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梓「しししし!ってなっちゃうかもしれない♪」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 00:40:11.53 ID:nPDHK3OF0 [1/49]
けいおん続編くるって見たから興奮してた立てた
けいおん続編くるって見たから興奮してた立てた
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 00:44:58.70 ID:nPDHK3OF0 [2/49]
純「うーいー!」
憂「なあに?純ちゃん」
純「お弁当のおかず一口頂戴?」
憂「うん、いいよお、お口にあうかどうかは分からないけど・・・」
梓「・・・・・・」
純「やったあ!あうに決まってんじゃん!ふふふ、それでは早速・・・」
パクッ
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 00:51:21.98 ID:nPDHK3OF0 [3/49]
憂「ど、どうかなあ?」
純「うううううう旨いっ!!あーあ憂はすごいよ、お料理も上手いし、容姿もいいし、性格もいいときたもんだ」
純「私が男なら絶対ほっとかないよ!」
憂「ええ?!ま、またまた純ちゃんったらあ!わ、私なんか全然だよ、純ちゃんと梓ちゃんの方が全然可愛いし要領いいし」
純「はいはい、ご謙遜ご謙遜。ねー?梓もそう思うよね?」
梓「・・・・・・」ジー
純「あーずーさー?」
梓「・・・・・・」ジー
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 00:58:12.12 ID:nPDHK3OF0 [4/49]
純「んー?ねえ憂ー!梓さあ、なんか憂の方じーっと見つめたまま石像みたいに固まってるよ?ほらほら!」
憂「ふぇ?本当だあ、梓ちゃん私の顔に何かついてるかなあ?」
梓「・・・・・・」ジー
純「うーん・・・エイ!」
ブス!
梓「いっ」
梓「いったぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁああああ!眼がー!眼がぁー!!!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 01:05:14.55 ID:nPDHK3OF0
憂「純ちゃん!?わわ、梓ちゃん痛そうだよ!梓ちゃん大丈夫!?」
純「へへーん」
梓「ったぁ、、、!いきなり何するの!純!!」
純「だってさあ、梓ったら全然反応示してくれないんだもん、田吾作みたいな顔してじーっと憂の事見つめてさあ」
梓「だだだ、誰が田吾作よ!それに別に憂の事みてたわけじゃないし、ぼーっとしてただけだもん」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 01:14:11.96 ID:nPDHK3OF0
純「ほー、へー、ふーん、ぼーっとねえ?大切な物でも見るような眼で憂の顔見つめてましたけどねえ」
梓「ちち、違うよえっと、えーと、そ、そう!私の大切な後輩のトンちゃん!」
梓「憂の顔みてトンちゃんの事思い出してたの!それでそういう眼になっちゃって」
憂「ぁ・・・それってつまり私亀に似てるんだあ・・・ちょっとショックだよぅ・・・」
純「くくく、ひっどーい梓」
梓「へぁ!?ち、違うの!言葉のアヤだよ!私はただトンちゃんと憂がもつ愛らしさという共通点の事を言っているだけで、あわわわ!」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 01:22:25.00 ID:nPDHK3OF0
憂「・・・ほんと?」
梓「ほんと!ほんとだよ憂!」
憂「やったあ!ありがとっ梓ちゃん」
梓「あ、うん・・・あぅぅ//」
純「むふーん」
純「ほほう、分かった分かったよ梓!じゃあ私が憂にこうしても梓は怒らないわけだよね!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 01:27:16.52 ID:nPDHK3OF0
梓「怒る?なんで私がおこ・・・」
ダキッ
憂「ひゃん」
梓「ちょっ!何して!憂から離れてよ!」
純「なーんでー?別に憂嫌がってないしぃ!憂のお姉ちゃんみたいにスキンシップだよー?」
梓「あああ、あ、あ!ダメ!とにかく離れてよ!憂は優しいからそういう態度みせないだけだよ!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 01:35:40.29 ID:nPDHK3OF0
純「梓何でそんな怒ってるのかなー?うーん不思議だ不思議だねー」
梓「別に怒ってない!!怒ってないから離れないと怒るよ!!」
梓ちゃん怒ってないとかいいながら明らかに怒ってるよね?何でだろう?
・・・ああ、3人の中で梓ちゃんだけ付き合い短いから私と純ちゃんが仲良くしてる所みたら仲間外れにされてるって思っちゃうのかな?
憂「ね、純ちゃあ!そろそろ離れてほしいな?ご飯たべないとお昼休み終わっちゃうよ?それに梓ちゃんばっかり仲間外れにするのは、ね?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 01:42:29.87 ID:nPDHK3OF0
純「・・・はぁ、ねえ梓、憂に抱きついてみたいと思わない?ほらこうしてっと!」
憂「え?」
ガシッ
憂「純ちゃん何してっ、あ、あぅ・・・動けないよお」ジタバタ
梓「え・・・?」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 01:49:23.26 ID:nPDHK3OF0
純「ねえ梓、憂って柔らかいんだよ、同じ女の子とは思えないくらいね」
純「それに胸も大きいしスタイルいいしこのスラっとしたウェストに手、回してみたいと思わない?」
憂「あっあっあっ、そんな事言わないで、は、恥ずかしいよぅ」ジタバタ
梓「憂お願いだからその反応やめて、お願いだから・・・」
純「ほらほら~どうしたの?ちょ、憂暴れないで」
ガラガラ
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 01:56:44.89 ID:nPDHK3OF0
律「梓ー?今日澪とむぎ休みだからさー!部活休みにしようと思うんだけど・・・何してんの?」
梓「律先輩!?」
純「律先輩!ちょっと憂の足ホールドしてください!面白い物がみれますよ!」
律「なにっ面白い物!?そんなの見れるとなったらやらないわけにはいかないな!!」
ガシッ
憂「ひゃっ」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:03:33.05 ID:nPDHK3OF0
梓「なななな、何憂の太もも掴んでるんですかっ!律先輩も純も離してくださいよ!」
憂「律さん、ややめてくらしゃい、くすぐったいでふ・・・ふふ」
純「律先輩そのまま憂のスカートをちょっとずつ上に上げてください!」
律「え!?そこまでやるの?それは可哀想じゃないの?勅使河原達子さん」
純「誰ですかそれ!とにかく私が責任をとるのでお願いします、律先輩ともあろう人が面白い事から逃げるんですか!?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:09:37.29 ID:nPDHK3OF0
律「な、なにおー!私に逃げの2文字はないぜ!やってやるやってやるよ!」
梓「やめてくださ」
ススッ
梓「ちょ、何して、ぁぁぁぁぁああ!!」ドキドキ
憂「ひゃぁぁ!だ、だめぇ!!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:16:17.47 ID:nPDHK3OF0
律「なぁ鈴木さん梓やめろとか言ってる割には顔真っ赤にしながらガン見してるよな、あそこまで慌てるか?」ヒソヒソ
純「相手が憂ですからね」ヒソヒソ
律「?しかしこれもうちょっとでパンツ見えるぞ・・・ここらで辞めといた方が・・・」
スルスル
憂「ダメ・・・見ないで・・・見ないでぇ・・・」
梓「・・・」ドキドキ
梓「・・・」ドキドキ
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:22:15.12 ID:nPDHK3OF0
梓「はっ、や、やっぱりダメ!!二人共離れろぉー!!」
ドタンバタン
律「わっ、ちょ、梓突っ込んでくるな!」
律梓憂純「うわぁぁぁぁあーーーーーーーッ!!」
ドタン
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:29:47.37 ID:nPDHK3OF0
梓「あたた・・・」
ふにっ
憂「ぁ・・・梓ちゃあ・・・あん」
梓「ん・・・何この柔らかいの・・・」
ふにっふにっ
憂「んっ、んっ揉んじゃ・・・だめ・・・」
梓「へ?わ、わぁぁーーーーーッ!!憂ご、ごめん!!すぐどくから!!」
サッ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:38:29.64 ID:nPDHK3OF0
憂「う、ううん、いいよ、助けてくれたんだよね?ありがとぅ、えへへ」
梓「あああ、う、ううん、どういたしまして」
純「やだぁー何やってんの?揉みニャン、信じられなーい」
律「梓さんや耳まで真っ赤ですぞ、目覚めましたかな?ほっほっほ」
梓「う、うるさい!目覚めたって何ですか!意味わかりません!!」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:48:30.89 ID:nPDHK3OF0
律「何か揉みニャンが怒ってるぞ、にげろーーーーーッ!!」ダッ
純「うわぁーーーーーーーーーーーッ!!!」ダッ
梓「あ、こらまてーーーーーーーーーー!!!」ダッ
憂「あ・・・行っちゃった・・・もぉ・・・純ちゃんも律さんもイタズラ好きだなあ」
梓ちゃんここ最近私の事になると一生懸命になってくれて嬉しいな、ちょっとかっこよく見えちゃうかも!!
私の事大事な友達として見てくれてるんだろうなあ!
ん・・・なんだろ?ちょっとくすぐったいようなこの気持ち、変なのぉ
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:55:39.27 ID:nPDHK3OF0
純「いたぁー!憂みてよこのタンコブ、梓にやられちゃったよ」
憂「おっきいたんこぶ!大丈夫?よしよし」ナデナデ
梓「もう憂は甘いんだから、怒る時は怒らないとだめだよ?だからこうやって純がつけあがるんだよ」
純「憂は優しいから梓みたいにおこりんぼじゃないんですー!」
梓「もう・・・!」
憂「別に怒ってないから大丈夫だよ?ところで律さんは?」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:02:41.52 ID:nPDHK3OF0
梓「逃げられた・・・身のこなしがはやいのなんのってサルみたいだったよ」
憂「あはは・・・運動神経良さそうだもん!」
梓「うん、そろそろ授業はじまるね、もう誰かさんのせいであんまりお弁当食べれなかったよ・・・」
純「全くだよ!誰のせいだ!!こらしめてやりたいですな」
梓「あんただよ」
純「へへ・・・へへへ!!あー着席しないとー!!!」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:09:28.23 ID:nPDHK3OF0
梓「もぅ」ジトッ
純「・・・・・・」
純「・・・・・・・えーっと・・・その憂ごめんね」
憂「・・・!うん!」
純ちゃんはやっぱり最後になんだかんだいって気にかけてくれる、優しい子でした!
・・・
・・・
・・・
・・・
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:17:08.47 ID:nPDHK3OF0
憂「ただいまぁー!」
唯「おかえりぃぃ!ういー!」
ダキッ
憂「ひあぁ」
唯「変な声出しちゃってどうしちゃったの?ういー?」
憂「だって・・・だってぇ・・・お姉ちゃんの手がぁ」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:25:36.25 ID:nPDHK3OF0
私がこんな声を上げてしまうのはお姉ちゃんの抱きつき方のせい
お姉ちゃんが私に対する抱きつき方は梓ちゃんや軽音部のみなさんにやる様にただ単に抱き着くだけじゃなくて、
右手で私の腰に手を回して左手で後頭部に手を当て自分の体に思い切り抱き寄せる
お互いの体のラインがよく分かるようなちょっとエッチでいやらしくて・・・恋人さんにするような抱きつき方
思い起こせば”あの時”からお姉ちゃんは私に対しての抱きつき方が変わってきたんだと思う
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:36:29.53 ID:nPDHK3OF0
憂「っ、だ、だめっ・・・そういう抱きつき方はだめだよ、お姉ちゃん」
唯「・・・なんで?何か問題あるかなあ?」
憂「だ、だってそういうのは恋人・・・はむっ!?」
そして極めつけは・・・
憂「!?」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:45:37.41 ID:nPDHK3OF0
唯「んっ・・・ちゅ・・・うぃ・・・うぃ・・・ぴちゃ」
憂「おねぇ・・・ひゃぁ・・・ん・・・ふぁ・・・んん・・・だめぇ」
唯「抱き・・・付き方とか・・・はむ・・・ぁ・・・関係・・・ぴちゃ・・・ないんだ・・・よ・・・ぴちゃ」
憂「ぁん・・・そこは・・・唇・・・食べないで・・・ん・・・食べないで・・・くだしゃい・・・」
唯「はぁはぁ・・・ぷはっ」
憂「ふぁ・・・」トローン
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:56:31.50 ID:nPDHK3OF0
唯「えへへ!憂の唇とっても艶やかでぷっくりしてておいしそうだからついしゃぶりついちゃったよ」
憂「・・・」ポー
唯「ういー?聞いてる?おーい!憂のおいしかったよー!」
憂「へっ?ぅ、ぁ・・・や、やっ!そんな事言わないでよう・・・恥ずかしぃよぅ」
唯「本当の事だから仕方ないよういー、もっかいしよ?」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 04:03:36.39 ID:nPDHK3OF0
憂「ぅー・・・も、もうだめ!おねぇちゃんったら!う、嬉しいけどそういうのは恋人さんにしなきゃ」
唯「・・・・・・」
唯「えー?うーい?お姉ちゃんの事嫌いなの?」
憂「嫌いなわけないよ!そんな事絶対ないよ」
唯「じゃあいいよね?」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 04:15:36.04 ID:nPDHK3OF0
憂「ふぇ?あ、あの・・・その・・・」カァー
憂「・・・・・・」
憂「あ、も、もうこんな時間!お買い物行かなくちゃ!えへへ、着替えてこないと!」タタッ
唯「あ・・・ちょ」
唯「憂のにぶちん・・・でも姉妹だからそういう関係になるのはだめなのかな、仕方ない・・・事なんだよね」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 20:43:46.05 ID:nPDHK3OF0
・・・
・・・
・・・
・・・
休日
梓「ねえ?純誰待ってるの?昨日メールきた時てっきりこのメンバーで遊ぶんだと思ってたんだけど」
純「うーんもうちょっとだと思うんだけどさ、おっそいね~、それよりどこで遊ぶかちゃんと決めてきた?」
梓「うん・・・まぁ・・・でもあのメール何なの!?遊びに誘ってきておいて明日エスコートよろしくって!意味が・・・」
純「その方がいいかなって」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 20:51:32.76 ID:nPDHK3OF0
梓「ななっ、どういう」
憂「なあに?何の話?」
梓「へ!?いや、なな何でもないよ!」
サワサワ ペチン
憂「っ!ふぁ」
律「うーむ、憂ちゃんのお尻は実に健康的で弾力があって柔らかいですな、叩きがいもある」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:01:00.78 ID:nPDHK3OF0
梓「りりりり律先輩!?ちょ、何やってるんですか!」
純「あ、やっときたー!遅いですよ律先輩」
律「おいっす!」
憂「り、律さぁん・・・」
梓「そういうのやめてくださいよ!純だけだと思ったら全くいらん事しー満開じゃないですか!!!大体二人とも・・・」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:11:02.98 ID:nPDHK3OF0
律「まあまあ梓よ、なんでお尻ってあんなに柔らかくて丸いのか分かるか?分かるまい」
梓「分かるまいって賢者みたいな顔でこっち見ないで下さいよ!そんなもの分かりたくもないです!」
律「私はな悟ったよ、形は人の好奇心をそそる為、柔らかいのは衝撃を吸収する為つまりお尻はな思いっきり叩く為にあるんだよ」
憂「な、なるほど、ちょっと納得しました!」
梓「憂まで!?しかもどこら辺が!?それおかしいからね!」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:23:32.01 ID:nPDHK3OF0
梓「全くもう!こんな事して楽しいんですか!?」
律「楽しいよ、こうする事によってなぜか顔真っ赤にして怒る梓を見るのはとても愉快で心地よさすら覚えるよ、ねー?鈴木さん」
純「同感ですね」
梓「ふぐぐぐぐぐぐ!!」
憂「あぅ・・・律さんたら・・・あんまり梓ちゃんいじめないであげてくださいね?」
律「むっ分かったよ憂ちゃんごめんね、ぷぷ、それにしてもなんで梓はそんなに怒ってるのかなあ?」
梓「!!」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:31:39.27 ID:nPDHK3OF0
梓「あ・・・それは・・・!それは・・・」プシュー
律純「にやにや」
憂「あっあっ!あ梓ちゃん・・・そ、そうだ、ね、ねえねえどこ行こうか?どこ行く!?」
梓「あ、うううん、えっと面白い映画やってるから映画館行こうよ、憂と純が前みたいっていってたやつ!」
純「私、梓とそういう事話した事一回もないんですけど・・・それって憂のためだけn」
梓「さぁれっつごー!!」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:40:23.04 ID:nPDHK3OF0
・・・
・・・
・・・
・・・
ご飯!
