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一方通行「チッ…三下のガキを孕ンじまった…」
一方「どォしてくれンですかァ?」
上条「」
一方「だから生でやンなつったろォが」
上条「ふ、ふこ」
一方「……チッ。んじゃそンだけ。堕胎費用とかいいかr」
上条「不幸じゃなかった!!」
一方「」
上条「俺、俺働くからな!3人でつつましくも幸せな家庭を築こうな!」
一方「ハァ?テメェ本気で言ってンですかァ!?」
上条「俺達の未来を阻む障害からぶち殺す!……百合子は嫌か?」
一方「なっ!こ、こんな時だけ名前で呼ぶンじゃねェ!!……誰を養うってェ?ンなの気にしないで学校行ってりゃいいンだよ三下ァ」
一方「め、メメメメシぐらいは作って待っててやるからよォ」
イングリッシュ「……」
一方「……」
インストール(気まずいんだよ!?急に一緒に住むには殺伐としすぎなんだよ!?)
一方「あのよォ」
インテリア「なぬ、なにかなっ!?」
一方「あい……三し……チッ。と、とうまはよォ、どんな料理が好きなんだァ?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/20(水) 22:18:30.50 ID:sDkfkji30
あ、ごめん。全面的に任せた期待してるぜ
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 22:53:32.11 ID:sDkfkji30
おイィ?続けないとか俺の怒りが有頂天なンですけどォ?
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 23:00:21.93 ID:sDkfkji30
上条「ただいまー」
インド「おかえりなんだよとーま」
一方「おォ」
打止「おかえりってミサカはミサカは出迎えてみるっ」
電磁「おかえりー」
白黒「もう、遅くありませんこと?」
初春「あ、お邪魔してます」
佐天「おかえりなさーい」
スフィンクス「ニャー」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 23:09:26.42 ID:sDkfkji30
上条「で、だ。」
上条「これは一体どういう状況なんだ?」
禁「それには海よりも深い歴史秘話ヒストリアがあるんだよ」
打止「ご飯はみんなで食べた方が美味しいよってミサカはミサカは団欒を支持してみるっ!」
一方「いいじゃねェか、どうせ俺が食材買ってンだからよォ」
御坂「そうよ、細かい事気にしてんじゃないわよ?」
上条「細か……い?」
上条「お前らが仲良くしてんのはそれはいい」
上条「問題は全員でスルーしてるこの惨状ですよ!何?なんで上条さんちがこんなボロボロになってんですか!?」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 23:17:02.17 ID:sDkfkji30
禁「だから歴史秘話」
上条「それ言いたいだけだろ」
一方「いや超電磁砲がよォ」
御坂「だ、だって一方通行とアンタが、ど、どどどどど同棲してるとかバカな事言うから!」
一方「ンだァ?」
御坂「何よやる気?」
白黒「おねえざばお止めになって!」
初春「あのですね、私たち学校帰りに喫茶店に寄ったんですけど」
上条「ホント良かったよ、君達がまともで……」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 23:27:14.97 ID:sDkfkji30
-回想-
御坂「あれ、あそこ歩いてるのインデックスじゃな……一方通行!?」
御坂「なんであの2人が一緒にいるのよ!まさかまた厄介事じゃないでしょうね……!」
カランカラン
白黒「お姉さま!またトラブルに……んもう!」
佐天「初春、支払いお願いね!」
初春「えっ、なっ」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 23:37:09.58 ID:sDkfkji30
御坂「ちょっと待ちなさい!」
一方「あァ?……なンだ超電磁砲じゃねェか」
禁「短髪じゃなイカ、久しぶりなんだよ」
御坂(……あれ?)「な、なんでアンタ達が2人で歩いてんのよ!」
一方「面倒くせェ。俺は人と歩くのに許可取らねェといけないんですかァ?」
禁「晩ご飯の買い出しなんだよ。今日から白髪がご飯を作ってくれるんだよ!」
御坂「今日……から?ちょっと待って全く訳わかんないわ」
「お゙ね゙え゙ざま゙あ゙ぁぁぁぁ……」
初春「ということなんです」
