2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

翠星石「JUMはもう球体関節なんて見慣れてるですよね?」前半

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:45:07.41 ID:Wmyn8P6O0 [1/59]
翠星石「人のことをそうジロジロと見るのはあまり趣味がいいとは言えんですよ?」

JUM「球体関節は見慣れているんだけどさ」

翠「はい」

JUM「その隙間ってホコリが溜まりそうだなー、と思って」

翠「へ?」

JUM「風通し悪いだろ、そこ」

翠「まあ、風通しは悪いかもしれませんが、毎日キチンとお風呂に入ってますし、大丈夫じゃないですかね? たぶん」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:49:59.28 ID:Wmyn8P6O0 [2/59]
JUM「んー、風呂に入ったからといってきれいになるとは限らないと思うけどな」

翠「そうですか?」

JUM「この前風呂入った後で、かかとのあたり触ったらごっそり垢が取れてびっくりしたばっかりだし」

翠「そんなにいっぱい取れたんですか?」

JUM「何か月分かはわからないけど、溜まりに溜まっていた分が一気に取れた、って感じだった」

翠「で、垢ごっそりですか」

JUM「うん、ごっそり」

翠「ふむ、そうですか。じゃあこの隙間も掃除したほうがいいんですかね?」

JUM「かもしれない」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:57:58.60 ID:Wmyn8P6O0
翠「でも、この隙間って、どうやって掃除してやればいいんですかね?」

JUM「綿棒とか使えばいいんじゃないか?」

翠「綿棒ってどこにありましたっけ?」

JUM「たしか、洗面所になかったっけか?」

翠「よし、取ってこいですぅ!」

JUM「いや、お前も着いてこい」

翠「いやですぅ。二人も行く必要ないです」

JUM「いまいちどこにあったか思い出せないから探すの手伝ってもらう」

翠「えー、めんどくせーですぅー」ブーブー

JUM「ほら、行くぞ」

翠「ったく、しゃーねーですぅー」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 02:09:27.73 ID:Wmyn8P6O0
@洗面所

JUM「どこだったかな……」ゴソゴソ

翠「どこですー、どこですー」ブラブラ

JUM「んー、違うか……、んっ?」ガラッ、ゴソゴソ

翠「めんぼー、めんぼー」ブラブラ

JUM「……」

翠「えーっと、うーんと」ブラブラ

JUM「おい、翠星石」

翠「めんぼーめんぼー。ん、なんです? もしかして綿棒見つかったですか?」

JUM「いや、見つかってない」

翠「じゃあ早く探せですぅ」

JUM「ぶらぶらしてるくらいなら翠星石も探してくれよ」

翠「ぶらぶらなんてしてないですぅ。きちんと探してますぅ。めんぼー、どこですぅー?」ブラブラ

JUM(こいつやる気ねぇな……)
JUM「やれやれ、まあ仕方がないか。どうせ綿棒だし、そのうち見つかるだろ」ゴソゴソ

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 02:21:06.85 ID:Wmyn8P6O0
JUM「意外と見つからないな……」ガサゴソ

翠「うー、飽きたですぅ!」ジタバタ

JUM「飽きたってか……」ガサゴソ

翠「あ、のり」

のり「あら、翠星石ちゃん、どうしたの? こんなとこで」

JUM「あ、姉ちゃん、綿棒知らない?」

のり「あらJUM君まで。綿棒探してたの? ごめんね、こっちなんだ」

JUM「洗面所じゃなかったのか」

翠「最初からのりに聞けばよかったですぅ」

JUM「それは言えてる」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 02:35:47.42 ID:Wmyn8P6O0
のり「はい、綿棒だよ」

JUM「ありがと姉ちゃん」

翠「綿棒ゲットですぅ」

のり「ところで綿棒なんて突然どうしたの?」

JUM「翠星石の関節の隙間を掃除しようっていう話になってさ」

のり「なるほど、それで綿棒なのね」

JUM「さて、綿棒はあるけど、そもそも隙間に入るかな?」

翠「まずは試すです」

JUM「ほら、綿棒」スッ

翠「はいです。んしょ」グッ

翠「あれ、入らないですぅ……」

JUM「ん? 大きさは大丈夫な気がするけどな」

翠「入りそうな感じですけど、ほら、なんか入っていかないですよ」グイグイ

JUM「おかしいな」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 02:45:02.21 ID:Wmyn8P6O0
JUM「本当に入らない?」

翠「入んないですよ。ほれ、やってみろですぅ」

JUM「ああ、ちょっと手首借りるな。こうやって……」スッ

翠「あれ、入ったですね。あ、んっ……」ビクッ

JUM「あ、大丈夫か? 痛かったりしたか?」

翠「い、いや、大丈夫です」

JUM「そうか。掃除だから、こんな感じか?」コスコス

翠「んっ、あっ!」ビクッ

JUM「えっと、本当に大丈夫か?」

翠「す、すまんですぅ。大丈夫です」

のり(翠星石ちゃん汗かいてる……)

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 03:02:11.30 ID:Wmyn8P6O0
JUM「さて、汚れはついていたりするんだろうか」スッ

翠「……!」ピクッ
翠(んっ、引っこ抜かれたですぅ……。なんかくすぐったいけど、声はちょっと我慢するです)

JUM「うわ」

のり「え」

翠「へ?」

JUM「真っ黒だぞ……」

のり「なに、これ?」

翠「ええええっ! なっ、なんですかこれ! 超汚ぇですぅ!」

JUM「あ、ああ……」

翠「さっさと部屋に戻るです! 部屋に戻って本格的に掃除するです! ほら、急ぐです!」

JUM「あ、姉ちゃん、綿棒ありがと」

のり「う、うん」
のり(綿棒あれだけで足りるかな……、備蓄はまだあったと思うけど、買い足しておこう)

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 03:19:52.98 ID:Wmyn8P6O0
翠「よく考えたら当然ですぅ! ものは放っておいても汚れるものなんですぅ!」

JUM「まあ、汚れるかもな」

翠「翠星石は作られてからずいぶん時間が経っているんだから関節と関節の隙間は汚れに汚れていても仕方がないことなんです!」

JUM「真っ黒だったな」

翠「真っ黒って言うなですっ!」ゲシッ

JUM「痛っ! 蹴るなよ……」

翠「デリカシーに欠けたことを言うからですぅ。ほれ、さっさときれいにするですよ」

JUM「ったく。はいはい。じゃあ手首を、って自分ではできないのか?」

翠「翠星石が自分でですか? さっき入らなかったの見なかったですか?」

JUM「でも、隙間に入れて汚れを取るだけだぞ。一人でできそうなもんだけどな」

翠「できそうな気はするんですけどね。じゃあ綿棒ください」

JUM「ほら」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 03:27:52.28 ID:Wmyn8P6O0
翠「ここ、ですよね。んしょ、っと」グッ

JUM「あれ」

翠「やっぱり入らんですよ」

JUM「いや、この隙間なら明らかに入るだろ」

翠「翠星石もそう思うですけど、おかしいですねぇ」

JUM「なんでだ……」

翠「ま、ということでJUM、頼むです」

JUM「仕方がないのか」

翠「ん、大事に掃除しろですよ」

JUM「じゃあ、やるか。んしょ、っと」スッ

翠「んっ!」ピクッ!

JUM「さっきもだったけど、大丈夫なんだよな、それは」

翠「え、ええ、大丈夫、ですよ。ちょっと、こちょばいだけですから。気にしないでください」

JUM「そう、なんだよな」コスコス

翠「……っ!」ピクピクッ!

