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女「先生、空飛べるって本当?」女医「・・・は?」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:33:28.40 ID:nt5UUPxI0
女「担任先生が言ってたの!女医先生は飛べるって!」
女医「(担任・・・覚えていろ)」
女「で、どうなの?」
女医「いや、人は常識的に考えて・・・」
女「え、無理なの・・・?」シュン
女医「(くっ・・・!生徒の期待を裏切るのか私は・・・?)」
女「まぁ、普通そうだよね・・・じゃ、失礼します・・・」
女医「ま、待て!」
女「担任先生が言ってたの!女医先生は飛べるって!」
女医「(担任・・・覚えていろ)」
女「で、どうなの?」
女医「いや、人は常識的に考えて・・・」
女「え、無理なの・・・?」シュン
女医「(くっ・・・!生徒の期待を裏切るのか私は・・・?)」
女「まぁ、普通そうだよね・・・じゃ、失礼します・・・」
女医「ま、待て!」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:35:07.86 ID:nt5UUPxI0
女「え?」
女医「と、飛べるぞ。当たり前じゃないか」
女「本当?!やっぱり、飛べそうだもん!」
女医「(どういう目で私を見ているんだ・・・)」
女「で、どうやって飛ぶの?」
女医「それは・・・その・・・は、白衣で」
女「白衣?白衣でどうするの?」
女医「白衣をマントにして・・・飛ぶんだ・・・」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:36:14.34 ID:nt5UUPxI0
女医「(・・・私は何を言っているんだ)」
女「す、すごい!アンパン男みたい!」
女医「(信じてるー!)そ、そうだろう。はは」
女「じゃ、見せて!」
女医「(し・・・しまったアッー!!)」
女「どうしたの?女医先生」
女「もしかして・・・見せられないの・・・?」ウルッ
女医「いや・・・その・・・」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:37:05.12 ID:nt5UUPxI0
女医「(どうする私!どう切り抜ける!)」
女「先生・・・?」ウルウル
女医「(考えろ!MITでいくつもの博士号を取った私なら!)」
女医「え・・・」
女「え?」
女医「MPが・・・足りないんだ・・・」
女「・・・」
女医「・・・」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:37:57.96 ID:nt5UUPxI0
女医「(\(^o^)/オワタ)」
女「そっか・・・MP切れならしょうがないよね・・・」
女医「」
女「あたしもゲームしててよくなるから、辛さ分かるよ・・・」
女医「え、あ」
女「じゃ、回復したとき見せてね!さよなら!」
スタスタ・・・
女医「とりあえず・・・助かったのか・・・?」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:38:56.63 ID:nt5UUPxI0
-職員室-
ツカツカ・・・
女医「おい、担任」
担任「あ、やぁ。女医先生、どうしました?怖い顔で」
女医「ふざけるな!女に変なこと吹き込んだろう!」
担任「いやぁ、信じると思わなくて」
女医「まったく・・・そのせいで苦しい言い訳させられたんだぞ!」
担任「ははは、すみませんねぇ」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:40:10.85 ID:nt5UUPxI0
女医「すみませんじゃない!」
担任「で、どうなったんです?」
女医「・・・今度見せて、と・・・」
担任「大変ですねぇ。ははははは」
女医「はははははじゃない!お前にも手伝ってもらうからな!」
担任「はいはい、喜んで」
女医「まったく・・・」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:41:55.52 ID:nt5UUPxI0
次の日、保健室
女「先生!」
女医「おはy・・・やぁ、君か」
女「回復した?」
女医「あぁ、それはな・・・えーと」
女医「私のMPは毎月の満月の日にリフレッシュするんだ」
女医「(よし、昨日作った設定通りの応答。順調だな)」
女「へぇ・・・不便なんだねぇ」
女医「あぁ、やってられないよ」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:43:00.81 ID:nt5UUPxI0
女「でも満月まで後3日だね!」
女医「」
女医「(チェック忘れてたぁぁ!後3日だって?!)」
女医「(1月くらい稼げる計画が・・・バカか私は!)」
女「先生?どうかした?」
女医「い、いやなんでもない・・・楽しみにしててくれ」
女「うん!」キラキラ
女医「は、はは・・・」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:44:34.76 ID:nt5UUPxI0
放課後
女医「はぁ・・・後3日か」
担任「ため息なんてついて、どうされました?」
女医「・・・お前か。お前のせいだ、この野郎」
担任「そうですか、大変ですね」
女医「絞め落とすぞ」
担任「勘弁願いたいですね。それで、どうするんですか?」
女医「あぁ・・・そうだな」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:46:09.50 ID:nt5UUPxI0
女医「とりあえず、女はあの性格だ」
女医「もう誤魔化しはきかないだろう」
女医「私も、生徒の期待を裏切りたくは無い」
担任「素晴らしいお考えですね」
女医「うるさい黙れ。とにかく、後3日だ」
女医「3日で、私は飛行スキルを身につけなくてはならない」
担任「3日・・・厳しいんじゃないですか」
女医「お前な」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[だめか\(^o^)/] 投稿日:2010/03/16(火) 22:49:07.46 ID:nt5UUPxI0
女医「とにかくだ。原因はお前にある。だから・・・」
担任「だから?」
女医「お前に案を出してもらうとしよう」
女医「この危機をどう切り抜けるのか、それを考えてもらう」
担任「ふむ。なるほど・・・」
女医「時間が無い。早くしてくれ」
担任「分かりました。では・・・>>16などどうでしょう」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:50:54.65 ID:trpUgKAY0
kskst
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:52:44.42 ID:f4Lj8yTx0
重力を自在にあやつり(ry)
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[だめか\(^o^)/] 投稿日:2010/03/16(火) 22:55:08.90 ID:nt5UUPxI0
女医「重力を自在に・・・」
担任「ええ。そうすれば万事OKです」
女医「よし。私の知恵ならば重力など自由自在」
担任「頑張ってくださいね」
女医「ああ。まず重力操作装置を開発しよう」
女医「開発スケジュールを立てよう。まず設計に3日・・・」
担任・女医「あ」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:57:15.43 ID:nt5UUPxI0
女医「だめじゃないか!使えないな」
担任「すいませんねぇ」
女医「他に案はないのか?」
担任「うーん、空を飛ぶのは人の夢ですからねえ」
担任「簡単にできるものなら誰かがやってますよ」
女医「それはそうだが・・・おっ」
担任「何か思いつきました?」
女医「あぁ。>>21などどうだろうか」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/16(火) 22:57:56.78 ID:2nS13edQ0
巨大凧上げをつくり張り付く
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:59:47.91 ID:nt5UUPxI0
女医「もっと原始的に考えるんだ」
担任「はぁ」
女医「凧だ!大きな凧を作りそれに張り付けば・・・」
担任「凧ですか。MP使いそうにありませんけど」
女医「凧を召喚したことにすればいい」
担任「なるほど」
女医「よし、材料を買って来い。製作にとりかかるぞ!」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:01:15.62 ID:nt5UUPxI0
担任「買ってきました」
女医「あぁ、ありがとう。設計は既に終わっている:
担任「さすがですね」
女医「何、この程度。じゃぁ、指示通り動いてくれ」
担任「了解しました」
セコセコ・・・
担任「完成、ですね」
