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梓「純の髪ってモフモフしてて触り心地良いよね」後半

梓「純の髪ってモフモフしてて触り心地良いよね」
続きです

95 名前:(´・ω・`)飯食ってくる[] 投稿日:2010/10/13(水) 18:35:01.26 ID:KZdW7Dw9P
唯律澪紬「?」

憂「梓ちゃん、それは……」

梓「それならお相子でしょ?」

純「…………」

律「え? なにそれ?」

唯「なんでお相子なの?」

紬「純ちゃんが髪解くと……どうなるの?」

純「あ、あー……嫌がるのを無理にっていうのは、やっぱ駄目ですよね」

唯律澪紬「…………(じぃ~)」

純「り、律先輩、お喋りしましょうよお喋り♪」

唯律澪紬「…………(じぃ~)」

純「何でしたっけ……音楽におけるリズムセッションの重要性について、でしたっけ?」

唯律澪紬「…………(じぃ~)」

純「うぅ……」

梓「…………ぷっ」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 18:45:01.10 ID:KZdW7Dw9P
純「あーずーさ~っ!」

梓「だって、どっちも『見せたくない』ものでしょ? なら純もそれ相応のことをするべきだよ」

憂「あ、あははは……」

律「ふむ」

唯「なになに? 憂とあずにゃんは純ちゃんの秘密を知ってるの?」

梓「えぇ」

憂「うん……私も」

唯「いいなぁ~。わたしも純ちゃんの秘密知りたい~」

紬「私も私もっ」

澪(私も気になる)

純「駄目ですってば! いや、ホント……全然大したことじゃないですから!」

律「純ちゃん?」

≪スルリッ ぱさっ≫

律「これが御所望の『前髪を下ろした田井中律』でございます♪」

純「…………」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 18:50:01.10 ID:KZdW7Dw9P
唯澪紬「おぉ~」

憂「わっ カッコいい♪」

梓「まるで別人ですよね」

律「ふっふっふ♪ 今は何を言われても平気さ!」

純「…………」

梓「とにかく、こうなったら純も見せないとね~」

純「…………」

律「ささっ♪ 純ちゃんの髪を解いて見せて下さいな~♪」

唯紬「わくわく♪」

澪「…………(ちらっ ちらっ)」

憂「えっと、あの……」

純「は……ははっ いいよ……憂。うん、覚悟決める」

憂「純ちゃん!?」

純「その代わり、律先輩だけに見せます」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 19:00:58.40 ID:KZdW7Dw9P
律「よぉっし♪」

唯紬澪「えぇ~」

梓(澪先輩も見たかったのか)

純「ちょっと付いて来て下さい」

律「悪いな皆の衆ー♪」

≪テクテクテク ガチャッ パタンッ≫

唯「外に出ちゃったよぉ」

紬「あぁ~……気になる~」

澪「……まぁ、本人が律だけって言うんだし、しょうがないさ(ソワソワ)」

梓「ぷふっ」

憂「もぅっ 梓ちゃん?」

梓「う……からかったのは悪かったかもだけど、大丈夫だってば」

憂「でも、純ちゃん気にしてるでしょ?」

梓「わ、わたし達にも見せてるんだしさ……律先輩もそんな、からかったりとかしないって」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 19:05:03.87 ID:KZdW7Dw9P
憂「…………(じぃ~)」

梓「ごごごめんっ 悪乗りしすぎたよ」

憂「私じゃなくて、後で純ちゃんに謝ってね?」

梓「う、うん……」

唯紬「そろ~り……そろ~り……」

憂「あ、お姉ちゃん! 紬さん!」

≪タタタタッ ババッ!≫

憂「駄目だよ!」

唯「憂っ お願い! 気になって気になってしょうがないんだよ!」

紬「お叱りは後で受けるからっ」

憂「いくらお姉ちゃんと紬さんの頼みでも、これだけは駄目です!」

唯「アイス我慢するから~」

憂「お姉ちゃん……めっ!」

唯「うひぃ!?」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 19:10:00.94 ID:KZdW7Dw9P
紬「しょぼん……」

憂「そ、そんな顔しても駄目ですよ、紬さん……友情と引き換えにはできま……せんっ」

澪「…………(ちらっ ちらっ)」

梓「澪先輩、駄目ですよ……って、わたしが言えた義理じゃないですけど」

澪「わ、私は覗き見なんて趣味の悪いことしないぞ!?」

梓「でも駄目ですよ」

澪「ホントに……しないぞ?」

梓(何でこの人はこんなにバレバレなんだろう……)

唯「憂~」

紬「憂ちゃん~」

憂「うぅ……だ、駄目ったら駄目でs」

律『ぅおわぁぁぁっ!!?』

憂梓唯澪紬「っ!?」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 19:15:00.96 ID:KZdW7Dw9P
律『すごっ!? あ、じゃなくて……アレだ……えっとぉ』

唯澪紬「…………」

律『スマン! とととにかくスマン! 悪かったごめん!』

憂「純ちゃん……」

唯「い、一体何が……」

律『えっとえっとぉ……あ、そんな顔しないでくれ! あーもーホントごめん! って、逃げるなぁ!』

律『え? いやいやいや変じゃないっ 変じゃないぞ? ただちょっと凄いというか……あぁっ ごめん!』

律『ほ、ほら。もう直していいって! あ、じゃなくて手伝うから! え? うん、あたしがやってあげるからっ』

律『ちゃんと結ぶよ……うん、うん……いや、大丈夫。忘れるから……うん……調子に乗ってごめんな?』

律『こうやって……こうっと。ほら出来た! うんうん、可愛い可愛い! ……そ、そんなことないって、ホントホント!』

律『よし、もう平気か? 扉開けるぞ? 大丈夫だな? ……いや、ちゃんと結べてるって!』

律『じゃぁ、ホントに開けるぞ? 3……2……1……』

≪ガチャッ≫

律「ただいまぁ~」

純「うぅ……」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 19:20:01.15 ID:KZdW7Dw9P
唯紬「じぃ~……」

澪「…………(ちらっ ちらっ)」

律「お前達……何も言うな……何も聞くな……」

唯紬「気になる~」

律「しゃらぁっぷっ!」

唯澪紬「!?」

律「いいか? これは部長命令だ……な・に・も・き・く・な!」

唯澪紬「しょぼん……」

純「り、律先輩……」

律「いや、いい……何も言うな純ちゃん」

純「うぅ」

律「さぁ来いっ ちょっと頼りないがこのあたしの胸で泣くがいい!」

純「律先輩~」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 19:25:00.86 ID:KZdW7Dw9P
≪ガバッ ぎゅぅ~≫