憂「面白かったね~!!あそこで私は妹に対して性的な興奮を覚えますが流れるとは思わなかったよ~!悪い人がドンッドンッって!!ね?ね?」
純「そうそう!あれはすごかったよ!憂あれずーっと見たがってたもんね、ねー?あずにゃん」
梓「む・・・何で私にふるの?二人ともあんまり興奮しないでよ、みんな見てるよ、全くその元気の素はどっから来てるんだか」
憂「え?」
憂「電気の素?水力なのかな?」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:43:53.75 ID:nPDHK3OF0
・・・
・・・
・・・
・・・
ご飯!
>>71間違ったこっちで
憂「面白かったね~!!あそこでいいえトムは妹に対して性的な興奮を覚えていますが流れるとは思わなかったよ~!悪い人がドンッドンッって!!ね?ね?」
純「そうそう!あれはすごかったよ!憂あれずーっと見たがってたもんね、ねー?あずにゃん」
梓「む・・・何で私にふるの?二人ともあんまり興奮しないでよ、みんな見てるよ、全くその元気の素はどっから来てるんだか」
憂「え?」
憂「電気の素?水力なのかな?」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:51:54.81 ID:nPDHK3OF0
梓「・・・・・・憂までそんな」
律「憂ちゃんも中々やるな、ところでこの店あんまり来た事ないけど中々いい雰囲気だし料理もおいしいね」
憂「このパスタおいしいよ、私パスタ大好きなんだあ、梓ちゃんよくこのお店知ってたね」
梓「あ、憂が前パスタ好きって言ってたから、調べて・・・予約して・・・その・・・」
純「へぇ、憂の為に調べてここ予約したんだぁ?ふーん」
梓「ち、ちが、違う!」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:02:15.75 ID:nPDHK3OF0
憂「え?梓ちゃん私の為に調べてくれたの?ぁ・・・あ、ありがとぅ//」
あ、分かんないけどなんだろうちょっと嬉しいよお、やっ・・・顔があつぃ!このお店こんなあつかったけぇ・・・
梓「う、うん・・・//」
律「二人共顔赤いよ?ういういしいカップルみたいだね、私達お邪魔虫ですかな?」
純「ですかな?」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:10:36.27 ID:nPDHK3OF0
梓「かかかカップル!?」
憂「あぅ//」
梓ちゃんとカップル?そんな・・・私・・・//
梓「何いってるんですか!?あり得ません絶対あり得ない!ね?憂!」
う・・・うぅそこまで嫌がらなくてもいいのになあ、むー悔しいちょっと仕返しだあ!
憂「そんな事ないよ、私達すごく仲良しカップルだもんね」
梓「そうそう・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇええええ!?何しれっと変な事言ってるのぉぉ!?」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:23:15.18 ID:nPDHK3OF0
憂「言ってないよお、本当の事だよ~」
梓「いいい言ってるでしょおおお!!!」
憂「わわ、あんまり怒らないで、ごめんごめん冗談だよ、でも私は・・・本当にそうだったら嬉しいな・・・って//」
うんうん、本当にそうだったら嬉しい・・・あれ?ていう事は私・・・こんな事思うってことは・・・
わわ、私、梓ちゃんの事・・・すすす好きなのかなっ//
純「わーお」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:31:29.23 ID:nPDHK3OF0
梓「ぁ・・ぁ・・・・」カァー
憂「・・・」カァー
律「・・・・・・」
律「鈴木さん、鈴木さんの頼みで協力する為に来たけどそろそろ帰っていいかな?なんか段々バカップルぶりにむかついてきたんだけど」
純「ま、まぁまぁ、でもそろそろいい時間ですね、帰りましょっか」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:39:21.08 ID:nPDHK3OF0 [47/49]
・・・
・・・
・・・
・・・
梓「どうしてこうなったの」
憂「ふうシャワー先に浴びたよ、気持ち良かったあ、あ,あず梓ちゃんもシャワー浴びてきたらどうかな?」
梓「うん、ね、ねえ憂何で私達ラブホテルにいるのかな・・・私の十万と三千パターンのエスコートプランにはこんな予定入ってないんだよ、おか、おかしいなあ」
憂「ん・・・十万三千円??な、何でって、純ちゃん達と別れた後に土砂降りになってきたから仕方ないよ?それよりシャワー」
梓「だだだダメ!!やっぱり早く出よう、夕立みたいで雨もう止んでるしさ、はやく!」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:48:30.20 ID:nPDHK3OF0 [48/49]
ガシッ
憂「あ、ちょ」
憂「梓ちゃん!待って!」
梓「待てない!ここにこれ以上いたら色々やばいんだよ、色んな意味でやばいの!」
憂「待って梓ちゃん!聞いて!」
梓「え?」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 00:17:07.76 ID:8zUltB0a0 [1/53]
憂「えっとえっとね?」
憂「あの今日私の為に色々してくれて嬉しかったよ、ううん今日だけじゃない、最近ずっと私の為に一生懸命になってくれてたよね」
憂「私の事見てくれてる、考えてくれてるそう思うとなんか嬉しいって気持ちが止まらなくて・・・だから」
憂「だからお礼とか・・・わ、私の気持ち言わせてほしくて・・・」
梓「はぇ・・・ぁ・・・ぁ・・・う、うん//」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 00:25:52.95 ID:8zUltB0a0 [2/53]
憂「えへへ・・・あの、梓ちゃんっ」
梓「は、はいっ//」
憂「あ、あり・・・ありがとう//」
梓「あ、いや・・・改まって言われると・・・あはは・・・//」
憂「それともう一つ、私が今思っている事、どうしても伝えたい・・・んだ」
やっぱりこの気持ち抑えきれないよ・・・うん・・・は、恥ずかしいけど伝えよぅ・・・伝えなきゃ
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 00:33:51.59 ID:8zUltB0a0 [3/53]
憂「あ、あの・・・」
憂「あ・・・ぁ・・・」
やだ、暑い、顔が火照って・・・梓ちゃんの顔が見れない。いやぁ・・・どうしよぅ・・・。
梓「ぇ・・・ぁ//」
憂「ぁぅ//」
ぁ、梓ちゃん待って・・・くれてるんだろうな。・・・ぇ、ぇい。もぅ言っちゃえ。
憂「だ、大好き・・・です。梓ちゃん//」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 00:41:11.60 ID:8zUltB0a0 [4/53]
梓「!」ボンッ
憂「はぅぅ~・・・//」
梓「にゃ・・・//」
梓「あ、あのそれはどっちの//」
憂「ど、どっちだろぅ//」
梓「あ・・・う、うん//」
憂「・・・//」
梓「・・・ぁの私も憂の事その//」
憂「ぇっ!?・・・ぅ・・・ぅん//」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 00:50:41.29 ID:8zUltB0a0 [5/53]
梓「・・・//」カァー
憂「・・・//」カァー
梓「・・・//」
憂「・・・//」
憂「やだぁ、どうしよう梓ちゃんったら」ペチペチ
梓「な、何で叩くの//」
憂「だ、だってぇ・・・//」
梓「・・・//」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:00:41.54 ID:8zUltB0a0 [6/53]
それから私達はしばらく二人で顔を真っ赤にして無言のまま視線を合わしたりはずしたり・・・
心の中をくすぐられてるようなそんな甘い雰囲気の中どちらからともなく手を繋いで・・・
私と梓ちゃんはキスを・・・
しませんでした、ふぇぇん・・・。
だ、だって梓ちゃんのちっちゃくて可愛いお口と私のお口が触れ合うなんて、か、考えただけで、は恥ずかしいんだもん・・・。
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:09:59.05 ID:8zUltB0a0 [7/53]
・・・
・・・
・・・
・・・
憂「ただいまあー!」
唯「・・・」
憂「玄関で正座してどうしたの?お姉ちゃん」
唯「こんな遅くまで帰ってこないから心配したんだよ?ねえ憂 し ん ぱ い したんだよ?私ここで一夜を明かそうとするくらい心配したんだよ?」
憂「ご、ごめんなさいお姉ちゃん、だから横に寝袋用意してあるんだ・・・」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:21:17.88 ID:8zUltB0a0 [8/53]
唯「もぉ服濡れてるじゃん、あんまり心配させないでよお、暖かいお茶用意してあげるからちょっと待ってて」
憂「ありがとぉ、でもお姉ちゃん一人でお茶入れれる?大丈夫?」
唯「お茶入れるくらいできるよ!全く憂ったら子供扱いしちゃってお砂糖とお醤油間違えるくらい失礼だよ」
憂「ごめんね、お姉ちゃんそんなつもりじゃないんだけど怪我したら危ないから・・・」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:30:26.54 ID:8zUltB0a0 [9/53]
唯「だいじょーぶ!お気遣いはいりませんぜ!旦那あ!ところで今日はどこ行ってたの~?」コポコポ
憂「うん、あのねあのね梓ちゃん達と映画館いってお店回ってご飯食べて純ちゃん達と別れた後梓ちゃんとラブホテル行ってきたよ」
唯「おぉ!?楽しそうだねえ、特に最後のラブホテルなんてお姉ちゃん行った事ないよ、ラブホテルかあ・・・ラブホ・・・」
唯「ラブ・・・」
ガッシャーン!!パリーン!!
