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妹「兄さんのアナルを開発したい」2

妹「兄さんのアナルを開発したい」
の続き

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14:22:11.43 ID:bSKg4cyaO [33/37]
せっかちねえ、と呟いて、メモリスティックを読み込む。

と、思ったら引き出しを漁っている。

「見てる間ひまでしょ?」

私だってまだ見てないんだ。

抗議してる最中にボールギャグをかまされた。

あきらめた。

腕を後ろで拘束、肘までおおう奴だ。

少しも動かせない。

椅子にバイブが差す。

その穴はそれ用だったのか。

もう一本。

必死でかぶりを振る。

ギャグの間から抗議。

「あ、前はまだなんだっけ。メンゴメンゴ」

焦った。

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14:48:00.02 ID:bSKg4cyaO [34/37]
バイブを外して、替わりに、先がお椀状になっているものをつけた。

あそこにフィットしそうだ

「浣腸は?」

してない。

「ふうん。」

指をしゃぶったら、いきなり突っ込まれた。

せっかちはお前だ。

ちょっと痛い。

「なにもないからいっか」

指を抜いて匂っている。

「ちょっと臭い」

ニヒヒと笑う友人。

近づけんでいい。

バイブにゴムをつけて、ローションを垂らす。

「さ、どうぞ」

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 15:06:45.26 ID:bSKg4cyaO [35/37]
促す友人。

しぶしぶ腰を掛ける。

先端をアナルにあてて、ゆっくりと腰を降ろす。

声がでる。

ボールギャグのせいで、曖昧で情けない音になった。

涎もたれながしだ。

みっともない。

バイブが全部入った。

前にもお椀がぴったりあたっている。

あたっているよりも、のっている、覆われている、の方が適切か。

一息ついていたら、素早くを膝を固定した。

念入りなことだ。

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 17:56:10.24 ID:bSKg4cyaO [36/37]
背もたれに手枷をつないで拘束完了。

動けない。

友人が、椅子の足をいじっている。

バイブが動き出した。

振動するのではなくゆっくり掻き回すような動き。

前のお椀も不規則かつゆるやかに動き出す。

恥丘ごとこねられている。

気持ちいいというより心地好い。

これなら大丈夫。

友人がビデオの再生をはじめた。

私と兄さんが画面に写る。

自分をビデオみるのは変な感じだ。

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19:43:03.30 ID:bSKg4cyaO [37/37]
兄さんの下に枕をいれる私。

ペニスにひっかかった。

あ、兄さん恥ずかしがってる。

「いきなり言葉責めとはやりますなあ」

だまれ、痴女。

ふごふご

「おっ、剃毛プレイ。楽しそうねー」

三倍速で流して、要所々々を巻き戻して実況する友人。

言い返せないのがもどかしい。

あっ

バイブに突かれた。

不規則なうごきでなかなか慣れない。

いつまでこうしていればいいのか。

283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 08:35:54.37 ID:X+HZWla0O [1/27]
ビデオを見終わったらしい。

伸びをする友人。

振り向いてニヤニヤしながらなにか言っている。

頭がぼうっとしてよくわからない。

熱い。

もっと強い刺激がほしいのに。

あと少しでイけるのに。

腰を振ろうとしても、動かせない。

なんで動かないんだ。

友人の指が脇腹をなぞる。

思考が白くなる。

ボールギャグが外された。

「もっと……もっとぉ……ねぇ………」

私の口はなにを言ってるんだ。

287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 09:15:14.28 ID:X+HZWla0O [2/27]
かがみこんで椅子のスイッチを操作する友人。

やっとイかせてもらえる。

お尻のバイブがゆっくり抜けてゆく。

腸壁がすりあげられる。

まだだ。足りない。

ちょっとまて。抜けてしまう。

バイブのカリ首が入り口を広げる。

抜けさせまいと力をいれた瞬間に、一気に尻奥まで突かれた。

絶頂。

同時に前が激しくバイブしはじめる。

またイった。

絶頂の余韻を味わうまもなく次の山がやってくる、バイブが腸壁をめちゃくちゃに掻き回す。

私は唯一自由になる頭を振りながら、絶叫しつづける。

快感なのか苦痛なのか、頭が真っ白になり。

トんだ。

291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 10:10:41.01 ID:X+HZWla0O [3/27]
頭が重い。

寝かされているらしい。

目を開ける。

「起きた?」

友人の顔が逆さまに見えた。

ひざ枕だ。

「ごめんね。やり過ぎちゃった」

変態馬鹿野郎。

体を起こそうとするが、まだ甘く痺れていて思うように動かない。

もう少し休んでいた方がいいよ、と手で目隠し。

ひんやりとして気持ちいい。

ビデオの感想を聞く。

「あ、やっぱり最後のほう聞こえてなかったんだ」

うるさい、貴様のせいだ。

293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 10:55:11.94 ID:X+HZWla0O [4/27]
お兄さんはね、と始める。

ひざ枕のまま、話を聞く。

やわらかくて気持ちいい。

「入り口付近はかなりいい調子ね。順応が早いわ」

流石、兄妹ね、と余計なひとこと。

ディルドをつかって中の開発か、もしくは前立腺を責めてみたらいいんじゃないか、と言う。

どっちを先にしよう、と聞く。

拡張バイブの時に反応してたから、前立腺がいいと思うわ、と友人。

なるほど、あの「変」と言うのは前立腺にあたってたのか。

よし。

「すっごくヨガってくれるわよ、きっと」

楽しみだ。

295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 11:15:30.10 ID:X+HZWla0O [5/27]
「そういえば、お兄さんは今どうしてるの?」

テレビみてる。お尻にあのプラグ入れてきた。

「うわぁ……」

気に入らない反応だ。

「帰ったらちょっと休ませた方がいいよ。疲れてると感度が落ちるからね」

そうなのか。

そろそろ動けそうだ。

身を起こす。

椅子に目が向いてしまう。

下に水溜まりができていた。

「もう一回のる?」

絶対いやだ。

296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 11:27:05.09 ID:X+HZWla0O [6/27]
家を出るときに廊下で友人のお母さんとすれ違った。

きれいな人だ。

すごく気持ちよさそうだったね、とにこやかに言われた。

聞かれてたのか。

すごく恥ずかしい。

曖昧に返事をして、早急に玄関に向かう。

けらけら笑いながら友人がついてくる。

腹がたったので、しばらく口を聞かないことにした。

顔があつい。

297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 11:41:43.04 ID:X+HZWla0O [7/27]
健闘を祈る、という声を置き去りに、友人の家をあとにする。

