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律「……のあとが!」唯「本音っ」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:23:16.45 ID:rw9kRyML0 [1/20]
律「10回ゲームしようぜっ」
唯「わたしそれ苦手だよ」
律「いいからいいから」
唯「…1回だけだよ」
律「いやいや10回ゲームだよ」
唯「」
律「10回ゲームしようぜっ」
唯「わたしそれ苦手だよ」
律「いいからいいから」
唯「…1回だけだよ」
律「いやいや10回ゲームだよ」
唯「」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:28:34.54 ID:rw9kRyML0 [3/20]
律「気を取り直してー…10回ゲーム!」
唯「りっちゃんのテンションが上がるほどにわたしのテンションは急降下」
律「早速スタート!」
唯「あれ?スルー?うまいこと言ったと思ったのに」
律「キスって10回言って」
唯「…キスキスキスry」
律「わたしのことは?」
唯「!大好きっ」
律「わ、わたしも!」
澪「」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:30:02.29 ID:rw9kRyML0
律「ってええっ?!み、澪いつからいたんだよ!」
澪「唯が滑ったところあたりから」
唯「す、滑ったわけじゃないよっ!ね、りっちゃん!」
律「……」
唯「」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:31:36.58 ID:rw9kRyML0
澪「というか、律、そろそろ帰るぞ」
律「えーなんでぇーまだ外は明るいぜぇー?」
唯「そうだよ澪ちゃんっ!今日はまだ始まったばっかだよ?!」
澪「…唯、やけに必死だな」
唯「そ、そそそんなことないよぉ!」
澪「…そんなに律と離れたくないのか」
唯「そんなわけないってばぁ!わ、わたし憂と約束してたんだ!じゃぁねりっちゃん!」
澪「…律、帰ろう?」
律「…」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:34:52.85 ID:rw9kRyML0
唯「りっちゃーん…」
「って聞こえるはずないか」
律「呼んだか」
唯「り、りっちゃん!なんで…」
律「お前こそどうしたんだよ」
「憂ちゃんと約束あったんじゃないのか」
唯「…嘘だもん」
律「…なんで嘘ついたんだよ」
唯「……」
律「…今日さ」
唯「…うん」
律「…唯ん家に」
唯「あ、憂っ!」
律「」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:36:32.24 ID:rw9kRyML0
憂「お姉ちゃんに律さんっ!」
律「よ」
唯「うーいー」
憂「わわっ!お姉ちゃん、危ないでしょー」
唯「ごめんごめん」
憂「もうっ」
律「憂ちゃん、持つよ」
唯「りっちゃんイケメーン」
憂「律さんっありがとうございますっ」
律「いいっていいって…ってやけに重いな」
憂「はいっ!今日は焼肉なんで…やっぱり、わたしが持ちますっ」
律「このくらい大丈夫だって」
唯「りっちゃん、手も足も震えてるよ」
律「」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:37:57.80 ID:rw9kRyML0
律「いやー面目ない」
憂「いえっ!お気持ちだけで十分ですよっ」
唯「それにしてもりっちゃんがか弱いなんてー」
律「うるしゃいっ」
憂「お姉ちゃんはあんまり人のこと言えないでしょー?」
唯「うーいー」
憂「ごめんごめん」
律「……」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:40:57.13 ID:rw9kRyML0
律「と、着いたな」
憂「律さん、ありがとうございました」
律「ごめんなー1袋しか持てなくて…」
憂「わたしもさすがに4袋は重かったんで助かりましたっ」
唯「わたしも1袋持ったよー」
憂「お姉ちゃんもありがとね」
唯「どういたしましてっ」
律「それじゃぁわたしは帰るな」
憂「え?どうしてですか?」
律「え?」
唯「今日泊まって行くんでしょ?」
律「え?」
憂「え?」
唯「え?」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:45:39.51 ID:rw9kRyML0
唯憂律「ごちそうさまでしたっ」
律「ふーうまかったー」
唯「もう入らないよぉー」
憂「そんなこと言って、アイスは食べるんでしょ?」
唯「まーねー」
律「別腹っていうもんな」
唯「でもさすがにすぐは無理だよぉー」
憂「じゃぁお風呂先に入ってきたら?」
唯「ほーい」
律「それじゃわたしは憂ちゃんの手伝いでも…」
憂「律さんもお姉ちゃんと一緒に入ってきてください」
律「え?」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:46:11.21 ID:rw9kRyML0
憂「わたしと会った時、なんか話してたじゃないですか」
律「あ、あれは…」
憂「……お姉ちゃんのあんな真剣な顔、久しぶりに見ました」
律「で、でも、いいのかよ」
憂「何がですか?」
律「そ、その…憂ちゃんの大好きな唯と…お風呂、だぞ?」
憂「……律さんなら、2人きりでもいいです」
律「え?」
憂「お姉ちゃんの大好きな人は、わたしの大好きな人ですからっ」
律「…お風呂、行ってきます」
憂「行ってらっしゃいっ」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:48:02.27 ID:rw9kRyML0
唯「ぷりーどんせーゆーあーれーじー」
律「ゆーい」
唯「あ、りっちゃん!」
律「わたしも一緒に入っていーかー?」
唯「いーよー」
律「じゃぁおじゃましまーす」
唯「おじゃまされまぁーす」
律「ふぅ…」
唯「……」
律「……」
唯「……」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:52:15.97 ID:rw9kRyML0
律「…なぁ唯」
唯「んー」
律「なんでわたしが泊まりたいってことわかったんだ?」
唯「…なんとなくだよぉー」
律「そっか…なんとなく、か…」