唯「はいいいいいいいいいい!?ラブホテルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!??」
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:39:20.50 ID:8zUltB0a0 [10/53]
憂「いまのガッシャーンって何?お姉ちゃん、もしかしてお湯のみ落としちゃったの?だだ、大丈夫!?」
ダダダダダ
唯「大丈夫か心配なのは憂だよ!!!!なんで?どこをどうしたらそんな辺境に辿り着くの!!!!」
憂「近い!顔近いよ!お姉ちゃん!なんでって私が梓ちゃんに行こうって言ったからで」
唯「憂から誘ったの!?淫乱だよ!お姉ちゃん憂をそんな子に育てた覚えはないよ!!!ななな何したの?変な事してないよね!?」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:48:19.07 ID:8zUltB0a0 [11/53]
憂「いいいんら//!?わ、私変な事なんて・・・普通にシャワー浴びて梓ちゃんが一生懸命してくれたから私もお礼してその・・・//」
唯「ちょ、まっ!ええ!?一生懸命してお礼っ・・・はあああああ!?えええぇぇぇぇえぇえええええ!?!?」
憂「お姉ちゃんどうしたの、ちょっと落ち着いてってばあ」
唯「落ち着いてられないよ!!こんな事落ち着けたら私聖人へと進化を遂げるよ!!」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:56:51.92 ID:8zUltB0a0 [12/53]
唯「・・・もうダメだ、ねえ憂私そんな穢れた憂の体なんて見ていられないよ、一緒に切腹しよう?」
憂「え、ちょっとまって!なんでそんな事になるのか分からないよ、お姉ちゃん!話を聞いて!!」
唯「ああお母さん、お父さん先立つ不幸をお許しください」
憂「おおおおおお、おねえちゃああああああああ」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:07:19.46 ID:8zUltB0a0 [13/53]
唯「でへへ~・・・そういう事ははやく言ってよお、雨宿りで入っただけかぁ・・・」
憂「私お話聞いてって言ったよね!!?っ・・・へ、へっくち!」
唯「むむっ!」
ダキッ
憂「お姉ちゃん?」
唯「全くずっとそんな格好でいたら風邪ひいちゃうよ、寒い時は人肌で暖めるといいんだあ」
唯「そうすると心まで暖かくなってくるし、気持ちも伝わりやすいんだよ?」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:11:21.55 ID:8zUltB0a0 [14/53]
>>117←これまちがた
・・・
・・・
・・・
・・・
唯「でへへ~・・・そういう事ははやく言ってよお、雨宿りで入っただけかぁ・・・」
憂「私お話聞いてって言ったよね!!?っ・・・へ、へっくち!」
唯「むむっ!」
ダキッ
憂「お姉ちゃん?」
唯「全くずっとそんな格好でいたら風邪ひいちゃうよ、寒い時は人肌で暖めるといいんだあ」
唯「そうすると心まで暖かくなってくるし、気持ちも伝わりやすいんだよ?」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:16:26.18 ID:8zUltB0a0 [15/53]
お姉ちゃんがずっと引き止めてたから着替えられなかったんだけど・・・でも心配してくれてたんだよね
うん、その気持ちはとっても伝わったよ
憂「・・・うんうん!」
唯「早とちりしてごめんね、でも憂の事大切で心配だから取り乱しちゃったんだぁ」
憂「・・・・・・」
こうやって心配して抱きついてくれるお姉ちゃんを見ると”あの時の事”を思い出す
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:24:38.14 ID:8zUltB0a0 [16/53]
それはお姉ちゃんが高校に入ってから部活に一生懸命になって、その反動でいつも私と一緒にいた時間が次第に無くなり私が寂しい思いをしていた時の事
最初は私のそんな思いなんかでお姉ちゃんの時間を邪魔してはいけないと耐えていた
だけど私が感じていた寂しさは月日と共に積み重なり、いつしかそれは耐えられない物へと変化していった
そして・・・気付けば私は自分の意思とは逆にそれをお姉ちゃんに打ち明けてしまった
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:32:49.52 ID:8zUltB0a0 [17/53]
--するとお姉ちゃんは無言で泣きながら私を抱きしめてくれた
その日から・・・お姉ちゃんは部活をしながらも私との時間を沢山創ってくれるようになった
・・・私の寂しさを感じ取ってくれた事が私はとても嬉しかった。
だから私はそんな優しくて頼りがいのあるお姉ちゃんが大好き
でもその頃からだったかな、お姉ちゃんは私に対してのスキンシップが変化してきた、抱きつき方、キス・・・
おそらくこれからは私の事を以前より大切にするというニュアンス・・・概念の元私に対する接し方を変えたくれたんだなって思う
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:40:47.42 ID:8zUltB0a0 [18/53]
ちゅ、ちゅーはやりすぎだと思うけどお姉ちゃんが私を大切にしてくれるという想いの篭ったちゅーは嬉しくないと言えば嘘になる
でももうちゅーはだめだって言わなきゃ・・・いけないよね
だって私には・・・
唯「憂ぼっーっとしちゃってどうしたの?もしかして熱が出ちゃってその影響!?」
憂「ん・・・ううん、大丈夫、心配してくれてありがとね私もお姉ちゃんの事大切に思ってる、大事な・・・大事なお姉ちゃんだよ」
唯「え・・・えへへ//」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:51:12.72 ID:8zUltB0a0 [19/53]
憂「あのそれでね、私お姉ちゃんに言いたいこt」
あなたの胸に飛んでいくの 隕石よりも(キラッ☆) 巨大なパワーで(キラッ☆)♪
唯「あ、ささわちゃん先生から電話だ、進路関係の事かなあ」
憂「そ、そっか、大事な電話っぽいね、じゃあ私邪魔にならないように自分の部屋行っとくよ」
唯「ほおい!お気遣いありがとね~憂~♪」
唯「もしもし~み、さわちゃん先生~?」
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 03:01:10.89 ID:8zUltB0a0 [20/53]
トントン
憂「お姉ちゃんいつ電話終わるかなあ、ん・・・でもこの12月のこの時期に進路関係・・・?まさかまた何かやらかしたんじゃ・・・」
憂「あ、後で聞こう・・・心配だよ・・・」
バタン
ゴシゴシスルスル
憂「それにしても今日はいっぱい遊んで疲れちゃったかも、お風呂わくまでちょっとだけ寝ようかな・・・ちょっとだけ」ウトウト
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 03:08:31.06 ID:8zUltB0a0 [21/53]
・・・
・・・
チュンチュン
「ういー・・・ういー・・・きて」
憂「ん・・・ふにゃ・・・」
「うい!う・・・おきて!!!!」
唯「憂起きてってば!!!やばいよ、遅刻しそうだよ!!」
憂「へ?お姉ちゃん・・・えと・・・にゃにぃ・・・ちこく・・・?」ボー
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 03:18:12.65 ID:8zUltB0a0 [22/53]
憂「・・・・・・え」
憂「え・・・ええぇぇぇぇえぇぇえええ!?じ、時間は・・・わぁあああもうこんな時間!!」
憂「お姉ちゃん急いで!!」
唯「急ぐのは憂だよ!!!まだパジャマじゃん!!はい制服!」
憂「あわわわわ」スルスル
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 03:22:14.38 ID:8zUltB0a0 [23/53]
憂「おね、お姉ちゃん!制服とる時リボン一緒にかかってなかった?」
唯「憂手にリボンもってるじゃん!それだよ!」
憂「わっほんとだ!!!気付かなかったよ!」
唯「・・・そんなのいらないよ!時と場合を選んでよ!」
憂「わ、わざとじゃないもんっ!」
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 20:58:14.26 ID:8zUltB0a0 [26/53]
・・・
・・・
・・・
・・・
ガラガラ
憂「ま、間に合ったあ!」
純「おっはよう憂!憂がギリギリにくるなんて珍しいね」
憂「えへへ・・・目覚まし時計に気付かなくて寝坊しちゃいました・・・」
純「へーだからパンツの中にスカート入ってるんだ?」
憂「ふぇっ!?嘘っ!」サッ
純「嘘だよ、おばか」
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:07:33.77 ID:8zUltB0a0 [27/53]
憂「も、もぉっ!純ちゃん!!」
純「へへん!」
純「ところで梓、何そのお花が咲きそうな満面の笑み?さっきから変なオーラ出し続けてるのやめてもらえないかな」
梓「ええ?よくある事だから気にしなくていいよ、ふふ・・・ふ」ニヘラ
純「よくあったらちょっと気持ち悪いんだけど朝一から一人だけ異彩放ってるよあんた」
梓「ふふ・・・ふふふ」
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:14:48.69 ID:8zUltB0a0 [28/53]
純「・・・・・・」
純「憂ー!この菩薩みたいな顔の人どうしちゃったのか知ってる?」
憂「いやあのその・・・えへへ」
純「へぇ・・・この様子だとあの後何かあったのかな、ふふ、やっと・・・だね」
バタン
唯「あっずにゃ~ん!!」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:21:30.09 ID:8zUltB0a0 [29/53]
ダキ
梓「にゃあああああ!唯先輩いきなりすぎますうううう」
憂「あれ!お姉ちゃんどうしたの!?」
唯「昨日今日とあずにゃんに会ってなかったからあずにゃん分補給にきたんだよお」
憂「そうなんだ・・・あっお姉ちゃんそんなに梓ちゃんに引っ付くのは・・・あぅ」
162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:28:12.33 ID:8zUltB0a0 [30/53]
純「でも、もうホームルーム始まりますよ?」
唯「うお!そうだった!はしれええええええ!」
ガラガラ
純「本当なにしにきたんだろう・・・憂のお姉ちゃん・・・ね?」
憂「ふんっ」
純「え?」
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:35:21.64 ID:8zUltB0a0 [31/53]
・・・
・・・
・・・
・・・
廊下
憂「あれ?お姉ちゃん?」
唯「おや、我が妹ではないですか、丁度よかったあ!ちょっとこっち来て」グイグイ
憂「え・・・えぇっ!?ちょ、どこに」ズルズル
唯「こっちこっち」
憂「わわっお姉ちゃん、あんまり引っ張らないで」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:42:23.45 ID:8zUltB0a0 [32/53]
憂「ん・・・ここ移動教室で使う空き教室・・・?こんな所つれてきて一体どうしたの?」
唯「えっへっへ、ちょっと憂分が補給したくて我慢できなかったんだよっ!!むふふ」
スッ
憂「え、どういう意味・・・ってち、ちか」
唯「私とちゅーするだけの簡単なお仕事です」
憂「ふぇ?ぁ・・・ちょ、んんっ!!」
165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:50:14.72 ID:8zUltB0a0 [33/53]
・・・
梓「教科書空き教室に忘れちゃった・・・、私憂の事ばっかり考えてだめだめだあ、でも昨日・・・嬉しかったなあ、あれって
夢じゃないんだよね・・・」
梓「・・・//」ボーッ
梓「はっ、いけないいけない」フルフル
トコトコ
梓「鍵かかってないよね・・・ん?誰かいる?あれって」
梓「・・・・・・ぇ?」
梓「うそ・・・う・・・い・・・?」
・・・
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:00:21.22 ID:8zUltB0a0 [34/53]
憂「だめ・・・ちゅ・・・おねえひゃん・・・ちゅうは・・・ぁっぁっ・・・もうダメ・・・しかも・・・こんら所で・・・ぴちゃ」
唯「え~?憂も気持ち・・・ぴちゃ・・・良さそうだし・・・ちゅ・・・いいじゃん・・・じゅる」
憂「ぁん・・・ちゅぱっ・・んっ・・・ふぁ・・・本当に・・・だめ・・・なん・・・だよぉ・・・お・・・おねえちゃっ!」
ドンッ
唯「あたっ」
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:08:34.27 ID:8zUltB0a0 [35/53]
唯「むぅ・・・自分の下半身私の下半身にこすり付けてきてたくせに~」
憂「~~ッ!」カー
憂「やっ!はぁはぁう・・・うそっ!わたひ・・・そんな事してない・・・よぉ・・・いじわるいわないでぇ・・・」
唯「えぇ、どうかなぁ?」
ガタン
憂「!」
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:15:47.63 ID:8zUltB0a0 [36/53]
憂「おお姉ひゃん、はぁはぁ、今何か扉の方から物音・・・はぁはぁしらかった?ま、ましゃか誰かに見られたんじゃ・・・」
唯「気のせいじゃないかな?私は聞こえなかったよ?」
憂「んっはぁはぁ・・・そう・・・かなぁ・・・」
唯「ん、じゃぁ続きしよう?うーい」
憂「!!もうだめ!!ちゅーはもうだめだよお姉ちゃん」
そう、もうこういう事はしないって言わなくちゃいけない
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:19:42.71 ID:8zUltB0a0 [37/53]
唯「えーえー!やだやだぁー!」ブーブー
憂「だめなのっ!!!」
唯「・・・・・・」ピク
唯「・・・何で?何か理由があるの?」
憂「っ!理由・・・理由があるからだめなの、もう絶対にだめ・・・なんだよ」
私にはもうちゅーできない理由がある、お姉ちゃんが私を大切にしてくれるって気持ちの篭ったちゅーは嬉しいけど・・・
もうダメだよってそう言わなくちゃいけない、だって・・・
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/09(水) 22:24:21.16 ID:8zUltB0a0 [38/53]
唯「・・・どんな理由なの?」
憂「そ、それは・・・それはっ!」
-だってそれは・・・
唯「・・・・・・」
憂「私には梓ちゃんっていう恋人さんが」
唯「ッ!!」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:28:59.28 ID:8zUltB0a0 [39/53]
♪そんな優しくしないで どんな顔すればいいの?♪
唯「あ・・・で、電話!わ私のじゃない、憂のだよ」
憂「あ、ほほんとだ、純ちゃんからだ」
唯「で、出たほうがいいよ!」
憂「で、でも」
唯「き急用かもしれないよお、学校で電話してくるなんてよっぽど急いでるんだよ!はやくはやく」
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:32:37.41 ID:8zUltB0a0 [40/53]
憂「あ、ちょ通話ボタン勝手に・・・あっ、もお・・・もしもし純ちゃん」
憂「うんうん」
憂「えっ?!梓ちゃんが?うん、うん・・・分かったすぐ行くよ」
唯「どうしたの?憂・・・ああずにゃんがどうかって聞こえてきたけど・・・」
憂「分からないけどすぐ来てって、ななんか慌ててるみたいなの」
178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:36:12.67 ID:8zUltB0a0 [41/53]
唯「そっか、分かったよ、行ってあげて!憂」
憂「ぁ・・・で、でも」
唯「はやくっ!」
憂「ぁ・・・ぅ・・・うん!」タタッ
唯「・・・やだぁ・・・憂・・・やだよぉ・・・」
179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:40:27.60 ID:8zUltB0a0 [42/53]
・・・
・・・
・・・
・・・
憂「おーい、純ちゃあん」
純「あ、憂、さっき梓がいたから声かけたらさ、暗い顔して逃走していったんだけどさ何があったか知らない?」
憂「梓ちゃんが!?どうしちゃったのかなあ・・・うーんちょっと探してみるよ!!」
純「うん、なんか様子がおかしかったから・・・ちょっと心配だね」
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:44:10.56 ID:8zUltB0a0 [43/53]
・・・
・・・
・・・
・・・
憂「いない、どこいっちゃったんだろう梓ちゃん・・・」
純「憂ー!」
憂「純ちゃん!梓ちゃんどこにもいないの、どこ行っちゃったのかなあ・・・うぅ」
純「何あんたまで暗い顔してんの?悪いものは伝染していくもんなんだよ、憂はそんな顔してちゃだめでしょ?」
憂「純ちゃあん・・・」
純「それに梓はさ音楽室にいたかもしれないよ、私は見なかったけどね、音楽室にいた」
182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/09(水) 23:00:13.42 ID:8zUltB0a0 [44/53]
憂「え?音楽室?ほんとに音楽室にいたの!?純ちゃん!」
純「かも、ね!てかいたい!手思い切り掴まないで、爪くいこんでるから!!割と真剣にいたいいたい!!」
憂「ごごめんね純ちゃん」
純「あたた、すっごい力だった、まじで腕おられるかと思ったよ!まあ・・・それ程梓の事が心配って事なんだろうけど」
憂「ぁ・・・」
純「ぷっ、仕方ないなあ、ほら早くいってあげなよ」
憂「えへへ・・・うん・・・リーダーうん!!ありがとう純ちゃん!梓ちゃんとお姉ちゃんの次に大好き!」
純「へっ!そこは冗談でも一番って言っとけっつーの!」
183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:01:45.55 ID:8zUltB0a0 [45/53]
リーダーって何だよまじでwwwwwww
何だよ
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:03:08.82 ID:8zUltB0a0 [46/53]
>>182ミスこっちに修正~
憂「え?音楽室?ほんとに音楽室にいたの!?純ちゃん!」
純「かも、ね!てかいたい!手思い切り掴まないで、爪くいこんでるから!!割と真剣にいたいいたい!!」
憂「ごごめんね純ちゃん」
純「あたた、すっごい力だった、まじで腕おられるかと思ったよ!まあ・・・それ程梓の事が心配って事なんだろうけど」
憂「ぁ・・・」
純「ぷっ、仕方ないなあ、ほら早くいってあげなよ」
憂「えへへ・・・うん・・・うん!!ありがとう純ちゃん!梓ちゃんとお姉ちゃんの次に大好き!」
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:10:58.24 ID:8zUltB0a0 [47/53]
純「へっ!そこは冗談でも一番って言っとけっつーの!」
・・・
・・・
・・・
・・・
音楽室
梓「・・・・・・」
憂「あ梓ちゃん?」
梓「・・・何の用?」
うっ、声のトーンが低い、やっぱり何かあったんだ・・・
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:16:09.14 ID:8zUltB0a0 [48/53]
憂「純ちゃんから梓ちゃんの様子がおかしいって聞いて私心配になっちゃって・・・、な何かあった?」
梓「別に・・・」
憂「で、でも梓ちゃんの様子が」
梓「ごめん憂、もう金輪際話しかけないでくれないかな」
え・・・?
