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薔薇水晶「それでも本当にローゼンメイデンなのですか!!?」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:37:23.41 ID:lUXf9IXc0 [1/177]
注: ウルトラマン×ローゼンのSSです
注: ウルトラマン×ローゼンのSSです
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:38:56.65 ID:lUXf9IXc0 [2/177]
異次元空間
ヤプール「……おのれウルトラ兄弟…… 必ず復讐してやる…。」
ヤプール「とは言ったものの……実際どーするか…。」
ヤプール「これまでの超獣じゃあっさり負けるし……Uキラーも死んじゃったし…。」
ヤプール「またテキトーの合体させて新しいの造るか?」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:40:28.61 ID:lUXf9IXc0 [3/177]
つ扉
ヤプール「……ぬ? こんな所に扉? こんなものあったか?」ガチャ
ヤプール「……ここは? 異次元に似ているが違う世界だな…。」
ヤプール「ウルトラマン達のいる世界でも無さそうだ……ふむ…。」
ヤプール「ちょうど良い。この世界で新たな超獣の素材を手に入れるか。そして奴らに復讐を!!」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:41:51.30 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「おや……新たなお客様……しかしこの方は…。」
ヤプール「!! 何だ貴様!! ウサギ?」
ラプラス「私はラプラスの魔。 あなたは? …見るからにこの世界の方では無さそうですね。」
ヤプール「異次元世界の支配者ヤプールだ!! よろこべ貴様をこの世界での超獣第1号にしてやる!!」ガッ
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:43:51.31 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「くっ…! ぐはぁ!!」グチャ
ヤプール「しまった… やり過ぎたな。 まぁ良いウサギはルナチクスだけで十分だ。」
ラプラス「………」グッタリ
ヤプール「しかし喋るウサギとは面白い。 持ち帰ってペットとしてでも飼ってやるか。」グイッ
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:45:45.03 ID:lUXf9IXc0
人いねーか
でもとりあえず貼ってく
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:47:28.87 ID:lUXf9IXc0
異次元
扉「ガチャ」
ヤプール「貴様はここで鑑賞用に磔にしといてやる。フハハハ!」
ラプラス「………。」
ヤプール「さて……なかなか面白そうな世界だ…この世界も我がヤプールのものにしてやろう! フハハハハ!!」ガチャ
扉「バタン」
ラプラス「………うぅ…不味い事になりました。」ハリツケー
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:50:09.70 ID:lUXf9IXc0
桜田家
TV「ぐあああ!!」
真紅「そんな!!…くんくんが石になっちゃったのだわ!!」
雛苺「おっなっかーがすーいたー! おっなっかーがすーいたーなのー!」
のり「フフ…はーい。今出来るわよ~。」
翠星石「コラーチビ苺!! 早く食べたかったら少しは手伝うですっ!」
雛苺「お腹がすいて動けないの~。」グデ~
翠星石「このクソチビが…」
雛苺「ヒィ!! あっあの……ヒナも何か手伝うのー!」ガクブル
のり「あらあら。 じゃあJUM君を呼んできてくれない?」
雛苺「わかったのー!」シュバッ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:52:34.21 ID:lUXf9IXc0
JUMの部屋
JUM「やっぱ特撮は良いなぁ…」シコシコ
ドドドド
扉「ガチャ!!」
雛苺「JUM!! ウルトラの母でオ○ニーしてる場合じゃないのよー!!」
JUM「うわあぁ!! コラ!!いきなり入ってくるんじゃない!!」バタバタドピュ
雛苺「はいティッシュなの」。つスコッティ
JUM「あ、ども…。」フキフキ
JUM「じゃなくて! オ○ニーしてる時は気を使ってノックぐらいしろ!」
JUM「それと今日はウルトラの母じゃなくて戦隊モノの歴代ピンクで抜き比べしてたんだ。」キリッ
雛苺「うわーお…さすがJUMなの…。」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:59:42.99 ID:lUXf9IXc0
書き溜めてあるから手直しするだけで連投できると思います
ただちょっと長くなった
賢者「…で? 何しに来たんだ雛苺?」スッキリ
雛苺「あっ! そうなのゴハンだから呼びに来たのよ。」
JUM「体力使ってちょうどお腹が空いた所だったんだ。 よし出動だ!雛苺!」
雛苺「GIG! なの~。」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:01:52.29 ID:lUXf9IXc0
桜田家 屋根裏
蒼星石「ハァハァ……さすがだねJUM君…良い趣味をお持ちだ…」
グウ
蒼星石「むぅ… 僕もお腹空いたなぁ ちょっとお呼ばれしてこようかな……。」
蒼星石「お…あれは…。」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:03:26.73 ID:lUXf9IXc0
家の外
金糸雀「うぅ…美味しそうかしらぁ…でも敵同士で食卓を囲む訳にはいかないかしら…。」
ピチカート「」
金糸雀「そういう訳にはいかないかしら! 今日こそ真紅達を倒してアリスゲームに勝利するかしら!」
?「じゃあ早く襲いかかればいいじゃない。 今ならみんな油断してるよ?」
金糸雀「え~…でも3対1じゃ勝ち目は無いかしら…。」
金糸雀「それに今襲ったら美味しそうな食事が台無しかしら…。」
?「じゃあ一緒に食べさせて貰って、そのあと戦えば?」
金「でもやっぱり敵同士での食事は良くないかしら! それに奇襲の意味が無くなっちゃうかしら!!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:05:33.02 ID:lUXf9IXc0
蒼星石「あーもうじれったいなぁ」ガシッ
金糸雀「へっ?」
蒼星石「うううをぉおおおおおウルトラハリケーン!!!」ブンッ!!
金糸雀「キャー!!目が回るかしら~!!」グルグル
ガシャーン!!!!
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:09:06.49 ID:lUXf9IXc0
桜田家 居間
真紅「グリッターくんくん!! 私もいっしょに光になt」ゴシャ!!!
JUMの部屋
JUM「なっ! なんだ!?」
雛苺「下で何かあったの!!」
居間
真紅「ああ…余が…光になってい…く……。」グチャ
金糸雀「あへぇ……。」グチャ
翠星石「なーにをやっとるんですか!!」
蒼星石「養殖ゴキブリがいたからつい投げ飛ばしたくなっちゃって。スマンコ。」
翠星石「蒼星石がやったんですか!? まったくしょうがねーですねぇ。」
の「あら~。2人とも大丈夫?」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:13:04.35 ID:lUXf9IXc0
バタバタ
扉「ガチャ!」
JUM「おい! 何があった! 大丈夫か!?」
雛苺「大丈夫なの~?」
翠星石「問題ねーです。ほら!真紅!さっさと起きて窓を直すですよ!」グイッ
真紅「うぅ……何よ…。」ムク
翠星石「真紅。窓を直すです。そんでとっとと飯にするですよ。」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:15:15.83 ID:lUXf9IXc0
真紅「仕方がないね…。ホーリエこれ持ってちょうだい。」つ時計
ホーリエ「?」
真紅「ウルトラブレスレット~。」ガシッ
ホーリエ「!」
真紅「行けっ!!」ブンッ!!
ホーリエ「!!」ベチャ!!
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:18:28.69 ID:lUXf9IXc0
真紅「あとはよろしくね?」スタスタ
ホーリエ「………」グチャ
翠星石「………。」
蒼星石「………。」
雛苺「………。」
ホーリエ「………」グチャ
金糸雀「………」グチャ
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:21:25.68 ID:lUXf9IXc0
JUM「………。 あぁ蒼星石来てたのか。ちょうど良いな、飯食べてくか?」
翠星石「そうですね!蒼星石もいっしょに食べるですよ!」
蒼星石「え、悪いですよそんな。でもそんなに言うなら僕もご一緒させてもらおうかな~。」
雛苺「図々しいの……。」ボソッ
蒼星石「んん~? 何か言ったかい? 雛苺?」ニコニコ
雛苺「何でもないのよー!!」ガクブル
翠星石「ほら! そんな所に立ってないで早く席に着くですよ~!」
雛・蒼「は~い。なの~。」
金糸雀「…カナも食べたいかしら~……。」ヨロヨロ
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:24:22.36 ID:lUXf9IXc0
夜
蒼星石「それじゃあ、僕はそろそろ帰るよ。」
翠星石「ええ~! 今日は泊まってけですよ!?」
蒼星石「いやぁ、そういってくれるのは嬉しいけど今日は用事があってね…。」
蒼星石(今日撮ったJUM君の痴態を帰って確認したいからね……)
翠星石「むぅ…用事があるなら仕方がねーです。気をつけて帰るですよ~!」
蒼星石「うん。それじゃあお邪魔しました。オヤスミ翠星石。」
翠星石「また明日ですよ~。」
扉「バタン」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 01:26:58.92 ID:lUXf9IXc0
JUM「ん? 蒼星石はもう帰ったのか?」
翠星石「今さっき帰ったですよ。何か用事があるんですと。」
JUM「ふむ…あいつ僕の顔みてニヤニヤしてやがったからな……また何かやったか…?」
翠星石「さぁ…このスレでも扱いは変態石ですから大体の想像はつくですよ。」
JUM「むぅ…少し部屋のセキュリティと強化しとこうかな…。」
金糸雀「あ!もう蒼星石は帰っちゃったかしら~? 一緒に帰ろうと思ってたのに…。」ショボン
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 01:28:57.69 ID:lUXf9IXc0
JUM「ん? あぁお前もまだいたのか。え~とカナ……カナ…カナなんとか。」
金糸雀「ちょっ! カナは金糸雀かしらー! 名前を忘れないでほしいかしら!!」
翠星石「カナだけあってりゃおkですよ。だいたい空気なやつの名前なんてどーでも良いですぅ。」
金糸雀「どこにいってもこんな扱いで酷いかしらー!! もう帰る! 鏡はどこかしら!!」
JUM「ほら、そこの使え。んでとっとと帰れ。」
金糸雀「うぅ…酷いかしら…。」ウニョーン
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:32:29.85 ID:lUXf9IXc0
鏡「………」
JUM「さて、これで少しは静かになったかな…。」
真紅「JUM~、どこにいるの~。紅茶を淹れてちょうだい~。」
翠星石「静かに暮らすのは無理そうですねぇ…。」
JUM「………。」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 01:35:42.87 ID:lUXf9IXc0
nのフィールド
金糸雀「うう…みんな酷いかしら…。」
ピチカート「」
金糸雀「大丈夫かしら~、みっちゃんに会えば元気100倍かしら~。」
ピチカート「」
金糸雀「え?そうかしら……いつもこんな感じじゃなかったかしら~?」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:39:22.35 ID:lUXf9IXc0
ピチカート「!」
金糸雀「へ? 何かし…あっ!!」
金糸雀「あっ……っく…!」(体が動かないかしら!! ピチカート!!)
ピチカート「………」グチャ
金糸雀「!!」(何で!? ピチカート? ピチカート!?)
?「ふむ……動く人形……素晴らしい…!中に巨大なエネルギーを感じる…。」
金糸雀「……! っく!?」(誰かしらー!! 何なのコイツかしらー!!)
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:43:29.37 ID:lUXf9IXc0
?「よし! こいつを新たな超獣第1号の素材としよう!!」
金糸雀「くっ! …うぅ…!!」(何言ってるかしらー!! それより!よくもピチカートを!!)
金糸雀「うぅ…かっ…かしらーーー!!」バチン!!
?「むおっ!」
金糸雀「ピチカート!! 大丈夫!?」
ピチカート「……!」ヨロヨロ
金糸雀「良かったかしら…! まったく! あなた何者!? カナに何の用かしら!!」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:47:06.57 ID:lUXf9IXc0
?「フハハ! なかなかやるではないか! ますますその力欲しくなったぞ!!」
ヤプール「我が名はヤプール!異次元空間の支配者だ!!」
金糸雀「カナはローゼンメイデン第2ドールにして1番の才女! 金糸雀かしら!!」
ヤプール「ほう…ローゼンメイデン……他にもいるという事か…。」
金糸雀「う…まずったかしら…?」
ヤプール「よし! ローゼンメイデンをすべて集めて超獣にしてやる!! まずは貴様だ!!」
金糸雀「カナをなめないで欲しいかしら! 行くかしらピチカート! 攻撃のワルツ!!」
ドゴーン!!
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 01:48:21.88 ID:lUXf9IXc0
党員行っちゃったのか…
淡々と貼るよりは張りがあって良かったのに
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:51:45.39 ID:lUXf9IXc0
次の日
のり「良いお天気ね~。 よし!今日はお布団を干しましょう!」
雛苺「GIGなの~。」
翠星石「それってどういう意味なんですか?」
雛苺「WikiにはGUYS IN GREENって書いてあったのよ。」
のり「了解!って事ね。さぁやるわよ!」
翠・雛「GIG!!ですぅ!・なの!」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:55:15.11 ID:lUXf9IXc0
JUMの部屋
JUM「ハァハァ……カグヤたん…おしおきだべぇ…」シコシコ
ドドドド
扉「ガチャ!!」
雛苺「JUM!! お布団干すのよ~!」
JUM「わぁ!! コラ! 今入ってくるな!!」シコシコドピュ
雛苺「はいティッシュ」。つネピア
JUM「あ、ども。」フキフキ
賢者「まったく…入る時は気をつけろっていったろ?」スッキリ
雛苺「スマンコなの。」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:59:33.02 ID:lUXf9IXc0
いやぁ淡々と貼ってくだけだと不安になるのよ
見ている奴がいて反応が返ってくると荒らしでもちょっと安心するのさ
もう黙って貼ってきます
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:01:30.82 ID:lUXf9IXc0
賢者「まぁ今の僕は心が広いから許すけど…。」
雛苺「さすがは賢者なの!」
JUM「で? 布団を干すのか? でも外は曇ってるぞ?」
雛苺「あれ? さっきは晴れてたのよ?」
JUM「っていうか雨が降ってきたぞ? って何だこれ!!」
?「いやぁー!!!」
ガシャーン!!!
JUM「なっ! なんだ!? って何かデジャブ…。」
雛苺「1階からなの!!」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:03:08.55 ID:lUXf9IXc0
数分前 空
水銀燈「はぁ~今日は天気が良いわねぇ…こんな日は真紅でもからかって遊ぶのが1番ね~。」バッサバッサ
水銀燈「つ~いたっと。さ~て真紅はどこかしらぁ……。」
桜田家 居間
TV「ねこ警部がピンチなんだ!!」
真「くんくんはもう限界なのだわ…これが最後の変身なのね……。」ドキドキ
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:05:01.91 ID:lUXf9IXc0
外
水銀燈「み~つけた! 相変わらずのアホ面ねぇ……あらぁ?なんか曇ってきたわねぇ…。」
ポタッ
水銀燈「っ! 冷たっ! いやぁねぇ…雨?」フキフキ
水銀燈「ひっ! 嫌!何によこれ!! 血!?」
ザアアアアア
水銀燈「いやぁ! 血の雨よー!!」
水銀燈「いや! いや!! いやぁー!!!」バサッ
ギュオオオオ
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:06:36.43 ID:lUXf9IXc0
ガシャーン!!!
真紅「ああ…頑張ってくんくん!改造明太子なんてやっつk」ゴシャ!!!
JUMの部屋
JUM「なっ! なんだ!? って何かデジャブ…。」
雛苺「1階からなの!!」
ドタドタドタ
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:07:54.13 ID:lUXf9IXc0
扉「ガチャ!」
JUM「おい! 何があった! 大丈夫か!?」
雛苺「大丈夫なの~?」
真紅「たとえ……人形だって、くんくんは……くんくんに変わり…ない…の…だわ。」ガクッ
水銀燈「いやっ!いやっ! ドレスがっ!ドレスがっ!」ジタバタ
JUM「なんだこれ……。」
雛苺「水銀燈が血まみれなの~。」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:09:18.19 ID:lUXf9IXc0
ドタドタ
扉「ガチャ」
翠星石「どーしたんですか!ってうわっ!!水銀燈!!」
のり「あらあら大変! 早くお風呂に入らなきゃ!」
水銀燈「うぅ…もう最悪だわぁ。」トボトボ
翠星石「まったく! また窓が壊れたですぅ! ほら真紅!直すですよ!!」ゲシッ
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:10:54.13 ID:lUXf9IXc0
真紅「いたっ! うぅ…仕方がないわね……ブレスレット~」ガシッ
ホーリエ「!!」ジタバタ
真紅「ほら暴れないのだ……わっ!!」ブオンッ!!
ホーリエ「!!!」グチャ!!!
真紅「DVDを見終わるまでに直しておくのだわ。」
ホーリエ「………」ピクピク
翠星石「………。」
雛苺「………。」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:12:14.71 ID:lUXf9IXc0
JUM「………それにしても…赤い雨って…気持ち悪いなぁ。」
雛苺「血の雨なのー。」
翠星石「これじゃあお布団が干せねーですぅ!」
JUM「なんか嫌な感じだなぁ…。」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:19:08.11 ID:lUXf9IXc0
チンポーン
雛苺「誰か来たの。」
JUM「ああ…姉ちゃん…って今は水銀燈と風呂か……しょうがない僕が出るか…。」
チチチチーンポーンチンポーチーンポチーンポーン!!!
JUM「はいはい分かった分かった!今出ますよ~!」ノロノロ
翠星石「JUM!早く出るです! んでこの卑猥な音を止めるですぅ!!」
JUM「はいはい…どちら様ですか~。」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:20:31.74 ID:lUXf9IXc0
扉「ガチャ」
血まみれソンビ?「あばばばばば!!!!!」ガバッ!
JUM「ぎゃあああああ!!!!??」グチャ
翠星石「JUM!? どうしたですか? っていやあああ!!!」バタバタ!!
雛苺「ゾンビなのー! バイオハザードなのー! クリムゾンヘッドなのー!!!」ワタワタ
ドガシャーン! パンッ!パンッ! レオン!ユーズディス!! エイダ!?
