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紬「唯ちゃんは私だけのものだから」 別ルート

紬「唯ちゃんは私だけのものだから」からの派生です

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 14:28:16.14 ID:46gDl6aiO
そして>>6、積極的なムギの場合…

紬「ま…待って!」ギュッ

私は唯ちゃんの腕に自分の腕を絡めた。できるだけ胸が当たるように密着させて。

唯「ふわ…ム、ムギちゃん…?」

紬「私も…私も一緒に行く!」

律「な…お、お前金ないって…」

紬「お金がなくても遊べるじゃない!ねぇ唯ちゃん?」

唯「う…うん…あ、あのムギちゃん、む、胸が…」

紬「え?なあに?」

唯「うぅ…////」

律「こ…こんにゃろー!」ギュッ

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 14:36:58.23 ID:46gDl6aiO
りっちゃんも負けじと唯ちゃんに抱きついた。
…が、唯ちゃんは私の胸の感触に夢中のようで、まったく気にする様子はない。

律「お、おい!唯!?」

唯「ムギちゃんって…意外に胸おっきいんだね…」

紬「そ、そうかしら…も…もし唯ちゃんが触りたかったら、触ってもいいのよ?」

唯「うぇっ!?な、なに言ってんのもう!ムギちゃんたら!」

律「わ…私もおもいっきり当ててんだけど…」

唯「んむぅ、りっちゃんのはゴツゴツしてて痛いよ!」

律「ゴツッ…」

そして私たちは部室を後にした。
この時、りっちゃんに対する嫉妬はなかったわけじゃない。

でもりっちゃんに負の感情をぶつけてしまうよりは、自分に正直に、まっすぐに唯ちゃんにアタックするべき…そう、思ったんだ。

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 14:43:47.02 ID:46gDl6aiO
唯「あ…あのぅ、二人ともそんなにくっついたら歩きにくいよ…」

私たちは3人でくっついて歩いていた。
両サイドから腕を抱かれて、まるで唯ちゃんは捕獲された宇宙人状態。

紬「りっちゃん、唯ちゃんがそう言ってることだし離してあげたら?」

律「ムギが離したらどうなんだ?お前の足が太いからぶつかって歩きにくいんだろ?ぷっ!」

紬「り…りっちゃんはあまりに胸が小さいから唯ちゃんが痛がってるわよ?ゴツゴツするのよ、ゴツゴツ!」

紬律「……」

唯「い、板挟み…」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 14:51:59.69 ID:46gDl6aiO
そのまま街を闊歩していても仕方ないので、いつも寄るケーキ屋さんに入った。
席についても、3人ぴったりくっついてぎゅうぎゅう詰め。
少し苦しいけど…りっちゃんに負けるわけにはいかないわ!

律「唯、何か食べたいものないか?おごってやるよ」

唯「ホントにいいの!?ありがと、りっちゃん大好き!」

律「へへ…そ、そうか?」

あぁ…唯ちゃんが極上の笑顔をりっちゃんに…うぅ、私もお金さえあれば…はっ!!

私もしかして…唯ちゃんへの愛をお金で量ろうとしてた…?あぁもうバカ、私ったら最低!
お金がなくたって、できることはたくさんあるはず!

店員「ご注文お決まりでしょうか?」

律「えっと、チョコレートケーキ2つにミルクティー2つ!あとこちらの子にお冷や追加で!キンッキンに冷えたやつね!」

紬「……クス」

律「!?」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 15:03:28.07 ID:46gDl6aiO
私の余裕たっぷりの微笑みに恐れおののくりっちゃん…せいぜい見てて、私の秘策を!

唯「それじゃいただきま…」

紬「待って唯ちゃん、フォーク貸して?」

唯「え?なんで…?」

紬「いいからいいから…うふふ♪」

私は唯ちゃんからフォークを受けとると、ケーキを一口取った。そしてそれを…

紬「もぐもぐ…」

律「お前が食うんかい!」

唯「うー…ムギちゃん?」

紬「あら、私ったらつい癖で…ごめんなさいね?お礼に…はい、全部食べさせてあげる」

律「なっ…?」

…そう、これぞ名付けて『恋の故意死球(ビーンボール)作戦』!

