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森さん「はぁ...キョンさん...」その3
森さん「はぁ...キョンさん...」その2
続きです
続きです
242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:12:15.75 ID:BeHBrI/o0 [36/61]
キィ…カチャン…
森さん(ただいま…キョン君…)
森さん(…?)
森さん(キョン君が…いない…)
森さん(…え…何で…?)
森さん(何で…?)
森さん(え…?え…?なんで?)
森さん(なんでなんで…?)
森さん(え…いない…きょんくん…いない…)
243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:15:04.18 ID:BeHBrI/o0 [37/61]
森さん(聞かれてた…?)
森さん(聞かれてたんだ…)
森さん(バレたんだ…屋上のことも…)
森さん(それで出てっちゃったんだ…きっとそうだ…)
森さん(私の事、いやらしい女だとおもって怒ってでてっちゃったんだ…)
森さん(わたしのこと、嫌いになっちゃったんだ…)
森さん「……………」
森さん(そっか………これで…)
森さん(これで安心して眠れる…さよなら…キョン君…)ガク…
森さん(……もう……このまま……目が覚めませんように…)ズズ…
ガチャ…
キョン「一体どこに…って、森さん…?森さん!森さん!?しっかりしてください森さん!」
245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:19:36.18 ID:BeHBrI/o0 [38/61]
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
森さん「………ん…」
森さん「……あ、あれ?」ムクリ
キョン「森さん、まだ寝ててください…」
森さん「キョンくん…ひっ」バッ
キョン「ど、どうかしたんですか?」
森さん「ひっ、ひぃっ…ごめんなさいっごめんなさいぃ~…」ガタガタガタガタ
キョン「落ち着いてください!もう大丈夫ですって!」
森さん「嫌、嫌ぁ…叱らないで、ごめんなんさいっキョン君ごめんなさい!」ガタガタガタガタガタ
キョン「森さん…」
キョン「森さん!」ギュ
森さん「ああ、あ、ごめ…ごめぇ…えっ…えっ…ふえええ~…」ポロポロ
キョン「安心して…もう大丈夫ですからね…」ナデナデ
森さん「うっ…うぅ…ふぐっ…キョンくぅん…」グシグシ
247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:22:33.44 ID:BeHBrI/o0 [39/61]
キョン「一体何があったんですか?」
森さん「…………」
キョン「夜中に目が覚めたらいないんで驚きましたよ…靴はあったのに」
森さん「…………」
キョン「探し回って、さっき戻ったらパジャマのままで倒れてるし…やたら汚れてるし…」
森さん「……ぅ…」ジワ
キョン「全く…あんまり心配させんでくださいよ…」
森さん「ふぐぅぅ~…」ポロポロ
キョン「おわっ!べ、別に怒ってるわけじゃないですよ~泣かないでいいんですよ~」ナデナデ
森さん「……ぐす…」
キョン「うーん…とりあえず、お風呂沸かしといましたから、ゆっくり浸かってきてください」
森さん「……」コクリ
248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:26:40.30 ID:BeHBrI/o0 [40/61]
カポーン
森さん(………あったかい…)
森さん(はぁ…何だか…疲れちゃいました…)
森さん(…キョン君…私を見限ったんじゃなかったんですね…)
森さん(私はまた…あの苦しみを味わうんですね…)
森さん(でも…よかったぁ……)
森さん(そうですよね…キョン君、優しいもの…)
森さん(それなのに私は…自分勝手な嘘を重ねて…)
森さん(どんどん自分を落としめて…)
森さん(違う…落としめてたんじゃない…これが私の本性…)
森さん(どうしようもなく淫らで臆病で自分勝手…)
森さん(あーあ…私はもっと大人の……)
森さん(ふふ…誰が大人ですって?…笑っちゃいますね…)
249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:30:04.33 ID:BeHBrI/o0 [41/61]
森さん(……………)
森さん(はぁ、やめやめ!)
森さん(もう忘れましょう!昨日の記憶は全部夢です!)
森さん(そういうことにしときましょう、ウン…)
森さん(そ、それにキョン君もキョン君ですよ?)
森さん(私の嘘を全部信じちゃうんですから…)
森さん(魔法使いだなんて…全く…)
森さん(引くに引けないじゃないですか…もう…)
森さん(ふふふ)
森さん(そこが可愛いとこなんですけどね…)
250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:35:13.22 ID:BeHBrI/o0 [42/61]
森さん(あ、そう言えば私、キョン君撥ねたんだっけ)
森さん(うあー…あとで謝らなきゃ)
森さん(そうですね…この際、今までの嘘を全部打ち明けちゃいましょう)
森さん(嘘をついた理由は…私の人としての弱さと…)
森さん(キョン君が可愛いから独占してみたくなったからでいいか)
森さん(私は世界を守る崇高な仕事をしてるんですからね!)
森さん(そのくらいの悪戯する権利はありますよ…ウン)
森さん(それにこっちだってキョン君の秘密を握ってるんですからね…)
森さん(正直になろう…それで全部清算です…)
森さん(…………)
森さん(…でも…最後に一つ…一つだけ…嘘をついてみよう…)
254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:00:50.77 ID:BeHBrI/o0 [43/61]
キョン「……」ウトウト
森さん「キョン君」
キョン「…ん、ふぁ…ん、んん?森さん?」
森さん「うふふ…」
キョン「何で変身してるんです?」
森さん「ふふ…キョン君…抱いて…」ズイ
キョン「い、いきなり何を…って、ちょ、近い////」
森さん「私は森園生ではありませんよ…私が第三の刺客…あなたを狙
キョン「何言ってるんですか森さん」
森さん「森さんじゃないです」
キョン「森さん」
255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:02:50.15 ID:BeHBrI/o0 [44/61]
森さん「本物の森園生は今頃のんきにお散歩
キョン「森さん」
森さん「だ、だから私は顔をじゆーにかえ
キョン「間違いなくあなたは森さんですよ…」ナデ
森さん「わ、私は…ふにゅ…わ、わた…ぁ…」フニャ
キョン「俺が森さんを見間違えるわけないでしょう…」ナデナデ
森さん「あ…ちが…だめなの…それじゃ…」
キョン「うそつき…」ポコ
森さん「ひゃんっ…ごめ…ごめん…ごめんねぇ…キョンくぅん…」メソメソ
ポトッ
キョン「う…スタンガン………あなたって人は…」
256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:03:58.37 ID:BeHBrI/o0 [45/61]
森さん「だって、だってこんなはずじゃ…困ります、見破るなんて…」
キョン「すみません…」
森さん「決心したのに、明日から、ひっく、大人の森さんを、ひっく、頑張ろうって…」
キョン「空気の読めなさには定評がありましてね…それに」
森さん「ひどいよぅ…これじゃ、あたし、せっかく勇気だしたのに、ひんっ」
キョン「それに、俺の初めての相手が偽物じゃあ洒落にならんでしょう」ズイ
森さん「ふぇ…?キョン…くん…」
キョン「偽物は嫌だ…本当の森さんとじゃないと…」ズズイ
森さん「あ…」ボフッ
森さん(ああ…)
森さん(ああああ…キョンくぅん…)
258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:06:46.05 ID:BeHBrI/o0 [46/61]
森さん(不思議…あの猛り狂う濁ったような欲望とは全然違う…)
森さん(熱いのに…逆に透き通って…凄く…安心するぅ…)
森さん(私の秘密…このままじゃキョン君にばれちゃうな…)
森さん(笑うかな…この歳でなんて…)
森さん(自分で処理してると思われたら、なんか恥ずかしいな…)
森さん(でも、キョン君ならきっと受け入れてくれる…)
森さん(それより…ああ、だめ…頭が蕩ける…)
森さん(…なんなの…この幸福感…ああ…これが…女の幸せ…)
森さん(キョン君…好き…大好きぃ…もう…熔けそう…)
森さん(キョンくん…あ、あああ…)
森さん(キョンくんのが…あんなになって…嬉しい…)
259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:08:49.15 ID:BeHBrI/o0 [47/61]
キョン「はぁ、はぁ、森さん、俺、もう…」
森さん「……ッ」コクン
キョン「俺、初めてで、上手くできるかどうか…ゴムも…」
森さん「今日大丈夫…だから…来て…はやくぅ…はやく私に…」
キョン「森さんッ」
チュプ…
キョン「入れますよッ…く…」
森さん「私に…キョン君で…一生消えない…キョン君との…」
ミチィ…
森さん「いっ…ッ!き…キョンくぅん…」
キョン「は…入った…これが…て、これ…血…森さ…」
森さん「キョン君っ!キス、キスしてぇっ」
キョン「森さん!」
森さん(蕩けて…とけてく…もう…痛いのも…全部…ながれだして…)
262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:12:26.41 ID:BeHBrI/o0 [48/61]
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
キョン「………色々と意外でした…自分で処理を…?」
森さん「たっ、体質なんだから仕方ないじゃないですかぁ…」////
キョン「本当に…意外でした……まさか俺が森さんの…」
森さん「もぅ、そこは素直に喜ぶトコじゃないんですかぁ?」
キョン「あー…えー…光栄です…でもたまにそんな気はしてましたがね…」
森さん「う…マジですか…」
263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:15:18.82 ID:BeHBrI/o0 [49/61]
キョン「いやぁ…しかし初体験がコスプレってのはどうなんですかね…」
森さん「い、いいじゃないですか…もう…」
キョン「全部脱がさないほうがよかったかな…」ポツリ
森さん「もう!もう!何言ってるんですか…キョン君のイジワルっ」
キョン「はは……ねえ、森さん…」
森さん「なんです?」
キョン「順番が逆な気もしますが…その…森さん、俺と…
森さん「だめっ」
キョン「!?」
森さん「ダメ…これだけは…ダメなの…」
264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:18:26.91 ID:BeHBrI/o0 [50/61]
キョン「…何故ですか…」
森さん「私には…使命があるから…」
キョン「そんな…」
森さん「解って…私の我儘で世界を危険に晒せないの…」
キョン「………」
森さん「世界には家族や仲間がいる…会った事もないけど、幸せに暮らしてる人達もいる…」
キョン「………」
森さん「それに…それにね…この世界に、私の…一番大切な人が…できたから…」
キョン「…………」
265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:22:21.20 ID:BeHBrI/o0 [51/61]
キョン「ハルヒに…あんな力が無ければ…」
森さん「…キョン君、あの子は悪くないんです…」
キョン「解ってます…けど…」
森さん「涼宮さんはとってもいい子です…ずっと見てたから判るんです」
キョン「……」
森さん「私、あの子を一人ぼっちにさせたくない…」ジワ
キョン「森さん」ギュ
森さん「勝手ですよね…私…」フルフル
キョン「……」ナデナデ
森さん「うう…うっ…うっ…」ブワ
森さん「ごめんね…ごめんねぇ…分かってたのに…こうなるってっ、でもっ、えっぐ、わたひ、えぐぅ~…」ポロポロ
キョン「森さんはホント泣き虫だな…」ナデナデ
森さん「ふぃいい~ん…ごめんねぇ…バカな大人でごめんなさいぃ~…」ポロポロ
