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紬「唯ちゃんはタチなの?それともネコ?」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:01:11.04 ID:qjLrLvdG0
――――――――
――
放課後
~音楽室~
律澪「ブーーー//」
梓「うわ!?先輩方汚いですよ」
唯「タチ?ネコ?な~にそれ?」
律「こ、こらムギ!突然変な事いいだすな」
澪「ゴホゴホ…そ、そうだぞムギ!」
紬「突然じゃないわよ。ここ最近ずっと考えてたの……」シュン
澪「最近ずっとて…なに考えてるだ//」
唯「ねぇねぇ~タチとネコってなんの事?」
紬「ふふっそれはね……」
律「バカ、唯に変な事を教えるな」
――――――――
――
放課後
~音楽室~
律澪「ブーーー//」
梓「うわ!?先輩方汚いですよ」
唯「タチ?ネコ?な~にそれ?」
律「こ、こらムギ!突然変な事いいだすな」
澪「ゴホゴホ…そ、そうだぞムギ!」
紬「突然じゃないわよ。ここ最近ずっと考えてたの……」シュン
澪「最近ずっとて…なに考えてるだ//」
唯「ねぇねぇ~タチとネコってなんの事?」
紬「ふふっそれはね……」
律「バカ、唯に変な事を教えるな」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:03:20.72 ID:qjLrLvdG0
紬「あら?大事な事だと思うけど」
澪「なぜそう思った……」
唯「えぇ~澪ちゃんやりっちゃんも知ってるの!!ズルいよ~あずにゃんは知ってる?」
梓「私も知らないです。先輩方教えてください(ネコって猫かな?だったらネコがいいな~)」
紬「つまりね…」
律「だからムギはそんな話を学校でするな//」
唯「学校じゃしちゃいけない話なの?」
澪「ちょっと唯は静かにしてような……」
紬「じゃありっちゃん達は普段する時どっちがどっちなの?」
澪「ふふふふ普段する時って//」
律「な、何で私達がしてるの知ってるんだよ//……あっ!」
澪「バカ律//」
紬「それくらい見てれば分かるわよ」ニコッ
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:05:38.60 ID:qjLrLvdG0
ワーキャーワーキャー
唯「(全然話に混ざれない……う~んタチとネコって何だろ?りっちゃんと澪ちゃんが2人で普段している事で、学校じゃあまりしちゃいけない話……)
……あっ!分かったかも!!」
梓「唯先輩何が分かったんですか?」
唯「タチとネコの意味だよ~多分だけどね」
律澪「えっ!」
梓「本当ですか!?私にも教えて下さい」
唯「けどどっちがどっちなんだろ…ねぇムギちゃんツッコム方はどっち?」
律澪「唯ーーー//」
唯「うわ!ど、どうしたの2人とも」
紬「あらあらツッコムだなんて」ニコニコ
律「何そんな直接的に表現してるんだ!!い、言い方考えろ//」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:07:48.10 ID:qjLrLvdG0
唯「え~だって私その言い方しかしらないよ」
紬「唯ちゃんツッコム方がタチよ」
澪「ムギもさらっと教えるな//」
唯「そっか~じゃありっちゃんがネコで澪ちゃんがタチだね」
律澪「な、何でわかった!!!……はっ」
紬「あらあらそうだったの」ニコニコ
律澪「………//」
唯「(やっぱり!ネコがボケでタチがツッコミなんだ!!)なるほどなるほど。けど私こんな言い方知らなかったよ」
紬「確かに普通は違う言い方をするものね、けど同性の場合はこういう言い方も多いのよ。(普通は受けと攻めって言うものね)」
梓「唯先輩ズルいです。私にも教えて下さい」
唯「ごめんごめん。だからねあずにゃんネコって言うのは……」
律「バカ!そんな恥ずかしい事大声で話すな//」
澪「もう死にたい……」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:09:59.62 ID:qjLrLvdG0
唯「2人ともそんなに恥ずかしがらなくてもいいのに……だったらあずにゃん耳貸して~」
梓「はいです」
スッ
唯「うんとね、ネコはボケでタチはツッコミなんだよ!多分2人でする事って漫才とかじゃないかな?」ゴニョゴニョ
梓「あ~なるほど確かに言われてみればそうですね、唯先輩意外に頭いいです」
唯「いやいや~」テレテレ
梓「そうですかお二人が……。それはいつもされてるんですか?」
律「(こいつは何サラッとスゴいこと聞いてるんだ//)べ、別にいつもじゃないからな//たまにだぞ……」
澪「り、律答えなくていいから//(梓のイメージが……)」
紬「(梓ちゃん私でもなかなか聞けないことを…有望ね)」
梓「けど意外ですね……律先輩は完全にネコですけど、澪先輩がこういう事に興味があるなんて」
律「(私は完全にネコだと後輩から認知されてるのか…ははっ……)」
澪「いや…別に興味があるっていうか…なし崩しに…」アセアセ
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:12:31.16 ID:qjLrLvdG0
律「むっ!なし崩しってどういう事だ。私は澪の事…」
バァン!
紬「澪ちゃんそれはヒドいわ、その言い方だと澪ちゃんは遊びでしてるみたいよ!!」
唯「(ム、ムギちゃんから怒りのオーラが!)」
澪「いやもちろん私も真剣だよ//律ごめんな…何か恥ずかしくて…」
律「それなら…いいけど//私は真剣なんだからな…」
澪「ごめん//」
梓「けど遊びじゃなく真剣にやられてるなら軽音部との両立って難しくないですか?それとも音楽はやめちゃうんですか?」
唯「りっちゃんと澪ちゃんやめちゃうの…」ウルウル
澪「いや……みんなにはこうしてバレちゃったけど……ふ、二人で頑張って(恋愛と部活)両立していくから//……認めてくれないかな?」
律「澪……(カッコいい//)私からもお願いだ、公私混同はしないから。」
唯「もちろんだよ2人共。私は応援するよ(今度漫才見せてもらお~)」ウキウキ
紬「私もよ(まさかこんな素敵な話が聞けるなんて//)」ニコッ
梓「すいません。お二人がそこまで考えてたなんて…私もお二人の夢応援します。何かお手伝いできることがあったら言ってください」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:15:02.84 ID:qjLrLvdG0
律澪「ありがとうみんな……(夢って……け、結婚とかかな//)」
唯「けどやっぱり澪ちゃんは意外だよね~二人はいつから初めたの?」
澪「(そこ聞くのか//)」
律「いや…その…高1の夏くらいから//」
唯「え~私全然気づかなかったよ~」
紬「(私が気づいたのがクリスマス。半年も気づかないなんて…私はなんの為に毎日軽音部に来てたの)」
梓「高1ですか……それってけっこう早いですよね?(本格的にやるのは養成所に入ってからだと思ってた)」
律「いや……私はもっと早くても良かったんだけど、澪が恥ずかしがって」
澪「こら律、だから全部答えるな//唯も梓もそんな質問しないでくれ//」
梓「あっ!すいません……周りにそういう事してる人達いませんでしたから、つい…」
唯「そうだよね~私もテレビでしか見たことないや」
律澪「な、なにーーーー!!」
澪「唯どんなテレビ観てるんだ//」
律「そうだぞ!私達が言っても説得力ないけど、あんまりそういうのは観るなよ!!」
梓「そうでしょうか?確かに教育上良くないって言われてますけど、そういう娯楽も必要だと私も思いますよ」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:17:46.42 ID:qjLrLvdG0
唯「あずにゃんそうだよね~」ダキツキ
梓「もう、すぐ抱きつかないで下さい~」ジタバタ
律「娯楽って…」
澪「あ、梓も観てるのか…そういうの//」
梓「たまにですけど父もけっこう好きなので一緒に見たりしてます。もぅ唯先輩ちょっと離れてくださいってば~」
律「お父さんと!!!(どんな団欒風景だよ……)」
澪「梓はスゴいな……(こんなに簡単にカミングアウトして……恥ずかしがってる私が変なの?)」
唯「うぅ~あずにゃんのケチんぼ~。そういえばムギちゃんはどっちなの?ムギちゃんはタチかネコか分かりづらいよね」
澪「まだ聞くのか!?」
唯「ふぇ?」
紬「ふふっ。さぁ~どっちでしょ?明日までに考えてきてね」ニコニコ
唯「おお~クイズだね!望むところだよ。あずにゃんも頑張ろうね」
梓「やってやるです」
律「何この疲労感…」
澪「疲れた…」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:20:29.31 ID:qjLrLvdG0
――――――――
――
下校中
~通学路~
律澪「はぁ~」
唯「何か2人共疲れてるね…」
律「そりゃそうだろ…」
唯「2人は今日も(漫才の練習)するの?」
澪「ゆ、唯そういうの聞くのはやめてくれ//」
律「そうだぞ//」
唯「そうなの?(澪ちゃんはまだしもりっちゃんもこんなに恥ずかしがりやだったかな?)分かった、もう聞かないよ。
じゃあ私こっちだから!完成したら今度見せてね~バイバーイ」ダッダタタ
澪「み、見せてって//おい唯!!……行っちゃった。完成したらって何の事だろうな?」
律「さあ~。もしかしら澪お得意の言葉責めの事かな?」
澪「り、律!!道端で恥ずかしい事言うな//それに唯がその事知ってるわけないだろ!!」
律「冗談だって。けど澪って自分で言って時々照れるよな(まぁそれも可愛いんだけど…)」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:23:29.10 ID:qjLrLvdG0
澪「うぅ、しょ、しょうがないだろ//あと外ではこういう話し恥ずかしいからしないで」
律「……さっきも恥ずかしいって言ってたけどさ、やっぱり澪は私と付き合うの嫌なの?私と付き合うのは恥ずかしい事なの?」シュン
澪「そんな事ないぞ!律の事は…だ、だ、大好きだ!」
チラッ
律「いひひ~」
澪「あっ!泣いたふりしてたな」
律「澪は私が大好きなんだーそうかそうかー」
澪「うぅ…//もう律なんて知らないからな」
律「怒るなって、なあ澪~」ユサユサ
澪「な、何だ?私は怒ってるんだぞ」
律「ごめんってば………なあ今日も挑戦してみるか?//」
澪「バk、…………//」コクッ
律「本当か!?よっしゃー早く帰ろうぜ澪~」
澪「ま、待て…バカ律//」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:26:52.06 ID:qjLrLvdG0
―――――――
――
数分後
~帰り道~
唯「ルンタン♪ルンタン♪あっ!和ちゃーーん」
和「あら唯、今帰り?」
唯「うん一緒に帰ろう~」
和「いいわよ」
テクテク
唯「今日ね、部活中に新しい言葉覚えたんだよ」
和「音楽用語?」
唯「ううん、お笑いかな?和ちゃん知ってた?
