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憂「なに……この本……?」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:22:25.84 ID:SgGl6dUmO [1/18]
憂「おねえちゃーん」ユサユサ
唯「ん~……」
憂「そろそろ起きないと遅刻しちゃうよー」
唯「……んむ」ゴロ
憂「はーやーくー」ユサユサ
唯「ぐー……」
憂「もー……あれ?」
憂「おねえちゃーん」ユサユサ
唯「ん~……」
憂「そろそろ起きないと遅刻しちゃうよー」
唯「……んむ」ゴロ
憂「はーやーくー」ユサユサ
唯「ぐー……」
憂「もー……あれ?」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:28:04.10 ID:SgGl6dUmO [2/18]
憂「なに……この本……?」
憂「」ペラッ
憂「……う、うわぁ」
憂「おねえちゃんってこういうのに興味あったんだ……」
憂「……」
唯「ん~……うい~、おはよ~……」
憂「え?!あ、お、おねえちゃん、おはよ!」バッ
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:35:08.46 ID:SgGl6dUmO [3/18]
唯「ふわぁ……ごはん……」
憂「あ、う、うん!用意できてるから、下いこっか?」
唯「うん~……」
憂(ふぅ……バレてない、よね……?)
唯「うい~?」
憂「え?!あ、うん、いこいこ!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:40:39.63 ID:SgGl6dUmO
唯「いただきまーす」
憂「いただきます……」
唯「」モグモグ
憂(はぁ……)
唯「ん!今日の朝ごはんもおいしいよ~」
憂「そ、そう?良かった~」
唯「」モグモグ
憂「……」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:46:23.40 ID:SgGl6dUmO
唯「……うい?」
憂「え?な、なに?おねえちゃん」ドキッ
唯「おはし止まってるよ?」
憂「あ、う、うん……」
唯「悩み事でもあるの?なんかあるならわたしが……」
憂「い、いや、なんでもないよ!
大丈夫だから!さっ、食べよ?」
唯「そ、そう……ならいいんだけど……」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:53:29.16 ID:SgGl6dUmO
――――――――
―――――
純「おはよー」
梓「おはよ、純」
憂「」ボー
純「憂、おはよっ」ポンッ
憂「……」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:57:37.95 ID:SgGl6dUmO
純「……?」チョイチョイ
梓「さあ……ずっとこんな感じ……」
純「具合でも悪いの?」
梓「聞いてみたけど、反応無し……」
純「ふーむ……」
憂「……はぁ」
純「うーい」
憂「」ボー
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:03:12.51 ID:SgGl6dUmO
純「おーい」ヒラヒラ
憂「……」
純「ねえってばー」ユサユサ
憂「」カクンカクン
梓「……ね?」
純「仕方ない……それなら……とーっ!」
ゴンッ
梓「ちょ?!純?!」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:08:44.19 ID:SgGl6dUmO
憂「ふわっ?!……あ、純ちゃん、おはよ~」ズキズキ
純「よし」グッ
梓「よし、じゃないでしょ!」
憂「?」
純「まあまあ、これで気づいたんだし……
で、憂はさっきからどうしたの?考え事?」
憂「えと、まあ、考え事っていうか……」
梓「なにかあったの?」
憂「ん~……」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:13:21.59 ID:SgGl6dUmO
純「ま、言いたくないなら無理には聞かないけどさ」
憂「うん……」
梓「……」
憂「……ね、ねえ……二人とも」
純「ん?」
梓「なに?」
憂「あ、あのさ……これは友達の話、なんだけど……」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:19:35.41 ID:SgGl6dUmO
憂「その友達には一個違いのお姉さんがいてさ……」
梓「……」
憂「そのお姉さんが、なんていうか……
男の人と、お、女の人が……その、イチャイチャみたいな……」
憂「ま、まあ簡単に言えば……
え……えっちな本、っていうか……」
純「……」
憂「そ、そういう本を持ってたらしくて……
どうしたらいいかなって相談を受けたんだけど……」
梓「……」
純「……」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:24:59.03 ID:SgGl6dUmO
梓「ね、ねえ……憂……」
憂「な、なにっ?!」
梓「それって、もしかして唯せんぱ
憂「と、友達の話ね!友達!近所の!」
梓「……」
憂「それで、わたし相談されてて!
