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生徒「水平線に太陽が沈んだから泳いだ」
生徒「昨日海に行ったんですよ」
教師「ほう、なんでまた」
生徒「そこに海があるから」
教師「随分非打算的だね」
生徒「でも泳げなかったんです」
教師「ほう、なんでまた」
生徒「深夜11時だったんです」
教師「どうしてそんな時間に海があったんだろうね」
生徒「海のばか」
生徒「たこ焼きが食べたくなったから海へ行ったんですよ」
教師「たこ焼き屋にいけよ」
生徒「新鮮が良かったんです」
教師「で、とれたの?」
生徒「捕れるわけないじゃないですか」
教師「じゃあ、何で行ったの?」
生徒「たこ焼きが食べたかったんです」
教師「なるほど」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 18:40:47.82 ID:Nl+Sgt1y0 [3/48]
生徒「地球の自転の理由が知りたくて、海へ行ったんですよ」
教師「理科の教科書を読みなよ」
生徒「この目で確かめたかったんです」
教師「で、わかったの?」
生徒「地球は偉大でした」
教師「神秘的だね」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 18:41:13.16 ID:Nl+Sgt1y0 [4/48]
生徒「生命の起源を知りたくて、海へ行ったんですよ」
教師「わかる気はするけど、意味不明だね」
生徒「自分探しの一種です」
教師「で、どうなったの?」
生徒「自分の祖先のことなのに、なんにもわかりゃあしないんです」
教師「むなしいね」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 18:42:12.69 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「悲しくなったら海へ行くんですよ」
教師「初めてまともな理由だね」
生徒「海は友達ですよ」
教師「そんなに毎日行ってたらね」
生徒「先生も行きましょうよ」
教師「僕は迷ってないから」
生徒「羨ましいです」
教師「迷いのない生活なんて、君には十年早いよ」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 18:43:30.74 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「というわけで、また海へ行ったんですよ」
教師「もう海に住めよ」
生徒「最近は、たんぼから海を感じられるんです」
教師「たんぼの方が遠いじゃん」
生徒「僕は今日も海へ行くのでしょうか?」
教師「行くにジュース一本」
生徒「行かないにジュース一本賭けて、今日は行かないことにします」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 18:45:27.06 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「お父さんが海の方への転勤を考えてくれないでしょうか」
教師「どんな転勤だよ」
生徒「いっそもう、漁師になるとか。といやえいっ」
教師「何それ」
生徒「釣りのモーションですよもう」
教師「頼んでみたら?」
生徒「もう頼みました」
教師「結果は?」
生徒「考えておくって」
教師「殴られなかったことを十分感謝するんだよ」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 18:46:11.82 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「イカリングが食べたくなったから、魚屋にいったんですよ」
教師「海に行けよ」
生徒「頭沸いたんですか先生」
教師「で、食べたの?」
生徒「食べました」
教師「感想は?」
生徒「イカの味がしました」
教師「今日の君は随分まともなことを言うね」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 18:48:02.61 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「昨日深海に言ったんですよ」
教師「嘘つけ」
生徒「夢で」
教師「嘘つき呼ばわりしてごめん」
生徒「神秘的な生物が沢山いました」
教師「僕は不気味だと思うんだけどな」
生徒「なんというか、ユートピアでした」
教師「イメージはいつも現実の先にあるんだね」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 18:49:35.90 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「海は広いな大きいな」
教師「僕それリコーダーでふけるよ。ほら」
生徒「先生ほらみて、折り紙ヨット」
教師「たまに特技を見せればこれだ」
生徒「ギターとか弾けないんですか」
教師「弾けても海は弾かないと思う」
生徒「割と非国民だったんですね」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 18:54:27.52 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「昨日も海に行ってきました」
教師「そう」
生徒「しかも泳ぎました」
教師「進歩だね」
生徒「だから風邪を引きました」
教師「そんな理由での欠席は認めないから、ダッシュできなさい」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 18:55:06.18 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「しかし、僕、思う、海、神秘」
教師「どうしたどうした」
生徒「風邪の所為、今日一日、かたこと」
教師「まぁ席に付け」
生徒「教育委員会、訴訟、勝訴」
教師「はいはいわかったわかった」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 18:58:54.29 ID:Nl+Sgt1y0
