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ベジータ「フリーザを俺に対してツンデレの美少女にしやがれぇ」前半

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/15(水) 22:56:26.89 ID:J2aWmRww0 [1/19]
シェンロン「お前の願い事を言え」

ベジータ「くっ…フリーザが迫ってくる」

フリーザ「ベジータァ!! 待ちなさい!!」

ベジータ「くそぉぉ!!! フリーザを俺に対してツンデレの美少女にしやがれぇぇ!!!」

シェンロン「わかった。強さを変えることは出来んが、性格と見た目の変更ならお安い御用だ」

フリーザ「なんだ? 何の願いだ!?」

その時、フリーザは眩しい光に包まれた……。
ベジータは咄嗟に出た自分の性癖に後悔しつつも、この先の展開に期待をしてしまった。

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 22:57:20.72 ID:J2aWmRww0 [2/19]
ベジータ「ゴクッ」

シュウウウ

フリーザ「……ベジータ貴様」

ベジータ「なっ……」

フリーザ「この私を……願い事をさしのけるとは大した度胸ですね! 死ぬ覚悟はおありで?」

ベジータ「なっ……可愛い」

フリーザ「はっ? ……な、何を言っている貴様! 本当に殺すぞ」

シェンロン「これで願いは叶った。さらば」

バシューン

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 22:58:30.46 ID:J2aWmRww0
ベジータ「くっくっくっく」

フリーザ「……突然どうしたベジータ? 死ぬのが突然怖くなったのか?」

ベジータ「ふんっ、自分の姿を鏡で見てみやがれ」

フリーザ「? 貴様一体何をしたのだ?」

ベジータ「ほらよ。鏡だ」

フリーザ「何を企んでいるか分からんが、貴様程度の戦闘力じゃ作戦以前の問題だk…のぉっ!!?」

ベジータ「ハッハッハッハ! お前は今日から女だ。残念だったな」

フリーザ「まさか、貴様願い事とは……」

ベジータ「ああ。てめぇ自体を弱くすることは出来んが、女にすることは容易いことなんだよ。ドラゴンボールは」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:00:19.81 ID:J2aWmRww0
フリーザ「ぐぬぬぬぬぬ……貴様だけはぶっ殺ーーーす!!!」

ベジータ「あべしっ」

フリーザ「このっ! このっ!」

ベジータ「悪かった。悪かった(マジでいてぇ…)」

フリーザ「っく……本当に殺してやりたい気分だな……」

ベジータ(さて、ここからが重要だ。おそらく性格もツンデレになっているはずだ。上手く言い回せば俺様好みの……さすがにそれはきついか…相手は美少女とはいえフリーザだ)

フリーザ「何をしている?」

ベジータ「なっ…なんでもない。ところでだフリーザ」

フリーザ「……なんだ? 貴様ごときに耳を貸してやるだけ感謝するんだな」

ベジータ「貴様の真の目的は何だ? 俺たちや、この星を滅ぼしてどうするつもりだ!?」

フリーザ「何を言っている…!! 私の目的は…あれ?」

ベジータ「どうしたんだ?」

フリーザ「全ての世界を支配…違う、金…違う、永遠の命…まぁ欲しいけど全てじゃ」ブツブツ

ベジータ「何を考えている?」

フリーザ「うるさいぞ!! 今考えている途中だ! 」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:02:45.83 ID:J2aWmRww0
ベジータ「……」

フリーザ「ブツブツ」

ベジータ「帰っていいか?」

フリーザ「いい訳あるか!!待て!」

ベジータ「……帰るぞ?」

フリーザ「だーっ!! 物を考えている時は黙ってあげるのが筋合いだろう!!」

ベジータ「こんな薄汚い場所で考える必要もないだろうが」

フリーザ「うるさいうるさいうるさいぞーっ!!」

ベジータ「ったく。俺様は帰るぞ。くだらん……そうだ、地球にでも戻るか」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:05:29.78 ID:J2aWmRww0
フリーザ「なっ、……そうだ、ベジータは私の支配下だろ! そうだ! 独断専行は重罪だぞ!?」

ベジータ「いちいち五月蝿い奴だ。俺様は地球で貴様を倒すために修行しに行くんだ。邪魔をするな」

フリーザ「んなっ!!……ふっ、逃げるのですか この私に負けてしまうから?」

ベジータ「まぁそうだな。どっちみち今戦った所で負けは見えている。修行してからでも貴様を倒すのには遅くはないと思うが」

フリーザ「そんなことをしても、どうせ貴様の死は見えているぞ?」

ベジータ「ふんっ、修行されて負けるのが怖いのか?」

フリーザ「そ……そんなわけあるか!! 私は宇宙最強のフリーザ様だぞ!!」

ベジータ「口調が変わってきてるな…女々しいぞ随分」

フリーザ「なっ、貴様本当に殺されたいか? この私を女にした上、数々の侮辱をするとは……」


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:08:14.34 ID:J2aWmRww0
ベジータ「ふんっ、貴様はその程度でキレる短気なバカということだ」

フリーザ「ぐぬぬぬぬ……」
    「ふっ、分かった。なら貴様の修行というもの見せてもらおうか? それで決闘してみるのも面白いかもしれませんね」

ベジータ「流石だ。話が進むのが早いぜ」

フリーザ「ふんっ、貴様の無駄な足掻きを見るのも楽しそうだと思ってな」

ベジータ「さて、という訳だ。一旦地球に帰るとするか。あそこは修行するのに中々最適な場所でな……ジャマするなよフリーザ」

フリーザ「する訳ないだろうが! 残忍でもそういった外道の道は進まないのだ! このフリーザ様は」

ベジータ「そうか、じゃあな。また会おう」

フリーザ「ふんっ、早く去れ」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:09:19.58 ID:J2aWmRww0


フリーザ「あ、いつ戦う予定を決めるんだったか…まぁいいか。それは後日決めよう…というより」

フリーザ(この格好……どうすればいいのだ?)

フリーザ「まぁ…いいか」

フリーザ「今日は寝たい…」



次回予告
フリーザ「しまった、ベジータと約束を取り付けるのを忘れていたぞ!」
コルド大王「フリーザっちゃーん、お友達との約束はちゃんと付けないと」
フリーザ「黙ってパパ。まぁいいですわ。直接地球で約束をきめましょう」

???「…この時代にフリーザがやってくるんだ倒しておかないと…」
ベジータ「しまった……フリーザが殺されてしまう!!」

次回ドラゴンボール 「フリーザ! 危ないぞ! 迫る謎の少年! 守れよベジータ!!」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:45:31.24 ID:J2aWmRww0
コルド大王「フリーザっちゃーん。どうしたの地球に向かって?」

フリーザ「ちょっと会いたい人物がいてね……というより近づかないでパパ」

コルド大王「んもう! 娘なんて本当に嬉しいんだから……ご近所さんにも自慢しないと」

フリーザ(まさかパパがこんな性格になるなんて…予想外)

フリーザ「あ、あれが地球よパパ。変なことしないでね」

コルド大王「あらー随分いい星ね。欲しいわね。兵士送れば1日で占拠できるわね」

フリーザ「それはしなくていいわ。それはもっと後の話」

フリーザ(あいつに先ず約束付けないとね…)


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:46:08.65 ID:J2aWmRww0
~地球~

悟空「それにしてもタマげたもんだぁ~。てめぇがフリーザやっつけちまうなんてな」

ベジータ「倒した訳ではない。延期させたんだ。のちのち決闘がある」

悟空「それはうれしいな。オラももっと修行してフリーザより強くならねぇと」

ベジータ「くだらん。いいか、貴様もいずれ殺すからな! それだけは覚えておけよ」

悟空「ああ、いずれ決着だなベジータ」

……

ベジータ「もっと強くならんとな。いくら美少女にしてその場の難を逃れたとはいえ……くそ、いずれ戦うべきなのか? それとも…?」
ブルマ「何をやっているのよベジータ」

ベジータ「何だ貴様は!! ふんっ、ブルマか。貴様の作ったあの重力室もう壊れたぞ。修理しておけ」

ブルマ「なによ! あんたが乱暴に扱っているからでしょ。うるさいわね。今修理中よ。あーデートしてこようかしら」

ベジータ「なんて下品な女だ…それに比べてフr…」

ベジータ「クソッタレ」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:47:35.15 ID:J2aWmRww0
……

悟空「ん? 何だこのでっけぇ気は!?」

クソソン「ほんとだ…これは! フリーザだ!!」

ヤムチャ「なんだって…」

悟空「決闘というのは……もう開始なのか? ベジータ」


……

フリーザ「ふぅ、やっと地球到着ですね」

コルド大王「いい場所だな。どれ、ちょっとばかり侵略というのm」

フリーザ「今はその為に来てないと何回言ってるのかなパパ? 絶交するよ?」

コルド大王「ごめん! パパが悪かった」


ザッ

???「現れたなフリーザ」

フリーザ「!! 何者です?」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:49:16.63 ID:J2aWmRww0
ベジータ「ん? この気はまさか!! フリーザ!! もう来やがったのか!!」