上条「どういうことなんです?」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 23:46:03.83 ID:sDkfkji30
御坂「だから、事の真偽を確かめる為に乗り込みにきたのよ!」
御坂「そしたら一方通行が女?その上ここで一緒に住んでるとか!そういえば妊娠してるとかバカな事も言ってたかしら」
上条「事実だぜ。間違いないんだよな?」
一方「あァ、検査住みだァ」
御坂「」
上条「それで、なんで壁に空気穴が無数に空いてたり風呂が露天になってたりする事になるんだよ」
打止「露天風呂初めてだよ!なんてミサカはミサカは歓喜の声をあげてみる!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 23:54:03.79 ID:sDkfkji30
御坂「……だからぁ、コイツがしょーもない事言うもんだからついカッとなって」
佐天「本気で あ、私ここで死ぬんだと思いましたよ」
初春「家ってけっこう脆いんですね……」
上条「喧嘩したってのか!?」
御坂 ビクッ
上条「百合子、大丈夫か!?お腹打ったりしてないだろうな?」
一方「誰に言ってンだァ?この俺が遅れを取るかよ。……だから情けねェ顔すンな」
上条「よ、良かったあー」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 00:04:25.05 ID:OiWXF8g90 [1/4]
上条「美琴」
御坂「……」
上条「お前が事情を知らなかったのはわかる。でもこいつの体には大事な俺達の子供がいるんだ」
ギュッ
一方「……フン」(手ェ!人前で手ェ握られてますよォォォォ!!)
上条「いや、親が誰だって一緒だ。例え信じてなくても、その可能性があるならやっちゃいけない事をお前はやったんだ」
御坂「……ッ」
御坂「バカ!当麻のバカ!!どうぞお2人でお幸せに!!」
ダッ
上条「お、おい!」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 00:17:37.13 ID:OiWXF8g90 [2/4]
白黒「私もにわかには信じ難いですけれど」
白黒「お姉さまも自分の過ちはわかってますの。ただ、今は……」
白黒「お姉さまが気持ちに整理をつけるまで、堪忍してあげて下さいな。代わりにはなりませんけれど、ご迷惑おかけしましたわ」
ペコリ
白黒「それじゃお暇いたしますの。お邪魔しましたわ」
佐天「ちょっと待ってってば!お邪魔しましたーっ」
初春「えっと、おめでとうございます!」
上条「……」
上条「えっと、それでこの部屋は……お前も原因なんだよなー」
一方(ててててて手がァ!体温がァ!)
上条「不幸だ……」
禁「ご飯、まだなのかな」
打止「ミサカはミサカは空腹を訴えてみるぅー」
スフィンクス「ニャー」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 00:32:02.73 ID:OiWXF8g90 [4/4]
誰かにバトンタッチage
書き手が変わります
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 00:41:57.55 ID:Nt9DwSLAO [1/3]
一方通行「はァ……」
一方通行は思い悩んでいた。
それは、いつまで経っても生理がこないからだ。
まさか、と。
霧ヶ丘女学院指定の制服に袖を通したところで呟く。
それとほぼ同時に、一方通行の脳裏を一人の少年の顔――上条当麻の顔が過ぎっていった。
一方通行「…………
姿見で、格好だけはすっかり女らしくなった自分を見つめながら考え込む。
自然と両手がそれぞれのポケットがある位置へ向かっていくが、片手しか収まらない。
それもそのはず、プリーツスカートには、片方しかポケットが作られていないのだ。
……この癖も直さねェとなァ。
思いつつ、今し方纏まった思考を言葉にする。
一方通行「チッ……三下のガキを孕ンじまった……」
と、口元を僅かに緩めながら、ぼそぼそと囁くように独り言ちた。
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 00:50:45.14 ID:Nt9DwSLAO [2/3]
一方通行「――三下ァ!!」
声を掛けると共に、足元に転がっていた小石を蹴り飛ばした。
小石は弾丸のごとき速度で、ツンツン髪の少年の脇を通過する。
そして、運悪くその先にいた円筒形の清掃ロボットの機能を停止させるに至った。
上条「ぎゃあぁぁぁ……!?