ど、どうしたらいいかな~って!」
純「はあ……わかった、友達の話、ね」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:29:07.31 ID:SgGl6dUmO
憂「ふぅ……で、どうすればいいかな?」
純「どうするって言ったって……」
梓「趣味は人それぞれだし……ねえ?」
憂「で、でも……自分のお姉さんにそんな趣味があるだなんて……」
純「年頃の女の人なら持ってる人もいるんじゃない?」
憂「え、そ、そうなの?!」
梓「ま、まあ……少ないかもしれないけど……」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:35:10.74 ID:SgGl6dUmO
憂「で、でも、男の人とだよ?!女の人とのならいいけど……」
純「……」
梓「……」
憂「ど、どうかした……?」
純「いや……はあ、いいや……」
梓「まあ、そっちな感じはしてたし……」
憂「そっち?」
梓「なんでもない……」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:43:47.18 ID:SgGl6dUmO
純「それで……その、友達ってのはお姉さんのことが好きだから
男女がズコバコしてる本を持たれるのが嫌だってこと?」
憂「そ、そう!それ!そういうこと!」
梓(ズコバコって……)
純「つまり、男じゃなくて自分に興味を持ってほしいってことだ」
憂「そう!純ちゃんの言う通り!」
梓「……」
憂「……って友達が!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:50:12.42 ID:SgGl6dUmO
憂「それで、どうすればいいと思う?」
純「知らない」
憂「え?」
純「なんていうか……そのお姉さんの興味を
男から女に向かせることがまず難しそうだし……」
憂「……」
純「やるとしたら正攻法でお姉さんを落とすしかないんじゃないの?」
憂「そ、そう……」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:56:09.61 ID:SgGl6dUmO [17/18]
憂「で、でも……なにか他にいい方法は……」
純「軽音部の先輩方に聞いてみたら?
一応、わたしたちより色々経験豊富だと思うし」
梓「ちょ……純!」ヒソヒソ
純「いやー、もう面倒になってきたし……」ヒソヒソ
憂「先輩か……うん、それはいいかも」
梓「はあ……」
憂「ねえ、梓ちゃん……聞くとしたら誰がいいかな?」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:01:35.40 ID:SgGl6dUmO [18/18]
梓「え?!う、うん……そうだな……唯先輩は?」
憂「だ、だめだめ!本人に……
じゃなくて……とにかくおねえちゃんはだめ!」
梓「そ、そう……うーん……
澪先輩はこういう話苦手そうだし、律先輩は茶化しそうだし……」
憂「うんうん」
梓「ムギ先輩……かな……?親身になってくれそうだし……」
憂「紬さんか……じゃあ、聞いてみようかな!」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:07:28.41 ID:crzYmMOwO [1/21]
梓「今日はちょうど部活も無いし、放課後会いにいってみたら?」
憂「うん、そうする!二人ともありがとう!」
梓「はいはい……」
純「ふう……これでひとまず安心……」
梓「まあ……ムギ先輩なら、面倒見いいし……大丈夫かな」
純「だね……」
憂「~♪」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:12:40.77 ID:crzYmMOwO [2/21]
――――――――
―――――
紬「しゃらんらしゃらんら~」
憂「あ……紬さん!」
紬「あら、憂ちゃん こんにちは~」
憂「あの……今、大丈夫ですか?」
紬「?どうかしたの?」
憂「紬さんにちょっと相談が……」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:19:50.58 ID:crzYmMOwO [3/21]
紬「相談?」
憂「はい……お時間あるならでいいんですけど……」
紬「そう……うん、大丈夫よ~」
憂「ほんとですか?」
紬「ええ、他ならぬ憂ちゃんの頼みだもの!」
憂「ありがとうございます!」
紬「それで、その相談っていうのは?」
憂「実は、ええと……友達の話なんですけど……」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:25:35.60 ID:crzYmMOwO [4/21]
――――――――
―――――
憂「……ってことで、いいアイデアがあったら教えてもらいたくて」
紬「うーん……ねえ、憂ちゃん」
憂「なんですか?」
紬「今の話、憂ちゃんと唯ちゃんのことよね?」
憂「え?!ち、違います、これは友達の話で……」
紬「隠さなくてもいいのよ?誰にも言わないし」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:33:20.69 ID:crzYmMOwO [5/21]
憂「い、いえ……はい……そうです……」
紬「ふふっ、落ち込まないで?
それに詳細がわかった方が作戦もたてやすいのよ!」
憂「そ、そうなんですか?」
紬「ええ!さて……それじゃあ……
あとでお家にお邪魔してもいいかしら?」
憂「え?あ、はい……大丈夫ですけど……」
紬「一度家に帰って、準備できたら向かうから……
憂ちゃんは先に帰って待っててくれる?」
憂「え、と……もうアイデアが浮かんだんですか?」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:40:04.79 ID:crzYmMOwO [6/21]
紬「ええ、そうよ~」
憂「ほ、ほんとですか?!」
紬「だから、安心してお家で待っててくれる?すぐに行くから」
憂「は、はい!よろしくお願いします!」
紬「うふふ……それじゃあ、またあとでね~」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:47:26.03 ID:crzYmMOwO [7/21]
――――――――
―――――
ピンポーン
憂「はーい」パタパタ
ガチャ
紬「お待たせ~」
憂「あ、紬さん!どうぞ~」
唯「あれ、ムギちゃん?」
紬「唯ちゃん、こんにちは~」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:52:58.82 ID:crzYmMOwO [8/21]
唯「どうかしたの~?……はっ!
