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ゲンドウ「そうだ。久しぶりだなシンジ」シンジ「…長谷川さん?」4スレ目-4

291 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:14:23.56 ID:9G2h5v6AO [1/96]
《万事屋外観・止め絵》

新八「いやー皆さん!ついにこのSSも完結ですね!」

銀時「長かったなーオイ、なんやかんやでもう一年だぜ」

神楽「いざ終わるとなると色々思い出すアルなー」

シンジ「ええ、本当にこの一年色んなことがありましたよね」

銀時「そうだな…。
長谷川さんとドラマ撮影に紛れ込んでみたり、珍しくパチンコで大勝ちしちゃったり。
女子校に教師として赴任したかと思えば前に教えてた山奥の分校にもっかい飛ばされたりな」

新八「自分とこの話をしろォォォ!?」

シンジ「ああ、アスカと綾波が中国拳法を会得したりしましたよね」

新八「他スレの話はもういいって言ってんだろーがァァァ!!!?何!?よそのことはそんなに覚えてるのに自分とこの話は微塵も残ってねーのか!?
よそはよそウチはウチッ!」

銀時「自分達の話っつったってよォぱっつぁん、本当ならいつまでに本当ならいつまでにを延々繰り返してのもう一年だぜ?」

神楽「劇場版の公開終わってDVDも発売、アニメ第二期決まっちまったアル」

シンジ「ラスト目前でネタ書き留めたメモ無くすわ胃腸風邪でケツから形象崩壊するわ。
なんつーか無駄に長引かせた感満載ですよね」

銀時「しかも何?誰も予想できないラストーとか大風呂敷広げて結局またひと月待たせてんだから世話ねーよな」

新八「いや確かにそうですけどもう許してやんなさいって!?
今度こそ本当に今夜で最終回なんだから!」

銀時「ホンット、ここまで読んでくれたみんなと向こうの>>1さんにあやまれっつー話だよ。
こっちが一作仕上げる間に二作も三作も書き上げたマジハンパねえ>>1さんにあやまれっての」

神楽「銀ちゃん、向こうってどこアルか?向こうの>>1さんって?」

シンジ「ここではない何処か…今ではない何時かの世界を統べる>>1さんだよ神楽ちゃん」

新八「なにそのRPGの導入部っぽい説明!?」

銀時「ま、なんだかんだでグダグダやってはきたけどよ。
今度こそマジでシメーだから」

シンジ「最後まで楽しんでいって下さいね」

293 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:16:52.92 ID:9G2h5v6AO
《???》

?「使徒…とやらは処理できたようだな」

?「うむ。まさかこの星に狗神をも上回る生命体が存在していようとは」

?「ゼーレとかいう連中も捕らえることができた。サルの集団が我ら天導衆の寝首を掻こうなど笑わせる」

?「だがそれも済んだこと。…あの者達の働きでな」

?「フン、結局共食いに過ぎんよ。厄介者が生き残ったことに変わりはない」

?「全く、どれほど力を奪おうと死に絶えることはない」

?「使徒などよりよほど目障りな生き物ということだ……
“侍”という連中は」

294 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:18:27.36 ID:9G2h5v6AO
『まもなく電車が到着します。白線の内側まで…』

《エンディング・第三新東京市駅のホーム》

加持「それにしても驚いたよ、君たちが真選組とも面識があったとはね」

神楽「んな大層なモンじゃないネ。あんなん仕方なく相手してやってるガキどもアル」

新八「あはは…」

銀時「驚いたのはこっちだぜ。まさかあんたが幕府お抱えの諜報員たぁな。
んで?今回の事ァもう…」

加持「すまない、既に報告してしまった。
近い内にネルフにも正式な調査が入るだろう」

銀時「…やっぱり急いだほうが良さそうだな」

加持「ああ、少しまずい事になる。
特に、シンジ君は」



トウジ「シンジッ!よう…!よう無事でいてくれた…!」グスッ

シンジ「うん、トウジも…」

トウジ「えぐっ…ワ、ワシぁもうシンジに会えんもんがど…!」グスグス

シンジ「そうだね、お互い無事で良かった」

トウジ「ホンマやでえジンジい゛い゛い゛い゛……!」グジュグジュ

シンジ「いや、あんさ…こうやって再会できたのは僕も嬉しいんだけど…トウジ君?」

トウジ「へあ?」ズビズビグジュ

シンジ「顔中なんか…穴という穴からいろんな汁が…。
いくらなんでもちょっとひく」

295 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:20:32.80 ID:9G2h5v6AO
トウジ「」ズーン…

アスカ「なーによー、アンタだってコイツが生きてたって知った時は安心して泣いてたじゃない」

シンジ「…いや、そりゃ」

トウジ「ホンマかぁぁぁ!!!?シンジぃぃぃ!!!!!!!!」ガバッ

べちょっ

シンジ「ぎゃあああァァァなんかいろいろついたァァァ!!!?」

ヒカリ「あ、あはは…」

神楽「はん、ガキどもは元気でいいアルなァオイ」

アスカ「聞こえてんのよバ神楽。アンタもガキでしょうが」

神楽「あ?やんのかコルァ。帰る前に決着つけるアルかコルァ」ジリジリジリ

アスカ「上等よ、どっちがヒロインの座にふさわしいか身をもってわからせてやんよコルァ」キリキリキリ

新八「ちょっ、やめなって二人とも!?最後くらいキレーに別れらんねーのかオメーらは!?」

銀時「ほっとけほっとけ、アイツらはアレでいーんだよ。
拳で語り合うことしかできねー悲しい宿命背負った二人なんだよ」

新八「何その無駄に漢気あふれる宿命!?」

ミサト「まーちょっと元気が有り余ってるぐらいいーんじゃない?
もう、使徒の心配はなくなったんだから…」

296 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:22:38.51 ID:9G2h5v6AO
神楽「ふんごぉぉぉ!」
アスカ「むっきぃぃぃ!」
ズガァン
新八「いやだから待っぶげふっ!!!?」
長谷川「おじさん関係なぐえばぁ!!!?」

ギャーギャー

ヒカリ「あの、葛城さん…」

ミサト「ん?なぁに?」

ヒカリ「聞いてもいいですか?
結局“使徒”って一体何だったんですか?」

ミサト「えっ?あーっ、と…。
…んーまあ、未知の異種生命体ってやつよ、うん…」

ヒカリ「ふうん…」

リツコ「ごめんなさいね、機密事項に当たるから詳しくは話せないの」

ヒカリ「あ、はい…」

ミサト「(…言えないわよねぇ…)」



《回想》

星海坊主「アレルギーだよ。言ってみりゃ花粉症だ」

ミサト「か、かふんしょおって…」

星海坊主「星の防衛システムが過剰に反応、他の生命を犠牲にしてでも星そのものを守ろうとする。
結果、生態系が全く別物になろうと連中にとっちゃそんな事ァお構いなしだ。守れさえすればいいって本能だけが動く。
星が患者、天人が花粉、使徒が抗体、巻き添えくった人間が鼻水だ」

リツコ「…は、鼻水…」

星海坊主「だが、そいつも終わった。患部を根っこから切り落としたからな」

297 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:24:18.37 ID:9G2h5v6AO
星海坊主「これからの花粉をどう乗り切るかは…お前ら人間の頑張り次第ってとこだろ」

バサァッ

星海坊主「じゃあな」

神楽「パピー!もう行っちゃうアルか?」

星海坊主「悪いな神楽ちゃん、お父さんまだ仕事が残ってるんだ。これから協会に報告と後始末の引き継ぎをしなきゃならないんだよ。
…元気でな」

銀時「おいハゲ!」

星海坊主「心配すんな。小僧の名前は、伏せときゃいいんだろ」

シンジ「…ありがとうございます、星海坊主さん」

星海坊主「フン…」

桂「ふむ、俺も面倒な連中に出くわす前に身を隠すとしよう。
今しばらくはこの街でエリザベスを探してみるつもりだ。
さらばだ。また江戸の町で会おう」

カヲル「碇シンジ君、キミとはまた近いうちに会いそうな気がするよ。
どうか、元気で」

299 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:26:50.74 ID:9G2h5v6AO



ケンスケ「でも、本当良かったですよ。
シンジももちろんだけど、アスカも綾波もみんな無事に帰ってきてくれて」

ミサト「そうねぇ…」

綾波「ありがとう…」ニコ…


ケンスケ「!?」
ヒカリ「!?」


綾波「…?なに?」

ケンスケ「え、あ、え!?」

ヒカリ「綾波さん、今…わ、笑って…!?」

綾波「…?
嬉しい時笑うのは当たり前。…でしょう?」

アスカ「ねえ?失礼よー二人ともー?
お礼言った相手にそんな顔して。ね、レイ?」ニッ

綾波「…ふふ」

ケンスケ「…。
は、はは…!そうだよな、ごめん」

ヒカリ「アスカも綾波さんも…変わったね」

アスカ「そお?」
綾波「…」

ヒカリ「うん。二人ともなんだか…柔らかくなった感じ。
やっぱり碇君のおかげかな?」

綾波「そう」コク

アスカ「…フン、かもね」

300 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:27:58.45 ID:9G2h5v6AO
ケンスケ「…なあシンジ!本当に行っちゃうのか?」

シンジ「ああもおぉぉ一張羅が汁まみれ…あ?」

ケンスケ「このままずっとこっちで暮らせばいいじゃないか!」

トウジ「せや!使徒全部倒したらさっさとお別れなんて…なんぼなんでも早すぎるでぇ!?」

アスカ「…」
綾波「…」

シンジ「…そうもいかねーんだよ」

ヒカリ「どうして?」

シンジ「僕がこっちに残ってると、厄介なことになりそうなんでね」

トウジ「何や厄介て…」

加持「彼が、今回の一件の立て役者だからだよ」

301 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:30:03.23 ID:9G2h5v6AO
シンジ「…加持さん」

加持「まだ全てが片付いたわけじゃないんだ。…使徒の残した問題の後始末が残っている。
恥ずかしながらネルフは使徒殲滅を名目に、周囲にかなりの無理を通してきたからね。
お上や真選組…警察の調査が入るのは時間の問題だ」

