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大長編ドラえもん のび太と青い悪魔
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 20:19:23.43 ID:2Fs6+bLI0
ジャイアン「おう、のび太。これから空き地で野球やるんだ。
人数足りないから帰ったらすぐに来いよ。」
のび太「うん・・・わかったよ・・・」
のび太「ドラえも~ん!ホームラン打てる道具出してよー。」
ドラえもん「わかったよ。」
チャララチャッチャラー
ドラえもん「禁止薬物。」
のび太「ド、ドラえもん?」
ドラえもん「メジャーのホームラン記録も夢じゃないんだよ。」
のび太「でも、捕まったりしない?」
ドラえもん「ばれなきゃいいんだよ。」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 20:26:33.30 ID:2Fs6+bLI0
のび太「あ、ありがとう。行ってくるね。」
ドラえもん「いってらっしゃい。車と尿検査に気をつけるんだよ。」
ジャイアン「おう、遅かったな。じゃあ早速始めるぞ。」
スネ夫「足を引っ張るなよ、のび太。」
のび太「わ、わかったよ・・・」
カキーン
のび太「オーライ。オーライ。」
ポトッ
のび太「あっ!」
ジャイアン「のび太ぁ、てめえー!!」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 20:33:25.27 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ジャ、ジャ、ジャイアン!
顔だけはやめて!顔だけは!」
ボスッ!
ジャイアン「腹で我慢してやらあ。」
のび太(あれ?ドラえもんから貰った薬のおかげで痛くないや。)
ジャイアン「何やってんだ!次は、のび太の打席だぞ!」
のび太「わ、わかったよ。ジャイアン。」
カキーン
スネ夫「ええ?!!」
ジャイアン「のび太のヤツ、打ちやがった。」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 20:40:12.53 ID:2Fs6+bLI0
のび太「やったー。ドラえもんから貰った薬のおかげだ。」
ガシャーン!!
スネ夫「ヤバイ、カミナリさんちのガラスを割ったぞ!」
ジャイアン「やい、のび太!ボールを取って来い!」
のび太「ええ!!わ、わかったよ・・・」
のび太「カミナリさん怒ってるだろうな・・・」
ピンポーン
のび太「ごめんくださーい。ボールを取らせてくださーい。」
シーン
のび太「あれ?ごめんくださーい。ボールを取らせてくださーい。」
シーン
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 20:48:41.23 ID:2Fs6+bLI0
のび太「おかしいな・・・」
ガラガラ
のび太「あれ?戸が開いてる・・・」
のび太(留守かなあ?今のうちにボールを取ってこよう。)
のび太「おじゃましま・・・
ええ!!カミナリさんが倒れてる?!
どうしよう・・・
そうだ!ドラえもんに知らせよう!」
数分後
ドラえもん「死んでるよ。」
のび太「ええ!!まさか、僕が打ったボールに当たって?!」
ドラえもん「どうやらそのようだ。」
のび太「ど、どうしよう。そ、そうだ!
警察に電話だ!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 20:57:46.31 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん「何を言ってんだい?冷静になれよ。」
のび太「ド、ドラえもん?」
ドラえもん「もし、警察が来て尿検査を要求してきたらどうするんだ!」
のび太「ええ?!」
ドラえもん「君は一生、臭いブタ箱暮らしが確定だ。」
のび太「ど、どうすればいいんだい?ドラえもん?」
ドラえもん「まずは、この肉の塊を処理しないとね。」
チャララチャッチャラー
ドラえもん「黒いポリ袋。」
のび太「ドラえもん、それは?」
ドラえもん「これに、この肉塊を入れて裏山に埋めるんだ。」
のび太「わ、わ、わかったよ。」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:09:57.35 ID:2Fs6+bLI0
チャララチャッチャラー
ドラえもん「リヤカー。
さあこれに乗せて裏山に行こう!」
のび太「ええ?!ど、どこでもドアは?ドラえもん?」
ドラえもん「なんのことだい?」
のび太「だから、ドアを開けるとどこでも行けるドアだよ!」
ドラえもん「何を言ってんだい?君は?
忘れたのかい?」
のび太「え?」
ドラえもん「毎日、しずかちゃんがお風呂に入る時間に覗きに行っただろ?
それで、しずかちゃんが切れてどこでもドアを破壊してしまったじゃあないか。」
のび太「ああ!そうだった!
