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梓「まずは唯先輩と憂で……」‏
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:32:20.61 ID:3TBu1qQt0 [1/51]
「試してみるかな……」
私、中野梓はひょんなことから恋の女神のノート「百合ノート」を手に入れてしまいました。
百合ノートに名前を書かれた者同士は好き合ってしまうようです。
でも、本当かな……?
「試してみるかな……」
私、中野梓はひょんなことから恋の女神のノート「百合ノート」を手に入れてしまいました。
百合ノートに名前を書かれた者同士は好き合ってしまうようです。
でも、本当かな……?
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:34:29.09 ID:3TBu1qQt0 [3/51]
~百合ノート、ルール~
・名前を書かれた者同士は好き合う。
・表記は相合傘でもいいが、→ や →← などの記号もその通りになる。
・効力は名前を書いた40秒後。
・名前を書いた40秒以内にその詳細を書くと、その通りになる。
その場合、詳細を書くために6分40秒の猶予が与えられる。
・名前を書かれた者同士の面識が無ければ無効。
・一度書いた者の名前をもう一度書くと上書きされる。
・ノートを焼失した場合、ノートを名前を書かれた本人が見た場合、効力は失われる。
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:35:13.34 ID:3TBu1qQt0
そこで私は試してみることにしました。
ワイワイガヤガヤ
放課後の部室。
今日は憂も遊びに来てて、唯先輩と律先輩となんだか騒がしい感じになっているようだ。
梓(試しにあの仲良し姉妹を……)
私はさり気なく、そして素早くノートを取りだして、ペンを走らせます。
◆ ◆ ◆
平沢唯 平沢憂
◆ ◆ ◆
そして、二人を相合傘で覆ってあげます。
さて、どうなるかな……
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:37:49.29 ID:3TBu1qQt0
唯「バレンタインデーに憂の作ってくれたケーキがすごく美味しくってさー!」
憂「もう、お姉ちゃんったら」
律「羨ましいぞ、唯ー!」
……あれ、40秒経ったのに、特にこれといった変化がない。
考えて見れば、もとから仲が良いから当然と言えば当然か……
でも、これじゃあ、ノートが本物かどうかわからない。
梓(そうだ……!)サラサラ
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:38:38.84 ID:3TBu1qQt0
◆ ◆ ◆
秋山澪 →← 田井中律
16:30に澪先輩がみんなの目の前で律先輩に告白。
そのまま律先輩を襲おうとする。
律先輩もみんなの前ということで戸惑いながらも、特に抵抗できずに子猫のように急に小さくなってしまう。
◆ ◆ ◆
梓(よし、これなら……)
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ……
梓(早く時間にならないかな……)
澪「梓、さっき何書いてたんだ?」
梓「ななな、なんでもないです!」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:39:55.86 ID:3TBu1qQt0
澪「どうしたんだ、そんなにあわt……あ、そうだ、私……」カ゛タッ
梓「澪先輩?」
澪「お、おい律!!」
梓(!!??)
律「あ? どうした、澪」
澪「どうしたじゃないだろ、さっきから唯と憂とばかり話して!」
律「なんだよ、澪も話したいなら入ってくればいいじゃんか」
澪「そうじゃないだろ! 律は……律は人の気持ちも知らないでっ!」
紬「ちょ、ちょっと澪ちゃん落ち着いて……」
唯憂梓(ポカーン)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:41:14.33 ID:3TBu1qQt0
律「な、なんだってんだよ、澪……」
澪「私は……私は律のことが好きなんだ!! ずっと、ずっと……!!」
梓紬(きたー!!)
唯憂(ポカーン)
律「お、おい澪……そんなこと、みんなの前で……」
澪「ああもう我慢できない! 覚悟しろよ律」ハ゛ッ
律「ちょ、ちょっと澪やめっ……落ちつけよ……」
澪「落ち着いてられるか……! ああ、律、はぁはぁ、律ぅ……」チュッチュチュッチュ
律「澪ぉ……や、やめぇ……ちょ、ぁ……澪……」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:41:52.50 ID:3TBu1qQt0
澪「ほう、律は意外と攻められるとか弱いなぁ……子猫ちゃんみたいで可愛いぞ……はぁ」チュッチュ
律「そんなこと……うぅ……//////」
紬(ぽわ~ん)
紬(ハッ! いけない……!)
紬「み、澪ちゃん落ち着いて!」バッ
唯「そ、そうだよ、澪ちゃん、どうしちゃったの?」
憂「澪さん……」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:42:30.85 ID:3TBu1qQt0
ガヤガヤガヤガヤ
梓「…………」
梓(百合ノート、本物だ!!)
梓(これで、私は、百合世界の神となる!!)
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:44:11.74 ID:3TBu1qQt0
――帰り道
唯「それにしても、澪ちゃん凄かったね……」
紬「結局2人だけで帰っちゃったけど、大丈夫かしら」
梓(ふふっ、今頃澪先輩と律先輩は……)
憂「どうしたの、梓ちゃん?」
梓「ん? い、いや、何でもないよ」
紬「澪ちゃんがあそこまで律ちゃんのこと好きだったとはねぇ」
唯「澪ちゃん、律ちゃんにたくさんチューしてたよー」
憂「わ、私も!!」
唯紬梓「!?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:45:20.76 ID:3TBu1qQt0
憂「私もお姉ちゃんのこと、チューしたいくらい好きだよ……?」
唯「えへへ、私もだよ憂ー、じゃあチューしよっか?」
憂「うん!」
唯憂「ん……」チュー
紬「あらあら///」
梓(これもノートの効果……?)
