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波平「マ,マスオくん…!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 05:46:09.88 ID:Dvm2AlnLO [1/28]
ガタンーゴトン
-電車内-

マスオ「(今日の電車は人が多いなぁ)
   お義父さん、大丈夫ですか?」

波平「ああ,もっと早くでればよかったな。明日からは早めに家を出るとしよう」

マスオ「それがいいですね、サザエたちに早く起こしても…」

女「キャアッ!この人痴漢です!」

マスオ「えっ!?」女はマスオの腕を掴んでいた

マスオ「ええっ!ぼ,ぼくは何もしてないですよ!」

女「いいえ、あなたはずっと私のお尻を触ってました!みなさ~ん,この人痴漢で~す」

ザワザワ

波平「マ,マスオくん…!」


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 05:48:51.96 ID:Dvm2AlnLO
マスオ「お義父さん,信じて下さい!ぼくは本当に…」

駅員「どうかしましたか?」

女「この人,痴漢なんです!」

マスオ「違う!ぼくは何もしてないです!」

駅員「まぁ,お話は後で聞くので次の駅で降りていただけますか?」

波平「彼は痴漢などやるような人じゃない」

駅員「あなたは?」

波平「ワシは彼の親だ」

乗客1「うわぁ,親子だってよ…」ザワザワ

乗客2「共謀してたんじゃねぇか?」ザワザワ

乗客3「気持ちわるぃ~」ザワザワ



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 05:52:15.88 ID:Dvm2AlnLO
駅員「ご家族の方でしたら,後ほど警察の方からご連絡があると思いますので…」

波平「警察って!犯人だと決まったわけじゃ…」

プシュー
アナウンス「○○駅~○○駅~」

駅員「さぁ,降りてもらえますか」

波平「マ,マスオくん…」

マスオ「お義父さん…」」

乗客4「車両変えましょうよ」ザワザワ

乗客5「痴漢っているもんだな。これってニュースになるのかな?」ザワザワ

波平「…満員電車だったのに…座れるようになったな…」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 05:54:33.85 ID:Dvm2AlnLO
-駅員室-

マスオ「ぼくはやってないんです!」

駅員「まぁまぁ,もう少しで警察の人くるから」

警官「どうされました?」

駅員「こちらの女性の方が痴漢の被害に合われたとのことで」

マスオ「だから,やってないと何度言えば!」

警官「では,事情聴取のため署まで来ていただけますか?」

マスオ「やってもないのに警察署に行くんですか?」

警官「お話は署の方で聞きますんで」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 06:01:55.87 ID:Dvm2AlnLO
-取調室-

刑事1「ん~なるほど,あなたには身に覚えがないと言うことですか」

マスオ「本当にやってないんです」

刑事2「あのなぁ,『やってないです』で『はい,そうですか』なんて言うと思ってんのか!?ナメてんじゃねぇぞ!」

マスオ「ぼくは本当に…」

刑事1「でも,このまま帰すわけにはいかないんだよ。君もわかるだろう?」

刑事2「相手の女性も示談金で話をつけてやるって言ってんだよ。
  告訴しねぇって言ってんだから,ありがたく思ってだな…」

マスオ「やってないです!ぼくがやったって証拠はあるんですか」

刑事2「じゃあ,テメェがやってねぇって証拠はあんのか!みんなが見てんだよ!車内にいた全員が証人だ」

マスオ「そんな…」

刑事1「まぁ初犯ってことですし,被害者の方も許してあげると言ってますから。一筆書いていただくだけで今日は帰れますよ」

マスオ「やってもない事を認めろというんですか」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 06:06:42.20 ID:Dvm2AlnLO
刑事1「んー」

刑事2「お前自分の立場分かってるのか?
   お前みたいな奴がいるせいで被害者が減らねぇんだよ!
   やってないですって言ってりゃ大丈夫なんて甘いこと考えてんじゃねぇだろうな!?」ガタン

刑事1「あなた家族いるんでしょう?お仕事もあるでしょうし。素直に認めれば帰れるんですよ?」

マスオ「でも…」

刑事1「あくまで否認なさるわけですか…んー」

刑事2「もう分かったよ。一日ムショに入ってよぉ~く反省するんだな!おーい連れてけ!」
  「安心しな。家族にはちゃんと説明しといてやるからよ」

マスオ「…」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 06:13:34.85 ID:Dvm2AlnLO
-磯野家-