266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:25:29.68 ID:BeHBrI/o0 [52/61]
森さん「ぐす…」クスンクスン
キョン「俺…明日、家に帰ります」
森さん「うん…」
キョン「寂しい?」
森さん「…うん…」
キョン「一日延ばしましょうか?」
森さん「大丈夫です…」
キョン「本当に?また泣いちゃったりしませんか」
森さん「お、大人をバカにしちゃいけません…」
キョン「さっき一緒に大人になった人が何を言う」ギュッ
森さん「も、もう…その話はいいじゃないですか…」ギュー
269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:02:13.65 ID:BeHBrI/o0 [53/61]
キョン「ははは…そろそろ寝ましょうか?」
森さん「グス…そうですね…ね、キョン君、腕、腕…」
キョン「こうですか?」
森さん「えへへ…腕枕って憧れてたんですよ」
森さん「重かったらどけてくださいね」
キョン「…おやすみ…森さん」
森さん「おやすみなさい…キョン君…」
……ギシ…ギシギシ…アンアン……
森さん「!?」
キョン「……」
270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:04:08.67 ID:BeHBrI/o0 [54/61]
……アンアン……ペチンペチン…
森さん「////」ギュ…
キョン「……」
……ギシギシ…アヒンアヒン……
森さん「はぁ…はぁ…キョン君…」ウルウル
キョン「森さん…俺はさっき…ふられちゃった訳なんですが…」
森さん「これは…あの、その…お、大人の関係というやつで…ゴニョゴニョ」
キョン「くくっく…ふふ…」
森さん「わ、笑っちゃダメです…」
272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:08:11.88 ID:BeHBrI/o0 [55/61]
森さん「あんっ!キョン君っ!ひぃ、ひぃっそこっ!そこダメぇえぇっ」ビクッ
キョン「ここですか森さん…ここが好きなんですか?」
森さん「違いますっ!違うのそこはぁっ!そこダメ、そこすぐ…っ、あ、んあああっ!」ピーン
キョン「どう違うんです?」
森さん「あああまたイクッ!もうイクぅ!!こんな、恥ずかしいっんあああっ!!」ピーン
キョン「もうですか?いやらしい女性ですね森さんは…」
森さん「ちがっんっ!ふぎぃ…ふぎ、ひぎぃ……あああダメごえんなさいキョン君っもうイクっいくぅっ!」ピピーン
森さん「は…はふぅ…」クタ…
キョン「はぁ…はぁ…」ナデナデ
森さん「はー、はー、は―…」
273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:09:43.08 ID:BeHBrI/o0 [56/61]
ミサトさん「あああシンジくんっイクッいっくぅううううううっ!」ガクガク
シンジ君「ううっ…うっ…うっ…」
ミサトさん「はぁ、はぁ、はぁ…」
シンジ君「はぁ…ふぅ…はぁ…ふぅ…」
ミサトさん「はぁ~~~~~♪」ポフ
『あああダメごえんなさいキョン君っもうイクっいくぅっ!』
ミサトさん「!!」
シンジ君「!!」
ミサトさん「……」
シンジ君「……」
274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:13:50.11 ID:BeHBrI/o0 [57/61]
森さん「ああ…こんな恰好…」
キョン「俺が森さんに逆レイプされてるみたいですね…楽だけど」
森さん「言わないで…くっ…恥ずかしい…ひっ…」ヘコヘコ
キョン「腰振りながら何言ってるんですか」
森さん「だっ、て、だっでぇ…んんっ、勝手に、あふっ、はぁ、ふぁっ」ヘコヘコ
キョン「じゃあ俺も動きますからね」パンパン
森さん「かはっ、はあっ…あんっ!あんっあんっあんっ!」
キョン君「ほら、俺の手を離さないで」
森さん「うんっ!あっあんっ!あああっ」ギッシギッシ
キョン「俺達息ピッタリですよ森さん!」
森さん「だって、腰、止まんなぁ…いぃっ!あっダメダメダメあああいっくぅうううっ!!」ピピーン
森さん「―――――…」プルプル
森さん「―――っ」ポテ…
キョン「はぁ…はぁ…」ナデナデ
森さん「ひぃ…ひぃ…ひぃ…」カクカクカク
276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:16:27.87 ID:BeHBrI/o0 [58/61]
ミサトさん「ごめんなさいシンジくんっ!あああっ!」ピピーン
シンジ君「うううっ…うっ…くっ…」プルプル
ミサトさん「はぁ、はぁ…こういうのもいいわね…謝罪プレイ」
シンジ君「そ、そうですね…はぁ…はぁ…」ゼエゼエ
『あっダメダメダメあああいっくぅうううっ!!』
ミサトさん「!!」
ミサトさん「…負けてられないわ!」
シンジ君「もう寝ましょうよ…」クタッ
ミサトさん「これが寝ていられますかっての!」
278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:19:28.37 ID:BeHBrI/o0 [59/61]
森さん「キョン君っこんな…獣みたいな…ぁあああんっ!」
キョン「獣みたいなモンでしょう!俺も!森さんも!」スパンスパン
森さん「ひぃ…コレ、スゴ…だめぇ…ほひぃっ!ひひぃ!」
キョン「何がダメですか!獣はそんなこと言いませんよ!」
森さん「あああ…けも…いい…キョン君、いいっいいよキョン君!凄い気持ちイィですぅっ」
キョン「そうですよ!恥ずかしがることはないんです!獣ですから!」
森さん「突いてっ!突いて突いてもっとぉ!!たっ、たたっ…叩いてぇっキョンくぅん!」
キョン「そこまで恥を捨てろとは言ってませんよっ」パチーン
森さん「ひぃあッ!あ、ぁああああっ!ごめんなさぁい!もっと、もっとぉおおおおおっ!」ビグビグ
279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:21:52.99 ID:BeHBrI/o0 [60/61]
キョン「ワガママな森さんだなっ…どうだっ!」パチーン
森さん「んぐふぅううううっ!ひーっ!」ビーン
キョン「獣だって交尾しながらこんなオネダリはしませんよっ!」パチーンパチーン
森さん「交尾ッ!あああ交尾してるっ!!キョン君とっ、獣っ!きもちっ!ナカっ!うあああああっ」ビーン
キョン「オラオラオラオラオラッ!!」パンパンパパパ…
森さん「ふぃいいいえぇぁあああああああッ!!……あっ……あああああっ!!」ビビーン
森さん「―――――――…っ」プルプル
森さん「」ドサッ
キョン「はー…はー…はー…」ナデナデ
森さん「はわ…はわわ…あ…あー…」ヒクヒク
280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:23:44.97 ID:BeHBrI/o0 [61/61]
ミサトさん「…いい声で鳴くわね…お隣さん…」
シンジ君「4時間も致してましたね…もう3時ですよ…」
ミサトさん「私の勘だと今頃愛を語りつつインターバル取ってるわね」
シンジ君「あの…僕、明日学校あるんで寝ていいですか…?」
283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:02:50.22 ID:RZ5V6ltF0 [1/50]
キョン「んっ…んっ…」ゴキュゴキュ
キョン「ぷは…あー水うめえ…森さんも飲んだ方がいいですよ」
森さん「は…ふぅ…」ペロペロ
キョン「森さんや」
森さん「へふ…へぁ…」ペロペロ
キョン「森さんてば…もうキレイになりましたから」
森さん「はぁぁ…」ペロペロ
キョン「仕方ないな…」ゴキュ
キョン「ん…」チュ
森さん「んは…ん…」コクコク…
森さん「……けほ、けほ…」
森さん「……」ポケー
森さん(あれ…?)
284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:03:51.67 ID:RZ5V6ltF0 [2/50]
キョン「森さん」
森さん「あ、キョン君…」キョトン
キョン「はい、お水ですよ」
森さん「ど、どうも」
キョン「いやぁ…それにしてもあの森さんがねぇ」
森さん「?」ゴクゴク
キョン「まさか叩いて欲しいとか言い出すとは…」
森さん「??」コク…
森さん(……?………?…………………!!)
森さん「ぶはっ!!」
キョン「うわ」
286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:06:50.43 ID:RZ5V6ltF0 [3/50]
森さん「あわわ…あわわわ…」モゾモゾ
キョン「隠れてどうすんですか…お尻出てますよ」
森さん(おしり)「違うんですっあれは…あううう~」プルプル
キョン「今思い出したんですか」
森さん(おしり)「あの時はもう…何が何だか…」プルプル
キョン「そのあと自発的に俺の息子を舐めて綺麗にしてくれたのも覚えてませんか」
森さん(おしり)「嘘っ………ち、違うんです…いじわるしないでぇ…」プルプル
キョン「森さん…」
森さん(けつ)「な…なんですかぁ?」
キョン「森さんがあんまり丁寧に舐めるもんだから…このザマなんです…」
森さん「……////」モゾ
キョン「可愛い森さんがまた見たいんですが…」
森さん「////」
森さん「や、優しくなら…////」
287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:10:17.54 ID:RZ5V6ltF0 [4/50]
森さん「ん…ちゅ…んっ…」チュッチュ
キョン「ん~♪」チュチュ
森さん「キョンくぅん…」
キョン「森さんはキス好きですね…」
森さん「ウン…好き…キョン君…ん~…」
キョン「森さん…どうしてもダメですか?」
森さん「うん…んっ…ごめん…にゃっ…あっ…ん…」
キョン「どうしても?」
森さん「せか…ひぃ…キョンくっ…あ、守ら…きゃんっ」
キョン「………」
キョン「森さん、しっかり掴まっててください!」グイ
森さん「え、きゃっ」ギュ
288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:12:40.88 ID:RZ5V6ltF0 [5/50]
キョン「よっこらしょういちっと…」スクッ
森さん「キョンくんっ?危な…んううっ」ギュウ
キョン「どうですか森さん、今森さんが触れてるのは俺だけですよっ」
森さん「…ッ…ッ…ウンッ、うんっ!」
キョン「まるで世界に二人だけみたいじゃないですか」
森さん「んっ…あ、ああああぁ…す、素敵…」
キョン「せめて今だけは、そんな使命なんて忘れていいんですよ…」
森さん「き…キョン君…」ウルウル
290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:15:41.60 ID:RZ5V6ltF0 [6/50]
キョン「それに、上手に嘘をつけるのも大人ってもんです…」
森さん「キョンくぅん…」ポロポロ
キョン「森さん…俺と、付き合ってください」
森さん「………っ」
森さん「は、はいっ…こんな私で良ければ…」
キョン「………」
キョン「ふふっ………嘘つき…」チュ
森さん「ううううぅ~っ」ポロ
森さん「ごめんね…ありがとう…ごめんねぇ~…」ポロポロ…
291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:17:18.63 ID:RZ5V6ltF0 [7/50]
キョン「まったく…」
森さん「ごめんね…キョン君ごめんね…」
キョン「許しませんよ…嘘つきな森さんにはお仕置きが必要ですね!」パンパン
森さん「ふぇ…あっ!あんっ!キョンく、ひゃぁっ!」
キョン「しっかり掴まらないと落ちますよッ!!」パンパンパン
森さん「あんっ、あっ!や、優しくって、ひぃ、言ったのに…ッ、くぅっ!」ギュウウ
キョン「はっはっは、これでおあいこですよっ!」パンパンパン
294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:20:25.18 ID:RZ5V6ltF0 [8/50]
森さん「かっ、き、キョンく、だめ、これ、だめなっ、とこ、なんども、だめ、あたっ、てっ」
キョン「聞こえませんねっ!」パンパンパンパンパン
森さん「だえ、ほ、ほんとに、これ、いく、えんあ、いき、かか、ひはぅ、あああ…」
キョン「森さんッいや…」パンパンパンパンパパパパパパパパパパ…
森さん(だめえっ!やめて!とめて!キョン君!ダメなの!コレダメ!)
