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唯「私は死なないよー!!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 10:01:25.23 ID:L7k1t9iD0 [1/66]
20xx年ネオトキオ
警備員の目を盗んで金有タワーの頂上に登る唯

唯「・・・・・(誰かにつけられてる)」

金有「そこで何をしている。平沢唯。銅像になれ。はっ」

唯「しまったぁー。17歳の私が必要だぁー」

ギー太「唯ぃーー」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 10:12:03.61 ID:L7k1t9iD0
2010年桜高3年2組教室

唯「うーん」

和「何うなってるのよ唯」

唯「あー和ちゃん。志望校どこにしようか迷ってて・・」

和「えぇー進路調査票まだ出してなかったのぉ。皆とっくに提出してるわよ!」

唯「でもでも私頭よくないし、大学の事もよく分かんないし・・・」

和「唯・・・このままじゃ本当にニートになっちゃうよ」

唯「今回は重たいよ。その言葉っ!」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 10:13:24.09 ID:L7k1t9iD0
オープニングテーマ
ハピハピ放課後ティータイムバージョン
クレイアニメで表現されています。

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 10:17:19.72 ID:L7k1t9iD0
唯「んーーニートでいいやぁ・・・にぃいぃとぉ」

和「やめなさいって・・・」

唯「結局。和ちゃんは第一志望どこにしたのぉ」

和「私は国立の方にしたわ。ちょっと無謀な気もするけど、がんばって目指してみようかなって」

唯「じゃぁ私もそこにする」

和「軽っ!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 10:21:56.13 ID:L7k1t9iD0
唯「だってぇ和ちゃんと一緒がいいんだもーん」

律「なーに騒いでんの。練習行くぞ」

和「いやぁ唯がね・・・」

澪「唯まだ進路決めてなかったのか」

唯「澪ちゃんはどこにしたの。第一志望」

澪「私は推薦貰おうかなぁっと」

唯「すいせんっと」

和「唯。推薦って何か知ってる」

唯「さぁ」

一同「・・・・」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 10:24:26.25 ID:L7k1t9iD0
唯「ムギちゃんはどこ行くのぉ」

紬「私は前話した女子大に」

澪「すごい、名門だな」

唯「私もそこに・・」

和「いいかげんにしなさいっ」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 10:27:32.49 ID:L7k1t9iD0
唯「ムギちゃんのとこって難しいの」

紬「えーっと・・・ちょうど赤本持ってるから見てみる」

律「どれどれぇ うっ英語っ!」

唯「目がチカチカするぅ・・・」

澪「現実を知ったな」

律「ここは日本だぁー!英語なんて必要なーい!」

唯「必要なーい!」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 10:33:10.50 ID:L7k1t9iD0
澪「学校の英語で赤点取ってると留年だぞ」

律唯「ガビーンッ!!」

唯「ところで律っちゃんはどこにしたのぉ」

律「私は未定って書いた。進路なんてまだ全然分からないしなぁー」

唯「じゃぁ私も未定にする」

澪「いいのか・・・それで・・・」

律「紙切れなんかに私達の未来は決められないぜー!」

唯「ないぜー!」

アナウンス
さわ子「3年2組の田井中さん、平沢さん。至急職員室まで来なさい。」

律唯「ガビーン!!」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 10:43:23.82 ID:L7k1t9iD0
軽音部部室

唯「将来の事なんて分かんないよぉずっと今のままがいいのに・・・」

梓「唯先輩。現実を見てください。」

律「でもさぁみんな将来何になりたいの。私はミュージシャンになれればいいなー」

和「私は学校の先生かな」

紬「私は父の会社を継ぐの」

梓「私は政治家です。」

澪「私は・・・・お嫁さん・・・」

一同「唯は」

唯「私はずーーーとこのままがいいなぁ。大人になりたくないよぉ。ずぅっとみんなとお菓子食べてバンドやって・・・」

和「あれ何かしら・・・」

律「おい唯の頭の上・・・」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 10:47:32.77 ID:L7k1t9iD0
唯「え」

ドスーン
唯の頭上から一本のギターが落ちてきた。

ギー太「いてててて。唯ちゃんは・・・っとあなたですねギターが上手そうだ」

梓「え・・・私は中野梓です・・・」

ギー太「え・・それじゃぁ唯ちゃんは・・・」

一同が唯に向かって指をさした。

唯「え。何何」

ギー太「・・・・この頭悪そうなドジっ子が私のお嫁さん・・・」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 10:55:37.97 ID:L7k1t9iD0
和「なんなのあなた。いきなり表れて唯がお嫁さんがどーのこーの」

