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妹「姉さん!」 -3
410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:00:12.65 ID:d+Pbb+pN0
『にゃにゃにゃっ!』
女「それでよ、うちの近所に変な猫がうろちょろしてるらしくてさ」
妹「へー、そうなんですかー」
女「いったいどんな猫なんだろうな…意外とかわいいって評判なんだ」
妹「ふ、ふーん」
女「あれ、猫嫌いだったっけ?」
妹「そんなことないですよ?」
女「そっか、なんだかあまり興味なさそうだったからな」
妹「ちょっと寝不足なだけです」
女「…オレも昨日は妹のことを思ったらつい手が止まらなくなって」
妹「…」
女「あ!あの猫じゃないか!?」
妹「!!」
『にゃにゃにゃっ!』
女「それでよ、うちの近所に変な猫がうろちょろしてるらしくてさ」
妹「へー、そうなんですかー」
女「いったいどんな猫なんだろうな…意外とかわいいって評判なんだ」
妹「ふ、ふーん」
女「あれ、猫嫌いだったっけ?」
妹「そんなことないですよ?」
女「そっか、なんだかあまり興味なさそうだったからな」
妹「ちょっと寝不足なだけです」
女「…オレも昨日は妹のことを思ったらつい手が止まらなくなって」
妹「…」
女「あ!あの猫じゃないか!?」
妹「!!」
411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:04:07.25 ID:d+Pbb+pN0
女「頭にブラ付けてるぞ!けしからんな!!」
妹「ええ」
女「しかもサイズが小さいな!」
妹「…ええ」
女「持ち主は貧乳だな!!」
妹「…」
猫「にゃー」
女「…でもあのブラどっかで見たことあるような気がするぜ」
猫「?」
女「もしかして妹の…ブラ…」
猫「にゃん」
412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:07:22.78 ID:d+Pbb+pN0
女「そうなのか…あれは妹のなのか!?」
妹「…はい」
猫「にゃー」
女「猫にあげるぐらいならオレにくれよ!!」
妹「盗られたんです!」
女「なん…だと…」
猫「にゃー」
女「よこせ!」
猫「!」
女「待てこら!」
妹「学校に行こう、見なかったことにしよう」
女「逃げるな!!」
猫「にゃー」
414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:19:42.47 ID:d+Pbb+pN0
『…』
テレビ「今!頭にブラを付けるのが大ブーム!」
「わたしはー今日は豹ガラで勝負ネコミミブラできめましたー」
「それちょーかわいくなーい?絶対男おちるっしょ」
「脅威!天にも届くブラ盛り!!」
「ええ、僕はいいと思います。女の子のブラジャーが見れるわけですから」
「いや!ブラジャーは胸につけてこそ輝くもんだろ?あいつら頭おかしい」
「流行の発信源は実はうちの妹のブラなんです」
「ちなみにこれが妹の最近のお気に入りで…」
「私も毎日頬ずりしたりぺろぺろしたりくんかくんかしたり」
妹「!!」
妹「…なんという悪夢」
415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:25:51.56 ID:d+Pbb+pN0
『真性』
姉「…」
妹「あら、それはもしやラブレターでは?」
姉「よく分かったな」
妹「何度かありましたからね、姉さんがその手のお手紙を貰うことが」
姉「そうだったか?」
妹「ええ」
姉「…なんで私に惚れるかなぁ」
妹「生徒会長ですし、何より姉さんは見てくれがいいですからね、嫌でも目立ちますよ」
姉「そ、そうか?」
妹「ええ、見た目は完璧です」
姉「えへへ」
416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:33:32.26 ID:d+Pbb+pN0
妹「性格は筆舌に尽くしがたい変態です」
姉「そんな!」
妹「頭がおかしいです」
姉「あん!」
妹「矯正不可能レベルです」
姉「らめぇ!!」
妹「…変な声出さないでください」
姉「もっと罵って…ください…」
妹「…」
姉「今度は放置プレイ?…焦らさないで…」
妹「…」
姉「…それは私の秘蔵妹画像が詰まったHDD!隠しておいたのに、どうしてそれを…!」
妹「にこっ!」
姉「やめろー!!!!!!!」
417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:43:34.48 ID:d+Pbb+pN0
『俺の学校ではお昼休みに「立ち上がれ~立ち上がれ~」』
姉「失礼する」
女子生徒「せ、生徒会長!」
姉「君は放送部員か?」
女子生徒「は、はい!」
姉「たしか今はリクエスト期間中だったろう?これを流してもらおうと思ってな」
女子生徒「お昼休みの曲ですね!会長のためなら喜んで!!」
姉「ありがとう。では頼んだぞ」
女子生徒「おまかせください!……やった!会長と話しちゃった!!」
女子生徒「これをかけたら、お礼だぞ?とか言って…ふふ!頑張るぞ!!」
418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:49:14.12 ID:d+Pbb+pN0
女子生徒「でも会長ってどんな音楽聞くんだろう?イメージ的にクラシックかな?」
女子生徒「意外と演歌だったりして…ないか…」
女子生徒「何ともあれ会長のために…、再生スタートー!」 ポチっ
「もう!馬鹿馬鹿!」
「ばっかじゃないの?」
「ほんっと!馬鹿なんだから…」
「私がいないとだめね」
「ちゃんと謝りなさいよ」
「地面にキスする勢いで土下座しない!」
女子生徒「…」
419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:55:37.48 ID:d+Pbb+pN0
教室
オタA「ぬふぅwwwお叱りCDキタコレでござるぅwwww」
オタB「おほぉwww誰かは存じぬが、GJ!GJ!」
オタC「マジ勇者www敬礼せずにはいられないwwww」
…ざわざわ
放送室
女子生徒「…」
先生「おい!今すぐこのふざけたものを止めろ!!!」
女子生徒「…はい」
先生「何考えてるんだ!」
女子生徒「すみません…」
生徒会室
姉「む?もう止められたか…」
姉「妹汁を飲みながら鑑賞したかったのが、仕方ない…」
420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 18:03:56.98 ID:d+Pbb+pN0
役員A「失礼します」
姉「…」
役員A「やはりここでしたか、会長」
姉「何か用か?」
役員B「…先日の会議の資料をお渡ししようと思いまして」
姉「そうか、わざわざありがとう」
役員A「…お邪魔なようなので、これで失礼しますね」
役員B「失礼しました」
姉「ああ」
役員A「澄ましてる会長もかーっこいー!!」
役員B「…うん!」
役員A「水筒で何か飲んでたね、自家製のコーヒーとか持って来てるのかな!?」
役員B「きっとそうだよ…。それとイヤホンして音楽も聞いてたよね」
役員A「やっぱクラシックとかかなー。うーん、住む世界が違うよー」
421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 18:09:16.28 ID:d+Pbb+pN0
役員A「それにしてもさっきの放送、ひどかったね」
役員B「うん」
役員A「あーゆーのが好きな人って頭おかしいよね!」
役員B「…理解できない」
役員A「そうそう!何考えてるか分からないよー」
役員B「それより、こないだ生徒会室で会長と2人きりになったちゃった…」
役員A「ずっるーい!何で何で!?」
姉「…」 シャカシャカ
姉「…」 シャカシャカ
姉「なかなかいいものだな」
姉「…」
姉「ヴォリューム2も買うか…」
437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:07:43.88 ID:d+Pbb+pN0
『頼りになります』
先生「女ー、悪いんだがこれ配っといてくれるか」
女「お安い御用だぜ!…です」
先生「はは、その言葉遣いなおせよー?」
女「はーい」
女友1「女ちゃーん!話聞いてよ!!」
女「おっと!急に抱きつくなよ!あぶねーだろ!!」
女友2「私も私も!大事な話があるの!」
女「おい!オレは今忙しいの!女友2は後だ後!!」
女友2「えー、私女ちゃんと結婚したいのにー」
女「するか!」
441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:16:47.79 ID:d+Pbb+pN0
女「ふぅ、あらかた用事は済んだしひと段落だな!さてと、そろそろ教室に戻るかな」
後輩「女先輩!」
女「後輩、どうした?」
後輩「えっと…せ、先輩って彼氏いますか!?」
女「…いねーな」
後輩「じゃあ…お、女の子には興味ありますか!?」
女「!!」
後輩「私…私先輩ことが大好きなんです!!」 ぎゅっ
女「後輩…」
後輩「私、頑張って先輩好みの子になりますから!だからだから…」
女「好きになってくれてありがとな、すげー勇気出したな」 なでなで
後輩「…先輩」
女「でもな、オレも今好きなやつがいて、頑張ってんだ。…ま、大分負けてんだけど」
後輩「…」
女「だから後輩の気持ちには応えられない…すまん…」
442 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:22:00.37 ID:d+Pbb+pN0
後輩「…」
女「わりーな…」
後輩「分かりました…」
女「これからも仲良くやろうぜ?」
後輩「はい…先輩も…頑張ってくださいね…」
女「…」
後輩「ね?」
女「ありがとな」
妹「あら、女ちゃん。今帰りですか?」
女「そうだぜ!帰りがけにホテル行こう、ホテル!」
妹「さようなら」
女「嘘嘘、冗談だって!一緒に帰ろうぜ!なあってば!!」
444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:33:45.16 ID:d+Pbb+pN0
『姉さん…』
姉「…」
役員A「今日も会長の素敵だよね!」 ヒソヒソ
役員B「うん…足を組んでる姿がまたせくしー」 ヒソ
姉「…私の顔に何か付いてるか?」
役員A「!」
役員B「いえ!会長が今日も綺麗だなって…」
役員A「ば、馬鹿!」
姉「ふふ、ありがとう」
役員A「…(///」
役員B「…(///」
姉「なんだ、ご褒美が欲しいのか?」
役員A「め、滅相もありません!」
役員B「是非!」
役員A「!?」
445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:38:50.28 ID:d+Pbb+pN0
姉「君は正直だな。何が欲しい?」
役員A「わ、私も欲しいです!!」
姉「ふふ、そうかい」
役員B「頭を…なでなでしてください!」
役員A「私もそれで!!」
姉「そんなんでいいのか?」
役員A&B「はい!!」
姉「そうか…じゃあこっちに来なさい」
役員A&B「ただちに!!」
姉「なでなでなでなで」
役員A&B「…ぽっー」
姉「なでなでなでなでなで」
役員A&B「…ぽっーー」
姉「…(涎垂らしてるよ…変態だー!)」
役員A&B「…えへへ」
446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:47:14.25 ID:d+Pbb+pN0
『生徒会室でそのような不埒なものを持っているとお姉ちゃんが後で楽しむために没収します』
姉「…おや」
役員A&B「!!」
姉「先客がいたか。しかし、生徒会室で漫画を読むのはいただけないな」
役員A&B「す、すみません!失礼します!!」
姉「あ、君たち!…行ってしまった…置いていった漫画は預かっておくか」
姉「…少女漫画か。最近の少女漫画はけしからんと聞く。ふひ、見てみるか」
姉「タイトルは…ストパニ!…」
姉「…」
姉「…ほう」
姉「妹!地球温暖化について話をしようではないか!!」
妹「はい?」
447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:58:54.90 ID:d+Pbb+pN0
『元ネタ知らない人多すぎて俺涙目』
妹「…姉さん、掃除機をかけるのでコタツから出てください」
姉「やだ!」
妹「もう、わがまま言わないでください」
姉「コタツと私は一心同体なんだ!」
妹「じゃあどうすればいいんですか」
姉「君と一心同体になりたい」
妹「掃除機と一心同体になってください」 ゴォー!!