森さん(喋れない!声でない!怖い!イク!逝く!変なイキかたしちゃう!)
森さん(なんかくる!すごいおおきいのくる!!あああ!!)
キョン「園生ッ!愛してるぞ園生ォオオッ!」ビュルッ
森さん「―――――――――…」
295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:24:00.54 ID:RZ5V6ltF0 [9/50]
森さん「うふふ…キレイ…」
森さん「素敵なお花畑ですね…」
森さん「はぁ~…いい香り…」
森さん「…それにこんな青い空…初めて…」
森さん「お日様が眩しい…」
森さん「あ~…ぽかぽかしてあったか~い…ふふ♪」
森さん「寝転がっちゃおっと…ん~♪」
森さん「むにゃむにゃ……ん?」
森さん「あれ…?」
森さん「おばあちゃん!?」
298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:26:09.69 ID:RZ5V6ltF0 [10/50]
キョン「うっ…く…ぁ、はぁ、はぁ…」
森さん「―――――ッ―――――ッッ」ガクガクガク
キョン「ん…森さん?」
森さん「―――――ッッ!―――――ッッ!―――――ッッ!」ガグガグガグ
キョン「森さーん…もしもし?」
森さん「――――――ッッ――ッッーッッ」プッショァアアアア…ボタボタボタ…
キョン「おわっ!森さん!?ちょっと!大丈夫ですか!?ねえ!」
森さん「―――――ッッ!―――――――ッッ!」チョロロロロ…
キョン「………」
303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:00:28.60 ID:RZ5V6ltF0 [11/50]
森さん「わぁい!おばあちゃんだぁ!なんだか凄い久しぶりだねぇ」
森たん「そうだ、おばあちゃん、あたしね、すごくステキなおとこのこと会ったんだよ!」
森たん「へへ…ちょっと年下だけど、あたしのことスキっていってくれるの!」
森たん「ねーねー、おばーちゃん!また縁日のお祭りにいこうよ!」
森たん「えへへ…なんだかすっごいしあわせ…ねーまた綿あめ買ってくれる?」
森たん「おっまっつり♪おっまっつり♪」ピコピコ
モリサン…モリサン…
森たん「ん?」
304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:01:23.35 ID:RZ5V6ltF0 [12/50]
キョン「森さん!森さんてば!しっかりしてください!」
森さん「―――ッ―――オバーチャン…ステキ…ダヨ…―――」
キョン「何意味の解らない事言ってるんですかっ森さん!」ペチペチ
森さん「―――ッ…トシシタ…スキ…」
キョン「そうでしょうとも…森さん!森さんてば!」
森さん「エンニチ…スッゴイ…ワタアメ…オバーチャン…マツリ…」
キョン「どんな祭りですか…これ…やばいんじゃないのか…?」
305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:02:28.16 ID:RZ5V6ltF0 [13/50]
森たん「…?」
森たん「おばーちゃん、早くお祭りにいこーよ!」
森たん「え?今はだめなの?なんで?どーして?」
森たん「え?あの声?」
森たん「ん~…わかった…いうこときく…」
森たん「そのう、よいこ?」
森たん「えへへへへ…じゃあおばーちゃん!またね!」
タッタッタッタ……
森たん「この声…あのこだ…きょんくん…いまいくね!」
さる喰らってるうちに書き溜めたの解放して、また喰らったら寝ます
306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:03:11.40 ID:RZ5V6ltF0 [14/50]
キョン「そうだ救急車…!!」
キョン「ぐわっ」ドテ
キョン「何てこった…腰が…」ガクガク
キョン「森さん…うおお…」ズリズリ
キョン「よし、届いた…今救急車を…」ガシ
森さん「うう…きょ…キョンくん…」
キョン「森さん…?」
森さん「やめて…」
キョン「よかった、気がついた…」
森さん「ホント…やめて…」
308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:07:31.01 ID:RZ5V6ltF0 [15/50]
キョン「…すみません…調子に乗りすぎました」
森さん「ほ、ホントにホントに死んじゃうかと思ったじゃないですかぁ…」
キョン「森さんがあんまり可愛いから…許してくださいよ…」
森さん「ふん…キョン君は勝手です…」プクー
キョン「森さん」ナデナデ
森さん「な、なでなでしたって…ふにゃ…」
キョン「ふふふ」ナデナデ
森さん「うー…ズルイです…」
キョン「ごめん」ナデナデ
森さん「ん…もっとなでてくれたら…」
キョン「はいはい…」ナデナデ
309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:08:12.32 ID:RZ5V6ltF0 [16/50]
キョン「もう夜が明けちゃいましたね…」ナデナデ
森さん「はい…」
キョン「さて、俺は今日帰る予定でしたが…」ナデナデ
森さん「……」ギュ
キョン「ん~…徹夜明けだしな…」
森さん「……」ギュー…
キョン「やっぱり明日にしますよ…いいですか?」
森さん「……」ギュゥ…
森さん「……」コクリ
312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:12:21.20 ID:RZ5V6ltF0 [17/50]
そして月日は流れ…
森さん「え…キョン君…これ…指輪…」
キョン「森さん、いや…園生、結婚しよう」
園生「は…はいっ」ギュ
二人は…
園生「ね、アナタ♪」
キョン「んん?何だかご機嫌だな…どうかしたか?」
園生「うふふ…愛してるわ…パパ」
キョン「何だい改まって…ぱ、パパって…お前…」
園生「うふふふふ♪」
新しいステージに立つ…
313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:13:03.85 ID:RZ5V6ltF0 [18/50]
平凡な…
園生「あなた…私、頑張るから…くっ」
キョン「園生!頑張れ!俺がついてるぞ!」
園生「うん…うん…愛してる…キョン君愛してる…」
キョン「俺もだ!園生!みんなで家に帰ろう!」
しかし掛け替えの無い…
キョン子「いってきまーす!」
園生「いってらっしゃい、車に気をつけるのよー」
キョン「園生ー」
園生「はい、なんですか?」
キョン「そろそろ二人目…欲しくないか?」
幸福を掲げて…!
~fin~
314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:13:45.46 ID:RZ5V6ltF0 [19/50]
森さん「……」
森さん「ナレーション入りの夢って初めて…」
森さん「んー…6時か…昨日…ええと…」
森さん「あのあとお風呂に入って…軽く食事してお昼前には眠ったから…」
森さん「うう、20時間近くも寝ちゃったんですね…」
森さん「うーん…」ポキ
森さん「…ふぅ………」
森さん「今日で最後…かぁ…」
キョン「すぅ…すぅ…」zzz
森さん「…ふふ」チュ
森さん「キョン君が起きるまで、もう少し寝てよ」ギュ
317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:16:57.55 ID:RZ5V6ltF0 [20/50]
森さん(とはいうものの…流石に眠気はないな…)
森さん(それにしても…私ってあんなに甘えんぼだったんですね…)
森さん(ずぅっとキョン君に撫でてもらっちゃった)
森さん(それに手をつないで寝たと思ったら…)
森さん(起きたらキョン君にしがみ付いてるんだもん…)
森さん(ふふふ…キョンくぅん…)
キョン「んん…ん?」
森さん(!)
321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:45:52.89 ID:RZ5V6ltF0 [21/50]
キョン「んー…うおっ…20時間近く眠ってたのか…」
森さん(………)
キョン「あー、やれやれ」
森さん(…ふふふ)
キョン「………」ナデ…
森さん(…?)
キョン「…」チュ
森さん(!!)