わかったよ。リヤカーで運ぼう。」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:18:38.06 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ふうー。やっと着いたね。」
ドラえもん「さあ埋めよう。」
チャララチャッチャラー
ドラえもん「ショベルカー。」
のび太「うわあ!凄い!さあ、早く埋めてよ。」
ドラえもん「まいったなあ・・・
僕は免許停止中なんだ。」
のび太「ど、どういうこと?」
ドラえもん「憶えてないかい?あのときのことを・・・」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:26:12.51 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん「どこでもドアを壊された復讐で、ショベルカーでしずかちゃんちの風呂を壊そうとしたじゃないか。
そのときスピードの出しすぎで白バイに捕まって・・・」
のび太「そうだ!思い出した!」
ドラえもん「だから、運転出来ないんだよ。」
のび太「どうしよう。」
ドラえもん「その辺に捨てておこう。じきに腐るよ。」
のび太「さすがドラえもん!」
ドラえもん「そろそろ返ろう。のび太くん。」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:33:57.31 ID:2Fs6+bLI0
のび太「もうすぐ家に着くね、ドラえもん。」
先生「コラ!野比ー!」
のび太「せ、先生?!」
先生「宿題もせんで遊んでばっかりで・・・」
のび太「し、宿題はしました・・・」
先生「ばかもーん!先生は見たんだぞ。
野比が宿題もしないで野球をしてたり、裏山で遊んでたりするのをな。」
ドラえもん「?!」
のび太「み、見てたんですか・・・」
ドラえもん「のび太くん・・・」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:44:27.35 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ド、ドラえもん!どうしよう!」
先生「何をごちゃごちゃ言ってるんだね。
早く帰って宿題をせんか。」
ドラえもん「のび太くん、僕に任せて・・・」
チャララチャッチャラー
ドラえもん「教え子の恩返し。」
のび太「それは?」
ドラえもん「この道具は先生が昔育てた生徒がお礼しにくる道具なんだ。」
のび太「それのどこが凄いの?」
ドラえもん「まあ見てろって。」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:57:07.09 ID:2Fs6+bLI0
パラリラパラリラ
先生「なんだ?暴走族か?
こっちに来るぞ!いかん!野比逃げるんだ!」
のび太「ド、ドラえもん?」
ドラえもん「まあ見てろって。」
パラリラパラリラ
DQN「よお、先生。久し振り。」
先生「き、君は・・・」
DQN「昔ずいぶん世話してくれたなあ。
お礼参りにきたぜえ。おら、野郎共!ヤっちまえ!」
先生「わ、わかった。ヤるのは先生だけにしろ!野比は関係ない!」
DQN「わかったよ。俺は先生にしか興味がないからな。」
バキ、ドカ、ボキ
先生「野比ー!逃げるんだー!宿題はちゃんとやるんだぞー!」
バキ、ドカ、ボキ
DQN「よし!東京湾に連れてけ!」
のび太「先生ー!」
ドラえもん「やっと行ったね、のび太くん。」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:03:51.47 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん「さあ、家に帰ろう。」
のび太「う、うん・・・」
ドラえもん「?」
のび太「僕、今日は2人も・・・」
ドラえもん「忘れなよ。シャワーでも浴びながら泣いて忘れなよ。」
のび太「う、うん。ありがとうドラえもん。」
ドラえもん「うへへへ。照れるなあ。」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:15:48.59 ID:2Fs6+bLI0
翌日
しずか「おはよう、のび太さん。」
のび太「おはよう、しずかちゃん。」
しずか「今日は自習みたいよ。」
のび太「なんで?」
しずか「ニュース見なかったの?
昨日、東京湾で先生の遺体が上がったのよ。
だから先生は来ないわ。」
のび太「物騒な世の中だなあ。」
キンコンカンコーン
のび太「やったー!学校終わったー!」
ジャイアン「やい、のび太!お前ボールはどうした?」
のび太「ボール?」
ジャイアン「カミナリさんちに入ったボールだよ!」
のび太「カミナリサン?ボオル?」
スネ夫「おい?のび太?」
のび太「センセイ?トウキヨウワン?ウヒヒヒヒ。」
バターン
ジャイアン「うわー、のび太が倒れたぞー!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:27:18.66 ID:2Fs6+bLI0
のび太のママ「ぐっすり寝てるわ。」
ドラえもん「そう・・・」
ドラえもん「記憶を操作したから、精神に負荷がかかったのかなあ。」
のび太「う、ううん。ここは?僕の部屋?」
ドラえもん「気が付いたんだね。よかったあ。」
のび太「僕はたしかジャイアンと話してて・・・あれ?思い出せない。」
ドラえもん「君はジャイアンに殴られて気絶したんだよ。ゆっくり休んでね。」
のび太「ありがとう。ドラえもんは優しいなあ。」
ドラえもん「止めろよ照れるなあ。ウヒヒヒヒ。
僕これから出かけて来るから。」
のび太「いってらっしゃい。」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:34:57.00 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん(ジャイアンとの接触はマズイなあ。
このままだと、のび太くんの精神が壊れてしまう。)
ドラえもん「よし。」
ジャイアン「ただいまー。母ちゃん腹へったー。」
シーン
ジャイアン「母ちゃん?いないのか?
喉がかわいたなあ。麦茶でも飲むか。」
ガチャ
ジャイアン「うわあああ!母ちゃんが冷蔵庫の中に!!!
母ちゃん母ちゃんしっかりしろよー!」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:41:25.51 ID:2Fs6+bLI0
ジャイアン「そうだ!ジャイ子は?
ジャイ子!ジャイ子!」
ガラガラ
ジャイアン「いない。」
ムク「わんわん!」
ジャイアン「ムクは無事か。」
ムク「わんわん!わんわん!」
ジャイアン「どうした?ムク。犬小屋に向かって吠えたりして。」
ムクは「わんわん!」
ジャイアン「なんかあるのか?
!!!!!!
