯の足うら、なんでこんなに甘くていいニオイなの?」
紬「澪ちゃん、指と指の間を舐めるとスゴイ豊潤な味わいが」ペロリンチョ
唯「ん~っ!!!」
律「こりゃ憂ちゃんが唯の足裏にハマるのも分かるわ」
憂「ホッ。そうですよね」
憂「てっきり私がおかしいのかと思っちゃいましたよ」
澪「う~ん、でも角膜を食べるってのはナシじゃないのかなー」
憂「えっかくまく!?」
澪「梓が言ってたぞ。唯の角膜を弁当に入れてたってオホェ゙ゲロ」
憂「角膜なんて食べませんよ!」
312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:10:54.53 ID:BOkYxl4X0 [33/58]
憂「私が食べてるのは角質です」
「ほら、こうやって」コシコシ
唯「んん!」ピクン
紬「まぁなにかポロポロ落ちてきたわ」
憂「これでお姉ちゃんの足ウラァツルツルだし、角質は美味しいし」
律「まさに一石二鳥ってワケか」
澪「じゃあ心配なさそうだし、私たち帰るよ」パタパタ
律「唯、あんまり考えすぎない方がいいぞー」パタパタ
紬「じゃあね唯ちゃん」
唯「んーーーーーーーーーーーーーっ!!」
憂「じゃあみなさん気をつけて帰ってくださいね!」パタン
314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:13:29.79 ID:BOkYxl4X0 [34/58]
─帰り道─
澪「ウボェェエェェ」ゲロゲロ
律「いやぁ…無いわ、足裏が美味しいワケねぇだろ」
紬「>>303-304辺りで憂ちゃん、包丁持ってスタンバってたから
調子を合わせたけど…」
澪「私、時々、唯のこと、ちょっとおかしいんじゃないかって
思うことがあったんだ」
紬「澪ちゃん?」
澪「ぶひーぶひーとかフンス!とか、いくら天然でも
ちょっと無いなって思ってて…」グスッ
澪「でも、きっと私たちの見えないところで
いつもすごいストレスとプレッシャーで追い詰められて…」ヒック
315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:15:38.64 ID:BOkYxl4X0 [35/58]
律「もうよせ、澪。」
「アイツは今までそうやって生きてきたんだ」
「これからもそれは変わらない」
「今更、私たちが同情したって」
「唯のプライドを傷つけるだけさ」
紬「唯ちゃん、明日学校に来るかな…」
律「そんなことよりアイス食って帰ろうぜー!!」
紬「そうね!!」
319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:17:48.12 ID:BOkYxl4X0
─次の日─
唯「おっはよー!」
律「ゆ、唯。おーす」
唯「おーす!」
澪「あの、唯、昨日はごめんな…」
唯「きのう?」
紬「ごめんなさい!私、友達を土壇場で裏切るのが夢だったの!」
唯「ほぇ、なんの事?」
澪「唯?」
唯「昨日は えーっと、みんなで帰って…あれ、頭が痛い」
律「いいんだ、唯!ムリに思い出さなくて!」
320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:20:33.29 ID:BOkYxl4X0 [37/58]
─休み時間─
紬「むーすーんでーひーらーいーてー♪」
唯「手ーをーうってーむーすんでー♪」エヘヘー
律「よし、ひとます唯はムギにまかせておいて」
澪「和。そういうワケなんだけど」
和「ふぅ、憂のシスコンにも困ったものね」
「それさえなければイイ子なんだけど」
澪「和は知ってたのか?」
和「いえ、まさか足の裏を舐めてるなんて思わなかったわ」
和「でもこれは平沢家の家庭の問題よ。」
「唯のために何かアクションを起こすことで」
「ひょっとしたら憂の居場所がなくなってしまうかも知れない」
和「憂を呼び出して注意するって言っても」
「そのあとの人間関係がどうなるか分からないわよ?」
321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:22:41.73 ID:BOkYxl4X0 [38/58]
澪「…そりゃ、足の裏を舐められるくらいならいいけどさ」
「やっぱし ほっとけないよ」
律「唯は軽音部のメンバーだもんな!」
和「その言葉が聞きたかった」
律「まぁ逆にコレさえ言っとけば しまるっていうか」
323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:24:51.83 ID:BOkYxl4X0 [39/58]
─放課後ティータイム─
和「というワケで『憂の足裏ペロペロ中止作戦』なんだけど」