律「可愛い後輩よ!」

純「先輩~」

律「お前の悲しみはあたしが受け止めてやる!」

純「うぅ……」

梓(何? この寸劇)

律「大丈夫だ……あたしだけはお前の味方d」

純「痛っ」

律「…………」

純「あ、すみません」

律「…………」

憂梓唯澪紬「…………」

純「えっと……」

律「…………」

唯「あ、胸か」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 19:30:01.48 ID:KZdW7Dw9P
梓「ぷっ」

律「中野っ!」

梓「は、はい!?」

律「ちょっとこっち来い!」

純「そうだよっ 元はといえば梓のせいでしょ!」

梓「そ、そうかなぁ」

律「とにかくこっち来なさい」

梓「えと……」

唯「じゃぁ、客席に戻ってお茶しながら眺めるとしましょうかね~」

澪「そうだな」

紬「あ、私お茶淹れるわね♪」

梓「……う、憂?」

憂「ごめんね? 今回ばかりはフォローは出来ないよ……」

梓「う」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 19:35:02.10 ID:KZdW7Dw9P
唯「憂~、おいで~」

憂「はぁ~い」

梓「…………」

律純「…………」

梓「えっと……」

律「何か言うことはあるか?」

純「聞くだけ聞いてあげる」

梓「……ご、ごめんなさい」

律純「許さん!」

梓「にゃぁっ!?」

≪ペチペチン ぐにゅぅ~≫

梓「ひゃめれくらはぃよぉ~っ」

律純「まだまだー!」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 19:40:01.33 ID:KZdW7Dw9P
律「ふぅ~……堪能した」

純「なんで梓のほっぺたってあんなに柔らかいの?」

梓「知らないよぉ~」

唯「お帰り~」

澪「なかなか壮絶な私刑だったな」

梓「まだ頬がグニグニしてるみたいです」

紬「はい梓ちゃん、お茶~」

梓「どもです」

憂「律さん、純ちゃん、はいどうぞ」

律「さんきゅ~」

純「ありがとー」

澪「にしても……良いオチがついたな」

梓「……ぷふっ」

律「梓……お前も懲りない奴だな……」

梓「す、すみません……ぷっ」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 19:45:01.32 ID:KZdW7Dw9P
律「むぅ」

紬「まぁまぁ♪」

唯「りっちゃん」

律「ん?」

唯「…………」

律「なんだよ?」

唯「……痛っ♪」

梓「ぶふっ」

律「くっ!」

憂「お、お姉ちゃん……」

律「ちくしょー!」

純「律先輩……そんなに悲しまないで下さいっ」

律「純ちゃん……優しいのは君だけだ!」

純「あたしでよければこの胸をお貸しします! 思いっきり泣いて下さいっ」

梓「あ、また始まった」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 20:01:40.53 ID:KZdW7Dw9P
律「純ちゃん……純っ!」

純「律先輩……律さん!」

≪ガバッ ぎゅぅ~≫

律「純ーっ!」

純「律さーんっ」

紬「…………(じぃ~)」

唯「ムギちゃん?」

憂「紬さん、どうしたんですか?」

紬「御気になさらずっ フンス!」

梓澪(あぁ……この二人でも『アリ』なのか)

律「うぅ、純~」

純「律さん……」

律「う~……って、ん? ちょっと待て……」

純「律先輩?」

澪「どうした? 律」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 20:05:01.11 ID:KZdW7Dw9P
梓「っていうか、いつまで抱き合ってるんですか」

紬「私的にはいつまででも!」

梓澪「いやいや」

律「いや、ちょっとな……え~っと……」

憂唯「?」

純「律先輩、どうしたんでs」

≪むにゅっ≫

純「…………」

律「あ、やっぱ結構ある」

憂梓唯澪紬「?」

≪むにむにっ もみもみ≫

純「…………」

律「むむむっ これは意外なほど!」

澪「おい」

憂梓紬「!?(ガッタンッ)」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 20:10:01.10 ID:KZdW7Dw9P
唯「?」

純「……っぃ……」

律「あ、すまん。つい」

純「っひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

≪バッ! ガタガタッ≫

律「……凄いジャンプ力だなぁ」

純「なーなななななにしてるんですかかか! りり律先輩!」

律「いやー……目の前に、予想もしてなかった立派なモノがあったもんで、つい」

純「つ、つい……って」

梓澪「何やっt」

憂「何やってるんですか!」

純梓唯律澪紬「っ!?」

憂「…………」

純梓唯律澪紬「…………」

唯「憂? なんでそんなに凄い勢いで反応してんの?」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 20:15:08.66 ID:KZdW7Dw9P
憂「え? あ……え、えっと……」

梓「っていうか、憂じゃなくても驚きますよ! 律先輩何やってんですかっ」

澪「そうだぞ!? いきなり純ちゃんのむ、む……ね、を……その、アレだ……」

律「えっと……あー、スマン。みんながそんな凄い反応するとは思わなくて?」

唯「憂もあずにゃんも澪ちゃんも落ち着きなよ~。そんなに大慌てするほどのことじゃないでしょ~?」

憂「わ、私は慌ててなんてないよ!」

梓「わたしだって普通ですよっ」

唯「えぇ~?」

律「澪もそんな騒ぐなって」

澪「騒いでない! というか、律がおかしいだろ、今のはっ」

律「そうか?」

唯「よくあることでしょ?」

憂梓澪「ないよ!?」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 20:20:01.14 ID:KZdW7Dw9P
純「あー、びっくりしたぁ」

律「あ、ごめんな。いきなり」

純「急に触るんですもん。驚きましたよ~」

律「わ~るいわるいっ」

純「いえ、別にいいですけど」

憂梓「いいの!?」

純「友達同士とかでよくやることじゃない」

憂梓「ないよ!」

純「あるよ?」

憂梓「……え?」

律「だよな」

唯「んだね~」

憂梓澪(私がおかしいの?)