ギー太「私はあなた。正確に言うと未来の唯ちゃんのお婿さんです。ギー太と申します。」

一同「ええええ」

唯「えーギー太はこんなに汚くないよ。あなたみたいに塗装ぼろぼろじゃないよぉ。」

ギー太「未来の唯ちゃんを助けなくちゃいけません。さぁ私と未来へ行くのです。」

唯「えーめんどくさいよぉそれよりお菓子食べようよ」

ギー太「そんな事言ってる場合じゃないんだよ」

唯「アイースぅ」

ギー太「いやいやアイスじゃなくて」

唯「アイースぅ」

ギー太「いやいや」

唯「アイースぅ」

ギー太「・・・・」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 11:02:47.20 ID:L7k1t9iD0
ギー太「やっぱりあなたは唯ちゃんだ。大変な時でもいつもお菓子の事しか考えていない」

唯「・・・」

ギー太「さぁとにかく急いで。」

唯の手を取り未来へと向かおうとするギー太

律「おいおいちょっと」

澪「唯を勝手に連れて行くな」

紬「でもなんか楽しそうね」

梓「唯先輩についていかなくちゃ・・・」

和「みんなギー太と唯に掴まるのよっ」

ピカッ
大きな光と共に部室から消え去る軽音部と和とギー太

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 11:16:42.78 ID:L7k1t9iD0
暗黒の空
まぶしいネオン輝く都市ネオトキオ
上空に放り出されたギー太と唯、そして軽音部と和
ギー太と唯はネオトキオの都心に落ち
軽音部と和はスラム街へ落ちてしまった・・・

唯「わぁかわいいネオンだねぇもう夜なんだぁ」

ギー太「いや。今はお昼です。ネオトキオは一日中夜のように暗いのです。」

唯「え・・・そうしてお昼なのに暗いのぉ」

ギー太「今やってきた過去、あなた達の時代の数日後に隕石が振ってきて東京の都心部は壊滅状態に・・・その影響で空には一日中黒い雲に覆われているんです・・・」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 11:23:13.70 ID:L7k1t9iD0


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 11:54:14.52 ID:L7k1t9iD0
和「澪ってもしかして処女?」

澪「な、なんだぁいきなりっ!」

澪に抱きつく和

和「澪ってあったかいね。」

澪「和っちょっと熱でもあるんじゃないかっ!?」

和「胸も大きいのね」

制服の上から澪の胸を揉む和

澪「ば、ばかぁ・・・や・・・め・・ろ・・・」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 11:59:29.38 ID:L7k1t9iD0
和「キスしてもいいかしら」

澪「え・・ちょっん」

和「澪の唇もやわらかいのね・・・」

和の手が澪のスカートの中へと進む

澪「や、やだっ!?ひゅんっ!?」

和「あらぁ嫌がってる割にはパンツ湿ってるわよ澪」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:03:47.36 ID:L7k1t9iD0
和「直接触ってみようかしら」

澪のパンツの中に進む和の手

澪「ん、んやぁ・・はぁ・・・はぁ・・」

和「すごい濡れてるわねぇ。指入れるわよ」

澪「いや、やっ!?あ・・・んはぁ・・・」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:08:56.35 ID:L7k1t9iD0
和「澪ぐしょぐしょね。パンツ脱いで」

澪「・・・・・」

無言でパンツを脱ぐ澪

和「しましまパンツかわいいわね」

澪「・・・・・・」

和「股を開いて澪の観音様拝ませて」

股を開く澪

和「きれいね」

澪の陰部をじっと見つめる和

澪「やだ・・・恥ずかしいよ・・・」

そう言って両手で顔を隠す澪

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:16:06.47 ID:L7k1t9iD0
和「澪の顔格かくしたっておまんこは丸見えよ。フフフ」

慌てて両手で陰部を隠す澪

澪「やっ・・・和のいぢわる・・・」

和「両手をどかしてよ。気持ちいいことしてあげるわ」

ゆっくりと手を引き、澪の陰部がこんにちわする

和「栗がいいの。それとも中が気持ちいいの。」

澪「え・・・・く、くりちゃん・・・・」

和「両方いじめちゃうわよ。ほら」

澪「んやぁ・・・・ら・・・ん・・・はぁ・・・んはぁ・・・」

くちゅくちゅくちゅくちゅ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:21:47.70 ID:L7k1t9iD0
その頃律は・・・・