もしかして、わたしに会いにわざわざ?!」
紬「うふふ、残念だけど今日は憂ちゃんに会いにきたのよ~」
唯「ういに?」
憂「う、うん、まあ……」
唯「え~わたしも仲間に入れてよ~」
紬「ごめんね?すぐに終わるから、少し待ってて?」
憂「ごめんね、おねえちゃん」
唯「ん~……わかったよ、その代わり急いでね!」
紬「うふふ、は~い」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:58:30.15 ID:crzYmMOwO [9/21]
憂「えと、紬さん!さっきの作戦ってなんですか?!」
紬「憂ちゃん、落ちついて 唯ちゃんに聞こえたら終わりよ」
憂「あ……ごめんなさい……」
紬「それで、作戦なんだけど……
憂ちゃんが男の子になるの」
憂「……え?」
紬「唯ちゃんは男の子に興味があるみたいなんでしょう?」
憂「は、はい」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:05:10.44 ID:crzYmMOwO [10/21]
紬「それなら、憂ちゃんが男の子になれば
憂ちゃんに興味を持つんじゃない?」
憂「それは……そうかもしれませんが……」
紬「もちろん、本当の男の子にはなるわけではないわよ?」
憂「それじゃあ、どうやって……?」
紬「そのために、秘密道具を持ってきたのよ~」ゴソゴソ
憂「?」
紬「えー……と、あったあった」バッ
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:12:11.45 ID:crzYmMOwO [11/21]
憂「こ……これは……」
紬「ぺニスバンド……いわゆるペニバンよ!」
憂「ぺ……ぺに……?」
紬「ちょっと立ってくれる?」
憂「え?……は、はい……」
紬「ええと、これをこうして……」ゴソゴソ
憂「つ、紬さん?!な、なにを?!」
紬「憂ちゃん、じっとしてて」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:20:15.31 ID:crzYmMOwO [12/21]
憂「は、はい……」
紬「……よし、これでオッケーよ」
憂「え、えと……これは……」
紬「これで憂ちゃんにもオチンチンがついたわね!」
憂「おちん……ちん……?」
紬「オチンチンがあれば、男の子と同じように
唯ちゃんを愛してあげられるでしょ?」
憂「あ……ああ!そっか……!」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:26:34.22 ID:crzYmMOwO [13/21]
紬「唯ちゃんがえっちな本を持ってたってことはたぶん、
男の子にっていうよりもオチンチンに興味があるんだと思うの」
憂「オチンチンに……」
紬「それなら、憂ちゃんにオチンチンがついてたら
憂ちゃんと憂ちゃんのオチンチンにも興味が向くでしょう?」
憂「……!」
紬「そのオチンチンで唯ちゃんを悦ばせてあげたらイチコロよ!」
憂「そうですね……!紬さん、ありがとうございます!
それじゃあ早速……」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:32:57.34 ID:crzYmMOwO [14/21]
紬「待って!焦っては作戦が台無しになるわよ!」
憂「え?」
紬「いくら憂ちゃんのオチンチンでも、最初は抵抗があると思うの」
憂「それじゃあ、どうすれば……」
紬「夜に、一緒のベッドで……唯ちゃんが眠ってからが勝負ね」
憂「おねえちゃんが眠ってから……」
紬「寝込みを襲うってこと
一度受け入れてしまえばあとはなし崩しに落ちてくれるはずよ」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:39:36.54 ID:crzYmMOwO [15/21]
憂「わかりました……紬さん、ありがとうございました!」
紬「お礼なんていいわよ~
ええと、あとはこれをここに……と」ゴソゴソ
憂「?どうかしましたか?」
紬「うふふ、なんでもないわよ~
そうそう、ひとつ言い忘れてたけど」
憂「はい?」
紬「夜は必ず憂ちゃんの部屋で、ね?
自分の土俵に持ち込むって意味でもね」
憂「は、はい、わかりました」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:44:40.68 ID:crzYmMOwO [16/21]
紬「さてと……これで説明も終わったし、あとは夜を待つだけね」
憂「紬さん、本当にありがとうございました……
わたしのためにここまで……」
紬「いいのよ~ むしろ、お礼を言いたいのはわたしの方よ~」
憂「え?」
紬「さ、唯ちゃんも待ちくたびれてるだろうし……いきましょうか?」
憂「は、はい……そうですね」
紬「うふふ……」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:51:04.87 ID:crzYmMOwO [17/21]
――――――――
―――――
唯「ムギちゃん、泊まっていかないの~?」
紬「ええ、本当はご飯もおよばれしないで帰るつもりだったし……」
唯「ぶーぶー」
紬「それじゃあ、今日はありがとう、ご馳走様
……憂ちゃん、頑張ってね?」
憂「は、はい……」
唯「?」
紬「うふふ、ばいば~い」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:57:25.24 ID:crzYmMOwO [18/21]
憂「……」
唯「ふわぁ……ん~、早いけど今日はもう寝ようかな~」
憂「あ……お、おねえちゃん……」
唯「ん?どしたの、うい?」
憂「今日、一緒に寝ない……?」
唯「一緒に?いいよ~」
憂「そ、それじゃあ、わたしの部屋で待ってるから!」バタバタ
唯「う、うい……?」
憂(よし……あとは実行するだけ……!)
