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次世代もの
343 名前:>>1[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:43:23.28 ID:K9yVzsc0 [2/10]
次世代モノの都合上、オリキャラなので、苦手なヒトは避けてください
上条さんの子でステイルに育てられた当麻・マグヌスくんと
一方さんの娘で、母方の伯母と同名の鈴科美琴ちゃんの話です
次世代モノの都合上、オリキャラなので、苦手なヒトは避けてください
上条さんの子でステイルに育てられた当麻・マグヌスくんと
一方さんの娘で、母方の伯母と同名の鈴科美琴ちゃんの話です
344 名前:次世代ものその一[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:44:32.71 ID:K9yVzsc0 [3/10]
当麻「ただいまー、って誰もいないかぁ」
「おかえりなんだよ」
聞き覚えのある声
反射的にキッチンへ駆け出す
当麻「げっ! な、なんでいるんだよ!」
「せっかく来た、かわいい妹に対してひどいんだよ」
当麻・マグヌスの言葉に対して
その異父妹、マルタ・マグヌスは不満そうに口をとがらす
冷蔵庫の中を物色しながら
当麻「はぁ? かわいい妹? かわいい妹はいきなり兄貴の家の冷蔵庫を漁ったりしねぇよ!」
マルタ「量が少なくて不満なんだよ。レベル4はいっぱいお金もらえるって聞いたから、もっといっぱい食べ物があるはずなんだよ」
当麻「世の中の人間が全部、お前やお袋みたいな大飯喰らいだと思うんじゃねぇ!」
マルタ「やれやれなんだよ。とりあえずお茶でも出すんだよ」
当麻「なんで見下されてるの!」
345 名前:次世代ものその2[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:45:03.66 ID:K9yVzsc0 [4/10]
その時、玄関のチャイムがなり、扉の開く音がする
美琴「ちわっーす。マルタちゃんもう来てる?」
当麻が返事をするよりも早く
鈴科美琴が、スーパーのビニール袋を提げながら入ってくる
当麻「美琴? どうしたんだ」
マルタ「待ってたんだよ! みこねえ! 早く上がるんだよ!」
美琴「お邪魔しまーす。アンタ、マルタちゃん着いてるんなら連絡よこしなさいよ」
当麻「は?」
美琴「びっくりしちゃった、昨日聞いたんだもん。今日マルタちゃんが来るって、アンタ前もって知らせなさいよね」
当麻「全く聞いてなかったんですけど! ボクぅ!」
マルタ「わぁ! おいしそうなんだよ! さっすが、みこねえなんだよ!」
346 名前:次世代ものその3[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:46:29.88 ID:K9yVzsc0 [5/10]
美琴が持ってきたビニール袋を覗き込みながら
マルタが、嬉しそうな声をあげる
美琴「まぁ、付き合いは長いからね。好きなものくらい把握してるわよ」
マルタ「さっそく食べるんだよ! お茶はやくするんだよ」
当麻「お前は兄を何だと思ってるんだ。……美琴も飲むか?」
美琴「うん。おねがいするわ」
マルタ「じゃ、居間で待ってるんだよ、行こ、みこねえ!」
美琴「はいはい」
マルタに手をひかれて、美琴も居間へと移動する
一人になった当麻は軽くため息をついてから
お茶の準備を始める
347 名前:次世代ものその3[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:47:51.40 ID:K9yVzsc0 [6/10]
美琴「今日は一人で来たの? イギリスから」
流石にそれは無いと思いながらもマルタに問いかける
居間で当麻を待ちながら
マルタ「白いおじさんとなんだよ」
美琴「うちのパパと!?」
マルタ「そうなんだよ『久しぶりの日本の空気なンだぜ』とか言ってたんだよ。仕事らしいんだよ」
美琴「なんで娘に連絡しないのよ、あのモヤシは……」
マルタ「サプライズらしいんだよ。あと、おばさんもよろしくって言ってたんだよ」
美琴「マルタちゃんはやっぱり、アイツの様子を見に?」
マルタ「うん。元気そうで安心したんだよ」
美琴「そうね、相変わらず変に気を使うけど」
マルタ「パパと血がつながってない事なんて、気にしてほしくないんだよ」
348 名前:次世代ものその5[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:48:33.11 ID:K9yVzsc0 [7/10]
マルタが当麻にわがままばかり言うのは
家族だから遠慮する必要はないと言うメッセージだと
美琴は知っている
もちろん、アイツも気づいているとは思うのだが
マルタ「でも、ちゃんとパパにメールしてるから、そんなに心配はしてないんだよ」
美琴「そう。まあ、この街ではアイツの事は私にまかせなさい」
マルタ「お願いするんだよ」
美琴「うん、悩んでたら背中はたいてやるんだから!」
マルタ「思いっきりやって欲しいんだよ」
349 名前:次世代ものその6[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:48:59.96 ID:K9yVzsc0 [8/10]
「茶、入れてきたぞ」
当麻が居間に入ってくる
手には盆に載せたお茶
マルタ「ごくろうなんだよ」
美琴「ありがと」
当麻「何話してたんだ?」
美琴「べっつにー」
マルタ「おにいが情けないって話なんだよ」
当麻「ひど! お茶入れてきたのに!」
美琴「お礼は言ったじゃない」
マルタ「はやくするんだよ!」
彼が辛いことや
悲しい事で
変わってしまわないように
傍にいよう
この子ために、そして
なにより自分の為に
了