加持「そうなったとき、当事者のシンジ君は確実に身柄を拘束されるだろう」

銀時「ま、シンジの名前が割れてる以上そうなるだろうな」

神楽「アイツらのことアル、ぜったい芸能記者みてーに根掘り葉掘り聞き出そうとするネ」

加持「最悪、理由をこじつけてありもしない罪に問われる可能性もある」

ヒカリ「そんな…」

加持「そうなる前に、身を隠したほうがいい」

シンジ「茶番が終わったら役者は退散ってね」

302 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:32:38.97 ID:9G2h5v6AO
トウジ「せやかて!?そんなんどこにいたって同じとちゃうんか!?
綾波やアスカかて…」

アスカ「いいのよ…アタシ達は、いいの」

綾波「私達はもともと、エヴァに乗るためにネルフに居たわ。
でも…碇君は違う」

アスカ「アイツに呼び出されて、勝手に巻き込まれた“部外者”ってことよ」

シンジ「それに、かぶき町は他とはちょっと違うんだ。
あそこなら身を隠さなくてもうまいこと過ごせる。
僕のことはまぁ…『詳しくは知らないただのクラスメートだった』ってことにしといて」

ケンスケ「部外者…それじゃ、シンジの手柄は」

リツコ「彼自身のデータ同様、隠蔽されるわ…」

長谷川「実質タダ働きってことか…」

ミサト「バカバカしい話よ…。
今回のことが公になれば、あなたたちは星を救った英雄になれるのにね…」

銀時「俺達ァ、んな面倒なモンになるつもりはねーよ…シンジもな」

シンジ「はい。このまま向こうに帰ります」

リツコ「『サードチルドレン・碇シンジはあくまでテストパイロット。
エヴァの起動実験に協力してもらったに過ぎず、今回の一連の件との直接的関連はなし』

…大まかな概要はこう。せめて後始末くらい、私達でやらせて頂戴。
情報の改竄は任せておいて」

シンジ「お願いします、リツコさん」

303 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:35:14.93 ID:9G2h5v6AO
ミサト「ホント、あなた達とはお酒でものみながら一晩じっくり話したかったわー…銀さん」

銀時「お、何だよやっぱりイケる口かい」

シンジ「イケるなんてもんじゃないですよ。ミサトさんはビールで動いてるようなモンです」

ミサト「なはは、まっねー」

リツコ「認めてしまうあたり重症よミサト」

銀時「マジでか。んじゃ次に会った時のお楽しみだな」

ミサト「わかったわ。
…その時はこれでもかってくらい付き合ってもらうからね!」

長谷川「おおっ、もしかして奢りかい!?」

ミサト「もちろん♪」

長谷川「そりゃいいや!」

アッハッハッハッ……

シンジ「…?」ゴシゴシ

リツコ「どうしたの?」

シンジ「…いや、気のせいかな…。





(何だろ。なんか銀さんと長谷川さんの背中が霞んで見えたような…。

何アレ、死相?)」

306 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:38:14.82 ID:9G2h5v6AO
《病院・病室》

冬月「負けたな」

ゲンドウ「…ああ」

冬月「それで?ユイ君には会えたのか?」

ゲンドウ「…。ほんのわずかな間…それもシンジ越しにな」

冬月「そうか。おめでとう、碇」

ゲンドウ「皮肉のつもりか」

冬月「皮肉に聞こえたならそれでもいい。
だが、お前の願いは叶えられたのだろう。…シンジ君によって」

ゲンドウ「…」

ただ、会いたかった。もう一度。

307 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:39:17.31 ID:9G2h5v6AO
ゲンドウ「…そうだな」

冬月「ひとまず今は休め。これからが大変だからな…」

プシュン




ゲンドウ「…人として、一から」

《別れの時は近いようです》

リツコ「あなたには…何て言ったらいいのかしらねシンジ君。
母のことも…あの人のことも」

シンジ「…リツコさん、あの」

リツコ「ええ。私はもうしばらく彼と一緒にいます。
これからどうなるかはわからないけれど…一から出直しね」

シンジ「…ヤローの事、お願いします」

リツコ「…」コクリ

308 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:40:43.21 ID:9G2h5v6AO
長谷川「元気だせよ、赤木さんもシンジ君も。
ああ、アレだよシンジ君。何なら俺の事お父さんの代わりと思ってくれていいぞ?」

シンジ「そんな…悪いですよ長谷川さん…。

…でも、本当にいいんですか?」

長谷川「おうよ、ちょっと照れくせーけど遠慮すんな!」

シンジ「それじゃ…会うたびにグラサン粉砕したりサンドバッグになってもらっちゃっても」

長谷川「すいまっせーん、今言ったことはナシの方向でー!」

309 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:43:14.18 ID:9G2h5v6AO
《ダチ公たちに》

ケンスケ「寂しくなるな…」

シンジ「くくっ、平和になるの間違いだろ」

ケンスケ「…元気でな!」

シンジ「おめーもな」ボリボリ

ヒカリ「あの、碇君ちょっといい…?

あ、ありがとう…鈴原を助けてくれて」ヒソヒソ

シンジ「…。え、委員長もしかしてそういうアレ?
思春期にありがちな甘酸っぱいアレ?マジで!?マジでかオイ!?」

ヒカリ「声大きいわよ碇君。三週間前のコロッケパン口につっこまれたいの」

シンジ「アレ、委員長ってクラス委員長じゃなかったっけ。風紀委員長とかじゃないよね」

310 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:44:45.07 ID:9G2h5v6AO
ケンスケ「何で二人してヒソヒソ話してんだ?
…まさか!?これでお別れだからって委員長イヤ~ンな感じに…」

ヒカリ「ち、違うわよっ!?」

シンジ「うん違う違うそういうアレじゃなくてあっちのアレ。
最近ケンスケのメガネの奥の視線が思春期特有のイヤらしいアレになってるって話」

ケンスケ「なってませんんん!?やめてホントそういうの!?」

311 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:46:30.62 ID:9G2h5v6AO
アスカ「…そのためのカメラ撮影なのね」

綾波「不潔」

ミサト「相田君…そういった事に興味がわくのはわかるけど、他人に迷惑をかけないように処理しなきゃ…」

神楽「ちょっと都庁いってくるアル」

ケンスケ「違うからねェェェ!?俺は純粋なミリオタで……その汚物見るような目やめて!?」

新八「…」ポン
長谷川「…」ウンウン

ケンスケ「なに『俺達はわかってるから大丈夫』みたい顔してるんですかアンタら!?蜂の巣にしますよ!?」

ヒカリ「(ご、ごめんなさい相田君…!)」

312 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:47:24.92 ID:9G2h5v6AO
トウジ「シンジィィィ!!」

シンジ「のわっ!?」

トウジ「シンジぃ…ワシまだお前になんも返せてへんねやでぇ…!?
命救われた恩も、妹の…!」グジュグジュ

シンジ「あーもーいいって別に。めんどくさい」

トウジ「センセぇぇぇ!!」ガバッ

グイッ

ヒカリ「はーい交代ー!
もう十分別れ惜しんだでしょっ」

313 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:48:18.76 ID:9G2h5v6AO
トウジ「待て待て待てて委員長!?まだ言いたいことは山ほど…!?」

ヒカリ「バカッ!?空気読みなさい!?
…アンタよりも、もっと話したい子が待ってるんだから…!」

綾波「…」
アスカ「…」



シンジ「…あーっと…」

綾波「…」チラッ

アスカ「いいわよ、先で」

綾波「…」コク

314 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:50:22.14 ID:9G2h5v6AO
《妹のような少女に》

綾波「碇く……」

ギュッ

シンジ「っと…」
綾波「…」

シンジ「ずいぶん甘えん坊になっちまったな…よしよし」ナデナデ

綾波「…おつかれさま……兄さん」

シンジ「妹属性やめなさいっての。
…お疲れさん」ポンポン

綾波「…また、会える?」

シンジ「たりめーだ」

綾波「約束…してくれる?」

シンジ「オウ。…あ、そうだ綾波。
留守中の僕の部屋、頼めないか?」

315 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:51:04.84 ID:9G2h5v6AO
綾波「…?」

シンジ「ミサトさんのマンションに引っ越さないかって事」

綾波「!」

シンジ「あんな一日中ガシャコンガシャコン鳴りまくってる所にいるよりいいだろ」

綾波「…いいの?」

シンジ「アスカもミサトさんもいいですよね?」

アスカ「いーんじゃない?」
ミサト「ん~大歓迎♪」グッ

綾波「ありがとう…ありがとう…!」

316 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:52:26.36 ID:9G2h5v6AO
《心を重ねた少女に》

アスカ「…。お別れね」

シンジ「そだな」

アスカ「…」

シンジ「アスカ。
本当…ありがとな、色々」

アスカ「あの、さ」

シンジ「んっ?」

アスカ「…っ…ょに……」

シンジ「?」






―――アタシも、一緒に

318 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:54:01.34 ID:9G2h5v6AO
アスカ「帰って、きなさいよね」

シンジ「え?」

アスカ「いつか、この街に帰ってきなさいって言ったの!」

アスカ「この街だって、ミサトのマンションだって……アンタの家なんだからさ!でしょっ!?」



シンジ「わかった」コク

アスカ「絶対よ!」

シンジ「オウ。オメーもこっちに遊びに来い。別に何にもねーけど、歓迎するからさ。


だから…泣くな、アスカ」

319 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:58:10.43 ID:9G2h5v6AO
アスカ「…泣いてないっ!」

シンジ「面倒くせーの…よっと!」グイッ

ギュッ

アスカ「…!」

シンジ「ほれ、抱っこだ。…元気でな」ナデナデ



アスカ「…」



ガブ

320 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 20:58:44.50 ID:9G2h5v6AO
シンジ「痛だだだだだだ!!!?ちょっお前なにしてんのォ!?」バッ

アスカ「…フンッ!甘いのよバカシンジッ!
アタシを抱こうなんざ十年早いってーの!!」

シンジ「だからって噛みつくバカがあるかよっ!?
ちょっこれ首から血ィ出てなーい!?」

アスカ「そんくらいガマンしなさい!男でしょ!?」

シンジ「性別関係ねえ!?」

アスカ「あるのっ!」

ミサト「(んーなるほどねー。ふふ…でもっ)」

322 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:01:03.07 ID:9G2h5v6AO
《年上の女性に》

