スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
上条「俺が…留学!?」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:22:44.37 ID:AFmjv9jK0
上条「留学!?」
小萌「そうなんですよ上条ちゃん。
寂しいのはわかりますが頑張ってくださいね。」
上条「いや留学の話自体聞いてませんから!!
どこに行くことになってるんです?」
小萌「イギリス。ロンドンです。」
上条「不幸だあああああああああああああああ」
上条「留学!?」
小萌「そうなんですよ上条ちゃん。
寂しいのはわかりますが頑張ってくださいね。」
上条「いや留学の話自体聞いてませんから!!
どこに行くことになってるんです?」
小萌「イギリス。ロンドンです。」
上条「不幸だあああああああああああああああ」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:25:32.96 ID:AFmjv9jK0
小萌「それでですね、上条ちゃんに会いたいって人がいるのですよ。」
上条(イギリスってことはあれか?禁書関連だよな。
だとしたら神裂とかステイル………としか考えられない…)
応接室
小萌「お待たせしました。上条当麻くんです。」
「よろしく。上条君。」
上条(だれだこの白髪のおっさん)
上条「えっと…どちらさまでしょうか?」
「失礼。まだ自己紹介していなかったね。
私はアーセン・ベンゲル。イングランドサッカー1部リーグ、
プレミアリーグのアーセナルというチームで監督をやらせてもらっている。」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:27:48.41 ID:AFmjv9jK0
上条「はぁ…それでカントクさんが俺に何の用で?」
ベンゲル「単刀直入に言おう。君に我がチームのメンバーとなってもらいたい。」
上条「はあああああああああああああああああああ!?」
ベンゲル「驚くのも無理はない話だ。如何せん急すぎる。
しかし私は心底君に、いや。君の能力に惚れ込んでいるんだ。」
上条(俺サッカーなんか体育でしかやってないんだけどなぁ…)
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:28:52.60 ID:AFmjv9jK0
ベンゲル「君には一流になる素質がある。これは自信を持って言えることだ。
君はセスク・ファブレガスという選手を聞いたことがあるかい?」
上条「まぁ名前ぐらいなら…」
上条(土御門とウイイレやったときにちょこっとみたことあるくらいだけど…
あいつ俺がブラジル使ったらムキになってスペイン使ったんだよなぁ…)
ベンゲル「彼は今やプレミアでも有数のセンターハーフ。
スペイン代表にも呼ばれ、世界的にも有名な選手だ。
………セスクは私が育てた。」
上条「!?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:31:09.90 ID:AFmjv9jK0
ベンゲル「約束しよう。君を世界的な選手にしてやると。」
上条「んなこと言ったって上条さんは初心者ですよ?」
ベンゲル「失礼なようだが確かに足元の上手さやシュート制度はまだまだだ。
しかし私が見る限りフィジカル、スタミナ、反射神経、
馬力はプレミアでも稀にみるレベルだ。
君は10年に一度の逸材と言っても過言ではないだろう。
君なら数ヵ月の練習で世界のピッチに立てる。そう私は信じている。」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:33:50.55 ID:AFmjv9jK0
上条「そこまで言われたら…」
ベンゲル「乗り気になってくれたかな?
それならポジションの希望はあるか?」
上条「チームに貢献できるならどこでもいいっす。」
ベンゲル「………
なら。ゴールキーパーと中盤ならどちらが?」
上条「どちらでも。やれと言われた仕事ならなんでも。」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:36:12.63 ID:AFmjv9jK0
ベンゲル「わかった。
移籍金は8万ユーロだ。」
上条「はちまんゆーろ?」
小萌「日本円で…1000万円ですね。」
上条「幸せだああああああああああああああああああああああ」
ベンゲル「ではロンドンでまた会おう。
Arrivederci Vediamo di nuovo」
上条「小萌先生。今のどういう意味ですか?」
小萌「今のは…えーっと…
さよなら。また会おう。って意味です。イタリア語で。」
上条「イタリア関係ねぇだろ…」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:37:50.29 ID:AFmjv9jK0
そして数日後。
美琴「いってらっしゃい。」
上条「ああ。元気でな。」ナデナデ
美琴「!?
ふにゃあああ…」ドキドキ
上条「元気でやれよ。」
美琴「い、言われなくてもぉ…やる、わよぉ…」グスッ
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:39:55.60 ID:AFmjv9jK0
上条「なんで泣くんだよ…まさか嬉し泣き?
上条さんと離れるのがそんなに嬉しいんですか?」
美琴「んなわけ無いじゃない!!このばかぁ…」ヒック
上条「…
なにかあったらいつでも連絡していいからな。」
美琴「しないわよ!!ばか!!」
上条「そうかい…」
美琴「行かないでよ…」ボソッ
上条「何か言ったか?」
美琴「なんでもない!!
…いってらっしゃい。活躍しないと次会った時ぶっとばすからね!!」
上条「ああ。」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:42:15.26 ID:AFmjv9jK0
土御門「にゃー。いつにも増してお熱かったぜい。カミやん。」
上条「よせよwアイツとはなんでもない友達だぞ?」
青ピ「ホントに鈍感やなぁ…カミやんは。」
土御門「それにしても教室が寂しくなるぜい…」
青ピ「ほんとやなぁ…カミやん!!向こうでも頑張ってな!!」
土御門「中継でカミやんがシュートを決めるとこ見たいぜい!!
必ず…プレミアのピッチに立ってくれ。」
上条「青ピ…土御門………俺。頑張るよ!!」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:43:37.73 ID:AFmjv9jK0
一方「おい。」
上条「おまえか。」
一方「なんでスペインじゃねェンだ?」
上条「そんなこと聞かれても上条さんは知らんとしか答えられないです…」
一方「…」
上条「…」
一方「俺はレアルが好きなンだよォ!!」
上条「知るか!!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:45:10.91 ID:AFmjv9jK0
一方「まァ。死なねェ程度にやってこいや。」
上条「お前と戦うわけでもないし、死にはしねぇよ。」
一方「うるせェ三下が。
せいぜいプレミアの激しさの中でもがいてくるんだなァ!!」
上条「もがいてもがいてはいあがってやるよ!!」
一方「いいねェいいねェ!!
俺の期待、裏切ンじゃねェぞ。」
上条「任せとけ。」
こうして仲間に見送られ、上条当麻は禁書目録と共に旅立った。
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:48:07.42 ID:AFmjv9jK0
ちなみに。
南アフリカW杯が終わった後のオフシーズンって設定っす
ロンドン エミレーツスタジアム
ベンゲル「みんな!!集まってくれ!!」
ざわ…ざわ…
ベンゲル「みんなにも知らせたが、今日からうちの一員となる上条当麻君だ。
仲良くしてあげてくれ。さぁ自己紹介を。」
上条「上条当麻です。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします。」
ヒューヒュー
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:50:44.99 ID:AFmjv9jK0
セスク「はじめまして。俺はキャプテンやらせてもらってるセスク・ファブレガスだ。」
上条(この人が…セスク…)
セスク「セスクって呼んでくれ。」
上条「はい。よろしくおねがいします、セスクさん。」
セスク「おいおい…肩の力抜けよ。『セスク』でいいぜ。」
上条「はい!!よろしくセスク。」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:52:06.86 ID:AFmjv9jK0
ナスリ「サミル・ナスリだ。よろしく頼む。」
アルシャビン「アンドレイ・アルシャビンだ。よろしくな、上条君。」
エブエ「エマニュエル・エブエ!!27歳!!マヌって呼んでくれ!!」
ベントナー「マヌばっか目立たせるわけにはいかねぇぜ!!
オレの名前はニクラス・ベントナー!!楽しくやってこうぜ!!」
?「うぃーす!!」
ベンゲル「ん!?また遅刻か!!いい加減にしろペルシー!!」
ペルシー「いいじゃないすかwww別に減るもんじゃないしwww
最近ケガから復帰したんすよ?遅刻くらいイイっすよねぇ~?www」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:53:45.75 ID:AFmjv9jK0
上条(なんだこのチャラついたヤツ…)
ペルシー「おっ!?キミ噂の日本人?マジぱねぇっすwwww
話には聞いてるよ~wwwなんでも初心者なんだって?がんばってね~wwww」
上条「くっ!!」
セスク「にゃろう…ケガ復帰はもう3カ月も前だってのに調子こいてやがる…」
「気にしなくていいぞ、トウマ。アイツはああいう奴なんだ。
本当にDQNには困る…」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:55:17.21 ID:AFmjv9jK0
上条「え~っと…あなたは…」
ギャラス「俺はウィリアム・ギャラス。このチームの中ではかなりの年寄りだなw
ウィリーって呼んでくれ。」
上条「よろしく。」
セスク「さぁ。これから練習だ!!がんばってこうか!!」
上条「おう!!」
サニャ「ボスー!!ペルシーが階段から落ちて大ケガしやがった!!」
ベンゲル「なんだと!?すぐに病院に搬送しろ!!」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:56:45.70 ID:AFmjv9jK0
練習中
セスク「トウマはポジションはどこなんだ?」
上条「えっと、監督からはとりあえずキーパーとセンターハーフをやれって言われてる。
場合によってはほかのポジションもやらせるってさ。」
セスク「監督も容赦ないねぇ…そんなの普通無理だぜ。
キーパーならあそこにいるアルムニアに教わるといいぞ。」
アルムニア「ふぉあああああああああ」バシッ
ベントナー「チクショー!!決められねぇじゃねぇかあ!!」
アルムニア「おらっ!!出直してこい!!」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:59:24.83 ID:AFmjv9jK0
セスク「もう一人のキーパーがあそこにいるファビアンスキだ。」
エブエ「キーパー!!キャッチしてくれぇ!!」
ファビアンスキ「任せろ………あっ!?」コロコロ
クリシ「またトンネルかよ……」
セスク「トンネル………ははは………」
上条「いろんな意味で笑えねぇよ…」
セスク「まぁセンターハーフなら俺がポジショニングから何から何まで教えてやる。
覚悟してついてこいよ!!」
上条「おう!!」
こうして上条はすばらしい環境の下で才能を開花させていった。
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:02:53.18 ID:AFmjv9jK0
ペップ「ん?アーセナルが日本人を獲得…しかも16歳か…
これは一度手合わせ願いたいな…」
シャビ「監督。どうしたんだ?」
ペップ「ああ。独自のルートからの情報なんだが、
アーセナルが新しく日本人を獲得したらしくてな。」
アンリ「!?」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:04:54.41 ID:AFmjv9jK0
ペップ「幸い今はオフシーズン。練習試合を申し込んで様子見だ。
あと。まだアーセナルは選手獲得の会見を開いていない。この情報を
流すも流さないもお前次第だ。いいか?」
シャビ「わかった。」ゾクッ
シャビ(相変わらずの威圧感…ビビっちまうぜ…)
ベンゲル「みんな!!聞いてくれ!!」
ざわ…ざわ…
上条「なんだ?なにかあったのか?」
ベンゲル「オフシーズンマッチなんだが…バルセロナからオファーがあった…」
ざわ…ざわ…ざわ…
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:09:04.72 ID:AFmjv9jK0
セスク「バルセロナ…だと…
監督!!どうするんだ?受けるのか?受けないのか?」
ベンゲル「お前たちの意見を聞こうと思っている。どうだ?」
ベントナー「いいじゃねぇか…
この天才ベントナーの実力を思い知りたいらしいなバルサ…!!」
アルシャビン「客観的に見てそれはおかしい。
ベントナーはともかく俺は賛成だ。勝てば官軍。来季へのスタートダッシュになる。」
上条「負けたら…」
ナスリ「勝つことだけを考えようぜ、トウマ。」
上条「そうだな…俺も賛成だ!!」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:13:47.21 ID:AFmjv9jK0
ベンゲル「よろしい。ならば試合だ。
スタメンの件だがだいたいいつもと同じメンバーだ。だが…」
エブエ「だが…なんなんだ?」
ベンゲル「上条を試合に出す。」
一同「ッッッ!?」
ディアビ「だがカミジョーはまだ始めたばっかりだろ?