ボケの事をネコって言って、ツッコミをタチって言うだって」
和「ふ~ん知らなかったわ。私テレビとかあんまり見ないし」
唯「それでねりっちゃんと澪ちゃんは2人で漫才の練習してるんだよ。りっちゃんがネコで澪ちゃんがタチなの」
和「律はまだしも澪がそんな事してるなんて意外ね……」
唯「あずにゃんもそう言ってたよ!けどみんなで応援する事にしたんだ~」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:29:20.82 ID:qjLrLvdG0
和「いいんじゃない?あの2人が決めたことだもんね。私も明日澪に会ったら頑張れって伝えるわ」
唯「さすが和ちゃ~ん」
ダキツキ
和「はいはい……けどネコとタチでいうなら唯はネコね」
唯「えーー私はタチだよ~なんでやねん!!ほら上手いでしょ?」
和「唯がつっこんでるのがすでにボケよ」
唯「ヒドい和ちゃん!ブーブー」
ギューーー
和「ふふっごめんね。ほら唯、歩きつらいから力緩めてちょうだい」
唯「いや!和ちゃんがお願い聞いてくれないと離さない」
ギュギュギューーー
和「もうわかったから、宿題を見せてくれ以外なら何でも聞いてあげる」
唯「やったー!!じゃあ日曜日に私達も漫才やろうよ~」
和「ええ!それはちょっと…私そういうの本当に分からないのよ」
唯「大丈夫教えてあげるから~やってみようよ~」
グイグイ
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:32:35.46 ID:qjLrLvdG0
和「そんなに引っ張らないの。まったく一度言い出したらきかないんだから……いいわやってあげる」
唯「本当!私がタチでもいい?」
和「それでいいわよ……どっちもどっちだし……」
唯「うわぁーーい!これで私もコンビを結成だよ~コンビ名考えないと」
和「まったく唯ったら……(けど久しぶりに唯と遊べるわね)ふふっ」ニコニコ
唯「あっ!和ちゃんなんか嬉しそう」
和「そんなことないわよ」ニコニコ
唯「えー嬉しそうだよ~」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:36:38.93 ID:qjLrLvdG0
――――――――
――
翌朝
~通学路~
唯「~♪~~♪」
憂「お姉ちゃん朝からご機嫌だね」
唯「え?そうかな~」ニコニコ
憂「そうだよ~(ウキウキなお姉ちゃん可愛い//)」
唯「昨日はちょっといいことあったんだよね~(和ちゃんと漫才楽しみだな~)」
憂「そうなんだ!昨日はお姉ちゃん、ご飯食べたら自分の部屋に急いで行っちゃったからビックリしたよ(だからあんまりお話しできなかった……)」
唯「えへへ、ちょっと勉強してたんだ~
(本当は和ちゃんとやるネタを書いてたけど、憂には秘密にして完成したら見せよ。和ちゃんと私の漫才驚くだろうな~)」
憂「お姉ちゃんが勉強したの!?」
唯「あっ!憂~それは失礼だよ~なんでやねん!」
憂「ご、ごめんね(なんでやねん?)」
唯「謝らないでいいよ~(う~ん。まだまだ修行が必要だな)
そういえば昨日憂には話してなかったけどね、軽音部で………あっ!」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:40:48.13 ID:qjLrLvdG0
憂「どうしたの?忘れ物?」
唯「うぅ……ムギちゃんのクイズ考えてくるの忘れた」
憂「クイズ?」
唯「うん……昨日部活でムギちゃんがネコかタチどっちなのか考えてくるって約束したんだよ」
憂「タチ!?ネコ!?お姉ちゃん部活で何て話ししてるの!!(お姉ちゃんの純真無垢な心が……)」
唯「おぉ!憂はネコとタチの意味知ってるんだ!?」
憂「えっ!……うん……まぁ//
(お姉ちゃんの口からタチやネコだなんて//ダメよ!興奮しちゃダメ!冷静になるのよ平沢憂。
心頭滅却すれば火もまた涼し、お姉ちゃんもまたブサ・・・あぁやっぱり無理~~かわいいぃぃ)」
唯「けっこう有名なんだね、憂はどっちだろ?」
憂「えぇ!わ、私は……
(私、今お姉ちゃんに試されてるの?……お姉ちゃんはどっちなの…どっちが正解な?今が我が人生最大の分かれ道・・・)」
唯「憂もわかり辛いからムギちゃんの答えのヒントになるかも!!ねぇ憂はどっち?」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:47:19.63 ID:qjLrLvdG0
憂「私は……リバかな//(置きにいってしまった・・・)」
唯「リバ!?何それ!!!憂、リバって何?」フンスフンス
憂「(お、お姉ちゃんが興奮してる//)えっと…リバって言うのは…ネコとタチどっちもできる人の事だよ」
唯「どっちもできるの!?ハ、ハイスペックだ!!知らなかった~そんなのもあるんだ……
(そういえばクリスマス会の時、憂は腹話術やってたもんな~そうか!ああいう風に1人でやるのがリバなんだ……)」
憂「お、お姉ちゃん?
(ひいちゃったかな……けどどっちもできるって言った方が良かったよね、多分……)」
唯「そっか……私、また憂にやってもらいたいな~」
憂「えっ!!」
唯「そうだ、(腹話術)ここでやってみてよ~」
憂「ええ~こ、ここで//(お姉ちゃんとできるのは嬉しいけど、初めてが野外プレーなんて//)」
唯「ダメかな?」
憂「だって…外ではさすがに…(最初はお家で//)ま、まだそういうのは早いと思うし」アセアセ
唯「早い?(外で腹話術はまだ恥ずかしいのかな?)けどクリスマスの時は上手だったから大丈夫だよ~」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:52:16.21 ID:qjLrLvdG0
憂「(クリスマス?…クリスマス……ああ!!!
私のベッドにお姉ちゃんが来て…私我慢できなくなってお姉ちゃんの触りながら1人でしちゃったんだ//)
お、お姉ちゃん……お、起きてたの?」
唯「起きてたに決まってるよ~変な憂。けど凄い上手だったよね、たくさん練習したの?」
憂「じょ、上手・・・れ、練習・・・
うん……お姉ちゃんが部活に行ってる時に1人で…(私こんな告白して大丈夫なのかな//)」
唯「そっか~やっぱりな~。私すごいビックリしたんだよ」
憂「ごめんねお姉ちゃん……ビックリさせちゃったよね」シュン
唯「謝らないで憂、もとはといえば私が(一発芸)やらせたようなもんだし……けどやっぱりもう一回憂にやってもらいたいよ~」
憂「お姉ちゃん……(確かにお姉ちゃんが可愛過ぎるのがいけないんだよね・・・けどお姉ちゃんはそんなに私にしてほしいんだ//)
お、お家帰ってからなら大丈夫だよ//」
唯「ホント!!してくれるの!?」
憂「う、うん…恥ずかしいけど、お姉ちゃんがそんなにしてほしいなら」
唯「やったーありがとう憂」ニコッ
憂「(可愛い//今日私はついにお姉ちゃんと結ばれます//)」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:56:19.39 ID:qjLrLvdG0
唯「ふふふ~ん♪嬉しいなーけどよく考えたらお家の方がいいよね。
今道具(腹話術の人形)持ってないもんね」
憂「ど、道具!?