教師「保健室に行って来たら?」
生徒「夜中に海で泳いで風邪ひいたなんて恥ずかしくて言えません」
教師「じゃあどうして僕には言うんだ」
生徒「どうしてでしょう。不思議でした」
教師「それで、今日も海には行くのかい?」
生徒「ジュースを賭けないのなら行こうと思います」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:02:14.68 ID:Nl+Sgt1y0
教師「まさか進路希望欄に海と書くとは」
生徒「予想外でしたか」
教師「てっきりライフセイバーズとかそんなんだと」
生徒「ここ文系クラスですよ」
教師「え? ライフセイバーズって理系なの?」
生徒「え? だって海じゃん。海、理科、よって理系ですよ」
教師「なるほど」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:04:06.62 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「この星は抗って膿み、そしてなにかを生み出して行くんですよ」
教師「海だけにってね」
生徒「というわけで昨日も海に行ってきました」
教師「それで濡れてるのか」
生徒「これは今朝の雨ですよ。昨日は泳いでません」
教師「そう。偉いね」
生徒「でも風邪は悪化しました」
教師「でも海は雨からできるから、雨を恨んじゃだめだよ」
生徒「そっか。ちょっぴり恨んじゃいました。反省反省」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:06:49.66 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「風呂と海は紙一重だと思います」
教師「風呂で泳げないよ」
生徒「家の風呂は大きいから大丈夫です」
教師「自慢かよ」
生徒「でも泳ぐと怒られてしまいます」
教師「意外とそういうのに厳しいんだね」
生徒「意外ってなんですか。家は至って普通ですよ」
教師「深夜海に行っている人が言っても説得力皆無だね」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:11:14.31 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「それでも僕は海へ行きました」
教師「風呂上りに行くなんて自殺行為だね」
生徒「しかも雨も降ってました」
教師「ほう、なんでまた」
生徒「傘はさしませんでした。雨は海で海は友達で雨も友達です」
教師「傘なんて邪魔になるもんね」
生徒「だから、水疱瘡になりました」
教師「うん。それ雨関係ない」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:14:08.23 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「出席停止になりました。なぜなら、水疱瘡にかかってしまったからです」
教師「それはそれは大変ですね。お大事に」
生徒「しかし僕は明日も海へ行くだろう」
教師「今日は行かないんだね」
生徒「母さんが、行かなかったらジュース買ってくれるって」
教師「案外安いんだね」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:14:49.17 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「かきを食べたら食中毒になりたかったです」
教師「願望かよ」
生徒「海の苦しみを味わいたいのです」
教師「真冬の海にダイブインでもしてみたら?」
生徒「風邪ひいたら慰謝料も貰えちゃいますね」
教師「ごめん。今のなし」
生徒「残念。録音してしまっていた」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:16:36.31 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「生麦生米海!」
教師「斬新な早口言葉だね」
生徒「というわけで、昨日も海に行ってきました」
教師「修学旅行中国に決まったんだけどさ、怖いよね。何かと」
生徒「苦しかったけど我慢して海を見ていました」
教師「そう」
生徒「いつか僕は海とお別れするんでしょうか」
教師「空気と同じくらい確率は低いけどね」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:19:24.21 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「海水と間違えて塩水を飲んでしまった」
教師「そもそも海水を飲むなと」
生徒「ペットボトルに海水汲んでるんだ」
教師「うわ、きったね」
生徒「大丈夫です。ふるいにかけてるから」
教師「大分意味ないね」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:23:36.04 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「今日から学校復帰らしいです」
教師「休んだのに皆勤賞もらえる不思議」
生徒「でもこの年になるとそんなの嬉しくない不思議」
教師「君は体を大事にした方がいいよ」
生徒「わかりました。じゃあ海に行くのを週七回に控えます」
教師「どこをどう控えた」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:25:41.18 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「サーフィン最強説」
教師「僕はやったことないなぁ」
生徒「僕もないです」
教師「知ったかか」
生徒「あれ、やったら凄そうじゃないですか。なんかこう、海と一心同体? みたいな」
教師「まぁ確かに、生きるかどうかは海次第だね」
生徒「練習するからちょっとボード役やってください」
教師「待て待て」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:27:29.08 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「ココア最強説」