350 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:51:34.74 ID:K9yVzsc0 [9/10]
以上です
妹の名前はステイルの好みから取りました
小さな少女を一方さんが連れてると疑われそうですが大丈夫です
奥さんがしっかりしてますから
番外個体か打ち止めのどっちか設定してませんが
当麻「ただいまー、って誰もいないかぁ」
「おかえりなんだよ」
聞き覚えのある声
反射的にキッチンへ駆け出す
当麻「げっ! な、なんでいるんだよ!」
「せっかく来た、かわいい妹に対してひどいんだよ」
当麻・マグヌスの言葉に対して
その異父妹、マルタ・マグヌスは不満そうに口をとがらす
冷蔵庫の中を物色しながら
当麻「はぁ? かわいい妹? かわいい妹はいきなり兄貴の家の冷蔵庫を漁ったりしねぇよ!」
マルタ「量が少なくて不満なんだよ。レベル4はいっぱいお金もらえるって聞いたから、もっといっぱい食べ物があるはずなんだよ」
当麻「世の中の人間が全部、お前やお袋みたいな大飯喰らいだと思うんじゃねぇ!」
マルタ「やれやれなんだよ。とりあえずお茶でも出すんだよ」
当麻「なんで見下されてるの!」
345 名前:次世代ものその2[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:45:03.66 ID:K9yVzsc0 [4/10]
その時、玄関のチャイムがなり、扉の開く音がする
美琴「ちわっーす。マルタちゃんもう来てる?」
当麻が返事をするよりも早く
鈴科美琴が、スーパーのビニール袋を提げながら入ってくる
当麻「美琴? どうしたんだ」
マルタ「待ってたんだよ! みこねえ! 早く上がるんだよ!」
美琴「お邪魔しまーす。アンタ、マルタちゃん着いてるんなら連絡よこしなさいよ」
当麻「は?」
美琴「びっくりしちゃった、昨日聞いたんだもん。今日マルタちゃんが来るって、アンタ前もって知らせなさいよね」
当麻「全く聞いてなかったんですけど! ボクぅ!」
マルタ「わぁ! おいしそうなんだよ! さっすが、みこねえなんだよ!」
346 名前:次世代ものその3[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:46:29.88 ID:K9yVzsc0 [5/10]
美琴が持ってきたビニール袋を覗き込みながら
マルタが、嬉しそうな声をあげる
美琴「まぁ、付き合いは長いからね。好きなものくらい把握してるわよ」
マルタ「さっそく食べるんだよ! お茶はやくするんだよ」
当麻「お前は兄を何だと思ってるんだ。……美琴も飲むか?」
美琴「うん。おねがいするわ」
マルタ「じゃ、居間で待ってるんだよ、行こ、みこねえ!」
美琴「はいはい」
マルタに手をひかれて、美琴も居間へと移動する
一人になった当麻は軽くため息をついてから
お茶の準備を始める
347 名前:次世代ものその3[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:47:51.40 ID:K9yVzsc0 [6/10]
美琴「今日は一人で来たの? イギリスから」
流石にそれは無いと思いながらもマルタに問いかける
居間で当麻を待ちながら
マルタ「白いおじさんとなんだよ」
美琴「うちのパパと!?」
マルタ「そうなんだよ『久しぶりの日本の空気なンだぜ』とか言ってたんだよ。仕事らしいんだよ」
美琴「なんで娘に連絡しないのよ、あのモヤシは……」
マルタ「サプライズらしいんだよ。あと、おばさんもよろしくって言ってたんだよ」
美琴「マルタちゃんはやっぱり、アイツの様子を見に?」
マルタ「うん。元気そうで安心したんだよ」
美琴「そうね、相変わらず変に気を使うけど」
マルタ「パパと血がつながってない事なんて、気にしてほしくないんだよ」
348 名前:次世代ものその5[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:48:33.11 ID:K9yVzsc0 [7/10]
マルタが当麻にわがままばかり言うのは
家族だから遠慮する必要はないと言うメッセージだと
美琴は知っている
もちろん、アイツも気づいているとは思うのだが
マルタ「でも、ちゃんとパパにメールしてるから、そんなに心配はしてないんだよ」
美琴「そう。まあ、この街ではアイツの事は私にまかせなさい」
マルタ「お願いするんだよ」
美琴「うん、悩んでたら背中はたいてやるんだから!」
マルタ「思いっきりやって欲しいんだよ」
349 名前:次世代ものその6[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:48:59.96 ID:K9yVzsc0 [8/10]
「茶、入れてきたぞ」
当麻が居間に入ってくる
手には盆に載せたお茶
マルタ「ごくろうなんだよ」
美琴「ありがと」
当麻「何話してたんだ?」
美琴「べっつにー」
マルタ「おにいが情けないって話なんだよ」
当麻「ひど! お茶入れてきたのに!」
美琴「お礼は言ったじゃない」
マルタ「はやくするんだよ!」
彼が辛いことや
悲しい事で
変わってしまわないように
傍にいよう
この子ために、そして
なにより自分の為に
了
350 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/07(火) 17:51:34.74 ID:K9yVzsc0 [9/10]
以上です
妹の名前はステイルの好みから取りました
小さな少女を一方さんが連れてると疑われそうですが大丈夫です
奥さんがしっかりしてますから
番外個体か打ち止めのどっちか設定してませんが
Tag : とあるSS総合スレ
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