律「で、ムギはどこまで逝っちゃったんだ?」

紬「…………(ほわ~ん)」

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 20:25:01.26 ID:KZdW7Dw9P
唯「ムギちゃ~んっ」

紬「はっ!? ご、ごめんなさい。あまりのことに意識が……」

唯「お帰り~♪」

純「でもちょっと意外ですね。軽音部って、こう……スキンシップ過剰なイメージがあったんで」

律「あ~、それ……基本的に唯と梓だからなぁ」

唯「わたし達、仲良しだもんね~♪」

≪ガバッ ぎゅぅ~≫

梓「にゃっ!? や、やめてくらはいよぉ~」

純「……なるほど」

律「それにこーいうのってノリじゃん? 仲の良さもあるけどさ」

純「ですねー。梓にやったら、あたし殴られそうだし」

梓「当たり前だよ!」

憂「…………」

唯「憂? どしたの?」

憂「な、なんでもないよ!?」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 20:30:01.27 ID:KZdW7Dw9P
律「でも……ちくしょう~。純って結構あるなぁ(じぃ~)」

純「さ、さすがに凝視されるのは恥かしいんですけど」

憂梓澪(触られる方が恥かしいと思う)

唯「あ、身長も純ちゃんの方がちょっと高いんだね」

律「何!?」

純「そうですか? あんまり変わらないと思うんですけど……」

律「純ちゃん、ちょっとこっち来るんだっ 唯! 身長見てくれ!」

唯「ほいほーい」

純律「…………」

唯「ん~……やっぱ純ちゃんの方がちょこっとだけ高いね」

律「嘘だ!」

澪「いや、確かに律の方が低いな」

律「…………」

純「ま、まぁ……ほんの少しですし」

律「……うぅ」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 20:35:01.08 ID:KZdW7Dw9P
紬「りっちゃん?」

律「じ、純の裏切り者ー!」

純「えぇ~……」

唯「まぁまぁ、りっちゃん。あずにゃんがいるから、一番小さいってことはないでしょ~」

律「梓よりおっきくても嬉しくないやいっ」

梓「イラっときました」

純「でも実際、この中じゃ一番小さいでしょ?」

梓「う」

律「みんなみんな裏切り者だー!」

≪タッタッタッタッ ガチャッ バタンッ≫

純梓唯紬「…………」

憂「行っちゃった……」

澪「はぁ~……」

純「あ、あの……あたし何か悪いことしたような……」

澪「ん? あぁ、大丈夫だよ。ただの冗談だから」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 20:40:01.40 ID:KZdW7Dw9P
純「え……でも、走って行っちゃいましたよ」

澪「トイレに行っただけだよ」

純「え?」

澪「もう一通り楽しんだから、律の番は終わりってことだな」

純「そう……だったんですか……」

純憂(よく分かるなぁ)

唯紬「うふふ~♪」

澪「どうした? 二人とも」

唯「いやぁ~、さすが澪ちゃんだねぇ。りっちゃんのことよく分かってるよ~♪」

紬「そうねぇ~、そこまでりっちゃんのこと理解してるのは、やっぱり澪ちゃんだけよね~♪」

澪「ふぇ!? な、なんだよそれ!」

唯紬「さぁ?♪」

澪「うぅ……わ、私もトイレ!」

132 名前:(´・ω・`)さる注意しながらkskする[] 投稿日:2010/10/13(水) 20:43:56.90 ID:KZdW7Dw9P
唯「あ、わたしもちょっとトイレ行く~」

紬「私も~」

澪「付いて来るなぁ!」

≪テッテッテッ ガチャパタンッ≫

純憂「……行っちゃった」

梓「騒がしい先輩達でごめん」

純「アレだね……ほんっとに個性的な先輩達だよね」

梓「う、うん」

純「あんな先輩達と一緒なら、毎日楽しそうだ」

梓「でも練習とかあんましないよ?」

純「でも、楽しいんでしょ?」

梓「まぁ……ね」

純「ん~?」

梓「う……」

純憂「…………」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:00:05.55 ID:KZdW7Dw9P
梓「うん……凄い楽しい」

純「にひひ♪」

憂「ふふっ♪」

梓「っ! わ、わたしもトイレ!」

≪テテテテッ カチャッ ぱたんっ≫

純「おーおー、照れちゃってまぁ」

憂「もぅ、純ちゃん~?」

純「いいじゃんいいじゃん♪ 梓はさ、ちょっとくらい素直になった方がいいんだって」

憂「そうかもだけど」

純「こーいうのは慣れだよ、慣れ」

憂「そう……かな」

純「そそ♪」

憂「私にはちょっと難しいかも」

純「ほら、習うより慣れろって言うでしょ? つまりそーいうことだよ」

憂「慣れ……かぁ」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:04:01.04 ID:KZdW7Dw9P
純「憂も何かやりたいことがあったら、とりあえずやってみることだって」

憂「う~ん」

純「ミスったとしても、あたしも梓もいるしね……って、フォロー役は大抵憂に回しちゃってる気もするけど」

憂「そんなことないよ~。私なんて大したこと出来ないし……」

純「勉強も運動もトップクラスの子が何を言い出すのやら」

憂「でもさ? たとえ勉強とか運動が出来ても……それが何の役にも立たない時ってあると思うんだ」

純「そう? 例えば?」

憂「人間関係……とか」

純「あー、確かにねぇ。それに関して言えば、勉強も運動もあんまり関係ないね」

憂「でしょ?」

純「でも憂って人当たり良いじゃない。それとも……人間関係で困ってることあるの?」

憂「困ってるってわけじゃないんだけど……ね」

純「言い難いこと?」

憂「…………」

純「そか、んじゃ聞かない」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:08:08.15 ID:KZdW7Dw9P
憂「ごめんね?」

純「いいのいいの♪ 言いたくなったら言ってよ。あたしに出来ることだったら何でもするからさ」

憂「うん」

純「頑張れるうちは自分で頑張った方が良い時もあるだろうしっ」

憂「……じゃぁ、宿題のノートは次から見せてあげなくても平気だね♪」

純「ごめん、それは助けて」

憂「さぁ? どうしようかなぁ♪」

純「え、ちょ……憂?」

憂「みんなが戻ってくるまでにお茶、淹れておこうか」

純「わっ あ、そだ。手伝うよ、うん。手伝う!」

憂「でも、私一人でも淹れられるしなぁ」

純「んじゃ、教えてよ。あたしも美味しいお茶淹れてみたいし」

憂「それなら……うん、OKだよ♪」

純「よろしくお願いします、憂先生!」

憂「は~い♪」

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:12:01.43 ID:KZdW7Dw9P
純「……で、宿題の件は考え直していただけませんか?」