ベジータ「くそったれ、とりあえず向かうしかないな。戦いはまだだと」

……

フリーザ「地球人が私に楯突くなんて随分生意気ですね」
コルド大王「戦闘力はたった500だゴミみたいなものだな」

???「随分印象が違うな……これがフリーザなのか?」

フリーザ「……私を知っているのは光栄ですが、予想している姿と違うのは生姜ないのですよ」

???「まぁいい。貴様は今日ここで死ぬのだからな」

フリーザ「はっはっはっは。私が死ぬ? 貴様ごときに?」


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:50:54.62 ID:J2aWmRww0
……

ベジータ(もうすぐでフリーザのとこ…何者だ? あいつ)

……

フリーザ「しねぇぇ」ボオオオオ

??「無駄だ」シュッ

フリーザ「!! ……私のビームを避けるとは。…只者ではないですね」

??「ところでスーパーサイヤ人というのを御存知ですか?」

フリーザ「は? それがどうした。そんな迷信に難の意味が」

??「あれ…? まぁいい。そのスーパーサイヤ人になれるのは悟空さんだけではないということをね」

フリーザ「孫悟空がスーパーサイヤ人?貴様 何を言ってるんだ?」

??「くそ、さっきから話が噛み合わないな。まぁいいさっさと殺すか」ギュイーン

フリーザ「なんだこの気は!!?」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:52:09.82 ID:J2aWmRww0
……

ベジータ「!!!!」
ベジータ「あれが…スーパーサイヤ人だと言うのか!!? 何者だあの少年」

……

フリーザ「なんだこれは…(やばいぞ…なんか怖い)」
コルド大王「……な」

??「しねぇぇぇフリーザァ!!」

フリーザ「足が……動かない(この私が怯えている…なにものなんだこの人間……くそっ)」

フリーザ「死ぬっ……」



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:53:48.46 ID:J2aWmRww0
ベジータ「待てっ!!! 糞ガキ!!!」

         ??「ぐはっ……」

ベジータ「……ちっ、フリーザめ! 情けない」

??「とうs……何をするんです。フリーザは地球を滅ぼしに…」

フリーザ「そ……そんなつもりで来てない!! ちょっとベジータに用があってきたんだぞ(怖かった怖かった今のは怖かったぞー!!!!!!!!!)」

??「え……あり?」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:55:11.29 ID:J2aWmRww0
コルド大王「そこのM字ハゲ!! 貴様…娘の何だ!! 答えろ」

フリーザ「黙って…パパ」

ベジータ「……えっととりあえず随分ぐちゃぐちゃしてるが要件って何だ?」

フリーザ「決闘の日時はいつにしようかとね。それで来たのだ」

ベジータ「その為だけにこんなデッカイ宇宙船でか」

フリーザ「感謝するのね。今回は何か変な猿が襲ってきたけど…次はマジでここ(地球)滅ぼすわよ」

??「えっと…」


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/15(水) 23:55:52.31 ID:J2aWmRww0
ベジータ「貴様!! 突然フリーザを攻撃するとは何者だ!! それに何故スーパーサイヤ人という言葉を知っている!?」

??「えっと(この世界は色々と可笑しいぞ!?)、その…すみません!!!!」

コルド大王「逃げたぞ!!!! 追え!!」

フリーザ「待ってパパ。今はいいわ。あいにくケガはしてないし。何か変なトリックを使ったのよ。もう過ぎたことだわ」

ベジータ「それでだ。決闘は1年後でいいか?」

フリーザ「ふん。まぁいいわ。それで。いつでもいいんだけど長すぎるのもイライラするし」

ベジータ「ふんっ」

フリーザ「あと…助かったぞ。ベジータ」

ベジータ「貴様も弱いところがあるんだな。まだ力では勝てんが言葉なら勝てそうだな」

フリーザ「なんですって!!!!」


……とまぁフリーザの危機を救ったベジータ。果たしてこの先どうなるのであろうか!!?

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 00:10:56.37 ID:cjpG+v530 [1/85]
ベジータ「フリーザ。貴様一旦帰るのか?」

フリーザ「関係ないいでしょう貴方には」

ベジータ「さて俺は特訓にで戻るからな」

フリーザ「延命の無駄なあがき期待してるわ」

ベジータ「ふんっ、その期待ぶち壊してやるさ」

バシューーー

コルド「どうするんだ? フリーザちゃん」

フリーザ「まぁいいわ。一旦宇宙船に戻りましょう。地球はまたそのうち出発で」

コルド「そうか。フリーザちゃんはどこに行きたいんだ?」

フリーザ「その呼び方やめてパパ」

フリーザ(あの謎の地球人あれはいったい…)

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/16(木) 00:16:57.34 ID:cjpG+v530 [2/85]
だめだネタ切れ。寝る……寝たいです

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/16(木) 00:23:10.80 ID:cjpG+v530 [3/85]
??(くそおおお完全に予想外だった……まさかお父さんとフリーザが仲良しだったなんて…)
??(それより、悟空さんの心臓病と人造人間の話……マジで)
??(ああああああああ、だりいいいいいいい)



悟空「ひゃーそれにしてもベジータはすげぇな。あのフリーザと決闘申し込むとは」
ベジータ「ふんっ、あいつとは決着をつけんといかんからな」

悟空「ああ。ナメック星を襲ったり、様々な星で悪さしてる奴だからなこらしめてやらないと」

ベジータ「そういった理由ではやらんぞカカロット」

悟空「?」

ベジータ「俺はただ好奇心だ。この星やあいつの過去なんてどうでもいい。さて、修行にでも出るか」

悟空「ベジータかわったな」



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 00:29:43.27 ID:cjpG+v530 [4/85]
フリーザ(何故か私にも寝るという行為がひつようになったんだけど、これって人間になったということなのかしら)

フリーザ「……胸、これ本当に女… もっと膨らむものかと…orz」

コルド「フリーザちゃーんおやt…ごはっ!!!」

フリーザ「部屋に入るときはノックしてと言ったでしょ!! このバカパパ!!!」

コルド「ひでぶ」ドカッ

……

フリーザ「…寝よう」

~~「大丈夫か! フリーザ」~~

~~「絶対に守ってやる」~~

~~「愛してるぞ」~~

フリーザ「!!!!!!!!!!!!!!」

フリーザ「なんだなんだ……!! これは一体……おのれベジータ……」

フリーザ「絶対にゆるさないんだから…」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/16(木) 00:34:51.77 ID:cjpG+v530 [5/85]
フリーザ「……寝不足」

コルド「おはよう。フリーザちゃん。ご飯どうする?」

フリーザ「地球食というのも興味がある。外で食べてくる」

コルド「パパも行きたいなぁ」

フリーザ「パパはその格好じゃ無理だよ。じゃあ行ってくる」

コルド「地球人の服きないとだめじゃない~フリーザちゃん」

フリーザ「…うっ」

コルド「女の子はお洒落じゃないと。どれにする~?」

フリーザ(どうしてこんなものまで……)

フリーザ「ありがとうパパ。これ着て行くわ」

コルド「いってらっしゃーい!! レビューよろしくねぇ」

フリーザ「何しに来たんだろ本当に……」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/16(木) 00:39:39.54 ID:cjpG+v530 [6/85]
ベジータ「さて、朝のトレーニングも終わったし街で飯でも食いに行くか」

ベジータ「うん!??」


ヤムチャ「きみ可愛いね~。その服とても似合ってるよ~」
フリーザ「……」

ヤムチャ「ねぇお茶いかが?」
フリーザ「……」

ヤムチャ「黙ってたらわからないよ」

ベジータ「ヤムチャ!! 貴様!!」

ヤムチャ「ひっ」

ベジータ「貴様は修行しなくていいのか? ずいぶん余裕だな」

フリーザ「ベジータ」

ヤムチャ「何だ知り合いか……わりぃなベジータマジ勘弁wwwwwじゃな」


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/16(木) 00:45:31.41 ID:cjpG+v530 [7/85]
ベジータ「…なぜヤムチャに攻撃しなかった」

フリーザ「無駄な戦闘は避けてあげてるの。感謝なさい」

ベジータ「ふん、そうか。というより貴様が何故こんな所にいる」

フリーザ「貴様こそ。何を修行もせずだらだらと」

ベジータ「朝食だ。食わんと体力つかんからな」

フリーザ「へぇ…飲食店で食べるのかしら?」

ベジータ「というより貴様はなんなんだ?」

フリーザ「朝食を食べに来たの。地球人の食べ物も食べてみたくてね」

ベジータ「なら一緒にどうだ? うまい飯屋なら知っているぞ」

フリーザ「それはいいかも。あんまりここの文字も解らないし。案内しなさい」

ベジータ「ふん、こっちだ」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/16(木) 00:52:22.68 ID:cjpG+v530 [8/85]
フリーザ「内装はまずまずね…」

ベジータ「おい!! ウエイトレス!! 注文だ!!」

店員「はいっ」

フリーザ(テンション高いわね)

ベジータ「ミックスサンド18人前だ! ローストチキン15人前。このチップス8袋(ry

フリーザ「……」

ベジータ「以上だ!! 出来るだけ急げよ! こっちは腹が減って大変なんだ」

フリーザ「……(すげぇ)」


……

フリーザ「圧巻ですね」
ベジータ「これぐらい普通だ」

フリーザ「大食い決闘だけは惨敗するとおもうわ」
ベジータ「フハハハハ。これが俺の力だ」

フリーザ「お代とかいつもどうしてるんですか?」

ベジータ「ブルマという地球人の女からせしめてるんだ」

フリーザ(あれ…今一瞬…なんだろこの気持?)

