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梓「唯先輩のあそこの匂い大好きです。」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 04:40:10.81 ID:wZoeNBrtO [1/52]
唯「あそこって?」
梓「おまんこの匂いですよ。特に潮を噴いた時の匂いがいいですね」
唯「そっかー、ありがとう!」
梓「なので、唯先輩を私の家の芳香剤にしてもいいですか?」
唯「……えっ、どういうこと?」
唯「あそこって?」
梓「おまんこの匂いですよ。特に潮を噴いた時の匂いがいいですね」
唯「そっかー、ありがとう!」
梓「なので、唯先輩を私の家の芳香剤にしてもいいですか?」
唯「……えっ、どういうこと?」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 04:47:10.68 ID:wZoeNBrtO [2/52]
梓「着きました、ここが私の家です」
唯「お邪魔しまーす」
梓「まずは玄関からお願いしてもいいですか?」
唯「あっ、うん」
梓「家に入って最初に通る場所ですから、香りには気を遣いたいですよね」
唯「それで、私はどうすればいいの?」
梓「ストッキングとパンツを脱いで、オナニーしてください。必要ならバイブも貸しますから」
唯「わかったよ、あずにゃん!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 04:52:02.52 ID:wZoeNBrtO
クチュクチュ...
唯「んっ、ん……」
クンカクンカ
梓「だんだん匂いが漂ってきました」
クチュクチュ...
唯「あ、ん、んぅ……」
梓「でも、玄関に唯先輩の匂いを充満させるには、ちょっと足りないですね」
唯「あぅ、ごめんね……」
梓「いい匂いを手早く広げるには、ミスト(霧)が一番です。唯先輩、潮を噴けませんか?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 04:57:37.76 ID:wZoeNBrtO
クチュクチュ...
唯「う~ん、指だけで潮噴きは難しいよ~」
梓「そんなことないですよ、唯先輩の指使いがダメなんです」
唯「うぅ、あずにゃん厳しい……」
梓「ちょっとおまんこ貸してください、手本を見せますから」
唯「えへへ、ありがとう~」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:05:11.39 ID:wZoeNBrtO
梓「基本的にギターと同じですから、唯先輩もすぐに自分で潮を噴けるようになりますよ」
唯「へぇ~、そうなんだ」
梓「弦をチョップする要領で、こうです」
ピチッピチッ
唯「はうぅ……」
梓「この時、こっちの指はクリトリスをしっかり押さえておかないと、変な音が出ちゃいます」
ギュムッ
唯「ひゃっ……。押さえておいても、変な声が出るよぉ」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:13:49.98 ID:wZoeNBrtO
クンカクンカ
梓「ほら、匂いの濃さがさっきと全然違います」
唯「本当だ、すごい!」
梓「今度は唯先輩が自分でやってみてください、意外と簡単ですよ」
唯「わかった!」
ギュムムムッ
唯「は、うぅ……」
ピチンピチンッ
唯「あぐ、うぅ……」
梓「その調子です。頑張ってください、唯先輩」
唯「うん、あずにゃんのために頑張るよ!」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:26:04.87 ID:wZoeNBrtO
クチュチュクチュチュ
唯「あっ、あっ、あっ」
梓「あれ、唯先輩。そんな弾き方いつ覚えたんですか?」
唯「えっ、いや、何となく思いついて……」
梓(こんな独創的なおまんこの弾き方を、咄嗟に思いつくなんて……)
グチュルングチュルン
唯「あぁっ、ひゃふぁ……」
梓(やっぱり私の勘は正しかった。唯先輩には、オナニーの才能がある……)
グッチョングチョチョン
唯「あっふ、あふぁぅ……」
梓(オナニーの神様に愛された、10年に一度の天才。それが唯先輩……!)
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:34:23.70 ID:wZoeNBrtO
クンカクンカ
梓「唯先輩、いい匂いですよ」
唯「うん、もう少しで潮を噴くからね!」
グッチャグッチャ
唯「あっ、きた、きたよ!」
プシャアァアァ
唯「ひゃぁあぁあ!」
梓「唯先輩の潮が霧になって、いい匂いがふんわりと広がっていきます……」
唯「はぁ、はぁ、どう、あずにゃん?」
梓「えぇ、バッチリです。ありがとうございます、唯先輩」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:46:01.35 ID:wZoeNBrtO
クチュクチュ...
唯「あっ……」
梓「あれ、まだオナニーを続けるんですか?」
唯「うん、なんかすぐ2回目が来そうだから」
梓「大丈夫ですか? まだトイレとか押し入れとか、この後にお願いしたい場所が結構あるんですけど」
唯「平気だよ、あずにゃん。玄関でもう一回潮を噴いたら、そっちも頑張るから」
梓「はぁ、そうですか。まあ確かに、玄関がいい匂いだと嬉しいので、ありがとうございます」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:51:35.14 ID:wZoeNBrtO
グチュチュチュチュ
唯「あふ、あふぅ……」
クンカクンカ
梓「匂いが強くなりました、そろそろフィニッシュですか?」
ギュルルルルルル
唯「うん、あっ、もう……」
ガチャ
純「お邪魔しまーす、あれなんかいい匂い」
プシャアァアァ
唯「ひゃはあぁあぁ!!」
純「ぎゃはあぁあぁ!?」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:58:48.79 ID:wZoeNBrtO
唯「……」グッタリ
純「……」ベットリ
唯「あっ、えーと」
純「おっ、お邪魔しました」
バタン
唯「……今のって、純ちゃ」
梓「モップです」
唯「えっ、いや純ちゃ」
梓「どう見てもモップでした。きっとダスキンの人ですね」
唯「あの、だから、私の潮が」
梓「モップが汚れたら、ダスキンの人が持って帰ってくれますよね」
唯「えっ、まぁ、うん」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 06:04:52.92 ID:wZoeNBrtO
クンカクンカ
梓「さて、玄関はもう十分いい匂いですね」
唯「そ、そうだね」
梓「じゃあ次はリビングをお願いします」
唯「……アイス食べた後でもいい?」
梓「休憩はもうちょっと先です。唯先輩に潮を噴いてもらいたい場所が、まだ色々ありますから」
唯「ふえぇ、頑張ります」
玄関編おわり
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:12:16.01 ID:wZoeNBrtO
梓「……部屋を移動するごとに唯先輩がオナニーしていたら、いつまで経っても終わりませんね」
唯「えっ、そうかな~?」
梓「玄関とリビングだけで、1時間かかっちゃいましたから」
唯「本当だ、もうこんな時間!」
クンカクンカ
梓「いい匂いたっぷりで嬉しいんですけど、あんまり時間がかかると大変です」
唯「そうだね~」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:22:56.08 ID:wZoeNBrtO
梓「そこで、こんな物を用意しました」
唯「何、これ?」
梓「SODから取り寄せた『マシンパンツ』です。ちょっと穿いてみてください」
唯「えっと、これ、どうやって?」
梓「とりあえず両足を通してください」
唯「う、うん」
梓「そうすれば、バイブがちょうどおまんこの部分に来るはずなので、ズポッと挿し込みます」
唯「よ~し、やってみるよ!」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:28:21.95 ID:wZoeNBrtO
ヌポッ
唯「うわっ、入った!」
梓「奥まで挿し込みましたか?」
唯「ちょっと待って……」
ズププッ
唯「あぅ……」
梓「大丈夫ですか?」
唯「うん、根元まで入ったよ」
梓「その位置で、パンツ外側のローターはクリトリスに当たってますか?」
唯「えっと……、あっ、ピッタリだ!」
梓「良かった。設計ミスは無かったみたいですね」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:35:29.71 ID:wZoeNBrtO
唯「それで、これを穿いてどうするの?」
梓「マシンのスイッチを入れたら、家の中を歩き回ってもらいます」
唯「あっ、なるほど」
梓「家の隅々まで唯先輩の匂いを漂わせるには、この方が効率的だと思って」
唯「あずにゃん、さすが!」
梓「じゃあ、準備ができたらスイッチを入れますよ?」
唯「いつでもオーケーだよ!」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:43:56.44 ID:wZoeNBrtO
カチッ
ブィンブィンブィン
唯「きゃふぅうん!」
梓「あっ、いきなり強すぎましたか?」
唯「ん、平気……」
ヴィンヴィンヴィン
唯「はぁ、はぅあ……」
梓「えっと、歩けないと意味が無いんですが、本当に大丈夫ですよね?」
ヨタヨタ...
唯「ま、任せて……」
梓(生まれたての小鹿みたいな歩き方だなぁ)
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:52:06.27 ID:wZoeNBrtO
ブィ-ンブィ-ン
唯「あず、にゃぅん、どこに、行けば、はぁっ、いいの……」
梓「最初はトイレですね」
ブゥンブゥンブゥン
唯「んぅ、わかった、はぅ……」
梓「トイレにはしっかり匂いを残しておきたいので、2回くらい潮を噴いてもらっていいですか?」
ヴィィィィィィ
唯「あぅっ、もう、いっかいめ、くるよぉ……」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:58:20.16 ID:wZoeNBrtO
ピシャアァアァアァ
唯「きゃふぅん!」
梓「今回はパンツを穿いてるから、潮が飛び散ることはありませんね」
唯「その代わり、パンツがぐっしょりで気持ち悪いよぉ……」
梓「ちなみに唯先輩、今のはどっちですか?」
唯「どっち、って……」
梓「潮を噴いた理由は、クリトリスの刺激なのか、ヴァギナの刺激なのか」
唯「わかんない、けど、たぶん、外の……」
梓「クリトリスですか。そっちの方が敏感みたいですね」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:03:03.85 ID:wZoeNBrtO
ヴォォォォン
唯「ていうか、あの、スイッチ、切って……」
梓「えっ、なんで切るんですか?」
唯「いっかい、イッたから、ちょっと、待って……」
梓「唯先輩、それじゃ普通にオナニーするのと変わらないじゃないですか」
唯「ふぇ……」
梓「一度マシンパンツのスイッチを入れたら、強弱の調整だけで、全部終わるまでスイッチは切りませんよ」
唯「そ、そんなぁ……」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:06:40.42 ID:wZoeNBrtO
ヴィ-ンヴィンヴィ-ン
唯「あっ、だめっ、もう……」
梓「もう2回目ですか?」
唯「うんっ、そうっ、またっ……」
ピシャピシャアァ
唯「はぅっ!」
クンカクンカ
梓「トイレなのに、とってもいい匂いです。唯先輩、ありがとうございます」
唯「へ、へへ、ぴぃす……」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:12:08.64 ID:wZoeNBrtO
その頃
純「……」
純(何が起こったのか、いまだに分からない)
純(梓の家に行って玄関のドアを開けたら、唯先輩に潮をぶっかけられた)
純(うん、まったく意味が分からない)
純(とりあえず梓の家から離れて、適当に歩いてみたけど)
純(ここはどこだろう、まさか迷ったかな……)
憂「あれ、純ちゃん?」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:18:29.17 ID:wZoeNBrtO
純「あれ、どうして憂が?」
憂「だって私の家、この近くだもん」
純「あっ、そうなんだ」
憂「ところで純ちゃん、なんで髪が濡れてるの?」
純「えっ、あっ、これは」
クンカクンカ
憂「それに、なんかいい匂いがする」
純「いや~、駅前のショップで新作の香水を試してみたからかな~、ははっ」
憂「ふうん……?」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:27:46.06 ID:wZoeNBrtO
純「そうだ、憂は何をしてたの?」
憂「うん、あの柿を取ろうと思って」
純「……柿?」
憂「熟した柿の実を取ってほしいって、この家のおばあちゃんに頼まれたの」
純「あぁ、それでそんな棒を持って」
憂「でも、なかなかうまく取れなくて。脚立があれば手が届くんだけど、見当たらないの」
純「それなら、私が憂を肩車してあげよっか。たぶん届くでしょ?」
憂「えっ、いいの?」
純「気にしないで、結構力はある方だから!」
憂「じゃあ、お願いしちゃうね。ありがとう」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:32:46.49 ID:wZoeNBrtO
純「よっ、と。どう?」
憂「あっ、ギリギリ届きそう。もっと前に出てくれる?」
純「えーと、こんな感じ?」
憂「あっ、そんな感じ!」
ムズッ
憂「きゃっ」
純「あれ、どうしたの?」
憂「い、いや、何でもない……」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:41:29.71 ID:wZoeNBrtO
ムズムズッ
憂(身体の内側を触られているような、この感覚……)
ムズムズムズッ
憂(これは私の触覚じゃない、これは……)
ムズムズムズムズッ
憂(お姉ちゃんとの感覚同期【シンクロニティ】だ!)
※ 説明しよう!
平沢姉妹は、片方が臨界点を超えた感覚に襲われると、もう片方にもその感覚が伝わってしまうのだ!
一人では抱えきれない、怒りや悲しみ、痛みや喜びを共有することができる、素敵な能力だ!
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:49:25.85 ID:wZoeNBrtO
ビクンッ
憂「うぁっ!」
純「ちょっと、憂、どうしたの?」
憂(この感覚、どうやら今回のシンクロニティは『快感』……)
憂(でも、おかしい。毎日1時間のオナニーを欠かさないお姉ちゃんが、快感の臨界点を超えるだなんて)
憂(お姉ちゃんは今、一体どこで何をしているの?)
憂(どんな方法で、こんなとてつもない快感を得ているの?)
ビクッビクッビクッ
憂「あっ、まずい、このままじゃ!?」
純「ねぇ、何が起こってるの!?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:56:48.10 ID:wZoeNBrtO
ビクビクッ
憂「だめっ、純ちゃん、私を下ろして!」
純「えっ、いきなり何を」
ビクビクビクッ
憂「来ちゃうのっ、出ちゃうのっ、早くしないとっ!」
純「ちゃんと説明してよ、まったく意味が」
ドクンッ
憂「ああぁっ、もおぉっ、純ちゃんのバカァぁあぁあぁぁっ!!」
プッシャアァアァアアアァ
純「ぐにゃあぁぁあぁっ!?」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:04:49.36 ID:wZoeNBrtO
プッシャアァァアァッ
唯「ふにゃ、ぐぅうぅううぅん!?」
梓「うわっ、また派手に漏らしましたね」
唯「ひゃっ、だって、いっぺんに、きたぁ……」
梓「もしかして、外側と内側の絶頂が同時に来たんですか?」
唯「うんっ、これっ、はじめてぇ……」
クンカクンカ
梓「匂いも特濃だ、私もこんなの初めてです。頭がクラクラしそう」
唯(あっ、そういえば……)
唯(こんなに強く感じたから、憂に伝わっちゃったかも……)
唯(うぅっ、憂、ごめんね……)
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:14:34.14 ID:wZoeNBrtO
カチッ
唯「あっ、あれっ、スイッチ……」
梓「唯先輩、お疲れ様でした。これで最後の部屋も終わりです」
唯「そっか、もう、終わったんだねぇ……」
梓「さすがに疲れましたよね、本当にありがとうございます」
唯「うん……、アイス食べたい……」
梓「あっ、そういえば忘れてましたね。ごめんなさい」
唯「アーイースー」
梓「ふふっ、わかりました。冷凍庫から持って来るんで、パンツを脱いで待っててください」
唯「えへへ~、あずにゃ~ん、ありがとう~」
梓(あっ、可愛い)
マシンパンツ編おわり
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:39:51.78 ID:wZoeNBrtO
憂「ねぇ、それ本当なの!?」
純「ていうか、今の話を信じるの!?」
憂「だって、つじつまが合うんだもん」
純「つじつま……?」
憂「説明は後でゆっくりするよ。とにかく、本当なんだね?」
純「あっ、えっと」
憂「梓ちゃんの家の玄関を開けたら、お姉ちゃんが潮を噴いていたんだね?」
純「は、はい、間違いありません」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:48:13.61 ID:wZoeNBrtO
憂「……やっぱり」
純「……憂?」
憂「よし、急いで梓ちゃんの家に行こう」
純「えっ、なんで?」
憂「決まってるでしょ、お姉ちゃんを助けに行くんだよ!」
純「……助けに、ねぇ」
憂「だから、早く行かないと!」
純「急いでるのはわかったけど、とりあえず髪を乾かすまで少し待ってくれない?」
憂「モップにかかった潮なんて、自然乾燥で十分だよ!」
純「ひどい!」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:57:36.90 ID:wZoeNBrtO
唯「このアイス美味しいよ、あずにゃん!」
梓「気に入ってくれたみたいで何よりです」
唯「ひと仕事終えた後の達成感は、素敵な調味料なんだよ!」
梓「へぇ、唯先輩が労働の美学を語るなんて意外です」
唯「でもね、もっとアイスが美味しくなる調味料があるんだ」
梓「何ですか?」
唯「それは君だよ、あずにゃん!」
梓「ふぇ?」
ダキッ
唯「あずにゃんと食べるアイスは、美味しいんだよ~」
梓「唯先輩ってば、もう……」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:07:21.27 ID:wZoeNBrtO
唯「……あずにゃん」
梓「何ですか、唯先輩」
唯「アイスも食べ終わったから、ね」
梓「はい」
唯「ペロペロしてもいい?」
梓「……本気で言ってるんですか?」
唯「冗談で、こんなこと言わないよ」
梓「……どうなっても、知りませんからね?」
唯「大丈夫だよ、あずにゃんと一緒なら」
梓「ふふっ。じゃあ、どうぞ」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:12:08.51 ID:wZoeNBrtO
ペロペロ
梓「……んっ」
ペロペロペロ
梓(部屋に充満した匂いと、舌の感触で、)
ペロリペロリ
梓(頭の中が、真っ白に蕩けていきそう)
ペロリンチョイ
梓(まるで、さっき唯先輩が食べたアイスクリームみたい、なんてね)
グルリンチョイ
梓(……って、あれ?)
グキュルリラ
梓「唯先輩、この音はもしかして」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:17:24.98 ID:wZoeNBrtO
唯「うぅ、お腹がゴロゴロする……」
梓「アイスを食べ過ぎたんですかね?」
唯「う~ん。今はまだ平気だけど、後でトイレに籠っちゃうかも」
梓「ムードぶち壊しですよ、唯先輩」
唯「てへへ、面目ない」
梓「……あっ、そうだ」
唯「んっ?」
梓「どうせお腹を下してるんだし、いいですよね」
唯「えっ、何が?」
梓「いいムードを粉々にした罰として、唯先輩にはもうひと仕事してもらいます」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:26:43.46 ID:wZoeNBrtO
唯「……これでいい?」
梓「もっとお尻を突き出してください」
唯「うぅっ、この体勢はちょっとキツいです」
梓「我慢してください。じゃあパイプを通しますよ」
ズプッ
唯「ひゃぁ……」
梓「注入の途中で溢れないように、しっかり奥まで挿し込んで、と」
ズププッ
唯「ひぅん……」
梓「よしっ、牛乳浣腸の準備が出来ましたよ」
唯「やっぱり、こっちの穴は変な感じ……」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:32:43.42 ID:wZoeNBrtO
梓「今から唯先輩の大腸に、ポンプで牛乳を流し込みます」
唯「う、うん」
梓「2リットルが目標ですけど、限界だと思ったら言ってくださいね」
唯「あの、すでに限界っぽいんですが」
梓「却下」
唯「即答!?」
梓「じゃあ入れますよ」
ビュッビュッ
唯「はぎゃあ!?」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:37:52.92 ID:wZoeNBrtO
梓「あっ、ポンプで入れると少し勢いがついちゃうんですね」
唯「はぅ、はぅう……」
梓「すみません、余計な刺激は避けるようにします」
唯「お、お願いします……」
チョロロロッ
唯「んっ!」
梓「ゆっくり、ゆっくり、注ぎますよ」
唯「も、もう1リットルくらい入ったかな……」
梓「いいえ、その半分の半分くらいです」
唯「そ、そんなぁ……」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:44:46.65 ID:wZoeNBrtO
チョロロロッ
唯「んっ……」
チョロロロッ
唯「ぐっ……」
梓(唯先輩が無言になった)
チョロロロッ
唯「か、はっ……」
梓「これで1リットル入りました。本当に大丈夫ですか?」
唯「うっ、うん……」
梓「あっ、お腹がぽっこり膨らんでますね。妊婦さんみたい」
唯「ありゃ、本当だ……」
梓「もっと膨らませたら、出産間近みたいになりますね」
唯「そ、そうだね……」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:50:43.45 ID:wZoeNBrtO
チョロロ...
