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竜児「櫛枝、好きだ、大好きだ」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 20:35:22.45 ID:EkqnNnW3O [1/21]
竜児「俺と……付き合ってくれないか?」
竜児「え……?」
竜児「絶対、幸せにするから。俺が、櫛枝を幸せにするから」
竜児「高須……くん」
竜児「だから、俺と……付き合ってくれ、櫛枝」
竜児「……うん」
竜児「……」
竜児「……ふふふ」ニヤ
大河「……」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 20:39:50.96 ID:EkqnNnW3O
大河「……竜児」
竜児「!!」ビクゥ
大河「あ、あんた……なにやってんのよ」
竜児「み、見てたのか?」
大河「」コクリ
竜児「ど、どこから……?」
大河「櫛枝、好きだ、大好きだ」キラキラ
大河「から」
竜児「うぅおおおおおおおっ!!!」ダッ
大河「ちょ、ちょっと竜児! どこに行くのよ! 晩御飯は!?」
竜児「知るかぁぁぁ!」
大河「ま、待ちなさいってば!!」
大河「……行っちゃった」
大河「しょうがない……コンビニ行くか」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 20:43:48.60 ID:EkqnNnW3O
~外~
大河「竜児……」
(竜児「……ふふふ」ニヤ)
大河「うぇっぷ」
大河「なんか気分悪くなってきたわ……」
大河「でも……このテープを……」ニシシ
大河「ふう……」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 20:48:07.83 ID:EkqnNnW3O
~次の日~
櫛枝「な、なんじゃこりゃあああ! どうなってんだあああ!///」
大河「みのりん……」
櫛枝「た、たかっ、高須、たかっ、高須くんかぁこれはぁ!!///」
大河「みのりん、落ち着いて」
櫛枝「なんなんだあああ!/// うおおお!!///」ダッ
大河「あっ! ……みのりん逃げちゃった」
大河「やっぱり聞かせない方がよかったかしらね」
カチッ ジーーー
竜児「櫛枝、好きだ、大好きだ」
大河「……おえ」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 20:52:08.92 ID:EkqnNnW3O
~自販機前廊下~
櫛枝「なんなんだあああ!!!///」ダダダダダッ
竜児「おっ!」
竜児「く、櫛枝……お、おはようぶへあぁ!!」
櫛枝「チェストぉぉぉ!!!」ボゴォ
櫛枝「ふっ……やれやれだぜぇ」パンパン
櫛枝「じゃあな」スタスタ
竜児「……」ピクピク
亜美「ちょ、ちょっと……どけてくんない?」
竜児「なんでなんだ……」ピクピク
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 20:58:43.89 ID:EkqnNnW3O
~教室~
ガラッ
竜児「大河ぁぁぁ!!!」
櫛枝「」ビクッ
大河「な、何よ」
春田「ちょっとちょっとたかっちゃ~ん、どうしちゃったのそんな怖い顔して~?」
竜児「大河ぁぁぁ!!」
春田「ひいぃ!」
大河「だ、だから何よ」
竜児「大河ぁぁぁ!!大河ぁぁぁ!!大河ぁぁぁ…………大河ぁ……」ガクッ
大河「りゅ、竜児!?」
竜児「うわあああああ!!」ダッ
春田「あ、帰った」
能登「なんだったんだよ」
北村「?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:04:27.93 ID:EkqnNnW3O
北村「逢坂、ちょっといいか?」
大河「ひ、ひたむらひゅん!? な、なななっ、ななな」
北村「高須のことなんだが、何かあったのか?」
櫛枝「あのね、この話はね、忘れてね、皆でね、こ、怖い話でもね、した方がね」エヘヘ
亜美「また鼻血でてるっつの……」
-------------------------
大河は北村に照れながら、言葉にならない言葉で説明を続けた
そして、そんな大河と北村のまわりには、ほとんどのクラスメートが集まっていた
