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律「私は…」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 18:08:59.89 ID:IFVF4XMY0 [1/30]
唯「ムギちゃん、これなーに?」
紬「これは我がグループが開発した本当の自分をさらけだす薬よ♪」
澪「どういう意味だ?」
紬「人間誰でも隠してたり、気づいていない本性ってものがあるでしょ?それを表に出しちゃうくすりなの」
唯「ふ~ん?たとえば?」
紬「澪ちゃんはすごい怖がりだけどこれを飲んだらすごくタフな感じになるかも」
律「面白そうじゃん、澪、飲んでみろよ!」
澪「絶対やだ!それに本当にタフな感じになるかもわからないじゃないか!もしかしてすごく変なのがでてくるかも…」
律「露出狂とか?」
ごちん
澪「うるさい!そんなにいうなら律が飲めばいいじゃないか!」
唯「ムギちゃん、これなーに?」
紬「これは我がグループが開発した本当の自分をさらけだす薬よ♪」
澪「どういう意味だ?」
紬「人間誰でも隠してたり、気づいていない本性ってものがあるでしょ?それを表に出しちゃうくすりなの」
唯「ふ~ん?たとえば?」
紬「澪ちゃんはすごい怖がりだけどこれを飲んだらすごくタフな感じになるかも」
律「面白そうじゃん、澪、飲んでみろよ!」
澪「絶対やだ!それに本当にタフな感じになるかもわからないじゃないか!もしかしてすごく変なのがでてくるかも…」
律「露出狂とか?」
ごちん
澪「うるさい!そんなにいうなら律が飲めばいいじゃないか!」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 18:29:54.02 ID:IFVF4XMY0
律「え?私?なんで?」
澪「唯は飲んでも変わらないような気がするし、ムギはもうすでになんとなくわかる。梓はまだきてないし。そして、私は絶対にいやだ」
澪「だから、お前が飲むしかないんだ!」
律「なんか、すごくワガママな理由があったような」
澪「みんなはどうだ?」
唯「はーい!本当のりっちゃん見たーい!」
紬「りっちゃんって表裏ない感じだけど…。もしあったらどんな感じかしら♪」
律「え~」
一同「飲ーめ!飲ーめ!」
律「わかったよ!飲めばいいんだろ!」ごくごく
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 18:39:16.89 ID:IFVF4XMY0
律「うおおおお!なんかきたー!」
ぷしゅー!がくがくがくどかーん!
澪「だ、大丈夫か!?」
律「う~ん…」
澪「律…!」
律「…ありがとう、大丈夫だよ、澪ちゃん」
一同「!?」
澪「律、今私のことなんて呼んだ?」
律「え?澪ちゃんでしょ?もしかして髪をおろした梓ちゃん?」
唯「ねえねえ、私は?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 18:46:53.24 ID:IFVF4XMY0
律「唯ちゃんでしょ?まさか、変装した憂ちゃん?」
紬「私は私は?」
律「ムギちゃんでしょ?もう、どうしたのみんな…。なんか変だよ?」
澪「変なのは間違いなくお前だ」
唯「りっちゃんが女の子になった!」
律「唯ちゃんなに言ってるの?私は生まれた時から女の子だよ!」
澪「天然まで入ってる…。これが律の本性なのか」
一同(かわいい…)
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 18:53:45.23 ID:IFVF4XMY0
梓「遅くなりました…」
唯「あ!あずにゃん、見てみて!りっちゃんが女の子になったんだよ!」
律「こんにちは~、梓ちゃん」
梓「?…何のことだかよくわかりませんが…、すいませんが今日はお休みさせてください」
唯「どうかしたの?」
梓「あの、耳かしてください…。実は…」ごにょごにょ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:03:21.40 ID:IFVF4XMY0
唯「ふむふむ。今日はあの日なのに、うっかりナプキンの控えを切らしてしまったので、買いにいかないといけない!」
梓「なんで言っちゃうんですか…」
唯「ごめんごめん。それじゃあ部活の間だけでも大丈夫なように私の控えを…。と思ったけど私もなかった!」
唯「みんなは持ってない?」
紬「ごめんなさい、私も無いわ」
澪「私も…」
唯「りっちゃんは?」
律「ごめんね、私は…」
律「タンポン派よ?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:19:50.52 ID:IFVF4XMY0
澪(あれからしばらく律と過ごすうちに律の本性は女の子で天然なだけでなく、かなりブッんだ性格であることが明らかになった。)
澪(ムギにすぐに元に戻すように言ったが、なんと元に戻す薬はこれから開発を始めるのだという。いつ完成するのかもわからないらしい。)
澪(さすがに本気でムギを殴りかけたが本人も知らされていなかったらしいのでやめておいた)
澪(こんなことで私たちの高校最後の一年はどうなってしまうのだろうか…)