戦術もまだ理解できているか…?」
ベンゲル「一番経験を積めるのは練習ではない。試合だ。
ベンチかもしれないし、スタメンかもしれない。
体調は万全にしておけよ、上条。」
上条「はい!!」
こうして上条はデビューすることとなった。
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:18:52.47 ID:AFmjv9jK0
試合当日
上条「結局スタメン…しかもセンターハーフか…チビりそう…」
アルシャビン「ビッグゲーム、さらにはデビュー戦ともなるとそうんなもんさ。
トウマはすごいな。新人でいきなりスタメンなんてな。」
上条「たまたまだよ。たまたま。」
アルシャビン「そんなことはない。お前はすごいやつだよ。保障しよう。」
上条「シャヴァ…ありがとう。」
アルシャビン「さぁアップでも始めようじゃないか。」タタッ
上条「あれ?あそこにいる女の子は…?」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:23:11.58 ID:AFmjv9jK0
神裂「しつこいですね。」
「そんなことないって。ね?ちょっとご飯食べに行こうよ。」
神裂「それくらいなら…」
上条「おーい神裂ー!!」
神裂「上条当麻!?気づいていたのですか?」
上条「ああ。神裂だってすぐにわかったよ。」
「んだよ…彼氏持ちか…」
上条「あんた誰だ?」
「俺はズラタンだ。」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:27:58.59 ID:AFmjv9jK0
イブラ「俺を知らないの?あのイブラヒモビッチだよ?」
上条「生憎。海外のことは全く知らないんでね。」
イブラ「ああ。あんたがアーセナルの新入りか。
随分年上の彼女持ってんのね~」
神裂「私はじゅうはっさいだぁああああああああああああああああ!!」
イブラ「おっと。怖い怖いwそいじゃね。せいぜい楽しませてくれよ。」
上条(ちくしょう…完全にバカにされてる………ちくしょう!!)グッ
神裂「上条当麻…」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:32:55.37 ID:AFmjv9jK0
>>48
世界のみんながホンヤクコンニャク食べた後だって思ってくれると嬉しい
ベントナー「トウマ!!試合始まるぞ!!」
上条「おう…」
神裂「頑張って………頑張ってください!!」カァァ
上条「神裂…おっしゃ!!いっちょやってくる!!」
こうして試合が始まった
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:36:48.61 ID:AFmjv9jK0
セスク「イニエスタ…」
イニエスタ「どうしたんだ?セスク?」
セスク「スペインNo.1中盤の看板は今日限りおろしてもらう。」
シャビ「お前にゃ無理だ。セスク。」
セスク「俺じゃない。うちのトウマがやる。」
上条「俺日本人なんですけど…」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:41:49.21 ID:AFmjv9jK0
シャビ(俺たちはいつもの4-3-3。対してアーセナルは4-4-2か…
イニエスタ…どんどんプレスをかけろ。狙い目は『日本人』だ。)
イニエスタ(了解。)
セスク「トウマ!!お前が試合を作れ!!」バスッ
上条「よっしゃ!!」
シャビ「ここだ!!」ダダダダッ
上条「…」ヒョイヒョイ
シャビ「何!?」
数多くの激戦をくぐり抜けてきた上条にとって、
シャビのタックルを交わすことなど容易いことだった。
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:46:27.05 ID:AFmjv9jK0
イニエスタ(シャビが…抜かれた!?)
上条「エブエに出せるッ!!」ドヒュ
エブエ「ナイスパスだぁあああああ!!」ズバン
エブエに対して出た絶妙のパスは足元に吸い込まれていく。
エブエ「クロスを…上げる!!」
ベントナー「そして天才の芸術的ダイレクトボレー!!」ドガァァァァン
バルデス「フンヌ!!」
ベントナー「ちくしょう!!流石だぜ…ヴィクトル・バルデス」
ベントナーのシュートはバルデスに防がれたが、バルセロナに与えた衝撃は十分すぎるほどだった
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:54:26.08 ID:AFmjv9jK0
ピケ(強い…こいつらなら今の劣化したレアルくらい余裕なんじゃないか?)
シャビ「メッシ!!行け!!」
メッシ「おk」ズダダダダ
ギャラス「させん!!」
メッシ「くっ…イブラ!!」
ギャラスの熟練味のあるディフェンスにメッシはパスを出さざるを得なかった。
イブラ「貧弱貧弱ゥ!!」
フェルメーレン「うわあ」
セスク「まずい…クリシ!!カバーに回れ!!」
セスクの支持むなしく、その頃にはイブラが裏に抜けたペドロにパスを回し
シュートを打とうとしていた。
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:52:56.26 ID:IsgjIind0
これは実際の選手の性格に基づいてるの?
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:59:26.89 ID:AFmjv9jK0
>>59
ある程度はね。ちなみにイブラはDQN、ベントナーはスラダンの桜木みたいな感じらしい。
アルムニア「こいやあああああああああああああああああ」
ペドロ「オラ!!」
アルムニア「うわあ」
ゴォォォォォォォォォォォォォォル!!
クリシ「くそ…カバーリングが間に合っていれば…」
上条「クリシのせいじゃないよ。仕方ないさ。さ、がんばろうぜ!!」
クリシ「トウマ…」ウルウル
その後…
上条の類稀なるフィジカルと、セスクの縦横無尽のパスで幾度となく
バルセロナのゴールを脅かすが、結局0-1のままで前半を折り返した。
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:04:32.78 ID:3XPDC+9N0
ロッカルーム
ディアビ「………」イライラ
ベンゲル「………」
ディアビ「おいボス!!上条は確かにフィジカル強いし、パスもいい!!
だが場馴れしていないだろ!!勝ちたいのならオレを出してくれ!!」
ベンゲル「…ディアビ。今のお前に上条の動きができるか?」
ディアビ「なに…?」
ベンゲル「上条が場馴れしていないと言ったな?
あの動きがそう見えるなら、お前の眼は節穴だな。」
ディアビ「くっ!!」
ベンゲル(信じられん。初めてからまだそんなに立っていないのに
あんな動きができるとは…相当の修羅場をくぐっているな…)
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:13:46.44 ID:3XPDC+9N0
後半開始
バルセロナのポゼッションサッカーに翻弄されつつも、アーセナルはゴールを許さなかった。
そして迎えた後半15分。
上条「うおおおおおおおおおおお」
シャビ「くっそ!!おいピケ!!何としてでも止めろ!!」
ピケ「おう!!」
プジョル「二人がかりなら問題ない。見た感じ足元の技術はないからな。」
上条「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ドドドドド
プジョル「なんて肉体だ…びくともしない…」
ピケ「てめぇ!!止まれって言ってんだよ!!」
アウベス「ピケ!!もうペナルティエリアだ!!よせ!!!」
ピケ「おらっ!」ガン
上条「おっ!?うわああああああ」ガスッ
ピピピピピー!!
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:16:51.62 ID:3XPDC+9N0
>>65
残念ながら人違いです。ごめんね
カビラ「倒されました!!PKです!!」
北澤「やっちゃいましたねぇ…」
上条「いてて…」
ナスリ「大丈夫か?グッジョブだトウマ。ピケがイエロー。
さらにPKを得たぞ。」
上条「俺でも貢献できたんだな…」
ナスリ「十分すぎるぜ。」
このPKをセスクが危なげなく沈め、1-1。試合はわからなくなってきた。
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:22:27.63 ID:3XPDC+9N0
これで焦ったのであろうか。
バルセロナは攻撃のテンポを上げるが、プレーに生彩を欠き、
ゴールを奪うことができない。
そして後半27分
イブラ「ドリブルドリブルっと。おっ!?」
上条「ここからは行かせないぞ…!!」
イブラ「あぁ?」ギロリ
上条「来いよ。」
イブラ「てめぇ…」ドドドド
上条「ぐぅっ!!まだまだ!!」
イブラ(おいおいマジかよ…ざっと見た感じ30㎝くらい身長差あるぞ…
なのに当たり負けしない…どういうことだ…)
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:27:11.70 ID:3XPDC+9N0
イブラ「これならどうだ日本人!!」フェイントッ
上条「おっと…まだだ!!」
イブラ(どういう反応速度だよ…)
サニャ「ボール、いただくぜ!!」
イブラ「クソがぁ!!ちくしょう!!」
サニャ「トウマ!!頼むぜ!!」
上条「任せておけ!!」
このまま前線に運んだ上条は絶妙のタイミングでアルシャビンにパス。
これがアシストとなり、2-1。
時間は残り、15分。
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:30:13.25 ID:3XPDC+9N0
アンリ「アーセナル…いい人材を手に入れたな。」
イブラ「クソ…あの日本人ただじゃおかねぇ…」
アンリ「イブラ、おまえが油断しすぎたんだ。」
イブラ「ケッ」
ピッピッピー!!