唯「はぁっ、はぁっ……」
梓(1・3リットル……)
チョロロ...
唯「ぐっ、はぁっ……」
梓(1・4リットル……)
チョロロ...
唯「あぅっ、はぁっ……」
梓(1・5リットル……)
唯「あっ、あっ、あっ……」
梓「唯先輩、限界ですか?」
唯「はっ、あぁっ……」
梓(口をパクパクさせるだけで、まともに受け答えも出来なくなってる)
ガラッ
梓「窓を開けました。限界だったら、出しちゃってください」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:00:54.32 ID:wZoeNBrtO
梓(唯先輩のおまんこから噴出された潮が、人類にとって最高のフレグランスとなるように)
梓(唯先輩のアヌスから噴出されたうんち牛乳は、庭の草木にとって最高の肥料となる)
梓(とはいえ、さすがの唯先輩でも牛乳浣腸は過酷だった)
梓(私は別に、唯先輩の苦しむ顔を見たい訳じゃない)
梓(牛乳浣腸は、今回限りにしておこうかな……)
梓「……さぁ、唯先輩」
梓「思いっきり、ぶちまけてください」
梓「全部キレイに噴き出して、苦しみから解放されましょう」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:05:14.63 ID:wZoeNBrtO
その頃
憂「はぁっ、はぁっ……」
純「なんかさっきから息が荒いよ、大丈夫?」
ガクッ
純「って、憂!」
憂「お腹が、苦しい……」
純「急に歩けなくなるような腹痛って、まさか盲腸とか」
憂「いや、違うよ。これは私の『苦しみ』じゃない」
純「えっ?」
憂「これは、お姉ちゃんの『苦しみ』なんだ!」
純「……うん、相変わらず私には何の説明もないんだね」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:14:01.20 ID:wZoeNBrtO
憂「純ちゃん、私はいいから先に行って!」
純「いやいや、道端にうずくまってる憂を置いて行く訳には」
憂「いいから行って!」
純「う、憂?」
憂「ここから梓ちゃんの家は、そう遠くない。そこにお姉ちゃんがいるんだ」
純「そうだね、まだ帰ってなければ」
憂「お姉ちゃんは、助けを待ってるの!」
純「あっ、えーと、はい」
憂「お願い、純ちゃん。こうしている間にも、お姉ちゃんは……」
純「あの、よく分からないけど、とりあえず梓の家から唯先輩を連れて来ればいいのね?」
憂「早く、お願い早く!」
純「はいはい、急いで行ってきます。帰りにお腹の薬も買って来るよ」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:18:56.85 ID:wZoeNBrtO
純「……と、まぁ、そんな訳で」
純「また梓の家まで戻って来たんだけど、玄関の鍵が閉まってるなぁ」
カイホウサレマショウ
純「あっ、梓の声だ。庭の方にいるみたいだね」
純「向こうへ行ってみよう……」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:27:26.23 ID:wZoeNBrtO
唯「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
梓(唯先輩の身体が小刻みに震えてる)
唯「ひぃっ、はぁっ、ひぃっ、はぁっ」
梓(お腹もだいぶ大きくなったし、まるでこれから出産するみたいだな)
チロ...
梓(あっ、来る)
唯「あっ、でっ、出るぅ!」
ヒョコッ
純「梓ー、唯先輩ー、こっちにいるのー?」
梓「!?」
唯「!?」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:37:00.76 ID:wZoeNBrtO
ズブリュズバババブ-ッ
唯「あぎゃうあぁあぁぁ、ぶぎょおぉおぉぉ!!」
純「えっ、なっ!?」
ブズベルルブズズバリュザ-ッ
唯「あぁっ、止まらないどおぉおおぉ!!」
純「ぶひゅぎょおぉうあぁっ、のぐらばぁぼあぁあぁぁ!?」
バズブバブリュブブバババ-ッ
唯「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ……」
純「~~~~~~~~~~~」
梓「あっ、純が気を失った……」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:49:30.63 ID:wZoeNBrtO
ジャ---ッ
純「……あれ、ここは?」
梓「目が覚めた? ここは私の家のお風呂だよ」
純「お風呂なのはいいけど、なんで私は服を着たままなの?」
梓「んー、服ごと洗った方がいいかと思って」
純「何があったのよ、一体」
梓「あっ、覚えてない?」
純「えーとね。梓の声が聞こえたから、庭へ向かったのは覚えてるんだけど」
梓「その先は知らない方がいいと思う……」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:53:29.54 ID:wZoeNBrtO [51/52]
唯「あっ、純ちゃん起きたの?」
純「どうもこんにちは。とりあえず風呂から出て話がしたいんですが……」
梓「私の服でよければ、貸してあげるから」
純「おっ、ありがとう」
梓「有料だけどね」
純「金とるんかい!」
アハハハ...
牛乳編おわり
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:56:32.74 ID:wZoeNBrtO [52/52]
次回、最終章「妊娠編」お楽しみに!
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:09:32.81 ID:KaHjMeOHO [1/22]
憂「さて、梓ちゃん」
梓「どうしたの、憂?」
憂「今日はお姉ちゃんを呼んで、何をしてたの?」
梓「別に大したことじゃないよ。色々と家のことを手伝ってもらっただけ」
憂「ふうん、そうなんだ~」
純(……風呂から出たら、いきなり険悪な雰囲気!?)
純(もう私には事情がさっぱり分からないけど、この空気は勘弁してほしい)
ピンポ-ン
純(ナイスタイミングで来客!)
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:15:33.86 ID:KaHjMeOHO [2/22]
澪「こんにちは、お邪魔します」
唯「あっ、澪ちゃん。どうしたの?」
澪「梓に呼ばれたんだ。お菓子を作るから手伝ってほしいって」
唯「お菓子を作るから、澪ちゃんを……?」
澪「何かおかしいか?」
唯「いや、お菓子だったらムギちゃんやりっちゃんの方が得意そうだし」
澪「私だって料理くらいできる!」
唯「えへへ、そうだよね。ごめんごめん」
澪「まぁ、私が呼ばれた理由は察しがついてるんだけどな」
唯「……?」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:24:06.55 ID:KaHjMeOHO [3/22]
純「澪先輩、こんにちは!」
澪「あっ、純ちゃんも来てたのか」
憂「こんにちは」
澪「憂ちゃん……、あれ、何か嫌なことでもあった?」
憂「いえ、別に」
梓「来てくれてありがとうございます、澪先輩」
澪「今日は大人数だな。それで、お菓子って何を作るんだ?」
梓「はい、みんなでミルクプリンを作ろうと思って」
唯「あれっ、でも牛乳はさっき全部使っちゃったんじゃ」
澪「……なるほど、やっぱりね」
唯「……?」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:30:14.68 ID:KaHjMeOHO [4/22]
梓「という訳で、みんなで仲良くミルクプリンを作りましょう!」
憂「みんなで仲良く、ね……」
澪(何があったんだろう?)
梓「材料はここに並べてあります」
純「ねぇ、肝心のミルクが見当たらないけど」
梓「じゃあ澪先輩、よろしくお願いします!」
澪「はいはい、っと」
ポロンッ
純「……えっ?」
唯「おぉ~、やっぱり澪ちゃんのおっぱいは大きいね!」
澪「あんまりジロジロ見ないでくれよ、もう」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:37:28.75 ID:KaHjMeOHO [5/22]
純「いや、あの、なんで澪先輩は胸を露出してるんですか」
梓「服を着たままだと、ミルクを出せないでしょ」
純「はぇっ、ミルク、出す?」
澪「このボウルに絞り出せばいいのか?」
梓「はい、お願いします」
プシュ-ッ
純「あばばばばばばば!?」
唯「澪ちゃんのおっぱいから、純ちゃんの顔に、何か飛んでいった!?」
憂「まさか、母乳!?」
澪「ごめんごめん、暴発しちゃった。まだ慣れてなくてさ」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:44:12.78 ID:KaHjMeOHO [6/22]
純「んぐっ、んぐっ……」
唯「純ちゃん、大丈夫?」
純「はい、ちょっと驚いただけです。ただ何か忌まわしいトラウマが蘇りそうな気が」
梓「あー、それで、味は!?」
純「……味、ねぇ」
梓「そうそう、澪先輩特製ミルクの味」
純「正直、すごく美味しい」
澪「そ、そうか、ありがとう」
純「いえ、その、澪先輩に気を遣って、とかじゃなくて。本当に美味しいです」
憂「そっか、美味しいんだ……」
純「うん、まろやかだけど深いコクがあって。明治の美味しい牛乳より、何倍も美味しい!」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:49:12.26 ID:KaHjMeOHO [7/22]
梓「香り唯マン、味澪パイですね」
唯「へぇ、そんな言葉があるんだ!」
澪「梓の造語だろ。私たちはキノコかよ……」
梓「どちらも堪能できて、今日は幸せです」
憂「へぇ、梓ちゃん。堪能したんだね……」
純(殺意の波動!?)
梓「さて、澪先輩。改めてミルクをお願いします」
澪「あぁ、しかし結構な量だから大変だ……」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:53:29.88 ID:KaHjMeOHO [8/22]
憂「それにしても、澪さんが母乳を出せるなんて知りませんでした」
唯「私も全然知らなかったよ!」
澪「あぁ、つい最近の話だからな」
純「どんなきっかけで、そんな体質になったんですか?」
澪「きっかけって、そりゃ、赤ちゃんを授かったから……」
純「!?」
憂「!?」
唯「!?」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:59:21.41 ID:KaHjMeOHO [9/22]
純「えっ、あっ、赤ちゃん、って」
唯「澪ちゃん、私たちまだ高校生だよ!?」
澪「あぁ、もう。だからみんなには隠しておきたかったのに」
唯「ひどいよ、私にも教えてくれなかったなんて!」
澪「唯にはちゃんとした場を設けて報告するつもりだったんだ。こんな形になっちゃって、ごめんな」
憂「そ、それで、父親は?」
澪「えっ、父親?」
憂「だから、その、誰の子どもなんですか?」
澪「誰って、そりゃ……、律だよ」
純「!?」
憂「!?」
唯「!?」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:08:12.07 ID:KaHjMeOHO [10/22]
純「えーと、あの、澪先輩」
澪「うん」
純「私、今日は色々と意味不明な出来事がありましたけど、これがトップ賞です」
澪「えーと、よく分からないけど、ありがとう」
純「できれば私にも理解できるように説明してほしいなー、なんて」
澪「あっ、うん。何から説明すればいいのやら」
梓「要するに、律先輩が目覚めた特殊な能力で、澪先輩が妊娠しちゃったんだよ」
純「特殊な能力?」
梓「そう。律先輩のおでこに、自分のおでこを重ねた人が、一定の確率で妊娠しちゃう能力だよ」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:19:40.73 ID:KaHjMeOHO [11/22]
澪「律の能力が発覚したのは、私が妊娠した後だった」
澪「そうとも知らず私は、風邪をひいた律の看病をしていて……」
澪「熱が下がったかどうか確かめるために、おでことおでこを接触させてしまったんだ」
澪「1日に6回も、すべてゴムを付けない生の接触だった」
澪「それだけ律におでこをくっつけたんだ。妊娠しない方がおかしい」
澪「お腹の子どもを極秘で産むために、ムギのお父さんの力をずいぶん借りちゃったよ」
唯「そうだったんだ……」
澪「ごめんな、唯。今まで黙ってて」
唯「ううん、いいよ。澪ちゃんも色々悩んだんだよね」
澪「ありがとう。そう言ってくれるだけで、救われる思いだ」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:25:26.55 ID:KaHjMeOHO [12/22]
梓「ほら、澪先輩が2週間くらい学校を休んだ時がありましたよね」
唯「そう言えば……」
梓「あの時に出産してたんですよ、澪先輩が、律先輩の子どもを」
唯「あずにゃんは、どうして事情を知ってるの?」
梓「その2週間、何か怪しいと思って、勝手に事情を探ってみたんです。今思えば最低な行動でした」
澪「いいんだよ、もう。その時のことは忘れよう」
梓「澪先輩……」
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:29:46.48 ID:KaHjMeOHO [13/22]
唯「あっ!!」
憂「どうしたの、お姉ちゃん?」
唯「2週間の休み、ってことは、まさか……」
梓「さすがの唯先輩も、気付いちゃいましたね」
唯「最近……、ちょうど2週間くらい、りっちゃんが学校を休んでるのは」
澪「あぁ、3日前に無事出産を終えた。父親は私だ」
唯「そ、そうだったんだ……」
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:33:50.89 ID:KaHjMeOHO [14/22]
純「ちょっと待ってください!」
梓「純、どうしたの?」
純「それはおかしくないですか。だって、妊娠させる能力は律先輩しか」
梓「妊娠させる能力を手に入れたのは、律先輩だけじゃなかった」
純「……えっ?」
澪「私にも、あるんだ。その特殊な能力が」
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:43:54.72 ID:KaHjMeOHO [15/22]
純「つまり、澪先輩のおでこに自分のおでこを接触させた人は……」
澪「いや、私の能力は少し違うんだ」
純「えっと、どう違うんですか?」
澪「私の場合、私の母乳を飲んだ人が妊娠しちゃうんだよ」
憂「えっ、そんなものを料理に使っちゃ……」
梓「あぁ、安心して。火を通せば妊娠しないって、実験で証明されてるから」
澪「妊娠するためには、母乳の鮮度が重要らしいんだ。絞りたて生乳を直接飲んだりしない限り、問題ないよ」
梓「それだけ気をつければ、澪先輩の母乳はとっても美味しいからね」
憂「そっか、安心だね。じゃあ後で、私にも飲ませてください」
澪「お安い御用だよ」
純「……あれっ?」
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:49:37.67 ID:KaHjMeOHO [16/22]
梓「実は、まだあるんです」
憂「えっ?」
唯「あずにゃん……」
梓「澪先輩も知らない話ですが、他にも3人の能力者が確認されてるんです」
澪「そ、そうなのか!?」
梓「1人は私、中野梓」
唯「1人は私、平沢唯」
憂「お姉ちゃんも!?」
梓「そしてもう1人は、平沢憂」
憂「……って、私!?」
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:57:19.51 ID:KaHjMeOHO [17/22]
澪「信じられない……」
唯「最初は私も驚いたけど、どうやら本当みたい」
澪「ゆ、唯こそ私に黙ってたんじゃないか」
唯「私だって最近わかったんだもん。私と憂だけがこんな能力を持ってると思ってたし」
憂「ちょっと待って、なんで私も……」
梓「順番に説明します。まず、私をペロペロした人は妊娠します」
唯「だから私のお腹には、たぶんあずにゃんの子どもがいる」
梓「唯先輩はすべてを知ったうえで、私をペロペロしてくれたんです」
憂「……今、何を?」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:05:01.63 ID:KaHjMeOHO [18/22]
梓「憂、落ち着いて、冷静に聞いてね」
唯「たぶん憂のお腹にも、あずにゃんの子どもがいる」
憂「!?」
唯「私と憂の間には、シンクロニティが働くから……」
梓「妊娠という未知の感覚も、おそらく共有されてしまう」
唯「だから憂も、私と一緒に赤ちゃんを産むことになるの」
憂「~~~」
バタン
澪「憂ちゃん!?」
唯「気絶しちゃった……」
梓「ショックが大きすぎたんですね。現実を受け入れるためには、ゆっくりと時間をかける必要があると思います」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:12:22.95 ID:KaHjMeOHO [19/22]
澪「……話を戻そう」
梓「はい、次は唯先輩と憂の能力です」
澪「2人とも能力があるのは、シンクロニティとやらの作用なのか?」
梓「はい。その内容は……」
唯「おまんこから噴いた潮を浴びた人が、妊娠しちゃう能力だよ」
梓「唯先輩も、憂も、この同じ能力を持っています」
唯「澪ちゃんの母乳と同じで、至近距離で直接浴びるようなことがなければ、まず妊娠しないけどね」
純「……あれ?」
145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:19:28.88 ID:KaHjMeOHO [20/22]
澪「ってことは私たち、みんな能力を持っていて……」
梓「みんなその能力で妊娠してる、って訳です」
澪「ふふっ」
梓「くすっ」
唯「えへっ」
澪「な~んだ、隠す必要なんてなかったんじゃないか!」
唯「そうだよ、私たちはみんな仲間なんだから!」
梓「特殊な能力があっても、高校生で妊娠しちゃっても、大丈夫です!」
アハハハ...
憂「」
純「」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:33:53.45 ID:KaHjMeOHO [21/22]
それから2年後。
律と澪は、お互いの子どもを育てるため、生計を共に暮らしている。
梓は唯の子どもを産んだが、憂に配慮して唯とは同居せず、シングルマザーの道を選んだ。
憂は一時、精神的に不安定な状態に陥った。
だが唯のサポートもあって、どうにか現実を受け入れ、無事に梓の子どもを産んだ。
唯は憂と一緒に、それぞれが産んだ梓の子どもを育てている。
紬は能力を持たないが、いつの間にか律の子どもを妊娠して、大騒動になった。
紬がシングルマザーになることで騒動は終結したが、今でも澪との間に亀裂が残っている。
純は同時に唯・憂・澪の子どもを3人も身籠ってしまい、その負担に耐えきれず死亡した。
棺桶には献花のかわりに、たくさんのモップが詰め込まれたという。
妊娠編おわり
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 12:55:32.37 ID:KaHjMeOHO [22/22]
最終章って言ったけど、もう少し書きたくなった
大体こんな感じになる予定なので、夜まで保守を頼んでもよろしいか?