やれやれ、ひどいめにあった。

自転車のカゴで、ディルドキットがカタカタと音を立てる。

ドイツ製らしい。

ドイツ人にも変態はいるんだな、とどうでもいい考えが湧く。

型をとるのはすぐだが、固まるまでに、二十四時間かかるという。

明日になったら兄さんをこれで……

急に兄さんの姿をみたくなった。

自転車をこぐ足に力をこめる。

早く帰ろう。

そろそろお昼だ。

兄さんにご飯を食べさせなくては。

301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 12:01:12.95 ID:X+HZWla0O [8/27]
コンビニに寄る。

お昼はサンドイッチだ。

健康に気を使って野菜ジュースも買った。

コンビニから家はすぐそこだ。

鍵を開ける。

うまく鍵穴にささらない。

いらつく。

よし、開いた。

扉を開け、ただいま、と飛び込む。

返事がない。

居間に急ぐ。

テレビはまだ流れていた。

兄さんがいない。

心臓が締め付けられる。

306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 12:21:17.30 ID:X+HZWla0O [9/27]
思わず、兄さんが座っていたソファに近づく。

いた。

ソファの陰に倒れていて、見えなかっただけだ。

ああ、よかった。

ソファの向こうに回り込む。

兄さんの様子が尋常でない。

荷物を置いて、テレビを消す。

兄さんの喘ぎ声が響く。

バイブが断続的に鳴っている。

目の焦点があっていない。

ペニスが隆々とそびえ、先走りが腰から床まで垂れている、時折ピクンとはねる。

触れたらすぐにでも射精しそうだ。

周りに精液の跡はない。

どうやら寸止めでお預けされているようだ。

307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 12:40:54.72 ID:X+HZWla0O [10/27]
私に気づいた兄さんが、出させてくれ、と懇願する。

背筋がぞくぞくする。

愛おしい。

馬鹿な、ありえない。

すぐにその考えを追い払う。

まずは兄さんをどうにかしなくては。

萎えてしまったら型とりに不都合だ。

射精させないようにしないと。

ペニスに何も触れないように気をつけて、身体を横に持ち上げる。

プラグを抜こうとしたら、激しくバイブする。

兄さんの身体が痙攣する。

なんだこれ。設定が逆になってる。

電源を切って、一気に引き抜いた。

310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 12:52:13.30 ID:X+HZWla0O [11/27]
抜けた穴がヒクンヒクンと開け閉めを繰り返す。

仰向けにもどし、水を含ませる。

むせた。

せわしない呼吸。

深呼吸させる。

脱力した。

膝をつき、兄さんの頭を太ももにのせる。

もう一度、ゆっくりと水を含ませる。

喉が動いて飲み下してゆく。

落ち着くのを待つ。

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 13:32:52.35 ID:X+HZWla0O [12/27]
しばし、待つ。

あ、ペニスが萎えてきた。

すこし惜しい気がする。

もういいだろう。

兄さんに話を聞く。

座りなおそうと身じろぎした時に、緩めていたのに急にプラグが動いたと言う。

プラグに目をやる。

スイッチが剥き出しだ。

カバーをつけ忘れていた。

締め付けたら止まったので、力を入れていたが、疲れてしまい力が抜けたらバイブ。

そんなことを繰り返していたら、頭がぼーっとして訳がわからなくしまい、気がついたら私が居たのだという。

私のターン。

質問タイム。

318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 13:55:26.82 ID:X+HZWla0O [13/27]
ねえ、どうだった?

「どうって……なにが?」

妹にしばられて、お尻にプラグいれられて、放置されてどうだったって聞いてるの。

兄さん、黙る。

ねえ。

乳首をつねる。

「気持ち……よかった……」

です、は?

「気持ちよかったです……」

で、どこが気持ちよかったの?

「……アナル、です」

きちんと言い直そうね?

「アナルが……気持ちよかった……です」

そうだね。

おちんぽビンビンだったもんね。

323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 14:55:40.18 ID:X+HZWla0O [14/27]
兄さんが顔をそむけた。

顔を挟んで、真っすぐにする。

私に出させてくれって頼んだよね?

「たのみ……ました……」

妹におちんちんしごいて欲しかったの?

「はい……」

兄さん、目が潤んでる。

「兄さん、妹にプラグ突っ込まれて放置されて、ちんぽビンビンにさせて、あまつさえ妹に抜かせようとするなんて、変態だね」

「はい……」

僕は変態です。

「え……?」

言って。僕は変態です。

「……僕は変態です」

アナルで感じる変態です。

「……アナルで感じる変態です」

324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 15:08:00.00 ID:X+HZWla0O [15/27]
言葉を替えて何度か繰り返す。

従順に復唱する兄さん。

興奮する。

秘部が疼く。

満足して、顔をあげる。

ペニスが勃起していた。

丁度いい。

「変態兄さんのオチンポ、今から複製してあげる」

部屋に連れていき、いつもの姿勢。

329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 16:41:00.30 ID:X+HZWla0O [16/27]
キットを出して、説明書を読む。

ちょっと手間がかかりそうだ。

まずは容器を兄さんのペニスに合わせて切る。

軽くしごいて完全に勃起させる。

このくらいか。

ハサミをつかう。

次の作業は時間がかかりそうだ。

兄さんのお尻に細いバイブを突っ込んでおく。

台所へ下りて、お湯、温度計、タイマーやその他諸々を準備。

ボウルに型とり用の粉を投入。

タイマーを起動。

お湯に水を加え、40℃に。

計量カップではかりとり、適温まで冷ます。

ここからは時間の勝負だ。

330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 17:04:32.95 ID:X+HZWla0O [17/27]
ボウルにお湯をいれてヘラで掻き混ぜる、白い液状になった。

容器に流し入れ、兄さんのペニスを確認、この間、一分半。

容器をペニスに被せる、容器に触れないように角度に気を使う。

ペニスを保つために軽くバイブをいじってやる。

更に一分経過、もういいだろうか。

手を離す。

落ちない、固まったようだ。

今度は萎えさせないと。

バイブを抜く。

軽く引っ張ってみた。

抜けない。

兄さんの息が荒い。

「物みたいに扱われて興奮しちゃったの?」

しまった。

よけいに興奮させてどうする。

331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 17:17:31.44 ID:X+HZWla0O [18/27]
頭を冷やそう。

