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佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」
73 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」1/10[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:08:15.33 ID:x4W1VISO [2/12]
初春の部屋
初春「と言う訳で『佐天さんがレベル1に上がりましたパーリー』を始めたいと思います!」
美琴「いえーい!」パチパチ
黒子「おめでとうですの!」パチパチ
佐天「いやぁ……照れるなぁ」
美琴「それでどんな能力なの?」
佐天「え……」
初春「ハイ、気になります!」
佐天「えっと口で説明し辛いので実際にやって見ますね」
美琴「ヨッ! 待ってました!」
佐天「よいしょ」カチャ
初春「佐天さんの持ってるあれって……」
黒子「マイクから音楽が流れるタイプのカラオケマシンですわね……」
初春の部屋
初春「と言う訳で『佐天さんがレベル1に上がりましたパーリー』を始めたいと思います!」
美琴「いえーい!」パチパチ
黒子「おめでとうですの!」パチパチ
佐天「いやぁ……照れるなぁ」
美琴「それでどんな能力なの?」
佐天「え……」
初春「ハイ、気になります!」
佐天「えっと口で説明し辛いので実際にやって見ますね」
美琴「ヨッ! 待ってました!」
佐天「よいしょ」カチャ
初春「佐天さんの持ってるあれって……」
黒子「マイクから音楽が流れるタイプのカラオケマシンですわね……」
74 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」2/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:09:30.24 ID:x4W1VISO [3/12]
佐天「では皆様、今から私が歌う曲にノッてはいけません」
三人『??? はーい』
佐天「さてと」カチッ
ultra soul (B'z)
佐天「どれだけがんばりゃいいー」
黒子「これは……」ボソッ
美琴「あのウルトラソウルって奴よね」ボソボソ
初春「でもノッちゃ駄目なんですよね」ボソボソ
佐天「結末ばかりに気を取られー」
初春「佐天さん、やっぱ歌上手いですね」
美琴「こんなソプラノボイスでB'zを違和感無く歌えるのは凄いわ」
黒子「ですの」
佐天「夢じゃないあれもこれもー!」
黒子「いよいよサビですの」
美琴「ノらないようにか……」
初春「というか佐天さんの能力は一体何なんでしょうか?」
佐天「そして、かーがやーく」
佐天「ウ ル ト ラ ソ ウ ル!!」
三人『ハイッ!!』
佐天「フッ」ニヤッ
三人『なっ! ナンダッテー!』
佐天「私の能力は『他人にカラオケの()表示のところを無理矢理歌わせる』という能力です」
初春「は、はい?」
75 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」3/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:11:00.74 ID:x4W1VISO [4/12]
佐天「もっとも、レベル1なんでウルトラソウルしか歌わせることは出来ないんですけどね」
美琴「他人の脳に働き掛ける能力だから一応凄いけど……」
初春「なんか微妙です……」
黒子「しかもウルトラソウルだけですの……」
佐天「まぁ見てて下さい! このままレベル2、3とドンドン上がっていきますよ」メラメラ
美琴「まぁ本人がやる気だし」
黒子「気に入ってるみたいですし」
初春「温い目で見守りましょうか」
佐天「佐天涙子ふぁいおー!」メラメラ
それから佐天涙子の特訓は始まった!
佐天「ときめきを 運ぶよ チューチュートレイン♪」
毎日のように歌を歌い!
教師「佐天はまたカラオケか?……全く補習を何だと思っているんだ」
ひたすらに高得点を目指し!
佐天「ポーニョポーニョポニョ魚の子!」
時には喉を潰し!
佐天「ぎーんのりゅーうのせにーのーってー」
レベルアップのために努力を重ねたのだ!
美琴(これでホントにレベルアップするのかしら?)
