スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
唯「セックスしよう!!」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:18:58.24 ID:DbCIb4jx0 [1/25]
一同「!?」
律「おい、突然なにを言い出すんだ。」
澪「大声で言うな!恥ずかしいだろう!」
唯「みんなやってることなんだから恥ずかしがることないよ。」
一同「!?」
律「おい、突然なにを言い出すんだ。」
澪「大声で言うな!恥ずかしいだろう!」
唯「みんなやってることなんだから恥ずかしがることないよ。」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:22:34.72 ID:DbCIb4jx0 [2/25]
梓「なに言ってるんですか!唯先輩」
唯「もしかしてみんなセックス知らないの?」
澪「そ、それは…」
律「知らないと言ったらウソになるけど」
紬「唯ちゃんって意外と大胆ね。」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:32:41.29 ID:DbCIb4jx0
唯「みんなはセックスするために学校に来てるんだよね?」
梓(なに言ってるんだこいつ…。)
澪「そんなわけあるか!」
律「まぁーわかるよ覚えたての言葉を使いたい気持ちは。
私も中学の頃はそうだったし。百歩譲って軽音部内ではその言葉を使うことを許そう。」
澪「いや、軽音部内でもだめだろう。」
律「でも、その言葉あまり外では使わないほうがいいと思うんだ。」
唯「なんで、軽音部以外でセックスって言っちゃいけないの?」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:38:42.74 ID:DbCIb4jx0
律「なんでと言われてもな…。」
唯「せっかくこれからみんなでセックスしようと思ってたのに」
一同「えっ!?」
唯「だってさ、みんなでやったほうが楽しいしはかどるじゃん」
律「まるで経験があるかのような言い方だな」
紬「確かに楽しいそうではあるけど…」
澪「おい、ムギまでなに言ってるんだ!」
梓「唯先輩、変なものでも食べたんですかね?」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:48:04.76 ID:DbCIb4jx0
唯「みんなこそ変だよ。なんで、そんなにセックスを否定するの?
そりゃー私だってセックスはあまり得意じゃないけど。
やらなきゃいけない時だってあると思うんだよ」
律「確かに、いつかはやるときが来るんだろうけど。まだ、高校生だし…。」
梓「いくら、今時の高校生が乱れてるといっても私達までそうである必要は
ないですし。」
唯「りっちゃんもあずにゃんも甘いよ! 高校生だからこそ将来に備えて
やらなきゃならないんだよ。」
梓「将来に備えてって…予行演習でもしろと言うんですか?」
律「大人になってからでも遅くはないだろう」
澪「もう、その話はいいだろう! さっさと練習始めるぞ」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:52:36.79 ID:DbCIb4jx0
唯「澪ちゃんならわかるよね? セックス得意だし。」
澪「はぁ?」
律「そ、そうなのか?澪」
梓「意外ですね」
紬「澪ちゃんもやることやってるのね。」
澪「違う!断じて違う!唯の出まかせだよ!」
唯「そんなに謙遜することないよ澪ちゃん。」
澪「謙遜なんてしてないわ! いい加減にしろ!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:57:29.54 ID:DbCIb4jx0
唯「そんなに怒ることないじゃん。成績がいいのは事実なんだし」
澪「セックスに成績もなにもあるか!」
唯「だってセックスに成績はつきものじゃん。もうすぐテストもあるわけだし…。」
紬「もしかして唯ちゃん…」
律「なんだ?なにかわかったのか?」
紬「勉強のことをセックスって言ってるんじゃないかしら?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:04:08.47 ID:DbCIb4jx0
律「なにをどうしたらそんな勘違いをするんだよ。ありえないだろう。」
紬「とりあえず、本人に聞いてみましょうよ」
律「なぁー唯。もしかしてさっきからセックスセックス言ってるのって
勉強のことを言ってるのか?」
唯「うん、そうだよ。昨日、憂から聞いたんだよ今時の高校生は
勉強のことをセックスって言うって。」
律「憂ちゃん…」
梓「そもそもどういう経緯でそんな話になったんだか」
澪「あのな唯、セックスっていうのはな…」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:14:37.21 ID:DbCIb4jx0
律「澪ちょっとまて!」
澪「なんだよ、早く本当のことを教えてあげないと…」
律「よく考えてみろ。なんで、憂ちゃんは
唯にセックスの本当の意味を教えなかったんだと思う?」
澪「憂ちゃんも知らなかったんじゃないか?」
