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禁書「虫嫌い」
951 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 07:54:41.34 ID:qKvmBcDO [1/6]
最近の通行止めな流れに逆らって禁書殺し書いた。4レスもらう
最近の通行止めな流れに逆らって禁書殺し書いた。4レスもらう
952 名前:禁書「虫嫌い」[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 07:56:52.90 ID:qKvmBcDO [2/6]
上条「なぁインデックス」
禁書「ん? どうしたのとうま?」
上条「そろそろ放して欲しいんだけど」
禁書「やだ」
上条「やだって……これ以上裾を引っ張られたら伸びてしまうんですが」
禁書「やなもんはやだもん」
上条「はぁ……」
禁書「む、その溜め息はちょっと酷いかも」
上条「だってさぁ、ただのクモだろ? しかもお前が見たのは小さい緑色やつなんだろ?」
禁書「うん。でもそれがなんなの? クモがクモであることは変わりないよ?」
上条「それはそうだけどさぁ……」
禁書「分かった。とうまはクモに怯えてる私をとことんバカにしようとしてるんだね? そういうことでいいんだね?」
上条「違う違う。誰にでも苦手なものはあるし、それに対してどうしようも出来ないこともある。けどなぁ……」
禁書「けど、なに?」
上条「大飯食らいの10万3000冊の魔導書を記憶してるスーパー少女シスターさんがですよ? 嫌いな虫を見て怖くて服の裾を掴んで人の後ろに隠れるなんてそんな萌え~なことをするとは思えないんですよ」
禁書「それ絶対バカにしてるかも……」
上条「でも、そんなインデックスの姿に不覚にも萌えてしまった私、上条当麻は全力でクモ退治を決行します!」
禁書「け、結婚!? そんな、急に……でも」
上条「け、っ、こ、うな。勝手に間違ってなに赤くなってんだ?」
953 名前:禁書「虫嫌い」[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 07:59:07.88 ID:qKvmBcDO [3/6]
上条「それで、クモを見つけた場所ってのはどこだ?」
禁書「えっと、テレビ見てる時に上からツーっと降りてきたから多分その辺」
上条「オーケー。そんじゃサクっと――って引っ張られてたらなにも出来ないんだけど」
禁書「手が勝手に……ほ、ほんとだもん!! 決して離れるのが怖いとかじゃないもん!!」
上条「はいはい分かった分かった。あとでいくらでもくっついていいから今は離れてくれないか? それともインデックスもクモ退治手伝うか?」
禁書「やだ!」
上条「じゃあ離してくれるか?」
禁書「分かった……。必ず戻って来てね」
上条「はいはい。すぐに戻るからいい子にしてろよー」
禁書「うん……」
上条「さてと。クモさーんどこですかー? 今出てくると逃がしてあげますよー? 出てこないとスフィンクスと遊んでもらいますよー?」
スフィンクス「にゃぁん」
上条「どこですかー? ん? oh」
禁書「ど、どうしたのとうま?」
上条「聞きたいのかインデックス?」
禁書「い、一応」
上条「そうか。簡単に言うと、お家さんをせっせと作ってらっしゃるぞ」
禁書「お家……? 家……巣? ……ぃいやぁぁぁあああ!! とうまぁ!! とうまぁ!!」
954 名前:禁書「虫嫌い」[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 08:01:04.75 ID:qKvmBcDO [4/6]
上条「お、落ち着けインデックス!! 聞きたいって言ったのお前じゃねーか!? あーもう!」ギュウ
禁書「とうまぁとうまぁ……グス……」
上条「どうだ、落ち着いたか?」
禁書「……うん」
上条「つーかクモ苦手過ぎないか? もしかして前になにかあったのか? いや、言いたくなかったら言わなくいいよ」
禁書「……前にね、逃げ回ってる時に大きいゴミ箱の中に隠れたことがあるんだ。そしたら――」
上条「もういい。もうこれ以上喋るな。……聞いてくれインデックス。お前のその記憶は俺にはどうしようも出来ない。けどな、目の前の現実をどうにかするぐらいは俺にも出来る」
禁書「とうま……?」
上条「今からお前に見せてやるよ。この部屋にはまだまだ救いあるってことを!!」
上条「いでよ対小型虫最終兵器、掃除機ッ!!」
禁書「こ、これで勝てるの?」
上条「ああ。見てろよインデックス。今からあいつの家をぶち壊してくる」
禁書「うん、分かった。でもね、さよならは言わない。私の下に必ず戻ってくるって信じてるから」
上条「分かってる。またな!」
禁書「またね、とうま」
955 名前:禁書「虫嫌い」[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 08:03:08.42 ID:qKvmBcDO [5/6]
クモ「……」
上条「すまん。お前が悪い訳じゃないんだ。俺が悪いんだ。俺がインデックスを救うためにお前を吸うんだ。……すまん」
クモ「……そうか」
ブオオオオオオ!!