って、一方通行。またお前の仕業か!」
清掃ロボが煙を上げるや否や、こちらに振り向いて逃げ出そうとした上条当麻は、急制動を掛けて停止する。
一方通行「ちゃンと声掛けてやっただろォが……三下、ってなァ」
上条「聞こえませんでした! ていうか背後からはやめろ!」
死ぬっつーの、と上条は疲れた顔をして肩を落とす。
一方通行「挨拶みてェなもンだろ、軽いな」
上条「重すぎるわ!」
ハッ、と。
上機嫌に一笑した一方通行は、彼の口癖が飛び出すのを待つ。
最近では、その口癖を聞くのが一方通行の日課となっていた。
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 01:04:28.35 ID:Nt9DwSLAO [3/3]
だが、上条の口癖が出ることはなく、恨めしそうな眼差しを向けて、
上条「……で、一方通行さん。何の用でせう?」
当然と言えば当然の質問を投げ掛けてきた。
いつもならここで、『オマエを弄びにきたンだよ』とでも返すのだが、今日は違う。
子を孕んだことを伝えにきたのだ。
一方通行は、うっかりいつもの調子で絡んでしまったことを後悔しながらも、質問に答えようとする。
しかし、いざ上条を目の前にすると、どう話せばいいものかわからない。
一方通行「あァ……そのォ……」
やっと言葉を紡げたかと思えば、本題に入ることを躊躇ってしまう。
らしくねェぞ、と。
内心で呟いて自分を奮い立る。
それでも、言えない。
どうしてなのかはわからないが――言えないのだ。
上条「ああ、また勝負しろって言うのか?
それなら、どこぞのビリビリ中学生で間に合ってますよーっと」
げんなりと、ひらひらと右手を振ってみせる上条。
それを見た一方通行の表情が、みるみる内に怒りで満ちていく。
元々鋭かった目付きは、人を殺せそうな程にまでその鋭さを増していた。
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 01:27:05.17 ID:Nt9DwSLAO
上条「あ、あれ……? 一方通行、さん……?」
一方通行「――やっぱオマエは殺す!!」
時既に遅し。
ようやく上条が一方通行の変貌に気付いたときには、彼女は疾駆していた。
それもただ駆けるのではなく、足裏の掛かるベクトルを変換し――ひとっ飛びで、一瞬にして上条の眼前にまで迫るくる。
そして、一方通行の右手が上条の額を目掛けて伸びていく。
上条「危ねえ……!」
一方通行「――……はァ……?」
右手の進行が、妨げらる。
実のところ本気で殺すつもりはなかったし、上条ならその右手――『幻想殺し』で、自分の能力を打ち消しにくるのだろうと思っていた。
だがしかし、それは、一方通行にとって予想外の方法だった。
見れば、互いの右手の五指が絡まっている。
まるで恋人達が手を繋ぐかのように。
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 01:57:16.90 ID:Nt9DwSLAO
一方通行の表情から憤怒の色が消えていく。
しばらく無言で、静止したままの状態が続いた。
上条「お、おーい……一方通行さーん……?」
先に沈黙を破ったのは上条だった。
すると、一方通行はぷるぷると震え出し、口を噤んだまま上条と繋がっている右手を解きにかかる。
ぶんぶん、と。
上下左右に右腕を振り回す。
上条「あの、痛いんですど……」
一方通行「…………」
一方通行が上条を見上げる。
上気した顔で、じっと上条の双眸を見つめる。
一方通行「……離せ」
上条「……離したらどうなるんでせう?」
一方通行「殺す」
そっと、上条は左手で一方通行を抱き寄せた。
上条「これで左手も封じたぞ」
心臓が破れてしまいそうな程の動悸に襲われる――しかし、一方通行はそれを抑え込もうとは、思えなかった。
一方通行「降参……だ……」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 02:20:16.82 ID:Nt9DwSLAO