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:22:06.20 ID:lUXf9IXc0
JUM「………それで? 急にどーしたんですか? みっちゃんさん!?」
みつ「うぅ…なんかごめんなさい。」フキフキ
雛苺「ビックリしたのよ~。」
翠星石「まったく! あれじゃクリーチャーですぅ!」
みつ「急にあんな雨が降ってきたから……ビックリしちゃて…。」
真紅「騒がしいと思ったらみっちゃんさんね。いらっしゃい。どうしたのかしら?」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:23:44.17 ID:lUXf9IXc0
みつ「あっ! そうそう!! ねぇみんなカナの事知らない!?」
翠星石「金糸雀ですか? そういえば今日はまだ見てないですねぇ?」
雛苺「来てても気づかないかもなの。」
JUM「昨日はウチに遊びに来てたけど、今日はまだ来てないですよ?」
み「それが昨日から帰ってきてないのよ!! あ~カナ!カナ! 心配だわー!」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:25:37.72 ID:lUXf9IXc0
JUM「昨日は鏡を使ってたからまっすぐ帰ったと思ってたけど……。」
真紅「nのフィールドで何かあったのかもしれないわね…。」
みつ「みんなおねが~い! カナを探すの手伝って~!」
翠星石「しかたね~ですねぇ…あんなのでも同じローゼンメイデンですからねぇ。」
雛苺「でも空気を探すって難しそうなの~。」
真紅「とりあえずJUM。nのフィールドに行くわよ。」
雛苺「ヒナも行くの~。」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:27:21.22 ID:lUXf9IXc0
JUM「あぁ…金糸雀が来るかもしれないし、みっちゃんさんはここにいて下さい。」
みつ「わかったわ~。みんなお願いね~。」
翠星石「翠星石は蒼星石の所に行ってくるですぅ。何か知ってるかもしれないですし。」
蒼星石「呼んだかい?」
翠星石「わぁ!」ビクッ!
雛苺「うにゅ!」ビクッ!
JUM「おお! 蒼星石…来てたのか…。」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:29:42.26 ID:lUXf9IXc0
蒼星石「いやぁ…ちょっと水銀燈がお風呂に入っている様な気がしてね!」
JUM「おい…蒼星石……。」
蒼星石「フフ…分かっているよJUM君。あとで送っとくよ。」
JUM「うむ。待っているぞ。」
翠星石「……最初に変態石を書いた奴を八つ裂きにしてやりたいですぅ。」
雛苺「芸の幅が広がるのは良いことなのよ~。」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:31:52.35 ID:lUXf9IXc0
蒼星石「さて…金糸雀を探しに行くんだよね? じゃあ行こうよ翠星石。」スタスタ
翠星石「もう雨も止んだみたいですね! じゃあ行ってきますですぅ!」スタスタ
扉「バタン」
真紅「JUM。雛苺。わたし達も行くわよ。」
雛苺「了解なの~。」
JUM「じゃあ行ってきます。」
鏡「ウニョーン」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:33:41.96 ID:lUXf9IXc0
みつ「よろしくね~!」
扉「ガチャ」
水銀燈「ふぅ~…良いお湯だったわぁ~。」ホカホカ
のり「朝に入るお風呂もたまには良いわね~。」ホカホカ
みつ「のりちゃん。お邪魔してます~。」
のり「みっちゃんさん? いらっしゃい。 どうかしたんですか?」
水銀燈「あらぁ…確か金糸雀の契約者……それに他の子たちは何処にいったのかしら…?」
みつ「あ、あのね………」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:35:36.31 ID:lUXf9IXc0
nのフィールド
雛苺「カ~ナ~!! どこにいるのよ~!!」
真紅「金糸雀!! 何処にいるの! 出てくるのだわ!!」
JUM「ん~…やっぱ空気を探すのは難しいなぁ。もう出番ないかもな。」
雛苺「うにゅ…。でもヒナは早くカナを見つけてここを出たいの……。」
真紅「そうね…。」
JUM「ん?どうしたんだ2人とも? 何か変だぞ?」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:38:58.13 ID:lUXf9IXc0
真紅「JUM…あなたは気づかないの?」
雛苺「なんか気持ち悪いの…。いつものnのフィールドとは違うの…。」
JUM「そうなのか? まぁお前らがそう言うならそうなんだろうけど…。」
雛苺「カナが心配なの…。」
真紅「雪華綺晶に会えればいいんだけど…。」
JUM「何か知ってるかもな…。」
雪華綺晶「呼びました…?」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:41:13.80 ID:lUXf9IXc0
雛苺「ヒナは雪華綺晶に会うのはイヤなの~。」
JUM「雛苺はアイツが苦手なのか?」
真紅「原作はよく知らないけど、何かそういう関係になってるのだわ…。」
雪華綺晶「あの……紅薔薇のお姉さま…?」
JUM「ふ~ん。YJの立ち読みぐらいでしか見てないから昔の話はよく知らないんだよなぁ。」
真紅「何も知らないでSSを書こうなんて無謀もいい所なのだわ。」
雛苺「>>1は特撮にしか興味が無いのー。」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:42:58.61 ID:lUXf9IXc0
雪華綺晶「無視されてる……? あ、あの…桃薔薇のお姉さま…!?」
JUM「まったく…レポートも書かずに何をやってんだか…。」
真紅「年が違うだけで、後はJUMと変わりがないのだわ。」
雛苺「ひきにーとなの!」
雪華綺晶「あ、あの………お姉さま…無視しないで…。」ウルウル
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:44:24.70 ID:lUXf9IXc0
JUM「ほら~お前らのせいで泣き出しちゃったぞ? まったく無視するなんてお前ら酷いぞ。」
真紅「あなたも無視していたじゃない。そんな事言われたくないのだわ。」
雛苺「ヒナはノリに付き合っただけなのよ? わざとじゃないのよ?」
真紅「1人だけ卑怯よ?雛苺。」
雪華綺晶「……クスン…お姉さま達は酷いです…。>>1も泣いてます。」
雛苺「それは自虐だからいいの。」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:46:07.21 ID:lUXf9IXc0
真紅「ともかく会えて良かったのだわ雪華綺晶。あなた金糸雀が何処にいったか知らない?」
雛苺「あとnのフィールドが変な感じなのも!」
JUM「何か知ってるか?」
雪華綺晶「………これを拾いました…。」つピチカート
真紅「!」
JUM「これは!」
雛苺「カナのピチカートなの!」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:47:40.51 ID:lUXf9IXc0
ピチカート「………」ピクピク
雪華綺晶「nのフィールドの変質についてはよく分かりません……。」
雪華綺晶「いつの間にかこうなっていましたし……あと…ラプラスの魔の姿も見えなくなりました…。」
真紅「ともかく! このままでは危険なのだわ!一度帰ってピチカートを直すのだわ!」
JUM「そうだな…金糸雀の事も何か知っているかもしれないし…。」
雛苺「きらきーもいっしょに行くのよ!」
雪華綺晶「…はい…。」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:49:10.45 ID:lUXf9IXc0
時間は少し戻って
外
翠星石「行ってきますですぅ!」バタン
蒼星石「じゃあ…とりあえずブラブラ散歩しながら金糸雀を探すとしようか。」
翠星石「はいですぅ!」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:50:38.92 ID:lUXf9IXc0
スタスタスタ
翠星石「雨上がりの外を蒼星石とお散歩もいいなぁと思ったんですけどねぇ…。」テクテク
蒼星石「これじゃあちょっとね……。」テクテク
翠星石「いたる所に赤い水たまり……家の外壁は赤く染まって…気持ち悪いですぅ…。」
蒼星石「これじゃあホラーの世界だねぇ…。」(怯える翠星石もそそるなぁ…。)
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:53:18.17 ID:lUXf9IXc0
翠星石「どこもこんな感じなんですかねぇ…? もう帰りたくなってきたですぅ。」
蒼星石「そうだね…。じゃあとりあえずどこかで…薔薇水晶のとこで休んでこうか?」
翠星石「ばらしーのとこって…えんじゅの店ですか?」
蒼星石「うん。ここからなら近いし…金糸雀の事も何か聞けるかもしれないしね。」
翠星石「じゃあとっとと行くですぅ!」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:55:25.39 ID:lUXf9IXc0
?「あ~お嬢ちゃんたち……ちょっといいかな?」
蒼星石「はい?」
翠星石「な、なんですか!?」ビクビク
老人「ああ…え~と…、お嬢ちゃん達はこの子の事を知らないかい?」つ金糸雀
蒼星石「金糸雀!!」
翠星石「ちびカナ!! どーしたんですかぁ!!?」
金糸雀「………」グッタリ
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:02:16.38 ID:lUXf9IXc0
老人「いやぁ…すぐそこで倒れていてね…。どうしようかと思ってたんだが…」
翠星石「ちびカナ!! 金糸雀!! 大丈夫なんですか!?」ワタワタ
蒼星石「………。」(このお爺さん……どこかで…)
老人「怪我は無さそうだから大丈夫だと思うけど… お嬢ちゃん達はこの子の知り合いかい?」
翠星石「ちびカナは翠星石たちの姉ですぅ!」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:04:27.79 ID:lUXf9IXc0
老人「そうか…お嬢ちゃん達のお姉さんか……じゃあお嬢ちゃん達もローゼンメイデン?」ニヤッ
蒼星石「っ!!」
翠星石「ほぉ? ローゼンメイデンの事を知ってるですか?」
蒼星石「翠星石っ!! 逃げるよ!!」ガシッ!!
翠星石「ちょ!ちょっと蒼星石!!何ですかいきなり!?」
老人「フハハハ!! 逃がさんぞ!!」
翠星石「うわぁ!? 何ですかこのおじじ!!?」
蒼星石「っ! くそ! レンピカ!!」ジャキン!!
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:09:21.42 ID:lUXf9IXc0
桜田家 居間
のり「はぁ…そんな事が……。」
水銀燈「ふぅん……。あの子も抜けている所があるからねぇ…。」
のり「大丈夫ですよみっちゃんさん! カナちゃんはきっと戻ってきますって!」
みつ「うん……。カナ大丈夫かなぁ…。」
水銀燈「ふん…。真紅たちがいないんじゃここにいても意味は無いわねぇ……帰るわぁ。」スタスタ
のり「あ……うん…またね。」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 03:11:29.08 ID:lUXf9IXc0
水銀燈「指輪からあの子の存在を感じられているんだったら大丈夫じゃない? それじゃね。」ガチャ…バサッ…
みつ「!」
のり「いっちゃった……。みっちゃんさん?」
みつ「そうよね。カナとはこの指輪で繋がっているんだもんね。」
のり「そうですよ!だからカナちゃんは大丈夫!むしろ私はみっちゃんさんの方が心配です…。」
みつ「ふふっ…ありがとねのりちゃん! よし!カナがいつ帰ってきても良いように元気ださなきゃ!」
のり「そうですよ! それじゃあみんなの為においしい料理作っておきましょうよ。」
みつ「あ!のりちゃん冴えてる! よ~しカナの為においしい卵焼きを作るんだから!!」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:14:41.79 ID:lUXf9IXc0
空
水銀燈「はぁ~…まったく…世話の焼ける妹ねぇ…。」バサッバサッ
水銀燈「何か疲れちゃったわぁ……教会でお昼寝でもしようかしら…。」バサッバサッ
水銀燈「ああ…そういえば…あの雨の事も心配ねぇ…めぐがショック死してなきゃいいけど…。」バサッバサッ
教会 上空
ガシャーン!! ガキン!!
銀「はぁ…着いたわぁ。………何か騒がしいわねぇ…ノラ猫でも紛れたのかしら…。」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:18:26.67 ID:lUXf9IXc0
教会
翠星石(大丈夫ですかっ!蒼星石!)ヒソヒソ
蒼星石(…っく……なんとかね…)ヒソヒソ
老人「フフフ。かくれんぼかぁ? どこにいるのかな?」
蒼星石(何とかここまで逃げてこれたけど…水銀燈…戻ってくるかな…)ヒソヒソ
翠星石(家にドールズはいないですし…帰ってくるならここしか無いはずですぅ)ヒソヒソ
老人「ここかなぁ? それとも…そこかっ!!」ドゴーン!!
蒼・翠「うわぁ!!ですぅ!!」ガシャーン!!
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:22:48.62 ID:lUXf9IXc0
老人「フハハハ。見つけたぞ~。」ニタニタ
蒼星石「うぅ……せめて3対1なら…。」ヨロヨロ
翠星石「くぅ~! おじじの癖に強すぎですぅ!! おめーは何者なんですか!!」ヨロヨロ
老人「フフフ…オレ様は…。」バサッ!!
ヤプール「異次元の支配者!!ヤプール様だ!!」
翠星石「なっ!? ヤプールって! 何でですかぁ!?」
蒼星石「そうか……どこかで見たと思ってたけど…真紅のDVDか…!」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:26:17.31 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「ほう?オレ様を知っているのか…。喜べ!貴様らはオレ様の超獣にしてやる!」ジャキ
蒼星石「くっ…! ここまでか…!」
翠星石「うぅ…超獣なんてイヤですぅ~!!」
ガシャーン!! シュバババ!!
ヤプール「むお!?」バッ!!
ドカカカカカッ!!
蒼星石「これは!」
翠星石「黒い羽ですぅ!!」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:28:12.39 ID:lUXf9IXc0
バサッ……スタッ…
水銀燈「ちょっと…あなた…私の妹に何をしているのぉ…。」
蒼星石「水銀燈っ!!」
翠星石「おせーですよ水銀燈!!」
水銀燈「何よぉ…あなた達…ボロボロじゃない…情けないわねぇ…。」クスクス
翠星石「うるせーですよ! このおじじが強すぎるんですぅ!!」
蒼星石「油断しちゃ駄目だ水銀燈。金糸雀をやったのもコイツだよ!」
水銀燈「ふぅん…あの子も…。こんな醜いエビフライにねぇ…。」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:30:22.93 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「貴様もローゼンメイデンか!ぞろぞろと増えおってまるでウルトラ兄弟の様だ。」
水銀燈「何よそれぇ?誇り高き薔薇乙女をそんなのと一緒にしないで頂戴。」バサッ
ヤプール「多いならそれだけ超獣の強さが増すだけだ! 貴様らまとめてオレ様のモノにしてやる!!」ジャキ!
翠星石「だ~れがお前なんかのモノになるですか!! スィドリーム!!」ジャキ
蒼星石「3対1なら負けないよ!!」ジャキ
水銀燈「いくわよぉ!!」
ヤプール「フハハ! いいぞ!! かかって来い!!」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:32:43.84 ID:lUXf9IXc0
区切りがいいのでもう寝る
保守しておいてもらうとありがたいです
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:52:47.30 ID:lUXf9IXc0
桜田家 物置
鏡「ウニョ~ン」
JUM「わっ!」ドタッ
真紅「あら?」ドスッ!
雛苺「うにゅ!」ポテッ
雪華綺晶「あ~れ~。」コテッ
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:57:20.73 ID:lUXf9IXc0
居間
のり「あ! 帰ってきたかな?」トタトタ
みつ「カナ!? 帰ってきたの!!?」バタバタ!
扉「ガチャ!」
のり「みんな!?」
雪華綺晶「お邪魔します…。」ペコリ
雛苺「うにゅ~。」グデー
真紅「う~ん…失敗したのだわぁ…。」ズシン
JUM「うう…重い…。」グチャ
のり「あら~、みんな大丈夫?」
みつ「カナ!? カナは!!?」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 04:15:39.90 ID:lUXf9IXc0
ホーリエ「」つホイミ
ベリーベル「」つケアル
ピチカート「………」グッタリ
みつ「………カナ…。」
のり「…みっちゃんさん……。」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 04:26:12.81 ID:lUXf9IXc0
JUM「……とにかく…僕らはもう1度nのフィールドに行ってみるよ。」
のり「また行くの?」
真紅「そうね…、nのフィールドで何かあったのは間違い無さそうなのだわ。」
雪華綺晶「…空間の変質と何か関係があるのでしょうか……?」
真紅「わからないけど…まったく関係ないという事は無いと思うのだわ。」
雛苺「カナが心配なの……。」ショボン
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 04:27:40.62 ID:lUXf9IXc0
JUM「とにかく!こうしていても何も解決しないし、行くなら早い方がいい。」スタッ
真紅「そうね! ホーリエ? 治療は終わっていて?」
ホーリエ「」
ベリーベル「」
真紅「そう…目が覚めるのには時間がかかるのね…。」
雪華綺晶「黄薔薇のお姉さま本人がいないと治りも遅いみたいですね……。」
雛苺「うにゅ…。」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 04:29:55.88 ID:lUXf9IXc0
真紅「それじゃあ。みんな行くのだわ。」スタッ
雪華綺晶「はい…。」
雛苺「うゆ…。」スタッ
JUM「姉ちゃんたちは翠星石たちが帰ってきたらピチカートに話を聞くように言っといて。」
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 04:37:50.56 ID:lUXf9IXc0
のり「うん…。みんな気をつけてね?怪我しないようにね?」
みつ「みんなお願いね~。」
のり「花丸ハンバーグ、作って待ってるからね? ちゃんとみんなで帰ってきてね?」
JUM「ああ、わかってるよ。」
真紅「ちゃんと帰ってくるのだわ。」ニコッ
雛苺「行ってきますなの。」
雪華綺晶「行ってまいります…。」
鏡「ウニョン」
のり「……みんな…待ってるからね…。」
みつ「………。」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 04:43:05.73 ID:lUXf9IXc0
少し前
異次元空間
ラプラスの魔「むっ! むぅ!! むん!!」バキン!!
スタッ
ラプラス「ふぅ……ようやく脱出できました…。」
ラプラス「さてこれからどうしましょうかね…。」
ラプラス「薔薇乙女たちが心配ですが…私の力では適わないでしょうしね…。」
ラプラス「やはり…その世界の悪者を倒すのは、その世界の正義の味方でしょうかね…。」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:03:13.87 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「この空間は私達の世界で言うnのフィールドみたいなモノの様ですから…。」
ラプラス「どこかに現実の世界への出入り口があると思うんですが……おやっ?」
つ空間の割れ目
ラプラス「……どうやらここから行けそうですね…。」
ラプラス「では失礼して……破っ!!」パリーン!
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:08:41.41 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「ふむ…どうやら私たちの世界と大差なさそうですね……それでは…。」キュイーン
白崎「この姿で行きましょうかね。ほっ!」ダッ!
スタッ!!
ザワザワ
白崎「おや…少々注目を浴びすぎてしまいましたか? どうしましょうかね…。」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:12:39.30 ID:lUXf9IXc0
男「おいお前! 何者だ!?」
白崎「何者もなにも…ただの一般人でございますよ?」
男(ウソをつくな! 異次元空間から出てきただろう! さてはヤプールだな!)