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 03:40:07.88 ID:Wmyn8P6O0
JUM「そうやって、動かれるとやりにくいんだけど」

翠「す、すまんですぅ。でも、もう、翠星石が動いたり、声を出してもあまり気にせずやってほしいですぅ」

JUM「そうさせてもらう、指摘しても意味がなさそうだし」コスコス

翠「っ、うっ、っく」ピク、ピクッ
スポッ
JUM「もう真っ黒か、反対側にして」スッ コスコスコスコス

翠「っ、あっ、あっ、あっ、あっ」ビク、ビクッ!
翠(こ、これは、なんというか)

JUM「あ、もし痛かったら言えよ、痛いのは別だ」コスコス グリグリ

翠「は、はいです、んっ、んんっ! ああっ!」ビクッ!
翠(なんか、切ないような、甘いような、これは……)

JUM「たくさん取れると面白いな」コスコス

翠「お、おもしろいですか、あは、あんっ!」
翠(あ、おまたが……。よくないことに……)

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 03:45:34.17 ID:Wmyn8P6O0
翠「ちょ、ちょっとタンマです」

JUM「ん?」

翠「お花を摘んでくるです」

JUM「ああ、そっか」スポッ

翠「んっ、じゃあ行ってくるです」トトトトトッ

----------------------------------------------

ガサゴソ

翠「あ、やっぱりここ、ねばねばしてるです」

翠「パンツにはりついたり、面倒ですからね」

翠「拭いて、っと」スッ、スッ

翠「なんでこうなるかはわからんですけど、困ったもんですぅ」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 04:05:33.02 ID:Wmyn8P6O0
ジャアアアアアアアアアアアア

翠「んしょ、よし、これでオーケーです。平常心ですぅ!」

----------------------------------------------

翠「失礼したです。続き頼むです」

JUM「うん、きれいにしてやるよ」スッ

翠「うっ」ピクッ

JUM「……」コスコス

翠「んっ、あっ、あっ」

-----10分経過-----

JUM「だいぶきれいになってきたな」コスコス

翠「んっ、はい、よかったです。その調子で頼むです」
翠(ふぅ、だいぶ馴れてきたですね)

JUM「っていうか、これ、関節全部やるのか、ずいぶん時間かかるぞ」スッ、スッ

翠「ま、初めての大掃除ですから、仕方がないですぅ」

JUM「まじかよ……」

翠「光栄に思えです」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 04:43:49.12 ID:Wmyn8P6O0
JUM「そういえばあまり動かなくなったな」コスコス

翠「馴れたです」

JUM「そっか。やりやすくて助かるよ」コスコス

翠「感謝するですよ」

JUM「くすぐったかったんだよな、確か」コスコス

翠「そ、そうです、くすぐったかっただけです」
翠(それだけではなかったような気がしますが、言わんとくです)

JUM「そっか」コスコス

翠「そうですぅ」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 04:51:44.87 ID:Wmyn8P6O0
JUM「……、……よし、やっと右手首終わりだ」

翠「はい、ありがとうですぅ。んっ?」

JUM「どうした? なにか違和感があるとかか?」

翠「す、すごいですぅ! 右手首グルングルンですぅ!!」グルグルグルグル

JUM「うお、すごい回転だな」

翠「もしかしてこれって」グルグルグルグル

JUM「汚れが落ちて摩擦が減ったってことか……? まあ、すごい量の汚れではあったけどさ」

翠「なんと! ならば次は左手首ですぅー! 早く真の翠星石の性能を取り戻したいですぅ!」

JUM「全部やったらさらに活発に動くようになるのか……」

翠「ん? なんですか? 次です、次っ!」グルグルグルグル

JUM「ま、厄介だったらそのとき考えりゃいいか。よし、やってやる」

翠「頼むですぅ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 04:57:31.85 ID:Wmyn8P6O0
JUM「よいしょ、っと」スゥッ

翠「あん、っ。ま、まだ左手首は馴れてないですぅ……」ピクッ

JUM「そうか、じゃあ最初は少しゆっくりやるな」コスコス

翠「んっ、あ、ありがとですぅ」

JUM「これくらいはどうだ?」スッ、スッ

翠「そ、それくらいなら大丈夫です」

JUM「じゃあしばらくこれくらいで」スッ、スッ

翠「あ、は、はいです」
翠(JUMの手、大きくて、暖かいです……)

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 11:09:13.82 ID:Wmyn8P6O0
JUM「……」スポッ

翠「……」
翠(あ、んっ……)

JUM「まだあまりきれいになってないな」スッ

翠「……んっ」

JUM「あ、ごめん」

翠「いえ、大丈夫です」

JUM「もしかして出し入れするとき敏感なのか?」

翠「そうですね、中で動かされているときよりも少し敏感かもしれないです」

JUM「じゃあ、次に出し入れするときは気をつける」

翠「じゃあ頼むです」

JUM「おう」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 11:16:29.85 ID:Wmyn8P6O0
JUM「……、さて、綿棒抜くぞ」

翠「はい」

JUM「そーっと、そーっと」スル、スル

翠「んっ、んっ」ピク、ピク

JUM「あ、もっとゆっくり?」

翠「いえ、ゆっくりやられたほうがじわじわとくすぐったいかもしれないです」

JUM「そうか。じゃあ早くしてみる?」

翠「いえ、ゆっくりやってだめなら、どうやってもだめだと思います。出し入れのときは我慢しますから、気にしないでください」

JUM「そうか? じゃあ普通にやることにするよ」スッ スッ、スッ

翠「んっ。ふぅ、……」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 11:25:11.64 ID:Wmyn8P6O0
-----10分ちょい経過-----

JUM「……、……」スポッ

翠「あ……」

JUM「うん、左手首終わりだ」

翠「ありがとです。ん、お?」

JUM「ふぅ」

翠「あははっ、よく回るですぅ。ダブルローリングですぅ。見るですよ、JUM」グルグルグルグル グルグルグルグル

JUM「ああ、よく回っているな」

翠「あはははっ」グルグルグルグル グルグルグルグル

JUM「次は肘か」

翠「あ、そうですね。肘です」グルグルグルグル グルグルグルグル

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 11:45:24.95 ID:Wmyn8P6O0
JUM「腕まくりできるのか、その服は?」

翠「できますけど、あまりずっとはしていたくないですね」

JUM「すぐには終わらないもんな。じゃあどうしよう」

翠「うーん……」

JUM「下着姿ならほとんどの関節が見えるようになって都合がいいんだけどな」

翠「えっ、これは、脱がなきゃだめですか?」

JUM「いや、待て待て、下着姿になられても僕は少し目のやり場に困る」

翠「目のやり場に困るって、JUM、そんな目で翠星石を見てたですか……」

JUM「そういうわけじゃないけどさ、なんというか、仮にも女の子の下着姿だし、さ」

翠「ま、まあ、そうですね。翠星石は可憐な乙女ですから」

JUM「翠星石だって、僕の前で下着姿になるなんていやだろ? っていうかこれは聞くまでもないか」

翠「えっ、いえ、その……」
翠(別に少しくらいならいいかもしれんですけど、面と向かって恥ずかしくないと言うのも、はばかられるですぅ)

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 11:56:02.73 ID:Wmyn8P6O0
JUM「むぅ、じゃあ姉ちゃんにでもお願いするか」

翠「えっ」

JUM「姉ちゃんなら女同士だし、大丈夫だろ」

翠「ま、まぁ、そうですけど……」

JUM「ん?」

翠「せっ、折角なら、最後までJUMに、してもらいたい、ですよ」

JUM「へっ?」

翠(やば、言っちまったです)

