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上条「…妹?」『はい』 ver.一方通行



未完です

861 名前:一方サイド[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 00:01:09.92 ID:YDIGag8CP
一方「……あン?」

一方「なンだこれ?手紙か?」

『<グループ>一方通行様』

一方「…差出人は……チッ……書いてねェか」

一方「……誰からだ…上の連中か?」

一方「…ま、とりあえず読んでみるか」

『一方通行様へ。あなたは今、大変なことになっています』

一方「…あぁン?」

一方「冒頭からわけわかンねェよ」

『あなたに今起こっていることに関して、あなた自身に知って頂きたいと思い、このような手紙を出させていただきました』

一方「……。」

『あまり遠回しに言っても仕方ありませんので、率直に言いますが…』

一方「……。」

865 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 00:03:21.80 ID:YDIGag8CP

『シスターズの上位個体、通称「ラストオーダー」を我々が保護しました 』


一方「なン……だと……」

『あなたには、大きな罪があります』

一方「……罪だァ?」

『あなたが犯した罪は「フラグ立て逃げ罪」です』

一方「……………はァ?」

『あなたはこれまで、ラストオーダーのフラグを立てたにも関わらずそれを回収しようとせずに離れて暮らすことを選択しました』

一方「……そうしなきゃアイツが危ねェンだよ……」

『そのせいで、彼女は傷付き、病み、されどあなたのことを想い、胸を焦がし、病み、またあなたのことを想い、夜も眠れず、病み……』

一方「俺と一緒に住んでたらてめエに被害が及ぶ事がわかンねェのかよ……」

『そして彼女は願いました』

上条「……。」

『あの男が、SPになればいいのに、と』

一方「な……」

866 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 00:05:42.57 ID:YDIGag8CP
『つまり、あなたは…』

『その社長……いえ、ラストオーダーの呪いにより、SPとして働いてもらうことになります』

一方「……」

『お分かりいただけたでしょうか?』

一方「……」

『では、そのさっそく…』


ビリビリビリ!


一方「くだらねェ……」

一方「あンなガキがどうなろうと知ったことじゃねェよ…」

一方「…………。」

870 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 00:12:07.02 ID:YDIGag8CP
一方「……ッたく、何だってンだよ……」

一方「チッ、……あの糞ガキ……あれほど注意しろと言ったのに」


一方「手紙は――チッ破いちまったのは失敗だったな」

ピラリ…

一方「…?……紙?」

『あなたがこの手紙を読んでいると言うことは、先ほどの手紙に書いてあった内容を嘘だと思って、ビリビリに破いてしまったのでしょう』

一方「…!」

『それは、わかっていました』

『あなたが彼女を見捨てるなんてことはできないということを』

一方「チッ……わかったような事いいやがって…」

『ところで今、演算補助デバイスに違和感を感じていらっしゃいませんか?』

一方「…!!」

871 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 00:16:16.43 ID:YDIGag8CP
『この際、ぶっちゃけますが…』

『ネットワークには、制限がかけられています』

一方「なンだと……!?」

『安心ください。戦闘以外には差支えが無い程度に制限しているだけで日常生活には支障はありません』

一方「この手紙のヤロウは…一体どこまで掴んでやがる…」

『先ほども申し上げましたが』

『彼女のSPになっていただけますよね?』

一方「……」


875 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 00:22:31.72 ID:YDIGag8CP
『なお、あなたには彼女の「恋人」になっていただきます』

一方「……はァ?恋人だァ…?」

『本気で彼女を愛すことです』

一方「くだらねェ…第一SPって言ってたじゃねェか、何かから守ったりするンじゃねェのかよ」

『何故恋人にならなければいけないのか。その理由ですが』

一方「……。」

『あなたは彼女を女として…つまり、恋仲に発展するような目で見ない傾向があるようです』

一方「あるわけねェだろ…第一アイツは見た目幼女だろォが」

878 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 00:26:52.39 ID:YDIGag8CP
『あなたにその気があるのならばこれから彼女をあなたに引渡します』

