スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
梓「がくふ!」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 18:57:59.69 ID:BLRJwnnz0
唯「あーずにゃん」ダキッ
梓「いきなりなんですか、もうっ」
唯「あずにゃんはメゾピアノで抵抗しても私はフォルテで抱きついてるから無駄だよぉ」
梓「そんなところに使わないでくださいよ」
唯「フォルティシモで怒った」
梓「だからそんなところに使わないでください!」
唯「どんどんクレッシェンドしてる」
梓「唯先輩がフォルテなら私はフォルティシモで対抗するもん」
唯「あーずにゃん」ダキッ
梓「いきなりなんですか、もうっ」
唯「あずにゃんはメゾピアノで抵抗しても私はフォルテで抱きついてるから無駄だよぉ」
梓「そんなところに使わないでくださいよ」
唯「フォルティシモで怒った」
梓「だからそんなところに使わないでください!」
唯「どんどんクレッシェンドしてる」
梓「唯先輩がフォルテなら私はフォルティシモで対抗するもん」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 18:59:06.31 ID:BLRJwnnz0
唯「うぅ、でもあずにゃん分取れたからいいもん」
梓「それにしてもどうしたんですか、いきなり?」
唯「あずにゃん喜んでる?もう一回あずにゃん分吸収してほしいの?」
梓「違います。唯先輩がどんな形であれ音楽用語使ってるのがうれしいんです」
唯「わーい、あずにゃんに喜んでもらえた♪」
梓「ところでどれくらい覚えたんですか?」
唯「あとはフェルマータと…えっとなんだっけ」
梓「もうしょうがないですねぇ。私がひとつずつ教えてあげますよ」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:00:35.96 ID:BLRJwnnz0
ドア「ガチャ」
律「ほんとお前ら仲いいな」
梓「そんなんじゃありませんってずっと見てたんですか」
律「まあな。仲よさそうだったから邪魔するのも悪いかとおもってな」
梓「来ていたんならみてないで入ってくださいよ」
律「すまんすまん」
唯「あずにゃんひどい、うぅ…」
梓「いきなりどうしたんですか」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:02:12.36 ID:BLRJwnnz0
唯「さっき、りっちゃんが仲いいなって言ったときにそんなんじゃないって」
梓「えっと…だから…それは…」
唯「困ってるあずにゃんもかわいい」ギュッ
梓「だからってなんで抱きつくんですか」
唯「あずにゃんかわいいもん」
梓「それ理由になってませんよ」
唯「ところでかわいいって音楽用語であるの?」
律「おっ、唯のやつ早速音楽の勉強してるな」
唯「えへへ、すごいでしょ」
律「こんなの唯ちゃんのキャラじゃない」
唯「あっ、それ私のセリフ」ムー
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:03:32.16 ID:BLRJwnnz0
律「一度言い返してみたかったんだよ」
唯「りっちゃんのいじわるぅ」
律「だからごめんって。それより梓先生が待ってるぞ」
唯「おぉ、あずにゃん先生、お待たせしました。教えてくだせぃ」
梓(先生…)ポッ
律「梓のやつ、先生って言われて喜んでるぞ」
梓「そ、そんなんじゃないですよ。えっと、んーとかわいいはアマービレとかツィールリヒとかかな」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:05:34.21 ID:BLRJwnnz0
唯「なにそれ、かわいくない。あずにゃんのほうがかわいいよ」
梓「何で私とくらべるんですか」
唯「えー、あずにゃんじゃなくて、あずにゃんと比べてるんだよ」
梓「もう、それじゃあなに言っているのか分からないじゃないですか」
唯「あずにゃんって言葉とだよ」
律「これは梓も教えるの大変だな」
唯「かわいいって意味はあずにゃんでいいや」
梓「そんなんじゃだめです」
律「梓、唯は言い出したらとまらないから認めるしかないんだぞ」
梓「そんなぁ…今回だけ特別ですよ」
唯「わーい、やっぱりあずにゃんはあずにゃんでやさしいねぇ」
梓「そこは普通にかわいいとかでいいじゃないですか」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:07:12.14 ID:BLRJwnnz0
唯「えー、せっかくあずにゃん先生の元でお勉強してるのに」
律「梓、唯の前で意地を張ったら負けだぞ」
梓「意地なんかになってないもん」
律「それなら素直に認めればいいじゃないか」
梓(私の目の前に敵が二人、澪先輩まだかな…)
唯「ところでさぁ、やさしいは音楽用語でなんていうの?」
梓「えっと、ドルチェとかツェールトリヒかな」
唯「さっきのツィールリヒと似てかわいくなーい」
梓「ちゃんとさっきのも覚えてたんですね」
