2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

澪「私だけ不合格…」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:17:26.57 ID:pJptW34u0 [1/16]
澪「ううぅ…」

澪「なんで私だけ…」

澪「律や唯ですら受かったのになんで…」

澪「…」

澪「そうだ…なんで私がこんな目にあわなきゃなんないんだよ!」

澪「律だ!あいつのせいだ!!」

澪「あいつの勉強に付き合ったせいで私は自分の勉強ができなかったんだ!」

澪「全部あいつのせいだ!」

澪「くそっ、律のやつ…許さない!絶対に許さない…!!」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:18:26.10 ID:pJptW34u0
澪「いや待てよ」

澪「いくら律のせいで時間を取られたとはいえこの私が落ちて唯が受かったのはおかしくないか?」

澪「はっきり言って障害者レベルの頭の悪さだぞ…おかしいだろ!」

澪「…」

澪「…はっ!そ、そうか!!」

澪「ムギの仕業だな!」

澪「あいつがきっと金の力で汚いことしたんだ、そうに違いない!」

澪「そういえばムギのやつ普段から私に対してだけはちょっとぎこちない態度だったよな」

澪「3人ともきっと私に嫉妬してたんだ!」

澪「それで私のことはめようとしてたんだな!」

澪「くっそお…あいつら許せない!」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:20:05.35 ID:pJptW34u0
澪「…」

澪「まあよく考えたらこれはいい機会かもな」

澪「もともとあんな低レベルな奴らとつるんでたのが間違いなんだ」

澪「ここであいつらとは縁を切って大学ではもっとレベルの高い友達を作ろう!」

澪「私はあいつらとは違うからな」

澪「律なんかいままで私のおかげでやってこれたようなもんだしな」

澪「1カ月もすればきっと泣きついてくるに違いない」

澪「まあ土下座して謝るなら許してやってもいいかな」

澪「ふふふ」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:20:59.08 ID:pJptW34u0
こうして秋山澪の大学生活が始まった


澪「よーし、ここから私のレジェンドが始まるんだな!」

澪「あいつら今頃後悔してるだろうな」

澪「私がいたからまとまってたってことを存分に思い知るんだな」

澪「さてと、まずはサークル探しだ」

澪「おっ!軽音サークルあったぞ」

澪「…」

澪「なんだあのチャラチャラしたやつらは…見るからに遊んでそうだな」

澪「こんなお遊びバンドなんてこっちから願い下げだ!」

澪「…まあ無理してサークルなんて入らなくてもいいか」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:21:48.02 ID:pJptW34u0
澪「さて初講義だ」

澪「ん?なんか初日から結構仲良しグループ出来上がってるんだな」

澪(…声かけずらいな)

澪(…ま、まあ初日だし焦る必要はないか)

澪「…」


~そうこうしているうちに一週間が過ぎました~


ワイワイガヤガヤ

澪「…」

澪(もうどの講義かなりグループができあがってるな)

澪(ま、まあまだ一週間だし)

澪(大学での友好関係は一生の付き合いになるかもしれないしな!慎重にいこう)


~そうこうしているうちに1カ月が過ぎました~

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:22:44.34 ID:pJptW34u0
ワイワイガヤガヤ

澪「…」

澪(どうしよう…完全にタイミング外した)

澪(もう親以外とは随分まともしゃべってないな…)

澪(はっ!まさかこれって…ぼ、ぼっちってやつじゃ…)

澪(いやいや、私に限ってそんなことあるはず…!)

学生「あのー」

澪「…!!」

澪(は、話しかけられた!!どうしよう!!!)

澪(お、落ち付け私!これはチャンスだ!)

澪「あ、な、なに…をうぅ…」

澪(あ、あれ?うまく言葉が出ない…)

学生「悪いけどその席どいてくれないかしら?連れがくるんで」

澪「あ…は、はうぃ…」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:23:35.15 ID:pJptW34u0

澪「…はあ」

澪「完全にぼっちになってしまった…」

澪「…」

澪「律たちはどうしてるだろうか?」

澪「電話してみようかな…」

澪「いや!待て待て!なんで私があいつらに電話しなきゃならないんだよ!」

澪「それに私から電話掛けたらまるで私がさびしがってるみたいじゃないか!」

澪「くっそお…」

澪「律唯紬、誰でもいいからかけてこいよ…」

澪「…」

澪「なんで誰も電話してこないんだよ!」

澪「くっそがあ…」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:24:34.30 ID:pJptW34u0
学生A「何あの人、一人でぶつぶつ言って気持ち悪い…」ヒソヒソ

