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上条「上条さんの右手が!?」
未完です
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 01:28:28.12 ID:dPRV0bQ80 [2/31]
上条「上条さんの右手がロケットパンチに!?」
冥土帰し『違うよ』
冥土『手首から先が飛んでいくから、ロケットナックルだよ』
上条「どーでもいいんだよ!!そんなこだわり!!」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 01:28:28.12 ID:dPRV0bQ80 [2/31]
上条「上条さんの右手がロケットパンチに!?」
冥土帰し『違うよ』
冥土『手首から先が飛んでいくから、ロケットナックルだよ』
上条「どーでもいいんだよ!!そんなこだわり!!」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 01:30:08.54 ID:dPRV0bQ80 [3/31]
冥土『そんなこだわりとはなんだね?』ムッ
冥土『パンチとナックルじゃ、カレーとハヤシライスくらいの差が出来るんだよ?』
上条「どーでもいい差だな。オイ!?」
冥土『どーでも良いとはなんだい?カレーとハヤシライスに三つ指着いて謝ってもらうよ?』
上条「こっちに謝るという選択肢はないんかいっ!?」
8 名前:sage[] 投稿日:2010/12/13(月) 01:42:42.13 ID:dPRV0bQ80 [4/31]
上条「大体なんで断りもなく、そんなのに改造してるんだよ!?」
冥土『いや、それには深いわけがあってね…』
上条「な、なんです?」
冥土『ほら、こないだ君が右腕ちょん切れた状態で運ばれてきただろ?』
上条「は、はい」
冥土『その手術の前にちょうどロボットアニメを見ていてね…』
上条「ちょっと待て」
冥土『つい、ノリと勢いと思いつきで改造しちゃったんだよ』アッハッハ
上条「あっはっは、じゃねぇぇぇぇっ!!」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 01:58:00.53 ID:dPRV0bQ80
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 02:03:05.25 ID:dPRV0bQ80
上条「欝だ。死のう」
ざくっ。
上条「これで、右手がなくなった。出血多量で、このまま死のう」
上条「…生まれてくるんじゃなかった、くそ」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 02:11:38.85 ID:dPRV0bQ80
上条「思えば、ろくなことがない人生になったな」
上条「記憶がなくなるし、大飯食らいのせいで生活はきつい。魔術師に頼まれごとを受けても命の危機が増えるだけで生活は苦しくなるばかりだった。土御門もいろいろ問題を持ち込んでくる割に金を払ったことなんて一度もなかった」
上条「イギリス正教だか必要悪の教会だか知らないけど、インデックスの生活費くらいはこっちに入れてくれても良かったんじゃないか?」
上条「おかげで、毎日そ生活にも困る有様だってのに」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 02:15:41.93 ID:dPRV0bQ80
上条「…なんでインデックスの分くらい生活費を入れてくれなかったのかな?まぁ、よっぽど俺が目障りだったんだろう」
上条「そんなに嫌だったら無理やりにでもつれて帰ればよかったのに」
上条「そこまでして、嫌がらせをしたかったのかね、みんな」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 02:19:21.15 ID:dPRV0bQ80
上条「でも、考えたら一番迷惑をかけるのは親だよな」
上条「でも、俺にはその両親の思い出が全くない」
上条「悲しませてしまうのは理屈では分かるけど、いまいち実感ではピンとこないな」
15 名前:sage[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 02:25:24.01 ID:dPRV0bQ80
上条「でも、俺が死んだらとりあえずないてくれそうなのは両親くらいだろうな」
上条「クラスの奴らとか、どーせすぐ忘れるんだろうし、インデックスなんかもすぐにイギリスに帰って生活し始めるんだろうし、そしたら俺との生活のことなんてすぐに忘れるんだろうな」
上条「小萌先生なんかも、出来の悪い人間が一人へって負担がなくなったよろこぶんだろうしな」
上条「つくづく、何で生まれてきたんだろうなおれ」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:30:17.59 ID:dPRV0bQ80
上条「はぁ、早く死にたい。」
上条「あ、そろそろ、意識が遠くなってきた」
上条「このまま眠るように死ねたらいいな…」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:36:39.48 ID:dPRV0bQ80
インデックス「ただいまー、なんだよ。とーま」
インデックス「……」
インデックス「なに、このにおいって、!?」
上条「……」
インデックス「とーま!?しっかりするんだよ、とーま!!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:40:08.12 ID:dPRV0bQ80
インデックス「は、はやくなんとかするんだよ!?」
インデックス「で、でも、どうしたらいいか、わからないんさよ!?」
インデックス「そ、そうだ!とりあえず、もとはるに助けをもとめるんだよ!!」
ドンドン!!