唯「あずにゃん、私のことバカにしてる?」
梓「いえ、そんなことはないですよ」
唯「やっぱあずにゃんはあずにゃんね」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:08:21.43 ID:BLRJwnnz0
梓「またかわいいって言いたいんですか?」
唯「えっ違うよ。今度のあずにゃんはやさしいって意味のあずにゃんだよ」
梓「でもかわいいもやさしいもそれだと意味わかんないじゃないですか」
唯「それもそうだね、あずにゃん良いこといった」
律「それならムギはどうだ?」
唯「おぉ、それは名案だね、りっちゃん」
梓「なんか自分を見失いそうです…」
唯「あずにゃんはあずにゃんでムギちゃんだね」
梓「もうわけわかんないですよそれ」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:11:14.51 ID:BLRJwnnz0
律「このさい、唯や澪や私もきめようぜ」
唯「トンちゃんもだよ」
梓「音楽の勉強はどうなったんですか」
律「そんなのいいじゃん。はやく残りも決めようぜ」
唯「まずは澪ちゃんからだね」
律「澪か、そうだな。ゲンコツとかどうだ?」
梓「澪先輩がきいたらきっと泣きますよ」
律「あはは、黙っておいてくれよ」
唯「アイス1つで黙っててあげよう」
律「やられた…」
唯「えへへ、私の勝ち」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:12:49.33 ID:BLRJwnnz0
梓「それで澪先輩はどうしましょう」
律「梓ものってきたな」
梓「違います。唯先輩に合わせただけです」
律「だから素直になれって」
梓「だから違いますって。唯先輩に合わせただけです」
律「唯のことほんと好きだな、梓は」
梓「だから違い…ません」
唯「あずにゃん」キラキラ
梓「なんですかその目は、これじゃあ話がすすまないです」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:14:48.35 ID:BLRJwnnz0
唯「みおちゃんは、はずかしくとかかなぁ」
梓「いきなり話もどすんですね。でもはずかしくって音楽表記はわかんないです」
律「梓にもわからないことがあるとはな」
梓「もしかしたらないだけかもしれないじゃないですか」
唯「んじゃなににしようか」
梓「そうですね、速さの意味になりますがモデラートとかありますよ」
唯「もでらーと?」
梓「控えめな速さとかそんな感じの意味です」
唯「そっかぁ、控えめがみおちゃんかぁ」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:16:11.17 ID:BLRJwnnz0
律「澪は控えめだけどデンジャラスクイーンでしょ」
梓「あまり前半と後半つながってませんね」
唯「りっちゃん、アイスもうひとつ追加ね」
律「また口止め料か、唯のやつアイスがからむとしっかりするんだよなぁ」
唯「えへへ、ありがとうりっちゃん」
律「ほめてないって、今月財布きびしいのに…」
梓「次はだれの番ですか?」
律「次はあたしだよん」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:18:39.18 ID:BLRJwnnz0
梓「律先輩ですか、大雑把にって意味で考えると…」
律「人の目の前でそんなこと言って覚悟してるのかな?」
梓「アウアウー」
律「私といったら容姿端麗でしょ」
唯「えー、それはみおちゃんやむぎちゃんのことでしょ」
梓「そうですよね、唯先輩」
律「梓、ラウンド2だ」
梓「ギブギブ」
唯「えー、あずにゃんでむぎちゃんなあずにゃんをいじめるのやめなよ」
梓「なんかわかりにくいですね、それ」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:20:51.34 ID:BLRJwnnz0
唯「みおちゃんは容姿端麗でりっちゃんはいじめっこかぁ」
律「なにをー!」
唯「あーりっちゃんがりっちゃんした」
律「怒ってなんかないわい」
梓「なんで通じるんですか」
唯「やっぱりりっちゃんはりっちゃんだね」
律「ああ、唯も唯だよ」
唯「りっちゃん…」
律「唯…」
梓「あのー、もうそろそろこっちの世界に戻ってきてくださーい」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:22:17.29 ID:BLRJwnnz0
梓「次は唯先輩の番ですよ」
唯「えっわたし」キラキラ
律「唯は天然だから、唯は唯だ」
梓「もう音楽用語とか関係なくなってるじゃないですか」
唯「私って天然なのかぁ」
梓「はい、筋金入りの天然ですよ」
唯「えー、そこは筋金入りの唯先輩っていってくれなきゃ」
梓「今も私の話と関係ない答えをしてくれたし、やっぱり筋金入りの唯先輩ですよ」
唯「わーい、あずにゃん大好き」ギュッ
梓「だからやめてくださいよ」
律「よかったな、唯」
律(ほんとにこれでよかったのか?)