193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:30:48.62 ID:8zUltB0a0 [49/53]
憂「な、何で?梓ちゃんや、やだよ・・・そんな事言わないで・・・」
憂「私梓ちゃんの気に障る事しちゃった?何か気に障る事しちゃったなら謝るから・・・」
梓「もうそんなお芝居しなくていいよ、今まで私の反応みて楽しんでたんでしょ?ばかな女だって・・・そう思ってたんでしょ!!」
憂「な、そんな事思うわけないよ!理由、理由を話してよ・・・言ってくれなきゃ分からないよ!!」
梓「ふざけないでよ!言うべき事があるのはそっちの方じゃないの?信じてたのに・・・私憂の事信じてたのに!!」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:39:07.57 ID:8zUltB0a0 [50/53]
憂「え?」
さっきから梓ちゃんはすごく怒っている・・・でも肝心の理由が分からない・・・
ただただ怒りという気持ちや感情だけが私にひしひしと伝わってくる
何をそんなに怒ってるの?怖い・・・怖いよ梓ちゃん・・・
憂「梓ちゃんどうしちゃっ・・・」
梓「はぁ、もういいよ、いつまでお芝居続ける気なの?」
憂「ち、ちが違うよ!本当に分からないの!!」
199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:44:16.34 ID:8zUltB0a0 [51/53]
梓「・・・そこまで私の口から言わせたいんだ?後で唯先輩と一緒に笑うのかな?」
梓「それとも自分のお姉ちゃんまで騙してるの?いや憂お姉ちゃんの事大好きだもんね」
梓「今までの関係を見ていれば分かる、後者はないか」
憂「お姉ちゃん?なんでお姉ちゃんが出てくるの!?」
梓「・・・・・・まだしらばっくれてるんだ」
憂「しらばくれるも何も本当にわからないの・・・分からないんだよぉ・・・」
201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:50:17.35 ID:8zUltB0a0 [52/53]
梓「そっか・・・分かった、それが憂の望みなんだね」
梓「・・・いいよ、憂のお望み通り言ってあげるよ」
梓「憂は!私にあんな事いっておきながら!」
梓「唯先輩とキスしてたでしょ!!!」
梓「これが意味するもの分かるよね!!知らないなんて言わせないよ!この裏切り者!!」
202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:56:50.09 ID:8zUltB0a0 [53/53]
憂「え・・・?」
う嘘・・・あ、あれ見られてたんだ・・・じゃああの時した物音は気のせいじゃなくて梓ちゃん・・・?そんな・・・
でも違う!あれは梓ちゃんが思っているようなそんなんじゃない、それを伝えないと--。
憂「違う!あ、あれはちが」
梓「違わないよ!言い訳なんていらない、憂のいう事なんて信じない!!」
憂「違うの!梓ちゃん話を聞いて!!私は」
203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 00:01:08.73 ID:xjkMYXDR0 [1/25]
梓「いやだ!うるさい!!今までのも・・・あの言葉も全部嘘だったんだ!!」
梓「嬉しかったのに・・・私すごくすごく嬉しかったのに・・・全部嘘で・・・全部紛い物で・・・」
憂「梓ちゃん!」
梓「うるさい・・・うるさい!!」
憂「・・・・・・」
梓「・・・・・・」
憂「・・・・・・」
206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 00:09:26.25 ID:xjkMYXDR0 [3/25]
梓「分かった?いいざまだって思ってるんでしょ!!!」
梓「もう満足したよね!じゃあ私は行くかr」
バシャン!!!ガランガラン
梓「!!防火用バケツ・・・?」
ポタポタ
梓「な」
梓「な、何してるの!!今冬だよ!こんな寒い日に水なんてかぶって何やってんの!?!?」
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 00:13:34.58 ID:xjkMYXDR0 [4/25]
憂「私梓ちゃんが話を聞いてくれるまではこのままここにいる、梓ちゃんに嫌われるなんて絶対嫌だよ、その為なら何だって
やるもん!!」
梓「な、そんな・・・そんな事の為に・・・!?意味わかんない!ばかじゃないの!」
憂「・・・私ばかだもん!!ばかだからこういう事しか思いつかないんだもん」
梓「・・・なんで・・・」
憂「私、私・・・」
211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:10:07.40 ID:xjkMYXDR0 [5/25]
梓「・・・・・・」
梓「なんでよ・・・」
憂「だって私梓ちゃんの事が・・・」
梓「は・・・ああもう・・・」
梓「・・・ああ、もうっ!!分かった、分かったよ!!・・・ほらはやく着替えに行こう、風邪ひいちゃう!!」
憂「待って梓ちゃん納得してない!先に私のお話を聞いて!!」
213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:14:49.24 ID:xjkMYXDR0 [6/25]
梓「・・・で、でも風邪ひいちゃ」
憂「お願い!梓ちゃんとすれ違う時間は一秒でも在って欲しくないの!」
憂「お願い・・・お願いします・・・私梓ちゃんに誤解されたままなんて・・・そんなの絶対に・・・絶対にやだぁ・・・」
梓「・・・」
梓「・・・はぁ・・・なんでそんなガンコなの・・・分かったよ・・・」
憂「ぁ・・・」
憂「ありがとう・・・ありがとう!!梓ちゃん!!」
214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:15:54.28 ID:xjkMYXDR0 [7/25]
・・・
・・・
・・・
・・・
憂「私とお姉ちゃんはね、お姉ちゃんが3年生になった時くらいからキス・・・してたりしてたんだ・・・」
梓「っ!」
憂「あ梓ちゃ」
梓「分かってる、分かってるよ」
憂「あのそれで私とお姉ちゃんがキスをするようになったのは、ううん、お姉ちゃんがキスをしてくれるようになったのはある一つ
のキッカケからなんだ・・・」
215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:17:54.49 ID:xjkMYXDR0 [8/25]
梓「してくれるようになった・・・」
梓「・・・キッカケ・・・?」
憂「うん、そのキッカケっていうのは・・・」
憂「お姉ちゃんはね小学生、中学生の頃は何ていうか夢中になれる物がなくて毎日ぼーっとしてたんだ」
憂「でもそれが高校に入ってからは部活に励んで、毎日が楽しそうだった」
憂「でもその影響で今まで私とお姉ちゃんが一緒にいた時間がじょじょになくなっていって私寂しくなって・・・」
憂「それをお姉ちゃんに打ち明けちゃったの」
憂「そしたらねお姉ちゃん私を抱きしめてくれて私との時間を創ってくれる様になった」
憂「そこからなんだ、お姉ちゃんがキスをしてくれるようになったのは」
梓「・・・」
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:19:20.57 ID:xjkMYXDR0 [9/25]
憂「お姉ちゃんね、きっと私にこれ以上寂しい思いをさせたくなかったんだと思う」
憂「その思いが過剰なスキンシップになって想いと共に行動に現れたんだなって・・・」
憂「私の事大切にしてくれるんだなって思うとそれは嬉しかった」
憂「でも・・・でもね、分かったよ、私そんなお姉ちゃんに甘えてただけだって、本当はそんな事しちゃダメだって」
憂「そういう行為はやっぱり本当に好きな人恋人さんにしかやっちゃいけないんだって・・・」
憂「だからお姉ちゃんにももうしないってダメだって・・・そう言ったよ」
梓「・・・・・・」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:20:47.46 ID:xjkMYXDR0 [10/25]
憂「だって私にはそういう事をしたいって思える人が・・・」
憂「本当に愛してる人が・・・心から大事にしたいって思える人が目の前にいるから」
梓「っ・・・」
憂「しっかりしてるように見えて、おっちょこちょいで、素直じゃなくて、ちょっぴりえっちだけど」
憂「人の事ちゃんと考えてくれててお世話好きで思いやりに溢れてて私にとって誰よりも大切で・・・そんな」
憂「そんな梓ちゃんっていう宝物が私の目の前にいるもの・・・」
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:22:04.69 ID:xjkMYXDR0 [11/25]
憂「梓ちゃんが喜んでたら嬉しい、梓ちゃんが悲しんでたら悲しい、もう梓ちゃんがいないと生きていけない」
憂「そんな人が・・・そう思える人が私にはいるんだもん」
憂「だからね・・・お姉ちゃんにちゃんと言ったよ、もうこういうのはダメだって・・・」
憂「だって私・・・」
憂「梓ちゃんの事が好きで好きでたまらないんだもの、離れたくない、嫌われたくない・・・」
憂「だから・・・だから・・・どうかお願いします・・・私の事信じてください・・・あの愛言葉を嘘だなんて言わないでください・・・」
憂「そして・・・今までお姉ちゃんに甘えてきて・・・梓ちゃんを傷つけた事を・・・どうか・・・許してください・・・」
219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:23:08.88 ID:xjkMYXDR0 [12/25]
梓「・・・・・」
梓「・・・意味わかんない・・・」
憂「っ・・・」
やっぱり信じてもらえない・・・のかな、そうだよね・・・私梓ちゃんにひどい事しちゃったもん
いきなりこんな事いわれても私の思いなんて届かない・・・よね・・・あずさ・・・ちゃん・・・
梓「本当意味わかんない・・・」
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:30:54.92 ID:xjkMYXDR0 [13/25]
梓「何で・・・何でさっきまであんな気持ちだったのに・・・」
梓「嬉しいって・・・すごく嬉しいって感じてる私がいるの・・・?もう・・・やだ・・・やだぁ・・・」
憂「え・・・?」
梓「なんで・・・?」
梓「あれだけ胸が痛かったのに・・・憂にそんな事言われちゃったら痛みが消えて」
梓「憂の事すきって気持ちがふくらんできて・・・」
梓「意味わかんない・・・」
梓「ずるい、ずるいよ・・・憂は」
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:32:52.31 ID:xjkMYXDR0 [14/25]
え・・・?私の思い届いた・・・?
嘘・・?
梓「そんなに水浸しになって」
梓「震えて」
梓「顔くしゃくしゃにして」
梓「私の為に一生懸命で・・・」
梓「そんな憂を見ちゃったら私憂の事信じるしかないじゃん・・・」
・・・届いた、届いたんだ・・・信じて・・・もらえたんだ・・・嬉しい、嬉しいよぉ・・・
憂「あ梓ちゃん・・・ごめんね、私・・・ごめんなさい・・・ぐす・・・ぐすっ」
227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:04:08.30 ID:xjkMYXDR0 [15/25]
梓「・・・うぃ・・・本当に・・・本当に・・・信じても・・・いいんだよね?ぐすっ」
憂「うんっうんっ!おねがい・・・しまふ・・・ひっく」
梓「う・・・嘘だったら・・・ダチョウの真似しながら・・・東京タワーから飛び降りて・・・もらうから」
憂「うんっ・・・うんっ!」
梓「憂は・・・ひぐ・・・ずっと私の・・・ものでもいいの・・・?」
憂「ぐすっ、うんっ・・・うんっ!梓ちゃんじゃないと・・・いやだ・・・ょ・・・・。」
梓「もぉ!ばか・・・ばかばかばか!!」
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:10:30.57 ID:xjkMYXDR0 [16/25]
・・・
澪「唯いいのか?憂ちゃんの事好きだったんだろ、このまま諦めちゃって・・・いいの?」
唯「・・・うん、いいんだ、それにあんなの聞かされたら私・・・」
澪「唯が憂ちゃんに気持ちを伝えられなかった理由・・・姉妹だから・・・か・・・」
澪「難しいよな・・・例え告白が上手くいったとしてもそういうものにはきっと世間体っていうものがからんでくるだろうし・・・」
澪「憂ちゃんの事を思えば思う程気持ち伝えにくかったんだよね・・・」
澪「だけど・・・憂ちゃんはそんなの気にしなかったと思うな・・・女の子同士という壁を破った憂ちゃんと梓を見てるから言えるのかもしれないけれど」
231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:19:11.92 ID:xjkMYXDR0 [17/25]
唯「・・・・それでももういいんだ、こんな事になっちゃったのは私のせいだし・・・」
唯「それに二人の気持ちしっちゃったから・・・私にはあんなに幸せそうな二人の幸せを乱そうなんて思えないよ」
澪「そっか・・・」
澪「・・・・・・まぁでも初めて相談された時はびっくりしたよ」
澪「唯が部活に励んで憂ちゃんとの時間をなくしていったのは姉が妹に恋なんて・・・」
澪「迷惑がかかると思って憂ちゃんの事をじょじょに頭から離れさせようとしてたんだよな」
唯「・・・」
233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:25:58.86 ID:xjkMYXDR0 [18/25]
澪「でもある日憂ちゃんに寂しいって言われて自分が必要だって言われた気がして感情が爆発してしまった」
澪「そしてまた気持ちが抑えられなくなり過剰なスキンシップに繋がった、だよね?」
唯「・・・部活は本当に楽しかったよ、それに」
唯「ちゅーとかは・・・最初は恥ずかしかったけど、憂の事好きだったから・・・」
唯「いっぱいしたいって思っちゃったんだ、それがいけない事って分かってても・・・」
唯「いつか・・・いつか憂が私の気持ちに気付いてくれるかなって期待・・・しちゃってた、・・・私ばかだよね」
唯「それが結果的に憂を苦しめちゃった、ごめんなさい憂、梓ちゃん」
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:33:43.68 ID:xjkMYXDR0 [19/25]
澪「・・・唯、唯が憂ちゃんを大切にしどれほど好きだったのかは痛い程伝わってくるよ、だからそれほど好きならやっぱり」
唯「ありがとう澪ちゃん優しいね!でも、大丈夫だよ、こうなったのは当然の報いだし」
唯「あずにゃんなら憂の事大事にしてくれるもん」
唯「なんてったって私達軽音部の自慢の後輩だからね!」
澪「・・・・・・」
澪「そっか、分かった、唯がそこまでいうならもう何も言わないよ」
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:35:34.54 ID:xjkMYXDR0 [20/25]
唯「今まで相談にのってくれてありがとう、聞いてくれるだけでも気持ちが楽になってたんだあ、本当にありがとう」
澪「・・・ああ・・・力になれなくてごめんな」
唯「んーん全然だよ」
澪「なぁ唯」
唯「ん?」
澪「・・・何でそんな今にも泣きそうな顔で・・・強がるんだよ・・・」
・・・
236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:38:55.85 ID:xjkMYXDR0 [21/25]
・・・
・・・
・・・
・・・
♪本当の声を隠して 口ずさむこのメロディ♪
憂「もしもしお姉ちゃん?今?うんうん梓ちゃんと一緒だよ」
憂「うん、うん、もぉお姉ちゃんったら//」
憂「うん、え?梓ちゃんに?う、うんいいけど・・・」
梓「唯先輩?」
憂「うん、梓ちゃんに代わってほしいって!はい!」
237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:40:09.34 ID:xjkMYXDR0 [22/25]
梓「もしもし唯先輩?・・・はい、はい」
梓「いえ、もういいですよ、何回も謝ってくれたじゃないですか」
梓「え?はい!!それは・・・は、はぃ・・・しあわせに・・・ごにょごにょ//」チラ
憂「?」
梓「・・・」ブンブン
梓「わかりました、では失礼します、また明日学校で!」ピ
239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:40:52.23 ID:xjkMYXDR0 [23/25]
憂「お姉ちゃん何て?」
梓「んー?何でもないよ、言うの恥ずかしいし・・・」ボソ
憂「えー教えてよぉ、梓ちゃん♪」
ダキッ
梓「あっちょ、胸、胸あたってるよ//」
憂「ぁぅ//梓ちゃんのえっちぃ//」
梓「えっちなのはう、憂じゃん!//」
憂「あ梓ちゃんが私をえっちな子にしちゃったんだもん・・・//」
240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 02:42:11.01 ID:xjkMYXDR0 [24/25]
梓「な、何言ってるのぉ//」
憂「うぅ//梓ちゃんのばかぁ」
梓「な、なにそれー!!」
憂「きゃー!」
梓「まてぇ~!!」
~おわれ~
242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 03:05:36.36 ID:xjkMYXDR0 [25/25]
さるってた
今まで保守してくれた方ありがとうございました
誰かを好きになるって事は誰かを傷つける事になるっていうSS書いてみたかった
書き出した頃のエンディングの予定は梓ヤンデレ化して憂刺す予定だったけど。
しししし→死死死死ってかけてた
純「うーいー!」
憂「なあに?純ちゃん」
純「お弁当のおかず一口頂戴?」
憂「うん、いいよお、お口にあうかどうかは分からないけど・・・」
梓「・・・・・・」
純「やったあ!あうに決まってんじゃん!ふふふ、それでは早速・・・」
パクッ
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 00:51:21.98 ID:nPDHK3OF0 [3/49]
憂「ど、どうかなあ?」
純「うううううう旨いっ!!あーあ憂はすごいよ、お料理も上手いし、容姿もいいし、性格もいいときたもんだ」
純「私が男なら絶対ほっとかないよ!」
憂「ええ?!ま、またまた純ちゃんったらあ!わ、私なんか全然だよ、純ちゃんと梓ちゃんの方が全然可愛いし要領いいし」
純「はいはい、ご謙遜ご謙遜。ねー?梓もそう思うよね?」
梓「・・・・・・」ジー
純「あーずーさー?」
梓「・・・・・・」ジー
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 00:58:12.12 ID:nPDHK3OF0 [4/49]
純「んー?ねえ憂ー!梓さあ、なんか憂の方じーっと見つめたまま石像みたいに固まってるよ?ほらほら!」
憂「ふぇ?本当だあ、梓ちゃん私の顔に何かついてるかなあ?」
梓「・・・・・・」ジー
純「うーん・・・エイ!」
ブス!