試合終了。
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:33:25.59 ID:3XPDC+9N0
上条「やった…勝った。」
ベントナー「やるじゃねぇか、トウマ。まぁこの天才の足元にも及ばないがな!!」
アルシャビン「いやそれはおかしい。」
セスク「みんな!!帰るぞ!!」
アンリ「君。ちょっといいかな?」
上条「はい?」
アンリ「私はアンリ。後半から出場してたFWだ。」
上条「はぁ…んはにか用ですか?」
アンリ「イブラが失礼なことを試合前にしたらしいからね。
謝りに来たんだ。
私も昔アーセナルにいたんだよ。」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:36:57.43 ID:3XPDC+9N0
上条「そうなんですか。」
アンリ「あのころが懐かしいよ。すごく良かった時期なんだ。」
上条「なら…」
アンリ「?」
上条「もう一度戻ってきてください。」
アンリ「!?」
上条「俺はアンリさんと一緒にプレーしてみたい。
それにチームももっと良くなるだろうし。いつか一緒にプレーを…」
アンリ「そうだな…戻れないかもしれないが…私も君とサッカーをしたい。
またいつか…共にプレーしよう。」
上条「はい!!」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:42:26.90 ID:3XPDC+9N0
試合後 観客席
ルーニー「…どう思う?」
ナニ「日本人か?奴はすごいな。あのフィジカルとパスセンスはヤバい。」
ルーニー「いやむしろ反応速度だろ。尋常じゃないぞ。」
ナニ「アーセナルは今年来るかもな。」
ルーニー「俺がいる限りは好き勝手させないさ。今年も面白くなりそうだなぁパク?」
パクチソン「キムチうめぇ」
そんなこんなでシーズンが開幕した。
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:46:23.51 ID:3XPDC+9N0
おまけ
ロッカールームにて
エブエ「おいトウマ!!おまえバルサ戦MVPだぞ!!」
上条「マジかよ!!」
ベントナー「俺じゃないのかよ!!」
セスク「なになに?『アシストが見事』かぁ…評価点は7.5だってさ。」
ナスリ「やったじゃないか!!」
上条「まぁ上条さんもやればできるってことですかねぇ」
エブエ「こいつめ!!調子乗るなよ!!」
一同「HAHAHA!!」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:50:28.37 ID:3XPDC+9N0
ある日の練習後。
ナスリ「トウマ。ちょっとついてきてくれないか?」
ロシツキー「行くところがある。」
上条「わかった。」
病院
上条「おじゃましまーす。」
ラムジー「やあ。君が噂の日本人?」
上条「噂ってほどでもないけどな。」
ラムジー「頑張ってくれよ。応援してる。」
ロシツキー「彼はアーロン・ラムジー。去年大けがして今シーズンに間に合わなかったんだ。」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:55:34.27 ID:3XPDC+9N0
上条「そうなのか…アーロン。容態はどうなんだ?」
ラムジー「まぁまぁかな。もう少しでよくなるよ。
早く君とプレーしたいな…」
ラムジー「僕はいい感じでシーズンを送ってたのに一回のけがで台無しにしてしまった
悔しいよ。育ててくれた両親、監督、チームの先輩たちに顔向けが…」
上条「それは違う!!」
ラムジー「!?」ビク
上条「お前はいままで頑張ってきたんだろ?ならその努力は無駄じゃない!!
取り戻すまで時間がかかるかもしれないけど…それでもまたピッチに立てる!!
自分を信じろよ!!必ず戻れるって!!
もしお前が戻れないって、戻る自信がないっていうなら…
まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」
看護婦「お客様病室では静かにしてください。」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:57:31.26 ID:3XPDC+9N0
ラムジー「ありがとう!!僕頑張るよ!!」
こうしてまとまったアーセナルはシーズン開始後勝ちまくり、
強敵マンチェスター・ユナイテッドとチェルシー以外には負けなかった。
そうして迎えた第30節
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:03:09.61 ID:3XPDC+9N0
ベンゲル「明日のアウェーのチェルシー戦で今シーズンが決まる。
勝てば優勝一直線。負ければ優勝を逃す。
みんな、気を引き締めて行け!!
今日は解散だ!!」
ナスリ「なぁトウマ、帰りにどっかで食べないか?」
上条「悪い、今日は家の料理の当番の日なんだ!!
居候がちょっとうるさくて…」
ナスリ「なら仕方ないな。じゃあ明日、がんばろうぜ。」
上条「はぁ…何作ろうかな…」
女「嫌っ!!やめてください!!離してください!!」
男「いいじゃんいいじゃん。オレといいことしようよ~気持ちいいよ~?」
上条「女の子がピンチだ!!行かなきゃ!!」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:08:53.47 ID:3XPDC+9N0
上条「またせてごめんね~それじゃご迷惑おかけしました~」
女「上条さん!?」
上条「五和!?」
男「あ?お前アーセナルの上条か?」
上条「いかにも俺は上条さんですけど…?
あー!!あんたはチェルシーのジョン・テリー」
テリー「んだよ…このおっぱい大きい子お前の彼女かよ。
ま。人の女を奪うことことほど楽しいことってないけどね~」
上条「てめぇ…確か他にも不倫したとか言ってたよな…?」
テリー「ああブリッジの女か?アイツは良かったね。最高よ、体が」
上条「いい加減にしやがれ!!」
テリー「正義感にあふれる坊ちゃんだこと。じゃあな。明日ボッコボコにしてやるよ。」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:20:13.56 ID:3XPDC+9N0
上条「大丈夫か?五和?」
五和「はい。あの…明日の試合を見にここまで来たんです!!
頑張ってください!!」
上条「ああ。絶対勝つ…テリーを倒して優勝してみせる!!」
次の日
セスク「トウマ…今日は気合入ってるな…」
上条「倒さなくちゃいけない奴がいる…」
セスク(なんという気迫ッ!!)
審判「選手たちは握手して整列してください!!」
テリー「」ニヤッ
上条「」プイッ
カビラ「おぉーと!!上条が握手を拒否です!!」
北澤「なんか上条選手の彼女をテリーが襲ったらしいですからねぇ…」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:29:11.75 ID:3XPDC+9N0
テリー「来いよ。抜けるもんなら抜いてみな!!」
上条「ぐっ!!」
セスク「トウマ!!無理すんな!!」
上条「でも!!」
アルシャビン「ボールをよこせ!!早く!!」
上条「くっ!!」
テリー「どうすんだ?お前のせいでチームワークバラバラだぞ?w」
上条「………」
アネルカ「どうだドログバ行けるか?」
ドログバ「ヨユウ。オレ、アーセナルタオス。」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:36:31.36 ID:3XPDC+9N0
ドログバ「ウォォオオオオオオオオオオオオオオン」
ロシツキー「なんだありゃ!?まるで暴走状態の初号機だ!!」
ドログバ「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオン」ズドォオン
アルムニア「うわあ」
1-0
エッシェン「今日もドログバは絶好調だな。」
ランパード「まったくだ。」
ジョーコール「おい。今日ホームなのにアーセナル側の声援のほうがでかくないか?」
10032「かーみじょうーかーみーじょうー!!はいみなさんも!!」
妹×10000「かーみーじょうかーみじょうー!!」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:04:32.78 ID:3XPDC+9N0
ロッカルーム
ディアビ「………」イライラ
ベンゲル「………」
ディアビ「おいボス!!上条は確かにフィジカル強いし、パスもいい!!
だが場馴れしていないだろ!!勝ちたいのならオレを出してくれ!!」
ベンゲル「…ディアビ。今のお前に上条の動きができるか?」
ディアビ「なに…?」
ベンゲル「上条が場馴れしていないと言ったな?
あの動きがそう見えるなら、お前の眼は節穴だな。」
ディアビ「くっ!!」
ベンゲル(信じられん。初めてからまだそんなに立っていないのに
あんな動きができるとは…相当の修羅場をくぐっているな…)
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:13:46.44 ID:3XPDC+9N0
後半開始
バルセロナのポゼッションサッカーに翻弄されつつも、アーセナルはゴールを許さなかった。
そして迎えた後半15分。
上条「うおおおおおおおおおおお」
シャビ「くっそ!!おいピケ!!何としてでも止めろ!!」
ピケ「おう!!」
プジョル「二人がかりなら問題ない。見た感じ足元の技術はないからな。」
上条「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ドドドドド
プジョル「なんて肉体だ…びくともしない…」
ピケ「てめぇ!!止まれって言ってんだよ!!」
アウベス「ピケ!!もうペナルティエリアだ!!よせ!!!」
ピケ「おらっ!」ガン
上条「おっ!?うわああああああ」ガスッ
ピピピピピー!!
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:16:51.62 ID:3XPDC+9N0
>>65
残念ながら人違いです。ごめんね
カビラ「倒されました!!PKです!!」
北澤「やっちゃいましたねぇ…」
上条「いてて…」
ナスリ「大丈夫か?グッジョブだトウマ。ピケがイエロー。
さらにPKを得たぞ。」
上条「俺でも貢献できたんだな…」
ナスリ「十分すぎるぜ。」
このPKをセスクが危なげなく沈め、1-1。試合はわからなくなってきた。
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:22:27.63 ID:3XPDC+9N0
これで焦ったのであろうか。
バルセロナは攻撃のテンポを上げるが、プレーに生彩を欠き、
ゴールを奪うことができない。
そして後半27分
イブラ「ドリブルドリブルっと。おっ!?」
上条「ここからは行かせないぞ…!!」
イブラ「あぁ?」ギロリ
上条「来いよ。」
イブラ「てめぇ…」ドドドド
上条「ぐぅっ!!まだまだ!!」
イブラ(おいおいマジかよ…ざっと見た感じ30㎝くらい身長差あるぞ…
なのに当たり負けしない…どういうことだ…)
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:27:11.70 ID:3XPDC+9N0
イブラ「これならどうだ日本人!!」フェイントッ
上条「おっと…まだだ!!」
イブラ(どういう反応速度だよ…)
サニャ「ボール、いただくぜ!!」
イブラ「クソがぁ!!ちくしょう!!」
サニャ「トウマ!!頼むぜ!!」
上条「任せておけ!!」
このまま前線に運んだ上条は絶妙のタイミングでアルシャビンにパス。
これがアシストとなり、2-1。
時間は残り、15分。
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:30:13.25 ID:3XPDC+9N0
アンリ「アーセナル…いい人材を手に入れたな。」
イブラ「クソ…あの日本人ただじゃおかねぇ…」
アンリ「イブラ、おまえが油断しすぎたんだ。」
イブラ「ケッ」
ピッピッピー!!