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:24:31.93 ID:BLRJwnnz0
唯「あとはトンちゃんだけだね」
梓「えっ、律先輩も唯先輩もきまってないじゃないですか」
唯「えっ、りっちゃんはりっちゃんだよ」
律「そうだぞ、唯は唯だぞ」
梓「なんですかそれ。唯先輩は天然として律先輩はなにになったんですか」
唯「そういえばりっちゃんは何になったんだろう」ジー
律「おでこをみるな!」
唯「え~」
律「え~じゃない。だから、私は容姿端麗、頭脳明晰なんだよ」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:26:04.45 ID:BLRJwnnz0
唯「そんなのりっちゃんのキャラじゃない」
律「素直にほめるってことをしらないのかい」
梓「でも今回はそんなことしてませんよね」
律「今回は、だろ。いつもはしているんだよ」
梓「ごめんなさい、間違えました。今回も、でした」
律「だから素直に私をほめろって」
梓「んで、結局律先輩はなにになったんですか」
唯「りっちゃんはいつも元気で明るいんだよ」
梓「そうですね、ではそれでいきましょう」
律「まあそれならいっか」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:28:45.66 ID:BLRJwnnz0
唯「今度こそあとはトンちゃんだけだね」
梓「トンちゃんはいつも優雅に泳いでいるから優雅って意味でグラツィオーソとかでしょうか」
唯「やっぱりかわいくない。トンちゃんはトンちゃんがいいよ」
梓「もう音楽とか関係ないじゃないですか」
律「音楽の勉強はムギのところあたりまでで終わってたぞ」
梓「えっ、そんなぁ」
梓(またしてもいつもの雰囲気にのまれてしまった)
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:31:28.94 ID:BLRJwnnz0
ドア「ガチャ」
澪「ごめん、先生に呼ばれて遅れた」
紬「私も澪ちゃんと一緒で遅れちゃった」
唯「やっぱりみおちゃんはみおちゃんでムギちゃんはムギちゃんだねぇ」
紬「あら、ありがとう」
澪「律、唯になにをしたんだ?」
律「私はなにもしてない。梓がしたんだ」
澪「後輩のせいにすんな」ガツ
律「いてぇ、本当のことなのに」
戸建 マンション 賃貸 不動産
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:32:35.14 ID:BLRJwnnz0
梓「すみません、澪先輩。唯先輩に音楽用語を教えていたらなぜかこうなりました」
律「ほら、私のせいじゃないじゃん」
梓「でも律先輩も巻き込んでましたよね」
澪「やっぱり律もからんでるじゃないか」
律「澪は相変わらず澪だよなぁ」
澪「律までどうしたんだ?」
紬「澪ちゃん、りっちゃんは澪ちゃんのことをデンジャ…」
律「ムギ、ちょっとまった!」
梓(なんでムギ先輩には通じたんだろう)
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:34:13.18 ID:BLRJwnnz0
澪「だれがデンジャラスだ」ガツン
律「いてっ…ほら、その感じが」
紬「ちなみに唯ちゃんは容姿端麗だねっていってたのよ」
唯「うんうん」
澪「そんな、はずかしい」
唯「みおちゃんあずにゃん」
澪「ん?」
紬「澪ちゃんかわいいっていったのよ」
律「やめろ唯、これ以上いうと澪が白くなる」
唯「あぅ、ごめんね、みおちゃん」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:37:15.48 ID:BLRJwnnz0
紬「早速お茶にするね」
梓(せっかく味方の澪先輩がきてくれたんだ)
梓「あの、練習は…」
澪「せっかくムギがお茶いれてくれるし、唯がどれだけ覚えたか確かめたいしお茶でいいんじゃないか」
梓(私に味方はいなかった…)
梓「そうですね」
唯「わーい、ムギちゃんのお菓子♪」
数分後
紬「おまたせー♪」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:40:00.15 ID:BLRJwnnz0