(道具ってオモチャの事だよね//何でオモチャの事までお姉ちゃんにバレてるの//)お姉ちゃん……道具使うの?」
唯「やっぱり変な憂♪私じゃなくて憂が使うんだよ。手だけでもいいけど、どうせならあった方がいいよね。
あっそうだ!クリスマスの時の子がいいな~」
憂「(クリスマスの時は…確か…私…赤いブルブルだったよね//)あ、赤いやつかな?//」
唯「赤いやつ……(サンタクロースだ!)うんそれ!あれ可愛いよね~
憂がした後、私にも貸してちょっと教えてね」
憂「(今日のお姉ちゃんすごい積極的//)うん、頑張って教えるね//」
唯「へへへ、夜が楽しみだな~」
憂「(明日の朝はお赤飯にしなきゃ//あとすぐに指輪も買わないと…)」ブツブツ
唯「あっ!あずにゃ~ん」
ダキツキ
梓「うわ!もう唯先輩びっくりするじゃないですか」
唯「もうあずにゃんを見たら抱きつくように体ができちゃったよ~」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:04:04.20 ID:qjLrLvdG0
梓「なんですかそれ//あっ!憂おはよー」
憂「けどまずはデートをした方が…クリスマスも近いし泊まりがけで…」ブツブツ
梓「どうしたんですか憂?何か1人で言ってますけど」
唯「おぉさっそく練習してくれてる!そうだあずにゃん、ネコとタチに続く新しい言葉があったよ!」
梓「そうなんですか!?」
唯「その名もリバだよ」
梓「リ、リバですか、何かカッコいいですね。けどボケとツッコミ以外に何があるんですか?」
唯「憂の話しではネコとタチ両方兼ね備えてるんだって。
憂は前のクリスマス会の時に腹話術披露してくれたんだけど、そういう1人でする人がリバなんじゃないかな?」
梓「つまりピン芸はリバって事ですか?」
唯「そうだね、間違いない」
梓「けど憂って腹話術できるんですね!?知りませんでした」
唯「今度あずにゃんも聞かせてもらいなよ~すごい上手だよ」
梓「はいそうします。ちょっと憂、憂!?」
ユサユサ
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:12:32.44 ID:qjLrLvdG0
憂「冬休みは1日中//今のうちにいろいろ勉強しないt……って梓ちゃんいつの間に!?」
梓「もう~さっきからずっといたよ」
憂「ご、ごめんね。おはよう梓ちゃん」
梓「ところで憂はリバなんでしょ?」
憂「な、何でそれを//お姉ちゃん話したの!?」
唯「うん」
梓「すごい上手なんでしょ?教室ついたらやってもらっていい?」
憂「今度は教室//ムリだよ梓ちゃん…(みんなの見てる前でなんて//)」
唯「あずにゃん、まだみんなの見てる前だと憂は恥ずかしいんじゃないかな?」
梓「そっか…そうだよね。ごめんね憂」
憂「こちらこそ何かごめんね(わ、私が変なのかな?)」
唯「今度あずにゃんもウチに来てやってもらいなよ」
梓「そうですね、じゃあ唯先輩と一緒に見せてもらいます」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:18:08.30 ID:qjLrLvdG0
憂「一緒!!!(それって3人で//それとも見るって事は私がするのを2人が見るの//)」
唯「そうしなよ~それで後で憂に教えてもらおうよ」
梓「はい、私もそういうのやってみたかったので。憂もいいかな?」
憂「う、うん(どうしよう…梓ちゃんは可愛いけどお姉ちゃんと梓ちゃん二人もなんて//私そんなテクニックないよ~)」
梓「今度の日曜日なんてどうですか?」
憂「(話がどんどん進んでる……)」
唯「あっ!ごめんね~日曜日は和ちゃんと予定があるんだよ」
梓「そうなんですか?」
唯「うん、昨日の帰りに和ちゃんとタチとネコについて話ししてね、私達も一度やってみようってなったの」
憂「えっ・・・」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:20:51.32 ID:qjLrLvdG0
唯「和ちゃんたら私の事ネコだって言うんだよ」
梓「いや合ってると思いますけど…」
唯「違うよ~私は絶対タチだよ!だから日曜日は私がタチで和ちゃんがネコでやるんだ~」
梓「真面目な和先輩がよくオッケイしましたね。けど唯先輩はとにかく和先輩のネコはシュールでちょっと見てみたいです。
……あれ?憂、顔色悪いけど大丈夫?」
憂「……え?うんちょっと気分が…(どういう事…お姉ちゃんと和さんが……)」フラフラ
唯「だ、大丈夫?ムリしないで保健室行くんだよ」
憂「あは……じゃあちょっと行ってくるね、梓ちゃん先生によろしく……(もうわけがわからないよ……)」フラフラ
唯「憂大丈夫かな?」
梓「私が休み時間にのぞきにいきます、何かあったらメールしますから先輩も早く教室行った方がいいですよ」
唯「ほ~い」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:24:24.84 ID:qjLrLvdG0
―――――
―
同日朝
~二年一組~
和「おはよう澪」
澪「あっ和、おはよう…ふぁ~」
和「あら?澪があくび何て珍しいわね」
澪「ちょ、ちょっと昨日はいろいろあって//」
和「そうなの?……そういえば昨日唯に会ったんだけど、部活での話し聞いたわよ」
澪「えっ!ど、どんな話し?(まさか唯のやつ・・・)」
和「タチとネコの話よ」
クラス一同「ビクッ!」
澪「ちょ、ちょっと和か//(誰かに聞かれたら//)」キョロキョロ
和「あら違うの?唯からは澪は律と頑張ってるって聞いたけど……」
澪「ゆ、唯はそんな事まで話したのか//」
和「えぇけど悪気はないのよ、唯はあなた達の事応援したいって言ってたわ。もちろん私もよ、頑張ってね澪」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:27:56.55 ID:qjLrLvdG0
澪「…えっ……あ、ありがとう//(和のやつ何て堂々と…)」
和「唯ったら笑っちゃうのよ、あなた達に触発されたのか私と一緒にやろうって言い出しちゃって」
クラス「ざわ……ざわ……」
澪「ええぇ!!(笑えない、笑えないから)」
澪「の、和はさ…その…唯とそういう事…してもいいのか//」ボソ
和「え?(何で小声?)まあ唯がやりたいなら付き合ってあげてもいいかなって。ほら、あの子言い出したら聞かないし」
澪「そ、そうなんだ//す、スゴいな和は//」
和「(照れてる?)ごめんね、やっぱりこういう場で話す話じゃなかったかしら?澪も誰かに知られたら恥ずかしいものね」
澪「そ、それは・・・まぁ//」
和「じゃあ今度はあまり人のいないときに話し聞かせてね」
澪「(結局聞くの!?)」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:32:17.05 ID:qjLrLvdG0
♪キーンコーンカーンコーン♪
和「そろそろ授業始まるわね、席戻るわ」
澪「あっ…うん・・・」
テクテク
和「(どうしたのかしら?さっきからみんなに見られてる気が……やっぱり私がお笑いの話なんて変だったかしら?)」
澪「(の、和があんな事平然と話すなんて//い、意外だ……)」
ツンツン
「み、澪ちゃん」
澪「えっ?な、何?」
「頑張ってね//私も応援してるから」
「何かあったら相談してね//」
澪「あ、、あ、、(クラスのみんなが温かい目でこっちを見ている・・・)」
和「?」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:38:35.81 ID:qjLrLvdG0
―――――
――
放課後
~音楽室~
澪「ボ~~(終わった…)」
律「どうしたんだ澪のやつ…(昨日のせいで疲れちゃったかな?)」
唯「さっきからずっとあの調子だよ」
梓「澪先輩、戻ってきて下さい」ユサユサ
澪「ボ~~(明日からどんな顔して学校にくれば…)」
梓「ダメですね・・・」
律「あ~これじゃあ練習にならないな~」
梓「何か嬉しそうですよね」
紬「は~い皆さんケーキですよ」
唯律「よっしゃーーー」
梓「はぁ~たまにはちゃんと練習したいです……」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:41:46.65 ID:qjLrLvdG0
モグモグ
唯「あずにゃん憂の様子どうだった?」
梓「憂なら2限目の終わりに戻ってきましたよ、ずっと元気なかったですけど」
唯「そんなに体調悪かったのかな……心配だよ~」
梓「いえ体調が悪いって言うより元気がないって感じで、それに授業が終わったら勉強しなきゃいけないからってすごい早さで帰って行きましたよ」
唯「そっか~(腹話術の勉強かな?そんなに思い詰めなくていいのに)」
紬「そうだ唯ちゃん、昨日の問題考えてきてくれた?」
律「おいムギ!!それ冗談じゃなかったのかよ」
紬「もちろん♪」
律「はぁ~」
唯「ふふふっムギちゃん!私当てちゃうよ~」
紬「あら唯ちゃんにわかるかしら?」ニコニコ
唯「ズバリ、ムギちゃんは……リバだよね!」
律「(こいつはああああ//)」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:50:35.00 ID:qjLrLvdG0
紬「唯ちゃん……正解」ニコッ
律「おおおおい!!」
唯「えへへやっぱり(ムギちゃんもクリスマスの時にマンボーの物真似やってたもんね)
けどズルいよムギちゃん、タチとネコしか教わってなかったのに!!」フンス
紬「ふふっ唯ちゃんが可愛いからつい意地悪しちゃったの、ごめんなさい。けど唯ちゃんすごいわ、昨日はまだタチもネコも知らなかったのに!(唯ちゃんも有望ね)
けどだれからリバの意味聞いたの?」
唯「憂からだよ~」
律「なっ!お前ら姉妹で何話してるんだよ//」
唯「え!?おかしいの?」
紬「別におかしくないわよ(憂ちゃんはリバっぽいわよね)」
律「おかしい、おかしいから!」
唯「そうかな?私とあずにゃんは今度憂の見せてもらうよ?」
律「あああ梓も!?!?そもそもリバを見せるってなんだよ//」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:55:30.33 ID:qjLrLvdG0
梓「ええ、憂はうまいって聞いたので。けどさっきから律先輩リアクション大きいですよ」
律「当たり前だろ!!!むしろ何でお前らそんな冷静なんだよ」
唯「あずにゃん当たり前だよ~りっちゃんはネコさんなんだから」
梓「あ~なるほど。(芸人にとって)リアクションとるのも大切ですもんね」
律「何納得してんだ///あと普通にネコって言うんじゃねーー//」
唯「りっちゃん何かタチもいけそうだね!」
律「お前はそれをいったいどこで判断したんだよ//」
唯「だってツッコンでるじゃん♪」
律「な、何ツッコミと突っ込みかけてんだよ!上手くないわい//」
梓「かけてはないと思うけど……まだまだ律先輩はダメですね」
律「うるせー//何だよ!私の知らない間に評価を下げるな」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:00:53.01 ID:qjLrLvdG0
唯「やっぱり本職の澪ちゃんにお願いしたいよね~」
律「ひ、人の彼女に何させる気だ!!!」
梓「彼女って!!(今この人ちゃっかり告白したよ//)」
澪「ボ~~(みんなニコニコしてたな…あはは…)」
唯「ありゃりゃだめだこりゃ…お~い澪ちゃん起きて~」ユサユサ