上条「……ふぅ。これで良かったんだ。これで……」
禁書「とうま、もう大丈夫?」
上条「ああ。もう大丈夫だぞ」
禁書「掃除機から出てきたりしない?」
上条「しないしない」
禁書「とうまー!!」ガバッ
上条「はは、大袈裟だなインデックス。おっともうこんな時間か。ご飯の支度するかな」
禁書「私も手伝うんだよ!」
上条「お、今日は偉いなインデックス」
禁書「ふふん!」
――――
土御門「……なんなんですたいこのストロベリってるお隣さんは!? 晩御飯食べに行くぞコラァ!!」
舞夏「兄貴、どうかしたのかー?」
土御門「えぇい舞夏ぁ! お前の嫌いな虫はなんだ!?」
舞夏「なんだー突然? んー、意外とセミとか苦手だぞー」
土御門「名前に夏が入ってるのに夏の虫が苦手なんて……舞夏をそんな義妹に育てた覚えはなぁい!!」
舞夏「知らんがな」
956 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 08:04:17.77 ID:qKvmBcDO [6/6]
おわり
隣でストロベリられると突撃したくなるよね
上条「なぁインデックス」
禁書「ん? どうしたのとうま?」
上条「そろそろ放して欲しいんだけど」
禁書「やだ」
上条「やだって……これ以上裾を引っ張られたら伸びてしまうんですが」
禁書「やなもんはやだもん」
上条「はぁ……」
禁書「む、その溜め息はちょっと酷いかも」
上条「だってさぁ、ただのクモだろ? しかもお前が見たのは小さい緑色やつなんだろ?」
禁書「うん。でもそれがなんなの? クモがクモであることは変わりないよ?」
上条「それはそうだけどさぁ……」
禁書「分かった。とうまはクモに怯えてる私をとことんバカにしようとしてるんだね? そういうことでいいんだね?」
上条「違う違う。誰にでも苦手なものはあるし、それに対してどうしようも出来ないこともある。けどなぁ……」
禁書「けど、なに?」
上条「大飯食らいの10万3000冊の魔導書を記憶してるスーパー少女シスターさんがですよ? 嫌いな虫を見て怖くて服の裾を掴んで人の後ろに隠れるなんてそんな萌え~なことをするとは思えないんですよ」
禁書「それ絶対バカにしてるかも……」
上条「でも、そんなインデックスの姿に不覚にも萌えてしまった私、上条当麻は全力でクモ退治を決行します!」
禁書「け、結婚!? そんな、急に……でも」
上条「け、っ、こ、うな。勝手に間違ってなに赤くなってんだ?」
953 名前:禁書「虫嫌い」[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 07:59:07.88 ID:qKvmBcDO [3/6]
上条「それで、クモを見つけた場所ってのはどこだ?」
禁書「えっと、テレビ見てる時に上からツーっと降りてきたから多分その辺」
上条「オーケー。そんじゃサクっと――って引っ張られてたらなにも出来ないんだけど」
禁書「手が勝手に……ほ、ほんとだもん!! 決して離れるのが怖いとかじゃないもん!!」
上条「はいはい分かった分かった。あとでいくらでもくっついていいから今は離れてくれないか? それともインデックスもクモ退治手伝うか?」
禁書「やだ!」
上条「じゃあ離してくれるか?」
禁書「分かった……。必ず戻って来てね」
上条「はいはい。すぐに戻るからいい子にしてろよー」
禁書「うん……」