澪「うん」モグモグ
和「そもそも足裏がどうとかじゃなくて」
唯「ふむ」パクパク
和「憂のお姉ちゃん好きをなんとかしないと
根本的な解決にならないと思うワケ」
律「確かに」ペチョペチョ
和「私にはケーキ無いの?」
紬「あるんじゃない?」クッチャクッチャ
和「あるのかないのかどっちなんだ」
326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:27:13.11 ID:BOkYxl4X0 [40/58]
梓「あの…それよりもですね」
澪「あっ、お前は唯が困ってたのにさっさと帰ってしまった梓じゃないか」
律「どうしたんだよ唯が困ってたのにさっさと帰ってしまった梓ー」
梓「ウザイなぁ」
「それより話の流れ的に、唯センパイはここにいていいんでしたっけ」
唯「大丈夫、愛するムギちゃんのケーキを食べたことで
昨日のことは全部思い出したよ!」
紬「ゆ、唯ちゃん!!」ズギューンム
律「ジョークだろ?」
唯「YES!YES!YES!」
紬「チクショオオオオオォォォ!!」バギューンム
329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:17:26.63 ID:BOkYxl4X0 [41/58]
梓「そんなくだらないことより」
紬「屋上」
梓「憂のシスコン魂をなんとかするオペレーションを
私なりに考えてみたのですが」
唯「本当!?あずにゃん大好き!」
梓「どうせそれもウソなんでしょ?」
唯「ふっ、さてね」
梓「ようするに憂は唯センパイに幻想を持ちすぎなんです」
「唯センパイがいかにだらしなくて最低のクズのヘタレで
自分の事しか考えていないグータラな女、いやメス豚であるか
思い知れば幻滅どん引き一刀両断」
「二度とこんなゴキブリの足裏を舐めようなんて思わないハズです」
331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:20:14.91 ID:BOkYxl4X0 [42/58]
和「なるほど名案ね(ゴキブリはアンタでしょ唯はウンコまでキレイなのよ)」
澪「一理ある(ゴキブリはお前だろ、私の唯にヒドイ事を…)」
律「ゴキブリはお前だろ(さすが梓だぜ!)」
紬「私、一度後輩をゴキブリ扱いするのが夢だったの」ペッ
唯「それでアズブリ?ゴキにゃん?えーっと中野」
「結局、何をすればいいの?」
梓「はい」
「実は私、昨日、帰るフリをして実は平沢邸にコッソリ侵入したんです」
澪「実はって2回言ってるぞ」
和「さすがゴキ…おっと続けて」
333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:22:43.50 ID:BOkYxl4X0 [43/58]
梓「そしてセンパイ達が唯センパイの足裏に夢中になっているスキに
平沢邸のありとあらゆる所にカメラをしかけておいたんです!!」
澪「なるほど、そこには100年の恋も冷める
唯のあられもないない姿が…ってワケか」
律「けど、憂ちゃん一緒に住んでるんだろ?」
「例え唯が寝ぼけて床にウンコをまきちらしても
寝ぼけてウンコをパンにのっけて食べてても
憂ちゃん全部知ってるんじゃないのか?」
唯「私はそこまでアレじゃないよ!!」
和「(チッ…)」
337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:33:53.34 ID:BOkYxl4X0 [44/58]
梓「確かに…唯センパイは家では意外としっかりしているんですね」
「髪の毛たらしてアダルトチックな雰囲気を醸し出して」
「ベッドの上でパンツに手を入れ始めた時はキターーーーと小躍りしましたが」
唯「変態!変態!変態!」
和「その動画、あとでダビングして」
「でも憂ならそれで幻滅するどころか
元気になるような気もするけど」
梓「いえ、ここからが肝ですよ」
「なんと唯センパイ、2ちゃんねるでスレ立てしてたんです」
律「にちゃんねる?」
澪「知らないのか?色んな人が色んな事を書き込む掲示板さ。
よく知らないけど」
339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:36:32.63 ID:BOkYxl4X0 [45/58]
紬「普通の人もカキコしてるけど、
大半がニート、ひきこもり、犯罪者予備軍なの。
よく知らないけど」
和「エロ画像収拾に罵詈雑言の罵りあい。
あんな汚れたところにROMってるだけでも
恥だというのに
スレ立てまでするなんて
確かに唯のイメージがブチ壊しね。
よく知らないけど」
澪「どこでスレ立てしたかが重要じゃないか?