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:46:48.53 ID:3TBu1qQt0
――梓の家
梓(それにしてもすごいノートだなぁ)
梓(唯先輩&憂や澪先輩&律先輩ならともかく、このノートなら変わった組み合わせもできるかも)カキカキ
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:48:05.75 ID:3TBu1qQt0
――翌日休み時間
律「和ー、ここがわからなかったんだけどさぁ」
和「ああ、ここは、こう……」
澪「なぁ律、ちょっと和にくっつきすぎじゃないか……?」
律「何言ってるんだよ、私と和の仲だぜー? そうだろ、和?」
和「急にどうしたのよ律……澪、律と喧嘩でもした?」
澪「してない……ほら、律、和も困ってるし、勉強だったら私が教えるから」
律「私は和に教えて貰いたいんだ!」
澪「えっ……」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:49:11.37 ID:3TBu1qQt0
梓(ほう、こういうこともできるのか……)コソリ
◆ ◆ ◆
秋山澪 → 田井中律 → 真鍋和
2限と3限の間の休み時間、律先輩が和先輩に勉強を教えてもらうことを口実に近づく。
澪先輩の制止も空しく、律先輩は和先輩にやたらとスキンシップをとる。
◆ ◆ ◆
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:50:25.29 ID:3TBu1qQt0
梓(でも澪先輩が可愛そうだから、あとで元に戻しておこっと)
唯「あーずにゃんっ!!」タ゛キッ
梓「わぁっ!! 唯先輩……!?」
唯「こんなところで、何してるの?」
梓「先輩たちのクラスを通りかかったので、ちょっと覗いただけです」
唯「ふーん……あっ、あずにゃん、そのノート……」
梓「え……あ、いや、これは……」
唯「とっても可愛いね!!」ニコッ
梓「……」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:53:09.90 ID:3TBu1qQt0
――放課後、部室
梓(それにしても、唯先輩の笑顔はやっぱり反則だよなぁ……)ボー
梓(唯先輩は私のこといつも可愛いって言ってくれるけど……)ボー
梓(本当に可愛いっては、ああいうことだよ……)ボー
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:54:27.02 ID:3TBu1qQt0
澪「なぁ、梓……」
梓「はいー?」ボー
澪「律が私に急に素っ気無くなったんだけど……」
梓「そうなんですかー?」(ケーキ食べてる唯先輩も可愛いなぁ……)ボー
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:56:20.52 ID:3TBu1qQt0
澪「私何かしちゃったかな……?」グスン
梓「しちゃったんじゃないですかー?」(美味しそうにしてる唯先輩可愛い)ボー
澪「昨日の夜は最高だったのに……夢みたいだったのに……」
澪「また、昨日の夜みたいに戻りたいよぅ……」ポロポロ
梓「大丈夫ですって!」(ハイハイ)カキカキ
◆ ◆ ◆
秋山澪 →← 田井中律
スキスキダイスキラブちゅっちゅ
◆ ◆ ◆
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:00:59.52 ID:3TBu1qQt0
――6分40秒後
バタン!
律「澪ー!!」タ゛キッ
澪「きゃっ……り、律……!?」
律「澪、好きだよ、澪ー」
澪「い、今更なんだ! ずっと和と仲良くやってればいいだろ!」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:01:55.32 ID:3TBu1qQt0
律「何言ってるんだよ! 私の一番は澪だぞ? 澪ー、大好きー!」
澪「……/////わ、私だって……私だってぇっ……!!」
澪律「ん、んー……ちゅぱ……ちゅるり……」
唯紬梓憂「oh…………」
梓(人前であそこまでできるなんて……)
梓(やっぱりノートの力ってすごい……!)
紬「……」チラッ
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:04:15.58 ID:3TBu1qQt0
そういえば、両親が家にいるのか、今日も憂は部室に遊びに来てる。
憂「はい、お姉ちゃん、あーん!」
唯「あーん!」モグモグ
唯「憂が食べさせてくれると、一層美味しいよ!」ニコニコッ
憂「お姉ちゃん//////」
梓(……)
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:05:25.75 ID:3TBu1qQt0
姉妹だからいいと思ってたけど、やっぱりイライラする……
この二人、これじゃまるで恋人じゃない……
明らかに憂から唯先輩へのスキンシップも増えてるし……
唯先輩を独り占めしちゃって……!
梓(憂、見てなよ……)
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:10:24.01 ID:3TBu1qQt0
憂「お姉ちゃん、クリームついてるよ」フキフキ
唯「あ、ありがとう憂ー」
紬「うふふふふ」
梓(今だ!!)カキカキッ
◆ ◆ ◆
平沢憂 → 平沢唯
憂は今まで通り唯に接しようとするも、唯先輩は冷たい態度で返し、憂を避けるようになる。
◆ ◆ ◆
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:12:35.24 ID:3TBu1qQt0
梓(ふふっ、これで!)ニヤリ
唯「あっ! あずにゃん、またその可愛いノート!!」
梓「えっ!? あ、いや、はい……」
唯「いいなー、私も欲しいなー! どこに売ってたのー?」
梓「そ、それは……え、えっと、唯先輩には内緒です!」
唯「そんなぁーあずにゃんのいけずー!」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:13:33.78 ID:3TBu1qQt0
梓「で、先輩方はいつまでちゅっちゅしてるんですか」
律澪「ちゅっちゅ、ちゅっちゅ……」
律澪「……ハッ……!!」
律「私としたこどが……」
澪「ずっとみんなに見られてたなんて恥ずかしい……!」
梓唯憂紬「」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:16:19.91 ID:3TBu1qQt0
律「よし、じゃあ今日はもう帰るか―!」
澪「早く続きもしたいしな……」ボソッ
唯「帰る準備ー」ガサゴソ
憂「お姉ちゃん、これ忘れてるよ」
唯「ありがと、憂ー」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:18:14.26 ID:3TBu1qQt0
紬「……」チラッ
紬「……」
ぞろぞろぞろぞろ
「じゃあねー!」
「じゃあね、また明日ー!」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:22:41.51 ID:3TBu1qQt0
――翌朝、部室
梓「はぁー、良かったー!」
梓(昨日家に帰った時は、鞄にノートが無くて焦ったけど)
梓(やっぱり部室に置いてきてたんだ)ペラペラ
梓(うんうん、私の百合ノートだ!)