律「いや、違うね。憂ちゃんは意図的に事実を伏せたんだよ。
唯に悪影響を与えないためにね」
澪「しかしだな、誤解を受ける可能性が…」
律「さっきも言ったがセックスなんて大人になってから覚えても遅くはないんだよ。
ここは憂ちゃんの気持ちを汲んで黙っておいた方がいいんじゃないかな」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:22:42.26 ID:DbCIb4jx0
澪「もっともらしいこと言って、実はちょっと楽しんでるんだろう?」
律「そ、そんなことないさ。私は親友の妹を裏切りたくないと思ってだな…」
澪「まぁ、律がそこまで言うならやめとくか。」
梓「えっ、そんなことでいいんですか?」
律「澪がそう言ってるんだからいいんだよ」
澪「私も正直あまり説明したくなかったしな」
紬「勘違いしてる唯ちゃんもかわいいわね。」
律「そういうことだから唯には黙っておこう」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:30:39.43 ID:DbCIb4jx0
唯「ねぇー、なにみんなでコソコソ話してるの?」
律「セックスの打ち合わせをしてたんだよ」
澪「おい、なに律まで乗かってるんだよ!」
律「まぁまぁいいじゃないの、たまにはこういうのもさ」
唯「澪ちゃんったら何照れてるんだろう?」
律「澪は保守的だから流行り言葉とか嫌いなんだよ」
唯「そうか、だからさっきあんなにムキになってたんだ」
紬「私、みんなとセックスするのが夢だったの」
澪「もう、どうにでもなれよ…」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:38:47.88 ID:DbCIb4jx0
唯「ほら、あずにゃんも言ってみなよ」
梓「嫌です」
律「唯の言うとおりだぞ、時代に乗り遅れるぞ」
紬「セックス。なんていい響きなのかしら」
律「ほら、梓も言ってみろって!」
梓「じゃあ、一回だけですよ…セ、セックス!」
律「いいぞ!その調子だ」
唯「あずにゃんはやれば出来る子なんだよ」
梓「こんなことでほめられても全然うれしくないし」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:43:35.31 ID:DbCIb4jx0
和「今、部室からセックスって聞こえたんだけど気のせいかしら?」
唯「あ、和ちゃん!」
梓「まさか、あの声廊下まで聞こえてたんですか?」
和「ええ、結構響いてたわよ」
梓「そ、そんな…」
律「無理やり言ったせいか結構おもいっきり叫んでたからな」
和「ダメよ梓ちゃん、あんなこと大声で言っちゃ」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:50:35.22 ID:DbCIb4jx0
梓「ち、違うんです。あれは律先輩が無理やり…」
律「私は梓に流行語に馴染んでもらおうと思っただけで
そもそもここでいうセックスは勉強って意味なんだから問題ないだろう?」
梓「勉強のことをセックスっていうなんて私たちしか知らないですし
第三者が聞いたら変に思いますよ。和先輩もそう思いますよね?」
和「なによそれ?おもしろそうね。詳しく聞かせて貰えないかしら?」
唯「うん、いいよ。みんなでセックスを広めようよ」
梓「皆さんおかしいですよ。なんで、こうなるんですか!」
澪「和、悪いこと言わないから関わらないほうがいいぞ」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:55:47.43 ID:DbCIb4jx0
和「澪もこっち来なさいよ。」
律「そうだぞ、いつまでも過去にすがりついててもしょうがないだろう?」
澪「なんの話だよ」
和「勉強という単語をセックスに置き換えるなんてなかなか興味深いわね」
律「だろう。私も最初は違和感あったんだけどだんだんおもしろくなってきちゃってさ」
紬「わかるわそれ」
唯「くせになるよね」
梓「なんだか、私たちのほうが異端者のような空気ですね」
澪「そうだな、あっちのほうが正しいと思えるから不思議な感じだ」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 06:04:17.44 ID:DbCIb4jx0
和「わかったわ、今度生徒会に提案してみるわね」
律「おう!頼んだぞ!」
唯「楽しみだね」
澪「和に何を頼んだんだ?」
律「学校全体で勉強をセックスに置き換えるのを流行らそうと思ってさ。
名付けてセックスキャンペーンって言うんだけど。和に頼んで生徒会にも
協力して貰おうと思ってね」
澪「そんなもん許可が下りるわけないだろう。先生方が聞いたらなんて思うか…」
律「そんなのやってみなきゃわからないだろう」
唯「これで軽音部としての実績が残せるよ」
紬「素敵ね」
澪「いや、軽音部とか関係ないし」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 06:24:47.12 ID:DbCIb4jx0
数日後
さわ子「ちょっと田井中さん!これはいったいどういうこと?」
律「見ての通りセックスキャンペーンのポスターですけど?