深呼吸。

うん、ご飯を食べよう。

「兄さん、お腹減ったでしょう。お昼にしない?」

戸惑ったような同意。

コンビニの袋をとってくる。

サンドイッチの容器を空ける。

このままだと流石に食べにくそうだ。

拘束をといて、ベッドに座らせる。

はい、あーん。

ジュースもストローをさして、自分でのんでもらう。

最初からこうやって飲ませればよかった。

しばらくすると気が緩んだのか、容器が垂れ下がっている。

あっさり抜けた。

334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 17:34:48.84 ID:X+HZWla0O [19/27]
ゴムの入った容器を開ける。

臭い。

別の部屋でやることにした。

兄さんには食休みをしててもらおう。

曲は何がいいか、兄さんに聞く。

「モーツァルト。曲はまかせた」

そうだな、軽めの曲にしよう。

K387をかける。

「いいチョイスだ」

褒められた。

ちょっとうれしい。

兄さんを置き去りに物置部屋へ。

二種類のゴムを紙コップへ。

肌色だ。

しっかりと混ぜる。

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 17:50:06.69 ID:X+HZWla0O [20/27]
混ぜ終わった。

ゴムをいれるまえにちょっと型をのぞいてみる。

実物より複雑そう。

しっかり取れているみたい。

容器にゴムを流しこんだ。

最後に穴を開けたダンボールに金具を刺して、ゴムに慎重にいれる。

これは付属品のバイブではなく、友人から渡されたペニスバンドのアタッチメントだ。

兄さんのペニスが私から生える。

私が兄さんのアナルを犯す。

想像にうっとりとしてしまった。

現実になるまであと二十四時間。

完成が楽しみだ。

352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:59:45.89 ID:X+HZWla0O [21/27]
部屋に戻ったら兄さんは寝ていた。

無防備な寝顔をさらしている。

午前中があれだったからしかたないね。

友人も休ませろといっていたことだし、しばらく寝かせて置こう。

兄さんにシーツをかけてあげる。

私はなにをしようか。

私も寝るか。

いや、友人のせいで今寝たら本格的に寝てしまいそうだ。

数学の課題がでていたな。

あれを片付けよう。

音楽のボリュームを落として部屋をでる。

K136の二楽章。

しっかり休んでね。

起きたら前立腺マッサージだよ。

363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:46:16.54 ID:X+HZWla0O [22/27]
おでこに衝撃。

目が覚める。

机で寝てしまっていたらしい。

課題を終えて、授業の予習に移ったとこまでは覚えているのだが……。

我ながら情けない。

時計を見る。

兄さんが寝てから三時間ほど経っていた。

朝でなくてよかった。

伸びをする。

身体がすっかりかたまっていた。

眠気を取るために軽くストレッチ。

よし。

兄さんを起こしに行こう。

366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 23:03:06.92 ID:X+HZWla0O [23/27]
相変わらず、無防備な寝顔。

本当によく寝ている。

今朝は文句を言われたので、いつも通り普通に起こしてみる。

兄さん、起きて? ねえ、兄さん

身体を揺さぶる。

「んん……あと五分……」

寝ぼけている。

自分の立場がわかっていない。

あえて普通をつらぬく。

遅刻しちゃうよ? ねえったら。

どこに遅刻するんだろうか。

おでこをつつく。

「うう……あれ? えっ? 動かない……?」

覚醒した。

混乱している。

368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 23:23:41.42 ID:X+HZWla0O [24/27]
兄さん。

声をかけて、顔を覗き込む。

思い出したらしい。

軽く怯えがよぎる。

「おはよう、兄さん」

笑顔で挨拶。

なんとか返してくれた。

洗面所へ連れていく。

顔を洗ってあげる。

そういえば、朝も昼も歯を磨いてあげてない。

歯ブラシを口の中に突っ込み、丁寧に磨く。

無理矢理口を蹂躙している気分。

ぞくぞくする。

おかしい。

370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 23:41:00.93 ID:X+HZWla0O [25/27]
私は兄さんのアナルを開発したいだけなのに。

兄さんに対して興奮するはずがない。

ありえない。

不安になって、私の恋人になった兄さんを想像しようとする。

できない。

よし、私は正常だ。

部屋に戻り、兄さんに浣腸をした。

もう二本くらいなら、普通にはいる。

何となく、私も四本入れた。

プラグをいれる。

兄さんには普通のを、私は少し太めのを。

お腹が重い、痛い。

すぐにでも出したい。

耐える。

冷蔵庫から飲み物を持ってこよう。

371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 23:49:06.50 ID:X+HZWla0O [26/27]
自分用にコーヒー、兄さんにはリポDを選んだ。

冷蔵庫から離れて少し歩いた時に波がきた。

漏れる。

まて、ここは台所だ。

立ち止まって、必死に耐える。

プラグを手で押し込む。

耐えろ、耐えろ。

激痛。

耐えろ、耐えろ。

少しして、去った。

次来たら堪えられるかわからない。

急ごう。

374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 23:58:38.93 ID:X+HZWla0O [27/27]
階段を昇りきった途端に第二波。

慌ててプラグを抑える。

コーヒーを落とした。

階段下へ派手な音を立ててころげてゆく。

音すら腹に響く。

耐える。

トイレはすぐそこだ。

一歩。

残り二歩。

遠い。

たどり着いた。

扉を開ける。

なにかを固く握っている。

掴めない。

リポDだ。

376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 00:08:56.97 ID:FMWjl1LhO [1/23]
肩で押して入る。

便器だ。

アナルを全力でしめて、素早く腰掛ける。

便座に尻がつくか付かないか、と言うところでプラグごと噴出。

間に合った。

至福の快感、安堵感、達成感に包まれる。

まだ出ている。

身体が軽くなる。

もっと出る。

愉悦の境地。

とまった。

身体を倒してすこし緩める。

熱い液体がちょろちょろとでた。

380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 00:19:07.95 ID:FMWjl1LhO [2/23]
ウォッシュレットで中がきれいになるまで洗う。

適当にお尻を拭いて、便器を覗く。

かなりでた。

朝しなかったからなあ。

ため息をついて覚悟を決める。

臭い。

腕まくりをして、便器に手を突っ込む。

ぬるい。

大便は体温と同じなのだ、ということに今さら気づく。

指先が硬いものに触れる。

あった。

指で挟んでプラグを拾う。

腕が汚れてしまった。

トイレットペーパーで水気を拭い、風呂場へ向かう。

384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 00:29:15.48 ID:FMWjl1LhO [3/23]
服を脱ぎすてる。