一方「あぁン?折角拉致したのに引き渡すだと…?」

『なお、彼女はこのことを知りません。そしてあなたが恋人になれなかった場合……』

一方「……。」

『彼女は死にます』

一方「なン……だと…?」

『彼女のネットワーク上には何時でもウィルスを転送出来る状態になっています』

一方「チッ……」

『そしてあなたの演算能力も著しくダウンしているため、その際彼女を助けることは出来ないでしょう』

一方「……。」

『ですから彼女を助けたければ彼女と恋人になるしかないのです。ご理解いただけたでしょうか?』


880 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 00:31:14.27 ID:YDIGag8CP
『では、もうすぐ彼女がそちらへ到着すると思うので頑張ってください』

一方「アイツが来ンのか……」

『申し訳ありません、大事なことを伝えるのを忘れておりました』

一方「これ以上まだ何かあンのかよ…!」

『彼女と恋仲になるまでに”制限期間”を加えさせていただきました』

一方「制限期間だァ?」

『本日より1週間以内に彼女と恋仲になれなかった場合自動的に彼女にウィルスが送信されます』

一方「……!?」

882 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 00:34:10.01 ID:YDIGag8CP
一方「たった1週間かよ…と言うよりアイツと恋人になれだァ…?」

一方「クソッ……一体どこのどいつだよ…見つけ出してぶっ殺してやる」


────ピンポーン


『そろそろあなたの恋人が到着したのではないでしょうか、ではご検討を祈ります』

一方「なンでタイミングわかってンだよ…クソッ…どうする……」

884 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 00:43:13.04 ID:YDIGag8CP
───ピンポーン


───ピンポーン


───……ガチャ

打ち止め「やっぱり中にいたんだねってミサカはミサカはミサカの居留守察知レーダーの結果を確認してみる」

一方「オイ…鍵あけてねェぞ…」

打ち止め「ミサカにかかればこの程度の電子キーを空けるのは朝飯前なんだよってミサカはミサカは朝はん食べてきたのに得意げになってみる」

一方「……てめェどこから連れてこられたンだよ?」

打ち止め「会長にあなたに会えるからと連れてきてもらったんだよってミサカはミサカは質問に答えました」

一方「会長だァ…?どこの組織の会長だよ?」

打ち止め「たしか世界妹達連盟って言ってたような気がする、ってミサカはミサカは久々の出会いに喜んでないあなたの質問攻めに答えてみる」

887 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 00:50:23.68 ID:YDIGag8CP
一方「世界妹達連盟だァ…?どこの組織だよ」

打ち止め「ミサカはただ連れてきてもらっただけだからわからないんだよって、ミサカはミサカはテーブルの上のお煎餅を食べながら答えてみる」

一方「チッ…流石に手がかりなんか残してねェか…」

打ち止め「それよりまたあなたと暮らせるの?ってミサカはミサカは期待に満ち溢れた目で見つめてみる」

一方「……あぁ、そうするしかねェみたいだしな…くそめんどくせェ…」

打ち止め「じゃあ早速前みたいに一緒にお風呂に入りたいなって、ミサカはミサカはお風呂のスイッチ入れてみたり」

一方「ンなもン一人で入ってろよ(まてよ……)」

打ち止め「深刻な顔してどうしたの?ってミサカはミサカはお風呂の支度をしながら聞いてみたり」

一方(たしかあの手紙では恋仲にならないとコイツが死ぬとか言ってたよな……?)

888 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 01:04:18.20 ID:YDIGag8CP
────ピンポーン

一方「あぁン…今度は何なンだァ?」

打ち止め「はいはーい、ミサカが出るミサカが出るってミサカはドアのロックを解除してみたり」

一方「オイ…気をつけろよ」

宅配業者「お届け物ですとミs…宅配便をお渡しします。ハンコはいいらないです」

一方「なンだこりゃ…爆弾か何かか?」

打ち止め「簡易スキャンしてみたけど危険はないみたいってミサカはミサカは自信を持って安全性を保証してみる」

ビリビリ…パカツ

一方「ンだァこれは?」

プラララ…

打ち止め「これは通信機能がついているみたいってミサカはミサカは……」

一方「貸せ」

『こんにちは一方通行さん。私先程あなたに手紙をださせていただいた者です』

一方「…!? てめェは誰だ?一体目的はなンだ?」

『落ち着いてください。これから順を追って詳しく説明させていただきます。』

890 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 01:11:54.49 ID:YDIGag8CP
『手紙は読んでいただけましたね?』