憂「それはお茶の出来次第で」

純「よっし! 頑張るぞぉーっ」

憂「…………」

純「? どうしたの? 憂」

憂(習うより慣れろ……とりあえずやってみる……かぁ)

純「憂?」

憂「……よしっ」

≪きゅっ≫

純「へ? ど、どうしたの? いきなり手繋いできて」

憂「えへへ~♪ 純ちゃん? 慣れだよ、慣れ♪」

純「はぃ?」

憂「美味しいお茶淹れようね♪」

純「え? あ、うん……?」

憂「♪~」

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:16:24.66 ID:KZdW7Dw9P
・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・

純「あ、あはは……」

憂「えへへ……」

純憂「…………」

純「さっき言ったこと、ちょっとだけ訂正する」

憂「うん」

純「慣れの前に習うこと覚えた方が良い場合もあるね」

憂「うん」

純「調子に乗って色々やるべきじゃなかったよ」

憂「基本って大事だね……」

純「これ……どうしようか」

憂「飲めたものじゃないしね……」

憂(舞い上がって失敗しちゃったよぉ~)

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:20:01.20 ID:KZdW7Dw9P
唯紬「ただいまぁ~」

澪「もういきなり走り出したりするなよ?」

律「さっき謝ったじゃんかよー」

梓「おまたせ~……って、どうしたの? 二人とも」

純「お茶を淹れるのって大変だなぁ……って実感してたところ」

梓「純が淹れてたの?」

純「教えてもらいながらねー……失敗したけど」

梓「……どうすればお茶淹れるだけなのに失敗するの」

純「あたしはどうせ駄目な子ですよ!」

紬「それなら私が……」

純「あ、できればもう一回やらせてくれませんか?」

憂「それなら今度は、紬さんに教えてもらうと良いかも……」

純「えっと……憂、もう一回教えて?」

憂「でも紬さんの方が淹れ方上手だよ?」

純「あたしは『憂のお茶の淹れ方』が知りたいんだよ」

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:23:01.23 ID:KZdW7Dw9P
憂「…………」

純「お願い!」

憂「私は……構わないけど」

紬「うん、それならそこにあるお茶の葉、好きなだけ使っていいわよ♪」

純「やた♪ ありがとうございます!」

憂「すみません……ありがとうございます」

紬「いえいえ♪」

律「……どうみるね、皆の衆」

唯「何だか妙な感じですな……りっちゃん隊員」

澪「? 何がだ?」

唯律「…………はぁ」

澪「何で溜め息つくんだよ」

唯律「べぇっつにぃ~」

澪「?」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:26:01.58 ID:KZdW7Dw9P
梓「…………」

紬「あ、そうだ……梓ちゃんも一緒にお茶のお勉強してきたら?」

梓「わたしは別に……」

梓(ちょっと混ざりづらいし雰囲気っぽいし……)

純「お、そうだよ。梓おいで~」

憂「うん、梓ちゃんも一緒に淹れようよー」

梓「え……んと……」

純「二年生トリオでお茶淹れて、先輩達に振舞おうよ」

憂「うんうん♪」

紬「わ♪ いいわね、それ~」

律「梓にちゃんと淹れられるのか~?」

梓「わたしはっ 別に……」

唯「♪~」

梓「な、なんですか」

唯「ん? なんでもないよぉ?」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:29:01.75 ID:KZdW7Dw9P
梓「…………」

梓(素直……か……)

純「ほれほれ梓っ はーやくー」

憂「梓ちゃ~ん」

梓「うん、わかった」

律「へぇ~」

梓「別に律先輩に乗せられたからじゃありませんよ? わたしが純たちと一緒にお茶を淹れたいから淹れるんです」

律「わーってるよぉ」

唯紬「♪~」

澪「期待してるよ」

梓「はいっ 美味しいお茶を淹れてみせます!」

純「おぉ、梓がやる気だ」

憂「その意気だよ、梓ちゃんっ」

梓「ところで純ってお茶淹れられるの?」

純「馬鹿にしないでよ。憂に教えてもらうから大丈夫だよ」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 21:33:01.42 ID:KZdW7Dw9P
梓「……それ、馬鹿にしてくれって言ってない?」

純「なんでよ」

憂「まぁまぁ、二人とも」

律「こりゃぁ、楽しみだ♪」

唯「うんうん♪」

澪「そうだな」

紬「…………(ぽぉ~)」

律「すでに楽しんでる奴が役一名いるが……」

紬(今日は良い日だわ~♪)

純「よし……じゃぁ、頑張るかぁ!」

憂梓「おー!」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:00:04.07 ID:KZdW7Dw9P
純「と、意気込んでみたんですが」

憂「なんというか……」

梓「もの凄く普通の味になりました」

唯「不味くはないけど……」

律「別に美味しくもない味だな」

澪「ものすごく普通の味だ」

紬「香りも飛んじゃってるわね」

純「これ絶対あたしのせいだよぉ~……お茶の葉を浸す時間、間違えたっ」

梓「わたしもお湯の温度が高すぎたかも……」

憂「最初はしょうがないよ。次、頑張ろうよ」

純「漫画とかだとさ? こーいう時は上手くいくんだよねぇ」

梓「現実は厳しいね……」

純梓「……はぁ」

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:04:01.34 ID:KZdW7Dw9P
律「まぁ、いいんじゃないか? 後輩が淹れてくれたってことで、思い出補正かかるかもしれないし」

純梓「うぅ……」

唯「それにさ? 普通の味があるから美味しい味が引き立つんだしっ」

純梓「ぅぐっ」

澪「唯……それ、とどめ刺してる」

唯「ふぇ?」

紬「とにかく、お茶にしましょう? 梓ちゃん達も座って座って」

純憂梓「はい~」

律「いいじゃんかよぉ、お茶くらい。憂ちゃんが言ったように、次頑張れ、次!」

唯「それに純ちゃんは、次はとうとう憧れの澪ちゃんとのトークタイムだよぉ?」

澪「う」

純「そうだった! 鏡っ 鏡っと! ねぇ梓、髪とか変じゃない?」

梓「……切り替え早いね」

純「当然だよ! なんと言っても澪先輩だもんっ 憧れの人だからね!」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:08:17.07 ID:KZdW7Dw9P
澪「そ、そんなに意気込まなくても……」