紬「私、みんなを妊娠させる能力者になるのが夢だったの~♪」
――少女はやがて大人になり、念願を叶えた
憂「妊娠の、感染爆発【パンデミック】……!?」
――歪んだ形に、その姿を変えて
澪「私の、母乳を、飲めええぇぇっっ!!」
律「純ちゃんのところに、お前も送ってやるよ」
和「私の初任給は53万円です」
唯「イくっ、イっちゃうぅうぅぅっ!!」
プシャアアァアァ
――最後の戦いが、今始まる
梓「唯先輩のおまんこの匂いが、世界を包んでいく……」
お楽しみに!(予定は変更される場合があります)
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 02:14:57.22 ID:T2fMePN/O [2/70]
律「高校を卒業して、もう5年か」
澪「……何だよ、急に改まって」
律「別に、ちょっと思っただけだよ」
澪「まぁ確かに、この子たちも大きくなったからな」
「律ママ、お菓子も買って~」
「澪ママ、おしっこ~」
律「……相変わらず、手のかかるガキ共だ」
澪「はぁ、まったくだ」
184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 02:30:47.45 ID:T2fMePN/O [3/70]
律「さて、特売の卵と牛乳も確保した。冷凍食品も洗剤もオーケー」
澪「買い忘れはないか?」
律「あっ、そうだ。おでこ用のゴムを買わないとな」
澪「……そういうこと、大声で言うなよ」
律「たはは、わりぃわりぃ」
澪「……んっ、あの棚は何だ?」
律「えっ、どれ?」
澪「ほら、あの黄色い商品がズラッと並んでるコーナー」
律「新発売の商品のプロモーションじゃないか。何の商品だろ、漬け物?」
澪「……食べてびっくり、ムギムギ沢庵?」
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 02:40:04.68 ID:T2fMePN/O [4/70]
律「これって、もしかして!」
澪「メーカーは……、琴吹食品。やっぱりそうだ!」
律「懐かしいな、ムギじゃないか。お父さんの会社で働いてる、とは聞いてたけど」
澪「でも、琴吹グループって色々やってるよな。なんであえて食品会社で、しかも沢庵なんだろう?」
律「昔から、何を考えてるか分からないやつだったからな。ある意味ムギらしいじゃないか」
澪「それもそうか。せっかくだから買ってみるか?」
律「いや、沢庵は好きじゃないからパス」
186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 02:57:12.21 ID:T2fMePN/O [5/70]
数ヵ月後
澪「なぁ、律。ムギムギ沢庵の話なんだけど」
律「あぁ、そんなの売ってたな。結局まだ一度も食べてないや」
澪「……食べなくて、正解だったかもしれないぞ」
律「なんで?」
澪「妙な噂を聞いたんだ。ムギムギ沢庵を食べたら妊娠した、という報告が続出してるらしい」
律「……それって、まさか!」
澪「……考えたくはないが、確認する必要があるかもしれないな」
律「とりあえず、久々にみんなで集まるか?」
澪「そうだな。桜ヶ丘高校軽音部、同窓会だ」
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 03:21:33.46 ID:T2fMePN/O [6/70]
唯「みんな、久しぶり!」
澪「おぉ、唯はまったく変わらないな」
律「予想通りで安心したよ、唯が大人っぽくなってたらどうしようかと」
唯「むぅ~、これでも子育て奮闘中のママさんなんだからね!」
梓「……お久しぶりです、唯先輩」
唯「……あずにゃん、久しぶり~!」
梓「はい、ご無沙汰してました」
澪(あれっ、意外と普通の挨拶だな。唯が梓に再会したら、真っ先に抱きつくと思ったのに)
憂「皆さん、お久しぶりです」
澪(……あっ、憂ちゃんに遠慮してるのか)
律「さーて、みんな揃ったところで、早速本題に入ろうか!」
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 03:47:16.16 ID:T2fMePN/O [7/70]
憂「妊娠の、感染爆発【パンデミック】……!?」
澪(そんなカタカナ言葉は、律の説明に一度も出てこなかった気がするけど)
律「まぁ、そういう事だ。被害者の数が百人を超える、前代未聞の大事件だ」
憂「もはや妊娠災害【バイオハザード】という訳ですね」
澪(憂ちゃんの中2病、昔よりも悪化してないか?)
律「ここから先は憶測になっちゃうけど、たぶんこの事件の犯人は……」
梓「ムギ先輩が能力に目覚め、それを悪用したと?」
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 04:14:50.20 ID:T2fMePN/O [8/70]
唯「そんな訳ないよ!」
憂「お姉ちゃん……」
唯「ムギちゃんがこんな事件を起こすなんて、考えられない!」
梓「私だって最初はそう思いました。でも色々と調べるうちに、決定的な証拠が出てきたんです」
律「えっ、知らなかった。そうなの?」
澪(梓はいつもこんな感じだな。2時間サスペンスの中盤で殺されるタイプだ)
梓「琴吹食品は老舗の会社で、従業員もたくさんいます。でも最近、この会社は2人の若い女性に牛耳られているそうです」
唯「その、若い女性って……」
梓「1人は琴吹グループのご令嬢、琴吹紬。もう1人はその右腕、真鍋和」
唯「ムギちゃんに、和ちゃん!?」
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 04:42:07.88 ID:T2fMePN/O [9/70]
梓「琴吹食品は実質的に2人の独裁状態で、幹部役員も逆らえないそうです」
澪「親の七光り、か?」
梓「それだけじゃないと思いますよ。どんな手段を使って権力を握ったのかはわかりませんが」
唯「和ちゃんが、ムギちゃんと一緒に……」
梓「参謀として君臨しているみたいです。社内での影響力も強く、部長課長クラスではまったく頭が上がらないとか」
憂「それだけ実権を持った2人が、このパンデミックに関係ない訳がない」
梓「むしろ主犯と考えた方がいいでしょうね」
律「……よし、ムギを問い詰めに行こう」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 04:55:37.39 ID:T2fMePN/O [10/70]
澪「ちょっと待て、まさか乗り込む気か!?」
律「そうだよ。どういうつもりでこんな事件を起こしたのか、聞かせてもらおうじゃないか」
澪「ダメだ、危険すぎる。何をされるかわからない」
律「心配しすぎだよ。さすがのムギも、私を取って食ったりはしないだろ」
澪「今のムギは、あの頃のムギじゃない。今回の事件にしたって、正気の沙汰とは思えない」
律「ムギはムギだよ。多少ぶっ飛んでるけど、考えもなしに何かをするやつじゃない。だから話をしに行くんだ」
バンッ
澪「なんでいつもいつも、律はムギを庇うんだよ!!」
律「えっ……」
澪「あっ、いや、その……」
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 09:38:01.37 ID:T2fMePN/O [11/70]
律「……」
澪「……」
憂(どうしよう、険悪な雰囲気だ……)
梓(澪先輩、ムギ先輩が律先輩の子どもを産んだ事、やっぱりまだ根に持ってるんだ……)
クチュ...
唯「んっ……」
律「……」
澪「……」
クチュチュ...
唯「ふぅん……」
律澪「おい」
198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 09:45:04.89 ID:T2fMePN/O [12/70]
唯「えっ?」
澪「唯、いきなり何をしてるんだ」
律「まぁ、ナニしてるってのは見ればわかるんだけどさ」
唯「あはっ、ごめんごめん。ついうっかりオナ」
澪「だぁっ、言わなくていい!」
律「ムギ以上に、唯の方が、何を考えて行動してるのかさっぱりわからん」
唯「えへへ~」
憂(でも、いつの間にか雰囲気が良くなってる。お姉ちゃんすごい!)
クンカクンカ
梓(この匂い、久しぶりだなぁ~)
199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 09:55:35.48 ID:T2fMePN/O [13/70]
律「さて、みんな。どうする?」
梓「私は律先輩に賛成です。ムギ先輩の暴走を止められるのは、私たちしかいないでしょうから」
澪「で、でも……」
唯「澪ちゃん、考え過ぎだよ。高校の友達に話を聞きに、みんなでお邪魔するだけだよ」
憂「もし迷惑でなければ、私も一緒に行きますから。みんなで行けば怖くない、です!」
澪「……はぁ、わかったよ」
律「わかってくれたか、澪」
澪「あぁ、行こう。事件の真相を、ムギに問い詰めてやるんだ」
200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 10:09:07.03 ID:T2fMePN/O [14/70]
和「……ムギ、お客様が見えているわ」
紬「あら、今日は来客の予定はなかったはずだけど。この私にアポ無しで来るなんて、随分と失礼なお客様ね」
和「代表者は、田井中律。ほか、秋山澪、中野梓、平沢唯、平沢憂、計5名ね」
紬「……そういう事、か」
和「どうするの、受付で追い返す?」
紬「とんでもない。せっかくみんな揃って会いに来てくれたのに!」
和「……了解。こちらの部屋までお通しするわ」
201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:17:11.65 ID:T2fMePN/O [15/70]
ガチャ
律「失礼します、っと」
紬「まぁ、りっちゃん。久しぶり!」
澪「……やぁ、ムギ」
紬「うふふ、澪ちゃんも久しぶり。りっちゃんと仲良くやってる?」
澪「あぁ、おかげさまで」
梓「すごい部屋ですね、社長室より豪華なんじゃないですか?」
紬「梓ちゃんと会うのも、何年ぶりかな。少し大きくなった?」
梓「あいにくサイズは変わりませんよ、背丈も胸も」
紬「あらあら、安心したわ~♪」
203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:29:27.41 ID:T2fMePN/O [16/70]
唯「和ちゃん、ムギちゃんの秘書をやってるんだね。知らなかったよ!」
和「えぇ。1年ほど前、大学を卒業してすぐに」
憂「たった1年で、今の地位に?」
和「……私の話は後にしましょう。ムギも私も、スケジュールは分刻みなのよ?」
梓「あんな沢庵を売っていれば、クレーム対応で随分と忙しいでしょうね?」
紬「ムギムギ沢庵の話かしら?」
梓「そうです。ムギムギ沢庵を食べて妊娠する被害が続出している事、知らないとは言わせませんよ」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:35:44.58 ID:T2fMePN/O [17/70]
澪「単刀直入に聞こう。ムギ、お前の仕業なのか?」
和「仕業だなんて、人聞きの悪い事を言うのね。訂正してちょうだい」
紬「いいのよ、和ちゃん。澪ちゃんの言う通りだから」
律「……っ! ムギ、お前どうして」
紬「ねぇ、りっちゃん」
律「な、何だよ」
紬「私、みんなを妊娠させる能力者になるのが夢だったの~♪」
ゾクゾクッ
梓(なんでだろう、鳥肌が……)
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:48:26.29 ID:T2fMePN/O [18/70]
紬「私、みんなが羨ましかったの。次々と能力に目覚めていくみんなが」
澪「あぁ、確かに軽音部で能力を持たないのはムギだけだったな」
紬「りっちゃんに妊娠させてもらった事もあったけど、やっぱり私の心は満たされなかった」
澪「……何だよ、その言い草は」
紬「私はみんなを妊娠させたいの。何十人も、何百人も、私の子どもを産んでほしいのよ!」
澪「ふざけるな。赤ちゃんってのは、好きな人とつくるものだろうが!」
紬「関係ないわよ、そんなの」
澪「……えっ?」
紬「愛がなくても、子どもは出来ちゃうんだもの」
208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:55:52.55 ID:T2fMePN/O [19/70]
ガタッ
律「ムギ、お前! 言っていい事と悪い事が」
梓「律先輩、気持ちはわかりますが、落ち着いてください!」
紬「……でもね。そんな私も、ついに能力を手に入れる事ができたの」
ブチッ
唯「ムギちゃんが眉毛をむしり取った!?」
憂「いや、あれは眉毛じゃなくて……」
紬「えぇ、これ、沢庵なの~♪」
和「ムギの能力は、眉毛の沢庵を食べた人を妊娠させる能力よ」
紬「澪ちゃんの母乳と違って賞味期限が長いから、日を置いて食べても、ちゃんと妊娠するのよ♪」
210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 12:11:20.98 ID:T2fMePN/O [20/70]
梓「その沢庵を、出荷したんですか。スーパーの棚に並べて、何百人もの見知らぬ人に食べさせて!」
紬「えぇ、そうよ。そうすれば、みんな私の子どもを妊娠してくれるでしょ?」
律「……見損なったぜ、ムギ」
紬「どうして、りっちゃん?」
律「お前の自分勝手な行動のせいで、どれだけ多くの命が、生まれる前に殺されたと思ってるんだ!」
紬「あら、中絶の話?」
梓「望まない妊娠をした人が、全員その子どもを出産するとでも思っているんですか?」
紬「それは違うわ。殺したのは私じゃなくて、妊娠した人たち。私はただ、その命を授けただけよ」
211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 12:22:45.80 ID:T2fMePN/O [21/70]
澪「……どうやら、何を言っても無駄みたいだな」
梓「情状酌量の余地なし、ですね」
憂「説得できないなら、実力行使で止めさせるしか」
唯「う~ん。本当はムギちゃんに、あんまり酷い事をしたくないんだけどな」
紬「まぁ、怖いわね。何をするつもりなの?」
律「私たち全員の能力で、ムギを妊娠させる」
紬「あらあら、そんな事をしたら」
律「そう、負荷に耐えきれず死んでしまう。純ちゃんのところに、お前も送ってやるよ」
213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 12:43:42.37 ID:T2fMePN/O [22/70]
紬「……本当に私を殺すつもりなのね」
唯「私たちだって、そんな事したくないよ!」
澪「でもムギは能力を悪用し、何百もの命を弄んだ」
憂「このまま放っておいたら、被害は拡大する一方です」
梓「能力者の暴走は、私たち能力者が止めるしかない」
紬「……わかった。でも残念だけど、みんなに私は殺せない」
律「へぇ、なんでそんな強がりが言えるんだ?」
スタッ
和「……私がムギを守るからよ」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 12:59:02.69 ID:T2fMePN/O [23/70]
唯「和ちゃん!?」
和「悪いけど、ムギには指一本も触れさせない」
紬「ふふっ、和ちゃんがいてくれると頼もしいわ~♪」
梓「和先輩、どうして邪魔をするんですか?」
和「目の前でムギに危害が加えられるのを、黙って見ている訳がないでしょう」
梓「その忠誠心は、ムギ先輩にお金で買われたんですか?」
和「……随分と失礼な口の聞き方をするのね」
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:03:51.07 ID:T2fMePN/O [24/70]
憂「梓ちゃん、どういう事なの?」
梓「和先輩の初任給、いくらだと思う?」
憂「えっ、大卒だから20万円くらいかな」
梓「うん、普通はそれくらい。でも和先輩は、異常な額の報酬を受け取ってる」
和「そんな事まで調べてあるのね、趣味が悪いわ」
唯「……それで、いくらなの?」
和「私の初任給は53万円です」
唯「おぉおぉぉっ、お金持ち!」
和「……唯にそんな言い方をされても、嫌味にしか聞こえないわ」
唯「えっ、どういう事?」
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:18:59.42 ID:T2fMePN/O [25/70]
梓「和先輩の実家は、失礼な言い方ですが、あまり裕福ではないそうですね」
和「えぇ、あなたたちと違ってね」
梓「そこに目を付けたムギ先輩は、多額の報酬を餌にして、和先輩の頭脳と忠誠心を買ったんです」
紬「ふふっ。今日の梓ちゃん、本当に口が悪いわね」
梓「褒め言葉として受け取っておきますよ、ムギ先輩」
紬「それで構わないわ。ちなみに、どうして私が和ちゃんに大金を払っているか、知ってるの?」
梓「琴吹食品を牛耳るため、和先輩の力が必要だったんでしょう?」
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:26:00.51 ID:T2fMePN/O [26/70]
紬「えぇ、その通りよ」
ガシッ
梓「……えっ」
唯「和ちゃんがいつの間にか、あずにゃんの肩を掴んでる!?」
憂「気付かなかった、動きが見えなかった……」
紬「和ちゃんは、とても優秀なの。どんな仕事も的確にこなしてくれる」
和「悪く思わないでね、梓ちゃん」
スチャ
梓「なっ、まさか!?」
紬「そんな和ちゃんの能力(ちから)が、私には必要だったの~♪」
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:32:15.24 ID:T2fMePN/O [27/70]
ドクンッ
梓「あぁあぁぁっ!?」
唯「ど、どうしたの、あずにゃん!?」
憂「ハッ、まさか……」
紬「あら、もう気付いたみたいね。憂ちゃんも優秀な人材だわ、もう1人の参謀になってほしいくらい」
律「な、何が起こったんだ!?」
澪「ここから見ても、和がメガネを外しただけにしか……」
憂「皆さん、目を伏せて!!」
唯「えっ、なんで?」
憂「いいから伏せて、和ちゃんと視線を合わせちゃダメ!!」
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:39:13.16 ID:T2fMePN/O [28/70]
律「あっ、あぁ、わかった!」
澪「とにかく和の目を見なければいいんだな?」
憂「……そうだったんだ。だから和ちゃんは、いつもメガネを付けていたんだ」
唯「憂、どういう事なの?」
憂「……和ちゃんも、能力者だったんだね」
唯「えぇっ!」
和「その通り。梓ちゃんはもう、私の子どもを妊娠しているわ」
梓「あっ、あっ、あっ……」
224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:46:06.05 ID:T2fMePN/O [29/70]
ガクガク...
梓「ゆい、せんぱぃ……」
唯「あずにゃん、しっかりして!」
ガクガク...
梓「わたし、にんしん、しちゃったぁ……」
唯「大丈夫だから、ねぇ、落ち着いて!」
律「くそっ、なんてこった!」
澪「あんな簡単に妊娠させられるなんて、どんな能力なんだ?」
憂「……たぶん、目です」
澪「……目?」
憂「メガネのレンズを通さずに、和ちゃんと直接目を合わせると、妊娠しちゃうんです」
225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:56:23.01 ID:T2fMePN/O [30/70]
和「あなたたちが能力に目覚めるずっと前から、私はこの能力を持っていた」
憂「だから絶対にメガネを外さなかったんだね」
和「えぇ。これは妊娠を防ぐための特製メガネだから、どこにも売ってないけど」
紬「和ちゃんの能力は、ムギムギ沢庵を発売するために、必要不可欠だったの~♪」
和「発売に反対する琴吹食品の社員は、片っ端から妊娠させていったわ」
紬「おかげで不穏分子はみんな病院行き。やりやすくなったわ」
和「病院と言っても、産婦人科だけどね」
227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:08:15.75 ID:T2fMePN/O [31/70]
紬「……さて、私を妊娠させるつもりだったっけ?」
和「残念だけど、妊娠するのはあなたたちの方よ。5人まとめて、私の子どもを産んでちょうだい」
紬「ついでに、私の子どもも妊娠してもらおうかな。2人分なら、ギリギリ死なずに出産できるよね?」
澪「くそっ、どうすればいいんだ?」
律「目を合わせる事ができなきゃ、おでこを合わせる事もできない!」
スッ
和「……あら?」
憂「……お姉ちゃん?」
唯「私に、任せて」
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:22:22.53 ID:T2fMePN/O [32/70]
スタスタ...
紬「唯ちゃんってば。一直線に和ちゃんへ向かって歩いて行くなんて、いい度胸ね」
和「何か策があるのかしら。それとも、ただの無謀な突撃?」
唯「……ねぇ、和ちゃん」
スチャ
和「うるさいわね、さっさと妊娠しなさい」
ビクンッ
唯「あっ、ふぅっ!?」
憂「お姉ちゃん!?」
230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:31:22.05 ID:T2fMePN/O [33/70]
ガクガク...
唯「あ、あぅ……」
和「呆れたわ。まさか本当に無策だったなんて」
梓「唯先輩、大丈夫ですか!?」
ガクガク...
唯「へ、へへ、ぴぃす……」
梓(あのポーズ、どこかで見た事が……)
スタッ...スタッ...