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:11:04.91 ID:EkqnNnW3O
カチッ ジーーー
竜児「櫛枝、好きだ、大好きだ」
竜児「え……?」
竜児「俺と……付き合ってくれないか?」
能登「こ、これは……」
春田「ねぇねぇ何これ~? どういうこと~? たかっちゃん誰としゃべってんの?」
大河「……と、いうことなの」
亜美「うげぇ」オェッ
櫛枝「……」
北村「あっはっはっは!!」
北村「これは絶対に高須だな! あっはっはっは! 間違いない!」
櫛枝「き、北村くん……笑わないであげておくれ。こ、これは高須くんの……し、真剣な気持ちだと思うのだよ」
亜美「笑顔がひきつってるわよ」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:16:46.02 ID:EkqnNnW3O
大河「こ、これをわたしがみのりんに聞かせちゃったからだと思うの……」
能登「うっ、ま、まじかよ」
春田「え? え? つまりどういうこと?」
亜美「へぇー……だって、祐作」
北村「うむ……」
北村「これは逢坂が全面的に悪い!!!」ズビシッ
大河「き、北村くん……」
能登「まあそうなるだろ」
大河「やっぱりやりすぎたかしら」
櫛枝「わ、わたしは気にしてないから大丈夫だよタイガー」
大河「みのりん……」
春田「ちょっと俺だけ全然わからないんですけどぉ~!」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:32:45.50 ID:EkqnNnW3O
大河「ど、どうしよう……」
北村「土下寝だ!!!」
大河「え?」
北村「今から高須の家に行って、土下寝をするぞ!!!」
亜美「ちょ、なんで祐作も着いていくわけ? 逢坂さんだけでいいじゃん」
北村「俺も高須には元気を出してほしいからな!」
亜美「はあ? ちょ」
北村「ほら、行くぞ!」
恋ヶ窪「ちょっと、どこに行こうとしてるの?」
北村「土下寝をしに」
恋ヶ窪「え?」
北村「土下座をしに」
恋ヶ窪「え?」
北村「土下寝を」
38 名前:助太刀感謝いたす[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:38:43.60 ID:EkqnNnW3O
竜児「なんなんだよこれは……」
高須竜児の前には、大きな川の字ができあがっていた
亜美「なんであみちゃんまでこんなことを……」ハァ
北村「すまんな、亜美」
亜美「……はあ」
大河「竜児、ごめんね。わたしが悪かったわ」
竜児「……」
北村「俺からも謝る! この通りだ!」
亜美「……はあ」
北村「ほら! 亜美も!」
亜美「……ごめんなさい」
竜
亜大北
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:45:19.82 ID:EkqnNnW3O
竜児「そ、それはいいけどよ……」
大河「え? いいの?」
竜児「く、櫛枝はなんて言ってたんだよ」
北村「櫛枝は自分は気にしてないと言っていたぞ!」
竜児「ほ、ほんとか?」
大河「うん……わたしにもそう言ってくれた」
竜児「……」
竜児「……学校、行くか」
大河「!!」
北村「ああ」
亜美「はあーぁ、いい加減にしてよね」
大河「ご、ごめんねばかちー」
亜美「……ふんっ」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:53:22.50 ID:EkqnNnW3O
~学校~
高須竜児の所属する教室では、櫛枝実乃梨の前に綺麗な一の字が刻まれていた
竜
櫛
竜児「すまん櫛枝! この通りだ!」
櫛枝「高須くん……ううん、大丈夫だよ
むしろ山の字になれなくてごめんね」
竜
櫛
亜大北
竜児「そ、そんな……櫛枝が謝る必要はどこにもないんだ」
亜美「それを言うならあみちゃんでしょ」
櫛枝「ううん……わたし、高須くん殴っちゃったし」
竜児「あ、あれも元はと言えば俺が……!」
北村「はっはっはっは! なんにせよ仲直りできてよかったな! 高須!」
奈々子「後は私達の好感度を元に戻すだけ?」