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 08:05:58.00 ID:cjpG+v530 [11/85]
フリーザ(……ベジータ……同棲する恋人いたのか? っって……私は何を考えているんだ……!? くそっ)

ベジータ「さっきから何を戸惑ってやがる。俺は修行に戻るぞ?」

フリーザ「え…あ、そうか。…ふん、精精頑張るんだな…」

ベジータ「ふんっ」

フリーザ(くそ……あんなサイヤ人ごときに……くそっ)

フリーザはドラゴンボールのせいか分からないが、徐々にベジータのことばかり考えるようになってしまうのであった。


次回予告
フリーザ「ふん、ベジータめ。この私を超えられると思うのか」
ベジータ「伝説のスーパーサイヤ人とやらを目指しているんだ邪魔をするなフリーザ!!」
フリーザ「う……うるさいぞっ!」

??「みなさんに聞いて欲しいことがあります。1年後人造人間がこの世界を恐怖に陥れます」
悟空「なんだってー!!?」

次回ドラゴンボール「期限は1年! 人造人間とフリーザの恐怖! 修行だZ戦士達」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 08:54:22.32 ID:cjpG+v530 [12/85]
ベジータ「さて、今日の修行も終わった。これでも超えるのには本当に厳しいんだな。もう何度か死にかける修行をするべきなのか」

??「ベジータさん」

ベジータ「あぁ? テメェはあの時の…」

??「…すみません。えっと僕はその。少し重要なことを伝えにきたのですが、悟空さんはどこにいるか知りませんか?」

ベジータ「カカロットのことか。てめぇは突然フリーザを殺そうとしたり、突然光り輝くものになったり……一体何者なんだ?」

??「はい。それは追々説明するとしてもちろん、ベジータさんにも説明したいことがあるのです」

ベジータ「勿体ぶらないで言え!!」

??「私は未来の地球からやってきました……その、それまでしか言えませんが。その理由を述べるためにも、悟空さんやピッコロさん、悟飯さん、クリリンさん天津飯さんを読んで欲しいのです」

ベジータ「ふん、そういうのは俺ではなく他の奴らに伝えやがれってんだ」

??「それだとあなたに情報が届かないことがあるかもしれない。これは知って欲しい事実なんです」

ベジータ「ふん。つまりあいつらと俺に伝えたいことがあると」

??「はい。これかた未来に恐ろしいことが起きるのです」

ベジータ「つまらんことだとブッ殺すぞ? 待ってろ」

バシューーーー


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 08:54:54.36 ID:cjpG+v530 [13/85]
??「……父さん」

……

そして全員が集結した。

悟空「おぇー。おめぇが、その未来の少年だというのかぁ」

??「はい。先ず、悟空さんにおはなしがあります」

悟空「ああ。なんか大事な話っぽいな」

……


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 08:55:51.39 ID:cjpG+v530 [14/85]
??「ここなら誰にも聞こえないですね」

悟空「ああ。ここならでーじょうぶだ」

??「紹介が遅れました。僕は未来からやって来たブルマさんの息子のトランクスといいます」

悟空「ブルマの息子だとぉ!!?」

トランクス「はい。それで未来から過去に来た理由があります。それは今後未来に恐ろしい人造人間が現れるのです」

悟空「人造人間??」

トランクス「はい、その上で、悟空さん。あなたはその人造人間が現れたとき心臓病で死んでしまいます」

悟空「オラがか!? 心臓病で…そんなのありかよぉ…界王拳も取得したのになぁ」

トランクス(やはりこの世界の悟空さんはスーパーサイヤ人を会得していないか…まずいな)
トランクス(どうやら過去のフリーザ戦で何か色々トラブルがあったのかもしれない…)

トランクス「悟空さん安心してください。心臓病に効く特効薬は未来にはあるので、これをどうぞ」

悟空「ひゃあーすっげぇな。あんがとよ……って実のところブルマと誰の子供だよ?」

トランクス「僕はベジータさんとブルマさんの子供です」

悟空「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!?」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 08:58:20.66 ID:cjpG+v530 [15/85]
トランクス「はい……ですが、こちらの世界ではあまり僕の予想していた世界と大きく違っているので…」

悟空「…っひゃあ、それがいっちばん驚いたぞ」

トランクス「はい…しかしながら、この世界の未来では僕は産まれないかもしれません」

悟空「どーいうことだ?」

トランクス「いえ、まぁ…なんでもありませんが。僕が生まれるとかどうこうより、未来の世界滅亡の方が大事です。ここから本題です」

悟空「……ああ。その人造人間ってやつだな」

トランクス「はい。その人造人間というのはドクターゲロという科学者が開発するロボットみたいなものなんですが」

悟空「ああ」

トランクス「それがとても恐ろしい程強く、僕は愚か未来の父さん、天津飯さん、クリリンさん、そして悟飯さんも全滅です」

悟空「オラはどうなったんだ」

トランクス「悟空さんは人造人間と戦う以前に、病気で…」

悟空「なるほど。よしわかったぞ。おれがその病気になった時飲めばいいんだな?」

トランクス「はい!!」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 08:58:52.61 ID:cjpG+v530 [16/85]
悟空「いろんな謎が一気に解決したな」

トランクス「最後に…僕がスーパーサイヤ人をお見せします」

悟空「スーパーサイヤ人だと…!?」

トランクス「こうです!!」バシュウウウ

悟空「…金髪に。すっげぇな」

トランクス「はい。今の僕はフリーザの最終形態なんて余裕で倒せますよ」

悟空「……そういやフリーザはまだ生きていたな」

トランクス「あの人と戦うことを推奨しますが、今一体何が起きているんですか?」

悟空「オラにもフリーザはよく分かんねぇ。今地球にいるが何も悪さしてない。ベジータが1年後決闘するらしいが」

トランクス「父さんが……。でも未来にはフリーザを驚愕する恐ろしい人造人間がくるんですよ」

トランクス「僕が倒しに行きましょうか?」

悟空「それはやめてやれ。トランクス。あいつの敵はベジータだ」

トランクス「っく……じゃあスーパーサイヤ人になるヒントを伝授します」

悟空「おーなんだそりゃあ」

…伝授中…

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 08:59:36.96 ID:cjpG+v530 [17/85]
トランクス「以上です」

悟空「ひゃああ。わかった試してみるぞ……ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬ」

トランクス「もっと怒りをこめて」

悟空「おらああああああああああああああ」バシュウウウ

トランクス「さすがです! 悟空さん」

悟空「……ナルホド。もう限界だ」ヒュンン…

トランクス「修行次第でいくらにでもなります。さすがですね悟空さんは」

悟空「ありがとうトランクス」

トランクス「いえ。もしかすると未来には出会わないかもしれませんがその時はその時で…父さん次第です。決して父さんの意思を無視しないでくださいね」

悟空「つまり俺達がどうこう押し付けるなってことか」

トランクス「はい。僕も奇跡みたいな存在ですから」

悟空「はあ」

……

そこから、トランクスは他のZ戦士たちにも今後現れる人造人間の恐怖を教え
1年後に現れることを伝えたのだった。そしてトランクスは未来へと帰っていったのであった。。。



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 09:09:09.76 ID:cjpG+v530 [18/85]
ベジータ(未来にとても恐ろしい人造人間か……なんでもフリーザを驚愕か。真剣にやらんとな)

ベジータ「とりゃああああああああああ」

ベジータ「おらぁ!! どりゃあ!!!」


木陰

フリーザ(って…どうして私がここまで…見る必要なんて無いのに…畜生)

ベジータ「っく…ふぅ…何を見てやがるフリーザ」

フリーザ「え…!!? あれ…」

ベジータ「てめぇはいつ星に帰るんだ?」

フリーザ「五月蝿いぞ。いつ帰るかは私の自由だ」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 09:09:49.29 ID:cjpG+v530 [19/85]
ベジータ(そうだ……)「おいフリーザ。俺を半殺しにしろ」

フリーザ「はぁ? どうして私が…もう決闘だと?」

ベジータ「違う。修行の一貫だ。さぁこい」

フリーザ「意味が分からない!!」

ベジータ「攻撃する意思がないなら俺が作るぞ」

フリーザ「え…ちょ…まちなさい」ビクッ

ベジータ「……っな。何故怯えてる?」

フリーザ「怯えてる訳ないでしょうが……」ブルル

ベジータ「(煽るか)ふん……無い乳だな。本当に女なのか?」

フリーザ「!!!! しねええええええええええええええええ」チュドーン

ベジータ「ぎゃああああああ」

フリーザ「死ね!! 死ね!! 2回死ねぇ!!!!!」

ベジータ「それだと生き返らんぞぁぁぁぁぁ」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 09:28:04.27 ID:cjpG+v530 [20/85]
……