紬「あら、まだ和ちゃんに向かって行くの?」
和「ちょっと、唯、何を考えて」
ダキッ
唯「えへへ……。和ちゃん、ぎゅ~♪」
231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:38:27.17 ID:T2fMePN/O [34/70]
和「し、しまった、油断した!」
唯「ダメだよ、和ちゃん。ムギちゃんもそうだけどさ」
和「な、何を言って」
唯「私たちの能力は、誰でも構わず妊娠させるんじゃなくて、大好きな人のために使うものなんだよ」
和「……そう。残念ね、今あなたのお腹にいるのは、私の子どもよ」
唯「問題ないよ。だって私、和ちゃんの事が大好きだもん」
和「……まったく、何を言い出すかと思えば」
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:46:36.11 ID:T2fMePN/O [35/70]
澪「唯の言う『大好き』が、よくわからなくなってきた……」
憂「お姉ちゃんは、大好きな人がたくさんいるんですよ。その人の赤ちゃんを産んでもいいくらい、大好きな人が」
澪「へぇ……」
憂「たとえば梓ちゃんの子どもを産んだのも、その後私の子どもを産んだのも、」
澪「あっ、憂ちゃんの子どもも産んだのか。知らなかった」
憂「さらにその後、律さんの子どもを産んだのも、みんな同じくらい大好きだったからでしょうね」
澪「……って、律!?」
律「わわっ、バカ! それは澪には内緒だって」
憂「あっ、ごめんなさい!」
バキッ
律「ぎゃん!!」
澪「この浮気者ぉっ!!」
233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:55:34.47 ID:T2fMePN/O [36/70]
唯「そう言えば、和ちゃんのメガネを外した顔、初めて見るね!」
和「当然でしょ、さっきから人の話を聞いてなかったの?」
唯「こんなに凛々しい顔を見たら、妊娠しちゃうのもわかる気がするよ~」
和「本当にもう、いい加減にして」
チュッ
紬「あらあら!?」
和「な、な、な!?」
唯「ねぇ、せっかく大好きな和ちゃんの子どもを妊娠しちゃった事だし」
ギュ-ッ
和「きゃっ!?」
唯「私と、愛のあるセックスをしようよ」
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:03:29.23 ID:T2fMePN/O [37/70]
クチュ...
和「あっ……」
唯「ほら、私のおまんこトロトロでしょ?」
和「う、うん……」
唯「和ちゃんに、舐めてほしい」
和「はぁ!?」
唯「その代わり、私も和ちゃんのおまんこを舐めてあげるから!!」
バタンッ
和「ちょっと、待って、きゃあっ!?」
237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:11:45.86 ID:T2fMePN/O [38/70]
律「よくわからんが、唐突に69の体勢になったぞ?」
澪「何が起こってるのか、誰か説明してくれ……」
憂「見ての通り、お姉ちゃんは今から和ちゃんとセックスをするみたいです」
澪「なんでまた突然?」
律「あっ、潮を噴いて和を妊娠させるつもりなのか?」
憂「それも目的の一つだと思います。でも、たぶん一番の理由は……」
クチュクチュ...
唯「愛のあるセックスをしないで、子どもを妊娠しちゃいけないんだよ!」
和「何なのよ、その理屈は……、はぁ、んっ!」
238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:16:57.49 ID:T2fMePN/O [39/70]
スルリ
唯「和ちゃんのパンツ、脱がしちゃえ~♪」
和「ちょっと、やめて、ってば!」
グリグリ
唯「和ちゃんのおまんこ、こんな感じなんだね!」
和「あぁっ、ひゃぅん……」
クチュクチュ...
唯「和ちゃんも、私のおまんこをイジってよぉ」
240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:22:58.65 ID:T2fMePN/O [40/70]
和「め、目の前で、性器をイジらないでよ!」
唯「あれっ、メガネを外しても見えるの?」
和「あんまりよく見えないけど、音とか、匂いが……」
クチュクチュ...
唯「この音?」
和「だから、やめてって言ってるでしょ……」
クチュクチュ...
唯「同じ音が、和ちゃんのおまんこからも出せるんだよ!」
和「ひゃ、めぇ……」
241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:28:44.42 ID:T2fMePN/O [41/70]
澪「あれっ、なんか和の抵抗が弱くなってきたぞ?」
律「唯のテクニックで、感じてきちゃったんじゃないか?」
澪「ふ~ん。唯のテクニックについて、よく知ってるんだなあ?」
律「あっ、いや、その」
梓「……匂いだ」
憂「……梓ちゃん?」
梓「私、わかったんです。唯先輩の狙いは、おまんこの匂いを、和先輩に嗅がせる事だ!」
憂「あっ、そういう事か!」
律「……いや、どういう事?」
243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:38:34.33 ID:T2fMePN/O [42/70]
梓「唯先輩の能力は、潮を噴いて妊娠させるだけじゃないと思うんです」
憂「同じ事に、私も気付いてました。お姉ちゃんのおまんこの匂いには、何か秘密があるって」
梓「おそらく、唯先輩のおまんこの匂いを嗅ぐと、戦意を喪失して穏やかな気分になる」
憂「と言うよりも、やる気をなくしてダラダラしちゃうんじゃないかな?」
澪「そ、そうなの?」
梓「よく言えばリラックス効果ですよ。昔よく唯先輩に来てもらって、家の芳香剤になってもらったのも、そのためなんです」
244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:47:42.78 ID:T2fMePN/O [43/70]
憂「皆さん、不思議に思った事はありませんか?」
律「えっ、何が?」
憂「プロを目指せるレベルの実力と熱意を持っていたはずの皆さんが、何故か部室ではダラダラしてしまう」
澪「そう言えば、元々みんなマジメに練習するメンバーだったな」
憂「その理由は、部室に誰もいない時、いつもお姉ちゃんがオナニーしていたからなんです」
律「えっ、マジで!?」
澪「そう言えば、唯は部室によく一番乗りしてたっけ……」
憂「そこでやる気を奪われなかったら、皆さんは今頃メジャーデビューしていたかも……」
梓「なんかすごく納得できるんだけど、納得したくない話だなぁ」
246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:57:40.57 ID:T2fMePN/O [44/70]
ピチャピチャ...
唯「和ちゃんのおまんこ、美味しいよ」
和「やだ、やだぁっ……」
クチュクチュ...
唯「ねぇ、私のおまんこも舐めてってば。自分でイジるだけじゃ、つまらないよ」
憂「そろそろ和ちゃんも、抵抗する気がなくなったかな?」
梓「あの至近距離で、唯先輩のおまんこの匂いを嗅ぎ続けたからね……」
247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:03:13.11 ID:T2fMePN/O [45/70]
クチュクチュ...
唯「ねぇ、和ちゃん」
和(この匂い、頭がクラクラする……)
クチュクチュ...
唯「早く、舐めてよぉ」
和(もっと近くで……)
チュッ
唯「はぅっ……」
和(あっ、唇が触れちゃった……)
248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:10:10.62 ID:T2fMePN/O [46/70]
ハムッ
和(上唇と、下唇で、挟み込むようにして……)
アムアムッ
和(微かに、開いたり閉じたりして……)
チロッ
和(ちょっとだけ、舌を出してみるだけ……)
ペロペロッ
和(やだ、何これ、美味しい……)
ビクンッ
唯「はうぅっ、いいよっ、いいよぉ……」
249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:14:48.58 ID:T2fMePN/O [47/70]
ムワッ
和(匂いが、さらに強くなった……)
唯「えへへ、和ちゃん、ありがとぉ……」
和(私が、唯を、感じさせたから?)
唯「お礼に、和ちゃんのおまんこ、もっと舐めてあげるね!」
和「えっ……」
ピチャピチャ...
唯「んふふ~♪」
和「はぁっ、んっ、いやぁっ……」
250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:22:40.56 ID:T2fMePN/O [48/70]
唯(危ない危ない、誤魔化せたかな?)
ピチャピチャ...
和「んふっ、いやぁ、そこ、やぁっ……」
唯(私のおまんこ、自分でイジり過ぎて、すごく敏感になってた)
ピチャピチャ...
和「あっ、あぁっ、はふぅっ……」
唯(あのまま和ちゃんに舐められ続けたら、あっという間にイっちゃうよぉ)
251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:27:48.42 ID:T2fMePN/O [49/70]
ドクンッ
和(唯に舐められた性器の周りが、脈打ってる……)
ドクンッ
和(唯の性器を嗅がされた頭も、脈打ってる……)
ドクンッ
和(この匂いは麻薬だわ、心臓がいくつもあるみたい……)
ドクンッ
和(あぁっ、もっともっと、この匂いを貪りたい!)
253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:33:00.04 ID:T2fMePN/O [50/70]
ムチュッ...
唯「ひゃはぅっ!?」
ペチャ...
唯「の、和ちゃん、舐めっ……」
ペチャペチャペチャペチャ
唯「はぁっ、激しい、激しいよぉおぉっ!?」
ペチャペチャペチャペチャ
唯「あっ、もう、来るっ、きちゃうっ……」
254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:39:25.58 ID:T2fMePN/O [51/70]
唯「イくっ、イっちゃうぅうぅぅっ!!」
プシャアアァアァ
和「きゃぁあぁあぁああぁ!?」
律「うわっ、潮噴きを顔面でまともに浴びたぞ」
澪「あれは確実に、唯の子どもを妊娠したな……」
唯「はぁっ、はぁっ、和ちゃん……」
和「すっ、すごい、匂いぃ……」
255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:45:01.70 ID:T2fMePN/O [52/70]
梓「……ねぇ、憂。ふと思ったんだけどさ」
憂「……うん、梓ちゃん」
梓「実は唯先輩には、もう一つ別の能力があるんじゃないかなって」
憂「どんな能力?」
梓「大好きな人と、2人だけの世界を作っちゃう能力」
憂「ふふっ、何それ」
梓「だって今、和先輩の目には、唯先輩しか見えてないよね」
憂「そうだね。正確には、お姉ちゃんのおまんこしか見えてない」
256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:52:21.81 ID:T2fMePN/O [53/70]
梓「あれと同じような事が、これまで何度もあったような気がするんだ」
憂「たとえば?」
梓「部室でね、みんなの前なのに、平気で抱きついてきたりするんだ」
憂「へぇ……」
梓「その時、私も唯先輩も、その場にいる他の人がまったく目に入らなくなっちゃうんだ」
憂「ふ~ん……」
梓「あれはきっと唯先輩が、私と唯先輩だけの世界を作っちゃったんじゃないかな、って」
憂「じゃあ今は、和ちゃんとお姉ちゃんだけの世界が作られちゃったのか」
梓「そう。そして、唯先輩のおまんこの匂いが、世界を包んでいく……」
憂「ふふっ、なんだか素敵だね」
257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:59:13.86 ID:T2fMePN/O [54/70]
律「さて、2人の情事に見惚れてる場合じゃないぞ」
澪「私たちが何のためにここへ来たのか、忘れた訳じゃないだろうな」
紬「あっ……」
憂「頼りにしてた和ちゃんは、お姉ちゃんの世界【ワールド】に囚われました」
梓「これまで自分の犯してきた罪を、悔やんでください」
紬「あっ、あっ……」
律澪憂梓「さぁ、覚悟しろ!!」
258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:04:30.10 ID:T2fMePN/O [55/70]
律「まずは私から。くらえっ、ロケット頭突き!」
紬「ひっ!」
ゴチ-ン
憂「うわっ、痛そうな音……」
梓「ていうか律先輩も悶絶してますが……」
律「うるひゃいやい、痛くないもん!」
澪「涙目で、強がっちゃって……」
259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:09:13.54 ID:T2fMePN/O [56/70]
律「まだまだ、頭突き、頭突き!」
ゴチンゴチンゴチンッ
紬「~~~!?」
憂「なんか、普通のダメージを与えてるみたいだね」
梓「まぁ、あんなに何度もおでこをぶつけたら、確実に妊娠したんじゃないかな」
澪「全部で10回以上か。まずは、律の子どもを妊娠しただろう」
律「痛たたたた……」
梓「お疲れ様です、次は私が行きます!」
261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:15:00.52 ID:T2fMePN/O [57/70]
ガシッ
澪「おっ、ムギの頭部を右脇に挟み込んだぞ」
律「プロレスのホールド技みたいだな」
憂「正確な角度で口と鼻を塞いで、呼吸を困難にしていますね」
紬「むーっ、むーっ!」
梓「ムギ先輩、息を吸いたいですか?」
紬「むーっ、むーっ!」
梓「それなら、私の脇をペロペロしてくださいね」
澪「あれ、梓ってあんなにドSなの?」
262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:21:10.60 ID:T2fMePN/O [58/70]
梓「さぁ、ムギ先輩。私の脇を舐めるか、このまま窒息するか、選んでください!」
紬「むーっ……」
梓「だんだん顔色が悪くなってきましたよ、酸素が欲しくて仕方ないんじゃないですか?」
紬「……」
ペロッ...
梓「あはは、全然足りませんよ。もっとペロペロしてくれなきゃ!」
紬「んむっ……」
ペロペロペロ...
律「梓は意外と、女王様キャラが似合ってるな……」
263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:26:02.62 ID:T2fMePN/O [59/70]
プハッ
紬「はぁっ、はぁっ、ごほごほっ……」
梓「はいっ、そこまで!」
ガシッ
紬「もがっ!?」
梓「もう十分に酸素を吸いましたよね。今度は左脇をペロペロしてもらいましょう」
紬「むーっ、むーっ!」
梓「ちゃんと舐めるまで、また呼吸はお預けですからね」
紬「……」
ペロペロペロ...
梓「あはははは、さっきよりも素直ですね。私をペロペロしたら妊娠しちゃうのに」
265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:33:47.40 ID:T2fMePN/O [60/70]
プハッ
紬「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
梓「ふんふ~ん♪」
憂「あっ、満足そうな顔で梓ちゃんが帰って来た……」
梓「どうでしたか? 妊娠しやすい両脇をペロペロさせたので、私の子どもも確実に妊娠したと思います」
澪「あ、あぁ、良かったぞ……」
律「うん、なんて言うか、凄かった……」
梓「ありがとうございます。さて、次は?」
澪「……よし、私が行ってくる」
266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:42:18.68 ID:T2fMePN/O [61/70]
紬「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
澪「……ムギ」
紬「はぁっ、み、澪ちゃん」
澪「私はお前に対して、すごく怒ってるんだ。なんでだと思う?」
紬「はぁっ、はぁっ……」
澪「お前が愛もなく、律と子どもを作った事がわかったからだ」
律「おい、澪……」
澪「愛し合った末に出来た命なら、まだ納得できた。だがムギ、お前は自分勝手な欲求を満たしただけだった」
267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:47:00.00 ID:T2fMePN/O [62/70]
紬「はぁっ、知らないわよ、はぁっ、そんなの……」
澪「どうしてそんな、愛の無いやつになっちゃったんだよ!?」
紬「はぁっ、はぁっ……」
澪「私はもう、お前を救う事は諦めた。お前に残された道は、その命で、罪を償う事だけだ!」
ポロンッ
梓「澪先輩が、おっぱいを出した!」
ガシッ
紬「もがもがっ!?」
澪「私の、母乳を、飲めええぇぇっっ!!」
269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:54:42.79 ID:T2fMePN/O [63/70]
ピュピュ-ッ
紬「んーっ、んーっ!?」
憂「すごい勢い……。母乳が口の中から溢れ出しそう」
澪「こぼすんじゃない、全部飲み干してもらうからな!」
紬「んっ、んぐっ、んぐっ……」
澪「まだまだ出るぞ!」
ピュピュ-ッ
紬「んぐ、ぐぐっ……」
271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:04:26.54 ID:T2fMePN/O [64/70]
律「……さて、めでたくムギが澪の子どもを妊娠したところで」
梓「最後のとどめを刺しておいで、憂!」
憂「うん……」
律「あれ、どうしたんだ?」
梓「この状況で、潮を噴けそうにないとか?」
憂「違うの、むしろ逆……」
律「逆って?」
憂「お姉ちゃんのせいで、もう何度かイっちゃってるの……」
梓「あぁ、シンクロニティか……」
272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:11:18.80 ID:T2fMePN/O [65/70]
ペロペロペロ...
唯「あひゃうっ、ひゃはふぅ……」
和(どうしよう、止まらないわ。匂いで頭をやられちゃったみたい……)
ペロペロペロ...
唯「あっ、あぁっ、はぁっ……」
憂「んっ、くぅ……」
梓「唯先輩、さっきからずっとあんな感じだもんね」
律「感覚を共有する憂ちゃんも大変だな……」
273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:16:53.36 ID:T2fMePN/O [66/70]
澪「ふぅ。溜まってたものを全部出して、なんだかスッキリした気分だ」
律「あっ、澪が帰って来たぞ」
梓「急いで行っておいで、憂!」
憂「は、はぁい……」
モジモジ
憂「うっ、うぅっ……」
澪「なんで憂ちゃん、おしっこを我慢したみたいな歩き方なんだ?」
274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:23:15.41 ID:T2fMePN/O [67/70]
紬「はぁっ、はぁっ……」
ムズッ
憂「あっ、どうもこんにちは……」
紬「はぁっ、憂、ちゃん……?」
ムズムズッ
憂「あの、早速で悪いんですが……」
ピチャピチャピチャ...
唯「あぁっ、のど、かちゃん、もうっ……」
和(止まらない、止まらない……)
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:31:07.03 ID:T2fMePN/O [68/70]
ガシッ
憂「あぁっ、いきなり噴いちゃいますけど、受け止めてくださいぃっ!!」
紬「えっ、えぇっ!?」
ピチャピチャピチャ...
唯「もうっ、だめっ、またっ、イくぅっ!!」
和「いいわ、唯、来て……」
プシャアアァアァアァアアァ
プシャァアアァアァアァアァ
唯憂「ああぁああぁああぁっっ……」
紬「きゃあぁあぁっ!?」
和(あぁ、私は今、唯の子どもを妊娠してるのね……)
277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:42:30.03 ID:T2fMePN/O [69/70]
憂「……落ち着きましたか?」
紬「えぇ、一応……」
律「これでムギは、私たち4人の子どもを妊娠した」
紬「私は、死ぬのかしら……」
澪「純ちゃんの例を考えると、長くても半年だろうな」
紬「そう、半年……」
梓「残された命を使って、望まない妊娠をした被害者の人たちに、出来る限りの償いをしてください」
紬「わかったわ、約束する……」
和「私も手伝うわ、ムギ」
紬「和ちゃん……」
和「すべての後始末を付けるまでは、あなたの秘書であり続ける」
紬「ありがとう、私なんかのために……」
281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 19:05:44.89 ID:T2fMePN/O [70/70]
数日後、琴吹食品は、ムギムギ沢庵を食べると妊娠してしまう不具合を公に認めた。
食品の不祥事を許さない国民性もあり、商品の回収と被害者への補償を終えた時点で、琴吹食品は倒産した。
従業員たちは全員、琴吹グループ内に再就職先を斡旋されたため、路頭に迷う事はなかったという。
これらの指揮を取った琴吹紬は、4人も同時に妊娠した肉体的負担のため、志半ばで倒れた。
その遺志を汲み、陣頭指揮を引き継いだのが、真鍋和だった。
彼女もまた、唯の子どもを妊娠した身でありながら、すべての処理が済むまで全力を尽くしたのだ。
そして「後始末」が完遂した翌日、彼女は人知れずその姿を消した。
今頃は、唯の子どもと一緒に、幸せな生活を送っているのだろうか?