JUM「そ、そう?」

翠「そっその、JUMのほうが指先が器用ですし、几帳面なので、上手にやってくれると思ったからです。別に他意はないです!」

JUM「そっか、まあ、僕のほうがうまくできるかもしれないけどさ……」

翠「え、えと、じゃあJUM、ちょっと待ってろですぅ。すぐに戻るです」ダダダダッ

JUM「あ、おい。……行っちゃったよ」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 12:04:35.99 ID:Wmyn8P6O0
翠「うおー! どうしようです! 翠星石は何を言ったですかっ!」

翠「これは、どうしましょう。下着姿をJUMにお披露目するですか?」

翠「いや、まあ、いいんですけど、そんな簡単に下着姿見せてアバズレドールとか思われても嫌です」

翠「だからって、何事もなかったかのようにして戻るですか? 話の流れから、たぶん翠星石はのりのところにやられてしまうです」

翠「むぅぅぅぅ……」

翠「ぅぅぅ……、考えるです。何か、ありませんでしたっけ、えーっと、えーっと」

翠「むむむむ……」

翠「むむ、む!? そうです! なるほどこれですぅ!」ダダダダッ

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 12:12:08.49 ID:Wmyn8P6O0
翠「のり、ちょっと」

のり「ん? 今度は何かな? 翠星石ちゃん?」

翠「えっとですね……」

~~~~~~~~~~~~~~~

JUM「どうしたんだろ、翠星石」

JUM「普段の翠星石ならなら、『わかったです、じゃあのりにお願いするです。JUMはもう用済みですぅ。野となれ山となれですぅ』とか言いそうなもんだけどな……」

JUM「ちょっと、可愛かったな」

JUM「って、僕は何を考えているんだよ……」

JUM「ま、こんな日もある、ってことにしておこう」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 14:32:14.94 ID:Wmyn8P6O0
翠「おまたせですー」

JUM「おう、……って」

翠「ど、どうです、これなら関節全部見えるですよ」

JUM「ま、まあな」

翠「水着だからJUMも困らないで済むですよね」

JUM「あ、ああ」

翠星石が着ていたのは上下セパレートの薄緑色の水着だった。
チェック模様で、ところどころフリルがあしらわれている。

翠「翠星石もそんなに恥ずかしくないです。水着ですから」

JUM「そ、っか。まあ、そうだな」

翠「それはそうとして、どうです? 変じゃないですか?」

JUM「う、うん」

翠「そうですか、よかったです」

JUM「え、と、むしろ似合っていると思うぞ。うん」

翠「えっ、あ、ありがとですぅ……」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 14:53:55.73 ID:Wmyn8P6O0
翠「ま、まあ、この翠星石に似合わないものなんて、ありませんですけどね」
翠(べっ、別にJUMに褒めてもらいたくて着たんじゃないんです!)

JUM「やれやれ、ほめるとすぐこれだ。でも、うん、よく似合っているぞ」

翠「なっ、何言ってるですか! ほ、ほほほら、そ、掃除、掃除です! きれいにしやがれですぅ」

JUM「ん、じゃ、再開するか。そこに座って肘見せてくれ」

翠「は、はいです、んしょ」
翠(平常心! 平常心ですぅ!)

JUM「じゃあ次は右肘だな」

翠「お願いするです」

JUM「じゃあ、入れるぞ。よっ、と」スッ

翠「はい、んっ、っく」

JUM「……」クルクル

翠「く、き、きゃははっ!」ブンッ!

振り上げられた腕がJUMのあごをとらえる。

JUM「ぐはぁっ!」

翠「あ、すまんです」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 15:02:18.13 ID:Wmyn8P6O0
JUM「痛ぇ……」

翠「ごめんです。大丈夫ですか?」

JUM「おとなしく掃除されていてくれよ」

翠「気をつけるです。でも、ちょっと、くすぐったすぎました……」

JUM「ゆっくりやってみるから我慢してくれよ」

翠「うぃ、頼むです」

JUM「じゃあ失礼して」スゥーッ クル、クル

翠「んっ……、あっ、あっ」

JUM「くすぐったいか?」コス、コス

翠「は、はい、んっ、っく、き、っく」プルプル

JUM「声を出すのはいいけど腕は動かさないようにしてくれよ、万に一つ大事な腕が傷ついても嫌だからな」コス、スッ、コス

翠「は、はい、じゃあ、腕はうごかさな、き、きゃはははははっ!」

JUM「おお、偉いぞ。その調子だ。笑っても腕は動かすなよ。さっさとやっちゃうからな」コスコス

翠「あは、あはははっ! そ、そんな、うひ、ひゃははっ!」バタバタ

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 15:13:39.94 ID:Wmyn8P6O0
JUM「よく笑うな」コスコス

翠「あははは、はぁ、はっ、きゃははははっ! だ、だって、きゃはははっ!」

JUM「まぁ、それでも腕をあまり動かさないようにしているのは偉いけどな」コスコスコスコス

翠「いっ、きゃ、は、はははっ! こ、これは、しょうがないで、んっ、あははっ!」

~~~~~~~~~~~~~~~

翠「きゃは! はぁ、はぁ、あは、あははっ!」

JUM「よし、終わり」スポッ

翠「や、やっと、終わったですか……」

JUM「じゃあ次、左肘出して」

翠「はぁ、はぁ。あ、そうですね、まだ右肘が終わっただけでしたっけ……」

JUM「もうしばらくの辛抱だな」

翠「もう、笑いすぎて疲れたですよ、お胸がちょっと苦しいくらいです」

JUM「そうか、じゃあ休憩する?」

翠「はい、ちょっと休むです」コロン

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 15:21:28.31 ID:Wmyn8P6O0
膝枕の状態

JUM「ちょ、休むって、どうして僕の膝なんだよ」

翠「ちょっと休むだけです。んーあまり柔らかくないですね」グリグリ

JUM「おい、鞄とか、ベッドとか、他にもあるだろ」

翠「んー、あ、い、嫌でしたか」

JUM「嫌ってわけじゃないけどさ」

翠「ほっ。じゃあ少しこうさせていろです。悪くないですよ」

JUM「どうしてそうなる」

翠「むにゃむにゃ、すー、すー」

JUM「おい、翠星石?」

翠「すー、すー」

JUM「寝ちゃったのかよ……」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 15:33:17.58 ID:Wmyn8P6O0
JUM「……どうしよ」

JUM「もしかしてしばらくこのままなのか?」

JUM「うーむ」

翠「すぅ、すぅ」

JUM「よく寝てるな」

翠「すーっ、すぅ」

JUM「ちょっとくらいなら触っても大丈夫かな」

翠「すぅ、すー」

JUM「髪、さらさらだな。肌はつやつやのぷにぷにだし」サラサラ プニプニ

翠「すぅ、ん、んー、すぅ」

JUM「くちびる、は、柔らかそうだけど、やめておこう。ん?」

その耳の中には亜空間が広がっていた

JUM「……、もしかして、一回も掃除してない?」

翠「すぅー、すぅ」

JUM「起きたら耳かき持ってこよう……」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 15:53:56.52 ID:Wmyn8P6O0
翠「すぅ、すぅ」

JUM「おい、そろそろ起きろよ」ユサユサ

翠「んっ? むにゃむにゃ、んー」

JUM「続きやるぞ」

翠「あ、おはよーですぅ」

JUM「先に耳の中掃除してやるよ。耳かきとってくるからちょっと待ってろ」

翠「みみ? んー、まあ、なんか取ってくるならとってこいですぅ」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 16:04:32.10 ID:Wmyn8P6O0
翠「あ、JUM、何を取りに行ってたんでしたっけ」