フリーザ「ふん……」

ベジータ(これも修行の一貫だ…くそったれ…体が動かん…死ぬ)

フリーザ「……死んだ? あれベジータ…!?」

フリーザ「……そんな」

ベジータ「…そ、このふくろから……仙豆を…」

フリーザ「え? あ…これ…」

ベジータ「口にい…」

フリーザ「食べるとなんなの?」

ベジータ「ガリ…ふう…治ったぞ」

フリーザ「・・・・・・・・・」

ベジータ「おぉ……力が溢れてくる……これがサイヤ人の力か」


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 09:28:35.17 ID:cjpG+v530 [21/85]
フリーザ「良かった……」ボソッ

ベジータ「あ? 何を言いやがる」

フリーザ「何でもないぞ!! 何も言ってない……」

ベジータ「そうか。これで力がまた上がった。お前だけではなく、人造人間も倒さないといけんからな」

フリーザ「残念ながら人造人間とやらを倒す夢はかなわんだろうな」

ベジータ「どうだかな」

フリーザ「…まぁ今日は悪かったな。そこまで攻撃して」

ベジータ「死の淵から這い上がると強くなるからなサイヤ人は。てめぇを利用しただけだ」

フリーザ「…ふん。この変態野郎が」

ベジータ「よく言うぜ。その無い乳、たまに男に間違えられるんじゃないか?」

フリーザ「しねェ!!!!!!!!!」

ドカーーーーーン

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 09:38:43.96 ID:cjpG+v530 [22/85]
数日後

ベジータ「また貴様か。何のようだ?」

フリーザ「べ、別に用という訳では無い。決して無いが」

ベジータ「何だ?」

フリーザ「パパの仕事の都合で一旦帰らないといけないの」

ベジータ「帰ればいいじゃないか。わざわざ俺のところに伝えに来てどうする」

フリーザ「べ、別に伝えなくても大丈夫だとは思ったのだが、やはり礼儀の為にも」

ベジータ「そうか。寂しいのか?」

フリーザ「(!!)そんなわけあるかぁっぁぁ!! しねぇ!!」

ベジータ「ひでぶっ」


フリーザ「という訳だ。帰るぞ。それではな」

ベジータ「せめて…そこの仙豆……を」バタッ


フリーザはとうとう一旦地球を離れることになったのであった。
果たしてこの先どうなってしまうのであろうか!!?

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 09:51:08.45 ID:cjpG+v530 [23/85]
ベジータ「……ようやくフリーザは帰ったか。そろそろ出せるか……あのスーパーサイヤ人とやらに」

ベジータ「ぐおおおおおおおお……」

ベジータ「くそったれ。絶対にカカロットは超えてやる」


それからというもの、ベジータはこれまでとは全くレベルの違う修行を始めた。
それを言葉で表現するには過酷な程であった……。

~宇宙船~

フリーザ「はぁ退屈。パパも仕事でいないし…侵略なんて気分でもないし」

フリーザ(今頃ベジータなにしてるんだろ。って……何を。私…はぁ)

コルド「ただいまーフリーザちゃーん。ご洋服買ってきたよ~これ着てゴスロリ。ゴスロリ。ツインテールしてよ。んえ」

フリーザ「仕事じゃないのかよ!!!!」

コルド「パパ仕事の合間に探してきたんだから。ほら絶対似合う。ほらっ」

フリーザ「威厳も糞も無い……あ、これ可愛いわね」


女である自分を楽しんでいるフリーザであった。

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:00:26.38 ID:cjpG+v530 [24/85]

フリーザ「……なんていうか、馬鹿らしいわね」

フリーザ「私がこうやって女になってから戦いなんてどうでもよくなって」

フリーザ「……正直戦いたくない。これってダメなのかな…」

フリーザ「めんどくさい……」ブクブク

フリーザ「地球行こうかな……」

フリーザ「パパに言おう」


~~

フリーザ「パパ。私地球に行ってきてもいいかな?」

コルド「ぶふっ。また地球か。残念だが仕事で忙しいんだ。次はこのアイドルを宣伝しないといけんのだ」

フリーザ(何の仕事してんだよ)「じゃあ一人で行ってきてもいい?」

コルド「危ないだろフリーザちゃん。特に地球なんて。夜道とかあぶないよ!?」

フリーザ「何の心配だよ……」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:01:56.79 ID:cjpG+v530 [25/85]
俺的には、もはやフリーザの面影を消して、普通の服を着た可愛い少女という設定で書いてるぞ
コルド大王は声優はそのままだが、フリーザは伊藤かな恵ちゃんあたりで頑張ってる。

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:05:59.31 ID:cjpG+v530 [26/85]
フリーザ「大丈夫だよパパ。地球の食べ物とか気候の相性がいいみたいだし、あそこだと疲れないからいいんだ」

コルド「そうかい。じゃあ行ってくるといいよ。なんかあったら連絡するんだぞ。パパ仕事蹴り上げてもいっちゃうから」

フリーザ「はいはい。じゃあねパパ」

フリーザ「さて、地球で暮らすコツという本を探さなくちゃ……」


こうしてフリーザは地球にまたやってくるということだ。果たして今後地球の運命や如何に……!?

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:14:52.45 ID:cjpG+v530 [27/85]
ベジータ「スーパーサイヤ人になる為には……もっと力をつけないと……うおおおおお!!」

ベジータ「絶対にな……勝つために……どりゃあああああああああ」

特訓に特訓を重ねている一方で、

~~地球行き宇宙船~

フリーザ「ふむふむ。外国から来たときはまず、大使館に行って……ふむふむ」

フリーザ「住居は不動産屋で借りるのがベストかな…ふむ」

フリーザ「…あ、ここ行きたいな。ディズニーランド……これは……」

フリーザ「いいね。これ欲しい……うん……」

平和にたのしんでいた。



114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:25:21.83 ID:cjpG+v530 [28/85]

~~地球~~

フリーザ「地球……落ち着く」

ヤムチャ「おっ、またあの子だ可愛いな。おーい君ぃ、またあったね」

フリーザ「足元がお留守ですよ」

ヤムチャ「えっ? のわああああああああああああ」

フリーザ「さて、とりあえず部屋を探そうかな」


~~不動産屋~~

フリーザ「これはどう見ればいいのかしら」
店員「そうですね、これは間取りですね。Lというのはリビングです。Dはダイニングです」

フリーザ「そうですか。わかりました。ならこの一番値段の高い所でいいです」

店員「ええっ!!? 一括ですよこれ」

フリーザ「構わないですわ。お金はほら、クレジットで」

店員「まいどありです!!」


115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:27:21.10 ID:cjpG+v530 [29/85]

~~買い物~~

フリーザ「……このマグカップいいですね。この時計も」ワクワク

フリーザ「この店……すごく私の心を弄びますね……いいでしょう」

フリーザ「店員さん。この店お幾らです?」

店員「えっ……店長! 店長ー!!」


~~映画~~

フリーザ「……いい話ですね。ハチ公」


~~カラオケ~~

フリーザ「DOKKAN DOKKAN ついてる~」

……

フリーザ「さすがに疲れましたわね……遊び疲れました」

フリーザ「……さすがに遊んでばっかりもいけませんね。侵略…」

フリーザ「いえ、仕事をしましょう」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:42:49.82 ID:cjpG+v530 [30/85]
フリーザ「とはいえ何をすればいいのか……いつも侵略ばっかりだし……」

フリーザ「経営……不動産。成程。惑星の地上げをしていたノウハウを不動産に利用すればいいのですね。流石私です」

フリーザ「ただ、地球でそれを丸々活かす訳にもいかないでしょう……」

フリーザ「勉強をしましょう……」


こうしてフリーザは何故か勉強を始めたのであった……なんで!?