その行方は、誰も知らない……。
梓はその後、和の子どもを出産。
めげる事なく、シングルマザーとして相変わらず頑張っている。
律と澪、唯と憂については、それぞれ以前と変わらない日々を送っている。
この前後に行われた純の五回忌には、葬儀の時と同じく、たくさんのモップが献上されたという。
逆襲のムギ編 おわり
梓「着きました、ここが私の家です」
唯「お邪魔しまーす」
梓「まずは玄関からお願いしてもいいですか?」
唯「あっ、うん」
梓「家に入って最初に通る場所ですから、香りには気を遣いたいですよね」
唯「それで、私はどうすればいいの?」
梓「ストッキングとパンツを脱いで、オナニーしてください。必要ならバイブも貸しますから」
唯「わかったよ、あずにゃん!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 04:52:02.52 ID:wZoeNBrtO
クチュクチュ...
唯「んっ、ん……」
クンカクンカ
梓「だんだん匂いが漂ってきました」
クチュクチュ...
唯「あ、ん、んぅ……」
梓「でも、玄関に唯先輩の匂いを充満させるには、ちょっと足りないですね」
唯「あぅ、ごめんね……」
梓「いい匂いを手早く広げるには、ミスト(霧)が一番です。唯先輩、潮を噴けませんか?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 04:57:37.76 ID:wZoeNBrtO
クチュクチュ...
唯「う~ん、指だけで潮噴きは難しいよ~」
梓「そんなことないですよ、唯先輩の指使いがダメなんです」
唯「うぅ、あずにゃん厳しい……」
梓「ちょっとおまんこ貸してください、手本を見せますから」
唯「えへへ、ありがとう~」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:05:11.39 ID:wZoeNBrtO
梓「基本的にギターと同じですから、唯先輩もすぐに自分で潮を噴けるようになりますよ」
唯「へぇ~、そうなんだ」
梓「弦をチョップする要領で、こうです」
ピチッピチッ
唯「はうぅ……」
梓「この時、こっちの指はクリトリスをしっかり押さえておかないと、変な音が出ちゃいます」
ギュムッ
唯「ひゃっ……。押さえておいても、変な声が出るよぉ」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:13:49.98 ID:wZoeNBrtO
クンカクンカ
梓「ほら、匂いの濃さがさっきと全然違います」
唯「本当だ、すごい!」
梓「今度は唯先輩が自分でやってみてください、意外と簡単ですよ」
唯「わかった!」
ギュムムムッ
唯「は、うぅ……」
ピチンピチンッ
唯「あぐ、うぅ……」
梓「その調子です。頑張ってください、唯先輩」
唯「うん、あずにゃんのために頑張るよ!」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:26:04.87 ID:wZoeNBrtO
クチュチュクチュチュ
唯「あっ、あっ、あっ」
梓「あれ、唯先輩。そんな弾き方いつ覚えたんですか?」
唯「えっ、いや、何となく思いついて……」
梓(こんな独創的なおまんこの弾き方を、咄嗟に思いつくなんて……)
グチュルングチュルン
唯「あぁっ、ひゃふぁ……」
梓(やっぱり私の勘は正しかった。唯先輩には、オナニーの才能がある……)
グッチョングチョチョン
唯「あっふ、あふぁぅ……」
梓(オナニーの神様に愛された、10年に一度の天才。それが唯先輩……!)
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:34:23.70 ID:wZoeNBrtO
クンカクンカ
梓「唯先輩、いい匂いですよ」
唯「うん、もう少しで潮を噴くからね!」
グッチャグッチャ
唯「あっ、きた、きたよ!」
プシャアァアァ
唯「ひゃぁあぁあ!」
梓「唯先輩の潮が霧になって、いい匂いがふんわりと広がっていきます……」
唯「はぁ、はぁ、どう、あずにゃん?」
梓「えぇ、バッチリです。ありがとうございます、唯先輩」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:46:01.35 ID:wZoeNBrtO
クチュクチュ...
唯「あっ……」
梓「あれ、まだオナニーを続けるんですか?」
唯「うん、なんかすぐ2回目が来そうだから」
梓「大丈夫ですか? まだトイレとか押し入れとか、この後にお願いしたい場所が結構あるんですけど」
唯「平気だよ、あずにゃん。玄関でもう一回潮を噴いたら、そっちも頑張るから」
梓「はぁ、そうですか。まあ確かに、玄関がいい匂いだと嬉しいので、ありがとうございます」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:51:35.14 ID:wZoeNBrtO
グチュチュチュチュ
唯「あふ、あふぅ……」
クンカクンカ
梓「匂いが強くなりました、そろそろフィニッシュですか?」
ギュルルルルルル
唯「うん、あっ、もう……」
ガチャ
純「お邪魔しまーす、あれなんかいい匂い」
プシャアァアァ
唯「ひゃはあぁあぁ!!」
純「ぎゃはあぁあぁ!?」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 05:58:48.79 ID:wZoeNBrtO
唯「……」グッタリ
純「……」ベットリ
唯「あっ、えーと」
純「おっ、お邪魔しました」
バタン
唯「……今のって、純ちゃ」
梓「モップです」
唯「えっ、いや純ちゃ」
梓「どう見てもモップでした。きっとダスキンの人ですね」
唯「あの、だから、私の潮が」
梓「モップが汚れたら、ダスキンの人が持って帰ってくれますよね」
唯「えっ、まぁ、うん」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 06:04:52.92 ID:wZoeNBrtO
クンカクンカ
梓「さて、玄関はもう十分いい匂いですね」
唯「そ、そうだね」
梓「じゃあ次はリビングをお願いします」
唯「……アイス食べた後でもいい?」
梓「休憩はもうちょっと先です。唯先輩に潮を噴いてもらいたい場所が、まだ色々ありますから」
唯「ふえぇ、頑張ります」
玄関編おわり
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:12:16.01 ID:wZoeNBrtO
梓「……部屋を移動するごとに唯先輩がオナニーしていたら、いつまで経っても終わりませんね」
唯「えっ、そうかな~?」
梓「玄関とリビングだけで、1時間かかっちゃいましたから」
唯「本当だ、もうこんな時間!」
クンカクンカ
梓「いい匂いたっぷりで嬉しいんですけど、あんまり時間がかかると大変です」
唯「そうだね~」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:22:56.08 ID:wZoeNBrtO
梓「そこで、こんな物を用意しました」
唯「何、これ?」
梓「SODから取り寄せた『マシンパンツ』です。ちょっと穿いてみてください」
唯「えっと、これ、どうやって?」
梓「とりあえず両足を通してください」
唯「う、うん」
梓「そうすれば、バイブがちょうどおまんこの部分に来るはずなので、ズポッと挿し込みます」
唯「よ~し、やってみるよ!」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:28:21.95 ID:wZoeNBrtO
ヌポッ
唯「うわっ、入った!」
梓「奥まで挿し込みましたか?」
唯「ちょっと待って……」
ズププッ
唯「あぅ……」
梓「大丈夫ですか?」
唯「うん、根元まで入ったよ」
梓「その位置で、パンツ外側のローターはクリトリスに当たってますか?」
唯「えっと……、あっ、ピッタリだ!」
梓「良かった。設計ミスは無かったみたいですね」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:35:29.71 ID:wZoeNBrtO
唯「それで、これを穿いてどうするの?」
梓「マシンのスイッチを入れたら、家の中を歩き回ってもらいます」
唯「あっ、なるほど」
梓「家の隅々まで唯先輩の匂いを漂わせるには、この方が効率的だと思って」
唯「あずにゃん、さすが!」
梓「じゃあ、準備ができたらスイッチを入れますよ?」
唯「いつでもオーケーだよ!」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:43:56.44 ID:wZoeNBrtO
カチッ
ブィンブィンブィン
唯「きゃふぅうん!」
梓「あっ、いきなり強すぎましたか?」
唯「ん、平気……」
ヴィンヴィンヴィン
唯「はぁ、はぅあ……」
梓「えっと、歩けないと意味が無いんですが、本当に大丈夫ですよね?」
ヨタヨタ...
唯「ま、任せて……」
梓(生まれたての小鹿みたいな歩き方だなぁ)
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:52:06.27 ID:wZoeNBrtO
ブィ-ンブィ-ン
唯「あず、にゃぅん、どこに、行けば、はぁっ、いいの……」
梓「最初はトイレですね」
ブゥンブゥンブゥン
唯「んぅ、わかった、はぅ……」
梓「トイレにはしっかり匂いを残しておきたいので、2回くらい潮を噴いてもらっていいですか?」
ヴィィィィィィ
唯「あぅっ、もう、いっかいめ、くるよぉ……」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 19:58:20.16 ID:wZoeNBrtO
ピシャアァアァアァ
唯「きゃふぅん!」
梓「今回はパンツを穿いてるから、潮が飛び散ることはありませんね」
唯「その代わり、パンツがぐっしょりで気持ち悪いよぉ……」
梓「ちなみに唯先輩、今のはどっちですか?」
唯「どっち、って……」
梓「潮を噴いた理由は、クリトリスの刺激なのか、ヴァギナの刺激なのか」
唯「わかんない、けど、たぶん、外の……」
梓「クリトリスですか。そっちの方が敏感みたいですね」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:03:03.85 ID:wZoeNBrtO
ヴォォォォン
唯「ていうか、あの、スイッチ、切って……」
梓「えっ、なんで切るんですか?」
唯「いっかい、イッたから、ちょっと、待って……」
梓「唯先輩、それじゃ普通にオナニーするのと変わらないじゃないですか」
唯「ふぇ……」
梓「一度マシンパンツのスイッチを入れたら、強弱の調整だけで、全部終わるまでスイッチは切りませんよ」
唯「そ、そんなぁ……」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:06:40.42 ID:wZoeNBrtO
ヴィ-ンヴィンヴィ-ン
唯「あっ、だめっ、もう……」
梓「もう2回目ですか?」
唯「うんっ、そうっ、またっ……」
ピシャピシャアァ
唯「はぅっ!」
クンカクンカ
梓「トイレなのに、とってもいい匂いです。唯先輩、ありがとうございます」
唯「へ、へへ、ぴぃす……」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:12:08.64 ID:wZoeNBrtO
その頃
純「……」
純(何が起こったのか、いまだに分からない)
純(梓の家に行って玄関のドアを開けたら、唯先輩に潮をぶっかけられた)
純(うん、まったく意味が分からない)
純(とりあえず梓の家から離れて、適当に歩いてみたけど)
純(ここはどこだろう、まさか迷ったかな……)
憂「あれ、純ちゃん?」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:18:29.17 ID:wZoeNBrtO
純「あれ、どうして憂が?」
憂「だって私の家、この近くだもん」
純「あっ、そうなんだ」
憂「ところで純ちゃん、なんで髪が濡れてるの?」
純「えっ、あっ、これは」
クンカクンカ
憂「それに、なんかいい匂いがする」
純「いや~、駅前のショップで新作の香水を試してみたからかな~、ははっ」
憂「ふうん……?」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:27:46.06 ID:wZoeNBrtO
純「そうだ、憂は何をしてたの?」
憂「うん、あの柿を取ろうと思って」
純「……柿?」
憂「熟した柿の実を取ってほしいって、この家のおばあちゃんに頼まれたの」
純「あぁ、それでそんな棒を持って」
憂「でも、なかなかうまく取れなくて。脚立があれば手が届くんだけど、見当たらないの」
純「それなら、私が憂を肩車してあげよっか。たぶん届くでしょ?」
憂「えっ、いいの?」
純「気にしないで、結構力はある方だから!」
憂「じゃあ、お願いしちゃうね。ありがとう」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:32:46.49 ID:wZoeNBrtO
純「よっ、と。どう?」
憂「あっ、ギリギリ届きそう。もっと前に出てくれる?」
純「えーと、こんな感じ?」
憂「あっ、そんな感じ!」
ムズッ
憂「きゃっ」
純「あれ、どうしたの?」
憂「い、いや、何でもない……」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:41:29.71 ID:wZoeNBrtO
ムズムズッ
憂(身体の内側を触られているような、この感覚……)
ムズムズムズッ
憂(これは私の触覚じゃない、これは……)
ムズムズムズムズッ
憂(お姉ちゃんとの感覚同期【シンクロニティ】だ!)
※ 説明しよう!
平沢姉妹は、片方が臨界点を超えた感覚に襲われると、もう片方にもその感覚が伝わってしまうのだ!
一人では抱えきれない、怒りや悲しみ、痛みや喜びを共有することができる、素敵な能力だ!
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:49:25.85 ID:wZoeNBrtO
ビクンッ
憂「うぁっ!」
純「ちょっと、憂、どうしたの?」
憂(この感覚、どうやら今回のシンクロニティは『快感』……)
憂(でも、おかしい。毎日1時間のオナニーを欠かさないお姉ちゃんが、快感の臨界点を超えるだなんて)
憂(お姉ちゃんは今、一体どこで何をしているの?)
憂(どんな方法で、こんなとてつもない快感を得ているの?)
ビクッビクッビクッ
憂「あっ、まずい、このままじゃ!?」
純「ねぇ、何が起こってるの!?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 20:56:48.10 ID:wZoeNBrtO
ビクビクッ
憂「だめっ、純ちゃん、私を下ろして!」
純「えっ、いきなり何を」
ビクビクビクッ
憂「来ちゃうのっ、出ちゃうのっ、早くしないとっ!」
純「ちゃんと説明してよ、まったく意味が」
ドクンッ
憂「ああぁっ、もおぉっ、純ちゃんのバカァぁあぁあぁぁっ!!」
プッシャアァアァアアアァ
純「ぐにゃあぁぁあぁっ!?」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:04:49.36 ID:wZoeNBrtO
プッシャアァァアァッ
唯「ふにゃ、ぐぅうぅううぅん!?」
梓「うわっ、また派手に漏らしましたね」
唯「ひゃっ、だって、いっぺんに、きたぁ……」
梓「もしかして、外側と内側の絶頂が同時に来たんですか?」
唯「うんっ、これっ、はじめてぇ……」
クンカクンカ
梓「匂いも特濃だ、私もこんなの初めてです。頭がクラクラしそう」
唯(あっ、そういえば……)
唯(こんなに強く感じたから、憂に伝わっちゃったかも……)
唯(うぅっ、憂、ごめんね……)
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:14:34.14 ID:wZoeNBrtO
カチッ
唯「あっ、あれっ、スイッチ……」
梓「唯先輩、お疲れ様でした。これで最後の部屋も終わりです」
唯「そっか、もう、終わったんだねぇ……」
梓「さすがに疲れましたよね、本当にありがとうございます」
唯「うん……、アイス食べたい……」
梓「あっ、そういえば忘れてましたね。ごめんなさい」
唯「アーイースー」
梓「ふふっ、わかりました。冷凍庫から持って来るんで、パンツを脱いで待っててください」
唯「えへへ~、あずにゃ~ん、ありがとう~」
梓(あっ、可愛い)
マシンパンツ編おわり
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:39:51.78 ID:wZoeNBrtO
憂「ねぇ、それ本当なの!?」
純「ていうか、今の話を信じるの!?」
憂「だって、つじつまが合うんだもん」
純「つじつま……?」
憂「説明は後でゆっくりするよ。とにかく、本当なんだね?」
純「あっ、えっと」
憂「梓ちゃんの家の玄関を開けたら、お姉ちゃんが潮を噴いていたんだね?」
純「は、はい、間違いありません」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:48:13.61 ID:wZoeNBrtO
憂「……やっぱり」
純「……憂?」
憂「よし、急いで梓ちゃんの家に行こう」
純「えっ、なんで?」
憂「決まってるでしょ、お姉ちゃんを助けに行くんだよ!」
純「……助けに、ねぇ」
憂「だから、早く行かないと!」
純「急いでるのはわかったけど、とりあえず髪を乾かすまで少し待ってくれない?」
憂「モップにかかった潮なんて、自然乾燥で十分だよ!」
純「ひどい!」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:57:36.90 ID:wZoeNBrtO
唯「このアイス美味しいよ、あずにゃん!」
梓「気に入ってくれたみたいで何よりです」
唯「ひと仕事終えた後の達成感は、素敵な調味料なんだよ!」
梓「へぇ、唯先輩が労働の美学を語るなんて意外です」
唯「でもね、もっとアイスが美味しくなる調味料があるんだ」
梓「何ですか?」
唯「それは君だよ、あずにゃん!」
梓「ふぇ?」
ダキッ
唯「あずにゃんと食べるアイスは、美味しいんだよ~」
梓「唯先輩ってば、もう……」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:07:21.27 ID:wZoeNBrtO
唯「……あずにゃん」
梓「何ですか、唯先輩」
唯「アイスも食べ終わったから、ね」
梓「はい」
唯「ペロペロしてもいい?」
梓「……本気で言ってるんですか?」
唯「冗談で、こんなこと言わないよ」
梓「……どうなっても、知りませんからね?」
唯「大丈夫だよ、あずにゃんと一緒なら」
梓「ふふっ。じゃあ、どうぞ」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:12:08.51 ID:wZoeNBrtO
ペロペロ
梓「……んっ」
ペロペロペロ
梓(部屋に充満した匂いと、舌の感触で、)
ペロリペロリ
梓(頭の中が、真っ白に蕩けていきそう)
ペロリンチョイ
梓(まるで、さっき唯先輩が食べたアイスクリームみたい、なんてね)
グルリンチョイ
梓(……って、あれ?)
グキュルリラ
梓「唯先輩、この音はもしかして」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:17:24.98 ID:wZoeNBrtO
唯「うぅ、お腹がゴロゴロする……」
梓「アイスを食べ過ぎたんですかね?」
唯「う~ん。今はまだ平気だけど、後でトイレに籠っちゃうかも」
梓「ムードぶち壊しですよ、唯先輩」
唯「てへへ、面目ない」
梓「……あっ、そうだ」
唯「んっ?」
梓「どうせお腹を下してるんだし、いいですよね」
唯「えっ、何が?」
梓「いいムードを粉々にした罰として、唯先輩にはもうひと仕事してもらいます」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:26:43.46 ID:wZoeNBrtO
唯「……これでいい?」
梓「もっとお尻を突き出してください」
唯「うぅっ、この体勢はちょっとキツいです」
梓「我慢してください。じゃあパイプを通しますよ」
ズプッ
唯「ひゃぁ……」
梓「注入の途中で溢れないように、しっかり奥まで挿し込んで、と」
ズププッ
唯「ひぅん……」
梓「よしっ、牛乳浣腸の準備が出来ましたよ」
唯「やっぱり、こっちの穴は変な感じ……」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:32:43.42 ID:wZoeNBrtO
梓「今から唯先輩の大腸に、ポンプで牛乳を流し込みます」
唯「う、うん」
梓「2リットルが目標ですけど、限界だと思ったら言ってくださいね」
唯「あの、すでに限界っぽいんですが」
梓「却下」
唯「即答!?」
梓「じゃあ入れますよ」
ビュッビュッ
唯「はぎゃあ!?」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:37:52.92 ID:wZoeNBrtO
梓「あっ、ポンプで入れると少し勢いがついちゃうんですね」
唯「はぅ、はぅう……」
梓「すみません、余計な刺激は避けるようにします」
唯「お、お願いします……」
チョロロロッ
唯「んっ!」
梓「ゆっくり、ゆっくり、注ぎますよ」
唯「も、もう1リットルくらい入ったかな……」
梓「いいえ、その半分の半分くらいです」
唯「そ、そんなぁ……」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:44:46.65 ID:wZoeNBrtO
チョロロロッ
唯「んっ……」
チョロロロッ
唯「ぐっ……」
梓(唯先輩が無言になった)
チョロロロッ
唯「か、はっ……」
梓「これで1リットル入りました。本当に大丈夫ですか?」
唯「うっ、うん……」
梓「あっ、お腹がぽっこり膨らんでますね。妊婦さんみたい」
唯「ありゃ、本当だ……」
梓「もっと膨らませたら、出産間近みたいになりますね」
唯「そ、そうだね……」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:50:43.45 ID:wZoeNBrtO
チョロロ...