それがなにか?」
さわ子「なにか?じゃないわよ。こんなポスターを学校の掲示板に貼るなんて
どういうつもり!しかも、軽音部名義になってるから私の責任になるじゃないの
他の先生から軽音部はどうなってるんだってお叱りを受けたのよ!」
律「さわちゃんに相談しないで勝手にやったことは謝ります。
ただ、さわちゃんも含めて先生方はこの趣旨を理解していないように思えますね」
さわ子「趣旨もなにもセックスなんて単語自体が卑猥よ公序良欲に反する校則違反だわ」
律「ポスターをよく読んで下さいよ」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 06:44:33.74 ID:DbCIb4jx0
さわ子「勉強という単語をセックスに置き換えるですって?」
律「いわゆる、言葉遊びですよ。勉強という単語をセックスと呼ぶことに
よって、従来の堅苦しい勉強という単語からセックスといういわば
快感を得る言葉に置き換えることで、今までの勉強のイメージを崩し
生徒たちがより勉強にとっかかりやすくすることを目的としてるんですよ」
さわ子「確かに、そう言われてみれば画期的かもしれないわね。
いいわ、他の先生方は私が説得するから。田井中さんはそれをどんどん広めてちょうだい。
誤解して悪かったわ。」
律「わかってくれればいいんですよ」
部室
唯「このままじゃ、赤点だよ」
紬「一生懸命セックスすれば大丈夫よ」
律「うぃーっす」
唯「あ、りっちゃん」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 06:46:16.92 ID:DbCIb4jx0
律「どうだ?セックスのほうは?」
唯「それが全然わからなくて紬ちゃんに教えて貰ってたんだよ」
律「私も数学とか全然わからないんだよな。私も紬に教えて貰おうかな」
紬「ごめんなさい、私も数学はあまり得意じゃなくて」
唯「数学なら澪ちゃんが得意じゃん」
律「澪はテスト前だけじゃなく普段からセックスしてるからな」
澪「だから、誤解を招くような言い方をするな!」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:03:41.64 ID:DbCIb4jx0
生徒A「昨日徹夜でセックスしちゃったよ」
生徒B「今日、本番なのに大丈夫なの?」
生徒A「なんとか頑張ってみるよ」
梓「だいぶ、浸透してるな。みんな抵抗感とかないのかな?」
純「おはよう、梓!」
梓「あ、おはよう」
純「どうセックスの方は? 梓のことだからばっちりだよね」
梓「ちょっと、純!」
純「どうしたの?顔赤くしちゃって」
梓「勉強のことは勉強って言ったほうがいいよ。その言い方だと誤解されるし」
純「まさか、梓。あのセックスと混同してない?私が言うセックスは勉強のことで
あって。あのセックスとは違うんだからね!」
梓「いや、それはわかってるんだけどさ…。」
純「今時、勉強のことをセックスっていうことなんて常識なのに
こんなんじゃ時代に乗り遅れちゃうよ。それじゃあ、教室行ってるね」
梓「常識…か」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:10:24.70 ID:DbCIb4jx0
姫子「おはよう、澪。」
澪「ああ、おはよう。どうしたんだ?顔色悪いけど」
姫子「昨日一夜漬けでセックスしたから、眠いのなんのって…」
澪「それって勉強のことだよな?」
姫子「当たり前でしょう! さては、なにかいやらしいことでも考えてたんでしょう?」
澪「そ、そんなわけないだろう。 勉強のことをセックスというのは常識だからな」
姫子「わかってるよ。冗談だよ冗談。」
澪「ああ、冗談だったんだ」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:20:02.50 ID:DbCIb4jx0
数日後
律「どうだったテストの結果は?」
唯「なんとか赤点は免れたよ。これも、ムギちゃんと澪ちゃんがセックスを
教えてくれたおかげだよ」
紬「そんなことないわよ。唯ちゃんの実力よ」
澪「そうだな、私は必要最低限のことしか教えてないからな」
律「おお、澪。遂に勉強をセックスと置き換えるのを受け入れるようになったか」
澪「受け入れるというか受け入れざる得ないというか…」
律「なにはともあれよかったじゃないか。で、梓はどうだったんだ?」
梓「満点とまではいきませんでしたけど…」
律「どれ、見してみろよ。」
梓「あ、ちょっと!」
律「すごいじゃん、ほとんどの教科で80点越えてるじゃん!