うわあああ!!!!!!!ジャイ子の首があああ!!!!!!」
ジャイアン「うわあああん!母ちゃん!うわあああん!ジャイ子!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:49:35.91 ID:2Fs6+bLI0
翌日
しずか「おはよう。のび太さん。」
のび太「おはよう。しずかちゃん。」
のび太「あれ?ジャイアンがいない。」
しずか「たけしさんなら昨日家族が亡くなったの。
それでショックで精神病院に入院よ。」
のび太「物騒な世の中だなあ。」
キンコンカンコーン
のび太「やったー!学校終わったー!」
スネ夫「おい。のび太。これからジャイアンの見舞いにいかないか?」
のび太「うん。行こう。」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:57:42.31 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ジャイアン。お見舞いに来たよー。」
ジャイアン「の、のび太!」
スネ夫「まだ犯人は捕まってないんだろ?
酷い事件だよ。まったく。」
ジャイアン「いや、犯人はわかってるんだ。」
のび太「ええ!!なんで逮捕されないの?」
ジャイアン「今の日本の法律家だと証拠にならないんだと。」
スネ夫「で、証拠って何?」
ジャイアン「目撃者がいたんだ。」
のび太「目撃者?」
ジャイアン「ムクだよ。」
スネ夫「なんでムクが目撃者で、ジャイアンが犯人を知ってるんだ?」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:06:23.83 ID:2Fs6+bLI0
ジャイアン「昔食べた翻訳コンニャクがまだ家にあったんだ。
それでムクに食べせたら・・・」
のび太「食べせたら?」
ジャイアン「ドラえもんが犯人だって。」
のび太「そんなの嘘だ!ドラえもんに確かめてくる。」
のび太「ドラえも~ん。」
ドラえもん「どうしたんだい?のび太くん?」
のび太「ジャイアンの家族をヤったのはドラえもんじゃないよね?
違うよね?」
ドラえもん「なんだ、そんなことか。
もう、ばれちゃったんだ。
のび太「ド、ドラえもん?」
ドラえもん「それを言っちゃあ、おしまいだ。」
その頃
ジャイアン「のび太のヤツ、大丈夫かな?」
スネ夫「どうして?」
ジャイアン「まさか消されてないよな・・・」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:22:46.17 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん「僕は人類に愛想をつかしていたんだ。
だってニュースを見れば、やれセクハラだの、やれ偽装献金だの。
こんな愚かな人類を滅ぼして地球をリセットしたいんだ。」
のび太「な、な、何言ってんだよ?」
ドラえもん「見てよ。この宇宙船。ドラの箱舟って言うんだ。
これで僕は大好きなのび太くんと宇宙へ飛び立ち、ソーラレイで人類を滅亡させるんだ。」
のび太「ド、ドラえもん?」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:34:22.29 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん「だから、のび太くんがカミナリさんをヤった時に助ける必要があった。
のび太くんが檻の中に入れられたら、どこでもドアがないから君を連れて宇宙へ行けないからね。」
のび太「カミナリさん?なんのこと?」
ドラえもん「君の記憶を消したのも、残り少ない地球での日々を楽しんでもらいたかったからさ。
あんな忌々しい記憶はいらないだろう?」
のび太「なんのこと?」
ドラえもん「あと一日で箱舟が完成という時にジャイアンが邪魔をしたんだ。
君の記憶を復活させようとね。
まあ、あいつをヤってもよかったけど、
あいつが苦しむ顔が見たくてね。」
のび太「ドラえもんってドSだね。」
ドラえもん「うへへへ、照れるなあ。」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:43:04.43 ID:2Fs6+bLI0
ジャイアン「やい、ドラえもん!今の話は本当なのか!」
のび太「ジャイアンとスネ夫!」
ドラえもん「ああ、本当さ。」
スネ夫「ドラえもん助けてよ。何でもするから。」
ジャイアン「俺も助けてくれー。まだ氏にたくないよー!母ちゃーん!」
ドラえもん「わかったよ。ただし君たちはのび太くんの奴隷だからな。
鳴いて返事をしろ!ブタどもが!」
ジャイアン「ぶひー!」
スネ夫「ぶひー!」
のび太「ドラえもんはやっぱりドSだなあ。」
ドラえもん「ウヒヒヒヒ。照れるなあ。」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:49:46.04 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ねえ?しずかちゃんも連れて行っていい?」
ドラえもん「ああ、いいよ。」
しずかちゃんの家
のび太「という訳なんだ。」
しずか「まあ、楽しそう。
今、替えのパンツを持ってくるから待ってて。」
のび太「パンツなんかいらないよ。
ノーパンにしなよ。」
しずか「まあ、のび太さんのエッチ~。」
パチーン!
のび太「連れて来たよ。ドラえもん。」
ドラえもん「よし!出発だ!」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:56:32.37 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ところで、ドラえもん?
どうやって箱舟を作ったんだい?」
出来杉「それは僕が手伝ったからさ。」
のび太「で、出来杉!」
出来杉「困るよ。ドラえもん。
こんなクズ共が乗るなんて聞いてないよ。」
ドラえもん「だって僕はのび太くんが・・・」
出来杉「生き残るのは有能人種である出来杉だけだ!!