唯「今日もおいしそうなケーキ」
律「私これな」
唯「あっ、ずるーい。りっちゃんされた」
澪(これはなんとなく意味がわかるぞ)
澪「やっぱり律のやつ、すぐに律をするよな」
唯「そうなんだよ。りっちゃんされて私悲しー」
澪(やった、この話の中にはいれた、わーい)
律「唯、それどういう意味だよ」
唯「えへへ」
律「えへへじゃない」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:41:49.34 ID:BLRJwnnz0
梓「澪先輩まで…」
澪「どうした、あずさ?」
梓「いえ、なんでもないです」
澪「ところで唯、どれくらい音楽用語おぼえたんだ?」
唯「んとね、アマービレやツィールリヒがかわいらしくって意味で、
ドルチェやツェールトリヒがやさしくって意味で、
モデラートが控えめな速さ、グラツィオーソが優雅にって意味だよ」
律「梓、うれしそうだな」
梓「そりゃもちろんですよ。ちゃんと覚えてくれていたし」
澪「けっこう難しいことまで覚えたんだな。すごいな」
唯「えへへ、もっとほめてほめて♪」
紬「さすが唯ちゃん、ケーキ1つあまってるからこれもどうぞ」
唯「これもいいの? やっぱりムギちゃんはムギちゃんだねぇ」
紬「うふふ、ありがとう」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:43:34.14 ID:BLRJwnnz0
唯「あらためてムギちゃんみると、やっぱトンちゃんみたいにお茶飲んでるね」
澪(どういう意味かわかんない…)
紬「あらためて言われるとちょっと照れるかも」
唯「ムギちゃんってみおちゃんなところもあるんだねぇ」
澪(容姿端麗ってことか、でも話がつながらない)
梓(私もなにかわからなくなってきた)
律(容姿端麗は私だろうがっ)
紬「はずかしくはないけど…でもちょっとてれるだけ」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:45:43.70 ID:BLRJwnnz0
澪「どうして会話できるっ」
梓「澪先輩はまだいいですよ。私は最初からいたのに話についていけなかったんですよ」
律「なんだ、はずかしいって意味のほうだったのか。うん、そうだよな」
唯「みんなどうしたの?」
澪「…なんでこんな流れになったんだ?」
唯「流れ?」
澪「ムギはトンちゃんみたいとか」
唯「あぁ、それはね。私があずにゃん先生に教えてもらおうとおもって、んでなんだっけ」
梓「私が教えたんですよ。でも唯先輩がアマービレはかわいくない、私のほうがかわいいって
いいだして、そしたらいつのまにかかわいいって意味であずにゃ…あずにゃんって言い出したんです」
澪「なるほど、そういうことか」
唯「あずにゃんがあずにゃんって言うあずにゃんの姿もあずにゃんだねぇ」
澪「そうだな、唯」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:47:09.50 ID:BLRJwnnz0
ドア「ガチャ」
さわ子「チョリース」
律「さわちゃん、何しにきた?」
さわ子「なにしにってお菓子をいただきにきたのよ」
紬「あっ、ごめんなさい。先生の分、唯ちゃんにあげちゃいました」
さわ子「」ガーン
律「ムギも唯なところあるんだな」
紬「本当にごめんなさい」
さわ子「いいわよ、いつもおいしいお菓子いただいているし。でも今度また家庭訪問させてもらうわね」
紬「もちろんいいですよ、澪ちゃん♪」
おしまい
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:48:33.55 ID:BLRJwnnz0
アニメより内容ないのはまずかったか。
今度はストーリーも書けるよう精進するよ。
唯「うぅ、でもあずにゃん分取れたからいいもん」
梓「それにしてもどうしたんですか、いきなり?」
唯「あずにゃん喜んでる?もう一回あずにゃん分吸収してほしいの?」
梓「違います。唯先輩がどんな形であれ音楽用語使ってるのがうれしいんです」
唯「わーい、あずにゃんに喜んでもらえた♪」
梓「ところでどれくらい覚えたんですか?」