JUM「これだよ」

翠「なんですか、それ?」

JUM「耳かき」

翠「みみかき?」

JUM「よし、もう一回膝枕してやる。ほら」ポンポン

翠「え、翠星石はもう寝たですよ」

JUM「耳かきするには膝枕しているほうが都合がいいんだよ」

翠「そうですか。でもあの、みみかき、ってなんですか?」

JUM「耳の中を掃除することだよ。さっき膝枕しているときに翠星石の耳の中が見えてな、ち、ちょっと掃除したほうがいいみたいだったから、このついでに掃除してやろうと思って」

翠「耳の中見たですか? 勝手に見ないでほしいです」

JUM「ごめん、でも見えたんだよ」

翠「そうですか。ちょっと恥ずかしいですけど、まぁ、仕方ないですねぇ」コロン

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 16:14:55.31 ID:Wmyn8P6O0
JUM「じゃあ始めるぞ」

翠「どうぞです」

JUM「んしょ、っと」カリ、カリ スッ

JUMは耳の中を傷つけないように、身長に耳かきを動かす。

翠「んーっ、なかなかいい気持ちですぅ」

JUM「そうか、じゃあこの調子で続ける」カリ、カリ スッ

耳の中をかいては付着した耳垢をティッシュにとっていく。
左手は軽く翠星石の頭に触れている。

翠「うん、いいですよー、いいですぅ」

JUM「こんなに喜んでもらえるとは思わなかったよ」カリ、カリ

翠「JUMは耳かきの才能もあるです」

JUM「褒めたってなにもでないぞ」カリ、カリ スッ

翠「本当のことを言っただけですぅ」

JUM「ふふっ、そうか」カリ、カリ スッ

翠「うふふっ、上手ですぅ」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 16:48:04.04 ID:Wmyn8P6O0
JUM「よし、終わった。ずいぶんきれいになったと思う」

翠「ありがとうですぅ。あっという間でした。ちなみに、どれくらいとれたですか?

JUM「え、見る?」

翠「ちょっと気になるですぅ」

JUM「じゃあ、見せるけど、ほら」

こんもり

翠「うわ……こんなにですか……」

JUM「これで全部だ」

翠「み、耳の聞こえがかなりよくなった気がするです。あと、ちょっと気が早いですけど、JUMには耳かきも含めて定期的に掃除をお願いすることになると思うです」

JUM「まあ、また汚れちゃうと思うから、そのときはまたやってやるよ」

翠「うん、よろしく頼むですぅ」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 16:58:09.71 ID:Wmyn8P6O0
JUM「じゃあ、反対向いて」

翠「はいですぅ」コロン

JUM「反対側もやっぱりすごいな」

翠「……これからJUMがきれいにしてくれるからいいんです」

JUM「それもそうか」

翠「そうですぅ」

JUM「じゃあ始めるぞ」

翠「頼むですよ」

JUM「よ、っと」カリ、カリ スッ カリ、カリ スッ

翠「はい、いい感じですぅ」

JUM「そうか」カリ、カリ スッ

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 17:12:08.22 ID:Wmyn8P6O0
JUMの太ももの上で翠星石はおとなしく耳をかかれている。
翠星石の太ももと翠星石の頭が密着し、お互いに相手の温度を感じている。
翠星石の顔はJUMの方を向いている。

翠「JUMは暖かいですぅ」

JUM「翠星石だって暖かいぞ」カリ、カリ

翠「そうですか? うふふっ」

翠星石の手のひらがJUMのお腹に当てられ、ゆっくりと撫でる。

JUM「翠星石、ちょっと、くすぐったいんだけど」カリ、カリ

翠「あ、そうですか?」スリスリ

JUM「うん」カリ スッ

翠「でもJUMはお腹も暖かいですぅ」スリスリ

JUM「脈絡ないな……、ったく」カリ カリ

翠「えへへ」スリスリ

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 17:26:06.36 ID:Wmyn8P6O0
JUM「……んっ、……」カリ、カリ

翠「ん……」スリスリ

JUM「……、……よし、反対の耳も終わったぞ」

翠「あ、もう終わっちゃったですか?」

JUM「ほら見ろ」

こんもり

翠「うゎ、なるほど。確かに、両耳ともよく聞こえるようになった気がするです。ありがとうですぅ」ムクリ

JUM「おう、じゃあ次は左肘だな」

翠「そうでした。関節もやってもらわなきゃいけないんでした。今日は何から何まで世話になりっぱなしですまんですねぇ」

JUM「まあ、これは多分、必要なことだからな」

翠「よい心がけです。でも、安心するです。翠星石は借りを返す乙女ですぅ」

JUM「そうか。期待しないで待ってるよ」

翠「待っていろですぅ」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 17:35:13.34 ID:Wmyn8P6O0
翠「うふふ、じゃあはい、左肘お願いするです」

JUM「はいよ。あ、そうだ、関節掃除するのに耳かき使っちゃダメかな? 効率上がりそうだと思うんだけど」

翠「え? うーん、ちょっと抵抗あるですね」

JUM「じゃあ石鹸できれいにしてきたら使ってもいいか?」

翠「いえ、どうせなら新品を用意してほしいですぅ」

JUM「新品かぁ、まあそうなるか。耳かきの新品なんてあるかな? ちょっと待ってろ」

翠「待つです」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 17:49:58.56 ID:Wmyn8P6O0
JUM「いつ買ったものかわからないけど、袋に入った新品があったわ」

翠「おお、未開封の新品ですぅ。それならこの翠星石の関節を掃除するのに使ってもいいですよ」

JUM「じゃあ試してみるか」ビリッ

翠「どうぞですぅ」

JUM「あれ……、ごめん。大きさがそもそも無理だ」

翠「え」

JUM「関節の隙間には耳かきが入るほどの広さはないや」

翠「なんですか、じゃあ時間の無駄だったですか」

JUM「みたいだな」

翠「ありゃあ」

JUM「入るかどうかを先に確認しておけばよかった」

翠「やれやれ。しょーがないですね」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 18:04:54.51 ID:Wmyn8P6O0
翠「ま、気を取り直すです。綿棒でお願いするですぅ」

JUM「うん、じゃあやるぞ」

翠「はい」

JUM「よっ」スッ

翠「ふぇ? ん、ひゃ、あははっ!」ジタバタ

JUM「よーし、腕は動かすなよー」コスコス

翠「そ、そうでした、あは、あはははっ! くすぐった、き、きゃはははっ!」ジタバタジタバタ

JUM「しばらくの辛抱だからなー」コスコスコスコス

翠「きゃは、きゃははははっ! はぁ、はぁ、きゃははっ!」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 18:12:27.50 ID:Wmyn8P6O0
翠「はぁ、はぁ、や、やっと終わったですか……」

JUM「お疲れさん」

翠「あ、ありがとです」

JUM「次は肩かな。どういうポジションにしたらやりやすいかな」

翠「どうするです?」

JUM「んー、じゃあまずは前から、あっち向いて後ろに下がってきて」

翠「はい、こうですか?」トコトコ

JUM「うん、もう少し下がっていいよ」

翠「これくらいですか? きゃっ!」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 18:26:16.19 ID:Wmyn8P6O0
JUMは翠星石を後ろから抱きかかえた。

翠「ちょ、ちょっとJUM!?」

JUM「あ、びっくりした?」

翠「びっくりしたですよ! なにしやがるですか!」

JUM「今度は肩だからな。また掃除しているときに笑い出したら安定しないと思って抱きかかえることにした」ナデナデ

翠「なっ、なでなでされたって誤魔化されんですよ、あーもうびっくりしたですぅ」

JUM「ごめんな。じゃあ左肩の前から始めるぞ」スッ

翠「こら、まだ話は終わって、んっ……」ピクッ

JUM「やっぱり肩だと動きが大きいな。我慢にも限界があるだろうし。この体勢にしてよかった」コス、コス

翠「こ、こら、ぁ、あっ、んっ」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 18:37:04.55 ID:Wmyn8P6O0
JUM「あ、でもあまり笑わないな。くすぐったくはないのか?」コス、コス

翠「ひくっ、ぁ、くすぐったくは、ない、ですけ、ど、あんっ!」ビクッ!