118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:49:11.34 ID:cjpG+v530 [31/85]
そうこうして1年の月日は経った。

悟空「だいぶ強くなったな悟飯」

悟飯「はいっ!! お父さん」

ピッコロ「よくやったな悟飯」

悟飯「はい!!!! 頑張りました!! ピッコロさん!」

悟空「……。 所で、ベジータはどこへ行ったんだ?」

ピッコロ「先にフリーザと決着を付けるんじゃないか?確か日付が重なっているはずだ」


119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:52:34.03 ID:cjpG+v530 [32/85]
……

ベジータ「遅いな……フリーザの奴」

フリーザ「待った……? ベジータ。久しぶり」

ベジータ「うおおお……どうしたんだそれ」

フリーザ「えっ、普通にワンピースじゃない。どこが可笑しいのよ」

ベジータ「じゃなくて、決闘でその格好は…」

フリーザ「あ、そういえば決闘だったわね。約束はしてたの覚えてたけど……」

ベジータ「……というより面影が無い」

フリーザ「ああ、あれから髪も伸びたし。大学行ってから、口調も直したしね」

ベジータ「おいおい……戦闘力53万の普通の女になってやがる…」

フリーザ「で……やっぱり戦うんだ」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:53:06.18 ID:cjpG+v530 [33/85]
ベジータ「ふん。そういう約束だろう」

フリーザ「そうよね。やっぱりそうよね。戦闘力は衰えていないし…決着よ! ベジータ!」

ベジータ「ああ。見せてやる。これが……スーパーサイヤ人だぁ!!!」

フリーザ「!!」

ベジータ「うおおおおおおお!!!」バシューン

フリーザ「金髪に……目も青い……」

ベジータ「どうした、怖いのか? フリーザ」

フリーザ「修行の成果はあるみたいね。でもその程度はどうかしら! てやっ」

ベジータ「くっ……(白)」

フリーザ「てやっ」

ベジータ「ふんっ、(縞か見間違えた)」


121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:55:17.43 ID:cjpG+v530 [34/85]
フリーザ「!! 変態!!」

ベジータ「ぐはっ……ふんっ、そんな猫パンチ。猫しか食らわんぞ」

フリーザ「……デスボール食らえ!!」

ベジータ「そんなくだらん技きくか!! てやっ!!」

フリーザ(弾き返した!! きゃああ)

ドーン

ベジータ「その程度……服が」

フリーザ「…!!」

ベジータ「おい、そんな体の防御の仕方だと負けるぞ?」

フリーザ「うるさい!!変態…セクハラよ!! セクハラ……」

ベジータ「……おいおい死ぬぞ。いいのか(どうやら縞で正解だったようだな)」



123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 10:59:42.16 ID:cjpG+v530 [35/85]
フリーザ「ベジータに裸を見られた屈辱よ!! 死んだほうがマシだ!! てかベジータあなたが死になさい!!」

ベジータ「…おいおい」

フリーザ「女の子にされて……しかも同じ地球人に。だから地球に住んで勉強もして…もう人生変わりまくり」

ベジータ「……」

フリーザ「それでもなんか楽しくなって……人生変わったけど、こういった生活楽しくなって……」

ベジータ「……」

フリーザ「本当は戦いたくないのっ……気づいてよ馬鹿……今のは本気で痛かったんだから」

ベジータ(お前のデスボールだけどな)

フリーザ「……1年ぶりに会ったかと思えばすぐ戦い。女の子って喋るのが大好きなのよ…どうして気づかないのか」

ベジータ「……(完全に女じゃん)」

フリーザ「うううう……帰る!!」

ベジータ「えっ……」


大げんかのベジータとフリーザ。だが襲いかかる恐怖はまだまだこれからだ!!

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 11:06:08.92 ID:cjpG+v530 [36/85]
ベジータ(わからん。女心というものが)

…回想・大学生活中・フリーザ…

フリーザ「で、私がベジータという奴と決闘するのです」
友人「wwwwww 決闘wwwww」

フリーザ「まぁこれはここだけの話なんですが。ん? 何か可笑しい?」

友人「あんたベジータ君という人の話しすぎw 好きなの?」

フリーザ「好きとかそんな訳無い。あいつは……あれ?」

友人「好きなんでしょ?」

フリーザ「ありえないありえない。あんな脳みそ馬鹿サイヤ人」

友人「私が見るには、フリーザは正直じゃない感じするw」

フリーザ「そんな訳……」



129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 11:10:25.43 ID:cjpG+v530 [37/85]
友人「てか決闘て何? マジ殴り合い?」

フリーザ「まぁ、そういえばそうかもしれない」

友人「ベジータくんに恨みとかあんの?」

フリーザ「違うわよ。なんていうか……宿敵みたいな? まぁ私の方が強いんだけどね」

友人「もう子供みたいな遊びはやめときなよ。もっと、落ち着いておしゃべりとかでいいじゃない」

フリーザ「えっ…」

友人「なんつーかさ。ベジータくんにもそれがいいと思う。私たちいつまでも馬鹿やってられないし」

フリーザ「……そういうものなのかな地球って」

友人「地球wwwww 寺スケールでかいからwwwww」

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 11:16:39.68 ID:cjpG+v530 [38/85]
友人「まぁ、一回戦うのもありだと思うよ。それから、自分はどうしたいのか伝えればいいんじゃない」

フリーザ「そうなのかしら」

友人「うんうんw 戦うのって大体男女では暴力はカッコ悪いしね」

友人B「何話してんの~?」

友人「あw フリーザの内緒トークw 秘密だよねw」

フリーザ「別に内緒でもないけど……なんていうか、なんでもない」

友人B「可愛いねw フリーザちゃん。いつも大人しいからw」

フリーザ「なっ!!」

友人B「恋愛トークかぁ。いいなぁ私も縁が欲しい~」

フリーザ「そういうのんじゃないから!!」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 11:23:03.46 ID:cjpG+v530 [39/85]
~~回想終わり~~

フリーザ「……やっぱり伝えられなかった。私も戦いに持って行っちゃったけど……」

フリーザ「馬鹿だよね私……馬鹿すぎる……。なんであんな馬鹿、考えれば考えるほど……」

フリーザ「……どうやって謝ろう」


……

ベジータ「……フリーザ。もうあいつとは戦うのは無理なのか」

ベジータ「俺も元々は戦いを避けるためにああ言った願い事をつけた」

ベジータ「……そうだ。俺もあいつとは戦うべきではない」

ベジータ「今は……。いや、もう戦うべきではない。あいつは戦闘力53万のただの女だ……」

ベジータ「俺は……人造人間と戦うべきかな。そうだな。ふんっよく考えたら女と戦う事自体可笑しい話だ」

ベジータ「どうやって謝るべきか……糞、サイヤ人の王子が……」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 11:35:37.06 ID:cjpG+v530 [40/85]
その頃…

悟空「ぐはっ……心臓が」
ヤムチャ「おい悟空大丈夫か?」

悟空「ぐあああ…」
ヤムチャ「そうだ薬…カメハウスだ!!」

悟空「ぐああああああああ」
ヤムチャ「俺、悟空届けるよ」

ピッコロ「頼む!!」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 11:36:37.30 ID:cjpG+v530 [41/85]
19号「……」

20号「……」

悟飯「…ピッコロさん。強そうです」

ピッコロ「そんな風には見えんがな……」

19号「てやっ」

19号「!!!」バキッ


ベジータ「…まだ倒していないのか貴様ら」

クリリン「ベジータ!!」

ベジータ「カカロットは?」

クリリン「病気で……今カメハウスに行った。なんちゃらという奴と」

ベジータ「おい、おまえたちが人造人間か?」

20号「19号、やれ!!」


139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 11:37:46.66 ID:cjpG+v530 [42/85]
19号「ひひ」

ベジータ「話を聞け。てめぇらか」

クリリン「そうらしいぞ! ベジータ。実際に現れた時間通りだ」

ベジータ「そうか。まずテメェからだ」

19号「ふひひ」

ベジータ「オラアアアアア!!!!」瞬殺

19号「!!!!!!!!!!!!!!!?」

チュドーーーーーーーーーン

20号「!!!!?」

クリリン「!!?」

ピッコロ「ほう……」

ベジータ「次は20号てめぇだ」



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 11:40:24.17 ID:cjpG+v530 [43/85]
時間が1年後じゃなくて数年後の設定だったなorz
まぁ数年後ということで見てくれや

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 11:45:42.84 ID:cjpG+v530 [44/85]
20号「そんな馬鹿な……私の計算なら悟空にも……」

ベジータ「いつの計算だ? 人造人間!」

20号(気を吸収しないと勝てんぞベジータには……一旦身をひくか)

シュンッ…

ベジータ「逃げたぞ!!!」

クリリン「くそっ、気がないからどこに行ったか分からないぞ」
ピッコロ「さがすしか無い。まだ遠くには行ってないはずだ!」


……

20号(……ここからならバレない、お、ピッコロの気があるぞ)
20号(これであいつの気を奪えば……)

ベジータ「何をしてやがる? 人造人間」

20号「!!!!!!」
ベジータ「あの少年が言う割には随分弱いじゃないか…貴様」

20号「はっ、わしは確かに弱いが、17号と18号。あいつらなら貴様らなぞ」
ベジータ「ほう……そいつが強いのか」

20号「ああ、貴様らなど瞬殺だ……」
ベジータ「どうするか……」


144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 11:50:18.78 ID:cjpG+v530 [45/85]
……

20号(……ここからならバレない、お、ピッコロの気があるぞ)
20号(これであいつの気を奪えば……)



20号「よし…今なら」


ベジータ「何をしてやがる? 人造人間」

20号「!!!!!!」

ベジータ「あの少年が言う割には随分弱いじゃないか…貴様」

20号「はっ、わしは確かに弱いが、17号と18号。あいつらなら貴様らなぞ」

ベジータ「ほう……そいつが強いのか」

20号「ああ、貴様らなど瞬殺だ……」

ベジータ「どうするか……」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 12:53:08.23 ID:cjpG+v530 [46/85]


20号「怖いのか…? ベジータ」

ベジータ「なんだと? そんなことはないz」
さるくらってた・・・・・

20号「逃げる程の腰抜けだとはなベジータ」

ベジータ(逃げた……別にフリーザから逃げている訳じゃない…俺はただ……)