唯「あとはフェルマータと…えっとなんだっけ」
梓「もうしょうがないですねぇ。私がひとつずつ教えてあげますよ」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:00:35.96 ID:BLRJwnnz0
ドア「ガチャ」
律「ほんとお前ら仲いいな」
梓「そんなんじゃありませんってずっと見てたんですか」
律「まあな。仲よさそうだったから邪魔するのも悪いかとおもってな」
梓「来ていたんならみてないで入ってくださいよ」
律「すまんすまん」
唯「あずにゃんひどい、うぅ…」
梓「いきなりどうしたんですか」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:02:12.36 ID:BLRJwnnz0
唯「さっき、りっちゃんが仲いいなって言ったときにそんなんじゃないって」
梓「えっと…だから…それは…」
唯「困ってるあずにゃんもかわいい」ギュッ
梓「だからってなんで抱きつくんですか」
唯「あずにゃんかわいいもん」
梓「それ理由になってませんよ」
唯「ところでかわいいって音楽用語であるの?」
律「おっ、唯のやつ早速音楽の勉強してるな」
唯「えへへ、すごいでしょ」
律「こんなの唯ちゃんのキャラじゃない」
唯「あっ、それ私のセリフ」ムー
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:03:32.16 ID:BLRJwnnz0
律「一度言い返してみたかったんだよ」
唯「りっちゃんのいじわるぅ」
律「だからごめんって。それより梓先生が待ってるぞ」
唯「おぉ、あずにゃん先生、お待たせしました。教えてくだせぃ」
梓(先生…)ポッ
律「梓のやつ、先生って言われて喜んでるぞ」
梓「そ、そんなんじゃないですよ。えっと、んーとかわいいはアマービレとかツィールリヒとかかな」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:05:34.21 ID:BLRJwnnz0
唯「なにそれ、かわいくない。あずにゃんのほうがかわいいよ」
梓「何で私とくらべるんですか」
唯「えー、あずにゃんじゃなくて、あずにゃんと比べてるんだよ」
梓「もう、それじゃあなに言っているのか分からないじゃないですか」
唯「あずにゃんって言葉とだよ」
律「これは梓も教えるの大変だな」
唯「かわいいって意味はあずにゃんでいいや」
梓「そんなんじゃだめです」
律「梓、唯は言い出したらとまらないから認めるしかないんだぞ」
梓「そんなぁ…今回だけ特別ですよ」
唯「わーい、やっぱりあずにゃんはあずにゃんでやさしいねぇ」
梓「そこは普通にかわいいとかでいいじゃないですか」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:07:12.14 ID:BLRJwnnz0
唯「えー、せっかくあずにゃん先生の元でお勉強してるのに」
律「梓、唯の前で意地を張ったら負けだぞ」
梓「意地なんかになってないもん」
律「それなら素直に認めればいいじゃないか」
梓(私の目の前に敵が二人、澪先輩まだかな…)
唯「ところでさぁ、やさしいは音楽用語でなんていうの?」
梓「えっと、ドルチェとかツェールトリヒかな」
唯「さっきのツィールリヒと似てかわいくなーい」
梓「ちゃんとさっきのも覚えてたんですね」
唯「あずにゃん、私のことバカにしてる?」
梓「いえ、そんなことはないですよ」
唯「やっぱあずにゃんはあずにゃんね」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:08:21.43 ID:BLRJwnnz0
梓「またかわいいって言いたいんですか?」
唯「えっ違うよ。今度のあずにゃんはやさしいって意味のあずにゃんだよ」
梓「でもかわいいもやさしいもそれだと意味わかんないじゃないですか」
唯「それもそうだね、あずにゃん良いこといった」
律「それならムギはどうだ?」
唯「おぉ、それは名案だね、りっちゃん」
梓「なんか自分を見失いそうです…」
唯「あずにゃんはあずにゃんでムギちゃんだね」