一方「あぁ」

『それでは、あなたのパートナーもすでに到着しておりますね?』

一方「パートナー……ってのはアイツの事か……オイ一体どういうつもりだ」

『はい、アホ毛ピコピコしてて可愛らしい幼女のことです』

一方 (幼女……ね……)

『落ち着いてください、これからお風呂に入って彼女の裸がみれるからということで興奮してしまうのは仕方のないことですが、落ち着いてください』

一方「してねェよ!」

一方「っていうかなンでこれから風呂に入ること知ってンだよ?」

『これから風呂に入るということはやっぱり一緒にお風呂に入るつもりだったんですね』

892 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 01:17:57.78 ID:YDIGag8CP
一方「入らねェよ!」

『いいえ、それでは困ります。あなたにはたった「1週間」しかないのですから』

一方「……オイ、さっきから言ってるその1週間後にウィルスを送るとか言うのはマジなのかよ」

『はい、残念ながら……私としてもそれは避けたい自体なので私はあなたのナビゲーターをつとめさせていただきます』

一方「チッ……」

『ではまずお手持ちの機械のボタンを彼女に向けて押してもらえますか?』

一方「やべェもンが出るンじゃねェだろうな…」

『消して害は御座いませんのでご安心ください。それで彼女のデータを見ることが出来ます』

一方「データ…?」

『モノは試しです、試しに押して見てください』

一方「……」ポチッ

ブイーン

一方「……なんか出てきたぞ」

『はい、それがあなたのパートナーのデータになります』

896 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 01:27:10.68 ID:YDIGag8CP
・名前 打ち止め(ラストオーダー)
・恋愛レベル2
・属性 アホ毛 幼女 電
・詳細 元気で明るい可愛い幼女。

・心の声『おふろ、おふろ、おっふーろーってミサカはミサカは……』

一方「………………」

『いかがでしょう?』

一方「…ンだこれはよォ?」

『まず、その機器の名称は「ロリナビゲーターLO」です』

一方「…………」

『これがあればあなたのパートナーのデータを調べることが出来ます』

一方「このおもちゃが何の役に立つンだよ?」

『今後必ずあなたに必要になってくるものです。常に携帯して付属のイヤホンをセットしておいてください』

一方「……チッ」

『まず今表示されているデータの中の「恋愛レベル」と言うところを見てください』

一方「…これか、Lv2となっているが」

『そう、それがあなたのパートナーの現在の恋愛レベルになります』

898 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 01:36:59.31 ID:YDIGag8CP
一方「恋愛レベル?なンだそりゃ」

『はい、それこそがあなたが上げるべきレベルになります』

一方「……」

『そのレベルを10まで上げることで彼女の「死」を防ぐことが可能になります』

一方「ンで、それはどうやってあげりゃいいンだ?」

『ノリノリですね。やはりあなたにはロリコンの素質があります』

一方「てめェ、殺すぞ」

『失礼しました。レベルを上げるのは簡単です。ごく普通の恋愛と同じように彼女の高感度を上げていけばいいのです』

一方「ンな事オレに出来るかよ……」

『ご安心ください、不器用なあなたの為に、このナビから私がサポートさせていただきます』

一方「それは、てめェに何の得があるんだよ」

『私といたしましても彼女が死ぬことは避けたい、そしてあなたと彼女に幸せになって頂きたいと思いこうしてあなたに情報をお伝えしているわけであります』

一方「ってかこの機器の心の声ってのはなンだよ……ナニ考えてるかわかるってか」
(ただの機械じゃないな…心理掌握(メンタルアウト)か何かの能力が使われてンのか?)