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:33:15.98 ID:IFVF4XMY0
梓「がんばって新入部員をゲットしましょう!」
唯「あずにゃんはりきってるね~」
梓「当然です!誰も入ってくれなかったら来年私一人になっちゃうんですから!」
澪「そうはいっても…。またあの着ぐるみか…」
律「ねえ、実は部員を集めるためのインパクトのある衣装を作ってみたんだ。梓ちゃん用と澪ちゃん用があるんだけど…」
唯「へー!すごいねりっちゃん!見せて見せて!」
律「うん、じゃあまず澪ちゃん用から…」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:42:20.54 ID:IFVF4XMY0
(ボンテージ、網タイツ、ハイヒール、ムチ、ろうそく)
澪「何だこれは!こんなの着れるか!」
律「大丈夫だよ、この仮面をつければ顔はわからないし」
澪「そういう問題じゃない!」
梓「いやな予感がしますが、私のはどんなのですか?」
律「はい、これ♪」
(目隠し、首輪、手錠)
梓「」
律「二人がこの衣装をつけて宣伝したらインパクト抜群だよ!」
紬「今年も着ぐるみにしましょう」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:51:08.17 ID:IFVF4XMY0
梓「軽音部って人気ないのかなぁ…」
憂「そんなことないよ、ライブも盛り上がったし…」
純「軽音部って外から見ると結束が強そうだから、入りにくいんじゃない?」
梓「純…」
純「それか軽音部の怪しい気配を感じ取ってるか!」
梓「!」
梓(ありえすぎる…)
憂「どうしたの?」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:57:35.08 ID:IFVF4XMY0
澪「部室の大掃除をしよう」
梓「…これなんですか?」
唯「あ!私のケロ!ここに置きっぱなしで忘れてた~」
澪「…持ってかえれよ」
梓「澪先輩、これは何でしょうか…?」
律「あ!それ私のバ○ブ!ここで使って置きっぱなしにしてたの忘れてた~」
梓「」
澪「絶対に持って帰れ」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 20:09:13.82 ID:IFVF4XMY0
(掃除の時にでてきたギターが50万円で売れました)
澪「50万円か…。何が買えるかな…」
澪(マルチベースアンプシュミレーター、新しいアンプ)
唯(これがええのんか! ああ~!)
律(新しいバ○ブ、新しいローター、試してみたかった薬)
澪「今違うこと考えてなかったか?」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 20:23:09.57 ID:IFVF4XMY0
さわ子「やっほー!」
一同「ギクッ」
さわ子「あのギターいくらで売れたの?」
律「え~と…、一万円です…」
さわ子「やっぱりそんなもんか~。じゃ、領収書ちょうだい。部費の計上に使うから」
律「ちょ、ちょっとまってください、確かかばんの中に…」ごそごそ
律「すいません、ちょっとどこにいったのか…」
さわ子「怪しいわね…。かばんと、それから身体検査させてもらうわ!」
律「あん…」
さわ子「確かにないみたいね。しょうがないわ、みつかったら持って来てね!」
唯「すごいね、りっちゃん、どこに隠したの?」
律「実はあそこのなかに隠したんだ!」
梓「…正直に言いましょう」
澪「言えるか」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 20:34:49.18 ID:IFVF4XMY0
(領収書がみつかったことにして正直に言いました)
唯「あずにゃん見て見て!」
紬「新入部員のトンちゃんで~す!」
梓「何ですか、これ?」
唯「え?あずにゃんずっと見てたから…」
梓「確かにずっと見てましたけど、それは面白い顔だなって思って…」
律「梓ちゃんったら、亀頭に見とれるだけじゃなくて選別まで…。思春期だね!」
梓「」
澪「お前ほどじゃない」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 20:44:52.46 ID:IFVF4XMY0
(修学旅行京都にやってきました)
澪「まずはどこだっけ?」
紬「嵐山だね」
唯「あ!」
(楽器店)
唯「まずは…ここだね!」
澪「なんでここまできて楽器屋なんだよ!地元に帰ってからいけばいいだろ!」
律「そうだよ、唯ちゃん。早くいこ?…あ!」
(アダルトショップ 大人のおも○ゃ)
澪「自分の家でやってくれ」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 20:53:59.35 ID:IFVF4XMY0
(モンキーセンター)
澪「何で京都にきてまでこんなところに…」
唯「かわいいね~、えさをあげよう」
紬「この子、唯ちゃんの前から離れないね」
律「唯ちゃんのことすごく気に入ったみたいだよ?」
澪「分かるのか?」
律「うん、だってこんなに勃」澪「わー!わー!わー!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 21:10:13.06 ID:IFVF4XMY0