梓「もうわけわかんないですよそれ」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:11:14.51 ID:BLRJwnnz0
律「このさい、唯や澪や私もきめようぜ」
唯「トンちゃんもだよ」
梓「音楽の勉強はどうなったんですか」
律「そんなのいいじゃん。はやく残りも決めようぜ」
唯「まずは澪ちゃんからだね」
律「澪か、そうだな。ゲンコツとかどうだ?」
梓「澪先輩がきいたらきっと泣きますよ」
律「あはは、黙っておいてくれよ」
唯「アイス1つで黙っててあげよう」
律「やられた…」
唯「えへへ、私の勝ち」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:12:49.33 ID:BLRJwnnz0
梓「それで澪先輩はどうしましょう」
律「梓ものってきたな」
梓「違います。唯先輩に合わせただけです」
律「だから素直になれって」
梓「だから違いますって。唯先輩に合わせただけです」
律「唯のことほんと好きだな、梓は」
梓「だから違い…ません」
唯「あずにゃん」キラキラ
梓「なんですかその目は、これじゃあ話がすすまないです」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:14:48.35 ID:BLRJwnnz0
唯「みおちゃんは、はずかしくとかかなぁ」
梓「いきなり話もどすんですね。でもはずかしくって音楽表記はわかんないです」
律「梓にもわからないことがあるとはな」
梓「もしかしたらないだけかもしれないじゃないですか」
唯「んじゃなににしようか」
梓「そうですね、速さの意味になりますがモデラートとかありますよ」
唯「もでらーと?」
梓「控えめな速さとかそんな感じの意味です」
唯「そっかぁ、控えめがみおちゃんかぁ」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:16:11.17 ID:BLRJwnnz0
律「澪は控えめだけどデンジャラスクイーンでしょ」
梓「あまり前半と後半つながってませんね」
唯「りっちゃん、アイスもうひとつ追加ね」
律「また口止め料か、唯のやつアイスがからむとしっかりするんだよなぁ」
唯「えへへ、ありがとうりっちゃん」
律「ほめてないって、今月財布きびしいのに…」
梓「次はだれの番ですか?」
律「次はあたしだよん」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:18:39.18 ID:BLRJwnnz0
梓「律先輩ですか、大雑把にって意味で考えると…」
律「人の目の前でそんなこと言って覚悟してるのかな?」
梓「アウアウー」
律「私といったら容姿端麗でしょ」
唯「えー、それはみおちゃんやむぎちゃんのことでしょ」
梓「そうですよね、唯先輩」
律「梓、ラウンド2だ」
梓「ギブギブ」
唯「えー、あずにゃんでむぎちゃんなあずにゃんをいじめるのやめなよ」
梓「なんかわかりにくいですね、それ」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:20:51.34 ID:BLRJwnnz0
唯「みおちゃんは容姿端麗でりっちゃんはいじめっこかぁ」
律「なにをー!」
唯「あーりっちゃんがりっちゃんした」
律「怒ってなんかないわい」
梓「なんで通じるんですか」
唯「やっぱりりっちゃんはりっちゃんだね」
律「ああ、唯も唯だよ」
唯「りっちゃん…」
律「唯…」
梓「あのー、もうそろそろこっちの世界に戻ってきてくださーい」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:22:17.29 ID:BLRJwnnz0
梓「次は唯先輩の番ですよ」
唯「えっわたし」キラキラ
律「唯は天然だから、唯は唯だ」
梓「もう音楽用語とか関係なくなってるじゃないですか」
唯「私って天然なのかぁ」
梓「はい、筋金入りの天然ですよ」
唯「えー、そこは筋金入りの唯先輩っていってくれなきゃ」
梓「今も私の話と関係ない答えをしてくれたし、やっぱり筋金入りの唯先輩ですよ」
唯「わーい、あずにゃん大好き」ギュッ
梓「だからやめてくださいよ」
律「よかったな、唯」
律(ほんとにこれでよかったのか?)