20号「復活させてやるぞ? ええ?」

ベジータ「逃げるわけじゃない!! 俺はフリーザに謝るぞ! サイヤ人の名にかけてな!!」

20号「えっ、別件…」

ベジータ「謝ってくるぞ!! 謝罪も出来ない王子なんて失格だからな! そうに違いない」

20号「…で17号と18号は?」

ベジータ「興味ない。という訳だ」

20号「え……」

ベジータ「死ね」

20号「はい」

チュドーーーーーーーーーーーーーーン

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 12:53:55.26 ID:cjpG+v530 [47/85]
猿食らってたorz

……どっかの街……

フリーザ「……どうしようか、あタクシー」

運転手「どこまで? コート暑くないですか?」

フリーザ「いえ、大丈夫です。。。(下ボロボロだし…)えっと、そこから先までであの街にお願いします」

運転手「はい。これタクシーのティッシュです」

フリーザ「あ、ありがとうございます。あ、特に急いでないので下道でもいいですよ」

運転手「わかりました」


フリーザ「……はぁ」

ブロロロロロロロリ

フリーザ(どうやって謝ろうかな……わかんないや。ベジータの携帯番号知らないし)



157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 12:59:07.69 ID:cjpG+v530 [48/85]
……その頃。

トランクス「よし……ついたぞ。あれ? 人造人間は?」

クリリン「あーベジータが全部倒しちゃったぞ?」

トランクス「えっ……」

悟飯「これで平和になったんでしょうか?」

クリリン「かなぁ……」




……

??「ぶるああああああああ」



158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 13:00:05.25 ID:cjpG+v530 [49/85]
……

トランクス「僕たちの時代の人造人間はこんなんではなかったですよ!?」

クリリン「そうなのか!?」

トランクス「はい。実際は若い女と若い男のモデルです。スーパーサイヤ人の僕は愚か、悟飯さんや父さんも負けるぐらい」

クリリン「あれ? そういやトランクスの父親ってベジータだよな?」

トランクス「はい。そうですよ」

クリリン「まだトランクス生まれてないと思うんだが……」

トランクス「……ですよね。この世界の僕は産まれていないみたいだ」

クリリン「……そうみたいだな。何やってんだかベジータは」

悟飯「でもベジータさんは人造人間をやっつけました」

トランクス「いえ、いいんです。僕の為だけにまたあの悲劇を繰り返すのは……このことはお父さん…いえ、ベジータさんには内緒みしてください」

クリリン「そうだな」


160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 13:16:42.37 ID:cjpG+v530 [50/85]
……

セル「……ぶるあああああ」

セル(可笑しい何かが可笑しいぞ。タイムマッシーンでこの世界に来たものの、肝心の人造人間17・18号がいないとはどういう事だ…」

セル「ぶるぁぁぁぁぁ」

セル(このままだと、完全体にはなれんぞぉ……まずい来る時代を間違えたかぁ?)

セル「ぶるぁぁぁぁぁ」


とうとう現れた謎の生物「セル」こいつの目的は一体
そして、ベジータとフリーザの運命や如何に!!?




161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 13:17:24.12 ID:cjpG+v530 [51/85]
ベジータ「……くそったれ。フリーザはどこにいきやがった? ん? あの気か…タクシーだと……」

ベジータ「さすがにタクシーは止められん。降りるのを待つまで追うか」


……

フリーザ「はいありがとうございます」

運転手「まいどあり」





ベジータ「おい、フリーザ」
フリーザ「!! な。何よ、何でここにいるのかしら」

ベジータ「なんていうかだな。済まなかった。てめぇの生き方に反することをしちまった。それは俺でも謝らないといかんと思ってな」

フリーザ「私もごめん……戦いは好きだったけど、今はなんていうか…戦わない幸せを見つけれた気がした」

ベジータ「……」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 13:18:31.46 ID:cjpG+v530 [52/85]
フリーザ「私が変わったことによって、新しい視野が増えた。より楽しいことを知れた。それだけで充分だとね」

ベジータ「……」

フリーザ「残念ながら、女だもん。それでいいよ。深く考えちゃ駄目だと分かった」

ベジータ「ふん。そうだな……俺も貴様とは戦う気には…」

フリーザ「貴様なんて呼ぶな。いい? 次呼んだら容赦しないわよ」

ベジータ「身勝手な女だ…ったく」

フリーザ「次は友達として仲良くしましょう。あくまでも友達だからね!」

ベジータ「? …そうだな。宿敵と呼ぶには差がついたしな」

フリーザ「またそういう言葉! 私だって戦えば勝てるけど、もう戦わないの!」

ベジータ「俺もフリーザと戦うのはつまらんと思うしな」

フリーザ「そういうものなの。じゃあね。またね」

ベジータ「ふんっ。じゃあな」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 13:19:27.89 ID:cjpG+v530 [53/85]
フリーザ「あ、そうだ…ベジータ携帯番号は?」

ベジータ「あ? 携帯だと? そんなもの必要ないだろうが」

フリーザ「バーカ。君が携帯無かったら連絡出来ないでしょ」

ベジータ「そんなもん気で」

フリーザ「ダーメ!! それはあんまり使いたくないの」

ベジータ「平和ボケか」

フリーザ「ベジータは勝手に戦ってればいいけど、私は戦いはしないの」

ベジータ「携帯なんて使うの難しい」

フリーザ「駄目! 絶対買わすんだから! 集合はそうね今週の日曜ね! 決定」

ベジータ(完全にツンデレになってやがる……)

ベジータ「ふんっ」

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 13:28:07.64 ID:cjpG+v530 [54/85]
>>164 ビッチ人生? >>165 ベジータにとってのだろ。ポルンガだがベジータ自信が言っている矛盾は無視してくれ。何故かシェンロンだから

……そして日曜日

ベジータ「……」

フリーザ「起きなさい。ベジータ」

ベジータ「……」

フリーザ「デスボール浴びる?」

ベジータ「……」

フリーザ「…そう」

チュドーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 13:29:08.31 ID:cjpG+v530 [55/85]
ベジータ「何しやがる!! 貴様っ!! 部屋が!!」

フリーザ「ベジータが起きないから…あと貴様って呼ぶな」

ベジータ「くそったれ…トレーニンググッズが…ああ」

フリーザ「携帯買いに行くわよ」

ベジータ「必要なさ過ぎだろうが! くそ…分かった」

フリーザ「ふふ。はやくなさい」

ベジータ「クソッタレ」

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 13:32:23.81 ID:cjpG+v530 [56/85]
街……

ベジータ「でどれにすればいいんだ?」

フリーザ「私はこのエクソペリアという奴にしているわ」

ベジータ「なんだこれは? 随分大きいな」

フリーザ「それはアイパッヅ。携帯ではないわ」

ベジータ「訳が分からんな。どれにすれば…ん?」


きゃあああああああああ

ベジータ「ん?」
フリーザ「ん?」

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 13:34:26.13 ID:cjpG+v530 [57/85]
セル「こいつらを吸えば…ぶるぁぁぁ」
市民「がああああああ……」

市民B「化物だぁぁぁ」


ベジータ「何者だ貴様ぁ!!」

セル「んん!? 貴様…ベジータだぅなぁ」

ベジータ「何故…俺の名を……?」

セル「……ちっ、今出会うのはタイミングが悪すぎるぅぞぅ…逃げるかっはぁ」

ベジータ「ちっ、待ちやがれ」

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 13:36:39.47 ID:cjpG+v530 [58/85]
フリーザ「待ちなさい!!! 人の時間奪ってるんじゃないわよ!! このゴキブリ!」

セル「んなっ……」

フリーザ「ベジータ!! さっさとこいつやっつけて! 人間じゃないからさっさと」

ベジータ「よく解らんが、貴様は今は不必要だ。俺の物語のページにはな」

セル「んなあああああああああああ……ぶるぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁ」

チュドーーーーーーーーーーーーーーン

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 14:01:40.95 ID:cjpG+v530 [59/85]
ベジータ「おい、行くぞフリーザ」
フリーザ「本当に何者だったのかしら」

ベジータ「こっちは携帯選ぶため頭を使ってるんだ……たまにはああいう馬鹿がいるものだ」

フリーザ「……ふふ」

ベジータ「突然どうした気味が悪いぞ」

フリーザ「なんでもない」


180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 14:04:10.25 ID:cjpG+v530 [60/85]
セル「つかまえったぞい」

フリーザ「きゃあああああ……」

ベジータ「んなっ! 何しやがるんだ フリーザを離せ!!」

セル「ん!? こいつ、…間違いないフリーザかぁ」

フリーザ「そうよ……くっ、離しなさい」

セル「そいつは好都合だァ。こいつを吸収すれぃばぁ、完全体セルに近づくぅ」

ベジータ「貴様……セルといったな……フリーザを離す気が無いんなら」

セル「んな!!?」

ゴ    ゴ
  ゴ     ゴ
     ゴ
  ゴ


ベジータ「……本 気 で 叩 き 潰 す 」ゴォォォォッォ




181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 14:06:41.48 ID:cjpG+v530 [61/85]
セル「それは……スーパーサイヤ人……くっ勝てんぞぉ」