森さん(えへへへぇ~…)////
322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:46:49.15 ID:RZ5V6ltF0 [22/50]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
キョン「それじゃあ森さん、お世話になりました」
森さん「忘れ物はありませんか?」
キョン「ええ…森さんをモノに出来なかったのは残念ですが」
森さん「もお、キョン君ったら…ふふ」
キョン「また、会えますかね」
森さん「………」
キョン「………」
森さん「止めときましょう」
325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:53:19.72 ID:RZ5V6ltF0 [23/50]
キョン「…そう…ですか」
森さん「このままズルズル行くのは、きっと良くありませんよ」
キョン「まぁ…そうですね」
森さん「でも、私、この一週間のことは忘れません」
キョン「俺もですよ…」
森さん「……」
キョン「……」
森さん「笑ってお別れしましょ?」
キョン「…そうですね…じゃあ森さん!お世話になりました!」
森さん「はいっ!キョン君も、お体に気をつけてくださいね!」
326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:55:29.11 ID:RZ5V6ltF0 [24/50]
森さん「さようならキョンく~ん!お元気で!」ブンブン
森さん「………」
森さん(…あ、振り返った)
森さん「……」ブンブン
森さん「…………」
森さん(………いっちゃったか…)
森さん「さよなら…キョン君…」
328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:58:54.05 ID:RZ5V6ltF0 [25/50]
パタン…
森さん「………」
森さん「あ、そうだ」
森さん「洗濯物たたまなきゃ」
森さん「……」
森さん「…あ…これ…」
森さん「魔法使い…か……ふふ」
森さん「偽物の魔法使いは…」
森さん「これから時々、自分にかけられた魔法を思い出して…」
森さん「泣いたり笑ったりするんですね…」
森さん「………」
森さん「これで…よかったんですよね…?」
329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:00:16.73 ID:RZ5V6ltF0 [26/50]
森さん「………」
森さん「………」
森さん「んん~~~っ……」ググ
森さん「………」プルプル
森さん「ふー…」
森さん「こういう時、年上は損ですね…」
森さん「そう言えば休暇も今日で終わりか」
森さん「さて、明日はお仕事頑張りますか!」
330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:07:06.36 ID:RZ5V6ltF0 [27/50]
翌日
ハルヒ「ぅおそいっ!」
キョン「そ…掃除当番だったんだ、察せ」
ハルヒ「言い訳するんじゃないの!全く、これだからいつまで経ってもキョンなのよ…」
キョン「人を出世魚みたいに言うな」
古泉『さっきまで貴方が帰ってしまったのでは、と心配そうにしてたんですよ…』ヒソヒソ
キョン『どうだか…』
古泉『ところで、連休中に貴方に会った時に、いきなり意識を失ったんですが…何か知りませんか?』
キョン『何のことだ?夢でも見たんじゃないか…?』
古泉『そうでしょうか…』
333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:12:42.48 ID:RZ5V6ltF0 [28/50]
ハルヒ「なに男同士でくっついてんのよ…アンタ達、もしかして…」
みくる「ひゃ~…」ドキドキ
キョン「アホウ」
古泉「んふ」
ハルヒ「…ん?」
みくる「どうかしましたか?」
ハルヒ「…誰かに見られてる気がするわ…」
みくる「?」
長門「…」ペラ
334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:16:13.10 ID:RZ5V6ltF0 [29/50]
新川さん「時間です…森、ちゃんと気配を消しなさい」シュタッ
森さん「………」ジー
新川さん「……交代の時間ですが」
森さん「ん~…このまま続けますから、新川さんは休んでてください」
新川さん「これは珍しい、それとも何か動きでもありましたか」
森さん「いいえ…いつも通りです」
新川さん「そうですか…?」
森さん「~♪」
新川さん「何か御機嫌ですな」
森さん「そう見えますか?」
新川さん「休暇中に何か良い事でも?」
森さん「えー、まあ、そんなとこです」
335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:18:32.56 ID:RZ5V6ltF0 [30/50]
新川さん「それは結構……しかし本当にこのまま続ける気ですか?」
森さん「はい…今日は暖かいし、まだ大丈夫です」
新川さん「確かに…しかし私を気遣うというなら無用の心配ですよ…私はまだまだ
森さん「いいんです…それに今日は風が強いし…大切なモノが飛ばされたら大変です」
新川さん「……!…な、なんのことですかな…?」ギクリ
森さん「何が、とは言っておりませんよ」
新川さん「そ、そうですか…いやいや、別に風なんか全然気にする必要は無いんですよ私は」
森さん「そういえば以前、職員達が集まってヒソヒソと囁き合ってました…新川さんの名前が聞こえた気も…」
新川さん「あ、そうだ急用を思い出した、ではお言葉に甘えるとしますかなワハハ」
337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:20:42.39 ID:RZ5V6ltF0 [31/50]
森さん「あ、新川さん…」
新川さん「なな、なんでしょう」
森さん「頑張って世界を守りましょうね」
新川さん「…?」
森さん「大切な人達を守るために…」
新川さん「ふむ…休暇中、良い出会いでもありましたかな?」
森さん「うふふ…」
森さん「ひみつです♪」
おし まい
355 名前: ◆HC2Lies.5SJV [] 投稿日:2010/10/14(木) 12:04:39.51 ID:RZ5V6ltF0 [34/50]
エピローグ
森さん「ただいま~」
森さん「ふぅ…」
森さん「あ~疲れたぁ…」
森さん「……」
森さん「テレビでも見ましょう…」ポチ
森さん「……」
森さん「………」ゴロゴロ
森さん「…………」パタパタ
森さん「つまんない」プチ
森さん「んんー……」ボフ…
ピンモーテルェシューイックラィガチョラックゥーウ(チョッラックーウ)♪
森さん「!!」ガバッ
356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:08:51.12 ID:RZ5V6ltF0 [35/50]
森さん「はいっ!もしもし!」
森さん「なーんだ、古泉か…」
森さん「あぁ、ゴメンゴメン…で?何か用ですか?」
森さん「………」
森さん「し…しらない…」
森さん「何それ…私が?夢でも見てたんじゃないの?」
森さん「うん…うん…ふーん…うん…知りません」
森さん「はい、はいはい…はいっ、お疲れ様…」プチ
森さん「ふー、あせった…」
森さん「はぁ……よく考えたらキョンくん、私の携帯番号知らないもんね…」
森さん「あーあぁ…肝心なとこで…って、ダメダメ…未練は捨てましょう」
森さん「はぁ~あ~…暇ですね…」
森さん「ご飯の支度でもしますか…」
358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:43:33.79 ID:RZ5V6ltF0 [36/50]
グ゙パァ…
森さん「…う……この量…」
森さん「うう…腐らす前に食べきれますかね…」
森さん「あ…しまった…」
森さん「これ、せっかく買ったのに…」
森さん「あ~…バカバカ…得意料理だったのになぁ…」
森さん「何で今思い出すかな…二人で…」
森さん「…………」
バタム
森さん「………」
森さん「いいや」
森さん「お風呂はいろう…」
359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:46:14.81 ID:RZ5V6ltF0 [37/50]
森さん「はぁ~…」カポーン
森さん(あー…疲れがとれる…)
森さん(…………)
森さん(………キョン君が古泉に…)
森さん(私の連絡先を聞いたら…)
森さん(あいつ教えるかな…)
森さん(てか聞かないか…)
森さん(こっちは一応知ってるんですけどねぇ…)
森さん(携帯に涼宮さん関係の連絡先は網羅してあるし…)
森さん(いつか私からかけちゃうなんてことは…)
森さん(だめ…お風呂からあがったら…消そう)
森さん(…………)
森さん(いや、それもダメか…もしもの場合もありますし…)
360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:47:32.47 ID:RZ5V6ltF0 [38/50]
森さん(電話じゃなくて…直接来たりして…)
森さん(そしたらまぁ、仕方ないですよね…)
森さん(邪険にするわけにもいかないし、まあお茶くらいはいいですよね)
森さん(お腹空かせてるなら…ご飯を一緒に食べて…)
森さん(暇だったら…一緒にDVDでも見て…そしたら終電終わっちゃって)ニヤ
森さん(仕方ないから…お風呂に入れてあげて…)ニヤニヤ
森さん(その日に何故かソファが壊れるから…じゃあそしたら…)グググ…
森さん(ベッドしかないですよね…)ポ…
森さん(私は…キョン君を泊めてあげる立場なわけですから…)クスクス
森さん(当然、お礼になでなでされて然るべきで……)ニヨニヨ
森さん(……………)
森さん「………」ザパッ
森さん「ああっ!もう!」
362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:55:03.09 ID:RZ5V6ltF0 [39/50]
森さん「もう寝ましょう」
森さん「早寝早起きは美容の基本ですからね!」
森さん「ラジオでも聞きながら…」カチ
部屋とワイシャツとわたし♪愛するあなたのため♪まいに
森さん「うるさい」カチ
森さん「おやすみなさいっ」ボフ
『森さん、おやすみ』
森さん「……おやすみ…キョン君…」
363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:59:07.25 ID:RZ5V6ltF0 [40/50]
森さん「…………」
森さん(……羊が一匹…羊が二匹…)
『くっ…森さんっ…』
森さん(キョン君が3人…キョン君が4人…そ、そんな…キョン君が…5人…?)
森さん「うう」
森さん「……」モゾ
森さん「……ん…」モゾモゾ
森さん「ふっ…くぅ…あ……」
森さん「んっ…キョンくぅん…はぅ…」
森さん「………」
森さん「………」ムクリ
364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:02:19.39 ID:RZ5V6ltF0 [41/50]
ガパァ プシュ
森さん「んっ…んっ…」ンビンビ
森さん「ぷはぁ……あー…眠れない…」
森さん「ダメダメ…これを乗り切らないと…」
森さん「時間をかけて、少しずつでも…」
森さん「……」
森さん「……」プシュ
森さん「んっ…んっ…」ンビンビ
森さん「ふぅ……ケフ…」
森さん「……」
森さん「……」プシュ
森さん「んっ…んっ…」ンビンビ…
森さん「……」
森さん「……」
森さん「……グス…」プシュ
365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:04:18.15 ID:RZ5V6ltF0 [42/50]
キョン部屋
キョン「そろそろ寝るかな…」
キョン「やれやれ…」
『おやすみなさい…キョン君』
キョン「おやすみ…森さん…」ボソ
キョン「………」ボフッ
キョン「はぁ……」
マッカネッマッジェンタリップカラリプカラマッテエィジャ♪
キョン「ん?」
キョン「誰の番号だ…?」
キョン「もしもし…?」
366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:05:36.02 ID:RZ5V6ltF0 [43/50]
キョン「もしもし?」
『………』
キョン「もしもーし」
『…グス……』
キョン「………」
『……ヒック……』
キョン「…森さんでしょ」
『ガタン…ガッ…ぁ…』
キョン「はぁ…」
『………』
367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:07:51.84 ID:RZ5V6ltF0 [44/50]
森さん部屋
『どうしたんですか森さん』
森さん「ぅ…グス…ぁぅ…」
『寂しくなっちゃったんですか?』
森さん「ぅぇ…えぐっ…ふぇっ…」
『一日持たんのですか…』
森さん「えぐっ…ふぇええ~ん…」
『仕方ない人だなぁ…』
森さん「ごめっ…ひぐ、ごめんねぇ…ヒック」メソメソ
368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:14:29.98 ID:RZ5V6ltF0 [45/50]
森さん「えぐっ…ひぐっ…ごめん…どうしても我慢…できなくって…」
『笑ってお別れするんじゃなかったんですか?』
森さん「うう…情けない限りです…」
『全く…どうしちゃったんですか?』
森さん「…一人で…寂しくて…」
『はぁ』
森さん「部屋の中…キョン君がいなくて…いつもと同じなのに…ひっく」
『それで?』
森さん「声だけでも聞きたくってぇえ~…うえ~ん」
『泣くこたないでしょう…』
森さん「ひっく…ひっく…少しだけ…お話させてください…」
『いいですよ…俺も何だか寝つけなくって』
372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:37:18.48 ID:RZ5V6ltF0 [46/50]
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
『そしたら古泉が「アッー」って、もう可笑しいやら臭いやらで…』
森さん「もお、キョン君たら…ふふふ」
『そんなこんなな一日でしたよ…』
森さん「ふふ…元気そうで安心しました」
『…大分長電話しちゃいましたね』
森さん「…そうですね…」
『そろそろ、おっと、ここか』
森さん「?? どうかしましたか?」
『いえ、こっちの話です…さて、そろそろお休みしますか』
森さん「……うん」
『あ、そう言えば森さん』
森さん「はい?」
373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:39:55.85 ID:RZ5V6ltF0 [47/50]
『最後の四天王が残ってましたけど…』
森さん「あっあっあれはそのぉ…キョン君のイジワル!忘れて下さいよぅ…」
『もしかしたら今日あたり現れるかもしれないんで、気をつけてくださいね』
森さん「え?」
『それじゃ、お休み…森さん』
森さん「? あ、はい、お休みなさい…」
森さん「……?」
チンポーン チンポーン…
森さん「!!」
ミサトさん「おっシンジ君!お隣さんがまたおっぱじめたわよ!」
おし まい
375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:44:27.43 ID:RZ5V6ltF0 [48/50]
なんかキョン君に便利な2号ができたみたいな話になってしまった
蛇足だったかもしれん
キィ…カチャン…
森さん(ただいま…キョン君…)
森さん(…?)