白崎「!」(念話とは…あなたこそ一般人では無いようで…それにヤプールの事もご存知…。)
男「………とにかく一緒に来てもらおう。」
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 05:14:54.17 ID:lUXf9IXc0
パン屋
男「それで…お前はいったい何者なんだ?」
白崎「私の名前は白崎。またの名のラプラスの魔、といいます。」
男「ヤプールでは無いのか!?」
白崎「私のいる世界は今まさにそのヤプールに侵略されている最中なのです。」
男「何だと!? お前の世界? どういう事だ!」
白「実は……。」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:17:29.95 ID:lUXf9IXc0
男「そんな事が……。」
白崎「はい。ですから…あのモノを倒せる人を探しているのですが…。」
男「そうか…よし! では私が行こう!!」
白崎「あなたがですか!?」
男「うむ! 申し遅れた。私の名前は北斗星司。ウルトラマンAだ!」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:19:16.48 ID:lUXf9IXc0
白崎「ほう!なるほど! この世界ではウルトラマンが実在するのですね。」
北斗「ヤプールを倒すのは私の役目だ!」
白崎「それはそれは…期待していますよ。 ではさっそく行きましょう!」
北斗「いや、少し待ってくれ…。 むん!デヤッ!」ピカッ
空「○(%)o」キラッ
白崎「あれは?」
北斗「あれはウルトラサイン。もしもの為に私の弟に連絡をしておいたのだ。」
白崎「なるほど…そうでしたか。では参りましょう。」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 05:20:49.81 ID:lUXf9IXc0
nのフィールド
雛苺「うにゅ…さっきよりもイヤな感じになってるの…。」
真紅「そうね…まるで別の世界なのだわ…。」
JUM「うん…。僕にも分かる…気持ち悪い空気だ…。」
雪華綺晶「黄薔薇のお姉さまは大丈夫でしょうか……。」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:22:27.28 ID:lUXf9IXc0
真紅「ともかく、探すしかないのだわ。この嫌な空気が強い方に行けば何か分かるかも知れないわね。」
JUM「うん。そうだな。」
雛苺「え~ヒナはイヤなのよ~。」
真紅「情けない事いってないで、行くのだわ雛苺!」
雪華綺晶「頑張りましょう…桃薔薇のお姉さま…。」
雛苺「うにゅ~。」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:24:47.08 ID:lUXf9IXc0
フヨフヨ
JUM「ん! なんだ!?」
真紅「どうかして?JUM。」
雪華綺晶「あれは…黒薔薇のお姉さまの…。」
雛苺「メイメイなの!」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:27:44.77 ID:lUXf9IXc0
メイメイ「」フヨフヨ
真紅「メイメイ! どうしてあなたがここに!? 水銀燈はどうしたの!?」
メイメイ「」
JUM「水銀燈に何かあったのか!?」
真紅「水銀燈がつかまったですって!? 他の子たちもいるのね?」
雛苺「みんなやられちゃったの?」
雪華綺晶「大変です…。」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:29:16.87 ID:lUXf9IXc0
JUM「早く助けに行こう!!」
真紅「そうね。メイメイ! 案内するのだわ!」
メイメイ「」フワフワ
タッタッタッタッ!!
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 05:30:54.66 ID:lUXf9IXc0
真紅「いた! あそこなのだわ!!」
銀・翠・蒼・金「………」
JUM「みんな磔にされてる。おい!翠星石!蒼星石! 大丈夫か!?」
雛苺「カナもいるの! カナー! 起きてなのー!」
雪華綺晶「とにかく…これを外しましょう…。」
水銀燈「……う…真紅…。」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:32:45.71 ID:lUXf9IXc0
真紅「! 水銀燈!? 気がついたのね!? 大丈夫!?」
水銀燈「うるさいわねぇ…ジャンクの癖に…私の助ける気つもりなのぉ……?」
真紅「いいから黙ってるのだわ! 今外すわよ!」ガシッ
水銀燈「お馬鹿さんねぇ…いいから逃げなさい…これは…罠…なの…よ…。」
真紅「罠? 何を言ってるのだわ!? いいから早く…」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:34:37.28 ID:lUXf9IXc0
ゴォオオ…… ガシャーン!!
真紅「何? 何が起きたのだわ!?」
JUM「なっ! 何だコレ! クソ! ここから出せ!」バンッ!バンッ!
真紅「何をしているのJUM! 何なのだわ…ガラスの筒?」
ガシャーン!! ガシャーン!!
雛苺「イヤ~! なに~!?出してなの~!!」バンッバンッ
雪華綺晶「油断していました……ここから出られません…。」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 09:56:47.72 ID:lUXf9IXc0
?「フハハ!! フハハハハ!!!」
真紅「誰!? 出てきなさい!!」
ヤプール「これでローゼンメイデンはすべてそろった!最強の超獣の完成まで、あと少しだ!!」
真紅「!! そんな!? まさか……ヤプールなのだわ!!」
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 10:00:31.60 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「フフ。この世界で我々は作り物の偶像として知れ渡っているようだな…面白い世界だ…。」
雛苺「そんな馬鹿ななの!」
雪華綺晶「…ヤプール……。」
JUM「そんな…じゃあ! まさかこれは!?」
ヤプール「そう! ヒッポリト特製のカプセルだ! 貴様らはブロンズ像にしてやる!」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 10:10:52.76 ID:lUXf9IXc0
カプセル「ブシャー!!」
雪華綺晶「うぅ……。」ピキピキ
雛苺「イヤー! ドロドロきたないのー!!」ジタバタ
JUM「うっ! くそぉ…体が…!」ピキピキ
真紅「……こんな…所で…。」ピキピキ
ピキピキ……カキーン……
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 10:19:51.01 ID:lUXf9IXc0
JUM「………」
雛苺「………」
雪華綺晶「………」
真紅「………」
水銀燈「真紅……みんな……うぅ…」ガクッ
ヤプール「フハハハ! フハハハハハハ!! ハーハッハッハッハ!!」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 10:29:02.26 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「さぁて。超獣造りを始めるとするか……むぅ?」
JUM「………」
ヤプール「コイツは…ただの人間だな……コイツはいらん。叩き壊すか。」ニヤッ
JUM「………」
ヤプール「フハハ! さぁ死ねぇい!!」ブンッ!
?「テェーイ!!」Л三三三
ドガァーン!
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 10:39:49.68 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「むぉ!? ぬぅ…何者だ!!」
ウルトラマンA「そこまでだ! ヤプール!!」
ヤプール「ウルトラマンA!! 貴様! どうしてここに!?」
ラプラス「私が連れてきたんですよ…。あなたを倒してもらおうと思いましてね…。」
ヤプール「貴様!! あの時のウサギ!? おのれ…」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 10:46:23.64 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「遂に他の世界にまで侵略を始めたのかヤプール!」
ヤプール「オレさまがどこで何をしようと貴様には関係はないわぁ!!」
ウルトラマンA「今度こそ2度と復活できないように、叩きのめしてやる!!」バッ!
ヤプール「フン! 忘れたか? こちらには人質があるのだぞ?」ガシッ
JUM「………」
145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 10:54:14.14 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「フハハ! そぉれ取ってこい!!」ブンッ!!
ウルトラマンA「やめろ!」
ラプラス「JUMくん!!」ダッ!
ヤプール「今だ!! 死ねぇい!!」ティウン!
ドゴーン!!
ウルトラマンA「ぐあっ……!!」ドサッ
ヤプール「フハハハ! さらばだ!!」キュウン…
ウルトラマンA「ぐっ! まて…! ヤプール!!……ぐっ…くそぉ…!」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:07:20.01 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「…大丈夫ですか……。」
ウルトラマンA「ああ…たいした事はない……。それより…少年は…?」
ラプラス「いちおう無事ですが……これでは…。」
JUM「………」
ウルトラマンA「ヒッポリトタールか…それだったら問題ない。私が治そう。」
ラプラス「治せるのですか!?」
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:15:19.23 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「うむ。私も昔コレにやられてね…覚えたのだ…。少し離れていてくれ。」
JUM「………」
ウルトラマンA「ウルトラシャワー!」シャワー
JUM「……うっ……」ドロドロ
ラプラス「JUMくん!」
JUM「うぅ…はっ! 真紅!!」バッ!
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:25:22.78 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「気がついたか少年。」
ラプラス「JUMくん! 大丈夫かい?」
JUM「ラプラスの魔…それにあなたは…!」
ウルトラマンA「私はエース。ウルトラマンAだ。」
JUM「そうか…あなたが助けてくれたんですね……。そ!そうだ真紅たちは!?」
ラプラス「………。」
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:33:59.88 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「…彼女たちは連れて行かれてしまった。すまない…私のせいだ…。」
JUM「くそっ! 一体なんでヤプールが!?」
ラプラス「…数日前に彼らの世界と私たちの世界がつながってしまったようです。」
JUM「なんだって!?」
ラプラス「nのフィールドと異次元世界…似たような空間ですからね…。」
ラプラス「新たな扉が生まれ…そこからヤツが入ってきました…。」
151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:40:38.36 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「私もそこからこの世界に来た。」
ラプラス「その影響なのか…nのフィールドも変異してきてます。…これではまるで…。」
ウルトラマンA「ヤプールの異次元空間のようだな…。」
JUM「まさか!? じゃあこのままじゃ…!」
ラプラス「いずれ空間のすべてが変異して、異次元化してしまうでしょう……。」
JUM「そんな…。」
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:48:32.84 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「そんな事はさせない! ヤツを倒して、扉を塞いでしまおう!」
JUM「じゃあ! 早くヤツを追いかけよう!! 真紅たちが超獣にされちゃう!」ヨロ
ウルトラマンA「まぁ待ちたまえ少年。焦ってもしょうがない。今は体力を回復しなくては。」
JUM「そんな事いってる場合じゃ!っつ!…う…くっ。」ドサッ
ラプラス「JUMくん!」ガシッ
ウルトラマンA「そんな体じゃ戦っても無駄だ! 私も傷を癒さねばならん。今は休むんだ。」
JUM「うぅ…はい……。」
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 11:55:36.12 ID:lUXf9IXc0
桜田家 台所
のり「さぁ出来た! 花丸ハンバーグの完成よ!」
みつ「ん~! おいしそう! これで全部出来上がりね!」
のり「後はみんなが帰ってくるのを待つだけね……。」
みつ「カナ……みんな…大丈夫かな…。」
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 12:01:02.44 ID:lUXf9IXc0
ゴゴゴゴゴゴ
みつ「わ! 何? 地震!?」
のり「あっ!あっ! お料理が!」
ゴゴゴ……
のり「ふぅ…おさまったかな? はぁ…お料理が無事で良かったぁ…。」
みつ「………のりちゃん! のりちゃん外! 外見て!」
のり「大丈夫でしたかみっちゃんさん? 外がとうかしたんですか?」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:11:38.08 ID:lUXf9IXc0
みつ「あれ! あれ何かな!?」
空「ピキッ…パリッ…」
のり「空に…ひび割れ……?」
ガタガタドタバタ!
イタタ…
のり「あ! 帰ってきた!?」バタバタ
みつ「カナ!?」バタバタ
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:17:42.91 ID:lUXf9IXc0
扉「ガチャ」
のり「みんな!お帰り!! ってあら?」
みつ「カナ!? カナは!?」
JUM「痛てて……ああ…ただいま…姉ちゃん…。」
北斗「お邪魔します。」
白崎「どうも。失礼します。」ペコリ
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:27:00.03 ID:lUXf9IXc0
のり「あ、どうもこんにちは……あの…この人たちは?それに…真紅ちゃんたちも…。」
みつ「カナは!? ねぇカナは見つかった!!?」
JUM「ああ…それが……。」
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 12:30:14.95 ID:lUXf9IXc0
ガシャーーン!!! ドズーン!!!!
北斗「!」
白崎「!」
JUM「!」
のり「きゃあ!!」
みつ「な…何? 何の音!?」
JUM「外だ!」
バタバタバタ!!
扉「ガチャ!!」
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:41:54.34 ID:lUXf9IXc0
外
?「オオオオオオオ!!!」バサッ!!
のり「な…何あれ!?」
みつ「あっ! いたっ!」
JUM「っく! っつ…指輪が…!」
白崎「! …まさか! あれが!!」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:43:12.24 ID:lUXf9IXc0
老人「フハハ! そうだ!! あれこそオレ様の造った新しい超獣!!」
老人「薔薇超獣!!ローゼン・アリスだ!!!」
アリス「オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:52:42.24 ID:lUXf9IXc0
病院
?「熱っ!……指輪が…。」
看護婦「大丈夫めぐちゃん? …何なのかしらアレ…なんか怖いわぁ。」
めぐ「……水銀燈…?」
別室
オディール「………」ジワッ…
看護婦「あら? 指輪が光ってる…。」
柏葉家
巴「……もしかして……雛苺…?」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:54:22.65 ID:lUXf9IXc0
結菱家
一葉「なんじゃあれは……。」
ドールショップ
槐「……まさか…あれは…!?」
薔薇水晶「………お姉さま…。」
桜田家 前
北斗「ヤプール!! 貴様ぁ!!」
老人「フハハ! 無理をするな北斗星司。まださっきの傷は癒えてはおらんだろう?」ニヤニヤ
北斗「くっ!」
165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:59:07.40 ID:lUXf9IXc0
老人「フハハ。そこで街が破壊されていくのを見てるがいい! やれ!ローゼン・アリス!!」
アリス「ウウウウァアアアア!!!」バサッ!!
ドシュシュシュシュ!!!
ゴガガガーン!!! ドゴーン!!
ゴゴゴゴゴ!!!
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 13:03:06.60 ID:lUXf9IXc0
のり「キャー!!」
みつ「街がっ!!」
JUM「あれは…水銀燈の羽か!?」
老人「フハハ! いいぞアリス!! もっとやれ!! 破壊しつくせ!!」
北斗「くっ!! みんな!ここは危険だ! 安全な場所に避難するんだ!!」
JUM「でっ!でも!!」
北斗「いいから早く!!」
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:09:10.81 ID:lUXf9IXc0
白崎「私はちょっと考えがあるので…これで失礼します…。」ヒュッ
JUM「おい!ラプラス!!」
のり「JUMくん! 早く!!」
JUM「くっ!くそぉー!!」
タッタッタッ
168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:14:36.00 ID:lUXf9IXc0
市街地
ドゴーン!! ガシャーン!!
「うわああ! 逃げろー!!」
「キャー!!」
「ちょっと! どきなさいよ!!」
「うあ…助けてくれぇ…!!」
「えーん。おか~さ~ん!」(棒)
梅岡「早く! こっちです!! みんなこっちに逃げて!! お嬢ちゃん!こっちだ!!」
梅岡「くそー! 何なんだあれは!!」タッタッタッ
170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:17:24.60 ID:lUXf9IXc0
病院
アナウンス「緊急警報。緊急警報。みなさん職員の指示に従って避難してください。」
「早く!こっちです!」
「わああ!!」
「待ってくれぇ~。」
「大丈夫ですか!? さぁしっかり掴まって!!」
看護婦「誰かー!! 眠り姫を運ぶの手伝ってー!!」
オディール「………」
バタバタバタ!!
看護婦「めぐちゃん! 何やってるの!? 早く避難するわよ!!」
めぐ「……うん…そうね…避難しなきゃ…。」
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:24:18.43 ID:lUXf9IXc0
ドールショップ
槐「薔薇水晶! ここは危険だ! 避難するぞ!?」
薔薇水晶「ですが…アレはどうするのです……? お父様…?」
槐「……アレがローゼンメイデンだとしても…あれだけ巨大だとどうする事もできん。」
薔薇水晶「そんな……。」
槐「さぁ早く! 逃げるぞ!!」
鏡「ウニョーン」
白崎「よっと……。良かった…まだ居ましたね…。」
薔薇水晶「…! ラプラスの魔…。」
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:29:11.92 ID:lUXf9IXc0
槐「白崎!! おい!これはどういう事だ!? アレはローゼンメイデンなのか!?」
白崎「……あれはローゼンメイデンです…。」
薔薇水晶「!」
槐「どういう事なんだ!? いったい何が起きている!?」
白崎「その事について……あなた達に…お願いをしに来ました…。」
薔薇水晶「……お願い…?」
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:32:52.77 ID:lUXf9IXc0
仮避難所
ガヤガヤ
「街が……。」
「怪我人はこちらへ!! そこ! スペース空けてください!!」
「うぅ……足がぁ…。」
「娘がっ! 娘がまだ街にいるんだっ!! 離してくれっ!!」
「駄目ですよ!! 街に行くのは危険です!!」
タッタッタッ
JUM「ハァハァ……着いた…。」
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:37:26.77 ID:lUXf9IXc0
のり「ハァ……人で…ハァ…いっぱいね…。JUMくん大丈夫?」
JUM「…ん…ハァ…こんなに…走ったのは…ハァ…久しぶりだ…。」
みつ「ハァ…ハァ……。」
北斗「ここまで来ればひとまず安心だろうが……。」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 13:39:32.69 ID:lUXf9IXc0
タッタッタッ
巴「JUMくん!!」
JUM「柏葉!? ここに避難してたのか。」
巴「うん……。あの…真紅ちゃんたちは?」
JUM「っ! ……ああ…真紅たちは……。」
巴「まさか……あの大きなのが?」
JUM「……うん…みんな捕まって……。」
巴「…! ……雛苺。」
176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:46:06.72 ID:lUXf9IXc0
?「それじゃ…水銀燈も?」
JUM「! …柿崎さん…。」
めぐ「水銀燈も捕まって……あの怪獣にされちゃったの?」
JUM「うん……。」
182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 14:24:03.12 ID:lUXf9IXc0
JUM「何だ?」
北斗「行ってみよう!」
タッタッタッ
男「いてて…あ! すいません!」
「あの…大丈夫ですか…?」
男「あ!はい! 大丈夫です! お騒がせしました!!」ペコリ
北斗「おい! どうした!? 何があった!?」
男「あ! 北斗さん!!」
183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 14:30:14.00 ID:lUXf9IXc0
北斗「! ミライ!? ミライじゃないか! どうしてここに!?」
ヒビノ・ミライ「あのウルトラサインを見て追いかけてきたんです。会えて良かった…。」
めぐ「あっ!この人」
のり「知ってるこの人! 俳優の人よね!? 雰囲気イケメンの!」
みつ「あ! そうそう! ウルトラマンの人よね!? 本物だ~!」
巴「五十嵐クンだ……。」
ミライ「え!? あっ…あの?」
184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 14:35:17.94 ID:lUXf9IXc0
JUM「おいコラお前ら…。」
のり「え? あっ! そうね…ゴメンナサイ…。」
みつ「あはは~。ゴメンね~。」
めぐ「あははは…。」
巴「ゴメンナサイ……。」
北斗「ミライ。 良い所に来てくれた。 お前にあの超獣を任せる。」
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 14:41:43.00 ID:lUXf9IXc0
市街地
アリス「ウウゥアアアアアアアアアアア!!!!!」
ミライ「あれは…!?」
北斗「ヤプールは新たに造りだした超獣。ローゼン・アリスだ。」
ミライ「アリス……。」
北斗「今の私にヤツと戦える力は残っていない…。お前が最後の希望だ! 頼んだぞ!」
ミライ「はい! 分かりました!! では行ってきます!!」ダッ!