『いえ、ただの最先端技術です』

一方「てめェが心を読んでるんじゃねェかと不安になるンだが」

901 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 01:43:14.65 ID:YDIGag8CP
『まぁとにかく実際にレッスンを行いましょう』

一方「何すりゃいいンだ?」

『はい、まずは裸になってください』

一方「はァ?!」

『失礼しました。彼女とお風呂に入るために裸になってくださいと言う事です』

一方「……って、なんで風呂なンかに入らなきゃならねェんだよ」

『先程彼女のデータをご覧になりましたよね?彼女があなたとお風呂に入りたがっていることは明白です』

一方「一緒に風呂に入ってご機嫌取りしろって事かよ」

『簡単に言うとそういうことですね。あ、入浴の際もナビをお持ちください』

一方「風呂に入る事は決定事項かよ…クソ…」

『なおこのナビは防水仕様になっておりますので浴場でも大丈夫です』

打ち止め「お風呂がわいたから早く入ろうよってミサカはミサカはさっきから構ってくれないあなたに催促してみたり」

一方「チッ…しょうがねェな、わかったよ。やりゃいいンだろ」

904 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 01:52:46.19 ID:YDIGag8CP
打ち止め「わーい、わーいってミサカはミサカは喜びを最大限に表現してみたり」

一方「……、じゃあさっさと入っちまうか」

打ち止め「折角だからあなたに脱がせて欲しいかもってミサカはミサカはセクシーミサカにモードチェンジしてみたり!」

一方「…………」

打ち止め「ほら~早く脱がせてぇ~って御坂はミサカは足をバタバタ振り回して駄々っ子っぽく催促してみる」

一方「どこがセクシーなンだよ…まぁオマエはその方が似合ってるけどな」

『やはりロリコンの素質がありますねとミs…会長は申し上げます。』

一方「!?……てめぇ聞いていたのかよ」

『こちらで通信を切らない限り通話は終了しないようになっております』

一方「……」

908 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 01:58:51.33 ID:YDIGag8CP
打ち止め「あなたは素の私が好きって言われてミサカはミサカは顔を真赤に染めて照れてみる」

一方「アホな事言ってねェでさっさと脱げよ……」

打ち止め「脱げよとか言われてミサカはミサカはちょっぴり危機感を抱いてみる……!」

『ここで「オレにオマエのつるぺたな胸を見たてくれ」と言ってください』

一方「オレにオマエのつるぺたな胸を……ってふざけンな!」

打ち止め「つるぺたなんて失礼しちゃう、これでも日々成長中なんだからってミサカはミサカは胸を寄せ集めてみる」



910 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 02:04:17.21 ID:YDIGag8CP
一方 (オイ、何言わせンだよ」)

『あなたには1週間しかないのですよ?とミサ……会長は危機感を煽ります』

一方「あぁン…なにあのガキみたいな喋り方してンだ?」

『あ、あなたとしゃべっているあの子の喋り方がうつってしまいましたと会長は申し上げます』

一方「……?」

『そ、そんなことよりあなたには1週間しかないのです。1日も無駄に出来ないのです』

一方「…あぁ」

『それでは今後は私の指示通りに動いていただけますようよろしくお願い申し上げます』

打ち止め「ほらほら、早くあなたもお風呂に入りなよってミサカはミサカは手水鉄砲で狙い撃ちしてみたり」

914 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 02:13:23.97 ID:YDIGag8CP
打ち止め「こうしてあなたとお風呂入るなんて久しぶりだねってミサカはミサカは抱きついてみたり!」

『チャンスです!』

一方 (……?)

『まず彼女の頭を撫でてあげてください』

一方 (あぁン……撫でるってこうか?)

打ち止め「……ぇ?…ど、どうしたのかなってミサカはミサカは突然のなでなでに困惑してみたり」

『そのまま頭を撫でながら左手をお腹に回して……「オレにはオマエを離したくない」と、言ってください』

一方「…………」

打ち止め「……んっ……?どうしたのってミサカはミサカは……」

一方「オレにはオマエを離したくない……」

打ち止め「えぇ?え?なんて言ったの?ミサカはミサカはのぼせて幻聴が聞こえるようになってしまったかもしれない」

920 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 02:19:54.80 ID:YDIGag8CP
一方「って何言わせてンだよ」

『しっかりと効果はあったはずです、と会長は自信をもって宣言します』

一方 (効果…ねェ…)

『ではお手持ちのナビの彼女のデータを更新してみてください』

一方 (これか……)

ポチッ…ブイーン

・名前 打ち止め(ラストオーダー)
・恋愛レベル3
・属性 アホ毛 幼女 電
・詳細 元気で明るい可愛い幼女。

心の声「あれはどういう意味だったんだろう、ってミサカはミサカは心拍数が異常上昇して危険な状態になっていたり」

923 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 02:33:13.22 ID:YDIGag8CP
一方 (なンかレベル上がってンぞ?)