梓「さて、今日は……」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:23:19.82 ID:3TBu1qQt0
――休み時間
純「ねぇ、憂、今日元気ないよ? 大丈夫?」
憂「……」
純「ねぇ、憂ったら!」ユサユサ
憂「あ、純ちゃんごめん……えっと……何……?」
純「憂……」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:24:26.09 ID:3TBu1qQt0
純「梓も今日憂元気ないと思うよね?」
梓「うん。もしかして唯先輩と何かあったの?」
憂「えっ……!? あ……うぅ……」コクリ
純「お姉さんと何かあると憂はここまで弱っちゃうのかぁ……」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:26:11.87 ID:3TBu1qQt0
憂「おね……お姉ちゃん……ぐすっ……」ポロポロ
純「う、憂!? ちょ、ちょっと、泣かないでよ、憂……」アタフタ
梓「……」
梓「…………」
梓 ( 計 画 通 り ! ! )
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:29:21.30 ID:3TBu1qQt0
よしっ、いよいよこの時が来た。
これまでの実験で、このノートの性能の高さはよく分かった。
それを踏まえて、私の一番の望みをついにこのノートに書き込む時が……!!
◆ ◆ ◆
平沢唯 → 中野梓
16時00分。
唯先輩は中野梓のことが好きで好きで堪らなくなる。
中野梓のことが本当に愛おしく思え、何よりも大切な存在と感じるようになる。
もちろん妹の憂よりも。
中野梓以外の者へのスキンシップも無くなり、中野梓だけを愛し、ずっと傍にいたいと思うようになる。
◆ ◆ ◆
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:30:05.42 ID:3TBu1qQt0
梓(よし、これで……)ハァハァ
梓(唯先輩……//////)
梓(放課後が楽しみだな///////)
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:33:22.40 ID:3TBu1qQt0
――放課後、部室
今は私と憂の二人きり。
憂「梓ちゃん……やっぱり私……」
梓「大丈夫だって!」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:34:08.78 ID:3TBu1qQt0
梓「それにここでちゃんと唯先輩と話さないと、状況はこのままだよ?」
憂「うん……」
梓「本当に唯先輩が憂の話聞いてくれないってなったら、私からも話すからさ」
憂「梓ちゃん……ありがとう」
梓「いいよ、二人のためだもん」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:36:38.77 ID:3TBu1qQt0
バタン!
律「オースッ!!」
先輩方がやってきた。
ワイワイガヤガヤ
唯「ムギちゃん、今日のお菓子はー?」
紬「今日はねぇー♪」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:37:39.32 ID:3TBu1qQt0
梓「ほら、憂」コソッ
憂「う、うん……」
唯「わぁ、美味しそう! いただきますー♪」
憂「お、お姉ちゃん……私が食べさせてあげよっか……?」
唯「えっ、いいよ。自分で食べれるし」
憂「……あ、うん……そうだよね……」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:38:49.43 ID:3TBu1qQt0
唯「モグモグ、モグモグ……」
憂「…………」
唯「パクッ……モグモグ、モグモグ……」
憂「…………」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:39:45.81 ID:3TBu1qQt0
憂「あ、お姉ちゃん、クリームついてる……」フキッ
唯「自分でできるから!」バッ
憂「あ……ごめん……」
唯「…………」フキフキ
憂「…………」ウルウル
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:41:55.89 ID:3TBu1qQt0
唯「あ、そうそう、律ちゃんー!」ガタッ
憂「ま、待って! お姉ちゃん!」ニギッ!
唯「もう!」バシッ!
憂「え……」
唯「いちいちベタベタしてこないでよ! 不愉快だな、まったく!」
憂「……そんな……」ポロポロ
梓「いいすぎですよー、ゆいせんぱいー」棒
憂「う、お姉ちゃん……うぐ……ふぇん……へぇん……」ポロポロ
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:43:27.00 ID:3TBu1qQt0
澪「お、おい、どうしたんだ?」
律「おい唯、憂ちゃん泣かすなよ……」
唯「えー、だってー」
梓(ノートの効果発動時刻14:00まであと30秒……!!)
29……28……27……26……
87 名前:訂正[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:44:24.44 ID:3TBu1qQt0
澪「お、おい、どうしたんだ?」
律「おい唯、憂ちゃん泣かすなよ……」
唯「えー、だってー」
梓(ノートの効果発動時刻16:00まであと30秒……!!)
29……28……27……26……
88 名前:訂正[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:44:59.68 ID:3TBu1qQt0
澪「可愛そうに……」
唯「勝手に泣きだしたんだって!」
憂「ぐすっ……うぅ……ふぇん……」
18……17……16……15……
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:45:32.81 ID:3TBu1qQt0
紬「唯ちゃんも落ち着いて……!」
律「唯も意地張ってないでさー」
梓(あと数秒で……あと数秒で唯先輩が私だけのものに……!!)