186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 14:48:28.49 ID:lUXf9IXc0
JUM「待ってくれ!!」ガシッ
ミライ「はい?」
JUM「あれは……あの超獣は僕たちの仲間なんだ!! だから…!」
のり「JUMくん……。」
みつ「お願いします!! カナたちを助けて!!」
ミライ「みなさん……。」
北斗「ミライ。ともかくあの超獣を市街地から引き離すんだ。」
ミライ「! はい! 分かりました!!では行ってきます!!」ダッ!!
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 14:51:29.44 ID:lUXf9IXc0
バッ!!
ミライ「メビウース!!!」○(%)o
市街地
ウルトラマンメビウス「テヤッ!!」
アリス「!!? アアアア!?」バサッ!!
老人「ぬぅ!? メビウス? なぜここに!?」
メビウス「お前の企みもここで終わりだ!ヤプール!!」
老人「ふんっ!ちょうど退屈していた所だ! アリス!お前の力を見せてやれ!!」
アリス「ウワァァアアアア!!!」ジャキン!!
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 14:56:50.06 ID:lUXf9IXc0
仮避難所
一葉「うぅ! ……指輪が…。」ガクッ
梅岡「大丈夫ですかお爺さん!?」
一葉「うぅ……蒼星石…?」
仮避難所 外
JUM「あれは……庭師の鋏だ!」
北斗「知っているのか!?」
JUM「あれは蒼星石の武器です。まさか…アイツは全員の力が使えるのか?」
北斗「むぅ……。私はヤプールの所に行ってくる。ヤツを倒せば何とかなるかもしれん!」
JUM「僕も一緒に行きます!!」
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:02:24.34 ID:lUXf9IXc0
北斗「駄目だ!危険すぎる!ここで待っているんだ!!」
JUM「いやです! …アイツらの苦しみがこの指輪から伝わってくるんです…。」
JUM「黙って見ているなんて出来ない!出来ません!!」
北斗「……少年…。」
みつ「私たちも一緒に行きます! みんなを助けたいの!」
巴「私も…ついて行きます。」
めぐ「危険なのは…どこにいても同じですよ。」ニコッ
北斗「……まったく…。危険だから私から離れるなよ?」
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:05:57.08 ID:lUXf9IXc0
JUM「はい! じゃあ…姉ちゃん…。」
のり「……気をつけてね?みんな…。」
JUM「うん…!」
北斗「行くぞ!」ダッ!
J・み・巴・め「はいっ!」ダッ!
タッタッタッ
のり「みんな……気をつけて…。」
191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:09:25.92 ID:lUXf9IXc0
メビウス「セヤッ!!」ガギンッ!
アリス「アアアアァァァ!!!」ガギンッ!
ギリギリギリ!!
メビウス「クッ…!!」ギリギリッ!
アリス「アアアァァ!!カシラァァー!!!」ゴオッ!!
メビウス「!! ウワァ!!」
ドゴゴォ……ン!!
192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:13:24.17 ID:lUXf9IXc0
ゴゴゴゴゴ……
JUM「わっ!っとっと……。」
巴「何!? 今の!?」
北斗「……メビウス…。」
みつ「うぅ……!」ガクッ
めぐ「大丈夫ですか?」
みつ「……急に…力が……。」
193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:16:09.52 ID:lUXf9IXc0
スタッ
白崎「指輪から…力を吸われた様ですね…。」
薔薇水晶「大丈夫ですか……?」
槐「こんな所で何をしている……。」
JUM「! …お前ら!」
北斗「君たち…! どうしてここに?」
白崎「私たちはあの化け物を止めに来たんですよ。」
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:21:11.33 ID:lUXf9IXc0
槐「そのヤプールとかいう奴はどこにいる。」
老人「オレ様ならここにいるぞ!?」
北斗「!」
JUM「!!…ヤプール!!」
薔薇水晶「…あの人が……。」
槐「お前がヤプールかっ!?」
老人「いかにも……。なんだお前らは…? 数を増やせば勝てるとでも思ったか?北斗星司!!」
北斗「何を!!」
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:25:57.95 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「………。」スッ…
老人「フハハ!! もっとも私を倒したところでアリスを倒さねば意味は無いぞ?」ニタニタ
アリス「アアァァ!! ナノォォオオオ!!」
シュルシュル ガシッ!!
メビウス「クッ!?」
ガシッ!! ガシッ!!
北斗「メビウス!!」
巴「雛苺の……苺わだち…!」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:29:58.78 ID:lUXf9IXc0
JUM「うぁ…!」ガクッ
北斗「! 少年!? 大丈夫か!? 貴様!!何をした!!」
老人「フフフ……。」
白崎「アリスが攻撃に薔薇乙女の技を使っているので…契約者の彼らにも影響があるのでしょう……。」
槐「技を使えば使うほどコイツらは力を奪われていくのか…!」
老人「さぁどうする!? 早くしないとそいつらが先に死んでいくぞ!? 見ろ!!」
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:33:09.12 ID:lUXf9IXc0
メビウス「クッ!! 蔦で…動けない……!!」ギシギシ
アリス「ガァァアアアアア!!!!」バサッ!!
ドシュシュシュシュ!!!!
ドガガガガ!!!
メビウス「グッ!!ウァアアア!!!」
メビウス「グッ……。」ピコーンピコーン
めぐ「あっ…! あう……。」ガクッ
巴「めぐさんっ!!」ダキッ
198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:37:10.67 ID:lUXf9IXc0
北斗「おのれ!! ヤプール!!」
老人「フハハハ!! どうした!? かかってこないのか? 北斗星司!!」
ガギギギギン!!!
老人「むぉ!! 何だこれは!?」
フワッ…
薔薇水晶「あなたの相手は私です……。」
老人「ぬぅ! ……貴様もローゼンメイデンか!!」
203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:07:04.82 ID:lUXf9IXc0
槐「何を馬鹿な!! 薔薇水晶にあの化け物に取り込まれろと言うのか!!?」
白崎「それしか彼女たちを解放する方法が無いんです!!」
槐「仮に取り込まれたとして! 本当に薔薇乙女を解放できるのか!?」
槐「もし……彼女が…ヤツの一部と化してしまったら……。」
白崎「……その可能性はあります…。中でどうなるかは……私にも解りません…。」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:12:15.24 ID:lUXf9IXc0
槐「くっ!! そんな危険な事! 薔薇水晶にさせられるか!!」
白崎「ですがっ!!」
薔薇水晶「……お父様…。」
槐「……! 薔薇水晶……。」
薔薇水晶「お父様……私…やります…。」
白崎「……!」
205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:17:38.34 ID:lUXf9IXc0
槐「何を言ってるんだ薔薇水晶!! それがどれだけ危険な事か……。」
薔薇水晶「大丈夫ですよお父様…。」
槐「薔薇水晶……。」
薔薇水晶「私は薔薇水晶…。お父様が造られた最高のドール……。」
薔薇水晶「ローゼンメイデンなんかに負けません。」ニコッ
206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:22:43.48 ID:lUXf9IXc0
ガギンッ!! ガガガガ!!!
薔薇水晶「くっ!……ハァハァ…。」
老人「フハハハ! その程度か!?」
JUM「そんな……じゃあ薔薇水晶は!」
白崎「こうするしか方法が無いんです…。」
巴「そんな……。」
槐「………。」ギリッ…
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:26:55.86 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「あぅ…!!」ドサッ!!
老人「フハハ! さぁ悪あがきもそこまでだ。貴様もアリスの一部となるがいい!!」グイッ
薔薇水晶「うぅ…。」
老人「さぁアリスよ! 新たな力を手にし、さらに強くなるがいい!!」
アリス「アアァアアァ!!」キュウン
薔薇水晶「うぅ……お父様…。」
槐「薔薇水晶!!!」
キュウウウ…ン…
アリス「………。」
老人「フハハハ!! ハーハッハッハッハ!!」
208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:31:14.96 ID:lUXf9IXc0
アリス体内
薔薇水晶「うぅ…ここは……。」
薔薇水晶「……どうやら…中に取り込まれた様ですね…。」
薔薇水晶「……ローゼンメイデンたちは…。」キョロキョロ
薔薇水晶「……! いました……。みんな磔にされてますね…。」
ドールズ「………」ハリツケー
薔薇水晶「………。」
209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:36:36.46 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「………磔にされちゃって…みっともないわねぇ……。」クスクス
水銀燈「………」
薔薇水晶「ローゼンメイデンのくせにゲキ弱かしら~。」ゲラゲラ
金糸雀「………」
薔薇水晶「ローゼンメイデンなんて所詮この程度ですぅ。」ニタニタ
翠星石「………」
薔薇水晶「これじゃ造ったローゼンの方もたいした事なさそうだね……。」フフフ
蒼星石「………」
210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:41:05.52 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「槐さまの方が立派なお父様なのだわ…。」ニコッ
真紅「………」
薔薇水晶「弟子の方が凄腕なのはよくあることなの~。」ニパー
雛苺「………」
薔薇水晶「それでも……ローゼンメイデンがこんなに弱いとは思いませんでした……。」ニヤッ
雪華綺晶「………」
薔薇水晶「………。」
薔薇水晶「………がっかりですよ…お姉さまたち……。」
211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:45:02.83 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「それでも本当にローゼンメイデンなのですか!!?」
薔薇水晶「あなた達は誇り高き薔薇乙女なのでしょう!!?」
薔薇水晶「あんな訳の解らないヤツに……いいようにされて……。」
薔薇水晶「こんな醜い化け物がアリスですって!? 冗談じゃないです!!」
薔薇水晶「お姉さま達が目指した完璧な少女は……こんなモノなのですか!!?」
212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:47:55.03 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「うっ……グスッ………早く起きてくださいよ……お姉さま……。」
水銀燈「……………うるさいわねぇ……。」
薔薇水晶「………!」
金糸雀「………ばらしーは……泣き虫かしら~…。」
翠星石「…似てねーモノマネ…するんじゃねーですぅ……。」
蒼星石「…フフ…でも……おかげで目が覚めたよ…。」
雛苺「ばらしーは目覚まし時計なの~……。」
雪華綺晶「でも……お父様を侮辱したのは…許せないです……。」
真紅「…そうね……でも…今はそれより……。」
パキーン……スタッ
真紅「こんな醜い化け物がアリスを名乗っている事の方が…許せないのだわ……。」
215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:03:38.95 ID:lUXf9IXc0
白崎「薔薇水晶はローゼンメイデンでは無いですからね…拒絶反応が出たのでしょう…。」
老人「何だと!!?」
槐「薔薇水晶は…私が造りだした至高のアンティークドール……。」
槐「……ローゼンメイデンなどには負けない!!」
アリス「アアアアアアアアアアア!!!!!!!」
ガシャーン!!! バラバラバラ…
JUM「アリスが……崩れていく…。」
老人「そんな馬鹿なっ!! 馬鹿なー!!!」
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:07:01.95 ID:lUXf9IXc0
キラッ…
巴「見て! 何か光ってる!!」
めぐ「あれは……。」
JUM「みんな……!!」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:10:44.85 ID:lUXf9IXc0
翠色の光「よ~くもやってくれたですねー!!」
黒色の光「私たちを辱めた罪は重いわよぉ…。」
蒼色の光「仕返ししなくちゃね…!」
桃色の光「リベンジなの~!」
白色の光「みんなの力を合わせて……。」
紫色の光「メビウスに光を!!」
紅色の光「さぁ……私たちのターンなのだわ!!」
メビウス「………!」
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:14:03.89 ID:lUXf9IXc0
JUM「メビウスが光に包まれていく……!」
光の中
ミライ「みなさん……。」
真紅「初めましてウルトラマンメビウス…。」
雛苺「ホンモノのミライ君なの~。」
金糸雀「意外とイケメンかしら~。」
蒼星石「さぁ…僕たちと力を合わせて。」
翠星石「あのエビフライやろーをぶっ飛ばすですぅ!!」
219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:19:39.50 ID:lUXf9IXc0
水銀燈「ローゼンメイデンと同化できるのよぉ……感謝しなさぁい…。」
雪
華綺晶「私たちと共に……。」
薔薇水晶「新たな光を!」
ミライ「よし! Maidens !! sally go!!!」
ドールズ「Maidens In Green!!!! メビウース!!!」○(%)o
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:26:15.88 ID:lUXf9IXc0
市街地
老人「何だ!? 何が起きている!!?」
JUM「8の光が……。」
北斗「メビウス……。」
キラキラキラ……スタッ
ローゼン・メビウス「テヤッ!!」
老人「ぬぅううう!! おのれえええ!!」ゴゴゴゴゴ
巨大ヤプール「おのれメビウス!!!」ジャキ!!
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:30:15.45 ID:lUXf9IXc0
R・メビウス「ヤプール!! これで貴様も最後だ!! みんな力をかしてくれ!!」
JUM「僕たちの力を……。」
めぐ「ローゼンメイデンに…。」
みつ「メビウスに……。」
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:33:28.68 ID:lUXf9IXc0
仮避難所
一葉「……頑張れ…蒼星石…みんな……。」
オディール「………雪華綺晶…。」
市街地
R・メビウス「R・メビュームシューート!!!」Л三三三
巨大ヤプール「ぬぅうううおおおおおおおお!!」
R・メビウス「ハァアアア!!」Л三三三
巨大ヤプール「おおおおお馬鹿なっ!! 馬鹿なぁああああ!!!」
ドゴーン!!!!!
JUM「やった!!」
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:38:40.83 ID:lUXf9IXc0
R・メビウス「ハァ……ハァ……。」
シュウ…ン…
ミライ「ハァ…ハァ……。」
真紅「私たちの……勝ちね…。」
JUM「真紅!!」
真紅「……JUM。」
翠星石「なんですかJUM。ボロボロじゃねーですか。」ケラケラ
JUM「それはお前たちもだろ!? まったく心配かけやがって……。」グスッ…
224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:43:01.24 ID:lUXf9IXc0
金糸雀「あら~。JUMが泣き出しちゃったかしら~。」ケラケラ
みつ「カナーー!!! カナカナカナー!!!」ギュウ
金糸雀「ぎゃあああほっぺが摩擦熱でまさちゅーせっちゅー!!」スリスリスリ
雛苺「アツアツなの~。」
巴「……雛苺…。」
雛苺「あ!! トゥモエー!!」ピョン
ガシッ
巴「わっとと……雛苺…無事で良かった……。」
雛苺「うぃー! トゥモエも無事で良かったのー!!」グスッ…
228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:04:44.21 ID:lUXf9IXc0
白崎「フゥ………これで一件落着ですかね。」
ミライ「みんな……良かった…。」
北斗「よくやったミライ…。だがこれで終わった訳では無い。」
ミライ「え!? まだ何か?」
白崎「そうですね。nのフィールドを元に戻さなくてはなりません。」
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:08:14.68 ID:lUXf9IXc0
nのフィールド
ラプラスの魔「ヤプールが滅びて……あとはこの扉を閉めて封印すれば……。」
真紅「nのフィールドは元に戻るのね?」
ラプラスの魔「はい。時間はかかるでしょうが徐々に戻っていくでしょう。」
翠星石「だったらとっとと閉めてしまうですぅ!!」
ラプラスの魔「………本当によろしいので…?」
雛苺「扉を閉めたら…もうミライ君たちに会えなくなっちゃうのよ…。」
翠星石「あっ……!」
230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:14:05.11 ID:lUXf9IXc0
北斗「我々もヤプールと同じ……異世界から来たものだ……。」
ミライ「あまり長くいると……今度は僕たちが悪い影響を及ぼしてしまうかもしれません。」
雪華綺晶「お別れ…ですね…。」
金糸雀「せっかく会えたのに…もうすぐお別れじゃ寂しいかしら~。」
みつ「そうですよ! せめて1日ぐらい……。あとサインも貰ってないし……。」
金糸雀「みっちゃん……。」
みつ「え? あ、あはは~ 冗談よ~。」
真紅「まったく……。」
231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:17:26.39 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「それじゃあ……閉めますよ?」ガチャ
北斗「ああ……たのむ…。」
JUM「北斗さんっ!」
北斗「……少年…いやジュンくん…そして薔薇乙女たち……。」
真紅「………。」
北斗「君たちの姉妹の絆…そしてマスターとドールの絆……。僕たち兄弟にも負けない強い絆を見せてもらった。」
北斗「その絆があればどんな困難にも立ち向かっていけるだろう……。」
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:27:33.14 ID:lUXf9IXc0
北斗「だがこれだけは忘れないでほしい……。」
北斗「優しさを失わないでくれ。弱いものをいたわり、互いに助け合い。」
北斗「どこの国の人たちとも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。」
北斗「たとえその気持ちが何百回裏切られようと。それが、私の最後の願いだ。」
蒼星石「名言ktkr!」
雛苺「無理矢理ねじ込んできたの…。」
233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:30:20.27 ID:lUXf9IXc0
北斗「………さらばだ!」
ミライ「さようなら!!」
扉「ギィ……バタン…。」
雪華綺晶「いっちゃいましたね……。」
真紅「………。」
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:34:56.40 ID:lUXf9IXc0
JUM「さぁ…帰ろう! 姉ちゃんと巴が料理作ってまっているハズだ!!」
雛苺「花丸ハンバーグなの~!」
翠星石「翠星石も腹へったですぅ~!」
蒼星石「あっ! マスターも呼んでこなきゃ!」
雪華綺晶「………。」
真紅「ふぅ…はやく紅茶が飲みたいのだわ……。」
みつ「私もカナの為に卵焼き作ってあげるわー!!」ズリズリズリ
金糸雀「ぎゃあああまさちゅーせっちゅー!!」
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:36:11.88 ID:lUXf9IXc0
めぐ「まともな料理を食べるのは久しぶりだな~。」
水銀燈「いつもはゲロだからねぇ…。」
薔薇水晶「……お父様…。」
槐「ああ…。行ってくるといい…。」
薔薇水晶「違います…。お父様も一緒です。」
槐「なっ! わ、私は別に……!」
JUM「お~い! 早くしないと置いてくぞ?」
薔薇水晶「ほら……行きましょう…お父様?」ニコッ
槐「うぅ……。少しだけだぞ…?」
スタスタスタ
236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:37:41.33 ID:lUXf9IXc0
扉「………」
ラプラス「………人の数だけ世界があり…物語がある…。」
ラプラス「今回はその異なる世界が繋がり……新たな物語が生まれた…という事ですかね…。」
扉「ピシッ…ピキピキッ…」
ラプラス「世界が再び繋がる事は無さそうですが…この物語はまだ続いていくのでしょう。」
ラプラス「ですが…今日の所はここまでです…。>>1のネタも体力も限界だそうで…。」
扉「ピシッ…ガシャーン…」
ラプラス「それではまた…いつか…どこかのSSで……。」ペコリ
237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:38:54.41 ID:lUXf9IXc0 [177/177]
おわったあああああああああああああ
クソスレたててごめんなさあああああああああい こんな駄文読んでくれた人に感謝です
異次元空間
ヤプール「……おのれウルトラ兄弟…… 必ず復讐してやる…。」
ヤプール「とは言ったものの……実際どーするか…。」
ヤプール「これまでの超獣じゃあっさり負けるし……Uキラーも死んじゃったし…。」
ヤプール「またテキトーの合体させて新しいの造るか?」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:40:28.61 ID:lUXf9IXc0 [3/177]
つ扉
ヤプール「……ぬ? こんな所に扉? こんなものあったか?」ガチャ
ヤプール「……ここは? 異次元に似ているが違う世界だな…。」
ヤプール「ウルトラマン達のいる世界でも無さそうだ……ふむ…。」
ヤプール「ちょうど良い。この世界で新たな超獣の素材を手に入れるか。そして奴らに復讐を!!」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:41:51.30 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「おや……新たなお客様……しかしこの方は…。」
ヤプール「!! 何だ貴様!! ウサギ?」
ラプラス「私はラプラスの魔。 あなたは? …見るからにこの世界の方では無さそうですね。」
ヤプール「異次元世界の支配者ヤプールだ!! よろこべ貴様をこの世界での超獣第1号にしてやる!!」ガッ
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:43:51.31 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「くっ…! ぐはぁ!!」グチャ
ヤプール「しまった… やり過ぎたな。 まぁ良いウサギはルナチクスだけで十分だ。」
ラプラス「………」グッタリ
ヤプール「しかし喋るウサギとは面白い。 持ち帰ってペットとしてでも飼ってやるか。」グイッ
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:45:45.03 ID:lUXf9IXc0
人いねーか
でもとりあえず貼ってく
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:47:28.87 ID:lUXf9IXc0
異次元
扉「ガチャ」
ヤプール「貴様はここで鑑賞用に磔にしといてやる。フハハハ!」
ラプラス「………。」
ヤプール「さて……なかなか面白そうな世界だ…この世界も我がヤプールのものにしてやろう! フハハハハ!!」ガチャ
扉「バタン」
ラプラス「………うぅ…不味い事になりました。」ハリツケー
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:50:09.70 ID:lUXf9IXc0
桜田家
TV「ぐあああ!!」
真紅「そんな!!…くんくんが石になっちゃったのだわ!!」
雛苺「おっなっかーがすーいたー! おっなっかーがすーいたーなのー!」
のり「フフ…はーい。今出来るわよ~。」
翠星石「コラーチビ苺!! 早く食べたかったら少しは手伝うですっ!」
雛苺「お腹がすいて動けないの~。」グデ~
翠星石「このクソチビが…」
雛苺「ヒィ!! あっあの……ヒナも何か手伝うのー!」ガクブル
のり「あらあら。 じゃあJUM君を呼んできてくれない?」
雛苺「わかったのー!」シュバッ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:52:34.21 ID:lUXf9IXc0
JUMの部屋
JUM「やっぱ特撮は良いなぁ…」シコシコ
ドドドド
扉「ガチャ!!」
雛苺「JUM!! ウルトラの母でオ○ニーしてる場合じゃないのよー!!」
JUM「うわあぁ!! コラ!!いきなり入ってくるんじゃない!!」バタバタドピュ
雛苺「はいティッシュなの」。つスコッティ
JUM「あ、ども…。」フキフキ
JUM「じゃなくて! オ○ニーしてる時は気を使ってノックぐらいしろ!」
JUM「それと今日はウルトラの母じゃなくて戦隊モノの歴代ピンクで抜き比べしてたんだ。」キリッ
雛苺「うわーお…さすがJUMなの…。」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 00:59:42.99 ID:lUXf9IXc0
書き溜めてあるから手直しするだけで連投できると思います
ただちょっと長くなった
賢者「…で? 何しに来たんだ雛苺?」スッキリ
雛苺「あっ! そうなのゴハンだから呼びに来たのよ。」
JUM「体力使ってちょうどお腹が空いた所だったんだ。 よし出動だ!雛苺!」
雛苺「GIG! なの~。」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:01:52.29 ID:lUXf9IXc0
桜田家 屋根裏
蒼星石「ハァハァ……さすがだねJUM君…良い趣味をお持ちだ…」
グウ
蒼星石「むぅ… 僕もお腹空いたなぁ ちょっとお呼ばれしてこようかな……。」
蒼星石「お…あれは…。」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:03:26.73 ID:lUXf9IXc0
家の外
金糸雀「うぅ…美味しそうかしらぁ…でも敵同士で食卓を囲む訳にはいかないかしら…。」
ピチカート「」
金糸雀「そういう訳にはいかないかしら! 今日こそ真紅達を倒してアリスゲームに勝利するかしら!」
?「じゃあ早く襲いかかればいいじゃない。 今ならみんな油断してるよ?」
金糸雀「え~…でも3対1じゃ勝ち目は無いかしら…。」
金糸雀「それに今襲ったら美味しそうな食事が台無しかしら…。」
?「じゃあ一緒に食べさせて貰って、そのあと戦えば?」
金「でもやっぱり敵同士での食事は良くないかしら! それに奇襲の意味が無くなっちゃうかしら!!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:05:33.02 ID:lUXf9IXc0
蒼星石「あーもうじれったいなぁ」ガシッ
金糸雀「へっ?」
蒼星石「うううをぉおおおおおウルトラハリケーン!!!」ブンッ!!