姉「あばばば!…な、何をするんだ!掃除機とキスしちゃっただろう!!」
妹「退く気になりましたか?」
姉「君とキスしたい」
妹「はい、たっぷりして差し上げます」 カチリ
姉「おい!今強にしたろ!?やめろ、それは痛い!やめてください!あっー!!」
455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:15:53.30 ID:gWR+UYWK0
『ハハッデイリー』
姉「1000かよ…」
妹「どうしたんですか、姉さん」
姉「いや、何でもない」
妹「これからお夕飯の買い物に行くのですが、お夕飯は何がいいですか?」
姉「すき焼き!」
妹「必ずそう言いますね…」
姉「大好き!」
妹「すき焼き以外でお願いします」
姉「野菜炒め以外!」
妹「野菜もちゃんと食べないとだめですよ?」
姉「草なんか食ってられるか!」
妹「今夜は野菜炒めにします」
姉「やめて!」
456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:24:40.96 ID:gWR+UYWK0
姉「くそ!妹の奴いつの間にか買い物に行ってしまったぞ…このままでは野菜炒めになってしまう!」
姉「どうする…どうすればいいんだ…」
姉「そうだ!荷物持ちを手伝って機嫌を治してもらおう!!」
姉「そうと決まれば早速追わなくては!……これは先日妹が買ってきた新しい靴」
姉「…くんくん、何度か履いたみたいだな」
姉「…ぺろぺろ…うむ」
姉「…ぺろぺろぺろ」
妹「ただい…」
姉「ぺろぺろぺろぺろ」
妹「姉さん、ただいま」
姉「おかえり」
457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:33:49.99 ID:gWR+UYWK0
『たまにやりたくなるよ』
女「…」
姉「…」
妹「もぐもぐ」
女「よし!」
姉「なかなかやるな!次は私か…」
妹「ジェンガなんて懐かしい物、何処で見つけてきたんですか?」
姉「近所の駄菓子屋でな……うむ!」
女「まだだ!まだいける…」
妹「随分真剣ですね」
女「勝者には妹のパンツがな…与えられるんだ…」
姉「最近買ったあれだ!」
妹「ああ、あれはまだ穿いてないですね」
458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:36:45.15 ID:gWR+UYWK0
女「な!」
姉「に!」
妹「もぐもぐ」
女「おい!話が違うじゃねーか!!」
姉「なんで買ったらすぐ穿かないんだ!!」
妹「そう言われましても」
女「騙したな!」
姉「だ、騙されるほうが悪いんだ!」
女「てめー!ならこいつで叩きのめしてやる!!」
姉「臨むところだ!!」
姉&女「デュエル!!」
妹「あ、このミカンすごく甘い…」
460 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:44:46.21 ID:gWR+UYWK0
『雪と台風はテンションマキシマムになります』
姉「…今日は一段と寒いな」
妹「そうですね」
姉「雪降りそう!」
妹「ご近所迷惑だから窓開けて叫ぶのはやめてください!それとこのくらいじゃ降りませんよ」
姉「むぅ」
妹「姉さん、スキーとか好きでしたっけ?」
姉「…それ面白いと思ってるの?」
妹「駄洒落じゃないです!真面目に聞いてるんです!!」
姉「それほど好きでもないな」
妹「じゃあどうして雪雪言ってるんですか」
姉「雪降るとテンションあがるだろう!?」
462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:54:36.84 ID:gWR+UYWK0
妹「そうでしょうか…」
姉「あがるんだよ!ちょー興奮する!!」
妹「興奮はどうかと思います」
姉「全裸で雪の上にダイビング!きゃーちめたい!風邪引いちゃう妹全裸で暖めて!」
妹「…」
姉「すまん、取り乱した」
妹「いえ」
姉「まぁとにかくだ、私は雪が好きなんだ」
妹「イチゴシロップかけて食べちゃうくらい好きですものね」
姉「おしっこを…かけて…だと…?」
妹「かける、しか合ってません」
姉「さぁ!」
妹「今!?」
463 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 01:06:32.29 ID:gWR+UYWK0
『変態だー』
姉「…」
女「…」
役員A「ねぇねぇ、あそこの席にいるの会長じゃない?」
役員B「ほんとだ。偶然だね、会長もここのあんみつ食べにきたのかな?」
役員A「それよりあの一緒に座ってる人!誰かな」
役員B「すごい美形…それにかっこいいね…」
役員A「おっぱいも大きいよね」
役員B「つ、付き合ってるのかな」
役員A「まっさかー!そんなわけないよ!!」
役員B「だよね…」
役員A「それより何話してるんだろう」
役員B「けっこう離れてるし、ここからじゃ聞き取れないよ」
役員A「あー!気になるー!!」
466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 01:12:16.67 ID:gWR+UYWK0
女友1「あ、あそこにいるの」
女友2「私のマイダーリン」
女友1「つ、付き合ってるの!?」
女友2「冗談だよ」
女友1「そ、そっか…」
女友2「ま、あそこでご一緒している令嬢は分かりませんが」
女友1「肌白くて黒髪がつやつやですごい美人な人だね!……負けた」
女友2「そうだね、女も好きな人がいるっていってたけど、あの人っぽいな」
女友1「…女ちゃん」
女友2「泣くな泣くな、今日は私が奢ってあげるから」
女友1「泣いてないもん!」
女友2「はいはい、もう一品何か頼もう」
468 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 01:16:38.37 ID:gWR+UYWK0
姉「ここの甘味処のあんみつがな、今おいしいと評判なんだ」
女「姉さんでもこんな所来るんだな」
姉「まぁ付き合いでな」
女「甘い物は正直苦手だけど、あんみつだけは別だぜ!」
姉「ああ、私もあんみつは大好きなんだ」
女「気が合うな姉さん」
姉「ふふ、そうだな」
女「…」
姉「本題に入ろう」
女「…ああ」
469 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 01:20:44.08 ID:gWR+UYWK0
姉「…」 スッ
女「…これは」
姉「妹が使った箸(未洗浄)」
女「素晴らしい」
姉「そちらの番だ」
女「…」 スッ
姉「ストロー…」
女「妹が使ったストロー(未洗浄、歯型付き)」
姉「ふふ」
女「はは」
姉&女「はーはっはっはっはっ!」
503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 20:58:07.30 ID:97TOpNpU0
『仲良しです』
妹「もぐもぐ」
妹友「やっほー、ご飯一緒に食べようよー」
妹「いいですよ」
妹友「いやー、最近妹ちゃん冷たいからさ、僕フラれちゃったのかと思ったよー」
妹「そ、そんなことないですよ。妹友1ちゃんは大切なお友達です」
妹友「え、僕お友達止まりなの?」
妹「何か不満があるのですか?」
妹友「結婚して甘々な新婚生活を送ろうよ!」
妹「送りません」
妹友2「…じー」
妹友1「姑の視線を感じるよ!?」
妹「あ、妹友2ちゃん。一緒にお昼食べませんか?」
妹友2「…(コクン)」
505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:04:47.27 ID:97TOpNpU0
妹友1「わ、またピーマン入ってるよぉ…入れないでって言ってるのに…」
妹「好き嫌いしてたら大きくなれませんよ」
妹友1「ふーんだ!僕くらい小柄な子だってちゃんと需要あるんだから!!」
妹友2「?」
妹「…」
妹友1「あ!妹友2ちゃんの卵焼きおいしそー!いただきっ!!」 ひょいぱく
妹友2「!!」
妹「もう、勝手に食べちゃだめです」
妹友2「…(メソメソ)」
妹友1「ご、ごめん!あんまりにもおいしそうだったからさ!えっと、これって妹友2ちゃんが作ったの?