森さん(キョン君が…いない…)
森さん(…え…何で…?)
森さん(何で…?)
森さん(え…?え…?なんで?)
森さん(なんでなんで…?)
森さん(え…いない…きょんくん…いない…)
243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:15:04.18 ID:BeHBrI/o0 [37/61]
森さん(聞かれてた…?)
森さん(聞かれてたんだ…)
森さん(バレたんだ…屋上のことも…)
森さん(それで出てっちゃったんだ…きっとそうだ…)
森さん(私の事、いやらしい女だとおもって怒ってでてっちゃったんだ…)
森さん(わたしのこと、嫌いになっちゃったんだ…)
森さん「……………」
森さん(そっか………これで…)
森さん(これで安心して眠れる…さよなら…キョン君…)ガク…
森さん(……もう……このまま……目が覚めませんように…)ズズ…
ガチャ…
キョン「一体どこに…って、森さん…?森さん!森さん!?しっかりしてください森さん!」
245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:19:36.18 ID:BeHBrI/o0 [38/61]
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
森さん「………ん…」
森さん「……あ、あれ?」ムクリ
キョン「森さん、まだ寝ててください…」
森さん「キョンくん…ひっ」バッ
キョン「ど、どうかしたんですか?」
森さん「ひっ、ひぃっ…ごめんなさいっごめんなさいぃ~…」ガタガタガタガタ
キョン「落ち着いてください!もう大丈夫ですって!」
森さん「嫌、嫌ぁ…叱らないで、ごめんなんさいっキョン君ごめんなさい!」ガタガタガタガタガタ
キョン「森さん…」
キョン「森さん!」ギュ
森さん「ああ、あ、ごめ…ごめぇ…えっ…えっ…ふえええ~…」ポロポロ
キョン「安心して…もう大丈夫ですからね…」ナデナデ
森さん「うっ…うぅ…ふぐっ…キョンくぅん…」グシグシ
247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:22:33.44 ID:BeHBrI/o0 [39/61]
キョン「一体何があったんですか?」
森さん「…………」
キョン「夜中に目が覚めたらいないんで驚きましたよ…靴はあったのに」
森さん「…………」
キョン「探し回って、さっき戻ったらパジャマのままで倒れてるし…やたら汚れてるし…」
森さん「……ぅ…」ジワ
キョン「全く…あんまり心配させんでくださいよ…」
森さん「ふぐぅぅ~…」ポロポロ
キョン「おわっ!べ、別に怒ってるわけじゃないですよ~泣かないでいいんですよ~」ナデナデ
森さん「……ぐす…」
キョン「うーん…とりあえず、お風呂沸かしといましたから、ゆっくり浸かってきてください」
森さん「……」コクリ
248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:26:40.30 ID:BeHBrI/o0 [40/61]
カポーン
森さん(………あったかい…)
森さん(はぁ…何だか…疲れちゃいました…)
森さん(…キョン君…私を見限ったんじゃなかったんですね…)
森さん(私はまた…あの苦しみを味わうんですね…)
森さん(でも…よかったぁ……)
森さん(そうですよね…キョン君、優しいもの…)
森さん(それなのに私は…自分勝手な嘘を重ねて…)
森さん(どんどん自分を落としめて…)
森さん(違う…落としめてたんじゃない…これが私の本性…)
森さん(どうしようもなく淫らで臆病で自分勝手…)
森さん(あーあ…私はもっと大人の……)
森さん(ふふ…誰が大人ですって?…笑っちゃいますね…)
249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:30:04.33 ID:BeHBrI/o0 [41/61]
森さん(……………)
森さん(はぁ、やめやめ!)
森さん(もう忘れましょう!昨日の記憶は全部夢です!)
森さん(そういうことにしときましょう、ウン…)
森さん(そ、それにキョン君もキョン君ですよ?)
森さん(私の嘘を全部信じちゃうんですから…)
森さん(魔法使いだなんて…全く…)
森さん(引くに引けないじゃないですか…もう…)
森さん(ふふふ)
森さん(そこが可愛いとこなんですけどね…)
250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:35:13.22 ID:BeHBrI/o0 [42/61]
森さん(あ、そう言えば私、キョン君撥ねたんだっけ)
森さん(うあー…あとで謝らなきゃ)
森さん(そうですね…この際、今までの嘘を全部打ち明けちゃいましょう)
森さん(嘘をついた理由は…私の人としての弱さと…)
森さん(キョン君が可愛いから独占してみたくなったからでいいか)
森さん(私は世界を守る崇高な仕事をしてるんですからね!)
森さん(そのくらいの悪戯する権利はありますよ…ウン)
森さん(それにこっちだってキョン君の秘密を握ってるんですからね…)
森さん(正直になろう…それで全部清算です…)
森さん(…………)
森さん(…でも…最後に一つ…一つだけ…嘘をついてみよう…)
254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:00:50.77 ID:BeHBrI/o0 [43/61]
キョン「……」ウトウト
森さん「キョン君」
キョン「…ん、ふぁ…ん、んん?森さん?」
森さん「うふふ…」
キョン「何で変身してるんです?」
森さん「ふふ…キョン君…抱いて…」ズイ
キョン「い、いきなり何を…って、ちょ、近い////」
森さん「私は森園生ではありませんよ…私が第三の刺客…あなたを狙
キョン「何言ってるんですか森さん」
森さん「森さんじゃないです」
キョン「森さん」
255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:02:50.15 ID:BeHBrI/o0 [44/61]
森さん「本物の森園生は今頃のんきにお散歩
キョン「森さん」
森さん「だ、だから私は顔をじゆーにかえ
キョン「間違いなくあなたは森さんですよ…」ナデ
森さん「わ、私は…ふにゅ…わ、わた…ぁ…」フニャ
キョン「俺が森さんを見間違えるわけないでしょう…」ナデナデ
森さん「あ…ちが…だめなの…それじゃ…」
キョン「うそつき…」ポコ
森さん「ひゃんっ…ごめ…ごめん…ごめんねぇ…キョンくぅん…」メソメソ
ポトッ
キョン「う…スタンガン………あなたって人は…」
256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:03:58.37 ID:BeHBrI/o0 [45/61]
森さん「だって、だってこんなはずじゃ…困ります、見破るなんて…」
キョン「すみません…」
森さん「決心したのに、明日から、ひっく、大人の森さんを、ひっく、頑張ろうって…」
キョン「空気の読めなさには定評がありましてね…それに」
森さん「ひどいよぅ…これじゃ、あたし、せっかく勇気だしたのに、ひんっ」
キョン「それに、俺の初めての相手が偽物じゃあ洒落にならんでしょう」ズイ
森さん「ふぇ…?キョン…くん…」
キョン「偽物は嫌だ…本当の森さんとじゃないと…」ズズイ
森さん「あ…」ボフッ
森さん(ああ…)
森さん(ああああ…キョンくぅん…)
258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:06:46.05 ID:BeHBrI/o0 [46/61]
森さん(不思議…あの猛り狂う濁ったような欲望とは全然違う…)
森さん(熱いのに…逆に透き通って…凄く…安心するぅ…)
森さん(私の秘密…このままじゃキョン君にばれちゃうな…)
森さん(笑うかな…この歳でなんて…)
森さん(自分で処理してると思われたら、なんか恥ずかしいな…)
森さん(でも、キョン君ならきっと受け入れてくれる…)
森さん(それより…ああ、だめ…頭が蕩ける…)
森さん(…なんなの…この幸福感…ああ…これが…女の幸せ…)
森さん(キョン君…好き…大好きぃ…もう…熔けそう…)
森さん(キョンくん…あ、あああ…)
森さん(キョンくんのが…あんなになって…嬉しい…)
259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:08:49.15 ID:BeHBrI/o0 [47/61]
キョン「はぁ、はぁ、森さん、俺、もう…」
森さん「……ッ」コクン
キョン「俺、初めてで、上手くできるかどうか…ゴムも…」
森さん「今日大丈夫…だから…来て…はやくぅ…はやく私に…」
キョン「森さんッ」
チュプ…
キョン「入れますよッ…く…」
森さん「私に…キョン君で…一生消えない…キョン君との…」
ミチィ…
森さん「いっ…ッ!き…キョンくぅん…」
キョン「は…入った…これが…て、これ…血…森さ…」
森さん「キョン君っ!キス、キスしてぇっ」
キョン「森さん!」
森さん(蕩けて…とけてく…もう…痛いのも…全部…ながれだして…)
262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:12:26.41 ID:BeHBrI/o0 [48/61]
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
キョン「………色々と意外でした…自分で処理を…?」
森さん「たっ、体質なんだから仕方ないじゃないですかぁ…」////
キョン「本当に…意外でした……まさか俺が森さんの…」
森さん「もぅ、そこは素直に喜ぶトコじゃないんですかぁ?」
キョン「あー…えー…光栄です…でもたまにそんな気はしてましたがね…」
森さん「う…マジですか…」
263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:15:18.82 ID:BeHBrI/o0 [49/61]
キョン「いやぁ…しかし初体験がコスプレってのはどうなんですかね…」
森さん「い、いいじゃないですか…もう…」
キョン「全部脱がさないほうがよかったかな…」ポツリ
森さん「もう!もう!何言ってるんですか…キョン君のイジワルっ」
キョン「はは……ねえ、森さん…」
森さん「なんです?」
キョン「順番が逆な気もしますが…その…森さん、俺と…
森さん「だめっ」
キョン「!?」
森さん「ダメ…これだけは…ダメなの…」
264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:18:26.91 ID:BeHBrI/o0 [50/61]
キョン「…何故ですか…」
森さん「私には…使命があるから…」
キョン「そんな…」
森さん「解って…私の我儘で世界を危険に晒せないの…」
キョン「………」
森さん「世界には家族や仲間がいる…会った事もないけど、幸せに暮らしてる人達もいる…」
キョン「………」
森さん「それに…それにね…この世界に、私の…一番大切な人が…できたから…」
キョン「…………」
265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:22:21.20 ID:BeHBrI/o0 [51/61]
キョン「ハルヒに…あんな力が無ければ…」
森さん「…キョン君、あの子は悪くないんです…」
キョン「解ってます…けど…」
森さん「涼宮さんはとってもいい子です…ずっと見てたから判るんです」
キョン「……」
森さん「私、あの子を一人ぼっちにさせたくない…」ジワ
キョン「森さん」ギュ
森さん「勝手ですよね…私…」フルフル
キョン「……」ナデナデ
森さん「うう…うっ…うっ…」ブワ
森さん「ごめんね…ごめんねぇ…分かってたのに…こうなるってっ、でもっ、えっぐ、わたひ、えぐぅ~…」ポロポロ
キョン「森さんはホント泣き虫だな…」ナデナデ
森さん「ふぃいい~ん…ごめんねぇ…バカな大人でごめんなさいぃ~…」ポロポロ
266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:25:29.68 ID:BeHBrI/o0 [52/61]
森さん「ぐす…」クスンクスン
キョン「俺…明日、家に帰ります」