ジリリリリリン
ガチャ
サザエ「はい,磯野でございます」

警察官「こちら○○署の者ですが,フグ田マスオさんのお宅でしょうか?」

サザエ「はいマスオは夫ですけど何か…?」

警察官「今朝の電車内で痴漢がありましてその容疑が旦那さんにかかっておりまして」

サザエ「ええっ!そ,それで夫はいま…」

警察官「旦那さんは今日はご帰宅することが出来ませんがあくまで取り調べという形なので,ご安心下さい」

サザエ「えっ,そんな…」

警察官「また詳しいことは後日に……………」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 06:16:07.94 ID:Dvm2AlnLO
フネ「どうしたんだい?サザエ。何かあったのかい?」

サザエ「マスオさんが…マスオさんがぁ~!」ウワァーン

フネ「いったい何があったんだい?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

フネ「それは本当なのかい?」

サザエ「わたしどうしたら…」

フネ「マスオさんはそんな事する人じゃないよ。何かの間違いだよ。おまえが信じないでどうすんだい」

サザエ「うん…」グスン

フネ「子どもたちには黙っておきましょう。余計な心配をかけるべきじゃないからね」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 06:24:51.14 ID:Dvm2AlnLO
ガラガラガラ

子ども「お帰りなさぁい」

波平「ああ,ただいま…」

ワカメ「お父さん,どうしたの元気ないわよ?」

波平「大丈夫だよ。父さんは元気だよ」

サザエ「父さん,ちょっと話が…」

ー部屋-

サザエ「父さん,実はマスオさんの事で…」

波平「ああ知ってるよ…今日は朝の電車一緒だったからな…」

サザエ「マスオさんは無実なんでしょ!?ねえ!?」

波平「…ああ,マスオくんはそんな事するやつじゃない。誤解だよ。きっと疑いは晴れる」

サザエ「父さんが証人になってあげてよ!マスオさんは今日帰ってこれないのよ!」

波平「マスオくん…帰って来れないのか…」

サザエ「何でこんな事に…」グスン

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 06:32:27.07 ID:Dvm2AlnLO
-食事中-

タラヲ「パパはまだ帰らないですか?」

サザエ「…今日は…仕事で会社に泊まることになってね」

カツオ「今までそんなことなかったのに?」

フネ「マスオさんも仕事が忙しいんだよ」

タラヲ「さみしいです」

カツオ「なんか怪しいなぁ~」

波平「コラ!カツオ!」

カツオ「だって姉さんは不安じゃないの?」

サザエ「不安って何がよ…

カツオ「だって今まで泊まりで仕事なんてなかったんだよ?事前に言ってなかったし。何かあったとか思わないの?」

サザエ「わたしは…マスオさんを信じてるもの」
波平「(サザエ…)」



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 06:37:08.00 ID:Dvm2AlnLO
-カツオ,ワカメの部屋-

カツオ「なぁワカメ,おかしいと思わないか?」

ワカメ「何が?」

カツオ「マスオさんだよ。大人たちの態度も何かおかしいんだよな」

ワカメ「そう?考えすぎじゃない」

カツオ「いや,何か隠してるよ。これは調査する必要があるなぁ」

ワカメ「またお兄ちゃん,何かしようとしてるんでしょ。」

カツオ「ボクはただ真実が知りたいだけさ」

42 名前:1[] 投稿日:2010/10/24(日) 06:40:09.87 ID:Dvm2AlnLO
とりあえず,一部完です

昼くらいまで残ってたら続き書く


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 09:42:11.87 ID:Dvm2AlnLO
-取調室-1日目

刑事2「どうだ?一日たって頭冷えたか?」

マスオ「やってないです…」

刑事2「クク,ま~だ言ってんのか?いいかげんにしろよ!?こっちも暇じゃねぇんだよ!」

マスオ「…帰して下さい…家には息子もいるんです…」

刑事2「ハァ,お前なぁ…痴漢やっておいて『帰りたいから帰ります』だと?
   まだ立場分かってねぇようだな。お前は犯罪者なんだよ!人として恥ずかし~い,情けな~い事やったんだよ。犯罪者が『帰りたい』とかいっちょ前に意見言ってんじゃねぇぞ!」

マスオ「…どうして…信じてくれないんですか…」

刑事2「どうして?お前の何を信じればいいんだよ。逆にどうしてお前がここにいるか分かるか?」

マスオ「………」

刑事2「お前が痴漢をして被害者の女性がお前を犯人だって言ってるからだよ」

マスオ「なんで女性の話は信じて,ぼくの話は信じてくれないんですか!」

刑事2「………」



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 09:44:08.15 ID:Dvm2AlnLO
-磯野家-