『それは先程のあなたの功績ですね。彼女は素直な子なのですが恋愛方面には疎いのでもうちょっと積極的に行きましょう』

一方 (はァ…またあンな事しなきゃならねェのかよ)

『一刻も早く性的な行為におよびたいと焦る気持ちはわかりますが。それはいくらなんでも積極的になりすぎです』

一方 (はァ!?ンな事言ってねェよ!)

『いずれチャンスは来ますから落ち着いてください。まずその前にやるべきステップがありますのでそちらから行いましょう』

一方 (コイツ…人の話聞いちゃいねェ…)

一方 (第一あのガキと性的な行為だと……おっと……)

『身体の一部に血液が集まっておりますねと会長は…』

一方「だから、なンで分かるんだよ?!」

『まぁナニは暫く置いておいてまずは彼女とご飯にしてください』

一方 (まさか作れとか言わねェよな?飯なんてねェし作れもしねェぞ…?)

942 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 13:54:04.57 ID:YDIGag8CP
『出来れば手料理が良いのですが無いものねだりをしても仕方がありません』

『でも重要なのは"一緒に食事をする"と言うことなので外食でも構いません』

一方「そうかよォ、ンじゃあまたファミレスでも行きゃいいのかよ」

『はい、最初に彼女と食事されたファミレスに行きましょう』

一方「はァ?テメェなんでそんなことまで知ってやがるッ?」

『ミサカネッt……企業秘密です』

一方「答え言ってんじゃねェかよ!って、そういやネットワークをハッキングす
るほどの組織だったか…」

『そ、そういうことです…っと、言うわけでファミレスへ移動しましょう』

945 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 13:56:30.78 ID:YDIGag8CP
一方「何から何までお見通しってわけかよォ…気に食わねェ」

打ち止め「ねぇねぇ、さっきからブツブツ言ってるけどどうしたの?ってミサカはミサカはあなたの頭の中を心配してみる」

一方「なンでもねェよ、それより飯食に行くぞ」

打ち止め「ご飯!それはいい考えかもってミサカはミサカはお腹を鳴らしながらヨダレを垂らしてみる」

一方「ンじゃァ行くか、この間のファミレスでいいな」

打ち止め「あなたと一緒に食事出来るのならどこでもいいかもってミサカはミサカは…」

一方「わかったからさっさと行くぞ」

946 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 13:58:40.76 ID:YDIGag8CP
──ファミレス


打ち止め「どれにしようか悩んじゃうかもってミサカはミサカはお子様ランチAと本日のランチBを見つめながら唸ってみる」

一方「……おい、いつまで選んでる気だよ。さっさと選べよ」

打ち止め「ん~決められないからあなたに選んで欲しいかもってミサカはミサカは選択権を委ねてみる」

一方「あぁン?ンなの自分の好きなの頼めよ…まァいい…」ポチッ


ピンポーン


ウェイトレス「ご注文はお決まりでしょうか?」

948 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 14:05:14.83 ID:YDIGag8CP
一方「このお子様ランチAと本日のランチBと……(っとオレは何にするか決めてなかったぜ)」

一方「んじゃこのへんでろぱで……」

『ちょっと待ってください、「へんでろぱ」は時間がかかりますので他のものにしてください』

一方(あァン?何でだよ……あぁ…そういや)


『鈍いあなたがお気づきになられました?と会長は少々驚いております』

一方 (チッ…いちいち言い方がムカつくぜ。…わかったよ)