インデックス「もとはるーっ!返事して欲しいんだよー!!お願いだからーっ!!」
ドンドン!!
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:44:08.04 ID:dPRV0bQ80
インデックス「お願いだよー!!返事して欲しいんだよー!!」
シーン
インデックス「もしかして、留守なのかな?だとしたら、小萌に助けてもらいたいんだよ。だけど、そんなことしていたらとーまが…」
ぐすっ
インデックス「お願いだよ、返事して欲しいんだよ…」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:48:00.76 ID:dPRV0bQ80
土御門「どーしたんだにゃ?」
インデックス「…ぅっぅっうっ」
土御門「どっ、どーしたんだにゃ?」
インデックス「うわあぁぁん!!このままじゃ、このままじゃ、とーまが死んじゃう!!」
土御門「とっ、とりあえず、救急車をよぶんだ!!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:50:49.74 ID:dPRV0bQ80
・・・・・・
上条「なんで生きてんだろ、俺…」
上条「ここ、病院の5階だったよなぁ…」
上条「…飛び降りたら死ねそうだ」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:52:43.56 ID:dPRV0bQ80
上条「…」
すっ
どさっ!!
「「!!?」」
「大変だ!誰か飛び降りたぞ!?」」
わーわー、きゃーきゃー!
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:55:10.27 ID:dPRV0bQ80
・・・・・・
上条「また死ねなかった」ハァ
上条「おかげで病室は一階に移されちまったし」
上条「不幸だ」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:58:13.31 ID:dPRV0bQ80
上条「…そうだ」
するっ
上条「ここは、オーソドックスに首をつろう」
がたがた
上条「これなら、確実に死ぬことが出来るな」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:01:06.40 ID:dPRV0bQ80
上条「よし」
ぐっぐっ
上条「これなら、万が一にも紐は緩まないし、足場も確保できたし、あとはここに首をかけて、と」
すっ
上条「それじゃ、」
がたっ!
ぐっ!
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:05:34.99 ID:dPRV0bQ80
吹寄「ほら、面倒だが、一応貴様の見舞いに来てやったぞ―っ、て」
上条「……」
吹寄「な、なにをやってるんだって、貴様」
上条「……」グッタリ
吹寄「だっ、誰か来てーっ!!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:08:00.56 ID:dPRV0bQ80
上条「…また死ねなかった」
上条「…せっかく途中まで上手くいってたのに」
上条「とことんまで不幸ですよ、上条さんは」ハァ
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:10:42.53 ID:dPRV0bQ80
上条「しかも、身動き取れないように体を拘束されたてしまった…」
上条「これじゃ、飛び降りどころか、首吊りも出来まんよ…」
上条「どうしたものかね…」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:12:30.71 ID:dPRV0bQ80
上条「そうだ、まだ口が動く」
上条「ここは、舌を噛み切って死ぬことにしよう」
上条「それじゅあ、早速」
ぐっ、ぐっ、
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:16:38.86 ID:dPRV0bQ80
神裂「上条当麻、お見舞いに来たのですが―」
上条「……」ツッー
神裂「!?あなた、なにしているのですっ!?」
ぐいっ!!
神裂「あなた、舌を噛み切ろうとして…。って、ナースコールを!!」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:19:10.72 ID:dPRV0bQ80
上条(…とうとう、さるぐつわまでされてしまった)
上条(これで俺は自分の意思ではしゃべることすら出来ない)
上条(これじゃ、いっそ、殺してくれたほうがマシですよ…)ハァ
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:21:57.71 ID:dPRV0bQ80
上条(…そうだ、逆に考えれば、これは死んだも同然のことなんだ)
上条(なら、この状態のままで何も考えずにいる)
上条(それで、上条さんは目的を達成したことになるんですよ!!)
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:30:41.29 ID:dPRV0bQ80
・・・・・・・
コツコツ
御坂「…邪魔するわよ」
上条「……」
御坂「まじで、生きた屍のふりしてんのね、アンタ」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:35:34.68 ID:dPRV0bQ80
御坂「そうやって、アンタは自殺するふりして人にかまってもらいたいだけなんじゃないの?」
上条「……」
御坂「…だんまりか」
御坂「まあ、いいわ。そんなゴミみたいな人間にこれ以上興味ないから」
上条「……」
御坂「せいぜい、そこで、みんなに優しくしてもらったら?まあ、私は二度と来ないけど」
御坂「じゃあね」
上条「……」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:38:47.18 ID:dPRV0bQ80
御坂」一応、そこの電子ベルト外しておいたわ」
上条「……」
御坂「ま、アンタみたいな人間の残りかすじゃ、私にたてつくことなんてかんがえようもー」
がらっ!