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:24:31.93 ID:BLRJwnnz0
唯「あとはトンちゃんだけだね」
梓「えっ、律先輩も唯先輩もきまってないじゃないですか」
唯「えっ、りっちゃんはりっちゃんだよ」
律「そうだぞ、唯は唯だぞ」
梓「なんですかそれ。唯先輩は天然として律先輩はなにになったんですか」
唯「そういえばりっちゃんは何になったんだろう」ジー
律「おでこをみるな!」
唯「え~」
律「え~じゃない。だから、私は容姿端麗、頭脳明晰なんだよ」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:26:04.45 ID:BLRJwnnz0
唯「そんなのりっちゃんのキャラじゃない」
律「素直にほめるってことをしらないのかい」
梓「でも今回はそんなことしてませんよね」
律「今回は、だろ。いつもはしているんだよ」
梓「ごめんなさい、間違えました。今回も、でした」
律「だから素直に私をほめろって」
梓「んで、結局律先輩はなにになったんですか」
唯「りっちゃんはいつも元気で明るいんだよ」
梓「そうですね、ではそれでいきましょう」
律「まあそれならいっか」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:28:45.66 ID:BLRJwnnz0
唯「今度こそあとはトンちゃんだけだね」
梓「トンちゃんはいつも優雅に泳いでいるから優雅って意味でグラツィオーソとかでしょうか」
唯「やっぱりかわいくない。トンちゃんはトンちゃんがいいよ」
梓「もう音楽とか関係ないじゃないですか」
律「音楽の勉強はムギのところあたりまでで終わってたぞ」
梓「えっ、そんなぁ」
梓(またしてもいつもの雰囲気にのまれてしまった)
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:31:28.94 ID:BLRJwnnz0
ドア「ガチャ」
澪「ごめん、先生に呼ばれて遅れた」
紬「私も澪ちゃんと一緒で遅れちゃった」
唯「やっぱりみおちゃんはみおちゃんでムギちゃんはムギちゃんだねぇ」
紬「あら、ありがとう」
澪「律、唯になにをしたんだ?」
律「私はなにもしてない。梓がしたんだ」
澪「後輩のせいにすんな」ガツ
律「いてぇ、本当のことなのに」
戸建 マンション 賃貸 不動産
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:32:35.14 ID:BLRJwnnz0
梓「すみません、澪先輩。唯先輩に音楽用語を教えていたらなぜかこうなりました」
律「ほら、私のせいじゃないじゃん」
梓「でも律先輩も巻き込んでましたよね」
澪「やっぱり律もからんでるじゃないか」
律「澪は相変わらず澪だよなぁ」
澪「律までどうしたんだ?」
紬「澪ちゃん、りっちゃんは澪ちゃんのことをデンジャ…」
律「ムギ、ちょっとまった!」
梓(なんでムギ先輩には通じたんだろう)
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:34:13.18 ID:BLRJwnnz0
澪「だれがデンジャラスだ」ガツン
律「いてっ…ほら、その感じが」
紬「ちなみに唯ちゃんは容姿端麗だねっていってたのよ」
唯「うんうん」
澪「そんな、はずかしい」
唯「みおちゃんあずにゃん」
澪「ん?」
紬「澪ちゃんかわいいっていったのよ」
律「やめろ唯、これ以上いうと澪が白くなる」
唯「あぅ、ごめんね、みおちゃん」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:37:15.48 ID:BLRJwnnz0
紬「早速お茶にするね」
梓(せっかく味方の澪先輩がきてくれたんだ)
梓「あの、練習は…」
澪「せっかくムギがお茶いれてくれるし、唯がどれだけ覚えたか確かめたいしお茶でいいんじゃないか」
梓(私に味方はいなかった…)
梓「そうですね」
唯「わーい、ムギちゃんのお菓子♪」
数分後