唯「…ねぇりっちゃん」
律「んー」
唯「なんでわたしのこと追いかけてきたの?」
律「なんとなく、かな」
唯「……澪ちゃん、寂しがってたと思うよ?」
律「なんでそう思うんだよ」
唯「…なんとなくだよ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:52:49.46 ID:rw9kRyML0
律「……わたしは、唯と一緒にいたいって思ったんだ」
唯「え?」
律「今まではさ、澪と一緒にいるのが一番楽しかった」
唯「…うん」
律「でも、今は」
唯「…今は?」
律「…唯と一緒にいるのも楽しいんだ」
唯「……うん」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:55:52.88 ID:rw9kRyML0
律「あ、う、ご、ごめん…重すぎた…よな」
唯「あ、ううんっ!わたしもりっちゃんと一緒にいるの楽しいよっ!」
律「唯…」
唯「でも…」
律「…でも?」
唯「…みんなでいるのも、楽しいよね」
律「…そうだな」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:56:25.20 ID:rw9kRyML0
唯「うーいー」
律「あがったぜー」
憂「湯加減どうでした?」
律「ちょうど良かった!ありがとなー憂ちゃん」
憂「いえいえ」
唯「……」
憂「そうだっ!お姉ちゃん、冷凍庫にアイス入ってるから食べてねっ!律さんもどうぞっ!」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:56:55.84 ID:rw9kRyML0
律「おう!…て、唯?どした?」
唯「へ?あ、うんっ!食べよう食べようっ!」
憂「あっお姉ちゃんっ!髪ちゃんと乾かしてからじゃないとだめだよ?」
唯「わかってるってっ!ってわけでりっちゃん隊員っ!」
律「お、おう!」
唯「ドライヤーお願いしますっ!」
律「わたしがやるのかよ!」
憂「律さん…わたし、お風呂入ってくるんで、お願いしてもいいですか…?」
律「……ま、任せとけ!」
憂「わぁっ!よかったね、お姉ちゃんっ!」
唯「……うん、…よろしくお願いしまぁーっすっ!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:59:32.76 ID:rw9kRyML0
律「よっし!唯、乾いたぞ!」
唯「りっちゃんありがとっ!アイス食べようアイスー」
律「あ、わたしも!」
唯「んーとね、りっちゃんはー…コレっ!」
律「おぉ!ハーゲンダッツ…の、バニラ!」
唯「りっちゃんそれ好きだったよねっ!」
律「覚えててくれたのか!まぁハーゲンダッツだったらなんでも好きだけどなー」
唯「えーそうなのぉー?」
律「だけどバニラは格別だぁ!しんぷるいずべすとって言うし!」
唯「しん…?わ、わたしはー…しぐれいちごっ!」
律「唯は量があったほうが好きだもんな」
唯「よくわかってらっしゃるぅー」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 00:02:50.05 ID:rw9kRyML0
律「んー…でもなぁ…」
唯「ん?何?」
律「やっぱり……憂ちゃんにはかなわねーなー…」
唯「えー?なにがー?」
律「だってほら、憂ちゃんって、唯のことなんでもわかるだろ?」
唯「そう?」
律「そうだよ。いっつも見てるから、わかるよ」
唯「……え、それって」
律「……あ、その」
憂「あの、アイス溶けかかってるよ?お姉ちゃんのも、律さんのも」
唯律「」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 00:05:56.37 ID:rw9kRyML0
憂「それじゃぁわたしはもう寝るね」
唯「えー?早くなーい?」
律「そうだよーもうちょっと話そうぜー?」
憂「明日は梓ちゃんと純ちゃんと、朝一で映画見に行くんですっ」
「だから早寝早起きしないとっ」
唯「そう言えばそうだったね」
律「それなら仕方ないよなー」
憂「ごめんなさい。だから、あとはお二人で夜更かししてくださいっ」
「……積もる話も、あるだろうし」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:09:42.13 ID:LTEMyitZ0
唯「っっ…あ、そ、そうだねーりっちゃんあとは二人でオールしちゃいますかっ」
律「そそそそそうだな唯!今夜は寝かせなーぜ!」
憂「ふふっ。それじゃぁおやすみなさい」
唯「お、おやすみー」
律「おおおおおやすみ!」
唯「…」
律「…」
唯「…」
律「…」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:11:09.73 ID:LTEMyitZ0
唯「あ、あのさ、りっちゃん」
律「なななななんだ唯!」
唯「そ、その…」
律「ん?」
唯「っっ…やっぱなんでもないっ」
律「な、なんじゃそりゃ!」
唯「なんでもないよっ」
律「気になる!言え!」
唯「なんでもないっ!言わないっ」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:11:44.62 ID:LTEMyitZ0
律「ゆーいー」
唯「…」
律「…ぷ、」
唯「…ふふ、」
律「ぷぷ、っあは、あはは!唯、変な顔っ!」
唯「あははっ!りっちゃんこそっ」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:18:54.13 ID:LTEMyitZ0
律「っはー…笑い疲れたー」
唯「ねー…ふふ、」
律「今度はなんだよー」
唯「んー?……楽しいなーって」
律「え?」
唯「やっぱり、りっちゃんと一緒にいると楽しいなーって、改めて思った」
律「…和、とか、憂ちゃんよりも?」
唯「……和ちゃんは、大事な幼馴染」
律「…うん」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:20:12.27 ID:LTEMyitZ0
唯「憂は、大事な妹」
律「…うん」
唯「けいおん部のみんなは、大事な仲間」
律「…うん」
唯「ギー太は、大事な親友」
律「…うん」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:22:16.22 ID:LTEMyitZ0
唯「みんなのことも、りっちゃんのことも、大切だし、大好き」