金糸雀「キャー!!目が回るかしら~!!」グルグル
ガシャーン!!!!
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:09:06.49 ID:lUXf9IXc0
桜田家 居間
真紅「グリッターくんくん!! 私もいっしょに光になt」ゴシャ!!!
JUMの部屋
JUM「なっ! なんだ!?」
雛苺「下で何かあったの!!」
居間
真紅「ああ…余が…光になってい…く……。」グチャ
金糸雀「あへぇ……。」グチャ
翠星石「なーにをやっとるんですか!!」
蒼星石「養殖ゴキブリがいたからつい投げ飛ばしたくなっちゃって。スマンコ。」
翠星石「蒼星石がやったんですか!? まったくしょうがねーですねぇ。」
の「あら~。2人とも大丈夫?」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:13:04.35 ID:lUXf9IXc0
バタバタ
扉「ガチャ!」
JUM「おい! 何があった! 大丈夫か!?」
雛苺「大丈夫なの~?」
翠星石「問題ねーです。ほら!真紅!さっさと起きて窓を直すですよ!」グイッ
真紅「うぅ……何よ…。」ムク
翠星石「真紅。窓を直すです。そんでとっとと飯にするですよ。」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:15:15.83 ID:lUXf9IXc0
真紅「仕方がないね…。ホーリエこれ持ってちょうだい。」つ時計
ホーリエ「?」
真紅「ウルトラブレスレット~。」ガシッ
ホーリエ「!」
真紅「行けっ!!」ブンッ!!
ホーリエ「!!」ベチャ!!
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:18:28.69 ID:lUXf9IXc0
真紅「あとはよろしくね?」スタスタ
ホーリエ「………」グチャ
翠星石「………。」
蒼星石「………。」
雛苺「………。」
ホーリエ「………」グチャ
金糸雀「………」グチャ
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:21:25.68 ID:lUXf9IXc0
JUM「………。 あぁ蒼星石来てたのか。ちょうど良いな、飯食べてくか?」
翠星石「そうですね!蒼星石もいっしょに食べるですよ!」
蒼星石「え、悪いですよそんな。でもそんなに言うなら僕もご一緒させてもらおうかな~。」
雛苺「図々しいの……。」ボソッ
蒼星石「んん~? 何か言ったかい? 雛苺?」ニコニコ
雛苺「何でもないのよー!!」ガクブル
翠星石「ほら! そんな所に立ってないで早く席に着くですよ~!」
雛・蒼「は~い。なの~。」
金糸雀「…カナも食べたいかしら~……。」ヨロヨロ
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:24:22.36 ID:lUXf9IXc0
夜
蒼星石「それじゃあ、僕はそろそろ帰るよ。」
翠星石「ええ~! 今日は泊まってけですよ!?」
蒼星石「いやぁ、そういってくれるのは嬉しいけど今日は用事があってね…。」
蒼星石(今日撮ったJUM君の痴態を帰って確認したいからね……)
翠星石「むぅ…用事があるなら仕方がねーです。気をつけて帰るですよ~!」
蒼星石「うん。それじゃあお邪魔しました。オヤスミ翠星石。」
翠星石「また明日ですよ~。」
扉「バタン」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 01:26:58.92 ID:lUXf9IXc0
JUM「ん? 蒼星石はもう帰ったのか?」
翠星石「今さっき帰ったですよ。何か用事があるんですと。」
JUM「ふむ…あいつ僕の顔みてニヤニヤしてやがったからな……また何かやったか…?」
翠星石「さぁ…このスレでも扱いは変態石ですから大体の想像はつくですよ。」
JUM「むぅ…少し部屋のセキュリティと強化しとこうかな…。」
金糸雀「あ!もう蒼星石は帰っちゃったかしら~? 一緒に帰ろうと思ってたのに…。」ショボン
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 01:28:57.69 ID:lUXf9IXc0
JUM「ん? あぁお前もまだいたのか。え~とカナ……カナ…カナなんとか。」
金糸雀「ちょっ! カナは金糸雀かしらー! 名前を忘れないでほしいかしら!!」
翠星石「カナだけあってりゃおkですよ。だいたい空気なやつの名前なんてどーでも良いですぅ。」
金糸雀「どこにいってもこんな扱いで酷いかしらー!! もう帰る! 鏡はどこかしら!!」
JUM「ほら、そこの使え。んでとっとと帰れ。」
金糸雀「うぅ…酷いかしら…。」ウニョーン
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:32:29.85 ID:lUXf9IXc0
鏡「………」
JUM「さて、これで少しは静かになったかな…。」
真紅「JUM~、どこにいるの~。紅茶を淹れてちょうだい~。」
翠星石「静かに暮らすのは無理そうですねぇ…。」
JUM「………。」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 01:35:42.87 ID:lUXf9IXc0
nのフィールド
金糸雀「うう…みんな酷いかしら…。」
ピチカート「」
金糸雀「大丈夫かしら~、みっちゃんに会えば元気100倍かしら~。」
ピチカート「」
金糸雀「え?そうかしら……いつもこんな感じじゃなかったかしら~?」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:39:22.35 ID:lUXf9IXc0
ピチカート「!」
金糸雀「へ? 何かし…あっ!!」
金糸雀「あっ……っく…!」(体が動かないかしら!! ピチカート!!)
ピチカート「………」グチャ
金糸雀「!!」(何で!? ピチカート? ピチカート!?)
?「ふむ……動く人形……素晴らしい…!中に巨大なエネルギーを感じる…。」
金糸雀「……! っく!?」(誰かしらー!! 何なのコイツかしらー!!)
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:43:29.37 ID:lUXf9IXc0
?「よし! こいつを新たな超獣第1号の素材としよう!!」
金糸雀「くっ! …うぅ…!!」(何言ってるかしらー!! それより!よくもピチカートを!!)
金糸雀「うぅ…かっ…かしらーーー!!」バチン!!
?「むおっ!」
金糸雀「ピチカート!! 大丈夫!?」
ピチカート「……!」ヨロヨロ
金糸雀「良かったかしら…! まったく! あなた何者!? カナに何の用かしら!!」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:47:06.57 ID:lUXf9IXc0
?「フハハ! なかなかやるではないか! ますますその力欲しくなったぞ!!」
ヤプール「我が名はヤプール!異次元空間の支配者だ!!」
金糸雀「カナはローゼンメイデン第2ドールにして1番の才女! 金糸雀かしら!!」
ヤプール「ほう…ローゼンメイデン……他にもいるという事か…。」
金糸雀「う…まずったかしら…?」
ヤプール「よし! ローゼンメイデンをすべて集めて超獣にしてやる!! まずは貴様だ!!」
金糸雀「カナをなめないで欲しいかしら! 行くかしらピチカート! 攻撃のワルツ!!」
ドゴーン!!
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 01:48:21.88 ID:lUXf9IXc0
党員行っちゃったのか…
淡々と貼るよりは張りがあって良かったのに
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:51:45.39 ID:lUXf9IXc0
次の日
のり「良いお天気ね~。 よし!今日はお布団を干しましょう!」
雛苺「GIGなの~。」
翠星石「それってどういう意味なんですか?」
雛苺「WikiにはGUYS IN GREENって書いてあったのよ。」
のり「了解!って事ね。さぁやるわよ!」
翠・雛「GIG!!ですぅ!・なの!」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:55:15.11 ID:lUXf9IXc0
JUMの部屋
JUM「ハァハァ……カグヤたん…おしおきだべぇ…」シコシコ
ドドドド
扉「ガチャ!!」
雛苺「JUM!! お布団干すのよ~!」
JUM「わぁ!! コラ! 今入ってくるな!!」シコシコドピュ
雛苺「はいティッシュ」。つネピア
JUM「あ、ども。」フキフキ
賢者「まったく…入る時は気をつけろっていったろ?」スッキリ
雛苺「スマンコなの。」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 01:59:33.02 ID:lUXf9IXc0
いやぁ淡々と貼ってくだけだと不安になるのよ
見ている奴がいて反応が返ってくると荒らしでもちょっと安心するのさ
もう黙って貼ってきます
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:01:30.82 ID:lUXf9IXc0
賢者「まぁ今の僕は心が広いから許すけど…。」
雛苺「さすがは賢者なの!」
JUM「で? 布団を干すのか? でも外は曇ってるぞ?」
雛苺「あれ? さっきは晴れてたのよ?」
JUM「っていうか雨が降ってきたぞ? って何だこれ!!」
?「いやぁー!!!」
ガシャーン!!!
JUM「なっ! なんだ!? って何かデジャブ…。」
雛苺「1階からなの!!」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:03:08.55 ID:lUXf9IXc0
数分前 空
水銀燈「はぁ~今日は天気が良いわねぇ…こんな日は真紅でもからかって遊ぶのが1番ね~。」バッサバッサ
水銀燈「つ~いたっと。さ~て真紅はどこかしらぁ……。」
桜田家 居間
TV「ねこ警部がピンチなんだ!!」
真「くんくんはもう限界なのだわ…これが最後の変身なのね……。」ドキドキ
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:05:01.91 ID:lUXf9IXc0
外
水銀燈「み~つけた! 相変わらずのアホ面ねぇ……あらぁ?なんか曇ってきたわねぇ…。」
ポタッ
水銀燈「っ! 冷たっ! いやぁねぇ…雨?」フキフキ
水銀燈「ひっ! 嫌!何によこれ!! 血!?」
ザアアアアア
水銀燈「いやぁ! 血の雨よー!!」
水銀燈「いや! いや!! いやぁー!!!」バサッ
ギュオオオオ
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:06:36.43 ID:lUXf9IXc0
ガシャーン!!!
真紅「ああ…頑張ってくんくん!改造明太子なんてやっつk」ゴシャ!!!
JUMの部屋
JUM「なっ! なんだ!? って何かデジャブ…。」
雛苺「1階からなの!!」
ドタドタドタ
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:07:54.13 ID:lUXf9IXc0
扉「ガチャ!」
JUM「おい! 何があった! 大丈夫か!?」
雛苺「大丈夫なの~?」
真紅「たとえ……人形だって、くんくんは……くんくんに変わり…ない…の…だわ。」ガクッ
水銀燈「いやっ!いやっ! ドレスがっ!ドレスがっ!」ジタバタ
JUM「なんだこれ……。」
雛苺「水銀燈が血まみれなの~。」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:09:18.19 ID:lUXf9IXc0
ドタドタ
扉「ガチャ」
翠星石「どーしたんですか!ってうわっ!!水銀燈!!」
のり「あらあら大変! 早くお風呂に入らなきゃ!」
水銀燈「うぅ…もう最悪だわぁ。」トボトボ
翠星石「まったく! また窓が壊れたですぅ! ほら真紅!直すですよ!!」ゲシッ
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:10:54.13 ID:lUXf9IXc0
真紅「いたっ! うぅ…仕方がないわね……ブレスレット~」ガシッ
ホーリエ「!!」ジタバタ
真紅「ほら暴れないのだ……わっ!!」ブオンッ!!
ホーリエ「!!!」グチャ!!!
真紅「DVDを見終わるまでに直しておくのだわ。」
ホーリエ「………」ピクピク
翠星石「………。」
雛苺「………。」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:12:14.71 ID:lUXf9IXc0
JUM「………それにしても…赤い雨って…気持ち悪いなぁ。」
雛苺「血の雨なのー。」
翠星石「これじゃあお布団が干せねーですぅ!」
JUM「なんか嫌な感じだなぁ…。」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:19:08.11 ID:lUXf9IXc0
チンポーン
雛苺「誰か来たの。」
JUM「ああ…姉ちゃん…って今は水銀燈と風呂か……しょうがない僕が出るか…。」
チチチチーンポーンチンポーチーンポチーンポーン!!!
JUM「はいはい分かった分かった!今出ますよ~!」ノロノロ
翠星石「JUM!早く出るです! んでこの卑猥な音を止めるですぅ!!」
JUM「はいはい…どちら様ですか~。」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:20:31.74 ID:lUXf9IXc0
扉「ガチャ」
血まみれソンビ?「あばばばばば!!!!!」ガバッ!
JUM「ぎゃあああああ!!!!??」グチャ
翠星石「JUM!? どうしたですか? っていやあああ!!!」バタバタ!!
雛苺「ゾンビなのー! バイオハザードなのー! クリムゾンヘッドなのー!!!」ワタワタ
ドガシャーン! パンッ!パンッ! レオン!ユーズディス!! エイダ!?
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:22:06.20 ID:lUXf9IXc0
JUM「………それで? 急にどーしたんですか? みっちゃんさん!?」
みつ「うぅ…なんかごめんなさい。」フキフキ
雛苺「ビックリしたのよ~。」
翠星石「まったく! あれじゃクリーチャーですぅ!」
みつ「急にあんな雨が降ってきたから……ビックリしちゃて…。」
真紅「騒がしいと思ったらみっちゃんさんね。いらっしゃい。どうしたのかしら?」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:23:44.17 ID:lUXf9IXc0
みつ「あっ! そうそう!! ねぇみんなカナの事知らない!?」
翠星石「金糸雀ですか? そういえば今日はまだ見てないですねぇ?」
雛苺「来てても気づかないかもなの。」
JUM「昨日はウチに遊びに来てたけど、今日はまだ来てないですよ?」
み「それが昨日から帰ってきてないのよ!! あ~カナ!カナ! 心配だわー!」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:25:37.72 ID:lUXf9IXc0
JUM「昨日は鏡を使ってたからまっすぐ帰ったと思ってたけど……。」
真紅「nのフィールドで何かあったのかもしれないわね…。」
みつ「みんなおねが~い! カナを探すの手伝って~!」
翠星石「しかたね~ですねぇ…あんなのでも同じローゼンメイデンですからねぇ。」
雛苺「でも空気を探すって難しそうなの~。」
真紅「とりあえずJUM。nのフィールドに行くわよ。」
雛苺「ヒナも行くの~。」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:27:21.22 ID:lUXf9IXc0
JUM「あぁ…金糸雀が来るかもしれないし、みっちゃんさんはここにいて下さい。」
みつ「わかったわ~。みんなお願いね~。」
翠星石「翠星石は蒼星石の所に行ってくるですぅ。何か知ってるかもしれないですし。」
蒼星石「呼んだかい?」
翠星石「わぁ!」ビクッ!