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 15:05:42.56 ID:46gDl6aiO
唯「い、いいよそんな!一口くらい別に…」

紬「いいから…はい、あーんして?」

律「あぁ、ちょっ…!」

唯「あーん…もぐもぐ…」

紬「うふふ…♪美味しい?」

唯「…うん、おいち……」

紬「まぁ、おいちいんだ♪」

舌足らずのかわいい唯ちゃん。すかさずその頭を撫でると…その顔は真っ赤に染まるのだった。

唯「……/////」

紬「うふふ…♪」

律「くっ…うぬぬ……」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 15:14:50.91 ID:46gDl6aiO
律「ほ、ほれ唯!ミルクティー飲め!うまいぞ!」

唯「い、いやいいよそんな…んごご…ぶぁちっ!!」

律「あぁっ!唯ー!」

全てにおいて二番煎じのりっちゃん…うふふ、絶対に唯ちゃんは渡さないんだから…

唯「ごちそうさま…ふぅ」

紬「お腹、いっぱいになった?」

唯「うん、いっぱいだよー♪」

律「よし、それじゃ…」スッ

唯「…ムギちゃん」ギュッ

律「あう…」

りっちゃんを身をよじるようにして避けて、唯ちゃんは私に抱きついた。
何かを求めるような眼差しに、私は思わずドキッとしてしまう。

紬「な…なあに?」

唯「わ…私ね…?」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 15:28:27.55 ID:46gDl6aiO
紬「……」

律「ずいぶんがっかりしてるな?まさか、コクられるとか思ったり?」

紬「そ…そうじゃないわよ…」

あの後唯ちゃんが言ったセリフは『トイレ行きたいからどいてくれる?』だった。
口では強がりながら、私は地味に凹んでいたのだった。

律「ふ、まぁこれからの私の逆襲にお前は…ん、梓から電話だ…もしもし?…うん…え…澪が…?うん…うん…あ…そうか…わかった…うん……」

紬「なんて?」

律「…澪のやつ、またレフティ症候群にかかったらしい…ちくしょう!」

(レフティ症候群…11話参照)

紬「うふふ、残念ね♪それじゃあ行ってらっしゃい♪」

律「20分…いや、15分で戻る!だから絶対ここから動くなよ!絶対だからな!」

紬「うん♪いくらライバルだからって、りっちゃんを裏切ったりしないわ♪」

律「く…南無三!」

こうしてりっちゃんはいなくなった。その1分後…

唯「あれ、りっちゃんは?」

紬「急用ができて帰ったわ!これから二人で出掛けましょう♪」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 15:39:04.11 ID:46gDl6aiO
店を出ると、辺りは薄暗くなっていた。
私は唯ちゃんの手を強く握って、寄り添うように歩き出した。
唯ちゃんはうつ向きながら、ほのかに頬を赤らめている。

唯「…どこ行く?」

紬「うーん…唯ちゃんは行きたいところある?」

唯「特にはないかなぁ。もうお金ないし…どっか公園にでも行こうか」

しばらく行くと、人気のない公園に着いた。
そのままベンチに腰かけたはいいけど…は、話すことがない。

考えてみたら、さっきまでのは全部りっちゃんありきでの行動だった…
ど、どうしよう、急に緊張してきちゃった…

紬「唯ちゃんは私だけのものだから」 アナザールート

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 15:46:48.06 ID:46gDl6aiO
唯「…ムギちゃん」