「……だから、比較なんて出来ないよ」
「りっちゃんも、そうでしょ?」
律「……うん。ごめんな」
唯「いいよ」
律「…」
唯「…」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:26:09.62 ID:LTEMyitZ0
律「…」
唯「…」
律「…なぁ唯、」
唯「…何?」
律「あのさ、」
唯「うん」
ケータイ「ピリリリ」
唯律「」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:30:38.25 ID:LTEMyitZ0
律「…」
唯「…りっちゃん、とらないの?」
律「…とっていいのか?」
唯「澪ちゃんから、だし、いいよ」
律「ん、ごめん」
「…もしもし?」
「…うん、うん…いや、あーうん」
「そ、そんなことないぞ!…うん」
「それはー…ちょっと、あるかな」
「うん、うん…わかってるよ」
「…あぁ、うん」
「…じゃーな、うん、おやすみ」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:37:32.74 ID:LTEMyitZ0
唯「…電話終わった?」
律「うん。ごめんな…」
唯「…なんで嘘ついたの?」
律「…」
唯「今の、澪ちゃんからでしょ?」
「どうして家にいるって言ったの?」
「わたしの家に泊まるの、どうして隠すの?」
律「…ごめん」
唯「…知られちゃ、まずいの?」
律「…ごめん」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:38:40.63 ID:LTEMyitZ0
唯「澪ちゃんがさ、りっちゃんのこと大好きなのはわかるよ」
「今日の帰りだって、絶対怒ってたもん」
「だからってさ…独占、しすぎじゃない?」
「彼女じゃないんだからさ」
律「…ごめん」
唯「……ごめんじゃ、わかんないよ」
律「…」
唯「…」
律「…」
唯「…」
律「……わたし、」
唯「うん」
律「告白されたんだ」
唯「」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:41:59.53 ID:LTEMyitZ0
律「この間、澪に、わたしのこと好きだって言われた。付き合ってくれって」
「でも、澪には悪いけど、…わたしは、澪のこと、友達としか思えないから」
「だから、断ったんだ」
「そしたら、こうやって、今みたいに…その、」
唯「言いたいことはわかるから、大丈夫だよ」
律「…うん」
唯「…じゃぁさ、りっちゃんはさ、」
律「うん」
唯「澪ちゃんと気まずくなっちゃったから、わたしのこと追いかけてきたの?」
律「え?」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:44:34.58 ID:LTEMyitZ0
唯「澪ちゃんに告白されなかったら、今日の帰りも、わたしのこと追いかけないで、澪ちゃんと帰ってた?」
律「…何、言ってんだよ」
唯「わたしと一緒にいて楽しいって思うのも、澪ちゃんとの距離ができたから?」
律「っ、違う!」
唯「わたしは、澪ちゃんの代わり?」
律「唯!」
唯「…ごめん」
律「…いいよ」
唯「…」
律「…」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:47:38.22 ID:LTEMyitZ0
唯「…」
律「…」
唯「…ねぇりっちゃん」
律「…なに」
唯「もしわたしが、りっちゃんに告白しても、澪ちゃんみたいにフッた?」
律「…唯はどうなんだよ」
唯「……わたしは、いいよ」
律「え?」
唯「りっちゃんだったら、付き合うよ」
律「」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:53:01.58 ID:LTEMyitZ0
律「…真面目に答えろよ」
唯「わたしはいつだって真面目だもん」
律「そんなん嘘だろ!」
唯「嘘じゃないよ」
律「だって、澪がそんなにわたしといたいのかって聞いたとき、全力で否定してた!」
唯「……澪ちゃんが、りっちゃんのこと好きなのわかってたから、否定するしかないじゃん」
律「憂ちゃんと約束してるって、嘘ついた!」
唯「あれも澪ちゃんに気遣っただけだよ」
律「じゃぁなんであん時そう言わなかったんだよ!」
唯「そんなこと言ったらりっちゃんにバレちゃうと思ったの」
「告白されたの知らなかったし」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:55:47.56 ID:LTEMyitZ0
律「わたしと一緒にいるのも楽しいけど、みんなと一緒にいるのも楽しいってことは、ただの友達じゃんか」
唯「澪ちゃんと同じくらいって言われて、悔しくてそう言ったの」
「さっきも比較なんか出来ないって言ったけど、みんなに対する大好きと、りっちゃんに対する大好きは意味が違うもん」
律「…どういう意味だよ」
唯「……愛してるってことだよ」
律「」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:58:21.33 ID:LTEMyitZ0
唯「りっちゃんも、さっきの質問答えてよ」
「わたしが告白したら、澪ちゃんみたいにフッた?」
律「……わたしも、唯だったら、付き合う」
唯「…嘘だよ」
律「嘘じゃない!」
「澪と気まずくなったとか、そんなの関係ないよ!」
「唯のこと追いかけたのは、好きだから!まだ離れたくなかったんだ!」
「だから泊まれるってなったとき、すごいうれしかった!」
「風呂場で、澪と一緒にいるときと同じくらい楽しいって言ったけど!」
「唯と一緒にいるときは、楽しいとかじゃなくて、すっごい特別なんだ!」
唯「りっちゃん…」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:59:45.47 ID:LTEMyitZ0
律「だから、嘘じゃないよ。わたしだって唯のこと、愛してる」
「……わたし、憂ちゃんにまで嫉妬しちゃったんだ」
唯「え?」
律「さっきも言ったけど、憂ちゃんは唯のことなんでもわかってる」
「わたしと知り合う前の唯も、全部」
「和だってそうだよ。憂ちゃんと同じくらい同じ時間をすごしてる」
「すっげーうらやましい」
唯「…それは、わたしもだよ」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:03:22.99 ID:LTEMyitZ0