梓「いっ」
梓「いったぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁああああ!眼がー!眼がぁー!!!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 01:05:14.55 ID:nPDHK3OF0
憂「純ちゃん!?わわ、梓ちゃん痛そうだよ!梓ちゃん大丈夫!?」
純「へへーん」
梓「ったぁ、、、!いきなり何するの!純!!」
純「だってさあ、梓ったら全然反応示してくれないんだもん、田吾作みたいな顔してじーっと憂の事見つめてさあ」
梓「だだだ、誰が田吾作よ!それに別に憂の事みてたわけじゃないし、ぼーっとしてただけだもん」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 01:14:11.96 ID:nPDHK3OF0
純「ほー、へー、ふーん、ぼーっとねえ?大切な物でも見るような眼で憂の顔見つめてましたけどねえ」
梓「ちち、違うよえっと、えーと、そ、そう!私の大切な後輩のトンちゃん!」
梓「憂の顔みてトンちゃんの事思い出してたの!それでそういう眼になっちゃって」
憂「ぁ・・・それってつまり私亀に似てるんだあ・・・ちょっとショックだよぅ・・・」
純「くくく、ひっどーい梓」
梓「へぁ!?ち、違うの!言葉のアヤだよ!私はただトンちゃんと憂がもつ愛らしさという共通点の事を言っているだけで、あわわわ!」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 01:22:25.00 ID:nPDHK3OF0
憂「・・・ほんと?」
梓「ほんと!ほんとだよ憂!」
憂「やったあ!ありがとっ梓ちゃん」
梓「あ、うん・・・あぅぅ//」
純「むふーん」
純「ほほう、分かった分かったよ梓!じゃあ私が憂にこうしても梓は怒らないわけだよね!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 01:27:16.52 ID:nPDHK3OF0
梓「怒る?なんで私がおこ・・・」
ダキッ
憂「ひゃん」
梓「ちょっ!何して!憂から離れてよ!」
純「なーんでー?別に憂嫌がってないしぃ!憂のお姉ちゃんみたいにスキンシップだよー?」
梓「あああ、あ、あ!ダメ!とにかく離れてよ!憂は優しいからそういう態度みせないだけだよ!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 01:35:40.29 ID:nPDHK3OF0
純「梓何でそんな怒ってるのかなー?うーん不思議だ不思議だねー」
梓「別に怒ってない!!怒ってないから離れないと怒るよ!!」
梓ちゃん怒ってないとかいいながら明らかに怒ってるよね?何でだろう?
・・・ああ、3人の中で梓ちゃんだけ付き合い短いから私と純ちゃんが仲良くしてる所みたら仲間外れにされてるって思っちゃうのかな?
憂「ね、純ちゃあ!そろそろ離れてほしいな?ご飯たべないとお昼休み終わっちゃうよ?それに梓ちゃんばっかり仲間外れにするのは、ね?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 01:42:29.87 ID:nPDHK3OF0
純「・・・はぁ、ねえ梓、憂に抱きついてみたいと思わない?ほらこうしてっと!」
憂「え?」
ガシッ
憂「純ちゃん何してっ、あ、あぅ・・・動けないよお」ジタバタ
梓「え・・・?」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 01:49:23.26 ID:nPDHK3OF0
純「ねえ梓、憂って柔らかいんだよ、同じ女の子とは思えないくらいね」
純「それに胸も大きいしスタイルいいしこのスラっとしたウェストに手、回してみたいと思わない?」
憂「あっあっあっ、そんな事言わないで、は、恥ずかしいよぅ」ジタバタ
梓「憂お願いだからその反応やめて、お願いだから・・・」
純「ほらほら~どうしたの?ちょ、憂暴れないで」
ガラガラ
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 01:56:44.89 ID:nPDHK3OF0
律「梓ー?今日澪とむぎ休みだからさー!部活休みにしようと思うんだけど・・・何してんの?」
梓「律先輩!?」
純「律先輩!ちょっと憂の足ホールドしてください!面白い物がみれますよ!」
律「なにっ面白い物!?そんなの見れるとなったらやらないわけにはいかないな!!」
ガシッ
憂「ひゃっ」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:03:33.05 ID:nPDHK3OF0
梓「なななな、何憂の太もも掴んでるんですかっ!律先輩も純も離してくださいよ!」
憂「律さん、ややめてくらしゃい、くすぐったいでふ・・・ふふ」
純「律先輩そのまま憂のスカートをちょっとずつ上に上げてください!」
律「え!?そこまでやるの?それは可哀想じゃないの?勅使河原達子さん」
純「誰ですかそれ!とにかく私が責任をとるのでお願いします、律先輩ともあろう人が面白い事から逃げるんですか!?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:09:37.29 ID:nPDHK3OF0
律「な、なにおー!私に逃げの2文字はないぜ!やってやるやってやるよ!」
梓「やめてくださ」
ススッ
梓「ちょ、何して、ぁぁぁぁぁああ!!」ドキドキ
憂「ひゃぁぁ!だ、だめぇ!!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:16:17.47 ID:nPDHK3OF0
律「なぁ鈴木さん梓やめろとか言ってる割には顔真っ赤にしながらガン見してるよな、あそこまで慌てるか?」ヒソヒソ
純「相手が憂ですからね」ヒソヒソ
律「?しかしこれもうちょっとでパンツ見えるぞ・・・ここらで辞めといた方が・・・」
スルスル
憂「ダメ・・・見ないで・・・見ないでぇ・・・」
梓「・・・」ドキドキ
梓「・・・」ドキドキ
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:22:15.12 ID:nPDHK3OF0
梓「はっ、や、やっぱりダメ!!二人共離れろぉー!!」
ドタンバタン
律「わっ、ちょ、梓突っ込んでくるな!」
律梓憂純「うわぁぁぁぁあーーーーーーーッ!!」
ドタン
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:29:47.37 ID:nPDHK3OF0
梓「あたた・・・」
ふにっ
憂「ぁ・・・梓ちゃあ・・・あん」
梓「ん・・・何この柔らかいの・・・」
ふにっふにっ
憂「んっ、んっ揉んじゃ・・・だめ・・・」
梓「へ?わ、わぁぁーーーーーッ!!憂ご、ごめん!!すぐどくから!!」
サッ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:38:29.64 ID:nPDHK3OF0
憂「う、ううん、いいよ、助けてくれたんだよね?ありがとぅ、えへへ」
梓「あああ、う、ううん、どういたしまして」
純「やだぁー何やってんの?揉みニャン、信じられなーい」
律「梓さんや耳まで真っ赤ですぞ、目覚めましたかな?ほっほっほ」
梓「う、うるさい!目覚めたって何ですか!意味わかりません!!」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:48:30.89 ID:nPDHK3OF0
律「何か揉みニャンが怒ってるぞ、にげろーーーーーッ!!」ダッ
純「うわぁーーーーーーーーーーーッ!!!」ダッ
梓「あ、こらまてーーーーーーーーーー!!!」ダッ
憂「あ・・・行っちゃった・・・もぉ・・・純ちゃんも律さんもイタズラ好きだなあ」
梓ちゃんここ最近私の事になると一生懸命になってくれて嬉しいな、ちょっとかっこよく見えちゃうかも!!
私の事大事な友達として見てくれてるんだろうなあ!
ん・・・なんだろ?ちょっとくすぐったいようなこの気持ち、変なのぉ
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 02:55:39.27 ID:nPDHK3OF0
純「いたぁー!憂みてよこのタンコブ、梓にやられちゃったよ」
憂「おっきいたんこぶ!大丈夫?よしよし」ナデナデ
梓「もう憂は甘いんだから、怒る時は怒らないとだめだよ?だからこうやって純がつけあがるんだよ」
純「憂は優しいから梓みたいにおこりんぼじゃないんですー!」
梓「もう・・・!」
憂「別に怒ってないから大丈夫だよ?ところで律さんは?」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:02:41.52 ID:nPDHK3OF0
梓「逃げられた・・・身のこなしがはやいのなんのってサルみたいだったよ」
憂「あはは・・・運動神経良さそうだもん!」
梓「うん、そろそろ授業はじまるね、もう誰かさんのせいであんまりお弁当食べれなかったよ・・・」
純「全くだよ!誰のせいだ!!こらしめてやりたいですな」
梓「あんただよ」
純「へへ・・・へへへ!!あー着席しないとー!!!」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:09:28.23 ID:nPDHK3OF0
梓「もぅ」ジトッ
純「・・・・・・」
純「・・・・・・・えーっと・・・その憂ごめんね」
憂「・・・!うん!」
純ちゃんはやっぱり最後になんだかんだいって気にかけてくれる、優しい子でした!
・・・
・・・
・・・
・・・
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:17:08.47 ID:nPDHK3OF0
憂「ただいまぁー!」
唯「おかえりぃぃ!ういー!」
ダキッ
憂「ひあぁ」
唯「変な声出しちゃってどうしちゃったの?ういー?」
憂「だって・・・だってぇ・・・お姉ちゃんの手がぁ」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:25:36.25 ID:nPDHK3OF0
私がこんな声を上げてしまうのはお姉ちゃんの抱きつき方のせい
お姉ちゃんが私に対する抱きつき方は梓ちゃんや軽音部のみなさんにやる様にただ単に抱き着くだけじゃなくて、
右手で私の腰に手を回して左手で後頭部に手を当て自分の体に思い切り抱き寄せる
お互いの体のラインがよく分かるようなちょっとエッチでいやらしくて・・・恋人さんにするような抱きつき方
思い起こせば”あの時”からお姉ちゃんは私に対しての抱きつき方が変わってきたんだと思う
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:36:29.53 ID:nPDHK3OF0
憂「っ、だ、だめっ・・・そういう抱きつき方はだめだよ、お姉ちゃん」
唯「・・・なんで?何か問題あるかなあ?」
憂「だ、だってそういうのは恋人・・・はむっ!?」
そして極めつけは・・・
憂「!?」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:45:37.41 ID:nPDHK3OF0
唯「んっ・・・ちゅ・・・うぃ・・・うぃ・・・ぴちゃ」
憂「おねぇ・・・ひゃぁ・・・ん・・・ふぁ・・・んん・・・だめぇ」
唯「抱き・・・付き方とか・・・はむ・・・ぁ・・・関係・・・ぴちゃ・・・ないんだ・・・よ・・・ぴちゃ」
憂「ぁん・・・そこは・・・唇・・・食べないで・・・ん・・・食べないで・・・くだしゃい・・・」
唯「はぁはぁ・・・ぷはっ」
憂「ふぁ・・・」トローン
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 03:56:31.50 ID:nPDHK3OF0
唯「えへへ!憂の唇とっても艶やかでぷっくりしてておいしそうだからついしゃぶりついちゃったよ」
憂「・・・」ポー
唯「ういー?聞いてる?おーい!憂のおいしかったよー!」
憂「へっ?ぅ、ぁ・・・や、やっ!そんな事言わないでよう・・・恥ずかしぃよぅ」
唯「本当の事だから仕方ないよういー、もっかいしよ?」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 04:03:36.39 ID:nPDHK3OF0
憂「ぅー・・・も、もうだめ!おねぇちゃんったら!う、嬉しいけどそういうのは恋人さんにしなきゃ」
唯「・・・・・・」
唯「えー?うーい?お姉ちゃんの事嫌いなの?」
憂「嫌いなわけないよ!そんな事絶対ないよ」
唯「じゃあいいよね?」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 04:15:36.04 ID:nPDHK3OF0
憂「ふぇ?あ、あの・・・その・・・」カァー
憂「・・・・・・」
憂「あ、も、もうこんな時間!お買い物行かなくちゃ!えへへ、着替えてこないと!」タタッ
唯「あ・・・ちょ」
唯「憂のにぶちん・・・でも姉妹だからそういう関係になるのはだめなのかな、仕方ない・・・事なんだよね」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 20:43:46.05 ID:nPDHK3OF0
・・・
・・・
・・・
・・・
休日
梓「ねえ?純誰待ってるの?昨日メールきた時てっきりこのメンバーで遊ぶんだと思ってたんだけど」
純「うーんもうちょっとだと思うんだけどさ、おっそいね~、それよりどこで遊ぶかちゃんと決めてきた?」
梓「うん・・・まぁ・・・でもあのメール何なの!?遊びに誘ってきておいて明日エスコートよろしくって!意味が・・・」
純「その方がいいかなって」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 20:51:32.76 ID:nPDHK3OF0
梓「ななっ、どういう」
憂「なあに?何の話?」
梓「へ!?いや、なな何でもないよ!」
サワサワ ペチン
憂「っ!ふぁ」
律「うーむ、憂ちゃんのお尻は実に健康的で弾力があって柔らかいですな、叩きがいもある」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:01:00.78 ID:nPDHK3OF0
梓「りりりり律先輩!?ちょ、何やってるんですか!」
純「あ、やっときたー!遅いですよ律先輩」
律「おいっす!」
憂「り、律さぁん・・・」
梓「そういうのやめてくださいよ!純だけだと思ったら全くいらん事しー満開じゃないですか!!!大体二人とも・・・」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:11:02.98 ID:nPDHK3OF0
律「まあまあ梓よ、なんでお尻ってあんなに柔らかくて丸いのか分かるか?分かるまい」
梓「分かるまいって賢者みたいな顔でこっち見ないで下さいよ!そんなもの分かりたくもないです!」
律「私はな悟ったよ、形は人の好奇心をそそる為、柔らかいのは衝撃を吸収する為つまりお尻はな思いっきり叩く為にあるんだよ」
憂「な、なるほど、ちょっと納得しました!」
梓「憂まで!?しかもどこら辺が!?それおかしいからね!」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:23:32.01 ID:nPDHK3OF0
梓「全くもう!こんな事して楽しいんですか!?」
律「楽しいよ、こうする事によってなぜか顔真っ赤にして怒る梓を見るのはとても愉快で心地よさすら覚えるよ、ねー?鈴木さん」
純「同感ですね」
梓「ふぐぐぐぐぐぐ!!」
憂「あぅ・・・律さんたら・・・あんまり梓ちゃんいじめないであげてくださいね?」
律「むっ分かったよ憂ちゃんごめんね、ぷぷ、それにしてもなんで梓はそんなに怒ってるのかなあ?」
梓「!!」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:31:39.27 ID:nPDHK3OF0
梓「あ・・・それは・・・!それは・・・」プシュー
律純「にやにや」
憂「あっあっ!あ梓ちゃん・・・そ、そうだ、ね、ねえねえどこ行こうか?どこ行く!?」
梓「あ、うううん、えっと面白い映画やってるから映画館行こうよ、憂と純が前みたいっていってたやつ!」
純「私、梓とそういう事話した事一回もないんですけど・・・それって憂のためだけn」
梓「さぁれっつごー!!」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:40:23.04 ID:nPDHK3OF0
・・・
・・・
・・・
・・・
ご飯!