これも日頃からセックスしてる成果だな。」
梓「もう、恥ずかしいじゃないですか」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:25:50.35 ID:DbCIb4jx0
律「これだけ流行ってるんだからいい加減、梓も受け入れたらどうなんだ?」
梓「そ、そうですね…」
律「今、そうですねって言ったよな?言ったよな?」
梓「それがなにか?」
律「よし、受け入れた記念にセックスって叫んでみろ!」
梓「嫌ですよ」
唯「大丈夫だよ、本当は勉強って意味なんだからさ」
紬「私もぜひ聞きたいわ」
澪「もう一度見てみたいな」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:31:53.55 ID:DbCIb4jx0
梓「もう、澪先輩まで…。しょうがないですねこれで最後ですよ」
梓は勢いよく叫んだ。
梓「セックス!」
梓の声は軽音部前の廊下中にコダマした。
軽音部前の廊下を歩く和。
和「相変わらず、軽音部は元気がいいわね。私もセックス頑張らなくちゃ」
こうして、ハレンチ学園は誕生した。
ーおわりー
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:46:32.17 ID:DbCIb4jx0 [25/25]
オチが適当だが
とりあえず終了です。
梓「なに言ってるんですか!唯先輩」
唯「もしかしてみんなセックス知らないの?」
澪「そ、それは…」
律「知らないと言ったらウソになるけど」
紬「唯ちゃんって意外と大胆ね。」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:32:41.29 ID:DbCIb4jx0
唯「みんなはセックスするために学校に来てるんだよね?」
梓(なに言ってるんだこいつ…。)
澪「そんなわけあるか!」
律「まぁーわかるよ覚えたての言葉を使いたい気持ちは。
私も中学の頃はそうだったし。百歩譲って軽音部内ではその言葉を使うことを許そう。」
澪「いや、軽音部内でもだめだろう。」
律「でも、その言葉あまり外では使わないほうがいいと思うんだ。」
唯「なんで、軽音部以外でセックスって言っちゃいけないの?」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:38:42.74 ID:DbCIb4jx0
律「なんでと言われてもな…。」
唯「せっかくこれからみんなでセックスしようと思ってたのに」
一同「えっ!?」
唯「だってさ、みんなでやったほうが楽しいしはかどるじゃん」
律「まるで経験があるかのような言い方だな」
紬「確かに楽しいそうではあるけど…」
澪「おい、ムギまでなに言ってるんだ!」
梓「唯先輩、変なものでも食べたんですかね?」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:48:04.76 ID:DbCIb4jx0
唯「みんなこそ変だよ。なんで、そんなにセックスを否定するの?