試合終了。
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:33:25.59 ID:3XPDC+9N0
上条「やった…勝った。」
ベントナー「やるじゃねぇか、トウマ。まぁこの天才の足元にも及ばないがな!!」
アルシャビン「いやそれはおかしい。」
セスク「みんな!!帰るぞ!!」
アンリ「君。ちょっといいかな?」
上条「はい?」
アンリ「私はアンリ。後半から出場してたFWだ。」
上条「はぁ…んはにか用ですか?」
アンリ「イブラが失礼なことを試合前にしたらしいからね。
謝りに来たんだ。
私も昔アーセナルにいたんだよ。」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:36:57.43 ID:3XPDC+9N0
上条「そうなんですか。」
アンリ「あのころが懐かしいよ。すごく良かった時期なんだ。」
上条「なら…」
アンリ「?」
上条「もう一度戻ってきてください。」
アンリ「!?」
上条「俺はアンリさんと一緒にプレーしてみたい。
それにチームももっと良くなるだろうし。いつか一緒にプレーを…」
アンリ「そうだな…戻れないかもしれないが…私も君とサッカーをしたい。
またいつか…共にプレーしよう。」
上条「はい!!」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:42:26.90 ID:3XPDC+9N0
試合後 観客席
ルーニー「…どう思う?」
ナニ「日本人か?奴はすごいな。あのフィジカルとパスセンスはヤバい。」
ルーニー「いやむしろ反応速度だろ。尋常じゃないぞ。」
ナニ「アーセナルは今年来るかもな。」
ルーニー「俺がいる限りは好き勝手させないさ。今年も面白くなりそうだなぁパク?」
パクチソン「キムチうめぇ」
そんなこんなでシーズンが開幕した。
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:46:23.51 ID:3XPDC+9N0
おまけ
ロッカールームにて
エブエ「おいトウマ!!おまえバルサ戦MVPだぞ!!」
上条「マジかよ!!」
ベントナー「俺じゃないのかよ!!」
セスク「なになに?『アシストが見事』かぁ…評価点は7.5だってさ。」
ナスリ「やったじゃないか!!」
上条「まぁ上条さんもやればできるってことですかねぇ」
エブエ「こいつめ!!調子乗るなよ!!」
一同「HAHAHA!!」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:50:28.37 ID:3XPDC+9N0
ある日の練習後。
ナスリ「トウマ。ちょっとついてきてくれないか?」
ロシツキー「行くところがある。」
上条「わかった。」
病院
上条「おじゃましまーす。」
ラムジー「やあ。君が噂の日本人?」
上条「噂ってほどでもないけどな。」
ラムジー「頑張ってくれよ。応援してる。」
ロシツキー「彼はアーロン・ラムジー。去年大けがして今シーズンに間に合わなかったんだ。」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:55:34.27 ID:3XPDC+9N0
上条「そうなのか…アーロン。容態はどうなんだ?」
ラムジー「まぁまぁかな。もう少しでよくなるよ。
早く君とプレーしたいな…」
ラムジー「僕はいい感じでシーズンを送ってたのに一回のけがで台無しにしてしまった
悔しいよ。育ててくれた両親、監督、チームの先輩たちに顔向けが…」
上条「それは違う!!」
ラムジー「!?」ビク
上条「お前はいままで頑張ってきたんだろ?ならその努力は無駄じゃない!!
取り戻すまで時間がかかるかもしれないけど…それでもまたピッチに立てる!!
自分を信じろよ!!必ず戻れるって!!
もしお前が戻れないって、戻る自信がないっていうなら…
まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」
看護婦「お客様病室では静かにしてください。」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:57:31.26 ID:3XPDC+9N0
ラムジー「ありがとう!!僕頑張るよ!!」
こうしてまとまったアーセナルはシーズン開始後勝ちまくり、
強敵マンチェスター・ユナイテッドとチェルシー以外には負けなかった。
そうして迎えた第30節
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:03:09.61 ID:3XPDC+9N0
ベンゲル「明日のアウェーのチェルシー戦で今シーズンが決まる。
勝てば優勝一直線。負ければ優勝を逃す。
みんな、気を引き締めて行け!!
今日は解散だ!!」
ナスリ「なぁトウマ、帰りにどっかで食べないか?」
上条「悪い、今日は家の料理の当番の日なんだ!!
居候がちょっとうるさくて…」
ナスリ「なら仕方ないな。じゃあ明日、がんばろうぜ。」
上条「はぁ…何作ろうかな…」
女「嫌っ!!やめてください!!離してください!!」
男「いいじゃんいいじゃん。オレといいことしようよ~気持ちいいよ~?」
上条「女の子がピンチだ!!行かなきゃ!!」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:08:53.47 ID:3XPDC+9N0
上条「またせてごめんね~それじゃご迷惑おかけしました~」
女「上条さん!?」
上条「五和!?」
男「あ?お前アーセナルの上条か?」
上条「いかにも俺は上条さんですけど…?
あー!!あんたはチェルシーのジョン・テリー」
テリー「んだよ…このおっぱい大きい子お前の彼女かよ。
ま。人の女を奪うことことほど楽しいことってないけどね~」
上条「てめぇ…確か他にも不倫したとか言ってたよな…?」
テリー「ああブリッジの女か?アイツは良かったね。最高よ、体が」
上条「いい加減にしやがれ!!」
テリー「正義感にあふれる坊ちゃんだこと。じゃあな。明日ボッコボコにしてやるよ。」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:20:13.56 ID:3XPDC+9N0
上条「大丈夫か?五和?」
五和「はい。あの…明日の試合を見にここまで来たんです!!
頑張ってください!!」
上条「ああ。絶対勝つ…テリーを倒して優勝してみせる!!」
次の日
セスク「トウマ…今日は気合入ってるな…」
上条「倒さなくちゃいけない奴がいる…」
セスク(なんという気迫ッ!!)
審判「選手たちは握手して整列してください!!」
テリー「」ニヤッ
上条「」プイッ
カビラ「おぉーと!!上条が握手を拒否です!!」
北澤「なんか上条選手の彼女をテリーが襲ったらしいですからねぇ…」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:29:11.75 ID:3XPDC+9N0
テリー「来いよ。抜けるもんなら抜いてみな!!」
上条「ぐっ!!」
セスク「トウマ!!無理すんな!!」
上条「でも!!」
アルシャビン「ボールをよこせ!!早く!!」
上条「くっ!!」
テリー「どうすんだ?お前のせいでチームワークバラバラだぞ?w」
上条「………」
アネルカ「どうだドログバ行けるか?」
ドログバ「ヨユウ。オレ、アーセナルタオス。」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:36:31.36 ID:3XPDC+9N0
ドログバ「ウォォオオオオオオオオオオオオオオン」
ロシツキー「なんだありゃ!?まるで暴走状態の初号機だ!!」
ドログバ「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオン」ズドォオン
アルムニア「うわあ」
1-0
エッシェン「今日もドログバは絶好調だな。」
ランパード「まったくだ。」
ジョーコール「おい。今日ホームなのにアーセナル側の声援のほうがでかくないか?」
10032「かーみじょうーかーみーじょうー!!はいみなさんも!!」
妹×10000「かーみーじょうかーみじょうー!!」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:09:47.30 ID:3XPDC+9N0
上条「んぅ…あれ?入った?」
セスク「今起きたか。ベントナーへのラストパス出した後倒れたんだよ。」
上条「俺が!?」
セスク「他に誰がいるんだ?」
ナスリ「お前のアシストで…勝ったんだよ。」
上条「よかった…」
ナスリ「そうそう。みんながトウマを胴上げしたいってよ。」
上条「そんなのいいよ!!大体慣れてないし…」
セスク「構うもんか!!行くぞ!!」
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:14:42.56 ID:3XPDC+9N0
エブエ「おいみんな!!勇者が来たぞ!!」
アルシャビン「あの突破からのパスがなかったら引き分けだったな。」
ロシツキー「これであと上位チームとの試合はない。
勝ち点、得失点差ともにわがチームが1位だ!!」
ベントナー「この天才のシュートがあったから勝った…
だが今回は特別にお前を認めてやる。ナイスパスだったぞ、トウマ。」
上条「みんな…」ブワッ
セスク「よっしゃ!!次の試合の景気づけとトウマのアシストをたたえるために
胴上げするぞ!!」
みんな「トウマ!!トウマ!!トウマ!!」
上条「しあわせだあああああああああああああああああああああ」
みんな「トウマー!!トウマー!!トウマー!!」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:17:36.39 ID:3XPDC+9N0
インなんとか「トウマー!!朝なんだよ!!起きるんだよ!!」
上条「ん?あれ?まさかの夢オチ!?」
インペリアル「ご飯食べたいんだよ!!おなかがすいたんだよ!!」
上条「ああああ!!もうこんな時間!!
インデックス!!悪いがごはんを作ってる時間がない!!学校行ってくる!!」
インポータント「そんなのひどいかも!!許さないんだよ!!」
上条「不幸だああああああああああああああああああ」
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:19:35.83 ID:3XPDC+9N0
昼休み
土御門「カミやん!!サッカーしようぜい!!」
上条「べつにいいけど上条さんサッカーあんまり得意じゃないぞ?」
青ピ「何を言いますか。そのフィジカルと反射神経は経験者もびっくりやで?」
上条「ガタイマックスのお前に言われたくないよ…」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:23:19.40 ID:3XPDC+9N0
土御門「カミやん!!」バスッ
上条「おっとっと。やべ!!」
土御門「にゃーカミやんトラップミスだにゃー」
青ピ「さっさと取ってきてな~」
上条「人使い粗いなぁもう…
あ、あそこに人がいる。すいませーん取ってください!!」
男「これかい?よっと。」
上条(なんつーパス精度…それに身のこなしがただ者じゃない…)
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:27:03.89 ID:3XPDC+9N0
男「サッカーをしているのかい?」
上条「ええまぁ。」
男「なら私も混ぜてくれないか?」
上条「未経験者が集まってやってるんですけどそれでもいいなら。」
男「構わないさ。サッカーができるならなんでもいい。」
上条「なら一緒にやりましょう。」
上条(あれ…?この人どこかで…?」
上条「あの…どこかでお会いしたことありませんか?」
男「いや?ないと思うよ。」
上条「そうですか…おーいみんな!!この人が一緒にサッカーやりたいって!!」
土御門「!?ティエリ・アンリ!!
アンリ「よろしくね。楽しくサッカーをしよう。」
おしまい
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:29:13.70 ID:3XPDC+9N0
いちおうこれでおしまい
かなりグダってしまった…
とりあえず俺が言いたいことはアーセナルは最高ということと
アンリは早くアーセナルに戻って来いってことです。
みてくれた人たち本当にありがとうございました!!