憂「面白かったね~!!あそこで私は妹に対して性的な興奮を覚えますが流れるとは思わなかったよ~!悪い人がドンッドンッって!!ね?ね?」
純「そうそう!あれはすごかったよ!憂あれずーっと見たがってたもんね、ねー?あずにゃん」
梓「む・・・何で私にふるの?二人ともあんまり興奮しないでよ、みんな見てるよ、全くその元気の素はどっから来てるんだか」
憂「え?」
憂「電気の素?水力なのかな?」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:43:53.75 ID:nPDHK3OF0
・・・
・・・
・・・
・・・
ご飯!
>>71間違ったこっちで
憂「面白かったね~!!あそこでいいえトムは妹に対して性的な興奮を覚えていますが流れるとは思わなかったよ~!悪い人がドンッドンッって!!ね?ね?」
純「そうそう!あれはすごかったよ!憂あれずーっと見たがってたもんね、ねー?あずにゃん」
梓「む・・・何で私にふるの?二人ともあんまり興奮しないでよ、みんな見てるよ、全くその元気の素はどっから来てるんだか」
憂「え?」
憂「電気の素?水力なのかな?」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 21:51:54.81 ID:nPDHK3OF0
梓「・・・・・・憂までそんな」
律「憂ちゃんも中々やるな、ところでこの店あんまり来た事ないけど中々いい雰囲気だし料理もおいしいね」
憂「このパスタおいしいよ、私パスタ大好きなんだあ、梓ちゃんよくこのお店知ってたね」
梓「あ、憂が前パスタ好きって言ってたから、調べて・・・予約して・・・その・・・」
純「へぇ、憂の為に調べてここ予約したんだぁ?ふーん」
梓「ち、ちが、違う!」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:02:15.75 ID:nPDHK3OF0
憂「え?梓ちゃん私の為に調べてくれたの?ぁ・・・あ、ありがとぅ//」
あ、分かんないけどなんだろうちょっと嬉しいよお、やっ・・・顔があつぃ!このお店こんなあつかったけぇ・・・
梓「う、うん・・・//」
律「二人共顔赤いよ?ういういしいカップルみたいだね、私達お邪魔虫ですかな?」
純「ですかな?」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:10:36.27 ID:nPDHK3OF0
梓「かかかカップル!?」
憂「あぅ//」
梓ちゃんとカップル?そんな・・・私・・・//
梓「何いってるんですか!?あり得ません絶対あり得ない!ね?憂!」
う・・・うぅそこまで嫌がらなくてもいいのになあ、むー悔しいちょっと仕返しだあ!
憂「そんな事ないよ、私達すごく仲良しカップルだもんね」
梓「そうそう・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇええええ!?何しれっと変な事言ってるのぉぉ!?」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:23:15.18 ID:nPDHK3OF0
憂「言ってないよお、本当の事だよ~」
梓「いいい言ってるでしょおおお!!!」
憂「わわ、あんまり怒らないで、ごめんごめん冗談だよ、でも私は・・・本当にそうだったら嬉しいな・・・って//」
うんうん、本当にそうだったら嬉しい・・・あれ?ていう事は私・・・こんな事思うってことは・・・
わわ、私、梓ちゃんの事・・・すすす好きなのかなっ//
純「わーお」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:31:29.23 ID:nPDHK3OF0
梓「ぁ・・ぁ・・・・」カァー
憂「・・・」カァー
律「・・・・・・」
律「鈴木さん、鈴木さんの頼みで協力する為に来たけどそろそろ帰っていいかな?なんか段々バカップルぶりにむかついてきたんだけど」
純「ま、まぁまぁ、でもそろそろいい時間ですね、帰りましょっか」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:39:21.08 ID:nPDHK3OF0 [47/49]
・・・
・・・
・・・
・・・
梓「どうしてこうなったの」
憂「ふうシャワー先に浴びたよ、気持ち良かったあ、あ,あず梓ちゃんもシャワー浴びてきたらどうかな?」
梓「うん、ね、ねえ憂何で私達ラブホテルにいるのかな・・・私の十万と三千パターンのエスコートプランにはこんな予定入ってないんだよ、おか、おかしいなあ」
憂「ん・・・十万三千円??な、何でって、純ちゃん達と別れた後に土砂降りになってきたから仕方ないよ?それよりシャワー」
梓「だだだダメ!!やっぱり早く出よう、夕立みたいで雨もう止んでるしさ、はやく!」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 22:48:30.20 ID:nPDHK3OF0 [48/49]
ガシッ
憂「あ、ちょ」
憂「梓ちゃん!待って!」
梓「待てない!ここにこれ以上いたら色々やばいんだよ、色んな意味でやばいの!」
憂「待って梓ちゃん!聞いて!」
梓「え?」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 00:17:07.76 ID:8zUltB0a0 [1/53]
憂「えっとえっとね?」
憂「あの今日私の為に色々してくれて嬉しかったよ、ううん今日だけじゃない、最近ずっと私の為に一生懸命になってくれてたよね」
憂「私の事見てくれてる、考えてくれてるそう思うとなんか嬉しいって気持ちが止まらなくて・・・だから」
憂「だからお礼とか・・・わ、私の気持ち言わせてほしくて・・・」
梓「はぇ・・・ぁ・・・ぁ・・・う、うん//」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 00:25:52.95 ID:8zUltB0a0 [2/53]
憂「えへへ・・・あの、梓ちゃんっ」
梓「は、はいっ//」
憂「あ、あり・・・ありがとう//」
梓「あ、いや・・・改まって言われると・・・あはは・・・//」
憂「それともう一つ、私が今思っている事、どうしても伝えたい・・・んだ」
やっぱりこの気持ち抑えきれないよ・・・うん・・・は、恥ずかしいけど伝えよぅ・・・伝えなきゃ
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 00:33:51.59 ID:8zUltB0a0 [3/53]
憂「あ、あの・・・」
憂「あ・・・ぁ・・・」
やだ、暑い、顔が火照って・・・梓ちゃんの顔が見れない。いやぁ・・・どうしよぅ・・・。
梓「ぇ・・・ぁ//」
憂「ぁぅ//」
ぁ、梓ちゃん待って・・・くれてるんだろうな。・・・ぇ、ぇい。もぅ言っちゃえ。
憂「だ、大好き・・・です。梓ちゃん//」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 00:41:11.60 ID:8zUltB0a0 [4/53]
梓「!」ボンッ
憂「はぅぅ~・・・//」
梓「にゃ・・・//」
梓「あ、あのそれはどっちの//」
憂「ど、どっちだろぅ//」
梓「あ・・・う、うん//」
憂「・・・//」
梓「・・・ぁの私も憂の事その//」
憂「ぇっ!?・・・ぅ・・・ぅん//」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 00:50:41.29 ID:8zUltB0a0 [5/53]
梓「・・・//」カァー
憂「・・・//」カァー
梓「・・・//」
憂「・・・//」
憂「やだぁ、どうしよう梓ちゃんったら」ペチペチ
梓「な、何で叩くの//」
憂「だ、だってぇ・・・//」
梓「・・・//」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:00:41.54 ID:8zUltB0a0 [6/53]
それから私達はしばらく二人で顔を真っ赤にして無言のまま視線を合わしたりはずしたり・・・
心の中をくすぐられてるようなそんな甘い雰囲気の中どちらからともなく手を繋いで・・・
私と梓ちゃんはキスを・・・
しませんでした、ふぇぇん・・・。
だ、だって梓ちゃんのちっちゃくて可愛いお口と私のお口が触れ合うなんて、か、考えただけで、は恥ずかしいんだもん・・・。
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:09:59.05 ID:8zUltB0a0 [7/53]
・・・
・・・
・・・
・・・
憂「ただいまあー!」
唯「・・・」
憂「玄関で正座してどうしたの?お姉ちゃん」
唯「こんな遅くまで帰ってこないから心配したんだよ?ねえ憂 し ん ぱ い したんだよ?私ここで一夜を明かそうとするくらい心配したんだよ?」
憂「ご、ごめんなさいお姉ちゃん、だから横に寝袋用意してあるんだ・・・」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:21:17.88 ID:8zUltB0a0 [8/53]
唯「もぉ服濡れてるじゃん、あんまり心配させないでよお、暖かいお茶用意してあげるからちょっと待ってて」
憂「ありがとぉ、でもお姉ちゃん一人でお茶入れれる?大丈夫?」
唯「お茶入れるくらいできるよ!全く憂ったら子供扱いしちゃってお砂糖とお醤油間違えるくらい失礼だよ」
憂「ごめんね、お姉ちゃんそんなつもりじゃないんだけど怪我したら危ないから・・・」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:30:26.54 ID:8zUltB0a0 [9/53]
唯「だいじょーぶ!お気遣いはいりませんぜ!旦那あ!ところで今日はどこ行ってたの~?」コポコポ
憂「うん、あのねあのね梓ちゃん達と映画館いってお店回ってご飯食べて純ちゃん達と別れた後梓ちゃんとラブホテル行ってきたよ」
唯「おぉ!?楽しそうだねえ、特に最後のラブホテルなんてお姉ちゃん行った事ないよ、ラブホテルかあ・・・ラブホ・・・」
唯「ラブ・・・」
ガッシャーン!!パリーン!!
唯「はいいいいいいいいいい!?ラブホテルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!??」
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:39:20.50 ID:8zUltB0a0 [10/53]
憂「いまのガッシャーンって何?お姉ちゃん、もしかしてお湯のみ落としちゃったの?だだ、大丈夫!?」
ダダダダダ
唯「大丈夫か心配なのは憂だよ!!!!なんで?どこをどうしたらそんな辺境に辿り着くの!!!!」
憂「近い!顔近いよ!お姉ちゃん!なんでって私が梓ちゃんに行こうって言ったからで」
唯「憂から誘ったの!?淫乱だよ!お姉ちゃん憂をそんな子に育てた覚えはないよ!!!ななな何したの?変な事してないよね!?」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:48:19.07 ID:8zUltB0a0 [11/53]
憂「いいいんら//!?わ、私変な事なんて・・・普通にシャワー浴びて梓ちゃんが一生懸命してくれたから私もお礼してその・・・//」
唯「ちょ、まっ!ええ!?一生懸命してお礼っ・・・はあああああ!?えええぇぇぇぇえぇえええええ!?!?」
憂「お姉ちゃんどうしたの、ちょっと落ち着いてってばあ」
唯「落ち着いてられないよ!!こんな事落ち着けたら私聖人へと進化を遂げるよ!!」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 01:56:51.92 ID:8zUltB0a0 [12/53]
唯「・・・もうダメだ、ねえ憂私そんな穢れた憂の体なんて見ていられないよ、一緒に切腹しよう?」
憂「え、ちょっとまって!なんでそんな事になるのか分からないよ、お姉ちゃん!話を聞いて!!」
唯「ああお母さん、お父さん先立つ不幸をお許しください」
憂「おおおおおお、おねえちゃああああああああ」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:07:19.46 ID:8zUltB0a0 [13/53]
唯「でへへ~・・・そういう事ははやく言ってよお、雨宿りで入っただけかぁ・・・」
憂「私お話聞いてって言ったよね!!?っ・・・へ、へっくち!」
唯「むむっ!」
ダキッ
憂「お姉ちゃん?」
唯「全くずっとそんな格好でいたら風邪ひいちゃうよ、寒い時は人肌で暖めるといいんだあ」
唯「そうすると心まで暖かくなってくるし、気持ちも伝わりやすいんだよ?」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:11:21.55 ID:8zUltB0a0 [14/53]
>>117←これまちがた
・・・
・・・
・・・
・・・
唯「でへへ~・・・そういう事ははやく言ってよお、雨宿りで入っただけかぁ・・・」
憂「私お話聞いてって言ったよね!!?っ・・・へ、へっくち!」
唯「むむっ!」
ダキッ
憂「お姉ちゃん?」
唯「全くずっとそんな格好でいたら風邪ひいちゃうよ、寒い時は人肌で暖めるといいんだあ」
唯「そうすると心まで暖かくなってくるし、気持ちも伝わりやすいんだよ?」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:16:26.18 ID:8zUltB0a0 [15/53]
お姉ちゃんがずっと引き止めてたから着替えられなかったんだけど・・・でも心配してくれてたんだよね
うん、その気持ちはとっても伝わったよ
憂「・・・うんうん!」
唯「早とちりしてごめんね、でも憂の事大切で心配だから取り乱しちゃったんだぁ」
憂「・・・・・・」
こうやって心配して抱きついてくれるお姉ちゃんを見ると”あの時の事”を思い出す
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:24:38.14 ID:8zUltB0a0 [16/53]
それはお姉ちゃんが高校に入ってから部活に一生懸命になって、その反動でいつも私と一緒にいた時間が次第に無くなり私が寂しい思いをしていた時の事
最初は私のそんな思いなんかでお姉ちゃんの時間を邪魔してはいけないと耐えていた
だけど私が感じていた寂しさは月日と共に積み重なり、いつしかそれは耐えられない物へと変化していった
そして・・・気付けば私は自分の意思とは逆にそれをお姉ちゃんに打ち明けてしまった
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:32:49.52 ID:8zUltB0a0 [17/53]
--するとお姉ちゃんは無言で泣きながら私を抱きしめてくれた
その日から・・・お姉ちゃんは部活をしながらも私との時間を沢山創ってくれるようになった
・・・私の寂しさを感じ取ってくれた事が私はとても嬉しかった。
だから私はそんな優しくて頼りがいのあるお姉ちゃんが大好き
でもその頃からだったかな、お姉ちゃんは私に対してのスキンシップが変化してきた、抱きつき方、キス・・・
おそらくこれからは私の事を以前より大切にするというニュアンス・・・概念の元私に対する接し方を変えたくれたんだなって思う