そりゃー私だってセックスはあまり得意じゃないけど。
やらなきゃいけない時だってあると思うんだよ」
律「確かに、いつかはやるときが来るんだろうけど。まだ、高校生だし…。」
梓「いくら、今時の高校生が乱れてるといっても私達までそうである必要は
ないですし。」
唯「りっちゃんもあずにゃんも甘いよ! 高校生だからこそ将来に備えて
やらなきゃならないんだよ。」
梓「将来に備えてって…予行演習でもしろと言うんですか?」
律「大人になってからでも遅くはないだろう」
澪「もう、その話はいいだろう! さっさと練習始めるぞ」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:52:36.79 ID:DbCIb4jx0
唯「澪ちゃんならわかるよね? セックス得意だし。」
澪「はぁ?」
律「そ、そうなのか?澪」
梓「意外ですね」
紬「澪ちゃんもやることやってるのね。」
澪「違う!断じて違う!唯の出まかせだよ!」
唯「そんなに謙遜することないよ澪ちゃん。」
澪「謙遜なんてしてないわ! いい加減にしろ!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 04:57:29.54 ID:DbCIb4jx0
唯「そんなに怒ることないじゃん。成績がいいのは事実なんだし」
澪「セックスに成績もなにもあるか!」
唯「だってセックスに成績はつきものじゃん。もうすぐテストもあるわけだし…。」
紬「もしかして唯ちゃん…」
律「なんだ?なにかわかったのか?」
紬「勉強のことをセックスって言ってるんじゃないかしら?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:04:08.47 ID:DbCIb4jx0
律「なにをどうしたらそんな勘違いをするんだよ。ありえないだろう。」
紬「とりあえず、本人に聞いてみましょうよ」
律「なぁー唯。もしかしてさっきからセックスセックス言ってるのって
勉強のことを言ってるのか?」
唯「うん、そうだよ。昨日、憂から聞いたんだよ今時の高校生は
勉強のことをセックスって言うって。」
律「憂ちゃん…」
梓「そもそもどういう経緯でそんな話になったんだか」
澪「あのな唯、セックスっていうのはな…」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:14:37.21 ID:DbCIb4jx0
律「澪ちょっとまて!」
澪「なんだよ、早く本当のことを教えてあげないと…」
律「よく考えてみろ。なんで、憂ちゃんは
唯にセックスの本当の意味を教えなかったんだと思う?」
澪「憂ちゃんも知らなかったんじゃないか?」
律「いや、違うね。憂ちゃんは意図的に事実を伏せたんだよ。
唯に悪影響を与えないためにね」
澪「しかしだな、誤解を受ける可能性が…」
律「さっきも言ったがセックスなんて大人になってから覚えても遅くはないんだよ。
ここは憂ちゃんの気持ちを汲んで黙っておいた方がいいんじゃないかな」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:22:42.26 ID:DbCIb4jx0
澪「もっともらしいこと言って、実はちょっと楽しんでるんだろう?」
律「そ、そんなことないさ。私は親友の妹を裏切りたくないと思ってだな…」
澪「まぁ、律がそこまで言うならやめとくか。」
梓「えっ、そんなことでいいんですか?」
律「澪がそう言ってるんだからいいんだよ」
澪「私も正直あまり説明したくなかったしな」
紬「勘違いしてる唯ちゃんもかわいいわね。」
律「そういうことだから唯には黙っておこう」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:30:39.43 ID:DbCIb4jx0
唯「ねぇー、なにみんなでコソコソ話してるの?」
律「セックスの打ち合わせをしてたんだよ」
澪「おい、なに律まで乗かってるんだよ!」
律「まぁまぁいいじゃないの、たまにはこういうのもさ」
唯「澪ちゃんったら何照れてるんだろう?」
律「澪は保守的だから流行り言葉とか嫌いなんだよ」
唯「そうか、だからさっきあんなにムキになってたんだ」
紬「私、みんなとセックスするのが夢だったの」
澪「もう、どうにでもなれよ…」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:38:47.88 ID:DbCIb4jx0
唯「ほら、あずにゃんも言ってみなよ」
梓「嫌です」
律「唯の言うとおりだぞ、時代に乗り遅れるぞ」
紬「セックス。なんていい響きなのかしら」
律「ほら、梓も言ってみろって!」