犬猫大好き板とかなら問題ないだろ
よく知らないけど」
梓「それが…VIPなんですよ」
341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:38:55.20 ID:BOkYxl4X0 [46/58]
紬「キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「よく知らないけど?」
和「それでスレタイは?
よく知らないけど」
梓「そこは無難で「中間テストの定評が4.2だったんだけど悪いの?」
だけど20分経ってもレスが一つもつかないもんだから
ついに自演を始めて…ww」
澪「あーアレか!そういえばちょっと祭りになってたっけwww」
和「>>1がソッコー自演見抜かれて怒り狂ったあげく
なぜかオパーイ晒し始めてwwww」
紬「あのアホ、唯ちゃんだったんだwwwwwww」
澪&和&紬「よく知らないけど」
唯「(死にたい)」
344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:44:11.76 ID:BOkYxl4X0 [47/58]
梓「そんな一部始終を収めた映像を
憂に見せれば、多少は目も冷めるのでは」
澪「でも…」
「憂ちゃんショック過ぎて唯の事 刺さないかな」
紬「」
和「」
唯「お返事は!?聞こえないよ!?」
梓「それはそれですよ」
律「そうさ」
「何かを手に入れるためには何かを失う、これ常識な」
唯「もう足の裏くらい舐めさせてもいいような気がしてきた」
345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:47:15.84 ID:BOkYxl4X0 [48/58]
─帰り道─
梓「というワケでこのDVDに動画を入れておきました」
唯「えー本当に見せるの…?」ウルッ
澪「(半泣きの唯かわいい)
「大丈夫さ。憂ちゃんだって適度に分かってくれるよ」
梓「そうですよ。唯センパイの足裏なんて舐めたくもないけど
ご飯は作ってあげたくなっちゃう…そんな頃合の嫌われ具合で」
唯「そんなややこしい状態が存在するの!?」
紬「むしろ普通の家庭じゃないかしら」
和「さ、唯の家に着いたわよ」
唯「た、ただいま~」
346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:49:39.86 ID:BOkYxl4X0 [49/58]
─平沢邸─
憂「あれ、今日は梓ちゃんに和さんまで」
和「憂、別に「和ちゃん」でもいいのよ」
憂「アハハ、いいトシして「ちゃん」はアリエナイですよ~」
和「えっ」
梓「それより憂、今日は見せたいものが」
憂「えっなぁに?」
和「憂、別に「和ちゃん」でもいいのよ」
憂「あはは」
和「…」
347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:51:50.85 ID:BOkYxl4X0 [50/58]
唯「あずにゃ~ん、やっぱり辞めない…?」
梓「ダメです。ここはビシッと分からせてやらねばやるならやらねば」
唯「ウ~じゃあ私、自分の部屋にいるね…」
和「…私も唯の部屋で休んでるわ…」
梓「じゃあ私も(唯センパイ…)」ハァハァ
澪「じゃあ私も(唯…)」
律「じゃあ私も」 他意は無いよ田井中だけに
紬「むぎゅうう(むぎゅうう…)」ハァハァ
梓「じゃあ憂、これ勝手に見といて」ポイ
憂「私もお姉ちゃんの部屋に行きたいよ!!」
梓「憂…この中には唯センパイの恥ずかしい映像が」
憂「まことか」
351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:23:17.86 ID:BOkYxl4X0 [51/58]
─唯の部屋─
唯「さすがに6人もいると狭いね」
澪「そうだな。梓、ちょっと窓から飛び降りてみてくれないか」
梓「うざっ」
唯「だめ!あずにゃんいなくなっちゃヤダ!!」スリスリ
梓「うへへ、離れてくださいー、みんなが見てるじゃないですかー」ニヤニヤ
澪「(メ木几又す)」