澪「……あっ!!ゆ、唯//(唯を見ると和との朝の会話が//)」
律「むっ(澪のやつ何で唯みて顔赤らめてるんだ)」
唯「さ~澪ちゃん……ツッコンで下さい」
澪「ひぇ//」
律「バカかーー」ゴツン
唯「アイタッ」
梓「(り、律先輩の告白はスルーだけどいいのかな?)」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:04:26.33 ID:qjLrLvdG0
唯「もうーりっちゃんたら。私は澪ちゃんにツッコまれたいのに」
紬「(唯ちゃんったらまさかの澪ちゃん狙い……アリです)」
律「お前まだ言うか!!もうこうなったら戦争だーー!!」
梓「唯先輩!!澪先輩と律先輩はすでにコンビなんですから、そんなこと言ったら律先輩だって面白くないですよ。
(一応フォローしとかないと告白した律先輩があまりにも可哀想……)」
唯「う~ん、それもそっか~ごめんねりっちゃん」
律「いや面白くないとかそういう問題じゃないから!(何なんだコイツら…そんな軽い話なのか……これが若者の性の乱れってやつなのか)」
澪「唯…//」
唯「どうしたの?ツッコンでくれるの?」
律「(だからおまえ何で顔を赤らめてるんだよ)」イライラ
澪「…唯…今度の休日に和と…エ//……するって本当か//?」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:10:59.52 ID:qjLrLvdG0
紬「まぁまぁまぁまぁ」キラーン
唯「休日?……ああ日曜日か、和ちゃん話したの?」
律「何だと!?お前和と付き合ってるのか!?」
唯「何言ってるのりっちゃん?和ちゃんは親友だよ?」
律「そうだよな……」
澪「じゃあ…しないのか//?」
唯「するよーー」
律「するのかよ!もういったいなんなんだよこの部は!!」
唯「りっちゃん荒れてるね~何かイヤなことでもあったの?」
律「お前のせいだー!!」
梓「律先輩落ち着いて下さい!何か変ですよ」
律「何で梓には唯より私の方が変に見えるんだよ……」
澪「唯……そのさ……私がこんなこというのはおかしいかもしれないけど、そういうのは軽はずみにしちゃいけないと思うんだ//
もちろん本人同士がいいなら……いいけど//少なくてもわ、私と律は真剣だからさ……」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:13:45.53 ID:qjLrLvdG0
律「み、澪……うぅ澪ーーお前だけだよマトモなのわーー」ダキツキ
澪「バカ//恥ずかしいだろ、離れろ//」
紬「うふふ(生きてる…私生きてる…)」ニコニコ
唯「そっか、2人共真剣なんだもんね……お遊び半分で(漫才)やろうとしてごめんね」シュン
澪「いや、分かってくれたらいいんだ……って律いい加減離れろ//」
梓「お2人はまさに夫婦漫才ですね」
澪律「夫婦//」
唯「おお今のはかなり上手いよ、あずにゃん♪」
梓「けどそれだけ真剣にやられてるのなら、尚の事見てみたいですね」
澪「梓//」
律「だからお前は何でそんなに見たがるんだよ//」
梓「それは……きっと面白いだろうし、たまには腹を抱えて笑いたいじゃないですか」
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:16:47.89 ID:qjLrLvdG0
律「コラアアアア!!笑うとはどういう事だ!!」
梓「えっ!!……笑わすためにやってるんですよね?」
澪「あ、梓何言ってるんだ!?」
律「笑わすためにやるわけないだろ、そもそも何見て笑うんだよ!!……私の体か!?」イライラ
梓「体?体をはったギャグなんですか?」
律「はってるわ//ってカップルの愛の営みをつかまえてギャグはないだろ!!」
梓「愛の営み?カップル?」
唯「ええーりっちゃん達のは正統派の漫才じゃないの!?」
澪「漫才?」
梓「唯先輩、今は正統派の漫才よりはコントっぽい漫才が多いですし仕方ないですよ。
私はそういう方が好きですけど」
唯「ガッチガチの漫才がみたいねん」
梓「もぉ何弁ですかそれ」ニコニコ
律澪紬「………え?」
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:24:58.31 ID:qjLrLvdG0
律「ちょっと待てお前ら・・・」
梓「どうしたんですか?」
律「何でいきなり漫才の話なんかし始めた……」
唯「何言ってるのりっちゃ~ん。最初からずっと漫才の話してたじゃん」
梓「唯先輩、今のは律先輩なりのネコですって」
唯「あっそうか!なんでやねーん」ビシッ
律「……は?」
唯「澪ちゃん、タチの先輩から見て今のどうだった?」
澪「え!?いや……え?」
律「……唯、タチとネコの意味言ってみて」
唯「え?タチはツッコミでネコはボケでしょ?2人漫才の練習してるんじゃないの?」
律澪「…………」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:29:52.69 ID:qjLrLvdG0
唯「あれ?」
紬「ゆ、唯ちゃん、じゃあリバは?」
唯「リバはピン芸でしょ?憂はクリスマス会の時腹話術やってたし、ムギちゃんもマンボーの物真似してたし……
あれ違うの?」
律「……な、な、な、」
唯梓「な?」
律「なんでやねえぇぇえん!!!!!」
唯「おー激しいタチだね」
律「だから違ああぁぁあう!!」
紬「唯ちゃん、タチもネコもリバも意味まったく違うのよ」
梓「けど昨日、ツッコム方がタチって言われてましたよね?」
紬「その…ツッコムはツッコムでも別な物を突っ込むと言うか…あれ?よく考えたら突っ込む物はついてないのだけど……」ブツブツ
律「と、とにかくタチとかネコはお笑い用語じゃないし、私達は漫才なんてしてないから」アセアセ
唯「じゃあ2人は何してるの?タチとネコって何?」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:33:47.72 ID:qjLrLvdG0
律「それは……(なんだ今更その純真な目は//あらためて説明なんて恥ずかしすぎる……ここはムギに)」チラ
紬「あるわ!ペニバンをつけれb……いえダメよ、あんな人口物に頼ろうとするのがそもそもあまえなのよ…」ブツブツ
律「(ダメだ遠い世界に行ってる……澪は……無理か……)」チラ
澪「…………k…n…」ブツブツ
律「(あれ?)み、澪ーどうしたー」
澪「……勘違い…勘違い…」ブツブツ
律「おーーい?」
唯「澪ちゃん?」
梓「先輩?」
澪「なんだその勘違いは!!」バーーーン
律唯梓「ひぃ!!!(キレた……)」
澪「私と律が漫才の練習してるわけないだろ!!何でそんな勘違いしてるんだ!!唯達にバレたと思って交際宣言までしちゃったじゃないか!
それに……ク、クラスのみんなにはも……バレちゃって…いろいろ聞かれるし//
…あ、明日からどんな顔して会えばああああ」
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:37:05.08 ID:qjLrLvdG0
唯「ご、ごめんね澪ちゃん(何か怒ってる……)」アセアセ
梓「すいませんです(めちゃめちゃ怖いです……)」アセアセ
律「お、落ち着け澪、コイツ等も悪気が……」
澪「教えてやる!!」
唯律梓「えっ?」
澪「そんなに知りたいなら私が教えてやる!!私と律は……家に帰ったら○○しちゃってるんだよ!!」
唯梓「ええーーー!!!!」
律「こらあああーー//」
澪「そ、それだけじゃないぞ//律なんて普段は強気だけど、ベットの中じゃすっごいしおらしくおねだりしちゃってるんだからな!」
唯梓「うええーー///」
律「バッ//」
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:39:55.32 ID:qjLrLvdG0
澪「律の胸はちっちゃいから敏感で舐めてあげたらすっごい可愛い声でアンアン言っちゃうんだぞ!!
私が律いやらしい声でてるぞって言うと、泣きそうな顔になりながらエッチな子でごめんなさいって謝るんだからな」
唯梓「ひええーー//」
律「ちょっっ!!」
澪「まだまだあるぞ!律は私のおっぱいが大好きだから、寝るときは私のおっぱいをチュウチュウしながら頭をナデナデしないと寝れないんだからな!」
唯梓「……//」
律「澪、これ以上はやまるな!!(完全にネジがとんでやがる//)」
澪「うるさい!!いつもは澪の声聞くだけで濡れちゃうって言ってるくせに!!」
律「ぶぅーーー//」チーーーン
唯「………(もうりっちゃんの顔みれない//)」
梓「………(だれか止めてあげて//)」
澪「2人共聞いてるのか!!!」
唯梓「はひ!!!」ガクブル
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:43:14.07 ID:qjLrLvdG0
澪「律も聞け!!!」
律「ひやぃ///(いつもの澪の目//)」
澪「だからネコって言うのは律みたいな可愛くていじめられると気持ちよくなっちゃう変態の事なんだぞ!!分かったか!!」
唯梓「ウンウンウン」ブンブン
澪「律も分かったか!?」
律「うん//」トローン
シーーーーン
澪「ハァ……ハァ……」
紬「ちなみにタチは攻めの事よ。リバはネコとタチ両方できるので間違いないわ。ネコ寄りのリバとか言う場合があるわね。
澪ちゃんはフェムタチ、りっちゃんはボイネコね。私が一番好きな組み合わせよ」キラーン
律「(こいつ今さら遠い世界から戻ってきやがった……)」
澪「…ハァハァ……わ、私//何……を……//」フラ
バタン
律「ちょ!澪ーーー!!!」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:46:20.58 ID:qjLrLvdG0
―――――――
――
~保健室~
「じゃあ帰るとき一言声かけてね」
唯律紬梓「ありがとうございましたーー」
バタン
唯「み、澪ちゃん何ともなくてよかったね」
律「そ、そうだな……」
唯「ごめんねりっちゃん……私が変な事言ったせいで澪ちゃん倒れちゃって」シュン
律「き、気にするなよ。先生も大丈夫って言ってたし」
紬「私もごめんなさい、私が初めに変な事言わなければ……」シュン
律「うん、それはそうだな」
紬「り、りっちゃん~」オロオロ
律「あはは、冗談だよ。とりあえず澪は大丈夫だからみんな気にするな。けど……」
梓「な、何ですか?」
律「澪の言った事は即刻忘れろ//絶対だ」
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:52:11.02 ID:qjLrLvdG0
唯梓「……えへへ~//(衝撃的過ぎてムリ//)」
紬「……忘れないわ」
律「ムギ……」
紬「みんなが忘れても私は絶対忘れない・・・私にできるのはそれくらいだから・・・」ウル
唯「ムギちゃん……」ウル
梓「先輩……」ウル
律「ムギおまえって奴は……負けたよ」
澪「負けるな!!」ゴツン
律「あぅ~何で私……」
唯「澪ちゃん気がついたの!?大丈夫?」
澪「う、うん…ちょっと興奮しただけだから//まだちょっとボーっとするけど大丈夫」
梓「良かったです……」
澪「それよりムギ!!」
紬「はい♪」ニコ
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:55:57.58 ID:qjLrLvdG0
澪「ちゃんと忘れるんだぞ//いいな!!」
