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上嬢とうこ物語、第1話
25 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/06(月) 21:53:16.70 ID:XFSv01co [2/9]
※注意書き※
おかしな電波をキャッチしてしまいました
もしも上条さんが女の子だったらというSSです
オカマじゃありませんよ
外見は黒髪ロング(切るの面倒で伸ばしてた感じ)のちょっとボサっとした髪型で想像してください。
もちろん美人設定です(笑)
※注意書き※
おかしな電波をキャッチしてしまいました
もしも上条さんが女の子だったらというSSです
オカマじゃありませんよ
外見は黒髪ロング(切るの面倒で伸ばしてた感じ)のちょっとボサっとした髪型で想像してください。
もちろん美人設定です(笑)
26 名前:上嬢とうこ物語、第1話 ◆QXQDE8vvhs[saga] 投稿日:2010/09/06(月) 21:55:19.90 ID:XFSv01co [3/9]
上嬢「ふーんふーん、っと。さーて1学期も今日で終わりだし、パーッと何か食べますかぁ」
結構な美人だけどどこか不幸っぽい印象を受ける少女、上嬢とうこはファミレスで活き込んでいた。
メニューを真剣に凝視し、むむむっ、と眉を寄せて悩む。
上嬢「ダイナマイトジャンボパフェ!これで行くわよ!さーぁどんと来い!」
ベルを鳴らして注文する。
ニーソに包まれた細くて綺麗な足をぶらつかせ、パフェが来るのを待つ。
店員「すみません、お冷になりま…っきゃ!」
上嬢のところに水を持ってきた店員が、その場で躓いて水を零した。
不幸な星の元に生まれた少女、上嬢とうこは見た。
自分の頭上に、降って来るグラスを。
これでも上嬢は平均的な女子の体型なのだ。
上嬢より大人である店員の手の位置が、上にあったのだろう。
ビシャッ
上嬢「……あー不幸だ」
あははー、と乾いた笑みを浮かべる。
もちろん服は乾いていない。
夏服ということで、上はシャツにリボンだったのだが、びしょぬれだ。
おかげで下着まで見えて、貧相な胸が……。
上嬢「う、わぁぁっ!ち、違うぞ!?あたしはまだまだ成長期なんだからな!?」
誰に対して言っているのかわからない。
とそこでハッとして。
上嬢「大丈夫ですか?店員さん。これ、あたしのタオルですけど」
同じく濡れてしまった女性店員の髪を拭いてあげる。
店員「あっ、す、すみませんお客様!」
上嬢「おぉっと。あんま動かないでよねー、髪がまだ拭けてないんだから」
店員「い、いえそのっ」
顔を赤くする店員。
上嬢は気にしない。
上嬢「よっと。はい、終ー了。災難だったわね、立てる?」
店員「あっ……は、はい」
27 名前:上嬢とうこ物語、第1話 ◆QXQDE8vvhs[saga] 投稿日:2010/09/06(月) 21:57:29.60 ID:XFSv01co [4/9]
顔を赤くして縮こまる店員。
旗立ての瞬間である。
何を隠そうこの少女、とにかく同性にフラグを立てやすいのだ。
そこら辺の男の子よりも強く、かっこよく、そして綺麗。
そして優しくて、王子様のようにピンチに駆け付けてくれる。
そんな女子なのである。
友人の金髪少女からは、「う、羨ましいにゃっ。私ももっと妹に好かれたいのにー」とよく嫉妬されているほどだ。
上嬢「さて、パフェはまだかなっと」
店員も行ってしまい、上嬢は座って待つことに。
とそこで騒がしい声を聞いた。
上嬢「ん?――――あいつら…!」
不良に絡まれてる女の子を発見し、上嬢は立ち上がった。
上嬢(仕方ない。助けてあげるかなー)
スタスタと、近付いて行く。
不良1「あん?なんだテメェ」
上嬢「コホン。え、えぇーと。やめなさいよ、アンタたち。中学生相手にナンパなんて」
不良2「あぁ?女は引っ込んでろや!」
不良3「よく見るとお前もかなり可愛いなぁオイ」
不良4「悪ぃ、俺こっちのが好みだわ。お前らと違ってロリコンじゃねーし」
不良1「だ、誰がロロロリコンだコラァ!お、俺だってこの黒髪女にときめいたよコンチクショウ!」
上嬢「あ、アレ?」
美琴「……」
上嬢(なんだかおかしな方向に…?)