上条「お、俺の子を……ははは、孕んだぁっ!?」
あれからややあって、近くあった公園へ移動し、ベンチに腰掛けたところで、一方通行は話を切り出した。
上条「……俺の子なのか?」
一方通行「どうやらマジで殺されてェようだなァ……」
上条「い、言ってみたかっただけですって!」
一方通行「そりゃあ最低のジョークだなァ、おい……」
既に上条の右手は解かれている――が、一方通行の右手は、彼の左手と繋がれていた。
一方通行「大体よォ……オマエが俺を無理矢理犯したンだろォが……」
上条「ええええええ……。
そういう雰囲気だったじゃないですか!?」
一方通行「お、俺はいつものようにオマエを殺そうとだなァ……」
上条「…………」
一方通行「俺は嫌だっつったァ! しかも初めてが青姦とかふざけンじゃねェよ!」
上条「…………」
一方通行「……まァ、半ば無理矢理だったかねェ……?」
上条「まだ言いやがりますか」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 02:20:16.82 ID:Nt9DwSLAO
上条「お、俺の子を……ははは、孕んだぁっ!?」
あれからややあって、近くあった公園へ移動し、ベンチに腰掛けたところで、一方通行は話を切り出した。
上条「……俺の子なのか?」
一方通行「どうやらマジで殺されてェようだなァ……」
上条「い、言ってみたかっただけですって!」
一方通行「そりゃあ最低のジョークだなァ、おい……」
既に上条の右手は解かれている――が、一方通行の右手は、彼の左手と繋がれていた。
一方通行「大体よォ……オマエが俺を無理矢理犯したンだろォが……」
上条「ええええええ……。
そういう雰囲気だったじゃないですか!?」
一方通行「お、俺はいつものようにオマエを殺そうとだなァ……」
上条「…………」
一方通行「俺は嫌だっつったァ! しかも初めてが青姦とかふざけンじゃねェよ!」
上条「…………」
一方通行「……まァ、半ば無理矢理だったかねェ……?」
上条「まだ言いやがりますか」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 02:44:07.17 ID:Nt9DwSLAO
一方通行「……ンで?」
上条「お、歌うかのか? オマエの十八番だったな」
一方通行「うるせェ! あれはオマエが強引に歌わせたンだろォがァ!」
上条「また御坂も誘っていくか」
興味を引かれる話ではあったが、今はそんなことよりだ。
一方通行は咳払いをすることによって、強引にレールの上に話題を戻す。
一方通行「……責任! 取る気はあンのかよ……?」
上条「俺でよければ……」
一方通行「…………」
上条「何故黙る」
一方通行「……くくくっ!」
笑う。
声を押し殺して一方通行は笑う。
普段の凶悪な相好が嘘のように、楽しげな笑みを浮かべていた。
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 02:59:34.17 ID:Nt9DwSLAO
上条「ところでさ、なんか最近女らしくなったな」
一方通行「そンなこと……ねェよ……」
上条「ホルモンバランスがどうとか言ってたよな?。
なのに生理はちゃんときてたんだなぁ……」
一方通行「あン?」
上条「ん?」
一方通行「実験漬けから解放されたし、生活改善だって行ってる。今の俺はこの上なく正常だぜ」
上条「……今の?」
一方通行「正常になったから、いつきてもおかしくねェだろ?
でもこねェってことは……」
上条「…………」
一方通行「しっかし生理を経験する前に孕むなンてなァ! なくはねェ話らしいが。
まァ、生理痛って言うのを経験しなくて済むのは助かるけどよ」
上条「……とりあえず病院に行こうか。いい医者を知ってるんだ」
┼ヽ -|r‐、. レ |
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