雛苺「うにゅ!」ビクッ!
JUM「おお! 蒼星石…来てたのか…。」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:29:42.26 ID:lUXf9IXc0
蒼星石「いやぁ…ちょっと水銀燈がお風呂に入っている様な気がしてね!」
JUM「おい…蒼星石……。」
蒼星石「フフ…分かっているよJUM君。あとで送っとくよ。」
JUM「うむ。待っているぞ。」
翠星石「……最初に変態石を書いた奴を八つ裂きにしてやりたいですぅ。」
雛苺「芸の幅が広がるのは良いことなのよ~。」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:31:52.35 ID:lUXf9IXc0
蒼星石「さて…金糸雀を探しに行くんだよね? じゃあ行こうよ翠星石。」スタスタ
翠星石「もう雨も止んだみたいですね! じゃあ行ってきますですぅ!」スタスタ
扉「バタン」
真紅「JUM。雛苺。わたし達も行くわよ。」
雛苺「了解なの~。」
JUM「じゃあ行ってきます。」
鏡「ウニョーン」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:33:41.96 ID:lUXf9IXc0
みつ「よろしくね~!」
扉「ガチャ」
水銀燈「ふぅ~…良いお湯だったわぁ~。」ホカホカ
のり「朝に入るお風呂もたまには良いわね~。」ホカホカ
みつ「のりちゃん。お邪魔してます~。」
のり「みっちゃんさん? いらっしゃい。 どうかしたんですか?」
水銀燈「あらぁ…確か金糸雀の契約者……それに他の子たちは何処にいったのかしら…?」
みつ「あ、あのね………」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:35:36.31 ID:lUXf9IXc0
nのフィールド
雛苺「カ~ナ~!! どこにいるのよ~!!」
真紅「金糸雀!! 何処にいるの! 出てくるのだわ!!」
JUM「ん~…やっぱ空気を探すのは難しいなぁ。もう出番ないかもな。」
雛苺「うにゅ…。でもヒナは早くカナを見つけてここを出たいの……。」
真紅「そうね…。」
JUM「ん?どうしたんだ2人とも? 何か変だぞ?」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:38:58.13 ID:lUXf9IXc0
真紅「JUM…あなたは気づかないの?」
雛苺「なんか気持ち悪いの…。いつものnのフィールドとは違うの…。」
JUM「そうなのか? まぁお前らがそう言うならそうなんだろうけど…。」
雛苺「カナが心配なの…。」
真紅「雪華綺晶に会えればいいんだけど…。」
JUM「何か知ってるかもな…。」
雪華綺晶「呼びました…?」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:41:13.80 ID:lUXf9IXc0
雛苺「ヒナは雪華綺晶に会うのはイヤなの~。」
JUM「雛苺はアイツが苦手なのか?」
真紅「原作はよく知らないけど、何かそういう関係になってるのだわ…。」
雪華綺晶「あの……紅薔薇のお姉さま…?」
JUM「ふ~ん。YJの立ち読みぐらいでしか見てないから昔の話はよく知らないんだよなぁ。」
真紅「何も知らないでSSを書こうなんて無謀もいい所なのだわ。」
雛苺「>>1は特撮にしか興味が無いのー。」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:42:58.61 ID:lUXf9IXc0
雪華綺晶「無視されてる……? あ、あの…桃薔薇のお姉さま…!?」
JUM「まったく…レポートも書かずに何をやってんだか…。」
真紅「年が違うだけで、後はJUMと変わりがないのだわ。」
雛苺「ひきにーとなの!」
雪華綺晶「あ、あの………お姉さま…無視しないで…。」ウルウル
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:44:24.70 ID:lUXf9IXc0
JUM「ほら~お前らのせいで泣き出しちゃったぞ? まったく無視するなんてお前ら酷いぞ。」
真紅「あなたも無視していたじゃない。そんな事言われたくないのだわ。」
雛苺「ヒナはノリに付き合っただけなのよ? わざとじゃないのよ?」
真紅「1人だけ卑怯よ?雛苺。」
雪華綺晶「……クスン…お姉さま達は酷いです…。>>1も泣いてます。」
雛苺「それは自虐だからいいの。」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:46:07.21 ID:lUXf9IXc0
真紅「ともかく会えて良かったのだわ雪華綺晶。あなた金糸雀が何処にいったか知らない?」
雛苺「あとnのフィールドが変な感じなのも!」
JUM「何か知ってるか?」
雪華綺晶「………これを拾いました…。」つピチカート
真紅「!」
JUM「これは!」
雛苺「カナのピチカートなの!」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:47:40.51 ID:lUXf9IXc0
ピチカート「………」ピクピク
雪華綺晶「nのフィールドの変質についてはよく分かりません……。」
雪華綺晶「いつの間にかこうなっていましたし……あと…ラプラスの魔の姿も見えなくなりました…。」
真紅「ともかく! このままでは危険なのだわ!一度帰ってピチカートを直すのだわ!」
JUM「そうだな…金糸雀の事も何か知っているかもしれないし…。」
雛苺「きらきーもいっしょに行くのよ!」
雪華綺晶「…はい…。」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:49:10.45 ID:lUXf9IXc0
時間は少し戻って
外
翠星石「行ってきますですぅ!」バタン
蒼星石「じゃあ…とりあえずブラブラ散歩しながら金糸雀を探すとしようか。」
翠星石「はいですぅ!」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 02:50:38.92 ID:lUXf9IXc0
スタスタスタ
翠星石「雨上がりの外を蒼星石とお散歩もいいなぁと思ったんですけどねぇ…。」テクテク
蒼星石「これじゃあちょっとね……。」テクテク
翠星石「いたる所に赤い水たまり……家の外壁は赤く染まって…気持ち悪いですぅ…。」
蒼星石「これじゃあホラーの世界だねぇ…。」(怯える翠星石もそそるなぁ…。)
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:53:18.17 ID:lUXf9IXc0
翠星石「どこもこんな感じなんですかねぇ…? もう帰りたくなってきたですぅ。」
蒼星石「そうだね…。じゃあとりあえずどこかで…薔薇水晶のとこで休んでこうか?」
翠星石「ばらしーのとこって…えんじゅの店ですか?」
蒼星石「うん。ここからなら近いし…金糸雀の事も何か聞けるかもしれないしね。」
翠星石「じゃあとっとと行くですぅ!」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 02:55:25.39 ID:lUXf9IXc0
?「あ~お嬢ちゃんたち……ちょっといいかな?」
蒼星石「はい?」
翠星石「な、なんですか!?」ビクビク
老人「ああ…え~と…、お嬢ちゃん達はこの子の事を知らないかい?」つ金糸雀
蒼星石「金糸雀!!」
翠星石「ちびカナ!! どーしたんですかぁ!!?」
金糸雀「………」グッタリ
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:02:16.38 ID:lUXf9IXc0
老人「いやぁ…すぐそこで倒れていてね…。どうしようかと思ってたんだが…」
翠星石「ちびカナ!! 金糸雀!! 大丈夫なんですか!?」ワタワタ
蒼星石「………。」(このお爺さん……どこかで…)
老人「怪我は無さそうだから大丈夫だと思うけど… お嬢ちゃん達はこの子の知り合いかい?」
翠星石「ちびカナは翠星石たちの姉ですぅ!」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:04:27.79 ID:lUXf9IXc0
老人「そうか…お嬢ちゃん達のお姉さんか……じゃあお嬢ちゃん達もローゼンメイデン?」ニヤッ
蒼星石「っ!!」
翠星石「ほぉ? ローゼンメイデンの事を知ってるですか?」
蒼星石「翠星石っ!! 逃げるよ!!」ガシッ!!
翠星石「ちょ!ちょっと蒼星石!!何ですかいきなり!?」
老人「フハハハ!! 逃がさんぞ!!」
翠星石「うわぁ!? 何ですかこのおじじ!!?」
蒼星石「っ! くそ! レンピカ!!」ジャキン!!
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:09:21.42 ID:lUXf9IXc0
桜田家 居間
のり「はぁ…そんな事が……。」
水銀燈「ふぅん……。あの子も抜けている所があるからねぇ…。」
のり「大丈夫ですよみっちゃんさん! カナちゃんはきっと戻ってきますって!」
みつ「うん……。カナ大丈夫かなぁ…。」
水銀燈「ふん…。真紅たちがいないんじゃここにいても意味は無いわねぇ……帰るわぁ。」スタスタ
のり「あ……うん…またね。」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 03:11:29.08 ID:lUXf9IXc0
水銀燈「指輪からあの子の存在を感じられているんだったら大丈夫じゃない? それじゃね。」ガチャ…バサッ…
みつ「!」
のり「いっちゃった……。みっちゃんさん?」
みつ「そうよね。カナとはこの指輪で繋がっているんだもんね。」
のり「そうですよ!だからカナちゃんは大丈夫!むしろ私はみっちゃんさんの方が心配です…。」
みつ「ふふっ…ありがとねのりちゃん! よし!カナがいつ帰ってきても良いように元気ださなきゃ!」
のり「そうですよ! それじゃあみんなの為においしい料理作っておきましょうよ。」
みつ「あ!のりちゃん冴えてる! よ~しカナの為においしい卵焼きを作るんだから!!」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:14:41.79 ID:lUXf9IXc0
空
水銀燈「はぁ~…まったく…世話の焼ける妹ねぇ…。」バサッバサッ
水銀燈「何か疲れちゃったわぁ……教会でお昼寝でもしようかしら…。」バサッバサッ
水銀燈「ああ…そういえば…あの雨の事も心配ねぇ…めぐがショック死してなきゃいいけど…。」バサッバサッ
教会 上空
ガシャーン!! ガキン!!
銀「はぁ…着いたわぁ。………何か騒がしいわねぇ…ノラ猫でも紛れたのかしら…。」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:18:26.67 ID:lUXf9IXc0
教会
翠星石(大丈夫ですかっ!蒼星石!)ヒソヒソ
蒼星石(…っく……なんとかね…)ヒソヒソ
老人「フフフ。かくれんぼかぁ? どこにいるのかな?」
蒼星石(何とかここまで逃げてこれたけど…水銀燈…戻ってくるかな…)ヒソヒソ
翠星石(家にドールズはいないですし…帰ってくるならここしか無いはずですぅ)ヒソヒソ
老人「ここかなぁ? それとも…そこかっ!!」ドゴーン!!
蒼・翠「うわぁ!!ですぅ!!」ガシャーン!!
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:22:48.62 ID:lUXf9IXc0
老人「フハハハ。見つけたぞ~。」ニタニタ
蒼星石「うぅ……せめて3対1なら…。」ヨロヨロ
翠星石「くぅ~! おじじの癖に強すぎですぅ!! おめーは何者なんですか!!」ヨロヨロ
老人「フフフ…オレ様は…。」バサッ!!
ヤプール「異次元の支配者!!ヤプール様だ!!」
翠星石「なっ!? ヤプールって! 何でですかぁ!?」
蒼星石「そうか……どこかで見たと思ってたけど…真紅のDVDか…!」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:26:17.31 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「ほう?オレ様を知っているのか…。喜べ!貴様らはオレ様の超獣にしてやる!」ジャキ
蒼星石「くっ…! ここまでか…!」
翠星石「うぅ…超獣なんてイヤですぅ~!!」
ガシャーン!! シュバババ!!
ヤプール「むお!?」バッ!!
ドカカカカカッ!!
蒼星石「これは!」
翠星石「黒い羽ですぅ!!」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:28:12.39 ID:lUXf9IXc0
バサッ……スタッ…
水銀燈「ちょっと…あなた…私の妹に何をしているのぉ…。」
蒼星石「水銀燈っ!!」
翠星石「おせーですよ水銀燈!!」
水銀燈「何よぉ…あなた達…ボロボロじゃない…情けないわねぇ…。」クスクス
翠星石「うるせーですよ! このおじじが強すぎるんですぅ!!」
蒼星石「油断しちゃ駄目だ水銀燈。金糸雀をやったのもコイツだよ!」
水銀燈「ふぅん…あの子も…。こんな醜いエビフライにねぇ…。」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:30:22.93 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「貴様もローゼンメイデンか!ぞろぞろと増えおってまるでウルトラ兄弟の様だ。」
水銀燈「何よそれぇ?誇り高き薔薇乙女をそんなのと一緒にしないで頂戴。」バサッ
ヤプール「多いならそれだけ超獣の強さが増すだけだ! 貴様らまとめてオレ様のモノにしてやる!!」ジャキ!
翠星石「だ~れがお前なんかのモノになるですか!! スィドリーム!!」ジャキ
蒼星石「3対1なら負けないよ!!」ジャキ
水銀燈「いくわよぉ!!」
ヤプール「フハハ! いいぞ!! かかって来い!!」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:32:43.84 ID:lUXf9IXc0
区切りがいいのでもう寝る
保守しておいてもらうとありがたいです
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:52:47.30 ID:lUXf9IXc0
桜田家 物置
鏡「ウニョ~ン」
JUM「わっ!」ドタッ
真紅「あら?」ドスッ!
雛苺「うにゅ!」ポテッ
雪華綺晶「あ~れ~。」コテッ
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 03:57:20.73 ID:lUXf9IXc0
居間
のり「あ! 帰ってきたかな?」トタトタ
みつ「カナ!? 帰ってきたの!!?」バタバタ!
扉「ガチャ!」
のり「みんな!?」
雪華綺晶「お邪魔します…。」ペコリ
雛苺「うにゅ~。」グデー
真紅「う~ん…失敗したのだわぁ…。」ズシン
JUM「うう…重い…。」グチャ
のり「あら~、みんな大丈夫?」
みつ「カナ!? カナは!!?」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 04:15:39.90 ID:lUXf9IXc0
ホーリエ「」つホイミ
ベリーベル「」つケアル
ピチカート「………」グッタリ
みつ「………カナ…。」
のり「…みっちゃんさん……。」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 04:26:12.81 ID:lUXf9IXc0
JUM「……とにかく…僕らはもう1度nのフィールドに行ってみるよ。」
のり「また行くの?」
真紅「そうね…、nのフィールドで何かあったのは間違い無さそうなのだわ。」
雪華綺晶「…空間の変質と何か関係があるのでしょうか……?」
真紅「わからないけど…まったく関係ないという事は無いと思うのだわ。」
雛苺「カナが心配なの……。」ショボン
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 04:27:40.62 ID:lUXf9IXc0
JUM「とにかく!こうしていても何も解決しないし、行くなら早い方がいい。」スタッ
真紅「そうね! ホーリエ? 治療は終わっていて?」
ホーリエ「」
ベリーベル「」
真紅「そう…目が覚めるのには時間がかかるのね…。」
雪華綺晶「黄薔薇のお姉さま本人がいないと治りも遅いみたいですね……。」
雛苺「うにゅ…。」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 04:29:55.88 ID:lUXf9IXc0
真紅「それじゃあ。みんな行くのだわ。」スタッ
雪華綺晶「はい…。」
雛苺「うゆ…。」スタッ
JUM「姉ちゃんたちは翠星石たちが帰ってきたらピチカートに話を聞くように言っといて。」
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 04:37:50.56 ID:lUXf9IXc0
のり「うん…。みんな気をつけてね?怪我しないようにね?」
みつ「みんなお願いね~。」
のり「花丸ハンバーグ、作って待ってるからね? ちゃんとみんなで帰ってきてね?」
JUM「ああ、わかってるよ。」
真紅「ちゃんと帰ってくるのだわ。」ニコッ
雛苺「行ってきますなの。」
雪華綺晶「行ってまいります…。」
鏡「ウニョン」
のり「……みんな…待ってるからね…。」
みつ「………。」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 04:43:05.73 ID:lUXf9IXc0
少し前
異次元空間
ラプラスの魔「むっ! むぅ!! むん!!」バキン!!
スタッ
ラプラス「ふぅ……ようやく脱出できました…。」
ラプラス「さてこれからどうしましょうかね…。」
ラプラス「薔薇乙女たちが心配ですが…私の力では適わないでしょうしね…。」
ラプラス「やはり…その世界の悪者を倒すのは、その世界の正義の味方でしょうかね…。」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:03:13.87 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「この空間は私達の世界で言うnのフィールドみたいなモノの様ですから…。」
ラプラス「どこかに現実の世界への出入り口があると思うんですが……おやっ?」
つ空間の割れ目
ラプラス「……どうやらここから行けそうですね…。」
ラプラス「では失礼して……破っ!!」パリーン!
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:08:41.41 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「ふむ…どうやら私たちの世界と大差なさそうですね……それでは…。」キュイーン
白崎「この姿で行きましょうかね。ほっ!」ダッ!
スタッ!!
ザワザワ
白崎「おや…少々注目を浴びすぎてしまいましたか? どうしましょうかね…。」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:12:39.30 ID:lUXf9IXc0
男「おいお前! 何者だ!?」
白崎「何者もなにも…ただの一般人でございますよ?」
男(ウソをつくな! 異次元空間から出てきただろう! さてはヤプールだな!)