紬「はい♪」ニコニコ
澪「うぅ……(絶対忘れる気ない//)」
律「まーこれで誤解もとけたわけだしさ良かったじゃん、よく考えたら最初から話かみ合ってなかったもんな……」
梓「(私ずっと変な質問ばっかりしちゃってたよね//)」
唯「ねえねえ澪ちゃんとりっちゃんは付き合ってるの?」
澪「う//」
律「そうだぞ~」
澪「りつーー//」
律「いや今さら隠すのムリだろ……さっきかなりぶっちゃけられたし//」
澪「うぅ//」
唯「そっか~けど私は2人が漫才しなくても、2人の事応援するよ」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 03:00:49.23 ID:qjLrLvdG0
澪「唯……」
律「可愛い事言うなーこいつー」モミクチャ
唯「うわ!!りっはんやめへー」
梓「わ、私もお二人を応援します!」
澪「梓……ありがとう//」
紬「ふふっこれで全て解決ね」
律「ムギが言うな!!」ビシッ
紬「あぅ……」
唯「おおキレイなタチ!!」
澪「だから違ーーう//」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 03:04:02.26 ID:qjLrLvdG0
――――――――
――
同日
~帰り道~
唯「(今日はいろいろあったな~けど澪ちゃんとりっちゃんお似合いのカップルだし、良かった♪)」
ガチャ
唯「ただいまー」
憂「あっお姉ちゃん、おかえり」
唯「憂、体調大丈夫?」
憂「うん!!心配かけてゴメンね」
唯「いやいや、憂が元気なら良かったよ。私は今日の部活はいろいろあって疲れちゃったよ~」
憂「そうなんだ~けど……今からもっと疲れちゃうかも」ニコ
唯「ふぇ?」
―――――――
――
和「お母さんそういえば昨日唯が言ってたんだけど、タチとネコって知ってる?」
おわり
紬「あら?大事な事だと思うけど」
澪「なぜそう思った……」
唯「えぇ~澪ちゃんやりっちゃんも知ってるの!!ズルいよ~あずにゃんは知ってる?」
梓「私も知らないです。先輩方教えてください(ネコって猫かな?だったらネコがいいな~)」
紬「つまりね…」
律「だからムギはそんな話を学校でするな//」
唯「学校じゃしちゃいけない話なの?」
澪「ちょっと唯は静かにしてような……」
紬「じゃありっちゃん達は普段する時どっちがどっちなの?」
澪「ふふふふ普段する時って//」
律「な、何で私達がしてるの知ってるんだよ//……あっ!」
澪「バカ律//」
紬「それくらい見てれば分かるわよ」ニコッ
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:05:38.60 ID:qjLrLvdG0
ワーキャーワーキャー
唯「(全然話に混ざれない……う~んタチとネコって何だろ?りっちゃんと澪ちゃんが2人で普段している事で、学校じゃあまりしちゃいけない話……)
……あっ!分かったかも!!」
梓「唯先輩何が分かったんですか?」
唯「タチとネコの意味だよ~多分だけどね」
律澪「えっ!」
梓「本当ですか!?私にも教えて下さい」
唯「けどどっちがどっちなんだろ…ねぇムギちゃんツッコム方はどっち?」
律澪「唯ーーー//」
唯「うわ!ど、どうしたの2人とも」
紬「あらあらツッコムだなんて」ニコニコ
律「何そんな直接的に表現してるんだ!!い、言い方考えろ//」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:07:48.10 ID:qjLrLvdG0
唯「え~だって私その言い方しかしらないよ」
紬「唯ちゃんツッコム方がタチよ」
澪「ムギもさらっと教えるな//」
唯「そっか~じゃありっちゃんがネコで澪ちゃんがタチだね」
律澪「な、何でわかった!!!……はっ」
紬「あらあらそうだったの」ニコニコ
律澪「………//」
唯「(やっぱり!ネコがボケでタチがツッコミなんだ!!)なるほどなるほど。けど私こんな言い方知らなかったよ」
紬「確かに普通は違う言い方をするものね、けど同性の場合はこういう言い方も多いのよ。(普通は受けと攻めって言うものね)」
梓「唯先輩ズルいです。私にも教えて下さい」
唯「ごめんごめん。だからねあずにゃんネコって言うのは……」
律「バカ!そんな恥ずかしい事大声で話すな//」
澪「もう死にたい……」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:09:59.62 ID:qjLrLvdG0
唯「2人ともそんなに恥ずかしがらなくてもいいのに……だったらあずにゃん耳貸して~」
梓「はいです」
スッ
唯「うんとね、ネコはボケでタチはツッコミなんだよ!多分2人でする事って漫才とかじゃないかな?」ゴニョゴニョ
梓「あ~なるほど確かに言われてみればそうですね、唯先輩意外に頭いいです」
唯「いやいや~」テレテレ
梓「そうですかお二人が……。それはいつもされてるんですか?」
律「(こいつは何サラッとスゴいこと聞いてるんだ//)べ、別にいつもじゃないからな//たまにだぞ……」
澪「り、律答えなくていいから//(梓のイメージが……)」
紬「(梓ちゃん私でもなかなか聞けないことを…有望ね)」
梓「けど意外ですね……律先輩は完全にネコですけど、澪先輩がこういう事に興味があるなんて」
律「(私は完全にネコだと後輩から認知されてるのか…ははっ……)」
澪「いや…別に興味があるっていうか…なし崩しに…」アセアセ
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:12:31.16 ID:qjLrLvdG0
律「むっ!なし崩しってどういう事だ。私は澪の事…」
バァン!
紬「澪ちゃんそれはヒドいわ、その言い方だと澪ちゃんは遊びでしてるみたいよ!!」
唯「(ム、ムギちゃんから怒りのオーラが!)」
澪「いやもちろん私も真剣だよ//律ごめんな…何か恥ずかしくて…」
律「それなら…いいけど//私は真剣なんだからな…」
澪「ごめん//」
梓「けど遊びじゃなく真剣にやられてるなら軽音部との両立って難しくないですか?それとも音楽はやめちゃうんですか?」
唯「りっちゃんと澪ちゃんやめちゃうの…」ウルウル
澪「いや……みんなにはこうしてバレちゃったけど……ふ、二人で頑張って(恋愛と部活)両立していくから//……認めてくれないかな?」
律「澪……(カッコいい//)私からもお願いだ、公私混同はしないから。」
唯「もちろんだよ2人共。私は応援するよ(今度漫才見せてもらお~)」ウキウキ
紬「私もよ(まさかこんな素敵な話が聞けるなんて//)」ニコッ
梓「すいません。お二人がそこまで考えてたなんて…私もお二人の夢応援します。何かお手伝いできることがあったら言ってください」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:15:02.84 ID:qjLrLvdG0
律澪「ありがとうみんな……(夢って……け、結婚とかかな//)」
唯「けどやっぱり澪ちゃんは意外だよね~二人はいつから初めたの?」
澪「(そこ聞くのか//)」
律「いや…その…高1の夏くらいから//」
唯「え~私全然気づかなかったよ~」
紬「(私が気づいたのがクリスマス。半年も気づかないなんて…私はなんの為に毎日軽音部に来てたの)」
梓「高1ですか……それってけっこう早いですよね?(本格的にやるのは養成所に入ってからだと思ってた)」
律「いや……私はもっと早くても良かったんだけど、澪が恥ずかしがって」
澪「こら律、だから全部答えるな//唯も梓もそんな質問しないでくれ//」
梓「あっ!すいません……周りにそういう事してる人達いませんでしたから、つい…」
唯「そうだよね~私もテレビでしか見たことないや」
律澪「な、なにーーーー!!」
澪「唯どんなテレビ観てるんだ//」
律「そうだぞ!私達が言っても説得力ないけど、あんまりそういうのは観るなよ!!」
梓「そうでしょうか?確かに教育上良くないって言われてますけど、そういう娯楽も必要だと私も思いますよ」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:17:46.42 ID:qjLrLvdG0
唯「あずにゃんそうだよね~」ダキツキ
梓「もう、すぐ抱きつかないで下さい~」ジタバタ
律「娯楽って…」
澪「あ、梓も観てるのか…そういうの//」
梓「たまにですけど父もけっこう好きなので一緒に見たりしてます。もぅ唯先輩ちょっと離れてくださいってば~」
律「お父さんと!!!(どんな団欒風景だよ……)」
澪「梓はスゴいな……(こんなに簡単にカミングアウトして……恥ずかしがってる私が変なの?)」
唯「うぅ~あずにゃんのケチんぼ~。そういえばムギちゃんはどっちなの?ムギちゃんはタチかネコか分かりづらいよね」
澪「まだ聞くのか!?」
唯「ふぇ?」
紬「ふふっ。さぁ~どっちでしょ?明日までに考えてきてね」ニコニコ
唯「おお~クイズだね!望むところだよ。あずにゃんも頑張ろうね」
梓「やってやるです」
律「何この疲労感…」
澪「疲れた…」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:20:29.31 ID:qjLrLvdG0
――――――――
――
下校中
~通学路~
律澪「はぁ~」
唯「何か2人共疲れてるね…」
律「そりゃそうだろ…」
唯「2人は今日も(漫才の練習)するの?」
澪「ゆ、唯そういうの聞くのはやめてくれ//」
律「そうだぞ//」
唯「そうなの?(澪ちゃんはまだしもりっちゃんもこんなに恥ずかしがりやだったかな?)分かった、もう聞かないよ。
じゃあ私こっちだから!完成したら今度見せてね~バイバーイ」ダッダタタ
澪「み、見せてって//おい唯!!……行っちゃった。完成したらって何の事だろうな?」
律「さあ~。もしかしら澪お得意の言葉責めの事かな?」
澪「り、律!!道端で恥ずかしい事言うな//それに唯がその事知ってるわけないだろ!!」
律「冗談だって。けど澪って自分で言って時々照れるよな(まぁそれも可愛いんだけど…)」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:23:29.10 ID:qjLrLvdG0
澪「うぅ、しょ、しょうがないだろ//あと外ではこういう話し恥ずかしいからしないで」
律「……さっきも恥ずかしいって言ってたけどさ、やっぱり澪は私と付き合うの嫌なの?私と付き合うのは恥ずかしい事なの?」シュン
澪「そんな事ないぞ!律の事は…だ、だ、大好きだ!」
チラッ
律「いひひ~」
澪「あっ!泣いたふりしてたな」
律「澪は私が大好きなんだーそうかそうかー」
澪「うぅ…//もう律なんて知らないからな」
律「怒るなって、なあ澪~」ユサユサ
澪「な、何だ?私は怒ってるんだぞ」
律「ごめんってば………なあ今日も挑戦してみるか?//」
澪「バk、…………//」コクッ
律「本当か!?よっしゃー早く帰ろうぜ澪~」
澪「ま、待て…バカ律//」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:26:52.06 ID:qjLrLvdG0
―――――――
――
数分後
~帰り道~
唯「ルンタン♪ルンタン♪あっ!和ちゃーーん」
和「あら唯、今帰り?」
唯「うん一緒に帰ろう~」
和「いいわよ」
テクテク
唯「今日ね、部活中に新しい言葉覚えたんだよ」
和「音楽用語?」
唯「ううん、お笑いかな?和ちゃん知ってた?