女医「いい出来じゃないか!」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:03:11.18 ID:nt5UUPxI0
担任「でも、女医先生がこんなに不器用だと思いませんでした」
女医「心外な!私は不器用などではない!」
担任「手、血まみれじゃないですか・・・凧もほぼ一人で作りましたよ」
女医「ううう、うるさい!次は凧を装備する!」
担任「はいはい、分かりました」
女医「ロープできつく巻いて・・・と」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:05:23.37 ID:nt5UUPxI0
女医「ではこれからテスト飛行を行う」
担任「学校の屋上からで大丈夫ですかねぇ」
女医「大丈夫、設計は完璧だ」
担任「いや、人の目とか・・・」
女医「かまわん。さぁ糸を持て」
担任「はい」
女医「よし・・・行くぞ!」ダッ
担任「お気をつけてー」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:07:30.91 ID:nt5UUPxI0
1時間後
女医「・・・おい」
担任「あ、おかえりなさい。大丈夫でしたか?」
女医「大丈夫じゃない!何で糸を離した!」
担任「ははは、すいません。手が滑ってしまって」
女医「わざとだろう!面倒くさくなったんだろう!」
担任「すいません、凧と聞いたときから考えていました」
女医「もういい、凧はやめだ!お前なんかに任せられない」
担任「それは残念」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:09:29.63 ID:nt5UUPxI0
女医「ちっ、もうこんな時間か・・・」
担任「今日はもう帰らないといけませんね」
女医「何一つ進展してないじゃないか・・・」
担任「大丈夫ですよ。何とかなりますって」
女医「お前なぁ」
担任「それでは、僕はお先に」
女医「あ、こら!・・・まったく」
女医「後2日、か・・・。本当にどうにかなるのか?」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:12:35.64 ID:nt5UUPxI0
2日目、放課後
女医「時間が過ぎるのがあまりに早すぎる」
担任「おかしいですね、辛い時は遅く感じるんですけどね」
女医「はぁ。ま、ぼやいても仕方が無いし・・・やるか」
担任「そうですね」
女医「何か考えてきたか?」
担任「はい、2、3個考えてきました。リストをどうぞ」
女医「ほう、>>36とな・・・」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:13:07.15 ID:kitbGYT70
時を操る
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:15:01.74 ID:nt5UUPxI0
女医「時を操る・・・?」
担任「はい」
女医「どうやって」
担任「さぁ」
女医「いや、さぁって・・・大体時を操ってどう飛ぶんだ」
担任「お前タイムリープしてねぇ?」
女医「は?」
担任「何でもありません。それは眠い時に考えたんです」
女医「お前・・・やる気あるのか」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:16:49.21 ID:nt5UUPxI0
女医「いい加減にしないと怒るぞ!」
担任「怒っても素敵だから大丈夫ですよ」
女医「なっ・・・ぶ、ぶっ飛ばすぞ!」
担任「ははは。さ、次の案を見てください」
担任「次のはまじめに考えましたから」
女医「次の・・・>>40か」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/16(火) 23:16:58.72 ID:xf5ly+Ky0
飛行用の背負い型ロケット
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:20:08.45 ID:nt5UUPxI0
女医「ロケット、か」
担任「はい。ペットボトルロケットで飛ぶTV番組を見て」
女医「それはまじめに考えたというのか?」
担任「まじめそのものです」
女医「まぁいい。とりあえずやってみよう」
担任「はい」
女医「本物のを2日で作るのは無理だな。それに飛びすぎる」
女医「お前が言っていたペットボトルのロケットでやろう」
担任「だと思って、ここに作ってきました」ズラッ
女医「おぉ、たまには役に立つじゃないか」
担任「ふふふ」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:23:34.49 ID:nt5UUPxI0
担任「とりあえず2Lペットで10個作ってきました」
女医「壮観だな。昨日の凧のようにセットするのか?」
担任「あれよりきつく結びますけど、そうです」
女医「・・・よし、こうか」
担任「発射台セット完了、いつでもいけますよ」
女医「分かった。が、これは・・・」
担任「?」
女医「ペットボトルでもロケットだ。ちょっと怖いな・・・」
担任「女医先生にも、怖いものあるんですね」
女医「あ、当たり前だ!」
担任「ふふ、かわいいですね」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:26:59.98 ID:nt5UUPxI0
女医「ふふ、ふざけるな!」
担任「本気で言ってるんですけどね。あ」カチッ
女医「え」シュシュシュシュ
ドーン
女医「ぎゃあああああ!」
担任「あ、飛んでます飛んでます!」
女医「あああああ・・・・・」
担任「すごいじゃないですか、2Mくらい飛びましたよ!」
担任「・・・聞こえますかー?」
女医「・・・」
担任「さすがに屋上から1階へは声が届かないか。降りないとね」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:29:49.84 ID:nt5UUPxI0
担任「あ、いたいた。大丈夫ですか?」
女医「大丈夫だと・・・思うのか・・・」
担任「僕なら死んじゃってますねー。さすが、お強い」
女医「こんのクソ・・・やろ・・・う」バタッ
担任「あぁ、いけない。・・・誰も見てませんね」
担任「ちょっと触りますよ、っと」
担任「・・・これでよし。後は保健室に連れて行きましょう」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:33:14.26 ID:nt5UUPxI0
-保健室-
女医「うん・・・?ここは・・・」
担任「あ、気がつきました?よかったよかった」
女医「えーと・・・あ!き、貴様!」
担任「ほらほら、怒ってないで」
女医「怒らずにいれるものか!死ぬところだったんだぞ!」
担任「もう、死んでないじゃないですか」
女医「そういう問題じゃないだろう!」
担任「ほらほら、時間がなくなりますよ。後1個、残ってますよー」
女医「くそっ・・・。お前、事が無事に終わったら覚えてろよ!」
担任「僕が先生のこと忘れるはずないじゃないですか、はは」
女医「ちっ。・・・何々、>>46・・・?」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:34:03.48 ID:xf5ly+Ky0
タケコプター
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:38:16.11 ID:nt5UUPxI0
担任「たーけーこーぷ「殺すぞ」
女医「お前、本当・・・もう・・・はぁ」
担任「いやいや、これこそ最終兵器ですよ」ゴソゴソ
担任「どうぞ」
女医「・・・モーター式の竹とんぼ」
担任「それをタケコプターと呼ぶのです、女医先生」
女医「お前の事はもう1mmも信用してないが・・・他に手はないしな」
担任「さぁ、頭に装着してみてください」
女医「ん、こうか」カチッ
担任「お似合いですよ」
女医「タケコプターが似合っても嬉しくもなんともないんだが」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:41:48.71 ID:nt5UUPxI0
女医「スイッチは?」
担任「根元にあるボタンです」
女医「これか」ポチッ
担任「あ、ここで押しちゃったら」
ヴィィィイン
女医「お、おお!飛んでる!飛んでるぞ!」
担任「・・・・・」
女医「これ、高度はどう保つんだ?」
担任「設計上、保てません」
女医「えっ・・・」ゴギャギャギャギャ
女医「うわあぁ、天井に!」
ポキン ドサッ
女医「・・・今回は私が悪かったと思う。すまん」
担任「いえ・・・」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:44:35.16 ID:nt5UUPxI0
女医「もう1度作れないか?」
担任「一応、特別製なので・・・時間が間に合いません」
女医「そうか・・・すまない」
担任「いえ、僕こそ力になれず」
女医「くそ・・・後1日か」
女医「明日でどうにかしないと・・・生徒の期待を裏切ってしまう」