御坂「あっ!?」
ばっ!
どさっ!
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:42:47.33 ID:dPRV0bQ80 [31/31]
御坂「良かった、ここ一階だったんだ。でも―」
上条「うぐあああああああ!!」
ダッ!
御坂「待って!そこは―」
キキーッ!
御坂「あっ」
どんっ!
ここでスレ落ち
冥土『そんなこだわりとはなんだね?』ムッ
冥土『パンチとナックルじゃ、カレーとハヤシライスくらいの差が出来るんだよ?』
上条「どーでもいい差だな。オイ!?」
冥土『どーでも良いとはなんだい?カレーとハヤシライスに三つ指着いて謝ってもらうよ?』
上条「こっちに謝るという選択肢はないんかいっ!?」
8 名前:sage[] 投稿日:2010/12/13(月) 01:42:42.13 ID:dPRV0bQ80 [4/31]
上条「大体なんで断りもなく、そんなのに改造してるんだよ!?」
冥土『いや、それには深いわけがあってね…』
上条「な、なんです?」
冥土『ほら、こないだ君が右腕ちょん切れた状態で運ばれてきただろ?』
上条「は、はい」
冥土『その手術の前にちょうどロボットアニメを見ていてね…』
上条「ちょっと待て」
冥土『つい、ノリと勢いと思いつきで改造しちゃったんだよ』アッハッハ
上条「あっはっは、じゃねぇぇぇぇっ!!」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 01:58:00.53 ID:dPRV0bQ80
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 02:03:05.25 ID:dPRV0bQ80
上条「欝だ。死のう」
ざくっ。
上条「これで、右手がなくなった。出血多量で、このまま死のう」
上条「…生まれてくるんじゃなかった、くそ」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 02:11:38.85 ID:dPRV0bQ80
上条「思えば、ろくなことがない人生になったな」
上条「記憶がなくなるし、大飯食らいのせいで生活はきつい。魔術師に頼まれごとを受けても命の危機が増えるだけで生活は苦しくなるばかりだった。土御門もいろいろ問題を持ち込んでくる割に金を払ったことなんて一度もなかった」
上条「イギリス正教だか必要悪の教会だか知らないけど、インデックスの生活費くらいはこっちに入れてくれても良かったんじゃないか?」
上条「おかげで、毎日そ生活にも困る有様だってのに」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 02:15:41.93 ID:dPRV0bQ80
上条「…なんでインデックスの分くらい生活費を入れてくれなかったのかな?まぁ、よっぽど俺が目障りだったんだろう」
上条「そんなに嫌だったら無理やりにでもつれて帰ればよかったのに」
上条「そこまでして、嫌がらせをしたかったのかね、みんな」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 02:19:21.15 ID:dPRV0bQ80
上条「でも、考えたら一番迷惑をかけるのは親だよな」
上条「でも、俺にはその両親の思い出が全くない」
上条「悲しませてしまうのは理屈では分かるけど、いまいち実感ではピンとこないな」
15 名前:sage[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 02:25:24.01 ID:dPRV0bQ80
上条「でも、俺が死んだらとりあえずないてくれそうなのは両親くらいだろうな」
上条「クラスの奴らとか、どーせすぐ忘れるんだろうし、インデックスなんかもすぐにイギリスに帰って生活し始めるんだろうし、そしたら俺との生活のことなんてすぐに忘れるんだろうな」
上条「小萌先生なんかも、出来の悪い人間が一人へって負担がなくなったよろこぶんだろうしな」
上条「つくづく、何で生まれてきたんだろうなおれ」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:30:17.59 ID:dPRV0bQ80
上条「はぁ、早く死にたい。」
上条「あ、そろそろ、意識が遠くなってきた」
上条「このまま眠るように死ねたらいいな…」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:36:39.48 ID:dPRV0bQ80
インデックス「ただいまー、なんだよ。とーま」
インデックス「……」
インデックス「なに、このにおいって、!?」
上条「……」
インデックス「とーま!?しっかりするんだよ、とーま!!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:40:08.12 ID:dPRV0bQ80
インデックス「は、はやくなんとかするんだよ!?」
インデックス「で、でも、どうしたらいいか、わからないんさよ!?」
インデックス「そ、そうだ!とりあえず、もとはるに助けをもとめるんだよ!!」
ドンドン!!
インデックス「もとはるーっ!返事して欲しいんだよー!!お願いだからーっ!!」
ドンドン!!