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 02:04:58.94 ID:crzYmMOwO [19/21]
――――――――
―――――
唯「んしょ……ういの部屋で寝るなんて久しぶりだね~」
憂「そ、そうだね……たまには、ね?」
唯「えへへ……」ギュッ
憂「?!」
唯「うい~、あったか~い……」
憂「えへ、へへ……」ギュ
唯「あったかあったかだね~」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 02:10:24.51 ID:crzYmMOwO [20/21]
憂「……」
唯「」
憂「……おねえちゃ~ん」
唯「ん~……」スースー
憂「寝ちゃった……」
唯「」スースー
憂「……よし」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 02:15:36.97 ID:crzYmMOwO [21/21]
憂「」ゴソゴソ
憂「こうでいいんだっけ……うん」ゴソゴソ
憂「準備はできた……あとは……」
唯「」スースー
憂「おねえちゃん……」
唯「」スースー
憂「やっぱり、寝込みを襲うのは……」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:21:18.95 ID:crzYmMOwO
憂「いや、でも……おねえちゃんが悪い男の人に引っ掛からないために……」
憂(それと、わたしの幸せのためにも……!)
憂「おねえちゃん!」ガバッ
唯「ん……」
憂「ご、ごめんね!」ズルッ
唯「んん……え……?」
憂「あとは、このオチンチンを……」ハァハァ
唯「う、うい……?」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:26:53.64 ID:crzYmMOwO
憂「?!」
唯「な、なにしてるの……?」
憂「……ごめんなさい!」ガシッ
唯「え?え?」
憂「えい!えい!」グイグイ
唯「ちょ、ちょっとうい!やめてよ!」
憂「おねえちゃん、我慢して!少しの辛抱だから!」
唯「やだ、やだよ!うい、離して!」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:48:35.40 ID:crzYmMOwO
憂「あ、あれ……上手く入らない……」グイグイ
唯「いっ……や、やだ!やめて!」ドンッ
憂「わっ!」バタッ
唯「はぁ……はぁ……」
憂「お、おねえちゃん……」
唯「な、なにしてるの?!うい!」
憂「い、いや……えっと……その……」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:54:54.14 ID:crzYmMOwO
唯「寝てるところを襲うなんて酷いよ!どういうつもり?!」
憂「ご、ごめんなさい……」
唯「どうしてこんなことしたの!」
憂「……ぐすっ」
唯「……?」
憂「ふ、ふぇぇ……うぅ……」グスグス
唯「う、うい?」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:59:35.32 ID:crzYmMOwO
憂「ご、ごめん、な、さい……で、でも……
おねえ、ちゃんに、好かれ、たくて……」グスグス
唯「ど、どういうこと……?とりあえず、落ちついて……」
憂「ぐすっ……おねえちゃんが、オチンチンに興味あるのかなあって……
でも、わたし、オチンチンないし……
それ、で……に、偽物の、オチンチンでって……」
唯「オチンチン?な、なんのこと?」
憂「え……?」グス
唯「だから、オチンチンってなんの話?」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 03:07:44.27 ID:crzYmMOwO
憂「あ……お、おねえちゃんが、その……
え、えっちな本、持ってたから……」
唯「えっちな本?なにそれ?」
憂「え……?おねえちゃんの部屋にあった……」グス
唯「わたしの部屋……あれ、それって……」
憂「?」
唯「あれ、わたしのじゃなくてムギちゃんの本だよ?」
憂「紬さん……?で、でも、紬さんは相談にのってくれて……え?」グス
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 03:14:51.57 ID:crzYmMOwO
唯「なんかね、新曲の歌詞を書くのに必要だからって貸してくれたんだ~
ほら、女子校だし男女の恋愛を学ぶためだって」
憂「え……そ、そうなの……?」
唯「うん~、まだ読んでないんだけどね
あれ、そんなにえっちな本だったんだ~」
憂「あ……だ、だめ!読んじゃだめだよ!おねえちゃん!」
唯「えへへ、わかったよ……ねえ、うい」
憂「?」
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 03:18:56.45 ID:crzYmMOwO
唯「」ギュッ
憂「っ?!お、おねえちゃん……」
唯「わたしは、いつも通りのういが大好きだよ?