担任「僕、また考えてきます。がんばりましょう」
女医「あぁ、私も努力しよう。」
担任「じゃ、今日はそろそろ失礼します」
女医「また明日、な」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:47:22.62 ID:nt5UUPxI0
-自宅-
女医「風呂にでも浸かって、ゆっくり考えよう・・・」
チャポン・・・
女医「そうだなぁ・・・」
女医「例えばこの豊満なおっぱいを回して飛行・・・」
女医「私は何を言っているんだ」
女医「・・・やはり、空を飛ぶ方法などそうそうあるものじゃないよな」
女医「うーん。・・・>>56、とかか・・・?」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:47:53.02 ID:0ZMDfM440
ワイヤーアクション
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:52:38.90 ID:nt5UUPxI0
>>53想像したら凄い痛かったのでああしました
女医「ワイヤーアクション」
女医「あの、ミュージカルのような」
-イメージ中-
女医「ふふ、どうだ女!飛んでいるだろう!」テレッテー
女「凄い、飛んでる!でも先生、吊っているワイヤーはなに?」
女医「これは・・・魔法の綱さ!」
女「すってき!あこがれちゃう!」
-イメージ終了-
女医「違うな・・・」
女医「まぁいい。明日、アイツに賭けてみよう」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:56:17.31 ID:nt5UUPxI0
3日目、朝
女「先生、おっはよー!」
女医「・・・やあ、おはよう」
女「今日回復するんだよね!明日は見れるんだよね!」
女医「あ、あぁ。そんなに楽しみかい?」
女「そりゃもう!もし見れなかったりしたら首吊っちゃうくらい!」
女医「!!!」
女「なーんて、さすがに冗談・・・先生?」
女医「(自殺、だと・・・?そこまで期待されていたのか!)」
女医「(私は、なんとしてもこの若者の未来を守らなくては!)」
女「おーい、先生?私チャイム鳴っちゃうからもう行くよ?」
女医「・・・あぁ。女」
女「ん?」
女医「楽しみにしていろよ!」
女「う・・・うん!」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:59:21.71 ID:nt5UUPxI0
放課後
女医「だから早すぎる」
担任「誰に向かって喋ってるんですか?」
女医「いや、なんとなく・・・ところで」
担任「もちろん、考えてきました」
担任「もう明日ですからね。今日こそなんとかしましょう」
女医「あぁ。命がかかっているんだ・・・頼むぞ」
担任「(そんな重大な話なんですか・・・?)えー、まずは」
担任「>>63で>>65してみましょう」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/16(火) 23:59:57.00 ID:Biz4as4c0
担任
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 00:00:33.15 ID:pWUfRFtD0
ハンググライダー
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:03:21.40 ID:Bf8kY9y60
担任「私でハンググライダーしましょう」
女医「いや、ちょっと待て」
担任「はい?」
女医「私じゃなくてお前が飛んでいるんだが」
担任「いえ、ですから」
担任「女医先生が私を使ってハンググライダーをするんです」
女医「あぁ、なるほど。それなら納得」
女医「できるか!意味不明じゃわい!」
担任「落ち着いてください、口調が・・・」
担任「とりあえず、やってみましょうよ」キリッ
女医「(こ、こんな真剣なコイツの瞳を見たのは初めてだ・・・)」ドキドキ
女医「(って、私は何をときめいているんだ!)」
女医「まぁ、お前も本気のようだ・・・試してみよう」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:06:42.04 ID:Bf8kY9y60
-屋上-
女医「セーフティメット装着完了。準備出来たぞ」
担任「こっちも出来ました。やりましょう」
女医「まだ少し・・・いや、結構納得はいかないんだが」
担任「私が横向きになってのしかかります。翼です」
女医「わかった。私はお前がつけてるこの紐を持って飛べばいいんだな」
担任「うまく行けば、飛べます」
女医「よし。・・・行くぞっ!」ダッ
ヒュンッ ドサッ
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:10:24.06 ID:Bf8kY9y60
担任「大丈夫ですか?」
女医「・・・とりあえず・・・私の上から降りろ・・・」
担任「あ、はい。すいません」
女医「普通に考えて・・・無理だろ・・・」
担任「すいません。体重を考慮していませんでした」
担任「それに僕はあなたを下敷きにする形で助かると踏んでいたので」
女医「わざとじゃねぇかてめえええ!ぐふっ・・・」バタッ
担任「あらら。・・・誰も居ませんね」
担任「失礼しますよ、よいしょっと・・・」フワッ
担任「これでよし。後は保健室、ですね」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:13:32.75 ID:Bf8kY9y60
女医「うーん。またこの展開か・・・」
担任「あ、おはようございます」
女医「まったく・・・というか、私頑丈すぎじゃないか」
女医「4階建てを落下したんだぞ」
担任「・・・ふふ、先生はお強い方ですから」
担任「それより、早くしないと日が暮れてしまいます」
女医「あぁ、そうだな。次の案だ」
担任「次はですね。>>77を>>80してみましょう」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 00:15:10.33 ID:ZaTsV1Rq0
女医
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:16:06.66 ID:yjtD2JoF0
性的な意味で飛ぶ
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:18:23.64 ID:Bf8kY9y60
女医「私を・・・せ、性的な意味で・・・」
担任「はい。では、さっそく」
女医「おま、何を言ってる!おい、こらッ」
担任「口調は強いですけど、やはり女性ですね」
担任「僕の方が力は強い」
女医「おい、退けっ・・・ンッ、ど、どこ触ってる!」
担任「大丈夫です、やさしくしますから」
女医「んっ・・・ふぅッ・・・こ、この・・・」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:20:51.79 ID:Bf8kY9y60
女医「いい加減にしないか!」ドゴッ
担任「ははは、おいたが過ぎましたか」
女医「おいたどころの話じゃない!もういい、私一人で」
担任「今のは、女医先生をリラックスさせるためにやったんです」
女医「はぁ?」
担任「先生、かなり根を詰めているようでしたので・・・」
女医「・・・」
担任「差し出がましい真似をして、申し訳ない」シュン
女医「あ、あの・・・いや・・・」
担任「じゃ、僕帰りますね」
女医「ゆ、許す!」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:23:57.76 ID:Bf8kY9y60
女医「私の為だと言うのなら・・・仕方ない、許す」
担任「本当ですか?やっぱり女医先生は心が広い」
担任「・・・信じていましたから」
女医「ばっ・・・」キュン
女医「バカ!いいから次の案を出せ!」
担任「ふふふ、分かりました」
担任「・・・時間的にも、これが最後の案になります」
女医「あぁ。・・・私も、お前を信じるよ」
担任「ありがとう、ございます。では・・・」
担任「>>92を>>95で>>98しましょう」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 00:24:58.26 ID:ZaTsV1Rq0
女医
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 00:25:24.34 ID:8+2AYmCK0
磁石
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 00:27:33.91 ID:pWUfRFtD0
反発
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:27:30.94 ID:Bf8kY9y60
女医「バカ!~~」と担任「ふふふ、~~」の間に
担任「(計画通り)」
を入れるの忘れてた 補完よろです
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:29:56.58 ID:Bf8kY9y60