JUM「えっと、大丈夫か?」

翠「はぁ、はぁ、だ、大丈夫、です、くすぐったいときのほうが辛かったですから」

JUM「じゃあ、続けるぞ」スッ、スッ

翠「はい、あっ、あっ」

JUM(なんか、いけないことをしているような)コスコス

翠「ひっ、は、ああっ!」

JUM(いやいや、これはただの掃除だし、メンテだし)コスコス

翠「うっ、ううっ! っくぅ……。JUM、ちょ、ちょっと、あっ」

JUM「ん?」

翠「ち、ちょっとご不浄ですぅ……」モジモジ

JUM「あ、ごめん。行ってこい」

翠「行ってくるです」タタタタッ
翠(うぅ、おまた気持ち悪いですぅ……)

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 18:46:23.82 ID:Wmyn8P6O0
翠「ああ、やっぱりぬるぬるしちゃってるです……」

翠「今日はぬるぬるになるのが多いですねぇ」

翠「もしかしてここも長年何か溜まっているですか?」

翠「……でも、ここは乙女の花園。JUMに見せるわけにもいかんです」

翠「拭いて、っと」スッ、スッ

翠「ビデぽちっとな」

ウィィィィーン ブシュッァァァァッ!

翠「ひゃあああっ!」ビクッ!

翠「なんで最強になっているですかぁ!? このっ」ピッピッピッピッ

チロチロチロチロ

翠「ふぃー、やっぱりこれくらいですねー。よし」ピッ

チロチロチロ ウィィィィィーン

翠「ちょっと痛かったですね……。次から気をつけるです」フキフキ

翠「よし」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 19:07:24.15 ID:Wmyn8P6O0
JUM「お、戻ってきたな」

翠「待たせたですぅ」

JUMはベッドに腰掛けたまま左手で自分の太ももをポンポンとたたく。

翠「む、なんかこの構図はちょっと癪に障らなくもないですが、掃除してもらっている身分なので我慢するです」ズイズイ

JUM「よし、じゃあ再開するぞ」

翠「引き続きどうぞですぅ」

JUM「まずはゆっくりと」スッ

翠「うっ」ピクッ

JUM「よしよし」コスコス
翠星石の肩の隙間に綿棒を挿し込み、円を描くようにして汚れを擦りとっていく

翠「あっ、あれ? あんっ、んあっ……」ピクッ

少し動かすたびに翠星石が声を上げてちょくちょく動く。

JUM(なんなんだろうな、これ)グリグリ

翠「ひぁ、ああ、はぁ、はぁ。あっ!」モジモジ

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 19:29:18.87 ID:Wmyn8P6O0
-----5分経過-----

翠「ひっ、あ、も、もう……、んっ」
翠(や、やばいですぅ。早くもぬるぬるですぅ。ぬるぬるなんとかしたいけどさっきトイレに行ったばっかだから言い出せないです)

JUM「むー、まだ半分ってところか……」クルクル

翠「ひくっ、ぁ、ま、まだ、半分なんて、ああっ!」
翠(ど、どうしよう……)

-----左肩が終わりました-----

JUM「次は右肩だな」

翠「は、はい、はぁ、はぁ」
翠(お、終わって、ない……)

JUM「身体が熱いな。大丈夫か?」

翠「だっ、大丈夫、ですぅ」
翠(ぬるぬる全然大丈夫じゃないです。でも、トイレが近いと思われるのも嫌ですぅ……)

JUM「じゃあ引き続き……」スッ

翠「んっ、あ、入って、きちゃう……、うっ」ピクッ

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 19:41:49.71 ID:Wmyn8P6O0
-----そして5分経過-----

翠「はぁ、はぁ、んっ、あ……」
翠星石は紅潮し、汗をかき、頭がぼんやりとしていた

JUM「……、大丈夫か?」

翠「はぁ、はぁ、へ? だ、大丈夫、ですよ」
水着のパンツにはうっすらと縦ジミもできているが、現在JUMからは見えないし、翠星石自身も気づいていない。

JUM「そう、ならいいんだけど」コス、コス

翠「はぁっ、はっ、はっ、はっ」ピク、ピク
翠(もう、しゃーないです。ぬるぬるは、もう)

-----右肩が終わりました-----

翠「はぁーっ、はぁ、はぁ」
翠(た、耐えた、です。何に耐えたのかわかりませんが、とにかく耐えたです……)

JUM「よし、じゃあ首やったら休もうか」

翠「は、はい。首が、終わったら休むです」

JUM「あ、今休んでもいいけど、どうする?」

翠「い、いえ、大丈夫、大丈夫です。翠星石は、大丈夫ですぅ」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 19:52:44.73 ID:Wmyn8P6O0
JUM「じゃあ首な」

翠「はっ、はい……」

JUM「よっ」スイッ

翠「きゃ、あっ……」ビクンッ

JUM「ん? なんの、においだ?」コリコリ

翠「ふぇ? におい? なんのこと、あっ、んっ……」

それは翠星石のにおい。

JUM(ちょ、なんか、勃ち始めてるし。。)

翠「は、早く、終わらせて、ですぅ……」

JUM「あ、ああ」コスコス
JUM(でもまあ、そのうちおさまるか)

ズボンの中でテントが張られている。
支柱の先端は布越しに、抱きかかえられている翠星石の縦ジミをなぞり始める。

翠「はぁ、あああっ!?」ビクンッ!
翠(な、なんです、これ、ああっ!)

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 20:00:58.49 ID:Wmyn8P6O0
翠星石の腰が勝手に動き始める。

翠「ああっ、な、なんなんなっ! あああっ!」グリグリ

擦り付けられて縦ジミが広がっていく。

JUM「ちょ、翠星石、そっ、そんなに、動くな、ちょっ、あっ」

翠「JUM、手を止めないで。ほら、あんっ!」

JUM「くっ、おま、なにし、ああっ!」コス、コスッ!

翠「ひっ、らめ、あ、あああああっ!」ビクビクビクッ!
プシャッ!
JUM「そんな、うっ、あああっ!」ビクビクッ!
ビューッ、ビュッ

翠「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

JUM「はぁ、ふぅ……」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 20:19:49.68 ID:Wmyn8P6O0
JUM「っく、おち、着いたな。つづけるぞ」
JUM(あー、だしちゃったよ……。まぁ、しょうがないか……)

翠「はぁ、はぁ、ど、どうぞ」
翠(な、なんだったんでしょう。さっきのは……)

パンツの縦ジミは広がりきって、汁が太ももを垂れている。

JUM「う、うん」コスコス

翠「うっ、あっ」ビクッ
翠(翠星石の身体、やっぱりちょっとおかしいんでしょうか……)

JUM「さっさと終わらせて休むぞ」コスコス

翠「ひくっ、あっ、ど、同感ですぅ」ピクピクッ

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 20:31:28.09 ID:Wmyn8P6O0
-----首が終わりました-----

JUM「はぁ、終わった……」

翠「な、なんか、疲れたですね……」トス

翠星石は背中からJUMにもたれかかる

JUM「なんでだ……?」

翠「なんででしたっけ……?」

JUM「思いだせん」

翠「同じくですぅ」

JUM「まぁ、いいや、ちょっと休もう。僕はちょっとシャワー」

翠「あ、翠星石は、へ?」
翠(なぜに、パンツが海に行ったときみたいなことに!?)