白崎「!」(念話とは…あなたこそ一般人では無いようで…それにヤプールの事もご存知…。)
男「………とにかく一緒に来てもらおう。」
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 05:14:54.17 ID:lUXf9IXc0
パン屋
男「それで…お前はいったい何者なんだ?」
白崎「私の名前は白崎。またの名のラプラスの魔、といいます。」
男「ヤプールでは無いのか!?」
白崎「私のいる世界は今まさにそのヤプールに侵略されている最中なのです。」
男「何だと!? お前の世界? どういう事だ!」
白「実は……。」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:17:29.95 ID:lUXf9IXc0
男「そんな事が……。」
白崎「はい。ですから…あのモノを倒せる人を探しているのですが…。」
男「そうか…よし! では私が行こう!!」
白崎「あなたがですか!?」
男「うむ! 申し遅れた。私の名前は北斗星司。ウルトラマンAだ!」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:19:16.48 ID:lUXf9IXc0
白崎「ほう!なるほど! この世界ではウルトラマンが実在するのですね。」
北斗「ヤプールを倒すのは私の役目だ!」
白崎「それはそれは…期待していますよ。 ではさっそく行きましょう!」
北斗「いや、少し待ってくれ…。 むん!デヤッ!」ピカッ
空「○(%)o」キラッ
白崎「あれは?」
北斗「あれはウルトラサイン。もしもの為に私の弟に連絡をしておいたのだ。」
白崎「なるほど…そうでしたか。では参りましょう。」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 05:20:49.81 ID:lUXf9IXc0
nのフィールド
雛苺「うにゅ…さっきよりもイヤな感じになってるの…。」
真紅「そうね…まるで別の世界なのだわ…。」
JUM「うん…。僕にも分かる…気持ち悪い空気だ…。」
雪華綺晶「黄薔薇のお姉さまは大丈夫でしょうか……。」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:22:27.28 ID:lUXf9IXc0
真紅「ともかく、探すしかないのだわ。この嫌な空気が強い方に行けば何か分かるかも知れないわね。」
JUM「うん。そうだな。」
雛苺「え~ヒナはイヤなのよ~。」
真紅「情けない事いってないで、行くのだわ雛苺!」
雪華綺晶「頑張りましょう…桃薔薇のお姉さま…。」
雛苺「うにゅ~。」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:24:47.08 ID:lUXf9IXc0
フヨフヨ
JUM「ん! なんだ!?」
真紅「どうかして?JUM。」
雪華綺晶「あれは…黒薔薇のお姉さまの…。」
雛苺「メイメイなの!」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:27:44.77 ID:lUXf9IXc0
メイメイ「」フヨフヨ
真紅「メイメイ! どうしてあなたがここに!? 水銀燈はどうしたの!?」
メイメイ「」
JUM「水銀燈に何かあったのか!?」
真紅「水銀燈がつかまったですって!? 他の子たちもいるのね?」
雛苺「みんなやられちゃったの?」
雪華綺晶「大変です…。」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:29:16.87 ID:lUXf9IXc0
JUM「早く助けに行こう!!」
真紅「そうね。メイメイ! 案内するのだわ!」
メイメイ「」フワフワ
タッタッタッタッ!!
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 05:30:54.66 ID:lUXf9IXc0
真紅「いた! あそこなのだわ!!」
銀・翠・蒼・金「………」
JUM「みんな磔にされてる。おい!翠星石!蒼星石! 大丈夫か!?」
雛苺「カナもいるの! カナー! 起きてなのー!」
雪華綺晶「とにかく…これを外しましょう…。」
水銀燈「……う…真紅…。」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:32:45.71 ID:lUXf9IXc0
真紅「! 水銀燈!? 気がついたのね!? 大丈夫!?」
水銀燈「うるさいわねぇ…ジャンクの癖に…私の助ける気つもりなのぉ……?」
真紅「いいから黙ってるのだわ! 今外すわよ!」ガシッ
水銀燈「お馬鹿さんねぇ…いいから逃げなさい…これは…罠…なの…よ…。」
真紅「罠? 何を言ってるのだわ!? いいから早く…」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 05:34:37.28 ID:lUXf9IXc0
ゴォオオ…… ガシャーン!!
真紅「何? 何が起きたのだわ!?」
JUM「なっ! 何だコレ! クソ! ここから出せ!」バンッ!バンッ!
真紅「何をしているのJUM! 何なのだわ…ガラスの筒?」
ガシャーン!! ガシャーン!!
雛苺「イヤ~! なに~!?出してなの~!!」バンッバンッ
雪華綺晶「油断していました……ここから出られません…。」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 09:56:47.72 ID:lUXf9IXc0
?「フハハ!! フハハハハ!!!」
真紅「誰!? 出てきなさい!!」
ヤプール「これでローゼンメイデンはすべてそろった!最強の超獣の完成まで、あと少しだ!!」
真紅「!! そんな!? まさか……ヤプールなのだわ!!」
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 10:00:31.60 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「フフ。この世界で我々は作り物の偶像として知れ渡っているようだな…面白い世界だ…。」
雛苺「そんな馬鹿ななの!」
雪華綺晶「…ヤプール……。」
JUM「そんな…じゃあ! まさかこれは!?」
ヤプール「そう! ヒッポリト特製のカプセルだ! 貴様らはブロンズ像にしてやる!」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 10:10:52.76 ID:lUXf9IXc0
カプセル「ブシャー!!」
雪華綺晶「うぅ……。」ピキピキ
雛苺「イヤー! ドロドロきたないのー!!」ジタバタ
JUM「うっ! くそぉ…体が…!」ピキピキ
真紅「……こんな…所で…。」ピキピキ
ピキピキ……カキーン……
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 10:19:51.01 ID:lUXf9IXc0
JUM「………」
雛苺「………」
雪華綺晶「………」
真紅「………」
水銀燈「真紅……みんな……うぅ…」ガクッ
ヤプール「フハハハ! フハハハハハハ!! ハーハッハッハッハ!!」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 10:29:02.26 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「さぁて。超獣造りを始めるとするか……むぅ?」
JUM「………」
ヤプール「コイツは…ただの人間だな……コイツはいらん。叩き壊すか。」ニヤッ
JUM「………」
ヤプール「フハハ! さぁ死ねぇい!!」ブンッ!
?「テェーイ!!」Л三三三
ドガァーン!
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 10:39:49.68 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「むぉ!? ぬぅ…何者だ!!」
ウルトラマンA「そこまでだ! ヤプール!!」
ヤプール「ウルトラマンA!! 貴様! どうしてここに!?」
ラプラス「私が連れてきたんですよ…。あなたを倒してもらおうと思いましてね…。」
ヤプール「貴様!! あの時のウサギ!? おのれ…」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 10:46:23.64 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「遂に他の世界にまで侵略を始めたのかヤプール!」
ヤプール「オレさまがどこで何をしようと貴様には関係はないわぁ!!」
ウルトラマンA「今度こそ2度と復活できないように、叩きのめしてやる!!」バッ!
ヤプール「フン! 忘れたか? こちらには人質があるのだぞ?」ガシッ
JUM「………」
145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 10:54:14.14 ID:lUXf9IXc0
ヤプール「フハハ! そぉれ取ってこい!!」ブンッ!!
ウルトラマンA「やめろ!」
ラプラス「JUMくん!!」ダッ!
ヤプール「今だ!! 死ねぇい!!」ティウン!
ドゴーン!!
ウルトラマンA「ぐあっ……!!」ドサッ
ヤプール「フハハハ! さらばだ!!」キュウン…
ウルトラマンA「ぐっ! まて…! ヤプール!!……ぐっ…くそぉ…!」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:07:20.01 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「…大丈夫ですか……。」
ウルトラマンA「ああ…たいした事はない……。それより…少年は…?」
ラプラス「いちおう無事ですが……これでは…。」
JUM「………」
ウルトラマンA「ヒッポリトタールか…それだったら問題ない。私が治そう。」
ラプラス「治せるのですか!?」
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:15:19.23 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「うむ。私も昔コレにやられてね…覚えたのだ…。少し離れていてくれ。」
JUM「………」
ウルトラマンA「ウルトラシャワー!」シャワー
JUM「……うっ……」ドロドロ
ラプラス「JUMくん!」
JUM「うぅ…はっ! 真紅!!」バッ!
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:25:22.78 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「気がついたか少年。」
ラプラス「JUMくん! 大丈夫かい?」
JUM「ラプラスの魔…それにあなたは…!」
ウルトラマンA「私はエース。ウルトラマンAだ。」
JUM「そうか…あなたが助けてくれたんですね……。そ!そうだ真紅たちは!?」
ラプラス「………。」
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:33:59.88 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「…彼女たちは連れて行かれてしまった。すまない…私のせいだ…。」
JUM「くそっ! 一体なんでヤプールが!?」
ラプラス「…数日前に彼らの世界と私たちの世界がつながってしまったようです。」
JUM「なんだって!?」
ラプラス「nのフィールドと異次元世界…似たような空間ですからね…。」
ラプラス「新たな扉が生まれ…そこからヤツが入ってきました…。」
151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:40:38.36 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「私もそこからこの世界に来た。」
ラプラス「その影響なのか…nのフィールドも変異してきてます。…これではまるで…。」
ウルトラマンA「ヤプールの異次元空間のようだな…。」
JUM「まさか!? じゃあこのままじゃ…!」
ラプラス「いずれ空間のすべてが変異して、異次元化してしまうでしょう……。」
JUM「そんな…。」
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 11:48:32.84 ID:lUXf9IXc0
ウルトラマンA「そんな事はさせない! ヤツを倒して、扉を塞いでしまおう!」
JUM「じゃあ! 早くヤツを追いかけよう!! 真紅たちが超獣にされちゃう!」ヨロ
ウルトラマンA「まぁ待ちたまえ少年。焦ってもしょうがない。今は体力を回復しなくては。」
JUM「そんな事いってる場合じゃ!っつ!…う…くっ。」ドサッ
ラプラス「JUMくん!」ガシッ
ウルトラマンA「そんな体じゃ戦っても無駄だ! 私も傷を癒さねばならん。今は休むんだ。」
JUM「うぅ…はい……。」
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 11:55:36.12 ID:lUXf9IXc0
桜田家 台所
のり「さぁ出来た! 花丸ハンバーグの完成よ!」
みつ「ん~! おいしそう! これで全部出来上がりね!」
のり「後はみんなが帰ってくるのを待つだけね……。」
みつ「カナ……みんな…大丈夫かな…。」
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 12:01:02.44 ID:lUXf9IXc0
ゴゴゴゴゴゴ
みつ「わ! 何? 地震!?」
のり「あっ!あっ! お料理が!」
ゴゴゴ……
のり「ふぅ…おさまったかな? はぁ…お料理が無事で良かったぁ…。」
みつ「………のりちゃん! のりちゃん外! 外見て!」
のり「大丈夫でしたかみっちゃんさん? 外がとうかしたんですか?」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:11:38.08 ID:lUXf9IXc0
みつ「あれ! あれ何かな!?」
空「ピキッ…パリッ…」
のり「空に…ひび割れ……?」
ガタガタドタバタ!
イタタ…
のり「あ! 帰ってきた!?」バタバタ
みつ「カナ!?」バタバタ
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:17:42.91 ID:lUXf9IXc0
扉「ガチャ」
のり「みんな!お帰り!! ってあら?」
みつ「カナ!? カナは!?」
JUM「痛てて……ああ…ただいま…姉ちゃん…。」
北斗「お邪魔します。」
白崎「どうも。失礼します。」ペコリ
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:27:00.03 ID:lUXf9IXc0
のり「あ、どうもこんにちは……あの…この人たちは?それに…真紅ちゃんたちも…。」
みつ「カナは!? ねぇカナは見つかった!!?」
JUM「ああ…それが……。」
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 12:30:14.95 ID:lUXf9IXc0
ガシャーーン!!! ドズーン!!!!
北斗「!」
白崎「!」
JUM「!」
のり「きゃあ!!」
みつ「な…何? 何の音!?」
JUM「外だ!」
バタバタバタ!!
扉「ガチャ!!」
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:41:54.34 ID:lUXf9IXc0
外
?「オオオオオオオ!!!」バサッ!!
のり「な…何あれ!?」
みつ「あっ! いたっ!」
JUM「っく! っつ…指輪が…!」
白崎「! …まさか! あれが!!」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:43:12.24 ID:lUXf9IXc0
老人「フハハ! そうだ!! あれこそオレ様の造った新しい超獣!!」
老人「薔薇超獣!!ローゼン・アリスだ!!!」
アリス「オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:52:42.24 ID:lUXf9IXc0
病院
?「熱っ!……指輪が…。」
看護婦「大丈夫めぐちゃん? …何なのかしらアレ…なんか怖いわぁ。」
めぐ「……水銀燈…?」
別室
オディール「………」ジワッ…
看護婦「あら? 指輪が光ってる…。」
柏葉家
巴「……もしかして……雛苺…?」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:54:22.65 ID:lUXf9IXc0
結菱家
一葉「なんじゃあれは……。」
ドールショップ
槐「……まさか…あれは…!?」
薔薇水晶「………お姉さま…。」
桜田家 前
北斗「ヤプール!! 貴様ぁ!!」
老人「フハハ! 無理をするな北斗星司。まださっきの傷は癒えてはおらんだろう?」ニヤニヤ
北斗「くっ!」
165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 12:59:07.40 ID:lUXf9IXc0
老人「フハハ。そこで街が破壊されていくのを見てるがいい! やれ!ローゼン・アリス!!」
アリス「ウウウウァアアアア!!!」バサッ!!
ドシュシュシュシュ!!!
ゴガガガーン!!! ドゴーン!!
ゴゴゴゴゴ!!!
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 13:03:06.60 ID:lUXf9IXc0
のり「キャー!!」
みつ「街がっ!!」
JUM「あれは…水銀燈の羽か!?」
老人「フハハ! いいぞアリス!! もっとやれ!! 破壊しつくせ!!」
北斗「くっ!! みんな!ここは危険だ! 安全な場所に避難するんだ!!」
JUM「でっ!でも!!」
北斗「いいから早く!!」
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:09:10.81 ID:lUXf9IXc0
白崎「私はちょっと考えがあるので…これで失礼します…。」ヒュッ
JUM「おい!ラプラス!!」
のり「JUMくん! 早く!!」
JUM「くっ!くそぉー!!」
タッタッタッ
168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:14:36.00 ID:lUXf9IXc0
市街地
ドゴーン!! ガシャーン!!
「うわああ! 逃げろー!!」
「キャー!!」
「ちょっと! どきなさいよ!!」
「うあ…助けてくれぇ…!!」
「えーん。おか~さ~ん!」(棒)
梅岡「早く! こっちです!! みんなこっちに逃げて!! お嬢ちゃん!こっちだ!!」
梅岡「くそー! 何なんだあれは!!」タッタッタッ
170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:17:24.60 ID:lUXf9IXc0
病院
アナウンス「緊急警報。緊急警報。みなさん職員の指示に従って避難してください。」
「早く!こっちです!」
「わああ!!」
「待ってくれぇ~。」
「大丈夫ですか!? さぁしっかり掴まって!!」
看護婦「誰かー!! 眠り姫を運ぶの手伝ってー!!」
オディール「………」
バタバタバタ!!
看護婦「めぐちゃん! 何やってるの!? 早く避難するわよ!!」
めぐ「……うん…そうね…避難しなきゃ…。」
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:24:18.43 ID:lUXf9IXc0
ドールショップ
槐「薔薇水晶! ここは危険だ! 避難するぞ!?」
薔薇水晶「ですが…アレはどうするのです……? お父様…?」
槐「……アレがローゼンメイデンだとしても…あれだけ巨大だとどうする事もできん。」
薔薇水晶「そんな……。」
槐「さぁ早く! 逃げるぞ!!」
鏡「ウニョーン」
白崎「よっと……。良かった…まだ居ましたね…。」
薔薇水晶「…! ラプラスの魔…。」
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:29:11.92 ID:lUXf9IXc0
槐「白崎!! おい!これはどういう事だ!? アレはローゼンメイデンなのか!?」
白崎「……あれはローゼンメイデンです…。」
薔薇水晶「!」
槐「どういう事なんだ!? いったい何が起きている!?」
白崎「その事について……あなた達に…お願いをしに来ました…。」
薔薇水晶「……お願い…?」
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:32:52.77 ID:lUXf9IXc0
仮避難所
ガヤガヤ
「街が……。」
「怪我人はこちらへ!! そこ! スペース空けてください!!」
「うぅ……足がぁ…。」
「娘がっ! 娘がまだ街にいるんだっ!! 離してくれっ!!」
「駄目ですよ!! 街に行くのは危険です!!」
タッタッタッ
JUM「ハァハァ……着いた…。」
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:37:26.77 ID:lUXf9IXc0
のり「ハァ……人で…ハァ…いっぱいね…。JUMくん大丈夫?」
JUM「…ん…ハァ…こんなに…走ったのは…ハァ…久しぶりだ…。」
みつ「ハァ…ハァ……。」
北斗「ここまで来ればひとまず安心だろうが……。」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 13:39:32.69 ID:lUXf9IXc0
タッタッタッ
巴「JUMくん!!」
JUM「柏葉!? ここに避難してたのか。」
巴「うん……。あの…真紅ちゃんたちは?」
JUM「っ! ……ああ…真紅たちは……。」
巴「まさか……あの大きなのが?」
JUM「……うん…みんな捕まって……。」
巴「…! ……雛苺。」
176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 13:46:06.72 ID:lUXf9IXc0
?「それじゃ…水銀燈も?」
JUM「! …柿崎さん…。」
めぐ「水銀燈も捕まって……あの怪獣にされちゃったの?」
JUM「うん……。」
182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 14:24:03.12 ID:lUXf9IXc0
JUM「何だ?」
北斗「行ってみよう!」
タッタッタッ
男「いてて…あ! すいません!」
「あの…大丈夫ですか…?」
男「あ!はい! 大丈夫です! お騒がせしました!!」ペコリ
北斗「おい! どうした!? 何があった!?」
男「あ! 北斗さん!!」
183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 14:30:14.00 ID:lUXf9IXc0
北斗「! ミライ!? ミライじゃないか! どうしてここに!?」
ヒビノ・ミライ「あのウルトラサインを見て追いかけてきたんです。会えて良かった…。」
めぐ「あっ!この人」
のり「知ってるこの人! 俳優の人よね!? 雰囲気イケメンの!」
みつ「あ! そうそう! ウルトラマンの人よね!? 本物だ~!」
巴「五十嵐クンだ……。」
ミライ「え!? あっ…あの?」
184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 14:35:17.94 ID:lUXf9IXc0
JUM「おいコラお前ら…。」
のり「え? あっ! そうね…ゴメンナサイ…。」
みつ「あはは~。ゴメンね~。」
めぐ「あははは…。」
巴「ゴメンナサイ……。」
北斗「ミライ。 良い所に来てくれた。 お前にあの超獣を任せる。」
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 14:41:43.00 ID:lUXf9IXc0
市街地
アリス「ウウゥアアアアアアアアアアア!!!!!」
ミライ「あれは…!?」
北斗「ヤプールは新たに造りだした超獣。ローゼン・アリスだ。」
ミライ「アリス……。」
北斗「今の私にヤツと戦える力は残っていない…。お前が最後の希望だ! 頼んだぞ!」
ミライ「はい! 分かりました!! では行ってきます!!」ダッ!
186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 14:48:28.49 ID:lUXf9IXc0
JUM「待ってくれ!!」ガシッ
ミライ「はい?」
JUM「あれは……あの超獣は僕たちの仲間なんだ!! だから…!」
のり「JUMくん……。」
みつ「お願いします!! カナたちを助けて!!」
ミライ「みなさん……。」
北斗「ミライ。ともかくあの超獣を市街地から引き離すんだ。」
ミライ「! はい! 分かりました!!では行ってきます!!」ダッ!!