右腕を重点的に洗う。

石鹸のぬるぬるが気持ちいい。

手がクリトリスへ向かう。

自制。

ざっと流して、浴室をでた。

身体を拭く。

モコモコしたタオル。

股間に甘い刺激がはしる。

すっかり興奮している。

先ほどの服は着る気がしない。

兄さんのワイシャツを借りる。

腕が余る。

下はどうせ濡れるから履かない。

すっかり兄さんを待たせてしまった。

385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 00:40:35.17 ID:FMWjl1LhO [4/23]
階段下で缶コーヒー、二階のトイレでリポDを回収。

兄さんの部屋へ。

たらいを事前に置いておいてよかった。

兄さんも漏らしていた。

嬉しい。

これで兄さんにお仕置きが出来る。

違う。

兄さんのアナルにお仕置きができる。

私に気付いた兄さんが弁解をはじめる。

私の帰りが遅かったから何なのだろう。

二本だけだったんだから堪えて当然だ。

漏らしてしまうなんてだらしがない。

シャンプー浣腸をしてみようか。

あれは苦しかった。

できれば二度としたくない。

387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 00:50:33.91 ID:FMWjl1LhO [5/23]
いや。

やめておこう。

兄さんの体力を温存しないといけない。

シャンプー浣腸はあきらめ、やさしい言葉をかけながらお湯で腸をあらう。

ただし、罰は必要だ。

ほんの軽く金玉を握ってみた。

兄さんが怯えた声を出す。

もう少しだけ、力を込める。

懇願してきた。

冗談だよ、と笑いながら解放。

二人で水分補給。

お尻にローションを注入。

始めよう。

388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 01:00:47.13 ID:FMWjl1LhO [6/23]
薄いゴム手袋を嵌める。

医療用のものらしい。

手にもローションを垂らす。

ぬるぬる。

中指を入れてみる。

すんなり入った。

付け根が締め付けられる。

午前中ので締め付け癖がついたようだ。

いったん指を抜いて、肛門付近をもみほぐす。

兄さんが甘い声をあげる。

女の子みたい。

普段はわざとに声を低くだしているのだろうか。

否定された。

アナルが少し締まる。

案外本当かもしれない。

394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 02:23:42.43 ID:FMWjl1LhO [7/23]
もういいかな。

あらためて中指を挿入。

柔らかく締まる。

すっかりほぐれている

腹側の腸壁をなぞりながらゆっくりゆっくり入れてゆく。

第一関節がうまる。

兄さんに反応はない。

第二関節に差し掛かる。

指先にコリコリとしたものが当たった。

軽く擦ってみる。

「うああ……」

兄さんが呻く。

変?

「うん、変……」

ビンゴ。

412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 09:32:10.91 ID:FMWjl1LhO [8/23]
触れる程度のまま、兄さんの前立腺を軽くこする。

ゆっくり、ゆっくり

兄さん、どう?

「むず……むず……じわっ…って……します……」

しばらく続ける。

微かな鼻息で堪える兄さん。

つまらない。

実況してもらうことにした。

とっても変、だって。

それじゃわからないよ。

兄さん。

414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 09:44:23.24 ID:FMWjl1LhO [9/23]
しばらくすると、疼痛感がきえたらしい。

休憩。

ローションを足す。

手持ち無沙汰だ。

自分のお尻にパールを入れる。

犬みたいなしっぽ付きだ。

奥まで入れる。

ゆっくりと抜く。

玉が抜ける時に快感。

もっと出し入れしたい。

我慢。

また奥まで入れて、お尻を兄さんの前で振る。

揺れるしっぽ。

兄さんに当ててくすぐる。

休憩終了。

419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 11:50:44.63 ID:FMWjl1LhO [10/23]
指を挿入。

このあたり。

とらえた。

兄さん、また前立腺いじるよ。

今度は、少し動きを変えた。

指は前立腺に当てたまま。

軽く押して、緩めて。

兄さんの呼吸をみる

兄さんが息を吸うときに押す。

吐いたら緩める。

どう?

むずむずが広がってるらしい。

ペニスの裏側全体に。

ゆっくり続ける。

集中して、兄さん。

434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 17:50:10.07 ID:FMWjl1LhO [11/23]
刺激を続けて数分。

兄さんの反応が変わってきた。

軽く声がでている。

気持ちいいの? 兄さん。

切れ切れの返事。

どんな風なの?

腰が気持ちいいらしい。

友人宅での責めを思いだす。

見るとペニスが萎えている。

聞いていた通りだ。

兄さん、深呼吸しましょう。

吸ってー、吐いてー、吸ってー

呼吸に合わせて、指先を動かす。

436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 18:03:08.45 ID:FMWjl1LhO [12/23]
息を吸っている最中に兄さんが声をあげる。

ダメでしょう? ちゃんと深呼吸して。

それでも吐くときに、声を出している。

あー、あーって。

ペニスからは、透明な粘液がトロトロ。

すごくいい気分。

我慢できない。

左手で自分の股間をいじる。

ぎこちない動きがもどかしい。

なにか、もっと刺激を。

兄さんに入れていたプラグがベッドに落ちていた。

これでいい。

起動して、ローター代わりにつかう。

官能が急に高まる。

439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 18:40:55.37 ID:FMWjl1LhO [13/23]
プラグを乳首までなぞらせる。

兄さんの喘ぎ声に私の鼻息が混じる。

まて。

兄さんの様子がおかしい。

快感が弱まっているようだ。

聞いてみる。

え、痛い?

