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紬「それでは、みなさん精算します♪」唯律澪梓「へっ!?」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 19:30:16.73 ID:/KdRgcwq0
卒業式が終わり私たちは部室に集まり、卒業の感動を分かち合っている時だった、
ムギちゃんはいきなりそう言い放った…
律「ムギ…なんだよ?精算って?」
唯「ムギちゃんどうしたの?いきなり?」
澪「そうだぞ、それに意味がわかならい」
紬「えーっ、だから今まで皆さんが食べたお菓子とお茶の料金を精算するんです」
梓「冗談ですよね?ムギ先輩…」
紬「冗談でこんなこと言わないわよ♪誰がタダって言ったの?私は言った覚えはないわよ」
唯「卒業式に変な冗談は止めようよ、ムギちゃん」
澪「そうだぞ、ムギ…冗談にしては笑えないぞ…」
卒業式が終わり私たちは部室に集まり、卒業の感動を分かち合っている時だった、
ムギちゃんはいきなりそう言い放った…
律「ムギ…なんだよ?精算って?」
唯「ムギちゃんどうしたの?いきなり?」
澪「そうだぞ、それに意味がわかならい」
紬「えーっ、だから今まで皆さんが食べたお菓子とお茶の料金を精算するんです」
梓「冗談ですよね?ムギ先輩…」
紬「冗談でこんなこと言わないわよ♪誰がタダって言ったの?私は言った覚えはないわよ」
唯「卒業式に変な冗談は止めようよ、ムギちゃん」
澪「そうだぞ、ムギ…冗談にしては笑えないぞ…」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 19:36:54.40 ID:/KdRgcwq0
ムギちゃんは私達の反応を見て、真剣な顔になると机をバンと叩いた。
私達はビクッとする。ムギちゃんの真剣な顔からこれが冗談じゃないと分かると
部室内に不穏な空気が立ち込める…
紬「じゃあ、みんなの金額言っていくからちゃんと払ってね」
紬「唯ちゃんは、583,000円ね♪」
紬「澪ちゃんとりっちゃんは、383,000円♪」
紬「梓ちゃんは、283,000円♪」
律「なんだよ…この金額…私達にいきなり払えるわけないじゃないか…」
唯「ムギちゃん…私だけ金額が変だよ…みんなより高いよ…」
紬「唯ちゃんそれはね、ギー太のお金よ。払ってくれるようなこと言っていて
結局、払ってくれないじゃない」
澪「払えないよ…そんな大金…」
梓「うううっ…」カタカタ
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 19:42:35.92 ID:/KdRgcwq0
紬からの請求額にみんな言葉を失い。梓に関しては震えだす始末…
梓「お母さんに、そ、相談します…」ポロポロ
澪「うううっ…警察に…警察に相談する…」ポロポロ
唯「さわちゃん先生に…相談してくる…」オロオロ
紬「待って、みんな。外見てご覧なさい♪校門の所よ」
律「なんだよあれ…」
唯澪梓「へっ?な、何、あの黒服の人達…」
紬「あれはお父さんの会社の人達よ♪会社が大きくなると、ああ言った人達も必要になるらしいの。
で、今回は私が必要だからお父さんにお願いして来てもらったの」
澪「ママ…怖いよ…助けて…」カタカタ
梓「誰か助けてくださいです…」ポロポロ
唯「憂…助けて…、和ちゃん…助けて…」カタカタ
紬「あらあら、澪ちゃんたら、ママってwうふふっw」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 19:46:44.55 ID:/KdRgcwq0
校門の前にいる黒服に脅える放課後ティータイムのメンバー達、その姿を見てほくそ笑む紬。
そしてさらに追い打ちを掛ける紬。
紬「この事を他の人に言っちゃうとどうなるか分かるわよね?話を聞いた人達に危害が加わるかも知れないわw
お父さんの話では、どんな事でもする人達って言っていたわ♪」
律「き、危害ってなんだよ…?どういう事だよ…」カタカタ
紬「私も良く分からないんだけど、この世から居なくなってしまうみたいなw
そんな事らしいの。多分、死んじゃうって事じゃないかしら♪よく分からないわwww」
