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うらやましい事

98 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 20:53:21.77 ID:lGc2C0E0 [5/13]
またおもいついたので6,7レスほどもらいます

上条さんキャラ崩壊注意 上琴気味

99 名前:うらやましい事その1[] 投稿日:2010/12/13(月) 20:54:21.09 ID:lGc2C0E0 [6/13]
上条「おう、御坂か」

美琴「ん、奇遇ね」

学校帰りに見慣れた顔に声をかけられる
怪しげな外国人がらみでなく会えると
何となく嬉しい

上条「奇遇ってほどでもないな。この辺でよく会うし」

美琴「あんたに呼び出される事も多いしね」

上条「そ、それは今、関係ないだろ」

慌てた顔がなんとなく可愛くみえて
ちょっと意地悪してしまう

美琴「そーねー。大覇星祭の前に、ローマシスター知らない人だらけって呼び出されたくらいだもんね」

上条「今、関係無い。……すまん、迷惑掛ける」

美琴「ま、別にいいけどね」

本当に申し訳なさそうな顔になる前に
軽く切り上げる
困らせたいわけじゃないのだ


100 名前:うらやましい事その2[] 投稿日:2010/12/13(月) 20:55:11.31 ID:lGc2C0E0 [7/13]
佐天「御坂さーん!」

初春「こんにちは」

美琴「佐天さんに、初春さん。こんにちは。今帰り?」

上条と話していると
友人二人が反対側から歩いてきた

初春「はい、ちょうど学校が終わったとこです」

佐天さん「そんなことより! そちらの人は!」

言いながら佐天が美琴に詰め寄ってくる
初春もまさに興味津々といった表情だ
肝心のばかは、二人が現れた瞬間に道路標識を
真剣な表情で見詰めている
それはたいしたものじゃない
お前が以前に殴った最強と、同じ名前なだけだ

美琴「ち、違うわよ! そういうんじゃないわよ!」

佐天「ほんとですかぁー。仲よさそうでしたし」

初春「じゃあ、どんな関係なんですか?」

美琴「なんていうか、腐れ縁?」

佐天「へぇー」

初春「そうなんですかぁー」

にやにやと笑う友人二人
そして、今度は看板を見上げているばか
お前の話をしているのだ

102 名前:うらやましい事その3[] 投稿日:2010/12/13(月) 20:55:57.00 ID:lGc2C0E0 [8/13]
上条「さっきのは友達か? 学校違うみたいだったけど」

美琴「まぁね。黒子が風紀委員やってる関係で知り合ったの」

佐天と初春が去った後、上条が口を開く
二人がいる間、一言も発さなかった

「お二人とも、こんにちわとミサカは挨拶します」

美琴「あら、こんにちは」

上条「……よし、おっす」

曲がり角で遭遇した妹に挨拶を返す
上条もちょっと遅れて帰す
何だ、今の間は

美琴「今、暇? せっかくだからお茶でもしない」

上条「しない?」

御坂妹「いえ、これから検査がありますのでとミサカは辞退します」

美琴「そっか、じゃあ仕方ないわね」

上条「仕方ない」

御坂妹「また誘ってください、それではとミサカはこの場を去ります」

美琴「うん、またね」

上条「また」



103 名前:うらやましい事その4[] 投稿日:2010/12/13(月) 20:57:13.43 ID:lGc2C0E0 [9/13]
美琴「ねえ、どうでもいいことかもしれないんだけどさ」

上条「なんだ? 言ってみろよ」

美琴「あの子が挨拶してからさ、アンタが返すまでちょっと間が無かった?」

上条「御坂妹か、知らない妹達か確認してただけだ」

美琴「どうやって?」

あの子たちを、見た目でだけで見分けるのは
オリジナルである美琴にだって難しい

上条「前にあったときにお前と間違えてさ、お詫びと見分けの為に」

美琴「為に?」

上条「近くの店でネックレス買ってやったんだ。安物の」

美琴「……ネックレス」

上条「残念ながらアイツともまだまだ、ちゃんと話せないからさ。ほとんど押し付けただけだけど」

美琴「だけど」

上条「つけてくれてて良かったよ」

そう言って上条が笑顔を見せる
それがなんとなくおもしろくなくて


104 名前:うらやましい事その5[] 投稿日:2010/12/13(月) 20:58:38.26 ID:lGc2C0E0 [10/13]
美琴「……ずるい」

上条「へ?」

美琴「私には何にもくれないくせにずるい」

上条「え、あ、うん」

美琴「何時も助けてあげてるのに、巫女さんと塾の外人の時なんか、ポルターガイスト事件の真っ最中だったのに、それでも行ったのに」

上条「あ、ああ。……感謝してる」

美琴「私には何にもなしなんだぁ」

ちょっと俯いて、上目づかいに見上げてみる

上条「……わかった! 今度お礼するから!」

美琴「……本当?」

上条「ああ。確かにお前には世話になってるしな。感謝してるよ」

美琴「……約束だからね」

上条「期待しとけ」

美琴「うん!」

本当はお礼なんてどうでもよくて
こうやってただ、じゃれっているのが楽しい
それだけだったりする

秘密だけど




105 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/13(月) 21:00:25.68 ID:lGc2C0E0 [11/13]
以上です

一レス短くなりました。このあと、前スレの映画の話に続きます。多分

お目汚し失礼しました

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