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 14:51:29.44 ID:lUXf9IXc0
バッ!!
ミライ「メビウース!!!」○(%)o
市街地
ウルトラマンメビウス「テヤッ!!」
アリス「!!? アアアア!?」バサッ!!
老人「ぬぅ!? メビウス? なぜここに!?」
メビウス「お前の企みもここで終わりだ!ヤプール!!」
老人「ふんっ!ちょうど退屈していた所だ! アリス!お前の力を見せてやれ!!」
アリス「ウワァァアアアア!!!」ジャキン!!
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 14:56:50.06 ID:lUXf9IXc0
仮避難所
一葉「うぅ! ……指輪が…。」ガクッ
梅岡「大丈夫ですかお爺さん!?」
一葉「うぅ……蒼星石…?」
仮避難所 外
JUM「あれは……庭師の鋏だ!」
北斗「知っているのか!?」
JUM「あれは蒼星石の武器です。まさか…アイツは全員の力が使えるのか?」
北斗「むぅ……。私はヤプールの所に行ってくる。ヤツを倒せば何とかなるかもしれん!」
JUM「僕も一緒に行きます!!」
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:02:24.34 ID:lUXf9IXc0
北斗「駄目だ!危険すぎる!ここで待っているんだ!!」
JUM「いやです! …アイツらの苦しみがこの指輪から伝わってくるんです…。」
JUM「黙って見ているなんて出来ない!出来ません!!」
北斗「……少年…。」
みつ「私たちも一緒に行きます! みんなを助けたいの!」
巴「私も…ついて行きます。」
めぐ「危険なのは…どこにいても同じですよ。」ニコッ
北斗「……まったく…。危険だから私から離れるなよ?」
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:05:57.08 ID:lUXf9IXc0
JUM「はい! じゃあ…姉ちゃん…。」
のり「……気をつけてね?みんな…。」
JUM「うん…!」
北斗「行くぞ!」ダッ!
J・み・巴・め「はいっ!」ダッ!
タッタッタッ
のり「みんな……気をつけて…。」
191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:09:25.92 ID:lUXf9IXc0
メビウス「セヤッ!!」ガギンッ!
アリス「アアアアァァァ!!!」ガギンッ!
ギリギリギリ!!
メビウス「クッ…!!」ギリギリッ!
アリス「アアアァァ!!カシラァァー!!!」ゴオッ!!
メビウス「!! ウワァ!!」
ドゴゴォ……ン!!
192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:13:24.17 ID:lUXf9IXc0
ゴゴゴゴゴ……
JUM「わっ!っとっと……。」
巴「何!? 今の!?」
北斗「……メビウス…。」
みつ「うぅ……!」ガクッ
めぐ「大丈夫ですか?」
みつ「……急に…力が……。」
193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:16:09.52 ID:lUXf9IXc0
スタッ
白崎「指輪から…力を吸われた様ですね…。」
薔薇水晶「大丈夫ですか……?」
槐「こんな所で何をしている……。」
JUM「! …お前ら!」
北斗「君たち…! どうしてここに?」
白崎「私たちはあの化け物を止めに来たんですよ。」
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:21:11.33 ID:lUXf9IXc0
槐「そのヤプールとかいう奴はどこにいる。」
老人「オレ様ならここにいるぞ!?」
北斗「!」
JUM「!!…ヤプール!!」
薔薇水晶「…あの人が……。」
槐「お前がヤプールかっ!?」
老人「いかにも……。なんだお前らは…? 数を増やせば勝てるとでも思ったか?北斗星司!!」
北斗「何を!!」
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:25:57.95 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「………。」スッ…
老人「フハハ!! もっとも私を倒したところでアリスを倒さねば意味は無いぞ?」ニタニタ
アリス「アアァァ!! ナノォォオオオ!!」
シュルシュル ガシッ!!
メビウス「クッ!?」
ガシッ!! ガシッ!!
北斗「メビウス!!」
巴「雛苺の……苺わだち…!」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:29:58.78 ID:lUXf9IXc0
JUM「うぁ…!」ガクッ
北斗「! 少年!? 大丈夫か!? 貴様!!何をした!!」
老人「フフフ……。」
白崎「アリスが攻撃に薔薇乙女の技を使っているので…契約者の彼らにも影響があるのでしょう……。」
槐「技を使えば使うほどコイツらは力を奪われていくのか…!」
老人「さぁどうする!? 早くしないとそいつらが先に死んでいくぞ!? 見ろ!!」
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:33:09.12 ID:lUXf9IXc0
メビウス「クッ!! 蔦で…動けない……!!」ギシギシ
アリス「ガァァアアアアア!!!!」バサッ!!
ドシュシュシュシュ!!!!
ドガガガガ!!!
メビウス「グッ!!ウァアアア!!!」
メビウス「グッ……。」ピコーンピコーン
めぐ「あっ…! あう……。」ガクッ
巴「めぐさんっ!!」ダキッ
198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 15:37:10.67 ID:lUXf9IXc0
北斗「おのれ!! ヤプール!!」
老人「フハハハ!! どうした!? かかってこないのか? 北斗星司!!」
ガギギギギン!!!
老人「むぉ!! 何だこれは!?」
フワッ…
薔薇水晶「あなたの相手は私です……。」
老人「ぬぅ! ……貴様もローゼンメイデンか!!」
203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:07:04.82 ID:lUXf9IXc0
槐「何を馬鹿な!! 薔薇水晶にあの化け物に取り込まれろと言うのか!!?」
白崎「それしか彼女たちを解放する方法が無いんです!!」
槐「仮に取り込まれたとして! 本当に薔薇乙女を解放できるのか!?」
槐「もし……彼女が…ヤツの一部と化してしまったら……。」
白崎「……その可能性はあります…。中でどうなるかは……私にも解りません…。」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:12:15.24 ID:lUXf9IXc0
槐「くっ!! そんな危険な事! 薔薇水晶にさせられるか!!」
白崎「ですがっ!!」
薔薇水晶「……お父様…。」
槐「……! 薔薇水晶……。」
薔薇水晶「お父様……私…やります…。」
白崎「……!」
205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:17:38.34 ID:lUXf9IXc0
槐「何を言ってるんだ薔薇水晶!! それがどれだけ危険な事か……。」
薔薇水晶「大丈夫ですよお父様…。」
槐「薔薇水晶……。」
薔薇水晶「私は薔薇水晶…。お父様が造られた最高のドール……。」
薔薇水晶「ローゼンメイデンなんかに負けません。」ニコッ
206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:22:43.48 ID:lUXf9IXc0
ガギンッ!! ガガガガ!!!
薔薇水晶「くっ!……ハァハァ…。」
老人「フハハハ! その程度か!?」
JUM「そんな……じゃあ薔薇水晶は!」
白崎「こうするしか方法が無いんです…。」
巴「そんな……。」
槐「………。」ギリッ…
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:26:55.86 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「あぅ…!!」ドサッ!!
老人「フハハ! さぁ悪あがきもそこまでだ。貴様もアリスの一部となるがいい!!」グイッ
薔薇水晶「うぅ…。」
老人「さぁアリスよ! 新たな力を手にし、さらに強くなるがいい!!」
アリス「アアァアアァ!!」キュウン
薔薇水晶「うぅ……お父様…。」
槐「薔薇水晶!!!」
キュウウウ…ン…
アリス「………。」
老人「フハハハ!! ハーハッハッハッハ!!」
208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:31:14.96 ID:lUXf9IXc0
アリス体内
薔薇水晶「うぅ…ここは……。」
薔薇水晶「……どうやら…中に取り込まれた様ですね…。」
薔薇水晶「……ローゼンメイデンたちは…。」キョロキョロ
薔薇水晶「……! いました……。みんな磔にされてますね…。」
ドールズ「………」ハリツケー
薔薇水晶「………。」
209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:36:36.46 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「………磔にされちゃって…みっともないわねぇ……。」クスクス
水銀燈「………」
薔薇水晶「ローゼンメイデンのくせにゲキ弱かしら~。」ゲラゲラ
金糸雀「………」
薔薇水晶「ローゼンメイデンなんて所詮この程度ですぅ。」ニタニタ
翠星石「………」
薔薇水晶「これじゃ造ったローゼンの方もたいした事なさそうだね……。」フフフ
蒼星石「………」
210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:41:05.52 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「槐さまの方が立派なお父様なのだわ…。」ニコッ
真紅「………」
薔薇水晶「弟子の方が凄腕なのはよくあることなの~。」ニパー
雛苺「………」
薔薇水晶「それでも……ローゼンメイデンがこんなに弱いとは思いませんでした……。」ニヤッ
雪華綺晶「………」
薔薇水晶「………。」
薔薇水晶「………がっかりですよ…お姉さまたち……。」
211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:45:02.83 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「それでも本当にローゼンメイデンなのですか!!?」
薔薇水晶「あなた達は誇り高き薔薇乙女なのでしょう!!?」
薔薇水晶「あんな訳の解らないヤツに……いいようにされて……。」
薔薇水晶「こんな醜い化け物がアリスですって!? 冗談じゃないです!!」
薔薇水晶「お姉さま達が目指した完璧な少女は……こんなモノなのですか!!?」
212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 16:47:55.03 ID:lUXf9IXc0
薔薇水晶「うっ……グスッ………早く起きてくださいよ……お姉さま……。」
水銀燈「……………うるさいわねぇ……。」
薔薇水晶「………!」
金糸雀「………ばらしーは……泣き虫かしら~…。」
翠星石「…似てねーモノマネ…するんじゃねーですぅ……。」
蒼星石「…フフ…でも……おかげで目が覚めたよ…。」
雛苺「ばらしーは目覚まし時計なの~……。」
雪華綺晶「でも……お父様を侮辱したのは…許せないです……。」
真紅「…そうね……でも…今はそれより……。」
パキーン……スタッ
真紅「こんな醜い化け物がアリスを名乗っている事の方が…許せないのだわ……。」
215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:03:38.95 ID:lUXf9IXc0
白崎「薔薇水晶はローゼンメイデンでは無いですからね…拒絶反応が出たのでしょう…。」
老人「何だと!!?」
槐「薔薇水晶は…私が造りだした至高のアンティークドール……。」
槐「……ローゼンメイデンなどには負けない!!」
アリス「アアアアアアアアアアア!!!!!!!」
ガシャーン!!! バラバラバラ…
JUM「アリスが……崩れていく…。」
老人「そんな馬鹿なっ!! 馬鹿なー!!!」
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:07:01.95 ID:lUXf9IXc0
キラッ…
巴「見て! 何か光ってる!!」
めぐ「あれは……。」
JUM「みんな……!!」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:10:44.85 ID:lUXf9IXc0
翠色の光「よ~くもやってくれたですねー!!」
黒色の光「私たちを辱めた罪は重いわよぉ…。」
蒼色の光「仕返ししなくちゃね…!」
桃色の光「リベンジなの~!」
白色の光「みんなの力を合わせて……。」
紫色の光「メビウスに光を!!」
紅色の光「さぁ……私たちのターンなのだわ!!」
メビウス「………!」
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:14:03.89 ID:lUXf9IXc0
JUM「メビウスが光に包まれていく……!」
光の中
ミライ「みなさん……。」
真紅「初めましてウルトラマンメビウス…。」
雛苺「ホンモノのミライ君なの~。」
金糸雀「意外とイケメンかしら~。」
蒼星石「さぁ…僕たちと力を合わせて。」
翠星石「あのエビフライやろーをぶっ飛ばすですぅ!!」
219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:19:39.50 ID:lUXf9IXc0
水銀燈「ローゼンメイデンと同化できるのよぉ……感謝しなさぁい…。」
雪
華綺晶「私たちと共に……。」
薔薇水晶「新たな光を!」
ミライ「よし! Maidens !! sally go!!!」
ドールズ「Maidens In Green!!!! メビウース!!!」○(%)o
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:26:15.88 ID:lUXf9IXc0
市街地
老人「何だ!? 何が起きている!!?」
JUM「8の光が……。」
北斗「メビウス……。」
キラキラキラ……スタッ
ローゼン・メビウス「テヤッ!!」
老人「ぬぅううう!! おのれえええ!!」ゴゴゴゴゴ
巨大ヤプール「おのれメビウス!!!」ジャキ!!
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:30:15.45 ID:lUXf9IXc0
R・メビウス「ヤプール!! これで貴様も最後だ!! みんな力をかしてくれ!!」
JUM「僕たちの力を……。」
めぐ「ローゼンメイデンに…。」
みつ「メビウスに……。」
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:33:28.68 ID:lUXf9IXc0
仮避難所
一葉「……頑張れ…蒼星石…みんな……。」
オディール「………雪華綺晶…。」
市街地
R・メビウス「R・メビュームシューート!!!」Л三三三
巨大ヤプール「ぬぅうううおおおおおおおお!!」
R・メビウス「ハァアアア!!」Л三三三
巨大ヤプール「おおおおお馬鹿なっ!! 馬鹿なぁああああ!!!」
ドゴーン!!!!!
JUM「やった!!」
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:38:40.83 ID:lUXf9IXc0
R・メビウス「ハァ……ハァ……。」
シュウ…ン…
ミライ「ハァ…ハァ……。」
真紅「私たちの……勝ちね…。」
JUM「真紅!!」
真紅「……JUM。」
翠星石「なんですかJUM。ボロボロじゃねーですか。」ケラケラ
JUM「それはお前たちもだろ!? まったく心配かけやがって……。」グスッ…
224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 17:43:01.24 ID:lUXf9IXc0
金糸雀「あら~。JUMが泣き出しちゃったかしら~。」ケラケラ
みつ「カナーー!!! カナカナカナー!!!」ギュウ
金糸雀「ぎゃあああほっぺが摩擦熱でまさちゅーせっちゅー!!」スリスリスリ
雛苺「アツアツなの~。」
巴「……雛苺…。」
雛苺「あ!! トゥモエー!!」ピョン
ガシッ
巴「わっとと……雛苺…無事で良かった……。」
雛苺「うぃー! トゥモエも無事で良かったのー!!」グスッ…
228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:04:44.21 ID:lUXf9IXc0
白崎「フゥ………これで一件落着ですかね。」
ミライ「みんな……良かった…。」
北斗「よくやったミライ…。だがこれで終わった訳では無い。」
ミライ「え!? まだ何か?」
白崎「そうですね。nのフィールドを元に戻さなくてはなりません。」
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:08:14.68 ID:lUXf9IXc0
nのフィールド
ラプラスの魔「ヤプールが滅びて……あとはこの扉を閉めて封印すれば……。」
真紅「nのフィールドは元に戻るのね?」
ラプラスの魔「はい。時間はかかるでしょうが徐々に戻っていくでしょう。」
翠星石「だったらとっとと閉めてしまうですぅ!!」
ラプラスの魔「………本当によろしいので…?」
雛苺「扉を閉めたら…もうミライ君たちに会えなくなっちゃうのよ…。」
翠星石「あっ……!」
230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:14:05.11 ID:lUXf9IXc0
北斗「我々もヤプールと同じ……異世界から来たものだ……。」
ミライ「あまり長くいると……今度は僕たちが悪い影響を及ぼしてしまうかもしれません。」
雪華綺晶「お別れ…ですね…。」
金糸雀「せっかく会えたのに…もうすぐお別れじゃ寂しいかしら~。」
みつ「そうですよ! せめて1日ぐらい……。あとサインも貰ってないし……。」
金糸雀「みっちゃん……。」
みつ「え? あ、あはは~ 冗談よ~。」
真紅「まったく……。」
231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:17:26.39 ID:lUXf9IXc0
ラプラス「それじゃあ……閉めますよ?」ガチャ
北斗「ああ……たのむ…。」
JUM「北斗さんっ!」
北斗「……少年…いやジュンくん…そして薔薇乙女たち……。」
真紅「………。」
北斗「君たちの姉妹の絆…そしてマスターとドールの絆……。僕たち兄弟にも負けない強い絆を見せてもらった。」
北斗「その絆があればどんな困難にも立ち向かっていけるだろう……。」
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:27:33.14 ID:lUXf9IXc0
北斗「だがこれだけは忘れないでほしい……。」
北斗「優しさを失わないでくれ。弱いものをいたわり、互いに助け合い。」
北斗「どこの国の人たちとも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。」
北斗「たとえその気持ちが何百回裏切られようと。それが、私の最後の願いだ。」
蒼星石「名言ktkr!」
雛苺「無理矢理ねじ込んできたの…。」
233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:30:20.27 ID:lUXf9IXc0
北斗「………さらばだ!」
ミライ「さようなら!!」
扉「ギィ……バタン…。」
雪華綺晶「いっちゃいましたね……。」
真紅「………。」
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:34:56.40 ID:lUXf9IXc0
JUM「さぁ…帰ろう! 姉ちゃんと巴が料理作ってまっているハズだ!!」
雛苺「花丸ハンバーグなの~!」
翠星石「翠星石も腹へったですぅ~!」
蒼星石「あっ! マスターも呼んでこなきゃ!」
雪華綺晶「………。」
真紅「ふぅ…はやく紅茶が飲みたいのだわ……。」
みつ「私もカナの為に卵焼き作ってあげるわー!!」ズリズリズリ
金糸雀「ぎゃあああまさちゅーせっちゅー!!」
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:36:11.88 ID:lUXf9IXc0
めぐ「まともな料理を食べるのは久しぶりだな~。」
水銀燈「いつもはゲロだからねぇ…。」
薔薇水晶「……お父様…。」
槐「ああ…。行ってくるといい…。」
薔薇水晶「違います…。お父様も一緒です。」
槐「なっ! わ、私は別に……!」
JUM「お~い! 早くしないと置いてくぞ?」
薔薇水晶「ほら……行きましょう…お父様?」ニコッ
槐「うぅ……。少しだけだぞ…?」
スタスタスタ
236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 18:37:41.33 ID:lUXf9IXc0
扉「………」
ラプラス「………人の数だけ世界があり…物語がある…。」
ラプラス「今回はその異なる世界が繋がり……新たな物語が生まれた…という事ですかね…。」
扉「ピシッ…ピキピキッ…」
ラプラス「世界が再び繋がる事は無さそうですが…この物語はまだ続いていくのでしょう。」
ラプラス「ですが…今日の所はここまでです…。>>1のネタも体力も限界だそうで…。」
扉「ピシッ…ガシャーン…」
ラプラス「それではまた…いつか…どこかのSSで……。」ペコリ
237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:38:54.41 ID:lUXf9IXc0 [177/177]
おわったあああああああああああああ
クソスレたててごめんなさあああああああああい こんな駄文読んでくれた人に感謝です
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