女医「私を、磁石で、反発させる」
担任「ええ。ここに足に取り付ける用の磁石」
担任「そして床に設置する磁力発生装置を用意しました」
女医「なるほど、好きなタイミングで飛べるわけか」
担任「えぇ。・・・今出来る、最善の手かと」
女医「そうだな、初めてそれらしい案が出た気がする」
女医「とりあえず、デモンストレーションだ」
担任「はい、これを靴に取り付けてください」
女医「よし、分かった」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:32:35.90 ID:Bf8kY9y60
担任「装置、準備できました」
女医「私も取り付けたぞ」
担任「では、装置の上にのってください」
女医「よし」
担任「このリモコンをどうぞ。スイッチを押せば反発します」
女医「・・・いくぞ」
担任「・・・ええ!」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:35:57.12 ID:Bf8kY9y60
ガラッ
女「せーんせ、こんな時間にまだ残ってるのー?」
女医・担任「!」
女医「お、お前!お前こそこんな時間まで!」
女「だって、私部活はいってるもん。バレー部」
担任「そういえばそうでしたねぇ」
女医「(そうでしたねぇ、じゃない!なんとかして追い払・・・)」
女「あー!女医先生、その足の下の機械何ー?」
女医「!いやこれは、そのー」
女医「そう、体重けi」
女「重力発生装置?なにこれ」
女医「」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:38:44.02 ID:Bf8kY9y60
担任「これはね、女医先生の研究に使うんだ」
担任「先生はいい大学を出た人だから、今でもこうやって研究するんだ」
女「へぇすごいかっこいい!しかも空も飛べるなんて!」
女医「・・・は、はは・・・」
担任「じゃ、もう暗くなっちゃうから帰りなさい、女さん」
女「はーい。さよなら、担任先生、女医先生!」
女「女医先生!楽しみにしてるからね!ばいばーい!」
女医「ば、ばいばーい・・・」
担任「・・・」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:42:11.52 ID:Bf8kY9y60
>>104 間違えた 磁力発生でした
女医「・・・帰るか」
担任「そうですね」
女医「くそ・・・もう、私の命で勘弁してもらうしか・・・」
担任「そこまですることでもないと思いますけど」
女医「うう・・・じゃ、お先・・・」フラフラ
担任「さよなら、女医先生。気をつけて、くださいね」
ガラガラ・・・パタン
担任「・・・」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:48:03.62 ID:Bf8kY9y60
-自宅-
女医「・・・寝る、か」
テテテテーテーテーテッテテー
女医「電話?」
女医「はい、もしもし」
担任「女医先生ですか?担任です」
女医「あぁ、お前か・・・どうした?今頃」
担任「いえ、ちょっと先生を元気付けようと」
女医「・・・いい。切るぞ」
担任「待ってください!・・案外、何とかなるものですよ」
女医「なるものか」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:49:50.69 ID:Bf8kY9y60
担任「大丈夫ですって。僕がおまじないの念を送りますから」
担任「僕の念、結構効くんですよ」
女医「そんな非現実的な」
担任「・・・えいっ」
女医「・・・?」フワッ
担任「どうですか?」
女医「(今何か・・・気のせいか)」
女医「何ともないぞ。だけど、まぁ」
女医「少し、気が楽にはなったかな」
担任「・・・そうですか。なら、よかったです」
担任「では、おやすみなさい」
女医「あぁ、おやすみ。・・・担任」
担任「はい?
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:51:52.93 ID:Bf8kY9y60
女医「3日間・・・ありがとう」
担任「ふふ、元はと言えば僕のせいですから。それじゃあ」
女医「ああ」プツッ
女医「担任・・・」キュン・・・
-担任宅-
担任「まぁ、本当はいけないんですけど」
担任「悪い事に使うんじゃないし、明日一日ですし」
担任「よしとしましょう」
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:54:42.07 ID:Bf8kY9y60
翌日、朝
女「せーんせい!おーはよー!」
女医「・・・おはよう。いつも元気だな」
女「今日は特に!だって、先生が空飛ぶの見れるんだもん!」
女医「・・・そうか、あのな・・・」
女「何ー?」
女医「・・・いや、何でもないよ。さ、HRが始まるぞ」
女「あ、ヤバ!じゃあ先生、放課後ね!」ドタドタ
女医「あぁ、放課後」
女医「・・・言えなかったな、本当のこと」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:57:04.40 ID:Bf8kY9y60
そして、放課後―
女「女医先生、来たよ!担任先生も連れてきた!」
女医「えっ?」
担任「こんにちは、女医先生。僕も見せてもらおうと思って」
女医「(こいつ何考えてるんだ・・・もうわけが分からん)」
女「屋上いこ、屋上!」
女医「・・・あぁ」
担任「ふふふ」ニコニコ
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:59:18.02 ID:Bf8kY9y60
-屋上-
女「さぁ、先生!バーッと飛んじゃって!」
女医「・・・あのな、女。実は私は・・・」
女「?どーしたの、女医先生?」
女医「私・・・飛べ、な・・・」
ガシッ
担任「先生」
女医「なっ、なな、何だ、いきなり!」ドキドキ
担任「・・・先生なら、きっとできます。きっと」
女医「何を無責任な・・・」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:01:12.11 ID:Bf8kY9y60
女「ねー、何してるの?まだー?」
担任「今から飛ぶそうだよ」
女「わーい、早く早く!」
女医「(・・・もう、どうにでもなれ、だ)」
女医「・・・え、えーいっ!」
フワッ
女医「え」
女「・・・す、凄い・・・飛んでる・・・!」
担任「ふふ」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:03:30.50 ID:Bf8kY9y60
女「凄いよ先生!凄い!かっこいい!」
女医「は、はは・・・これは、夢か・・・?」スイスイ
担任「夢じゃないですよ」
女医「担任・・・」
担任「だから言ったじゃないですか。何とかなる、って」
女医「お前・・・」
女「先生、私感動した!」
女医「そ、そうか。それはよかった」
女「みんなに伝えてくる!」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:06:25.34 ID:Bf8kY9y60
女医「あ、それは・・・」
担任「大丈夫ですよ。あの子以外、信じたりしませんって」
女医「・・・それもそうだな」スタッ
担任「よかったですね」
女医「お前、何かしたか?」
担任「まさか。そんなこと、出来るわけないじゃないですか」
女医「だよな・・・訳が分からん」
女医「まるで、奇跡だ」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:09:17.16 ID:Bf8kY9y60
女医「そうだ、担任」
担任「はい?」
女医「・・・つ、次の週末は暇か」
担任「はい?まぁ、暇ですけど」
女医「奢ってやる。食事にでも、いかないか」
担任「はぁ、食事、ですか」
女医「だ、だめか?」
担任「いえ、喜んで。ですけど、いきなり何故?」
女医「な、何となくお前と行きたくなったんだ!」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:11:34.11 ID:Bf8kY9y60
担任「何となく、ですか」
女医「そうだ、何となくだ!奢ってやる!別に今回世話になったからとか」
女医「そういうわけじゃないぞ!勘違いするなよ!」
担任「ふふふ、分かってます」ニコニコ
女医「ふ、ふん。じゃあ私は帰るぞ!」
担任「はい、さようなら。お疲れ様でした」
女医「・・・それにしても、何がなんだか・・・」スタスタ
担任「・・・行きましたか」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:14:24.94 ID:Bf8kY9y60
担任「まさか僕の一言でこんなことになるなんて」
担任「思ってもいませんでしたね」
担任「まぁ、3日間女医先生をいじれて楽しかったですし」
担任「フラグも立ったようですし」
担任「一般人に魔法使っちゃだめ、ってルールは破りましたけど」
担任「ま、バレなきゃいいでしょう」
担任「さ、私も帰りましょうかね・・・」スタスタ
担任「あ、そこでごらんの皆様方」