しまった。

興奮のあまり、指先の加減を忘れていた。

どんどん冷めていく兄さん。

仕方ない、また休憩しよう。

指を兄さんのアナルから抜く。

名残惜しげに指に絡まる。

抜けたときに、小さく声を漏らす兄さん。

はあはあしてる。

456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 22:17:36.81 ID:FMWjl1LhO [14/23]
身体が疼いてしかたない。

一度イって収めよう。

またさっきみたいなことになってはいけない。

そのまま兄さんの部屋ではじめる。

さっきまで兄さんに入っていた指をアナルに。

一本。

足りない。

人差し指も追加。

交互に動かす。

脳が快感に震える。

もっと深く。

女の子座り。

右手がお尻と床に挟まれて、指が奥をする。

体の芯に響く。

457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 22:29:56.47 ID:FMWjl1LhO [15/23]
アナルプラグを股間に押し込む。

クリトリスが擦れる。

床と割れ目に挟まる。

スイッチ、オン。

体重が乗っている分、振動が深い。

身体を縦に突き抜け脳を揺らす。

声が押さえられない。

左手で胸をもみしだく。

乳首を強くつまむ。

痛い、けれど深いところで快感が湧く。

腰が勝手に動いてプラグを擦り付ける。

快感を貪欲に貪る。

脳で白くチカチカはじける。

怒涛のように溢れ出る。

絶頂。

458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 22:39:16.19 ID:FMWjl1LhO [16/23]
俯せに倒れた。

胸がつぶれる。

激しい呼吸。

余韻を愉しむ。

絶頂の瞬間に締まったアナルが緩む。

指を抜いた。

仰向けになって大の字。

腕が何かにあたる。

狭い部屋だ。

汗をかいた。

流したい。

兄さんの身体も拭いてあげよう。

立ち上がらなくては。

無理だ。

倦怠感と眠気。

459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 22:45:18.88 ID:FMWjl1LhO [17/23]
やばい、これは寝る。

頭をもたげて、落とす。

後頭部に衝撃。

痛い。

少し覚醒する。

身を起こす。

立ち上がる。

頭が痛い、やり過ぎたか。

兄さんを見る。

ペニスが勃起していた。

兄さん、妹のオナニーで興奮した?

からかう。

しょうがないだろ、と拗ねたような声。

確かに仕方ないかもしれない。

461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 22:56:27.84 ID:FMWjl1LhO [18/23]
おちんちんいじれなくて苦しかったんでしょ。

追い撃ち。

返答なし。

かわいい。

兄さんの足枷を外す。

シャワー浴びて来るね。

飲み物を頼む、と楽な姿勢をとる兄さん。

私もなにか飲もう。

下に降りて、風呂場へ。

ボタンを外さずシャツを脱いで、髪を纏める。

汗を流すだけ。

水をだして、火照ったからだを冷やす

すぐに出て、身体をふく。

脱いだシャツをそのままかぶる。

湿っていて気持ち悪い。

462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 23:10:25.79 ID:FMWjl1LhO [19/23]
冷蔵庫へ。

ポカリ二本。

小腹が空いた。

カロリーメイト一箱。

夕食はこれで済んだことにしよう。

また風呂場によって、タオル、洗面器にお湯を汲む。

兄さんの部屋に戻る。

両手がいっぱいだ。

机に全部おいて、ポカリを一口。

身体に染みる心地。

兄さんもポカリをねだる。

「兄さん、口をあけてよ。」

勝手に口が動く。

463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 23:23:01.95 ID:FMWjl1LhO [20/23]
素直に口を開ける兄さん。

「もっと大きく」

ポカリを口に含む。

兄さんにのしかかって、顔を真上から見下ろした。

口を細くあけて、ポカリを兄さんの口にそそぐ。

兄さんが目を見開く。

「飲んで」

喉が動いて嚥下。

「いい子ね」

またポカリを含む。

我に返る。

私はなにをやっているんだ。

464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 23:38:15.04 ID:FMWjl1LhO [21/23]
慌てて兄さんから下りる。

兄さんが上体を起こす。

訝しげな兄さん。

目を合わせられない。

兄さんの口にペットボトルの口をあてて、飲んでもらう。

一口ずつ。

口をとじて、もういいのサイン。

カロリーメイトを出して、半分に折って兄さんの口にいれる。

私も一本くわえる。

無言の時間が流れる。

兄さんがなにか話そうとする。

またカロリーメイトを突っ込んで黙らせる。

465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 23:49:26.67 ID:FMWjl1LhO [22/23]
なんであんなことをしてしまったのだろう。

私は兄さんのアナルが開発したいだけなのだ。

他のことは兄妹然としているべきなのだ。

しかし、身体が勝手に動いた。

口移しは明らかにやり過ぎだった。

自分はなにをしたいのだろうか。

わからない。

「なあ……」

指で箱を探る。

空の袋だけが触る。

既に全部食べさせてしまったようだ。

兄さんの次の言葉が怖い。

じっと床を見る。

466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 23:54:48.51 ID:FMWjl1LhO [23/23]
「また、浣腸するのか?」

顔をあげる。

兄さんは顎で洗面器をしゃくっていた。

安堵する。

答える。

兄さん、汗まみれでしょ。拭いてあげる。

ベッドから立ち上がって、タオルを洗面器に浸してしぼる。

兄さんの身体を拭きながら、前立腺マッサージの感想を聞く。

467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 00:11:56.06 ID:mIRMI7WDO [1/49]
思い出した順に話す兄さん。

兄さんの羞恥心を煽りながら、話を促す私。

兄さんの言ったことを頭の中で整理する。

じんわりしたのが快感にかわった。

射精やアナルみたいな快感でなく、鈍い快感だった。

ペニスの奥から快感がわきあがってきた。

腰全体が快感で包まれた。

深呼吸したら腰がとろけるようだった。

無意識に声を上げていた。

泣きそうだった。

指圧が強くなったら、快感が去っていった。

なにやら凄かったらしい。

話を聞いているだけで、興奮する。

あのまま、続けられていたら絶頂までいったのだろうか。

わからない、とにかく気持ち良かった、と恥ずかしそうに兄さん。

473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 01:10:40.01 ID:mIRMI7WDO [2/49]
そろそろ再開しよう。

やっている最中の兄さんの顔が見たくなった。

体位を変えよう。

兄さんの手枷を外した。

実に一日ぶりだ。

すっかり跡がついている。

ぐるぐると腕を回す兄さん。

別の手枷をつけようとしたら、ちょっとまて、と止められた。

逆らう気だろうか。

兄さん、と声を荒げる。

笑って腕立て伏せをはじめた。

拍子抜け。

五十回ほどで疲労を懸念してやめてもらった。

もう少し動きたかったのに、と手を差し出す。

手枷をかける。

476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 01:46:07.48 ID:mIRMI7WDO [3/49]
ブレスレット状の枷にロープを繋ぐ。

ロープの端はベッドの足にそれぞれつなぐ。

これで両手はYの字に固定された。

足は曲げた状態で固め、ロープをベッドの下に通して、もう一方の足に結ぶ。

いわゆるM字開脚だ。

兄さんのペニスとアナルは丸見えである。

兄さんは顔をそむけて目をつむっている。

恥ずかしいのだろう。

ペニスは相変わらず勃起しているが。

やはり顔が見えると勝手がちがうのだな。

お互い。

取り掛かろう。

手袋をはめる。

477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 02:07:28.21 ID:mIRMI7WDO [4/49]
ローションを継ぎ足す。