唯「はぁっ、はぁっ……」
梓(1・3リットル……)
チョロロ...
唯「ぐっ、はぁっ……」
梓(1・4リットル……)
チョロロ...
唯「あぅっ、はぁっ……」
梓(1・5リットル……)
唯「あっ、あっ、あっ……」
梓「唯先輩、限界ですか?」
唯「はっ、あぁっ……」
梓(口をパクパクさせるだけで、まともに受け答えも出来なくなってる)
ガラッ
梓「窓を開けました。限界だったら、出しちゃってください」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:00:54.32 ID:wZoeNBrtO
梓(唯先輩のおまんこから噴出された潮が、人類にとって最高のフレグランスとなるように)
梓(唯先輩のアヌスから噴出されたうんち牛乳は、庭の草木にとって最高の肥料となる)
梓(とはいえ、さすがの唯先輩でも牛乳浣腸は過酷だった)
梓(私は別に、唯先輩の苦しむ顔を見たい訳じゃない)
梓(牛乳浣腸は、今回限りにしておこうかな……)
梓「……さぁ、唯先輩」
梓「思いっきり、ぶちまけてください」
梓「全部キレイに噴き出して、苦しみから解放されましょう」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:05:14.63 ID:wZoeNBrtO
その頃
憂「はぁっ、はぁっ……」
純「なんかさっきから息が荒いよ、大丈夫?」
ガクッ
純「って、憂!」
憂「お腹が、苦しい……」
純「急に歩けなくなるような腹痛って、まさか盲腸とか」
憂「いや、違うよ。これは私の『苦しみ』じゃない」
純「えっ?」
憂「これは、お姉ちゃんの『苦しみ』なんだ!」
純「……うん、相変わらず私には何の説明もないんだね」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:14:01.20 ID:wZoeNBrtO
憂「純ちゃん、私はいいから先に行って!」
純「いやいや、道端にうずくまってる憂を置いて行く訳には」
憂「いいから行って!」
純「う、憂?」
憂「ここから梓ちゃんの家は、そう遠くない。そこにお姉ちゃんがいるんだ」
純「そうだね、まだ帰ってなければ」
憂「お姉ちゃんは、助けを待ってるの!」
純「あっ、えーと、はい」
憂「お願い、純ちゃん。こうしている間にも、お姉ちゃんは……」
純「あの、よく分からないけど、とりあえず梓の家から唯先輩を連れて来ればいいのね?」
憂「早く、お願い早く!」
純「はいはい、急いで行ってきます。帰りにお腹の薬も買って来るよ」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:18:56.85 ID:wZoeNBrtO
純「……と、まぁ、そんな訳で」
純「また梓の家まで戻って来たんだけど、玄関の鍵が閉まってるなぁ」
カイホウサレマショウ
純「あっ、梓の声だ。庭の方にいるみたいだね」
純「向こうへ行ってみよう……」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:27:26.23 ID:wZoeNBrtO
唯「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
梓(唯先輩の身体が小刻みに震えてる)
唯「ひぃっ、はぁっ、ひぃっ、はぁっ」
梓(お腹もだいぶ大きくなったし、まるでこれから出産するみたいだな)
チロ...
梓(あっ、来る)
唯「あっ、でっ、出るぅ!」
ヒョコッ
純「梓ー、唯先輩ー、こっちにいるのー?」
梓「!?」
唯「!?」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:37:00.76 ID:wZoeNBrtO
ズブリュズバババブ-ッ
唯「あぎゃうあぁあぁぁ、ぶぎょおぉおぉぉ!!」
純「えっ、なっ!?」
ブズベルルブズズバリュザ-ッ
唯「あぁっ、止まらないどおぉおおぉ!!」
純「ぶひゅぎょおぉうあぁっ、のぐらばぁぼあぁあぁぁ!?」
バズブバブリュブブバババ-ッ
唯「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ……」
純「~~~~~~~~~~~」
梓「あっ、純が気を失った……」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:49:30.63 ID:wZoeNBrtO
ジャ---ッ
純「……あれ、ここは?」
梓「目が覚めた? ここは私の家のお風呂だよ」
純「お風呂なのはいいけど、なんで私は服を着たままなの?」
梓「んー、服ごと洗った方がいいかと思って」
純「何があったのよ、一体」
梓「あっ、覚えてない?」
純「えーとね。梓の声が聞こえたから、庭へ向かったのは覚えてるんだけど」
梓「その先は知らない方がいいと思う……」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:53:29.54 ID:wZoeNBrtO [51/52]
唯「あっ、純ちゃん起きたの?」
純「どうもこんにちは。とりあえず風呂から出て話がしたいんですが……」
梓「私の服でよければ、貸してあげるから」
純「おっ、ありがとう」
梓「有料だけどね」
純「金とるんかい!」
アハハハ...
牛乳編おわり
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:56:32.74 ID:wZoeNBrtO [52/52]
次回、最終章「妊娠編」お楽しみに!
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:09:32.81 ID:KaHjMeOHO [1/22]
憂「さて、梓ちゃん」
梓「どうしたの、憂?」
憂「今日はお姉ちゃんを呼んで、何をしてたの?」
梓「別に大したことじゃないよ。色々と家のことを手伝ってもらっただけ」
憂「ふうん、そうなんだ~」
純(……風呂から出たら、いきなり険悪な雰囲気!?)
純(もう私には事情がさっぱり分からないけど、この空気は勘弁してほしい)
ピンポ-ン
純(ナイスタイミングで来客!)
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:15:33.86 ID:KaHjMeOHO [2/22]
澪「こんにちは、お邪魔します」
唯「あっ、澪ちゃん。どうしたの?」
澪「梓に呼ばれたんだ。お菓子を作るから手伝ってほしいって」
唯「お菓子を作るから、澪ちゃんを……?」
澪「何かおかしいか?」
唯「いや、お菓子だったらムギちゃんやりっちゃんの方が得意そうだし」
澪「私だって料理くらいできる!」
唯「えへへ、そうだよね。ごめんごめん」
澪「まぁ、私が呼ばれた理由は察しがついてるんだけどな」
唯「……?」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:24:06.55 ID:KaHjMeOHO [3/22]
純「澪先輩、こんにちは!」
澪「あっ、純ちゃんも来てたのか」
憂「こんにちは」
澪「憂ちゃん……、あれ、何か嫌なことでもあった?」
憂「いえ、別に」
梓「来てくれてありがとうございます、澪先輩」
澪「今日は大人数だな。それで、お菓子って何を作るんだ?」
梓「はい、みんなでミルクプリンを作ろうと思って」
唯「あれっ、でも牛乳はさっき全部使っちゃったんじゃ」
澪「……なるほど、やっぱりね」
唯「……?」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:30:14.68 ID:KaHjMeOHO [4/22]
梓「という訳で、みんなで仲良くミルクプリンを作りましょう!」
憂「みんなで仲良く、ね……」
澪(何があったんだろう?)
梓「材料はここに並べてあります」
純「ねぇ、肝心のミルクが見当たらないけど」
梓「じゃあ澪先輩、よろしくお願いします!」
澪「はいはい、っと」
ポロンッ
純「……えっ?」
唯「おぉ~、やっぱり澪ちゃんのおっぱいは大きいね!」
澪「あんまりジロジロ見ないでくれよ、もう」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:37:28.75 ID:KaHjMeOHO [5/22]
純「いや、あの、なんで澪先輩は胸を露出してるんですか」
梓「服を着たままだと、ミルクを出せないでしょ」
純「はぇっ、ミルク、出す?」
澪「このボウルに絞り出せばいいのか?」
梓「はい、お願いします」
プシュ-ッ
純「あばばばばばばば!?」
唯「澪ちゃんのおっぱいから、純ちゃんの顔に、何か飛んでいった!?」
憂「まさか、母乳!?」
澪「ごめんごめん、暴発しちゃった。まだ慣れてなくてさ」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:44:12.78 ID:KaHjMeOHO [6/22]
純「んぐっ、んぐっ……」
唯「純ちゃん、大丈夫?」
純「はい、ちょっと驚いただけです。ただ何か忌まわしいトラウマが蘇りそうな気が」
梓「あー、それで、味は!?」
純「……味、ねぇ」
梓「そうそう、澪先輩特製ミルクの味」
純「正直、すごく美味しい」
澪「そ、そうか、ありがとう」
純「いえ、その、澪先輩に気を遣って、とかじゃなくて。本当に美味しいです」
憂「そっか、美味しいんだ……」
純「うん、まろやかだけど深いコクがあって。明治の美味しい牛乳より、何倍も美味しい!」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:49:12.26 ID:KaHjMeOHO [7/22]
梓「香り唯マン、味澪パイですね」
唯「へぇ、そんな言葉があるんだ!」
澪「梓の造語だろ。私たちはキノコかよ……」
梓「どちらも堪能できて、今日は幸せです」
憂「へぇ、梓ちゃん。堪能したんだね……」
純(殺意の波動!?)
梓「さて、澪先輩。改めてミルクをお願いします」
澪「あぁ、しかし結構な量だから大変だ……」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:53:29.88 ID:KaHjMeOHO [8/22]
憂「それにしても、澪さんが母乳を出せるなんて知りませんでした」
唯「私も全然知らなかったよ!」
澪「あぁ、つい最近の話だからな」
純「どんなきっかけで、そんな体質になったんですか?」
澪「きっかけって、そりゃ、赤ちゃんを授かったから……」
純「!?」
憂「!?」
唯「!?」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:59:21.41 ID:KaHjMeOHO [9/22]
純「えっ、あっ、赤ちゃん、って」
唯「澪ちゃん、私たちまだ高校生だよ!?」
澪「あぁ、もう。だからみんなには隠しておきたかったのに」
唯「ひどいよ、私にも教えてくれなかったなんて!」
澪「唯にはちゃんとした場を設けて報告するつもりだったんだ。こんな形になっちゃって、ごめんな」
憂「そ、それで、父親は?」
澪「えっ、父親?」
憂「だから、その、誰の子どもなんですか?」
澪「誰って、そりゃ……、律だよ」
純「!?」
憂「!?」
唯「!?」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:08:12.07 ID:KaHjMeOHO [10/22]
純「えーと、あの、澪先輩」
澪「うん」
純「私、今日は色々と意味不明な出来事がありましたけど、これがトップ賞です」
澪「えーと、よく分からないけど、ありがとう」
純「できれば私にも理解できるように説明してほしいなー、なんて」
澪「あっ、うん。何から説明すればいいのやら」
梓「要するに、律先輩が目覚めた特殊な能力で、澪先輩が妊娠しちゃったんだよ」
純「特殊な能力?」
梓「そう。律先輩のおでこに、自分のおでこを重ねた人が、一定の確率で妊娠しちゃう能力だよ」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:19:40.73 ID:KaHjMeOHO [11/22]
澪「律の能力が発覚したのは、私が妊娠した後だった」
澪「そうとも知らず私は、風邪をひいた律の看病をしていて……」
澪「熱が下がったかどうか確かめるために、おでことおでこを接触させてしまったんだ」
澪「1日に6回も、すべてゴムを付けない生の接触だった」
澪「それだけ律におでこをくっつけたんだ。妊娠しない方がおかしい」
澪「お腹の子どもを極秘で産むために、ムギのお父さんの力をずいぶん借りちゃったよ」
唯「そうだったんだ……」
澪「ごめんな、唯。今まで黙ってて」
唯「ううん、いいよ。澪ちゃんも色々悩んだんだよね」
澪「ありがとう。そう言ってくれるだけで、救われる思いだ」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:25:26.55 ID:KaHjMeOHO [12/22]
梓「ほら、澪先輩が2週間くらい学校を休んだ時がありましたよね」
唯「そう言えば……」
梓「あの時に出産してたんですよ、澪先輩が、律先輩の子どもを」
唯「あずにゃんは、どうして事情を知ってるの?」
梓「その2週間、何か怪しいと思って、勝手に事情を探ってみたんです。今思えば最低な行動でした」
澪「いいんだよ、もう。その時のことは忘れよう」
梓「澪先輩……」
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:29:46.48 ID:KaHjMeOHO [13/22]
唯「あっ!!」
憂「どうしたの、お姉ちゃん?」
唯「2週間の休み、ってことは、まさか……」
梓「さすがの唯先輩も、気付いちゃいましたね」
唯「最近……、ちょうど2週間くらい、りっちゃんが学校を休んでるのは」
澪「あぁ、3日前に無事出産を終えた。父親は私だ」
唯「そ、そうだったんだ……」
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:33:50.89 ID:KaHjMeOHO [14/22]
純「ちょっと待ってください!」
梓「純、どうしたの?」
純「それはおかしくないですか。だって、妊娠させる能力は律先輩しか」
梓「妊娠させる能力を手に入れたのは、律先輩だけじゃなかった」
純「……えっ?」
澪「私にも、あるんだ。その特殊な能力が」
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:43:54.72 ID:KaHjMeOHO [15/22]
純「つまり、澪先輩のおでこに自分のおでこを接触させた人は……」
澪「いや、私の能力は少し違うんだ」
純「えっと、どう違うんですか?」
澪「私の場合、私の母乳を飲んだ人が妊娠しちゃうんだよ」
憂「えっ、そんなものを料理に使っちゃ……」
梓「あぁ、安心して。火を通せば妊娠しないって、実験で証明されてるから」
澪「妊娠するためには、母乳の鮮度が重要らしいんだ。絞りたて生乳を直接飲んだりしない限り、問題ないよ」
梓「それだけ気をつければ、澪先輩の母乳はとっても美味しいからね」
憂「そっか、安心だね。じゃあ後で、私にも飲ませてください」
澪「お安い御用だよ」
純「……あれっ?」
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:49:37.67 ID:KaHjMeOHO [16/22]
梓「実は、まだあるんです」
憂「えっ?」
唯「あずにゃん……」
梓「澪先輩も知らない話ですが、他にも3人の能力者が確認されてるんです」
澪「そ、そうなのか!?」
梓「1人は私、中野梓」
唯「1人は私、平沢唯」
憂「お姉ちゃんも!?」
梓「そしてもう1人は、平沢憂」
憂「……って、私!?」
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:57:19.51 ID:KaHjMeOHO [17/22]
澪「信じられない……」
唯「最初は私も驚いたけど、どうやら本当みたい」
澪「ゆ、唯こそ私に黙ってたんじゃないか」
唯「私だって最近わかったんだもん。私と憂だけがこんな能力を持ってると思ってたし」
憂「ちょっと待って、なんで私も……」
梓「順番に説明します。まず、私をペロペロした人は妊娠します」
唯「だから私のお腹には、たぶんあずにゃんの子どもがいる」
梓「唯先輩はすべてを知ったうえで、私をペロペロしてくれたんです」
憂「……今、何を?」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:05:01.63 ID:KaHjMeOHO [18/22]
梓「憂、落ち着いて、冷静に聞いてね」
唯「たぶん憂のお腹にも、あずにゃんの子どもがいる」
憂「!?」
唯「私と憂の間には、シンクロニティが働くから……」
梓「妊娠という未知の感覚も、おそらく共有されてしまう」
唯「だから憂も、私と一緒に赤ちゃんを産むことになるの」
憂「~~~」
バタン
澪「憂ちゃん!?」
唯「気絶しちゃった……」
梓「ショックが大きすぎたんですね。現実を受け入れるためには、ゆっくりと時間をかける必要があると思います」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:12:22.95 ID:KaHjMeOHO [19/22]
澪「……話を戻そう」
梓「はい、次は唯先輩と憂の能力です」
澪「2人とも能力があるのは、シンクロニティとやらの作用なのか?」
梓「はい。その内容は……」
唯「おまんこから噴いた潮を浴びた人が、妊娠しちゃう能力だよ」
梓「唯先輩も、憂も、この同じ能力を持っています」
唯「澪ちゃんの母乳と同じで、至近距離で直接浴びるようなことがなければ、まず妊娠しないけどね」
純「……あれ?」
145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:19:28.88 ID:KaHjMeOHO [20/22]
澪「ってことは私たち、みんな能力を持っていて……」
梓「みんなその能力で妊娠してる、って訳です」
澪「ふふっ」
梓「くすっ」
唯「えへっ」
澪「な~んだ、隠す必要なんてなかったんじゃないか!」
唯「そうだよ、私たちはみんな仲間なんだから!」
梓「特殊な能力があっても、高校生で妊娠しちゃっても、大丈夫です!」
アハハハ...
憂「」
純「」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:33:53.45 ID:KaHjMeOHO [21/22]
それから2年後。
律と澪は、お互いの子どもを育てるため、生計を共に暮らしている。
梓は唯の子どもを産んだが、憂に配慮して唯とは同居せず、シングルマザーの道を選んだ。
憂は一時、精神的に不安定な状態に陥った。
だが唯のサポートもあって、どうにか現実を受け入れ、無事に梓の子どもを産んだ。
唯は憂と一緒に、それぞれが産んだ梓の子どもを育てている。
紬は能力を持たないが、いつの間にか律の子どもを妊娠して、大騒動になった。
紬がシングルマザーになることで騒動は終結したが、今でも澪との間に亀裂が残っている。
純は同時に唯・憂・澪の子どもを3人も身籠ってしまい、その負担に耐えきれず死亡した。
棺桶には献花のかわりに、たくさんのモップが詰め込まれたという。
妊娠編おわり
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 12:55:32.37 ID:KaHjMeOHO [22/22]
最終章って言ったけど、もう少し書きたくなった
大体こんな感じになる予定なので、夜まで保守を頼んでもよろしいか?