梓「じゃあ、一回だけですよ…セ、セックス!」
律「いいぞ!その調子だ」
唯「あずにゃんはやれば出来る子なんだよ」
梓「こんなことでほめられても全然うれしくないし」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:43:35.31 ID:DbCIb4jx0
和「今、部室からセックスって聞こえたんだけど気のせいかしら?」
唯「あ、和ちゃん!」
梓「まさか、あの声廊下まで聞こえてたんですか?」
和「ええ、結構響いてたわよ」
梓「そ、そんな…」
律「無理やり言ったせいか結構おもいっきり叫んでたからな」
和「ダメよ梓ちゃん、あんなこと大声で言っちゃ」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:50:35.22 ID:DbCIb4jx0
梓「ち、違うんです。あれは律先輩が無理やり…」
律「私は梓に流行語に馴染んでもらおうと思っただけで
そもそもここでいうセックスは勉強って意味なんだから問題ないだろう?」
梓「勉強のことをセックスっていうなんて私たちしか知らないですし
第三者が聞いたら変に思いますよ。和先輩もそう思いますよね?」
和「なによそれ?おもしろそうね。詳しく聞かせて貰えないかしら?」
唯「うん、いいよ。みんなでセックスを広めようよ」
梓「皆さんおかしいですよ。なんで、こうなるんですか!」
澪「和、悪いこと言わないから関わらないほうがいいぞ」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 05:55:47.43 ID:DbCIb4jx0
和「澪もこっち来なさいよ。」
律「そうだぞ、いつまでも過去にすがりついててもしょうがないだろう?」
澪「なんの話だよ」
和「勉強という単語をセックスに置き換えるなんてなかなか興味深いわね」
律「だろう。私も最初は違和感あったんだけどだんだんおもしろくなってきちゃってさ」
紬「わかるわそれ」
唯「くせになるよね」
梓「なんだか、私たちのほうが異端者のような空気ですね」
澪「そうだな、あっちのほうが正しいと思えるから不思議な感じだ」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 06:04:17.44 ID:DbCIb4jx0
和「わかったわ、今度生徒会に提案してみるわね」
律「おう!頼んだぞ!」
唯「楽しみだね」
澪「和に何を頼んだんだ?」
律「学校全体で勉強をセックスに置き換えるのを流行らそうと思ってさ。
名付けてセックスキャンペーンって言うんだけど。和に頼んで生徒会にも
協力して貰おうと思ってね」
澪「そんなもん許可が下りるわけないだろう。先生方が聞いたらなんて思うか…」
律「そんなのやってみなきゃわからないだろう」
唯「これで軽音部としての実績が残せるよ」
紬「素敵ね」
澪「いや、軽音部とか関係ないし」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 06:24:47.12 ID:DbCIb4jx0
数日後
さわ子「ちょっと田井中さん!これはいったいどういうこと?」
律「見ての通りセックスキャンペーンのポスターですけど?
それがなにか?」
さわ子「なにか?じゃないわよ。こんなポスターを学校の掲示板に貼るなんて
どういうつもり!しかも、軽音部名義になってるから私の責任になるじゃないの
他の先生から軽音部はどうなってるんだってお叱りを受けたのよ!」
律「さわちゃんに相談しないで勝手にやったことは謝ります。
ただ、さわちゃんも含めて先生方はこの趣旨を理解していないように思えますね」
さわ子「趣旨もなにもセックスなんて単語自体が卑猥よ公序良欲に反する校則違反だわ」
律「ポスターをよく読んで下さいよ」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 06:44:33.74 ID:DbCIb4jx0
さわ子「勉強という単語をセックスに置き換えるですって?」
律「いわゆる、言葉遊びですよ。勉強という単語をセックスと呼ぶことに
よって、従来の堅苦しい勉強という単語からセックスといういわば
快感を得る言葉に置き換えることで、今までの勉強のイメージを崩し
生徒たちがより勉強にとっかかりやすくすることを目的としてるんですよ」
さわ子「確かに、そう言われてみれば画期的かもしれないわね。
いいわ、他の先生方は私が説得するから。田井中さんはそれをどんどん広めてちょうだい。
誤解して悪かったわ。」
律「わかってくれればいいんですよ」
部室
唯「このままじゃ、赤点だよ」
紬「一生懸命セックスすれば大丈夫よ」
律「うぃーっす」