上嬢「と、突然の告白は嬉しいんだけどぉ…急用を思い出しました!ロリコンのお兄さんたちじゃぁね!」
と、不良たちを挑発し、上嬢はファミレスを跳び出した。
不良ズ「…………」
美琴「……」
不良「……って待てやコラァァ!!」
上嬢の狙い通り、不良たち全員が、上嬢を追いかけてファミレスを飛び出した。
28 名前:上嬢とうこ物語、第1話 ◆QXQDE8vvhs[saga] 投稿日:2010/09/06(月) 21:58:49.15 ID:XFSv01co [5/9]
~~~~~
上嬢「はぁ……はぁ……」
上嬢「これだけ走れば……巻いたかしら?」
橋の上で立ち止まる上嬢。
そこに、足音が響いた。
美琴「何やってんのよアンタ」
上嬢「げっ……」
美琴「不良を守って善人気取り。熱血教師ですか?」
上嬢「あいつらが追いかけて来なくなったのって……」
美琴「うん。面倒だから私がやっといた」
上嬢「……」
上嬢「なんて言うか……不幸だなぁ」
美琴「ねぇアンタ、レールガンって知ってる?」
上嬢「は?」
美琴が、コインを弾いた。
美琴「フレミングの法則を使ってやるんだけど。こういうのを言うらしいのよねっ!」
直後。
上嬢の真横を、音速の三倍で飛び出した超電磁砲が空気を裂いて地面を削った。
思わず頬に嫌な汗を浮かべる上嬢。
上嬢「……まさか、連中を追い払うのそれを?」
美琴「バカにしないで。無能力者の撃退法くらい、心得ているわよ」
そう。
上嬢(あたしが助けようとしたのは絡まれてたコイツじゃない。あいつらのほうだ)
29 名前:上嬢とうこ物語、第1話 ◆trP4Cm8WhE[saga] 投稿日:2010/09/06(月) 22:00:46.70 ID:XFSv01co [6/9]
上嬢「はぁ……君が七人しかいないレベル5の一人だってのは知っているけどさ、あんまり人を見下すような発言、しない方がいいわよ?」
美琴「……」
美琴「……強者のセリフよね」
バチンバチン、と美琴の額から紫電が飛び散る。
上嬢「ちょ、ちょっと!あたしだってレベル0だぞ!?」
慌てる上嬢に構わず、美琴はバカみたいに巨大な電撃を上嬢に放った。
上嬢は即座に右手を構える。
しばらく、橋の上で電流が飛び散った。
煙が立ち込める中、
美琴「で?レベル0のアンタが何で、傷一つないのかしら?」
上嬢とうこは無傷のまま、立っていた。
そして、ふっと笑う。
上嬢「何て言うか、不幸っていうか……」
不敵なその様子に、美琴は思わず後ずさる。
上嬢「ホントについてないわよ、君」
その日、巨大な雷が落下し――上嬢の部屋のブレーカーが落ちた。
30 名前:上嬢とうこ物語、第1話 ◆QXQDE8vvhs[saga] 投稿日:2010/09/06(月) 22:02:12.64 ID:XFSv01co [7/9]
以上です。
とっても短かったですねwwしかも3レスで収まってないwww
失礼しましたっ
上嬢「ふーんふーん、っと。さーて1学期も今日で終わりだし、パーッと何か食べますかぁ」
結構な美人だけどどこか不幸っぽい印象を受ける少女、上嬢とうこはファミレスで活き込んでいた。
メニューを真剣に凝視し、むむむっ、と眉を寄せて悩む。
上嬢「ダイナマイトジャンボパフェ!これで行くわよ!さーぁどんと来い!」
ベルを鳴らして注文する。
ニーソに包まれた細くて綺麗な足をぶらつかせ、パフェが来るのを待つ。
店員「すみません、お冷になりま…っきゃ!」
上嬢のところに水を持ってきた店員が、その場で躓いて水を零した。
不幸な星の元に生まれた少女、上嬢とうこは見た。
自分の頭上に、降って来るグラスを。
これでも上嬢は平均的な女子の体型なのだ。
上嬢より大人である店員の手の位置が、上にあったのだろう。
ビシャッ
上嬢「……あー不幸だ」
あははー、と乾いた笑みを浮かべる。
もちろん服は乾いていない。
夏服ということで、上はシャツにリボンだったのだが、びしょぬれだ。
おかげで下着まで見えて、貧相な胸が……。
上嬢「う、わぁぁっ!ち、違うぞ!?あたしはまだまだ成長期なんだからな!?」
誰に対して言っているのかわからない。
とそこでハッとして。
上嬢「大丈夫ですか?店員さん。これ、あたしのタオルですけど」
同じく濡れてしまった女性店員の髪を拭いてあげる。
店員「あっ、す、すみませんお客様!」
上嬢「おぉっと。あんま動かないでよねー、髪がまだ拭けてないんだから」
店員「い、いえそのっ」
顔を赤くする店員。
上嬢は気にしない。
上嬢「よっと。はい、終ー了。災難だったわね、立てる?」