今、この場で始末してヤる!」
のび太「ド、ドラえも~ん。」
ドラえもん「のび太くんは僕が護る!」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:04:53.72 ID:bpyU42350
チャララチャッチャラー
ドラえもん「タケコプター!」
出来杉「ははは!そんなもので追尾式ミサイルをかわせるかな?」
のび太「ドラえもん頑張って!」
出来杉「ええい、ちょこまかと・・・
こら、僕の背中に張り付くな
離れろ!」
ドラえもん「サヨナラのび太くん。」
出来杉「うわーっ!追尾式ミサイルがあー!」
ドーーーーーーーーン
のび太「ドラえもーん!!!!!!」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:16:01.27 ID:bpyU42350
パラパラパラパラ・・・
のび太「ド、ドラえもん・・・
僕たちを護って・・・」
パラパラパラパラ・・・コツン
のび太「なんだ?これは、ドラえもんのボイスレコーダー?
再生して見よう。」
ドラえもんの声「ノビタ、スキ・・・ノビタ、ホリタイ・・・ノビタ・・・」
パラパラパラパラ・・・
ジャイアン「あわわわわ。」
スネ夫「あわわわわ。」
パラパラパラパラ・・・
出来杉「やれやれだぜ・・・
戦闘服に傷が付いちまった。」
のび太「そ、そんな・・・」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:24:05.01 ID:bpyU42350
出来杉「これで邪魔者はいなくなった。
氏ね、のび太くん。」
のび太「うわー!助けてー!ドラえも~ん」
ヴーン
しずか「タイムトンネル?」
ジャイアン「なんでだ?」
スネ夫「ドラえもんは粉々なのに・・・」
???「さぁーん。」
のび太「この懐かしい声は!」
???「ちゃーん。」
のび太「間違いない!」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:32:40.61 ID:bpyU42350
ドラミ「お兄ちゃん、のび太さん。遊びに来たわよ。
あら、皆集まっているのね。」
のび太「ドラミちゃん!」
ドラミ「お兄ちゃんは」
のび太「それが、、、、、、という訳なんだ。」
出来杉「ほら、この鉄屑が君の兄さんさ。」
プチーン
しずか「ドラミちゃんが、黄色く光ってるわ!」
ドラミ「お兄ちゃんは、いいやつだったわ。
ダメな兄だから、妹の私が凄い引き立ってたのに!
もう、あんな優越感に浸れないなんて!
私は本当に怒ったわよー!出来杉さーん!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:40:32.94 ID:bpyU42350
出来杉「ふはははは!君もあのタヌキのようにしてやるよ。」
ドラミ「何?あのクソボケ耳なしホモ狸だと?お兄ちゃんのことか?」
ドラミ「お兄ちゃんのことかーー!!!!!!」
チャララチャッチャラー
ドラミ「デポドン」
ドーーーーーーーーン
のび太「出来杉は?」
ドラミ「蒸発したわ。」
のび太「すごいやドラミちゃん。」
ドラミ「うふふふふ。照れるわ、のび太さん。」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:51:11.85 ID:bpyU42350
のび太「これからどうしよう?」
ジャイアン「おれんちなんて・・・母ちゃーん!」
ドラミ「大丈夫。安心して。」
チャララチャッチャラー
ドラミ「魔法の白い粉。」
ドラミ「この粉を吸うと夢のようなすばらしい世界にいけるわ。」
ジャイアン「本当だ!ジェイなんとかの歌が聞こえてきた。」
スネ夫「僕なんか六本木ヒルズにいるよ。」
しずか「あら、あおいうさぎさんだわ。うふふふ。」
のび太「み、みんな・・・」
ドラミ「さあ、のび太さんも・・・」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 01:04:21.17 ID:bpyU42350
のび太「わあ、しずかちゃんちのお風呂だあ。
わあ、しずかちゃんとお義母さんだあ。
まるで夢のようだ。」
ドラえもん「のび太くん、のび太くん・・・」
のび太「ドラえもん?氏んだはずじゃあ?」
ドラえもん「うん、氏んだよ。君は僕がいなくなったばかりなのに、
ああ!情けない!」
のび太「ドラえもん、なんか顔が怖いよ。」
ドラえもん「これは僕の独り言だけど、押入れの中に道具があるんだ。
それを飲んで逆の言葉を、ドラえもんは生き返らないとか・・・ドラえもんは氏んだとか・・・
ああ!もう時間だ・・・」
はっ!
のび太「ごめん、ドラミちゃん。
僕帰るよ!」
ドラミ「そう・・・さよなら、のび太さん・・・私の初恋の人・・・」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 01:12:05.85 ID:bpyU42350
ガラガラ
のび太「たしかに押入れの中にって・・・あった。」
チャララチャッチャラー
のび太「ウソ800!」
のび太「これを飲んで喋ると、言ったことがウソになるんだよな。たしか・・・」
ゴクゴク
のび太「よし!
僕はしずかちゃんちのお風呂に入らない!