紬「私、みんなを妊娠させる能力者になるのが夢だったの~♪」
――少女はやがて大人になり、念願を叶えた
憂「妊娠の、感染爆発【パンデミック】……!?」
――歪んだ形に、その姿を変えて
澪「私の、母乳を、飲めええぇぇっっ!!」
律「純ちゃんのところに、お前も送ってやるよ」
和「私の初任給は53万円です」
唯「イくっ、イっちゃうぅうぅぅっ!!」
プシャアアァアァ
――最後の戦いが、今始まる
梓「唯先輩のおまんこの匂いが、世界を包んでいく……」
お楽しみに!(予定は変更される場合があります)
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 02:14:57.22 ID:T2fMePN/O [2/70]
律「高校を卒業して、もう5年か」
澪「……何だよ、急に改まって」
律「別に、ちょっと思っただけだよ」
澪「まぁ確かに、この子たちも大きくなったからな」
「律ママ、お菓子も買って~」
「澪ママ、おしっこ~」
律「……相変わらず、手のかかるガキ共だ」
澪「はぁ、まったくだ」
184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 02:30:47.45 ID:T2fMePN/O [3/70]
律「さて、特売の卵と牛乳も確保した。冷凍食品も洗剤もオーケー」
澪「買い忘れはないか?」
律「あっ、そうだ。おでこ用のゴムを買わないとな」
澪「……そういうこと、大声で言うなよ」
律「たはは、わりぃわりぃ」
澪「……んっ、あの棚は何だ?」
律「えっ、どれ?」
澪「ほら、あの黄色い商品がズラッと並んでるコーナー」
律「新発売の商品のプロモーションじゃないか。何の商品だろ、漬け物?」
澪「……食べてびっくり、ムギムギ沢庵?」
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 02:40:04.68 ID:T2fMePN/O [4/70]
律「これって、もしかして!」
澪「メーカーは……、琴吹食品。やっぱりそうだ!」
律「懐かしいな、ムギじゃないか。お父さんの会社で働いてる、とは聞いてたけど」
澪「でも、琴吹グループって色々やってるよな。なんであえて食品会社で、しかも沢庵なんだろう?」
律「昔から、何を考えてるか分からないやつだったからな。ある意味ムギらしいじゃないか」
澪「それもそうか。せっかくだから買ってみるか?」
律「いや、沢庵は好きじゃないからパス」
186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 02:57:12.21 ID:T2fMePN/O [5/70]
数ヵ月後
澪「なぁ、律。ムギムギ沢庵の話なんだけど」
律「あぁ、そんなの売ってたな。結局まだ一度も食べてないや」
澪「……食べなくて、正解だったかもしれないぞ」
律「なんで?」
澪「妙な噂を聞いたんだ。ムギムギ沢庵を食べたら妊娠した、という報告が続出してるらしい」
律「……それって、まさか!」
澪「……考えたくはないが、確認する必要があるかもしれないな」
律「とりあえず、久々にみんなで集まるか?」
澪「そうだな。桜ヶ丘高校軽音部、同窓会だ」
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 03:21:33.46 ID:T2fMePN/O [6/70]
唯「みんな、久しぶり!」
澪「おぉ、唯はまったく変わらないな」
律「予想通りで安心したよ、唯が大人っぽくなってたらどうしようかと」
唯「むぅ~、これでも子育て奮闘中のママさんなんだからね!」
梓「……お久しぶりです、唯先輩」
唯「……あずにゃん、久しぶり~!」
梓「はい、ご無沙汰してました」
澪(あれっ、意外と普通の挨拶だな。唯が梓に再会したら、真っ先に抱きつくと思ったのに)
憂「皆さん、お久しぶりです」
澪(……あっ、憂ちゃんに遠慮してるのか)
律「さーて、みんな揃ったところで、早速本題に入ろうか!」
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 03:47:16.16 ID:T2fMePN/O [7/70]
憂「妊娠の、感染爆発【パンデミック】……!?」
澪(そんなカタカナ言葉は、律の説明に一度も出てこなかった気がするけど)
律「まぁ、そういう事だ。被害者の数が百人を超える、前代未聞の大事件だ」
憂「もはや妊娠災害【バイオハザード】という訳ですね」
澪(憂ちゃんの中2病、昔よりも悪化してないか?)
律「ここから先は憶測になっちゃうけど、たぶんこの事件の犯人は……」
梓「ムギ先輩が能力に目覚め、それを悪用したと?」
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 04:14:50.20 ID:T2fMePN/O [8/70]
唯「そんな訳ないよ!」
憂「お姉ちゃん……」
唯「ムギちゃんがこんな事件を起こすなんて、考えられない!」
梓「私だって最初はそう思いました。でも色々と調べるうちに、決定的な証拠が出てきたんです」
律「えっ、知らなかった。そうなの?」
澪(梓はいつもこんな感じだな。2時間サスペンスの中盤で殺されるタイプだ)
梓「琴吹食品は老舗の会社で、従業員もたくさんいます。でも最近、この会社は2人の若い女性に牛耳られているそうです」
唯「その、若い女性って……」
梓「1人は琴吹グループのご令嬢、琴吹紬。もう1人はその右腕、真鍋和」
唯「ムギちゃんに、和ちゃん!?」
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 04:42:07.88 ID:T2fMePN/O [9/70]
梓「琴吹食品は実質的に2人の独裁状態で、幹部役員も逆らえないそうです」
澪「親の七光り、か?」
梓「それだけじゃないと思いますよ。どんな手段を使って権力を握ったのかはわかりませんが」
唯「和ちゃんが、ムギちゃんと一緒に……」
梓「参謀として君臨しているみたいです。社内での影響力も強く、部長課長クラスではまったく頭が上がらないとか」
憂「それだけ実権を持った2人が、このパンデミックに関係ない訳がない」
梓「むしろ主犯と考えた方がいいでしょうね」
律「……よし、ムギを問い詰めに行こう」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 04:55:37.39 ID:T2fMePN/O [10/70]
澪「ちょっと待て、まさか乗り込む気か!?」
律「そうだよ。どういうつもりでこんな事件を起こしたのか、聞かせてもらおうじゃないか」
澪「ダメだ、危険すぎる。何をされるかわからない」
律「心配しすぎだよ。さすがのムギも、私を取って食ったりはしないだろ」
澪「今のムギは、あの頃のムギじゃない。今回の事件にしたって、正気の沙汰とは思えない」
律「ムギはムギだよ。多少ぶっ飛んでるけど、考えもなしに何かをするやつじゃない。だから話をしに行くんだ」
バンッ
澪「なんでいつもいつも、律はムギを庇うんだよ!!」
律「えっ……」
澪「あっ、いや、その……」
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 09:38:01.37 ID:T2fMePN/O [11/70]
律「……」
澪「……」
憂(どうしよう、険悪な雰囲気だ……)
梓(澪先輩、ムギ先輩が律先輩の子どもを産んだ事、やっぱりまだ根に持ってるんだ……)
クチュ...
唯「んっ……」
律「……」
澪「……」
クチュチュ...
唯「ふぅん……」
律澪「おい」
198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 09:45:04.89 ID:T2fMePN/O [12/70]
唯「えっ?」
澪「唯、いきなり何をしてるんだ」
律「まぁ、ナニしてるってのは見ればわかるんだけどさ」
唯「あはっ、ごめんごめん。ついうっかりオナ」
澪「だぁっ、言わなくていい!」
律「ムギ以上に、唯の方が、何を考えて行動してるのかさっぱりわからん」
唯「えへへ~」
憂(でも、いつの間にか雰囲気が良くなってる。お姉ちゃんすごい!)
クンカクンカ
梓(この匂い、久しぶりだなぁ~)
199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 09:55:35.48 ID:T2fMePN/O [13/70]
律「さて、みんな。どうする?」
梓「私は律先輩に賛成です。ムギ先輩の暴走を止められるのは、私たちしかいないでしょうから」
澪「で、でも……」
唯「澪ちゃん、考え過ぎだよ。高校の友達に話を聞きに、みんなでお邪魔するだけだよ」
憂「もし迷惑でなければ、私も一緒に行きますから。みんなで行けば怖くない、です!」
澪「……はぁ、わかったよ」
律「わかってくれたか、澪」
澪「あぁ、行こう。事件の真相を、ムギに問い詰めてやるんだ」
200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 10:09:07.03 ID:T2fMePN/O [14/70]
和「……ムギ、お客様が見えているわ」
紬「あら、今日は来客の予定はなかったはずだけど。この私にアポ無しで来るなんて、随分と失礼なお客様ね」
和「代表者は、田井中律。ほか、秋山澪、中野梓、平沢唯、平沢憂、計5名ね」
紬「……そういう事、か」
和「どうするの、受付で追い返す?」
紬「とんでもない。せっかくみんな揃って会いに来てくれたのに!」
和「……了解。こちらの部屋までお通しするわ」
201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:17:11.65 ID:T2fMePN/O [15/70]
ガチャ
律「失礼します、っと」
紬「まぁ、りっちゃん。久しぶり!」
澪「……やぁ、ムギ」
紬「うふふ、澪ちゃんも久しぶり。りっちゃんと仲良くやってる?」
澪「あぁ、おかげさまで」
梓「すごい部屋ですね、社長室より豪華なんじゃないですか?」
紬「梓ちゃんと会うのも、何年ぶりかな。少し大きくなった?」
梓「あいにくサイズは変わりませんよ、背丈も胸も」
紬「あらあら、安心したわ~♪」
203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:29:27.41 ID:T2fMePN/O [16/70]
唯「和ちゃん、ムギちゃんの秘書をやってるんだね。知らなかったよ!」
和「えぇ。1年ほど前、大学を卒業してすぐに」
憂「たった1年で、今の地位に?」
和「……私の話は後にしましょう。ムギも私も、スケジュールは分刻みなのよ?」
梓「あんな沢庵を売っていれば、クレーム対応で随分と忙しいでしょうね?」
紬「ムギムギ沢庵の話かしら?」
梓「そうです。ムギムギ沢庵を食べて妊娠する被害が続出している事、知らないとは言わせませんよ」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:35:44.58 ID:T2fMePN/O [17/70]
澪「単刀直入に聞こう。ムギ、お前の仕業なのか?」
和「仕業だなんて、人聞きの悪い事を言うのね。訂正してちょうだい」
紬「いいのよ、和ちゃん。澪ちゃんの言う通りだから」
律「……っ! ムギ、お前どうして」
紬「ねぇ、りっちゃん」
律「な、何だよ」
紬「私、みんなを妊娠させる能力者になるのが夢だったの~♪」
ゾクゾクッ
梓(なんでだろう、鳥肌が……)
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:48:26.29 ID:T2fMePN/O [18/70]
紬「私、みんなが羨ましかったの。次々と能力に目覚めていくみんなが」
澪「あぁ、確かに軽音部で能力を持たないのはムギだけだったな」
紬「りっちゃんに妊娠させてもらった事もあったけど、やっぱり私の心は満たされなかった」
澪「……何だよ、その言い草は」
紬「私はみんなを妊娠させたいの。何十人も、何百人も、私の子どもを産んでほしいのよ!」
澪「ふざけるな。赤ちゃんってのは、好きな人とつくるものだろうが!」
紬「関係ないわよ、そんなの」
澪「……えっ?」
紬「愛がなくても、子どもは出来ちゃうんだもの」
208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:55:52.55 ID:T2fMePN/O [19/70]
ガタッ
律「ムギ、お前! 言っていい事と悪い事が」
梓「律先輩、気持ちはわかりますが、落ち着いてください!」
紬「……でもね。そんな私も、ついに能力を手に入れる事ができたの」
ブチッ
唯「ムギちゃんが眉毛をむしり取った!?」
憂「いや、あれは眉毛じゃなくて……」
紬「えぇ、これ、沢庵なの~♪」
和「ムギの能力は、眉毛の沢庵を食べた人を妊娠させる能力よ」
紬「澪ちゃんの母乳と違って賞味期限が長いから、日を置いて食べても、ちゃんと妊娠するのよ♪」
210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 12:11:20.98 ID:T2fMePN/O [20/70]
梓「その沢庵を、出荷したんですか。スーパーの棚に並べて、何百人もの見知らぬ人に食べさせて!」
紬「えぇ、そうよ。そうすれば、みんな私の子どもを妊娠してくれるでしょ?」
律「……見損なったぜ、ムギ」
紬「どうして、りっちゃん?」
律「お前の自分勝手な行動のせいで、どれだけ多くの命が、生まれる前に殺されたと思ってるんだ!」
紬「あら、中絶の話?」
梓「望まない妊娠をした人が、全員その子どもを出産するとでも思っているんですか?」
紬「それは違うわ。殺したのは私じゃなくて、妊娠した人たち。私はただ、その命を授けただけよ」
211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 12:22:45.80 ID:T2fMePN/O [21/70]
澪「……どうやら、何を言っても無駄みたいだな」
梓「情状酌量の余地なし、ですね」
憂「説得できないなら、実力行使で止めさせるしか」
唯「う~ん。本当はムギちゃんに、あんまり酷い事をしたくないんだけどな」
紬「まぁ、怖いわね。何をするつもりなの?」
律「私たち全員の能力で、ムギを妊娠させる」
紬「あらあら、そんな事をしたら」
律「そう、負荷に耐えきれず死んでしまう。純ちゃんのところに、お前も送ってやるよ」
213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 12:43:42.37 ID:T2fMePN/O [22/70]
紬「……本当に私を殺すつもりなのね」
唯「私たちだって、そんな事したくないよ!」
澪「でもムギは能力を悪用し、何百もの命を弄んだ」
憂「このまま放っておいたら、被害は拡大する一方です」
梓「能力者の暴走は、私たち能力者が止めるしかない」
紬「……わかった。でも残念だけど、みんなに私は殺せない」
律「へぇ、なんでそんな強がりが言えるんだ?」
スタッ
和「……私がムギを守るからよ」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 12:59:02.69 ID:T2fMePN/O [23/70]
唯「和ちゃん!?」
和「悪いけど、ムギには指一本も触れさせない」
紬「ふふっ、和ちゃんがいてくれると頼もしいわ~♪」
梓「和先輩、どうして邪魔をするんですか?」
和「目の前でムギに危害が加えられるのを、黙って見ている訳がないでしょう」
梓「その忠誠心は、ムギ先輩にお金で買われたんですか?」
和「……随分と失礼な口の聞き方をするのね」
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:03:51.07 ID:T2fMePN/O [24/70]
憂「梓ちゃん、どういう事なの?」
梓「和先輩の初任給、いくらだと思う?」
憂「えっ、大卒だから20万円くらいかな」
梓「うん、普通はそれくらい。でも和先輩は、異常な額の報酬を受け取ってる」
和「そんな事まで調べてあるのね、趣味が悪いわ」
唯「……それで、いくらなの?」
和「私の初任給は53万円です」
唯「おぉおぉぉっ、お金持ち!」
和「……唯にそんな言い方をされても、嫌味にしか聞こえないわ」
唯「えっ、どういう事?」
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:18:59.42 ID:T2fMePN/O [25/70]
梓「和先輩の実家は、失礼な言い方ですが、あまり裕福ではないそうですね」
和「えぇ、あなたたちと違ってね」
梓「そこに目を付けたムギ先輩は、多額の報酬を餌にして、和先輩の頭脳と忠誠心を買ったんです」
紬「ふふっ。今日の梓ちゃん、本当に口が悪いわね」
梓「褒め言葉として受け取っておきますよ、ムギ先輩」
紬「それで構わないわ。ちなみに、どうして私が和ちゃんに大金を払っているか、知ってるの?」
梓「琴吹食品を牛耳るため、和先輩の力が必要だったんでしょう?」
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:26:00.51 ID:T2fMePN/O [26/70]
紬「えぇ、その通りよ」
ガシッ
梓「……えっ」
唯「和ちゃんがいつの間にか、あずにゃんの肩を掴んでる!?」
憂「気付かなかった、動きが見えなかった……」
紬「和ちゃんは、とても優秀なの。どんな仕事も的確にこなしてくれる」
和「悪く思わないでね、梓ちゃん」
スチャ
梓「なっ、まさか!?」
紬「そんな和ちゃんの能力(ちから)が、私には必要だったの~♪」
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:32:15.24 ID:T2fMePN/O [27/70]
ドクンッ
梓「あぁあぁぁっ!?」
唯「ど、どうしたの、あずにゃん!?」
憂「ハッ、まさか……」
紬「あら、もう気付いたみたいね。憂ちゃんも優秀な人材だわ、もう1人の参謀になってほしいくらい」
律「な、何が起こったんだ!?」
澪「ここから見ても、和がメガネを外しただけにしか……」
憂「皆さん、目を伏せて!!」
唯「えっ、なんで?」
憂「いいから伏せて、和ちゃんと視線を合わせちゃダメ!!」
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:39:13.16 ID:T2fMePN/O [28/70]
律「あっ、あぁ、わかった!」
澪「とにかく和の目を見なければいいんだな?」
憂「……そうだったんだ。だから和ちゃんは、いつもメガネを付けていたんだ」
唯「憂、どういう事なの?」
憂「……和ちゃんも、能力者だったんだね」
唯「えぇっ!」
和「その通り。梓ちゃんはもう、私の子どもを妊娠しているわ」
梓「あっ、あっ、あっ……」
224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:46:06.05 ID:T2fMePN/O [29/70]
ガクガク...
梓「ゆい、せんぱぃ……」
唯「あずにゃん、しっかりして!」
ガクガク...
梓「わたし、にんしん、しちゃったぁ……」
唯「大丈夫だから、ねぇ、落ち着いて!」
律「くそっ、なんてこった!」
澪「あんな簡単に妊娠させられるなんて、どんな能力なんだ?」
憂「……たぶん、目です」
澪「……目?」
憂「メガネのレンズを通さずに、和ちゃんと直接目を合わせると、妊娠しちゃうんです」
225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:56:23.01 ID:T2fMePN/O [30/70]
和「あなたたちが能力に目覚めるずっと前から、私はこの能力を持っていた」
憂「だから絶対にメガネを外さなかったんだね」
和「えぇ。これは妊娠を防ぐための特製メガネだから、どこにも売ってないけど」
紬「和ちゃんの能力は、ムギムギ沢庵を発売するために、必要不可欠だったの~♪」
和「発売に反対する琴吹食品の社員は、片っ端から妊娠させていったわ」
紬「おかげで不穏分子はみんな病院行き。やりやすくなったわ」
和「病院と言っても、産婦人科だけどね」
227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:08:15.75 ID:T2fMePN/O [31/70]
紬「……さて、私を妊娠させるつもりだったっけ?」
和「残念だけど、妊娠するのはあなたたちの方よ。5人まとめて、私の子どもを産んでちょうだい」
紬「ついでに、私の子どもも妊娠してもらおうかな。2人分なら、ギリギリ死なずに出産できるよね?」
澪「くそっ、どうすればいいんだ?」
律「目を合わせる事ができなきゃ、おでこを合わせる事もできない!」
スッ
和「……あら?」
憂「……お姉ちゃん?」
唯「私に、任せて」
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:22:22.53 ID:T2fMePN/O [32/70]
スタスタ...
紬「唯ちゃんってば。一直線に和ちゃんへ向かって歩いて行くなんて、いい度胸ね」
和「何か策があるのかしら。それとも、ただの無謀な突撃?」
唯「……ねぇ、和ちゃん」
スチャ
和「うるさいわね、さっさと妊娠しなさい」
ビクンッ
唯「あっ、ふぅっ!?」
憂「お姉ちゃん!?」
230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:31:22.05 ID:T2fMePN/O [33/70]
ガクガク...
唯「あ、あぅ……」
和「呆れたわ。まさか本当に無策だったなんて」
梓「唯先輩、大丈夫ですか!?」
ガクガク...
唯「へ、へへ、ぴぃす……」
梓(あのポーズ、どこかで見た事が……)
スタッ...スタッ...