律「え?」
唯「わたしだって、憂に嫉妬しちゃったもんっ」
「憂よりわたしの方が先に知り合ったのに、いつの間にか仲良くなってるしっ」
「憂に対してすっごく優しいしっ」
「憂のことも大好きなのに…大事な妹なのに…嫉妬なんて最低だよ…」
律「唯…」
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:06:43.36 ID:LTEMyitZ0
律「…」
ちゅ
唯「!!」
律「唯、わたしは、こういう意味で好きなんだ」
唯「りっちゃん…」
ちゅ
律「んっ」
唯「わたしも、こういう意味で好きだよ」
律「唯…」
唯「りっちゃん…」
憂「あの、邪魔しちゃうようで悪いんですけど…」
「もうちょっと静かにしてもらえますか?」
「わたしの部屋まで丸聞こえです」
唯律「」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:09:50.00 ID:LTEMyitZ0
律「ゆーい…」
唯「なーに…」
律「…憂ちゃんに怒られちった」
唯「そーだねー」
律「…しかも丸聞こえ」
唯「うんー」
律「ゆーいー」
唯「だーいじょうぶだよっ!ちょっと機嫌悪かっただけだって!」
律「うぅー…」
唯「明日になったら朝ゴハン作って許してくれるよっ!」
律「んー…そっか…そうだよな!唯の妹だもんな!」
唯「まぁ今日からりっちゃんの妹でもあるけどねっ!」
律「……ばーか」
唯「えへへー」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:13:18.55 ID:LTEMyitZ0
唯「あっ!そうだっ」
律「ん、どした?」
唯「りっちゃん、10回ゲームしようっ!」
律「はぁ?唯苦手なんじゃないのか?」
唯「いいからいいから!」
律「んー…まぁいいけど…」
唯「よしっ!りっちゃんっ!キスって10回言ってっ」
律「…キスキスキスry」
唯「わたしのことは?」
律「!大好きっ」
唯「わたしも!」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:24:01.35 ID:LTEMyitZ0
唯「ん、っは、んん」
律「む、んぅ、――――はぁ、」
唯「ふふ、りっちゃん、よだれたれてる」
律「はぁ、うっせ、っゆい、」
唯「なに、りっちゃん」
律「んっ…すき、だいすき」
唯「うん、わたしも」
律「…なんかさ」
唯「んー?」
律「こうやって、その…ちゅーすんのって、その」
唯「…照れる?」
律「…うん」
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:28:51.05 ID:LTEMyitZ0
唯「照れてるりっちゃんもかわいいよぉ」
律「…かわいいって、言うな…」
唯「ごめんごめーん…でも、」
律「ん、ふ、んっ」
唯「はぁ、やっぱり笑ってるりっちゃんがいちばん好きっ」
律「…あは、はははっ」
唯「ふふふっ」
律「なんか、緊張してたのがばかみたいだ」
唯「えっ!りっちゃん緊張してたの?!」
「すっごいエロエロだったのに?!」
律「うっせーし!」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:35:43.68 ID:LTEMyitZ0
律「…つーか、その…」
唯「うん」
律「…パ、パンツ…っ」
唯「あー…濡れちゃった?」
律「…うん」
唯「そっかー」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:40:13.93 ID:LTEMyitZ0
律「ご、ごめんな!これ唯のなのに…」
唯「大丈夫だよっ!気にしないでー」
律「うぅ…」
唯「りっちゃんのえっちなのだったら、大丈夫」
律「ゆいぃ…」
唯「よーしよし…じゃぁとりあえず、」
律「え?」
唯「パンツ、脱ごっか、気持ち悪いでしょっ」
律「」
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:43:07.13 ID:LTEMyitZ0
唯「ん、ちゅ、」
律「っあぁ!は、んんっ」
唯「ちゅぱ、りっちゃんきもひい?」
律「ん、聞く、なぁ!んっ」
唯「えーなんれー?はむっ」
律「あんっ…っっ」
唯「ふふ、あんだってー」
律「っん、るっせ…っ」
唯「りっちゃん…かわいい…れろ」
律「――――あぁっ!」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:47:33.16 ID:LTEMyitZ0
律「――――あぁっ!」
唯「ありゃ?胸だけでイッちゃった?」
律「…は、はぁ、はぁ、だか、ら…うるさいって…っは、」
唯「へー…小さいけどすっごく感度いいんだねー」
律「……っっ」
唯「ほら、見て」
「こっちもちゅーと胸だけでこんなトロトロだよ?」
律「っあ、んぁ、やめっ…!」
唯「もう一気に3本も入ったよ!」
「ねぇね、わかる?」
「指、入ったよ?」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:49:14.80 ID:LTEMyitZ0
律「あっ、あぁ、んんっ」
唯「わーすごいねーいっぱい溢れてくる…」
律「も、唯っ!やめっ」
唯「こっちはどんな味がするんだろうね?」
「ぺろっ」
律「?!」
唯「ん、ん、ぺろぺろ」
「んぁ、りっちゃんの味…」
律「はぁっ!あぁっ、きた、ないからぁ!」
唯「んーん、おいひーよ」
律「あっ!んっ!しゃんべんなぁっ!」
唯「ふふ、ビクビクしてるよ」
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:52:12.62 ID:LTEMyitZ0
律「んんっ!あんっ!あっ―――!」
唯「ん、ふぅ、またイッちゃったのー?」
律「はぁ、はぁ、はぁ、誰の、せーだっ」
唯「えへー、おかげって言って欲しいなー」
律「……は、唯、」
唯「むちゅ、ん、んぅ、はぁ…りっちゃん?」
律「…夢じゃ、ないんだよな」
唯「…うん、夢じゃ、ないよ」
律「…ゆいー、」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:52:51.61 ID:LTEMyitZ0
唯「ちゅ、…りっちゃん、続きは明日、ね?」
律「む…」
唯「憂がまた起きちゃうよ?」