澪「道に迷った…」
和「ごめんね、私たちまで…」
紬「どうしましょう…」
律「ちょっと地図見せて?ホテルに行けばいいんだよね」
唯「りっちゃん、わかるの?」
律「まかせて!」
~~~~
「今夜は寝かさないぜ?」「二時間三万円でどう?」「イヤーン」
和「…ここ、ホテル街じゃない?」
律「おかしいな~、ホテルって書いてあったから…」
澪「…わざとじゃないよな?」
唯「もしもしあずにゃん?私たち今ホテル街にいるの!」
梓『!?』
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 21:26:28.11 ID:IFVF4XMY0
(梅雨)
澪「今日も雨だな…」
唯「おはよぉ~」びっちょり
紬「どうしたの唯ちゃん、そんなにびしょ濡れで…」
唯「えへへ~、ギー太を守ろうとしてこうなっちゃいました~」
澪「まったく…、早く着替えないと風邪ひくぞ?」
律「おはよう」びっちょり
澪「うわ、律もすごいな、なんでそんなに濡れたんだ?」
律「だって、せっかく合法的に露出できるチャンスだから…」
澪「今すぐ着替えろ」
紬(下着つけてない//)
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 21:34:54.45 ID:IFVF4XMY0
紬「でもどうしよう?今日体育ないからジャージないし…」
澪「う~ん…」
紬「あ!さわ子先生の作った服があるよ!軽音部の遺産!」
澪「それはまずいんじゃ…」
律「そうだよ、それに私は何も着なくても大丈夫だよ」
澪「その服でいいや」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 21:49:20.65 ID:IFVF4XMY0
梓「それで部室に制服が干してあったんですか…」
唯「あずにゃんは大丈夫だったの?」
梓「私は防水カバーつかってますから。ネットで買ったんです」
梓「あと、指が大きく動くようになるグッズとか、寝ている間にリズム感がよくなるCDとか…」
澪「梓、それ全部役に立ったのか?」
梓「…」
律「でも、わたしもわかるよ。ネットだとつい買っちゃうよね」
梓「あ、ありがとうございます」
律「私もつい新しいバ○ブとかローター衝動買いしちゃうんだ。あ、もしよかったらひとつ…」ヴイーンヴイーン
梓「」
澪「後輩を連れていくな」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:10:49.81 ID:IFVF4XMY0
さわ子「まだ進路きめてないの唯ちゃんとりっちゃんだけよ?」
唯「でも、まだ何していいのかよくわからなくて…」
さわ子「でも、唯ちゃんは進学するなら、早く勉強はじめないとやばいわよ?」
唯「う…。りっちゃんは…?」
さわ子「りっちゃんは今年に入ってから急に成績が上がって…、うん、これならどの大学でも合格できるわ」
唯「え。りっちゃんの成績ってどれくらい…」
さわ子「学年のトップを争ってるわ」
唯「」
さわ子「それだけに早く決めたほうがいいわ」
律「はい」
唯「」
律「ど、どうしたの唯ちゃん…?」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:20:01.56 ID:IFVF4XMY0
唯「ねえ、ムギちゃん」
紬「なに?唯ちゃ…」ガシッ
唯「りっちゃんの飲んだ薬、ちょうだい」
紬「え…。だ、だめよ、あれはまだ…」
唯「お願い…。私もきっとあれさえあれば…」
澪「おい!なにやってるんだ!」
唯「澪ちゃん、はなして!私の人生がかかってるの!」
梓「なに言ってるんですか、唯先輩!」
唯「あああ!薬!薬!薬!薬ちょうだあああい!」
和「…何事?」
律「私もよくわからないんだけど…」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:35:34.56 ID:IFVF4XMY0
唯「ご迷惑をおかけしました…」
澪「まあ、ショックなのはわかるけどな。私もそうだったし」
紬「あの薬には頭をよくする効果なんてないのよ。つまり、りっちゃんはやればできる子だってことね」
唯「そうなんだ…」
和「そんなに難しく考えないで、自分が将来やりたいことを書けばいいのよ」
唯「やりたいこと…」
唯「!」
唯「りっちゃん!」
律「ええ!」
(ミュージシャン)
(女王様)
さわ子「却下」
唯律「あれえ」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:44:31.94 ID:IFVF4XMY0
唯「暑い~」
唯「そうだ!水着で練習すればいいんだ!」
唯「意外と弾きやすいよ!涼しいし!」
紬「そうだね、唯ちゃん」
澪「ムギまで…」
律「私も着替えようかな!」
しゅるり さっ じー ぱさっ
律「さ、はじめようか!」
澪「なんで脱いだだけで終わるんだ!」
梓(下着つけてないから早い…)
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:58:26.14 ID:IFVF4XMY0
(夏フェス会場)
ワーワー!