律「死ぬって…冗談だろ…?」カクカク
澪「死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…」プルプル
唯「嫌だよぅ…」ポロポロ
梓「うううっ…」ポロポロ
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 19:52:55.33 ID:/KdRgcwq0
『死』という言葉に恐怖を感じて狼狽する放課後ティータイムのメンバー…
そんなメンバーにお構いなしに話を進める紬。
紬「それでね♪返済方法なんだけど、どうするのかしら?」
律「バイトして払うよ…だから待ってくれないか…?」カクカク
紬「良いけど、早くしてね♪そんなに待つつもりはないから♪」
律「ど、どれくら待ってくれるんだ?」
紬「そうねぇ…夏ぐらいまでかな」
律「夏ぐらいって…無理だよ…もっと待ってくれないか…?」
紬「それは駄目!ケジメってやつね♪」
律「そ、そんな…」プルプル
紬「大丈夫よ♪そのために稼げるバイト紹介するから♪」
澪「バイトって…?」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 19:57:26.51 ID:/KdRgcwq0
紬「夜働けば良いのよ。それなら学業にも差し支えないでしょ?」
澪「夜の仕事?ムギが紹介してくれるなら…」
紬「私も良く分からないんだけど、風俗?って所みたい。うちのお父さん、そういうのもやってるの♪」
澪「無理…無理…無理…無理…無理…無理…無理…無理…無理…無理…」ポロポロ
紬「後ね、キャバクラ?って所もあるって言ってたわ♪
でも、梓ちゃんは流石に無理よね、高校生だし…」
梓「はい…」ポロポロ
紬「じゃあ、何時もみんなで行ってる楽器店でバイト出来るようにお父さんに話してみるね。
梓ちゃんは特別に期限は区切らないわ♪」
梓「ありがとうございます…」ポロポロ
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:02:42.03 ID:/KdRgcwq0
唯「わ、私も楽器店が良い…お願い、楽器店でバイトさせて?」ポロポロ
紬「あっ、それは無理!もう高校生じゃないんだから、甘えちゃ駄目よ!
高校卒業したら夜働けるんだし、それみ唯ちゃん一番金額多いんだから
お給料の良いところで働かないと、夏までに返せないでしょ?」
唯「うううっ、ムギちゃん…憂に相談したい…」
紬「相談してもいいけど、憂ちゃん居なくなるかも知れないよ?
それでも良いの?」
唯「いや…憂にはいて欲しい…」
紬「じゃあ、憂ちゃんには相談したら駄目♪自分で解決しなきゃw」
唯「うん…」ポロポロ
紬「じゃあ、りっちゃん、澪ちゃん、唯ちゃんは風俗で働くって事で良いわよね?」
澪「待って!風俗は無理…私、バージンだし…」ポロポロ
紬「バージンwじゃあ、澪ちゃんはキャバクラで働くって事で良いわね?」
澪「はい…」ポロポロ
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:07:23.56 ID:/KdRgcwq0
律「わ、私も澪と一緒で…お願いします」
紬「じゃあ、りっちゃんもキャバクラね。唯ちゃんはどうするの?」
唯「わ、私は…み、みんなより金額多いし…早く返したいし…風俗で働くよ…」
紬「そう♪」
澪「ま、待てよ…唯、風俗ってどんな所か知ってるのか?」
唯「分かんないよ!」
澪「お、男の人の前で裸になってエッチな事するんだぞ?わかるか?」
唯「ええっ…そうなの…無理だよぅ…ムギちゃん、私も澪ちゃんと同じところでお願いします…」ポロポロ
紬「なんだ、キャバクラで働くのね♪分かったわ、じゃあ、唯ちゃん、りっちゃん、澪ちゃんはキャバクラで働いて
返すって事で頑張ってね♪」
唯澪律「はい…」ポロポロ
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:17:20.13 ID:/KdRgcwq0
数ヵ月後・・・・・・・・
ゴールデンウィークが終わりしばらくしてから、いつものハンバーガーショップに集まるメンバー
そこにはもちろん紬の姿はない…暗い雰囲気だけが4人を支配している不思議な空間がそこにはあった。
梓「皆さん元気ですか…?」
律「元気な訳ないじゃないか…」
梓「ですよねぇ…」
澪「梓の方はどうなんだ…?」
梓「私ですか?どうにかバイト頑張ってます…」
澪「そうか…軽音部の方はどうなんだ…?」
梓「軽音部…無理に決まってるじゃないですか!毎日毎日、バイトバイト!廃部になりましたよ!!」ポロポロ
律「お、落ち着けよ…梓…澪も聞かなくても分かるじゃないか…」
澪「ごめん…」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:22:26.35 ID:/KdRgcwq0
唯「ご、ごめん、あずにゃん、タバコ吸ってもいいかな?」
梓「唯先輩、た、タバコって…」
唯「夜の仕事するようになってから、吸うようになったんだ…」
梓「う、憂は知ってるんですか?」
唯「憂は知らないよ、家では吸わないし…あずにゃん、憂には秘密だよ?」
梓「はい…」
唯「ふーっ」モクモク
澪「私も吸っていいかな…?」
梓「へっ?」
律「私も…」
梓「律先輩もですか…?」
律「ああ…」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:28:09.59 ID:/KdRgcwq0
梓(こ、こんなの私が知ってる先輩たちじゃない…)ポロポロ
澪「どうした?梓?」
梓「だって…こんなの不条理ですよ…」
唯「仕方ないよ…ムギちゃんにお金返すためだもん…」
梓「でも…」
澪「ごめんな…梓…で、バイトの方はどうなんだ?」
梓「学校終わったら、急いで行ってます…遅刻するとペナルティーあるんで…」
律「ペナルティーってなんだよ?」
梓「遅れると時給減らされるんです…」
澪「酷いな…」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:33:12.71 ID:/KdRgcwq0
唯「私達に比べれば、まだ可愛いよ…」
梓「えっ…先輩達はどんな目に合ってるんですか?」
律「指名取らないと怒られるし給料減らされるし、ボトル入れてもらえないと減額だし…もう散々だよ…」ハァ
澪「それにお客が私達をエロい目で見てくるし…この前なんて…『いくら』って聞いてくる客もいるし…
もう、男性恐怖症になりそうだよ…」ハァ
唯「私は店長に体使って客掴めって言われた…」ハァ
唯澪律梓「…」ハァ
そうして、集まりは暗い雰囲気のまま終了した。
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:39:25.66 ID:/KdRgcwq0
数ヵ月後・・・・・・
紬「澪ちゃん、りっちゃん、おめでとう!今日で支払い完了よ♪」
澪律「やった…」ポロポロ
紬「唯ちゃんはもう少し頑張ってねw」
唯「うん…」
紬「梓ちゃんもファイテーンw」
梓「はい…」
律「じゃあ、キャバクラは今日で辞めて良いんだよな?」
紬「あら、それは後はお店と話して?私の関知するところじゃないから…」
澪「それってどういう事だよ?」
紬「私は紹介しただけ、辞める所までは関知してないわ♪辞めるのは個々にお店と話してね」
律「そ、そんな…」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:45:12.23 ID:/KdRgcwq0
その夜・・・・・・・・
澪律「あ、あの…店長、お話したいことがあるんですが…」
店長「どうしたのかな?じゃあ、奥で話そうか?」
澪律「はい…」
店長「で?話したいことって何かな?」
律「あ、あの…今日でお店辞めたいんですが…」
店長「あん?」キッ
澪「ひっ…」ビクッ
店長「あのな、いきなり辞めれるわけ無いだろ!どんな会社でも1ヶ月前に退職願って出すんだよ!
分かるか?ああ?」
律「はい…」カクカク
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:47:26.60 ID:/KdRgcwq0
店長「それにな、こう言う店は女の子抜けると穴が開くんだよ?それにお前らの為に揃えたドレス代とかあるんだよ!
どうしても辞めたいなら違約金払え!」ギロッ
澪「い、違約金って…い、幾らですか…?」プルプル
店長「一人50万だよ!今日で辞めたいなら今すぐ50万用意しろ!」キッ
律「む、無理です…」カクカク
店長「払えないなら、さっさと働いてこい!」キリッ
澪律「はい…」ポロポロ
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:53:38.77 ID:/KdRgcwq0
お店終了後・・・・・・・・
澪「なあ、律…」
律「なんだよ、澪…」
澪「頑張って、50万貯めて早く店辞めような…」
律「そうだな…でも、もうムギ関係ないから、このまま警察に行って相談しないか?」
澪「でも、相談してあの黒服の男達出てきたらどうするんだよ?」
律澪「…」
律「あ、明日も頑張ろう…ハァ…」
澪「うん…」
その後、50万を貯めて店を辞めようとするが、その度に膨れ上がる違約金…
3人は大学を卒業するまでキャバクラで働く事になった。
その間に、澪は2回中絶する事になる…律は薬に手を出してしまい
今は更正施設に入っている。唯はそのまま今もキャバクラで働いている。
梓はバイト、バイトの生活のため成績を落とし留年する事になる。
4人は甘いお菓子の誘惑に負けなければこんな事にはならなかったのに…
ー終わりー
ムギちゃんは私達の反応を見て、真剣な顔になると机をバンと叩いた。
私達はビクッとする。ムギちゃんの真剣な顔からこれが冗談じゃないと分かると
部室内に不穏な空気が立ち込める…
紬「じゃあ、みんなの金額言っていくからちゃんと払ってね」
紬「唯ちゃんは、583,000円ね♪」
紬「澪ちゃんとりっちゃんは、383,000円♪」
紬「梓ちゃんは、283,000円♪」
律「なんだよ…この金額…私達にいきなり払えるわけないじゃないか…」
唯「ムギちゃん…私だけ金額が変だよ…みんなより高いよ…」
紬「唯ちゃんそれはね、ギー太のお金よ。払ってくれるようなこと言っていて
結局、払ってくれないじゃない」
澪「払えないよ…そんな大金…」
梓「うううっ…」カタカタ
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 19:42:35.92 ID:/KdRgcwq0
紬からの請求額にみんな言葉を失い。梓に関しては震えだす始末…
梓「お母さんに、そ、相談します…」ポロポロ
澪「うううっ…警察に…警察に相談する…」ポロポロ
唯「さわちゃん先生に…相談してくる…」オロオロ
紬「待って、みんな。外見てご覧なさい♪校門の所よ」
律「なんだよあれ…」
唯澪梓「へっ?な、何、あの黒服の人達…」
紬「あれはお父さんの会社の人達よ♪会社が大きくなると、ああ言った人達も必要になるらしいの。
で、今回は私が必要だからお父さんにお願いして来てもらったの」
澪「ママ…怖いよ…助けて…」カタカタ
梓「誰か助けてくださいです…」ポロポロ
唯「憂…助けて…、和ちゃん…助けて…」カタカタ
紬「あらあら、澪ちゃんたら、ママってwうふふっw」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 19:46:44.55 ID:/KdRgcwq0
校門の前にいる黒服に脅える放課後ティータイムのメンバー達、その姿を見てほくそ笑む紬。
そしてさらに追い打ちを掛ける紬。
紬「この事を他の人に言っちゃうとどうなるか分かるわよね?話を聞いた人達に危害が加わるかも知れないわw
お父さんの話では、どんな事でもする人達って言っていたわ♪」
律「き、危害ってなんだよ…?どういう事だよ…」カタカタ
紬「私も良く分からないんだけど、この世から居なくなってしまうみたいなw
そんな事らしいの。多分、死んじゃうって事じゃないかしら♪よく分からないわwww」
律「死ぬって…冗談だろ…?」カクカク
澪「死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…」プルプル
唯「嫌だよぅ…」ポロポロ
梓「うううっ…」ポロポロ
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 19:52:55.33 ID:/KdRgcwq0
『死』という言葉に恐怖を感じて狼狽する放課後ティータイムのメンバー…
そんなメンバーにお構いなしに話を進める紬。
紬「それでね♪返済方法なんだけど、どうするのかしら?」
律「バイトして払うよ…だから待ってくれないか…?」カクカク
紬「良いけど、早くしてね♪そんなに待つつもりはないから♪」
律「ど、どれくら待ってくれるんだ?」
紬「そうねぇ…夏ぐらいまでかな」
律「夏ぐらいって…無理だよ…もっと待ってくれないか…?」
紬「それは駄目!ケジメってやつね♪」
律「そ、そんな…」プルプル
紬「大丈夫よ♪そのために稼げるバイト紹介するから♪」
澪「バイトって…?」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 19:57:26.51 ID:/KdRgcwq0
紬「夜働けば良いのよ。それなら学業にも差し支えないでしょ?」
澪「夜の仕事?ムギが紹介してくれるなら…」
紬「私も良く分からないんだけど、風俗?って所みたい。うちのお父さん、そういうのもやってるの♪」
澪「無理…無理…無理…無理…無理…無理…無理…無理…無理…無理…」ポロポロ
紬「後ね、キャバクラ?って所もあるって言ってたわ♪
でも、梓ちゃんは流石に無理よね、高校生だし…」
梓「はい…」ポロポロ
紬「じゃあ、何時もみんなで行ってる楽器店でバイト出来るようにお父さんに話してみるね。
梓ちゃんは特別に期限は区切らないわ♪」
梓「ありがとうございます…」ポロポロ
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:02:42.03 ID:/KdRgcwq0
唯「わ、私も楽器店が良い…お願い、楽器店でバイトさせて?」ポロポロ
紬「あっ、それは無理!もう高校生じゃないんだから、甘えちゃ駄目よ!
高校卒業したら夜働けるんだし、それみ唯ちゃん一番金額多いんだから
お給料の良いところで働かないと、夏までに返せないでしょ?」
唯「うううっ、ムギちゃん…憂に相談したい…」
紬「相談してもいいけど、憂ちゃん居なくなるかも知れないよ?
それでも良いの?」
唯「いや…憂にはいて欲しい…」
紬「じゃあ、憂ちゃんには相談したら駄目♪自分で解決しなきゃw」
唯「うん…」ポロポロ
紬「じゃあ、りっちゃん、澪ちゃん、唯ちゃんは風俗で働くって事で良いわよね?」
澪「待って!風俗は無理…私、バージンだし…」ポロポロ
紬「バージンwじゃあ、澪ちゃんはキャバクラで働くって事で良いわね?」
澪「はい…」ポロポロ
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:07:23.56 ID:/KdRgcwq0
律「わ、私も澪と一緒で…お願いします」
紬「じゃあ、りっちゃんもキャバクラね。唯ちゃんはどうするの?」
唯「わ、私は…み、みんなより金額多いし…早く返したいし…風俗で働くよ…」
紬「そう♪」
澪「ま、待てよ…唯、風俗ってどんな所か知ってるのか?」
唯「分かんないよ!」
澪「お、男の人の前で裸になってエッチな事するんだぞ?わかるか?」
唯「ええっ…そうなの…無理だよぅ…ムギちゃん、私も澪ちゃんと同じところでお願いします…」ポロポロ
紬「なんだ、キャバクラで働くのね♪分かったわ、じゃあ、唯ちゃん、りっちゃん、澪ちゃんはキャバクラで働いて
返すって事で頑張ってね♪」
唯澪律「はい…」ポロポロ
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:17:20.13 ID:/KdRgcwq0
数ヵ月後・・・・・・・・
ゴールデンウィークが終わりしばらくしてから、いつものハンバーガーショップに集まるメンバー
そこにはもちろん紬の姿はない…暗い雰囲気だけが4人を支配している不思議な空間がそこにはあった。
梓「皆さん元気ですか…?」
律「元気な訳ないじゃないか…」
梓「ですよねぇ…」
澪「梓の方はどうなんだ…?」
梓「私ですか?どうにかバイト頑張ってます…」
澪「そうか…軽音部の方はどうなんだ…?」
梓「軽音部…無理に決まってるじゃないですか!毎日毎日、バイトバイト!廃部になりましたよ!!」ポロポロ
律「お、落ち着けよ…梓…澪も聞かなくても分かるじゃないか…」
澪「ごめん…」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:22:26.35 ID:/KdRgcwq0
唯「ご、ごめん、あずにゃん、タバコ吸ってもいいかな?」
梓「唯先輩、た、タバコって…」
唯「夜の仕事するようになってから、吸うようになったんだ…」
梓「う、憂は知ってるんですか?」
唯「憂は知らないよ、家では吸わないし…あずにゃん、憂には秘密だよ?」
梓「はい…」
唯「ふーっ」モクモク
澪「私も吸っていいかな…?」
梓「へっ?」
律「私も…」
梓「律先輩もですか…?」
律「ああ…」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:28:09.59 ID:/KdRgcwq0
梓(こ、こんなの私が知ってる先輩たちじゃない…)ポロポロ
澪「どうした?梓?」
梓「だって…こんなの不条理ですよ…」
唯「仕方ないよ…ムギちゃんにお金返すためだもん…」
梓「でも…」
澪「ごめんな…梓…で、バイトの方はどうなんだ?」
梓「学校終わったら、急いで行ってます…遅刻するとペナルティーあるんで…」
律「ペナルティーってなんだよ?」
梓「遅れると時給減らされるんです…」
澪「酷いな…」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:33:12.71 ID:/KdRgcwq0
唯「私達に比べれば、まだ可愛いよ…」