律「よいしょっよいしょっ」

憂「律さんと紬さんに手伝ってもらうなんて・・・なんかごめんなさい」

紬「憂ちゃん黙って掘るの・・・・」

律「よーしこのくらい掘ればいいだろう」

紬「さ憂ちゃん放って」

憂「よいしょっと」

掘った穴に大きな布の袋を放り投げる憂

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:27:29.26 ID:L7k1t9iD0
律「さー埋めるぞぉ」

憂「お姉ちゃんごめんね・・・・」

紬「唯ちゃんの死体はやがて土に吸収されてこの木の栄養となるの」

律「しっかし憂ちゃんらしくないよな梓に唯を取られるのが嫌で梓殺そうとするなんてなぁ」

紬「でも間違って唯ちゃんを殺しちゃったのよね・・・かわいそうに・・・」

律「そんで梓には逃げられたと・・・・憂ちゃん梓はどうするの」

憂「必ず殺します。この手で・・・」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:32:49.70 ID:L7k1t9iD0
その頃梓は・・・・

梓「憂は私を殺す・・・あの子なら躊躇なく私を殺す・・・・」

憂から逃げる梓は船を漕いでいた

梓「強くならなきゃ武天老師様の所で修行して憂を必ず殺さなくちゃ・・・」

必死に船を漕ぐ梓
しかしいくら漕いでも亀ハウスらしきものが立っている孤島にはたどり着かなかった・・・

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:36:28.43 ID:L7k1t9iD0
船を漕ぎ始めて5日目

梓「見つからないよぉ・・・・亀ハウス・・・あれは漫画の世界だけなのかな・・・お腹空いたよぉ」

ひたすら船を漕ぐ梓

梓「もう亀ハウスなんてどうでもいいや。次に見えた岬に入ってとりあえず何か食べなくちゃ」

しばらく進むと港の灯りが見えてきた

梓「あった。よーしとりあえずそば食べよう。ざるそば食べようっと」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:41:14.09 ID:L7k1t9iD0
その頃天国では・・・・

唯「あれー私なんで死んじゃったんだろう・・・・」

閻魔大王「お主は妹の平沢憂に殺されたんじゃ」

唯「えーそんなわけないよぉ憂がそんな事・・・・」

閻魔大王「事実じゃ。お主の妹が中野梓を殺そうとしたが間違えてお主を殺してしまったのじゃ」

唯「そんなぁ・・・・・あずにゃん・・・・あずにゃんを殺す・・・」

そのとき唯は決心した梓を殺すと・・・

唯「えんちゃん大王どうにかなりませんか」

閻魔大王「え、えんちゃん・・・しょうがないなぁデレデレ」

コエンマ「親父あれなら・・・コショコショ」

閻魔大王「あれだな」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:46:52.97 ID:L7k1t9iD0
閻魔大王「わしの一存でお前を生き返らせてやろう」

唯「わーいやったぁ」

閻魔大王「ただし」

唯「石田純一」

閻魔大王「それははだし」

唯「南海のエース」

閻魔大王「杉浦忠」

唯「まことちゃん」

閻魔大王「ぐわし」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:50:29.65 ID:L7k1t9iD0
閻魔大王「ただし条件がある。その条件とは・・・・・」

その頃下界では・・・・

タモリ「今日のゲストは放課後ティータイムの皆さんでーす」

律「部長・・じゃなくてリーダーのドラム田井中律でーす」

紬「キーボードの琴吹紬です」

澪「ベースの秋山澪です」

憂「ギターの平沢憂です」

和「三波春でございまっ」

ゴツン

和「メガネ担当の真鍋和でーす」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:55:38.32 ID:L7k1t9iD0
律(いやー憂ちゃん入れた途端デビュー出来ちゃうなんてラッキー唯死んでよかったじゃん)

紬(タモリさん結構禿げてるわね・・・)

憂(これも梓を殺す為の資金稼ぎ・・・)

澪(緊張するぅ・・・・和にトビッコ入れられてるし・・・本番中にスイッチ入れられたらどうしよう・・・)

和(スイッチオン)