律「うん…」
唯「…りっちゃん、」
律「ちゅ、んぅ、んー、は…」
唯「おやすみっ」
律「…おやすみ、唯」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:53:34.61 ID:LTEMyitZ0
おわり
支援、アドバイスありがと
それじゃおやすみ
律「気を取り直してー…10回ゲーム!」
唯「りっちゃんのテンションが上がるほどにわたしのテンションは急降下」
律「早速スタート!」
唯「あれ?スルー?うまいこと言ったと思ったのに」
律「キスって10回言って」
唯「…キスキスキスry」
律「わたしのことは?」
唯「!大好きっ」
律「わ、わたしも!」
澪「」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:30:02.29 ID:rw9kRyML0
律「ってええっ?!み、澪いつからいたんだよ!」
澪「唯が滑ったところあたりから」
唯「す、滑ったわけじゃないよっ!ね、りっちゃん!」
律「……」
唯「」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:31:36.58 ID:rw9kRyML0
澪「というか、律、そろそろ帰るぞ」
律「えーなんでぇーまだ外は明るいぜぇー?」
唯「そうだよ澪ちゃんっ!今日はまだ始まったばっかだよ?!」
澪「…唯、やけに必死だな」
唯「そ、そそそんなことないよぉ!」
澪「…そんなに律と離れたくないのか」
唯「そんなわけないってばぁ!わ、わたし憂と約束してたんだ!じゃぁねりっちゃん!」
澪「…律、帰ろう?」
律「…」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:34:52.85 ID:rw9kRyML0
唯「りっちゃーん…」
「って聞こえるはずないか」
律「呼んだか」
唯「り、りっちゃん!なんで…」
律「お前こそどうしたんだよ」
「憂ちゃんと約束あったんじゃないのか」
唯「…嘘だもん」
律「…なんで嘘ついたんだよ」
唯「……」
律「…今日さ」
唯「…うん」
律「…唯ん家に」
唯「あ、憂っ!」
律「」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:36:32.24 ID:rw9kRyML0
憂「お姉ちゃんに律さんっ!」
律「よ」
唯「うーいー」
憂「わわっ!お姉ちゃん、危ないでしょー」
唯「ごめんごめん」
憂「もうっ」
律「憂ちゃん、持つよ」
唯「りっちゃんイケメーン」
憂「律さんっありがとうございますっ」
律「いいっていいって…ってやけに重いな」
憂「はいっ!今日は焼肉なんで…やっぱり、わたしが持ちますっ」
律「このくらい大丈夫だって」
唯「りっちゃん、手も足も震えてるよ」
律「」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:37:57.80 ID:rw9kRyML0
律「いやー面目ない」
憂「いえっ!お気持ちだけで十分ですよっ」
唯「それにしてもりっちゃんがか弱いなんてー」
律「うるしゃいっ」
憂「お姉ちゃんはあんまり人のこと言えないでしょー?」
唯「うーいー」
憂「ごめんごめん」
律「……」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:40:57.13 ID:rw9kRyML0
律「と、着いたな」
憂「律さん、ありがとうございました」
律「ごめんなー1袋しか持てなくて…」
憂「わたしもさすがに4袋は重かったんで助かりましたっ」
唯「わたしも1袋持ったよー」
憂「お姉ちゃんもありがとね」
唯「どういたしましてっ」
律「それじゃぁわたしは帰るな」
憂「え?どうしてですか?」
律「え?」
唯「今日泊まって行くんでしょ?」
律「え?」
憂「え?」
唯「え?」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:45:39.51 ID:rw9kRyML0
唯憂律「ごちそうさまでしたっ」
律「ふーうまかったー」
唯「もう入らないよぉー」
憂「そんなこと言って、アイスは食べるんでしょ?」
唯「まーねー」
律「別腹っていうもんな」
唯「でもさすがにすぐは無理だよぉー」
憂「じゃぁお風呂先に入ってきたら?」
唯「ほーい」
律「それじゃわたしは憂ちゃんの手伝いでも…」
憂「律さんもお姉ちゃんと一緒に入ってきてください」
律「え?」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:46:11.21 ID:rw9kRyML0
憂「わたしと会った時、なんか話してたじゃないですか」
律「あ、あれは…」
憂「……お姉ちゃんのあんな真剣な顔、久しぶりに見ました」
律「で、でも、いいのかよ」
憂「何がですか?」
律「そ、その…憂ちゃんの大好きな唯と…お風呂、だぞ?」
憂「……律さんなら、2人きりでもいいです」
律「え?」
憂「お姉ちゃんの大好きな人は、わたしの大好きな人ですからっ」
律「…お風呂、行ってきます」
憂「行ってらっしゃいっ」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:48:02.27 ID:rw9kRyML0
唯「ぷりーどんせーゆーあーれーじー」
律「ゆーい」
唯「あ、りっちゃん!」
律「わたしも一緒に入っていーかー?」
唯「いーよー」
律「じゃぁおじゃましまーす」
唯「おじゃまされまぁーす」
律「ふぅ…」
唯「……」
律「……」
唯「……」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:52:15.97 ID:rw9kRyML0
律「…なぁ唯」
唯「んー」
律「なんでわたしが泊まりたいってことわかったんだ?」
唯「…なんとなくだよぉー」
律「そっか…なんとなく、か…」
唯「…ねぇりっちゃん」
律「んー」
唯「なんでわたしのこと追いかけてきたの?」
律「なんとなく、かな」
唯「……澪ちゃん、寂しがってたと思うよ?」
律「なんでそう思うんだよ」
唯「…なんとなくだよ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:52:49.46 ID:rw9kRyML0
律「……わたしは、唯と一緒にいたいって思ったんだ」
唯「え?」
律「今まではさ、澪と一緒にいるのが一番楽しかった」