紬「あら、まだ和ちゃんに向かって行くの?」
和「ちょっと、唯、何を考えて」
ダキッ
唯「えへへ……。和ちゃん、ぎゅ~♪」
231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:38:27.17 ID:T2fMePN/O [34/70]
和「し、しまった、油断した!」
唯「ダメだよ、和ちゃん。ムギちゃんもそうだけどさ」
和「な、何を言って」
唯「私たちの能力は、誰でも構わず妊娠させるんじゃなくて、大好きな人のために使うものなんだよ」
和「……そう。残念ね、今あなたのお腹にいるのは、私の子どもよ」
唯「問題ないよ。だって私、和ちゃんの事が大好きだもん」
和「……まったく、何を言い出すかと思えば」
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:46:36.11 ID:T2fMePN/O [35/70]
澪「唯の言う『大好き』が、よくわからなくなってきた……」
憂「お姉ちゃんは、大好きな人がたくさんいるんですよ。その人の赤ちゃんを産んでもいいくらい、大好きな人が」
澪「へぇ……」
憂「たとえば梓ちゃんの子どもを産んだのも、その後私の子どもを産んだのも、」
澪「あっ、憂ちゃんの子どもも産んだのか。知らなかった」
憂「さらにその後、律さんの子どもを産んだのも、みんな同じくらい大好きだったからでしょうね」
澪「……って、律!?」
律「わわっ、バカ! それは澪には内緒だって」
憂「あっ、ごめんなさい!」
バキッ
律「ぎゃん!!」
澪「この浮気者ぉっ!!」
233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:55:34.47 ID:T2fMePN/O [36/70]
唯「そう言えば、和ちゃんのメガネを外した顔、初めて見るね!」
和「当然でしょ、さっきから人の話を聞いてなかったの?」
唯「こんなに凛々しい顔を見たら、妊娠しちゃうのもわかる気がするよ~」
和「本当にもう、いい加減にして」
チュッ
紬「あらあら!?」
和「な、な、な!?」
唯「ねぇ、せっかく大好きな和ちゃんの子どもを妊娠しちゃった事だし」
ギュ-ッ
和「きゃっ!?」
唯「私と、愛のあるセックスをしようよ」
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:03:29.23 ID:T2fMePN/O [37/70]
クチュ...
和「あっ……」
唯「ほら、私のおまんこトロトロでしょ?」
和「う、うん……」
唯「和ちゃんに、舐めてほしい」
和「はぁ!?」
唯「その代わり、私も和ちゃんのおまんこを舐めてあげるから!!」
バタンッ
和「ちょっと、待って、きゃあっ!?」
237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:11:45.86 ID:T2fMePN/O [38/70]
律「よくわからんが、唐突に69の体勢になったぞ?」
澪「何が起こってるのか、誰か説明してくれ……」
憂「見ての通り、お姉ちゃんは今から和ちゃんとセックスをするみたいです」
澪「なんでまた突然?」
律「あっ、潮を噴いて和を妊娠させるつもりなのか?」
憂「それも目的の一つだと思います。でも、たぶん一番の理由は……」
クチュクチュ...
唯「愛のあるセックスをしないで、子どもを妊娠しちゃいけないんだよ!」
和「何なのよ、その理屈は……、はぁ、んっ!」
238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:16:57.49 ID:T2fMePN/O [39/70]
スルリ
唯「和ちゃんのパンツ、脱がしちゃえ~♪」
和「ちょっと、やめて、ってば!」
グリグリ
唯「和ちゃんのおまんこ、こんな感じなんだね!」
和「あぁっ、ひゃぅん……」
クチュクチュ...
唯「和ちゃんも、私のおまんこをイジってよぉ」
240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:22:58.65 ID:T2fMePN/O [40/70]
和「め、目の前で、性器をイジらないでよ!」
唯「あれっ、メガネを外しても見えるの?」
和「あんまりよく見えないけど、音とか、匂いが……」
クチュクチュ...
唯「この音?」
和「だから、やめてって言ってるでしょ……」
クチュクチュ...
唯「同じ音が、和ちゃんのおまんこからも出せるんだよ!」
和「ひゃ、めぇ……」
241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:28:44.42 ID:T2fMePN/O [41/70]
澪「あれっ、なんか和の抵抗が弱くなってきたぞ?」
律「唯のテクニックで、感じてきちゃったんじゃないか?」
澪「ふ~ん。唯のテクニックについて、よく知ってるんだなあ?」
律「あっ、いや、その」
梓「……匂いだ」
憂「……梓ちゃん?」
梓「私、わかったんです。唯先輩の狙いは、おまんこの匂いを、和先輩に嗅がせる事だ!」
憂「あっ、そういう事か!」
律「……いや、どういう事?」
243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:38:34.33 ID:T2fMePN/O [42/70]
梓「唯先輩の能力は、潮を噴いて妊娠させるだけじゃないと思うんです」
憂「同じ事に、私も気付いてました。お姉ちゃんのおまんこの匂いには、何か秘密があるって」
梓「おそらく、唯先輩のおまんこの匂いを嗅ぐと、戦意を喪失して穏やかな気分になる」
憂「と言うよりも、やる気をなくしてダラダラしちゃうんじゃないかな?」
澪「そ、そうなの?」
梓「よく言えばリラックス効果ですよ。昔よく唯先輩に来てもらって、家の芳香剤になってもらったのも、そのためなんです」
244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:47:42.78 ID:T2fMePN/O [43/70]
憂「皆さん、不思議に思った事はありませんか?」
律「えっ、何が?」
憂「プロを目指せるレベルの実力と熱意を持っていたはずの皆さんが、何故か部室ではダラダラしてしまう」
澪「そう言えば、元々みんなマジメに練習するメンバーだったな」
憂「その理由は、部室に誰もいない時、いつもお姉ちゃんがオナニーしていたからなんです」
律「えっ、マジで!?」
澪「そう言えば、唯は部室によく一番乗りしてたっけ……」
憂「そこでやる気を奪われなかったら、皆さんは今頃メジャーデビューしていたかも……」
梓「なんかすごく納得できるんだけど、納得したくない話だなぁ」
246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:57:40.57 ID:T2fMePN/O [44/70]
ピチャピチャ...
唯「和ちゃんのおまんこ、美味しいよ」
和「やだ、やだぁっ……」
クチュクチュ...
唯「ねぇ、私のおまんこも舐めてってば。自分でイジるだけじゃ、つまらないよ」
憂「そろそろ和ちゃんも、抵抗する気がなくなったかな?」
梓「あの至近距離で、唯先輩のおまんこの匂いを嗅ぎ続けたからね……」
247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:03:13.11 ID:T2fMePN/O [45/70]
クチュクチュ...
唯「ねぇ、和ちゃん」
和(この匂い、頭がクラクラする……)
クチュクチュ...
唯「早く、舐めてよぉ」
和(もっと近くで……)
チュッ
唯「はぅっ……」
和(あっ、唇が触れちゃった……)
248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:10:10.62 ID:T2fMePN/O [46/70]
ハムッ
和(上唇と、下唇で、挟み込むようにして……)
アムアムッ
和(微かに、開いたり閉じたりして……)
チロッ
和(ちょっとだけ、舌を出してみるだけ……)
ペロペロッ
和(やだ、何これ、美味しい……)
ビクンッ
唯「はうぅっ、いいよっ、いいよぉ……」
249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:14:48.58 ID:T2fMePN/O [47/70]
ムワッ
和(匂いが、さらに強くなった……)
唯「えへへ、和ちゃん、ありがとぉ……」
和(私が、唯を、感じさせたから?)
唯「お礼に、和ちゃんのおまんこ、もっと舐めてあげるね!」
和「えっ……」
ピチャピチャ...
唯「んふふ~♪」
和「はぁっ、んっ、いやぁっ……」
250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:22:40.56 ID:T2fMePN/O [48/70]
唯(危ない危ない、誤魔化せたかな?)
ピチャピチャ...
和「んふっ、いやぁ、そこ、やぁっ……」
唯(私のおまんこ、自分でイジり過ぎて、すごく敏感になってた)
ピチャピチャ...
和「あっ、あぁっ、はふぅっ……」
唯(あのまま和ちゃんに舐められ続けたら、あっという間にイっちゃうよぉ)
251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:27:48.42 ID:T2fMePN/O [49/70]
ドクンッ
和(唯に舐められた性器の周りが、脈打ってる……)
ドクンッ
和(唯の性器を嗅がされた頭も、脈打ってる……)
ドクンッ
和(この匂いは麻薬だわ、心臓がいくつもあるみたい……)
ドクンッ
和(あぁっ、もっともっと、この匂いを貪りたい!)
253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:33:00.04 ID:T2fMePN/O [50/70]
ムチュッ...
唯「ひゃはぅっ!?」
ペチャ...
唯「の、和ちゃん、舐めっ……」
ペチャペチャペチャペチャ
唯「はぁっ、激しい、激しいよぉおぉっ!?」
ペチャペチャペチャペチャ
唯「あっ、もう、来るっ、きちゃうっ……」
254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:39:25.58 ID:T2fMePN/O [51/70]
唯「イくっ、イっちゃうぅうぅぅっ!!」
プシャアアァアァ
和「きゃぁあぁあぁああぁ!?」
律「うわっ、潮噴きを顔面でまともに浴びたぞ」
澪「あれは確実に、唯の子どもを妊娠したな……」
唯「はぁっ、はぁっ、和ちゃん……」
和「すっ、すごい、匂いぃ……」
255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:45:01.70 ID:T2fMePN/O [52/70]
梓「……ねぇ、憂。ふと思ったんだけどさ」
憂「……うん、梓ちゃん」
梓「実は唯先輩には、もう一つ別の能力があるんじゃないかなって」
憂「どんな能力?」
梓「大好きな人と、2人だけの世界を作っちゃう能力」
憂「ふふっ、何それ」
梓「だって今、和先輩の目には、唯先輩しか見えてないよね」
憂「そうだね。正確には、お姉ちゃんのおまんこしか見えてない」
256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:52:21.81 ID:T2fMePN/O [53/70]
梓「あれと同じような事が、これまで何度もあったような気がするんだ」
憂「たとえば?」
梓「部室でね、みんなの前なのに、平気で抱きついてきたりするんだ」
憂「へぇ……」
梓「その時、私も唯先輩も、その場にいる他の人がまったく目に入らなくなっちゃうんだ」
憂「ふ~ん……」
梓「あれはきっと唯先輩が、私と唯先輩だけの世界を作っちゃったんじゃないかな、って」
憂「じゃあ今は、和ちゃんとお姉ちゃんだけの世界が作られちゃったのか」
梓「そう。そして、唯先輩のおまんこの匂いが、世界を包んでいく……」
憂「ふふっ、なんだか素敵だね」
257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 16:59:13.86 ID:T2fMePN/O [54/70]
律「さて、2人の情事に見惚れてる場合じゃないぞ」
澪「私たちが何のためにここへ来たのか、忘れた訳じゃないだろうな」
紬「あっ……」
憂「頼りにしてた和ちゃんは、お姉ちゃんの世界【ワールド】に囚われました」
梓「これまで自分の犯してきた罪を、悔やんでください」
紬「あっ、あっ……」
律澪憂梓「さぁ、覚悟しろ!!」
258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:04:30.10 ID:T2fMePN/O [55/70]
律「まずは私から。くらえっ、ロケット頭突き!」
紬「ひっ!」
ゴチ-ン
憂「うわっ、痛そうな音……」
梓「ていうか律先輩も悶絶してますが……」
律「うるひゃいやい、痛くないもん!」
澪「涙目で、強がっちゃって……」
259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:09:13.54 ID:T2fMePN/O [56/70]
律「まだまだ、頭突き、頭突き!」
ゴチンゴチンゴチンッ
紬「~~~!?」
憂「なんか、普通のダメージを与えてるみたいだね」
梓「まぁ、あんなに何度もおでこをぶつけたら、確実に妊娠したんじゃないかな」
澪「全部で10回以上か。まずは、律の子どもを妊娠しただろう」
律「痛たたたた……」
梓「お疲れ様です、次は私が行きます!」
261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:15:00.52 ID:T2fMePN/O [57/70]
ガシッ
澪「おっ、ムギの頭部を右脇に挟み込んだぞ」
律「プロレスのホールド技みたいだな」
憂「正確な角度で口と鼻を塞いで、呼吸を困難にしていますね」
紬「むーっ、むーっ!」
梓「ムギ先輩、息を吸いたいですか?」
紬「むーっ、むーっ!」
梓「それなら、私の脇をペロペロしてくださいね」
澪「あれ、梓ってあんなにドSなの?」
262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:21:10.60 ID:T2fMePN/O [58/70]
梓「さぁ、ムギ先輩。私の脇を舐めるか、このまま窒息するか、選んでください!」
紬「むーっ……」
梓「だんだん顔色が悪くなってきましたよ、酸素が欲しくて仕方ないんじゃないですか?」
紬「……」
ペロッ...
梓「あはは、全然足りませんよ。もっとペロペロしてくれなきゃ!」
紬「んむっ……」
ペロペロペロ...
律「梓は意外と、女王様キャラが似合ってるな……」
263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:26:02.62 ID:T2fMePN/O [59/70]
プハッ
紬「はぁっ、はぁっ、ごほごほっ……」
梓「はいっ、そこまで!」
ガシッ
紬「もがっ!?」
梓「もう十分に酸素を吸いましたよね。今度は左脇をペロペロしてもらいましょう」
紬「むーっ、むーっ!」
梓「ちゃんと舐めるまで、また呼吸はお預けですからね」
紬「……」
ペロペロペロ...
梓「あはははは、さっきよりも素直ですね。私をペロペロしたら妊娠しちゃうのに」
265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:33:47.40 ID:T2fMePN/O [60/70]
プハッ
紬「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
梓「ふんふ~ん♪」
憂「あっ、満足そうな顔で梓ちゃんが帰って来た……」
梓「どうでしたか? 妊娠しやすい両脇をペロペロさせたので、私の子どもも確実に妊娠したと思います」
澪「あ、あぁ、良かったぞ……」
律「うん、なんて言うか、凄かった……」
梓「ありがとうございます。さて、次は?」
澪「……よし、私が行ってくる」
266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:42:18.68 ID:T2fMePN/O [61/70]
紬「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
澪「……ムギ」
紬「はぁっ、み、澪ちゃん」
澪「私はお前に対して、すごく怒ってるんだ。なんでだと思う?」
紬「はぁっ、はぁっ……」
澪「お前が愛もなく、律と子どもを作った事がわかったからだ」
律「おい、澪……」
澪「愛し合った末に出来た命なら、まだ納得できた。だがムギ、お前は自分勝手な欲求を満たしただけだった」
267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:47:00.00 ID:T2fMePN/O [62/70]
紬「はぁっ、知らないわよ、はぁっ、そんなの……」
澪「どうしてそんな、愛の無いやつになっちゃったんだよ!?」
紬「はぁっ、はぁっ……」
澪「私はもう、お前を救う事は諦めた。お前に残された道は、その命で、罪を償う事だけだ!」
ポロンッ
梓「澪先輩が、おっぱいを出した!」
ガシッ
紬「もがもがっ!?」
澪「私の、母乳を、飲めええぇぇっっ!!」
269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:54:42.79 ID:T2fMePN/O [63/70]
ピュピュ-ッ
紬「んーっ、んーっ!?」
憂「すごい勢い……。母乳が口の中から溢れ出しそう」
澪「こぼすんじゃない、全部飲み干してもらうからな!」
紬「んっ、んぐっ、んぐっ……」
澪「まだまだ出るぞ!」
ピュピュ-ッ
紬「んぐ、ぐぐっ……」
271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:04:26.54 ID:T2fMePN/O [64/70]
律「……さて、めでたくムギが澪の子どもを妊娠したところで」
梓「最後のとどめを刺しておいで、憂!」
憂「うん……」
律「あれ、どうしたんだ?」
梓「この状況で、潮を噴けそうにないとか?」
憂「違うの、むしろ逆……」
律「逆って?」
憂「お姉ちゃんのせいで、もう何度かイっちゃってるの……」
梓「あぁ、シンクロニティか……」
272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:11:18.80 ID:T2fMePN/O [65/70]
ペロペロペロ...
唯「あひゃうっ、ひゃはふぅ……」
和(どうしよう、止まらないわ。匂いで頭をやられちゃったみたい……)
ペロペロペロ...
唯「あっ、あぁっ、はぁっ……」
憂「んっ、くぅ……」
梓「唯先輩、さっきからずっとあんな感じだもんね」
律「感覚を共有する憂ちゃんも大変だな……」
273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:16:53.36 ID:T2fMePN/O [66/70]
澪「ふぅ。溜まってたものを全部出して、なんだかスッキリした気分だ」
律「あっ、澪が帰って来たぞ」
梓「急いで行っておいで、憂!」
憂「は、はぁい……」
モジモジ
憂「うっ、うぅっ……」
澪「なんで憂ちゃん、おしっこを我慢したみたいな歩き方なんだ?」
274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:23:15.41 ID:T2fMePN/O [67/70]
紬「はぁっ、はぁっ……」
ムズッ
憂「あっ、どうもこんにちは……」
紬「はぁっ、憂、ちゃん……?」
ムズムズッ
憂「あの、早速で悪いんですが……」
ピチャピチャピチャ...
唯「あぁっ、のど、かちゃん、もうっ……」
和(止まらない、止まらない……)
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:31:07.03 ID:T2fMePN/O [68/70]
ガシッ
憂「あぁっ、いきなり噴いちゃいますけど、受け止めてくださいぃっ!!」
紬「えっ、えぇっ!?」
ピチャピチャピチャ...
唯「もうっ、だめっ、またっ、イくぅっ!!」
和「いいわ、唯、来て……」
プシャアアァアァアァアアァ
プシャァアアァアァアァアァ
唯憂「ああぁああぁああぁっっ……」
紬「きゃあぁあぁっ!?」
和(あぁ、私は今、唯の子どもを妊娠してるのね……)
277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:42:30.03 ID:T2fMePN/O [69/70]
憂「……落ち着きましたか?」
紬「えぇ、一応……」
律「これでムギは、私たち4人の子どもを妊娠した」
紬「私は、死ぬのかしら……」
澪「純ちゃんの例を考えると、長くても半年だろうな」
紬「そう、半年……」
梓「残された命を使って、望まない妊娠をした被害者の人たちに、出来る限りの償いをしてください」
紬「わかったわ、約束する……」
和「私も手伝うわ、ムギ」
紬「和ちゃん……」
和「すべての後始末を付けるまでは、あなたの秘書であり続ける」
紬「ありがとう、私なんかのために……」
281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 19:05:44.89 ID:T2fMePN/O [70/70]
数日後、琴吹食品は、ムギムギ沢庵を食べると妊娠してしまう不具合を公に認めた。
食品の不祥事を許さない国民性もあり、商品の回収と被害者への補償を終えた時点で、琴吹食品は倒産した。
従業員たちは全員、琴吹グループ内に再就職先を斡旋されたため、路頭に迷う事はなかったという。
これらの指揮を取った琴吹紬は、4人も同時に妊娠した肉体的負担のため、志半ばで倒れた。
その遺志を汲み、陣頭指揮を引き継いだのが、真鍋和だった。
彼女もまた、唯の子どもを妊娠した身でありながら、すべての処理が済むまで全力を尽くしたのだ。
そして「後始末」が完遂した翌日、彼女は人知れずその姿を消した。
今頃は、唯の子どもと一緒に、幸せな生活を送っているのだろうか?
その行方は、誰も知らない……。
梓はその後、和の子どもを出産。
めげる事なく、シングルマザーとして相変わらず頑張っている。
律と澪、唯と憂については、それぞれ以前と変わらない日々を送っている。
この前後に行われた純の五回忌には、葬儀の時と同じく、たくさんのモップが献上されたという。
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