上条「さてと。クモさーんどこですかー? 今出てくると逃がしてあげますよー? 出てこないとスフィンクスと遊んでもらいますよー?」
スフィンクス「にゃぁん」
上条「どこですかー? ん? oh」
禁書「ど、どうしたのとうま?」
上条「聞きたいのかインデックス?」
禁書「い、一応」
上条「そうか。簡単に言うと、お家さんをせっせと作ってらっしゃるぞ」
禁書「お家……? 家……巣? ……ぃいやぁぁぁあああ!! とうまぁ!! とうまぁ!!」
954 名前:禁書「虫嫌い」[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 08:01:04.75 ID:qKvmBcDO [4/6]
上条「お、落ち着けインデックス!! 聞きたいって言ったのお前じゃねーか!? あーもう!」ギュウ
禁書「とうまぁとうまぁ……グス……」
上条「どうだ、落ち着いたか?」
禁書「……うん」
上条「つーかクモ苦手過ぎないか? もしかして前になにかあったのか? いや、言いたくなかったら言わなくいいよ」
禁書「……前にね、逃げ回ってる時に大きいゴミ箱の中に隠れたことがあるんだ。そしたら――」
上条「もういい。もうこれ以上喋るな。……聞いてくれインデックス。お前のその記憶は俺にはどうしようも出来ない。けどな、目の前の現実をどうにかするぐらいは俺にも出来る」
禁書「とうま……?」
上条「今からお前に見せてやるよ。この部屋にはまだまだ救いあるってことを!!」
上条「いでよ対小型虫最終兵器、掃除機ッ!!」
禁書「こ、これで勝てるの?」
上条「ああ。見てろよインデックス。今からあいつの家をぶち壊してくる」
禁書「うん、分かった。でもね、さよならは言わない。私の下に必ず戻ってくるって信じてるから」
上条「分かってる。またな!」
禁書「またね、とうま」
955 名前:禁書「虫嫌い」[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 08:03:08.42 ID:qKvmBcDO [5/6]
クモ「……」
上条「すまん。お前が悪い訳じゃないんだ。俺が悪いんだ。俺がインデックスを救うためにお前を吸うんだ。……すまん」
クモ「……そうか」
ブオオオオオオ!!
上条「……ふぅ。これで良かったんだ。これで……」
禁書「とうま、もう大丈夫?」
上条「ああ。もう大丈夫だぞ」
禁書「掃除機から出てきたりしない?」
上条「しないしない」
禁書「とうまー!!」ガバッ
上条「はは、大袈裟だなインデックス。おっともうこんな時間か。ご飯の支度するかな」
禁書「私も手伝うんだよ!」
上条「お、今日は偉いなインデックス」
禁書「ふふん!」
――――
土御門「……なんなんですたいこのストロベリってるお隣さんは!? 晩御飯食べに行くぞコラァ!!」
舞夏「兄貴、どうかしたのかー?」
土御門「えぇい舞夏ぁ! お前の嫌いな虫はなんだ!?」
舞夏「なんだー突然? んー、意外とセミとか苦手だぞー」
土御門「名前に夏が入ってるのに夏の虫が苦手なんて……舞夏をそんな義妹に育てた覚えはなぁい!!」
舞夏「知らんがな」
956 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 08:04:17.77 ID:qKvmBcDO [6/6]
おわり
隣でストロベリられると突撃したくなるよね
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