黒子(……ですの)
初春「佐天さん補習にちゃんと来て下さいよ」
76 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」4/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:12:31.40 ID:x4W1VISO [5/12]
佐天「やったよ初春! 私ついにレベル2だよ!」
初春「あ、佐天さんに抜かれちゃいました」
御坂「佐天さん最近頑張ってたしね」
黒子「それでレベル2になったらどんなことになりますの?」
佐天「邦楽で全部能力が発動出来るようになりました!」
美琴「一気に幅が広まったわね」
初春「残すは海外ですか」
佐天「そ、だから次のカラオケからは洋楽を中心に練習するんだ!」
白井「いつもカラオケボックスに行ってらっしゃるんですの?」
佐天「いやーそれが学校来いって怒られたり、カラオケ代はバカにならなかったりで……今は家でコイツを使って練習してます」ヒョイ
美琴「いつぞやのカラオケマシンね」
佐天「もう手放せなくて」
初春「何か道具を使って能力使用を補助するなんて、佐天さんカッコいいです!」
黒子「ふむ……あの座標移動を思いだしますの」
美琴「? 黒子、なんか言った?」
黒子「いえいえ、なんでもありませんの」
77 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」5/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:14:20.20 ID:x4W1VISO [6/12]
佐天「実はこの能力、思わぬ追加効果があったんです」
美琴「追加効果?」
佐天「ハイ、この能力は相手の無意識下に潜りこんで自然と口を動かして、それが自分だけの現実をウンタラカンタラ……」
白井「つまり……どういうことだってばよ……?ですの」
佐天「相手の能力の使用をちょっとだけ邪魔出来るんですよ」
初春「いつぞやのキャパシティーダウンみたいですね」
佐天「それよりも断然精度は低いんだけどね」
美琴「つまり佐天さんが歌ってるときにむやみに能力使っちゃいけないっことね」
初春「暴発したらいけませんもんね」
白井「初春くらいなら暴発しても平気じゃありませんこと?」
初春「……」ズーン
佐天「ま、まあまあ。人前で歌うことなんてめったにありませんし気を張らなくとも大丈夫ですよ」アセアセ
初春「こうなったら私も頑張って佐天さんに追い付きます! 言われっ放しじゃプライドが持ちません!」
美琴「その意気よ初春さん!」
佐天「じゃあ私家に帰って特訓して来ます!」バイバイ
三人『さいならー(ですの)』
78 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」6/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:15:38.31 ID:x4W1VISO [7/12]
第七学区
佐天「いやー、やっぱビートルズは良いねー。ミーハーだけど……ん?」
少年「や、やめて下さい!」
不良「うるせー! さっさと金を出しやがれ!」
少年「ヒィ!」
佐天「あわわ、大変だ、早く警備員に……」
不良「オラァッ!」ゴンッ
少年「ガハッ」ドンッ
佐天「や、やめなさいよ!」
不良「あぁん!?」ギロッ
佐天「警備員呼んだからアンタの悪事は終わりよ!」
不良「余計なことを!」
佐天「そこの君! 私がコイツの気を引くから早く逃げて!」
少年「へ!?」
不良「随分舐められたもんだな……この浜面仕上がたかだか女一人に時間を食うかよ!」ダッ
佐天「私の歌《ソウル》を……」カチッ
浜面「カラオケ?」
少年「……マイク?」
佐天「聴けぇー!!」ジャジャーン♪
GO!!! (FROW)
佐天「ウィアーファイティングドリーマーズ」
浜面「高みを目指してっ!」
佐天「フッ」ニヤッ
浜面「なっ! ナンダッテー!」
79 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」7/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:16:52.26 ID:x4W1VISO [8/12]
佐天「ファイティングドリーマーズ」
浜面「なりふり構わずっ!」
佐天「ファイティングドリーマーズ」
浜面「信じるがままにっ!」
二人「「Oli Oli Oh! just go my way!!」」
佐天「right here right now」
少年「BANG!」
浜面「ぶっ放せ like a 弾丸ライナー!」
佐天「right here right now」
少年「BURN!」
浜面「ぶった斬ってくぜ get of the fire!」
佐天「right here right now」
三人「BANG!」
浜面「険しい修羅の道の中 他人の 地図を広げてどこへ行く! 極彩色の カラスがそれを 奪いとって破り捨てた!」
佐天「さぁ 心の目 見開いてしかと 真実を見極めろ!」
浜面「YEAR!」
佐天「失うものなんて無いさ! いざ参ろう!」
佐天「ウィアーファイティングドリーマーズ」
浜面「高みを目指してっ!……」
80 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」8/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:17:56.83 ID:x4W1VISO [9/12]
数分後