しずかちゃんとお義母さんの裸を覗かない!」
ーーーーーーーーーーーーーおわりーーー
ジャイアン「おう、のび太。これから空き地で野球やるんだ。
人数足りないから帰ったらすぐに来いよ。」
のび太「うん・・・わかったよ・・・」
のび太「ドラえも~ん!ホームラン打てる道具出してよー。」
ドラえもん「わかったよ。」
チャララチャッチャラー
ドラえもん「禁止薬物。」
のび太「ド、ドラえもん?」
ドラえもん「メジャーのホームラン記録も夢じゃないんだよ。」
のび太「でも、捕まったりしない?」
ドラえもん「ばれなきゃいいんだよ。」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 20:26:33.30 ID:2Fs6+bLI0
のび太「あ、ありがとう。行ってくるね。」
ドラえもん「いってらっしゃい。車と尿検査に気をつけるんだよ。」
ジャイアン「おう、遅かったな。じゃあ早速始めるぞ。」
スネ夫「足を引っ張るなよ、のび太。」
のび太「わ、わかったよ・・・」
カキーン
のび太「オーライ。オーライ。」
ポトッ
のび太「あっ!」
ジャイアン「のび太ぁ、てめえー!!」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 20:33:25.27 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ジャ、ジャ、ジャイアン!
顔だけはやめて!顔だけは!」
ボスッ!
ジャイアン「腹で我慢してやらあ。」
のび太(あれ?ドラえもんから貰った薬のおかげで痛くないや。)
ジャイアン「何やってんだ!次は、のび太の打席だぞ!」
のび太「わ、わかったよ。ジャイアン。」
カキーン
スネ夫「ええ?!!」
ジャイアン「のび太のヤツ、打ちやがった。」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 20:40:12.53 ID:2Fs6+bLI0
のび太「やったー。ドラえもんから貰った薬のおかげだ。」
ガシャーン!!
スネ夫「ヤバイ、カミナリさんちのガラスを割ったぞ!」
ジャイアン「やい、のび太!ボールを取って来い!」
のび太「ええ!!わ、わかったよ・・・」
のび太「カミナリさん怒ってるだろうな・・・」
ピンポーン
のび太「ごめんくださーい。ボールを取らせてくださーい。」
シーン
のび太「あれ?ごめんくださーい。ボールを取らせてくださーい。」
シーン
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 20:48:41.23 ID:2Fs6+bLI0
のび太「おかしいな・・・」
ガラガラ
のび太「あれ?戸が開いてる・・・」
のび太(留守かなあ?今のうちにボールを取ってこよう。)
のび太「おじゃましま・・・
ええ!!カミナリさんが倒れてる?!
どうしよう・・・
そうだ!ドラえもんに知らせよう!」
数分後
ドラえもん「死んでるよ。」
のび太「ええ!!まさか、僕が打ったボールに当たって?!」
ドラえもん「どうやらそのようだ。」
のび太「ど、どうしよう。そ、そうだ!
警察に電話だ!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 20:57:46.31 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん「何を言ってんだい?冷静になれよ。」
のび太「ド、ドラえもん?」
ドラえもん「もし、警察が来て尿検査を要求してきたらどうするんだ!」
のび太「ええ?!」
ドラえもん「君は一生、臭いブタ箱暮らしが確定だ。」
のび太「ど、どうすればいいんだい?ドラえもん?」
ドラえもん「まずは、この肉の塊を処理しないとね。」
チャララチャッチャラー
ドラえもん「黒いポリ袋。」
のび太「ドラえもん、それは?」
ドラえもん「これに、この肉塊を入れて裏山に埋めるんだ。」
のび太「わ、わ、わかったよ。」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:09:57.35 ID:2Fs6+bLI0
チャララチャッチャラー
ドラえもん「リヤカー。
さあこれに乗せて裏山に行こう!」
のび太「ええ?!ど、どこでもドアは?ドラえもん?」
ドラえもん「なんのことだい?」
のび太「だから、ドアを開けるとどこでも行けるドアだよ!」
ドラえもん「何を言ってんだい?君は?
忘れたのかい?」
のび太「え?」
ドラえもん「毎日、しずかちゃんがお風呂に入る時間に覗きに行っただろ?
それで、しずかちゃんが切れてどこでもドアを破壊してしまったじゃあないか。」
のび太「ああ!そうだった!