木原「だね」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:00:40.78 ID:EkqnNnW3O
恋ヶ窪「え~、Kill all of classmate
はい、春田くんこれ訳して」
春田「えぇ~!?」
そう、なんやかんやあったこの時間は、恋ヶ窪先生による英語の授業中だったのだ
恋ヶ窪「」イライライライラ
恋ヶ窪先生、もとい独神先生は怒りが頂点に達しようとしていた
自らの授業を放り投げ、床に寝転ぶ生徒
私語をする生徒
そんなに自由にするのなら、わたしだって……
恋ヶ窪は不動産屋へ向かった
そして、この授業は自習となったのだ
北村「自習だから、各自勉強をするように」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:13:45.42 ID:EkqnNnW3O
竜児「ふう……とりあえず一通り終わったな」
北村「おっ、自習終了か?」
竜児「ああ」
亜美「高須く~ん? あみちゃんちょっと数学でわかんないとこg」
大河「竜児!」
竜児「なんだ?」
大河「ちょっと来て!」
竜児「ああ」ガタッ
亜美「……」
北村「亜美、俺g」
亜美「あ~あ……つまんねっ」スタスタ
北村「……」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:20:16.13 ID:EkqnNnW3O
竜児「なんだ? どうした大河」
櫛枝「やあやあ高須くんっ! なんだか高須くんが大河の席にくるのは新鮮だね!」
竜児「お、おお」
大河「あのね、みのりんがね」
竜児「ああ」
櫛枝「?」
大河「どうしても竜児のあのテープが欲しいって言うから」
竜児「……は?」
櫛枝「ちょちょ、ちょおっと待ったぁ!!!///」
大河「あれ? どうしたのみのりん?
櫛枝「た、たたたたた大河? それは言わないでって言ったよね?」
大河「あれ? そうだったかしら?」
櫛枝「大河ぁぁぁ!!! ちょっと来ぉい!!///」ギュッ
大河「ちょっと!? みのりん!?」タッタッタッタ
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:29:44.56 ID:EkqnNnW3O
竜児「な、なんだったんだよ……」
キーンコーンカーンコョーン
竜児「あ」
竜児「授業終わっちまった……」
~次の日・教室~
ガラッ
竜児「おっす」
大河「やっと来たわね、竜児」
竜児「あ、大河! お前なんで今朝いなかったんだよ」
大河「いいからいいから! ちょっとこっち来なさいよ」
竜児「? なんだよ」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:38:22.35 ID:EkqnNnW3O
大河「これを竜児に聞いてもらおうと思って」
竜児「ん?」
カチャ ジーーー
"竜児「櫛枝、好きだ、大好きだ」"
櫛枝「……うぐ///」
カチャ、キュルルルルル
カチッ ジーーー
"竜児「櫛枝、好きだ、大好きだ」"
櫛枝「くぅーっ! たまんねぇ!/// ぶっはぁ、は、鼻血鼻血」
カチャ、キュルルルルル
カチッ ジーーー
"竜児「櫛枝、好きだ、大好きだ」"
竜児「……」
大河「あのね、昨日のお返しにと思って……」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:47:24.46 ID:EkqnNnW3O
竜児「大河……お前」
大河「昨日はね、さすがに悪いことをしたって思ったの、だからね」
竜児「た、大河……」
カチッ ジーーー
櫛枝「ぐっはぁ!!///」
大河「これをね、竜児に受け取ってほしいの」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
竜児「大河……落ち着いて後ろを見てみろ」
大河「え?」
櫛枝「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
大河「みのりん!?」
櫛枝「大河、てめー!!!///」
大河「きゃあああ!」
~fin~
落ちの付け方わかんなくなっちゃった
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 23:17:08.51 ID:EkqnNnW3O [21/21]
お前らありがとう
竜児「俺と……付き合ってくれないか?」
竜児「え……?」
竜児「絶対、幸せにするから。俺が、櫛枝を幸せにするから」
竜児「高須……くん」
竜児「だから、俺と……付き合ってくれ、櫛枝」
竜児「……うん」
竜児「……」
竜児「……ふふふ」ニヤ
大河「……」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 20:39:50.96 ID:EkqnNnW3O
大河「……竜児」
竜児「!!」ビクゥ
大河「あ、あんた……なにやってんのよ」
竜児「み、見てたのか?」
大河「」コクリ
竜児「ど、どこから……?」
大河「櫛枝、好きだ、大好きだ」キラキラ
大河「から」
竜児「うぅおおおおおおおっ!!!」ダッ
大河「ちょ、ちょっと竜児! どこに行くのよ! 晩御飯は!?」
竜児「知るかぁぁぁ!」
大河「ま、待ちなさいってば!!」
大河「……行っちゃった」
大河「しょうがない……コンビニ行くか」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 20:43:48.60 ID:EkqnNnW3O
~外~
大河「竜児……」
(竜児「……ふふふ」ニヤ)
大河「うぇっぷ」
大河「なんか気分悪くなってきたわ……」
大河「でも……このテープを……」ニシシ
大河「ふう……」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 20:48:07.83 ID:EkqnNnW3O
~次の日~
櫛枝「な、なんじゃこりゃあああ! どうなってんだあああ!///」
大河「みのりん……」
櫛枝「た、たかっ、高須、たかっ、高須くんかぁこれはぁ!!///」
大河「みのりん、落ち着いて」
櫛枝「なんなんだあああ!/// うおおお!!///」ダッ
大河「あっ! ……みのりん逃げちゃった」
大河「やっぱり聞かせない方がよかったかしらね」
カチッ ジーーー
竜児「櫛枝、好きだ、大好きだ」
大河「……おえ」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 20:52:08.92 ID:EkqnNnW3O
~自販機前廊下~
櫛枝「なんなんだあああ!!!///」ダダダダダッ
竜児「おっ!」
竜児「く、櫛枝……お、おはようぶへあぁ!!」
櫛枝「チェストぉぉぉ!!!」ボゴォ
櫛枝「ふっ……やれやれだぜぇ」パンパン
櫛枝「じゃあな」スタスタ
竜児「……」ピクピク
亜美「ちょ、ちょっと……どけてくんない?」
竜児「なんでなんだ……」ピクピク
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 20:58:43.89 ID:EkqnNnW3O
~教室~
ガラッ
竜児「大河ぁぁぁ!!!」
櫛枝「」ビクッ
大河「な、何よ」
春田「ちょっとちょっとたかっちゃ~ん、どうしちゃったのそんな怖い顔して~?」
竜児「大河ぁぁぁ!!」
春田「ひいぃ!」
大河「だ、だから何よ」
竜児「大河ぁぁぁ!!大河ぁぁぁ!!大河ぁぁぁ…………大河ぁ……」ガクッ
大河「りゅ、竜児!?」
竜児「うわあああああ!!」ダッ
春田「あ、帰った」
能登「なんだったんだよ」
北村「?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:04:27.93 ID:EkqnNnW3O
北村「逢坂、ちょっといいか?」
大河「ひ、ひたむらひゅん!? な、なななっ、ななな」
北村「高須のことなんだが、何かあったのか?」
櫛枝「あのね、この話はね、忘れてね、皆でね、こ、怖い話でもね、した方がね」エヘヘ
亜美「また鼻血でてるっつの……」
-------------------------
大河は北村に照れながら、言葉にならない言葉で説明を続けた
そして、そんな大河と北村のまわりには、ほとんどのクラスメートが集まっていた
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:11:04.91 ID:EkqnNnW3O
カチッ ジーーー
竜児「櫛枝、好きだ、大好きだ」
竜児「え……?」
竜児「俺と……付き合ってくれないか?」
能登「こ、これは……」
春田「ねぇねぇ何これ~? どういうこと~? たかっちゃん誰としゃべってんの?」
大河「……と、いうことなの」
亜美「うげぇ」オェッ
櫛枝「……」
北村「あっはっはっは!!」
北村「これは絶対に高須だな! あっはっはっは! 間違いない!」
櫛枝「き、北村くん……笑わないであげておくれ。こ、これは高須くんの……し、真剣な気持ちだと思うのだよ」
亜美「笑顔がひきつってるわよ」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:16:46.02 ID:EkqnNnW3O
大河「こ、これをわたしがみのりんに聞かせちゃったからだと思うの……」
能登「うっ、ま、まじかよ」
春田「え? え? つまりどういうこと?」
亜美「へぇー……だって、祐作」
北村「うむ……」
北村「これは逢坂が全面的に悪い!!!」ズビシッ
大河「き、北村くん……」
能登「まあそうなるだろ」
大河「やっぱりやりすぎたかしら」
櫛枝「わ、わたしは気にしてないから大丈夫だよタイガー」
大河「みのりん……」
春田「ちょっと俺だけ全然わからないんですけどぉ~!」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:32:45.50 ID:EkqnNnW3O
大河「ど、どうしよう……」
北村「土下寝だ!!!」
大河「え?」
北村「今から高須の家に行って、土下寝をするぞ!!!」
亜美「ちょ、なんで祐作も着いていくわけ? 逢坂さんだけでいいじゃん」
北村「俺も高須には元気を出してほしいからな!」
亜美「はあ? ちょ」
北村「ほら、行くぞ!」
恋ヶ窪「ちょっと、どこに行こうとしてるの?」
北村「土下寝をしに」
恋ヶ窪「え?」
北村「土下座をしに」
恋ヶ窪「え?」
北村「土下寝を」
38 名前:助太刀感謝いたす[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:38:43.60 ID:EkqnNnW3O
竜児「なんなんだよこれは……」
高須竜児の前には、大きな川の字ができあがっていた
亜美「なんであみちゃんまでこんなことを……」ハァ
北村「すまんな、亜美」
亜美「……はあ」
大河「竜児、ごめんね。わたしが悪かったわ」
竜児「……」
北村「俺からも謝る! この通りだ!」
亜美「……はあ」
北村「ほら! 亜美も!」
亜美「……ごめんなさい」
竜
亜大北
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:45:19.82 ID:EkqnNnW3O
竜児「そ、それはいいけどよ……」
大河「え? いいの?」
竜児「く、櫛枝はなんて言ってたんだよ」
北村「櫛枝は自分は気にしてないと言っていたぞ!」
竜児「ほ、ほんとか?」
大河「うん……わたしにもそう言ってくれた」
竜児「……」
竜児「……学校、行くか」
大河「!!」
北村「ああ」
亜美「はあーぁ、いい加減にしてよね」
大河「ご、ごめんねばかちー」
亜美「……ふんっ」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 21:53:22.50 ID:EkqnNnW3O
~学校~
高須竜児の所属する教室では、櫛枝実乃梨の前に綺麗な一の字が刻まれていた
竜
櫛
竜児「すまん櫛枝! この通りだ!」
櫛枝「高須くん……ううん、大丈夫だよ
むしろ山の字になれなくてごめんね」
竜
櫛
亜大北
竜児「そ、そんな……櫛枝が謝る必要はどこにもないんだ」
亜美「それを言うならあみちゃんでしょ」
櫛枝「ううん……わたし、高須くん殴っちゃったし」
竜児「あ、あれも元はと言えば俺が……!」
北村「はっはっはっは! なんにせよ仲直りできてよかったな! 高須!」
奈々子「後は私達の好感度を元に戻すだけ?」
木原「だね」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:00:40.78 ID:EkqnNnW3O
恋ヶ窪「え~、Kill all of classmate
はい、春田くんこれ訳して」
春田「えぇ~!?」
そう、なんやかんやあったこの時間は、恋ヶ窪先生による英語の授業中だったのだ
恋ヶ窪「」イライライライラ
恋ヶ窪先生、もとい独神先生は怒りが頂点に達しようとしていた
自らの授業を放り投げ、床に寝転ぶ生徒
私語をする生徒
そんなに自由にするのなら、わたしだって……
恋ヶ窪は不動産屋へ向かった
そして、この授業は自習となったのだ
北村「自習だから、各自勉強をするように」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:13:45.42 ID:EkqnNnW3O
竜児「ふう……とりあえず一通り終わったな」
北村「おっ、自習終了か?」
竜児「ああ」
亜美「高須く~ん? あみちゃんちょっと数学でわかんないとこg」
大河「竜児!」
竜児「なんだ?」
大河「ちょっと来て!」
竜児「ああ」ガタッ
亜美「……」
北村「亜美、俺g」
亜美「あ~あ……つまんねっ」スタスタ
北村「……」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:20:16.13 ID:EkqnNnW3O
竜児「なんだ? どうした大河」
櫛枝「やあやあ高須くんっ! なんだか高須くんが大河の席にくるのは新鮮だね!」
竜児「お、おお」
大河「あのね、みのりんがね」
竜児「ああ」
櫛枝「?」
大河「どうしても竜児のあのテープが欲しいって言うから」
竜児「……は?」
櫛枝「ちょちょ、ちょおっと待ったぁ!!!///」
大河「あれ? どうしたのみのりん?
櫛枝「た、たたたたた大河? それは言わないでって言ったよね?」
大河「あれ? そうだったかしら?」
櫛枝「大河ぁぁぁ!!! ちょっと来ぉい!!///」ギュッ
大河「ちょっと!? みのりん!?」タッタッタッタ
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:29:44.56 ID:EkqnNnW3O
竜児「な、なんだったんだよ……」
キーンコーンカーンコョーン
竜児「あ」
竜児「授業終わっちまった……」
~次の日・教室~
ガラッ
竜児「おっす」
大河「やっと来たわね、竜児」
竜児「あ、大河! お前なんで今朝いなかったんだよ」
大河「いいからいいから! ちょっとこっち来なさいよ」
竜児「? なんだよ」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:38:22.35 ID:EkqnNnW3O
大河「これを竜児に聞いてもらおうと思って」
竜児「ん?」
カチャ ジーーー
"竜児「櫛枝、好きだ、大好きだ」"
櫛枝「……うぐ///」
カチャ、キュルルルルル
カチッ ジーーー
"竜児「櫛枝、好きだ、大好きだ」"
櫛枝「くぅーっ! たまんねぇ!/// ぶっはぁ、は、鼻血鼻血」
カチャ、キュルルルルル
カチッ ジーーー
"竜児「櫛枝、好きだ、大好きだ」"
竜児「……」
大河「あのね、昨日のお返しにと思って……」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 22:47:24.46 ID:EkqnNnW3O
竜児「大河……お前」
大河「昨日はね、さすがに悪いことをしたって思ったの、だからね」
竜児「た、大河……」
カチッ ジーーー
櫛枝「ぐっはぁ!!///」
大河「これをね、竜児に受け取ってほしいの」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
竜児「大河……落ち着いて後ろを見てみろ」
大河「え?」
櫛枝「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
大河「みのりん!?」
櫛枝「大河、てめー!!!///」
大河「きゃあああ!」
~fin~
落ちの付け方わかんなくなっちゃった
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 23:17:08.51 ID:EkqnNnW3O [21/21]
お前らありがとう
<<紬「唯ちゃん、5000円でどうかしら?ね?」 | ホーム | 唯「燃えるような恋がしたい!」>>
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