浜面「ぶった斬ってくぜ get of the fire!」
二人「「イェヤー!!」」ジャーン
パチパチ パチパチ
佐天「あれ?」
ギャラリー「良い歌だったぞー!」ヒューヒュー
警備員「魂がビンビン伝わって来たじゃん!!」
浜面「い、いつの間に……?」
ギャラリー「アンコール、アンコール!」
少年「2人共凄く上手くて感動しました」キラキラ
ワイワイ ガヤガヤ ヒューヒュー ドヤドヤ
優男「すいません、良ければお名前を……」ズイッ
佐天「え! えっと。そういうのは無理ですぅっ!」シュダダ
優男「あ、逃げた!」
ギャラリー「待ってー」ダッダッダ
浜面「……」シーン
少年「……」シーン
浜面「俺さ……」
少年「はい?」
浜面「スキルアウトに入って調子乗ってたわ、殴ってすまん……」
少年「あー、もうどうでも良いです」
浜面「あの娘と歌ってわかったわ。俺は歌で学園都市の頂点になる!」
少年「頑張って下さい! あなたの上手さならきっと大丈夫です!」
81 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」9/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:18:44.23 ID:x4W1VISO [10/12]
浜面「俺は今モーレツに意欲がある! レベル0がなんだ! そんなもの無くとも俺には歌がある!」
少年(ヤダ……カッコいい///)
浜面「じゃあちょっと運命の女(ヒト)を追いかけて来るわ!」バイバイ
少年「ハイ! お気をつけて!」
学園都市の何処か
佐天「いやー、やっと全員撒いたよ……」ヤレヤレ
浜面「いや、そうでも無いんだなこれが」
佐天「うわぁ! さっきのスキルアウトA!」ビクッ
浜面「おいおい、俺には浜面仕上っていう名前があるんだよ……それにスキルアウトはもうやめたよ」
佐天「へっ?」
カクカクシカシガカシカクイムーヴ
佐天「な、なるほどつまりこれからはシンガーソングライター(自称)で生きて行くと……」
浜面「あぁ、君のおかげで目が覚めたからな」キリッ
佐天(このタイミングでドヤ顔しちゃう人って……)
浜面「何かあったらここに連絡してくれ。恩返しに来るから」ヒョイ
佐天「は……ハァ」
浜面「よーし、先ずはギター買いに行くぞ!」ダッダッダ
佐天「行っちゃった……」
82 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」10/10[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:19:40.35 ID:x4W1VISO [11/12]
この日佐天涙子は二人の小年を救った
佐天「いやーまさか既にレベル3まで上がってるなんて」
彼女の能力は伸び悩むことを知らず
初春「デュエットの別のパートも歌わせるようになったんですよね」
日々進化し続けるのであった
白井「もしかしたら私も追い付かれてしまうかも知れませんの」
佐天「そうだと良いです!」
美琴「ホントに……退屈しないわねこの街は……」
第一部的な物 完
次回予告
御坂妹「妹です。とミサカは即答します」
白井「学園都市230万人の頂点……」
初春「友達だからに決まってるじゃ無いですか!」
浜面「ハハッ! 負け犬上等ゥゥゥ!!」
美琴「アンタは私が倒す!」
上条「……戦いたく無いんだ」
佐天「私の歌を聴けぇぇぇ!!」
次回「とある科学の音楽女王」 #02 欠陥電気
84 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:21:05.19 ID:x4W1VISO [12/12]
以上です。
続きは考えてるんですが、キリの良いここで投下しました。
佐天「では皆様、今から私が歌う曲にノッてはいけません」
三人『??? はーい』
佐天「さてと」カチッ
ultra soul (B'z)
佐天「どれだけがんばりゃいいー」
黒子「これは……」ボソッ
美琴「あのウルトラソウルって奴よね」ボソボソ
初春「でもノッちゃ駄目なんですよね」ボソボソ
佐天「結末ばかりに気を取られー」
初春「佐天さん、やっぱ歌上手いですね」
美琴「こんなソプラノボイスでB'zを違和感無く歌えるのは凄いわ」
黒子「ですの」
佐天「夢じゃないあれもこれもー!」
黒子「いよいよサビですの」
美琴「ノらないようにか……」
初春「というか佐天さんの能力は一体何なんでしょうか?」
佐天「そして、かーがやーく」
佐天「ウ ル ト ラ ソ ウ ル!!」
三人『ハイッ!!』
佐天「フッ」ニヤッ
三人『なっ! ナンダッテー!』
佐天「私の能力は『他人にカラオケの()表示のところを無理矢理歌わせる』という能力です」
初春「は、はい?」
75 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」3/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:11:00.74 ID:x4W1VISO [4/12]
佐天「もっとも、レベル1なんでウルトラソウルしか歌わせることは出来ないんですけどね」
美琴「他人の脳に働き掛ける能力だから一応凄いけど……」
初春「なんか微妙です……」
黒子「しかもウルトラソウルだけですの……」
佐天「まぁ見てて下さい! このままレベル2、3とドンドン上がっていきますよ」メラメラ
美琴「まぁ本人がやる気だし」
黒子「気に入ってるみたいですし」
初春「温い目で見守りましょうか」
佐天「佐天涙子ふぁいおー!」メラメラ
それから佐天涙子の特訓は始まった!