シンジ「何なんだよったく…ホントに面倒くせー女」ボリボリ

ミサト「んふふ、女ってのは持て余すぐらいがちょうどいいのよ。ね、加持君?」

加持「…葛城?」

ミサト「あ、そうだわ。忘れないうちにシンちゃんにおみやげ♪」

シンジ「…?おみやげですか?」

ミサト「うん…」

グッ

シンジ「!?」

ミサト「本当にありがとう……シンジ」

チュゥッ

シンジ「!!!?」

レロ…チュプ……

シンジ「!?!?!?」ジタバタ

アスカ「」
綾波「」

銀時「あ?」
新八「いっ!?」
神楽「う?」
ヒカリ「え!?」
トウジ&ケンスケ「「おおおおおお!!!?」」

リツコ「…やると思ったわ」
加持「…やれやれ…」

長谷川「問題…あるだろコレ」
定春「ワウ?」

324 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:03:25.19 ID:9G2h5v6AO
シンジ「ぷはぁ!?
みっ、ミサトさ……何を…!?」

ミサト「…大人のキスよ。帰ってきたら、続きをしましょっ?」

シンジ「つ…!?」

ミサト「早く帰ってこないと、どっかの無精ヒゲにもってかれちゃうからね」

ゴゴゴゴゴゴ……

アスカ「ミィィィサァァァトぉぉぉっっ!!!?」

ミサト「詰めが甘いわねぇアスカ?やるなら徹底的にやらなきゃ♪」

アスカ「あ、アンタねぇっ!?」

トウジ「…ケンスケ、徹底的にて何の話や」

ケンスケ「俺に聞くなよ…」ズーン…

銀時「はーい、ズバリお答えしまーす」

トウジ「坂田はん?」

銀時「坂田先生と呼べガキども。
オメーらにゃまだはえー。ラブコメを鼻で笑い飛ばしたりカワイイあの娘もリコーダーの臭いはキツかったり、女にもワキ毛は生えることを認められるようになってから出直せー」

ケンスケ「…坂田先生、先は長そうです…」


綾波「…!」ググ…

シンジ「綾波さん何で顔近づけんの…何ではりあおうとすんの!?
ダメだったらあの人の真似しちゃあ!?」ググ…

326 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:09:08.06 ID:9G2h5v6AO
《さようなら》

『発車します、閉まる扉にご注意下さい』

プシュー…ガシャン

ガタンガタン……

ケンスケ「元気でなぁぁ!!」

トウジ「シンジぃぃぃ!!!?」ダダダダダダ…

ヒカリ「走ったら危ないわよ鈴原っ!?」

アスカ「…」
綾波「…」



アスカ「行っちゃった」

綾波「…」ウル

ミサト「よしよし、二人ともよくガマンしたわね」

綾波「…また会うって…約束したから」

アスカ「そうよ!そのうちこっちから押しかけてやるんだから!」ゴシゴシ

ミサト「…そうね。
さあ二人とも!がんばってレイの部屋の荷物、まとめるわよん!
んでもって帰りましょっ。あたしたちの家に!」

アスカ「…うん!」
綾波「はい…っ」

327 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:10:09.15 ID:9G2h5v6AO
《葛城家マンション》

綾波「…」
アスカ「…」
ミサト「…」

PEN2「クワー(おかえりー)」

エリザベス「…」[お邪魔してます]





綾波「あなた、誰」
ミサト「…お友達?」

329 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:12:18.90 ID:9G2h5v6AO
カンカン カンカン カンカン カンカン…

ガタンガタン…ガタンガタン…

《江戸の町への列車内》

銀時「…」
新八「…ん…」ウツラウツラ…
神楽「セコムしてま…z~」
定春「…クァ…」
長谷川「…ハツぅ…勘弁してく…」

シンジ「…」ボーッ…

…終わった。

…終わったんだな…本当に。



銀時「眠らねーのか?」

シンジ「…っ」

330 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:13:00.84 ID:9G2h5v6AO
シンジ「銀さんこそ…そんな深手なのに」

銀時「俺ァいーんだよ無敵の銀さんだかんな。
オメーこそ、なんか言いたげなツラじゃねーの」

シンジ「いえ…。
…ちょっと感慨に耽ってただけです」

銀時「何だよもう里心ついたのかオイ」

シンジ「ハッ、馬鹿言わんで下さい。里心ならこの一年つきっぱなしですよ。
さっさとかぶき町に帰って、ゆっくり休みたいです」

銀時「…」

シンジ「お登勢さんやみんなにも会いたいですし…久しぶりに吉原にも」

銀時「シンジよォ、お前…本当は残りたかったのか?」

331 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:13:56.38 ID:9G2h5v6AO
ガタンガタン…ガタンガタン…

シンジ「…」

銀時「もし残せるモンなら、残してやりたかったがな」

シンジ「…」

銀時「まぁなァ…心配してくれる大人がいて、生きてたこと喜んでくれるダチ公がいて。
てめーを想ってくれる女がいて…。
そりゃ他にはなんにもいらねーって…」

シンジ「銀さん」

332 名前:推奨BGM 残酷な天使のテーゼ(アニメ最終回VER)[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:15:05.13 ID:9G2h5v6AO
銀時「あ?」

シンジ「…この一年間。
面倒事押し付けられて…実質ほとんどタダ働きさせられて…さんざしんどい思いして…正直ロクな目に合わなかったけど。
でも、儲けゼロってわけじゃなかったんですよ」

シンジ「おかげで一つ、やりたい事が出来ました」

銀時「やりてー事?」

シンジ「はい」

銀時「何だよ」

シンジ「…。

もう少し…本当に強くなって。
自分で自分のことを、本物の…一人前の侍だって思えるようになったら」



シンジ「第三新東京市で、万事屋の支店開きたいって」

333 名前:推奨BGM 残酷な天使のテーゼ(アニメ最終回VER)[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:16:55.99 ID:9G2h5v6AO
銀時「…」

シンジ「…」

銀時「食いっぱぐれても知らねーぞ」

シンジ「大丈夫ですよ、そのへん本店でしっかりノウハウ学びますから。
だから、銀さん。

もうしばらくお世話んなります」ニッ



銀時「へっ、好きにしな」

シンジ「ええ、好きにします」

334 名前:推奨BGM 残酷な天使のテーゼ(アニメ最終回VER)[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:18:05.37 ID:9G2h5v6AO
《母に ありがとう》

母さん。

今度こそ、もう会えないだろうけど。

僕はもう大丈夫だから。

色々、ありがとう…母さん…。

335 名前:推奨BGM 残酷な天使のテーゼ(アニメ最終回VER)[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:19:03.67 ID:9G2h5v6AO
《父に さようなら》

あばよ、マダオ…。

次に会うときも変わってなかったら今度こそ鼻メガネだかんな。

次までには、もちっと真っ当な道歩いとけよ…。

337 名前:推奨BGM 残酷な天使のテーゼ(アニメ最終回VER)[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:20:46.26 ID:9G2h5v6AO
《そして 全ての侍たちに》

シンジ「…あの銀さ…」

銀時「クカー…ゴー……」ムニャムニャ

シンジ「…ハァ…」


銀時「ぐごー…」
新八「…んぅ…」コックリコックリ
神楽「いわゆるひとつのセコムですね~……Z~」
定春「…」スヤスヤ
長谷川「ハツゥゥゥ……俺ァ別にやましいことは何も…」ウーン…


シンジ「…」フッ

シンジ「銀さん、みんな」

シンジ「ホント、本当に…」






338 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/09(水) 21:21:54.77 ID:9G2h5v6AO
お通「ありがとうきびウンコ!」

「「「「とうきびウンコォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」

ワアァァァァァァ……!!!?

《大江戸ドーム・寺門通LIVE2011 ~新年早々ライブやるから遠慮なくグッズとか買いあさってお年玉つぎ込んでいってネクロマンサー!~》

オ・ツ・ウ!!オ・ツ・ウ!!

お通「みんなー!今回のライブも残すところあと一曲となってしまいましたぬきの睾丸めっさデカい!」

「「「「めっさデカァァァいいい!!!!!!!!」」」」

お通「最後まで全力で歌いきるから、みんなしっかりついて来てねこの交尾めっさヤバい!」

「「「「めっさヤッバぁぁぁいいィィィ!!!!!!!!」」」」

お通「それじゃ行くよー!曲はもちろんー…!」


お通「『お前の母ちゃん[ピーーー]人だ?』!!」

ゥワアアァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!

オーツーウ!オーツーウ!

L・O・V・E!オッツッウ!

340 名前:強制BGM 言うまでもない[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:24:23.77 ID:9G2h5v6AO
軍曹「隊長ぉぉぉ!まさかこのSSのラストを、お通ちゃんと我ら寺門通親衛隊が務めるとは誰も予想できなかったでしょうネクロゴンドめっさ遠い!」

新八「目の前のお通ちゃんに集中しろ軍曹ォ!こんな無駄に長引いたSSなんぞどうでもいい湾岸MIDNIGHTォ!」

タカチン「なんかキレーな終わり方期待してたヤツらもいるみてーだがよォ!?
そんな甘ぇ話ァどこにもねーゼリービーンズ本田ぁ!」

タカティン「私報酬ノフランスパンサエ支払ッテクレレバ問題ナ色即是空空即是色」

チャーラーラーラー ラーラーラー
ウラホイ♪ウラホイ♪ウラホイ♪ウラホイ♪
チャーラーラーラー ラーラーラー
ウラホイ♪ウラホイ♪

チャチャチャン♪

お通「あなたのホクロ♪少し色素が♪
うーすーいーのーね♪」

「「「「ね♪ね♪ね♪ね♪ネクロマンサァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」

341 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:25:40.09 ID:9G2h5v6AO
かくして、

寺門通LIVE2011 ~新年早々ライブやるから遠慮なくグッズとか買いあさってお年玉つぎ込んでいってネクロマンサー!~

は大盛況の内に幕を閉じたのであった。

だが、これで安心する彼女ではない。

江戸の街が誇る歌姫として、常に時代をリードするトレンドの発信源として、
今年は更なる飛躍を我々に見せ、更なる歌声を響かせてくれるであろう!

頑張レンコンの煮物ごっさウマい寺門通!
羽ばたけのこの煮物めっさウマい寺門通!