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:48:49.78 ID:3TBu1qQt0
9……8……7……6……
梓「ふふふ、ふははははは!!」
唯憂紬律澪「!?」
律「梓……?」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:53:18.54 ID:3TBu1qQt0
5……4……
梓「憂」
憂「……!?」
梓「私の勝ちだ!!」ニヤリ
1……
唯憂紬律澪「!!」
0
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:54:29.05 ID:3TBu1qQt0
私は目を瞑った。
梓(さぁ、唯先輩!! 私のもとに飛び込んできてください!!)
梓(さぁ、早く……!! さぁ、さぁ……!!)
梓(ほら、唯先輩!! いつでもいいですよ……!!)
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:55:51.03 ID:3TBu1qQt0
梓(……………………)
梓(あれ…………?)チラッ
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:57:47.97 ID:3TBu1qQt0
みんな、呆気にとられたように私の方を見ている。
唯先輩も特に変わった様子もない。
梓(ば、馬鹿な……こんなはずじゃ……)
紬「梓ちゃん」
梓「!!」ドキ
紬「あなたの負けよ」
梓「ムギ先輩!?」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:59:10.20 ID:3TBu1qQt0
紬「梓ちゃんが朝ここで見つけたノートは偽のノート、本物はこっちよ」サッ
梓「な……そんな……」
紬「昨日の帰り際に、こっそり私が回収しておいたの」
紬「梓ちゃんが今持ってるノートは本物そっくりの偽のノート、何の力も持たないわ」
梓「で、でも、中身や筆跡まで同じ……」
紬「和ちゃんが一晩でやってくれたわ」
梓「ば……馬鹿な……」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:00:40.42 ID:+zmXF6HM0 [1/10]
紬「ほら、みんな見て!」バッ
紬「この、人の恋心を操る不思議なノートで、梓ちゃんはこれだけのイタズラをしてたのよ」
澪「こ、これは……」
唯「今までのこと全部……」
憂「梓ちゃん……」
律「ほほう、随分と弄んでくれたみたいだなー、梓ー」
梓「ひ、ひぃ……!!」ガタガタ
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:04:57.36 ID:+zmXF6HM0 [2/10]
梓「ま、待ってください……これは罠です……!」
梓「わ、罠ですったら!!」
律「罠だって言われてもなぁ、梓……」
梓(今だ……!!)カチカチカチカチッ! サッ! カキカキ!
紬「仕込みのノートよ!!」
梓(……!!)カキカキ!
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:07:04.43 ID:+zmXF6HM0 [3/10]
憂「めっ!!」バシッ!
梓「うわぁっ!!」
◆ ◆ ◆
唯s
◆ ◆ ◆
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:09:05.77 ID:+zmXF6HM0 [4/10]
梓「く……!」
紬「梓ちゃんのつくる百合世界、私も楽しませてもらったわ」
梓「だったら! その続きを書きましょうよ! その本物のノートに!」
紬「わかったわ」カキカキ
唯憂律澪「!?」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:13:09.14 ID:+zmXF6HM0 [5/10]
梓「あはははは! いいですよ、ムギ先輩! さぁ、一体何を書いたんですか?」
紬「観念しなさい、梓ちゃん。あなたの罰が決まってるわ」バッ
ドン!
◆ ◆ ◆
山中さわ子 → 中野梓
3日間、梓ちゃんはさわ子先生の好き放題なおもちゃになる。
◆ ◆ ◆
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:15:42.43 ID:+zmXF6HM0 [6/10]
バタン!
さわ子「さぁ、梓ちゃん、行くわよー!!」ズルズル
梓「ひ、ひえぇ……!」ガクガク
澪「ちゃんと反省してくるんだな」
律「まあ、さわちゃんで良かったじゃないか、梓」
151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:17:20.18 ID:+zmXF6HM0 [7/10]
梓「や、やだぁ! 唯先輩がぁ、唯先輩がいい……!!」ズルズル
唯「あずにゃん、憂のこと苦しませた罰はちゃんと受けないと駄目だよ」
憂「お姉ちゃんっ!!」ダキッ
唯「憂ー!! ごめんね、ほんとごめんね」ギュッ
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:20:37.44 ID:+zmXF6HM0 [8/10]
憂「ううん、私信じてたよ……お姉ちゃんはお姉ちゃんのままだって……」
唯「憂……憂のことはいつまでも大大大好きだからね?」
憂「うん、私もお姉ちゃんが大大大大好きっ♪」
さわ子「さあ、何して遊びましょうか、梓ちゃん♪」
梓「ひえぇー!!」ズルズル
バタン!
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:28:07.54 ID:+zmXF6HM0 [9/10]
――エピローグ
地獄の3日間の罰を終えた私は、深く反省して軽音部の皆さんに謝った。
優しい皆さんは私が反省していると分かって許してくれた。
唯先輩と憂と元の仲に戻るには、もう少し時間がかかりそうだけど。
あと、澪先輩と律先輩の二人は目が合うと赤面しだして、しばらくはまともに話せそうにない。
それでも、また楽しい軽音部での生活を取り戻した。
ただ、ひとつだけ疑問に残ることがある。
ムギ先輩はあの後、本物の百合ノートは燃やして破棄したと言ったが本当だろうか?
紬「うふふふ」
あれ、ムギ先輩ってこんなに可愛かったけ……
ムギ先輩だけじゃない、唯先輩も、澪先輩も、律先輩も、可愛くてしょうがない。
おかしいな……みんなの近くにいるとすごいドキドキしてきちゃうよ……
【 お し ま い 】
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:30:14.88 ID:+zmXF6HM0 [10/10]
お疲れ様です、いろいろと申し訳ない。
「唯s」はあずにゃんも咄嗟の行動でミスったってことでひとつ。
ルールに関しては、ベクトル向けられた側(直接ノート作用を受けない側)は適応外ってことでひとつ……
今回あずにゃんに悪役買ってもらったんで、次があればあずにゃん大活躍させたいです。
ここまでお読みくださった方々、本当にありがとうございましたー!!