だから、安心して……?」
憂「ぐすっ……ごめんね、おねえちゃん」
唯「ううん、もう怒ってないよ」
憂「えへ……おねえちゃん、大好きっ」ギュッ
唯「えへへっ」
END
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 03:26:49.30 ID:crzYmMOwO
唯「んふふ~」ギュー
憂「えへへ」ギュ
?「……」ジー
――――――――
―――――
紬「ヤれよちくしょぉおおおおおお!!!!!」
ほんとにEND
憂「なに……この本……?」
憂「」ペラッ
憂「……う、うわぁ」
憂「おねえちゃんってこういうのに興味あったんだ……」
憂「……」
唯「ん~……うい~、おはよ~……」
憂「え?!あ、お、おねえちゃん、おはよ!」バッ
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:35:08.46 ID:SgGl6dUmO [3/18]
唯「ふわぁ……ごはん……」
憂「あ、う、うん!用意できてるから、下いこっか?」
唯「うん~……」
憂(ふぅ……バレてない、よね……?)
唯「うい~?」
憂「え?!あ、うん、いこいこ!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:40:39.63 ID:SgGl6dUmO
唯「いただきまーす」
憂「いただきます……」
唯「」モグモグ
憂(はぁ……)
唯「ん!今日の朝ごはんもおいしいよ~」
憂「そ、そう?良かった~」
唯「」モグモグ
憂「……」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:46:23.40 ID:SgGl6dUmO
唯「……うい?」
憂「え?な、なに?おねえちゃん」ドキッ
唯「おはし止まってるよ?」
憂「あ、う、うん……」
唯「悩み事でもあるの?なんかあるならわたしが……」
憂「い、いや、なんでもないよ!
大丈夫だから!さっ、食べよ?」
唯「そ、そう……ならいいんだけど……」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:53:29.16 ID:SgGl6dUmO
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純「おはよー」
梓「おはよ、純」
憂「」ボー
純「憂、おはよっ」ポンッ
憂「……」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 22:57:37.95 ID:SgGl6dUmO
純「……?」チョイチョイ
梓「さあ……ずっとこんな感じ……」
純「具合でも悪いの?」
梓「聞いてみたけど、反応無し……」
純「ふーむ……」
憂「……はぁ」
純「うーい」
憂「」ボー
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:03:12.51 ID:SgGl6dUmO
純「おーい」ヒラヒラ
憂「……」
純「ねえってばー」ユサユサ
憂「」カクンカクン
梓「……ね?」
純「仕方ない……それなら……とーっ!」
ゴンッ
梓「ちょ?!純?!」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:08:44.19 ID:SgGl6dUmO
憂「ふわっ?!……あ、純ちゃん、おはよ~」ズキズキ
純「よし」グッ
梓「よし、じゃないでしょ!」
憂「?」
純「まあまあ、これで気づいたんだし……
で、憂はさっきからどうしたの?考え事?」
憂「えと、まあ、考え事っていうか……」
梓「なにかあったの?」
憂「ん~……」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:13:21.59 ID:SgGl6dUmO
純「ま、言いたくないなら無理には聞かないけどさ」
憂「うん……」
梓「……」
憂「……ね、ねえ……二人とも」
純「ん?」
梓「なに?」
憂「あ、あのさ……これは友達の話、なんだけど……」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:19:35.41 ID:SgGl6dUmO
憂「その友達には一個違いのお姉さんがいてさ……」
梓「……」
憂「そのお姉さんが、なんていうか……
男の人と、お、女の人が……その、イチャイチャみたいな……」
憂「ま、まあ簡単に言えば……
え……えっちな本、っていうか……」
純「……」
憂「そ、そういう本を持ってたらしくて……
どうしたらいいかなって相談を受けたんだけど……」
梓「……」
純「……」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:24:59.03 ID:SgGl6dUmO
梓「ね、ねえ……憂……」
憂「な、なにっ?!」
梓「それって、もしかして唯せんぱ
憂「と、友達の話ね!友達!近所の!」
梓「……」
憂「それで、わたし相談されてて!
ど、どうしたらいいかな~って!」
純「はあ……わかった、友達の話、ね」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:29:07.31 ID:SgGl6dUmO
憂「ふぅ……で、どうすればいいかな?」
純「どうするって言ったって……」
梓「趣味は人それぞれだし……ねえ?」
憂「で、でも……自分のお姉さんにそんな趣味があるだなんて……」
純「年頃の女の人なら持ってる人もいるんじゃない?」
憂「え、そ、そうなの?!」
梓「ま、まあ……少ないかもしれないけど……」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:35:10.74 ID:SgGl6dUmO
憂「で、でも、男の人とだよ?!女の人とのならいいけど……」
純「……」
梓「……」
憂「ど、どうかした……?」
純「いや……はあ、いいや……」
梓「まあ、そっちな感じはしてたし……」
憂「そっち?」
梓「なんでもない……」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:43:47.18 ID:SgGl6dUmO
純「それで……その、友達ってのはお姉さんのことが好きだから
男女がズコバコしてる本を持たれるのが嫌だってこと?」
憂「そ、そう!それ!そういうこと!」
梓(ズコバコって……)
純「つまり、男じゃなくて自分に興味を持ってほしいってことだ」
憂「そう!純ちゃんの言う通り!」
梓「……」
憂「……って友達が!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:50:12.42 ID:SgGl6dUmO
憂「それで、どうすればいいと思う?」
純「知らない」
憂「え?」
純「なんていうか……そのお姉さんの興味を
男から女に向かせることがまず難しそうだし……」
憂「……」
純「やるとしたら正攻法でお姉さんを落とすしかないんじゃないの?」
憂「そ、そう……」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/20(土) 23:56:09.61 ID:SgGl6dUmO [17/18]
憂「で、でも……なにか他にいい方法は……」
純「軽音部の先輩方に聞いてみたら?