(ナレーション・立木文彦)

~終~









銀時「何コレ」

342 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:26:38.91 ID:9G2h5v6AO
《かぶき町・万事屋》

銀時「…オイ何だこりゃ。
新八のヤツがまたテレビに出るっつーから見てみりゃ…ただお通のプロモに利用されてるだけじゃあねーか」

シンジ「…」ペラ

銀時「ったく、無駄な時間食っちまった。なぁ神楽?」



シンジ「…」

銀時「…アレ?神楽は?」

シンジ「…途中で定春の散歩に行きましたよー…飽きたって」ペラッ

銀時「あ、そう…」

シンジ「…」ペラ

343 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:28:30.43 ID:9G2h5v6AO
銀時「…なあシンジよ」

シンジ「はい…?」ペラ

銀時「ヅラのやつだがよ、アイツ時々変装してキャプテンカツーラとか名乗ってるよな」

シンジ「ああ、そうですね」ペラ

銀時「アレちょっと思ったんだけどさァ。
原作読んでりゃいいけどアニメしか見てないヤツはキャプテンカツーラじゃなくてキャプテン勝浦と勘違いしてねーかね?」

シンジ「はあ」



銀時「…。なあシンジよ」

シンジ「なんすか」ペラ



銀時「ジャンプ、まだ?」

345 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:30:55.07 ID:9G2h5v6AO
シンジ「…」パラパラパラ…

グワシッ

銀時「オイオイオイシンジくぅん?今巻き戻ったよな?ジャンプまた頭っから読もうとしたよなオイ?
一周したら交代っつったよなオイ?」グググ…

シンジ「あに言ってんですか…賭けで向こうひと月はジャンプ僕のモンって決まっただろーが勝手にルール決めないで下さいよコラ」ググググ…

銀時「そこはそれアレだよオメー社長権限っつーモンがあんだろ一周読んだら交代だろ、あ!?」ググググ…!

シンジ「ジャンプ一冊のために社長権限持ち出すなよ飽きるまでずっと俺のターンに決まってんだろ。
だいたい僕だって金半分出してんだぞコルァ!?」ググググ…!

銀時「シンジよォ、オメー帰ってきてからちょーっと調子コキすぎじゃね?
いくら仏の銀さんでも終いにゃ怒るよいーから寄越せ」ググググ…!?

シンジ「待ってろっつってんだろが。これからシンちゃんオサレ先生の描く新展開を反芻すんだよもっぺん味わうんだよ。
『物質から魂を引き出して使役する能力(笑)』について深く考察しなきゃなんねーんだよいいから待ってろ」ググググググ…!?

ドガシャーン

銀時「てんめェェェ!?ジャンプに関しちゃどっちが上でどっちが主人公か白黒つけなきゃなんねーらしいなァァァ!!!?」

シンジ「上等だゴルァァァ!!!?どっちが主人公にふさわしいかキッチリ教育してやんよレッツパーリィィィ!!!!」

ピーンポーン

346 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:33:48.38 ID:9G2h5v6AO
銀時「…」
シンジ「…」

銀時「客だぞ」ヘラッ

シンジ「…チッ。戻ってくるまでですからね。
戻ってきたら即俺のターンですからね」



ガラッ

シンジ「はーい、宗教だったらドゥッリームキャッチャァァァがあるから間に合って」

「…あに言ってんのよアンタ」
「…」

シンジ「…」ポカン

「久しぶり、碇君」ニコ
「早速遊びに来てやったわよ!」フンゾリ

シンジ「…オウ」ニカッ

347 名前:推奨EDテーマ 僕たちの季節[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:34:52.57 ID:9G2h5v6AO
シンジ「すいまっせーん銀さーん!ちょーっと出てきますー!」

銀時「あー?」ペラ

シンジ「僕の客だったんでー!
あージャンプは帰ってきてからでいいですからー!」

ガラガラピシャッ

銀時「…?」

《万事屋・玄関》

銀時「あんだァ?さっきまであんなにジャンプジャンプうるさかったっつーのに…」

銀時「…」

銀時「へっ」



銀時「あのヤロー、女二人引き連れてお出かけたァ生意気な真似しやがる」

新世紀エヴァンゲリオン×銀魂

《ゲンドウ「そうだ。久しぶりだなシンジ」シンジ「…長谷川さん?」》

~終劇~

352 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:41:38.17 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

―――その出会いは、必定―――


白夜叉と恐れられた男がいた

人斬りと恐れられた男がいた

「好きなモン…そうさなァ」

かつて、白夜叉と呼ばれた男…

「甘いモンと…酔狂な奴かな…」

―――坂田 銀時


「剣は凶器、剣術は殺人術。
どんな奇麗事やお題目を口にしてもそれが真実」

かつて、人斬りと呼ばれた男…

「けれども拙者は、そんな真実よりも甘っちょろい戯れ言の方が好きでござるよ」

―――緋村 剣心

353 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:42:52.32 ID:9G2h5v6AO



銀時「だいたいオメー第一印象からイヤーな予感してたんだよ!?
女で剣の道場主ってどう考えても地雷一直線だろーが!?」

薫「はあ!?稼ぎもしない居候の分際で生意気言ってんじゃないわよ銀髪っ!?」

剣心「コラコラ、薫殿も銀時もそれぐらいにするでござるよ」

銀時「剣ちんよォ、こういうのは始めが肝心なんだって。甘やかすとつけあがっから」

薫「つけあがってんのはアンタでしょうがァァァ!!!?」

剣心「いいかげん剣ちんは止してほしいでござるよ銀時…色々ギリギリではござらんか」

左之助「ずいぶん仲良しなこった」シーハーシーハー

弥彦「仲良しなのかアレ?」

354 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:45:06.11 ID:9G2h5v6AO
剣に依って生かされ

銀時「“最強”ねぇ…」

蒼紫「…」

銀時「悪ィが興味ねーな。生憎こちとら目の前のモン護んので手一杯でね」

恵「銀さん…」

銀時「この刀…コイツが届く範囲さえ取りこぼす有り様だ…。
だが、それでも救えるモンがあるなら救ってやりてーのさ」

剣を以て道を拓いてきた二人ならば

銀時「あんだァ?一人でこっそり夜遊びかオイ?」

剣心「…」

銀時「因果なモンだな。昔の腐れ縁って奴ァよ」

剣心「…銀時、拙者は」

銀時「あー、別に引き留めなんざしねーよ。さ、行こうや」

剣心「ついて来る気か!?これは拙者の…」

銀時「勘違いすんな。俺ァちょいと京見物と洒落込みてーだけだ。
向こうで美味い八つ橋の店でも紹介してくれや」

剣心「…まったく。
どこまでも酔狂な男でござるな、お主は」

銀時「まーな…それにあのヤローとつるんでる馬鹿は、俺の腐れ縁なんだよ」

剣心「…お主の?」


志々雄「…」ニイッ
高杉「…」ニヤッ


その出会いは、必然―――


るろうに剣心×銀魂

『剣魂』

第一話『ポニテの女道場主にロクなヒロインはいない』《鋭意執筆中!》

新八「ちょっと待てェェェ!!!?」

356 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:46:46.60 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

シンジ「…」

新八「え、ちょっと何やってんの!?何ですかコレ!?」

銀時「何って。次回作の予告だよ」

新八「いやいやいや!?舌の根も乾かないうちに次回作ぅぅぅ!?
ここまでこぎつけるのにどんだけ苦労したと思ってんの!?」

銀時「いやーとりあえず中の人繋がりでるろ剣にしてみたんだけどさ」

新八「思いつきかいィィィ!?
無理無理無理!絶対無理!?たった一作書き上げるのにもう一年かかってるんですよ!?」

シンジ「…」ペラ

神楽「しょっぱいこと言ってんじゃねーぞダメガネ。人間やらねーで後悔するよりやってから後悔したほうがいいってどっかのマユゲが言ってたネ」

銀時「サバイバルナイフで刺されるからやめてくんない神楽ちゃん」

シンジ「…」

神楽「フ、どいつもこいつも情けないアルな!
だったら次の主役はアタイだヨ!次回作はヒロインから主人公にクラスチェンジして突っ走るアル!」

新八「…アレ、この流れどっかで見たような」

神楽「じゃ、こんな感じで!」

357 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:49:41.61 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

その二人は

「…あんた、誰?」
「オメーこそ誰だヨ」

決して出逢うはずのない二人だった―――!

チャラララ チャラララ チャラララ チャラララ

first kiss から 始まる♪2人の恋のヒストリー♪

『などというものは所詮二次元にしか存在しない夢物語でありなおかつ最近は使い回されすぎて終わったコンテンツ略してオワコンそんな第一話』

ルイズ「何なのよアンタ!?それが貴族に対する態度!?」

神楽「うっせーよピンクいの。名乗って欲しけりゃ自分から名乗れよガキが。
私は誰の指図も受けないネ!」

ルイズ「つ、使い魔としての自覚がなっていないようね…!?」

それは

神楽「だいたい何アルかお前、ピンクのモジャモジャてどんだけ根性ひん曲がったらそんなんなるアルか。
どんだけエロいモン食ったらそんなんなるアルかアン!?
モジャモジャは銀ちゃんだけでたくさんネ!」

ルイズ「ああああアンタこそ頭になんかヘンなのついてるけど!?何それヘンよ取れば!?」

キュルケ「…ね、タバサ…何かしらあの2人…なんかすごく違和感が…」

タバサ「中の人も大変」

出逢うはずのなかった

ルイズ「アンタの食事はこっt」

神楽「すいまっせーん!おかわりいいですかァァァ!」ガツガツモッシャモッシャ

ルイズ「あんでもう食べてんのよそれ私の朝食ぅぅぅ!?」

358 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:51:33.91 ID:9G2h5v6AO
二人の少女が織りなす

神楽「おにいちゃ~ん。
おにいちゃんはどうして頭からワインかぶってるの~?」

ギーシュ「ん~?それはね~。
二股かけてるのバレちゃったからだよ~」

神楽「どうして二股かけちゃったの~?」

ギーシュ「ん~、それはね~。
薔薇は多くの人の目を楽しませるためにあるからだよ~」

ギーシュ「お嬢ちゃんも僕に惚れちゃいけないよ~。
綺麗な薔薇には棘があるからね~」

神楽「やっすい昼ドラかましてカッコつけてんじゃねーぞ!かませ犬が!」

ギーシュ「」

神楽「じゃーな、

まるで
ダメな
おポンチ小僧

略してマダオ!」

イクヨーシエスター
エ、アノ、ハイ…

ギーシュ「…。
フッ、ゼロのルイズの使い魔は礼儀までゼロだな…。


アレ…グスッ…何だろ。おかしいな…前がかすんで見えないや…。
って待ちたまえェェェ!!!!!!!?」

痛快バトルファンタジー!