梓「え、何聞こえない」
律「くそっ、澪め。唯の方ばっかり気にして。くらえディープキス!!」ムチュウウウゥゥゥ
澪「んぐっ、や、やめぇりちゅううぅぅ」クチョクチョ
紬「ホッホッホー!!」
352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:25:26.35 ID:BOkYxl4X0 [52/58]
和「それより憂、大丈夫かしら」
「もう30分くらい経つけど」
唯「うん…この静けさが逆に不気味だよ…」
和「大丈夫、世界がどうなったって唯だけは助けるわ」
唯「和ちゃん…」ギュ…
和「ニョホホ」ギュ
353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:28:43.63 ID:BOkYxl4X0 [53/58]
梓「でも確かに遅いですね」
「DVDは編集してあるから20分程度」
「今頃、台所で包丁を研いでいるのかも」
唯「そんなの無責任だよ!」
澪「そもそもDVDの意味がよくわかんないんじゃないか?」
「2ちゃんでスレ立てなんて知らない人からすれば
チンプンカンプンだろ」
「よくわからな」
紬「しつこい」
梓「う~ん」
律「ちょっと様子を見に行ってみようぜ」
354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:30:57.65 ID:BOkYxl4X0 [54/58]
唯「うい~」
憂「あっ、お姉ちゃん」
唯「うい?」
憂「ういだよー」
唯「わぁえへへ」
梓「あの、憂?DVDは?」
憂「う~ん、なんだかよく分かんなかったよ」
「しばらく見返してみたんだけど」
梓「なんたる肩透かし」グゥ~
梓「あっ…」
355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:33:52.02 ID:BOkYxl4X0 [55/58]
憂「ふふっ、みんなお腹空いてるんじゃない?」
「よかったら、お夕飯一緒に食べませんか」
律「あーでも親が作ってるだろうからなー」
憂「大丈夫ですよー。そんなにお腹はふくれないと思いますから」
澪「ん?じゃあちょっとだけ」
唯「わーぃ、そうしなよ」
憂「じゃあ、お姉ちゃん、足の裏出して」
356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:36:02.86 ID:BOkYxl4X0 [56/58]
唯「う、憂?」
紬「私、友達の妹がお夕飯薦めてきたら
断って帰るのが夢だったの」
律「お前、本当に友達かよ」
澪「オボエェ」グゥロゲロッパ
憂「ほら、お姉ちゃん~」スッ
唯「いい加減にしろよ、このクズ野郎…」ガシッ
憂「えっ」
唯「そんなに舐めたければ舐めれば!?」
梓「(結局舐めさせるんだ)」
和「じゃあ遠慮なく」ペロ
357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:38:11.50 ID:BOkYxl4X0 [57/58]
唯「憂がそんなに足の裏が好きなら好きにすればいいよ」
「だけど、気持ち悪いんだよ!!本当にイヤなんだよ!!」
和「えっ」ペロ…
憂「お姉ちゃん…」
「もっと罵って!!」
澪「えっ」
唯「変態!変態!変態!」
憂「ああっ、足の裏を舐めるより、コッチの方が気持ちいいよぉ」
「お姉ちゃん大好き」グスッ
唯「う、憂、うわぁぁあん、私も大好きだよぉぉぉ」グスッ
358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:40:20.69 ID:BOkYxl4X0 [58/58]
和「なにこれ」
澪「どう考えてもそんな流れじゃなかったろ」
紬「……おめでとう」パチパチパチ
澪「えっ」
梓「…おめでとう」パチパチ
律「お?おめっとさん!」パァンパァン!!
和「おめでとう!」パチパチ?
憂「おめでとう!」パチパチ
澪「クェッ…」
唯「ありがとう!」
完
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