『以前あなたと食事をしたときに彼女は出来立てを食べられませんでした。…まぁそれでも彼女は満足していましたがと会長は補足説明いたします』

949 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 14:11:51.66 ID:YDIGag8CP
『はい、ですので今度は一緒に出来立てを食べられるよう早めに出てくるものにしてください』

ウェイトレス「では、ご注文を繰り返させていただきま──」

一方「へんでろぱはやめてオムライスにしてくれ」

ウェイトレス「かしこまりました。ご一緒にドリンクバーはいかがですか?」

打ち止め「ジュースも飲みたいかもってミサカはミサカは──」

一方「……じゃあそれも追加だ」


ウェイトレス「ありがとうございます。それではご注文を繰り返させていただきます──」

950 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 14:18:29.57 ID:YDIGag8CP
『……オムライスですか。似合いませんねと会長は感想を述べます』

一方 (……うるせェ)

打ち止め「なんでへんでろぱやめてオムライスにしたの?ってミサカはミサカはあなたにはオムライスの似合わないかもって思ってみたり」

一方「……、」

『ここで、「オマエに出来立てを食わせてやりたいからだよ」と言ってください』

一方「……、お、オマエに出来立てをくわせてやりたかったからだよ」

951 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 14:26:02.64 ID:YDIGag8CP

打ち止め「……最初に来たときのこと覚えてて気を使ってくれたんだねとミサカはミサカはあなたの優しさに胸打たれてみる」

一方「フン…」

『これでまた高感度が上昇したはずです、頑張ってください』

打ち止め「でもミサカは一緒に食べられれば満足なんだよってミサカはミサカは言ってみる」

一方「そンなことより、テメェの精神ネットワークは正常に機能してンのかよ?」

打ち止め「?なんでそんなこと聞くの?ってミサカはミサカは疑問に思ってみたり」

一方「こっちの都合だよ、いいから答えろ」

打ち止め「別に異常はないと思うよと、ミサカはミサカは質問に答えてみる」

一方「ならいい」

952 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 14:32:20.76 ID:YDIGag8CP

打ち止め「?あなたの代理演算に支障でもあるの?とミサカはミサカは一応ミサカネットワークに異常がないか確認してみる」

一方「……、いや、問題ないならいいンだけどよォ」



打ち止め「調べてみたけど別に異常は見当たらなかったよとミサカはミサカは結果報告してみる、あっ!」

打ち止め「ご飯きたきたきたきたってミサカはミサカはウェイトレスさんを凝視してみる」


ウェイトレス「お待たせいたしました。オムライスとお子様ランチAとBセットになります」

打ち止め「わーい、今度は同時に来たよってミサカはミサカは喜んでみる」

953 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 14:37:49.69 ID:YDIGag8CP

一方「このランチはコイツのだ」

ウェイトレス「あ、失礼いたしました (この子こんなに食べるの……?)」

打ち止め「ミサカが悩んでたから両方ミサカの為に頼んでくれたの?ってミサカはミサカは驚きと感動を感じてみる」

一方「……、時間の無駄だったからってだけだ」

『素直じゃありませんね。もう少し素直になったほうが良いですよとミs…会長は助言いたします』

打ち止め「あなたの気遣いのおかげで一緒にあったかいご飯がたべられるねっ、ってミサカはミサカははしゃいでみたり」

955 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 14:44:15.28 ID:YDIGag8CP
一方「……、オイ、今度は冷めないうちに食うぞ」

打ち止め「うん!フォークの使い方にもなれたところ披露してあげるってミサカはミサカはフォークを握りながらいってみる」

打ち止め「じゃあいただきます!ってミサカはミサカはあなたに感謝しつついただきます」

一方「そういやァ、オマエは最初箸すらまともに使えてなかったよなァ」

打ち止め「でも黄泉川にちゃんと教えてもらって完璧になったんだよってミサカはミサカは自慢してみる」

一方「…ンなもン、自慢でも何でもねェよ」

956 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 14:49:08.82 ID:YDIGag8CP




打ち止め「あなたのオムライスは美味しい?ってミサカはミサカはちょっとその半熟卵を見てヨダレを垂らしてみる」

『ここで「食べさせてやるよ、ほらあーんして♪」と言ってください』

一方 (はァ?!こんな外でンな事しろってかァ?)