紬「おまたせー♪」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:40:00.15 ID:BLRJwnnz0
唯「今日もおいしそうなケーキ」
律「私これな」
唯「あっ、ずるーい。りっちゃんされた」
澪(これはなんとなく意味がわかるぞ)
澪「やっぱり律のやつ、すぐに律をするよな」
唯「そうなんだよ。りっちゃんされて私悲しー」
澪(やった、この話の中にはいれた、わーい)
律「唯、それどういう意味だよ」
唯「えへへ」
律「えへへじゃない」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:41:49.34 ID:BLRJwnnz0
梓「澪先輩まで…」
澪「どうした、あずさ?」
梓「いえ、なんでもないです」
澪「ところで唯、どれくらい音楽用語おぼえたんだ?」
唯「んとね、アマービレやツィールリヒがかわいらしくって意味で、
ドルチェやツェールトリヒがやさしくって意味で、
モデラートが控えめな速さ、グラツィオーソが優雅にって意味だよ」
律「梓、うれしそうだな」
梓「そりゃもちろんですよ。ちゃんと覚えてくれていたし」
澪「けっこう難しいことまで覚えたんだな。すごいな」
唯「えへへ、もっとほめてほめて♪」
紬「さすが唯ちゃん、ケーキ1つあまってるからこれもどうぞ」
唯「これもいいの? やっぱりムギちゃんはムギちゃんだねぇ」
紬「うふふ、ありがとう」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:43:34.14 ID:BLRJwnnz0
唯「あらためてムギちゃんみると、やっぱトンちゃんみたいにお茶飲んでるね」
澪(どういう意味かわかんない…)
紬「あらためて言われるとちょっと照れるかも」
唯「ムギちゃんってみおちゃんなところもあるんだねぇ」
澪(容姿端麗ってことか、でも話がつながらない)
梓(私もなにかわからなくなってきた)
律(容姿端麗は私だろうがっ)
紬「はずかしくはないけど…でもちょっとてれるだけ」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:45:43.70 ID:BLRJwnnz0
澪「どうして会話できるっ」
梓「澪先輩はまだいいですよ。私は最初からいたのに話についていけなかったんですよ」
律「なんだ、はずかしいって意味のほうだったのか。うん、そうだよな」
唯「みんなどうしたの?」
澪「…なんでこんな流れになったんだ?」
唯「流れ?」
澪「ムギはトンちゃんみたいとか」
唯「あぁ、それはね。私があずにゃん先生に教えてもらおうとおもって、んでなんだっけ」
梓「私が教えたんですよ。でも唯先輩がアマービレはかわいくない、私のほうがかわいいって
いいだして、そしたらいつのまにかかわいいって意味であずにゃ…あずにゃんって言い出したんです」
澪「なるほど、そういうことか」
唯「あずにゃんがあずにゃんって言うあずにゃんの姿もあずにゃんだねぇ」
澪「そうだな、唯」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:47:09.50 ID:BLRJwnnz0
ドア「ガチャ」
さわ子「チョリース」
律「さわちゃん、何しにきた?」
さわ子「なにしにってお菓子をいただきにきたのよ」
紬「あっ、ごめんなさい。先生の分、唯ちゃんにあげちゃいました」
さわ子「」ガーン
律「ムギも唯なところあるんだな」
紬「本当にごめんなさい」
さわ子「いいわよ、いつもおいしいお菓子いただいているし。でも今度また家庭訪問させてもらうわね」
紬「もちろんいいですよ、澪ちゃん♪」
おしまい
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:48:33.55 ID:BLRJwnnz0
アニメより内容ないのはまずかったか。
今度はストーリーも書けるよう精進するよ。
<<唯「しりとり!」 | ホーム | 薔薇水晶「それでも本当にローゼンメイデンなのですか!!?」>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |