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上条「美琴、本当に俺の事好きなのか・・・?」
1 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 16:38:35.99 ID:0XGaAsU0 [1/33]
上条「なあ、美琴。」
美琴「なによ。」
上条「好きだ。」
美琴「わ、分かってるわよ。そんな事////」
美琴「いきなり変な事言わないでよね。」
上条「・・・・・」
美琴(ああ、もう!恥ずかしい!なんでコイツは真顔でこんな事言えんのよ///)
上条(なんだよ・・・その素っ気無い反応は・・・)
上条「なあ、美琴。」
美琴「なによ。」
上条「好きだ。」
美琴「わ、分かってるわよ。そんな事////」
美琴「いきなり変な事言わないでよね。」
上条「・・・・・」
美琴(ああ、もう!恥ずかしい!なんでコイツは真顔でこんな事言えんのよ///)
上条(なんだよ・・・その素っ気無い反応は・・・)
2 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 16:45:51.43 ID:0XGaAsU0
次の日。
美琴「~~~♪」
美琴(今日はアイツの家にご飯作りに行こっかな~♪)
美琴「あれ?あれって・・・」
黒子「・・・・のはずですわ!そんなこと有りえませんの!」
上条「そっか・・・そうだよな・・・」
上条「ありがとう、白井。」
黒子「・・・ええ。」
美琴(あれ?もう話終わったんだ。)
美琴「当麻~!」タッタッタ
3 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 16:55:07.65 ID:0XGaAsU0
上条「ああ、美琴。今から帰りか?」
美琴「うん。一緒に帰ろ?今日は私がご飯作ってあげるから。」
上条「美琴が作るメシは美味いからな~。助かるよ。」
美琴「ほ、褒めたって何も出ないわよ?」
美琴(えへへ・・・////)
美琴「ほら、行くわよ。どーせアンタの冷蔵庫にはロクな食材が無いだろうから、まずは買出しね。」
12 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 19:51:52.52 ID:0XGaAsU0
数時間後。
上条「あー美味かった!ごちそうさま!」
美琴「えへへ///また作りに来てあげるわよ。」
上条「ああ。また頼むよ!」
上条(やっぱり、思い過ごしだったんだよな・・・)
美琴「あ!」
美琴「もうすぐ門限だ・・・」アセアセ
上条「わ、悪い・・・俺がゆっくりしてたから・・・」
美琴「いいの。とにかく、早く帰らないと・・・」
13 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 19:55:05.67 ID:0XGaAsU0
美琴「じゃあね!また明日!」ガチャッ
上条「あ、ちょっと待て!」ガシッ
美琴「なによ!」クルッ
美琴「え・・・?」
上条「・・・・」チュッ
美琴「」
14 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:01:01.48 ID:0XGaAsU0
美琴「あ・・・」
上条「今日の分、まだだったろ?」
美琴「あ、うん・・・」
美琴「・・・じゃあ、私急いでるからもう行くね・・・?」
上条「あ、ああ・・・」
美琴「・・・・・」ダッ
上条「・・・・・」ポツン
16 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:05:17.81 ID:0XGaAsU0
美琴「・・・・」タッタッタッ
美琴(あああああああああ!!恥ずかしかったあああああああ!!!)カァァァ
美琴(あのバカ、いきなりキスするなんて・・・///)
美琴「確かに、毎日してって言ったのは私だけど・・・」
美琴(私、ヘンな反応してなかったわよね・・・?)
17 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:09:42.94 ID:0XGaAsU0
上条「美琴、付き合い始めた頃はもっと照れたり、反応したりしてくれたよな・・・」
上条「俺、飽きられたのかな・・・」
上条「そもそも、美琴から好きって言われた事自体、ほとんど無いよな・・・」
上条「美琴・・・」ハァ・・・
19 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:16:31.18 ID:0XGaAsU0
美琴「なんとか間に合った・・・」グッタリ
黒子「お帰りなさいですのお姉さま!」トビカカル
美琴「ああああああ!!暑苦しい!」フリハラウ
黒子「こんな遅くまで・・・またあの殿方の所ですの?」ジトー
美琴「な、なによ・・・何か文句でもある訳?」
黒子「いえ?別になにも?」
黒子(どう見てもいつも通りのお姉さまですの・・・)
黒子(やっぱり、類人猿の考え過ぎだったみたいですわね・・・)
20 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:20:47.33 ID:0XGaAsU0
黒子(それにしても、類人猿の分際でお姉さまの愛を疑うとは・・・許せませんの・・・・)ギリギリ
美琴「黒子歯ぎしりうるさい」
ジンセイヲサユウスル、ジュウヨウナメールガトドキマシタ
美琴「あ、メールだ。」
21 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:26:45.65 ID:0XGaAsU0
From:当麻
Title:none
無事に帰れたかー?
美琴(えへへ///心配してくれてたんだ・・・///)
美琴(ギリギリだったけど、なんとか無事よっと・・・)
ジンセイヲサユウスル、ジュウヨ(ry
From:当麻
Title:Re:2
そうか、よかった。
なぁ、次の日曜って空いてるか?
22 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:32:30.37 ID:0XGaAsU0
美琴(あ・・・その日は佐天さん達と約束が・・・)
美琴(ごめんね・・・その日は約束があるの・・・、送信っと)
30分後。
美琴(メール、帰って来ないなぁ・・・)ファ・・・
美琴(当麻、寝ちゃったのかな・・・)ウトウト
美琴(私ももう寝よっかな・・・)
美琴(おやすみ、当麻・・・)
23 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:38:19.00 ID:0XGaAsU0
そして週末。
イン「おはようなんだよ!とーま!」
上条「ああ、今日は早起きなんだな、インデックス。」
イン「当たり前なんだよ!だって今日はこもえやあいさも来てくれる特別な日なんだよ!」
イン「こんな日に頑張らない訳には行かないんだよ!!」
上条「ははは・・・ありがとう・・・インデックス・・・」グスッ
イン「とーま・・・」
24 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:44:37.38 ID:0XGaAsU0
佐天「それで、どうなんですかぁ?御坂さーん?」
美琴「どう、ってなにがよ・・・」
初春「決まってるじゃないですか!」
佐天「か・み・じ・ょ・う・さ・ん!」
佐天「なにか進展は有ったんですか?」
美琴「進展って・・・」
美琴(当麻、今ごろなにしてるんだろ・・・)
25 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:52:56.64 ID:0XGaAsU0
イン「誕生日おめでとうなんだよ!とーま!」
子萌「いやあーめでたいのですー。」
姫神「SSで。ついに。私の出番。」
子萌「豪華な食事にケーキ!今日は夜まで祝い尽くすのですー!」
上条「子萌先生、まだ朝です。」
土御門「彼女が来れなくて物足りないカミやんのために、イギリスのメンツを呼んどいたぜい。」
上条「全員家の中に収まり切るのか・・・?」
26 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 21:06:25.20 ID:0XGaAsU0
数時間後。
神裂「か、上条当麻・・・コップをこちらに・・・私が注ぎます。」
五和「おしぼりどうぞ!」
上条(こりゃ誕生日会ってより宴会だな・・・)
御坂妹「・・・・」
上条「美琴・・・!?って妹の方か・・・」
御坂妹「お姉さまで無くて申し訳ありませんでした、とミサカはため息混じりに謝罪します。」
上条「いや・・・そんなつもりで言ったんじゃないんだよ・・・悪かった。」
御坂妹「いえ、お気になさらずとミサカは・・・」
ゼッテェーイヤダ!!オレハイカネェゾ!
ジャアミサカヒトリデイッテクルッテミサカハミサカハインターホンニテヲノバシテミタリ!!
マテクソガキィ!!
御坂妹「外が騒がしいですね、とミサカはため息混じりに様子を見て来る事を腹に決めます。」
上条「お、おう・・・」
29 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 22:19:57.64 ID:0XGaAsU0
そんなこんなで次の日
美琴「えへへ・・・♪」
美琴(映画のチケット買っちゃった♪しかもカップル席///)
美琴「この前断っちゃったから、埋め合わせしないとね♪」
美琴(そういえば、自分からデートに誘うのって始めてね・・・・)
美琴(ちゃんと誘えるかな・・・)ドキドキ
30 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 22:24:17.38 ID:0XGaAsU0
美琴「あ、当麻!」
上条「・・・・・・御坂か。」
美琴「あ、あのさ!今度の週末・・・」モジモジ
上条「・・・ちょうど良かった。俺からも話があるんだ。」
美琴「え?なに?」
上条「別れよう。」
32 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 22:29:38.63 ID:0XGaAsU0
美琴「・・・・は?」
美琴「今、何て・・・」
上条「・・・・・・」
美琴「ねえ、嘘でしょ・・・?」
上条「・・・・・・」
美琴「どうして何も言ってくれないのよ・・・」
美琴「何かの冗談なんでしょ?ねえ・・・」
上条「・・・じゃあな。」スタスタ
美琴「ま、待ってよ!!何で?どうして!?」
33 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 22:33:43.63 ID:0XGaAsU0
上条「どうしても何も、お前・・・」
上条「俺の事好きじゃねえだろ?」
それだけ言い捨てて、上条当麻は去って行った。
美琴「うそ・・・嘘よこんなの・・・」グスッ
美琴「やだよぅ・・・とうまぁ・・・」ボロボロ
35 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 22:41:08.79 ID:0XGaAsU0
黒子「お帰りなさいませお姉さ、ま・・・・・・?」
美琴「・・・・・」ボスン
黒子(何も言わずにベッドに倒れ込んだ・・・)
黒子「・・・何かあったんですの?」
黒子(まさかとは思いますが・・・)
黒子「あの殿方と何か・・・」
美琴「・・・・こ」
黒子「?」
美琴「くろこおおおおおおおおおお!!!!」ギュウッ
黒子「お、おおおおおお姉さま落ち着いくださいまし!!」
黒子(ああ・・・お姉さまの素肌がこんなに近くに・・・!)
36 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 22:47:58.03 ID:0XGaAsU0
黒子「それで・・・別れを告げられた、と?」
美琴「うん・・・私、嫌われるような事したのかな・・・」
黒子「心当たりは無いんですの?」
美琴「昨日、当麻の誘いを断っちゃったくらいしか・・・」
美琴「でも、私、ちゃんと埋め合わせしようと思って・・・」
黒子「しかし、どう考えてもそれがスイッチですわね・・・」
黒子「その日が、前から約束していた日だったとか、大切な日だったとか・・・」
美琴「・・・大切な日?」
40 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 22:51:47.26 ID:0XGaAsU0
美琴「私、最低だ・・・」
美琴「当麻の誕生日を忘れるなんて・・・」
黒子「えええええええええ!?」
黒子(こ、これはフォローしようが・・・)
美琴「ははは・・・それじゃあ、フラれて当然ね」
黒子(お姉さま・・・・こうなってはもう言ってしまうしか・・・)
黒子「お姉さま。」
42 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 23:00:51.48 ID:0XGaAsU0
黒子「数日前、わたくし、あの殿方に相談されましたの。」
~回想~
上条「なあ白井、分かる範囲でいいから、教えてくれないか・・・?」
上条「美琴は、本当に俺の事が好きなのかな・・・?」
黒子「何を言ってますの?そんな事、よっぽど鈍感な誰か以外は皆知ってますわ。」
上条「でもな、白井。アイツ、まだ一回も俺の事好きって言ってくれた事無いんだぜ?」
黒子「はぁ・・・」
黒子「お姉さまは照れ屋さんですの。恥ずかしくて言い出せないだけですの!」
上条「そうなのか?本当は告白した俺に気を遣って・・・」
黒子「そんなハズはありませんの!」
黒子「いいですの?貴方はわたくしがお姉さまに相応しいと認めた唯一の殿方。その貴方がお姉さまを信じてやれなくてどうするんですの!」
43 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 23:11:00.15 ID:0XGaAsU0
上条「そっか、そうだよな。ありがとう、白井。」
黒子「・・・ええ。」
黒子「と、言う訳ですの。」
美琴「あ・・・あ・・・・」ボロボロ
黒子「あの殿方はきっと、今のお姉さまの気持ちを伝えれば許してくれるはずですわ。」
黒子「考えてもみなさいな。あの殿方が誕生日を忘れたくらいで、好きな人を嫌いになれるとお思い?」
美琴「黒子・・・私、私・・・!」
黒子「今のお姉さまの気持ちはどうですの?」
美琴「わ、私は・・・」
美琴「私はアイツが・・・当麻が、大好き!」
44 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 23:13:55.43 ID:0XGaAsU0
黒子「なら、やるべき事は一つですわよね?」
美琴「うんっ!私、行かなきゃ!」
ガチャッ
美琴「黒子、行ってくる!」
黒子「さて、私も仕事ですわね・・・」
45 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 23:16:19.25 ID:0XGaAsU0
寮監「待て御坂!こんな時間に何処へ行くつもりだ!?」
美琴(まずい・・・見つかった・・・!)ダッ
美琴(あれ・・・?追いかけてこない・・・?)
46 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 23:20:33.71 ID:0XGaAsU0
寮監「何のマネだ?白井・・・」
黒子「ここから先へは通す訳には参りませんの!」
寮監「ほう・・・そこまでして御坂の片棒を継ぐか・・・何故だ?」
黒子「ロマンス、ですの!」
寮監「ほう・・・面白い。」
寮監「後悔するなよ、白井。」ゴゴゴゴゴゴ・・・・
黒子(お姉さま、頑張って下さいですの!)
49 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 23:39:40.91 ID:0XGaAsU0
美琴「はぁっ・・・はぁっ・・・」ダダダダッ
『アイツ、一回も俺の事好きって言ってくれた事無いんだよ』
『美琴・・・好きだ。』
美琴(私・・・本当にバカだ・・・)
美琴(当麻から気持ちを貰うばかりで、当麻の事なんて何も考えて無かった・・・)
『美琴、本当に俺の事好きなのかな・・・』
美琴「好き、だよ・・・とうまっ!」
早く伝えないと。
こんな自分を好きで居てくれた彼に。
世界で1番大好きな彼に。
50 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 23:43:02.47 ID:0XGaAsU0
美琴「もう、少し・・・!」ダダダダッ
時が、止まった。
「え・・・?」ピタッ
パッパー!! ゴッシャーン!!
51 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 23:50:44.79 ID:0XGaAsU0
「え?なになに?交通事故?うわぁ~・・・アレ、絶対死んでますよ」
「どーでもいいだろ・・・」
「ひっどーいwwwちょっとくらい関心持ってあげてもいいじゃないですかww
よく見たらアレ、常盤台の制服着てますよ?案外知り合いだったりして!」
「ほら、早く行くぞ。言う事聞かねえと抱いてやらねえからな。」
「上条さんてば、そうやって何人の女の子たぶらかして来たんですかwwww」
「人なんて、信じる方がバカなんだよ。」
53 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 23:53:47.84 ID:0XGaAsU0
視界が薄れて行く。なぜ自分が地面に這いつくばっているのか分からない。
でもその先に・・・
「やっと会えた・・・」
伝えよう。
「大好きだよ、当麻。」
完
57 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 23:57:24.47 ID:0XGaAsU0 [33/33]
と、言う訳で完結です。
納得行かない方も多数だと思いますが、自分の脳内妄想はこれで終了です。
スレもまだまだ使えるので、はっぴーえんど書くなり、好きに使ってください。
お付き合い頂き、ありがとうございました
次の日。
美琴「~~~♪」
美琴(今日はアイツの家にご飯作りに行こっかな~♪)
美琴「あれ?あれって・・・」
黒子「・・・・のはずですわ!そんなこと有りえませんの!」
上条「そっか・・・そうだよな・・・」
上条「ありがとう、白井。」
黒子「・・・ええ。」
美琴(あれ?もう話終わったんだ。)
美琴「当麻~!」タッタッタ
3 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 16:55:07.65 ID:0XGaAsU0
上条「ああ、美琴。今から帰りか?」
美琴「うん。一緒に帰ろ?今日は私がご飯作ってあげるから。」
上条「美琴が作るメシは美味いからな~。助かるよ。」
美琴「ほ、褒めたって何も出ないわよ?」
美琴(えへへ・・・////)
美琴「ほら、行くわよ。どーせアンタの冷蔵庫にはロクな食材が無いだろうから、まずは買出しね。」
12 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 19:51:52.52 ID:0XGaAsU0
数時間後。
上条「あー美味かった!ごちそうさま!」
美琴「えへへ///また作りに来てあげるわよ。」
上条「ああ。また頼むよ!」
上条(やっぱり、思い過ごしだったんだよな・・・)
美琴「あ!」
美琴「もうすぐ門限だ・・・」アセアセ
上条「わ、悪い・・・俺がゆっくりしてたから・・・」
美琴「いいの。とにかく、早く帰らないと・・・」
13 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 19:55:05.67 ID:0XGaAsU0
美琴「じゃあね!また明日!」ガチャッ
上条「あ、ちょっと待て!」ガシッ
美琴「なによ!」クルッ
美琴「え・・・?」
上条「・・・・」チュッ
美琴「」
14 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:01:01.48 ID:0XGaAsU0
美琴「あ・・・」
上条「今日の分、まだだったろ?」
美琴「あ、うん・・・」
美琴「・・・じゃあ、私急いでるからもう行くね・・・?」
上条「あ、ああ・・・」
美琴「・・・・・」ダッ
上条「・・・・・」ポツン
16 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:05:17.81 ID:0XGaAsU0
美琴「・・・・」タッタッタッ
美琴(あああああああああ!!恥ずかしかったあああああああ!!!)カァァァ
美琴(あのバカ、いきなりキスするなんて・・・///)
美琴「確かに、毎日してって言ったのは私だけど・・・」
美琴(私、ヘンな反応してなかったわよね・・・?)
17 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:09:42.94 ID:0XGaAsU0
上条「美琴、付き合い始めた頃はもっと照れたり、反応したりしてくれたよな・・・」
上条「俺、飽きられたのかな・・・」
上条「そもそも、美琴から好きって言われた事自体、ほとんど無いよな・・・」
上条「美琴・・・」ハァ・・・
19 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:16:31.18 ID:0XGaAsU0
美琴「なんとか間に合った・・・」グッタリ
黒子「お帰りなさいですのお姉さま!」トビカカル
美琴「ああああああ!!暑苦しい!」フリハラウ
黒子「こんな遅くまで・・・またあの殿方の所ですの?」ジトー
美琴「な、なによ・・・何か文句でもある訳?」
黒子「いえ?別になにも?」
黒子(どう見てもいつも通りのお姉さまですの・・・)
黒子(やっぱり、類人猿の考え過ぎだったみたいですわね・・・)
20 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:20:47.33 ID:0XGaAsU0
黒子(それにしても、類人猿の分際でお姉さまの愛を疑うとは・・・許せませんの・・・・)ギリギリ
美琴「黒子歯ぎしりうるさい」
ジンセイヲサユウスル、ジュウヨウナメールガトドキマシタ
美琴「あ、メールだ。」
21 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:26:45.65 ID:0XGaAsU0
From:当麻
Title:none
無事に帰れたかー?
美琴(えへへ///心配してくれてたんだ・・・///)
美琴(ギリギリだったけど、なんとか無事よっと・・・)
ジンセイヲサユウスル、ジュウヨ(ry
From:当麻
Title:Re:2
そうか、よかった。
なぁ、次の日曜って空いてるか?
22 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:32:30.37 ID:0XGaAsU0
美琴(あ・・・その日は佐天さん達と約束が・・・)
美琴(ごめんね・・・その日は約束があるの・・・、送信っと)
30分後。
美琴(メール、帰って来ないなぁ・・・)ファ・・・
美琴(当麻、寝ちゃったのかな・・・)ウトウト
美琴(私ももう寝よっかな・・・)
美琴(おやすみ、当麻・・・)
23 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:38:19.00 ID:0XGaAsU0
そして週末。
イン「おはようなんだよ!とーま!」
上条「ああ、今日は早起きなんだな、インデックス。」
イン「当たり前なんだよ!だって今日はこもえやあいさも来てくれる特別な日なんだよ!」
イン「こんな日に頑張らない訳には行かないんだよ!!」
上条「ははは・・・ありがとう・・・インデックス・・・」グスッ
イン「とーま・・・」
24 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:44:37.38 ID:0XGaAsU0
佐天「それで、どうなんですかぁ?御坂さーん?」
美琴「どう、ってなにがよ・・・」
初春「決まってるじゃないですか!」
佐天「か・み・じ・ょ・う・さ・ん!」
佐天「なにか進展は有ったんですか?」
美琴「進展って・・・」
美琴(当麻、今ごろなにしてるんだろ・・・)
25 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 20:52:56.64 ID:0XGaAsU0
イン「誕生日おめでとうなんだよ!とーま!」
子萌「いやあーめでたいのですー。」
姫神「SSで。ついに。私の出番。」
子萌「豪華な食事にケーキ!今日は夜まで祝い尽くすのですー!」
上条「子萌先生、まだ朝です。」
土御門「彼女が来れなくて物足りないカミやんのために、イギリスのメンツを呼んどいたぜい。」
上条「全員家の中に収まり切るのか・・・?」
26 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 21:06:25.20 ID:0XGaAsU0
数時間後。
神裂「か、上条当麻・・・コップをこちらに・・・私が注ぎます。」
五和「おしぼりどうぞ!」
上条(こりゃ誕生日会ってより宴会だな・・・)
御坂妹「・・・・」
上条「美琴・・・!?って妹の方か・・・」
御坂妹「お姉さまで無くて申し訳ありませんでした、とミサカはため息混じりに謝罪します。」
上条「いや・・・そんなつもりで言ったんじゃないんだよ・・・悪かった。」
御坂妹「いえ、お気になさらずとミサカは・・・」
ゼッテェーイヤダ!!オレハイカネェゾ!
ジャアミサカヒトリデイッテクルッテミサカハミサカハインターホンニテヲノバシテミタリ!!
マテクソガキィ!!
御坂妹「外が騒がしいですね、とミサカはため息混じりに様子を見て来る事を腹に決めます。」
上条「お、おう・・・」
29 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 22:19:57.64 ID:0XGaAsU0
そんなこんなで次の日
美琴「えへへ・・・♪」
美琴(映画のチケット買っちゃった♪しかもカップル席///)
美琴「この前断っちゃったから、埋め合わせしないとね♪」
美琴(そういえば、自分からデートに誘うのって始めてね・・・・)
美琴(ちゃんと誘えるかな・・・)ドキドキ
30 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 22:24:17.38 ID:0XGaAsU0
美琴「あ、当麻!」
上条「・・・・・・御坂か。」
美琴「あ、あのさ!今度の週末・・・」モジモジ
上条「・・・ちょうど良かった。俺からも話があるんだ。」
美琴「え?なに?」
上条「別れよう。」
32 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 22:29:38.63 ID:0XGaAsU0
美琴「・・・・は?」
美琴「今、何て・・・」
上条「・・・・・・」
美琴「ねえ、嘘でしょ・・・?」
上条「・・・・・・」
美琴「どうして何も言ってくれないのよ・・・」
美琴「何かの冗談なんでしょ?ねえ・・・」
上条「・・・じゃあな。」スタスタ
美琴「ま、待ってよ!!何で?どうして!?」
33 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 22:33:43.63 ID:0XGaAsU0
上条「どうしても何も、お前・・・」
上条「俺の事好きじゃねえだろ?」
それだけ言い捨てて、上条当麻は去って行った。
美琴「うそ・・・嘘よこんなの・・・」グスッ
美琴「やだよぅ・・・とうまぁ・・・」ボロボロ
35 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 22:41:08.79 ID:0XGaAsU0
黒子「お帰りなさいませお姉さ、ま・・・・・・?」
美琴「・・・・・」ボスン
黒子(何も言わずにベッドに倒れ込んだ・・・)
黒子「・・・何かあったんですの?」
黒子(まさかとは思いますが・・・)
黒子「あの殿方と何か・・・」
美琴「・・・・こ」
黒子「?」
美琴「くろこおおおおおおおおおお!!!!」ギュウッ
黒子「お、おおおおおお姉さま落ち着いくださいまし!!」
黒子(ああ・・・お姉さまの素肌がこんなに近くに・・・!)
36 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 22:47:58.03 ID:0XGaAsU0
黒子「それで・・・別れを告げられた、と?」
美琴「うん・・・私、嫌われるような事したのかな・・・」
黒子「心当たりは無いんですの?」
美琴「昨日、当麻の誘いを断っちゃったくらいしか・・・」
美琴「でも、私、ちゃんと埋め合わせしようと思って・・・」
黒子「しかし、どう考えてもそれがスイッチですわね・・・」
黒子「その日が、前から約束していた日だったとか、大切な日だったとか・・・」
美琴「・・・大切な日?」
40 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 22:51:47.26 ID:0XGaAsU0
美琴「私、最低だ・・・」
美琴「当麻の誕生日を忘れるなんて・・・」
黒子「えええええええええ!?」
黒子(こ、これはフォローしようが・・・)
美琴「ははは・・・それじゃあ、フラれて当然ね」
黒子(お姉さま・・・・こうなってはもう言ってしまうしか・・・)
黒子「お姉さま。」
42 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 23:00:51.48 ID:0XGaAsU0
黒子「数日前、わたくし、あの殿方に相談されましたの。」
~回想~
上条「なあ白井、分かる範囲でいいから、教えてくれないか・・・?」
上条「美琴は、本当に俺の事が好きなのかな・・・?」
黒子「何を言ってますの?そんな事、よっぽど鈍感な誰か以外は皆知ってますわ。」
上条「でもな、白井。アイツ、まだ一回も俺の事好きって言ってくれた事無いんだぜ?」
黒子「はぁ・・・」
黒子「お姉さまは照れ屋さんですの。恥ずかしくて言い出せないだけですの!」
上条「そうなのか?本当は告白した俺に気を遣って・・・」
黒子「そんなハズはありませんの!」
黒子「いいですの?貴方はわたくしがお姉さまに相応しいと認めた唯一の殿方。その貴方がお姉さまを信じてやれなくてどうするんですの!」