『ほら、彼女を助けるためだと思って。命がけの戦闘よりは良いでしょう?』

一方 (チッ…こンなンじゃァ戦場にいた方が気が楽だぜ)

『では、スプーンにすくって彼女の前に差し出してあげてください』

一方「オイ、ほら、食べさせてやるよ…あ、あーんしろ…」

957 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 14:51:32.25 ID:YDIGag8CP

打ち止め「…えぇ?!ど、どうかしちゃったのってミサカはミサカはあなたの行動に疑問を抱いてみる」

一方「……、いらねェのか、ンじゃァ、オレがじゃあ食っちまうぞ」

打ち止め「あぁあぁ!ダメダメ!待って待って!食べる食べる!ってミサカは身を乗り出して必死になってみる」

一方「…………、ほらよォ」

パクッ

打ち止め「う~ん!美味しい美味しいってミサカはミサカは感想言ってみたり」

一方「そいつァ良かったな…」

960 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 14:56:10.24 ID:YDIGag8CP


打ち止め「あ、あの……もっとあーんして欲しいかもってミサカはミサカは照れながら言ってみる」

一方「オマエの料理まだたくさん残ってるじゃねェか。そっち食えよ」

打ち止め「じゃあミサカがあなたにあーんしてあげる!ってミサカはミサカは取っておきのエビフライを差し出してみたり」

一方「………………ゴクリッ」

『よ、良く考えたら…か、間接キスだ……ハァハァ…ハァハァ…と考えていないで早く食べてあげてください』

一方 (ンな!?そンなこたァ思ってねェよ!)

962 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 15:00:17.84 ID:YDIGag8CP

打ち止め「ほらあーんだよ、ってミサカはミサカは期待に満ち溢れた目で見つめてみたり」

一方 (テメェ…覚えてろよォ…)

『ミ…会長はただ助言しただけです。と自己弁論します』

パクッ

打ち止め「美味しい?美味しい?ってミサカはミサカはあなたの感想聞いてみる」

一方「あ、あぁ、うめェよ」

打ち止め「じゃ、じゃあもっとあげるね、ってミサカはミサカはハンバーグを差し出してみたり」

一方「……、自分で食エよ」

打ち止め「かわりにあなたのオムライスをあーんで食べてあげてもいいんだよってミサカはミサカは口を開けてみたり」

963 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 15:03:57.30 ID:YDIGag8CP



一方「……ハァ…もう勝手にしやがれ」

打ち止め「わーい、じゃあ次はこの唐揚げあげるよってミサカはミサカは唐揚げにフォークを刺してみる」

打ち止め「はいはい、あーん!ってミサカはミサカは──」


────ヒソヒソ…

ウェイトレスA (ねぇねぇ、ちょっとあの席見てよ…あんな小さい子と「あーん」しあってるよ…)
ウェイトレスB (うわぁ…ロリコンかなぁ?ジャッジメントに通報したほうがいいのかしら?)

966 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 15:19:56.57 ID:YDIGag8CP
────


打ち止め「ぷはぁーお腹いっぱいぃぃーもう食べられないかもーってミサカはミサカはおなか撫でてみたり」

一方「テメェその小せェ体のどこにあの量入るンだよ…パフェまで食いやがった…」

打ち止め「ごちそうさまでした!ってミサカはミサカは最初に来たときに言えなかった言葉を言ってみる」

一方「……ごちそうさま」

打ち止め「……なんか今日のあなたは妙に素直だねとミサカはミサカは疑問を抱いてみる」

一方「ンな事ねェよ、ほら、食い終わったならさっさと出るぞ」

967 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 15:22:09.84 ID:YDIGag8CP

打ち止め「この後はどうするの?ミサカはミサカはゲームセンターと言うところに行ってみたかったり」

一方「ゲームセンターだァ?」

打ち止め「あなたはゲームセンターに行ったことあるの?ってミサカはミサカは質問してみる」

一方「そういやァ行ったことねェな」

打ち止め「じゃあミサカと一緒だねってミサカはミサカは嬉しげに言ってみる」

一方「なんで嬉しそうにしてンだよ」

打ち止め「ちょっとしたことでもあなたと「同じ」っていうのが嬉しかったの、とミサカはミサカは──」

968 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 15:24:58.35 ID:YDIGag8CP
一方「ン…、ありゃァそのゲーセンじゃねェか、じゃあ寄ってくか」