担任「僕が魔法使いってこと、内緒にしておいてくださいね」
おしまい
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:17:45.82 ID:Bf8kY9y60
うわ最後で担任の一人称ばらばらになってる。最悪。
盛り上がりも無い話をgdgdしたくて書きました。
投下初めてなのでもうgdgdもいいところでしたけど、
支援してくれた方、安価答えてくださった方、読んでくださった方
ありがとうございました。
女「え?」
女医「と、飛べるぞ。当たり前じゃないか」
女「本当?!やっぱり、飛べそうだもん!」
女医「(どういう目で私を見ているんだ・・・)」
女「で、どうやって飛ぶの?」
女医「それは・・・その・・・は、白衣で」
女「白衣?白衣でどうするの?」
女医「白衣をマントにして・・・飛ぶんだ・・・」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:36:14.34 ID:nt5UUPxI0
女医「(・・・私は何を言っているんだ)」
女「す、すごい!アンパン男みたい!」
女医「(信じてるー!)そ、そうだろう。はは」
女「じゃ、見せて!」
女医「(し・・・しまったアッー!!)」
女「どうしたの?女医先生」
女「もしかして・・・見せられないの・・・?」ウルッ
女医「いや・・・その・・・」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:37:05.12 ID:nt5UUPxI0
女医「(どうする私!どう切り抜ける!)」
女「先生・・・?」ウルウル
女医「(考えろ!MITでいくつもの博士号を取った私なら!)」
女医「え・・・」
女「え?」
女医「MPが・・・足りないんだ・・・」
女「・・・」
女医「・・・」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:37:57.96 ID:nt5UUPxI0
女医「(\(^o^)/オワタ)」
女「そっか・・・MP切れならしょうがないよね・・・」
女医「」
女「あたしもゲームしててよくなるから、辛さ分かるよ・・・」
女医「え、あ」
女「じゃ、回復したとき見せてね!さよなら!」
スタスタ・・・
女医「とりあえず・・・助かったのか・・・?」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:38:56.63 ID:nt5UUPxI0
-職員室-
ツカツカ・・・
女医「おい、担任」
担任「あ、やぁ。女医先生、どうしました?怖い顔で」
女医「ふざけるな!女に変なこと吹き込んだろう!」
担任「いやぁ、信じると思わなくて」
女医「まったく・・・そのせいで苦しい言い訳させられたんだぞ!」
担任「ははは、すみませんねぇ」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:40:10.85 ID:nt5UUPxI0
女医「すみませんじゃない!」
担任「で、どうなったんです?」
女医「・・・今度見せて、と・・・」
担任「大変ですねぇ。ははははは」
女医「はははははじゃない!お前にも手伝ってもらうからな!」
担任「はいはい、喜んで」
女医「まったく・・・」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:41:55.52 ID:nt5UUPxI0
次の日、保健室
女「先生!」
女医「おはy・・・やぁ、君か」
女「回復した?」
女医「あぁ、それはな・・・えーと」
女医「私のMPは毎月の満月の日にリフレッシュするんだ」
女医「(よし、昨日作った設定通りの応答。順調だな)」
女「へぇ・・・不便なんだねぇ」
女医「あぁ、やってられないよ」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:43:00.81 ID:nt5UUPxI0
女「でも満月まで後3日だね!」
女医「」
女医「(チェック忘れてたぁぁ!後3日だって?!)」
女医「(1月くらい稼げる計画が・・・バカか私は!)」
女「先生?どうかした?」
女医「い、いやなんでもない・・・楽しみにしててくれ」
女「うん!」キラキラ
女医「は、はは・・・」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:44:34.76 ID:nt5UUPxI0
放課後
女医「はぁ・・・後3日か」
担任「ため息なんてついて、どうされました?」
女医「・・・お前か。お前のせいだ、この野郎」
担任「そうですか、大変ですね」
女医「絞め落とすぞ」
担任「勘弁願いたいですね。それで、どうするんですか?」
女医「あぁ・・・そうだな」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:46:09.50 ID:nt5UUPxI0
女医「とりあえず、女はあの性格だ」
女医「もう誤魔化しはきかないだろう」
女医「私も、生徒の期待を裏切りたくは無い」
担任「素晴らしいお考えですね」
女医「うるさい黙れ。とにかく、後3日だ」
女医「3日で、私は飛行スキルを身につけなくてはならない」
担任「3日・・・厳しいんじゃないですか」
女医「お前な」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[だめか\(^o^)/] 投稿日:2010/03/16(火) 22:49:07.46 ID:nt5UUPxI0
女医「とにかくだ。原因はお前にある。だから・・・」
担任「だから?」
女医「お前に案を出してもらうとしよう」
女医「この危機をどう切り抜けるのか、それを考えてもらう」
担任「ふむ。なるほど・・・」
女医「時間が無い。早くしてくれ」
担任「分かりました。では・・・>>16などどうでしょう」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:50:54.65 ID:trpUgKAY0
kskst
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:52:44.42 ID:f4Lj8yTx0
重力を自在にあやつり(ry)
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[だめか\(^o^)/] 投稿日:2010/03/16(火) 22:55:08.90 ID:nt5UUPxI0
女医「重力を自在に・・・」
担任「ええ。そうすれば万事OKです」
女医「よし。私の知恵ならば重力など自由自在」
担任「頑張ってくださいね」
女医「ああ。まず重力操作装置を開発しよう」
女医「開発スケジュールを立てよう。まず設計に3日・・・」
担任・女医「あ」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:57:15.43 ID:nt5UUPxI0
女医「だめじゃないか!使えないな」
担任「すいませんねぇ」
女医「他に案はないのか?」
担任「うーん、空を飛ぶのは人の夢ですからねえ」
担任「簡単にできるものなら誰かがやってますよ」
女医「それはそうだが・・・おっ」
担任「何か思いつきました?」
女医「あぁ。>>21などどうだろうか」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/16(火) 22:57:56.78 ID:2nS13edQ0
巨大凧上げをつくり張り付く
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 22:59:47.91 ID:nt5UUPxI0
女医「もっと原始的に考えるんだ」
担任「はぁ」
女医「凧だ!大きな凧を作りそれに張り付けば・・・」
担任「凧ですか。MP使いそうにありませんけど」
女医「凧を召喚したことにすればいい」
担任「なるほど」
女医「よし、材料を買って来い。製作にとりかかるぞ!」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:01:15.62 ID:nt5UUPxI0
担任「買ってきました」
女医「あぁ、ありがとう。設計は既に終わっている:
担任「さすがですね」
女医「何、この程度。じゃぁ、指示通り動いてくれ」
担任「了解しました」
セコセコ・・・
担任「完成、ですね」
女医「いい出来じゃないか!」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:03:11.18 ID:nt5UUPxI0
担任「でも、女医先生がこんなに不器用だと思いませんでした」
女医「心外な!私は不器用などではない!」
担任「手、血まみれじゃないですか・・・凧もほぼ一人で作りましたよ」
女医「ううう、うるさい!次は凧を装備する!」
担任「はいはい、分かりました」
女医「ロープできつく巻いて・・・と」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:05:23.37 ID:nt5UUPxI0