紬「な…なに?」

唯ちゃんはとろんとした瞳を私に向けた。
そして…手を自分の胸に押し当てて、苦しそうに言う。

唯「わ、私ね…今すごくドキドキするの」

紬「ドキ…ドキ…?」

唯「りっちゃんといる時は普通だったのに…ムギちゃんの顔見て、こうやってそばにいるだけで…なんか、すごくドキドキするの」

紬「それって…?」

唯ちゃんは不意に私に顔を近づけた。
少し首を動かしたら、口づけが簡単にできてしまうような、そんな距離まで。

唯「なんでかな…ムギちゃん、わかる…?」

紬「え…えっと…ね……」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 15:56:11.65 ID:46gDl6aiO
唯ちゃんの瞳や唇、上気した頬、私の胸に重なる柔らかい感触、私の太ももに絡む足のタイツ越しのぬくもり…
その全てが、扇情的に私の目の前で熱を放つ。ど、どうしよう、私…

唯「ムギちゃん…?」

紬「たっ、多分…だけどね……?」

唯「うん…」

紬「…わ、私のことを…す…好きだから…じゃないかな?」

唯「すき…?」

紬「だって私も…同じだから。唯ちゃんのことが好きだから、すごくドキドキするの…」

唯「私が…ムギちゃんを…?」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 16:07:16.90 ID:46gDl6aiO
って何言ってるの私!?今さらっと唯ちゃんに、こ、ここ、告白を…!

紬「ごめんなさい唯ちゃん!今の忘れて…!」

唯「…ムギちゃん」

紬「はいっ!?」

唯「触ってもらったら、分かるかな」

紬「え…何を…?」

唯「だからね…?ムギちゃんが私のこと好きなら、私も同じくらいドキドキしてるってことだよね?」

紬「う…うん…?」

唯「だから…触ってみて?」

紬「な、何を!?」

唯「…私の胸」

紬「……えっ!?」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 16:14:39.12 ID:46gDl6aiO
唯ちゃんはブレザーのボタンを外して、ブラウスをはだけさせた。
薄い生地を盛り上げる胸から、私は目を離せなくなる。これで薄暗くなかったら、間違いなく透けた下着が見えていただろう。
もしそうだったら、私は…

紬「な…なに言ってるの?こんなことダメに決まって…」

唯「…ムギちゃんだってさっき、触りたかったら触っていいって言ったじゃん」

紬「そ、それとこれとは話が…」

唯「触らないとわかんないよ…?ほら」

し、仕方ない…軽く、軽~く触れれば…

紬「じゃあ…ちょっとだけ…ね?」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 16:23:04.87 ID:46gDl6aiO
私はそっと唯ちゃんの胸に手のひらを当てた。
下着やブラウス越しのはずなのに、それは驚くほどに柔らかかった。
ま、まるで、マシュマロとかおまんじゅうみたい…も、もっと強くしても大丈夫かな…大丈夫、だよね…?

モミュッ…

唯「っあ…!」

紬「ご…ごめんなさい!私、その…」

唯「…う、うん、平気…それで、どう?わかった…?」

紬「えっと…よく、わかんないかな…」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 16:35:29.62 ID:46gDl6aiO
唯「じゃあ…耳当ててみたらどうかな」

紬「み、耳!?」

唯「ほら、こうやって…」

紬「!?」

唯ちゃんは私の頭を抱いて、胸に押し当てた。わ、私今、唯ちゃんの胸に…あ、なんかいい匂いが…うぅ……

唯「ムギちゃんどう?わかった?ドキドキしてる?」

紬「し…してる…ドキドキ…っていうか…っていうか唯ちゃん、なにか楽しんでない…?」

唯「えへへ…なんか楽しいんだもん♪ムギちゃんかわいくってー♪」

…さっきまであんなに照れてたのに、なんで急にこんな楽しそうなの!?
もう…唯ちゃんがわからない!!

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 16:46:47.61 ID:46gDl6aiO
唯「ふぅ、それじゃそろそろ帰ろうか」

紬「ちょ…待って!私まだ唯ちゃんの気持ち…」

唯「…大丈夫だよ。ムギちゃん」

紬「大丈夫って……!!」

唯ちゃんは私にキスをした。
それは一瞬のことだったけど…確かな感触が、唯ちゃんの唇が私のそれに押し付けられたことを物語っていた。

唯「大丈夫だよ…私、ムギちゃんのこと大好きだから」

紬「あ…え…?」

唯「だから…今度は私にも触らせてね♪おっぱい♪」

紬「…ゆ、ゆゆ……唯ちゃっ…もう!///////」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 16:51:51.69 ID:46gDl6aiO
ちょっと小休止