360 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:52:59.25 ID:9G2h5v6AO
ルイズ「私は貴族よ。魔法が使える者を貴族と呼ぶんじゃない!
敵に後ろを見せない者を、貴族と呼ぶのよ!」

フーケ「…」ニィッ

ズドオオオンン

フーケ「!?」

神楽「…フン、半人前が…!」ググググググ…

ルイズ「…!あ、アンタ…!?」

神楽「震えながらナマ言ってんじゃないネ」

ルイズ「う、うるさいうるさいうるさいっ!アンタなんかに…」

神楽「でもま、その根性だけは認めてやるヨ。
この泥人形は、神楽様がじきじきにブチのめすアルっ!」

ルイズ「っ!?」

ゼロの使い魔×銀魂

『虚無の夜兎』《鋭意執筆中!》

神楽「あ、やっぱめんどいからナシで」

新八「ブン投げたぁぁぁ!?」

362 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:53:56.95 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

新八「やっぱ思いつきじゃねーかァァァ!?やるんなら最後までちゃんとやれよ!?」

神楽「一人二役とかめんどいアル」

新八「ぶっちゃけすぎ!?

…もう、しょうがないなぁ。どうしてもやるって言うなら僕も協力しますよ。
どうせなら次回作は…」

銀時「あんだァ?さんざ文句言っといてオメーもやりたかったんじゃん」

神楽「どーせロクな案ねーんだろ。メガネのメガネによるメガネのためのクロスSSになることは目に見えてるネ」

新八「いやいやちゃんと考えてるってば!ズバリ次回作は」

銀時「わーってるって、じゃこんな感じでー」

新八「ちょっ待っ」

363 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:55:48.61 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

デッデデデッデデデッデデ…

メガネキャラで鳴らした俺たち。濡れ衣を着せられメインキャラにこき下ろされたが、出版社の枠を脱しここに集った。
しかし、ただ集ってくすぶってるような俺たちじゃあない。
筋さえ通りゃボケ次第でなんでもツッコんでのける命知らず、不可能を可能にし、巨大なボケを粉砕する、
俺たち特攻(ツッコミ)野郎メガネーチーム!

新八「僕はリーダーの志村新八。通称ダメガネ。地味戦法とツッコミの名人。
僕のような天才ツッコミでなければ、百戦錬磨の強者どものリーダーは務まらん」

糸色「私は糸色望。通称絶望先生。自慢のルックスに、教え子達はみんなイチコロさ。
絶望かまして、腐女子からヤンデレまで何でもそろえてみせるぜ」

JUM「桜田ジュン、通称JUM。裁縫の天才だ。
ラプラスの魔でもブン殴ってみせらあ。でも梅岡だけは勘弁な!」

桂馬「やぁお待ちどう!僕こそ桂木桂馬。通称落とし神。ゲーマーとしての腕は天下一品!
メガオタ?変人?だから何」

僕たちは、道理の通らぬ世の中に敢えてツッコミを入れる、頼りになる神出鬼没の特攻野郎メガネーチーム!

364 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:57:16.00 ID:9G2h5v6AO
…。

糸色「…あの、メガネを借りたい時って何ですか。
それと私の名前は横書きにしないでくれとあれほど…」

桂馬「ただでさえ駆け魂狩りで時間をとられているのに…。
さっさと帰ってゲームの続きがしたいんだが」

JUM「ツッコミ野郎って…ツッコミよりもボケしかいないんじゃ…。
そもそも、何で僕たちは集まったんだ?」

新八「…」

…。

新八「解散!」キリッ


メガネを借りたい時は、いつでも言ってくれ!

《完》

365 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 21:58:42.80 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

新八「おいィィィ何だこのやっつけ仕事!?」

銀時「お望み通りの主役だぞ?良かったなーぱっつぁん」

新八「よくねェェェ!?寄せ集めるだけ寄せ集めて解散しただけじゃん!?
何も成せてないじゃんメガネのレンタルで終わってんじゃん!?」

シンジ「…」

神楽「ぜーたくもんアルなー。
グダグダ言ってんなヨ主役やれるだけありがたく思えダメ」

新八「メガネはかけて!?ダメでもいいからガネは外さないでメガネは顔の一部だからっ!?」

シンジ「…」

新八「だいたいアンタら自分のことしか考えてないじゃないですか。ちゃんと全員そろっての案は出せないんですか!?」

銀時「アン?」

神楽「全員って、また私達みんな出るアルか?どうするアルか?」

新八「フフン、次回作はズバリッ!こんな感じでっ!」

366 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:01:22.39 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

この荒れ果てた世界を見るがいい!
この世界では、どれだけ遠くへ行ったか
どれだけ多くの人間と出会ったか……
その二つが人生の値打ちを決めるのだ!

銀時「…何だこりゃ。まーたゲームソフトかよ新八」

新八「あ、はい。ウチの隊員から没収したんですけど、なんかコアなファンがるりゅぶっ!?」

銀時「おい…オメーは何度俺をヨソに飛ばしゃー気が済むんだよダメガネ!?
これもう銀さん確実にあっちの世界に行かされるフラグじゃあねーかァァァ!!!?」

神楽「なにワケわかんないこと言ってるアルか銀ちゃん」

銀時「神楽、オメーにはわかんねーだろうけどな。ここじゃない>>1のせいで銀さん散っ々あちこちやられてんだよ!
この手口で苦労させられてんの!?」

新八「ちょっと銀さん…なんかよくわかんないけど色々…アウトでしょその発言!?
大丈夫ですか?一体なんの話を…」

銀時「俺ァもー引っかかんねーぞ!?
今日は銀さん帰らねーからぜってー眠らねーから!
朝帰り確定だから!」

???「させんよ」

!!!?

銀時「」ダラダラダラ

新八「ちょっと!?今なんか変な声が…!?」

神楽「ゲームがしゃべったアル!?」

367 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:03:50.06 ID:9G2h5v6AO
???「お前達の“魂”という概念は興味深い」

銀時「あ、今日僕みんなと一緒に不思議探索の予定があるんで失礼しまー……」

ギュゥゥンンン……!!

銀時「すぅぅぅ!!!?」ガシッ

新八「なあっ!?ひ、引っ張られるうぅっ!!!?」ガシッ

神楽「は、放すネお前ら!?
若い乙女にベタベタさわるもんじゃないアルッ!!!?」ガシッ

定春「キャゥンッ!?」ガシッ

銀時「ふんばれ定春ぅぅぅ…!銀さんもーどこにも行かねーから俺はここにいるぅぅぅ!!」

???「見せて貰おう、知恵という武器を身につけたサル共。
“魂”の力とやらを」

「「「だあああぁぁぁ……!!!?」」」
「アォォォォンン……!!!?」

369 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:04:48.37 ID:9G2h5v6AO
砂塵、硝煙、廃墟。

見渡す限り破壊されつくしたこの地に

“侍”が降り立った


「すいまっせーんおじさーん、この原チャリにネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲積んで欲しいんですけどー」

「メカニック?メガネかけてるヤツはメカニックって決まってんの!?」

「つえーヤツが正しいアルか、はーん…。
んじゃー今日からこの街は神楽サマのものアル」

「ワンッ」

三人と一匹が荒野を駆ける!

METAL MAXシリーズ×銀魂

『メタルマックス・シルバーサーガ』《鋭意執筆中!》

シンジ「いずれにしても僕はお払い箱ですか、へー…」ペラ

371 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/09(水) 22:07:22.31 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

銀時「…あっ」
新八「…」ダラ
神楽「…やべっ」

シンジ「仲間だ家族ださんざん盛り上げといて、本編終わったらハイさようならですか、ふーん…」

銀時「いや違う…違うって拗ねんなよシンジ」

シンジ「ま、いいんですけどねー…このSSの僕なんて所詮二次創作の僕ですから」ペラッ

新八「待って待ってシンジ君ごめんってば!?
ちゃんと考え直すからそんな言っちゃいけないことを」

シンジ「いいんですよ気ィ使わなくって…このSSの終わりと同時に元の碇シンジに戻るだけですから。
あのウジウジして言いたいことも言えずに人の顔色伺ってばかり、そのくせキレるだけキレて人のせいにしてアスカの病室で[ピーーー]して神話になっちまうような碇シンジに戻るだけですから。

…いっそサードインパクトで世界滅ぼしゃ良かったよクソが」ボソッ

新八「それだけは言っちゃダメェェェ!!!?
マジすいませんでしたシンさんんんん!!!?お願いだから帰ってきて!?
あの純真で優しいシンジ君に戻ってっ!?」

372 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:09:53.06 ID:9G2h5v6AO
銀時「シ、シンジは何かネタねーのか?ん?
そーだン年後の万事屋シンちゃん奮闘記とかどーよ!?」

神楽「い、いいアルなァオラなんだかワクワクしてきたぞ!」

シンジ「なーんかいまいちモチベーションがなァ…。
もうさんざん踏ん張ったし、ケツから出すモン出したらもーどうでもいーやって感じになっちゃいましてねぇ…」

新八「ヤバいよシンジ君完全に銀さんモードに入ってるよ!?
完全に無気力ダメ主人公と化してるよ!?」

銀時「オイ無気力ダメ主人公って何だダメガネ」

?「アンタ馬鹿ァ!?情けないこと言ってんじゃないわよ!?」

シンジ「…あ?」

373 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:11:11.64 ID:9G2h5v6AO
アスカ「最後の最後でなによそのザマは!?なっさけないわねぇ!」
綾波「…」
ミサト「押しかけちゃってゴメンねシンちゃん」
リツコ「お邪魔するわね」


シンジ「…何してんの」

新八「アスカちゃんにレイちゃん…葛城さんたちも?
皆さん、どうしてここに?」

アスカ「決まってるじゃない!次回作の話でしょ?
当然アタシ達にも出演する権利はあるわよね!」

綾波「…」

銀時「なに?オメーらも引き続き出演してーの?」

アスカ「当ったり前よ!
そもそもこれってエヴァのSSでしょっ!むしろお払い箱になるのはアンタたちのほうに決まって…」

「「「「「は?」」」」」

374 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:12:07.29 ID:9G2h5v6AO
アスカ「…え?」

