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唯「憂を無視し続けたらどうなるか」
198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 02:26:40.06 ID:5DH5u4RA0 [1/23]
書こうと思ったらはじまってたでござる
書こうと思ったらはじまってたでござる
203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 02:38:06.90 ID:5DH5u4RA0 [3/23]
唯「憂ともっとラブラブになりたい」
唯「なんかの本で、恋人にわざと冷たくして不安にさせて、後から
甘えたりすると一層距離が縮まるとか読んだ気がする」
唯「ということで憂にわざと冷たくして、後から甘えてもっと仲良くなろう」
唯「でも冷たくするって具体的にどんなだろう?」
唯「う~ん……」
唯「適当に無視でもしてればいいかな?」
唯「よし!それでいこう!」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 02:45:21.18 ID:5DH5u4RA0 [4/23]
――夜
憂「お姉ちゃーん、ご飯出来たよ」
唯(ここでいつも通りリビングにいってご飯を食べたら冷たくしたことにならない……)
唯(ここは無視して、一人で外食しよう)
憂「お姉ちゃん?」
ガチャ
バタン
憂「え……なんで外に?」
206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 02:53:13.31 ID:5DH5u4RA0 [5/23]
――外
唯「ふふ、憂が悲しげな声で私を呼んでいた」
唯「順調順調」
唯「さあて」
唯「なにを食べよう」
唯「財布に相談しよう」
バリバリ
唯「!」
唯「お金がない……だと……?」
唯「そうだった」
唯「今月はみんなで遊びに行ったりしておこずかい使いきっちゃったんだった……」
唯「……」
唯「……」
209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 02:59:15.28 ID:5DH5u4RA0 [6/23]
――唯が出て行って3分後
ガチャ
バタン
憂「あ、戻ってきた」
唯「……」
憂「お姉ちゃん、どうしたの?」
唯「……」
憂「?」
憂「ご飯食べよう?」
パクパク
唯(ふう……やっぱり憂の作るご飯はおいしいなあ)
唯(外食作戦はうやむやになってしまったけど憂を無視したことにかわりはない)
212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:06:03.25 ID:5DH5u4RA0 [7/23]
唯(ふふ……憂の顔が悲壮感に満ち溢れておるわ)
憂「おいしい?」
唯「……」
憂(何かあったのかな?)
憂(さっきもなんか外にでていったし)
唯(ふふ……)
213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:11:45.77 ID:5DH5u4RA0 [8/23]
――唯の部屋
唯「よし」
唯「作戦は順調にすすんでいる」
唯「お次は……」
唯「……」
唯「私はいつも憂と一緒に登校している」
唯「なにも言わずに私だけ先に行ってしまったらきっと悲しむに違いない」
唯「よし!それでいこう!」
唯「そのためには憂が起こしに来る前におきなければ」
唯「おやすみー」
唯「zzz」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:20:35.33 ID:5DH5u4RA0 [9/23]
――翌朝
唯「ん……」
唯「……」
唯「そうだ」
唯「作戦を決行せねば」
唯「キッチンから音が聞こえるということは憂はもう起きてる」
唯「恐らく朝ご飯を作ってると思われるがここは朝ご飯を我慢して
早速家を出よう」
唯「ふふ……せっかく作った朝ご飯を食べてもらえず無言で置いていかれる」
唯「効果は抜群だ!」
唯「憂に絡まれる前に家を出よう」
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:28:25.67 ID:5DH5u4RA0 [10/23]
――1階
テクテク
唯「……」
憂「あ、お姉ちゃん一人で起き……」
ガチャ
バタン
憂「あれ、いっちゃった」
憂「朝ご飯も食べないで……」
憂「朝練でもあるのかな?」
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:35:05.91 ID:5DH5u4RA0 [11/23]
――通学路
唯「よし!成功だ!」
唯「今頃悲しみに打ちひしがれているだろう」
唯「次はどんなことをしようかな~」
唯「学校でじっくり作戦を練ろう」
唯「ふふ……」
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:40:17.41 ID:5DH5u4RA0 [12/23]
――学校
唯「……」
ぐう~
唯(朝ご飯を抜くことがこんなに辛いとは……)
律「どうした?唯」
澪「そんなにグデ~として」
律「まあ、いつものことだけどな」
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:45:10.07 ID:5DH5u4RA0 [13/23]
唯「いや~、お腹が空いちゃって」
紬「唯ちゃんらしいわ」
唯「えへへ~」
唯(早く昼休みにならないかな……)
ぐう~
唯(辛い……)
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:53:26.47 ID:5DH5u4RA0 [14/23]
――昼休み
唯(やっと昼休みだよ……)
唯(よく耐えた!私!)