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:40:47.42 ID:8zUltB0a0 [18/53]
ちゅ、ちゅーはやりすぎだと思うけどお姉ちゃんが私を大切にしてくれるという想いの篭ったちゅーは嬉しくないと言えば嘘になる
でももうちゅーはだめだって言わなきゃ・・・いけないよね
だって私には・・・
唯「憂ぼっーっとしちゃってどうしたの?もしかして熱が出ちゃってその影響!?」
憂「ん・・・ううん、大丈夫、心配してくれてありがとね私もお姉ちゃんの事大切に思ってる、大事な・・・大事なお姉ちゃんだよ」
唯「え・・・えへへ//」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 02:51:12.72 ID:8zUltB0a0 [19/53]
憂「あのそれでね、私お姉ちゃんに言いたいこt」
あなたの胸に飛んでいくの 隕石よりも(キラッ☆) 巨大なパワーで(キラッ☆)♪
唯「あ、ささわちゃん先生から電話だ、進路関係の事かなあ」
憂「そ、そっか、大事な電話っぽいね、じゃあ私邪魔にならないように自分の部屋行っとくよ」
唯「ほおい!お気遣いありがとね~憂~♪」
唯「もしもし~み、さわちゃん先生~?」
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 03:01:10.89 ID:8zUltB0a0 [20/53]
トントン
憂「お姉ちゃんいつ電話終わるかなあ、ん・・・でもこの12月のこの時期に進路関係・・・?まさかまた何かやらかしたんじゃ・・・」
憂「あ、後で聞こう・・・心配だよ・・・」
バタン
ゴシゴシスルスル
憂「それにしても今日はいっぱい遊んで疲れちゃったかも、お風呂わくまでちょっとだけ寝ようかな・・・ちょっとだけ」ウトウト
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 03:08:31.06 ID:8zUltB0a0 [21/53]
・・・
・・・
チュンチュン
「ういー・・・ういー・・・きて」
憂「ん・・・ふにゃ・・・」
「うい!う・・・おきて!!!!」
唯「憂起きてってば!!!やばいよ、遅刻しそうだよ!!」
憂「へ?お姉ちゃん・・・えと・・・にゃにぃ・・・ちこく・・・?」ボー
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 03:18:12.65 ID:8zUltB0a0 [22/53]
憂「・・・・・・え」
憂「え・・・ええぇぇぇぇえぇぇえええ!?じ、時間は・・・わぁあああもうこんな時間!!」
憂「お姉ちゃん急いで!!」
唯「急ぐのは憂だよ!!!まだパジャマじゃん!!はい制服!」
憂「あわわわわ」スルスル
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 03:22:14.38 ID:8zUltB0a0 [23/53]
憂「おね、お姉ちゃん!制服とる時リボン一緒にかかってなかった?」
唯「憂手にリボンもってるじゃん!それだよ!」
憂「わっほんとだ!!!気付かなかったよ!」
唯「・・・そんなのいらないよ!時と場合を選んでよ!」
憂「わ、わざとじゃないもんっ!」
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 20:58:14.26 ID:8zUltB0a0 [26/53]
・・・
・・・
・・・
・・・
ガラガラ
憂「ま、間に合ったあ!」
純「おっはよう憂!憂がギリギリにくるなんて珍しいね」
憂「えへへ・・・目覚まし時計に気付かなくて寝坊しちゃいました・・・」
純「へーだからパンツの中にスカート入ってるんだ?」
憂「ふぇっ!?嘘っ!」サッ
純「嘘だよ、おばか」
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:07:33.77 ID:8zUltB0a0 [27/53]
憂「も、もぉっ!純ちゃん!!」
純「へへん!」
純「ところで梓、何そのお花が咲きそうな満面の笑み?さっきから変なオーラ出し続けてるのやめてもらえないかな」
梓「ええ?よくある事だから気にしなくていいよ、ふふ・・・ふ」ニヘラ
純「よくあったらちょっと気持ち悪いんだけど朝一から一人だけ異彩放ってるよあんた」
梓「ふふ・・・ふふふ」
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:14:48.69 ID:8zUltB0a0 [28/53]
純「・・・・・・」
純「憂ー!この菩薩みたいな顔の人どうしちゃったのか知ってる?」
憂「いやあのその・・・えへへ」
純「へぇ・・・この様子だとあの後何かあったのかな、ふふ、やっと・・・だね」
バタン
唯「あっずにゃ~ん!!」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:21:30.09 ID:8zUltB0a0 [29/53]
ダキ
梓「にゃあああああ!唯先輩いきなりすぎますうううう」
憂「あれ!お姉ちゃんどうしたの!?」
唯「昨日今日とあずにゃんに会ってなかったからあずにゃん分補給にきたんだよお」
憂「そうなんだ・・・あっお姉ちゃんそんなに梓ちゃんに引っ付くのは・・・あぅ」
162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:28:12.33 ID:8zUltB0a0 [30/53]
純「でも、もうホームルーム始まりますよ?」
唯「うお!そうだった!はしれええええええ!」
ガラガラ
純「本当なにしにきたんだろう・・・憂のお姉ちゃん・・・ね?」
憂「ふんっ」
純「え?」
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:35:21.64 ID:8zUltB0a0 [31/53]
・・・
・・・
・・・
・・・
廊下
憂「あれ?お姉ちゃん?」
唯「おや、我が妹ではないですか、丁度よかったあ!ちょっとこっち来て」グイグイ
憂「え・・・えぇっ!?ちょ、どこに」ズルズル
唯「こっちこっち」
憂「わわっお姉ちゃん、あんまり引っ張らないで」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:42:23.45 ID:8zUltB0a0 [32/53]
憂「ん・・・ここ移動教室で使う空き教室・・・?こんな所つれてきて一体どうしたの?」
唯「えっへっへ、ちょっと憂分が補給したくて我慢できなかったんだよっ!!むふふ」
スッ
憂「え、どういう意味・・・ってち、ちか」
唯「私とちゅーするだけの簡単なお仕事です」
憂「ふぇ?ぁ・・・ちょ、んんっ!!」
165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 21:50:14.72 ID:8zUltB0a0 [33/53]
・・・
梓「教科書空き教室に忘れちゃった・・・、私憂の事ばっかり考えてだめだめだあ、でも昨日・・・嬉しかったなあ、あれって
夢じゃないんだよね・・・」
梓「・・・//」ボーッ
梓「はっ、いけないいけない」フルフル
トコトコ
梓「鍵かかってないよね・・・ん?誰かいる?あれって」
梓「・・・・・・ぇ?」
梓「うそ・・・う・・・い・・・?」
・・・
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:00:21.22 ID:8zUltB0a0 [34/53]
憂「だめ・・・ちゅ・・・おねえひゃん・・・ちゅうは・・・ぁっぁっ・・・もうダメ・・・しかも・・・こんら所で・・・ぴちゃ」
唯「え~?憂も気持ち・・・ぴちゃ・・・良さそうだし・・・ちゅ・・・いいじゃん・・・じゅる」
憂「ぁん・・・ちゅぱっ・・んっ・・・ふぁ・・・本当に・・・だめ・・・なん・・・だよぉ・・・お・・・おねえちゃっ!」
ドンッ
唯「あたっ」
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:08:34.27 ID:8zUltB0a0 [35/53]
唯「むぅ・・・自分の下半身私の下半身にこすり付けてきてたくせに~」
憂「~~ッ!」カー
憂「やっ!はぁはぁう・・・うそっ!わたひ・・・そんな事してない・・・よぉ・・・いじわるいわないでぇ・・・」
唯「えぇ、どうかなぁ?」
ガタン
憂「!」
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:15:47.63 ID:8zUltB0a0 [36/53]
憂「おお姉ひゃん、はぁはぁ、今何か扉の方から物音・・・はぁはぁしらかった?ま、ましゃか誰かに見られたんじゃ・・・」
唯「気のせいじゃないかな?私は聞こえなかったよ?」
憂「んっはぁはぁ・・・そう・・・かなぁ・・・」
唯「ん、じゃぁ続きしよう?うーい」
憂「!!もうだめ!!ちゅーはもうだめだよお姉ちゃん」
そう、もうこういう事はしないって言わなくちゃいけない
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:19:42.71 ID:8zUltB0a0 [37/53]
唯「えーえー!やだやだぁー!」ブーブー
憂「だめなのっ!!!」
唯「・・・・・・」ピク
唯「・・・何で?何か理由があるの?」
憂「っ!理由・・・理由があるからだめなの、もう絶対にだめ・・・なんだよ」
私にはもうちゅーできない理由がある、お姉ちゃんが私を大切にしてくれるって気持ちの篭ったちゅーは嬉しいけど・・・
もうダメだよってそう言わなくちゃいけない、だって・・・
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/09(水) 22:24:21.16 ID:8zUltB0a0 [38/53]
唯「・・・どんな理由なの?」
憂「そ、それは・・・それはっ!」
-だってそれは・・・
唯「・・・・・・」
憂「私には梓ちゃんっていう恋人さんが」
唯「ッ!!」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:28:59.28 ID:8zUltB0a0 [39/53]
♪そんな優しくしないで どんな顔すればいいの?♪
唯「あ・・・で、電話!わ私のじゃない、憂のだよ」
憂「あ、ほほんとだ、純ちゃんからだ」
唯「で、出たほうがいいよ!」
憂「で、でも」
唯「き急用かもしれないよお、学校で電話してくるなんてよっぽど急いでるんだよ!はやくはやく」
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:32:37.41 ID:8zUltB0a0 [40/53]
憂「あ、ちょ通話ボタン勝手に・・・あっ、もお・・・もしもし純ちゃん」
憂「うんうん」
憂「えっ?!梓ちゃんが?うん、うん・・・分かったすぐ行くよ」
唯「どうしたの?憂・・・ああずにゃんがどうかって聞こえてきたけど・・・」
憂「分からないけどすぐ来てって、ななんか慌ててるみたいなの」
178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:36:12.67 ID:8zUltB0a0 [41/53]
唯「そっか、分かったよ、行ってあげて!憂」
憂「ぁ・・・で、でも」
唯「はやくっ!」
憂「ぁ・・・ぅ・・・うん!」タタッ
唯「・・・やだぁ・・・憂・・・やだよぉ・・・」
179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:40:27.60 ID:8zUltB0a0 [42/53]
・・・
・・・
・・・
・・・
憂「おーい、純ちゃあん」
純「あ、憂、さっき梓がいたから声かけたらさ、暗い顔して逃走していったんだけどさ何があったか知らない?」
憂「梓ちゃんが!?どうしちゃったのかなあ・・・うーんちょっと探してみるよ!!」
純「うん、なんか様子がおかしかったから・・・ちょっと心配だね」
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 22:44:10.56 ID:8zUltB0a0 [43/53]
・・・
・・・
・・・
・・・
憂「いない、どこいっちゃったんだろう梓ちゃん・・・」
純「憂ー!」
憂「純ちゃん!梓ちゃんどこにもいないの、どこ行っちゃったのかなあ・・・うぅ」
純「何あんたまで暗い顔してんの?悪いものは伝染していくもんなんだよ、憂はそんな顔してちゃだめでしょ?」
憂「純ちゃあん・・・」
純「それに梓はさ音楽室にいたかもしれないよ、私は見なかったけどね、音楽室にいた」
182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/09(水) 23:00:13.42 ID:8zUltB0a0 [44/53]
憂「え?音楽室?ほんとに音楽室にいたの!?純ちゃん!」
純「かも、ね!てかいたい!手思い切り掴まないで、爪くいこんでるから!!割と真剣にいたいいたい!!」
憂「ごごめんね純ちゃん」
純「あたた、すっごい力だった、まじで腕おられるかと思ったよ!まあ・・・それ程梓の事が心配って事なんだろうけど」
憂「ぁ・・・」
純「ぷっ、仕方ないなあ、ほら早くいってあげなよ」
憂「えへへ・・・うん・・・リーダーうん!!ありがとう純ちゃん!梓ちゃんとお姉ちゃんの次に大好き!」
純「へっ!そこは冗談でも一番って言っとけっつーの!」
183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:01:45.55 ID:8zUltB0a0 [45/53]
リーダーって何だよまじでwwwwwww
何だよ
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:03:08.82 ID:8zUltB0a0 [46/53]
>>182ミスこっちに修正~
憂「え?音楽室?ほんとに音楽室にいたの!?純ちゃん!」
純「かも、ね!てかいたい!手思い切り掴まないで、爪くいこんでるから!!割と真剣にいたいいたい!!」
憂「ごごめんね純ちゃん」
純「あたた、すっごい力だった、まじで腕おられるかと思ったよ!まあ・・・それ程梓の事が心配って事なんだろうけど」
憂「ぁ・・・」
純「ぷっ、仕方ないなあ、ほら早くいってあげなよ」
憂「えへへ・・・うん・・・うん!!ありがとう純ちゃん!梓ちゃんとお姉ちゃんの次に大好き!」
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:10:58.24 ID:8zUltB0a0 [47/53]
純「へっ!そこは冗談でも一番って言っとけっつーの!」
・・・
・・・
・・・
・・・
音楽室
梓「・・・・・・」
憂「あ梓ちゃん?」
梓「・・・何の用?」
うっ、声のトーンが低い、やっぱり何かあったんだ・・・
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:16:09.14 ID:8zUltB0a0 [48/53]
憂「純ちゃんから梓ちゃんの様子がおかしいって聞いて私心配になっちゃって・・・、な何かあった?」
梓「別に・・・」
憂「で、でも梓ちゃんの様子が」
梓「ごめん憂、もう金輪際話しかけないでくれないかな」
え・・・?