銀時「え、何言っちゃってんの?お前今さら何言っちゃってんの?」

神楽「一年やっといてエヴァのSSだと思ってたアルか?」

アスカ「いや…え?だって主人公はシンジ…」

シンジ「いやいや、シナリオがエヴァなだけでこれ銀魂のSSだけど?」

ミサト「認めちゃった!?一番認めちゃいけない主人公が認めちゃった!?
一番落ちちゃいけない城が真っ先に崩れたんだけど!?」

375 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:13:35.03 ID:9G2h5v6AO
新八「まあ…どっちがメインとか主張しだしたら収拾つかなくなりますし、クロスSSってことでいいんじゃないですか」

銀時「つーかよ、そこまでデカい口叩くからにゃそれ相応のネタ用意してあんだろうな?」

アスカ「…え」

神楽「まさかネタもなしにいちゃもんつけたワケねーだろな?」

アスカ「いや、えと……」

綾波「あるわ」

アスカ「レイ!」

シンジ「綾波がネタ出すの…?すごい予想外なんだが」

銀時「聞くだけ聞いてみようじゃねーの。どんなんだ?」

綾波「次は、こんな感じで」

376 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:15:11.71 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

セカンドチルドレンとエヴァ弐号機を迎えるべく、
ミサトに連れられて太平洋上の国連軍正規空母“オーバーザレインボー”へと向かったシンジ達

ケンスケ「はぁーっ、凄い、凄い、凄い、凄い、凄い、凄ーい…!」
トウジ「待て!待たんかい!?」
シンジ「ふぁ~あ…」

そこで出会ったのは

トウジ「くっそお…止まれ!?止まらんかい栄光の縦縞帽子ぃぃぃ!?」

ヒョイ

?「ほらよ」

トウジ「…あ。おおきに」

ドイツ系アメリカ人の天才少女…

?「おー!ミサっちゃんひさしぶりー!」

ではなく…?

ミサト「久しぶりねカナ!だいぶ背が伸びたんじゃない?」

カナ「成長期だからな!ほかのところもちゃーんと女らしくなってるぞ!
でもまだまだミサっちゃんの胸には勝てないなー!」

ペチッ

カナ「あぅっ!?」

チアキ「いきなり恥ずかしいマネをするな馬鹿野郎」

ハルカ「もう…ごめんなさい葛城さん、妹が失礼なことを…」
ミサト「ああーいいのよん、今さら他人行儀にならなくても♪」

あの三姉妹!?

378 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:17:31.24 ID:9G2h5v6AO
ミサト「紹介するわね、エヴァンゲリオン弐号機専属パイロット、セカンドチルドレンの南カナちゃん。
それとお姉さんのハルカちゃん、妹のチアキちゃんよ」

カナ「お前がサードチルドレンか?」

シンジ「え、あ、うん…」

カナ「なんか冴えないヤツだな。シャキッとしろシャキッと!」

シンジ「え、ええ…?」

ミサト「うふふっ」

ほんの少し変わったシナリオは

シンジ「えっと…僕に何か用…?」

チアキ「…お前は、カナとはまた違った馬鹿野郎だな」

シンジ「…」

少年にどんな運命をもたらすのか?

ハルカ「せっかくだからお夕飯食べていってよ。
遠慮しないでシンジ君」

シンジ「いえ、でも南さん…僕は」

カナ「そーだそーだ!さっさとこい!
あといちいち苗字で呼ぶな!ただでさえウチは南さん率高いんだから!
カナちゃんハルカさんチアキと呼べ!」

チアキ「なんで私だけ呼び捨てにさせるんだ馬鹿野郎」

カナ「んじゃチアキちゃんで!いいなっ!」

シンジ「う、うん…か…カナ、ちゃん」

異色のコラボレーション!

エヴァンゲリオン×みなみけ

『いかりけ』《鋭意執筆中!》

アスカ「ちょっと待てェェェ!!!?」

379 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:19:22.42 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

アスカ「オイ何でアタシの出番削った?何でアタシが存在抹消されてんの改変されてんの!?」

綾波「改めて良くする…と書いて改良と読むわ」

アスカ「悪い点かァァァ!!!?アタシはエヴァの悪い点かこのヤロォォォ!!!?」

ミサト「んーそんなに悪い案じゃないんじゃないかしら」

アスカ「自分の出番あるからって裏切ったわねミサトォ!?パパと同じように裏切ったわね年増ァァァ!!」

綾波「他にも、全く違う性格の魂が宿った12人の私に囲まれて生活する碇君のハチャメチャラブコメディも企画しているわ」

シンジ「それ何てシスタープリンセス?」

綾波「違うわ。タイトルはシスタープリティーリリス。
アスカは12人の私達に嫉妬して嫌がらせをするけど勝ち目なんてないライバル(笑)キャラ」

アスカ「むっきィィィィィィ!!!!!!!?」


シンジ「揉めだしたよ。出番めぐって揉めだしちゃったよ。
せっかくトゥルーエンド迎えたのに元の木阿弥だよ」

?「全員動くな!御用改めであるっ!」

銀時「ああ?」

380 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:21:08.19 ID:9G2h5v6AO
ゾロゾロ

近藤「邪魔するぞ」
土方「…」
沖田「…」

銀時「オウオウ邪魔ってわかってんなら帰れ。つーか何しに来やがった」

近藤「何しにもなにもない、用件はわかっているはずだ」きっ

シンジ「!」

新八「…っ(まさか、シンジ君を捕まえに…!?)」

近藤「次回作は真撰組血風帳って劇場で決まったじゃん!?」

「「「だあああ!!!?」」」

381 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:21:47.19 ID:9G2h5v6AO
新八「やっぱり出番ほしいだけかい!?
…いや別に決まってないですから。あれニセ予告ですから!?」

近藤「だいたい何だ!?新訳に続いてまーた俺達チョイ役じゃん!?
ラストにちょっと出てきただけじゃんまーた役立たずじゃん!?」

土方「…」
沖田「…」

近藤「そういうことで、次回作は我ら真撰組が主役とさせてもらう!」

アスカ「そういうことってどういうことよ!?」

銀時「勝手に決めんなっつーの」

近藤「新作はこんな感じでっ!」

神楽「おいィ勝手に進めんなヨ!?」

382 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:24:30.61 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

近藤「はァ!?軍に出向!?俺が!?」

松平「おゥよ。ちょっくら行ってこいや一年ばかし」

近藤「はァァァ!!!?」


《サクラ咲く季節に、僕らは出会った》


近藤「待ってくれとっつぁん!?局長の俺に一年も留守にしろってのか!?
真撰組はどーすんだよ!?」

松平「厳密にゃお前ら三人をだ。ひとまずトシを局長代理に据える」

近藤「俺達三人って…トシと総悟もか!?
だいたい何で俺達なんだよ!?俺達ァ江戸の平和を護る…!?」

松平「軍との軋轢を避けるためだ。
あちらさんもある程度即戦力になる腕っこきをご所望でなァ。いっそてっぺんのオメーを寄越しゃ向こうもこっちもメンツが立つってモンよ」

近藤「しかし、軍になんて…だいたい秘密部隊って何!?」

松平「江戸の平和を秘密裏に護る特殊部隊よ。
近藤、こいつァ正式な辞令だ。逆らうってんなら、辞表を出してもらわにゃーならねえ」

近藤「…。

とっつぁん、俺は腐っても真撰組局長・近藤勲だ。
納得しねーまんまどこの馬の骨ともわからん部隊に配属なんぞ出来るわけが…!」

松平「あー言い忘れてたがよーォ?あちらさん男子禁制、別嬪揃いの女だけで構成された部隊なんだが」
近藤「近藤勲、確かに辞令を拝領致しましたっ!」
ガチャッバタン

スパー……

松平「…頼んだぞ近藤ォ。この江戸の町の…

いや…もう江戸は終わる…。
“東京”の平和は、お前らにかかってんだ…」

383 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:26:00.38 ID:9G2h5v6AO



近藤「…待ち合わせ場所はここのはずなんだが…。
にしても実に見事な桜だな」

近藤「…お妙さん…この近藤勲、無事勤めを果たして貴女の元に戻ります。
どうかそれまで…」

?「あの…真撰組局長・近藤勲さんですね?」

近藤「は、はいっ!?」

さくら「お迎えに上がりました。
帝国歌劇団花組・真宮寺さくらと申します」

銀魂×サクラ大戦

『ゴリラ大戦』《鋭意執筆中!》

近藤『引ーき裂いたァ~♪ゴリが吠え~♪
震えるお江戸にィ~♪』

新八「ってお前が歌うんかいィィィ!!!?」

384 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:28:42.22 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

銀時「ふざけんなよテメー!?これお前がやりたいだけじゃあねーか!?」

神楽「ゴリが吠えってお前が吠えてるだけアル!」

近藤「時は江戸から東京へと移り変わる太正時代!
謎の集団ゴリ之巣会と戦う乙女達の元、刀を振るうこととなった真撰組の浪漫活劇だ!
劇中には歌あり踊りあり隊員同士の純愛ありと盛りだくさんの内容になっているぞ!」

新八「ゴリ之巣会てどう考えてもアンタが黒幕じゃねーかァァァ!?」

近藤「フッ、いくら素晴らしい妙案だからとて嫉妬はいかんな嫉妬は!
おいトシ!総悟!お前らも黙ってないで…」

土方「…あ?何か言ったかてめー一人だけ出番確保した近藤さん」

385 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:29:09.69 ID:9G2h5v6AO
近藤「…え。

あの、トシ?…総悟君?」

沖田「何ですかィ、小僧の師匠ヅラして自分一人おいしいところもってった近藤さん」

近藤「…」


銀時「ここにきてあいつら内部分裂始めたぞオイ」

新八「なんだかんだで今回の出番一番多かったの近藤さんでしたからね」

神楽「醜い争いアルな」

リツコ「無様ね」

シンジ「もうこの際ですし新訳・真撰組動乱編ってことでいいんじゃないですか」

386 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:29:51.98 ID:9G2h5v6AO
近藤「いや、ちょっと待って…二人とも?ちょっと話し合おう?」