ウイーン

澪「んはぁっ」

タモリ「どうしたの澪タン。ウイーンって音なに」

澪「ウイーン・・・・ウイーン少年合唱団」

客席爆笑

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 12:59:20.23 ID:L7k1t9iD0
その頃梓は・・・・

梓「大将はやくそば打ち教えて下さい。雑用の為にここで働いてる訳じゃないんですよ」

そば屋で修行中であった

梓(はやくそば打ち憶えて両親に私の打ったそば食べさせてあげたいんだ・・・)

大将「おらぁ梓手が動いてねぇぞ」

梓「すいませーん」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:03:49.62 ID:L7k1t9iD0
その頃唯は・・・・

唯「4998・・・4999・・・5000っとやっと終わったぁ」

A「次はにんじん5000本切ってくださいね」

唯「いや生き返るのって大変だなぁカレー屋さんでバイトするとはなぁ」

A「天国でもカレーは人気ありますからね」

唯「このカレー屋さんで一人前になって絶対生き返ってやるんだ・・・待っててね憂」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:10:11.09 ID:L7k1t9iD0
3年後

和「憂ちゃんっ梓が都内のそば屋さんで働いてるって話聞いたわよっ」

憂「本当ですかそれ」

律「よーし突撃して殺しちゃうべ」

澪「憂ちゃんどうするんだ本当に殺すのか」

憂「時きたり・・・・」

紬「話変わるけど最近唯ちゃんの夢みるんだけど。その内容がもうすぐ生き返るからって内容なの」

律「その夢私も見た」

一同「私も」

澪「まさか漫画じゃあるまいし。唯が生き返るなんてこと・・・・」

和「ってかこれ漫画だし」

紬「唯ちゃん生き返るのよ」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:14:17.70 ID:L7k1t9iD0
律「もしかして生き返った唯が私達の助けになったりして」

紬「おもしろそう」

憂「お姉ちゃん・・・・・」

澪「唯は梓と間違えて殺されたんだぞ。梓にうらみ持ってるだろうからきっと力になってくれるよ」

和「それじゃぁソバ屋に来ましょうか」

紬「食事にはまだ早いわ。さっき昼食食べたばっかりだし・・・寄席で時間つぶしてからいきましょう」

一同「賛成」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:17:10.05 ID:L7k1t9iD0
寄席

柳家喬太郎「いやいや左右の姪です。」

客席ワーーーぱちぱち

紬「いやーきょんきょんおもしろいねー」

澪「詳しいんだなムギ」

律「・・・・・」

憂「おもしろいー」

和「陰毛かいかいの所好きー」

律「これだ・・・・」

澪「どうしたんだよ律」

律「私落語家になる」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:23:02.27 ID:L7k1t9iD0
澪「いやーおもしろかったなー所で律は」

憂「楽屋に行って弟子入り志願してましたよ。それでそのまま弟子になっちゃいました」

紬「律っちゃんよかったわねー柳家だから道潅最初に稽古するのよね」

和「そんな事よりもうそば屋しまってるわよ」

澪「しょうがない今日はもう帰るか・・・・」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:26:17.92 ID:L7k1t9iD0
数日後そば屋にて・・・

大将「梓・・・・ちょっと話があるんだ・・・」

梓「なんですか大将」

大将「お前誰かに追われてるのか・・・」

梓「え・・・あ・・・・しょうがないです。知られてしまったからもうこの店出ます・・・」

大将「・・・・」

梓「これ以上迷惑かけられないし・・・」

大将「俺には娘がいたんだ・・・・」

梓「え・・・・」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:30:54.39 ID:L7k1t9iD0
大将「かわいがってたよ。俺の打つそばおいしいっていつも言ってくれてさ」

梓「・・・・・」

大将「でも10歳の時に交通事故で死んじまったんだ・・・生きてたら梓くらいの歳だったんだよ・・・」

梓「大将・・・・」

大将「俺は止めねぇぞ。だけどな俺は梓を本当の娘のように思ってたよ。時には厳しくした事もあったよなごめんよ。だからいつでも帰っておいで・・・・梓」

梓「大将・・・・・」

前掛けをテーブルの置き、無言のまま店を去る梓
夜の風はいつもより少し冷たかった・・・・

大将「梓・・・・・」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:33:13.51 ID:L7k1t9iD0
澪「梓あの店やめたんだってな」

憂「いまどこにいるんだろう・・・・」

紬「また振り出しの戻っちゃったね」

和「そういえば唯生き返る話ってどうなったのよ」

澪「ドラゴンボール集めよう」

一同「うん」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:39:03.35 ID:L7k1t9iD0
3年後