澪「うおー!」ぴょんぴょん
律「…」
澪「何だ?ノリ悪いな」
律「私もみんなみたいにやりたいんだけど…」
律「飛び跳ねたりするとずり落ちちゃうから」ヴィィィィ
澪「抜け」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:09:47.48 ID:IFVF4XMY0
唯「いや~、すごかったねえ。でも、私たちのほうがすごいよね!」
澪「プロ相手になんだこの自信?」
梓「そうですよ!私たちはプロにも負けません!」
澪「梓まで!?」
律「私もそうそう負ける自信はないけど、まさか唯ちゃんや梓ちゃんもそんなに実力をつけていたなんて…」
澪「…」
澪「お前の考えているプロとは多分違う」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:27:20.57 ID:IFVF4XMY0
澪「ん?律か…。はい、もしもし」
律『あっ、澪ちゃん?今駅前にいるんだけどこれから遊ばない?』
澪「今日これから夏期講習あるから無理!」
律『え~、さては新しい女ができたのね!』
澪「なに言ってるんだ…。切るぞ!」ブツッ
澪「まったく、いくら成績がいいからって…」
澪「…」
澪「羨ましい…」
澪「ん?また律からか…。はい?」
『ヴイーンヴイーン』
澪「…」ブツッ
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:35:13.79 ID:IFVF4XMY0
律「お約束もしたところで、これからどうしようかな…」
紬「あら?今路地に入っていったのはりっちゃん?」
紬「脅かしちゃえ!」
紬「わ…」
律「抜けちゃった…」ヴィィィィ
紬「」
紬「きゃああああ!?」
律「わあああああ!?」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:47:07.50 ID:IFVF4XMY0
律「ごめんね、突然だったから…」
紬「わ、私もごめんなさい…」
律「そうだ!もしよかったらこれから遊ばない?」
紬「行きます!りっちゃんと二人だけで遊ぶのって初めてね!」
律「それじゃどこにいく?」
紬「どこでもいいわ、りっちゃんの好きなところで!」
律「それじゃあ…、大人のおもち○屋さんなんてどうかな?」
紬「…そこはやめておくね」
紬(確かに行ったことはないし興味もあるけど)
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:54:18.43 ID:IFVF4XMY0 [30/30]
紬「はぁぁぁぁ~」
紬「りっちゃんってお金を使わないで遊ぶ名人ね!これ500円で取れたし!」
律「一般庶民には今日の出費でもけっこうきついんだよ?」
律「それに本当にお金を使わないで遊ぼうと思えば両手があれば十分なんだけどね」
紬(…いってることはわかるけど、うまくツッコむ自信が無い…)
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:12:41.47 ID:GjaaDXp10 [1/2]
(二学期)
澪「夏休みに歌詞かいてみたんだけど、どうかな…」
梓「これは…」
律「うーん…」
律「そうだ!みんなで歌詞をかいてみたらどうかな?」
唯「おー!面白そうだね!」
澪「私の歌詞は…」
唯「タイトルは『ドキドキ☆分度器』にしよう!」
梓「まじめに考えてください!だじゃれじゃないですか」
律「『バイ○のバイブル』なんてどうかな?」
梓「!?だ、だJOURIAじゃないですか!」
澪(無理やり言い切った…)
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:19:23.83 ID:GjaaDXp10 [2/2]
(部室の工事が終わりました)
唯「やったー!部室だー!帰ってきたんだー!」
唯「いや~、普段当たり前に使ってるとありがたみが分からないもんだね~」
澪「そうだな」
律「私もいつも使ってるローターが壊れたときはありがたみを感じたな~」
澪「すまんが全く理解できない」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 00:19:23.83 ID:GjaaDXp10
(部室の工事が終わりました)
唯「やったー!部室だー!帰ってきたんだー!」
唯「いや~、普段当たり前に使ってるとありがたみが分からないもんだね~」
澪「そうだな」
律「私もいつも使ってるローターが壊れたときはありがたみを感じたな~」
澪「すまんが全く理解できない」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 00:25:35.84 ID:GjaaDXp10
和「ロミオ役は秋山さんに決まりました」ぱちぱちぱち
澪「ちょ、ちょっとまってくれ!何で私が…」
和「投票の結果よ」
律「いいじゃない、面白そうだし」
和「ジュリエット役は田井中さんね」
律「え」
律(ということは…。堂々と澪ちゃんといちゃいちゃできるのね…)うっとり
いちご「…何か変なこと考えてる」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 00:30:58.56 ID:GjaaDXp10
澪「だいたいなんでロミオとジュリエットなんだ!」
和「だいぶ前に決まったじゃない…」
紬「脚本は私でーす」
紬「澪ちゃんとりっちゃんがロミオとジュリエットなら脚本大幅に書き直さなきゃ!」
律「…」
律「お願いね♪」
澪「やめてくれえええええ!」
いちご「…ご愁傷様」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 00:44:36.46 ID:GjaaDXp10
梓「…ムギ先輩、律先輩を元に戻す薬まだできないんですか?」
澪「ああ…、律がああなってからというもの常にツッコみ続けているから…、さすがに疲れた…」
唯「私も昔のりっちゃんが懐かしいなあ」
紬「…実は、その薬なんだけど…」
澪「何かあったのか?」
紬「すでに完成してここにありまーす♪」
澪「殴っていいか?」
紬「ごめんなさいごめんなさい。でもこれがあればりっちゃんは元に戻るわ」
澪「じゃあ早く飲ませよう!」
梓「ビンが二つあるのはなんですか?」
紬「一つは本性を表す薬でもう一つは治す薬ね」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 00:54:20.29 ID:GjaaDXp10
澪「そうか、間違えないようにしないとな。律!これを飲め!」
律「え?あがががが」ごくごく
律「あああああ!何かキター!」
ぷしゅー!がくがくがくどかーん!
律「…」
澪「律…?」
律「ん…?何だ?澪…?」
澪「呼び方が…」
唯「りっちゃん私は?」
律「唯だろ?それに梓にムギ!」
梓「律先輩…」ホロリ
ムギ「りっちゃん…」
唯「私たちのりっちゃんが帰ってきたー!」
ばんざーい!ばんざーい!
律「なんだなんだ?私に会えてそんなにうれしいのか?かわいいやつらめ~!」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 01:02:21.96 ID:GjaaDXp10
澪「なんかすごく疲れた…」
澪「お茶のも…」ごくごく
紬「あ!澪ちゃんそれは…」
澪「え…」(本性をあらわす薬)
澪「」
ぷしゅー!がくがくがくどかーん!