~百合ノート、ルール~
・名前を書かれた者同士は好き合う。
・表記は相合傘でもいいが、→ や →← などの記号もその通りになる。
・効力は名前を書いた40秒後。
・名前を書いた40秒以内にその詳細を書くと、その通りになる。
その場合、詳細を書くために6分40秒の猶予が与えられる。
・名前を書かれた者同士の面識が無ければ無効。
・一度書いた者の名前をもう一度書くと上書きされる。
・ノートを焼失した場合、ノートを名前を書かれた本人が見た場合、効力は失われる。
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:35:13.34 ID:3TBu1qQt0
そこで私は試してみることにしました。
ワイワイガヤガヤ
放課後の部室。
今日は憂も遊びに来てて、唯先輩と律先輩となんだか騒がしい感じになっているようだ。
梓(試しにあの仲良し姉妹を……)
私はさり気なく、そして素早くノートを取りだして、ペンを走らせます。
◆ ◆ ◆
平沢唯 平沢憂
◆ ◆ ◆
そして、二人を相合傘で覆ってあげます。
さて、どうなるかな……
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:37:49.29 ID:3TBu1qQt0
唯「バレンタインデーに憂の作ってくれたケーキがすごく美味しくってさー!」
憂「もう、お姉ちゃんったら」
律「羨ましいぞ、唯ー!」
……あれ、40秒経ったのに、特にこれといった変化がない。
考えて見れば、もとから仲が良いから当然と言えば当然か……
でも、これじゃあ、ノートが本物かどうかわからない。
梓(そうだ……!)サラサラ
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:38:38.84 ID:3TBu1qQt0
◆ ◆ ◆
秋山澪 →← 田井中律
16:30に澪先輩がみんなの目の前で律先輩に告白。
そのまま律先輩を襲おうとする。
律先輩もみんなの前ということで戸惑いながらも、特に抵抗できずに子猫のように急に小さくなってしまう。
◆ ◆ ◆
梓(よし、これなら……)
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ……
梓(早く時間にならないかな……)
澪「梓、さっき何書いてたんだ?」
梓「ななな、なんでもないです!」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:39:55.86 ID:3TBu1qQt0
澪「どうしたんだ、そんなにあわt……あ、そうだ、私……」カ゛タッ
梓「澪先輩?」
澪「お、おい律!!」
梓(!!??)
律「あ? どうした、澪」
澪「どうしたじゃないだろ、さっきから唯と憂とばかり話して!」
律「なんだよ、澪も話したいなら入ってくればいいじゃんか」
澪「そうじゃないだろ! 律は……律は人の気持ちも知らないでっ!」
紬「ちょ、ちょっと澪ちゃん落ち着いて……」
唯憂梓(ポカーン)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:41:14.33 ID:3TBu1qQt0
律「な、なんだってんだよ、澪……」
澪「私は……私は律のことが好きなんだ!! ずっと、ずっと……!!」
梓紬(きたー!!)
唯憂(ポカーン)
律「お、おい澪……そんなこと、みんなの前で……」
澪「ああもう我慢できない! 覚悟しろよ律」ハ゛ッ
律「ちょ、ちょっと澪やめっ……落ちつけよ……」
澪「落ち着いてられるか……! ああ、律、はぁはぁ、律ぅ……」チュッチュチュッチュ
律「澪ぉ……や、やめぇ……ちょ、ぁ……澪……」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:41:52.50 ID:3TBu1qQt0
澪「ほう、律は意外と攻められるとか弱いなぁ……子猫ちゃんみたいで可愛いぞ……はぁ」チュッチュ
律「そんなこと……うぅ……//////」
紬(ぽわ~ん)
紬(ハッ! いけない……!)
紬「み、澪ちゃん落ち着いて!」バッ
唯「そ、そうだよ、澪ちゃん、どうしちゃったの?」
憂「澪さん……」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:42:30.85 ID:3TBu1qQt0
ガヤガヤガヤガヤ
梓「…………」
梓(百合ノート、本物だ!!)
梓(これで、私は、百合世界の神となる!!)
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:44:11.74 ID:3TBu1qQt0
――帰り道
唯「それにしても、澪ちゃん凄かったね……」
紬「結局2人だけで帰っちゃったけど、大丈夫かしら」
梓(ふふっ、今頃澪先輩と律先輩は……)
憂「どうしたの、梓ちゃん?」
梓「ん? い、いや、何でもないよ」
紬「澪ちゃんがあそこまで律ちゃんのこと好きだったとはねぇ」
唯「澪ちゃん、律ちゃんにたくさんチューしてたよー」
憂「わ、私も!!」
唯紬梓「!?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:45:20.76 ID:3TBu1qQt0
憂「私もお姉ちゃんのこと、チューしたいくらい好きだよ……?」
唯「えへへ、私もだよ憂ー、じゃあチューしよっか?」
憂「うん!」
唯憂「ん……」チュー
紬「あらあら///」
梓(これもノートの効果……?)