学生B「かかわらないほうがいいよ」ヒソヒソ


澪「…そうだ!」

プルル ブチ

律「なんだ?ワンギリか…ってこれ」

唯「どうしたのりっちゃん?」

律「ん?いや澪から電話があってさ」

紬「あら、澪ちゃんから?」

唯「久しぶりだねー!それでなんて?」

律「いや、ワンコール鳴らして切りやがってよ…何の用だ?」

律「かけなおしてみるか」

プルルルル

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:25:04.66 ID:pJptW34u0
澪「もしもし!」

律「よう澪久しぶりだな!」

澪「何だ律!いきなり電話なんかしてきて!」

律「え?いやお前かr」

澪「さては私がいなくてさびしかったんだろ!」

律「いやだかr」

澪「まったく律はいつまでたっても私離れできないんだな」

律「おいちょっt」

澪「しょうがないな律は…仕方ないからさびしくなったらいつでも電話してきていいぞ!」

澪「過去のことは全部水に流してやる」

律「はあ?なに言ってんだ澪?」

澪「じゃあな律!」

ブチ

律「…何だったんだ一体?」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:25:51.24 ID:pJptW34u0
澪「ふふふ、律のやつやっぱりさびしかったんだな」

澪「たぶん唯とムギも反省してるだろう」

澪「まあ仕方ないから3人とも許してやるか」

澪「…なんだ!やっぱり私はぼっちなんかじゃないじゃないか!」

澪「~♪」


学生A「今度はいきなりニヤニヤしだしたよ…きもーい」ヒソヒソ

学生B「絶対あぶないやつだって…」ヒソヒソ

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:29:20.02 ID:pJptW34u0
律「最近澪から頻繁に電話掛かってくるんだけどさ」

律「一方的に意味分からんこと話して切りやがるんだ」

唯「私もだよ~、昨日なんて夜中の2時にかかってきて寝不足だよ…」

紬「私もなのよ…澪ちゃんから電話がくるのはうれしいけどさすがに…ね」

律「もしかして澪のやつ大学で友達できてないんじゃ…」

唯「え~そんなことないよ!だって澪ちゃんは人気者だもん」

紬「そうね、澪ちゃんならきっとどこでだって大丈夫よ」

律「そうだよな!澪は昔からしっかりしてるから私が余計な心配する必要もないか」

唯「そうだよ、きっと電話だって私たちの心配して掛けてきてくれてるだけだよ」

律「ん~だとしたらこれ以上澪には迷惑かけたくないな…よし!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:30:03.37 ID:pJptW34u0
プルルルル

澪「もしもし律か!」

律「おう」

澪「なんだまた構ってほしくなったのか!まったくしょうがないやつだな!」

律「…いままで迷惑かけてごめんな」

澪「ん?どうした?」

律「でも心配しなくても私たちは私たちで楽しくやってるからさ」

澪「え?ええ?」

律「澪も忙しいだろうにわざわざ私たちに電話くれたんだろ」

澪「え?あ、ああそうだぞ!感謝しろよ!」

律「私たちは大丈夫だからさー澪は心配しなくてもいいぞ」

律「じゃあなー」

澪「あ!お、おい!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:30:52.93 ID:pJptW34u0
澪「なんだよ…まるでもう電話するなって言ってるみたいじゃないか!」

澪「…」

澪「ふん!ならもう律には電話してやらないぞ!」

澪「…」

澪「唯に電話掛けてみるか」


………
……



澪「くそ!唯もムギも同じようなこと言いやがって!」

澪「やっぱりあいつら私をはめようとしてるんだな!」

澪「せっかく私は許してやったのに…!」

澪「くっそがぁ…」

澪「…もういい!あいつらとは完全に縁を切ってやる!!」

澪「わざわざあいつらに構ってやらなくても私には他にいっぱい友達だっているんだ」カタカタ

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:32:01.28 ID:pJptW34u0
澪母「澪ちゃん今日も大学行かないの?」

澪「…」カタカタ

澪母「ねえ、ママとお話しましょ?」

澪「…」カタカタ

澪母「せめて部屋からでましょ?ね、澪ちゃん?」

澪「…」カタカタ

澪母「澪ちゃん…」

澪「…」カタカタ

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:32:37.89 ID:pJptW34u0
澪「2ちゃんねるはおもしろいなー」

澪「ん?なんかおもしろそうなスレが立ってるな…大学ぼっちで行きたくないだって」

澪「よーし、ちょっと煽ってやるか」

澪「大学でぼっちになるようなコミュ障はどうせ就職先もないからさっさとしんだほうがいいぞっと」カタカタ

澪「あー、2ちゃんのクズ共を煽るのは楽しいなー」



終わり

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 22:37:27.41 ID:pJptW34u0 [16/16]
いやこれ俺の実体験ほぼまんまだから続きとか現在進行中だから
お前らも澪を脳内で自分に変換して勝手に続き楽しめやクズ共

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)