唯「大丈夫!?澪ちゃん!」
澪「あ…ああ、大丈夫だ…」
梓「澪先輩、私のこと分かりますか?」
澪「もちろんだ、梓。それに唯に律にムギ。みんなわかるぞ」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 01:05:50.44 ID:GjaaDXp10
唯「あんまり変わってないみたいだね」
紬「あれが素の性格だったのかしら」
澪「みんな!高校生活最後のライブまで時間が無い!気を引き締めていくぞ!」
澪「締りの悪い女だと思われたく無いからな!」
一同「」
終わり
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 01:08:39.46 ID:GjaaDXp10
りっちゃんの性格のモデルは生徒会役員共のアリアですが轟さんも少し混じってます
ここで話が終わったのはこの後の話は汚しにくいので…
それでは失礼します
律「え?私?なんで?」
澪「唯は飲んでも変わらないような気がするし、ムギはもうすでになんとなくわかる。梓はまだきてないし。そして、私は絶対にいやだ」
澪「だから、お前が飲むしかないんだ!」
律「なんか、すごくワガママな理由があったような」
澪「みんなはどうだ?」
唯「はーい!本当のりっちゃん見たーい!」
紬「りっちゃんって表裏ない感じだけど…。もしあったらどんな感じかしら♪」
律「え~」
一同「飲ーめ!飲ーめ!」
律「わかったよ!飲めばいいんだろ!」ごくごく
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 18:39:16.89 ID:IFVF4XMY0
律「うおおおお!なんかきたー!」
ぷしゅー!がくがくがくどかーん!
澪「だ、大丈夫か!?」
律「う~ん…」
澪「律…!」
律「…ありがとう、大丈夫だよ、澪ちゃん」
一同「!?」
澪「律、今私のことなんて呼んだ?」
律「え?澪ちゃんでしょ?もしかして髪をおろした梓ちゃん?」
唯「ねえねえ、私は?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 18:46:53.24 ID:IFVF4XMY0
律「唯ちゃんでしょ?まさか、変装した憂ちゃん?」
紬「私は私は?」
律「ムギちゃんでしょ?もう、どうしたのみんな…。なんか変だよ?」
澪「変なのは間違いなくお前だ」
唯「りっちゃんが女の子になった!」
律「唯ちゃんなに言ってるの?私は生まれた時から女の子だよ!」
澪「天然まで入ってる…。これが律の本性なのか」
一同(かわいい…)
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 18:53:45.23 ID:IFVF4XMY0
梓「遅くなりました…」
唯「あ!あずにゃん、見てみて!りっちゃんが女の子になったんだよ!」
律「こんにちは~、梓ちゃん」
梓「?…何のことだかよくわかりませんが…、すいませんが今日はお休みさせてください」
唯「どうかしたの?」
梓「あの、耳かしてください…。実は…」ごにょごにょ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:03:21.40 ID:IFVF4XMY0
唯「ふむふむ。今日はあの日なのに、うっかりナプキンの控えを切らしてしまったので、買いにいかないといけない!」
梓「なんで言っちゃうんですか…」
唯「ごめんごめん。それじゃあ部活の間だけでも大丈夫なように私の控えを…。と思ったけど私もなかった!」
唯「みんなは持ってない?」
紬「ごめんなさい、私も無いわ」
澪「私も…」
唯「りっちゃんは?」
律「ごめんね、私は…」
律「タンポン派よ?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:19:50.52 ID:IFVF4XMY0
澪(あれからしばらく律と過ごすうちに律の本性は女の子で天然なだけでなく、かなりブッんだ性格であることが明らかになった。)
澪(ムギにすぐに元に戻すように言ったが、なんと元に戻す薬はこれから開発を始めるのだという。いつ完成するのかもわからないらしい。)
澪(さすがに本気でムギを殴りかけたが本人も知らされていなかったらしいのでやめておいた)
澪(こんなことで私たちの高校最後の一年はどうなってしまうのだろうか…)
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:33:15.98 ID:IFVF4XMY0
梓「がんばって新入部員をゲットしましょう!」
唯「あずにゃんはりきってるね~」
梓「当然です!誰も入ってくれなかったら来年私一人になっちゃうんですから!」
澪「そうはいっても…。またあの着ぐるみか…」
律「ねえ、実は部員を集めるためのインパクトのある衣装を作ってみたんだ。梓ちゃん用と澪ちゃん用があるんだけど…」
唯「へー!すごいねりっちゃん!見せて見せて!」
律「うん、じゃあまず澪ちゃん用から…」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:42:20.54 ID:IFVF4XMY0
(ボンテージ、網タイツ、ハイヒール、ムチ、ろうそく)
澪「何だこれは!こんなの着れるか!」
律「大丈夫だよ、この仮面をつければ顔はわからないし」
澪「そういう問題じゃない!」
梓「いやな予感がしますが、私のはどんなのですか?」
律「はい、これ♪」
(目隠し、首輪、手錠)
梓「」
律「二人がこの衣装をつけて宣伝したらインパクト抜群だよ!」
紬「今年も着ぐるみにしましょう」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:51:08.17 ID:IFVF4XMY0
梓「軽音部って人気ないのかなぁ…」
憂「そんなことないよ、ライブも盛り上がったし…」
純「軽音部って外から見ると結束が強そうだから、入りにくいんじゃない?」
梓「純…」
純「それか軽音部の怪しい気配を感じ取ってるか!」
梓「!」
梓(ありえすぎる…)
憂「どうしたの?」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 19:57:35.08 ID:IFVF4XMY0
澪「部室の大掃除をしよう」
梓「…これなんですか?」
唯「あ!私のケロ!ここに置きっぱなしで忘れてた~」
澪「…持ってかえれよ」
梓「澪先輩、これは何でしょうか…?」
律「あ!それ私のバ○ブ!ここで使って置きっぱなしにしてたの忘れてた~」
梓「」
澪「絶対に持って帰れ」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 20:09:13.82 ID:IFVF4XMY0
(掃除の時にでてきたギターが50万円で売れました)
澪「50万円か…。何が買えるかな…」
澪(マルチベースアンプシュミレーター、新しいアンプ)
唯(これがええのんか! ああ~!)