また機会があったらSS書こうと思います。
ないだろうけど質問がありましたらどうぞ。
小萌「それでですね、上条ちゃんに会いたいって人がいるのですよ。」
上条(イギリスってことはあれか?禁書関連だよな。
だとしたら神裂とかステイル………としか考えられない…)
応接室
小萌「お待たせしました。上条当麻くんです。」
「よろしく。上条君。」
上条(だれだこの白髪のおっさん)
上条「えっと…どちらさまでしょうか?」
「失礼。まだ自己紹介していなかったね。
私はアーセン・ベンゲル。イングランドサッカー1部リーグ、
プレミアリーグのアーセナルというチームで監督をやらせてもらっている。」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:27:48.41 ID:AFmjv9jK0
上条「はぁ…それでカントクさんが俺に何の用で?」
ベンゲル「単刀直入に言おう。君に我がチームのメンバーとなってもらいたい。」
上条「はあああああああああああああああああああ!?」
ベンゲル「驚くのも無理はない話だ。如何せん急すぎる。
しかし私は心底君に、いや。君の能力に惚れ込んでいるんだ。」
上条(俺サッカーなんか体育でしかやってないんだけどなぁ…)
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:28:52.60 ID:AFmjv9jK0
ベンゲル「君には一流になる素質がある。これは自信を持って言えることだ。
君はセスク・ファブレガスという選手を聞いたことがあるかい?」
上条「まぁ名前ぐらいなら…」
上条(土御門とウイイレやったときにちょこっとみたことあるくらいだけど…
あいつ俺がブラジル使ったらムキになってスペイン使ったんだよなぁ…)
ベンゲル「彼は今やプレミアでも有数のセンターハーフ。
スペイン代表にも呼ばれ、世界的にも有名な選手だ。
………セスクは私が育てた。」
上条「!?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:31:09.90 ID:AFmjv9jK0
ベンゲル「約束しよう。君を世界的な選手にしてやると。」
上条「んなこと言ったって上条さんは初心者ですよ?」
ベンゲル「失礼なようだが確かに足元の上手さやシュート制度はまだまだだ。
しかし私が見る限りフィジカル、スタミナ、反射神経、
馬力はプレミアでも稀にみるレベルだ。
君は10年に一度の逸材と言っても過言ではないだろう。
君なら数ヵ月の練習で世界のピッチに立てる。そう私は信じている。」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:33:50.55 ID:AFmjv9jK0
上条「そこまで言われたら…」
ベンゲル「乗り気になってくれたかな?
それならポジションの希望はあるか?」
上条「チームに貢献できるならどこでもいいっす。」
ベンゲル「………
なら。ゴールキーパーと中盤ならどちらが?」
上条「どちらでも。やれと言われた仕事ならなんでも。」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:36:12.63 ID:AFmjv9jK0
ベンゲル「わかった。
移籍金は8万ユーロだ。」
上条「はちまんゆーろ?」
小萌「日本円で…1000万円ですね。」
上条「幸せだああああああああああああああああああああああ」
ベンゲル「ではロンドンでまた会おう。
Arrivederci Vediamo di nuovo」
上条「小萌先生。今のどういう意味ですか?」
小萌「今のは…えーっと…
さよなら。また会おう。って意味です。イタリア語で。」
上条「イタリア関係ねぇだろ…」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:37:50.29 ID:AFmjv9jK0
そして数日後。
美琴「いってらっしゃい。」
上条「ああ。元気でな。」ナデナデ
美琴「!?
ふにゃあああ…」ドキドキ
上条「元気でやれよ。」
美琴「い、言われなくてもぉ…やる、わよぉ…」グスッ
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:39:55.60 ID:AFmjv9jK0
上条「なんで泣くんだよ…まさか嬉し泣き?
上条さんと離れるのがそんなに嬉しいんですか?」
美琴「んなわけ無いじゃない!!このばかぁ…」ヒック
上条「…
なにかあったらいつでも連絡していいからな。」
美琴「しないわよ!!ばか!!」
上条「そうかい…」
美琴「行かないでよ…」ボソッ
上条「何か言ったか?」
美琴「なんでもない!!
…いってらっしゃい。活躍しないと次会った時ぶっとばすからね!!」
上条「ああ。」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:42:15.26 ID:AFmjv9jK0
土御門「にゃー。いつにも増してお熱かったぜい。カミやん。」
上条「よせよwアイツとはなんでもない友達だぞ?」
青ピ「ホントに鈍感やなぁ…カミやんは。」
土御門「それにしても教室が寂しくなるぜい…」
青ピ「ほんとやなぁ…カミやん!!向こうでも頑張ってな!!」
土御門「中継でカミやんがシュートを決めるとこ見たいぜい!!
必ず…プレミアのピッチに立ってくれ。」
上条「青ピ…土御門………俺。頑張るよ!!」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:43:37.73 ID:AFmjv9jK0
一方「おい。」
上条「おまえか。」
一方「なんでスペインじゃねェンだ?」
上条「そんなこと聞かれても上条さんは知らんとしか答えられないです…」
一方「…」
上条「…」
一方「俺はレアルが好きなンだよォ!!」
上条「知るか!!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:45:10.91 ID:AFmjv9jK0
一方「まァ。死なねェ程度にやってこいや。」
上条「お前と戦うわけでもないし、死にはしねぇよ。」
一方「うるせェ三下が。
せいぜいプレミアの激しさの中でもがいてくるんだなァ!!」
上条「もがいてもがいてはいあがってやるよ!!」
一方「いいねェいいねェ!!
俺の期待、裏切ンじゃねェぞ。」
上条「任せとけ。」
こうして仲間に見送られ、上条当麻は禁書目録と共に旅立った。
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:48:07.42 ID:AFmjv9jK0
ちなみに。
南アフリカW杯が終わった後のオフシーズンって設定っす
ロンドン エミレーツスタジアム
ベンゲル「みんな!!集まってくれ!!」
ざわ…ざわ…
ベンゲル「みんなにも知らせたが、今日からうちの一員となる上条当麻君だ。
仲良くしてあげてくれ。さぁ自己紹介を。」
上条「上条当麻です。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします。」
ヒューヒュー
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:50:44.99 ID:AFmjv9jK0
セスク「はじめまして。俺はキャプテンやらせてもらってるセスク・ファブレガスだ。」
上条(この人が…セスク…)
セスク「セスクって呼んでくれ。」
上条「はい。よろしくおねがいします、セスクさん。」
セスク「おいおい…肩の力抜けよ。『セスク』でいいぜ。」
上条「はい!!よろしくセスク。」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:52:06.86 ID:AFmjv9jK0
ナスリ「サミル・ナスリだ。よろしく頼む。」
アルシャビン「アンドレイ・アルシャビンだ。よろしくな、上条君。」
エブエ「エマニュエル・エブエ!!27歳!!マヌって呼んでくれ!!」
ベントナー「マヌばっか目立たせるわけにはいかねぇぜ!!
オレの名前はニクラス・ベントナー!!楽しくやってこうぜ!!」
?「うぃーす!!」
ベンゲル「ん!?また遅刻か!!いい加減にしろペルシー!!」
ペルシー「いいじゃないすかwww別に減るもんじゃないしwww
最近ケガから復帰したんすよ?遅刻くらいイイっすよねぇ~?www」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:53:45.75 ID:AFmjv9jK0
上条(なんだこのチャラついたヤツ…)
ペルシー「おっ!?キミ噂の日本人?マジぱねぇっすwwww
話には聞いてるよ~wwwなんでも初心者なんだって?がんばってね~wwww」
上条「くっ!!」
セスク「にゃろう…ケガ復帰はもう3カ月も前だってのに調子こいてやがる…」
「気にしなくていいぞ、トウマ。アイツはああいう奴なんだ。
本当にDQNには困る…」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:55:17.21 ID:AFmjv9jK0
上条「え~っと…あなたは…」
ギャラス「俺はウィリアム・ギャラス。このチームの中ではかなりの年寄りだなw
ウィリーって呼んでくれ。」
上条「よろしく。」
セスク「さぁ。これから練習だ!!がんばってこうか!!」
上条「おう!!」
サニャ「ボスー!!ペルシーが階段から落ちて大ケガしやがった!!」
ベンゲル「なんだと!?すぐに病院に搬送しろ!!」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:56:45.70 ID:AFmjv9jK0
練習中
セスク「トウマはポジションはどこなんだ?」
上条「えっと、監督からはとりあえずキーパーとセンターハーフをやれって言われてる。
場合によってはほかのポジションもやらせるってさ。」
セスク「監督も容赦ないねぇ…そんなの普通無理だぜ。
キーパーならあそこにいるアルムニアに教わるといいぞ。」
アルムニア「ふぉあああああああああ」バシッ
ベントナー「チクショー!!決められねぇじゃねぇかあ!!」
アルムニア「おらっ!!出直してこい!!」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 22:59:24.83 ID:AFmjv9jK0
セスク「もう一人のキーパーがあそこにいるファビアンスキだ。」
エブエ「キーパー!!キャッチしてくれぇ!!」
ファビアンスキ「任せろ………あっ!?」コロコロ
クリシ「またトンネルかよ……」
セスク「トンネル………ははは………」
上条「いろんな意味で笑えねぇよ…」
セスク「まぁセンターハーフなら俺がポジショニングから何から何まで教えてやる。
覚悟してついてこいよ!!」
上条「おう!!」
こうして上条はすばらしい環境の下で才能を開花させていった。
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:02:53.18 ID:AFmjv9jK0
ペップ「ん?アーセナルが日本人を獲得…しかも16歳か…
これは一度手合わせ願いたいな…」
シャビ「監督。どうしたんだ?」
ペップ「ああ。独自のルートからの情報なんだが、
アーセナルが新しく日本人を獲得したらしくてな。」
アンリ「!?」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:04:54.41 ID:AFmjv9jK0
ペップ「幸い今はオフシーズン。練習試合を申し込んで様子見だ。
あと。まだアーセナルは選手獲得の会見を開いていない。この情報を
流すも流さないもお前次第だ。いいか?」
シャビ「わかった。」ゾクッ
シャビ(相変わらずの威圧感…ビビっちまうぜ…)
ベンゲル「みんな!!聞いてくれ!!」
ざわ…ざわ…
上条「なんだ?なにかあったのか?」
ベンゲル「オフシーズンマッチなんだが…バルセロナからオファーがあった…」
ざわ…ざわ…ざわ…
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:09:04.72 ID:AFmjv9jK0
セスク「バルセロナ…だと…
監督!!どうするんだ?受けるのか?受けないのか?」
ベンゲル「お前たちの意見を聞こうと思っている。どうだ?」
ベントナー「いいじゃねぇか…
この天才ベントナーの実力を思い知りたいらしいなバルサ…!!」
アルシャビン「客観的に見てそれはおかしい。
ベントナーはともかく俺は賛成だ。勝てば官軍。来季へのスタートダッシュになる。」
上条「負けたら…」
ナスリ「勝つことだけを考えようぜ、トウマ。」
上条「そうだな…俺も賛成だ!!」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:13:47.21 ID:AFmjv9jK0
ベンゲル「よろしい。ならば試合だ。
スタメンの件だがだいたいいつもと同じメンバーだ。だが…」
エブエ「だが…なんなんだ?」
ベンゲル「上条を試合に出す。」
一同「ッッッ!?」
ディアビ「だがカミジョーはまだ始めたばっかりだろ?