43 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 23:11:00.15 ID:0XGaAsU0
上条「そっか、そうだよな。ありがとう、白井。」
黒子「・・・ええ。」
黒子「と、言う訳ですの。」
美琴「あ・・・あ・・・・」ボロボロ
黒子「あの殿方はきっと、今のお姉さまの気持ちを伝えれば許してくれるはずですわ。」
黒子「考えてもみなさいな。あの殿方が誕生日を忘れたくらいで、好きな人を嫌いになれるとお思い?」
美琴「黒子・・・私、私・・・!」
黒子「今のお姉さまの気持ちはどうですの?」
美琴「わ、私は・・・」
美琴「私はアイツが・・・当麻が、大好き!」
44 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 23:13:55.43 ID:0XGaAsU0
黒子「なら、やるべき事は一つですわよね?」
美琴「うんっ!私、行かなきゃ!」
ガチャッ
美琴「黒子、行ってくる!」
黒子「さて、私も仕事ですわね・・・」
45 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 23:16:19.25 ID:0XGaAsU0
寮監「待て御坂!こんな時間に何処へ行くつもりだ!?」
美琴(まずい・・・見つかった・・・!)ダッ
美琴(あれ・・・?追いかけてこない・・・?)
46 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 23:20:33.71 ID:0XGaAsU0
寮監「何のマネだ?白井・・・」
黒子「ここから先へは通す訳には参りませんの!」
寮監「ほう・・・そこまでして御坂の片棒を継ぐか・・・何故だ?」
黒子「ロマンス、ですの!」
寮監「ほう・・・面白い。」
寮監「後悔するなよ、白井。」ゴゴゴゴゴゴ・・・・
黒子(お姉さま、頑張って下さいですの!)
49 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/09(金) 23:39:40.91 ID:0XGaAsU0
美琴「はぁっ・・・はぁっ・・・」ダダダダッ
『アイツ、一回も俺の事好きって言ってくれた事無いんだよ』
『美琴・・・好きだ。』
美琴(私・・・本当にバカだ・・・)
美琴(当麻から気持ちを貰うばかりで、当麻の事なんて何も考えて無かった・・・)
『美琴、本当に俺の事好きなのかな・・・』
美琴「好き、だよ・・・とうまっ!」
早く伝えないと。
こんな自分を好きで居てくれた彼に。
世界で1番大好きな彼に。
50 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 23:43:02.47 ID:0XGaAsU0
美琴「もう、少し・・・!」ダダダダッ
時が、止まった。
「え・・・?」ピタッ
パッパー!! ゴッシャーン!!
51 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 23:50:44.79 ID:0XGaAsU0
「え?なになに?交通事故?うわぁ~・・・アレ、絶対死んでますよ」
「どーでもいいだろ・・・」
「ひっどーいwwwちょっとくらい関心持ってあげてもいいじゃないですかww
よく見たらアレ、常盤台の制服着てますよ?案外知り合いだったりして!」
「ほら、早く行くぞ。言う事聞かねえと抱いてやらねえからな。」
「上条さんてば、そうやって何人の女の子たぶらかして来たんですかwwww」
「人なんて、信じる方がバカなんだよ。」
53 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 23:53:47.84 ID:0XGaAsU0
視界が薄れて行く。なぜ自分が地面に這いつくばっているのか分からない。
でもその先に・・・
「やっと会えた・・・」
伝えよう。
「大好きだよ、当麻。」
完
57 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 23:57:24.47 ID:0XGaAsU0 [33/33]
と、言う訳で完結です。
納得行かない方も多数だと思いますが、自分の脳内妄想はこれで終了です。
スレもまだまだ使えるので、はっぴーえんど書くなり、好きに使ってください。
お付き合い頂き、ありがとうございました
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コメント
No title
とってつけたようなバッドエンドだ…
No title
絹旗でも車引かれて死なないから、Lv5が引かれる可能性0に近いと思うけどね
二次創作にケチつけるのもなんだが
二次創作にケチつけるのもなんだが
ゲス条ェ…
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