教師「浮気者」
生徒「甘い物は、全てを凌駕します」
教師「海も砂糖水だったら良かったのにね」
生徒「ベタつくじゃん」
教師「別に泳がないからなぁ」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:30:06.72 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「水着を忘れてしまいました」
教師「水泳の授業ないからかまわないよ」
生徒「ヘタこいた」
教師「因みに今日の体育はバリボーらしいよ。さっき体育の先生が言ってた」
生徒「外人気取りめ」
教師「国と国とは海で繋がってるんだよ」
生徒「なるほど」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:36:22.25 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「明日も僕は海へ行くらしいです」
教師「もう日課だね」
生徒「日課なうちは可愛いですよ。そのうち時課になるんですよ」
教師「そして不登校になると」
生徒「先生も不登校になりますか」
教師「残念。僕は給料が欲しいんだ」
生徒「金の亡者だったんですね」
教師「何でもするさ。生き抜くためなら」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:44:11.90 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「昨日は死んで溺れかけました」
教師「まさか君が幽霊だったとは」
生徒「そんなわけないじゃないですか」
教師「ありえないなんてことはありえない」
生徒「で、救援隊に助けられました」
教師「朝のニュースはそれか」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 19:56:18.86 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「どうして海は広いんですか」
教師「海に聞きなよ」
生徒「鏡よ鏡よ鏡さん。どうして海は広いんですか」
教師「僕より鏡を信用するとは」
生徒「神様の気まぐれだそうです」
教師「しかしそれが生命を作り、世界を作ったんだね」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:01:15.80 ID:Nl+Sgt1y0
教師「ああ。どうしてそんなにお怒りになっているのですか」
生徒「ねるねるねるねの色が変わらなかったからです」
教師「珍しく普通のことで怒っているね」
生徒「昨日は海へいけませんでした」
教師「どうして」
生徒「自転車がパンクしてしまったのです」
教師「お気の毒に」
生徒「ついでに、サドルも消えてました」
教師「警察にいきなよ」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:04:05.53 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「だから今日は徒歩で通学したと友人に聞きました」
教師「友達いたんだね」
生徒「そういうのが深刻ないじめに繋がるらしいです」
教師「知り合いがマヨネーズにケチャップつけて食べてるんだけどどう思う?」
生徒「想像に難いです」
教師「だよねー」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:08:53.65 ID:Nl+Sgt1y0
教師「君はどうして女なのに僕っていうんだい?」
生徒「知ってました? 長年人と話していると、その人の口調になってしまうらしいです」
教師「あら、じゃああたしも口調を変えないといけないわね」
生徒「ぶっちゃけそういう喋り方はしたくないので、そのままでいいようなきもなきにしもあらずです」
教師「どっちだよ」
生徒「古語風にいうと、強い意味でのあるらしいです」
教師「なるほど。つまりこのままでいいと」
生徒「今度は先生が影響される番ですね。海に行きましょうよ」
教師「その手には乗るか」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:34:18.32 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「海と見るの発音が英語的に同じなのに作為的なものを感じたいです」
教師「努力は認めるよ」
生徒「海は見る事なんです」
教師「もうなんかわけがわからない」
生徒「先生も考えてくださいよ」
教師「国語教師の僕は英語は管轄外なんだなこれが」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:34:37.87 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「先生先生教科書に海の方の子なる話が」
教師「ああ。それやらないよ」
生徒「教育委員会に相談してきます」
教師「あーあ、校長の首とんだ」
生徒「どんな物語ですか」
教師「田んぼに海を感じる物語だよ」
生徒「なんだ。体験済みだ」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:34:56.56 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「海の底にはなにがあるんですか?」
教師「海の底には海の底の底があるらしいよ」
生徒「なるほど、そしてその底には底の底が」
教師「そしてその下には、ああ。面倒臭い」
生徒「いつか行ってみたいと思いませんか」
教師「ルルッルゥ~」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:35:12.69 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「というわけで、海の底がみれますようにとお願いしてきました」
教師「神様困らすな」
生徒「大丈夫です。おじいちゃんですから」
