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ショタフィアンマ「今日はらっきーでいだ!」

585 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/07(金) 20:22:21.31 ID:Eh3M5RMo [1/5]
サバイバルの発想はなかった。これは普通におもしろいな

フィアンマの年齢が崩壊しているSS今書きだめしてるんですけど
短文失礼してもいいですか?

587 名前:ショタフィアンマ「今日はらっきーでいだ!」 1[] 投稿日:2010/05/07(金) 20:36:22.50 ID:Eh3M5RMo [2/5]
フィアンマ「きょうはらっきーでいだ!あれをとりにきてみたら、いまじんぶれーかーまできたんだからな!」

上条「…………誰だよこいつ」ジリッ

キャーリサ「神の右席の一人、右方のフィアンマだし」

フィアンマ「おいおい、じこしょーかいぐらいじぶんでやらせろよ」

上条「………何!?」

上条(……そんな、馬鹿な!いくらなんでもそれはないだろ…!)

上条「………なぁ、もう一度聞いていいか?」

キャ「どーした?手早くすませろだし」

上条「………こいつが、神の右席なのか?」

フィア「なんだよしんじられないのか?」

上条「………いやだってねぇ」


上条「こいつ、絶対インデックスより年下だろ?こんな奴が右席な訳がないだろ?」


フィア「…………」

フィア「………おれさまをばかにしたな?いまじんぶれーかー!」グワン!!

見た目小学生のフィアンマの背中から不自然なほど大きな爬虫類の腕が生える。

上条「ッ!?……」バチィイ!!

反射的に右腕を伸ばす。気付いた時には上条は右手で何かを消したようだった。
しかし、その消した「何か」は何だったのかすぐ知る事になる。

フィア「おおおおおゥゥゥゥあああああああああああああッッッ!?
    おっ、おれっ、おれさまの『せいなるみぎ』がっ!?
    このよにふたつとないおれさまスペシャルカスタムが―っ!」

そう叫びながらあわてる姿はまるで年相応の子供だ。

上条「……キャーリサ、もう一度いいか?」

キャ「………何だし?」

上条「………こいつ本当に右席なのか?」

キャ「……自信がもてなくなった。一回諜報部隊を解体してやりなおそーかと考えてる所だし。」

588 名前:ショタフィアンマ「今日はらっきーでいだ!」 2[sage] 投稿日:2010/05/07(金) 20:46:02.57 ID:Eh3M5RMo [3/5]
フィア「ぐっ………せっかくのおれさまスペシャルカスタムがっ…!
    もとのひんじゃくな『せいなるみぎ』にもどっちまった!」

聖なる右、とやらは多分後方の腕の事なのだろうと納得した。
確かに、今にも空気に溶けそうなその三番目の腕は頼りない。

上条「な?じゃあ家に帰ろうか?お母さん心配してるぞ?」ニコッ

先程の様子から馬鹿にされたーと騒ぐのは目に見えていたが、上条としてはイギリスにきてまで子供の遊びにつきあうつもりはない。
………いや、よく考えたら学園都市に戻っても目の前の子どもより少し大きい子供を預かってるのには変わりないのだが。

どつかれると思って多少の覚悟はしてみたが、フィアンマの様子は違った。

フィア「……いまかえるひつようはない」ボソッ

上条「えっ?」

上条(もしかしてこの子、家出したり親がいなかったりしたのか?)

上条(神の右席に、親を殺されたりして?)

そこまで深読みしてみる上条だが、すぐそんな事を考える余裕はなくなった。

ドドガガガガッ!!と辺りのコンクリートを無理やり削る音が聞こえた。
?と思ったが、すぐさまそれは近づいてくる。

フィア「……かえるまえにぜんぶおわらせられるのだから、いまかえるひつようはない!」

そう叫ぶと、そのランドセルが似合いそうな小学生の目の前に、一人の少女が現れた。
先程から周りの建物をぶち抜いてまでやってきた、見覚えのある少女が。

上条「………インデックス!?」

キャ「これはどーゆー事だ、フィアンマ!?」

589 名前:ショタフィアンマ「今日はらっきーでいだ!」 3[sage] 投稿日:2010/05/07(金) 20:58:33.87 ID:Eh3M5RMo [4/5]


禁書「………私はイギリス清教必要悪の教会所属、魔道図書館 禁書目録Index-Librorum-Prohibitorumです」

上条「!?」

フィア「どーだいまじんぶれーかー!」

フィアンマは手元のリングを自慢するように、同時に弄ぶかのように見せつける。

上条「………どういう事だよ!」

フィア「このリングはくびわのほじょのれいそうみたいだな、清教派TOPと(略)」

しかし、フィアンマの自慢も長くは続かなかった。

??「もう時間である」

フィア上条「「げっ!?」」

フィアンマにとっては右席としての仲間の、上条にとっては命を狙われたが先程のクーデターにおいて助けてもらった、あの男だ。

アックア「遊びは終わりである。」

フィア「おい、おれさまはまだ……!」

上条「おいまて!どういう事なのか説明しろよ!」

まるで保護者のようなセリフを吐いた後、聖人としての身体能力によって一瞬でフィアンマを回収し、どこかへ行ってしまった。
そこには茫然とした二人と、自動書記の状態の禁書目録が残される。
はずだった。

禁書「とうま。ボーッとしないでほしいんだよ」
インデックスは上条に声をかける。

590 名前:終わり[sage] 投稿日:2010/05/07(金) 21:09:05.08 ID:Eh3M5RMo [5/5]
上条「……ってあれ?インデックス、さっきまでお前……」

禁書「?さっきのはただの演技なんだよ。」

いつも通りのインデックスにホッとする上条。
が、おかしい事があった。

上条「あれ?じゃああいつとはどういう関係なんだ?」

禁書「助けを求める人には手を差し伸べただけなんだよ」

上条「えっ?」

禁書「あの霊装は偽物だけど、わたしが演技をしてあげたらあの子はよろこんだでしょ?」

上条「………えっ?」

禁書「わからないなら別にいいんだよ。そんな事よりお腹すいたかも」グーッ

上条「あ、うん、そうだな!クーデターもおさまったし、とりあえずステイルもくるみたいだし、帰るか!」

半分も理解できなかったが、とりあえず誰も不幸せじゃないならそれでいい事にしておこう。

~~~

フィア「うぅ……。もうすこしあの女をあやつってあのいまじんぶれーかーのかおがゆがむさまをみときたかったんだが」

身長に対して高めの椅子に座り、テーブルに突っ伏すフィアンマ(7)。
少し不穏な事をつぶやいていると先に帰っていたヴェントが鍋をもってきてこちらにきていた。

ヴェント「今日はハンバーグだけど、その様子だといらない?」

フィア「……いる、よこせ」

ガバッと顔をあげ、鍋を見つめる。

ヴェント「この私に命令系は通用しない」プイッ

そういうとヴェントは一人分のハンバーグを生ごみにつっこむ。

フィア「おおおおおゥゥゥゥあああああああああああああッッッ!?
    おっ、おれっ、おれさまの『はんばーぐ』がっ!?
    このよにふたつとないテッラ手作りカスタムが―っ!」


フィア「…今日はあんらっきーでいだ…おれさまのメインディッシュがぁああ」バタン


タイトルと違うし投下に時間あきましたがこれで終わりです。失礼しました。


Tag : とあるSS総合スレ

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