森さん「うん…」
キョン「寂しい?」
森さん「…うん…」
キョン「一日延ばしましょうか?」
森さん「大丈夫です…」
キョン「本当に?また泣いちゃったりしませんか」
森さん「お、大人をバカにしちゃいけません…」
キョン「さっき一緒に大人になった人が何を言う」ギュッ
森さん「も、もう…その話はいいじゃないですか…」ギュー
269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:02:13.65 ID:BeHBrI/o0 [53/61]
キョン「ははは…そろそろ寝ましょうか?」
森さん「グス…そうですね…ね、キョン君、腕、腕…」
キョン「こうですか?」
森さん「えへへ…腕枕って憧れてたんですよ」
森さん「重かったらどけてくださいね」
キョン「…おやすみ…森さん」
森さん「おやすみなさい…キョン君…」
……ギシ…ギシギシ…アンアン……
森さん「!?」
キョン「……」
270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:04:08.67 ID:BeHBrI/o0 [54/61]
……アンアン……ペチンペチン…
森さん「////」ギュ…
キョン「……」
……ギシギシ…アヒンアヒン……
森さん「はぁ…はぁ…キョン君…」ウルウル
キョン「森さん…俺はさっき…ふられちゃった訳なんですが…」
森さん「これは…あの、その…お、大人の関係というやつで…ゴニョゴニョ」
キョン「くくっく…ふふ…」
森さん「わ、笑っちゃダメです…」
272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:08:11.88 ID:BeHBrI/o0 [55/61]
森さん「あんっ!キョン君っ!ひぃ、ひぃっそこっ!そこダメぇえぇっ」ビクッ
キョン「ここですか森さん…ここが好きなんですか?」
森さん「違いますっ!違うのそこはぁっ!そこダメ、そこすぐ…っ、あ、んあああっ!」ピーン
キョン「どう違うんです?」
森さん「あああまたイクッ!もうイクぅ!!こんな、恥ずかしいっんあああっ!!」ピーン
キョン「もうですか?いやらしい女性ですね森さんは…」
森さん「ちがっんっ!ふぎぃ…ふぎ、ひぎぃ……あああダメごえんなさいキョン君っもうイクっいくぅっ!」ピピーン
森さん「は…はふぅ…」クタ…
キョン「はぁ…はぁ…」ナデナデ
森さん「はー、はー、は―…」
273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:09:43.08 ID:BeHBrI/o0 [56/61]
ミサトさん「あああシンジくんっイクッいっくぅううううううっ!」ガクガク
シンジ君「ううっ…うっ…うっ…」
ミサトさん「はぁ、はぁ、はぁ…」
シンジ君「はぁ…ふぅ…はぁ…ふぅ…」
ミサトさん「はぁ~~~~~♪」ポフ
『あああダメごえんなさいキョン君っもうイクっいくぅっ!』
ミサトさん「!!」
シンジ君「!!」
ミサトさん「……」
シンジ君「……」
274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:13:50.11 ID:BeHBrI/o0 [57/61]
森さん「ああ…こんな恰好…」
キョン「俺が森さんに逆レイプされてるみたいですね…楽だけど」
森さん「言わないで…くっ…恥ずかしい…ひっ…」ヘコヘコ
キョン「腰振りながら何言ってるんですか」
森さん「だっ、て、だっでぇ…んんっ、勝手に、あふっ、はぁ、ふぁっ」ヘコヘコ
キョン「じゃあ俺も動きますからね」パンパン
森さん「かはっ、はあっ…あんっ!あんっあんっあんっ!」
キョン君「ほら、俺の手を離さないで」
森さん「うんっ!あっあんっ!あああっ」ギッシギッシ
キョン「俺達息ピッタリですよ森さん!」
森さん「だって、腰、止まんなぁ…いぃっ!あっダメダメダメあああいっくぅうううっ!!」ピピーン
森さん「―――――…」プルプル
森さん「―――っ」ポテ…
キョン「はぁ…はぁ…」ナデナデ
森さん「ひぃ…ひぃ…ひぃ…」カクカクカク
276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:16:27.87 ID:BeHBrI/o0 [58/61]
ミサトさん「ごめんなさいシンジくんっ!あああっ!」ピピーン
シンジ君「うううっ…うっ…くっ…」プルプル
ミサトさん「はぁ、はぁ…こういうのもいいわね…謝罪プレイ」
シンジ君「そ、そうですね…はぁ…はぁ…」ゼエゼエ
『あっダメダメダメあああいっくぅうううっ!!』
ミサトさん「!!」
ミサトさん「…負けてられないわ!」
シンジ君「もう寝ましょうよ…」クタッ
ミサトさん「これが寝ていられますかっての!」
278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:19:28.37 ID:BeHBrI/o0 [59/61]
森さん「キョン君っこんな…獣みたいな…ぁあああんっ!」
キョン「獣みたいなモンでしょう!俺も!森さんも!」スパンスパン
森さん「ひぃ…コレ、スゴ…だめぇ…ほひぃっ!ひひぃ!」
キョン「何がダメですか!獣はそんなこと言いませんよ!」
森さん「あああ…けも…いい…キョン君、いいっいいよキョン君!凄い気持ちイィですぅっ」
キョン「そうですよ!恥ずかしがることはないんです!獣ですから!」
森さん「突いてっ!突いて突いてもっとぉ!!たっ、たたっ…叩いてぇっキョンくぅん!」
キョン「そこまで恥を捨てろとは言ってませんよっ」パチーン
森さん「ひぃあッ!あ、ぁああああっ!ごめんなさぁい!もっと、もっとぉおおおおおっ!」ビグビグ
279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:21:52.99 ID:BeHBrI/o0 [60/61]
キョン「ワガママな森さんだなっ…どうだっ!」パチーン
森さん「んぐふぅううううっ!ひーっ!」ビーン
キョン「獣だって交尾しながらこんなオネダリはしませんよっ!」パチーンパチーン
森さん「交尾ッ!あああ交尾してるっ!!キョン君とっ、獣っ!きもちっ!ナカっ!うあああああっ」ビーン
キョン「オラオラオラオラオラッ!!」パンパンパパパ…
森さん「ふぃいいいえぇぁあああああああッ!!……あっ……あああああっ!!」ビビーン
森さん「―――――――…っ」プルプル
森さん「」ドサッ
キョン「はー…はー…はー…」ナデナデ
森さん「はわ…はわわ…あ…あー…」ヒクヒク
280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:23:44.97 ID:BeHBrI/o0 [61/61]
ミサトさん「…いい声で鳴くわね…お隣さん…」
シンジ君「4時間も致してましたね…もう3時ですよ…」
ミサトさん「私の勘だと今頃愛を語りつつインターバル取ってるわね」
シンジ君「あの…僕、明日学校あるんで寝ていいですか…?」
283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:02:50.22 ID:RZ5V6ltF0 [1/50]
キョン「んっ…んっ…」ゴキュゴキュ
キョン「ぷは…あー水うめえ…森さんも飲んだ方がいいですよ」
森さん「は…ふぅ…」ペロペロ
キョン「森さんや」
森さん「へふ…へぁ…」ペロペロ
キョン「森さんてば…もうキレイになりましたから」
森さん「はぁぁ…」ペロペロ
キョン「仕方ないな…」ゴキュ
キョン「ん…」チュ
森さん「んは…ん…」コクコク…
森さん「……けほ、けほ…」
森さん「……」ポケー
森さん(あれ…?)
284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:03:51.67 ID:RZ5V6ltF0 [2/50]
キョン「森さん」
森さん「あ、キョン君…」キョトン
キョン「はい、お水ですよ」
森さん「ど、どうも」
キョン「いやぁ…それにしてもあの森さんがねぇ」
森さん「?」ゴクゴク
キョン「まさか叩いて欲しいとか言い出すとは…」
森さん「??」コク…
森さん(……?………?…………………!!)
森さん「ぶはっ!!」
キョン「うわ」
286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:06:50.43 ID:RZ5V6ltF0 [3/50]
森さん「あわわ…あわわわ…」モゾモゾ
キョン「隠れてどうすんですか…お尻出てますよ」
森さん(おしり)「違うんですっあれは…あううう~」プルプル
キョン「今思い出したんですか」
森さん(おしり)「あの時はもう…何が何だか…」プルプル
キョン「そのあと自発的に俺の息子を舐めて綺麗にしてくれたのも覚えてませんか」
森さん(おしり)「嘘っ………ち、違うんです…いじわるしないでぇ…」プルプル
キョン「森さん…」
森さん(けつ)「な…なんですかぁ?」
キョン「森さんがあんまり丁寧に舐めるもんだから…このザマなんです…」
森さん「……////」モゾ
キョン「可愛い森さんがまた見たいんですが…」
森さん「////」
森さん「や、優しくなら…////」
287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:10:17.54 ID:RZ5V6ltF0 [4/50]
森さん「ん…ちゅ…んっ…」チュッチュ
キョン「ん~♪」チュチュ
森さん「キョンくぅん…」
キョン「森さんはキス好きですね…」
森さん「ウン…好き…キョン君…ん~…」
キョン「森さん…どうしてもダメですか?」
森さん「うん…んっ…ごめん…にゃっ…あっ…ん…」
キョン「どうしても?」
森さん「せか…ひぃ…キョンくっ…あ、守ら…きゃんっ」
キョン「………」
キョン「森さん、しっかり掴まっててください!」グイ
森さん「え、きゃっ」ギュ
288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:12:40.88 ID:RZ5V6ltF0 [5/50]
キョン「よっこらしょういちっと…」スクッ
森さん「キョンくんっ?危な…んううっ」ギュウ
キョン「どうですか森さん、今森さんが触れてるのは俺だけですよっ」
森さん「…ッ…ッ…ウンッ、うんっ!」
キョン「まるで世界に二人だけみたいじゃないですか」
森さん「んっ…あ、ああああぁ…す、素敵…」
キョン「せめて今だけは、そんな使命なんて忘れていいんですよ…」
森さん「き…キョン君…」ウルウル
290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:15:41.60 ID:RZ5V6ltF0 [6/50]
キョン「それに、上手に嘘をつけるのも大人ってもんです…」
森さん「キョンくぅん…」ポロポロ
キョン「森さん…俺と、付き合ってください」
森さん「………っ」
森さん「は、はいっ…こんな私で良ければ…」
キョン「………」
キョン「ふふっ………嘘つき…」チュ
森さん「ううううぅ~っ」ポロ
森さん「ごめんね…ありがとう…ごめんねぇ~…」ポロポロ…
291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:17:18.63 ID:RZ5V6ltF0 [7/50]
キョン「まったく…」
森さん「ごめんね…キョン君ごめんね…」
キョン「許しませんよ…嘘つきな森さんにはお仕置きが必要ですね!」パンパン
森さん「ふぇ…あっ!あんっ!キョンく、ひゃぁっ!」
キョン「しっかり掴まらないと落ちますよッ!!」パンパンパン
森さん「あんっ、あっ!や、優しくって、ひぃ、言ったのに…ッ、くぅっ!」ギュウウ
キョン「はっはっは、これでおあいこですよっ!」パンパンパン
294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:20:25.18 ID:RZ5V6ltF0 [8/50]
森さん「かっ、き、キョンく、だめ、これ、だめなっ、とこ、なんども、だめ、あたっ、てっ」
キョン「聞こえませんねっ!」パンパンパンパンパン
森さん「だえ、ほ、ほんとに、これ、いく、えんあ、いき、かか、ひはぅ、あああ…」
キョン「森さんッいや…」パンパンパンパンパパパパパパパパパパ…
森さん(だめえっ!やめて!とめて!キョン君!ダメなの!コレダメ!)