193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:30:48.62 ID:8zUltB0a0 [49/53]
憂「な、何で?梓ちゃんや、やだよ・・・そんな事言わないで・・・」
憂「私梓ちゃんの気に障る事しちゃった?何か気に障る事しちゃったなら謝るから・・・」
梓「もうそんなお芝居しなくていいよ、今まで私の反応みて楽しんでたんでしょ?ばかな女だって・・・そう思ってたんでしょ!!」
憂「な、そんな事思うわけないよ!理由、理由を話してよ・・・言ってくれなきゃ分からないよ!!」
梓「ふざけないでよ!言うべき事があるのはそっちの方じゃないの?信じてたのに・・・私憂の事信じてたのに!!」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:39:07.57 ID:8zUltB0a0 [50/53]
憂「え?」
さっきから梓ちゃんはすごく怒っている・・・でも肝心の理由が分からない・・・
ただただ怒りという気持ちや感情だけが私にひしひしと伝わってくる
何をそんなに怒ってるの?怖い・・・怖いよ梓ちゃん・・・
憂「梓ちゃんどうしちゃっ・・・」
梓「はぁ、もういいよ、いつまでお芝居続ける気なの?」
憂「ち、ちが違うよ!本当に分からないの!!」
199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:44:16.34 ID:8zUltB0a0 [51/53]
梓「・・・そこまで私の口から言わせたいんだ?後で唯先輩と一緒に笑うのかな?」
梓「それとも自分のお姉ちゃんまで騙してるの?いや憂お姉ちゃんの事大好きだもんね」
梓「今までの関係を見ていれば分かる、後者はないか」
憂「お姉ちゃん?なんでお姉ちゃんが出てくるの!?」
梓「・・・・・・まだしらばっくれてるんだ」
憂「しらばくれるも何も本当にわからないの・・・分からないんだよぉ・・・」
201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:50:17.35 ID:8zUltB0a0 [52/53]
梓「そっか・・・分かった、それが憂の望みなんだね」
梓「・・・いいよ、憂のお望み通り言ってあげるよ」
梓「憂は!私にあんな事いっておきながら!」
梓「唯先輩とキスしてたでしょ!!!」
梓「これが意味するもの分かるよね!!知らないなんて言わせないよ!この裏切り者!!」
202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/09(水) 23:56:50.09 ID:8zUltB0a0 [53/53]
憂「え・・・?」
う嘘・・・あ、あれ見られてたんだ・・・じゃああの時した物音は気のせいじゃなくて梓ちゃん・・・?そんな・・・
でも違う!あれは梓ちゃんが思っているようなそんなんじゃない、それを伝えないと--。
憂「違う!あ、あれはちが」
梓「違わないよ!言い訳なんていらない、憂のいう事なんて信じない!!」
憂「違うの!梓ちゃん話を聞いて!!私は」
203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 00:01:08.73 ID:xjkMYXDR0 [1/25]
梓「いやだ!うるさい!!今までのも・・・あの言葉も全部嘘だったんだ!!」
梓「嬉しかったのに・・・私すごくすごく嬉しかったのに・・・全部嘘で・・・全部紛い物で・・・」
憂「梓ちゃん!」
梓「うるさい・・・うるさい!!」
憂「・・・・・・」
梓「・・・・・・」
憂「・・・・・・」
206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 00:09:26.25 ID:xjkMYXDR0 [3/25]
梓「分かった?いいざまだって思ってるんでしょ!!!」
梓「もう満足したよね!じゃあ私は行くかr」
バシャン!!!ガランガラン
梓「!!防火用バケツ・・・?」
ポタポタ
梓「な」
梓「な、何してるの!!今冬だよ!こんな寒い日に水なんてかぶって何やってんの!?!?」
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 00:13:34.58 ID:xjkMYXDR0 [4/25]
憂「私梓ちゃんが話を聞いてくれるまではこのままここにいる、梓ちゃんに嫌われるなんて絶対嫌だよ、その為なら何だって
やるもん!!」
梓「な、そんな・・・そんな事の為に・・・!?意味わかんない!ばかじゃないの!」
憂「・・・私ばかだもん!!ばかだからこういう事しか思いつかないんだもん」
梓「・・・なんで・・・」
憂「私、私・・・」
211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:10:07.40 ID:xjkMYXDR0 [5/25]
梓「・・・・・・」
梓「なんでよ・・・」
憂「だって私梓ちゃんの事が・・・」
梓「は・・・ああもう・・・」
梓「・・・ああ、もうっ!!分かった、分かったよ!!・・・ほらはやく着替えに行こう、風邪ひいちゃう!!」
憂「待って梓ちゃん納得してない!先に私のお話を聞いて!!」
213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:14:49.24 ID:xjkMYXDR0 [6/25]
梓「・・・で、でも風邪ひいちゃ」
憂「お願い!梓ちゃんとすれ違う時間は一秒でも在って欲しくないの!」
憂「お願い・・・お願いします・・・私梓ちゃんに誤解されたままなんて・・・そんなの絶対に・・・絶対にやだぁ・・・」
梓「・・・」
梓「・・・はぁ・・・なんでそんなガンコなの・・・分かったよ・・・」
憂「ぁ・・・」
憂「ありがとう・・・ありがとう!!梓ちゃん!!」
214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:15:54.28 ID:xjkMYXDR0 [7/25]
・・・
・・・
・・・
・・・
憂「私とお姉ちゃんはね、お姉ちゃんが3年生になった時くらいからキス・・・してたりしてたんだ・・・」
梓「っ!」
憂「あ梓ちゃ」
梓「分かってる、分かってるよ」
憂「あのそれで私とお姉ちゃんがキスをするようになったのは、ううん、お姉ちゃんがキスをしてくれるようになったのはある一つ
のキッカケからなんだ・・・」
215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:17:54.49 ID:xjkMYXDR0 [8/25]
梓「してくれるようになった・・・」
梓「・・・キッカケ・・・?」
憂「うん、そのキッカケっていうのは・・・」
憂「お姉ちゃんはね小学生、中学生の頃は何ていうか夢中になれる物がなくて毎日ぼーっとしてたんだ」
憂「でもそれが高校に入ってからは部活に励んで、毎日が楽しそうだった」
憂「でもその影響で今まで私とお姉ちゃんが一緒にいた時間がじょじょになくなっていって私寂しくなって・・・」
憂「それをお姉ちゃんに打ち明けちゃったの」
憂「そしたらねお姉ちゃん私を抱きしめてくれて私との時間を創ってくれる様になった」
憂「そこからなんだ、お姉ちゃんがキスをしてくれるようになったのは」
梓「・・・」
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:19:20.57 ID:xjkMYXDR0 [9/25]
憂「お姉ちゃんね、きっと私にこれ以上寂しい思いをさせたくなかったんだと思う」
憂「その思いが過剰なスキンシップになって想いと共に行動に現れたんだなって・・・」
憂「私の事大切にしてくれるんだなって思うとそれは嬉しかった」
憂「でも・・・でもね、分かったよ、私そんなお姉ちゃんに甘えてただけだって、本当はそんな事しちゃダメだって」
憂「そういう行為はやっぱり本当に好きな人恋人さんにしかやっちゃいけないんだって・・・」
憂「だからお姉ちゃんにももうしないってダメだって・・・そう言ったよ」
梓「・・・・・・」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:20:47.46 ID:xjkMYXDR0 [10/25]
憂「だって私にはそういう事をしたいって思える人が・・・」
憂「本当に愛してる人が・・・心から大事にしたいって思える人が目の前にいるから」
梓「っ・・・」
憂「しっかりしてるように見えて、おっちょこちょいで、素直じゃなくて、ちょっぴりえっちだけど」
憂「人の事ちゃんと考えてくれててお世話好きで思いやりに溢れてて私にとって誰よりも大切で・・・そんな」
憂「そんな梓ちゃんっていう宝物が私の目の前にいるもの・・・」
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:22:04.69 ID:xjkMYXDR0 [11/25]
憂「梓ちゃんが喜んでたら嬉しい、梓ちゃんが悲しんでたら悲しい、もう梓ちゃんがいないと生きていけない」
憂「そんな人が・・・そう思える人が私にはいるんだもん」
憂「だからね・・・お姉ちゃんにちゃんと言ったよ、もうこういうのはダメだって・・・」
憂「だって私・・・」
憂「梓ちゃんの事が好きで好きでたまらないんだもの、離れたくない、嫌われたくない・・・」
憂「だから・・・だから・・・どうかお願いします・・・私の事信じてください・・・あの愛言葉を嘘だなんて言わないでください・・・」
憂「そして・・・今までお姉ちゃんに甘えてきて・・・梓ちゃんを傷つけた事を・・・どうか・・・許してください・・・」
219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:23:08.88 ID:xjkMYXDR0 [12/25]
梓「・・・・・」
梓「・・・意味わかんない・・・」
憂「っ・・・」
やっぱり信じてもらえない・・・のかな、そうだよね・・・私梓ちゃんにひどい事しちゃったもん
いきなりこんな事いわれても私の思いなんて届かない・・・よね・・・あずさ・・・ちゃん・・・
梓「本当意味わかんない・・・」
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:30:54.92 ID:xjkMYXDR0 [13/25]
梓「何で・・・何でさっきまであんな気持ちだったのに・・・」
梓「嬉しいって・・・すごく嬉しいって感じてる私がいるの・・・?もう・・・やだ・・・やだぁ・・・」
憂「え・・・?」
梓「なんで・・・?」
梓「あれだけ胸が痛かったのに・・・憂にそんな事言われちゃったら痛みが消えて」
梓「憂の事すきって気持ちがふくらんできて・・・」
梓「意味わかんない・・・」
梓「ずるい、ずるいよ・・・憂は」
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 01:32:52.31 ID:xjkMYXDR0 [14/25]
え・・・?私の思い届いた・・・?
嘘・・?
梓「そんなに水浸しになって」
梓「震えて」
梓「顔くしゃくしゃにして」
梓「私の為に一生懸命で・・・」
梓「そんな憂を見ちゃったら私憂の事信じるしかないじゃん・・・」
・・・届いた、届いたんだ・・・信じて・・・もらえたんだ・・・嬉しい、嬉しいよぉ・・・
憂「あ梓ちゃん・・・ごめんね、私・・・ごめんなさい・・・ぐす・・・ぐすっ」
227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:04:08.30 ID:xjkMYXDR0 [15/25]
梓「・・・うぃ・・・本当に・・・本当に・・・信じても・・・いいんだよね?ぐすっ」
憂「うんっうんっ!おねがい・・・しまふ・・・ひっく」
梓「う・・・嘘だったら・・・ダチョウの真似しながら・・・東京タワーから飛び降りて・・・もらうから」
憂「うんっ・・・うんっ!」
梓「憂は・・・ひぐ・・・ずっと私の・・・ものでもいいの・・・?」
憂「ぐすっ、うんっ・・・うんっ!梓ちゃんじゃないと・・・いやだ・・・ょ・・・・。」
梓「もぉ!ばか・・・ばかばかばか!!」
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:10:30.57 ID:xjkMYXDR0 [16/25]
・・・
澪「唯いいのか?憂ちゃんの事好きだったんだろ、このまま諦めちゃって・・・いいの?」
唯「・・・うん、いいんだ、それにあんなの聞かされたら私・・・」
澪「唯が憂ちゃんに気持ちを伝えられなかった理由・・・姉妹だから・・・か・・・」
澪「難しいよな・・・例え告白が上手くいったとしてもそういうものにはきっと世間体っていうものがからんでくるだろうし・・・」
澪「憂ちゃんの事を思えば思う程気持ち伝えにくかったんだよね・・・」
澪「だけど・・・憂ちゃんはそんなの気にしなかったと思うな・・・女の子同士という壁を破った憂ちゃんと梓を見てるから言えるのかもしれないけれど」
231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:19:11.92 ID:xjkMYXDR0 [17/25]
唯「・・・・それでももういいんだ、こんな事になっちゃったのは私のせいだし・・・」
唯「それに二人の気持ちしっちゃったから・・・私にはあんなに幸せそうな二人の幸せを乱そうなんて思えないよ」
澪「そっか・・・」
澪「・・・・・・まぁでも初めて相談された時はびっくりしたよ」
澪「唯が部活に励んで憂ちゃんとの時間をなくしていったのは姉が妹に恋なんて・・・」
澪「迷惑がかかると思って憂ちゃんの事をじょじょに頭から離れさせようとしてたんだよな」
唯「・・・」
233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:25:58.86 ID:xjkMYXDR0 [18/25]
澪「でもある日憂ちゃんに寂しいって言われて自分が必要だって言われた気がして感情が爆発してしまった」
澪「そしてまた気持ちが抑えられなくなり過剰なスキンシップに繋がった、だよね?」
唯「・・・部活は本当に楽しかったよ、それに」
唯「ちゅーとかは・・・最初は恥ずかしかったけど、憂の事好きだったから・・・」
唯「いっぱいしたいって思っちゃったんだ、それがいけない事って分かってても・・・」
唯「いつか・・・いつか憂が私の気持ちに気付いてくれるかなって期待・・・しちゃってた、・・・私ばかだよね」
唯「それが結果的に憂を苦しめちゃった、ごめんなさい憂、梓ちゃん」
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:33:43.68 ID:xjkMYXDR0 [19/25]
澪「・・・唯、唯が憂ちゃんを大切にしどれほど好きだったのかは痛い程伝わってくるよ、だからそれほど好きならやっぱり」
唯「ありがとう澪ちゃん優しいね!でも、大丈夫だよ、こうなったのは当然の報いだし」
唯「あずにゃんなら憂の事大事にしてくれるもん」
唯「なんてったって私達軽音部の自慢の後輩だからね!」
澪「・・・・・・」
澪「そっか、分かった、唯がそこまでいうならもう何も言わないよ」
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:35:34.54 ID:xjkMYXDR0 [20/25]
唯「今まで相談にのってくれてありがとう、聞いてくれるだけでも気持ちが楽になってたんだあ、本当にありがとう」
澪「・・・ああ・・・力になれなくてごめんな」
唯「んーん全然だよ」
澪「なぁ唯」
唯「ん?」
澪「・・・何でそんな今にも泣きそうな顔で・・・強がるんだよ・・・」
・・・
236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:38:55.85 ID:xjkMYXDR0 [21/25]
・・・
・・・
・・・
・・・
♪本当の声を隠して 口ずさむこのメロディ♪
憂「もしもしお姉ちゃん?今?うんうん梓ちゃんと一緒だよ」
憂「うん、うん、もぉお姉ちゃんったら//」
憂「うん、え?梓ちゃんに?う、うんいいけど・・・」
梓「唯先輩?」
憂「うん、梓ちゃんに代わってほしいって!はい!」
237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:40:09.34 ID:xjkMYXDR0 [22/25]
梓「もしもし唯先輩?・・・はい、はい」
梓「いえ、もういいですよ、何回も謝ってくれたじゃないですか」
梓「え?はい!!それは・・・は、はぃ・・・しあわせに・・・ごにょごにょ//」チラ
憂「?」
梓「・・・」ブンブン
梓「わかりました、では失礼します、また明日学校で!」ピ
239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 02:40:52.23 ID:xjkMYXDR0 [23/25]
憂「お姉ちゃん何て?」
梓「んー?何でもないよ、言うの恥ずかしいし・・・」ボソ
憂「えー教えてよぉ、梓ちゃん♪」
ダキッ
梓「あっちょ、胸、胸あたってるよ//」
憂「ぁぅ//梓ちゃんのえっちぃ//」
梓「えっちなのはう、憂じゃん!//」
憂「あ梓ちゃんが私をえっちな子にしちゃったんだもん・・・//」
240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 02:42:11.01 ID:xjkMYXDR0 [24/25]
梓「な、何言ってるのぉ//」
憂「うぅ//梓ちゃんのばかぁ」
梓「な、なにそれー!!」
憂「きゃー!」
梓「まてぇ~!!」
~おわれ~
242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 03:05:36.36 ID:xjkMYXDR0 [25/25]
さるってた
今まで保守してくれた方ありがとうございました
誰かを好きになるって事は誰かを傷つける事になるっていうSS書いてみたかった
書き出した頃のエンディングの予定は梓ヤンデレ化して憂刺す予定だったけど。
しししし→死死死死ってかけてた
<<フレンダ「結局、ヤり捨てられたってわけよ……」 | ホーム | 唯「カンチョーするよ!」>>
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