女医「ではこれからテスト飛行を行う」
担任「学校の屋上からで大丈夫ですかねぇ」
女医「大丈夫、設計は完璧だ」
担任「いや、人の目とか・・・」
女医「かまわん。さぁ糸を持て」
担任「はい」
女医「よし・・・行くぞ!」ダッ
担任「お気をつけてー」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:07:30.91 ID:nt5UUPxI0
1時間後
女医「・・・おい」
担任「あ、おかえりなさい。大丈夫でしたか?」
女医「大丈夫じゃない!何で糸を離した!」
担任「ははは、すいません。手が滑ってしまって」
女医「わざとだろう!面倒くさくなったんだろう!」
担任「すいません、凧と聞いたときから考えていました」
女医「もういい、凧はやめだ!お前なんかに任せられない」
担任「それは残念」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:09:29.63 ID:nt5UUPxI0
女医「ちっ、もうこんな時間か・・・」
担任「今日はもう帰らないといけませんね」
女医「何一つ進展してないじゃないか・・・」
担任「大丈夫ですよ。何とかなりますって」
女医「お前なぁ」
担任「それでは、僕はお先に」
女医「あ、こら!・・・まったく」
女医「後2日、か・・・。本当にどうにかなるのか?」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:12:35.64 ID:nt5UUPxI0
2日目、放課後
女医「時間が過ぎるのがあまりに早すぎる」
担任「おかしいですね、辛い時は遅く感じるんですけどね」
女医「はぁ。ま、ぼやいても仕方が無いし・・・やるか」
担任「そうですね」
女医「何か考えてきたか?」
担任「はい、2、3個考えてきました。リストをどうぞ」
女医「ほう、>>36とな・・・」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:13:07.15 ID:kitbGYT70
時を操る
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:15:01.74 ID:nt5UUPxI0
女医「時を操る・・・?」
担任「はい」
女医「どうやって」
担任「さぁ」
女医「いや、さぁって・・・大体時を操ってどう飛ぶんだ」
担任「お前タイムリープしてねぇ?」
女医「は?」
担任「何でもありません。それは眠い時に考えたんです」
女医「お前・・・やる気あるのか」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:16:49.21 ID:nt5UUPxI0
女医「いい加減にしないと怒るぞ!」
担任「怒っても素敵だから大丈夫ですよ」
女医「なっ・・・ぶ、ぶっ飛ばすぞ!」
担任「ははは。さ、次の案を見てください」
担任「次のはまじめに考えましたから」
女医「次の・・・>>40か」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/16(火) 23:16:58.72 ID:xf5ly+Ky0
飛行用の背負い型ロケット
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:20:08.45 ID:nt5UUPxI0
女医「ロケット、か」
担任「はい。ペットボトルロケットで飛ぶTV番組を見て」
女医「それはまじめに考えたというのか?」
担任「まじめそのものです」
女医「まぁいい。とりあえずやってみよう」
担任「はい」
女医「本物のを2日で作るのは無理だな。それに飛びすぎる」
女医「お前が言っていたペットボトルのロケットでやろう」
担任「だと思って、ここに作ってきました」ズラッ
女医「おぉ、たまには役に立つじゃないか」
担任「ふふふ」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:23:34.49 ID:nt5UUPxI0
担任「とりあえず2Lペットで10個作ってきました」
女医「壮観だな。昨日の凧のようにセットするのか?」
担任「あれよりきつく結びますけど、そうです」
女医「・・・よし、こうか」
担任「発射台セット完了、いつでもいけますよ」
女医「分かった。が、これは・・・」
担任「?」
女医「ペットボトルでもロケットだ。ちょっと怖いな・・・」
担任「女医先生にも、怖いものあるんですね」
女医「あ、当たり前だ!」
担任「ふふ、かわいいですね」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:26:59.98 ID:nt5UUPxI0
女医「ふふ、ふざけるな!」
担任「本気で言ってるんですけどね。あ」カチッ
女医「え」シュシュシュシュ
ドーン
女医「ぎゃあああああ!」
担任「あ、飛んでます飛んでます!」
女医「あああああ・・・・・」
担任「すごいじゃないですか、2Mくらい飛びましたよ!」
担任「・・・聞こえますかー?」
女医「・・・」
担任「さすがに屋上から1階へは声が届かないか。降りないとね」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:29:49.84 ID:nt5UUPxI0
担任「あ、いたいた。大丈夫ですか?」
女医「大丈夫だと・・・思うのか・・・」
担任「僕なら死んじゃってますねー。さすが、お強い」
女医「こんのクソ・・・やろ・・・う」バタッ
担任「あぁ、いけない。・・・誰も見てませんね」
担任「ちょっと触りますよ、っと」
担任「・・・これでよし。後は保健室に連れて行きましょう」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:33:14.26 ID:nt5UUPxI0
-保健室-
女医「うん・・・?ここは・・・」
担任「あ、気がつきました?よかったよかった」
女医「えーと・・・あ!き、貴様!」
担任「ほらほら、怒ってないで」
女医「怒らずにいれるものか!死ぬところだったんだぞ!」
担任「もう、死んでないじゃないですか」
女医「そういう問題じゃないだろう!」
担任「ほらほら、時間がなくなりますよ。後1個、残ってますよー」
女医「くそっ・・・。お前、事が無事に終わったら覚えてろよ!」
担任「僕が先生のこと忘れるはずないじゃないですか、はは」
女医「ちっ。・・・何々、>>46・・・?」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:34:03.48 ID:xf5ly+Ky0
タケコプター
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:38:16.11 ID:nt5UUPxI0
担任「たーけーこーぷ「殺すぞ」
女医「お前、本当・・・もう・・・はぁ」
担任「いやいや、これこそ最終兵器ですよ」ゴソゴソ
担任「どうぞ」
女医「・・・モーター式の竹とんぼ」
担任「それをタケコプターと呼ぶのです、女医先生」
女医「お前の事はもう1mmも信用してないが・・・他に手はないしな」
担任「さぁ、頭に装着してみてください」
女医「ん、こうか」カチッ
担任「お似合いですよ」
女医「タケコプターが似合っても嬉しくもなんともないんだが」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:41:48.71 ID:nt5UUPxI0
女医「スイッチは?」
担任「根元にあるボタンです」
女医「これか」ポチッ
担任「あ、ここで押しちゃったら」
ヴィィィイン
女医「お、おお!飛んでる!飛んでるぞ!」
担任「・・・・・」
女医「これ、高度はどう保つんだ?」
担任「設計上、保てません」
女医「えっ・・・」ゴギャギャギャギャ
女医「うわあぁ、天井に!」
ポキン ドサッ
女医「・・・今回は私が悪かったと思う。すまん」
担任「いえ・・・」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:44:35.16 ID:nt5UUPxI0
女医「もう1度作れないか?」
担任「一応、特別製なので・・・時間が間に合いません」
女医「そうか・・・すまない」
担任「いえ、僕こそ力になれず」
女医「くそ・・・後1日か」
女医「明日でどうにかしないと・・・生徒の期待を裏切ってしまう」
担任「僕、また考えてきます。がんばりましょう」
女医「あぁ、私も努力しよう。」
担任「じゃ、今日はそろそろ失礼します」
女医「また明日、な」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:47:22.62 ID:nt5UUPxI0
-自宅-
女医「風呂にでも浸かって、ゆっくり考えよう・・・」
チャポン・・・
女医「そうだなぁ・・・」
女医「例えばこの豊満なおっぱいを回して飛行・・・」
女医「私は何を言っているんだ」
女医「・・・やはり、空を飛ぶ方法などそうそうあるものじゃないよな」