わかったよ。リヤカーで運ぼう。」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:18:38.06 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ふうー。やっと着いたね。」
ドラえもん「さあ埋めよう。」
チャララチャッチャラー
ドラえもん「ショベルカー。」
のび太「うわあ!凄い!さあ、早く埋めてよ。」
ドラえもん「まいったなあ・・・
僕は免許停止中なんだ。」
のび太「ど、どういうこと?」
ドラえもん「憶えてないかい?あのときのことを・・・」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:26:12.51 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん「どこでもドアを壊された復讐で、ショベルカーでしずかちゃんちの風呂を壊そうとしたじゃないか。
そのときスピードの出しすぎで白バイに捕まって・・・」
のび太「そうだ!思い出した!」
ドラえもん「だから、運転出来ないんだよ。」
のび太「どうしよう。」
ドラえもん「その辺に捨てておこう。じきに腐るよ。」
のび太「さすがドラえもん!」
ドラえもん「そろそろ返ろう。のび太くん。」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:33:57.31 ID:2Fs6+bLI0
のび太「もうすぐ家に着くね、ドラえもん。」
先生「コラ!野比ー!」
のび太「せ、先生?!」
先生「宿題もせんで遊んでばっかりで・・・」
のび太「し、宿題はしました・・・」
先生「ばかもーん!先生は見たんだぞ。
野比が宿題もしないで野球をしてたり、裏山で遊んでたりするのをな。」
ドラえもん「?!」
のび太「み、見てたんですか・・・」
ドラえもん「のび太くん・・・」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:44:27.35 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ド、ドラえもん!どうしよう!」
先生「何をごちゃごちゃ言ってるんだね。
早く帰って宿題をせんか。」
ドラえもん「のび太くん、僕に任せて・・・」
チャララチャッチャラー
ドラえもん「教え子の恩返し。」
のび太「それは?」
ドラえもん「この道具は先生が昔育てた生徒がお礼しにくる道具なんだ。」
のび太「それのどこが凄いの?」
ドラえもん「まあ見てろって。」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 21:57:07.09 ID:2Fs6+bLI0
パラリラパラリラ
先生「なんだ?暴走族か?
こっちに来るぞ!いかん!野比逃げるんだ!」
のび太「ド、ドラえもん?」
ドラえもん「まあ見てろって。」
パラリラパラリラ
DQN「よお、先生。久し振り。」
先生「き、君は・・・」
DQN「昔ずいぶん世話してくれたなあ。
お礼参りにきたぜえ。おら、野郎共!ヤっちまえ!」
先生「わ、わかった。ヤるのは先生だけにしろ!野比は関係ない!」
DQN「わかったよ。俺は先生にしか興味がないからな。」
バキ、ドカ、ボキ
先生「野比ー!逃げるんだー!宿題はちゃんとやるんだぞー!」
バキ、ドカ、ボキ
DQN「よし!東京湾に連れてけ!」
のび太「先生ー!」
ドラえもん「やっと行ったね、のび太くん。」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:03:51.47 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん「さあ、家に帰ろう。」
のび太「う、うん・・・」
ドラえもん「?」
のび太「僕、今日は2人も・・・」
ドラえもん「忘れなよ。シャワーでも浴びながら泣いて忘れなよ。」
のび太「う、うん。ありがとうドラえもん。」
ドラえもん「うへへへ。照れるなあ。」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:15:48.59 ID:2Fs6+bLI0
翌日
しずか「おはよう、のび太さん。」
のび太「おはよう、しずかちゃん。」
しずか「今日は自習みたいよ。」
のび太「なんで?」
しずか「ニュース見なかったの?
昨日、東京湾で先生の遺体が上がったのよ。
だから先生は来ないわ。」
のび太「物騒な世の中だなあ。」
キンコンカンコーン
のび太「やったー!学校終わったー!」
ジャイアン「やい、のび太!お前ボールはどうした?」
のび太「ボール?」
ジャイアン「カミナリさんちに入ったボールだよ!」
のび太「カミナリサン?ボオル?」
スネ夫「おい?のび太?」
のび太「センセイ?トウキヨウワン?ウヒヒヒヒ。」
バターン
ジャイアン「うわー、のび太が倒れたぞー!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:27:18.66 ID:2Fs6+bLI0
のび太のママ「ぐっすり寝てるわ。」
ドラえもん「そう・・・」
ドラえもん「記憶を操作したから、精神に負荷がかかったのかなあ。」
のび太「う、ううん。ここは?僕の部屋?」
ドラえもん「気が付いたんだね。よかったあ。」
のび太「僕はたしかジャイアンと話してて・・・あれ?思い出せない。」
ドラえもん「君はジャイアンに殴られて気絶したんだよ。ゆっくり休んでね。」
のび太「ありがとう。ドラえもんは優しいなあ。」
ドラえもん「止めろよ照れるなあ。ウヒヒヒヒ。
僕これから出かけて来るから。」
のび太「いってらっしゃい。」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:34:57.00 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん(ジャイアンとの接触はマズイなあ。
このままだと、のび太くんの精神が壊れてしまう。)
ドラえもん「よし。」
ジャイアン「ただいまー。母ちゃん腹へったー。」
シーン
ジャイアン「母ちゃん?いないのか?
喉がかわいたなあ。麦茶でも飲むか。」
ガチャ
ジャイアン「うわあああ!母ちゃんが冷蔵庫の中に!!!
母ちゃん母ちゃんしっかりしろよー!」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:41:25.51 ID:2Fs6+bLI0
ジャイアン「そうだ!ジャイ子は?
ジャイ子!ジャイ子!」
ガラガラ
ジャイアン「いない。」
ムク「わんわん!」
ジャイアン「ムクは無事か。」
ムク「わんわん!わんわん!」
ジャイアン「どうした?ムク。犬小屋に向かって吠えたりして。」
ムクは「わんわん!」
ジャイアン「なんかあるのか?
!!!!!!