ボケの事をネコって言って、ツッコミをタチって言うだって」
和「ふ~ん知らなかったわ。私テレビとかあんまり見ないし」
唯「それでねりっちゃんと澪ちゃんは2人で漫才の練習してるんだよ。りっちゃんがネコで澪ちゃんがタチなの」
和「律はまだしも澪がそんな事してるなんて意外ね……」
唯「あずにゃんもそう言ってたよ!けどみんなで応援する事にしたんだ~」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:29:20.82 ID:qjLrLvdG0
和「いいんじゃない?あの2人が決めたことだもんね。私も明日澪に会ったら頑張れって伝えるわ」
唯「さすが和ちゃ~ん」
ダキツキ
和「はいはい……けどネコとタチでいうなら唯はネコね」
唯「えーー私はタチだよ~なんでやねん!!ほら上手いでしょ?」
和「唯がつっこんでるのがすでにボケよ」
唯「ヒドい和ちゃん!ブーブー」
ギューーー
和「ふふっごめんね。ほら唯、歩きつらいから力緩めてちょうだい」
唯「いや!和ちゃんがお願い聞いてくれないと離さない」
ギュギュギューーー
和「もうわかったから、宿題を見せてくれ以外なら何でも聞いてあげる」
唯「やったー!!じゃあ日曜日に私達も漫才やろうよ~」
和「ええ!それはちょっと…私そういうの本当に分からないのよ」
唯「大丈夫教えてあげるから~やってみようよ~」
グイグイ
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:32:35.46 ID:qjLrLvdG0
和「そんなに引っ張らないの。まったく一度言い出したらきかないんだから……いいわやってあげる」
唯「本当!私がタチでもいい?」
和「それでいいわよ……どっちもどっちだし……」
唯「うわぁーーい!これで私もコンビを結成だよ~コンビ名考えないと」
和「まったく唯ったら……(けど久しぶりに唯と遊べるわね)ふふっ」ニコニコ
唯「あっ!和ちゃんなんか嬉しそう」
和「そんなことないわよ」ニコニコ
唯「えー嬉しそうだよ~」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:36:38.93 ID:qjLrLvdG0
――――――――
――
翌朝
~通学路~
唯「~♪~~♪」
憂「お姉ちゃん朝からご機嫌だね」
唯「え?そうかな~」ニコニコ
憂「そうだよ~(ウキウキなお姉ちゃん可愛い//)」
唯「昨日はちょっといいことあったんだよね~(和ちゃんと漫才楽しみだな~)」
憂「そうなんだ!昨日はお姉ちゃん、ご飯食べたら自分の部屋に急いで行っちゃったからビックリしたよ(だからあんまりお話しできなかった……)」
唯「えへへ、ちょっと勉強してたんだ~
(本当は和ちゃんとやるネタを書いてたけど、憂には秘密にして完成したら見せよ。和ちゃんと私の漫才驚くだろうな~)」
憂「お姉ちゃんが勉強したの!?」
唯「あっ!憂~それは失礼だよ~なんでやねん!」
憂「ご、ごめんね(なんでやねん?)」
唯「謝らないでいいよ~(う~ん。まだまだ修行が必要だな)
そういえば昨日憂には話してなかったけどね、軽音部で………あっ!」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:40:48.13 ID:qjLrLvdG0
憂「どうしたの?忘れ物?」
唯「うぅ……ムギちゃんのクイズ考えてくるの忘れた」
憂「クイズ?」
唯「うん……昨日部活でムギちゃんがネコかタチどっちなのか考えてくるって約束したんだよ」
憂「タチ!?ネコ!?お姉ちゃん部活で何て話ししてるの!!(お姉ちゃんの純真無垢な心が……)」
唯「おぉ!憂はネコとタチの意味知ってるんだ!?」
憂「えっ!……うん……まぁ//
(お姉ちゃんの口からタチやネコだなんて//ダメよ!興奮しちゃダメ!冷静になるのよ平沢憂。
心頭滅却すれば火もまた涼し、お姉ちゃんもまたブサ・・・あぁやっぱり無理~~かわいいぃぃ)」
唯「けっこう有名なんだね、憂はどっちだろ?」
憂「えぇ!わ、私は……
(私、今お姉ちゃんに試されてるの?……お姉ちゃんはどっちなの…どっちが正解な?今が我が人生最大の分かれ道・・・)」
唯「憂もわかり辛いからムギちゃんの答えのヒントになるかも!!ねぇ憂はどっち?」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:47:19.63 ID:qjLrLvdG0
憂「私は……リバかな//(置きにいってしまった・・・)」
唯「リバ!?何それ!!!憂、リバって何?」フンスフンス
憂「(お、お姉ちゃんが興奮してる//)えっと…リバって言うのは…ネコとタチどっちもできる人の事だよ」
唯「どっちもできるの!?ハ、ハイスペックだ!!知らなかった~そんなのもあるんだ……
(そういえばクリスマス会の時、憂は腹話術やってたもんな~そうか!ああいう風に1人でやるのがリバなんだ……)」
憂「お、お姉ちゃん?
(ひいちゃったかな……けどどっちもできるって言った方が良かったよね、多分……)」
唯「そっか……私、また憂にやってもらいたいな~」
憂「えっ!!」
唯「そうだ、(腹話術)ここでやってみてよ~」
憂「ええ~こ、ここで//(お姉ちゃんとできるのは嬉しいけど、初めてが野外プレーなんて//)」
唯「ダメかな?」
憂「だって…外ではさすがに…(最初はお家で//)ま、まだそういうのは早いと思うし」アセアセ
唯「早い?(外で腹話術はまだ恥ずかしいのかな?)けどクリスマスの時は上手だったから大丈夫だよ~」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:52:16.21 ID:qjLrLvdG0
憂「(クリスマス?…クリスマス……ああ!!!
私のベッドにお姉ちゃんが来て…私我慢できなくなってお姉ちゃんの触りながら1人でしちゃったんだ//)
お、お姉ちゃん……お、起きてたの?」
唯「起きてたに決まってるよ~変な憂。けど凄い上手だったよね、たくさん練習したの?」
憂「じょ、上手・・・れ、練習・・・
うん……お姉ちゃんが部活に行ってる時に1人で…(私こんな告白して大丈夫なのかな//)」
唯「そっか~やっぱりな~。私すごいビックリしたんだよ」
憂「ごめんねお姉ちゃん……ビックリさせちゃったよね」シュン
唯「謝らないで憂、もとはといえば私が(一発芸)やらせたようなもんだし……けどやっぱりもう一回憂にやってもらいたいよ~」
憂「お姉ちゃん……(確かにお姉ちゃんが可愛過ぎるのがいけないんだよね・・・けどお姉ちゃんはそんなに私にしてほしいんだ//)
お、お家帰ってからなら大丈夫だよ//」
唯「ホント!!してくれるの!?」
憂「う、うん…恥ずかしいけど、お姉ちゃんがそんなにしてほしいなら」
唯「やったーありがとう憂」ニコッ
憂「(可愛い//今日私はついにお姉ちゃんと結ばれます//)」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:56:19.39 ID:qjLrLvdG0
唯「ふふふ~ん♪嬉しいなーけどよく考えたらお家の方がいいよね。
今道具(腹話術の人形)持ってないもんね」
憂「ど、道具!?
(道具ってオモチャの事だよね//何でオモチャの事までお姉ちゃんにバレてるの//)お姉ちゃん……道具使うの?」
唯「やっぱり変な憂♪私じゃなくて憂が使うんだよ。手だけでもいいけど、どうせならあった方がいいよね。
あっそうだ!クリスマスの時の子がいいな~」
憂「(クリスマスの時は…確か…私…赤いブルブルだったよね//)あ、赤いやつかな?//」
唯「赤いやつ……(サンタクロースだ!)うんそれ!あれ可愛いよね~
憂がした後、私にも貸してちょっと教えてね」
憂「(今日のお姉ちゃんすごい積極的//)うん、頑張って教えるね//」
唯「へへへ、夜が楽しみだな~」
憂「(明日の朝はお赤飯にしなきゃ//あとすぐに指輪も買わないと…)」ブツブツ
唯「あっ!あずにゃ~ん」
ダキツキ
梓「うわ!もう唯先輩びっくりするじゃないですか」
唯「もうあずにゃんを見たら抱きつくように体ができちゃったよ~」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:04:04.20 ID:qjLrLvdG0
梓「なんですかそれ//あっ!憂おはよー」
憂「けどまずはデートをした方が…クリスマスも近いし泊まりがけで…」ブツブツ
梓「どうしたんですか憂?何か1人で言ってますけど」
唯「おぉさっそく練習してくれてる!そうだあずにゃん、ネコとタチに続く新しい言葉があったよ!」
梓「そうなんですか!?」
唯「その名もリバだよ」
梓「リ、リバですか、何かカッコいいですね。けどボケとツッコミ以外に何があるんですか?」
唯「憂の話しではネコとタチ両方兼ね備えてるんだって。
憂は前のクリスマス会の時に腹話術披露してくれたんだけど、そういう1人でする人がリバなんじゃないかな?」
梓「つまりピン芸はリバって事ですか?」
唯「そうだね、間違いない」
梓「けど憂って腹話術できるんですね!?知りませんでした」
唯「今度あずにゃんも聞かせてもらいなよ~すごい上手だよ」
梓「はいそうします。ちょっと憂、憂!?」
ユサユサ
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:12:32.44 ID:qjLrLvdG0
憂「冬休みは1日中//今のうちにいろいろ勉強しないt……って梓ちゃんいつの間に!?」
梓「もう~さっきからずっといたよ」
憂「ご、ごめんね。おはよう梓ちゃん」
梓「ところで憂はリバなんでしょ?」
憂「な、何でそれを//お姉ちゃん話したの!?」
唯「うん」
梓「すごい上手なんでしょ?教室ついたらやってもらっていい?」
憂「今度は教室//ムリだよ梓ちゃん…(みんなの見てる前でなんて//)」
唯「あずにゃん、まだみんなの見てる前だと憂は恥ずかしいんじゃないかな?」
梓「そっか…そうだよね。ごめんね憂」
憂「こちらこそ何かごめんね(わ、私が変なのかな?)」
唯「今度あずにゃんもウチに来てやってもらいなよ」
梓「そうですね、じゃあ唯先輩と一緒に見せてもらいます」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:18:08.30 ID:qjLrLvdG0
憂「一緒!!!(それって3人で//それとも見るって事は私がするのを2人が見るの//)」
唯「そうしなよ~それで後で憂に教えてもらおうよ」
梓「はい、私もそういうのやってみたかったので。憂もいいかな?」
憂「う、うん(どうしよう…梓ちゃんは可愛いけどお姉ちゃんと梓ちゃん二人もなんて//私そんなテクニックないよ~)」
梓「今度の日曜日なんてどうですか?」
憂「(話がどんどん進んでる……)」