佐天「ときめきを 運ぶよ チューチュートレイン♪」
毎日のように歌を歌い!
教師「佐天はまたカラオケか?……全く補習を何だと思っているんだ」
ひたすらに高得点を目指し!
佐天「ポーニョポーニョポニョ魚の子!」
時には喉を潰し!
佐天「ぎーんのりゅーうのせにーのーってー」
レベルアップのために努力を重ねたのだ!
美琴(これでホントにレベルアップするのかしら?)
黒子(……ですの)
初春「佐天さん補習にちゃんと来て下さいよ」
76 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」4/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:12:31.40 ID:x4W1VISO [5/12]
佐天「やったよ初春! 私ついにレベル2だよ!」
初春「あ、佐天さんに抜かれちゃいました」
御坂「佐天さん最近頑張ってたしね」
黒子「それでレベル2になったらどんなことになりますの?」
佐天「邦楽で全部能力が発動出来るようになりました!」
美琴「一気に幅が広まったわね」
初春「残すは海外ですか」
佐天「そ、だから次のカラオケからは洋楽を中心に練習するんだ!」
白井「いつもカラオケボックスに行ってらっしゃるんですの?」
佐天「いやーそれが学校来いって怒られたり、カラオケ代はバカにならなかったりで……今は家でコイツを使って練習してます」ヒョイ
美琴「いつぞやのカラオケマシンね」
佐天「もう手放せなくて」
初春「何か道具を使って能力使用を補助するなんて、佐天さんカッコいいです!」
黒子「ふむ……あの座標移動を思いだしますの」
美琴「? 黒子、なんか言った?」
黒子「いえいえ、なんでもありませんの」
77 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」5/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:14:20.20 ID:x4W1VISO [6/12]
佐天「実はこの能力、思わぬ追加効果があったんです」
美琴「追加効果?」
佐天「ハイ、この能力は相手の無意識下に潜りこんで自然と口を動かして、それが自分だけの現実をウンタラカンタラ……」
白井「つまり……どういうことだってばよ……?ですの」
佐天「相手の能力の使用をちょっとだけ邪魔出来るんですよ」
初春「いつぞやのキャパシティーダウンみたいですね」
佐天「それよりも断然精度は低いんだけどね」
美琴「つまり佐天さんが歌ってるときにむやみに能力使っちゃいけないっことね」
初春「暴発したらいけませんもんね」
白井「初春くらいなら暴発しても平気じゃありませんこと?」
初春「……」ズーン
佐天「ま、まあまあ。人前で歌うことなんてめったにありませんし気を張らなくとも大丈夫ですよ」アセアセ
初春「こうなったら私も頑張って佐天さんに追い付きます! 言われっ放しじゃプライドが持ちません!」
美琴「その意気よ初春さん!」
佐天「じゃあ私家に帰って特訓して来ます!」バイバイ
三人『さいならー(ですの)』
78 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」6/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:15:38.31 ID:x4W1VISO [7/12]
第七学区
佐天「いやー、やっぱビートルズは良いねー。ミーハーだけど……ん?」
少年「や、やめて下さい!」
不良「うるせー! さっさと金を出しやがれ!」
少年「ヒィ!」
佐天「あわわ、大変だ、早く警備員に……」
不良「オラァッ!」ゴンッ
少年「ガハッ」ドンッ
佐天「や、やめなさいよ!」
不良「あぁん!?」ギロッ
佐天「警備員呼んだからアンタの悪事は終わりよ!」
不良「余計なことを!」
佐天「そこの君! 私がコイツの気を引くから早く逃げて!」
少年「へ!?」
不良「随分舐められたもんだな……この浜面仕上がたかだか女一人に時間を食うかよ!」ダッ
佐天「私の歌《ソウル》を……」カチッ
浜面「カラオケ?」
少年「……マイク?」
佐天「聴けぇー!!」ジャジャーン♪
GO!!! (FROW)
佐天「ウィアーファイティングドリーマーズ」
浜面「高みを目指してっ!」
佐天「フッ」ニヤッ
浜面「なっ! ナンダッテー!」
79 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」7/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:16:52.26 ID:x4W1VISO [8/12]
佐天「ファイティングドリーマーズ」
浜面「なりふり構わずっ!」
佐天「ファイティングドリーマーズ」
浜面「信じるがままにっ!」
二人「「Oli Oli Oh! just go my way!!」」