唯「…うん」
律「でも、今は」
唯「…今は?」
律「…唯と一緒にいるのも楽しいんだ」
唯「……うん」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:55:52.88 ID:rw9kRyML0
律「あ、う、ご、ごめん…重すぎた…よな」
唯「あ、ううんっ!わたしもりっちゃんと一緒にいるの楽しいよっ!」
律「唯…」
唯「でも…」
律「…でも?」
唯「…みんなでいるのも、楽しいよね」
律「…そうだな」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:56:25.20 ID:rw9kRyML0
唯「うーいー」
律「あがったぜー」
憂「湯加減どうでした?」
律「ちょうど良かった!ありがとなー憂ちゃん」
憂「いえいえ」
唯「……」
憂「そうだっ!お姉ちゃん、冷凍庫にアイス入ってるから食べてねっ!律さんもどうぞっ!」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:56:55.84 ID:rw9kRyML0
律「おう!…て、唯?どした?」
唯「へ?あ、うんっ!食べよう食べようっ!」
憂「あっお姉ちゃんっ!髪ちゃんと乾かしてからじゃないとだめだよ?」
唯「わかってるってっ!ってわけでりっちゃん隊員っ!」
律「お、おう!」
唯「ドライヤーお願いしますっ!」
律「わたしがやるのかよ!」
憂「律さん…わたし、お風呂入ってくるんで、お願いしてもいいですか…?」
律「……ま、任せとけ!」
憂「わぁっ!よかったね、お姉ちゃんっ!」
唯「……うん、…よろしくお願いしまぁーっすっ!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 23:59:32.76 ID:rw9kRyML0
律「よっし!唯、乾いたぞ!」
唯「りっちゃんありがとっ!アイス食べようアイスー」
律「あ、わたしも!」
唯「んーとね、りっちゃんはー…コレっ!」
律「おぉ!ハーゲンダッツ…の、バニラ!」
唯「りっちゃんそれ好きだったよねっ!」
律「覚えててくれたのか!まぁハーゲンダッツだったらなんでも好きだけどなー」
唯「えーそうなのぉー?」
律「だけどバニラは格別だぁ!しんぷるいずべすとって言うし!」
唯「しん…?わ、わたしはー…しぐれいちごっ!」
律「唯は量があったほうが好きだもんな」
唯「よくわかってらっしゃるぅー」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 00:02:50.05 ID:rw9kRyML0
律「んー…でもなぁ…」
唯「ん?何?」
律「やっぱり……憂ちゃんにはかなわねーなー…」
唯「えー?なにがー?」
律「だってほら、憂ちゃんって、唯のことなんでもわかるだろ?」
唯「そう?」
律「そうだよ。いっつも見てるから、わかるよ」
唯「……え、それって」
律「……あ、その」
憂「あの、アイス溶けかかってるよ?お姉ちゃんのも、律さんのも」
唯律「」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 00:05:56.37 ID:rw9kRyML0
憂「それじゃぁわたしはもう寝るね」
唯「えー?早くなーい?」
律「そうだよーもうちょっと話そうぜー?」
憂「明日は梓ちゃんと純ちゃんと、朝一で映画見に行くんですっ」
「だから早寝早起きしないとっ」
唯「そう言えばそうだったね」
律「それなら仕方ないよなー」
憂「ごめんなさい。だから、あとはお二人で夜更かししてくださいっ」
「……積もる話も、あるだろうし」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:09:42.13 ID:LTEMyitZ0
唯「っっ…あ、そ、そうだねーりっちゃんあとは二人でオールしちゃいますかっ」
律「そそそそそうだな唯!今夜は寝かせなーぜ!」
憂「ふふっ。それじゃぁおやすみなさい」
唯「お、おやすみー」
律「おおおおおやすみ!」
唯「…」
律「…」
唯「…」
律「…」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:11:09.73 ID:LTEMyitZ0
唯「あ、あのさ、りっちゃん」
律「なななななんだ唯!」
唯「そ、その…」
律「ん?」
唯「っっ…やっぱなんでもないっ」
律「な、なんじゃそりゃ!」
唯「なんでもないよっ」
律「気になる!言え!」
唯「なんでもないっ!言わないっ」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:11:44.62 ID:LTEMyitZ0
律「ゆーいー」
唯「…」
律「…ぷ、」
唯「…ふふ、」
律「ぷぷ、っあは、あはは!唯、変な顔っ!」
唯「あははっ!りっちゃんこそっ」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:18:54.13 ID:LTEMyitZ0
律「っはー…笑い疲れたー」
唯「ねー…ふふ、」
律「今度はなんだよー」
唯「んー?……楽しいなーって」
律「え?」
唯「やっぱり、りっちゃんと一緒にいると楽しいなーって、改めて思った」
律「…和、とか、憂ちゃんよりも?」
唯「……和ちゃんは、大事な幼馴染」
律「…うん」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:20:12.27 ID:LTEMyitZ0
唯「憂は、大事な妹」
律「…うん」
唯「けいおん部のみんなは、大事な仲間」
律「…うん」
唯「ギー太は、大事な親友」
律「…うん」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:22:16.22 ID:LTEMyitZ0
唯「みんなのことも、りっちゃんのことも、大切だし、大好き」
「……だから、比較なんて出来ないよ」
「りっちゃんも、そうでしょ?」
律「……うん。ごめんな」
唯「いいよ」
律「…」
唯「…」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:26:09.62 ID:LTEMyitZ0
律「…」
唯「…」
律「…なぁ唯、」
唯「…何?」
律「あのさ、」
唯「うん」
ケータイ「ピリリリ」