一応、わたしたちより色々経験豊富だと思うし」
梓「ちょ……純!」ヒソヒソ
純「いやー、もう面倒になってきたし……」ヒソヒソ
憂「先輩か……うん、それはいいかも」
梓「はあ……」
憂「ねえ、梓ちゃん……聞くとしたら誰がいいかな?」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:01:35.40 ID:SgGl6dUmO [18/18]
梓「え?!う、うん……そうだな……唯先輩は?」
憂「だ、だめだめ!本人に……
じゃなくて……とにかくおねえちゃんはだめ!」
梓「そ、そう……うーん……
澪先輩はこういう話苦手そうだし、律先輩は茶化しそうだし……」
憂「うんうん」
梓「ムギ先輩……かな……?親身になってくれそうだし……」
憂「紬さんか……じゃあ、聞いてみようかな!」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:07:28.41 ID:crzYmMOwO [1/21]
梓「今日はちょうど部活も無いし、放課後会いにいってみたら?」
憂「うん、そうする!二人ともありがとう!」
梓「はいはい……」
純「ふう……これでひとまず安心……」
梓「まあ……ムギ先輩なら、面倒見いいし……大丈夫かな」
純「だね……」
憂「~♪」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:12:40.77 ID:crzYmMOwO [2/21]
――――――――
―――――
紬「しゃらんらしゃらんら~」
憂「あ……紬さん!」
紬「あら、憂ちゃん こんにちは~」
憂「あの……今、大丈夫ですか?」
紬「?どうかしたの?」
憂「紬さんにちょっと相談が……」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:19:50.58 ID:crzYmMOwO [3/21]
紬「相談?」
憂「はい……お時間あるならでいいんですけど……」
紬「そう……うん、大丈夫よ~」
憂「ほんとですか?」
紬「ええ、他ならぬ憂ちゃんの頼みだもの!」
憂「ありがとうございます!」
紬「それで、その相談っていうのは?」
憂「実は、ええと……友達の話なんですけど……」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:25:35.60 ID:crzYmMOwO [4/21]
――――――――
―――――
憂「……ってことで、いいアイデアがあったら教えてもらいたくて」
紬「うーん……ねえ、憂ちゃん」
憂「なんですか?」
紬「今の話、憂ちゃんと唯ちゃんのことよね?」
憂「え?!ち、違います、これは友達の話で……」
紬「隠さなくてもいいのよ?誰にも言わないし」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:33:20.69 ID:crzYmMOwO [5/21]
憂「い、いえ……はい……そうです……」
紬「ふふっ、落ち込まないで?
それに詳細がわかった方が作戦もたてやすいのよ!」
憂「そ、そうなんですか?」
紬「ええ!さて……それじゃあ……
あとでお家にお邪魔してもいいかしら?」
憂「え?あ、はい……大丈夫ですけど……」
紬「一度家に帰って、準備できたら向かうから……
憂ちゃんは先に帰って待っててくれる?」
憂「え、と……もうアイデアが浮かんだんですか?」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:40:04.79 ID:crzYmMOwO [6/21]
紬「ええ、そうよ~」
憂「ほ、ほんとですか?!」
紬「だから、安心してお家で待っててくれる?すぐに行くから」
憂「は、はい!よろしくお願いします!」
紬「うふふ……それじゃあ、またあとでね~」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:47:26.03 ID:crzYmMOwO [7/21]
――――――――
―――――
ピンポーン
憂「はーい」パタパタ
ガチャ
紬「お待たせ~」
憂「あ、紬さん!どうぞ~」
唯「あれ、ムギちゃん?」
紬「唯ちゃん、こんにちは~」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:52:58.82 ID:crzYmMOwO [8/21]
唯「どうかしたの~?……はっ!