うわあああ!!!!!!!ジャイ子の首があああ!!!!!!」
ジャイアン「うわあああん!母ちゃん!うわあああん!ジャイ子!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:49:35.91 ID:2Fs6+bLI0
翌日
しずか「おはよう。のび太さん。」
のび太「おはよう。しずかちゃん。」
のび太「あれ?ジャイアンがいない。」
しずか「たけしさんなら昨日家族が亡くなったの。
それでショックで精神病院に入院よ。」
のび太「物騒な世の中だなあ。」
キンコンカンコーン
のび太「やったー!学校終わったー!」
スネ夫「おい。のび太。これからジャイアンの見舞いにいかないか?」
のび太「うん。行こう。」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 22:57:42.31 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ジャイアン。お見舞いに来たよー。」
ジャイアン「の、のび太!」
スネ夫「まだ犯人は捕まってないんだろ?
酷い事件だよ。まったく。」
ジャイアン「いや、犯人はわかってるんだ。」
のび太「ええ!!なんで逮捕されないの?」
ジャイアン「今の日本の法律家だと証拠にならないんだと。」
スネ夫「で、証拠って何?」
ジャイアン「目撃者がいたんだ。」
のび太「目撃者?」
ジャイアン「ムクだよ。」
スネ夫「なんでムクが目撃者で、ジャイアンが犯人を知ってるんだ?」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:06:23.83 ID:2Fs6+bLI0
ジャイアン「昔食べた翻訳コンニャクがまだ家にあったんだ。
それでムクに食べせたら・・・」
のび太「食べせたら?」
ジャイアン「ドラえもんが犯人だって。」
のび太「そんなの嘘だ!ドラえもんに確かめてくる。」
のび太「ドラえも~ん。」
ドラえもん「どうしたんだい?のび太くん?」
のび太「ジャイアンの家族をヤったのはドラえもんじゃないよね?
違うよね?」
ドラえもん「なんだ、そんなことか。
もう、ばれちゃったんだ。
のび太「ド、ドラえもん?」
ドラえもん「それを言っちゃあ、おしまいだ。」
その頃
ジャイアン「のび太のヤツ、大丈夫かな?」
スネ夫「どうして?」
ジャイアン「まさか消されてないよな・・・」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:22:46.17 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん「僕は人類に愛想をつかしていたんだ。
だってニュースを見れば、やれセクハラだの、やれ偽装献金だの。
こんな愚かな人類を滅ぼして地球をリセットしたいんだ。」
のび太「な、な、何言ってんだよ?」
ドラえもん「見てよ。この宇宙船。ドラの箱舟って言うんだ。
これで僕は大好きなのび太くんと宇宙へ飛び立ち、ソーラレイで人類を滅亡させるんだ。」
のび太「ド、ドラえもん?」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:34:22.29 ID:2Fs6+bLI0
ドラえもん「だから、のび太くんがカミナリさんをヤった時に助ける必要があった。
のび太くんが檻の中に入れられたら、どこでもドアがないから君を連れて宇宙へ行けないからね。」
のび太「カミナリさん?なんのこと?」
ドラえもん「君の記憶を消したのも、残り少ない地球での日々を楽しんでもらいたかったからさ。
あんな忌々しい記憶はいらないだろう?」
のび太「なんのこと?」
ドラえもん「あと一日で箱舟が完成という時にジャイアンが邪魔をしたんだ。
君の記憶を復活させようとね。
まあ、あいつをヤってもよかったけど、
あいつが苦しむ顔が見たくてね。」
のび太「ドラえもんってドSだね。」
ドラえもん「うへへへ、照れるなあ。」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:43:04.43 ID:2Fs6+bLI0
ジャイアン「やい、ドラえもん!今の話は本当なのか!」
のび太「ジャイアンとスネ夫!」
ドラえもん「ああ、本当さ。」
スネ夫「ドラえもん助けてよ。何でもするから。」
ジャイアン「俺も助けてくれー。まだ氏にたくないよー!母ちゃーん!」
ドラえもん「わかったよ。ただし君たちはのび太くんの奴隷だからな。
鳴いて返事をしろ!ブタどもが!」
ジャイアン「ぶひー!」
スネ夫「ぶひー!」
のび太「ドラえもんはやっぱりドSだなあ。」
ドラえもん「ウヒヒヒヒ。照れるなあ。」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:49:46.04 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ねえ?しずかちゃんも連れて行っていい?」
ドラえもん「ああ、いいよ。」
しずかちゃんの家
のび太「という訳なんだ。」
しずか「まあ、楽しそう。
今、替えのパンツを持ってくるから待ってて。」
のび太「パンツなんかいらないよ。
ノーパンにしなよ。」
しずか「まあ、のび太さんのエッチ~。」
パチーン!
のび太「連れて来たよ。ドラえもん。」
ドラえもん「よし!出発だ!」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/13(土) 23:56:32.37 ID:2Fs6+bLI0
のび太「ところで、ドラえもん?
どうやって箱舟を作ったんだい?」
出来杉「それは僕が手伝ったからさ。」
のび太「で、出来杉!」
出来杉「困るよ。ドラえもん。
こんなクズ共が乗るなんて聞いてないよ。」
ドラえもん「だって僕はのび太くんが・・・」
出来杉「生き残るのは有能人種である出来杉だけだ!!