唯(お弁当を……)
ゴソゴソ
唯「!?」
唯「お弁当が……ない」
唯「……」
唯「憂に会わないできたからお弁当受け取ってない……」
226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:01:20.54 ID:5DH5u4RA0 [15/23]
唯「だが……ここで引き下がる私ではない!」
唯「購買でパンを買ってこよう」
唯「え~と財布は……」
唯「あった」
バリバリ
唯「!?」
唯「……」
唯「お金ないんだった……」
227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:07:52.56 ID:5DH5u4RA0 [16/23]
ぐう~
唯「どうしよう……」
唯「朝ご飯も食べてないのに、お昼ご飯たべないなんて無理だよう……」
唯「ああ……視界が霞んできた……」
憂「お姉ちゃん!」
唯「!」
憂「お姉ちゃん、朝先に行っちゃうからお弁当もっていかなかったでしょ?」
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:13:03.31 ID:5DH5u4RA0 [17/23]
憂「はい、お弁当」
唯(ああ……憂が天使に見える)
唯(でもここでお礼なんて言ったらだめだ)
唯(ここは弁当を強引に奪って何も言わずに食べ始めよう)
バッ
憂「あっ」
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:19:31.60 ID:5DH5u4RA0 [18/23]
唯「……」
パクパク
憂(ふふ、お姉ちゃんよっぽどお腹空いてたんだ)
唯(悲しみに顔を歪めている)
唯(いいぞいいぞ)
憂「そういえばなんで朝あんなに早く学校にいったの?」
唯(無視無視)
憂「?」
唯(それにしてもうまい)
236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:26:38.59 ID:5DH5u4RA0 [19/23]
――夜 家
憂「おねえちゃーん」
唯(ここは無視して2階に……)
憂「アイス食べる~?」
唯「!?」
憂「どうしたの?階段で立ち止まって」
唯「……」
唯(耐えるんだ……!)
唯(アイスなどいつでも食べれるではないか!)
スタスタ
憂「お姉ちゃん?」
憂「?」
238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:31:34.26 ID:5DH5u4RA0 [20/23]
――唯の部屋
唯「くっ!」
唯「やっぱりアイス食べたい!」
唯「……」
唯「そういえばなんで憂のこと無視してるんだっけ?」
唯「……」
唯「……?」
唯「忘れっちゃった」
唯「でもなんだか憂に甘えなくちゃいけない気がする」
唯「よし!」
唯「甘えよう!」
240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:36:19.07 ID:5DH5u4RA0 [21/23]
――1階
唯「う~い~」
憂「え?」
唯「憂!」ダキッ
憂「わっ!お姉ちゃん!?」
唯「う~い~」スリスリ
憂「どうしたの?急に」
唯「わかんな~い」
憂「なにそれ」クスッ
憂「アイス食べる?」
唯「うん!」
終わり
唯「憂ともっとラブラブになりたい」
唯「なんかの本で、恋人にわざと冷たくして不安にさせて、後から
甘えたりすると一層距離が縮まるとか読んだ気がする」
唯「ということで憂にわざと冷たくして、後から甘えてもっと仲良くなろう」
唯「でも冷たくするって具体的にどんなだろう?」
唯「う~ん……」
唯「適当に無視でもしてればいいかな?」
唯「よし!それでいこう!」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 02:45:21.18 ID:5DH5u4RA0 [4/23]
――夜
憂「お姉ちゃーん、ご飯出来たよ」
唯(ここでいつも通りリビングにいってご飯を食べたら冷たくしたことにならない……)
唯(ここは無視して、一人で外食しよう)
憂「お姉ちゃん?」
ガチャ
バタン
憂「え……なんで外に?」
206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 02:53:13.31 ID:5DH5u4RA0 [5/23]
――外
唯「ふふ、憂が悲しげな声で私を呼んでいた」
唯「順調順調」
唯「さあて」
唯「なにを食べよう」
唯「財布に相談しよう」
バリバリ
唯「!」
唯「お金がない……だと……?」
唯「そうだった」
唯「今月はみんなで遊びに行ったりしておこずかい使いきっちゃったんだった……」
唯「……」
唯「……」
209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 02:59:15.28 ID:5DH5u4RA0 [6/23]
――唯が出て行って3分後
ガチャ
バタン
憂「あ、戻ってきた」
唯「……」
憂「お姉ちゃん、どうしたの?」
唯「……」
憂「?」
憂「ご飯食べよう?」
パクパク
唯(ふう……やっぱり憂の作るご飯はおいしいなあ)
唯(外食作戦はうやむやになってしまったけど憂を無視したことにかわりはない)
212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:06:03.25 ID:5DH5u4RA0 [7/23]
唯(ふふ……憂の顔が悲壮感に満ち溢れておるわ)
憂「おいしい?」
唯「……」
憂(何かあったのかな?)