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:44:08.04 ID:dPRV0bQ80
インデックス「お願いだよー!!返事して欲しいんだよー!!」
シーン
インデックス「もしかして、留守なのかな?だとしたら、小萌に助けてもらいたいんだよ。だけど、そんなことしていたらとーまが…」
ぐすっ
インデックス「お願いだよ、返事して欲しいんだよ…」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:48:00.76 ID:dPRV0bQ80
土御門「どーしたんだにゃ?」
インデックス「…ぅっぅっうっ」
土御門「どっ、どーしたんだにゃ?」
インデックス「うわあぁぁん!!このままじゃ、このままじゃ、とーまが死んじゃう!!」
土御門「とっ、とりあえず、救急車をよぶんだ!!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:50:49.74 ID:dPRV0bQ80
・・・・・・
上条「なんで生きてんだろ、俺…」
上条「ここ、病院の5階だったよなぁ…」
上条「…飛び降りたら死ねそうだ」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:52:43.56 ID:dPRV0bQ80
上条「…」
すっ
どさっ!!
「「!!?」」
「大変だ!誰か飛び降りたぞ!?」」
わーわー、きゃーきゃー!
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:55:10.27 ID:dPRV0bQ80
・・・・・・
上条「また死ねなかった」ハァ
上条「おかげで病室は一階に移されちまったし」
上条「不幸だ」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 02:58:13.31 ID:dPRV0bQ80
上条「…そうだ」
するっ
上条「ここは、オーソドックスに首をつろう」
がたがた
上条「これなら、確実に死ぬことが出来るな」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:01:06.40 ID:dPRV0bQ80
上条「よし」
ぐっぐっ
上条「これなら、万が一にも紐は緩まないし、足場も確保できたし、あとはここに首をかけて、と」
すっ
上条「それじゃ、」
がたっ!
ぐっ!
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:05:34.99 ID:dPRV0bQ80
吹寄「ほら、面倒だが、一応貴様の見舞いに来てやったぞ―っ、て」
上条「……」
吹寄「な、なにをやってるんだって、貴様」
上条「……」グッタリ
吹寄「だっ、誰か来てーっ!!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:08:00.56 ID:dPRV0bQ80
上条「…また死ねなかった」
上条「…せっかく途中まで上手くいってたのに」
上条「とことんまで不幸ですよ、上条さんは」ハァ
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:10:42.53 ID:dPRV0bQ80
上条「しかも、身動き取れないように体を拘束されたてしまった…」
上条「これじゃ、飛び降りどころか、首吊りも出来まんよ…」
上条「どうしたものかね…」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:12:30.71 ID:dPRV0bQ80
上条「そうだ、まだ口が動く」
上条「ここは、舌を噛み切って死ぬことにしよう」
上条「それじゅあ、早速」
ぐっ、ぐっ、
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:16:38.86 ID:dPRV0bQ80
神裂「上条当麻、お見舞いに来たのですが―」
上条「……」ツッー
神裂「!?あなた、なにしているのですっ!?」
ぐいっ!!
神裂「あなた、舌を噛み切ろうとして…。って、ナースコールを!!」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:19:10.72 ID:dPRV0bQ80
上条(…とうとう、さるぐつわまでされてしまった)
上条(これで俺は自分の意思ではしゃべることすら出来ない)
上条(これじゃ、いっそ、殺してくれたほうがマシですよ…)ハァ
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:21:57.71 ID:dPRV0bQ80
上条(…そうだ、逆に考えれば、これは死んだも同然のことなんだ)
上条(なら、この状態のままで何も考えずにいる)
上条(それで、上条さんは目的を達成したことになるんですよ!!)
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:30:41.29 ID:dPRV0bQ80
・・・・・・・
コツコツ
御坂「…邪魔するわよ」
上条「……」
御坂「まじで、生きた屍のふりしてんのね、アンタ」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:35:34.68 ID:dPRV0bQ80
御坂「そうやって、アンタは自殺するふりして人にかまってもらいたいだけなんじゃないの?」
上条「……」
御坂「…だんまりか」
御坂「まあ、いいわ。そんなゴミみたいな人間にこれ以上興味ないから」
上条「……」
御坂「せいぜい、そこで、みんなに優しくしてもらったら?まあ、私は二度と来ないけど」
御坂「じゃあね」
上条「……」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:38:47.18 ID:dPRV0bQ80
御坂」一応、そこの電子ベルト外しておいたわ」
上条「……」
御坂「ま、アンタみたいな人間の残りかすじゃ、私にたてつくことなんてかんがえようもー」
がらっ!
御坂「あっ!?」
ばっ!
どさっ!
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 03:42:47.33 ID:dPRV0bQ80 [31/31]
御坂「良かった、ここ一階だったんだ。でも―」
上条「うぐあああああああ!!」
ダッ!
御坂「待って!そこは―」
キキーッ!
御坂「あっ」
どんっ!
ここでスレ落ち
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