フネ「今日もマスオさん帰れないのかい?」

サザエ「ええ……私マスオさんのこと信じていいんだよね…」

フネ「当たり前じゃないか。きっとマスオさんは無実を証明するために戦ってるんだよ。お前が支えて力になってやらずにどうするんだい」
サザエ「タラちゃんには何て…」

フネ「タラちゃんには上手くごまかしましょう。タラちゃんが知る必要はないですよ」



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 09:45:32.02 ID:Dvm2AlnLO
-取調室-3日目

刑事1「どうですか、大分お疲れのようですが…」

マスオ「…誰もぼくの話を信じてくれないんですね…」

刑事1「んー私が言うのも何ですけどね…こういうケースで無罪になったケースはあまりないですよ。」

マスオ「そんな…」

刑事1「痴漢事件の場合はあなた…つまり容疑者側の『やっていない』証拠なんてものは出てこないですしね」

マスオ「…」


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 09:47:38.93 ID:Dvm2AlnLO
-磯野家-

カツオ「今日もマスオ兄さん帰ってこないの?」

フネ「今の時代,仕事が忙しいって事は良いことじゃないかい」

カツオ「本当に仕事なの?」

波平「何を余計な詮索をしとるんだ」

カツオ「だって3日も帰ってきてないよ?連絡もないし,忙しくても1回くらいは帰ってくるでしょ?」

波平「いいから子どもは早く寝なさい!」



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 09:49:30.91 ID:Dvm2AlnLO
カツオ「(何か怪しいなぁ…マスオ兄さんからの電話もないみたいだし…絶対何かある)」

   「…ボソボソボソ…」

カツオ「(んっ?話声が)」

サザエ「明日マスオさんの所へ行こうと思ってるの。着替えとかも必要でしょうし…」

波平「一人で行くのか?」

サザエ「ええ,母さんにはタラちゃんを見ていてもらおうと思ってるから」

波平「そうか…さすがにタラちゃんを連れていくわけにはいかんしな…タラちゃんもマスオくんに会いたいだろうが…」

サザエ「私だって警察署なんて言った事ないもの…タラちゃんは連れていけないわ…」

カツオ「(警察!?マスオ兄さんがいるとこって警察のなの…)」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 09:52:18.83 ID:Dvm2AlnLO
-カツオ・ワカメの部屋-

カツオ「ワカメ…おいワカメったら,起きろよ」

ワカメ「なぁにお兄ちゃん…まだ夜中じゃない」

カツオ「マスオ兄さんの居場所が分かったんだよ」

ワカメ「えっ?会社じゃなかったの?」

カツオ「うん,さっき姉さんたちの話を聞いたんだけど,実は…警察のとこにいるみたいなんだ…」

ワカメ「警察ぅー!!なんでそんなとこに!?」
カツオ「声がデカイよ。何でかは分からないけど…事件に巻き込まれた可能性があるかもな」

ワカメ「そんなぁ…マスオ兄さんもう二度と帰ってこないの?」

カツオ「二度とって事はないだろうけど…何でそこにいるかが分からないからなぁ…聞いても教えてくれないだろうし…」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 09:55:09.24 ID:Dvm2AlnLO
-取調室-4日目

刑事2「正直に話する気になったか?」

マスオ「ぼくは始めから正直に言ってます…」

刑事2「お前,小さな子どもと一緒に住んでるんだろ?恥ずかしくないのか?小学生ぐらいの子には影響悪いだろうなぁ」

マスオ「家族は関係ないじゃないですか…」

刑事2「家族も大変だよなぁ。お前みたいなゴミクズのせいで自分の人生まで潰さるかも知れないんだからな。あの町で二度と住めなくなるかもなぁ
   はやく吐いて楽になれよ。お前なんかでも会いたい家族いるんだろ?」

マスオ「…ぼくは……」

コンコン
ガチャ

警官「そろそろ面会の時間です」



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 09:58:35.87 ID:Dvm2AlnLO
-面会室-

ガチャ
マスオ「サザエ…」

サザエ「マスオさん!」

マスオ「ごめんね。君にまで迷惑かけてしまって…タラちゃんは元気かい?」

サザエ「ええ元気よ。それよりあなた…」

マスオ「ぁあ…サザエ,ぼくは無実だ信じてくれ。ここでは誰も信じてくれないけど…」

サザエ「ええ,信じてるわ。マスオさんはそんな事する人じゃないもの」

マスオ「ありがとうサザエ。ぼくは戦うよ,みんなを犯罪者の家族にするわけにはいかない!
   みんなにも…迷惑かける事を謝っておいてくれ…」

サザエ「マスオさん…」

。。。。。。

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 10:01:09.30 ID:Dvm2AlnLO
-磯野家-