梓「えっ…先輩達はどんな目に合ってるんですか?」
律「指名取らないと怒られるし給料減らされるし、ボトル入れてもらえないと減額だし…もう散々だよ…」ハァ
澪「それにお客が私達をエロい目で見てくるし…この前なんて…『いくら』って聞いてくる客もいるし…
もう、男性恐怖症になりそうだよ…」ハァ
唯「私は店長に体使って客掴めって言われた…」ハァ
唯澪律梓「…」ハァ
そうして、集まりは暗い雰囲気のまま終了した。
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:39:25.66 ID:/KdRgcwq0
数ヵ月後・・・・・・
紬「澪ちゃん、りっちゃん、おめでとう!今日で支払い完了よ♪」
澪律「やった…」ポロポロ
紬「唯ちゃんはもう少し頑張ってねw」
唯「うん…」
紬「梓ちゃんもファイテーンw」
梓「はい…」
律「じゃあ、キャバクラは今日で辞めて良いんだよな?」
紬「あら、それは後はお店と話して?私の関知するところじゃないから…」
澪「それってどういう事だよ?」
紬「私は紹介しただけ、辞める所までは関知してないわ♪辞めるのは個々にお店と話してね」
律「そ、そんな…」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:45:12.23 ID:/KdRgcwq0
その夜・・・・・・・・
澪律「あ、あの…店長、お話したいことがあるんですが…」
店長「どうしたのかな?じゃあ、奥で話そうか?」
澪律「はい…」
店長「で?話したいことって何かな?」
律「あ、あの…今日でお店辞めたいんですが…」
店長「あん?」キッ
澪「ひっ…」ビクッ
店長「あのな、いきなり辞めれるわけ無いだろ!どんな会社でも1ヶ月前に退職願って出すんだよ!
分かるか?ああ?」
律「はい…」カクカク
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:47:26.60 ID:/KdRgcwq0
店長「それにな、こう言う店は女の子抜けると穴が開くんだよ?それにお前らの為に揃えたドレス代とかあるんだよ!
どうしても辞めたいなら違約金払え!」ギロッ
澪「い、違約金って…い、幾らですか…?」プルプル
店長「一人50万だよ!今日で辞めたいなら今すぐ50万用意しろ!」キッ
律「む、無理です…」カクカク
店長「払えないなら、さっさと働いてこい!」キリッ
澪律「はい…」ポロポロ
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 20:53:38.77 ID:/KdRgcwq0
お店終了後・・・・・・・・
澪「なあ、律…」
律「なんだよ、澪…」
澪「頑張って、50万貯めて早く店辞めような…」
律「そうだな…でも、もうムギ関係ないから、このまま警察に行って相談しないか?」
澪「でも、相談してあの黒服の男達出てきたらどうするんだよ?」
律澪「…」
律「あ、明日も頑張ろう…ハァ…」
澪「うん…」
その後、50万を貯めて店を辞めようとするが、その度に膨れ上がる違約金…
3人は大学を卒業するまでキャバクラで働く事になった。
その間に、澪は2回中絶する事になる…律は薬に手を出してしまい
今は更正施設に入っている。唯はそのまま今もキャバクラで働いている。
梓はバイト、バイトの生活のため成績を落とし留年する事になる。
4人は甘いお菓子の誘惑に負けなければこんな事にはならなかったのに…
ー終わりー
<<紬「側にいて…」 | ホーム | 男 「サキュバス召喚!」>>
コメント
ムギはこういうキャラしか目立ってないきがする
No title
まとめありがとうです。
意外に早く終わってたんですねw
意外に早く終わってたんですねw
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