女医「うーん。・・・>>56、とかか・・・?」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:47:53.02 ID:0ZMDfM440
ワイヤーアクション
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:52:38.90 ID:nt5UUPxI0
>>53想像したら凄い痛かったのでああしました
女医「ワイヤーアクション」
女医「あの、ミュージカルのような」
-イメージ中-
女医「ふふ、どうだ女!飛んでいるだろう!」テレッテー
女「凄い、飛んでる!でも先生、吊っているワイヤーはなに?」
女医「これは・・・魔法の綱さ!」
女「すってき!あこがれちゃう!」
-イメージ終了-
女医「違うな・・・」
女医「まぁいい。明日、アイツに賭けてみよう」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:56:17.31 ID:nt5UUPxI0
3日目、朝
女「先生、おっはよー!」
女医「・・・やあ、おはよう」
女「今日回復するんだよね!明日は見れるんだよね!」
女医「あ、あぁ。そんなに楽しみかい?」
女「そりゃもう!もし見れなかったりしたら首吊っちゃうくらい!」
女医「!!!」
女「なーんて、さすがに冗談・・・先生?」
女医「(自殺、だと・・・?そこまで期待されていたのか!)」
女医「(私は、なんとしてもこの若者の未来を守らなくては!)」
女「おーい、先生?私チャイム鳴っちゃうからもう行くよ?」
女医「・・・あぁ。女」
女「ん?」
女医「楽しみにしていろよ!」
女「う・・・うん!」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/16(火) 23:59:21.71 ID:nt5UUPxI0
放課後
女医「だから早すぎる」
担任「誰に向かって喋ってるんですか?」
女医「いや、なんとなく・・・ところで」
担任「もちろん、考えてきました」
担任「もう明日ですからね。今日こそなんとかしましょう」
女医「あぁ。命がかかっているんだ・・・頼むぞ」
担任「(そんな重大な話なんですか・・・?)えー、まずは」
担任「>>63で>>65してみましょう」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/16(火) 23:59:57.00 ID:Biz4as4c0
担任
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 00:00:33.15 ID:pWUfRFtD0
ハンググライダー
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:03:21.40 ID:Bf8kY9y60
担任「私でハンググライダーしましょう」
女医「いや、ちょっと待て」
担任「はい?」
女医「私じゃなくてお前が飛んでいるんだが」
担任「いえ、ですから」
担任「女医先生が私を使ってハンググライダーをするんです」
女医「あぁ、なるほど。それなら納得」
女医「できるか!意味不明じゃわい!」
担任「落ち着いてください、口調が・・・」
担任「とりあえず、やってみましょうよ」キリッ
女医「(こ、こんな真剣なコイツの瞳を見たのは初めてだ・・・)」ドキドキ
女医「(って、私は何をときめいているんだ!)」
女医「まぁ、お前も本気のようだ・・・試してみよう」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:06:42.04 ID:Bf8kY9y60
-屋上-
女医「セーフティメット装着完了。準備出来たぞ」
担任「こっちも出来ました。やりましょう」
女医「まだ少し・・・いや、結構納得はいかないんだが」
担任「私が横向きになってのしかかります。翼です」
女医「わかった。私はお前がつけてるこの紐を持って飛べばいいんだな」
担任「うまく行けば、飛べます」
女医「よし。・・・行くぞっ!」ダッ
ヒュンッ ドサッ
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:10:24.06 ID:Bf8kY9y60
担任「大丈夫ですか?」
女医「・・・とりあえず・・・私の上から降りろ・・・」
担任「あ、はい。すいません」
女医「普通に考えて・・・無理だろ・・・」
担任「すいません。体重を考慮していませんでした」
担任「それに僕はあなたを下敷きにする形で助かると踏んでいたので」
女医「わざとじゃねぇかてめえええ!ぐふっ・・・」バタッ
担任「あらら。・・・誰も居ませんね」
担任「失礼しますよ、よいしょっと・・・」フワッ
担任「これでよし。後は保健室、ですね」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:13:32.75 ID:Bf8kY9y60
女医「うーん。またこの展開か・・・」
担任「あ、おはようございます」
女医「まったく・・・というか、私頑丈すぎじゃないか」
女医「4階建てを落下したんだぞ」
担任「・・・ふふ、先生はお強い方ですから」
担任「それより、早くしないと日が暮れてしまいます」
女医「あぁ、そうだな。次の案だ」
担任「次はですね。>>77を>>80してみましょう」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 00:15:10.33 ID:ZaTsV1Rq0
女医
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:16:06.66 ID:yjtD2JoF0
性的な意味で飛ぶ
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:18:23.64 ID:Bf8kY9y60
女医「私を・・・せ、性的な意味で・・・」
担任「はい。では、さっそく」
女医「おま、何を言ってる!おい、こらッ」
担任「口調は強いですけど、やはり女性ですね」
担任「僕の方が力は強い」
女医「おい、退けっ・・・ンッ、ど、どこ触ってる!」
担任「大丈夫です、やさしくしますから」
女医「んっ・・・ふぅッ・・・こ、この・・・」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:20:51.79 ID:Bf8kY9y60
女医「いい加減にしないか!」ドゴッ
担任「ははは、おいたが過ぎましたか」
女医「おいたどころの話じゃない!もういい、私一人で」
担任「今のは、女医先生をリラックスさせるためにやったんです」
女医「はぁ?」
担任「先生、かなり根を詰めているようでしたので・・・」
女医「・・・」
担任「差し出がましい真似をして、申し訳ない」シュン
女医「あ、あの・・・いや・・・」
担任「じゃ、僕帰りますね」
女医「ゆ、許す!」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:23:57.76 ID:Bf8kY9y60
女医「私の為だと言うのなら・・・仕方ない、許す」
担任「本当ですか?やっぱり女医先生は心が広い」
担任「・・・信じていましたから」
女医「ばっ・・・」キュン
女医「バカ!いいから次の案を出せ!」
担任「ふふふ、分かりました」
担任「・・・時間的にも、これが最後の案になります」
女医「あぁ。・・・私も、お前を信じるよ」
担任「ありがとう、ございます。では・・・」
担任「>>92を>>95で>>98しましょう」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 00:24:58.26 ID:ZaTsV1Rq0
女医
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 00:25:24.34 ID:8+2AYmCK0
磁石
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 00:27:33.91 ID:pWUfRFtD0
反発
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:27:30.94 ID:Bf8kY9y60
女医「バカ!~~」と担任「ふふふ、~~」の間に
担任「(計画通り)」
を入れるの忘れてた 補完よろです
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:29:56.58 ID:Bf8kY9y60
女医「私を、磁石で、反発させる」
担任「ええ。ここに足に取り付ける用の磁石」
担任「そして床に設置する磁力発生装置を用意しました」
女医「なるほど、好きなタイミングで飛べるわけか」
担任「えぇ。・・・今出来る、最善の手かと」
女医「そうだな、初めてそれらしい案が出た気がする」
女医「とりあえず、デモンストレーションだ」
担任「はい、これを靴に取り付けてください」
女医「よし、分かった」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:32:35.90 ID:Bf8kY9y60