律「いやー寒いですねーどっかで飲んで行きましょうよ師匠」

喬太郎「そうだな・・・あれあんなところにそばの屋台があるな。めずらしい」

梓「そばーーうーーーーそばーー」

律「今時屋台のそば屋なんてあるんですねちょっと食べて行きましょうよ」

喬太郎「そうだな。こんばんわー。これまためすらしいめ女の大将かいっ」

律「お姉さんしっぽく2人前ちょうだ・・・あ・・梓・・・・」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:44:08.94 ID:L7k1t9iD0
梓「律先輩・・・・」

律「逃げるなよ梓。私は憂ちゃん達とは違う。もうお前を追ってないよ」

梓「本当ですか・・・・」

律「今落語家やってるんだ、こちらが師匠の喬太郎。こないだ二つ目になったんだぞ」

梓「それはよかったですね。はいしっぽくおまちっ」

律「おめぇ所のそばは香りはいいや。まずは汁から。ずーーずーーうめぇないい出し使ってるじゃんえぇか」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:51:23.56 ID:L7k1t9iD0
照れる梓

律「ちくわがまたぶ厚いねー横にすると立つんじゃねぇか。ソバもいい具合だうめぇよ」

梓「本当ですか・・・・」

律「いやぁうめぇやもう一杯と言いたい所だが、よそでまずいそば食って来たもんだから勘弁してくれや。いくらだ」

梓「ありがとうございます。2人前で800円です。」

律「銭細けぇんだが大丈夫か」

梓「大丈夫ですよ」

律「手ぇだしな。ひーふーみーよー・・・今何時だい」

梓「いつつです」

律「むーななーやーっとこれでちょうどだろ。うまかったよそんじゃっ」

梓「律先輩に誉められた。すごくうれしい・これからもそば屋がんばろうっと」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 13:54:51.04 ID:L7k1t9iD0
その頃澪達は・・・・

澪「よーしこれで7つ全部そろえたぞー」

憂「長かったですね」

和「ムギの家の力がなかったら絶望的だったわよ」

紬「私のお父さん政治家にも顔きくから軍事力使えてよかったわ」

澪「よーしそれじゃシェンロン呼ぼうぜー」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:00:03.08 ID:L7k1t9iD0
和「いでよシェンロンっ」

シェンロン「シェンロンだよー願い事言えば叶えるぞ」

澪「でかいなー」

紬「憂ちゃん願い事いうのよ」

憂「エンジェルビーツのBD第一巻が欲しい」

澪「こらーーーーーー」

シェンロン「わかった。ほら」

空から振ってくるエンジェルビーツBD第一巻

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:05:50.48 ID:L7k1t9iD0
紬「まだ発売日前なのに・・・・すごいさすがシェンロン」

澪「馬鹿野郎ーー唯生き返らせるんじゃなかったのかよー」

憂をボコボコにする澪

シェンロン「心配するなもうひとつだけ願い叶えてやる」

紬「このシェンロンはデンデの作ったシェンロンだったのね」

和「憂ちゃん願い事いうのよ」

憂「私のお姉ちゃんを・・・平沢唯を生き返らせてくださいっ」

シェンロン「よーしわかった。生き返らせたぞ。さらばだっ」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:11:00.63 ID:L7k1t9iD0
唯「あれぇみんな揃ってどうしたのぉ」

澪「唯」

紬「唯ちゃん」

和「唯」

憂「お姉ちゃーん」

唯に飛びつく憂

憂「かっこお姉ちゃんごめんねー私のせいで梓のせいでーわーん」

唯「憂苦しいよぉ私天国で全部見てたんだよぉあずにゃんの居場所も分かってるから」

憂「それじゃぁさっそく梓を殺しに行こうよ」

唯「その前にアイスぅ」

一同ドテッ

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:14:37.22 ID:L7k1t9iD0
澪「律も呼ぼうよ。やぱりみんな揃ってなきゃ梓を殺せない」

紬「そうね。今日律っちゃんは末広亭の昼に出てるから終わる頃に楽屋にいってみましょう」

唯「わたしね。天国でカレー屋さんでバイトしてたんだよぉカレー作るのうまくなったんだよぉ」

憂「お姉ちゃんが料理を・・・・」

唯「泣かないでよぉ憂ぃ」

憂「だって嬉しくて」

唯「よーしそれじゃぁ今からカレー作るよぉ」

一同「わーい」



50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:17:59.40 ID:L7k1t9iD0
都内某所