店員「あっ……は、はい」
27 名前:上嬢とうこ物語、第1話 ◆QXQDE8vvhs[saga] 投稿日:2010/09/06(月) 21:57:29.60 ID:XFSv01co [4/9]
顔を赤くして縮こまる店員。
旗立ての瞬間である。
何を隠そうこの少女、とにかく同性にフラグを立てやすいのだ。
そこら辺の男の子よりも強く、かっこよく、そして綺麗。
そして優しくて、王子様のようにピンチに駆け付けてくれる。
そんな女子なのである。
友人の金髪少女からは、「う、羨ましいにゃっ。私ももっと妹に好かれたいのにー」とよく嫉妬されているほどだ。
上嬢「さて、パフェはまだかなっと」
店員も行ってしまい、上嬢は座って待つことに。
とそこで騒がしい声を聞いた。
上嬢「ん?――――あいつら…!」
不良に絡まれてる女の子を発見し、上嬢は立ち上がった。
上嬢(仕方ない。助けてあげるかなー)
スタスタと、近付いて行く。
不良1「あん?なんだテメェ」
上嬢「コホン。え、えぇーと。やめなさいよ、アンタたち。中学生相手にナンパなんて」
不良2「あぁ?女は引っ込んでろや!」
不良3「よく見るとお前もかなり可愛いなぁオイ」
不良4「悪ぃ、俺こっちのが好みだわ。お前らと違ってロリコンじゃねーし」
不良1「だ、誰がロロロリコンだコラァ!お、俺だってこの黒髪女にときめいたよコンチクショウ!」
上嬢「あ、アレ?」
美琴「……」
上嬢(なんだかおかしな方向に…?)
上嬢「と、突然の告白は嬉しいんだけどぉ…急用を思い出しました!ロリコンのお兄さんたちじゃぁね!」
と、不良たちを挑発し、上嬢はファミレスを跳び出した。
不良ズ「…………」
美琴「……」
不良「……って待てやコラァァ!!」
上嬢の狙い通り、不良たち全員が、上嬢を追いかけてファミレスを飛び出した。
28 名前:上嬢とうこ物語、第1話 ◆QXQDE8vvhs[saga] 投稿日:2010/09/06(月) 21:58:49.15 ID:XFSv01co [5/9]
~~~~~
上嬢「はぁ……はぁ……」
上嬢「これだけ走れば……巻いたかしら?」
橋の上で立ち止まる上嬢。
そこに、足音が響いた。
美琴「何やってんのよアンタ」
上嬢「げっ……」
美琴「不良を守って善人気取り。熱血教師ですか?」
上嬢「あいつらが追いかけて来なくなったのって……」
美琴「うん。面倒だから私がやっといた」
上嬢「……」
上嬢「なんて言うか……不幸だなぁ」
美琴「ねぇアンタ、レールガンって知ってる?」
上嬢「は?」
美琴が、コインを弾いた。
美琴「フレミングの法則を使ってやるんだけど。こういうのを言うらしいのよねっ!」
直後。
上嬢の真横を、音速の三倍で飛び出した超電磁砲が空気を裂いて地面を削った。
思わず頬に嫌な汗を浮かべる上嬢。
上嬢「……まさか、連中を追い払うのそれを?」
美琴「バカにしないで。無能力者の撃退法くらい、心得ているわよ」
そう。
上嬢(あたしが助けようとしたのは絡まれてたコイツじゃない。あいつらのほうだ)
29 名前:上嬢とうこ物語、第1話 ◆trP4Cm8WhE[saga] 投稿日:2010/09/06(月) 22:00:46.70 ID:XFSv01co [6/9]
上嬢「はぁ……君が七人しかいないレベル5の一人だってのは知っているけどさ、あんまり人を見下すような発言、しない方がいいわよ?」
美琴「……」
美琴「……強者のセリフよね」
バチンバチン、と美琴の額から紫電が飛び散る。
上嬢「ちょ、ちょっと!あたしだってレベル0だぞ!?」
慌てる上嬢に構わず、美琴はバカみたいに巨大な電撃を上嬢に放った。
上嬢は即座に右手を構える。
しばらく、橋の上で電流が飛び散った。
煙が立ち込める中、
美琴「で?レベル0のアンタが何で、傷一つないのかしら?」
上嬢とうこは無傷のまま、立っていた。
そして、ふっと笑う。
上嬢「何て言うか、不幸っていうか……」
不敵なその様子に、美琴は思わず後ずさる。
上嬢「ホントについてないわよ、君」
その日、巨大な雷が落下し――上嬢の部屋のブレーカーが落ちた。
30 名前:上嬢とうこ物語、第1話 ◆QXQDE8vvhs[saga] 投稿日:2010/09/06(月) 22:02:12.64 ID:XFSv01co [7/9]
以上です。
とっても短かったですねwwしかも3レスで収まってないwww
失礼しましたっ
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