JUM「どうした?」

翠「ななな、なんでもないです! さっさと行けですぅ!」

JUM「お、おう」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 20:41:41.94 ID:Wmyn8P6O0
翠「これは、翠星石もまずシャワーを浴びたいですね」

翠「でも今JUMが浴びに行っちゃいましたし」

翠「別に、一緒に浴びればいいですか、水着ですし、今日はちょっと世話になっていますし、背中でも流してやるです」トトトトッ

~~~~~~

シャワー

JUM「ふぅ、毛についた分がなかなか取れにくいな……」

JUM「よっ、っと」

翠「JUMー!」

JUM「へっ!?」

翠「翠星石もシャワー浴びるです。これをはけです」ポイッ

JUM「これ、海パンか」

翠「じゃあ10秒以内にはくですよ、はかないとボディーブローですぅー! じゅーう!」

JUM「なんて勝手な……」モゾモゾ

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 20:53:53.32 ID:Wmyn8P6O0
翠「多分もうはいたですね? じゃあ次は20秒くらい入り口と反対のほうを向いていろです」

JUM「入り口と反対? こっちか」

翠「いいって言うまで翠星石を見ちゃダメですよ」ガチャッ
シャァァァッー
翠(よし、もうシミとか見えなくなったです)
翠「もういいですよ」

JUM「なんなんだ」クルッ

翠「翠星石もシャワー浴びるですぅ」

JUM「浴びてるな」

翠「ついでに背中流してやるですから、そこに直れです」

JUM「えっ、いや、大丈夫だよ」

翠「遠慮するなです、おとなしくそこに直れです。もしかして、恥ずかしがっているですか? 翠星石はこんなことめったにしてやらんですよ?」

JUM「ちょっと恥ずかしい」

翠「あは、素直ですぅ。素直なのはいいことですぅ。でも、恥ずかしがらないで、気にせず直れです」

JUM「あ、ああ」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 23:01:31.62 ID:Wmyn8P6O0
翠「スポンジに~、ボディーソープをしみこませ~」

JUM「歌?」

翠「もみもみしてや~ると、あ~わあわになるですぅ♪」

JUM「なんだよその歌……」

翠「スポンジあわあわの歌ですよ」

JUM「まんまじゃないか」

翠「まんまですぅ。む、背中結構広いですね。んしょ、んしょ」ゴシ、ゴシ

JUM「あ、悪いな……」

翠「ごし、ごしですぅ」

翠星石の手はか弱く、ほとんど撫でられているようなものだ。
左手は背中に添えられている。少しくすぐったい。
翠星石に撫でられたところは少し暖かい。

翠「んー♪ らららー♪」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 23:08:44.46 ID:Wmyn8P6O0
翠「JUM」

JUM「ん?」

翠「どこかかゆいところないですか?」ゴシゴシ

JUM「いや、大丈夫だ、ありがとう」

翠「そうですか。じゃあこのペースで続けるです」

JUM「ん」

翠「まぁ、かゆいところないですか、って突然聞かれても、そのときタイムリーにかゆい部分があるなんて、めったにないですよね」ゴシ、ゴシ

JUM「まあ、そうかな」

翠「でも、かゆいところないですかー、って聞くのはなんでだと思うですか?」

JUM「さあ、なんでだろ?」

翠「うふふ、なんででしょうねー」

JUM「おいおい落ちなしかよ」

翠「さあー、なんででしょー。うふふっ」ゴシ、ゴシ

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 23:21:26.71 ID:Wmyn8P6O0
翠「じゃあ、JUMは翠星石に背中こすってもらって、どう、ですか?」

JUM「どう、って」

翠「じゃあ、気持ちよくない、ですか?」ゴシ、ゴシ

JUM「ああ、まあまあいいぞ」

翠「まあまあ、とはずいぶんですね、素直にいい、って言えないですか?」

JUM「おいおい、そっちこそあつかま、うわ、あははっ!」

翠「せっかくだから脇もやってやるですよー、ほれほれー、気持ちいいです、って言えです」コチョコチョコチョコチョ

JUM「あは、あははははっ! ちょ、やめ、あははっ! くすぐったいっての」

翠「ほれー、素直になるですー、こちょこちょこちょこちょー、ですぅー!」

JUM「いはっ、あははっ、ま、まて、これ、あはははっ、背中こすったのと、関係ないじゃないか、ふひっ、ぁはははっ!」

翠「関係なくないです。翠星石の背中流しはきもちよかったですかー? 素直に感想を述べろですー」コチョコチョ

JUM「あ、あはっ、よ、よかった! よか、あはははっ、よかったよ! よかったってn、ひっ、ゃははっ!」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 23:30:47.83 ID:Wmyn8P6O0
翠「あ、気持ちよかったですか?」

JUM「あ、ああ、気持ちよかったよ、ありがと」

翠「じゃあ前もやってやるです」

JUM「え、前は自分dひゃはは!」

翠「やってやるですよ」コチョコチョ

JUM「うはっ、ああ、頼mあっ、あははっ、頼むよ! あはっ、ま、前もお願いします! あははははっ!」

翠「よしですぅ、こっち向けです」

JUM「はぁ、はぁ。ん」

翠「あ、乳首……」

JUM「男にだって乳首はあるよ」

翠「……」コスコス

JUM「うっ、って、なんで乳首から始めるんだよ」

翠「いえ、なんとなく」グルグル

JUM「っく、おい、乳首から螺旋を描くな」

翠「あ、すまんです。思わずやっていたです」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 23:42:48.98 ID:Wmyn8P6O0
翠「んしょ、んしょ、あ、おへそ……」グリグリグリグリ

JUM「へそもほじくらなくていいぞ。翠星石は普通にこすってくれるだけで、十分気持ちいい」

翠「あ、そうですか? じゃあ、普通に」ゴシ、ゴシ

JUM(ちょっとくすぐったいけどな)

翠「んっ、んっ、う」ツルッ

JUM「へ?」

翠「ひゃあっ!」

JUM「うおあっ!」
バタンッ! ガンッ!

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 23:48:40.38 ID:Wmyn8P6O0
翠星石がJUMを押し倒した体勢になっている。

翠「あたた」

JUM「うおー痛え!」

翠「うわ、いけないです。どこぶつけたですか!?」

JUM「後頭部だよ、いつー」

翠「ちょっと見せろです」

翠星石はJUMの身体を這いながら、頭の所まで移動する。

JUM「うぅ、くっ、へ?」

翠「頭の後ろの方ですね」

翠星石はJUMの頭に両手を回し、後頭部を撫でる

JUM「翠星石、あの、顔が、ちょっと近い」

翠「あ、ここですね、ちょっとたんこぶになっているです」ナデナデ

JUM「あ、あの……」

翠「すまんですぅ……」ナデナデ

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 23:57:48.38 ID:Wmyn8P6O0
翠星石が上にのっていて、肌が密着している。その重みがなんだかJUMには恥ずかしかった。

JUM「えっと、も、もう、大丈夫だから、降りていいぞ」

翠「そうですか? もう痛くないですか?」ナデナデ

JUM「だ、大丈夫だから、とりあえず降りて」

翠「あ、すまんです。乗っかっていたです。んしょ」

JUM「ふぅ」ムクリ

翠「あ、本当に大丈夫ですか? ここ、結構はれているですよ」ナデナデ

JUM「ああ、大丈夫だ。うん」

翠「すまんかったです」

JUM「まあ、いいよ。事故だ事故」

翠「でも、翠星石としては謝罪を形に表現したいです」

JUM「そんなのいいって」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 00:09:53.60 ID:Ua1mLZVN0 [1/59]
翠「何かできることは……」

JUM「いや、気持ちだけで、満足だぞ、僕は」

翠「いえ、気持ちなんかじゃダメです。あ、そうです。じゃあ頭も洗ってやるです。翠星石の力加減なら痛くないと思うです」

JUM「え、そこまでさせるわけにはいkひゃひゃひゃひゃ、た、頼む」

翠「じゃあ洗ってやるです」

JUM「はは……」

翠「シャンプーシャンプー、泡立てですー」モクモク

JUM「おお、泡立てるのうまいな」

翠「乙女の嗜みですぅ。じゃ目にシャンプーが入らないように気をつけるです」アワアワ

JUM「おう」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 00:32:23.28 ID:Ua1mLZVN0 [2/59]
翠「っしょ、んしょ」ゴシ、ゴシ

翠星石は10本の小さな指の腹でJUMの頭を刺激し、洗っていく。たんこぶへの配慮も忘れない。

JUM「んあー」

翠「気持ちいいですね?」

JUM「あー、これは、うん」

翠「うん?」ゴシゴシ

JUM「気持ちいいな」

翠「えへへ、そうですか、そうですか」ゴシゴシゴシゴシ

JUM「んー、ほとんど触れられているだけなのに、なんでこんなに気持ちいいもんかなー」

翠「そんなに褒めるなですよー、えへへ」

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 00:42:44.64 ID:Ua1mLZVN0 [3/59]
翠「気分がいいです。もう手も足も全部洗ってやるですよ」

JUM「え」

翠「翠星石は関節全部やってもらうんだから、その代わりです。JUMの身体全部洗ってやるです」

JUM「そ、そこまでしてもらわなくても」

翠「ごし、ごしですぅ」

JUM「ちょっ、勝手に始めるな」