兄さんの眉が少したわむ。

手の平を上にして指を入れる。

顎が小さく跳ねる。

これは面白い。

うつぶせの時を思い出しながら、前立腺をさがす。

あった。

兄さんの眉がしかめられる。

姿勢に無理がある。

一旦、指を抜いた。

目をあけて、怪訝そうにこちらをみる兄さん。

安心して、すぐまた入れてあげるから。

恥じるように固く目をつむる。

兄さんの腰の下に枕をいれる。

これでよし。

479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 02:21:07.63 ID:mIRMI7WDO [5/49]
再び挿入れる。

前立腺。

呼吸にあわせて。

兄さんの口が軽く開く。

呼吸が浅くなる。

感じ始めているのだろう。

しばらくすると口がさらに開いて喘ぎだした。

深呼吸するように指示。

兄さんの腹がゆっくり膨らんだり凹んだり。

指は軽く、機械的に前立腺に当てて、離して。

今度は実況させない。

感覚だけに集中してもらう。

吸ってー、吐いてー。

口が大きくあいて、長い声がでる。

何かに耐えるような表情。

480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 02:39:44.50 ID:mIRMI7WDO [6/49]
ペニスは喘ぎ始めてから徐々に萎え、今は縮こまっている。

先から、先走りを垂れ流している。

ここまではさっき到達した。

落ち着いてさらに続ける。

声が高くなる。

するとどうだろう。

兄さんが泣きだした。

涙が出ている。

顔を歪めて、泣きじゃくっている。

かわいい。

大丈夫? やめる? と聞いたら、激しく首を振る。

さらに続ける。

兄さんが落ち着いてきた。

だが、快感は衰えてないらしい。

呼吸が荒くなる。

482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 02:55:19.96 ID:mIRMI7WDO [7/49]
兄さんが腰をどうにか振ろうとする。

太ももに足をかけて押さえ込む。

呼吸が荒い。

兄さん、深呼吸だよ。深呼吸。

なんとか抑えたようだ。

腹がゆっくり膨らむ、へこむ。

快感に耐えるように食いしばった歯の間から、声にならない悲鳴がもれる。

ゆっくりだよ。兄さん、深呼吸、深呼吸。

小さな声で何度もいう。

いよいよ深く呼吸する兄さん。

血が上った顔を、しかめている。

吸いきった瞬間に、吐くのをためらうかのような間。

すこし身体が震える。

吐いている途中に息がとまったかと思う瞬間。

兄さんの身体が痙攣した。

483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 03:08:49.62 ID:mIRMI7WDO [8/49]
異様なうめき声。

激しく兄さんの身体が震える。

指が痛いほど締め付けられる。

手足に筋が浮かび上がり、硬直する。

そんな状態が十数秒ほど続いた。

息が抜ける音。

急に弛緩する兄さんの身体、激しく呼吸している。

私はやったのだろうか。

身体がふるえる。

兄さんは今、絶頂に達したのだろうか。

指をゆっくり抜く。

ローションが垂れる。

確信する。

兄さんは絶頂した。

私はやったのだ。

485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 03:18:40.26 ID:mIRMI7WDO [9/49]
わけもなく可笑しくなってきた。

笑いがもれる。

達成感を噛み締める。

やった。

高らかに笑う。

兄さんはぐったりとしている。

笑いが収まる。

とても愉快な気分。

足の拘束をといてあげた。

投げ出される足。

兄さんの呼吸が落ち着くのをまつ。

その間、一緒に横になって、耳元でささやく。

兄さん、イッたね? 前立腺で。

お尻の穴ほじられて、ビクンビクンって。

ささやく最中にも、小さな笑いが復活する。

486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 03:31:39.43 ID:mIRMI7WDO [10/49]
兄さんは力なく、ことごとく私の言うことに同意する。

いいね、兄さん。すばらしい。大好きだよ、兄さん。

すごくハイになっている。

兄さんを様々な言葉でいたぶる。

素直な反応を返す兄さん。

ああ、とても愉快だ。

でも、笑いつかれちゃったのかな。

すごく眠いや。

いいや、今日はこのまま寝よう。

兄さんの腕を枕にする。

兄さんの匂いがする。

安心する。

兄……さ……ん……。

498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 09:39:37.15 ID:mIRMI7WDO [11/49]
暖かい。

もう少し寝ていたい。

眩しい。

首をそむけて光を避ける。

外からバイクの走る音。

意識が少しはっきりする。

もう朝か。

仕方ない、起きるか。

目を開く。

肌色が目に入る。

どこだここは。

私の部屋ではない。

目が急に覚める。

499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 09:52:40.06 ID:mIRMI7WDO [12/49]
肌色の物体は兄さんだった。

寝ている。

ここは兄さんの部屋。

そうだ、昨日はあのまま……

調子にのって、色々と口走った気がする。

強いて思い出さない。

なんだ、電気がつけっぱなしだ。

窓に目をやる。

まだ暗い。

いったい何時だろう。

時計に目をやる。

ない。

そうだ、兄さんの部屋だった。

視線をさ迷わせる。

あった。

500 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 10:05:02.26 ID:mIRMI7WDO [13/49]
4時15分。

昨日寝たのは、たぶん9時過ぎ。

睡眠時間は7時間ほどか。

寝過ぎだな。

伸びをする。

ついでに欠伸。

下腹部で尿意が自己主張している。

トイレ行こう。

兄さんを見やる。

寝ている。

勃起してる。

朝勃ちかな。

どうでもいい。

トイレ行こう。

501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 10:19:35.04 ID:mIRMI7WDO [14/49]
便器に腰掛け、頭の整理。

今日は日曜日。

明日は祝日、体育の日。

母さんと父さんは、明日の夕にはかえる予定。

晩御飯は一緒に食べる。

兄さんのアナルを弄れるのは明日の昼まで。

いや、万一のことを考えると、今日でおしまいにした方がいい。

明日の朝はあと片付けだ。

兄さんのディルドが出来るのはお昼頃。

それまで何をするか……。

やはり中の性感の開発だろうか。

昨日はうまくいったとはいえ、前立腺の絶頂も慣らしたい。

悩み所だ。

上半身を倒す。

506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 12:30:44.10 ID:mIRMI7WDO [15/49]
ウォシュレット始動。