妹友2「…(コクン)」
妹友1「いやー!すっごいおいしかったなー!きっといいお嫁さんになれるよー!!」
妹友2「…(チラッ)」
妹「?」
妹友2「…(カアァ)」
506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:09:50.69 ID:97TOpNpU0
妹「ほら、妹友2ちゃんも怒ってますよ」
妹友1「新婚生活想像して照れてるんじゃないかなぁ…」
妹友2「…!(ポカポカ)」
妹友1「痛いよ!ご、ごめんってば!!」
妹「ふふ、2人はとても仲良しですね」
…ヴヴヴヴヴ
妹「…携帯が」
妹「はい、もしもし」
姉『今朝聞き忘れたんだが、今日のパンツ何いろ…』 ブツン
妹「…」
妹友1「あれ?もういいの?」
妹「間違い電話でした。さ、早く食べちゃいましょう」
妹友2「…(ニコニコ)」
507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:14:10.72 ID:97TOpNpU0
『そうだ、エロいことしよう』
妹「今読書中なので待ってください」
姉「分かった!」
妹「…」 ぺらり
姉「…」
妹「…あの、下着姿で寒くないですか?」
姉「寒い!」
妹「正座する必要はあるのですか?」
姉「マナーです!」
妹「…床暖房のおかげである程度は温かいでしょうが、風邪を引いてしまいますよ」
姉「じゃあするのするのー!エロいことするのー!」
妹「そんな格好で駄々をこねないでください」
姉「ぶー」
妹「まったくもう…」
508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:19:19.65 ID:97TOpNpU0
姉「べたー」
妹「…」 ぺらり
姉「のぉー…」
妹「…」
姉「あー…」
妹「大の字に寝そべって何してるんですか…」
姉「こうしてると大分あったかいー」
妹「お腹冷えちゃいます」
姉「うーん…あ!こうして仰向けになればおっぱいが温められるぞ!」
妹「そうですね」
姉「熱膨張の理論でな、バイーンボイーンになっちゃうな…私天才か!?」
妹「…」 ぺらり
姉「ふふ!待っていろ!新生お姉ちゃんが産声を上げる瞬間をなっ!!」
妹「…(犯人誰だろ)」
511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:22:06.50 ID:97TOpNpU0
姉「…」
妹「…」
姉「…」
妹「…」 ぺらり
姉「チーン!」
妹「電子レンジですか」
姉「どうだ!幾分かは膨らんだんじゃないか!?」
妹「前にも増してぺったんこな気がします」
姉「そういうことは本当でもいっちゃいけないんだぞ!泣くぞ!?」
妹「す、すみません」
姉「…」
妹「あの、姉さん…?」
姉「…ちゅーして」
妹「…ちゅーですか」
姉「ちゅー!」
513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:29:54.13 ID:97TOpNpU0
妹「姉さんの身体、とても冷たい」
姉「ずっと下着姿だったしな、この時期はさすがにつらいものがあるぞ!」
妹「私のせいですか…それより、離してくれませんか?」
姉「やだやだ!ちゅーするんだ!しなきゃ許してやらない!!」
妹「もう、しょうがないですね…」
姉「わーい♪」
妹「だからといって調子にのっちゃ…!」
姉「ちゅ…ん…ちゅぷ…」
妹「!!」
姉「ちゅ……ふぅ…」
妹「……」
姉「カルピスの味がしたね」
妹「…舌を入れるなんて…聞いてません…」
姉「言ってなかったっけ?」
妹「…」
515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:38:56.82 ID:97TOpNpU0
姉「…物足りない?」
妹「…姉さん」
姉「なぁに?」
妹「…あの…その…」
姉「んー?もっと舌を食べて欲しいのかな?」
妹「ちが…ん!」
姉「ちゅ…じゅぶ…じゅぶ…」
妹「ん!んー!!」
姉「ぷぁ…もうカルピスの味しなくなっちゃった」
妹「…あ…はぁ…はぁ…」
姉「ふふ、涎垂れてるよ」 ぺろっ
妹「…ん」
516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:49:49.39 ID:97TOpNpU0
妹「…これ以上は」
姉「我慢できなくなっちゃうね」
妹「こ、今夜はすき焼きなんです!準備しなくちゃ!」
姉「!」 ピクッ!
妹「あと一押し…?」
姉「そ、そんなことはない!私は妹のほうが食べたい…」 ぺろ
妹「あぅ!」
姉「かわいい…」
妹「あ!雪降ってます!!」
姉「ひゃっほう!祭じゃ祭じゃ!!」 バタバタ!
妹「下着姿で出て行った…」
「あら、姉ちゃ…ど、どうしたの?!その格好!!何かあったの!!?」
妹「もう頑張らなくていいよね」
519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:00:45.50 ID:97TOpNpU0
『冬はすぐ風邪引くので好きじゃないです』
姉「…ゴホゴホ」
妹「自業自得です」
姉「雪降ってなかった…」
妹「まだ降りませんよ。北海道では初雪を記録したそうですが」
姉「騙した」
妹「エッチなことする姉さんがいけないと思います」
姉「…馬鹿」
妹「寝ないと風邪もよくなりませんよ?」
姉「もう知らない!」
妹「…もう」 ごそごそ
姉「妹?」
520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:03:39.77 ID:97TOpNpU0
妹「姉さんが寝付くまで一緒に寝てあげます」
姉「…風邪うつっちゃうよ?」
妹「ま、まぁ私にもほんのちょっぴり責任があるので…」
姉「…」
妹「な、何ですか!ニヤニヤして」
姉「えへへ」
妹「ちょっと!抱きつかないでくださいよ!!」
姉「一緒に寝るんだろう?こうすると、寝つきがいいんだ!」
妹「…嘘ばっかり」
姉「嘘じゃないもん!ほんとだもーん!!」
妹「あ、熱い!熱いですって!!」
姉「これが世に言う妹摩擦である」
妹「そんなものありません!」
525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:50:50.88 ID:97TOpNpU0
『ちょっと車輪買ってくる』
女「おいすーお見舞いに来たぞ」
妹「いらっしゃい、どうぞ上がってください」
女「姉さんどうだ?」
妹「熱も下がって、だいぶ良くなりました」
女「そっか、良かった」
妹「それで実は今からお夕飯の買い物に行こうかと思いまして…」
女「おお!いいぜ、姉さんはオレが見てるから行ってこいよ」
妹「ありがとうございます!すぐに戻ってきますね!!」
女「ああ、ゆっくりでいいからな!転んで怪我すんなよ!」
妹「ふふ、平気ですよ!行って来ます」
女「行ってらっしゃい」
女「…さて」
526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:56:34.63 ID:97TOpNpU0
女「姉さん、具合はどうだ?」
姉「おお、女君か。今はだいぶ楽になったんだ」
女「そりゃ良かったな」
姉「…それはお見舞いの品かな?」
女「目ざといな。それとも香りで分かるのか?」
姉「さて、どうだかな」
女「…妹のリコーダーです」
姉「興味深い」
女「とりあえずぺろぺろするか」
姉「ふむ…」
女「ま、最初は姉さんに譲ってやるよ」
姉「待て!私にいい考えがある…」
女「…ほう」
姉「これを熱湯でぐつぐつ煮て出汁を…」
女「面白い」
527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:00:57.43 ID:97TOpNpU0
妹「ただいまかえりました」
姉「…」
女「…」
妹「あら、2人して何を飲んでいるのですか?」
姉「ホット桃天」
女「ほのかな甘さがたまりません」
妹「わ、私にもください!」
女「ほれ」
妹「ごくごく…」
女「…」
妹「…ただのお湯じゃないですか?甘くもないですし」
姉「この味が分からんとは!」
女「子供よのぉ!」
姉&女「わははは!」
529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:25:14.65 ID:97TOpNpU0
妹「せっかくみんな食べようとアイス買ってきたのに…そんなこと言う人にはあげません」
姉「寒い日におこたで食べるアイス」
女「いいね!」
姉&女「妹さまー!アイスを恵んでくだせぇ!」
妹「は、離してください!あげますから!あげますからー!!」
女「ありがたき幸せ」
姉「練乳生絞り」
妹「姉さんにはあげません」
姉「なんで!?」
妹「女ちゃん、向こうで一緒に食べましょう」
女「わーい!」
姉「…なんで」
530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:32:21.55 ID:97TOpNpU0
『東京は12月並の気温だそうです』
姉「寒い、寒すぎる…」
妹「たしかに今日は一段と寒いですね。最高気温も9℃しかないそうです」
姉「エッチなことしてあったまろ?」
妹「かわいくいってもダメです」
姉「エッチなことしようじゃなイカ!」
妹「…」
姉「エッチなことしたいでゴワス」
妹「それは…」
姉「強気に言ってみたんだが、だめか?」
妹「…色々間違ってます」
姉「間違ってるのはこの気温の低さだ!」
妹「そうですね…ずずず…」
姉「な!何飲んでやるの!?」
妹「ココアです。とてもおいしいです」
532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:36:56.35 ID:97TOpNpU0
妹「ずずず…」
姉「ひ、一口…」
妹「…もう全部飲んじゃいました」
姉「このやろー!」
妹「きゃっ!…!!」
姉「ちゅぅ…ちゅぅ…」
妹「んー!」
姉「ぷはぁ!…ココア甘々でおいしい」
妹「え、エッチなことはだめです!!」
姉「ちょっとちゅーしただけじゃん!」
妹「ちゅうちゅうしたでしょーが!」
姉「だってココアがー」
妹「まだあるんだから作ればいいんです!!」
533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:40:15.74 ID:97TOpNpU0
妹「ほら、口の周りにココアついてますよ」
姉「んー」
妹「何ですか…」
姉「ぺろって拭き取ってくれるんだろう?」
妹「し、しません…」 ふきふき
姉「ん…ティッシュじゃなくて妹の舌が良かったな」