戦術もまだ理解できているか…?」
ベンゲル「一番経験を積めるのは練習ではない。試合だ。
ベンチかもしれないし、スタメンかもしれない。
体調は万全にしておけよ、上条。」
上条「はい!!」
こうして上条はデビューすることとなった。
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:18:52.47 ID:AFmjv9jK0
試合当日
上条「結局スタメン…しかもセンターハーフか…チビりそう…」
アルシャビン「ビッグゲーム、さらにはデビュー戦ともなるとそうんなもんさ。
トウマはすごいな。新人でいきなりスタメンなんてな。」
上条「たまたまだよ。たまたま。」
アルシャビン「そんなことはない。お前はすごいやつだよ。保障しよう。」
上条「シャヴァ…ありがとう。」
アルシャビン「さぁアップでも始めようじゃないか。」タタッ
上条「あれ?あそこにいる女の子は…?」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:23:11.58 ID:AFmjv9jK0
神裂「しつこいですね。」
「そんなことないって。ね?ちょっとご飯食べに行こうよ。」
神裂「それくらいなら…」
上条「おーい神裂ー!!」
神裂「上条当麻!?気づいていたのですか?」
上条「ああ。神裂だってすぐにわかったよ。」
「んだよ…彼氏持ちか…」
上条「あんた誰だ?」
「俺はズラタンだ。」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:27:58.59 ID:AFmjv9jK0
イブラ「俺を知らないの?あのイブラヒモビッチだよ?」
上条「生憎。海外のことは全く知らないんでね。」
イブラ「ああ。あんたがアーセナルの新入りか。
随分年上の彼女持ってんのね~」
神裂「私はじゅうはっさいだぁああああああああああああああああ!!」
イブラ「おっと。怖い怖いwそいじゃね。せいぜい楽しませてくれよ。」
上条(ちくしょう…完全にバカにされてる………ちくしょう!!)グッ
神裂「上条当麻…」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:32:55.37 ID:AFmjv9jK0
>>48
世界のみんながホンヤクコンニャク食べた後だって思ってくれると嬉しい
ベントナー「トウマ!!試合始まるぞ!!」
上条「おう…」
神裂「頑張って………頑張ってください!!」カァァ
上条「神裂…おっしゃ!!いっちょやってくる!!」
こうして試合が始まった
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:36:48.61 ID:AFmjv9jK0
セスク「イニエスタ…」
イニエスタ「どうしたんだ?セスク?」
セスク「スペインNo.1中盤の看板は今日限りおろしてもらう。」
シャビ「お前にゃ無理だ。セスク。」
セスク「俺じゃない。うちのトウマがやる。」
上条「俺日本人なんですけど…」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:41:49.21 ID:AFmjv9jK0
シャビ(俺たちはいつもの4-3-3。対してアーセナルは4-4-2か…
イニエスタ…どんどんプレスをかけろ。狙い目は『日本人』だ。)
イニエスタ(了解。)
セスク「トウマ!!お前が試合を作れ!!」バスッ
上条「よっしゃ!!」
シャビ「ここだ!!」ダダダダッ
上条「…」ヒョイヒョイ
シャビ「何!?」
数多くの激戦をくぐり抜けてきた上条にとって、
シャビのタックルを交わすことなど容易いことだった。
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:46:27.05 ID:AFmjv9jK0
イニエスタ(シャビが…抜かれた!?)
上条「エブエに出せるッ!!」ドヒュ
エブエ「ナイスパスだぁあああああ!!」ズバン
エブエに対して出た絶妙のパスは足元に吸い込まれていく。
エブエ「クロスを…上げる!!」
ベントナー「そして天才の芸術的ダイレクトボレー!!」ドガァァァァン
バルデス「フンヌ!!」
ベントナー「ちくしょう!!流石だぜ…ヴィクトル・バルデス」
ベントナーのシュートはバルデスに防がれたが、バルセロナに与えた衝撃は十分すぎるほどだった
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:54:26.08 ID:AFmjv9jK0
ピケ(強い…こいつらなら今の劣化したレアルくらい余裕なんじゃないか?)
シャビ「メッシ!!行け!!」
メッシ「おk」ズダダダダ
ギャラス「させん!!」
メッシ「くっ…イブラ!!」
ギャラスの熟練味のあるディフェンスにメッシはパスを出さざるを得なかった。
イブラ「貧弱貧弱ゥ!!」
フェルメーレン「うわあ」
セスク「まずい…クリシ!!カバーに回れ!!」
セスクの支持むなしく、その頃にはイブラが裏に抜けたペドロにパスを回し
シュートを打とうとしていた。
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:52:56.26 ID:IsgjIind0
これは実際の選手の性格に基づいてるの?
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/18(木) 23:59:26.89 ID:AFmjv9jK0
>>59
ある程度はね。ちなみにイブラはDQN、ベントナーはスラダンの桜木みたいな感じらしい。
アルムニア「こいやあああああああああああああああああ」
ペドロ「オラ!!」
アルムニア「うわあ」
ゴォォォォォォォォォォォォォォル!!
クリシ「くそ…カバーリングが間に合っていれば…」
上条「クリシのせいじゃないよ。仕方ないさ。さ、がんばろうぜ!!」
クリシ「トウマ…」ウルウル
その後…
上条の類稀なるフィジカルと、セスクの縦横無尽のパスで幾度となく
バルセロナのゴールを脅かすが、結局0-1のままで前半を折り返した。
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:04:32.78 ID:3XPDC+9N0
ロッカルーム
ディアビ「………」イライラ
ベンゲル「………」
ディアビ「おいボス!!上条は確かにフィジカル強いし、パスもいい!!
だが場馴れしていないだろ!!勝ちたいのならオレを出してくれ!!」
ベンゲル「…ディアビ。今のお前に上条の動きができるか?」
ディアビ「なに…?」
ベンゲル「上条が場馴れしていないと言ったな?
あの動きがそう見えるなら、お前の眼は節穴だな。」
ディアビ「くっ!!」
ベンゲル(信じられん。初めてからまだそんなに立っていないのに
あんな動きができるとは…相当の修羅場をくぐっているな…)
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:13:46.44 ID:3XPDC+9N0
後半開始
バルセロナのポゼッションサッカーに翻弄されつつも、アーセナルはゴールを許さなかった。
そして迎えた後半15分。
上条「うおおおおおおおおおおお」
シャビ「くっそ!!おいピケ!!何としてでも止めろ!!」
ピケ「おう!!」
プジョル「二人がかりなら問題ない。見た感じ足元の技術はないからな。」
上条「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ドドドドド
プジョル「なんて肉体だ…びくともしない…」
ピケ「てめぇ!!止まれって言ってんだよ!!」
アウベス「ピケ!!もうペナルティエリアだ!!よせ!!!」
ピケ「おらっ!」ガン
上条「おっ!?うわああああああ」ガスッ
ピピピピピー!!
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:16:51.62 ID:3XPDC+9N0
>>65
残念ながら人違いです。ごめんね
カビラ「倒されました!!PKです!!」
北澤「やっちゃいましたねぇ…」
上条「いてて…」
ナスリ「大丈夫か?グッジョブだトウマ。ピケがイエロー。
さらにPKを得たぞ。」
上条「俺でも貢献できたんだな…」
ナスリ「十分すぎるぜ。」
このPKをセスクが危なげなく沈め、1-1。試合はわからなくなってきた。
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:22:27.63 ID:3XPDC+9N0
これで焦ったのであろうか。
バルセロナは攻撃のテンポを上げるが、プレーに生彩を欠き、
ゴールを奪うことができない。
そして後半27分
イブラ「ドリブルドリブルっと。おっ!?」
上条「ここからは行かせないぞ…!!」
イブラ「あぁ?」ギロリ
上条「来いよ。」
イブラ「てめぇ…」ドドドド
上条「ぐぅっ!!まだまだ!!」
イブラ(おいおいマジかよ…ざっと見た感じ30㎝くらい身長差あるぞ…
なのに当たり負けしない…どういうことだ…)
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:27:11.70 ID:3XPDC+9N0
イブラ「これならどうだ日本人!!」フェイントッ
上条「おっと…まだだ!!」
イブラ(どういう反応速度だよ…)
サニャ「ボール、いただくぜ!!」
イブラ「クソがぁ!!ちくしょう!!」
サニャ「トウマ!!頼むぜ!!」
上条「任せておけ!!」
このまま前線に運んだ上条は絶妙のタイミングでアルシャビンにパス。
これがアシストとなり、2-1。
時間は残り、15分。
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:30:13.25 ID:3XPDC+9N0
アンリ「アーセナル…いい人材を手に入れたな。」
イブラ「クソ…あの日本人ただじゃおかねぇ…」
アンリ「イブラ、おまえが油断しすぎたんだ。」
イブラ「ケッ」
ピッピッピー!!