打ち止め「え?いいの?ってミサカはミサカはあなたと一緒の初体験に期待してみたり」

一方「……、その言い方はちょっと……」


通行人AB (ヒソヒソ……)


打ち止め「じゃあ早速お店に入るよってミサカはミサカは駆け足でお店に向かってみたり」

一方「オイ、転ぶから走るんじゃねェよ……って言ってるそばから……」

969 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 15:27:56.41 ID:YDIGag8CP
打ち止め「えへへ……転んじゃったってミサカはミサカは膝小僧を撫でながら恥ずかしがってみる」

一方「だから走んなって言ってンだろ……」

『ここで手をつないで上げてください!』

一方 (いきなり大きな声で通信してくんじゃねェよ!)

『失礼いたしました。それではここで彼女の手をつないでください』

一方「……、チッ」

ギュッ

打ち止め「ひゃん!?……えぇぇと?いきなり手を握られて驚いたかもってミサカはミサカは嬉しながらも驚いてみたり」

970 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 15:31:53.60 ID:YDIGag8CP
ウィーン

打ち止め「わーーここが「げーせん」なんだねってミサカはミサカははしゃいでみる」

一方「うるせェから少し落ち着け」

打ち止め「あ、あ、あれは何かなってミサカはミサカは指さしてみる」

一方「オレも初めてだからわかんねェけどクレーンゲーム、とかいうやつじゃねェか?」

打ち止め「みてみて、あの人あのゲームで人形とってた!ミサカもミサカもやってみたいかもってミサカは──」

一方「じゃあやってみろ」 ジャラッ

打ち止め「このお金で遊んでいいの?ってミサカはミサカは一応確認してみる」

971 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 15:34:40.62 ID:YDIGag8CP
一方「あぁ、好きに使え」

打ち止め「わーい、ありがとう、ってミサカはミサカはお礼の言葉を述べてみる」

一方「ンなもンはいいからさっさとやってみろよ」

打ち止め「うんっ!ってミサカはミサカはドキドキしながらお金を入れてみる」

打ち止め「えーと?どうやればいいのかな?ってミサカはミサカは勝手がわからず戸惑ってみたり」

一方「そこにやり方書いてあんじゃねェか、①のボタンでクレーンを横に動かして、次に②で縦に動かすんだろ」

打ち止め「なんとなくわかった!ってミサカはミサカはボタンを押してみる」

974 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 15:41:11.28 ID:YDIGag8CP
────30分後



打ち止め「えいっ……えいっ……あっあ、あ……持ち上がった!ってミサカはミサカは──あぁ?!」

一方「……、もう何十回もやってンのに一つも取れてねェじゃねェか……」

打ち止め「むーこれ難しいんだよ、引っかかっても重くて落ちちゃうしってミサカはミサカは難易度を説明してみる」

『ここであなたが華麗に人形をゲットして彼女にプレゼントしてあげてください』

一方「……、ちょっと貸してみろ」

打ち止め「わくわく、わくわくってミサカはミサカは期待してみたり」

977 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 15:43:57.94 ID:YDIGag8CP
ポチッ ポチッ……

一方「…………、ふん、この程度楽に……なッ?!」

打ち止め「あー落ちたー……ってミサカはミサカは落胆してみたり」

『ふん!この程度楽に取れるぜ(キリッ とか言ったのに失敗しましたね、と会長も落胆してみます』

一方 (ピキピキ……)

一方「もう一度だ……」

────5分後

一方「もう一度だ……」

────10分後

一方「も、もう一度だ……」

打ち止め「……もう諦めた方がいいかもってミサカはミサカは悟りの境地に入ってみたり」

991 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 21:09:59.40 ID:YDIGag8CP
サルさんって時間たてば解除されるのか… てst

といってももう1000いっちゃうから終りにしたい
俺>>1でもないし新たにスレたててやる程でもないだろ。


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