妹「誰がそんなこと…」
姉「想像して照れてる?」
妹「!」
姉「ふふ…、さてと!ココア作ってくるかな」
妹「もう…」
573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:41:06.45 ID:c+SvgvCm0
『おっぱいおっぱい!』
妹「肉まんが蒸しあがりましたよー」
女「待ってました!」
姉「早速頂こうじゃないか!」
妹「1人一個ですからね、女ちゃn」
女「わ、分かってるぜ!そんなにオレはがめつくないぜ!」
姉「…じー」
妹「肉まんでエッチなネタに走るのは禁止ですからね、姉さん」
姉「なぜ分かった!」
妹「姉さんの考えそうなことくらい、分かります」
姉「これはやれなければいけないことなんだ!!肉まん二つ持って、おっぱいおっぱいは王道だからー!!」
575 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:46:13.83 ID:c+SvgvCm0
妹「ま、またくだらないことを…」
女「ほんとだぜー」
姉「な、何おう!?」
女「まぁ、でかいオレには関係ねーことだな!はは!…あっち!熱くてまだ食べられないな」
姉「…」
妹「…」
姉「妹、押さえて」
妹「はい」
女「お?お!?何にすんだよ!!離せ!!」
姉「でかい乳しやがって…でかい乳しやがって…」
妹「女ちゃんにはお灸を据えなければなりません…」
女「や、やめろ!!何する気だよ!!おいってば!!」
姉&妹「ゴゴゴゴゴ…」
女「……あ」
577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:01:41.83 ID:c+SvgvCm0
『濡れるっ!』
妹「すみません、助かりました」
女「いいさ、帰り道一緒だしな」
妹「雨が降るのは知っていたのですが、朝方姉さんとどたばたしていたもので…」
女「それで傘忘れちゃったのか?妹らしいな」
妹「お恥ずかしいです」
女「はは」
妹「…女ちゃん」
女「んー?」
妹「肩、濡れてます…」
女「ああ…オレはほら…でかいからな!」
妹「そんなことありません!女ちゃんはスタイルもいいし…それにかっこいいです!」
女「そっか」
妹「はい!」
女「…」
578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:09:07.10 ID:c+SvgvCm0
妹「えーと、つまりですね、私が言いたかったことは…」
女「言いたかったことは?」
妹「もっとくっ付いて歩きましょうってことで…」
女「恋人みたいに?」
妹「…こ、恋人みたいに」
女「りょーかい」
妹「…(///」
女「…あーあ!ちょっとかっこつけたかったんだけど、変に気を遣わせちまったみたいだな」
妹「?」
女「はは、気にするな!こっちのことだ」 なでなで
妹「ちょっと!な、何するんですかー」
女「いい子いい子」 なでなで
妹「もう!」
580 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:17:03.56 ID:c+SvgvCm0
『?』
妹「ただいま帰りましたー」
姉「おかえり」
妹「今日のお夕飯は姉さんの好きな炊き込みご飯ですよ!期待しててくださいね」
姉「悪いんだが、今日は外で食べてくるんだ」
妹「そうなんですか…」
姉「ああ、すまんな」
妹「分かりました。最近はめっきり寒くなりましたから、温かい格好で出掛けないとだめですよ?」
姉「気をつけるよ。じゃあもう行くな」
妹「はい、いってらっしゃい…」
妹「…今日は1人でご飯かぁ」
妹「そ、そうだ!女ちゃんを誘って、私も外で食べよう!!」
妹「…」 プルルル
女「…もしもし?」
581 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:22:19.74 ID:c+SvgvCm0
妹「女ちゃん?急にごめんなさい。今日よかったら一緒にご飯食べに行きませんか?」
女「妹か!…あーと、わりぃ!今日は予定があってさ、無理なんだ」
妹「…そう…ですか…」
女「すまんな!お、友達が来たみたいだ。んじゃな!!」
妹「おんなちゃ…」
妹「…」
妹「ご飯炊くのも勿体無いし、カップラーメンでも食べようかな」
妹「…」
妹「最近のカップラーメンはおいしいですからね、馬鹿にできません!」
妹「…」
妹「…はぁ」
582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:30:25.39 ID:c+SvgvCm0
妹「もぐもぐ」
妹「…そういえば最近姉さん外食多いな」
妹「ちゅるちゅる」
妹「私の料理…飽きちゃったのかな…」
妹「…」
妹「女ちゃんも最近は冷たい気がするし…」
妹「たまたま、だよね…」
妹「……」
妹「…こんなんじゃダメだな」
妹「うじうじしてる暇があったら何かしないと…」
妹「私にできることを…できることをしよう!!」
584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:35:29.57 ID:c+SvgvCm0
妹「…」
女「よ!どうした、元気ねーな?」
妹「女ちゃん、実はね…」
女「ふーん、姉さんが最近冷たい気がすると」
妹「いつもとは違う料理にチャレンジしてみたり、姉さんを遊びに誘ってみたりしたんだけど…」
女「いまひとつなのか」
妹「…はい」
女「…」
妹「女ちゃんは、何か知りませんか?姉さん、最近外出も多くて」
女「それは…」
妹「…」
女「すまん、分からないな。あっ、そうだ!私に先生に用事頼まれてたんだ!じゃあ!!」
妹「あ…」
589 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:14:58.10 ID:c+SvgvCm0
『Dear my sister』
妹「ただいま」
妹「…」
妹「…姉さんはまだ帰ってきてないのかな」
妹「今日も1人でご飯かもしれませんね」
妹「…はぁ」
妹「…」
妹「あら、リビングから明かりが…姉さん…?」
妹「!」
590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:22:18.16 ID:c+SvgvCm0
役員A&B「お誕生日おめでとうございます!」
女友1&2「おめでとー!」
妹友1&2「妹ちゃん、お誕生日おめでとう!」
女「めでてーな!!」
姉「誕生日おめでとう、妹」
妹「…これは」
女「最近姉さんが冷たかったって言ってたろ?まぁ、この準備でな」
姉「驚かせたかったんが、寂しい思いをさせてしまったみたいだな。すまなかった」
妹「…」 ぎゅっ
姉「おっと!……悪かったな、妹」
妹「お姉ちゃん…」 ぎゅー
女「くく!見せ付けてくれるなぁ」
妹「あ…(///」
592 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:28:00.59 ID:c+SvgvCm0
役員A「か、会長と妹さんってひょっとしてひょっとするのかな!?」
役員B「…これはこれで」
役員A「え!?」
女友1「女ちゃんが…私の女ちゃんが…」
女友2「まぁなんだ…うん…な?」
女友1「元気付けてよ!」
女友2「それだけ元気があれば大丈夫だろう」
女友1「うえーん」
妹友1「まさか妹がシスコンだったとは、僕も思わなかったよー」
妹友2「…」
妹友1「泣かない泣かない!ケーキでも食べようじゃないか!」
妹友2「…!(ポカポカ)」
妹友1「わ!泣いてない、泣いてないね!いたっ!!」
593 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:33:37.69 ID:c+SvgvCm0
妹「…賑やかですね」
女「どうせならぱーっとやろうと思ってな、姉さんと色々企画してたんだ」
妹「そうだったんですか」
女「何しろ好きな人の誕生日パーティだからな!」
妹「…」 ぎゅ
女「!」
妹「…」
女「はは、勘違いしちまうぞ?」
妹「…」
女「なんてな!!」
妹「…女ちゃん?」
女「さてと、友達に呼ばれてるんだった。じゃあ、よろしくやれよ!」
妹「…あ」
妹「…」
姉「…いい友達をもったな」
594 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:38:48.66 ID:c+SvgvCm0
妹「姉さん」
姉「改めて、誕生日おめでとう」
妹「…」 ぎゅ
姉「ふふ、今日はやけに甘えん坊さんじゃないか」
妹「い、今まで補給できなかったお姉ちゃん分を補給しないといけませんから…」
姉「…そうだな」 ぎゅう
妹「…ん」
姉「…」
妹「…」
姉「そろそろみんなのところに戻ろう」
妹「はい」
姉「大事な発表もあるしな」
妹「?」
595 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:45:34.63 ID:c+SvgvCm0
姉「みんな!今日は私の妹のために集まってくれてありがとう」
妹「…ぺこり」
姉「私が言うのもなんだか、今までで最高の誕生日パーティーだ!」
一同「パチパチパチ!」
姉「これもみんなのお陰だと思う!本当にありがとう!!」
一同「…」
姉「私の拙い語彙で伝えきれないことがもどかしいぐらい感謝しているんだ」
妹「…姉さん」
姉「だからどうだろう、ここでひとつ提案がある」
妹「…」
一同「…」
596 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:50:44.69 ID:c+SvgvCm0
姉「妹と近々結婚するわけだが、その初夜の撮影クルーとして参加させてあげようじゃないか!」
一同「!!!」
妹「な!」
姉「君たち!レフ版頼む!」
役員A&B「お、お任せを!!」
姉「君たちはカメラを!」
女友1&2「ええっ!?」
姉「君たちには妹のメイクを頼もう!」
妹友1&2「!?」
姉「女君は…はっ」
女「今鼻で笑ったろ!?ふっざけんな!オレが許すか!てか参加します!!」
姉「妹!!」
妹「は、はひ!?」
姉「…ブルーレイで残そうな(画質的な意味で)」
妹「姉さん!!!!!」
597 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:53:26.55 ID:c+SvgvCm0
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\ヽ, ,、
`''|/ノ ∞ . . .