唯「あっ!ごめんね~日曜日は和ちゃんと予定があるんだよ」
梓「そうなんですか?」
唯「うん、昨日の帰りに和ちゃんとタチとネコについて話ししてね、私達も一度やってみようってなったの」
憂「えっ・・・」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:20:51.32 ID:qjLrLvdG0
唯「和ちゃんたら私の事ネコだって言うんだよ」
梓「いや合ってると思いますけど…」
唯「違うよ~私は絶対タチだよ!だから日曜日は私がタチで和ちゃんがネコでやるんだ~」
梓「真面目な和先輩がよくオッケイしましたね。けど唯先輩はとにかく和先輩のネコはシュールでちょっと見てみたいです。
……あれ?憂、顔色悪いけど大丈夫?」
憂「……え?うんちょっと気分が…(どういう事…お姉ちゃんと和さんが……)」フラフラ
唯「だ、大丈夫?ムリしないで保健室行くんだよ」
憂「あは……じゃあちょっと行ってくるね、梓ちゃん先生によろしく……(もうわけがわからないよ……)」フラフラ
唯「憂大丈夫かな?」
梓「私が休み時間にのぞきにいきます、何かあったらメールしますから先輩も早く教室行った方がいいですよ」
唯「ほ~い」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:24:24.84 ID:qjLrLvdG0
―――――
―
同日朝
~二年一組~
和「おはよう澪」
澪「あっ和、おはよう…ふぁ~」
和「あら?澪があくび何て珍しいわね」
澪「ちょ、ちょっと昨日はいろいろあって//」
和「そうなの?……そういえば昨日唯に会ったんだけど、部活での話し聞いたわよ」
澪「えっ!ど、どんな話し?(まさか唯のやつ・・・)」
和「タチとネコの話よ」
クラス一同「ビクッ!」
澪「ちょ、ちょっと和か//(誰かに聞かれたら//)」キョロキョロ
和「あら違うの?唯からは澪は律と頑張ってるって聞いたけど……」
澪「ゆ、唯はそんな事まで話したのか//」
和「えぇけど悪気はないのよ、唯はあなた達の事応援したいって言ってたわ。もちろん私もよ、頑張ってね澪」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:27:56.55 ID:qjLrLvdG0
澪「…えっ……あ、ありがとう//(和のやつ何て堂々と…)」
和「唯ったら笑っちゃうのよ、あなた達に触発されたのか私と一緒にやろうって言い出しちゃって」
クラス「ざわ……ざわ……」
澪「ええぇ!!(笑えない、笑えないから)」
澪「の、和はさ…その…唯とそういう事…してもいいのか//」ボソ
和「え?(何で小声?)まあ唯がやりたいなら付き合ってあげてもいいかなって。ほら、あの子言い出したら聞かないし」
澪「そ、そうなんだ//す、スゴいな和は//」
和「(照れてる?)ごめんね、やっぱりこういう場で話す話じゃなかったかしら?澪も誰かに知られたら恥ずかしいものね」
澪「そ、それは・・・まぁ//」
和「じゃあ今度はあまり人のいないときに話し聞かせてね」
澪「(結局聞くの!?)」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:32:17.05 ID:qjLrLvdG0
♪キーンコーンカーンコーン♪
和「そろそろ授業始まるわね、席戻るわ」
澪「あっ…うん・・・」
テクテク
和「(どうしたのかしら?さっきからみんなに見られてる気が……やっぱり私がお笑いの話なんて変だったかしら?)」
澪「(の、和があんな事平然と話すなんて//い、意外だ……)」
ツンツン
「み、澪ちゃん」
澪「えっ?な、何?」
「頑張ってね//私も応援してるから」
「何かあったら相談してね//」
澪「あ、、あ、、(クラスのみんなが温かい目でこっちを見ている・・・)」
和「?」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:38:35.81 ID:qjLrLvdG0
―――――
――
放課後
~音楽室~
澪「ボ~~(終わった…)」
律「どうしたんだ澪のやつ…(昨日のせいで疲れちゃったかな?)」
唯「さっきからずっとあの調子だよ」
梓「澪先輩、戻ってきて下さい」ユサユサ
澪「ボ~~(明日からどんな顔して学校にくれば…)」
梓「ダメですね・・・」
律「あ~これじゃあ練習にならないな~」
梓「何か嬉しそうですよね」
紬「は~い皆さんケーキですよ」
唯律「よっしゃーーー」
梓「はぁ~たまにはちゃんと練習したいです……」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:41:46.65 ID:qjLrLvdG0
モグモグ
唯「あずにゃん憂の様子どうだった?」
梓「憂なら2限目の終わりに戻ってきましたよ、ずっと元気なかったですけど」
唯「そんなに体調悪かったのかな……心配だよ~」
梓「いえ体調が悪いって言うより元気がないって感じで、それに授業が終わったら勉強しなきゃいけないからってすごい早さで帰って行きましたよ」
唯「そっか~(腹話術の勉強かな?そんなに思い詰めなくていいのに)」
紬「そうだ唯ちゃん、昨日の問題考えてきてくれた?」
律「おいムギ!!それ冗談じゃなかったのかよ」
紬「もちろん♪」
律「はぁ~」
唯「ふふふっムギちゃん!私当てちゃうよ~」
紬「あら唯ちゃんにわかるかしら?」ニコニコ
唯「ズバリ、ムギちゃんは……リバだよね!」
律「(こいつはああああ//)」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:50:35.00 ID:qjLrLvdG0
紬「唯ちゃん……正解」ニコッ
律「おおおおい!!」
唯「えへへやっぱり(ムギちゃんもクリスマスの時にマンボーの物真似やってたもんね)
けどズルいよムギちゃん、タチとネコしか教わってなかったのに!!」フンス
紬「ふふっ唯ちゃんが可愛いからつい意地悪しちゃったの、ごめんなさい。けど唯ちゃんすごいわ、昨日はまだタチもネコも知らなかったのに!(唯ちゃんも有望ね)
けどだれからリバの意味聞いたの?」
唯「憂からだよ~」
律「なっ!お前ら姉妹で何話してるんだよ//」
唯「え!?おかしいの?」
紬「別におかしくないわよ(憂ちゃんはリバっぽいわよね)」
律「おかしい、おかしいから!」
唯「そうかな?私とあずにゃんは今度憂の見せてもらうよ?」
律「あああ梓も!?!?そもそもリバを見せるってなんだよ//」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:55:30.33 ID:qjLrLvdG0
梓「ええ、憂はうまいって聞いたので。けどさっきから律先輩リアクション大きいですよ」
律「当たり前だろ!!!むしろ何でお前らそんな冷静なんだよ」
唯「あずにゃん当たり前だよ~りっちゃんはネコさんなんだから」
梓「あ~なるほど。(芸人にとって)リアクションとるのも大切ですもんね」
律「何納得してんだ///あと普通にネコって言うんじゃねーー//」
唯「りっちゃん何かタチもいけそうだね!」
律「お前はそれをいったいどこで判断したんだよ//」
唯「だってツッコンでるじゃん♪」
律「な、何ツッコミと突っ込みかけてんだよ!上手くないわい//」
梓「かけてはないと思うけど……まだまだ律先輩はダメですね」
律「うるせー//何だよ!私の知らない間に評価を下げるな」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:00:53.01 ID:qjLrLvdG0
唯「やっぱり本職の澪ちゃんにお願いしたいよね~」
律「ひ、人の彼女に何させる気だ!!!」
梓「彼女って!!(今この人ちゃっかり告白したよ//)」
澪「ボ~~(みんなニコニコしてたな…あはは…)」
唯「ありゃりゃだめだこりゃ…お~い澪ちゃん起きて~」ユサユサ
澪「……あっ!!ゆ、唯//(唯を見ると和との朝の会話が//)」
律「むっ(澪のやつ何で唯みて顔赤らめてるんだ)」
唯「さ~澪ちゃん……ツッコンで下さい」
澪「ひぇ//」
律「バカかーー」ゴツン
唯「アイタッ」
梓「(り、律先輩の告白はスルーだけどいいのかな?)」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:04:26.33 ID:qjLrLvdG0
唯「もうーりっちゃんたら。私は澪ちゃんにツッコまれたいのに」
紬「(唯ちゃんったらまさかの澪ちゃん狙い……アリです)」
律「お前まだ言うか!!もうこうなったら戦争だーー!!」
梓「唯先輩!!澪先輩と律先輩はすでにコンビなんですから、そんなこと言ったら律先輩だって面白くないですよ。
(一応フォローしとかないと告白した律先輩があまりにも可哀想……)」
唯「う~ん、それもそっか~ごめんねりっちゃん」
律「いや面白くないとかそういう問題じゃないから!(何なんだコイツら…そんな軽い話なのか……これが若者の性の乱れってやつなのか)」
澪「唯…//」
唯「どうしたの?ツッコンでくれるの?」
律「(だからおまえ何で顔を赤らめてるんだよ)」イライラ
澪「…唯…今度の休日に和と…エ//……するって本当か//?」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:10:59.52 ID:qjLrLvdG0
紬「まぁまぁまぁまぁ」キラーン
唯「休日?……ああ日曜日か、和ちゃん話したの?」
律「何だと!?お前和と付き合ってるのか!?」
唯「何言ってるのりっちゃん?和ちゃんは親友だよ?」
律「そうだよな……」
澪「じゃあ…しないのか//?」
唯「するよーー」
律「するのかよ!もういったいなんなんだよこの部は!!」
唯「りっちゃん荒れてるね~何かイヤなことでもあったの?」
律「お前のせいだー!!」
梓「律先輩落ち着いて下さい!何か変ですよ」
律「何で梓には唯より私の方が変に見えるんだよ……」
澪「唯……そのさ……私がこんなこというのはおかしいかもしれないけど、そういうのは軽はずみにしちゃいけないと思うんだ//
もちろん本人同士がいいなら……いいけど//少なくてもわ、私と律は真剣だからさ……」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:13:45.53 ID:qjLrLvdG0
律「み、澪……うぅ澪ーーお前だけだよマトモなのわーー」ダキツキ
澪「バカ//恥ずかしいだろ、離れろ//」
紬「うふふ(生きてる…私生きてる…)」ニコニコ
唯「そっか、2人共真剣なんだもんね……お遊び半分で(漫才)やろうとしてごめんね」シュン
澪「いや、分かってくれたらいいんだ……って律いい加減離れろ//」
梓「お2人はまさに夫婦漫才ですね」
澪律「夫婦//」
唯「おお今のはかなり上手いよ、あずにゃん♪」
