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みさかせんせい②
476 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:21:14.51 ID:KLB2ItY0 [1/7]
前スレでみさかせんせい書いたものです
続き書きました5,6レスもらいます
上琴未来設定 美琴が常盤台の教師です
前スレでみさかせんせい書いたものです
続き書きました5,6レスもらいます
上琴未来設定 美琴が常盤台の教師です
477 名前:みさかせんせい②1/5[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:21:50.18 ID:KLB2ItY0 [2/7]
少女が腕を動かすたびに弓と弦が擦れ合う
そうして震わされた空気がメロディとなり
美琴の耳に届く
美琴「……良い演奏ね」
生徒A「先生……。ありがとうございます!」
照明の下で演奏していた少女が顔を綻ばせる
同時に他の少女も彼女に駆け寄ってくる
生徒B「お疲れ様!」
生徒C「すごく良かったよ!」
生徒D[今度の演奏会もバッチリだね!]
姦しくはしゃぐ少女たちを見ていると
自分もすこし幼くなったような気分がしてくる
そんな感情を誤魔化すために、窓の外に目を向ける
もう、真っ暗だ
美琴「さて、今日はここまでにしましょう。もう遅いしさっさと帰りましょう」
生徒たち「「「はい!」」」
美琴「じゃ、早く帰り支度しなさい」
478 名前:みさかせんせい②2/5[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:22:36.89 ID:KLB2ItY0 [3/7]
生徒たちがそれぞれの楽器を片付け始めた
その時
上条「美琴―。迎えに来たぞー」
ガララッと扉を開けて
見慣れたツンツン頭が入ってくる
美琴「あ、アンタ!! 何しに来たのよ!!」
上条「いや、お前が今日は部活で遅くなるって言ってじゃねえか」
美琴「あ、うん。そうだけど」
確かに、顧問をしている管弦楽部の演奏会が近いので
遅くなると夫の当麻には今朝伝えておいた
美琴「でもそれが?」
上条「夜歩きは危険だろ、車回してきた」
美琴「べ、別にいいわよ。みんな同じ寮だし、私が送ってくもん」
レベル5の超電磁砲の名はいまだに轟いていて
美琴がついてれば夜遅くても
生徒たちに危険が及ぶ事はない
479 名前:みさかせんせい②3/5[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:23:15.12 ID:KLB2ItY0 [4/7]
上条「でも心配くらいさせてくれよ」
美琴「な、な、何言ってんの!」
突然何を言うのか
生徒が見ている前で
……生徒?
生徒C「先生、この人旦那さんですよね。前お弁当を届けに来てた」
受け持ちクラスの生徒が口をはさむ
そうだった
前にこのバカが教室にやってきた事がある
そのせいで、旧姓で通してきたのに
とうとう「上条先生」と呼ばれる羽目になった
美琴「そ、そうね。み、みんな支度できたかしら」
生徒B「はい。みんなオッケーです」
美琴「じゃ、じゃあウチのばかが、車回してくれたんでそれ寮まで送るわね」
上条「お前、生徒さんのまえでバカは無いだろ。バカは。全く、良い大人なんだからちゃんとしろ」
美琴「唐突に教室に乱入したヤツに言われたくないわよ……はっ」
帰り仕度を整えた生徒たちが興味津々といった目で
美琴たちを見ている
やばい、またこのパターンだ
480 名前:みさかせんせい②4/5[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:23:53.80 ID:KLB2ItY0 [5/7]
美琴「……ちょっとアンタ」
腕を掴んで夫を引き寄せ、耳元で小さく囁く
上条「なんだよ」
美琴「あの子たちに余計な事言うんじゃないわよ」
上条「余計な事?」
美琴「私の家での様子とかそーゆーの」
上条「わかったよ。任せろ」
美琴「本当にわかったの?」
上条「上条さんを信じろ」
自信満々な様子で宣言する
本当に大丈夫か
いや、信じてみよう
481 名前:みさかせんせい②5/5[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:24:26.62 ID:KLB2ItY0 [6/7]
上条「みなさん!」
夫が唐突に生徒たちに向き直りながら叫ぶ
上条「美琴先生は厳しい先生かもしれせん。でもみんなくらいの年頃は俺に『スル―すんな』と言って電撃するような……。あれ? やっぱりきびしくね?」
美琴「ばかぁぁぁぁぁ!!!!」
続いて、寮までの車内でもいろいろ暴露されてしまった
もう常盤台の生徒の誰も御坂美琴を恐れない……
みんな、友達扱いだ
結構悔しい。アイツがきっかけというのも含めて
嫌では無いのだけど……
了
482 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:25:34.52 ID:KLB2ItY0 [7/7]
以上です
この上条さんは優しさで動いてます
お目汚し失礼しました
少女が腕を動かすたびに弓と弦が擦れ合う
そうして震わされた空気がメロディとなり
美琴の耳に届く
美琴「……良い演奏ね」
生徒A「先生……。ありがとうございます!」
照明の下で演奏していた少女が顔を綻ばせる
同時に他の少女も彼女に駆け寄ってくる
生徒B「お疲れ様!」
生徒C「すごく良かったよ!」
生徒D[今度の演奏会もバッチリだね!]