律(新しいバ○ブ、新しいローター、試してみたかった薬)
澪「今違うこと考えてなかったか?」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 20:23:09.57 ID:IFVF4XMY0
さわ子「やっほー!」
一同「ギクッ」
さわ子「あのギターいくらで売れたの?」
律「え~と…、一万円です…」
さわ子「やっぱりそんなもんか~。じゃ、領収書ちょうだい。部費の計上に使うから」
律「ちょ、ちょっとまってください、確かかばんの中に…」ごそごそ
律「すいません、ちょっとどこにいったのか…」
さわ子「怪しいわね…。かばんと、それから身体検査させてもらうわ!」
律「あん…」
さわ子「確かにないみたいね。しょうがないわ、みつかったら持って来てね!」
唯「すごいね、りっちゃん、どこに隠したの?」
律「実はあそこのなかに隠したんだ!」
梓「…正直に言いましょう」
澪「言えるか」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 20:34:49.18 ID:IFVF4XMY0
(領収書がみつかったことにして正直に言いました)
唯「あずにゃん見て見て!」
紬「新入部員のトンちゃんで~す!」
梓「何ですか、これ?」
唯「え?あずにゃんずっと見てたから…」
梓「確かにずっと見てましたけど、それは面白い顔だなって思って…」
律「梓ちゃんったら、亀頭に見とれるだけじゃなくて選別まで…。思春期だね!」
梓「」
澪「お前ほどじゃない」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 20:44:52.46 ID:IFVF4XMY0
(修学旅行京都にやってきました)
澪「まずはどこだっけ?」
紬「嵐山だね」
唯「あ!」
(楽器店)
唯「まずは…ここだね!」
澪「なんでここまできて楽器屋なんだよ!地元に帰ってからいけばいいだろ!」
律「そうだよ、唯ちゃん。早くいこ?…あ!」
(アダルトショップ 大人のおも○ゃ)
澪「自分の家でやってくれ」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 20:53:59.35 ID:IFVF4XMY0
(モンキーセンター)
澪「何で京都にきてまでこんなところに…」
唯「かわいいね~、えさをあげよう」
紬「この子、唯ちゃんの前から離れないね」
律「唯ちゃんのことすごく気に入ったみたいだよ?」
澪「分かるのか?」
律「うん、だってこんなに勃」澪「わー!わー!わー!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 21:10:13.06 ID:IFVF4XMY0
澪「道に迷った…」
和「ごめんね、私たちまで…」
紬「どうしましょう…」
律「ちょっと地図見せて?ホテルに行けばいいんだよね」
唯「りっちゃん、わかるの?」
律「まかせて!」
~~~~
「今夜は寝かさないぜ?」「二時間三万円でどう?」「イヤーン」
和「…ここ、ホテル街じゃない?」
律「おかしいな~、ホテルって書いてあったから…」
澪「…わざとじゃないよな?」
唯「もしもしあずにゃん?私たち今ホテル街にいるの!」
梓『!?』
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 21:26:28.11 ID:IFVF4XMY0
(梅雨)
澪「今日も雨だな…」
唯「おはよぉ~」びっちょり
紬「どうしたの唯ちゃん、そんなにびしょ濡れで…」
唯「えへへ~、ギー太を守ろうとしてこうなっちゃいました~」
澪「まったく…、早く着替えないと風邪ひくぞ?」
律「おはよう」びっちょり
澪「うわ、律もすごいな、なんでそんなに濡れたんだ?」
律「だって、せっかく合法的に露出できるチャンスだから…」
澪「今すぐ着替えろ」
紬(下着つけてない//)
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 21:34:54.45 ID:IFVF4XMY0
紬「でもどうしよう?今日体育ないからジャージないし…」
澪「う~ん…」
紬「あ!さわ子先生の作った服があるよ!軽音部の遺産!」
澪「それはまずいんじゃ…」
律「そうだよ、それに私は何も着なくても大丈夫だよ」
澪「その服でいいや」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 21:49:20.65 ID:IFVF4XMY0
梓「それで部室に制服が干してあったんですか…」
唯「あずにゃんは大丈夫だったの?」
梓「私は防水カバーつかってますから。ネットで買ったんです」
梓「あと、指が大きく動くようになるグッズとか、寝ている間にリズム感がよくなるCDとか…」
澪「梓、それ全部役に立ったのか?」
梓「…」
律「でも、わたしもわかるよ。ネットだとつい買っちゃうよね」
梓「あ、ありがとうございます」
律「私もつい新しいバ○ブとかローター衝動買いしちゃうんだ。あ、もしよかったらひとつ…」ヴイーンヴイーン
梓「」
澪「後輩を連れていくな」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:10:49.81 ID:IFVF4XMY0
さわ子「まだ進路きめてないの唯ちゃんとりっちゃんだけよ?」
唯「でも、まだ何していいのかよくわからなくて…」
さわ子「でも、唯ちゃんは進学するなら、早く勉強はじめないとやばいわよ?」