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\`ヽ、|
\, V
`L,,_
|ヽ、)
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/ ヽYノ
.| r''ヽ、.|
| `ー-ヽ|ヮ
| `|
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/| ,,-: :´: : :--‐、`ヽ
/ | //|`\/\|ヽ: |`
/ | /: /|ヾ| ○ \\
/ ∨: : : | ○ 、、 ヽ:`.-.、
` - ,|: :ヽN、、、 _ ,,.-:´ `、 )) ヽ:ヽ ┼ヽ -|r‐、. レ |
|: : \\ {: : : : : : :j /ミ}\|: '-.、 d⌒) ./| _ノ __ノ
/ : : : |: :| ヽ: : : :///: : \ニフ:ヽ_
/:/::/:と|: :|` ーt─ イヾ/:|\: :|~ヽ/: :ト
|: :|{: : {:/ヽ|: :|`\| `\| `、:| ー,`i \/
j: :jヾ::ヽ._|: :|\ \ ~`-<: : >
|: 「 〈 r-'::r─'`L`∠___ノ◎ソ
/:_:フ 'ー'ー` /◎_◎_◎/
`7-,──-t´|
し′ 'ー'
女「頭にブラ付けてるぞ!けしからんな!!」
妹「ええ」
女「しかもサイズが小さいな!」
妹「…ええ」
女「持ち主は貧乳だな!!」
妹「…」
猫「にゃー」
女「…でもあのブラどっかで見たことあるような気がするぜ」
猫「?」
女「もしかして妹の…ブラ…」
猫「にゃん」
412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:07:22.78 ID:d+Pbb+pN0
女「そうなのか…あれは妹のなのか!?」
妹「…はい」
猫「にゃー」
女「猫にあげるぐらいならオレにくれよ!!」
妹「盗られたんです!」
女「なん…だと…」
猫「にゃー」
女「よこせ!」
猫「!」
女「待てこら!」
妹「学校に行こう、見なかったことにしよう」
女「逃げるな!!」
猫「にゃー」
414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:19:42.47 ID:d+Pbb+pN0
『…』
テレビ「今!頭にブラを付けるのが大ブーム!」
「わたしはー今日は豹ガラで勝負ネコミミブラできめましたー」
「それちょーかわいくなーい?絶対男おちるっしょ」
「脅威!天にも届くブラ盛り!!」
「ええ、僕はいいと思います。女の子のブラジャーが見れるわけですから」
「いや!ブラジャーは胸につけてこそ輝くもんだろ?あいつら頭おかしい」
「流行の発信源は実はうちの妹のブラなんです」
「ちなみにこれが妹の最近のお気に入りで…」
「私も毎日頬ずりしたりぺろぺろしたりくんかくんかしたり」
妹「!!」
妹「…なんという悪夢」
415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:25:51.56 ID:d+Pbb+pN0
『真性』
姉「…」
妹「あら、それはもしやラブレターでは?」
姉「よく分かったな」
妹「何度かありましたからね、姉さんがその手のお手紙を貰うことが」
姉「そうだったか?」
妹「ええ」
姉「…なんで私に惚れるかなぁ」
妹「生徒会長ですし、何より姉さんは見てくれがいいですからね、嫌でも目立ちますよ」
姉「そ、そうか?」
妹「ええ、見た目は完璧です」
姉「えへへ」
416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:33:32.26 ID:d+Pbb+pN0
妹「性格は筆舌に尽くしがたい変態です」
姉「そんな!」
妹「頭がおかしいです」
姉「あん!」
妹「矯正不可能レベルです」
姉「らめぇ!!」
妹「…変な声出さないでください」
姉「もっと罵って…ください…」
妹「…」
姉「今度は放置プレイ?…焦らさないで…」
妹「…」
姉「…それは私の秘蔵妹画像が詰まったHDD!隠しておいたのに、どうしてそれを…!」
妹「にこっ!」
姉「やめろー!!!!!!!」
417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:43:34.48 ID:d+Pbb+pN0
『俺の学校ではお昼休みに「立ち上がれ~立ち上がれ~」』
姉「失礼する」
女子生徒「せ、生徒会長!」
姉「君は放送部員か?」
女子生徒「は、はい!」
姉「たしか今はリクエスト期間中だったろう?これを流してもらおうと思ってな」
女子生徒「お昼休みの曲ですね!会長のためなら喜んで!!」
姉「ありがとう。では頼んだぞ」
女子生徒「おまかせください!……やった!会長と話しちゃった!!」
女子生徒「これをかけたら、お礼だぞ?とか言って…ふふ!頑張るぞ!!」
418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:49:14.12 ID:d+Pbb+pN0
女子生徒「でも会長ってどんな音楽聞くんだろう?イメージ的にクラシックかな?」
女子生徒「意外と演歌だったりして…ないか…」
女子生徒「何ともあれ会長のために…、再生スタートー!」 ポチっ
「もう!馬鹿馬鹿!」
「ばっかじゃないの?」
「ほんっと!馬鹿なんだから…」
「私がいないとだめね」
「ちゃんと謝りなさいよ」
「地面にキスする勢いで土下座しない!」
女子生徒「…」
419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:55:37.48 ID:d+Pbb+pN0
教室
オタA「ぬふぅwwwお叱りCDキタコレでござるぅwwww」
オタB「おほぉwww誰かは存じぬが、GJ!GJ!」
オタC「マジ勇者www敬礼せずにはいられないwwww」
…ざわざわ
放送室
女子生徒「…」
先生「おい!今すぐこのふざけたものを止めろ!!!」
女子生徒「…はい」
先生「何考えてるんだ!」
女子生徒「すみません…」
生徒会室
姉「む?もう止められたか…」
姉「妹汁を飲みながら鑑賞したかったのが、仕方ない…」
420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 18:03:56.98 ID:d+Pbb+pN0
役員A「失礼します」
姉「…」
役員A「やはりここでしたか、会長」
姉「何か用か?」
役員B「…先日の会議の資料をお渡ししようと思いまして」
姉「そうか、わざわざありがとう」
役員A「…お邪魔なようなので、これで失礼しますね」
役員B「失礼しました」
姉「ああ」
役員A「澄ましてる会長もかーっこいー!!」
役員B「…うん!」
役員A「水筒で何か飲んでたね、自家製のコーヒーとか持って来てるのかな!?」
役員B「きっとそうだよ…。それとイヤホンして音楽も聞いてたよね」
役員A「やっぱクラシックとかかなー。うーん、住む世界が違うよー」
421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 18:09:16.28 ID:d+Pbb+pN0
役員A「それにしてもさっきの放送、ひどかったね」
役員B「うん」
役員A「あーゆーのが好きな人って頭おかしいよね!」
役員B「…理解できない」
役員A「そうそう!何考えてるか分からないよー」
役員B「それより、こないだ生徒会室で会長と2人きりになったちゃった…」
役員A「ずっるーい!何で何で!?」
姉「…」 シャカシャカ
姉「…」 シャカシャカ
姉「なかなかいいものだな」
姉「…」
姉「ヴォリューム2も買うか…」
437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:07:43.88 ID:d+Pbb+pN0
『頼りになります』
先生「女ー、悪いんだがこれ配っといてくれるか」
女「お安い御用だぜ!…です」
先生「はは、その言葉遣いなおせよー?」
女「はーい」
女友1「女ちゃーん!話聞いてよ!!」
女「おっと!急に抱きつくなよ!あぶねーだろ!!」
女友2「私も私も!大事な話があるの!」
女「おい!オレは今忙しいの!女友2は後だ後!!」
女友2「えー、私女ちゃんと結婚したいのにー」
女「するか!」
441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:16:47.79 ID:d+Pbb+pN0
女「ふぅ、あらかた用事は済んだしひと段落だな!さてと、そろそろ教室に戻るかな」
後輩「女先輩!」
女「後輩、どうした?」
後輩「えっと…せ、先輩って彼氏いますか!?」
女「…いねーな」
後輩「じゃあ…お、女の子には興味ありますか!?」
女「!!」
後輩「私…私先輩ことが大好きなんです!!」 ぎゅっ
女「後輩…」
後輩「私、頑張って先輩好みの子になりますから!だからだから…」
女「好きになってくれてありがとな、すげー勇気出したな」 なでなで
後輩「…先輩」
女「でもな、オレも今好きなやつがいて、頑張ってんだ。…ま、大分負けてんだけど」
後輩「…」
女「だから後輩の気持ちには応えられない…すまん…」
442 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:22:00.37 ID:d+Pbb+pN0
後輩「…」
女「わりーな…」
後輩「分かりました…」
女「これからも仲良くやろうぜ?」
後輩「はい…先輩も…頑張ってくださいね…」
女「…」
後輩「ね?」
女「ありがとな」
妹「あら、女ちゃん。今帰りですか?」
女「そうだぜ!帰りがけにホテル行こう、ホテル!」
妹「さようなら」
女「嘘嘘、冗談だって!一緒に帰ろうぜ!なあってば!!」
444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:33:45.16 ID:d+Pbb+pN0
『姉さん…』
姉「…」
役員A「今日も会長の素敵だよね!」 ヒソヒソ
役員B「うん…足を組んでる姿がまたせくしー」 ヒソ
姉「…私の顔に何か付いてるか?」
役員A「!」
役員B「いえ!会長が今日も綺麗だなって…」
役員A「ば、馬鹿!」
姉「ふふ、ありがとう」
役員A「…(///」
役員B「…(///」
姉「なんだ、ご褒美が欲しいのか?」
役員A「め、滅相もありません!」
役員B「是非!」
役員A「!?」
445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:38:50.28 ID:d+Pbb+pN0
姉「君は正直だな。何が欲しい?」
役員A「わ、私も欲しいです!!」
姉「ふふ、そうかい」
役員B「頭を…なでなでしてください!」
役員A「私もそれで!!」
姉「そんなんでいいのか?」
役員A&B「はい!!」
姉「そうか…じゃあこっちに来なさい」
役員A&B「ただちに!!」
姉「なでなでなでなで」
役員A&B「…ぽっー」
姉「なでなでなでなでなで」
役員A&B「…ぽっーー」
姉「…(涎垂らしてるよ…変態だー!)」
役員A&B「…えへへ」
446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:47:14.25 ID:d+Pbb+pN0
『生徒会室でそのような不埒なものを持っているとお姉ちゃんが後で楽しむために没収します』
姉「…おや」
役員A&B「!!」
姉「先客がいたか。しかし、生徒会室で漫画を読むのはいただけないな」
役員A&B「す、すみません!失礼します!!」
姉「あ、君たち!…行ってしまった…置いていった漫画は預かっておくか」
姉「…少女漫画か。最近の少女漫画はけしからんと聞く。ふひ、見てみるか」
姉「タイトルは…ストパニ!…」
姉「…」
姉「…ほう」
姉「妹!地球温暖化について話をしようではないか!!」
妹「はい?」
447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:58:54.90 ID:d+Pbb+pN0
『元ネタ知らない人多すぎて俺涙目』
妹「…姉さん、掃除機をかけるのでコタツから出てください」
姉「やだ!」
妹「もう、わがまま言わないでください」
姉「コタツと私は一心同体なんだ!」
妹「じゃあどうすればいいんですか」
姉「君と一心同体になりたい」
妹「掃除機と一心同体になってください」 ゴォー!!