森さん(喋れない!声でない!怖い!イク!逝く!変なイキかたしちゃう!)
森さん(なんかくる!すごいおおきいのくる!!あああ!!)
キョン「園生ッ!愛してるぞ園生ォオオッ!」ビュルッ
森さん「―――――――――…」
295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:24:00.54 ID:RZ5V6ltF0 [9/50]
森さん「うふふ…キレイ…」
森さん「素敵なお花畑ですね…」
森さん「はぁ~…いい香り…」
森さん「…それにこんな青い空…初めて…」
森さん「お日様が眩しい…」
森さん「あ~…ぽかぽかしてあったか~い…ふふ♪」
森さん「寝転がっちゃおっと…ん~♪」
森さん「むにゃむにゃ……ん?」
森さん「あれ…?」
森さん「おばあちゃん!?」
298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:26:09.69 ID:RZ5V6ltF0 [10/50]
キョン「うっ…く…ぁ、はぁ、はぁ…」
森さん「―――――ッ―――――ッッ」ガクガクガク
キョン「ん…森さん?」
森さん「―――――ッッ!―――――ッッ!―――――ッッ!」ガグガグガグ
キョン「森さーん…もしもし?」
森さん「――――――ッッ――ッッーッッ」プッショァアアアア…ボタボタボタ…
キョン「おわっ!森さん!?ちょっと!大丈夫ですか!?ねえ!」
森さん「―――――ッッ!―――――――ッッ!」チョロロロロ…
キョン「………」
303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:00:28.60 ID:RZ5V6ltF0 [11/50]
森さん「わぁい!おばあちゃんだぁ!なんだか凄い久しぶりだねぇ」
森たん「そうだ、おばあちゃん、あたしね、すごくステキなおとこのこと会ったんだよ!」
森たん「へへ…ちょっと年下だけど、あたしのことスキっていってくれるの!」
森たん「ねーねー、おばーちゃん!また縁日のお祭りにいこうよ!」
森たん「えへへ…なんだかすっごいしあわせ…ねーまた綿あめ買ってくれる?」
森たん「おっまっつり♪おっまっつり♪」ピコピコ
モリサン…モリサン…
森たん「ん?」
304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:01:23.35 ID:RZ5V6ltF0 [12/50]
キョン「森さん!森さんてば!しっかりしてください!」
森さん「―――ッ―――オバーチャン…ステキ…ダヨ…―――」
キョン「何意味の解らない事言ってるんですかっ森さん!」ペチペチ
森さん「―――ッ…トシシタ…スキ…」
キョン「そうでしょうとも…森さん!森さんてば!」
森さん「エンニチ…スッゴイ…ワタアメ…オバーチャン…マツリ…」
キョン「どんな祭りですか…これ…やばいんじゃないのか…?」
305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:02:28.16 ID:RZ5V6ltF0 [13/50]
森たん「…?」
森たん「おばーちゃん、早くお祭りにいこーよ!」
森たん「え?今はだめなの?なんで?どーして?」
森たん「え?あの声?」
森たん「ん~…わかった…いうこときく…」
森たん「そのう、よいこ?」
森たん「えへへへへ…じゃあおばーちゃん!またね!」
タッタッタッタ……
森たん「この声…あのこだ…きょんくん…いまいくね!」
さる喰らってるうちに書き溜めたの解放して、また喰らったら寝ます
306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:03:11.40 ID:RZ5V6ltF0 [14/50]
キョン「そうだ救急車…!!」
キョン「ぐわっ」ドテ
キョン「何てこった…腰が…」ガクガク
キョン「森さん…うおお…」ズリズリ
キョン「よし、届いた…今救急車を…」ガシ
森さん「うう…きょ…キョンくん…」
キョン「森さん…?」
森さん「やめて…」
キョン「よかった、気がついた…」
森さん「ホント…やめて…」
308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:07:31.01 ID:RZ5V6ltF0 [15/50]
キョン「…すみません…調子に乗りすぎました」
森さん「ほ、ホントにホントに死んじゃうかと思ったじゃないですかぁ…」
キョン「森さんがあんまり可愛いから…許してくださいよ…」
森さん「ふん…キョン君は勝手です…」プクー
キョン「森さん」ナデナデ
森さん「な、なでなでしたって…ふにゃ…」
キョン「ふふふ」ナデナデ
森さん「うー…ズルイです…」
キョン「ごめん」ナデナデ
森さん「ん…もっとなでてくれたら…」
キョン「はいはい…」ナデナデ
309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:08:12.32 ID:RZ5V6ltF0 [16/50]
キョン「もう夜が明けちゃいましたね…」ナデナデ
森さん「はい…」
キョン「さて、俺は今日帰る予定でしたが…」ナデナデ
森さん「……」ギュ
キョン「ん~…徹夜明けだしな…」
森さん「……」ギュー…
キョン「やっぱり明日にしますよ…いいですか?」
森さん「……」ギュゥ…
森さん「……」コクリ
312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:12:21.20 ID:RZ5V6ltF0 [17/50]
そして月日は流れ…
森さん「え…キョン君…これ…指輪…」
キョン「森さん、いや…園生、結婚しよう」
園生「は…はいっ」ギュ
二人は…
園生「ね、アナタ♪」
キョン「んん?何だかご機嫌だな…どうかしたか?」
園生「うふふ…愛してるわ…パパ」
キョン「何だい改まって…ぱ、パパって…お前…」
園生「うふふふふ♪」
新しいステージに立つ…
313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:13:03.85 ID:RZ5V6ltF0 [18/50]
平凡な…
園生「あなた…私、頑張るから…くっ」
キョン「園生!頑張れ!俺がついてるぞ!」
園生「うん…うん…愛してる…キョン君愛してる…」
キョン「俺もだ!園生!みんなで家に帰ろう!」
しかし掛け替えの無い…
キョン子「いってきまーす!」
園生「いってらっしゃい、車に気をつけるのよー」
キョン「園生ー」
園生「はい、なんですか?」
キョン「そろそろ二人目…欲しくないか?」
幸福を掲げて…!
~fin~
314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:13:45.46 ID:RZ5V6ltF0 [19/50]
森さん「……」
森さん「ナレーション入りの夢って初めて…」
森さん「んー…6時か…昨日…ええと…」
森さん「あのあとお風呂に入って…軽く食事してお昼前には眠ったから…」
森さん「うう、20時間近くも寝ちゃったんですね…」
森さん「うーん…」ポキ
森さん「…ふぅ………」
森さん「今日で最後…かぁ…」
キョン「すぅ…すぅ…」zzz
森さん「…ふふ」チュ
森さん「キョン君が起きるまで、もう少し寝てよ」ギュ
317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:16:57.55 ID:RZ5V6ltF0 [20/50]
森さん(とはいうものの…流石に眠気はないな…)
森さん(それにしても…私ってあんなに甘えんぼだったんですね…)
森さん(ずぅっとキョン君に撫でてもらっちゃった)
森さん(それに手をつないで寝たと思ったら…)
森さん(起きたらキョン君にしがみ付いてるんだもん…)
森さん(ふふふ…キョンくぅん…)
キョン「んん…ん?」
森さん(!)
321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:45:52.89 ID:RZ5V6ltF0 [21/50]
キョン「んー…うおっ…20時間近く眠ってたのか…」
森さん(………)
キョン「あー、やれやれ」
森さん(…ふふふ)
キョン「………」ナデ…
森さん(…?)
キョン「…」チュ
森さん(!!)