唯「う…。りっちゃんは…?」
さわ子「りっちゃんは今年に入ってから急に成績が上がって…、うん、これならどの大学でも合格できるわ」
唯「え。りっちゃんの成績ってどれくらい…」
さわ子「学年のトップを争ってるわ」
唯「」
さわ子「それだけに早く決めたほうがいいわ」
律「はい」
唯「」
律「ど、どうしたの唯ちゃん…?」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:20:01.56 ID:IFVF4XMY0
唯「ねえ、ムギちゃん」
紬「なに?唯ちゃ…」ガシッ
唯「りっちゃんの飲んだ薬、ちょうだい」
紬「え…。だ、だめよ、あれはまだ…」
唯「お願い…。私もきっとあれさえあれば…」
澪「おい!なにやってるんだ!」
唯「澪ちゃん、はなして!私の人生がかかってるの!」
梓「なに言ってるんですか、唯先輩!」
唯「あああ!薬!薬!薬!薬ちょうだあああい!」
和「…何事?」
律「私もよくわからないんだけど…」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:35:34.56 ID:IFVF4XMY0
唯「ご迷惑をおかけしました…」
澪「まあ、ショックなのはわかるけどな。私もそうだったし」
紬「あの薬には頭をよくする効果なんてないのよ。つまり、りっちゃんはやればできる子だってことね」
唯「そうなんだ…」
和「そんなに難しく考えないで、自分が将来やりたいことを書けばいいのよ」
唯「やりたいこと…」
唯「!」
唯「りっちゃん!」
律「ええ!」
(ミュージシャン)
(女王様)
さわ子「却下」
唯律「あれえ」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:44:31.94 ID:IFVF4XMY0
唯「暑い~」
唯「そうだ!水着で練習すればいいんだ!」
唯「意外と弾きやすいよ!涼しいし!」
紬「そうだね、唯ちゃん」
澪「ムギまで…」
律「私も着替えようかな!」
しゅるり さっ じー ぱさっ
律「さ、はじめようか!」
澪「なんで脱いだだけで終わるんだ!」
梓(下着つけてないから早い…)
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:58:26.14 ID:IFVF4XMY0
(夏フェス会場)
ワーワー!
澪「うおー!」ぴょんぴょん
律「…」
澪「何だ?ノリ悪いな」
律「私もみんなみたいにやりたいんだけど…」
律「飛び跳ねたりするとずり落ちちゃうから」ヴィィィィ
澪「抜け」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:09:47.48 ID:IFVF4XMY0
唯「いや~、すごかったねえ。でも、私たちのほうがすごいよね!」
澪「プロ相手になんだこの自信?」
梓「そうですよ!私たちはプロにも負けません!」
澪「梓まで!?」
律「私もそうそう負ける自信はないけど、まさか唯ちゃんや梓ちゃんもそんなに実力をつけていたなんて…」
澪「…」
澪「お前の考えているプロとは多分違う」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:27:20.57 ID:IFVF4XMY0
澪「ん?律か…。はい、もしもし」
律『あっ、澪ちゃん?今駅前にいるんだけどこれから遊ばない?』
澪「今日これから夏期講習あるから無理!」
律『え~、さては新しい女ができたのね!』
澪「なに言ってるんだ…。切るぞ!」ブツッ
澪「まったく、いくら成績がいいからって…」
澪「…」
澪「羨ましい…」
澪「ん?また律からか…。はい?」
『ヴイーンヴイーン』
澪「…」ブツッ
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:35:13.79 ID:IFVF4XMY0
律「お約束もしたところで、これからどうしようかな…」
紬「あら?今路地に入っていったのはりっちゃん?」
紬「脅かしちゃえ!」
紬「わ…」
律「抜けちゃった…」ヴィィィィ
紬「」
紬「きゃああああ!?」
律「わあああああ!?」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:47:07.50 ID:IFVF4XMY0
律「ごめんね、突然だったから…」
紬「わ、私もごめんなさい…」
律「そうだ!もしよかったらこれから遊ばない?」
紬「行きます!りっちゃんと二人だけで遊ぶのって初めてね!」
律「それじゃどこにいく?」
紬「どこでもいいわ、りっちゃんの好きなところで!」
律「それじゃあ…、大人のおもち○屋さんなんてどうかな?」
紬「…そこはやめておくね」
紬(確かに行ったことはないし興味もあるけど)
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:54:18.43 ID:IFVF4XMY0 [30/30]
紬「はぁぁぁぁ~」
紬「りっちゃんってお金を使わないで遊ぶ名人ね!これ500円で取れたし!」
律「一般庶民には今日の出費でもけっこうきついんだよ?」
律「それに本当にお金を使わないで遊ぼうと思えば両手があれば十分なんだけどね」
紬(…いってることはわかるけど、うまくツッコむ自信が無い…)
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:12:41.47 ID:GjaaDXp10 [1/2]