翠「目、つぶっているんだからおとなしくしていないと危ないですよ、めっ、です」

JUM「え、えっと、翠星石?」

翠「腕、ごつごつしてるですぅ」ゴシゴシ

JUM「拒否権なしか」

翠「指の先まできれいにするですよ」ゴシ、ゴシ

JUMは指先に柔らかな感触を得ている。
手をスポンジでこすられつつ、ゆっくりと揉まれていることがわかる。

翠「指をむにむにしてやるですぅ」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 00:53:51.86 ID:Ua1mLZVN0 [4/59]
翠「次です、これに腰かけるですよ」

JUM「どれだ、こ、これか?」

翠「おーけーです。そのまま足を伸ばせです」

JUM「うん? こうでいいか?」

翠「よしです。じゃあつま先から洗っていくです」

JUM「ん、もう仕方ない。頼む」

翠「うん、よろしいですぅ」ゴシゴシ

JUM「っく、足はちょっとくすぐったいな」

翠「我慢するですぅ」

翠星石はJUMの足の指の一本一本を順番にスポンジでこすっていく

JUM「く、あっ」

翠「我慢できる子は将来大成するですよー」コス、コス

JUM「なに、言ってんだ、くっ」

翠「我慢ですよー」ゴシ、ゴシ

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 01:01:17.32 ID:Ua1mLZVN0 [5/59]
翠「ふくらはぎですぅー」スーッ、スーッ

翠星石はスポンジをテンポよく走らせる。

JUM(少し、ゾクゾクするな)

翠「もうすぐ全部ですぅー!」スーッ、スーッ

JUM「ああ、翠星石より先にきれいになっちゃうな」

翠「後でその分の恩を思いながらきれいにするですぅ」スーッ、スーッ

JUM「ああ、そうさせてもらうよ。ふふっ」

翠「えへへっ」

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 01:08:09.03 ID:Ua1mLZVN0 [6/59]
翠「膝です」ゴシゴシ

JUM「うん」

翠星石は膝の中心辺りに右指を5本とも集め、膝に這わせながらそれらを広げる。

JUM「うおはっ!」

翠「うふふっ」

JUM「おい、見えないんだぞ、びっくりしただろ!」

翠「もう一回ですぅ」

JUM「むふぁあっ!」

翠「あははっ!」

JUM「おい、勘弁してくれ、不意打ちにも程がある」

翠「すまんですぅ、もうしないですぅ。あはは」

JUM「ったく、やれやれ」

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 01:17:19.57 ID:Ua1mLZVN0 [7/59]
翠「さて、太ももですけど」

JUM「ん? どうした?」

翠「太ももって、どこまでが太ももなんでしょうか?」

JUM「ああ、パンツで隠れているところまで洗ってくれればいいよ」

翠「でも、ほんとうはその奥まで太ももは続いているですぅ」

JUM(またなんか言い出すんじゃなかろうな)

翠「でもそのパンツの中には、確か、なにか見てはいけないものが潜んでいたですぅ」

JUM「まぁ、その認識で十分だな」

翠「むー……、む? むぅ、ぅぅ、ぅ? あ、なるほど、なるほど、うん、うん。大丈夫ですぅ、当初の目的は果たせるような気がするですぅ。では早速」ゴシ、ゴシ

JUM「ん? まあいいか……」

翠「んしょ、んしょ」ゴシゴシ

翠星石はパンツの少し奥までスポンジを突っ込んで洗った。

翠「よし、オッケーですぅ」

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 01:28:43.92 ID:Ua1mLZVN0 [8/59]
JUM「よし、終わったな、シャワーかけてくれ」

翠「いや、終わってないですよ」

JUM「へ?」

翠「見なきゃいいんです。見なきゃ」

翠星石はそっぽを向き、左手でJUMのパンツを引っ張り、右手のスポンジをその中に突っ込んだ。

JUM「っ、ぐぁ、う、あ、へ?」

そのままスポンジをぐるぐると回転させる

JUM「うっ、あっ、まっ、ああっ!」

翠星石「やはり翠星石は天才ですぅ。これなら中の見てはいけないものを見ることなく、パンツの中まで洗えるです!」グルグル

翠星石はパンツに突っ込んだスポンジもまわし続ける。
泡にまみれたスポンジは大変滑らか。
リズミカルに柔らかな刺激を加えられたそれは大きくならざるをえない。

翠「ん? なんか、邪魔っけですね、これ?」シュッ、シュッ

JUM「んふぁ、それは、おま、ああっ!」

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 01:36:21.74 ID:Ua1mLZVN0 [9/59]
翠「んー?」シュッ、シュッ

JUM「きっ、気にしなくていい、く、気にしなくていいから、そればっかり洗わなくていいから、うあっ!」

翠「そうですか? じゃあ」グルグルグルグル

JUM「うっ、っく、それも、だm、う、すと、ストップ、うあっ!」

翠星石「もう少し洗いたいですねぇ。中がどうなっているかわからないですし」グルグルグルグル

JUM「もう少しも、何も、うっ、も、で、でっ!」ピク、ピクッ

翠「ん?」グルグルグルグル シュコシュコシュコシュコ

JUM「あっ、ま、あああっ!」ビクビクッ!
ビュルルッ!
翠「ん? なんか、あったかい?」グルグルグルグル

JUM「うっ、あ、と、とま」ビク、ビクッ!

翠「あとちょっとですぅ、おとなしく洗われてろですぅ」グルグルグルグル

JUM「ひ、っ、あ、も、でな、あっ」ビク、ビクッ!

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 01:44:09.11 ID:Ua1mLZVN0 [10/59]
翠「よし、後は後ろですぅ」

翠星石は一旦パンツの中からスポンジを抜く

翠「あれ、石鹸固まっちゃったですか? 珍しいこともあるもんですぅ」

JUM「うっ、はぁぁ……」

翠星石はスポンジについたそれを手のひらで伸ばしてから、JUMの後ろにまわって再び目をそらしパンツの中に手を突っ込んだ。

JUM「はぁ、はぁ、ふぅ……」

翠「これで完璧ですぅ」ゴシゴシ グルグル

JUM「はぁ、つ、疲れた……」ヘタッ

翠「あ、まだ終わってないですよ。勝手に終わらせるなです」ゴシゴシ

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 01:51:50.73 ID:Ua1mLZVN0 [11/59]
翠「はい、シャワーかけるですよー」

JUM「ふぅー、っ!?」

翠「ど、どうしたですか?」

JUM(出したばっかなのに弄られまくったせいで玉が痛いのと、石鹸が竿にしみるのが同時に来てるだと……)

翠「だ、大丈夫ですか?」

JUM「あ、ああ、大丈夫だ、大丈夫」

翠「辛そうな顔してるですよ……」

JUM「いや、まあ、大丈夫だ」

翠「どこか痛いんですか?」

JUM「い、いや、そんなことは、ない、ぞ」

翠「もし痛かったらさすってやるですよ?」

JUM「あ、ああ、ありがと、でも、もう、全身きれいになったし、言うことないよ」

翠「そうですか」

JUM「うん、よかったよ。ありがとう」ナデナデ

翠「あっ、そ、そうですか。そう言ってもらえると、なんというか、嬉しい、ですね……」

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 01:59:10.77 ID:Ua1mLZVN0 [12/59]
翠「あっ、忘れてたです」

JUM「ん?」

翠星石はパンツを引っ張り、その中にシャワーを入れる

JUM「ぐあああ!」

翠「あ、もしかしてこれはちょっと失敗でしたかね……」

JUM「ぬぐっ! 直入れは想定外だ! 早く出して!」

翠「は、はいですぅ。わっ!」

翠星石は再びJUMを押し倒し、JUMは裏スジにシャワーをしばらく浴び続けた。


翠「すまんかったですぅ」

JUM「す、済んだことだしな……落ち込まなくていいぞ」
JUM(正直辛かったが)

翠「気をつけるですぅ」

JUM「うん、気をつけような」ナデナデ

翠「は、はいです……///」

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 14:48:51.07 ID:Ua1mLZVN0 [13/59]
JUM「よし、シャワーをザッと浴びて出るか」

翠「はいですぅ」

JUM「まず翠星石からな、かけるよ」

翠「ありがとです」

JUM「ん」
シャワワワー
翠「くぅ、温かいですぅ」

JUM「そういえばシャワーはあんまり浴びてないな」
シャワワワー
翠「翠星石はちょっと浴びれればよかったですから、これで問題ないですぅ」

JUM「そっか。ん、背中」

翠「はいです」

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 14:59:31.94 ID:Ua1mLZVN0 [14/59]
JUM「翠星石はあまり洗ってないみたいだけど、いいのか?」
シャワワワー
翠「ふぃー。え? これからきれいにしてもらうんですから、問題ないです」

JUM「それはそうか。でも今度さ、と言ってもいつになるかわからないけど、翠星石の身体も洗ってやるな」

翠「そですか?」

JUM「うん」

翠「変なところさわっちゃ、やーですよ?」

JUM「触らないって」(お前が言うか……)

翠「じゃ、そのときは頼むです」

JUM「うん」
シャワワー

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 15:13:08.07 ID:Ua1mLZVN0 [15/59]
翠「じゃあ先に出てるです」

JUM「僕はもうすこしシャワー浴びてから出るよ」

翠「おーけーですぅ」ガチャッ

JUM「……パンツの中を少し洗わないといけないな」