森さん(えへへへぇ~…)////
322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:46:49.15 ID:RZ5V6ltF0 [22/50]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
キョン「それじゃあ森さん、お世話になりました」
森さん「忘れ物はありませんか?」
キョン「ええ…森さんをモノに出来なかったのは残念ですが」
森さん「もお、キョン君ったら…ふふ」
キョン「また、会えますかね」
森さん「………」
キョン「………」
森さん「止めときましょう」
325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:53:19.72 ID:RZ5V6ltF0 [23/50]
キョン「…そう…ですか」
森さん「このままズルズル行くのは、きっと良くありませんよ」
キョン「まぁ…そうですね」
森さん「でも、私、この一週間のことは忘れません」
キョン「俺もですよ…」
森さん「……」
キョン「……」
森さん「笑ってお別れしましょ?」
キョン「…そうですね…じゃあ森さん!お世話になりました!」
森さん「はいっ!キョン君も、お体に気をつけてくださいね!」
326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:55:29.11 ID:RZ5V6ltF0 [24/50]
森さん「さようならキョンく~ん!お元気で!」ブンブン
森さん「………」
森さん(…あ、振り返った)
森さん「……」ブンブン
森さん「…………」
森さん(………いっちゃったか…)
森さん「さよなら…キョン君…」
328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:58:54.05 ID:RZ5V6ltF0 [25/50]
パタン…
森さん「………」
森さん「あ、そうだ」
森さん「洗濯物たたまなきゃ」
森さん「……」
森さん「…あ…これ…」
森さん「魔法使い…か……ふふ」
森さん「偽物の魔法使いは…」
森さん「これから時々、自分にかけられた魔法を思い出して…」
森さん「泣いたり笑ったりするんですね…」
森さん「………」
森さん「これで…よかったんですよね…?」
329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:00:16.73 ID:RZ5V6ltF0 [26/50]
森さん「………」
森さん「………」
森さん「んん~~~っ……」ググ
森さん「………」プルプル
森さん「ふー…」
森さん「こういう時、年上は損ですね…」
森さん「そう言えば休暇も今日で終わりか」
森さん「さて、明日はお仕事頑張りますか!」
330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:07:06.36 ID:RZ5V6ltF0 [27/50]
翌日
ハルヒ「ぅおそいっ!」
キョン「そ…掃除当番だったんだ、察せ」
ハルヒ「言い訳するんじゃないの!全く、これだからいつまで経ってもキョンなのよ…」
キョン「人を出世魚みたいに言うな」
古泉『さっきまで貴方が帰ってしまったのでは、と心配そうにしてたんですよ…』ヒソヒソ
キョン『どうだか…』
古泉『ところで、連休中に貴方に会った時に、いきなり意識を失ったんですが…何か知りませんか?』
キョン『何のことだ?夢でも見たんじゃないか…?』
古泉『そうでしょうか…』
333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:12:42.48 ID:RZ5V6ltF0 [28/50]
ハルヒ「なに男同士でくっついてんのよ…アンタ達、もしかして…」
みくる「ひゃ~…」ドキドキ
キョン「アホウ」
古泉「んふ」
ハルヒ「…ん?」
みくる「どうかしましたか?」
ハルヒ「…誰かに見られてる気がするわ…」
みくる「?」
長門「…」ペラ
334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:16:13.10 ID:RZ5V6ltF0 [29/50]
新川さん「時間です…森、ちゃんと気配を消しなさい」シュタッ
森さん「………」ジー
新川さん「……交代の時間ですが」
森さん「ん~…このまま続けますから、新川さんは休んでてください」
新川さん「これは珍しい、それとも何か動きでもありましたか」
森さん「いいえ…いつも通りです」
新川さん「そうですか…?」
森さん「~♪」
新川さん「何か御機嫌ですな」
森さん「そう見えますか?」
新川さん「休暇中に何か良い事でも?」
森さん「えー、まあ、そんなとこです」
335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:18:32.56 ID:RZ5V6ltF0 [30/50]
新川さん「それは結構……しかし本当にこのまま続ける気ですか?」
森さん「はい…今日は暖かいし、まだ大丈夫です」
新川さん「確かに…しかし私を気遣うというなら無用の心配ですよ…私はまだまだ
森さん「いいんです…それに今日は風が強いし…大切なモノが飛ばされたら大変です」
新川さん「……!…な、なんのことですかな…?」ギクリ
森さん「何が、とは言っておりませんよ」
新川さん「そ、そうですか…いやいや、別に風なんか全然気にする必要は無いんですよ私は」
森さん「そういえば以前、職員達が集まってヒソヒソと囁き合ってました…新川さんの名前が聞こえた気も…」
新川さん「あ、そうだ急用を思い出した、ではお言葉に甘えるとしますかなワハハ」
337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 02:20:42.39 ID:RZ5V6ltF0 [31/50]
森さん「あ、新川さん…」
新川さん「なな、なんでしょう」
森さん「頑張って世界を守りましょうね」
新川さん「…?」
森さん「大切な人達を守るために…」
新川さん「ふむ…休暇中、良い出会いでもありましたかな?」
森さん「うふふ…」
森さん「ひみつです♪」
おし まい
355 名前: ◆HC2Lies.5SJV [] 投稿日:2010/10/14(木) 12:04:39.51 ID:RZ5V6ltF0 [34/50]
エピローグ
森さん「ただいま~」
森さん「ふぅ…」
森さん「あ~疲れたぁ…」
森さん「……」
森さん「テレビでも見ましょう…」ポチ
森さん「……」
森さん「………」ゴロゴロ
森さん「…………」パタパタ
森さん「つまんない」プチ
森さん「んんー……」ボフ…
ピンモーテルェシューイックラィガチョラックゥーウ(チョッラックーウ)♪
森さん「!!」ガバッ
356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:08:51.12 ID:RZ5V6ltF0 [35/50]
森さん「はいっ!もしもし!」
森さん「なーんだ、古泉か…」
森さん「あぁ、ゴメンゴメン…で?何か用ですか?」
森さん「………」
森さん「し…しらない…」
森さん「何それ…私が?夢でも見てたんじゃないの?」
森さん「うん…うん…ふーん…うん…知りません」
森さん「はい、はいはい…はいっ、お疲れ様…」プチ
森さん「ふー、あせった…」
森さん「はぁ……よく考えたらキョンくん、私の携帯番号知らないもんね…」
森さん「あーあぁ…肝心なとこで…って、ダメダメ…未練は捨てましょう」
森さん「はぁ~あ~…暇ですね…」
森さん「ご飯の支度でもしますか…」
358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:43:33.79 ID:RZ5V6ltF0 [36/50]
グ゙パァ…
森さん「…う……この量…」
森さん「うう…腐らす前に食べきれますかね…」
森さん「あ…しまった…」
森さん「これ、せっかく買ったのに…」
森さん「あ~…バカバカ…得意料理だったのになぁ…」
森さん「何で今思い出すかな…二人で…」
森さん「…………」
バタム
森さん「………」
森さん「いいや」
森さん「お風呂はいろう…」
359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:46:14.81 ID:RZ5V6ltF0 [37/50]
森さん「はぁ~…」カポーン
森さん(あー…疲れがとれる…)
森さん(…………)
森さん(………キョン君が古泉に…)
森さん(私の連絡先を聞いたら…)
森さん(あいつ教えるかな…)
森さん(てか聞かないか…)
森さん(こっちは一応知ってるんですけどねぇ…)
森さん(携帯に涼宮さん関係の連絡先は網羅してあるし…)
森さん(いつか私からかけちゃうなんてことは…)
森さん(だめ…お風呂からあがったら…消そう)
森さん(…………)
森さん(いや、それもダメか…もしもの場合もありますし…)
360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:47:32.47 ID:RZ5V6ltF0 [38/50]
森さん(電話じゃなくて…直接来たりして…)
森さん(そしたらまぁ、仕方ないですよね…)
森さん(邪険にするわけにもいかないし、まあお茶くらいはいいですよね)
森さん(お腹空かせてるなら…ご飯を一緒に食べて…)
森さん(暇だったら…一緒にDVDでも見て…そしたら終電終わっちゃって)ニヤ
森さん(仕方ないから…お風呂に入れてあげて…)ニヤニヤ
森さん(その日に何故かソファが壊れるから…じゃあそしたら…)グググ…
森さん(ベッドしかないですよね…)ポ…
森さん(私は…キョン君を泊めてあげる立場なわけですから…)クスクス
森さん(当然、お礼になでなでされて然るべきで……)ニヨニヨ
森さん(……………)
森さん「………」ザパッ
森さん「ああっ!もう!」
362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:55:03.09 ID:RZ5V6ltF0 [39/50]
森さん「もう寝ましょう」
森さん「早寝早起きは美容の基本ですからね!」
森さん「ラジオでも聞きながら…」カチ
部屋とワイシャツとわたし♪愛するあなたのため♪まいに
森さん「うるさい」カチ
森さん「おやすみなさいっ」ボフ
『森さん、おやすみ』
森さん「……おやすみ…キョン君…」
363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 12:59:07.25 ID:RZ5V6ltF0 [40/50]
森さん「…………」
森さん(……羊が一匹…羊が二匹…)
『くっ…森さんっ…』
森さん(キョン君が3人…キョン君が4人…そ、そんな…キョン君が…5人…?)
森さん「うう」
森さん「……」モゾ
森さん「……ん…」モゾモゾ
森さん「ふっ…くぅ…あ……」
森さん「んっ…キョンくぅん…はぅ…」
森さん「………」
森さん「………」ムクリ
364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:02:19.39 ID:RZ5V6ltF0 [41/50]
ガパァ プシュ
森さん「んっ…んっ…」ンビンビ
森さん「ぷはぁ……あー…眠れない…」
森さん「ダメダメ…これを乗り切らないと…」
森さん「時間をかけて、少しずつでも…」
森さん「……」
森さん「……」プシュ
森さん「んっ…んっ…」ンビンビ
森さん「ふぅ……ケフ…」
森さん「……」
森さん「……」プシュ
森さん「んっ…んっ…」ンビンビ…
森さん「……」
森さん「……」
森さん「……グス…」プシュ
365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:04:18.15 ID:RZ5V6ltF0 [42/50]
キョン部屋
キョン「そろそろ寝るかな…」
キョン「やれやれ…」
『おやすみなさい…キョン君』
キョン「おやすみ…森さん…」ボソ
キョン「………」ボフッ
キョン「はぁ……」
マッカネッマッジェンタリップカラリプカラマッテエィジャ♪
キョン「ん?」
キョン「誰の番号だ…?」
キョン「もしもし…?」
366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:05:36.02 ID:RZ5V6ltF0 [43/50]
キョン「もしもし?」
『………』
キョン「もしもーし」
『…グス……』
キョン「………」
『……ヒック……』
キョン「…森さんでしょ」
『ガタン…ガッ…ぁ…』
キョン「はぁ…」
『………』
367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:07:51.84 ID:RZ5V6ltF0 [44/50]
森さん部屋
『どうしたんですか森さん』
森さん「ぅ…グス…ぁぅ…」
『寂しくなっちゃったんですか?』
森さん「ぅぇ…えぐっ…ふぇっ…」
『一日持たんのですか…』
森さん「えぐっ…ふぇええ~ん…」
『仕方ない人だなぁ…』
森さん「ごめっ…ひぐ、ごめんねぇ…ヒック」メソメソ
368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:14:29.98 ID:RZ5V6ltF0 [45/50]
森さん「えぐっ…ひぐっ…ごめん…どうしても我慢…できなくって…」
『笑ってお別れするんじゃなかったんですか?』
森さん「うう…情けない限りです…」
『全く…どうしちゃったんですか?』
森さん「…一人で…寂しくて…」
『はぁ』
森さん「部屋の中…キョン君がいなくて…いつもと同じなのに…ひっく」
『それで?』
森さん「声だけでも聞きたくってぇえ~…うえ~ん」
『泣くこたないでしょう…』
森さん「ひっく…ひっく…少しだけ…お話させてください…」
『いいですよ…俺も何だか寝つけなくって』
372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:37:18.48 ID:RZ5V6ltF0 [46/50]
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
『そしたら古泉が「アッー」って、もう可笑しいやら臭いやらで…』
森さん「もお、キョン君たら…ふふふ」
『そんなこんなな一日でしたよ…』
森さん「ふふ…元気そうで安心しました」
『…大分長電話しちゃいましたね』
森さん「…そうですね…」
『そろそろ、おっと、ここか』
森さん「?? どうかしましたか?」
『いえ、こっちの話です…さて、そろそろお休みしますか』
森さん「……うん」
『あ、そう言えば森さん』
森さん「はい?」
373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:39:55.85 ID:RZ5V6ltF0 [47/50]
『最後の四天王が残ってましたけど…』
森さん「あっあっあれはそのぉ…キョン君のイジワル!忘れて下さいよぅ…」
『もしかしたら今日あたり現れるかもしれないんで、気をつけてくださいね』
森さん「え?」
『それじゃ、お休み…森さん』
森さん「? あ、はい、お休みなさい…」
森さん「……?」
チンポーン チンポーン…
森さん「!!」
ミサトさん「おっシンジ君!お隣さんがまたおっぱじめたわよ!」
おし まい
375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 13:44:27.43 ID:RZ5V6ltF0 [48/50]
なんかキョン君に便利な2号ができたみたいな話になってしまった
蛇足だったかもしれん
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森さんかわいい
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