唯「ここにあずにゃんは来るはずだよぉ」

律「そういえばこないだ梓のさば食ったよぉうまかったな」

澪「てかなんで唯はカレー入った寸胴持ってきたんだよ」

唯「だってあずにゃんにも食べさせてあげたいんだもん」

澪「殺す相手にカレー食わせるのかよっ」

憂「とにかく梓が来るまでじっと待ってましょう」

梓「そばーーーーうーーーー」

一同「来たっ」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:21:39.37 ID:L7k1t9iD0
唯「おーい。あずにゃーん」

梓「え・・・唯先輩なんで・・・・みんなも・・・」

澪「唯走るな危ないだろそんな寸胴もって走ったら転ぶぞ」

唯「あずにゃっあっ」

憂「お姉ちゃん危ない」

転ぶ唯空高く飛ぶ寸胴
中身のカレーが梓のそばつゆの中に落ちた

梓「何するんですか唯先輩。私が朝から仕込んだそばつゆどうしてくれるんですか」

唯「ごめんあずにゃーん」

梓「こんなつゆもう飲めない・・・ペロ・・・え・・おいしい・・・」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:32:02.15 ID:L7k1t9iD0
ちょっとうんこしてたごめん

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:34:27.93 ID:L7k1t9iD0
律「私にも飲ませてよーごくごく・・・・うまい」

澪「私も」

和「私も」

紬「私も」

憂「・・・・わ、わたしも・・」

梓「憂・・・もう怒ってないの・・・」

憂「うんだってお姉ちゃん生き返ったし・・このかれーとそばミックスした物おいしいし」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:38:00.57 ID:L7k1t9iD0
唯「あずにゃんそば茹でてよーそば入れたらもっとおいしいよぉー」

梓「は、はいっ」

みんなでこのカレーとそばをミックスした物を食べてわいわい楽しんだ

律「でも意外だったよなぁカレーとそば合わせるとこんなにうまいなんてさぁ」

澪「そうだなこれをそばカレーと命名しようか」

紬「カレーそばの方がいいじゃない」

和「いやーうまいなー」

憂「おいしい・・・・お姉ちゃんのカレーと梓ちゃんのそばの相性は抜群ね」

そこに一人の男が近づいてきた・・・・
「これがカレーそば誕生の瞬間だな」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:42:28.56 ID:L7k1t9iD0
唯「えんちゃん大王っ!?」梓「大将っ!?」

男「唯と梓おまえらがおどろくのも無理はない」

律「この人誰だ。唯と梓が顔見知りみたいだけど・・・」

男「私は閻魔大王。下界では趣味でそば屋の店主をやっておる。新しいそばの研究をしておってな。カレーとそばが合うんじゃないかと思って二人を使って実験してたんじゃ」

梓「それじゃぁ大将が全部仕組んだって事ですかぁー」

唯「えんちゃんもいじわるだねぇ」

澪「とにかく私達また仲良くなれておいしいカレーソバも食べられたし一件落着だよね」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:48:45.56 ID:L7k1t9iD0
閻魔大王「いや・・・・こからが本題じゃ」

一同「え」

閻魔大王「お前達を仲直りさせたのは地球の為じゃ。一年後地球にやってくる敵をやっつけるにはお前達の力が必要じゃ」

一同「・・・・・」

唯「もう戦うのやだよぉ・・・・」

澪「これは運命なんだよ・・・・私達のさ、だ、め」

律「戦うっきゃないよね。落語家の夢は諦めるか・・・」

紬「私やります。地球の為なら」

憂「お姉ちゃんがんばろうよ」

和「私もやるわ」

梓「やってやるです」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:52:36.63 ID:L7k1t9iD0
唯「私やる・・・・私は死なないよー」

澪「それでその敵ってどんな奴なんですか」

閻魔大王「それは・・・・死んでたまるか戦線」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:53:53.59 ID:L7k1t9iD0
閻魔大王「死んでたまるか戦線というのはうそだよー。うそぴょーん」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 14:57:36.84 ID:L7k1t9iD0


後編に続く

エンディングテーマDon't say “lazy”