純「どう? 憂。あたしちゃんとしてる!?」

憂「大丈夫だよ♪」

澪「うぅ……」

律「澪が緊張してどうするんだよ」

澪「だ、だってぇ~」

純「ごくごくごくごくっ ……ふはぁっ」

梓「早っ!」

純「準備OKです! よろしくお願いします、澪先輩!」

澪「あ、あぁ……よろしく……」

律「こらこら、制服の裾掴むんじゃない……」

唯紬「それじゃぁ、スタート~♪」

梓「……うちってホント、グダグダだ」

憂「あ、あはは……」

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:12:01.76 ID:KZdW7Dw9P
純「鈴木純です! お願いします!」

澪「あ、あぁ……えっと、秋山澪……だ。よろしく」

純「はい!」

澪「…………」

純「こうやって澪先輩とお喋りできるなんて感激です!」

澪「っ! そ、そうか……あはは……それはよかったよ」

純「はい!」

澪「えっと……純……ちゃんも、ベース弾いてるんだっけ」

純「はいっ まだまだ上手じゃありませんけど、頑張って練習してます!」

澪「そうなんだ……えと……頑張ってな」

純「はははい! ……梓、聞いた!? 澪先輩に『頑張れ』って言ってもらえたよ!」

梓「あ~、うん。そだね……よかったね」

純「どーしよっ めちゃくちゃ嬉しい!」

憂「よかったね、純ちゃん♪」

純「うん!」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:16:19.87 ID:KZdW7Dw9P
律「……何かあたしらの時とテンション違いすぎね?」

唯「贔屓だね。差別だね」

紬「まぁまぁ♪ 純ちゃんにとって、澪ちゃんはそれくらい憧れの人ってことなんじゃないかしら」

唯律「ぶーぶー」

純「そうだ! 質問していいですか!?」

澪「ぅ……そ、そんなに大きな声……出さなくても……」

純「あ、すみません。こうやって澪先輩とお喋りできるのが嬉しくて……」

澪「ぃゃ、こっちこそごめん。で、質問って……なんだ?」

純「えっとですね……澪先輩がベースを弾き始めたきっかけって何ですか?」

澪「き、きっかけか……えっと……」

純「…………(わくわく)」

澪(うぅ……凝視されてる。答えずらい~)

澪「えと、きっかけは……」

律「かぁぁぁぁっと!」

純憂梓澪紬「!?」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:20:02.59 ID:KZdW7Dw9P
唯「どしたの? りっちゃん」

澪「急に大声出してどうしたんだ? 律」

律「……つまらん」

純梓澪「え?」

律「話題が普通すぎてつまらない!」

純憂梓澪紬「…………」

唯「だよね~。わたしもそれは思ったよ~」

純(えぇ~……音楽関係の話だったのに)

律「というわけでもっと面白いネタを要求する!」

唯「賛成~♪」

純憂梓澪「…………」

紬「で、でもほら……音楽関係の話もたまには」

梓「たまにはって……」

純憂(『たまには』って言っちゃった)

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:24:01.76 ID:KZdW7Dw9P
澪「わ、私はこのままでも別に……」

律「なぁ~に言ってんだよ、澪」

唯「澪ちゃんの話する時には、絶好のネタがあるじゃない♪」

澪「おい、ちょっと待て……まさか……」

唯「ねね? 純ちゃん。澪ちゃんに憧れてるんだよね?」

純「はい。そうですけど……」

律「ならば……澪ファンクラブの会員証を見せるんだ! ナンバーいくつくらいだ?」

澪「うぅ……」

唯「待ってりっちゃんっ みんなで当てようよ!」

律「おぉ、そうかっ そりゃぁいい!」

梓「あ、でも」

憂「たしか純ちゃんって……」

純「あたしファンクラブ入ってませんよ?」

唯律澪紬「…………え?」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:28:01.49 ID:KZdW7Dw9P
純「あたしは澪先輩のファンクラブに入ってませんよ」

梓「だよね、そう言ってたもんね」

純「うん」

唯「な、なぜに……」

純「え? いえ……え?」

律「さては澪に憧れてるっていうのは嘘だな! ちくしょーっ 騙された!」

純「えぇ~……」

梓「何でそこまで……」

唯「だってこれじゃぁ、恥ずかしがってる澪ちゃんが見られないよ!?」

律「そうだそうだっ ヘコんでる澪が見られないじゃないか!」

純憂梓紬「…………」

澪「お、お前らなぁ……」

憂(……お姉ちゃん)

梓(清々しいまでに最低だ)

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:32:01.64 ID:KZdW7Dw9P
律「理由を! せめて理由を言うんだ、純っ」

唯「そうじゃなければ我々は納得出来ないー!」

澪「二人とも……いい加減にぃ……」

≪スタスタスタ≫

澪「しろっ!」

≪ゴツンッ!≫

律「い゛だぁーっ!?」

純憂「!?」

唯「ぁぅ……」

澪「ふんっ」

律「うぅ……やっぱり、あたしだけなんだな……(ガクリッ)」

純憂「…………」

梓「あ、いつものことだからスルーしていいよ、二人とも」

純「そう……なんだ……」

憂「う……うん」

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 22:36:01.86 ID:KZdW7Dw9P
紬「でも、唯ちゃんとりっちゃんじゃないけど、どうしてファンクラブに入らなかったの?」

梓「それはわたしも思う。なんで入んなかったの? 純」

純「だってあのファンクラブって、音楽は関係ないでしょ?」

梓唯律澪紬「…………」

憂「たしかにそうだね」

純「澪先輩が綺麗でカッコよくて、でもちょっと可愛いところがあるとか……そーいうのが好きな人が集まってるみたいじゃない?」

憂「うんうん」

純「別にそれが悪いってんじゃないよ? でも、あたしは『ベーシスト秋山澪先輩』に憧れてるんであって」

憂「だから音楽関係の話が出てこないファンクラブには入らなかった?」

純「うん。そーいうこと」

梓唯律澪紬「…………」

憂「純ちゃんらしいね♪」

純「それは、褒めてるの?」

憂「もちろんっ」

純「んじゃ、ありがと♪」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:02:10.50 ID:KZdW7Dw9P
憂「いえいえ♪」