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:46:48.53 ID:3TBu1qQt0
――梓の家
梓(それにしてもすごいノートだなぁ)
梓(唯先輩&憂や澪先輩&律先輩ならともかく、このノートなら変わった組み合わせもできるかも)カキカキ
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:48:05.75 ID:3TBu1qQt0
――翌日休み時間
律「和ー、ここがわからなかったんだけどさぁ」
和「ああ、ここは、こう……」
澪「なぁ律、ちょっと和にくっつきすぎじゃないか……?」
律「何言ってるんだよ、私と和の仲だぜー? そうだろ、和?」
和「急にどうしたのよ律……澪、律と喧嘩でもした?」
澪「してない……ほら、律、和も困ってるし、勉強だったら私が教えるから」
律「私は和に教えて貰いたいんだ!」
澪「えっ……」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:49:11.37 ID:3TBu1qQt0
梓(ほう、こういうこともできるのか……)コソリ
◆ ◆ ◆
秋山澪 → 田井中律 → 真鍋和
2限と3限の間の休み時間、律先輩が和先輩に勉強を教えてもらうことを口実に近づく。
澪先輩の制止も空しく、律先輩は和先輩にやたらとスキンシップをとる。
◆ ◆ ◆
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:50:25.29 ID:3TBu1qQt0
梓(でも澪先輩が可愛そうだから、あとで元に戻しておこっと)
唯「あーずにゃんっ!!」タ゛キッ
梓「わぁっ!! 唯先輩……!?」
唯「こんなところで、何してるの?」
梓「先輩たちのクラスを通りかかったので、ちょっと覗いただけです」
唯「ふーん……あっ、あずにゃん、そのノート……」
梓「え……あ、いや、これは……」
唯「とっても可愛いね!!」ニコッ
梓「……」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:53:09.90 ID:3TBu1qQt0
――放課後、部室
梓(それにしても、唯先輩の笑顔はやっぱり反則だよなぁ……)ボー
梓(唯先輩は私のこといつも可愛いって言ってくれるけど……)ボー
梓(本当に可愛いっては、ああいうことだよ……)ボー
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:54:27.02 ID:3TBu1qQt0
澪「なぁ、梓……」
梓「はいー?」ボー
澪「律が私に急に素っ気無くなったんだけど……」
梓「そうなんですかー?」(ケーキ食べてる唯先輩も可愛いなぁ……)ボー
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 22:56:20.52 ID:3TBu1qQt0
澪「私何かしちゃったかな……?」グスン
梓「しちゃったんじゃないですかー?」(美味しそうにしてる唯先輩可愛い)ボー
澪「昨日の夜は最高だったのに……夢みたいだったのに……」
澪「また、昨日の夜みたいに戻りたいよぅ……」ポロポロ
梓「大丈夫ですって!」(ハイハイ)カキカキ
◆ ◆ ◆
秋山澪 →← 田井中律
スキスキダイスキラブちゅっちゅ
◆ ◆ ◆
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:00:59.52 ID:3TBu1qQt0
――6分40秒後
バタン!
律「澪ー!!」タ゛キッ
澪「きゃっ……り、律……!?」
律「澪、好きだよ、澪ー」
澪「い、今更なんだ! ずっと和と仲良くやってればいいだろ!」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:01:55.32 ID:3TBu1qQt0
律「何言ってるんだよ! 私の一番は澪だぞ? 澪ー、大好きー!」
澪「……/////わ、私だって……私だってぇっ……!!」
澪律「ん、んー……ちゅぱ……ちゅるり……」
唯紬梓憂「oh…………」
梓(人前であそこまでできるなんて……)
梓(やっぱりノートの力ってすごい……!)
紬「……」チラッ
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:04:15.58 ID:3TBu1qQt0
そういえば、両親が家にいるのか、今日も憂は部室に遊びに来てる。
憂「はい、お姉ちゃん、あーん!」
唯「あーん!」モグモグ
唯「憂が食べさせてくれると、一層美味しいよ!」ニコニコッ
憂「お姉ちゃん//////」
梓(……)
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:05:25.75 ID:3TBu1qQt0
姉妹だからいいと思ってたけど、やっぱりイライラする……
この二人、これじゃまるで恋人じゃない……
明らかに憂から唯先輩へのスキンシップも増えてるし……
唯先輩を独り占めしちゃって……!
梓(憂、見てなよ……)
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:10:24.01 ID:3TBu1qQt0
憂「お姉ちゃん、クリームついてるよ」フキフキ
唯「あ、ありがとう憂ー」
紬「うふふふふ」
梓(今だ!!)カキカキッ
◆ ◆ ◆
平沢憂 → 平沢唯
憂は今まで通り唯に接しようとするも、唯先輩は冷たい態度で返し、憂を避けるようになる。
◆ ◆ ◆
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:12:35.24 ID:3TBu1qQt0
梓(ふふっ、これで!)ニヤリ
唯「あっ! あずにゃん、またその可愛いノート!!」
梓「えっ!? あ、いや、はい……」
唯「いいなー、私も欲しいなー! どこに売ってたのー?」
梓「そ、それは……え、えっと、唯先輩には内緒です!」
唯「そんなぁーあずにゃんのいけずー!」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:13:33.78 ID:3TBu1qQt0
梓「で、先輩方はいつまでちゅっちゅしてるんですか」
律澪「ちゅっちゅ、ちゅっちゅ……」
律澪「……ハッ……!!」
律「私としたこどが……」
澪「ずっとみんなに見られてたなんて恥ずかしい……!」
梓唯憂紬「」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:16:19.91 ID:3TBu1qQt0
律「よし、じゃあ今日はもう帰るか―!」
澪「早く続きもしたいしな……」ボソッ
唯「帰る準備ー」ガサゴソ
憂「お姉ちゃん、これ忘れてるよ」
唯「ありがと、憂ー」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:18:14.26 ID:3TBu1qQt0
紬「……」チラッ
紬「……」
ぞろぞろぞろぞろ
「じゃあねー!」
「じゃあね、また明日ー!」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:22:41.51 ID:3TBu1qQt0
――翌朝、部室
梓「はぁー、良かったー!」
梓(昨日家に帰った時は、鞄にノートが無くて焦ったけど)
梓(やっぱり部室に置いてきてたんだ)ペラペラ
梓(うんうん、私の百合ノートだ!)