姦しくはしゃぐ少女たちを見ていると
自分もすこし幼くなったような気分がしてくる
そんな感情を誤魔化すために、窓の外に目を向ける
もう、真っ暗だ
美琴「さて、今日はここまでにしましょう。もう遅いしさっさと帰りましょう」
生徒たち「「「はい!」」」
美琴「じゃ、早く帰り支度しなさい」
478 名前:みさかせんせい②2/5[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:22:36.89 ID:KLB2ItY0 [3/7]
生徒たちがそれぞれの楽器を片付け始めた
その時
上条「美琴―。迎えに来たぞー」
ガララッと扉を開けて
見慣れたツンツン頭が入ってくる
美琴「あ、アンタ!! 何しに来たのよ!!」
上条「いや、お前が今日は部活で遅くなるって言ってじゃねえか」
美琴「あ、うん。そうだけど」
確かに、顧問をしている管弦楽部の演奏会が近いので
遅くなると夫の当麻には今朝伝えておいた
美琴「でもそれが?」
上条「夜歩きは危険だろ、車回してきた」
美琴「べ、別にいいわよ。みんな同じ寮だし、私が送ってくもん」
レベル5の超電磁砲の名はいまだに轟いていて
美琴がついてれば夜遅くても
生徒たちに危険が及ぶ事はない
479 名前:みさかせんせい②3/5[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:23:15.12 ID:KLB2ItY0 [4/7]
上条「でも心配くらいさせてくれよ」
美琴「な、な、何言ってんの!」
突然何を言うのか
生徒が見ている前で
……生徒?
生徒C「先生、この人旦那さんですよね。前お弁当を届けに来てた」
受け持ちクラスの生徒が口をはさむ
そうだった
前にこのバカが教室にやってきた事がある
そのせいで、旧姓で通してきたのに
とうとう「上条先生」と呼ばれる羽目になった
美琴「そ、そうね。み、みんな支度できたかしら」
生徒B「はい。みんなオッケーです」
美琴「じゃ、じゃあウチのばかが、車回してくれたんでそれ寮まで送るわね」
上条「お前、生徒さんのまえでバカは無いだろ。バカは。全く、良い大人なんだからちゃんとしろ」
美琴「唐突に教室に乱入したヤツに言われたくないわよ……はっ」
帰り仕度を整えた生徒たちが興味津々といった目で
美琴たちを見ている
やばい、またこのパターンだ
480 名前:みさかせんせい②4/5[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:23:53.80 ID:KLB2ItY0 [5/7]
美琴「……ちょっとアンタ」
腕を掴んで夫を引き寄せ、耳元で小さく囁く
上条「なんだよ」
美琴「あの子たちに余計な事言うんじゃないわよ」
上条「余計な事?」
美琴「私の家での様子とかそーゆーの」
上条「わかったよ。任せろ」
美琴「本当にわかったの?」
上条「上条さんを信じろ」
自信満々な様子で宣言する
本当に大丈夫か
いや、信じてみよう
481 名前:みさかせんせい②5/5[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:24:26.62 ID:KLB2ItY0 [6/7]
上条「みなさん!」
夫が唐突に生徒たちに向き直りながら叫ぶ
上条「美琴先生は厳しい先生かもしれせん。でもみんなくらいの年頃は俺に『スル―すんな』と言って電撃するような……。あれ? やっぱりきびしくね?」
美琴「ばかぁぁぁぁぁ!!!!」
続いて、寮までの車内でもいろいろ暴露されてしまった
もう常盤台の生徒の誰も御坂美琴を恐れない……
みんな、友達扱いだ
結構悔しい。アイツがきっかけというのも含めて
嫌では無いのだけど……
了
482 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/27(月) 15:25:34.52 ID:KLB2ItY0 [7/7]
以上です
この上条さんは優しさで動いてます
お目汚し失礼しました
Tag : とあるSS総合スレ
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