もしかして、わたしに会いにわざわざ?!」
紬「うふふ、残念だけど今日は憂ちゃんに会いにきたのよ~」
唯「ういに?」
憂「う、うん、まあ……」
唯「え~わたしも仲間に入れてよ~」
紬「ごめんね?すぐに終わるから、少し待ってて?」
憂「ごめんね、おねえちゃん」
唯「ん~……わかったよ、その代わり急いでね!」
紬「うふふ、は~い」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:58:30.15 ID:crzYmMOwO [9/21]
憂「えと、紬さん!さっきの作戦ってなんですか?!」
紬「憂ちゃん、落ちついて 唯ちゃんに聞こえたら終わりよ」
憂「あ……ごめんなさい……」
紬「それで、作戦なんだけど……
憂ちゃんが男の子になるの」
憂「……え?」
紬「唯ちゃんは男の子に興味があるみたいなんでしょう?」
憂「は、はい」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:05:10.44 ID:crzYmMOwO [10/21]
紬「それなら、憂ちゃんが男の子になれば
憂ちゃんに興味を持つんじゃない?」
憂「それは……そうかもしれませんが……」
紬「もちろん、本当の男の子にはなるわけではないわよ?」
憂「それじゃあ、どうやって……?」
紬「そのために、秘密道具を持ってきたのよ~」ゴソゴソ
憂「?」
紬「えー……と、あったあった」バッ
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:12:11.45 ID:crzYmMOwO [11/21]
憂「こ……これは……」
紬「ぺニスバンド……いわゆるペニバンよ!」
憂「ぺ……ぺに……?」
紬「ちょっと立ってくれる?」
憂「え?……は、はい……」
紬「ええと、これをこうして……」ゴソゴソ
憂「つ、紬さん?!な、なにを?!」
紬「憂ちゃん、じっとしてて」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:20:15.31 ID:crzYmMOwO [12/21]
憂「は、はい……」
紬「……よし、これでオッケーよ」
憂「え、えと……これは……」
紬「これで憂ちゃんにもオチンチンがついたわね!」
憂「おちん……ちん……?」
紬「オチンチンがあれば、男の子と同じように
唯ちゃんを愛してあげられるでしょ?」
憂「あ……ああ!そっか……!」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:26:34.22 ID:crzYmMOwO [13/21]
紬「唯ちゃんがえっちな本を持ってたってことはたぶん、
男の子にっていうよりもオチンチンに興味があるんだと思うの」
憂「オチンチンに……」
紬「それなら、憂ちゃんにオチンチンがついてたら
憂ちゃんと憂ちゃんのオチンチンにも興味が向くでしょう?」
憂「……!」
紬「そのオチンチンで唯ちゃんを悦ばせてあげたらイチコロよ!」
憂「そうですね……!紬さん、ありがとうございます!
それじゃあ早速……」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:32:57.34 ID:crzYmMOwO [14/21]
紬「待って!焦っては作戦が台無しになるわよ!」
憂「え?」
紬「いくら憂ちゃんのオチンチンでも、最初は抵抗があると思うの」
憂「それじゃあ、どうすれば……」
紬「夜に、一緒のベッドで……唯ちゃんが眠ってからが勝負ね」
憂「おねえちゃんが眠ってから……」
紬「寝込みを襲うってこと
一度受け入れてしまえばあとはなし崩しに落ちてくれるはずよ」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:39:36.54 ID:crzYmMOwO [15/21]
憂「わかりました……紬さん、ありがとうございました!」
紬「お礼なんていいわよ~
ええと、あとはこれをここに……と」ゴソゴソ
憂「?どうかしましたか?」
紬「うふふ、なんでもないわよ~
そうそう、ひとつ言い忘れてたけど」
憂「はい?」
紬「夜は必ず憂ちゃんの部屋で、ね?
自分の土俵に持ち込むって意味でもね」
憂「は、はい、わかりました」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:44:40.68 ID:crzYmMOwO [16/21]
紬「さてと……これで説明も終わったし、あとは夜を待つだけね」
憂「紬さん、本当にありがとうございました……
わたしのためにここまで……」
紬「いいのよ~ むしろ、お礼を言いたいのはわたしの方よ~」
憂「え?」
紬「さ、唯ちゃんも待ちくたびれてるだろうし……いきましょうか?」
憂「は、はい……そうですね」
紬「うふふ……」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:51:04.87 ID:crzYmMOwO [17/21]
――――――――
―――――
唯「ムギちゃん、泊まっていかないの~?」
紬「ええ、本当はご飯もおよばれしないで帰るつもりだったし……」
唯「ぶーぶー」
紬「それじゃあ、今日はありがとう、ご馳走様
……憂ちゃん、頑張ってね?」
憂「は、はい……」
唯「?」
紬「うふふ、ばいば~い」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 01:57:25.24 ID:crzYmMOwO [18/21]
憂「……」
唯「ふわぁ……ん~、早いけど今日はもう寝ようかな~」
憂「あ……お、おねえちゃん……」
唯「ん?どしたの、うい?」
憂「今日、一緒に寝ない……?」
唯「一緒に?いいよ~」
憂「そ、それじゃあ、わたしの部屋で待ってるから!」バタバタ
唯「う、うい……?」
憂(よし……あとは実行するだけ……!)
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 02:04:58.94 ID:crzYmMOwO [19/21]
――――――――
―――――
唯「んしょ……ういの部屋で寝るなんて久しぶりだね~」
憂「そ、そうだね……たまには、ね?」
唯「えへへ……」ギュッ
憂「?!」
唯「うい~、あったか~い……」
憂「えへ、へへ……」ギュ
唯「あったかあったかだね~」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 02:10:24.51 ID:crzYmMOwO [20/21]
憂「……」
唯「」
憂「……おねえちゃ~ん」
唯「ん~……」スースー
憂「寝ちゃった……」
唯「」スースー
憂「……よし」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 02:15:36.97 ID:crzYmMOwO [21/21]
憂「」ゴソゴソ
憂「こうでいいんだっけ……うん」ゴソゴソ
憂「準備はできた……あとは……」
唯「」スースー
憂「おねえちゃん……」
唯「」スースー
憂「やっぱり、寝込みを襲うのは……」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:21:18.95 ID:crzYmMOwO
憂「いや、でも……おねえちゃんが悪い男の人に引っ掛からないために……」
憂(それと、わたしの幸せのためにも……!)
憂「おねえちゃん!」ガバッ
唯「ん……」
憂「ご、ごめんね!」ズルッ
唯「んん……え……?」
憂「あとは、このオチンチンを……」ハァハァ
唯「う、うい……?」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:26:53.64 ID:crzYmMOwO
憂「?!」
唯「な、なにしてるの……?」
憂「……ごめんなさい!」ガシッ
唯「え?え?」
憂「えい!えい!」グイグイ
唯「ちょ、ちょっとうい!やめてよ!」
憂「おねえちゃん、我慢して!少しの辛抱だから!」
唯「やだ、やだよ!うい、離して!」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:48:35.40 ID:crzYmMOwO
憂「あ、あれ……上手く入らない……」グイグイ
唯「いっ……や、やだ!やめて!」ドンッ
憂「わっ!」バタッ
唯「はぁ……はぁ……」
憂「お、おねえちゃん……」
唯「な、なにしてるの?!うい!」
憂「い、いや……えっと……その……」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:54:54.14 ID:crzYmMOwO
唯「寝てるところを襲うなんて酷いよ!どういうつもり?!」
憂「ご、ごめんなさい……」
唯「どうしてこんなことしたの!」
憂「……ぐすっ」
唯「……?」
憂「ふ、ふぇぇ……うぅ……」グスグス
唯「う、うい?」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:59:35.32 ID:crzYmMOwO
憂「ご、ごめん、な、さい……で、でも……
おねえ、ちゃんに、好かれ、たくて……」グスグス
唯「ど、どういうこと……?とりあえず、落ちついて……」
憂「ぐすっ……おねえちゃんが、オチンチンに興味あるのかなあって……
でも、わたし、オチンチンないし……
それ、で……に、偽物の、オチンチンでって……」
唯「オチンチン?な、なんのこと?」
憂「え……?」グス
唯「だから、オチンチンってなんの話?」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 03:07:44.27 ID:crzYmMOwO
憂「あ……お、おねえちゃんが、その……
え、えっちな本、持ってたから……」
唯「えっちな本?なにそれ?」
憂「え……?おねえちゃんの部屋にあった……」グス
唯「わたしの部屋……あれ、それって……」
憂「?」
唯「あれ、わたしのじゃなくてムギちゃんの本だよ?」
憂「紬さん……?で、でも、紬さんは相談にのってくれて……え?」グス
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 03:14:51.57 ID:crzYmMOwO
唯「なんかね、新曲の歌詞を書くのに必要だからって貸してくれたんだ~
ほら、女子校だし男女の恋愛を学ぶためだって」
憂「え……そ、そうなの……?」
唯「うん~、まだ読んでないんだけどね
あれ、そんなにえっちな本だったんだ~」
憂「あ……だ、だめ!読んじゃだめだよ!おねえちゃん!」
唯「えへへ、わかったよ……ねえ、うい」
憂「?」
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 03:18:56.45 ID:crzYmMOwO
唯「」ギュッ
憂「っ?!お、おねえちゃん……」
唯「わたしは、いつも通りのういが大好きだよ?
だから、安心して……?」
憂「ぐすっ……ごめんね、おねえちゃん」
唯「ううん、もう怒ってないよ」
憂「えへ……おねえちゃん、大好きっ」ギュッ
唯「えへへっ」
END
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 03:26:49.30 ID:crzYmMOwO
唯「んふふ~」ギュー
憂「えへへ」ギュ
?「……」ジー
――――――――
―――――
紬「ヤれよちくしょぉおおおおおお!!!!!」
ほんとにEND
<<澪「さて、イナイレの人気投票は~っと…はあっ!?五条!?」 | ホーム | 純「あずにゃんぺろぺろ」>>
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