唯律「」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:30:38.25 ID:LTEMyitZ0
律「…」
唯「…りっちゃん、とらないの?」
律「…とっていいのか?」
唯「澪ちゃんから、だし、いいよ」
律「ん、ごめん」
「…もしもし?」
「…うん、うん…いや、あーうん」
「そ、そんなことないぞ!…うん」
「それはー…ちょっと、あるかな」
「うん、うん…わかってるよ」
「…あぁ、うん」
「…じゃーな、うん、おやすみ」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:37:32.74 ID:LTEMyitZ0
唯「…電話終わった?」
律「うん。ごめんな…」
唯「…なんで嘘ついたの?」
律「…」
唯「今の、澪ちゃんからでしょ?」
「どうして家にいるって言ったの?」
「わたしの家に泊まるの、どうして隠すの?」
律「…ごめん」
唯「…知られちゃ、まずいの?」
律「…ごめん」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:38:40.63 ID:LTEMyitZ0
唯「澪ちゃんがさ、りっちゃんのこと大好きなのはわかるよ」
「今日の帰りだって、絶対怒ってたもん」
「だからってさ…独占、しすぎじゃない?」
「彼女じゃないんだからさ」
律「…ごめん」
唯「……ごめんじゃ、わかんないよ」
律「…」
唯「…」
律「…」
唯「…」
律「……わたし、」
唯「うん」
律「告白されたんだ」
唯「」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:41:59.53 ID:LTEMyitZ0
律「この間、澪に、わたしのこと好きだって言われた。付き合ってくれって」
「でも、澪には悪いけど、…わたしは、澪のこと、友達としか思えないから」
「だから、断ったんだ」
「そしたら、こうやって、今みたいに…その、」
唯「言いたいことはわかるから、大丈夫だよ」
律「…うん」
唯「…じゃぁさ、りっちゃんはさ、」
律「うん」
唯「澪ちゃんと気まずくなっちゃったから、わたしのこと追いかけてきたの?」
律「え?」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:44:34.58 ID:LTEMyitZ0
唯「澪ちゃんに告白されなかったら、今日の帰りも、わたしのこと追いかけないで、澪ちゃんと帰ってた?」
律「…何、言ってんだよ」
唯「わたしと一緒にいて楽しいって思うのも、澪ちゃんとの距離ができたから?」
律「っ、違う!」
唯「わたしは、澪ちゃんの代わり?」
律「唯!」
唯「…ごめん」
律「…いいよ」
唯「…」
律「…」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:47:38.22 ID:LTEMyitZ0
唯「…」
律「…」
唯「…ねぇりっちゃん」
律「…なに」
唯「もしわたしが、りっちゃんに告白しても、澪ちゃんみたいにフッた?」
律「…唯はどうなんだよ」
唯「……わたしは、いいよ」
律「え?」
唯「りっちゃんだったら、付き合うよ」
律「」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:53:01.58 ID:LTEMyitZ0
律「…真面目に答えろよ」
唯「わたしはいつだって真面目だもん」
律「そんなん嘘だろ!」
唯「嘘じゃないよ」
律「だって、澪がそんなにわたしといたいのかって聞いたとき、全力で否定してた!」
唯「……澪ちゃんが、りっちゃんのこと好きなのわかってたから、否定するしかないじゃん」
律「憂ちゃんと約束してるって、嘘ついた!」
唯「あれも澪ちゃんに気遣っただけだよ」
律「じゃぁなんであん時そう言わなかったんだよ!」
唯「そんなこと言ったらりっちゃんにバレちゃうと思ったの」
「告白されたの知らなかったし」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:55:47.56 ID:LTEMyitZ0
律「わたしと一緒にいるのも楽しいけど、みんなと一緒にいるのも楽しいってことは、ただの友達じゃんか」
唯「澪ちゃんと同じくらいって言われて、悔しくてそう言ったの」
「さっきも比較なんか出来ないって言ったけど、みんなに対する大好きと、りっちゃんに対する大好きは意味が違うもん」
律「…どういう意味だよ」
唯「……愛してるってことだよ」
律「」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:58:21.33 ID:LTEMyitZ0
唯「りっちゃんも、さっきの質問答えてよ」
「わたしが告白したら、澪ちゃんみたいにフッた?」
律「……わたしも、唯だったら、付き合う」
唯「…嘘だよ」
律「嘘じゃない!」
「澪と気まずくなったとか、そんなの関係ないよ!」
「唯のこと追いかけたのは、好きだから!まだ離れたくなかったんだ!」
「だから泊まれるってなったとき、すごいうれしかった!」
「風呂場で、澪と一緒にいるときと同じくらい楽しいって言ったけど!」
「唯と一緒にいるときは、楽しいとかじゃなくて、すっごい特別なんだ!」
唯「りっちゃん…」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 00:59:45.47 ID:LTEMyitZ0
律「だから、嘘じゃないよ。わたしだって唯のこと、愛してる」
「……わたし、憂ちゃんにまで嫉妬しちゃったんだ」
唯「え?」
律「さっきも言ったけど、憂ちゃんは唯のことなんでもわかってる」
「わたしと知り合う前の唯も、全部」
「和だってそうだよ。憂ちゃんと同じくらい同じ時間をすごしてる」
「すっげーうらやましい」
唯「…それは、わたしもだよ」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:03:22.99 ID:LTEMyitZ0
律「え?」
唯「わたしだって、憂に嫉妬しちゃったもんっ」
「憂よりわたしの方が先に知り合ったのに、いつの間にか仲良くなってるしっ」
「憂に対してすっごく優しいしっ」
「憂のことも大好きなのに…大事な妹なのに…嫉妬なんて最低だよ…」
律「唯…」
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:06:43.36 ID:LTEMyitZ0