波平「サザエどうだったマスオくんの様子は」

サザエ「やつれてたわ…疲れてるみたい。でも私達家族のためにも頑張るって…犯罪者の家族にはさせないって…」

波平「そうか…マスオくん…
   次の休みにワシがマスオくんに会いに行くよ。なんとか力になりたいものだが…」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 11:59:50.01 ID:Dvm2AlnLO
-取調室-5日目

刑事1「少しやつれましたかね?」

マスオ「あんな取調べをずっとやられたら精神的に…あんなの自白の強要じゃないですか…」
刑事1「いえ,あれも立派な取調べの一つなんですよ。それにしてもあなたも粘りますね。早く普通の生活に戻りたいとは思わないのですか?」

マスオ「ぼくは家族と約束しました。犯罪者の家族にしないためにも認めるわけにはいきません。」

刑事1「んー裁判でもするつもりですか?とりあえず取り調べは30日は続けることができます。それから裁判となると…家族は知ってるんですか?仕事はどうするんですか?」

マスオ「……」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 12:00:53.86 ID:Dvm2AlnLO
-面会室-

波平「マスオくん…」

マスオ「お義父さん…」

波平「大丈夫か。随分体調が悪そうだが…」

マスオ「ハハ…最近分からなくなってきて…冤罪を晴らしたいけど,このまま長引くと家族に迷惑をかけることになって…仕事も…
   このまま認めてしまった方が楽なんじゃないかって…」

波平「ワシが証人になって君の無実を…」

マスオ「警察に聞きましたけど,身内の証言ではどうも…」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 13:14:34.99 ID:Dvm2AlnLO
-帰りの電車-

波平「(なんとかしてマスオくんを助けることは出来ればいいが…何もすることができないのか…)」

波平「ハァ…(んっあれは!)」
  
波平「ちょっと君。何をしてる!?」ガシッ

男「えっ…あっ」

波平「今,この女性のお尻を触っていただろう!?」

男「何の事です?私は何も…」

波平「あなたは私と年齢かわらないでしょう,こんな事して恥ずかしくないのか」

男「ちっ違う…え冤罪だ」



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 13:15:39.40 ID:Dvm2AlnLO
波平「冤罪だとぉ…キサマのような奴がいるからマスオくんは」

波平は男の胸ぐらを掴んだ

駅員「どうされました!?」

波平「この男が痴漢をしてたんです!」

男「違う私は痴漢なんて…こ,この人が嘘をついてるんだ」

女性「わ,わたし触られてました!このオヤジに」

男「なっ…」

駅員「次の駅で降りてもらえますか
  あなた方も事情を聞かなければならないので一緒に降りてもらってよろしいですか」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 13:16:48.01 ID:Dvm2AlnLO
プシュー

アナウンス「△△駅~△△駅~」

駅員「さぁ降りて」

男「ちっ!」バン

男は駅員を振り切って逃げだした

駅員「待て」

男「はぁ,はぁ!どけぇ!邪魔だぁ!」

バチーン

男「ぐっ」ドサ

逃げる男に対して鞄でおもいっきり顔面を叩いた人がいた。男はバランスを崩して転げた

駅員「逃げやがって!すぐに警察くるからな
  あなたもありがとうございます」

  「いえ…」

波平「あっあなたは…」



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 13:17:50.12 ID:Dvm2AlnLO
逃げた男に対して鞄を振りかざしたのはマスオに痴漢をされたと言った女だった

警察が来て男の簡単な取り調べが行われたが,持ち物を調べたときに見つかったビデオカメラに決定的な証拠が映っていた

この男は痴漢の常習犯でありその場で現行逮捕された

そのビデオカメラの中に取られていた映像の中にマスオが逮捕されたときの日付で被害に遭った女性とわかる映像が発見され,男が犯人であると十分にわかる証拠が発見された

これでマスオは罪に問われなくて済むだろう

女「すいませんでした!あなたの息子さんに何とお詫びしていいか…」

波平「あなたも被害者じゃないですか。1番悪いのは卑劣な行為をする奴ですよ」



86 名前:1[] 投稿日:2010/10/24(日) 13:24:03.79 ID:Dvm2AlnLO [28/28]
これで終わりです
実際はBadEnd予定で、タラヲが痴漢の意味も知らないのに陰口言われたりワカメやカツオを含めた家族が苦しむ感じになる予定でした

HappyEndを望んでいた人が多かった気がしたので急展開で話を無理矢理いい感じに持っていきました

変な感じになったかも知れないけど最後まで読んでくれた人はありがとう

コメント

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