教師「ああ。おじいちゃんの冥福をお祈りします」
生徒「大丈夫です。おじいちゃん健在ですから」
教師「お前いますぐおじいちゃんに謝って来い」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:35:29.54 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「ねぇ、いつまでも春の次は夏なんでしょうか」
教師「なんだいやぶから棒に」
生徒「冬の次が夏なら、もっと泳げるのに」
教師「春も泳いでる奴が何を言う」
生徒「ああ。じゃあ秋の次が春なら解決なのか」
教師「雪にお願いしてみたら」
生徒「沖縄に引っ越します」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:35:46.12 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「昨日はみるだけにしようと思ったのに誰かに突き落とされました」
教師「事件性があるね」
生徒「実はお父さんでした」
教師「なにしてんだお前の親父」
生徒「ほんとなにしてるんでしょうね」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:37:33.51 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「君が海流苦手とは、意外だね」
教師「海流は海じゃないというのが持論です」
生徒「カイリューはポケモンだよね」
教師「何いってるんですか」
生徒「覚え難い時はリズムをつけるといいよ」
教師「なるほど。ピカチュウカイリュウヤドランピジョン」
生徒「そっちじゃないよ」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:37:53.95 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「どうして海に行くと和むんでしょうか?」
教師「生命の起源だからね」
生徒「なるほど、母体的効果があるのか」
教師「じゃあ差し詰め海水は肉じゃが?」
生徒「おふくろの味はしょっぱいんですね」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:52:31.81 ID:Nl+Sgt1y0 [47/48]
教師「今日はなんの日でしょう」
生徒「期末テスト初日です。ああ忙しい忙しい」
教師「現代文なら教えてもいいよ」
生徒「取りあえず予習で海の方の子は完璧にしたんですが」
教師「なにその無駄な努力」
生徒「現代文0点だぁ~」
教師「大丈夫、主題の主単語を海に変えちゃえばいいじゃないか」
生徒「なるほど。頭良い~。どれどれ、海は激怒したっと」
教師「なにそれ怖い」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:38:20.69 ID:Nl+Sgt1y0
教師「で、結局直前じゃあ間に合わなかったと」
生徒「ああ、またも不合理です」
教師「赤点だったら個別授業だよ」
生徒「それはそれでありですね」
教師「スパルタ指導用マニュアルを熟読しとくか」
生徒「それならさっき机の中漁ってる時に見かけたので隠しておきました」
教師「何してんだお前」
生徒「いつまでも優しい先生でいてくださいね」
教師「照れるなぁ」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:38:35.23 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「英語95点化学97点数学98点地理96点古典92点」
教師「ワンダフル」
生徒「現代文12点」
教師「おい」
生徒「地理で海流がでなくて」
教師「そこじゃないだろ」
生徒「個別指導が受けたかったんですよ」
教師「その手にはのらないぞもう」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:45:18.82 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「本当に沖縄へ行く事になってしまいました」
教師「またまたご冗談を」
生徒「お父さんが転勤してしまうらしいです」
教師「嘘だといってくれよ」
生徒「年中泳げる事を喜ぶべきか、米軍基地を哀しむべきか……」
教師「僕は? ねぇ、僕は?」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:46:31.71 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「先生、太陽がのぼって水平線に消えていってまた上るように全ての物事は終わり、変わり、そして進んで行くんですよ」
教師「君と別れても、新しい生活は勿論あるんだね」
生徒「海は全てを生み出してくれる物です。だから僕は、太陽が水平線に沈むとき、泳ぐんですよ。新しい何かを始めるために」
教師「そうか」
生徒「だから先生も、泳いでみるといいですよ」
教師「まさか僕が迷える羊となるとはね」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:47:05.59 ID:Nl+Sgt1y0
生徒「なんか、沖縄旅行の間違いだったみたいです」
教師「結局オチはつくのか」
生徒「というわけで明日から沖縄です」
教師「自慢かよ」
生徒「目から汗がでてますよ」
教師「人は嬉しいと目から汗がでるんだ」
生徒「そうですか。ではお土産は、さとうきびでいいですか?」
教師「いいんじゃないかな」
生徒「わかりました。それでは、ごきげんよう」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:48:55.29 ID:Nl+Sgt1y0 [46/48]
というわけで僕の投下はここまでだぜ……
読んで下さった方本当にありがとうございました
>>52は走れメロスネタだったのですがまぁ習ってないとわかりませんよね
こういうネタはすべきではない
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