律「…」
ちゅ
唯「!!」
律「唯、わたしは、こういう意味で好きなんだ」
唯「りっちゃん…」
ちゅ
律「んっ」
唯「わたしも、こういう意味で好きだよ」
律「唯…」
唯「りっちゃん…」
憂「あの、邪魔しちゃうようで悪いんですけど…」
「もうちょっと静かにしてもらえますか?」
「わたしの部屋まで丸聞こえです」
唯律「」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:09:50.00 ID:LTEMyitZ0
律「ゆーい…」
唯「なーに…」
律「…憂ちゃんに怒られちった」
唯「そーだねー」
律「…しかも丸聞こえ」
唯「うんー」
律「ゆーいー」
唯「だーいじょうぶだよっ!ちょっと機嫌悪かっただけだって!」
律「うぅー…」
唯「明日になったら朝ゴハン作って許してくれるよっ!」
律「んー…そっか…そうだよな!唯の妹だもんな!」
唯「まぁ今日からりっちゃんの妹でもあるけどねっ!」
律「……ばーか」
唯「えへへー」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:13:18.55 ID:LTEMyitZ0
唯「あっ!そうだっ」
律「ん、どした?」
唯「りっちゃん、10回ゲームしようっ!」
律「はぁ?唯苦手なんじゃないのか?」
唯「いいからいいから!」
律「んー…まぁいいけど…」
唯「よしっ!りっちゃんっ!キスって10回言ってっ」
律「…キスキスキスry」
唯「わたしのことは?」
律「!大好きっ」
唯「わたしも!」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:24:01.35 ID:LTEMyitZ0
唯「ん、っは、んん」
律「む、んぅ、――――はぁ、」
唯「ふふ、りっちゃん、よだれたれてる」
律「はぁ、うっせ、っゆい、」
唯「なに、りっちゃん」
律「んっ…すき、だいすき」
唯「うん、わたしも」
律「…なんかさ」
唯「んー?」
律「こうやって、その…ちゅーすんのって、その」
唯「…照れる?」
律「…うん」
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:28:51.05 ID:LTEMyitZ0
唯「照れてるりっちゃんもかわいいよぉ」
律「…かわいいって、言うな…」
唯「ごめんごめーん…でも、」
律「ん、ふ、んっ」
唯「はぁ、やっぱり笑ってるりっちゃんがいちばん好きっ」
律「…あは、はははっ」
唯「ふふふっ」
律「なんか、緊張してたのがばかみたいだ」
唯「えっ!りっちゃん緊張してたの?!」
「すっごいエロエロだったのに?!」
律「うっせーし!」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:35:43.68 ID:LTEMyitZ0
律「…つーか、その…」
唯「うん」
律「…パ、パンツ…っ」
唯「あー…濡れちゃった?」
律「…うん」
唯「そっかー」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:40:13.93 ID:LTEMyitZ0
律「ご、ごめんな!これ唯のなのに…」
唯「大丈夫だよっ!気にしないでー」
律「うぅ…」
唯「りっちゃんのえっちなのだったら、大丈夫」
律「ゆいぃ…」
唯「よーしよし…じゃぁとりあえず、」
律「え?」
唯「パンツ、脱ごっか、気持ち悪いでしょっ」
律「」
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:43:07.13 ID:LTEMyitZ0
唯「ん、ちゅ、」
律「っあぁ!は、んんっ」
唯「ちゅぱ、りっちゃんきもひい?」
律「ん、聞く、なぁ!んっ」
唯「えーなんれー?はむっ」
律「あんっ…っっ」
唯「ふふ、あんだってー」
律「っん、るっせ…っ」
唯「りっちゃん…かわいい…れろ」
律「――――あぁっ!」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:47:33.16 ID:LTEMyitZ0
律「――――あぁっ!」
唯「ありゃ?胸だけでイッちゃった?」
律「…は、はぁ、はぁ、だか、ら…うるさいって…っは、」
唯「へー…小さいけどすっごく感度いいんだねー」
律「……っっ」
唯「ほら、見て」
「こっちもちゅーと胸だけでこんなトロトロだよ?」
律「っあ、んぁ、やめっ…!」
唯「もう一気に3本も入ったよ!」
「ねぇね、わかる?」
「指、入ったよ?」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:49:14.80 ID:LTEMyitZ0
律「あっ、あぁ、んんっ」
唯「わーすごいねーいっぱい溢れてくる…」
律「も、唯っ!やめっ」
唯「こっちはどんな味がするんだろうね?」
「ぺろっ」
律「?!」
唯「ん、ん、ぺろぺろ」
「んぁ、りっちゃんの味…」
律「はぁっ!あぁっ、きた、ないからぁ!」
唯「んーん、おいひーよ」
律「あっ!んっ!しゃんべんなぁっ!」
唯「ふふ、ビクビクしてるよ」
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:52:12.62 ID:LTEMyitZ0
律「んんっ!あんっ!あっ―――!」
唯「ん、ふぅ、またイッちゃったのー?」
律「はぁ、はぁ、はぁ、誰の、せーだっ」
唯「えへー、おかげって言って欲しいなー」
律「……は、唯、」
唯「むちゅ、ん、んぅ、はぁ…りっちゃん?」
律「…夢じゃ、ないんだよな」
唯「…うん、夢じゃ、ないよ」
律「…ゆいー、」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:52:51.61 ID:LTEMyitZ0
唯「ちゅ、…りっちゃん、続きは明日、ね?」
律「む…」
唯「憂がまた起きちゃうよ?」
律「うん…」
唯「…りっちゃん、」
律「ちゅ、んぅ、んー、は…」
唯「おやすみっ」
律「…おやすみ、唯」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/17(金) 01:53:34.61 ID:LTEMyitZ0
おわり
支援、アドバイスありがと
それじゃおやすみ
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