土方「俺ァ出番なんざどうでもいい。やりたいなら勝手にやってくれ」スパー

沖田「土方さんはまだマシでしょう。
俺なんかどうしようもねえご都合主義にツブされた主人公の物真似で終わりやしたからねィ。正直もうウンザリでさァ」

近藤「いやっ、だって…しょうがなかったんだよアレは!?
シンジ君が剣の道を志すきっかけになったエピソードとして!?」

シンジ「あ、僕のせいにしちゃうんだ。人のせいにしちゃうんだ、へー」

近藤「ちっがぁぁぁうの話聞いてぇぇぇ!!!?」ブワッ

?「フン、情けない男ね」

387 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:33:02.86 ID:9G2h5v6AO
ドM「所詮あなたは脇役以下!主役を張れるゴリじゃないって事よ!」

銀時「また厄介なのが増えやがった…」

近藤「なんだとドM忍者!?まさかお前も…!?」

ドM「フフッ、電話番しかできなかった今作にサヨナラ!次回作はなんと!GEPの限界に挑戦よ!
ぜひこんな感じで!」

《次回作予告》

幕府の命により、狂気の生体実験を繰り返す研究所へと潜入捜査に向かった元お庭番衆・猿飛あやめ。

そこで見たものは

ドM「まさか…銀さんっ!?
い、いやァァァ!!!?」

人の姿を失い悶え苦しむ愛する人の姿だった!
躊躇うあやめに容赦なく襲いかかる狂気の実験!ほとばしる粘膜!
そして触手!触手!触手ぅぅぅ!!!!

ドM「題して!対銀忍アヤm」お妙「却下じゃボケェェェ!!!!」ドゴォ!!

389 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:34:57.99 ID:9G2h5v6AO
新八「あ、姉上…」

お妙「いい加減にしろよクソアマァ!!Vシネの次はX指定かアン!?
そんなんやったらpink板送りになるわヴォゲが!?」

近藤「お妙さんっ!?やはり俺との純愛ラヴストーリーをご所望」お妙「憤ッッッ!!!!」

ズシャァッ

近藤「」チーン

390 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:36:21.24 ID:9G2h5v6AO
お妙「もう、みんなひどいわ。私に内緒で次回作の相談なんて」ニコ

銀時「いや、ひでーのはお前の所行だろ」

お妙「でも…そうね。あそこのラブスゴーリーは論外としても、歌あり踊りありっていうのはいいアイデアだわ。
次回作は女性陣による宝塚風ミュージカル作品でいきましょう!今こそダイヤモンドパフューム復活よ!」

ドM「フン、さっきの一発は貸しにしておくわよお妙さん」

月詠「そのためにわざわざわっちは呼ばれたのか…」

九兵衛「お妙ちゃん、男役は是非僕に。
普段から馴れているから。普段から馴れているから!」

東城「となると!私も女装してご一緒するのが自然な流れですな若ァ!!」

九兵衛「」スチャッ

ボカーン

東城「久しぶりの爆破ですぞ若ァァァ!!!!」

沖田「」スチャッ ボカーン

東城「二連発は効きますぞォォォ!!!?」

?「」ポイッ ボカーン

東城「まさかの三連撃ィィィ!!!?」

391 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:39:12.79 ID:9G2h5v6AO
新八「あの、人んち爆破すんの止めてくれませんか」

九兵衛「済まない、つい」

沖田「空気を読んだ結果でさァ」

ミサト「つか三発目誰よ?」

銀時「だいたい予想はつくけどな」

?「はーっはっはっはっはっ!
今さら再結成とは笑わせてくれるなダイヤモンドパフューム!」

九兵衛「お前は…!?」

ヅラ「その程度の歌唱力でメインを張れるとでも?その程度の可愛らしさでこの俺に勝てると思うてか九兵衛殿!?」

お妙「んだとコラ」

ヅラ「あの騒動より日々研鑽を重ね、カツラップのみならず新曲をもマスター!
更に新メンバーを加えた我々は最早無敵ングディンドンリングディンディンドン!」

九兵衛「いや、君のどこが可愛いというんだ」

土方「つーか誰だテメェ」

ヅラ「通りすがりのアイドルユニット・KAT-TURAだYO。
出るなら今しかねーZURA出るなら今しかねーZURA…」

エリザベス「…」[攘夷がJOY!JOYが攘夷!]

シンジ「KAT-TUNみてーな言い方すんなバカ」

ヅラ「カトゥーンじゃないカトゥーラだYO!」

ミサト「銀さーん、あの電波撃っちゃっていーい?」チャキッ

銀時「口動かす前に手ェ動かせ」

ミサト「よねー♪」パァンッ

392 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:40:16.79 ID:9G2h5v6AO
キィンッ

ミサト「なん…だと…」

ヅラ「フッ、紹介しよう。KAT-TURA新メンバー…」

?「A winter fairy is melting snow men♪
A winter fairy is melting snow men…♪
やあ、やっぱりまた会えたね碇シンジ君」

ヅラ「KAWORU殿だ」

シンジ「使徒ォォォ!?なにしてんのお前ェェェ!?」

カヲル「ふふ…歌はいいねぇ。歌は心を潤してくれる。
リリンが生み出した文化の極みだYO!」

シンジ「…うわやっちゃったよ」

ヅラ「おお!やはり俺が見込んだ通りだカヲル殿!」

カヲル「ふふっ、もちろんだよ桂さん。
…そうだいいアイデアを思いついた。
軽音楽に興味をもったエヴァ勢と僕たちがバンドを結成する、なんてシナリオはどうだろう?
タイトルはそう…『えばんげりおん!』」

近藤「いやまんまじゃん!?ひらがなにしただけじゃん!?

…アレ?つーか今桂って」

ヅラ「桂じゃないカトゥーラだ」

近藤「あ、スイマセン」

393 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:43:02.41 ID:9G2h5v6AO
トウジ「ちょい待ち!バンドやったらワイら地球防衛バンドがあるやないか!」

ケンスケ「ゲームの外伝とはいえガイナックス公認だしね!」

ギター「ってことは、俺はまたギターのコーチ役だな!」

マユミ「じゃあ、あの…私も出ていいんですか…?」

マナ「外伝がアリなら私にもチャンスはあるわよねっ!」

マリ「やーネルフのわんこ君、アタシの出番はまだかにゃー?」

シンジ「オメーらどっからわいて出た!?」

マヤ「あ、あの!私たちオペレーターにもスポットを当ててほしいんですが!?」

メガネ「最後までこんな名前表記じゃ納得できません!」

お登勢「お待ちよ!年寄りに席を譲ろうって気はないのかいアンタ達!」

キャサリン「私ナンテココマデ名前スラ出ナカッタンダゾコルァ!?
初スレノ最後ニ小娘ノコスプレヤッテ終ワッタンダゾコルァ!?」

アスカ「アンタか!?アタシがネコ耳だの団地妻だの言われ続けた原因アンタか!?」

たま「ボツになった私と源外様の参戦ルートを提案します。
それが駄目でしたらスナックお登勢従業員による魔法熟女シリーズの展開を」

新八「タマキュアはもういいって!?」

ハタ皇子「で、余の出番はまだかの」

綾波「あなた誰」

長谷川「あのー、俺だって次も出演してーんだけど?」

アスカ「アンタはこれでもかってくらい出たでしょうが!?
アタシなんかまだ案すら出してないのよ!?」

神楽「すっこんでろやダメヒロイン!またヘタレたフライトゥミーザムーン歌わせんぞコルァ!」

アスカ「よーし勝負だ表出ろァァ!!!?」

月詠「おい、もう帰っていいか」

ドM「なに?10位は戦線離脱?その程度のやる気で10位?笑わせるわねツッキー!」

月詠「何年越しで根にもっとるんじゃぬしは!?」

ギャーギャーギャーギャーギャーギャー

新八「…っ」ブチッ


新八「ハイ静粛にィィィィィィ!!!!!!!」

394 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:45:09.42 ID:9G2h5v6AO
シーン……


お妙「し、新ちゃん?」

アスカ「な、なによいきなり…」

神楽「…どしたネ新八。多感なお年頃にありがちな理由無き反抗アルか?ジェームスリスペクトアルか?」

新八「…全く…予想はしてましたけど、やっぱりグダグダのグズグズじゃないですか!
これでこの物語は最後なんですよ!?みんな恥ずかしくないんですか!?」

新八「だいたい自分達の出番のことばかり考えて!お互いの作品への配慮は!尊敬ってもんはないんですか!?
…銀魂とエヴァ。違う作品がクロスしたからこそここまでやってこれたんじゃないんですか。
相手への敬意なくして、クロスSSは成り立ちませんっ!!!!」

395 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:46:32.20 ID:9G2h5v6AO
アスカ「う…」

近藤「相手への、敬意か…」

お妙「…そうね」

ミサト「私達目先のことばかり…」

ヅラ「むう…」

九兵衛「反省せねばな…」

寿限無寿限無ウンコ投げ機一昨日の新ちゃんのパンツ新八の人生バルムンク=フェザリオンアイザック=シュナイダー三分の一の純情な感情の残った三分の二はさかむけが気になる感情裏切りは僕の名前をしっているようでしらないのを僕はしっている留守スルメめだかかずのここえだめめだか…このめだかはさっきとは違う奴だから池乃めだかの方だからラー油ゆうていみやおうきむこうぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺビチグソ丸「ウキィ…」

新八「いやいいから。
反省だからって律儀にウキィ一言のために出てこんでいいから」

396 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:48:11.32 ID:9G2h5v6AO
土方「それでメガネ。蒸し返すようだがオメーはどうまとめようってんだ。
このままじゃ」

新八「大丈夫です」

長谷川「つーと?」

綾波「考えが、あるの?」

新八「もちろん」

リツコ「聞かせて頂戴。どんな?」

新八「…」ニッ


新八「ここはやっぱり作品の看板!主人公二人にビシッと締めてもらいましょう!」

397 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:49:29.79 ID:9G2h5v6AO
神楽「…そうアルな!」

アスカ「それが一番ね」

ドM「ボウヤはさておき、銀さんが決めるんなら文句はないわ」

沖田「いいんじゃーねーですか」

綾波「…」コクコク

ヅラ「そういうことならば、大人しく退くとしよう」

月詠「落としどころとしては上出来じゃろう」

ミサト「うん、異議なし!」

新八「皆さん、よろしいですね!