姉「あばばば!…な、何をするんだ!掃除機とキスしちゃっただろう!!」
妹「退く気になりましたか?」
姉「君とキスしたい」
妹「はい、たっぷりして差し上げます」 カチリ
姉「おい!今強にしたろ!?やめろ、それは痛い!やめてください!あっー!!」
455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:15:53.30 ID:gWR+UYWK0
『ハハッデイリー』
姉「1000かよ…」
妹「どうしたんですか、姉さん」
姉「いや、何でもない」
妹「これからお夕飯の買い物に行くのですが、お夕飯は何がいいですか?」
姉「すき焼き!」
妹「必ずそう言いますね…」
姉「大好き!」
妹「すき焼き以外でお願いします」
姉「野菜炒め以外!」
妹「野菜もちゃんと食べないとだめですよ?」
姉「草なんか食ってられるか!」
妹「今夜は野菜炒めにします」
姉「やめて!」
456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:24:40.96 ID:gWR+UYWK0
姉「くそ!妹の奴いつの間にか買い物に行ってしまったぞ…このままでは野菜炒めになってしまう!」
姉「どうする…どうすればいいんだ…」
姉「そうだ!荷物持ちを手伝って機嫌を治してもらおう!!」
姉「そうと決まれば早速追わなくては!……これは先日妹が買ってきた新しい靴」
姉「…くんくん、何度か履いたみたいだな」
姉「…ぺろぺろ…うむ」
姉「…ぺろぺろぺろ」
妹「ただい…」
姉「ぺろぺろぺろぺろ」
妹「姉さん、ただいま」
姉「おかえり」
457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:33:49.99 ID:gWR+UYWK0
『たまにやりたくなるよ』
女「…」
姉「…」
妹「もぐもぐ」
女「よし!」
姉「なかなかやるな!次は私か…」
妹「ジェンガなんて懐かしい物、何処で見つけてきたんですか?」
姉「近所の駄菓子屋でな……うむ!」
女「まだだ!まだいける…」
妹「随分真剣ですね」
女「勝者には妹のパンツがな…与えられるんだ…」
姉「最近買ったあれだ!」
妹「ああ、あれはまだ穿いてないですね」
458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:36:45.15 ID:gWR+UYWK0
女「な!」
姉「に!」
妹「もぐもぐ」
女「おい!話が違うじゃねーか!!」
姉「なんで買ったらすぐ穿かないんだ!!」
妹「そう言われましても」
女「騙したな!」
姉「だ、騙されるほうが悪いんだ!」
女「てめー!ならこいつで叩きのめしてやる!!」
姉「臨むところだ!!」
姉&女「デュエル!!」
妹「あ、このミカンすごく甘い…」
460 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:44:46.21 ID:gWR+UYWK0
『雪と台風はテンションマキシマムになります』
姉「…今日は一段と寒いな」
妹「そうですね」
姉「雪降りそう!」
妹「ご近所迷惑だから窓開けて叫ぶのはやめてください!それとこのくらいじゃ降りませんよ」
姉「むぅ」
妹「姉さん、スキーとか好きでしたっけ?」
姉「…それ面白いと思ってるの?」
妹「駄洒落じゃないです!真面目に聞いてるんです!!」
姉「それほど好きでもないな」
妹「じゃあどうして雪雪言ってるんですか」
姉「雪降るとテンションあがるだろう!?」
462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:54:36.84 ID:gWR+UYWK0
妹「そうでしょうか…」
姉「あがるんだよ!ちょー興奮する!!」
妹「興奮はどうかと思います」
姉「全裸で雪の上にダイビング!きゃーちめたい!風邪引いちゃう妹全裸で暖めて!」
妹「…」
姉「すまん、取り乱した」
妹「いえ」
姉「まぁとにかくだ、私は雪が好きなんだ」
妹「イチゴシロップかけて食べちゃうくらい好きですものね」
姉「おしっこを…かけて…だと…?」
妹「かける、しか合ってません」
姉「さぁ!」
妹「今!?」
463 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 01:06:32.29 ID:gWR+UYWK0
『変態だー』
姉「…」
女「…」
役員A「ねぇねぇ、あそこの席にいるの会長じゃない?」
役員B「ほんとだ。偶然だね、会長もここのあんみつ食べにきたのかな?」
役員A「それよりあの一緒に座ってる人!誰かな」
役員B「すごい美形…それにかっこいいね…」
役員A「おっぱいも大きいよね」
役員B「つ、付き合ってるのかな」
役員A「まっさかー!そんなわけないよ!!」
役員B「だよね…」
役員A「それより何話してるんだろう」
役員B「けっこう離れてるし、ここからじゃ聞き取れないよ」
役員A「あー!気になるー!!」
466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 01:12:16.67 ID:gWR+UYWK0
女友1「あ、あそこにいるの」
女友2「私のマイダーリン」
女友1「つ、付き合ってるの!?」
女友2「冗談だよ」
女友1「そ、そっか…」
女友2「ま、あそこでご一緒している令嬢は分かりませんが」
女友1「肌白くて黒髪がつやつやですごい美人な人だね!……負けた」
女友2「そうだね、女も好きな人がいるっていってたけど、あの人っぽいな」
女友1「…女ちゃん」
女友2「泣くな泣くな、今日は私が奢ってあげるから」
女友1「泣いてないもん!」
女友2「はいはい、もう一品何か頼もう」
468 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 01:16:38.37 ID:gWR+UYWK0
姉「ここの甘味処のあんみつがな、今おいしいと評判なんだ」
女「姉さんでもこんな所来るんだな」
姉「まぁ付き合いでな」
女「甘い物は正直苦手だけど、あんみつだけは別だぜ!」
姉「ああ、私もあんみつは大好きなんだ」
女「気が合うな姉さん」
姉「ふふ、そうだな」
女「…」
姉「本題に入ろう」
女「…ああ」
469 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 01:20:44.08 ID:gWR+UYWK0
姉「…」 スッ
女「…これは」
姉「妹が使った箸(未洗浄)」
女「素晴らしい」
姉「そちらの番だ」
女「…」 スッ
姉「ストロー…」
女「妹が使ったストロー(未洗浄、歯型付き)」
姉「ふふ」
女「はは」
姉&女「はーはっはっはっはっ!」
503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 20:58:07.30 ID:97TOpNpU0
『仲良しです』
妹「もぐもぐ」
妹友「やっほー、ご飯一緒に食べようよー」
妹「いいですよ」
妹友「いやー、最近妹ちゃん冷たいからさ、僕フラれちゃったのかと思ったよー」
妹「そ、そんなことないですよ。妹友1ちゃんは大切なお友達です」
妹友「え、僕お友達止まりなの?」
妹「何か不満があるのですか?」
妹友「結婚して甘々な新婚生活を送ろうよ!」
妹「送りません」
妹友2「…じー」
妹友1「姑の視線を感じるよ!?」
妹「あ、妹友2ちゃん。一緒にお昼食べませんか?」
妹友2「…(コクン)」
505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:04:47.27 ID:97TOpNpU0
妹友1「わ、またピーマン入ってるよぉ…入れないでって言ってるのに…」
妹「好き嫌いしてたら大きくなれませんよ」
妹友1「ふーんだ!僕くらい小柄な子だってちゃんと需要あるんだから!!」
妹友2「?」
妹「…」
妹友1「あ!妹友2ちゃんの卵焼きおいしそー!いただきっ!!」 ひょいぱく
妹友2「!!」
妹「もう、勝手に食べちゃだめです」
妹友2「…(メソメソ)」
妹友1「ご、ごめん!あんまりにもおいしそうだったからさ!えっと、これって妹友2ちゃんが作ったの?