梓「けどそれだけ真剣にやられてるのなら、尚の事見てみたいですね」
澪「梓//」
律「だからお前は何でそんなに見たがるんだよ//」
梓「それは……きっと面白いだろうし、たまには腹を抱えて笑いたいじゃないですか」
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:16:47.89 ID:qjLrLvdG0
律「コラアアアア!!笑うとはどういう事だ!!」
梓「えっ!!……笑わすためにやってるんですよね?」
澪「あ、梓何言ってるんだ!?」
律「笑わすためにやるわけないだろ、そもそも何見て笑うんだよ!!……私の体か!?」イライラ
梓「体?体をはったギャグなんですか?」
律「はってるわ//ってカップルの愛の営みをつかまえてギャグはないだろ!!」
梓「愛の営み?カップル?」
唯「ええーりっちゃん達のは正統派の漫才じゃないの!?」
澪「漫才?」
梓「唯先輩、今は正統派の漫才よりはコントっぽい漫才が多いですし仕方ないですよ。
私はそういう方が好きですけど」
唯「ガッチガチの漫才がみたいねん」
梓「もぉ何弁ですかそれ」ニコニコ
律澪紬「………え?」
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:24:58.31 ID:qjLrLvdG0
律「ちょっと待てお前ら・・・」
梓「どうしたんですか?」
律「何でいきなり漫才の話なんかし始めた……」
唯「何言ってるのりっちゃ~ん。最初からずっと漫才の話してたじゃん」
梓「唯先輩、今のは律先輩なりのネコですって」
唯「あっそうか!なんでやねーん」ビシッ
律「……は?」
唯「澪ちゃん、タチの先輩から見て今のどうだった?」
澪「え!?いや……え?」
律「……唯、タチとネコの意味言ってみて」
唯「え?タチはツッコミでネコはボケでしょ?2人漫才の練習してるんじゃないの?」
律澪「…………」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:29:52.69 ID:qjLrLvdG0
唯「あれ?」
紬「ゆ、唯ちゃん、じゃあリバは?」
唯「リバはピン芸でしょ?憂はクリスマス会の時腹話術やってたし、ムギちゃんもマンボーの物真似してたし……
あれ違うの?」
律「……な、な、な、」
唯梓「な?」
律「なんでやねえぇぇえん!!!!!」
唯「おー激しいタチだね」
律「だから違ああぁぁあう!!」
紬「唯ちゃん、タチもネコもリバも意味まったく違うのよ」
梓「けど昨日、ツッコム方がタチって言われてましたよね?」
紬「その…ツッコムはツッコムでも別な物を突っ込むと言うか…あれ?よく考えたら突っ込む物はついてないのだけど……」ブツブツ
律「と、とにかくタチとかネコはお笑い用語じゃないし、私達は漫才なんてしてないから」アセアセ
唯「じゃあ2人は何してるの?タチとネコって何?」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:33:47.72 ID:qjLrLvdG0
律「それは……(なんだ今更その純真な目は//あらためて説明なんて恥ずかしすぎる……ここはムギに)」チラ
紬「あるわ!ペニバンをつけれb……いえダメよ、あんな人口物に頼ろうとするのがそもそもあまえなのよ…」ブツブツ
律「(ダメだ遠い世界に行ってる……澪は……無理か……)」チラ
澪「…………k…n…」ブツブツ
律「(あれ?)み、澪ーどうしたー」
澪「……勘違い…勘違い…」ブツブツ
律「おーーい?」
唯「澪ちゃん?」
梓「先輩?」
澪「なんだその勘違いは!!」バーーーン
律唯梓「ひぃ!!!(キレた……)」
澪「私と律が漫才の練習してるわけないだろ!!何でそんな勘違いしてるんだ!!唯達にバレたと思って交際宣言までしちゃったじゃないか!
それに……ク、クラスのみんなにはも……バレちゃって…いろいろ聞かれるし//
…あ、明日からどんな顔して会えばああああ」
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:37:05.08 ID:qjLrLvdG0
唯「ご、ごめんね澪ちゃん(何か怒ってる……)」アセアセ
梓「すいませんです(めちゃめちゃ怖いです……)」アセアセ
律「お、落ち着け澪、コイツ等も悪気が……」
澪「教えてやる!!」
唯律梓「えっ?」
澪「そんなに知りたいなら私が教えてやる!!私と律は……家に帰ったら○○しちゃってるんだよ!!」
唯梓「ええーーー!!!!」
律「こらあああーー//」
澪「そ、それだけじゃないぞ//律なんて普段は強気だけど、ベットの中じゃすっごいしおらしくおねだりしちゃってるんだからな!」
唯梓「うええーー///」
律「バッ//」
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:39:55.32 ID:qjLrLvdG0
澪「律の胸はちっちゃいから敏感で舐めてあげたらすっごい可愛い声でアンアン言っちゃうんだぞ!!
私が律いやらしい声でてるぞって言うと、泣きそうな顔になりながらエッチな子でごめんなさいって謝るんだからな」
唯梓「ひええーー//」
律「ちょっっ!!」
澪「まだまだあるぞ!律は私のおっぱいが大好きだから、寝るときは私のおっぱいをチュウチュウしながら頭をナデナデしないと寝れないんだからな!」
唯梓「……//」
律「澪、これ以上はやまるな!!(完全にネジがとんでやがる//)」
澪「うるさい!!いつもは澪の声聞くだけで濡れちゃうって言ってるくせに!!」
律「ぶぅーーー//」チーーーン
唯「………(もうりっちゃんの顔みれない//)」
梓「………(だれか止めてあげて//)」
澪「2人共聞いてるのか!!!」
唯梓「はひ!!!」ガクブル
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:43:14.07 ID:qjLrLvdG0
澪「律も聞け!!!」
律「ひやぃ///(いつもの澪の目//)」
澪「だからネコって言うのは律みたいな可愛くていじめられると気持ちよくなっちゃう変態の事なんだぞ!!分かったか!!」
唯梓「ウンウンウン」ブンブン
澪「律も分かったか!?」
律「うん//」トローン
シーーーーン
澪「ハァ……ハァ……」
紬「ちなみにタチは攻めの事よ。リバはネコとタチ両方できるので間違いないわ。ネコ寄りのリバとか言う場合があるわね。
澪ちゃんはフェムタチ、りっちゃんはボイネコね。私が一番好きな組み合わせよ」キラーン
律「(こいつ今さら遠い世界から戻ってきやがった……)」
澪「…ハァハァ……わ、私//何……を……//」フラ
バタン
律「ちょ!澪ーーー!!!」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:46:20.58 ID:qjLrLvdG0
―――――――
――
~保健室~
「じゃあ帰るとき一言声かけてね」
唯律紬梓「ありがとうございましたーー」
バタン
唯「み、澪ちゃん何ともなくてよかったね」
律「そ、そうだな……」
唯「ごめんねりっちゃん……私が変な事言ったせいで澪ちゃん倒れちゃって」シュン
律「き、気にするなよ。先生も大丈夫って言ってたし」
紬「私もごめんなさい、私が初めに変な事言わなければ……」シュン
律「うん、それはそうだな」
紬「り、りっちゃん~」オロオロ
律「あはは、冗談だよ。とりあえず澪は大丈夫だからみんな気にするな。けど……」
梓「な、何ですか?」
律「澪の言った事は即刻忘れろ//絶対だ」
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:52:11.02 ID:qjLrLvdG0
唯梓「……えへへ~//(衝撃的過ぎてムリ//)」
紬「……忘れないわ」
律「ムギ……」
紬「みんなが忘れても私は絶対忘れない・・・私にできるのはそれくらいだから・・・」ウル
唯「ムギちゃん……」ウル
梓「先輩……」ウル
律「ムギおまえって奴は……負けたよ」
澪「負けるな!!」ゴツン
律「あぅ~何で私……」
唯「澪ちゃん気がついたの!?大丈夫?」
澪「う、うん…ちょっと興奮しただけだから//まだちょっとボーっとするけど大丈夫」
梓「良かったです……」
澪「それよりムギ!!」
紬「はい♪」ニコ
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:55:57.58 ID:qjLrLvdG0
澪「ちゃんと忘れるんだぞ//いいな!!」
紬「はい♪」ニコニコ
澪「うぅ……(絶対忘れる気ない//)」
律「まーこれで誤解もとけたわけだしさ良かったじゃん、よく考えたら最初から話かみ合ってなかったもんな……」
梓「(私ずっと変な質問ばっかりしちゃってたよね//)」
唯「ねえねえ澪ちゃんとりっちゃんは付き合ってるの?」
澪「う//」
律「そうだぞ~」
澪「りつーー//」
律「いや今さら隠すのムリだろ……さっきかなりぶっちゃけられたし//」
澪「うぅ//」
唯「そっか~けど私は2人が漫才しなくても、2人の事応援するよ」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 03:00:49.23 ID:qjLrLvdG0
澪「唯……」
律「可愛い事言うなーこいつー」モミクチャ
唯「うわ!!りっはんやめへー」
梓「わ、私もお二人を応援します!」
澪「梓……ありがとう//」
紬「ふふっこれで全て解決ね」
律「ムギが言うな!!」ビシッ
紬「あぅ……」
唯「おおキレイなタチ!!」
澪「だから違ーーう//」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 03:04:02.26 ID:qjLrLvdG0
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――
同日
~帰り道~
唯「(今日はいろいろあったな~けど澪ちゃんとりっちゃんお似合いのカップルだし、良かった♪)」
ガチャ
唯「ただいまー」
憂「あっお姉ちゃん、おかえり」
唯「憂、体調大丈夫?」
憂「うん!!心配かけてゴメンね」
唯「いやいや、憂が元気なら良かったよ。私は今日の部活はいろいろあって疲れちゃったよ~」
憂「そうなんだ~けど……今からもっと疲れちゃうかも」ニコ
唯「ふぇ?」
―――――――
――
和「お母さんそういえば昨日唯が言ってたんだけど、タチとネコって知ってる?」
おわり
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コメント
No title
良作だった
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