梓「さて、今日は……」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:23:19.82 ID:3TBu1qQt0
――休み時間
純「ねぇ、憂、今日元気ないよ? 大丈夫?」
憂「……」
純「ねぇ、憂ったら!」ユサユサ
憂「あ、純ちゃんごめん……えっと……何……?」
純「憂……」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:24:26.09 ID:3TBu1qQt0
純「梓も今日憂元気ないと思うよね?」
梓「うん。もしかして唯先輩と何かあったの?」
憂「えっ……!? あ……うぅ……」コクリ
純「お姉さんと何かあると憂はここまで弱っちゃうのかぁ……」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:26:11.87 ID:3TBu1qQt0
憂「おね……お姉ちゃん……ぐすっ……」ポロポロ
純「う、憂!? ちょ、ちょっと、泣かないでよ、憂……」アタフタ
梓「……」
梓「…………」
梓 ( 計 画 通 り ! ! )
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:29:21.30 ID:3TBu1qQt0
よしっ、いよいよこの時が来た。
これまでの実験で、このノートの性能の高さはよく分かった。
それを踏まえて、私の一番の望みをついにこのノートに書き込む時が……!!
◆ ◆ ◆
平沢唯 → 中野梓
16時00分。
唯先輩は中野梓のことが好きで好きで堪らなくなる。
中野梓のことが本当に愛おしく思え、何よりも大切な存在と感じるようになる。
もちろん妹の憂よりも。
中野梓以外の者へのスキンシップも無くなり、中野梓だけを愛し、ずっと傍にいたいと思うようになる。
◆ ◆ ◆
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:30:05.42 ID:3TBu1qQt0
梓(よし、これで……)ハァハァ
梓(唯先輩……//////)
梓(放課後が楽しみだな///////)
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:33:22.40 ID:3TBu1qQt0
――放課後、部室
今は私と憂の二人きり。
憂「梓ちゃん……やっぱり私……」
梓「大丈夫だって!」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:34:08.78 ID:3TBu1qQt0
梓「それにここでちゃんと唯先輩と話さないと、状況はこのままだよ?」
憂「うん……」
梓「本当に唯先輩が憂の話聞いてくれないってなったら、私からも話すからさ」
憂「梓ちゃん……ありがとう」
梓「いいよ、二人のためだもん」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:36:38.77 ID:3TBu1qQt0
バタン!
律「オースッ!!」
先輩方がやってきた。
ワイワイガヤガヤ
唯「ムギちゃん、今日のお菓子はー?」
紬「今日はねぇー♪」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:37:39.32 ID:3TBu1qQt0
梓「ほら、憂」コソッ
憂「う、うん……」
唯「わぁ、美味しそう! いただきますー♪」
憂「お、お姉ちゃん……私が食べさせてあげよっか……?」
唯「えっ、いいよ。自分で食べれるし」
憂「……あ、うん……そうだよね……」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:38:49.43 ID:3TBu1qQt0
唯「モグモグ、モグモグ……」
憂「…………」
唯「パクッ……モグモグ、モグモグ……」
憂「…………」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:39:45.81 ID:3TBu1qQt0
憂「あ、お姉ちゃん、クリームついてる……」フキッ
唯「自分でできるから!」バッ
憂「あ……ごめん……」
唯「…………」フキフキ
憂「…………」ウルウル
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:41:55.89 ID:3TBu1qQt0
唯「あ、そうそう、律ちゃんー!」ガタッ
憂「ま、待って! お姉ちゃん!」ニギッ!
唯「もう!」バシッ!
憂「え……」
唯「いちいちベタベタしてこないでよ! 不愉快だな、まったく!」
憂「……そんな……」ポロポロ
梓「いいすぎですよー、ゆいせんぱいー」棒
憂「う、お姉ちゃん……うぐ……ふぇん……へぇん……」ポロポロ
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:43:27.00 ID:3TBu1qQt0
澪「お、おい、どうしたんだ?」
律「おい唯、憂ちゃん泣かすなよ……」
唯「えー、だってー」
梓(ノートの効果発動時刻14:00まであと30秒……!!)
29……28……27……26……
87 名前:訂正[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:44:24.44 ID:3TBu1qQt0
澪「お、おい、どうしたんだ?」
律「おい唯、憂ちゃん泣かすなよ……」
唯「えー、だってー」
梓(ノートの効果発動時刻16:00まであと30秒……!!)
29……28……27……26……
88 名前:訂正[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:44:59.68 ID:3TBu1qQt0
澪「可愛そうに……」
唯「勝手に泣きだしたんだって!」
憂「ぐすっ……うぅ……ふぇん……」
18……17……16……15……
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:45:32.81 ID:3TBu1qQt0
紬「唯ちゃんも落ち着いて……!」
律「唯も意地張ってないでさー」
梓(あと数秒で……あと数秒で唯先輩が私だけのものに……!!)
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:48:49.78 ID:3TBu1qQt0
9……8……7……6……
梓「ふふふ、ふははははは!!」
唯憂紬律澪「!?」
律「梓……?」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:53:18.54 ID:3TBu1qQt0
5……4……
梓「憂」
憂「……!?」
梓「私の勝ちだ!!」ニヤリ
1……
唯憂紬律澪「!!」
0
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:54:29.05 ID:3TBu1qQt0
私は目を瞑った。
梓(さぁ、唯先輩!! 私のもとに飛び込んできてください!!)