妹友2「…(コクン)」
妹友1「いやー!すっごいおいしかったなー!きっといいお嫁さんになれるよー!!」
妹友2「…(チラッ)」
妹「?」
妹友2「…(カアァ)」
506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:09:50.69 ID:97TOpNpU0
妹「ほら、妹友2ちゃんも怒ってますよ」
妹友1「新婚生活想像して照れてるんじゃないかなぁ…」
妹友2「…!(ポカポカ)」
妹友1「痛いよ!ご、ごめんってば!!」
妹「ふふ、2人はとても仲良しですね」
…ヴヴヴヴヴ
妹「…携帯が」
妹「はい、もしもし」
姉『今朝聞き忘れたんだが、今日のパンツ何いろ…』 ブツン
妹「…」
妹友1「あれ?もういいの?」
妹「間違い電話でした。さ、早く食べちゃいましょう」
妹友2「…(ニコニコ)」
507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:14:10.72 ID:97TOpNpU0
『そうだ、エロいことしよう』
妹「今読書中なので待ってください」
姉「分かった!」
妹「…」 ぺらり
姉「…」
妹「…あの、下着姿で寒くないですか?」
姉「寒い!」
妹「正座する必要はあるのですか?」
姉「マナーです!」
妹「…床暖房のおかげである程度は温かいでしょうが、風邪を引いてしまいますよ」
姉「じゃあするのするのー!エロいことするのー!」
妹「そんな格好で駄々をこねないでください」
姉「ぶー」
妹「まったくもう…」
508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:19:19.65 ID:97TOpNpU0
姉「べたー」
妹「…」 ぺらり
姉「のぉー…」
妹「…」
姉「あー…」
妹「大の字に寝そべって何してるんですか…」
姉「こうしてると大分あったかいー」
妹「お腹冷えちゃいます」
姉「うーん…あ!こうして仰向けになればおっぱいが温められるぞ!」
妹「そうですね」
姉「熱膨張の理論でな、バイーンボイーンになっちゃうな…私天才か!?」
妹「…」 ぺらり
姉「ふふ!待っていろ!新生お姉ちゃんが産声を上げる瞬間をなっ!!」
妹「…(犯人誰だろ)」
511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:22:06.50 ID:97TOpNpU0
姉「…」
妹「…」
姉「…」
妹「…」 ぺらり
姉「チーン!」
妹「電子レンジですか」
姉「どうだ!幾分かは膨らんだんじゃないか!?」
妹「前にも増してぺったんこな気がします」
姉「そういうことは本当でもいっちゃいけないんだぞ!泣くぞ!?」
妹「す、すみません」
姉「…」
妹「あの、姉さん…?」
姉「…ちゅーして」
妹「…ちゅーですか」
姉「ちゅー!」
513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:29:54.13 ID:97TOpNpU0
妹「姉さんの身体、とても冷たい」
姉「ずっと下着姿だったしな、この時期はさすがにつらいものがあるぞ!」
妹「私のせいですか…それより、離してくれませんか?」
姉「やだやだ!ちゅーするんだ!しなきゃ許してやらない!!」
妹「もう、しょうがないですね…」
姉「わーい♪」
妹「だからといって調子にのっちゃ…!」
姉「ちゅ…ん…ちゅぷ…」
妹「!!」
姉「ちゅ……ふぅ…」
妹「……」
姉「カルピスの味がしたね」
妹「…舌を入れるなんて…聞いてません…」
姉「言ってなかったっけ?」
妹「…」
515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:38:56.82 ID:97TOpNpU0
姉「…物足りない?」
妹「…姉さん」
姉「なぁに?」
妹「…あの…その…」
姉「んー?もっと舌を食べて欲しいのかな?」
妹「ちが…ん!」
姉「ちゅ…じゅぶ…じゅぶ…」
妹「ん!んー!!」
姉「ぷぁ…もうカルピスの味しなくなっちゃった」
妹「…あ…はぁ…はぁ…」
姉「ふふ、涎垂れてるよ」 ぺろっ
妹「…ん」
516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 21:49:49.39 ID:97TOpNpU0
妹「…これ以上は」
姉「我慢できなくなっちゃうね」
妹「こ、今夜はすき焼きなんです!準備しなくちゃ!」
姉「!」 ピクッ!
妹「あと一押し…?」
姉「そ、そんなことはない!私は妹のほうが食べたい…」 ぺろ
妹「あぅ!」
姉「かわいい…」
妹「あ!雪降ってます!!」
姉「ひゃっほう!祭じゃ祭じゃ!!」 バタバタ!
妹「下着姿で出て行った…」
「あら、姉ちゃ…ど、どうしたの?!その格好!!何かあったの!!?」
妹「もう頑張らなくていいよね」
519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:00:45.50 ID:97TOpNpU0
『冬はすぐ風邪引くので好きじゃないです』
姉「…ゴホゴホ」
妹「自業自得です」
姉「雪降ってなかった…」
妹「まだ降りませんよ。北海道では初雪を記録したそうですが」
姉「騙した」
妹「エッチなことする姉さんがいけないと思います」
姉「…馬鹿」
妹「寝ないと風邪もよくなりませんよ?」
姉「もう知らない!」
妹「…もう」 ごそごそ
姉「妹?」
520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:03:39.77 ID:97TOpNpU0
妹「姉さんが寝付くまで一緒に寝てあげます」
姉「…風邪うつっちゃうよ?」
妹「ま、まぁ私にもほんのちょっぴり責任があるので…」
姉「…」
妹「な、何ですか!ニヤニヤして」
姉「えへへ」
妹「ちょっと!抱きつかないでくださいよ!!」
姉「一緒に寝るんだろう?こうすると、寝つきがいいんだ!」
妹「…嘘ばっかり」
姉「嘘じゃないもん!ほんとだもーん!!」
妹「あ、熱い!熱いですって!!」
姉「これが世に言う妹摩擦である」
妹「そんなものありません!」
525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:50:50.88 ID:97TOpNpU0
『ちょっと車輪買ってくる』
女「おいすーお見舞いに来たぞ」
妹「いらっしゃい、どうぞ上がってください」
女「姉さんどうだ?」
妹「熱も下がって、だいぶ良くなりました」
女「そっか、良かった」
妹「それで実は今からお夕飯の買い物に行こうかと思いまして…」
女「おお!いいぜ、姉さんはオレが見てるから行ってこいよ」
妹「ありがとうございます!すぐに戻ってきますね!!」
女「ああ、ゆっくりでいいからな!転んで怪我すんなよ!」
妹「ふふ、平気ですよ!行って来ます」
女「行ってらっしゃい」
女「…さて」
526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:56:34.63 ID:97TOpNpU0
女「姉さん、具合はどうだ?」
姉「おお、女君か。今はだいぶ楽になったんだ」
女「そりゃ良かったな」
姉「…それはお見舞いの品かな?」
女「目ざといな。それとも香りで分かるのか?」
姉「さて、どうだかな」
女「…妹のリコーダーです」
姉「興味深い」
女「とりあえずぺろぺろするか」
姉「ふむ…」
女「ま、最初は姉さんに譲ってやるよ」
姉「待て!私にいい考えがある…」
女「…ほう」
姉「これを熱湯でぐつぐつ煮て出汁を…」
女「面白い」
527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:00:57.43 ID:97TOpNpU0
妹「ただいまかえりました」
姉「…」
女「…」
妹「あら、2人して何を飲んでいるのですか?」
姉「ホット桃天」
女「ほのかな甘さがたまりません」
妹「わ、私にもください!」
女「ほれ」
妹「ごくごく…」
女「…」
妹「…ただのお湯じゃないですか?甘くもないですし」
姉「この味が分からんとは!」
女「子供よのぉ!」
姉&女「わははは!」
529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:25:14.65 ID:97TOpNpU0
妹「せっかくみんな食べようとアイス買ってきたのに…そんなこと言う人にはあげません」
姉「寒い日におこたで食べるアイス」
女「いいね!」
姉&女「妹さまー!アイスを恵んでくだせぇ!」
妹「は、離してください!あげますから!あげますからー!!」
女「ありがたき幸せ」
姉「練乳生絞り」
妹「姉さんにはあげません」
姉「なんで!?」
妹「女ちゃん、向こうで一緒に食べましょう」
女「わーい!」
姉「…なんで」
530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:32:21.55 ID:97TOpNpU0
『東京は12月並の気温だそうです』
姉「寒い、寒すぎる…」
妹「たしかに今日は一段と寒いですね。最高気温も9℃しかないそうです」
姉「エッチなことしてあったまろ?」
妹「かわいくいってもダメです」
姉「エッチなことしようじゃなイカ!」
妹「…」
姉「エッチなことしたいでゴワス」
妹「それは…」
姉「強気に言ってみたんだが、だめか?」
妹「…色々間違ってます」
姉「間違ってるのはこの気温の低さだ!」
妹「そうですね…ずずず…」
姉「な!何飲んでやるの!?」
妹「ココアです。とてもおいしいです」
532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:36:56.35 ID:97TOpNpU0
妹「ずずず…」
姉「ひ、一口…」
妹「…もう全部飲んじゃいました」
姉「このやろー!」
妹「きゃっ!…!!」
姉「ちゅぅ…ちゅぅ…」
妹「んー!」
姉「ぷはぁ!…ココア甘々でおいしい」
妹「え、エッチなことはだめです!!」
姉「ちょっとちゅーしただけじゃん!」
妹「ちゅうちゅうしたでしょーが!」
姉「だってココアがー」
妹「まだあるんだから作ればいいんです!!」
533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:40:15.74 ID:97TOpNpU0
妹「ほら、口の周りにココアついてますよ」
姉「んー」
妹「何ですか…」
姉「ぺろって拭き取ってくれるんだろう?」
妹「し、しません…」 ふきふき
姉「ん…ティッシュじゃなくて妹の舌が良かったな」
妹「誰がそんなこと…」
姉「想像して照れてる?」
妹「!」
姉「ふふ…、さてと!ココア作ってくるかな」
妹「もう…」