~~~~~~~~~~~~

JUM「ふぅ、これでよし」
ガチャッ
翠「あ、JUM、おつかれですぅ」ブォォォォー

JUM「おう。なんか、髪乾かすの大変そうだな」

翠「量が多いですからね」ブォォォォー

JUM「時間かからない?」

翠「かかるかもしれませんけど、馴れると気にならんですよ」ブィィィィィー

JUM「そっか」

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 15:32:23.86 ID:Ua1mLZVN0 [16/59]
JUM「あ、下、ちょっと脱ぐからこっち見ないようにな」

翠「うぇ、ちょ、翠星石が出て行ってから脱げばいいです」

JUM「いや、翠星石出て行くまでまだ結構かかるだろ」

翠「まあ、少しかかりますね」

JUM「すぐに終わるから」ヌギヌギ

翠「うわ、ちょ、脱ぎ出すなです。んなもん言われんでも見ないですぅ」

JUM「パンツ、パンツっと」ハキハキ

翠「さっさとはけです」

JUM「よし、もう大丈夫だ」

翠「もぅ、びっくりしたです」

JUM「でもすぐだったろ?」

翠「すぐでしたけど、そういう問題なんですかね……」

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 15:40:40.21 ID:Ua1mLZVN0 [17/59]
JUM「見えなきゃいいんだよ、多分。見えなきゃ」

翠「まぁ、見えないことは重要ですけどね」

JUM「じゃ、水着に乾燥かけておくな」

翠「お、頼むです」

JUM「よっ、と」ポイ、ポイ

翠「便利な時代ですぅ」

JUM「だな」ピッ、ピッ グォォォォ……

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 15:45:56.28 ID:Ua1mLZVN0 [18/59]
翠「髪乾かすのもう少し時間かかるですから、服着て部屋に戻っていてください」ゴォォォー

JUM「そいえば翠星石、髪濡れているのに服はキチンと着ているんだな」

翠「そりゃそうです。素っ裸のまま髪乾かすなんてはしたないことできないです」(もしJUMに見られちゃっても、アレですし)

JUM「でもちょっと服が濡れちゃわないか?」

翠「ですね。ちょっと濡れちゃったです。襟元とか」

JUM「それはよくないな……。あ、今度バスローブみたいなの買うか」

翠「へっ、買ってくれるですか? たしかバスローブって、セレブな気分になれるアイテムですよね」

JUM「まぁ、感じ方は人それぞれだと思うけど。素っ裸のまま乾かすっていう可能性はないんだよな?」

翠「ないですぅ」

JUM「じゃ、しゃーないな。近いうちに買っとくわ」

翠「わーいですぅ。JUM太っ腹ですぅー!」

JUM(どうせ僕の金じゃないし、いいや。買っておこう)

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 16:01:19.23 ID:Ua1mLZVN0 [19/59]
JUM「じゃあ先に戻っているな」

翠「はいですぅ」ブオォォォー

ガチャッ
のり「あ、JUM君」

JUM「姉ちゃん」

のり「綿棒足りてる? っていうかきれいにできた?」

JUM「うん、きれいにできているよ」

のり「そっかぁ、流石JUM君だね」

JUM「何言ってるんだよ。えっと、綿棒の量が微妙なんだけど。まだ備蓄ある?」

のり「うん、あるよ。いるかな?」

JUM「ほしい」

のり「じゃ、持ってくるね」

241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 16:18:11.79 ID:Ua1mLZVN0 [20/59]
のり「はいこれ」

JUM「サンキュー」

のり「そういえばさっきお風呂場から声が聞こえてきたんだけど、何かしてたの?」

JUM「へっ!? い、いや、なんでもないよ」

のり「ほんとう?」

JUM「う、うん、気にしなくていいよ。じゃ、綿棒ありがとっ!」タタタタッ

のり「あらあら、本当にどうしたのかしら、JUM君たら……」

翠星石「JUMはもう球体関節なんて見慣れてるですよね?」後半
に続く

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)