梓唯律澪紬「…………」

純「あ、あれ? どうしたんですか? みなさん」

憂「みんな止まっちゃってるね」

梓唯律澪紬「…………」

唯「……純ちゃん、真面目さんだ」

律「純は真面目だな」

紬「純ちゃんは真面目さんね」

純「え?」

梓「……純?」

純「なに?」

梓「お前は誰だ!?」

純「……へ?」

梓「純の偽者だな!? 正体現せ!」

純「何言ってんのさ、この子は」

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:05:01.98 ID:KZdW7Dw9P
梓「だ、だって……あれ? 本物? でもほら、純とわたしってこーいう……音楽の真面目な話? したことないよ!?」

純「部活も違うし楽器も違うし、しょーがないじゃない」

梓「そう、だけど……でもほら……音楽の話っていうなら、してもおかしくなくない?」

純「休み時間でも遊ぶ時でも、憂が一緒の時がほとんどでしょ? 二人で真面目に音楽の話したら、憂が仲間外れになるでしょーが」

憂「私のことなら気を使わないでもいいのに」

純「甘いよ、憂。この手の話は、好きな者同士が始めると止まらなくなるんだよ」

憂「そ、そうなんだ」

梓「…………」

憂「梓ちゃん?」

純「どしたの? 梓」

梓「や……別に……」

憂「?」

純(まったくこの子は)

純「あーずさ?」

梓「なに?」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:07:07.78 ID:KZdW7Dw9P
純「今度、その手の話しようよ」

憂「……うんっ 私もその時までに勉強しておくよ!」

純「そこまでしなくても」

憂「うぅん。頑張る!」

純「そっか♪」

梓「えと……」

純憂「ん?♪」

梓「うん、そのうち……」

憂「うん♪」

純「その時は、寝かさないよ?」

憂「一晩中!?」

純「それくらい楽勝だよ」

梓「まぁね」

憂「…………」

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:10:07.96 ID:KZdW7Dw9P
純「にひひ♪ 勉強頑張ってね♪」

憂「う、うん……」

梓「えへへっ♪」

唯紬「…………(ぽぉ~)」

律「?」

唯紬(三人とも可愛い~♪)

律「……お前ら、切り替え早いな」

純憂梓唯紬「♪~」

律「はぁ~……っと、澪。そろそろ戻ってこい」

澪「………ょ…」

律「ん?」

澪「律……ちょっと」

律「へ?」

澪「いいからちょっと来て」

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:12:01.95 ID:KZdW7Dw9P
律「え? あれ? 澪さん?」

≪ガシッ テクテクテク カチャパタンッ≫

純憂梓唯紬「…………」

純「……出て行っちゃった」

憂「どうしたんだろう?」

唯「だいじょぶだいじょぶ~♪」

紬「すぐ戻ってくるわよ♪」

憂「で、でも」

梓「ん~、多分あれは大丈夫だよ」

純「ひょっとしてあたし、何かやらかしちゃったんじゃ……澪先輩とお喋りしてたのに、二人と盛り上がっちゃったり……」

梓「だから大丈夫だってば……よく分からないところで心配性だね、純」

純「だって澪先輩のことだしっ」

唯「憂も純ちゃんも気にしすぎだよ~」

紬「ほら、二人とも……耳を澄ましてみて?」

純憂「?」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:14:08.63 ID:KZdW7Dw9P
澪『どうしよう律っ』

律『何のことd』

澪『ベーシスト秋山澪のこと尊敬してるって!』

律『そこかよ! そこから大分話進んだぞ!』

澪『ベーシストって! 私のことベーシストって言ってくれた!』

律『お前ベース弾いてるじゃんか……見れば分かるだろ』

澪『だって今までそんなこと言ってくれる人いなかった!』

律『いや……まぁ、そうかもだk』

澪『どうしよう! 純ちゃん良い子だ! すごく良い子だよ! 律ぅっ!』

律『わっ ちょ、待てっ ぅわ!? 肩持ってガクガクするなっ 目が回る!』

澪『どうしようっ どうしたらいい!? どうやって接したらいいか分からないよ!』

律『ぐ……ぅぁ……ま……お、落ち着け……み……お! 目が……ま、回るぅ……』

純憂「…………」

唯「澪ちゃんだよねぇ~♪」

紬「澪ちゃんよね~♪」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:16:06.52 ID:KZdW7Dw9P
澪『何を話したらいい!? あ、さっき律のこと殴ったの見られちゃったかなぁ!?』

律『そ、そりゃぁ……見ら…れた……だろぉ……よ』

澪『いつもの癖でついやっちゃったけど、恥ずかしい! 何て言い訳したらいい!?』

律『お前……あ……たしの……心配……は……ないの……か……ぅぷっ』

澪『ごめん!』

律『ぅぐ……素直…だ……な』

澪『だから助けて!』

律『わ、わかった……から……とりあえ……ず……落ち着け……手……離せ……』

澪『うん!』

律『ふぅ~……あー気持ち悪ぅ~』

澪『で、どうしよう!?』

律『まず落ち着けって』

澪『無理!』

純「これ、あたしは聞かない方がいいんじゃないですか?」

唯「えぇ~? これが良いんじゃない♪」

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:18:01.82 ID:KZdW7Dw9P
律『とにかくっ まず深呼吸しろ』

澪『うん! すー! はー! すー! はー!』

律『落ち着いたか?』

澪『無理!』

律『んじゃ、もっかい深呼吸』

澪『すー……はー……す~……は~……』

律『落ち着いたな?』

澪『な、なんとか……で? どうしたらいい?』

律『普段通りでいいって。変に着飾るな。困ったらフォロー入れてやるから』

澪『でもほら、先輩らしいところとか見せた方が……』

律『いらん! いいか、澪…………あたしを信じろ』

澪『う、うん!』

律『大丈夫、澪は普段のままで十分だから』

澪『うん、分かった。律の言う通りにするっ』

律『よし!』

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:19:21.27 ID:KZdW7Dw9P
純「今思ったんですけど、律先輩が話の方向変えようとしたのって……」

紬「あ、分かった? その通~りっ 澪ちゃんが緊張してたからね♪」

唯「いやぁ~、愛し合ってるね~♪」

憂「そうだったんだ」

梓「律先輩本人の性格もあるんだろうけどね」

唯「……いいか、澪…………あたしを信じろ! ……だって~♪」

紬「うん、分かった。律の言う通りにするっ ……だって~♪」

唯「夫婦だね~♪」

紬「夫婦よね~♪」

純梓(この人たちは……)

律『んじゃ、戻るぞ?』

澪『うんっ』

≪カチャッ≫

澪「急にゴメン、みんな。おまたせ(キラキラ~ シャラ~ン☆)」

梓唯「ぶふぅっ!?」

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 23:21:31.59 ID:KZdW7Dw9P
紬「おかえり~」

憂(カッコ良さが5割増し!?)