573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:41:06.45 ID:c+SvgvCm0
『おっぱいおっぱい!』
妹「肉まんが蒸しあがりましたよー」
女「待ってました!」
姉「早速頂こうじゃないか!」
妹「1人一個ですからね、女ちゃn」
女「わ、分かってるぜ!そんなにオレはがめつくないぜ!」
姉「…じー」
妹「肉まんでエッチなネタに走るのは禁止ですからね、姉さん」
姉「なぜ分かった!」
妹「姉さんの考えそうなことくらい、分かります」
姉「これはやれなければいけないことなんだ!!肉まん二つ持って、おっぱいおっぱいは王道だからー!!」
575 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:46:13.83 ID:c+SvgvCm0
妹「ま、またくだらないことを…」
女「ほんとだぜー」
姉「な、何おう!?」
女「まぁ、でかいオレには関係ねーことだな!はは!…あっち!熱くてまだ食べられないな」
姉「…」
妹「…」
姉「妹、押さえて」
妹「はい」
女「お?お!?何にすんだよ!!離せ!!」
姉「でかい乳しやがって…でかい乳しやがって…」
妹「女ちゃんにはお灸を据えなければなりません…」
女「や、やめろ!!何する気だよ!!おいってば!!」
姉&妹「ゴゴゴゴゴ…」
女「……あ」
577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:01:41.83 ID:c+SvgvCm0
『濡れるっ!』
妹「すみません、助かりました」
女「いいさ、帰り道一緒だしな」
妹「雨が降るのは知っていたのですが、朝方姉さんとどたばたしていたもので…」
女「それで傘忘れちゃったのか?妹らしいな」
妹「お恥ずかしいです」
女「はは」
妹「…女ちゃん」
女「んー?」
妹「肩、濡れてます…」
女「ああ…オレはほら…でかいからな!」
妹「そんなことありません!女ちゃんはスタイルもいいし…それにかっこいいです!」
女「そっか」
妹「はい!」
女「…」
578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:09:07.10 ID:c+SvgvCm0
妹「えーと、つまりですね、私が言いたかったことは…」
女「言いたかったことは?」
妹「もっとくっ付いて歩きましょうってことで…」
女「恋人みたいに?」
妹「…こ、恋人みたいに」
女「りょーかい」
妹「…(///」
女「…あーあ!ちょっとかっこつけたかったんだけど、変に気を遣わせちまったみたいだな」
妹「?」
女「はは、気にするな!こっちのことだ」 なでなで
妹「ちょっと!な、何するんですかー」
女「いい子いい子」 なでなで
妹「もう!」
580 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:17:03.56 ID:c+SvgvCm0
『?』
妹「ただいま帰りましたー」
姉「おかえり」
妹「今日のお夕飯は姉さんの好きな炊き込みご飯ですよ!期待しててくださいね」
姉「悪いんだが、今日は外で食べてくるんだ」
妹「そうなんですか…」
姉「ああ、すまんな」
妹「分かりました。最近はめっきり寒くなりましたから、温かい格好で出掛けないとだめですよ?」
姉「気をつけるよ。じゃあもう行くな」
妹「はい、いってらっしゃい…」
妹「…今日は1人でご飯かぁ」
妹「そ、そうだ!女ちゃんを誘って、私も外で食べよう!!」
妹「…」 プルルル
女「…もしもし?」
581 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:22:19.74 ID:c+SvgvCm0
妹「女ちゃん?急にごめんなさい。今日よかったら一緒にご飯食べに行きませんか?」
女「妹か!…あーと、わりぃ!今日は予定があってさ、無理なんだ」
妹「…そう…ですか…」
女「すまんな!お、友達が来たみたいだ。んじゃな!!」
妹「おんなちゃ…」
妹「…」
妹「ご飯炊くのも勿体無いし、カップラーメンでも食べようかな」
妹「…」
妹「最近のカップラーメンはおいしいですからね、馬鹿にできません!」
妹「…」
妹「…はぁ」
582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:30:25.39 ID:c+SvgvCm0
妹「もぐもぐ」
妹「…そういえば最近姉さん外食多いな」
妹「ちゅるちゅる」
妹「私の料理…飽きちゃったのかな…」
妹「…」
妹「女ちゃんも最近は冷たい気がするし…」
妹「たまたま、だよね…」
妹「……」
妹「…こんなんじゃダメだな」
妹「うじうじしてる暇があったら何かしないと…」
妹「私にできることを…できることをしよう!!」
584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:35:29.57 ID:c+SvgvCm0
妹「…」
女「よ!どうした、元気ねーな?」
妹「女ちゃん、実はね…」
女「ふーん、姉さんが最近冷たい気がすると」
妹「いつもとは違う料理にチャレンジしてみたり、姉さんを遊びに誘ってみたりしたんだけど…」
女「いまひとつなのか」
妹「…はい」
女「…」
妹「女ちゃんは、何か知りませんか?姉さん、最近外出も多くて」
女「それは…」
妹「…」
女「すまん、分からないな。あっ、そうだ!私に先生に用事頼まれてたんだ!じゃあ!!」
妹「あ…」
589 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:14:58.10 ID:c+SvgvCm0
『Dear my sister』
妹「ただいま」
妹「…」
妹「…姉さんはまだ帰ってきてないのかな」
妹「今日も1人でご飯かもしれませんね」
妹「…はぁ」
妹「…」
妹「あら、リビングから明かりが…姉さん…?」
妹「!」
590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:22:18.16 ID:c+SvgvCm0
役員A&B「お誕生日おめでとうございます!」
女友1&2「おめでとー!」
妹友1&2「妹ちゃん、お誕生日おめでとう!」
女「めでてーな!!」
姉「誕生日おめでとう、妹」
妹「…これは」
女「最近姉さんが冷たかったって言ってたろ?まぁ、この準備でな」
姉「驚かせたかったんが、寂しい思いをさせてしまったみたいだな。すまなかった」
妹「…」 ぎゅっ
姉「おっと!……悪かったな、妹」
妹「お姉ちゃん…」 ぎゅー
女「くく!見せ付けてくれるなぁ」
妹「あ…(///」
592 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:28:00.59 ID:c+SvgvCm0
役員A「か、会長と妹さんってひょっとしてひょっとするのかな!?」
役員B「…これはこれで」
役員A「え!?」
女友1「女ちゃんが…私の女ちゃんが…」
女友2「まぁなんだ…うん…な?」
女友1「元気付けてよ!」
女友2「それだけ元気があれば大丈夫だろう」
女友1「うえーん」
妹友1「まさか妹がシスコンだったとは、僕も思わなかったよー」
妹友2「…」
妹友1「泣かない泣かない!ケーキでも食べようじゃないか!」
妹友2「…!(ポカポカ)」
妹友1「わ!泣いてない、泣いてないね!いたっ!!」
593 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:33:37.69 ID:c+SvgvCm0
妹「…賑やかですね」
女「どうせならぱーっとやろうと思ってな、姉さんと色々企画してたんだ」
妹「そうだったんですか」
女「何しろ好きな人の誕生日パーティだからな!」
妹「…」 ぎゅ
女「!」
妹「…」
女「はは、勘違いしちまうぞ?」
妹「…」
女「なんてな!!」
妹「…女ちゃん?」
女「さてと、友達に呼ばれてるんだった。じゃあ、よろしくやれよ!」
妹「…あ」
妹「…」
姉「…いい友達をもったな」
594 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:38:48.66 ID:c+SvgvCm0
妹「姉さん」
姉「改めて、誕生日おめでとう」
妹「…」 ぎゅ
姉「ふふ、今日はやけに甘えん坊さんじゃないか」
妹「い、今まで補給できなかったお姉ちゃん分を補給しないといけませんから…」
姉「…そうだな」 ぎゅう
妹「…ん」
姉「…」
妹「…」
姉「そろそろみんなのところに戻ろう」
妹「はい」
姉「大事な発表もあるしな」
妹「?」
595 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:45:34.63 ID:c+SvgvCm0
姉「みんな!今日は私の妹のために集まってくれてありがとう」
妹「…ぺこり」
姉「私が言うのもなんだか、今までで最高の誕生日パーティーだ!」
一同「パチパチパチ!」
姉「これもみんなのお陰だと思う!本当にありがとう!!」
一同「…」
姉「私の拙い語彙で伝えきれないことがもどかしいぐらい感謝しているんだ」
妹「…姉さん」
姉「だからどうだろう、ここでひとつ提案がある」
妹「…」
一同「…」
596 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:50:44.69 ID:c+SvgvCm0
姉「妹と近々結婚するわけだが、その初夜の撮影クルーとして参加させてあげようじゃないか!」
一同「!!!」
妹「な!」
姉「君たち!レフ版頼む!」
役員A&B「お、お任せを!!」
姉「君たちはカメラを!」
女友1&2「ええっ!?」
姉「君たちには妹のメイクを頼もう!」
妹友1&2「!?」
姉「女君は…はっ」
女「今鼻で笑ったろ!?ふっざけんな!オレが許すか!てか参加します!!」
姉「妹!!」
妹「は、はひ!?」
姉「…ブルーレイで残そうな(画質的な意味で)」
妹「姉さん!!!!!」
597 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 17:53:26.55 ID:c+SvgvCm0
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|: 「 〈 r-'::r─'`L`∠___ノ◎ソ
/:_:フ 'ー'ー` /◎_◎_◎/
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し′ 'ー'
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