憂(さっきもなんか外にでていったし)
唯(ふふ……)
213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:11:45.77 ID:5DH5u4RA0 [8/23]
――唯の部屋
唯「よし」
唯「作戦は順調にすすんでいる」
唯「お次は……」
唯「……」
唯「私はいつも憂と一緒に登校している」
唯「なにも言わずに私だけ先に行ってしまったらきっと悲しむに違いない」
唯「よし!それでいこう!」
唯「そのためには憂が起こしに来る前におきなければ」
唯「おやすみー」
唯「zzz」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:20:35.33 ID:5DH5u4RA0 [9/23]
――翌朝
唯「ん……」
唯「……」
唯「そうだ」
唯「作戦を決行せねば」
唯「キッチンから音が聞こえるということは憂はもう起きてる」
唯「恐らく朝ご飯を作ってると思われるがここは朝ご飯を我慢して
早速家を出よう」
唯「ふふ……せっかく作った朝ご飯を食べてもらえず無言で置いていかれる」
唯「効果は抜群だ!」
唯「憂に絡まれる前に家を出よう」
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:28:25.67 ID:5DH5u4RA0 [10/23]
――1階
テクテク
唯「……」
憂「あ、お姉ちゃん一人で起き……」
ガチャ
バタン
憂「あれ、いっちゃった」
憂「朝ご飯も食べないで……」
憂「朝練でもあるのかな?」
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:35:05.91 ID:5DH5u4RA0 [11/23]
――通学路
唯「よし!成功だ!」
唯「今頃悲しみに打ちひしがれているだろう」
唯「次はどんなことをしようかな~」
唯「学校でじっくり作戦を練ろう」
唯「ふふ……」
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:40:17.41 ID:5DH5u4RA0 [12/23]
――学校
唯「……」
ぐう~
唯(朝ご飯を抜くことがこんなに辛いとは……)
律「どうした?唯」
澪「そんなにグデ~として」
律「まあ、いつものことだけどな」
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:45:10.07 ID:5DH5u4RA0 [13/23]
唯「いや~、お腹が空いちゃって」
紬「唯ちゃんらしいわ」
唯「えへへ~」
唯(早く昼休みにならないかな……)
ぐう~
唯(辛い……)
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 03:53:26.47 ID:5DH5u4RA0 [14/23]
――昼休み
唯(やっと昼休みだよ……)
唯(よく耐えた!私!)
唯(お弁当を……)
ゴソゴソ
唯「!?」
唯「お弁当が……ない」
唯「……」
唯「憂に会わないできたからお弁当受け取ってない……」
226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:01:20.54 ID:5DH5u4RA0 [15/23]
唯「だが……ここで引き下がる私ではない!」
唯「購買でパンを買ってこよう」
唯「え~と財布は……」
唯「あった」
バリバリ
唯「!?」
唯「……」
唯「お金ないんだった……」
227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:07:52.56 ID:5DH5u4RA0 [16/23]
ぐう~
唯「どうしよう……」
唯「朝ご飯も食べてないのに、お昼ご飯たべないなんて無理だよう……」
唯「ああ……視界が霞んできた……」
憂「お姉ちゃん!」
唯「!」
憂「お姉ちゃん、朝先に行っちゃうからお弁当もっていかなかったでしょ?」
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:13:03.31 ID:5DH5u4RA0 [17/23]
憂「はい、お弁当」
唯(ああ……憂が天使に見える)
唯(でもここでお礼なんて言ったらだめだ)
唯(ここは弁当を強引に奪って何も言わずに食べ始めよう)
バッ
憂「あっ」
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:19:31.60 ID:5DH5u4RA0 [18/23]
唯「……」
パクパク
憂(ふふ、お姉ちゃんよっぽどお腹空いてたんだ)
唯(悲しみに顔を歪めている)
唯(いいぞいいぞ)
憂「そういえばなんで朝あんなに早く学校にいったの?」
唯(無視無視)
憂「?」
唯(それにしてもうまい)
236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:26:38.59 ID:5DH5u4RA0 [19/23]
――夜 家
憂「おねえちゃーん」
唯(ここは無視して2階に……)
憂「アイス食べる~?」
唯「!?」
憂「どうしたの?階段で立ち止まって」
唯「……」
唯(耐えるんだ……!)
唯(アイスなどいつでも食べれるではないか!)
スタスタ
憂「お姉ちゃん?」
憂「?」
238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:31:34.26 ID:5DH5u4RA0 [20/23]
――唯の部屋
唯「くっ!」
唯「やっぱりアイス食べたい!」
唯「……」
唯「そういえばなんで憂のこと無視してるんだっけ?」
唯「……」
唯「……?」
唯「忘れっちゃった」
唯「でもなんだか憂に甘えなくちゃいけない気がする」
唯「よし!」
唯「甘えよう!」
240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:36:19.07 ID:5DH5u4RA0 [21/23]
――1階
唯「う~い~」
憂「え?」
唯「憂!」ダキッ
憂「わっ!お姉ちゃん!?」
唯「う~い~」スリスリ
憂「どうしたの?急に」
唯「わかんな~い」
憂「なにそれ」クスッ
憂「アイス食べる?」
唯「うん!」
終わり
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