今、この場で始末してヤる!」
のび太「ド、ドラえも~ん。」
ドラえもん「のび太くんは僕が護る!」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:04:53.72 ID:bpyU42350
チャララチャッチャラー
ドラえもん「タケコプター!」
出来杉「ははは!そんなもので追尾式ミサイルをかわせるかな?」
のび太「ドラえもん頑張って!」
出来杉「ええい、ちょこまかと・・・
こら、僕の背中に張り付くな
離れろ!」
ドラえもん「サヨナラのび太くん。」
出来杉「うわーっ!追尾式ミサイルがあー!」
ドーーーーーーーーン
のび太「ドラえもーん!!!!!!」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:16:01.27 ID:bpyU42350
パラパラパラパラ・・・
のび太「ド、ドラえもん・・・
僕たちを護って・・・」
パラパラパラパラ・・・コツン
のび太「なんだ?これは、ドラえもんのボイスレコーダー?
再生して見よう。」
ドラえもんの声「ノビタ、スキ・・・ノビタ、ホリタイ・・・ノビタ・・・」
パラパラパラパラ・・・
ジャイアン「あわわわわ。」
スネ夫「あわわわわ。」
パラパラパラパラ・・・
出来杉「やれやれだぜ・・・
戦闘服に傷が付いちまった。」
のび太「そ、そんな・・・」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:24:05.01 ID:bpyU42350
出来杉「これで邪魔者はいなくなった。
氏ね、のび太くん。」
のび太「うわー!助けてー!ドラえも~ん」
ヴーン
しずか「タイムトンネル?」
ジャイアン「なんでだ?」
スネ夫「ドラえもんは粉々なのに・・・」
???「さぁーん。」
のび太「この懐かしい声は!」
???「ちゃーん。」
のび太「間違いない!」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:32:40.61 ID:bpyU42350
ドラミ「お兄ちゃん、のび太さん。遊びに来たわよ。
あら、皆集まっているのね。」
のび太「ドラミちゃん!」
ドラミ「お兄ちゃんは」
のび太「それが、、、、、、という訳なんだ。」
出来杉「ほら、この鉄屑が君の兄さんさ。」
プチーン
しずか「ドラミちゃんが、黄色く光ってるわ!」
ドラミ「お兄ちゃんは、いいやつだったわ。
ダメな兄だから、妹の私が凄い引き立ってたのに!
もう、あんな優越感に浸れないなんて!
私は本当に怒ったわよー!出来杉さーん!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:40:32.94 ID:bpyU42350
出来杉「ふはははは!君もあのタヌキのようにしてやるよ。」
ドラミ「何?あのクソボケ耳なしホモ狸だと?お兄ちゃんのことか?」
ドラミ「お兄ちゃんのことかーー!!!!!!」
チャララチャッチャラー
ドラミ「デポドン」
ドーーーーーーーーン
のび太「出来杉は?」
ドラミ「蒸発したわ。」
のび太「すごいやドラミちゃん。」
ドラミ「うふふふふ。照れるわ、のび太さん。」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 00:51:11.85 ID:bpyU42350
のび太「これからどうしよう?」
ジャイアン「おれんちなんて・・・母ちゃーん!」
ドラミ「大丈夫。安心して。」
チャララチャッチャラー
ドラミ「魔法の白い粉。」
ドラミ「この粉を吸うと夢のようなすばらしい世界にいけるわ。」
ジャイアン「本当だ!ジェイなんとかの歌が聞こえてきた。」
スネ夫「僕なんか六本木ヒルズにいるよ。」
しずか「あら、あおいうさぎさんだわ。うふふふ。」
のび太「み、みんな・・・」
ドラミ「さあ、のび太さんも・・・」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 01:04:21.17 ID:bpyU42350
のび太「わあ、しずかちゃんちのお風呂だあ。
わあ、しずかちゃんとお義母さんだあ。
まるで夢のようだ。」
ドラえもん「のび太くん、のび太くん・・・」
のび太「ドラえもん?氏んだはずじゃあ?」
ドラえもん「うん、氏んだよ。君は僕がいなくなったばかりなのに、
ああ!情けない!」
のび太「ドラえもん、なんか顔が怖いよ。」
ドラえもん「これは僕の独り言だけど、押入れの中に道具があるんだ。
それを飲んで逆の言葉を、ドラえもんは生き返らないとか・・・ドラえもんは氏んだとか・・・
ああ!もう時間だ・・・」
はっ!
のび太「ごめん、ドラミちゃん。
僕帰るよ!」
ドラミ「そう・・・さよなら、のび太さん・・・私の初恋の人・・・」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 01:12:05.85 ID:bpyU42350
ガラガラ
のび太「たしかに押入れの中にって・・・あった。」
チャララチャッチャラー
のび太「ウソ800!」
のび太「これを飲んで喋ると、言ったことがウソになるんだよな。たしか・・・」
ゴクゴク
のび太「よし!
僕はしずかちゃんちのお風呂に入らない!
しずかちゃんとお義母さんの裸を覗かない!」
ーーーーーーーーーーーーーおわりーーー
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