試合終了。
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:33:25.59 ID:3XPDC+9N0
上条「やった…勝った。」
ベントナー「やるじゃねぇか、トウマ。まぁこの天才の足元にも及ばないがな!!」
アルシャビン「いやそれはおかしい。」
セスク「みんな!!帰るぞ!!」
アンリ「君。ちょっといいかな?」
上条「はい?」
アンリ「私はアンリ。後半から出場してたFWだ。」
上条「はぁ…んはにか用ですか?」
アンリ「イブラが失礼なことを試合前にしたらしいからね。
謝りに来たんだ。
私も昔アーセナルにいたんだよ。」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:36:57.43 ID:3XPDC+9N0
上条「そうなんですか。」
アンリ「あのころが懐かしいよ。すごく良かった時期なんだ。」
上条「なら…」
アンリ「?」
上条「もう一度戻ってきてください。」
アンリ「!?」
上条「俺はアンリさんと一緒にプレーしてみたい。
それにチームももっと良くなるだろうし。いつか一緒にプレーを…」
アンリ「そうだな…戻れないかもしれないが…私も君とサッカーをしたい。
またいつか…共にプレーしよう。」
上条「はい!!」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:42:26.90 ID:3XPDC+9N0
試合後 観客席
ルーニー「…どう思う?」
ナニ「日本人か?奴はすごいな。あのフィジカルとパスセンスはヤバい。」
ルーニー「いやむしろ反応速度だろ。尋常じゃないぞ。」
ナニ「アーセナルは今年来るかもな。」
ルーニー「俺がいる限りは好き勝手させないさ。今年も面白くなりそうだなぁパク?」
パクチソン「キムチうめぇ」
そんなこんなでシーズンが開幕した。
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:46:23.51 ID:3XPDC+9N0
おまけ
ロッカールームにて
エブエ「おいトウマ!!おまえバルサ戦MVPだぞ!!」
上条「マジかよ!!」
ベントナー「俺じゃないのかよ!!」
セスク「なになに?『アシストが見事』かぁ…評価点は7.5だってさ。」
ナスリ「やったじゃないか!!」
上条「まぁ上条さんもやればできるってことですかねぇ」
エブエ「こいつめ!!調子乗るなよ!!」
一同「HAHAHA!!」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:50:28.37 ID:3XPDC+9N0
ある日の練習後。
ナスリ「トウマ。ちょっとついてきてくれないか?」
ロシツキー「行くところがある。」
上条「わかった。」
病院
上条「おじゃましまーす。」
ラムジー「やあ。君が噂の日本人?」
上条「噂ってほどでもないけどな。」
ラムジー「頑張ってくれよ。応援してる。」
ロシツキー「彼はアーロン・ラムジー。去年大けがして今シーズンに間に合わなかったんだ。」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:55:34.27 ID:3XPDC+9N0
上条「そうなのか…アーロン。容態はどうなんだ?」
ラムジー「まぁまぁかな。もう少しでよくなるよ。
早く君とプレーしたいな…」
ラムジー「僕はいい感じでシーズンを送ってたのに一回のけがで台無しにしてしまった
悔しいよ。育ててくれた両親、監督、チームの先輩たちに顔向けが…」
上条「それは違う!!」
ラムジー「!?」ビク
上条「お前はいままで頑張ってきたんだろ?ならその努力は無駄じゃない!!
取り戻すまで時間がかかるかもしれないけど…それでもまたピッチに立てる!!
自分を信じろよ!!必ず戻れるって!!
もしお前が戻れないって、戻る自信がないっていうなら…
まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」
看護婦「お客様病室では静かにしてください。」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:57:31.26 ID:3XPDC+9N0
ラムジー「ありがとう!!僕頑張るよ!!」
こうしてまとまったアーセナルはシーズン開始後勝ちまくり、
強敵マンチェスター・ユナイテッドとチェルシー以外には負けなかった。
そうして迎えた第30節
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:03:09.61 ID:3XPDC+9N0
ベンゲル「明日のアウェーのチェルシー戦で今シーズンが決まる。
勝てば優勝一直線。負ければ優勝を逃す。
みんな、気を引き締めて行け!!
今日は解散だ!!」
ナスリ「なぁトウマ、帰りにどっかで食べないか?」
上条「悪い、今日は家の料理の当番の日なんだ!!
居候がちょっとうるさくて…」
ナスリ「なら仕方ないな。じゃあ明日、がんばろうぜ。」
上条「はぁ…何作ろうかな…」
女「嫌っ!!やめてください!!離してください!!」
男「いいじゃんいいじゃん。オレといいことしようよ~気持ちいいよ~?」
上条「女の子がピンチだ!!行かなきゃ!!」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:08:53.47 ID:3XPDC+9N0
上条「またせてごめんね~それじゃご迷惑おかけしました~」
女「上条さん!?」
上条「五和!?」
男「あ?お前アーセナルの上条か?」
上条「いかにも俺は上条さんですけど…?
あー!!あんたはチェルシーのジョン・テリー」
テリー「んだよ…このおっぱい大きい子お前の彼女かよ。
ま。人の女を奪うことことほど楽しいことってないけどね~」
上条「てめぇ…確か他にも不倫したとか言ってたよな…?」
テリー「ああブリッジの女か?アイツは良かったね。最高よ、体が」
上条「いい加減にしやがれ!!」
テリー「正義感にあふれる坊ちゃんだこと。じゃあな。明日ボッコボコにしてやるよ。」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:20:13.56 ID:3XPDC+9N0
上条「大丈夫か?五和?」
五和「はい。あの…明日の試合を見にここまで来たんです!!
頑張ってください!!」
上条「ああ。絶対勝つ…テリーを倒して優勝してみせる!!」
次の日
セスク「トウマ…今日は気合入ってるな…」
上条「倒さなくちゃいけない奴がいる…」
セスク(なんという気迫ッ!!)
審判「選手たちは握手して整列してください!!」
テリー「」ニヤッ
上条「」プイッ
カビラ「おぉーと!!上条が握手を拒否です!!」
北澤「なんか上条選手の彼女をテリーが襲ったらしいですからねぇ…」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:29:11.75 ID:3XPDC+9N0
テリー「来いよ。抜けるもんなら抜いてみな!!」
上条「ぐっ!!」
セスク「トウマ!!無理すんな!!」
上条「でも!!」
アルシャビン「ボールをよこせ!!早く!!」
上条「くっ!!」
テリー「どうすんだ?お前のせいでチームワークバラバラだぞ?w」
上条「………」
アネルカ「どうだドログバ行けるか?」
ドログバ「ヨユウ。オレ、アーセナルタオス。」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:36:31.36 ID:3XPDC+9N0
ドログバ「ウォォオオオオオオオオオオオオオオン」
ロシツキー「なんだありゃ!?まるで暴走状態の初号機だ!!」
ドログバ「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオン」ズドォオン
アルムニア「うわあ」
1-0
エッシェン「今日もドログバは絶好調だな。」
ランパード「まったくだ。」
ジョーコール「おい。今日ホームなのにアーセナル側の声援のほうがでかくないか?」
10032「かーみじょうーかーみーじょうー!!はいみなさんも!!」
妹×10000「かーみーじょうかーみじょうー!!」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:04:32.78 ID:3XPDC+9N0
ロッカルーム
ディアビ「………」イライラ
ベンゲル「………」
ディアビ「おいボス!!上条は確かにフィジカル強いし、パスもいい!!
だが場馴れしていないだろ!!勝ちたいのならオレを出してくれ!!」
ベンゲル「…ディアビ。今のお前に上条の動きができるか?」
ディアビ「なに…?」
ベンゲル「上条が場馴れしていないと言ったな?
あの動きがそう見えるなら、お前の眼は節穴だな。」
ディアビ「くっ!!」
ベンゲル(信じられん。初めてからまだそんなに立っていないのに
あんな動きができるとは…相当の修羅場をくぐっているな…)
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:13:46.44 ID:3XPDC+9N0
後半開始
バルセロナのポゼッションサッカーに翻弄されつつも、アーセナルはゴールを許さなかった。
そして迎えた後半15分。
上条「うおおおおおおおおおおお」
シャビ「くっそ!!おいピケ!!何としてでも止めろ!!」
ピケ「おう!!」
プジョル「二人がかりなら問題ない。見た感じ足元の技術はないからな。」
上条「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ドドドドド
プジョル「なんて肉体だ…びくともしない…」
ピケ「てめぇ!!止まれって言ってんだよ!!」
アウベス「ピケ!!もうペナルティエリアだ!!よせ!!!」
ピケ「おらっ!」ガン
上条「おっ!?うわああああああ」ガスッ
ピピピピピー!!
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:16:51.62 ID:3XPDC+9N0
>>65
残念ながら人違いです。ごめんね
カビラ「倒されました!!PKです!!」
北澤「やっちゃいましたねぇ…」
上条「いてて…」
ナスリ「大丈夫か?グッジョブだトウマ。ピケがイエロー。
さらにPKを得たぞ。」
上条「俺でも貢献できたんだな…」
ナスリ「十分すぎるぜ。」
このPKをセスクが危なげなく沈め、1-1。試合はわからなくなってきた。
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:22:27.63 ID:3XPDC+9N0
これで焦ったのであろうか。
バルセロナは攻撃のテンポを上げるが、プレーに生彩を欠き、
ゴールを奪うことができない。
そして後半27分
イブラ「ドリブルドリブルっと。おっ!?」
上条「ここからは行かせないぞ…!!」
イブラ「あぁ?」ギロリ
上条「来いよ。」
イブラ「てめぇ…」ドドドド
上条「ぐぅっ!!まだまだ!!」
イブラ(おいおいマジかよ…ざっと見た感じ30㎝くらい身長差あるぞ…
なのに当たり負けしない…どういうことだ…)
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:27:11.70 ID:3XPDC+9N0
イブラ「これならどうだ日本人!!」フェイントッ
上条「おっと…まだだ!!」
イブラ(どういう反応速度だよ…)
サニャ「ボール、いただくぜ!!」
イブラ「クソがぁ!!ちくしょう!!」
サニャ「トウマ!!頼むぜ!!」
上条「任せておけ!!」
このまま前線に運んだ上条は絶妙のタイミングでアルシャビンにパス。
これがアシストとなり、2-1。
時間は残り、15分。
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:30:13.25 ID:3XPDC+9N0
アンリ「アーセナル…いい人材を手に入れたな。」
イブラ「クソ…あの日本人ただじゃおかねぇ…」
アンリ「イブラ、おまえが油断しすぎたんだ。」
イブラ「ケッ」
ピッピッピー!!