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 19:39:44.30 ID:46gDl6aiO
翌朝、私はたいそう浮かれていた――

紬「うふふふふ…♪昨日は唯ちゃんと…うふふふふふふ…♪」

唯ちゃんに好きって言われちゃった…♪おまけに、キ、キスまで…さらには、む、むむ…胸を…胸をも、ももも…

紬「んっ…はぁん♪」

澪「ムギ、どうした?そんなあえぐくらいいいことがあったのか?」

紬「うん、まぁ♪ところで昨日はどうだった?楽器屋」

澪「楽器…ひいぃっ!れ…レフ…レフティ!…あぐっ」

禁断症状を起こしかけた澪ちゃんを正気に戻したのはりっちゃん…もとい私のライバル!

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 19:46:38.01 ID:46gDl6aiO
律「そんなに間合い取らなくたって大丈夫だよ…ふふ、昨日はお楽しみだったみたいだな…私をほったらかして…裏切って!」

紬「ええまぁ…昨日は私たち、結ばれちゃったから」

律「なっ…?む、むす…結ばれ…?」

紬「うふふ…ふ…ブシュッ…ま、まぁさすがに一線は越えてないけど、その一歩手前には行ったかな…ブシュッ…うふふ…」

律「くっ…な、何をやったんだ…そんなに鼻血が飛び出るくらい、何をやったんだぁ!」

紬「うふふふふ…♪」

あぁ、本当に私、幸せ…

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 19:56:57.58 ID:46gDl6aiO
…が、そんな幸せは長くは続かなかったのです…

放課後

紬「唯ちゃん?こんにちは!」

唯「……」

紬「唯ちゃん?」

唯「…こんにちゃ……」

なんだか、唯ちゃんの様子が変です。
目は虚ろで、顔も真っ赤。まさか風邪?と思ったけど、熱はないみたいだし…

紬「…あら?唯ちゃん、タイが緩んでるわよ?ブラウスもくしゃくしゃだし…」

唯「…んー」

紬「あの、唯ちゃん…昨日のこと、覚えてるわよね?私と、その…色々したこと」

唯「…んー」

紬「その…だから、きょ、今日も…」

梓「唯先輩」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 20:07:14.19 ID:46gDl6aiO
声に振り向くと、梓ちゃんが立っていた。
私を見るその目は、どこか冷ややかだった。

紬「あ、梓ちゃん?」

梓「ムギ先輩、来てたんですか?遅かったですね。…まぁ、私たちとしてはよかったですが」

紬「え…?」

梓ちゃんは唯ちゃんの前に立った。すると…

唯「あ…わ、あ、あずにゃん!?あ、うぅ……」

梓「ふふ…唯先輩、もう大丈夫ですか?今度からはちゃんと自分で服着なきゃダメですよ」

唯「う…うん」

な…何のことだろう。服って…?ま、まさか…ううん、そんなはずない。
唯ちゃんは昨日私のこと好きって言ったんだもん。そんなわけ…

梓「そうだ…聞きましたよムギ先輩。唯先輩と色々したみたいですね」

紬「え…?」

梓「私、嫉妬しちゃいました。だから…ふふ♪」

紬「な…なに…?」

梓「唯先輩と、しちゃいました」

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 20:19:38.86 ID:46gDl6aiO
紬「は…?し、したって…」

梓「ふふ…こういうことです」

唯「ぁ……」

梓ちゃんは唯ちゃんの膝の上にに跨がると、突然唇を重ねた。

唯「んっ…んぅ……ん、ん……」

唯ちゃんの口から、透明な唾液が一筋垂れた。その顔は、快感に悦んでいるような、そんな表情だった。

梓「ぷは……うふふ…どうですかムギ先輩?もっと見たいですか?」

紬「な…なん…で…?昨日、私のこと好きって…」

唯「言ったよ…?だけど…あずにゃんがいきなり私に…」

梓「だって、ムギ先輩はこういうことしなかったらしいじゃないですか。もっと気持ちよくしてあげればよかったのに」

紬「な…」

梓「…文句はありませんね?唯先輩は私のものですよ」

紬「……!」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 20:32:30.15 ID:46gDl6aiO
紬「…あるよ。文句はある」