純「…………」

唯「ぷっ ……くくっ お、おかえ……り……ぶふっ!(プルプル)」

梓「お、おかっ えりな……さい……ぷふっ(プルプル)」

律「や~、すまん。んじゃ、澪と純ちゃんのお喋り再開といくかー」

≪ススッ ストッ≫

澪「ゴメンな? 純ちゃん。話の途中で出て行っちゃって(キラキラ~)」

純「…………」

唯「動きが……いちい…ち……芝居……がかって……ぶっ(プルプル)」

梓「か、かっこ……いいん……だか……おかし……んだか……ぷっ(プルプル)」

律「お前らもっと小声でな?」

紬「お疲れ様、りっちゃん」

律「ま、いつものことだって」

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:01:19.36 ID:u4ZclIC9P [1/18]
梓唯「ぷっ ……く、くる……し…い……ぷぷっ(プルプル)」

憂「お姉ちゃん……梓ちゃん……」

律「……そろそろいい加減にしとけよ?」

唯「だって……普…通……に…しろ……て……(プルプル)」

梓「あれが……ふ、普通……って……(プルプル)」

律「あーいう場合……普通にしろって言って、それで丁度良いくらいのカッコつけになるんだよ。あいつは」

純「…………」

澪「ん? どうしたんだ? 純ちゃん」

憂「あれ? 何だか純ちゃんの様子もおかしいよ?」

純「…………」

澪「純ちゃん?」

純「…………」

憂梓唯律紬「?」

純「……はいぃ~……何でしょうかぁ~♪ (ぽぉ~)」

憂梓唯律紬(効果は抜群だ!)

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:03:32.22 ID:KZdW7Dw9P
澪「あはは、何だ。緊張してるのか?」

純「しゅ……すみません~……あ、いえ……そのぉ……(ぽぉ~)」

澪「そんなに畏まらないでいいんだぞ? 純……っと、すまない、純ちゃん」

純「いえ~……呼び捨てで構いませんですぅ~♪ (ぽぉ~)」

澪「そうか? ありがとう、純」

純「っ! ぅぅ……」

澪「ははっ 純は可愛いなぁ」

≪ナデナデ≫

純「ぅっ ぅぅ~……(カァ~)」

梓「……誰ですか、アレ」

律「しまった……ちょっと手加減間違えたか」

唯「澪お姉様って感じだね」

梓「それに、純のあんな表情……見たことない。顔真っ赤だし」

憂「私もない」

紬(こ、これが宝塚!?)

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:07:01.75 ID:u4ZclIC9P [2/18]
澪「純、そんなに俯かないでくれ」

純「ぇと……そのぉ……」

≪スッ ツイッ≫

純「あ」

澪「ふふっ これで純の顔がよく見える……純の頬は何でこんなに熱いんだろうな?」

純「ぁ……ぅ……あの……澪先……輩……」

澪「『先輩』はいらないな」

純「ぇ……えと……澪…………さん」

澪「ん?」

純「澪さん……」

澪「あぁ……純」

純澪「…………」

梓唯紬「…………(ゴクリッ)」

憂「…………」

律(この寸劇、どこまで行くんだ?)

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:10:01.80 ID:u4ZclIC9P [3/18]
純澪「…………」

唯紬(行け! そこだ! 残り5cm!)

梓(え? ちょ、これ……するの!? 何これ!? 何で!?)

憂「……ぅ……ぅぅ……」

律「…………」

澪「純」

純「澪……さん……」

唯紬(これはいく! いけっ いけーっ!)

梓(え? え? わ、ちょ……わーっ わー!?)

澪「…………」

純「…………」

梓唯紬「…………(ゴックンッ)」

憂「……ぁ……ぅ~……」

純澪「…………」

梓唯紬(いったか!?)

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:12:02.08 ID:u4ZclIC9P [4/18]
憂「駄目ぇーっ!!」

純梓唯澪紬「っ!?」

純「…………」

梓「…………」

唯「…………」

澪「…………」

紬「…………」

憂「…………あ」

律「ふぅ~……はい、そこまで~」

純「……はっ」

澪「……え? ……ぅわっ!?」

律「いやいや、いまさらだろ」

純「わっ わ! ごーごごごごめんなさい!」

澪「えっ!? あ……こ、こここっちこそゴメン!」

律「とーりあえず、お茶飲んで一服しろ…………全員な」

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:14:01.91 ID:u4ZclIC9P [5/18]
純憂梓唯澪紬「…………」

律「……ズズ~ッ」

純憂梓澪(き、気まずい)

唯紬(もうちょっとっ もうちょっとだったのに~!)

律「あ~……とりあえず、澪と純」

澪「っ! な、何だ?」

純「ひゃ、ひゃい!」

律「調子乗りすぎ」

澪「うぅ」

純「はいぃ~」

律「んで、憂ちゃん」

憂「は、はい!?」

律「ぐっじょぶ! と言っておこう」

憂「あ、ありがとうございますぅ」

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:16:01.88 ID:u4ZclIC9P [6/18]
唯「ぐっじょぶ! じゃないよぅ~」

紬「うんうんっ」

律「唯とムギ……お前らは自重しろ」

唯紬「ぶーぶー」

律「異論は認めません」

唯紬「しょぼん」

律「最後に梓」

梓「な、何ですか」

律「特になし!」

梓「…………」

律「しいて言うなら、生唾飲み込む時はもっと静かにな?」

梓唯紬「う」

律「ま、この雰囲気でお喋りもないだろうから、澪のターンは終了でいいな?」

澪「うん……ゴメンな? 純」

純「い、いえ……あたしの方こそすみませんでした」

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:19:01.80 ID:u4ZclIC9P [7/18]
紬「いえいえっ 大変良いモノを見せて貰いました!」

唯「うんうん! そのとーりです!」

純澪「うぅ」

律「自重!」

唯紬「しょぼん」

純「あ」

憂「どうしたの? 純ちゃん」

純「え~っと……」

梓「らしくないね。言っちゃいなよ」

唯律澪紬「?」

純「いやぁ、実は……澪先輩にベース教えて欲しかったんだよね」

憂「憧れの人だもんね♪」

梓「……どうでしょう? 澪先輩」

律「澪の番はあんな感じに終わっちゃったからな。いいんじゃないか?」

澪「あぁ、それくらいなら構わないぞ」

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:21:01.91 ID:u4ZclIC9P [8/18]
純「いいんですか!?」