試合終了。
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:33:25.59 ID:3XPDC+9N0
上条「やった…勝った。」
ベントナー「やるじゃねぇか、トウマ。まぁこの天才の足元にも及ばないがな!!」
アルシャビン「いやそれはおかしい。」
セスク「みんな!!帰るぞ!!」
アンリ「君。ちょっといいかな?」
上条「はい?」
アンリ「私はアンリ。後半から出場してたFWだ。」
上条「はぁ…んはにか用ですか?」
アンリ「イブラが失礼なことを試合前にしたらしいからね。
謝りに来たんだ。
私も昔アーセナルにいたんだよ。」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:36:57.43 ID:3XPDC+9N0
上条「そうなんですか。」
アンリ「あのころが懐かしいよ。すごく良かった時期なんだ。」
上条「なら…」
アンリ「?」
上条「もう一度戻ってきてください。」
アンリ「!?」
上条「俺はアンリさんと一緒にプレーしてみたい。
それにチームももっと良くなるだろうし。いつか一緒にプレーを…」
アンリ「そうだな…戻れないかもしれないが…私も君とサッカーをしたい。
またいつか…共にプレーしよう。」
上条「はい!!」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:42:26.90 ID:3XPDC+9N0
試合後 観客席
ルーニー「…どう思う?」
ナニ「日本人か?奴はすごいな。あのフィジカルとパスセンスはヤバい。」
ルーニー「いやむしろ反応速度だろ。尋常じゃないぞ。」
ナニ「アーセナルは今年来るかもな。」
ルーニー「俺がいる限りは好き勝手させないさ。今年も面白くなりそうだなぁパク?」
パクチソン「キムチうめぇ」
そんなこんなでシーズンが開幕した。
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:46:23.51 ID:3XPDC+9N0
おまけ
ロッカールームにて
エブエ「おいトウマ!!おまえバルサ戦MVPだぞ!!」
上条「マジかよ!!」
ベントナー「俺じゃないのかよ!!」
セスク「なになに?『アシストが見事』かぁ…評価点は7.5だってさ。」
ナスリ「やったじゃないか!!」
上条「まぁ上条さんもやればできるってことですかねぇ」
エブエ「こいつめ!!調子乗るなよ!!」
一同「HAHAHA!!」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:50:28.37 ID:3XPDC+9N0
ある日の練習後。
ナスリ「トウマ。ちょっとついてきてくれないか?」
ロシツキー「行くところがある。」
上条「わかった。」
病院
上条「おじゃましまーす。」
ラムジー「やあ。君が噂の日本人?」
上条「噂ってほどでもないけどな。」
ラムジー「頑張ってくれよ。応援してる。」
ロシツキー「彼はアーロン・ラムジー。去年大けがして今シーズンに間に合わなかったんだ。」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:55:34.27 ID:3XPDC+9N0
上条「そうなのか…アーロン。容態はどうなんだ?」
ラムジー「まぁまぁかな。もう少しでよくなるよ。
早く君とプレーしたいな…」
ラムジー「僕はいい感じでシーズンを送ってたのに一回のけがで台無しにしてしまった
悔しいよ。育ててくれた両親、監督、チームの先輩たちに顔向けが…」
上条「それは違う!!」
ラムジー「!?」ビク
上条「お前はいままで頑張ってきたんだろ?ならその努力は無駄じゃない!!
取り戻すまで時間がかかるかもしれないけど…それでもまたピッチに立てる!!
自分を信じろよ!!必ず戻れるって!!
もしお前が戻れないって、戻る自信がないっていうなら…
まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」
看護婦「お客様病室では静かにしてください。」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 00:57:31.26 ID:3XPDC+9N0
ラムジー「ありがとう!!僕頑張るよ!!」
こうしてまとまったアーセナルはシーズン開始後勝ちまくり、
強敵マンチェスター・ユナイテッドとチェルシー以外には負けなかった。
そうして迎えた第30節
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:03:09.61 ID:3XPDC+9N0
ベンゲル「明日のアウェーのチェルシー戦で今シーズンが決まる。
勝てば優勝一直線。負ければ優勝を逃す。
みんな、気を引き締めて行け!!
今日は解散だ!!」
ナスリ「なぁトウマ、帰りにどっかで食べないか?」
上条「悪い、今日は家の料理の当番の日なんだ!!
居候がちょっとうるさくて…」
ナスリ「なら仕方ないな。じゃあ明日、がんばろうぜ。」
上条「はぁ…何作ろうかな…」
女「嫌っ!!やめてください!!離してください!!」
男「いいじゃんいいじゃん。オレといいことしようよ~気持ちいいよ~?」
上条「女の子がピンチだ!!行かなきゃ!!」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:08:53.47 ID:3XPDC+9N0
上条「またせてごめんね~それじゃご迷惑おかけしました~」
女「上条さん!?」
上条「五和!?」
男「あ?お前アーセナルの上条か?」
上条「いかにも俺は上条さんですけど…?
あー!!あんたはチェルシーのジョン・テリー」
テリー「んだよ…このおっぱい大きい子お前の彼女かよ。
ま。人の女を奪うことことほど楽しいことってないけどね~」
上条「てめぇ…確か他にも不倫したとか言ってたよな…?」
テリー「ああブリッジの女か?アイツは良かったね。最高よ、体が」
上条「いい加減にしやがれ!!」
テリー「正義感にあふれる坊ちゃんだこと。じゃあな。明日ボッコボコにしてやるよ。」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:20:13.56 ID:3XPDC+9N0
上条「大丈夫か?五和?」
五和「はい。あの…明日の試合を見にここまで来たんです!!
頑張ってください!!」
上条「ああ。絶対勝つ…テリーを倒して優勝してみせる!!」
次の日
セスク「トウマ…今日は気合入ってるな…」
上条「倒さなくちゃいけない奴がいる…」
セスク(なんという気迫ッ!!)
審判「選手たちは握手して整列してください!!」
テリー「」ニヤッ
上条「」プイッ
カビラ「おぉーと!!上条が握手を拒否です!!」
北澤「なんか上条選手の彼女をテリーが襲ったらしいですからねぇ…」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:29:11.75 ID:3XPDC+9N0
テリー「来いよ。抜けるもんなら抜いてみな!!」
上条「ぐっ!!」
セスク「トウマ!!無理すんな!!」
上条「でも!!」
アルシャビン「ボールをよこせ!!早く!!」
上条「くっ!!」
テリー「どうすんだ?お前のせいでチームワークバラバラだぞ?w」
上条「………」
アネルカ「どうだドログバ行けるか?」
ドログバ「ヨユウ。オレ、アーセナルタオス。」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/19(金) 01:36:31.36 ID:3XPDC+9N0
ドログバ「ウォォオオオオオオオオオオオオオオン」
ロシツキー「なんだありゃ!?まるで暴走状態の初号機だ!!」
ドログバ「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオン」ズドォオン
アルムニア「うわあ」
1-0
エッシェン「今日もドログバは絶好調だな。」
ランパード「まったくだ。」
ジョーコール「おい。今日ホームなのにアーセナル側の声援のほうがでかくないか?」
10032「かーみじょうーかーみーじょうー!!はいみなさんも!!」
妹×10000「かーみーじょうかーみじょうー!!」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:09:47.30 ID:3XPDC+9N0
上条「んぅ…あれ?入った?」
セスク「今起きたか。ベントナーへのラストパス出した後倒れたんだよ。」
上条「俺が!?」
セスク「他に誰がいるんだ?」
ナスリ「お前のアシストで…勝ったんだよ。」
上条「よかった…」
ナスリ「そうそう。みんながトウマを胴上げしたいってよ。」
上条「そんなのいいよ!!大体慣れてないし…」
セスク「構うもんか!!行くぞ!!」
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:14:42.56 ID:3XPDC+9N0
エブエ「おいみんな!!勇者が来たぞ!!」
アルシャビン「あの突破からのパスがなかったら引き分けだったな。」
ロシツキー「これであと上位チームとの試合はない。
勝ち点、得失点差ともにわがチームが1位だ!!」
ベントナー「この天才のシュートがあったから勝った…
だが今回は特別にお前を認めてやる。ナイスパスだったぞ、トウマ。」
上条「みんな…」ブワッ
セスク「よっしゃ!!次の試合の景気づけとトウマのアシストをたたえるために
胴上げするぞ!!」
みんな「トウマ!!トウマ!!トウマ!!」
上条「しあわせだあああああああああああああああああああああ」
みんな「トウマー!!トウマー!!トウマー!!」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:17:36.39 ID:3XPDC+9N0
インなんとか「トウマー!!朝なんだよ!!起きるんだよ!!」
上条「ん?あれ?まさかの夢オチ!?」
インペリアル「ご飯食べたいんだよ!!おなかがすいたんだよ!!」
上条「ああああ!!もうこんな時間!!
インデックス!!悪いがごはんを作ってる時間がない!!学校行ってくる!!」
インポータント「そんなのひどいかも!!許さないんだよ!!」
上条「不幸だああああああああああああああああああ」
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:19:35.83 ID:3XPDC+9N0
昼休み
土御門「カミやん!!サッカーしようぜい!!」
上条「べつにいいけど上条さんサッカーあんまり得意じゃないぞ?」
青ピ「何を言いますか。そのフィジカルと反射神経は経験者もびっくりやで?」
上条「ガタイマックスのお前に言われたくないよ…」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:23:19.40 ID:3XPDC+9N0
土御門「カミやん!!」バスッ
上条「おっとっと。やべ!!」
土御門「にゃーカミやんトラップミスだにゃー」
青ピ「さっさと取ってきてな~」
上条「人使い粗いなぁもう…
あ、あそこに人がいる。すいませーん取ってください!!」
男「これかい?よっと。」
上条(なんつーパス精度…それに身のこなしがただ者じゃない…)
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:27:03.89 ID:3XPDC+9N0
男「サッカーをしているのかい?」
上条「ええまぁ。」
男「なら私も混ぜてくれないか?」
上条「未経験者が集まってやってるんですけどそれでもいいなら。」
男「構わないさ。サッカーができるならなんでもいい。」
上条「なら一緒にやりましょう。」
上条(あれ…?この人どこかで…?」
上条「あの…どこかでお会いしたことありませんか?」
男「いや?ないと思うよ。」
上条「そうですか…おーいみんな!!この人が一緒にサッカーやりたいって!!」
土御門「!?ティエリ・アンリ!!
アンリ「よろしくね。楽しくサッカーをしよう。」
おしまい
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/19(金) 02:29:13.70 ID:3XPDC+9N0
いちおうこれでおしまい
かなりグダってしまった…
とりあえず俺が言いたいことはアーセナルは最高ということと
アンリは早くアーセナルに戻って来いってことです。
みてくれた人たち本当にありがとうございました!!
また機会があったらSS書こうと思います。
ないだろうけど質問がありましたらどうぞ。
<<紬「律澪! 律澪が欲しい! 律澪!」 | ホーム | 唯「片思い!」>>
コメント
No title
わざわざ書き込むことじゃないだろ。
No title
ガナーズの10番は永遠にベルカンプのものなんだよ!
DQNなファン・ペルシーには渡したくないかも
DQNなファン・ペルシーには渡したくないかも
No title
いるよねとりあえず批判だけはしとく奴
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |
口調と展開がキモすぎ