担任「装置、準備できました」
女医「私も取り付けたぞ」
担任「では、装置の上にのってください」
女医「よし」
担任「このリモコンをどうぞ。スイッチを押せば反発します」
女医「・・・いくぞ」
担任「・・・ええ!」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:35:57.12 ID:Bf8kY9y60
ガラッ
女「せーんせ、こんな時間にまだ残ってるのー?」
女医・担任「!」
女医「お、お前!お前こそこんな時間まで!」
女「だって、私部活はいってるもん。バレー部」
担任「そういえばそうでしたねぇ」
女医「(そうでしたねぇ、じゃない!なんとかして追い払・・・)」
女「あー!女医先生、その足の下の機械何ー?」
女医「!いやこれは、そのー」
女医「そう、体重けi」
女「重力発生装置?なにこれ」
女医「」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:38:44.02 ID:Bf8kY9y60
担任「これはね、女医先生の研究に使うんだ」
担任「先生はいい大学を出た人だから、今でもこうやって研究するんだ」
女「へぇすごいかっこいい!しかも空も飛べるなんて!」
女医「・・・は、はは・・・」
担任「じゃ、もう暗くなっちゃうから帰りなさい、女さん」
女「はーい。さよなら、担任先生、女医先生!」
女「女医先生!楽しみにしてるからね!ばいばーい!」
女医「ば、ばいばーい・・・」
担任「・・・」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:42:11.52 ID:Bf8kY9y60
>>104 間違えた 磁力発生でした
女医「・・・帰るか」
担任「そうですね」
女医「くそ・・・もう、私の命で勘弁してもらうしか・・・」
担任「そこまですることでもないと思いますけど」
女医「うう・・・じゃ、お先・・・」フラフラ
担任「さよなら、女医先生。気をつけて、くださいね」
ガラガラ・・・パタン
担任「・・・」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:48:03.62 ID:Bf8kY9y60
-自宅-
女医「・・・寝る、か」
テテテテーテーテーテッテテー
女医「電話?」
女医「はい、もしもし」
担任「女医先生ですか?担任です」
女医「あぁ、お前か・・・どうした?今頃」
担任「いえ、ちょっと先生を元気付けようと」
女医「・・・いい。切るぞ」
担任「待ってください!・・案外、何とかなるものですよ」
女医「なるものか」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:49:50.69 ID:Bf8kY9y60
担任「大丈夫ですって。僕がおまじないの念を送りますから」
担任「僕の念、結構効くんですよ」
女医「そんな非現実的な」
担任「・・・えいっ」
女医「・・・?」フワッ
担任「どうですか?」
女医「(今何か・・・気のせいか)」
女医「何ともないぞ。だけど、まぁ」
女医「少し、気が楽にはなったかな」
担任「・・・そうですか。なら、よかったです」
担任「では、おやすみなさい」
女医「あぁ、おやすみ。・・・担任」
担任「はい?
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:51:52.93 ID:Bf8kY9y60
女医「3日間・・・ありがとう」
担任「ふふ、元はと言えば僕のせいですから。それじゃあ」
女医「ああ」プツッ
女医「担任・・・」キュン・・・
-担任宅-
担任「まぁ、本当はいけないんですけど」
担任「悪い事に使うんじゃないし、明日一日ですし」
担任「よしとしましょう」
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:54:42.07 ID:Bf8kY9y60
翌日、朝
女「せーんせい!おーはよー!」
女医「・・・おはよう。いつも元気だな」
女「今日は特に!だって、先生が空飛ぶの見れるんだもん!」
女医「・・・そうか、あのな・・・」
女「何ー?」
女医「・・・いや、何でもないよ。さ、HRが始まるぞ」
女「あ、ヤバ!じゃあ先生、放課後ね!」ドタドタ
女医「あぁ、放課後」
女医「・・・言えなかったな、本当のこと」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:57:04.40 ID:Bf8kY9y60
そして、放課後―
女「女医先生、来たよ!担任先生も連れてきた!」
女医「えっ?」
担任「こんにちは、女医先生。僕も見せてもらおうと思って」
女医「(こいつ何考えてるんだ・・・もうわけが分からん)」
女「屋上いこ、屋上!」
女医「・・・あぁ」
担任「ふふふ」ニコニコ
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 00:59:18.02 ID:Bf8kY9y60
-屋上-
女「さぁ、先生!バーッと飛んじゃって!」
女医「・・・あのな、女。実は私は・・・」
女「?どーしたの、女医先生?」
女医「私・・・飛べ、な・・・」
ガシッ
担任「先生」
女医「なっ、なな、何だ、いきなり!」ドキドキ
担任「・・・先生なら、きっとできます。きっと」
女医「何を無責任な・・・」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:01:12.11 ID:Bf8kY9y60
女「ねー、何してるの?まだー?」
担任「今から飛ぶそうだよ」
女「わーい、早く早く!」
女医「(・・・もう、どうにでもなれ、だ)」
女医「・・・え、えーいっ!」
フワッ
女医「え」
女「・・・す、凄い・・・飛んでる・・・!」
担任「ふふ」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:03:30.50 ID:Bf8kY9y60
女「凄いよ先生!凄い!かっこいい!」
女医「は、はは・・・これは、夢か・・・?」スイスイ
担任「夢じゃないですよ」
女医「担任・・・」
担任「だから言ったじゃないですか。何とかなる、って」
女医「お前・・・」
女「先生、私感動した!」
女医「そ、そうか。それはよかった」
女「みんなに伝えてくる!」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:06:25.34 ID:Bf8kY9y60
女医「あ、それは・・・」
担任「大丈夫ですよ。あの子以外、信じたりしませんって」
女医「・・・それもそうだな」スタッ
担任「よかったですね」
女医「お前、何かしたか?」
担任「まさか。そんなこと、出来るわけないじゃないですか」
女医「だよな・・・訳が分からん」
女医「まるで、奇跡だ」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:09:17.16 ID:Bf8kY9y60
女医「そうだ、担任」
担任「はい?」
女医「・・・つ、次の週末は暇か」
担任「はい?まぁ、暇ですけど」
女医「奢ってやる。食事にでも、いかないか」
担任「はぁ、食事、ですか」
女医「だ、だめか?」
担任「いえ、喜んで。ですけど、いきなり何故?」
女医「な、何となくお前と行きたくなったんだ!」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:11:34.11 ID:Bf8kY9y60
担任「何となく、ですか」
女医「そうだ、何となくだ!奢ってやる!別に今回世話になったからとか」
女医「そういうわけじゃないぞ!勘違いするなよ!」
担任「ふふふ、分かってます」ニコニコ
女医「ふ、ふん。じゃあ私は帰るぞ!」
担任「はい、さようなら。お疲れ様でした」
女医「・・・それにしても、何がなんだか・・・」スタスタ
担任「・・・行きましたか」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:14:24.94 ID:Bf8kY9y60
担任「まさか僕の一言でこんなことになるなんて」
担任「思ってもいませんでしたね」
担任「まぁ、3日間女医先生をいじれて楽しかったですし」
担任「フラグも立ったようですし」
担任「一般人に魔法使っちゃだめ、ってルールは破りましたけど」
担任「ま、バレなきゃいいでしょう」
担任「さ、私も帰りましょうかね・・・」スタスタ
担任「あ、そこでごらんの皆様方」
担任「僕が魔法使いってこと、内緒にしておいてくださいね」
おしまい
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 01:17:45.82 ID:Bf8kY9y60
うわ最後で担任の一人称ばらばらになってる。最悪。
盛り上がりも無い話をgdgdしたくて書きました。
投下初めてなのでもうgdgdもいいところでしたけど、
支援してくれた方、安価答えてくださった方、読んでくださった方
ありがとうございました。
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