…そういうことで、銀さん!シンジ君!」







398 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:50:40.80 ID:9G2h5v6AO
っメモ

[いいかげん長くなりそうなんで、飲みに行きます。終わったら教えて。銀・シ]





………

………………

……………………#####


新八「主人公狩りじゃあァァァァァァ!!!!!!!!!?」

エヴァ勢『狩って狩って狩りまくるんじゃァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!?』
銀魂勢『狩って狩って狩って売り飛ばすんじゃァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!?』

399 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:52:54.81 ID:9G2h5v6AO
プァー ガタンガタン……ガタンガタン……

シンジ「僕さァ。
二次創作とかエロ同人とかさァ。そういうチャラついた活動嫌いなんだよね」ヒック

《河原・ガード下の屋台》

シンジ「だいたいエヴァの二次創作なんて世の中にどれだけ溢れかえってると思ってんの。僕が何回サキエル戦からやり直してると思ってんの。
本家は本家で学園ラブコメだのぷちだのファンタジーモノだのやりたい放題だし?
そもそも新劇場版?『え、また一から仕切り直し?本家が?』だからね?
エロ同人に至っちゃもう誰だよお前ってくらいシンさん性欲魔人だからね?
正直もうウンザリだからね?」

銀時「あ、そ」ゴキュ

シンジ「それを調子こいて一年もこんなん書いちゃってさァ。
オチがつかないから何とかしろってさァ、ふっざけんじゃねーよっつー話ですよ。
結局泣きを見るのは僕達主人公なんですよ」

銀時「そだな」ゴキュゴキュ

シンジ「…つか銀さんなんでいちご牛乳ばっか飲んでんですか。僕の酒が飲めねーってんですか」ヒック

銀時「オメーが留守の間に色々あったんだよ聞くなバカ。
つかオメーはなんで当たり前のように飲んでんだ飲むなバカ」スパーン

400 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:55:57.56 ID:9G2h5v6AO
店主「お二人さんわかりますよ。あいつら全然わかってないよね。
SSは夢や希望でできてんじゃねーんだよ>>1が絞り出した妄想とか願望とかの先走り汁で出来てんだよ」

シンジ「あーご主人話わかるね」

店主「まあでもさ、グチってばかりいても仕方ねーよ。もう残りなんてあってないようなもんだからちゃっちゃとやる事やろうよ。
ここにさァ、読者から来た質問ハガキがいっぱいあるんだけども」

シンジ「え?
ちょっと…何?読者ハガキって…え?
ちょっとご主人何者?」

店主「えーペンネーム『ゲゲンドウて何だコピペぐらいまともにやれ』さんのハガキから」

銀時「アレ?ちょっと大将…なんか覚えがある。
会ったことない?なんかこの一年くらいずーっと」

店主「『シンジ君は小学生の時に家出して万事屋に流れ着いた事になっていますが、劇中の時間の流れは一体どうなっているんですか』」

シンジ「え?時間?」

401 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:56:44.60 ID:9G2h5v6AO
銀時「そいや神楽に追いついちまったな。あんなにガキだったのに」

シンジ「いやそれは…アレですよ。
途中ちょいちょいイボになったり後ろ毛伸ばしたりアニマったりしてうまいこと調整したんだよ」

銀時「いやアニマったって何だよ。アニをマったりしたら自分だけ年食えんだよ」

店主「まままま旦那。細かいことはさて置いて。
なるほど伝家の宝刀サザエさん方式な」

シンジ「サザエじゃねーよテレ東なんだから。
永遠の時を生きるピーターパン方式だよ」

店主「いやピーターパンだってハ●ス名作劇場なんだからフジじゃねーか。
だいたいいねーよこんな酒くせーピーターパン。ピーターのパンにもなれねーよいいとこピーターのパンツだよ」

シンジ「あ?オメーはピーターのパンツについてるウンコみたいなもんだろーが」

店主「あ?」

銀時「いちいちケンカすんじゃねーよ面倒くせーなウンコ共が」

シンジ「あ?」
店主「あ?」



銀時「」チッ
店主「」ペッ
シンジ「」パリン

402 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:58:39.98 ID:9G2h5v6AO
店主「……じゃあ2通目。
『改行もまともに出来ねーのかゲゲンドウ』さんから。
『帰りの電車の中でシンジ君が“久しぶりに吉原にも…”と言いかけていましたが、一体吉原に何をしに行くんですか。
その年で何で平然と吉原に行けるんですか』」

シンジ「…いや、吉原炎上編も参加してるシンジ君ですから僕は。そりゃ遊びにくらいは」

店主「『シンジ君は吉原に詳しいんですか吉原でどんな遊びを覚えたんですか。
最近はどこの店がオススメとかどこの店にカワイイ娘がいるとかありますか教えて下さい』」

シンジ「オイィィィどこに食いついてんの!?必死すぎだろ!?
つか今書き足さなかった!?後半書き足さなかった!?」

403 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 22:59:44.45 ID:9G2h5v6AO
店主「で、実際どうなのそのへん」

銀時「ホンット油断もスキもねーなオメーは。いつの間にンなコネ作ったんだよ。
まさか違うところをコネクションしたりしてねーだろうなオイ」

シンジ「ねえさっきまで殺気飛ばし合ってた二人が何で意気投合してんの。バカなの?お前らバカなの?マダオなの?

…言っときますけど、あんたらが期待するようなことはしてませんよ?
ひのや…日輪さんとこでごはん食べたりとか、百華の詰め所にちょっとつまめる程度の差し入れ持っていったりする程度ですから」

店主「ホントかオイ?おなかいっぱいと見せかけてデザートは別腹~とか言っちゃうんじゃねーのか。
色んなアレをつまんだりつままれたりじゃねーのか」
銀時「差し入れってなんだコラ。何を差し入れるんだ。
ナニを差したり入れたりかコノヤロー」

シンジ「くたばれクズ共ォォォォォォ!!!?」

404 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 23:01:12.19 ID:9G2h5v6AO
シンジ「オイこれ読者のハガキじゃねーだろ書いてるヤツ。
つーかこれファンブックの書き下ろしそのまんまじゃねーか。
てめーアイツだろ」

店主「…別にそういう匂わすカンジのセリフとかいらないから。気づく奴だけ気づけばいいじゃん。
最後の最後でアピールうぜえって思われんじゃん。出たがりウゼーって思われんじゃん」

銀時「ウゼーって思われたくないなら出てくんなや」

店主「ちげーよ本当は劇場版と同じ終わらせ方したかったんだよ。
エリザベスが[もうなにもやんないよ]ってやってるAAが見つかんなかったんだよ」

銀時「だからってパクっていい理由になると思ってんのかてめーは」

店主「パクりじゃねーよオマージュだよ。空知リスペクトだよ。
だいたいオメーだって劇場版ラストのセリフ空知のパクってたじゃねーか。久々ファンブック読んでようやく気づいたわボケが」

銀時「あ?俺はいいに決まってんだろボケが」



銀時「…」ガシャァァ
店主「…」ドゴッ

シンジ「何なんだよコイツらめんどくせーよ。ホンットめんどくせーよ」

405 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 23:03:02.43 ID:9G2h5v6AO
店主「…えー、じゃあ3通目。
『だけど正直フライトゥミーザムーンは自分でもなかったと思うアスカの歌う残酷な天使のテーゼくらいなかったと思う』さんから」

銀時「オイお前それハガキ全部自分で書いたろ全部お前の気持ちじゃねーか」
店主「うるっさいしゃべんな」

シンジ「サラッとアスカの歌ディスってんじゃねーよファンに殺されてーのか。
まあ確かに綾波がうますぎてギャップはあったけども」
店主「うるっさいしゃべんな。

…『劇中ではキーアイテムのチェロとS-DATが一度も出てきていませんが、アレはどうしたんですか』」

シンジ「あんなんハードオフに売り飛ばs」
店主「うるっさいしゃべんな」


シンジ「ちょ、何?質問しといて何?ケンカ売ってんの?やる?言っとくけどお前なんか一発だよ僕?」

店主「いやいや何言ってんの?お前の一発より俺の一発のほうがデカいからね?
俺なんかその気になればお前ら一発で消し去ることも可能だからね?指先一つでダウンだからね?
全部電車ん中でシンジが見てた夢オチにすることも可能だからね?何?またサキエル戦からやり直したいの?」

シンジ「上等だよお前のほうこそ完全に一発だからね?一発屋だからね?
だいたいお前さァ、まとめサイトに載ったからってちょっと調子こきすぎじゃねーの?僕達いなくなったらお前の存在価値なんて形象崩壊だよ?」

銀時「つーかこのスレ終わったらお前どーすんの?またROM専に逆戻り?」

店主「いやVIPに帰るもん。
VIPに帰って新ジャンルスレの復興に力尽くすもん」

銀時「新ジャンルとか終わってるってお前も終わりだって」

店主「終わりじゃねーよまだ始まってもいねーよ」

シンジ「パクんなっつってんだろが。
だいたいもしもしは規制されっぱなしでROMるしかできねーって。
●も持ってねー携帯はスレも立てらんねーっつー話だよ」

店主「もう規制解除されてますぅ~、チンタラ書いてる間に解除されちゃいました~」

銀時「それお前がもっさりしてただけだろが」

406 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 23:04:22.81 ID:9G2h5v6AO


店主「はァ~…正直ガッカリだわ。
もう少しまともな連中と思ってたのにただのチンピラとムカつくガキじゃん」

シンジ「いや僕も正直色々冷めたわ」ガタッ

銀時「やめだやめやめ。けーんぞ」ガタッ

シンジ「はーい」

店主「あばよ!!二度と来んじゃねーぞ!」



「こんなトコロでグチなんかこぼしてる暇…

お前らにはないんだから!」

407 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 23:05:13.16 ID:9G2h5v6AO
《河原・なにもないガード下》

シンジ「…」
銀時「…」


Qもアニメ第二期も
がんばって
二人とも



銀・シ「「あいつ…」」


おわり

413 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/09(水) 23:14:33.58 ID:9G2h5v6AO [95/96]
一年間ありがとうございました

このあとhtml化申請すればいいんですよね


つかあとがき的なものとかなんか書いたほうがいいのかこれ

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