エンドロール

脚本演出 >>1

>>1先生に感謝を込めて




63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:04:35.92 ID:L7k1t9iD0
桜高カレーそば
いつでも行列の絶えない店
屋台から銀座の一等地のビルに店舗を構えるまでに成長
銀座のビルはまるごとカレーそば屋さんなのだ
メニューはもちろんカレーそば一つ

閉店後のカレーそば屋にて・・・・

梓「いやーおつかれさまです。今日もお客さんすごかったですね」

律「いや儲かるねー落語家やめてよかったわ」

澪「カレーそばがこんあに儲かるなんて知らなかったな」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:07:38.88 ID:L7k1t9iD0
唯「みんなぁおつカレー。カレーそばだけに乙カレーなんちって」

和「寒いわね」

憂「ところであれから一年経つけど敵攻めてこなかったね」

律「えんちゃんが言うには敵は方向音痴だからどっか別の星に行っちゃったんだってさ」

唯「今はカレーそば屋さんを一生懸命がんばろうよ」

律「そうだな。たまには飲みに行こうぜー」

一同「おうっ」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:12:14.25 ID:L7k1t9iD0
さくら水産にて

律「いやー飲んだなぁ」

唯「カラオケいこうよぉ」

梓「明日の仕込みがあるからもう帰りましょう」

紬「さくら水産って安いのね」

澪「さくら水産初めてだったのかムギ」

憂「皆さん気づきましたか・・さっきから誰かに見られてるの」

一同「え」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:15:36.01 ID:L7k1t9iD0
憂「あそこで飲んだくれて眠ってるおばさんですよ」

和「でもどっかで見たことあるような・・・」

律「もしかして・・・・さわちゃん」

梓「めんどくさいのでほっといて帰りましょう」

一同「そうだね」

さわ子「金持ちになりやがって・・・・あのガキ共め・・・・」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:18:19.85 ID:L7k1t9iD0
次の日

律「どうでもいいんだけどさぁ私野球選手になりたい」

一同「私も」

律「よしこれから練習だぁー」

一同「おうっ」

こうして出来た草野球チーム桜高カレーそば野球部は
プロ野球参入しセリーグの一員としてスタートしたのであった

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:21:58.59 ID:L7k1t9iD0
開幕の日

律「よーし今日は宿敵ジャイアンツ戦だ気合い入れていけよオーダー発表する」

1番セカンド中野梓
2番レフト真鍋和
3番ファースト平沢唯
4番ショート秋山澪
5番ライト田井中律
6番サード平沢憂
7番キャッチャー酒屋の娘
8番センター曽我部先輩
9番ピッチャー源五郎丸洋

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 15:24:39.58 ID:L7k1t9iD0
六ヶ月後

律「優勝しちゃったなぁやったーまさか唯が60本ホームラン打つとはな」

なんだかんだで日本一にもなりましたとさ
めでたしめでたし



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:23:47.78 ID:L7k1t9iD0
桜高カレーそば屋野球部の優勝旅行編スタート

平壌にて

唯「ここが北朝鮮かぁ」

澪「意外と栄えてるんだけどつまんないな・・・」

紬「冷麺食べたい」

和「テポドン怖いわね」

律「写真とろーぜ」

現地ガイド「ここ写真だめよ。」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:32:08.56 ID:L7k1t9iD0
律「そんなこと言わずにほらガイドさんも一緒に」

澪「律あんまり騒ぐなよ」

北朝鮮軍人「スムニダ」

連行される一同

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:39:53.80 ID:L7k1t9iD0
牢屋に放り込まれる一同

唯「あれぇこのボタンなんだろう」

律「押してみろよ唯」

澪「馬鹿勝手に押すな」

梓「JAPANって書いてありますね」

紬「もしかして日本に帰れるんじゃないかしら」

和「まさかそんな漫画みたいな話あるわけないじゃない」

澪「これ漫画だし」

憂「も、もしかして核ミサイルの・・・・」

唯「ポチっとな」

一同「え」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:44:35.45 ID:L7k1t9iD0
その瞬間北朝鮮の核ミサイルは日本に向かって放たれた
東京大阪札幌などの大都市は火の海
死傷者は1億人超・・・・国家機関はすべて焼き尽くされ
日本という国は壊滅状態になった
しかし唯達は気づく事はなかった
なぜなら牢屋の中だから・・・・

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:45:27.12 ID:L7k1t9iD0 [66/66]
桜高カレーそば屋野球部優勝旅行北朝鮮核ミサイル編は後編へ続く・・・・

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