梓(さぁ、早く……!! さぁ、さぁ……!!)
梓(ほら、唯先輩!! いつでもいいですよ……!!)
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:55:51.03 ID:3TBu1qQt0
梓(……………………)
梓(あれ…………?)チラッ
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:57:47.97 ID:3TBu1qQt0
みんな、呆気にとられたように私の方を見ている。
唯先輩も特に変わった様子もない。
梓(ば、馬鹿な……こんなはずじゃ……)
紬「梓ちゃん」
梓「!!」ドキ
紬「あなたの負けよ」
梓「ムギ先輩!?」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/13(月) 23:59:10.20 ID:3TBu1qQt0
紬「梓ちゃんが朝ここで見つけたノートは偽のノート、本物はこっちよ」サッ
梓「な……そんな……」
紬「昨日の帰り際に、こっそり私が回収しておいたの」
紬「梓ちゃんが今持ってるノートは本物そっくりの偽のノート、何の力も持たないわ」
梓「で、でも、中身や筆跡まで同じ……」
紬「和ちゃんが一晩でやってくれたわ」
梓「ば……馬鹿な……」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:00:40.42 ID:+zmXF6HM0 [1/10]
紬「ほら、みんな見て!」バッ
紬「この、人の恋心を操る不思議なノートで、梓ちゃんはこれだけのイタズラをしてたのよ」
澪「こ、これは……」
唯「今までのこと全部……」
憂「梓ちゃん……」
律「ほほう、随分と弄んでくれたみたいだなー、梓ー」
梓「ひ、ひぃ……!!」ガタガタ
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:04:57.36 ID:+zmXF6HM0 [2/10]
梓「ま、待ってください……これは罠です……!」
梓「わ、罠ですったら!!」
律「罠だって言われてもなぁ、梓……」
梓(今だ……!!)カチカチカチカチッ! サッ! カキカキ!
紬「仕込みのノートよ!!」
梓(……!!)カキカキ!
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:07:04.43 ID:+zmXF6HM0 [3/10]
憂「めっ!!」バシッ!
梓「うわぁっ!!」
◆ ◆ ◆
唯s
◆ ◆ ◆
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:09:05.77 ID:+zmXF6HM0 [4/10]
梓「く……!」
紬「梓ちゃんのつくる百合世界、私も楽しませてもらったわ」
梓「だったら! その続きを書きましょうよ! その本物のノートに!」
紬「わかったわ」カキカキ
唯憂律澪「!?」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:13:09.14 ID:+zmXF6HM0 [5/10]
梓「あはははは! いいですよ、ムギ先輩! さぁ、一体何を書いたんですか?」
紬「観念しなさい、梓ちゃん。あなたの罰が決まってるわ」バッ
ドン!
◆ ◆ ◆
山中さわ子 → 中野梓
3日間、梓ちゃんはさわ子先生の好き放題なおもちゃになる。
◆ ◆ ◆
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:15:42.43 ID:+zmXF6HM0 [6/10]
バタン!
さわ子「さぁ、梓ちゃん、行くわよー!!」ズルズル
梓「ひ、ひえぇ……!」ガクガク
澪「ちゃんと反省してくるんだな」
律「まあ、さわちゃんで良かったじゃないか、梓」
151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:17:20.18 ID:+zmXF6HM0 [7/10]
梓「や、やだぁ! 唯先輩がぁ、唯先輩がいい……!!」ズルズル
唯「あずにゃん、憂のこと苦しませた罰はちゃんと受けないと駄目だよ」
憂「お姉ちゃんっ!!」ダキッ
唯「憂ー!! ごめんね、ほんとごめんね」ギュッ
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:20:37.44 ID:+zmXF6HM0 [8/10]
憂「ううん、私信じてたよ……お姉ちゃんはお姉ちゃんのままだって……」
唯「憂……憂のことはいつまでも大大大好きだからね?」
憂「うん、私もお姉ちゃんが大大大大好きっ♪」
さわ子「さあ、何して遊びましょうか、梓ちゃん♪」
梓「ひえぇー!!」ズルズル
バタン!
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:28:07.54 ID:+zmXF6HM0 [9/10]
――エピローグ
地獄の3日間の罰を終えた私は、深く反省して軽音部の皆さんに謝った。
優しい皆さんは私が反省していると分かって許してくれた。
唯先輩と憂と元の仲に戻るには、もう少し時間がかかりそうだけど。
あと、澪先輩と律先輩の二人は目が合うと赤面しだして、しばらくはまともに話せそうにない。
それでも、また楽しい軽音部での生活を取り戻した。
ただ、ひとつだけ疑問に残ることがある。
ムギ先輩はあの後、本物の百合ノートは燃やして破棄したと言ったが本当だろうか?
紬「うふふふ」
あれ、ムギ先輩ってこんなに可愛かったけ……
ムギ先輩だけじゃない、唯先輩も、澪先輩も、律先輩も、可愛くてしょうがない。
おかしいな……みんなの近くにいるとすごいドキドキしてきちゃうよ……
【 お し ま い 】
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/14(火) 00:30:14.88 ID:+zmXF6HM0 [10/10]
お疲れ様です、いろいろと申し訳ない。
「唯s」はあずにゃんも咄嗟の行動でミスったってことでひとつ。
ルールに関しては、ベクトル向けられた側(直接ノート作用を受けない側)は適応外ってことでひとつ……
今回あずにゃんに悪役買ってもらったんで、次があればあずにゃん大活躍させたいです。
ここまでお読みくださった方々、本当にありがとうございましたー!!
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