梓「え?今さら何を…」

紬「…唯ちゃん、昨日言ったわよね。私の胸、触らせてって」

唯「え…う、うん」

紬「だから…今、触っていいわよ。好きなだけ」

唯「うぇ…?」

そう、唯一残った私の切り札…それは私の胸!
これで唯ちゃんが私の胸に触れたら、それは私を選んだってことになる!

梓「な…ちょっと待ってください!唯先輩はさっき…」

紬「おだまり泥棒猫!」

梓「…な……」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 20:42:56.51 ID:46gDl6aiO
紬「しょせん梓ちゃんもりっちゃんと同じ…私の二番煎じしかできないのよ!」

梓「う…そ、そんなことは…私は確かに唯先輩と…」

紬「唯ちゃんの着衣の乱れはただ単に梓ちゃんが胸を触ったりしただけ!服がどうのこうの言ってたのは私を惑わせるでまかせね!」

梓「ぎく…な、なんでいい切れるんですか!?」

紬「だって唯ちゃん、タイツが裏表逆なんだもの!真面目な梓ちゃんが履かせたらこんなことあり得ない!」

梓「く…しまった…」

唯「はう、ムギちゃんいつの間に確認したの!?」

紬「私は唯ちゃんの観察なら誰にも負けないわ!」

梓「で…でも、キスしたのは確かですよ!唯先輩も気持ちいいって…」

紬「ふ…それが?」

梓「えぇ!?」

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 20:57:28.82 ID:46gDl6aiO
紬「それは梓ちゃんからしたことじゃない!大事なのは唯ちゃんの意思なのよ!」

梓「う…うぬぬ…」

紬「さぁ、唯ちゃんはどっちを選ぶの?私の胸かしら?それとも梓ちゃんの唇?」

唯「えっと…私は…」

紬「……」プチプチ

私はブラウスのボタンを外して、下着をチラリと唯ちゃんに見せた。
ちなみに今日のブラはピンク…唯ちゃんが大好きなピンク!

唯「……」ジーッ

紬「うふふ…♪唯ちゃん、触っていいわよ?」

唯「はぁ、ふぅ…ムギ…ちゃん」

梓「ゆ、唯先輩!だめです!私と…」

紬「唯ちゃん♪」

唯「ムギちゃん…だいすきー」

唯ちゃんは私の胸に飛び込んだ。

勝負あり…唯ちゃんの舌が私の胸をペロリと舐めた時、私はそう確信したのだ!

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 22:42:28.40 ID:46gDl6aiO
紬「きゃんっ♪唯ちゃんだぁめ、そんなに舐めたら…いゃん♪」

唯「ペロペロ…」

梓「く…しょ、しょせん体で誘惑してるだけですよ!そんなの愛とはとても…」

紬「いいの!唯ちゃんは私を選んだんだもん!それは愛以外の何物でもないわ!」

梓「…うぅ…負けた……お、覚えてろー!」

梓ちゃんは尻尾を巻いて逃げ出した!
…悪いことしちゃったかしら。ううん、この世は弱肉強食なんだもの。仕方ないわよね…

唯「ム、ムギちゃん…」

紬「うふふ…唯ちゃん♪」

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 23:33:28.37 ID:46gDl6aiO
唯ちゃんは私の胸におそるおそる触れた。

唯「うぉ…なんか柔らかいね…」

紬「も、もっと強く触っていいわよ?昨日の私みたいに」

唯「うん…」

唯ちゃんは手にグッと力を込めた。下着を着けているのに、手のひらの感触がとても気持ちいい…

紬「ゆ…唯ちゃん?」

唯「ほぇ…?」

私は唯ちゃんを胸に抱きしめた。…とても、温かかった。


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