肛門を緩める。

秘所に刺激。

思わぬ刺激に、声がでる。

ビデをつけてしまった。

うかつ、うかつ。

改めてウォシュレットをつける。

お湯が入ってくる。

適当なところで止める。

ノズルがしまわれるのを待って、腹にちからを入れる。

二回。

まだ奥のほうにありそう。

もどかしい感じ。

後で兄さんと一緒にきちんとしよう。

507 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 13:03:09.19 ID:mIRMI7WDO [16/49]
昨日は風呂にも入らなかった。

兄さんもお風呂に入れないと。

部屋にもどる。

案の定、兄さんは寝ていた。

ベッドに腰掛け、なんとなく兄さんのペニスをはじく。

少し震えて、また天井をさす。

おもしろい。

寝かせたまま、手枷を繋ぎなおす。

ベッドに繋がったロープから外し、お腹の上で金具をかける。

警察の手錠のような体裁だ。

これでよし。

身体をゆすり、おでこを突いて兄さんを起こす。

512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 14:50:24.79 ID:mIRMI7WDO [17/49]
まだ暗いじゃないか、と眠たげに文句を言う兄さん。

冗談じゃない、昨日何時に寝たと思ってる。

あれ?

兄さんは何時に寝たのだろう。

聞いてみる。

私が寝て、ほどなく寝たという。

ほらみろ。

兄さんをお風呂場へ連れていく。

途中、トイレの前で小便をたしたいと言ったが、聞かずに引っ張る。

脱衣所。

兄さんは裸だったので先に入っててもらう。

私はYシャツを脱いで、洗濯を回してから入る。

515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 15:12:57.22 ID:mIRMI7WDO [18/49]
兄さんを椅子に座らせ、頭を洗う。

全身をスポンジでこする。

ただし、ペニスは触らない。

介護の仕事はこういう感じなのだろうか、ふと思う。

へその下辺りを洗うとき、耐えるような声。

小便が漏れそうだという。

出してもいいよ。お風呂場だし。

トイレに行く、という兄さん。

今さら何をいっているんだろう。

浣腸の姿までさらしたというのに。

いや、待てよ。

友人の言ってたことを思い出す。

試してみよう。

じゃあ、我慢してね、兄さん。絶対出しちゃだめだよ。

516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 15:25:53.50 ID:mIRMI7WDO [19/49]
シャワーを全開で出す。

水流を亀頭にあてる。

兄さんが慌てたような声。

反則?

馬鹿をいうな。

ルールは私が決めるのだ。

兄さんのペニスが硬度を増す。

まだ耐えている。

私は特になにもしない。

シャワーを亀頭にあてるだけ。

やあ、出た出た。

淡い黄色が線状に出てはシャワーに打たれて軌道を変え、とける。

兄さんが身をよじるけど逃がさない。

随分長いことでている。

とまった。

517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 15:33:27.23 ID:mIRMI7WDO [20/49]
鑑賞終了。

友人のいう通りだった。

膝を伸ばして兄さんの頭からお湯を浴びせる。

泡が臭気を放つ液体を追いやってゆく。

気持ちよかった?

聞くけれど、返事がない。

シャワーのせいで聞こえないのか。

我慢、できなかったね。

肩が震える。

聞こえている。

罰を考える。

すぐにいくつか浮かぶ。

考えなかったことにする。

アナルだけが目的なのだ。

519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 15:46:50.80 ID:mIRMI7WDO [21/49]
兄さんを湯舟に入れ、自分の身体を洗う。

髪が長いと洗うのも一苦労。

時間をかけてゆっくり洗う。

終わった。

兄さんの上からお湯に浸かる。

ゆっくり沈む。

お尻の谷間に兄さんのペニスがあたる。

硬い。

一瞬遅れて、背中全体に兄さんの感触。

妹とお風呂に入って勃起するなんて、本当に兄さんは変態だ。

ゆったり浸かる。

なあに? 兄さん。

のぼせそう?

それはいけない。

兄さんを引き上げる。

528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 16:10:04.31 ID:mIRMI7WDO [24/49]
でも、まだ風呂からは出ない。

毛をそらなくては。

一昨日そったばかりだというのにもうジョリジョリしているのだ。

浴槽の縁に手をついた状態で足を開かせる。

シェービングクリームを塗り込め、剃ってゆく。

手で剃り後を確認しながら、丁寧に。

兄さんが声を漏らす。

感じているらしい。

たった二日で随分敏感になったものだ。

会陰のきわまできちんと剃る。

終了。

お湯でながす。

私も剃ろう。

529 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 16:19:57.07 ID:mIRMI7WDO [25/49]
風呂から上がり兄さんの体を拭く。

いつになったら勃起がおさまるのだろう。

兄さんを拭いたタオルで自分の体も拭う。

髪を乾かさなくては。

兄さんが冷えないように、バスローブをかけてあげる。

新しいタオルでしっかり水気をとってから、ドライヤー。

まだちょっと生乾きだけどまあいいか。

兄さんもドライヤーする?

いい、とかぶりを振る。

タオルを頭に被せて、ゴシャゴシャ乱暴にふいて終わり。

朝ごはんはなににしようか

530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 16:40:55.99 ID:mIRMI7WDO [26/49]
一旦、兄さんの部屋にもどる。

少し空が明るくなっていた。

ちょっと待っててね。朝ごはん買ってくるから。

兄さんをベッドに拘束して、音楽をかける。

ムソルグスキー、展覧会の絵。

服は何を着よう。

無難にスウェット。

鍵をかけて、出立。

空気が冷たい。

誰にも会わず、コンビニに着く。

ポカリ、肉まん、あんまん、二つずつ。

店長とは顔見知りだ。

昨日もきたね、とあんまんを袋に詰めながら。

両親が旅行中でして、と財布を探りながら。

531 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 16:49:37.21 ID:mIRMI7WDO [27/49]
「だめだよー、女の子は料理つくれなきゃ」と店長。

苦笑いをしてお会計。

余計なお世話だ。

「またお越しくださいませー」

店をでた。

昼と夜は別のところで買おう。

家に急ぐ。

だいぶん明るくなっていた。

ただいま。

兄さんの部屋へ。

起きていた。

一緒にご飯をたべる。

あんまんで舌を火傷した。

ヒリヒリする。

532 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 17:13:34.90 ID:mIRMI7WDO [28/49]
食休み。