佐天「right here right now」
少年「BANG!」
浜面「ぶっ放せ like a 弾丸ライナー!」
佐天「right here right now」
少年「BURN!」
浜面「ぶった斬ってくぜ get of the fire!」
佐天「right here right now」
三人「BANG!」
浜面「険しい修羅の道の中 他人の 地図を広げてどこへ行く! 極彩色の カラスがそれを 奪いとって破り捨てた!」
佐天「さぁ 心の目 見開いてしかと 真実を見極めろ!」
浜面「YEAR!」
佐天「失うものなんて無いさ! いざ参ろう!」
佐天「ウィアーファイティングドリーマーズ」
浜面「高みを目指してっ!……」
80 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」8/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:17:56.83 ID:x4W1VISO [9/12]
数分後
浜面「ぶった斬ってくぜ get of the fire!」
二人「「イェヤー!!」」ジャーン
パチパチ パチパチ
佐天「あれ?」
ギャラリー「良い歌だったぞー!」ヒューヒュー
警備員「魂がビンビン伝わって来たじゃん!!」
浜面「い、いつの間に……?」
ギャラリー「アンコール、アンコール!」
少年「2人共凄く上手くて感動しました」キラキラ
ワイワイ ガヤガヤ ヒューヒュー ドヤドヤ
優男「すいません、良ければお名前を……」ズイッ
佐天「え! えっと。そういうのは無理ですぅっ!」シュダダ
優男「あ、逃げた!」
ギャラリー「待ってー」ダッダッダ
浜面「……」シーン
少年「……」シーン
浜面「俺さ……」
少年「はい?」
浜面「スキルアウトに入って調子乗ってたわ、殴ってすまん……」
少年「あー、もうどうでも良いです」
浜面「あの娘と歌ってわかったわ。俺は歌で学園都市の頂点になる!」
少年「頑張って下さい! あなたの上手さならきっと大丈夫です!」
81 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」9/10[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:18:44.23 ID:x4W1VISO [10/12]
浜面「俺は今モーレツに意欲がある! レベル0がなんだ! そんなもの無くとも俺には歌がある!」
少年(ヤダ……カッコいい///)
浜面「じゃあちょっと運命の女(ヒト)を追いかけて来るわ!」バイバイ
少年「ハイ! お気をつけて!」
学園都市の何処か
佐天「いやー、やっと全員撒いたよ……」ヤレヤレ
浜面「いや、そうでも無いんだなこれが」
佐天「うわぁ! さっきのスキルアウトA!」ビクッ
浜面「おいおい、俺には浜面仕上っていう名前があるんだよ……それにスキルアウトはもうやめたよ」
佐天「へっ?」
カクカクシカシガカシカクイムーヴ
佐天「な、なるほどつまりこれからはシンガーソングライター(自称)で生きて行くと……」
浜面「あぁ、君のおかげで目が覚めたからな」キリッ
佐天(このタイミングでドヤ顔しちゃう人って……)
浜面「何かあったらここに連絡してくれ。恩返しに来るから」ヒョイ
佐天「は……ハァ」
浜面「よーし、先ずはギター買いに行くぞ!」ダッダッダ
佐天「行っちゃった……」
82 名前:佐天「ウルトラソウルすると、ハイっしちゃう能力かぁ……」10/10[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:19:40.35 ID:x4W1VISO [11/12]
この日佐天涙子は二人の小年を救った
佐天「いやーまさか既にレベル3まで上がってるなんて」
彼女の能力は伸び悩むことを知らず
初春「デュエットの別のパートも歌わせるようになったんですよね」
日々進化し続けるのであった
白井「もしかしたら私も追い付かれてしまうかも知れませんの」
佐天「そうだと良いです!」
美琴「ホントに……退屈しないわねこの街は……」
第一部的な物 完
次回予告
御坂妹「妹です。とミサカは即答します」
白井「学園都市230万人の頂点……」
初春「友達だからに決まってるじゃ無いですか!」
浜面「ハハッ! 負け犬上等ゥゥゥ!!」
美琴「アンタは私が倒す!」
上条「……戦いたく無いんだ」
佐天「私の歌を聴けぇぇぇ!!」
次回「とある科学の音楽女王」 #02 欠陥電気
84 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19:21:05.19 ID:x4W1VISO [12/12]
以上です。
続きは考えてるんですが、キリの良いここで投下しました。
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