(二学期)
澪「夏休みに歌詞かいてみたんだけど、どうかな…」
梓「これは…」
律「うーん…」
律「そうだ!みんなで歌詞をかいてみたらどうかな?」
唯「おー!面白そうだね!」
澪「私の歌詞は…」
唯「タイトルは『ドキドキ☆分度器』にしよう!」
梓「まじめに考えてください!だじゃれじゃないですか」
律「『バイ○のバイブル』なんてどうかな?」
梓「!?だ、だJOURIAじゃないですか!」
澪(無理やり言い切った…)
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:19:23.83 ID:GjaaDXp10 [2/2]
(部室の工事が終わりました)
唯「やったー!部室だー!帰ってきたんだー!」
唯「いや~、普段当たり前に使ってるとありがたみが分からないもんだね~」
澪「そうだな」
律「私もいつも使ってるローターが壊れたときはありがたみを感じたな~」
澪「すまんが全く理解できない」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 00:19:23.83 ID:GjaaDXp10
(部室の工事が終わりました)
唯「やったー!部室だー!帰ってきたんだー!」
唯「いや~、普段当たり前に使ってるとありがたみが分からないもんだね~」
澪「そうだな」
律「私もいつも使ってるローターが壊れたときはありがたみを感じたな~」
澪「すまんが全く理解できない」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 00:25:35.84 ID:GjaaDXp10
和「ロミオ役は秋山さんに決まりました」ぱちぱちぱち
澪「ちょ、ちょっとまってくれ!何で私が…」
和「投票の結果よ」
律「いいじゃない、面白そうだし」
和「ジュリエット役は田井中さんね」
律「え」
律(ということは…。堂々と澪ちゃんといちゃいちゃできるのね…)うっとり
いちご「…何か変なこと考えてる」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 00:30:58.56 ID:GjaaDXp10
澪「だいたいなんでロミオとジュリエットなんだ!」
和「だいぶ前に決まったじゃない…」
紬「脚本は私でーす」
紬「澪ちゃんとりっちゃんがロミオとジュリエットなら脚本大幅に書き直さなきゃ!」
律「…」
律「お願いね♪」
澪「やめてくれえええええ!」
いちご「…ご愁傷様」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 00:44:36.46 ID:GjaaDXp10
梓「…ムギ先輩、律先輩を元に戻す薬まだできないんですか?」
澪「ああ…、律がああなってからというもの常にツッコみ続けているから…、さすがに疲れた…」
唯「私も昔のりっちゃんが懐かしいなあ」
紬「…実は、その薬なんだけど…」
澪「何かあったのか?」
紬「すでに完成してここにありまーす♪」
澪「殴っていいか?」
紬「ごめんなさいごめんなさい。でもこれがあればりっちゃんは元に戻るわ」
澪「じゃあ早く飲ませよう!」
梓「ビンが二つあるのはなんですか?」
紬「一つは本性を表す薬でもう一つは治す薬ね」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 00:54:20.29 ID:GjaaDXp10
澪「そうか、間違えないようにしないとな。律!これを飲め!」
律「え?あがががが」ごくごく
律「あああああ!何かキター!」
ぷしゅー!がくがくがくどかーん!
律「…」
澪「律…?」
律「ん…?何だ?澪…?」
澪「呼び方が…」
唯「りっちゃん私は?」
律「唯だろ?それに梓にムギ!」
梓「律先輩…」ホロリ
ムギ「りっちゃん…」
唯「私たちのりっちゃんが帰ってきたー!」
ばんざーい!ばんざーい!
律「なんだなんだ?私に会えてそんなにうれしいのか?かわいいやつらめ~!」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 01:02:21.96 ID:GjaaDXp10
澪「なんかすごく疲れた…」
澪「お茶のも…」ごくごく
紬「あ!澪ちゃんそれは…」
澪「え…」(本性をあらわす薬)
澪「」
ぷしゅー!がくがくがくどかーん!
唯「大丈夫!?澪ちゃん!」
澪「あ…ああ、大丈夫だ…」
梓「澪先輩、私のこと分かりますか?」
澪「もちろんだ、梓。それに唯に律にムギ。みんなわかるぞ」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 01:05:50.44 ID:GjaaDXp10
唯「あんまり変わってないみたいだね」
紬「あれが素の性格だったのかしら」
澪「みんな!高校生活最後のライブまで時間が無い!気を引き締めていくぞ!」
澪「締りの悪い女だと思われたく無いからな!」
一同「」
終わり
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/10(日) 01:08:39.46 ID:GjaaDXp10
りっちゃんの性格のモデルは生徒会役員共のアリアですが轟さんも少し混じってます
ここで話が終わったのはこの後の話は汚しにくいので…
それでは失礼します
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