先ほどの店長の愚痴をこぼす。

つくれないわけではないのだ。

笑いながら私を宥める兄さん。

やがてキエフの大門が終わりに近づく。

二人とも、口をつぐむ。

曲が終わる。

CDがとまる音。

沈黙。

じゃあ、はじめよっか。

533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 17:22:53.78 ID:mIRMI7WDO [29/49]
拘束具を替える。

最初につけた、後ろで固定するもの。

ベッドにちゃぶ台をおく。

兄さんが上体を乗せる。

足を開く。

私が固定する。

浣腸の用意。

最初から一本。

ゆっくり入れる。

兄さんが呻く。

アナルプラグを押し込む。

楽にくわえ込む。

私にも浣腸。

すぐに効いてくる。

535 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 17:58:16.24 ID:mIRMI7WDO [30/49]
15分ほど。

兄さんと私の耐える音。

もういいか。

たらいに跨がる。

しまったな。

縛る前にやっておけばよかった。

出す。

やっぱり残っていた。

次に兄さんにたらいをあてがう。

プラグを抜く。

二拍ほどおいて出る。

息をとめて、声をこらえている。

全部でた。

537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 18:12:41.17 ID:mIRMI7WDO [31/49]
ぬるま湯を浣腸。

シリンジで二回。

道具を変えてみる。

イルリガートルといったか。

目盛りのついた筒状の容器からチューブが伸びている。

チューブの先には蛇口の突き出したアナルプラグのようなもの。

弁が付いていて薬液を入れるところと出すところが違うらしい。

更に、ポンプが付いていて、プラグ部を直腸で膨らませることができるらしい。

無駄に高機能だ。

二、三回ポンプして、どれだけ膨らむか確かめる。

538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 18:25:02.27 ID:mIRMI7WDO [32/49]
容器にお湯を入れる。

1Lだ。

容器を持ち上げて、ストッパーをはずす。

お湯がチューブをながれる。

プラグからもれる。

止める。

ローションを塗り付けて、兄さんのアナルに入れた。

息を吐く兄さん。

兄さんから蛇口が生えている。

とても滑稽だ。

見えていたら、さぞ恥ずかしがるだろうに。

空気を送り込む。

一回。

兄さんの驚く声。

落ち着け。

539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 18:32:57.98 ID:mIRMI7WDO [33/49]
続けてポンプ。

外から見える所も膨らみ始める。

肛門が広がる。

兄さんが喘ぐ。

少し苦しそうだ。

ポンプをやめる。

どう?

大きい、苦しい。

そう。もっと辛くなるよ。

容器を持ち上げる。

兄さんのアナルから50cm。

このくらいか。

ストッパーを外す。

容器の中身がゆっくり減ってゆく。

540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 18:39:33.12 ID:mIRMI7WDO [34/49]
200。

いつもの一本分だ。

500。

プラグが膨らんでいる分いつもよりきつそうだ。

800。

兄さんの苦痛の声。

あとちょっとだよ。

容器を下げて、流入速度を落とす。

900。

兄さんが悲鳴をあげる。

もう少し、もう少し。

1000。

兄さんは口を開けて、小刻みに呼吸している。

舌がでている。

犬みたい。

542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 18:50:22.86 ID:mIRMI7WDO [35/49]
よく頑張ったね。

じゃあ、出していいよ。

プラグのコックをひねる。

水がたらいに落ちる音。

兄さんの呼吸は苦しそうなまま。

だってわざと細くだしているから。

兄さんのお腹は膨らんだまま。

カエルさんみたいね。ゲコゲコって鳴いてみる?

兄さんに、私の軽口に答える余裕はない。

流石にやり過ぎかな。

コックを全開にする。

本物の水道にくらべて遜色ない。

僅かに濁った水が、たらいに溜まる。

勢いが弱まる。

とまる。

544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 18:57:25.32 ID:mIRMI7WDO [36/49]
兄さん、深呼吸をくりかえす。

足りなかった酸素を吸い込む。

コックを締める。

容器にお湯を継ぎ足す。

少し減らす。

800。

入れた側からはいってゆく。

兄さんがまたうめく。

やめてって言わなくなったね。兄さん。

また全部はいる。

さっきより少ないの、気づいてるかな。

コックをひねる。

お湯が出る。

透明だ。

546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 19:04:48.16 ID:mIRMI7WDO [37/49]
お湯がでなくなる。

プラグから空気を抜く。

兄さんの肩の力が抜ける。

ある程度空気を抜いたら、プラグが勝手に出てきた。

たらいの中に着水。

プラグといっしょにお湯を噴き出す。

中にまだ残っていたようだ。

かなり消耗した様子の兄さん。

少し休んで貰おう。

お疲れ様。

よく頑張ったね。

軽く頭を撫でて、たらいを片付ける。

547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 19:22:55.95 ID:mIRMI7WDO [38/49]
ベッドに腰掛け兄さんの背中に突っ伏す。

目をつぶる。

兄さんの体温、心臓の音が伝わる。

兄さんの呼吸で、ゆったりと揺れる。

重い、と苦情が入った。

乙女になんてことを。

余計に体重を乗せる。

ぐえっ、と兄さん。

おふざけだ。

しばし、じゃれる。

ふと、小指をくわえて濡らす。

中指で尻の谷間を探す、滑らす。

小指をいれる、あたたかい。

休憩終了。

ローションを入れる。

548 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 19:36:47.07 ID:mIRMI7WDO [39/49]
まずは前立腺マッサージをしようかな。

ゴム手袋をはめる。

昨日と同じように、中指を挿入。

抵抗なくはいる。

前立腺は……たしかこの辺。

あった。

前立腺を捉えた瞬間、兄さんが抵抗を示す。

アナルがしまり、やめてくれ、と言う。

どうして?

聞きながら、軽く押さえる。

背中がそる。

喘ぎながら兄さんがいう。

昨日の絶頂、あまりの快感に、恐怖感を覚えたらしい。

もう一回やったら、絶対におかしくなってしまう、という。

そうなのか。

550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/02(土) 19:44:10.94 ID:mIRMI7WDO [40/49]
続ける。

兄さんが悲鳴をあげる、懇願する。

深い、暗い愉悦。

我に返る。

このまま続けてはいけない。

恐らく、私がおかしくなる。

指を抜く。

兄さんの深い吐息。

私も深呼吸。

落ち着け。

よし。

ディルドを使って、中の開発をしよう。

とはいえ前立腺マッサージを諦めた訳ではない。

兄さんの思考が溶けたころに再挑戦する積もりだ。

道具袋を探る。

妹「兄さんのアナルを開発したい」3
続きます

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