澪「あぁ」

純「やったぁっ!」

唯「あ、それならさ……みんなで演奏しない?」

紬「わ♪ それいいわね♪」

律「おぉっ いいな、それ」

澪「あ、でも、憂ちゃんはどうする?」

梓「そっか……憂はどうする?」

憂「私は観客ってことで♪」

純「何言ってんのさ。オルガンがあるじゃない」

憂「でも……」

唯「だいじょぶだいじょぶ♪ てきとーに合わせてれば何とかなるってば♪」

澪「てきとーって……」

紬「オルガンなら私も分かるし、簡単なことなら教えられるかな」

律「んじゃ、憂ちゃんのことはムギに任せようっ」

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 00:23:02.02 ID:u4ZclIC9P [9/18]
紬「はぁい♪」

憂「お願いします」

純「律先輩、譜面ありますか?」

律「おうっ とりあえず簡単なやつを合わせてみるか」

唯「あずにゃんあずにゃんっ」

梓「何ですか?」

唯「何かいいねっ こーいうの♪」

梓「…………(ちらっ)」

純「…………(にこっ)」

唯「あずにゃん?」

梓「……はい。いいですねっ こーいうの!」

唯「だよねー♪」

憂「ふふっ♪」

純「あははっ」

梓「えへへ♪」

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:00:04.13 ID:u4ZclIC9P [10/18]
律「こら~、笑ってないで準備して練習しようぜー」

澪「活動中に、普段からこれくらいやる気出してくれてれば……」

紬「憂ちゃ~ん、こっち来て~」

憂「は~い」

唯「それじゃ、あずにゃん。頑張ろうかっ」

梓「はいっ」

純「澪先輩! よろしくお願いします!」

澪「あぁ、任せろっ」

律「なら、あたしはちょっかい出す係りっと」

澪「お前もちゃんとやるんだよっ」

≪ゴンッ≫

律「いてー!?」

唯「あはははっ」

律「これなら緊張しまくってる方がよかった……」

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:02:02.07 ID:u4ZclIC9P [11/18]
唯「それじゃぁ、みんな……頑張ろ~♪」

律「おうっ」

澪「あぁ」

紬「えぇ♪」

梓「はいっ」

憂「うん♪」

純「はーいっ」

唯「…………」

梓「見事なくらいバラバラですね」

律澪紬「うん」

純憂「だね」

唯「あ、微妙に揃った」

純憂梓唯律澪紬「…………」

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:04:02.67 ID:u4ZclIC9P [12/18]
律「あ」

憂梓唯紬「?」

律「ふっふっふっ ここは部長に任せなさい!」

澪「何言うか分かった」

純「多分、あたしもです」

律「んじゃ、一緒に言うかっ」

純「OKです!」

澪「えぇ~」

唯「んじゃ、部長っ お願いします!」

律「おっし、いくぞー?」

憂梓唯紬「うんうん」

純律「……ふぁいとー!」

唯「あ、それなら確かに揃いそうだね~」

梓「日本人なら大抵揃いそうですしね」

純律「…………」

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:06:02.30 ID:u4ZclIC9P [13/18]
唯「あ、ごめん」

梓「もう一回どうぞ」

純律「ふぁいと~!」

澪「私は言わないぞ」

梓「ホントにもう一回言うんだ」

純「なにそれ!?」

律「合わせろよお前ら!」

唯「もういいから始めようよ、時間もったいない」

純梓「唯先輩がそれを言うんですか!?」

憂「あ、あはは……」

紬「それじゃ、憂ちゃん。練習しようか♪」

憂「は、はいっ」

梓「唯先輩、始めますよ」

唯「ほ~い」

純律「…………」

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:08:07.67 ID:u4ZclIC9P [14/18]
律「純……酷いだろ? こいつら」

純「ですね」

澪「じゃぁ、始めるか、純」

純「はい! 澪先輩お願いします!」

律「…………」

梓唯「♪~」

憂紬「♪~」

純澪「♪~」

律「え、なにこれ? 酷すぎない?」

澪「……冗談だよ。律はこっち来い」

純「律先輩、一緒にやりましょう」

律「やたっ♪」

澪「まったく……あ、そうだ」

純「どうしたんですか?」

澪「純、ちょっと後ろ向いてくれるか?」

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:13:01.80 ID:u4ZclIC9P [15/18]
純「? はい、分かりました」

澪「いや、実は一度やってみたかったんだ(モフモフ)」

純「え」

律「あたしもあたしもっ」

純「…………」

澪「おぉ、ホントに気持ち良いな(モフモフ)」

律「あ、ホントだ(モフモフ)」

純「あの……そろそろ始めませんか?」

律澪「もうちょっとだけ! (モフモフ)」

唯「あ、ずる~いっ わたしも~」

紬「わ、私も私もっ」

純「えぇ~……」

唯律澪紬「モフモフ♪」

純「なに? この儀式」

梓「シュールだ」

200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:16:02.36 ID:u4ZclIC9P [16/18]
憂「…………」

梓「どうしたの? 憂」

憂「よしっ」

梓「へ?」

憂「も、もふもふ」

純「憂……」

憂「えへへ~♪ やっぱり気持ちいい~♪」

唯「だよね~♪」

憂唯律澪紬「モフモフ♪」

梓「……よしっ」

純「あの……そろそろ……」

梓「もふもふ!」

純「梓まで!?」

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:18:10.30 ID:u4ZclIC9P [17/18]
梓「あ、やっぱ気持ちいいね」

純「真顔で言われても困るよ」

憂梓唯律澪紬「モフモフ♪」

純「……うぅ~」

憂梓唯律澪紬「モフモフ♪ モフモフ♪」

純「もう止めて下さいよ~!」

憂梓唯律澪紬「モフモフ♪ モフモフ♪ モフモフ♪」

純「誰か助けて~」

憂梓唯律澪紬「モフモフ♪ モフモフ♪ モフモフ♪ モフモフ♪」





                         おしまい!



202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/14(木) 01:20:25.50 ID:u4ZclIC9P [18/18]
支援さるよけマジ感謝
自分でも信じられないくらいgdgdだった

(´・ω・`)寝る

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