ベジータ「隙アリィぃ!!」

セル「ぶるる……しまった!!」

フリーザ「ベジータ!! ……くっ」

セル「気を取られた間にフリーザを奪い返した……」

ベジータ「貴様は本当に死ぬべきだ」

セル「ぶるぁぁぁぁぁぁ。……女ごときのために怒れるとは安いプライドだな」

ベジータ「ふん、プライドなんて守る暇があるなら、フリーザを守るほうが今はよっぽど有意義だぁぁ」

セル「くっ……」

ベジータ「しねぇ!!! これが超ベジータ様のビッグバンアターックだぁぁぁ!!!!!!!」

セル「そんなばかなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

チュドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 14:07:56.31 ID:cjpG+v530 [62/85]
フリーザ「……」

ベジータ「ハァハァ…………くそったれ」



フリーザ「あ……ありがとう」

ベジータ「くそったれ。気をつけやがれってんだ」

フリーザ「…」スッ
ベジータ「な……!!?」

フリーザ「…っさ、携帯さがそうw」
ベジータ「おい、というよりここら近辺吹き飛ばしたんだが」

フリーザ「……あ」
ベジータ「まぁいいか」

フリーザ「良くないわよ! 次行くわよ!!」
ベジータ「おい、フリーザ……ったく」


こうして世界は平和になっちゃったと思うんだな。


ENDかな




188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 14:20:14.46 ID:cjpG+v530 [64/85]
フリーザちゃんの朝は早い。

ピピピピピピピ

フリーザ「ふあぁぁぁぁぁ」

トルルルルルルル

フリーザ「はい」
コルド「フリーザちゃん元気にやってる~? 困ったことない!?」

フリーザ「パパ…毎日かけてるでしょ」
コルド「あらそうだったか? まぁいいわ。またお洋服送ったから着てねぇ~」プツッ

フリーザ(……またこんな服を……何でいつもちょっと的を射ているかがわからない)



191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 14:26:26.95 ID:cjpG+v530 [65/85]
フリーザ「…いてきます」

フリーザ「お嬢様キャラというのもいいと……『あら、ベジータ…いや愚民。わたくしの道をゆずりなさい』」

フリーザ「黒歴史になりそうだ……」

……

フリーザ「…おはよ」
友人「おはよーフリーザ。昨日レポートやった?」

フリーザ「まぁ、するわよそれくらい。はい」
友人「サンキュー写すねw」

フリーザ(それぐらい自分でしろよ。昔の私だったら殺してるぞ…まぁ全然いいけど)

友人Y「おっはよーふーにゃん」

フリーザ「やめて下さい……。てかふーにゃんって……」

友人M「そうだぞ。やり過ぎだぞ」

友人Y「えーだってふーにゃんはふーにゃんだよ」

フリーザ(ちょっと無理があるでしょ…)

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 14:29:42.65 ID:cjpG+v530 [66/85]
友人Y「あ、おっはよー」

友人T「おはよう。いい天気ね」
友人R「おっはよー!! 今日も張り切って寝るぜ!!」
友人M「お前は寝るな!!」
友人R「あいてっ」

フリーザ(いつも思うのだが……いつも友人Tが裏にとんでも無い物を抱えていそうで怖い)

フリーザ(どこかの……星の地上げ……?)


196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 14:33:23.52 ID:cjpG+v530 [67/85]
友人T「フリーザちゃんおはよう」ニコニコ

フリーザ「……え、あ。おはようございます」

友人T「おはよう」ニコニコ

フリーザ(昔の口調で話しかけたら……どうなるだろうか)

フリーザ「いい朝ですね。これはとっても侵略しやすそうな朝なのかもしれませんね。Tさん」

友人T「そうですね……星なんて生ぬるいこと言わずに銀河の一つや二つ……ねぇ」


フリーザ「!!!!!!!!!!!?」


友人T「なんて冗談ふふ…あれフリーザちゃんどうしたの?」

フリーザ((………見てない聞こえない))ブルブル

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 14:37:49.36 ID:cjpG+v530 [68/85]
>>195 さぁ?

フリーザちゃんの夜は長い。

フリーザ「でね、その先がね……」

ベジータ「おい、何時だと思っている……いつまで話しているんだ貴様は」

フリーザ「貴様って言わない。それでね、この間行ったすp」

プツッ

フリーザ「……ベジータ? でねスポーツフェスティバルでね」

ベジータ(昔のフリーザに戻ってもいいかもしれんな……)

電話も長い


230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 22:38:44.83 ID:cjpG+v530 [73/85]
フリーザ「ただいま。久しぶり。パパ」

コルド「おかえりー!! パパ嬉しいぞ!!」

フリーザ「ちょっとw 離れてよ。あれ、兄さ……あれ?」

クウラ「……」

フリーザ「まさか…姉さんも……」

クウラ「……ああ」コクッ



クウラ知らないから続きは書けんな!!

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 22:47:42.63 ID:cjpG+v530 [74/85]
一方その頃……

クリリン「はぁ……ドラゴンボールを捜すたびにでも出るかな…」

悟飯「あれ、どうしてなんです? クリリンさん」

クリリン「いやさ、だってさもう俺も結婚適齢期だぜ? こんなところでグダグダやってく訳にもいかないしさ」

悟飯「じゃあ、自分の結婚相手を捜すために今後の危険を無視してまでドラゴンボールを使うのですね!」

クリリン「その言い方は無いと思うなぁ……」

悟飯「?」

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 22:53:36.13 ID:cjpG+v530 [75/85]
クリリン「…とりあえず、ドラゴンボールを集めるか」


そうしてクリリンはドラゴンボールを集めるため長い旅に出ることにしたのであった。


……とはいうもの数日後

クリリン「ふぅ、やっとドラゴンボールは揃ったな。あとはこれ……なんだこのデカイ気は!!?」

クウラ「……そこの人間……止まれ」

クリリン「は……はい」

クウラ「貴様……フリーザとやらを知っているか……」

クリリン「へ? え? あの…その…」

クウラ「質問に答えろ……」

クリリン「いえ…僕はちょっと…」

クウラ「待て! それは何だ!!」

クリリン「しまった……ドラゴンボールが!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 22:57:42.35 ID:cjpG+v530 [76/85]
神龍「貴様の願いひとつだけなんでも叶えてやろう……」

クウラ「なんだこれは……? おい貴様。これは」

クリリン「(ヤバイヤバイどうしよ…やばいのが来ちゃったよ…)あ…ああ」

神龍「早く言え……願いを」

クウラ「このクウラ様の願いを叶えるというのか?」

神龍「何でも誰でも構わん。私の力以上のことが必要でなければな」

クウラ「ほう……

クリリン「クウラを俺に対してクーデレの美少女にしてくれぇ!!!」


クウラ「んなっ!!」

神龍「わかった」

ゴゴゴゴゴゴゴ

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:03:41.76 ID:cjpG+v530 [77/85]
チュドーーーーーーン


神龍「終わった。これで願いは叶った…」
バシューン

クリリン「は…はは(た…助かったのか?)」

モクモクモク

クリリン「…えっと、な!!!!!!」

クウラ「…? 何が起きた…」

クリリン(か……可愛い。ちょっと綺麗ていうか清楚さも兼ね揃えているぞ…)

クウラ「貴様……この私に……何をした」

クリリン「えっと、その、ごめんなさい」ピュー

クウラ「待て」

クリリン(回りこまれた!!!)

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:05:49.08 ID:cjpG+v530 [78/85]
クウラ「一体どういうつもりで…なんとか言いなさい」

クリリン「まじっとぅんまっせーん!!」土 下 座

クウラ「…? 何を」

クリリン「ほんの出来心なんですぅ!! あれです! 若さ故の過ちです!」

クウラ「おい
クリリン「まじとぅんまっせーん!!」土  下  座

クウラ「埒があかない……」

245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:14:37.93 ID:cjpG+v530 [79/85]
クウラ「ところで……フリーザを知らないか?」

クリリン「えっとその、あの…フリーザ自体は知っているんだが…所在不明で…今どこにいるか知らないんだ」

クウラ「そうか。…じゃあな」

クリリン「待って! よかったら一緒に探さないか?」

クウラ「何故?」

クリリン「いやー、その…ねぇ。うん」

クウラ「死ぬがいい」ボシュー

ドーン

クリリン「いってええええ」

クウラ「……これは楽しい」

クリリン「やめろおお!! 操気弾を打つなぁ!!」

クウラ「……♪」

クリリ「うそうそうそすそうそ!! すみません一人でさがしてくださいぃぃ」


246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:18:26.99 ID:cjpG+v530 [80/85]
クウラ「恨みは…晴らした。この私を地球人の女にしやがって」

クリリン「本当にゴメン。あれだ!クレープ奢るからマジで許して…

クウラ「何枚だ?」

クリリン「なーんちって…え?」

クウラ「クレープとやらを何枚奢るといったのだ? 3枚か? まさか3枚もおごってくれるというのか?」

クリリン「……クレープをご存知で?」

クウラ「……?」

クリリン「本当に許してくれる?」

クウラ「何かよく分からないが、3枚もくれるならゆるしてあげよう」ゴゴゴゴゴゴゴ

クリリン(何かこえーよ)

250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:23:39.87 ID:cjpG+v530 [81/85]
街……

クリリン「えっと……これがクレープというお菓子だ」

クウラ「……貴様騙したのか」

クリリン「ええぇ。クレープでもいいと言ったから」

クウラ「……こんなお菓子出会ったこと……無いぞ」バクバク

クリリン「えっ」

クウラ「……うま」

クリリン(チョイスが渋いな……抹茶白子小豆生クリームて……)

クウラ「貴様は人間の癖に中々センスがある」

クリリン「てか、君もさ人間だし……人間そんなに知らないでしょ?」

クウラ「……それもそうだ」

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:27:48.32 ID:cjpG+v530 [82/85]
クウラ「……ところでだ。どうやってフリーザを探せばいいだろうか」

クリリン「あぁ……君のお父さんとかに連絡してみれば? もしかしたら接点あるかもよ」

クウラ「そういえば長いこと連絡してないな」

クリリン「…(しまった!! クウラが女になったこと知ったら。俺…殺される)」

クウラ「…父の気を感じる」

クリリン「!! じゃ…じゃあ俺はこれにて…」

クウラ「付いて来い」


クリリン「なんでぇぇぇぇぇぇ!!!」


クウラの父親のもとへと無理やり連れていかれるクリリン。
果たしてどうなってしまうのであろうか!?

255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:32:46.43 ID:cjpG+v530 [83/85]
宇宙船

コルド「久しぶりだな……クウラ」

クウラ「そうですね。いつ以来でしょう」

コルド「どうでもいいわ……会いたかったぞクウラぁぁぁぁ」

クウラ「ひっ……近づくな!この馬鹿」

コルド「相変わらず冷たいのぅ…貴様ら姉妹はぁ。あーでも安心したぁ」

クリリン(なんなんだ。いきなり姉妹とか言っちゃってるし)

コルド「ところでその地球人は何者だ?」

クリリン「へっ!? あ、、、あのーそのー」

コルド「道端で見つけた。よく分からないが連れてきた」

クリリン(俺は野良猫かよ)

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:40:21.33 ID:cjpG+v530 [84/85]
コルドじゃねぇクウラだ…orz

クウラ「所で父よ。フリーザを見かけなかったか?」

コルド「フリーザか。フリーザなら地球の大学で経営学を学んでおるぞ」

クリリン(何で大学生なんだよ…宇宙に恐怖を齎したあいつが…しかも経営学部)

クウラ「生きていたか…よかった。ところでどこに住んでいる?」

コルド「その大学の近辺のマンションだ。一括で買ったんだ」

クリリン(一括かよ。地味だな…その土地を買収しそうな感じがするのに)

クウラ「金は出してやってるのか?」

コルド「ああ。マスターカードを渡したのだが、あんまり使っていない。どうやら近所のカフェでアルバイトをしているらしい」

クリリン(環境こええええ…環境こええええ。環境って怖いな…)

261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 00:00:54.30 ID:cjpG+v530 [85/85]
クウラ「そうか…一目合ってみたいものだ」

コルド「誠実に育っちゃって…本当にパパは嬉しいぞ」

クリリン「……あの~俺は帰って」

コルド「んん? そういえば貴様男だな…わしのクウラと何の関係だ!!?」

クリリン(そっちで大ピーンチ!!!)

クウラ「父よそやつはただの道端で連れてきたよく分からないハゲ」

クリリン(何つー言い方だ)

コルド「……ふむ。道端の石ころに見えんでもないな」

クリリン「道端の石ころでいいんで……帰っていいっすか?」


コルド「そうだな。石ころ。ちょっと話を聞いてくれ」

クリリン「えっ…」

コルド「ワシのプロデュースしとるアイドルグループのな…

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 00:06:04.67 ID:4Dy0axsl0 [1/90]
数時間後

コルド「ふぅ…久しぶりに話し込んだな」

クリリン「」

クウラ「? 本当に石ころになってる」

コルド「捨てておけ」

クウラ「大丈夫か?」

クリリン「あ…ああ。人間どうでもいいことを話し込まれると……考えるのを辞めたくなるんだぜ」

クウラ「それは勉強になる」

……

クリリン「じゃあ、クウラさん。ここでお別れですね」

クウラ「待って。…人間にしてしまったんだから責任を取れ」

クリリン「え…。やっぱり俺…は」

クウラ「違う。殺したりはしない。ただ、人間としての生き方を教えて欲しい」

クリリン「人間として……?」

クウラ「私は今までは殺戮マシーンの様に生きてきた。だけどそれは人の心ではない」

263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 00:08:51.61 ID:4Dy0axsl0 [2/90]
クウラ「これからは人として生きるため、人として学ぶべきものがある…」

クリリン「お…おれなんかが教えれることは…ないっすよ」

クウラ「無ければ作れ…」

クリリン「えぇっ…」

クウラ「それがお前の責任だ」

クリリン「そんなぁ……」

クウラ「また……」

クリリン「え…あ…はい」


こうしてクリリンはコルドに人間としての生き方を教える講師となったのであった。
生きて帰れるかクリリン!? ベジータの様にゴリ押しは出来ないぞ!?

266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 00:15:54.42 ID:4Dy0axsl0 [3/90]
数日後

クウラ「……ここは?」

クリリン「ここは図書館。俺が教えるよりここの哲学とか心理学の本が一番いいだろうと思って」

クウラ「……おいクリリン。文字が読めない」

クリリン(そこからかよぉぉぉぉ)

クウラ「…ふむようやく簡単な文字は読めるようになったぞ」

クリリン(そういや昔武天老師様にエロ本で文字教えられてたな……)

クウラ「……うぅぅ」

クリリン「なんで泣いてんだよ…簡単な絵本を選んだんだろ?」

クウラ「かわいそうなぞう」

クリリン「それはきついな」

283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 08:51:23.47 ID:4Dy0axsl0 [7/90]
クリリン(とはいうものの、元々はフリーザの兄なんだよな。なんつーか違和感というのかな)

クウラ「……」

クリリン(でも……すんげー可愛いんだよな……サラサラそうだな髪)

クウラ「……死ね」ボシュウウ

クリリン「うわあああああ」ドーン

クウラ「やはりこれは楽しい」

クリリン「操気弾は駄目!! す…すいません! これはトリックでーす」


……

クリリン「危なかった…図書館はおとなしくしてないとダメだよ?」

クウラ「変な目で見てた……」

クリリン「見てた!!(見てない!!)」

クウラ「……」ジトー

クリリン「しまった……逆だ」

286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 09:04:30.26 ID:4Dy0axsl0 [8/90]
クリリン「あーなんつーか。うん。そうだ。まじすんませんっした」

クウラ「謝ってばかり……」

クリリン「なんつーか、俺の場合弱者だから……立場上でも、君は戦闘力が一般人の数百万倍以上ある普通の女の子だからさ」

クウラ「つまり?」

クリリン「謝っちまうんだよな……やっぱり弱いものは勝てない時はプライドなんて捨てちまったほうが楽なのさ」

クウラ「プライド?」

クリリン「そうさ。君も持ってただろ? 絶対に俺が宇宙最強だ!! とかさ」

クウラ「そんなもの、持ってた気がするが、今はもういらん」

クリリン「そ……そっか」

クウラ「……あ、もうすぐ門限だ」

クリリン(宇宙最強の戦闘力を誇るクウラが門限て……)

288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 09:10:56.29 ID:4Dy0axsl0 [9/90]
クウラ「では……」

クリリン「おやすみ~」

クウラ「……」

クリリン「?」

クウラ「ここはどうすればいいんだ?」

クリリン「? 何が?」

クウラ「普通に帰ればいいのか?」

クリリン「普通に帰ればいいと思うよ」

クウラ「難しいな……では」

クリリン「ああ(挙動がたまに全く読めない子だなぁ…可愛いからいいけど)」

289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 09:29:32.91 ID:4Dy0axsl0 [10/90]
カメハウス

クリリン(でもなぁ……なんつーか、元はあの恐怖の存在だからなぁ……うーむ)

亀仙人「クリリンどうしたんじゃ?」

クリリン「あ、武天老師様。あの実は……」

……

亀仙人「つまりあれじゃな。元々恐怖の存在であったクウラとやらを自分好みの美少女にしてしまったのじゃが、ぱふぱふすると殺されそうだから怖いってかのう?」

クリリン「いや、ぱふぱふはいらないです。それにそんなに無いみたいだし」

亀仙人「そうか……残念じゃのう。一度でいいからそやつの娘でぱふぱふしたかったのに」

クリリン「いや、しない方が賢明です。絶対に」

亀仙人「まぁ怖がるぐらいなら初めから何もするなってことだ」

クリリン「え?」

亀仙人「どうせ死ぬのなら的な勢いがあれば、その子もぱふぱふぐらいさせてくれるだろう」

クリリン「だから目標はそれじゃないですから…」

ベジータ「フリーザを俺に対してツンデレの美少女にしやがれぇ」後半
に続きます

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