唯「あ、りっちゃん」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 06:46:16.92 ID:DbCIb4jx0
律「どうだ?セックスのほうは?」
唯「それが全然わからなくて紬ちゃんに教えて貰ってたんだよ」
律「私も数学とか全然わからないんだよな。私も紬に教えて貰おうかな」
紬「ごめんなさい、私も数学はあまり得意じゃなくて」
唯「数学なら澪ちゃんが得意じゃん」
律「澪はテスト前だけじゃなく普段からセックスしてるからな」
澪「だから、誤解を招くような言い方をするな!」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:03:41.64 ID:DbCIb4jx0
生徒A「昨日徹夜でセックスしちゃったよ」
生徒B「今日、本番なのに大丈夫なの?」
生徒A「なんとか頑張ってみるよ」
梓「だいぶ、浸透してるな。みんな抵抗感とかないのかな?」
純「おはよう、梓!」
梓「あ、おはよう」
純「どうセックスの方は? 梓のことだからばっちりだよね」
梓「ちょっと、純!」
純「どうしたの?顔赤くしちゃって」
梓「勉強のことは勉強って言ったほうがいいよ。その言い方だと誤解されるし」
純「まさか、梓。あのセックスと混同してない?私が言うセックスは勉強のことで
あって。あのセックスとは違うんだからね!」
梓「いや、それはわかってるんだけどさ…。」
純「今時、勉強のことをセックスっていうことなんて常識なのに
こんなんじゃ時代に乗り遅れちゃうよ。それじゃあ、教室行ってるね」
梓「常識…か」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:10:24.70 ID:DbCIb4jx0
姫子「おはよう、澪。」
澪「ああ、おはよう。どうしたんだ?顔色悪いけど」
姫子「昨日一夜漬けでセックスしたから、眠いのなんのって…」
澪「それって勉強のことだよな?」
姫子「当たり前でしょう! さては、なにかいやらしいことでも考えてたんでしょう?」
澪「そ、そんなわけないだろう。 勉強のことをセックスというのは常識だからな」
姫子「わかってるよ。冗談だよ冗談。」
澪「ああ、冗談だったんだ」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:20:02.50 ID:DbCIb4jx0
数日後
律「どうだったテストの結果は?」
唯「なんとか赤点は免れたよ。これも、ムギちゃんと澪ちゃんがセックスを
教えてくれたおかげだよ」
紬「そんなことないわよ。唯ちゃんの実力よ」
澪「そうだな、私は必要最低限のことしか教えてないからな」
律「おお、澪。遂に勉強をセックスと置き換えるのを受け入れるようになったか」
澪「受け入れるというか受け入れざる得ないというか…」
律「なにはともあれよかったじゃないか。で、梓はどうだったんだ?」
梓「満点とまではいきませんでしたけど…」
律「どれ、見してみろよ。」
梓「あ、ちょっと!」
律「すごいじゃん、ほとんどの教科で80点越えてるじゃん!
これも日頃からセックスしてる成果だな。」
梓「もう、恥ずかしいじゃないですか」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:25:50.35 ID:DbCIb4jx0
律「これだけ流行ってるんだからいい加減、梓も受け入れたらどうなんだ?」
梓「そ、そうですね…」
律「今、そうですねって言ったよな?言ったよな?」
梓「それがなにか?」
律「よし、受け入れた記念にセックスって叫んでみろ!」
梓「嫌ですよ」
唯「大丈夫だよ、本当は勉強って意味なんだからさ」
紬「私もぜひ聞きたいわ」
澪「もう一度見てみたいな」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:31:53.55 ID:DbCIb4jx0
梓「もう、澪先輩まで…。しょうがないですねこれで最後ですよ」
梓は勢いよく叫んだ。
梓「セックス!」
梓の声は軽音部前の廊下中にコダマした。
軽音部前の廊下を歩く和。
和「相変わらず、軽音部は元気がいいわね。私もセックス頑張らなくちゃ」
こうして、ハレンチ学園は誕生した。
ーおわりー
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 07:46:32.17 ID:DbCIb4jx0 [25/25]
オチが適当だが
とりあえず終了です。
<<紬「わたしを仲間はずれにしないで!」 | ホーム | 憂「お姉ちゃんがひきこもった」>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |