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憂「お人形さん」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/29(日) 20:07:51.31 ID:ZzM6qvjN0 [1/28]
お人形さん。
私はお人形さん。
いつもは人間だけど、二人っきりの夜はお人形さん。
抵抗すれば出来るのかもしれません。
だけど、悲しませたくない、笑顔を奪いたくない
ただ喜んでもらえれば、私は良かったからだと思います。
今日もその時間がやってきました。
慌しく重い音を響かせ階段を駆け上がってきます。
そして勢いよく扉を開けました。
お人形さん。
私はお人形さん。
いつもは人間だけど、二人っきりの夜はお人形さん。
抵抗すれば出来るのかもしれません。
だけど、悲しませたくない、笑顔を奪いたくない
ただ喜んでもらえれば、私は良かったからだと思います。
今日もその時間がやってきました。
慌しく重い音を響かせ階段を駆け上がってきます。
そして勢いよく扉を開けました。
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:12:25.08 ID:ZzM6qvjN0 [2/28]
唯「はぁーはぁー……ただいまぁ~」
唯「今日はちょっと遅くなっちゃったよ」
唯「だってね――」
一方的に話し続けるお姉ちゃん。
その間、私は相槌もしません。
ただひたすらお姉ちゃんの目を見つめているだけです。
お姉ちゃんは今日学校であったこと、部活のこと、楽しかったこと
満面の笑みで喋り続けます。
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:15:53.84 ID:ZzM6qvjN0
唯「あー、また後ろ髪縛ってる」
唯「ほらこれでオッケー」
お姉ちゃんが私の短いポニーテールの紐を取りました。
髪を降ろせばお姉ちゃんそっくりです。
唯「あぁ……やっぱりかわいい」
唯「かわいいよういー……」
唯「髪、整えてあげるね」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:21:02.01 ID:ZzM6qvjN0
お姉ちゃんが丁寧に髪を梳いてくれます。
使う櫛はいつもお姉ちゃんの櫛です。
お姉ちゃんに髪を梳かれると、とても気持ちよくなります。
お姉ちゃんはいつもいつも、かわいいかわいいと言いながら
髪を梳いてくれるので私も満更でもありません。
髪を梳いている時の顔は真剣に見えつつ、とても無邪気です。
そんな顔を目で追いかけます。
とても近くに顔があるのでちょっと顔が赤くなっちゃいますね。
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:23:55.45 ID:ZzM6qvjN0
唯「ういーできたよぉ」
唯「えへへ~私そっくり」
どうやら整え終わったようです。
お姉ちゃんの大きな瞳にうっすら映る私は、お姉ちゃんそっくりです。
唯「あぁ……うい……ういぃ……」
唯「かわいいよ……何でこんなにかわいいのぉ」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:28:28.73 ID:ZzM6qvjN0
お姉ちゃんは目を輝かせ、子供のようにはしゃぎます。
そしてそのまま私に頬擦りをしてきました。
唯「うい……ういぃ……」
ぎゅっと体を抱きしめ、ひたすら頬を合わせてきます。
唯「はぁ……はぁ……」
何十回も頬擦りをしたためでしょうか、とても興奮しているようです。
そんな興奮を落ち着かせるためでしょうか
お姉ちゃんはひたすら私の体にしがみ付いています。
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:33:12.63 ID:ZzM6qvjN0
唯「ういー、ちゅーだよぉ」
お姉ちゃんは、私を軽く押し倒してきました。
いつものように頬擦りの後はキスをしてきます。
最初はおでこに何回も何回もキスをします。
おでこばかりだとくすぐったくてしかたないですね。
そしてそのままなぞるようにおでこから鼻、頬へ唇で伝い
今度は頬に何回も何回もキスをします。
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:38:03.29 ID:ZzM6qvjN0
唯「はぁはぁ……ういぃ」
見上げるお姉ちゃんの表情は恍惚としています。
薄目で私の名前を呼ぶと
そしてそのままお姉ちゃんの唇が私の唇に覆いかぶさりました
私の頬は、お姉ちゃんの両手で軽く添えられています。
お姉ちゃんは目を閉じてキスに夢中みたいです。
私も目を閉じ、今はこの時を楽しみました。
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:42:57.63 ID:ZzM6qvjN0
あれからどれくらい時間が立ったのか分かりませんが
何十分も、何時間もキスをしている感覚でした。
唯「よかった……よかったようい~」
ようやく唇を離したお姉ちゃんは喜悦の声を上げました。
そしてそのまま次は私の服に手をかけます。
唯「うい~次はお着替えだよ」
唯「今日はどんな服がいいかな~」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:47:31.72 ID:ZzM6qvjN0
私は家に帰ってきてから着替えてませんので制服のままです。
そんな制服をお姉ちゃんは脱がしていきました。
唯「今日はこれがいいかな~?」
寝ている私の体に合わせるように服を置きます。
唯「ん~これじゃないな~」
唯「これはどうかな~」
唯「あ、これがいいかも!」
何回かの試行錯誤でようやく決まったようです。
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:53:33.37 ID:ZzM6qvjN0
唯「ああ~やっぱりかわいいぃぃ……」
お姉ちゃんは喜色満面で抱きついてきました。
こんなに喜ばれると、こっちも嬉しいですね。
唯「ねっねっ、ご飯食べよう、ご飯」
唯「私持ってくるから待っててね」
キッチンには事前に私が用意していた夕食があります。
本当は出来立てがいいのですが……仕方ありません。
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:59:32.27 ID:ZzM6qvjN0
唯「お待たせ~」
お盆にご飯を乗せて戻ってきました。
唯「今日も美味しそうなご飯ですよ~」
唯「はーい、食べさせてあげる~」
お姉ちゃんは唇にスプーンを押し付けるので私はゆっくり薄く口を開けます。
と同時にスプーンが突っ込まれ、ご飯の味が口の中へ広がります。
唯「美味しいかなー美味しいよねー」
自分で言うのもあれですけど、今日も出来栄えはばっちしです。
唯「私も食べる~」
ガツガツ美味しそうに食べているので私はとても嬉しくなります。
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:04:54.63 ID:ZzM6qvjN0
唯「美味しかったねー」
唯「片付けてくるから待っててね~」
また駆け足で二階へ下りていきました
適度にお腹がいっぱいになり少し眠気が出てきます。
早く寝たいけど次はお風呂の時間です。
ぼーっと待っていたらお姉ちゃんが戻ってきました。
唯「さあ次はお風呂入ろう!」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:09:05.87 ID:ZzM6qvjN0
お風呂場まではお姉ちゃんが負ぶってくれます。
唯「ついたーー。はぁはぁ」
唯「じゃあ脱がすね~」
一枚一枚ゆっくり丁寧に脱がしてくれます。
唯「出来たよ~」
唯「じゃあ入ろう~」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:16:08.92 ID:ZzM6qvjN0
まずお姉ちゃんは私の髪をシャワーで濡らしました。
そして次はシャンプーを手に取り、私の髪をワシャワシャと洗ってくれます。
やっぱりお姉ちゃんに洗ってもらうのは気持ちがいいねですね。
十分泡立たせた後シャワーでキレイに洗い流してくれます。
はい、凄いさっぱりします。
唯「リンスもしっかり付けるよ~」
リンスが髪に付くととても良い香りが鼻の奥まで広がります。
満遍なく髪に付けてくれた後またシャワーでキレイに洗ってくれました。
唯「えへへ、これで髪の毛はキレイだね」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:20:55.29 ID:ZzM6qvjN0
唯「次、体洗ってあげるね」
お姉ちゃんはボディソープを手に取りよーく泡立たせて、手で背中を洗ってくれます。
少しこしょばゆいような、気持ちいいような感触です。
つるつる背中を伝う感覚はクセになってしまいます。
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:24:07.41 ID:ZzM6qvjN0
もちろん背中だけでなく、お姉ちゃんは全身を洗ってくれます。
唯「はーいこっち向いて~」
私を正面に向かせると、次は腕から洗い出します。
右腕から肩、首や鎖骨を通って左腕へつるつるつるつると滑らせます。
腕は十分になった後次は足です。
太ももからふくらはぎ、足首、つま先、丹念に洗ってくれます。
つま先や足の裏は、手だとくすぐったくてつい身震いしてしまいます。
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:29:01.12 ID:ZzM6qvjN0
唯「さあ、最後はここだよ~」
お姉ちゃんが手に新しいボディソープを足しています。
そんな光景を見ていると胸の鼓動がどんどん高鳴ります。
手で洗ってくれていた時からドキドキしっぱなしでしたけど
もう今は最高潮に達しようとしています。
胸に触れなくても分かるぐらいの高鳴り……治まって!
唯「えへへ、洗っちゃうよ~」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:32:57.12 ID:ZzM6qvjN0
お姉ちゃんの手が私の胸に触れた途端、一瞬ビクッと震えますが
お姉ちゃんは気にせずにどんどん手を滑らしていきます。
胸から円を描くようにくるくる回し、十分に泡立たせます。
そのまま流れるようにお腹へ行き、またくるくる回しました。
凄いですね。天にも昇る気持ちと言えばいいのでしょうか。
私の表情も、さっきのお姉ちゃんみたいに恍惚としているのでしょうか。
もう何も考えられない気分です。
お姉ちゃんは一番入念に洗ってくれました。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:35:00.06 ID:ZzM6qvjN0
唯「あーい、出来たよ~」
あ、終わったようです。危なく意識が飛びそうでした。
唯「流すね~」
何か、気分が一新としますね。
唯「私も洗っちゃうから、先に湯船につかっててね」
お姉ちゃんが私を抱えてくれて湯船に入れてくれました。
唯「ふんふふん~」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:40:25.06 ID:ZzM6qvjN0
唯「ほーい、終わったよ~。私も入るーー」
ザブーンっと勢いよく飛び込むお姉ちゃん。
いつも言ってたんだけどなぁ、飛び込んじゃダメって。
唯「あー気持ちいいかなー気持ちいいよねーー」
うん!気持ちいいよ。極楽極楽……。
そのままさっき喋り足りなかった分を話してくれました。
私はお姉ちゃんの目を見て、ひたすらうんうんと思います。
そうやって何十分か経ったので出ることにしました。
少しのぼせちゃいそうです。
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:43:10.39 ID:ZzM6qvjN0
唯「あーーさっぱりしたねえ」
唯「体、拭くからね~」
お姉ちゃんはポンポンと丁寧に体を拭いてくれます。
そしてその後パジャマを着せてくれました。
これで後は寝るだけです。
今日も楽しい一日が終わりそうです。
明日も楽しい一日でありたいですね。
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:48:52.99 ID:ZzM6qvjN0
唯「さあ、もう寝よう~。眠たいよ~」
お姉ちゃんは、おっきなあくびと背伸びをして目を擦りました。
私も眠いから寝ようね。
唯「ベッド行こう~ベッド」
またお姉ちゃんに負ぶってもらいお姉ちゃんの部屋へ行きます。
そしてそのまま抱きつかれた状態でベッドへ倒れこみます。
唯「着いたーーー」
唯「それじゃあ寝ちゃうよ~~」
うん、二人して抱きついたまま眠っちゃいます。
お姉ちゃん、お休みなさい。
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:56:04.42 ID:ZzM6qvjN0
朝起きればいつも通りです。
いつものように私が先に起きて朝ご飯の用意とお弁当の用意。
適度な時間になったらお姉ちゃんを起こします。
お姉ちゃんはいつものように一度では起きず
何度も呼ぶことで起きます。
ほら、のそーっと起きました。大きなあくび……眠たそうですね。
お姉ちゃんは寝ぼけ眼で洗面台へ行き、タオルを渡す私。
今日もキレイに寝癖が付いてて笑う私と照れるお姉ちゃん。
歯を磨いている間にお姉ちゃんの髪を櫛で梳いてあげます。
鏡越しで「ありがと~」とお礼を言われました。
「どういたしまして」 でも歯を磨きながら喋っちゃダメだよってね。
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 22:01:49.28 ID:ZzM6qvjN0
鏡の中のお姉ちゃんと目が合ってニッコリ笑顔。
その後はリビングへ行ってご飯を食べます
そして二人で「いただきます」の挨拶。
「今日もおいしいねー」なんて言ってくれます。
お姉ちゃんのために頑張ってますから。
そしていつものように二人で登校します。
お喋りしながら和気藹々と。
学校に着けば名残惜しいけど少しの間お別れ。
教室へ行くと梓ちゃんや純ちゃんが待っていて
三人でいつものようにお喋りします。
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 22:05:31.11 ID:ZzM6qvjN0
そんなこんなでいつものように学校も終わり帰り支度へ。
二人に挨拶して帰りを急ぎます。
途中でスーパーへ寄って食材を確保です。ついでにアイスも。
両手に袋を抱え家へ。
洗濯物や洗い物、掃除を済ませて夕飯作りです。
今日もお姉ちゃんの好きなものです。
作り終えたらもうこんな時間。
後30分もしないうちにお姉ちゃんは帰って来るでしょう。
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 22:10:00.21 ID:ZzM6qvjN0
私はいつものように自分のベッドに座ります。
今日も少し心臓がドキドキします。
またいつものようになるからですね。
今日も楽しいでしょうか。
いえ――昨日も、一昨日も
初めての時もだったから……今日だって……。
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 22:13:26.71 ID:ZzM6qvjN0
高鳴る鼓動を抑えつつ来る時まで待ちます。
何分かじっと待っていると
「ただいまー」と大きく元気な声とともに階段を駆け上がってくる音。
ほら来ました。
さあいつものように目を瞑って
後はお姉ちゃんに身を任せましょう。
だって私は――
――お姉ちゃんの「お人形さん」だから。
おしまい
唯「はぁーはぁー……ただいまぁ~」
唯「今日はちょっと遅くなっちゃったよ」
唯「だってね――」
一方的に話し続けるお姉ちゃん。
その間、私は相槌もしません。
ただひたすらお姉ちゃんの目を見つめているだけです。
お姉ちゃんは今日学校であったこと、部活のこと、楽しかったこと
満面の笑みで喋り続けます。
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:15:53.84 ID:ZzM6qvjN0
唯「あー、また後ろ髪縛ってる」
唯「ほらこれでオッケー」
お姉ちゃんが私の短いポニーテールの紐を取りました。
髪を降ろせばお姉ちゃんそっくりです。
唯「あぁ……やっぱりかわいい」
唯「かわいいよういー……」
唯「髪、整えてあげるね」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:21:02.01 ID:ZzM6qvjN0
お姉ちゃんが丁寧に髪を梳いてくれます。
使う櫛はいつもお姉ちゃんの櫛です。
お姉ちゃんに髪を梳かれると、とても気持ちよくなります。
お姉ちゃんはいつもいつも、かわいいかわいいと言いながら
髪を梳いてくれるので私も満更でもありません。
髪を梳いている時の顔は真剣に見えつつ、とても無邪気です。
そんな顔を目で追いかけます。
とても近くに顔があるのでちょっと顔が赤くなっちゃいますね。
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:23:55.45 ID:ZzM6qvjN0
唯「ういーできたよぉ」
唯「えへへ~私そっくり」
どうやら整え終わったようです。
お姉ちゃんの大きな瞳にうっすら映る私は、お姉ちゃんそっくりです。
唯「あぁ……うい……ういぃ……」
唯「かわいいよ……何でこんなにかわいいのぉ」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:28:28.73 ID:ZzM6qvjN0
お姉ちゃんは目を輝かせ、子供のようにはしゃぎます。
そしてそのまま私に頬擦りをしてきました。
唯「うい……ういぃ……」
ぎゅっと体を抱きしめ、ひたすら頬を合わせてきます。
唯「はぁ……はぁ……」
何十回も頬擦りをしたためでしょうか、とても興奮しているようです。
そんな興奮を落ち着かせるためでしょうか
お姉ちゃんはひたすら私の体にしがみ付いています。
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:33:12.63 ID:ZzM6qvjN0
唯「ういー、ちゅーだよぉ」
お姉ちゃんは、私を軽く押し倒してきました。
いつものように頬擦りの後はキスをしてきます。
最初はおでこに何回も何回もキスをします。
おでこばかりだとくすぐったくてしかたないですね。
そしてそのままなぞるようにおでこから鼻、頬へ唇で伝い
今度は頬に何回も何回もキスをします。
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:38:03.29 ID:ZzM6qvjN0
唯「はぁはぁ……ういぃ」
見上げるお姉ちゃんの表情は恍惚としています。
薄目で私の名前を呼ぶと
そしてそのままお姉ちゃんの唇が私の唇に覆いかぶさりました
私の頬は、お姉ちゃんの両手で軽く添えられています。
お姉ちゃんは目を閉じてキスに夢中みたいです。
私も目を閉じ、今はこの時を楽しみました。
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:42:57.63 ID:ZzM6qvjN0
あれからどれくらい時間が立ったのか分かりませんが
何十分も、何時間もキスをしている感覚でした。
唯「よかった……よかったようい~」
ようやく唇を離したお姉ちゃんは喜悦の声を上げました。
そしてそのまま次は私の服に手をかけます。
唯「うい~次はお着替えだよ」
唯「今日はどんな服がいいかな~」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:47:31.72 ID:ZzM6qvjN0
私は家に帰ってきてから着替えてませんので制服のままです。
そんな制服をお姉ちゃんは脱がしていきました。
唯「今日はこれがいいかな~?」
寝ている私の体に合わせるように服を置きます。
唯「ん~これじゃないな~」
唯「これはどうかな~」
唯「あ、これがいいかも!」
何回かの試行錯誤でようやく決まったようです。
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:53:33.37 ID:ZzM6qvjN0
唯「ああ~やっぱりかわいいぃぃ……」
お姉ちゃんは喜色満面で抱きついてきました。
こんなに喜ばれると、こっちも嬉しいですね。
唯「ねっねっ、ご飯食べよう、ご飯」
唯「私持ってくるから待っててね」
キッチンには事前に私が用意していた夕食があります。
本当は出来立てがいいのですが……仕方ありません。
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 20:59:32.27 ID:ZzM6qvjN0
唯「お待たせ~」
お盆にご飯を乗せて戻ってきました。
唯「今日も美味しそうなご飯ですよ~」
唯「はーい、食べさせてあげる~」
お姉ちゃんは唇にスプーンを押し付けるので私はゆっくり薄く口を開けます。
と同時にスプーンが突っ込まれ、ご飯の味が口の中へ広がります。
唯「美味しいかなー美味しいよねー」
自分で言うのもあれですけど、今日も出来栄えはばっちしです。
唯「私も食べる~」
ガツガツ美味しそうに食べているので私はとても嬉しくなります。
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:04:54.63 ID:ZzM6qvjN0
唯「美味しかったねー」
唯「片付けてくるから待っててね~」
また駆け足で二階へ下りていきました
適度にお腹がいっぱいになり少し眠気が出てきます。
早く寝たいけど次はお風呂の時間です。
ぼーっと待っていたらお姉ちゃんが戻ってきました。
唯「さあ次はお風呂入ろう!」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:09:05.87 ID:ZzM6qvjN0
お風呂場まではお姉ちゃんが負ぶってくれます。
唯「ついたーー。はぁはぁ」
唯「じゃあ脱がすね~」
一枚一枚ゆっくり丁寧に脱がしてくれます。
唯「出来たよ~」
唯「じゃあ入ろう~」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:16:08.92 ID:ZzM6qvjN0
まずお姉ちゃんは私の髪をシャワーで濡らしました。
そして次はシャンプーを手に取り、私の髪をワシャワシャと洗ってくれます。
やっぱりお姉ちゃんに洗ってもらうのは気持ちがいいねですね。
十分泡立たせた後シャワーでキレイに洗い流してくれます。
はい、凄いさっぱりします。
唯「リンスもしっかり付けるよ~」
リンスが髪に付くととても良い香りが鼻の奥まで広がります。
満遍なく髪に付けてくれた後またシャワーでキレイに洗ってくれました。
唯「えへへ、これで髪の毛はキレイだね」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:20:55.29 ID:ZzM6qvjN0
唯「次、体洗ってあげるね」
お姉ちゃんはボディソープを手に取りよーく泡立たせて、手で背中を洗ってくれます。
少しこしょばゆいような、気持ちいいような感触です。
つるつる背中を伝う感覚はクセになってしまいます。
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:24:07.41 ID:ZzM6qvjN0
もちろん背中だけでなく、お姉ちゃんは全身を洗ってくれます。
唯「はーいこっち向いて~」
私を正面に向かせると、次は腕から洗い出します。
右腕から肩、首や鎖骨を通って左腕へつるつるつるつると滑らせます。
腕は十分になった後次は足です。
太ももからふくらはぎ、足首、つま先、丹念に洗ってくれます。
つま先や足の裏は、手だとくすぐったくてつい身震いしてしまいます。
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:29:01.12 ID:ZzM6qvjN0
唯「さあ、最後はここだよ~」
お姉ちゃんが手に新しいボディソープを足しています。
そんな光景を見ていると胸の鼓動がどんどん高鳴ります。
手で洗ってくれていた時からドキドキしっぱなしでしたけど
もう今は最高潮に達しようとしています。
胸に触れなくても分かるぐらいの高鳴り……治まって!
唯「えへへ、洗っちゃうよ~」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:32:57.12 ID:ZzM6qvjN0
お姉ちゃんの手が私の胸に触れた途端、一瞬ビクッと震えますが
お姉ちゃんは気にせずにどんどん手を滑らしていきます。
胸から円を描くようにくるくる回し、十分に泡立たせます。
そのまま流れるようにお腹へ行き、またくるくる回しました。
凄いですね。天にも昇る気持ちと言えばいいのでしょうか。
私の表情も、さっきのお姉ちゃんみたいに恍惚としているのでしょうか。
もう何も考えられない気分です。
お姉ちゃんは一番入念に洗ってくれました。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:35:00.06 ID:ZzM6qvjN0
唯「あーい、出来たよ~」
あ、終わったようです。危なく意識が飛びそうでした。
唯「流すね~」
何か、気分が一新としますね。
唯「私も洗っちゃうから、先に湯船につかっててね」
お姉ちゃんが私を抱えてくれて湯船に入れてくれました。
唯「ふんふふん~」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:40:25.06 ID:ZzM6qvjN0
唯「ほーい、終わったよ~。私も入るーー」
ザブーンっと勢いよく飛び込むお姉ちゃん。
いつも言ってたんだけどなぁ、飛び込んじゃダメって。
唯「あー気持ちいいかなー気持ちいいよねーー」
うん!気持ちいいよ。極楽極楽……。
そのままさっき喋り足りなかった分を話してくれました。
私はお姉ちゃんの目を見て、ひたすらうんうんと思います。
そうやって何十分か経ったので出ることにしました。
少しのぼせちゃいそうです。
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:43:10.39 ID:ZzM6qvjN0
唯「あーーさっぱりしたねえ」
唯「体、拭くからね~」
お姉ちゃんはポンポンと丁寧に体を拭いてくれます。
そしてその後パジャマを着せてくれました。
これで後は寝るだけです。
今日も楽しい一日が終わりそうです。
明日も楽しい一日でありたいですね。
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:48:52.99 ID:ZzM6qvjN0
唯「さあ、もう寝よう~。眠たいよ~」
お姉ちゃんは、おっきなあくびと背伸びをして目を擦りました。
私も眠いから寝ようね。
唯「ベッド行こう~ベッド」
またお姉ちゃんに負ぶってもらいお姉ちゃんの部屋へ行きます。
そしてそのまま抱きつかれた状態でベッドへ倒れこみます。
唯「着いたーーー」
唯「それじゃあ寝ちゃうよ~~」
うん、二人して抱きついたまま眠っちゃいます。
お姉ちゃん、お休みなさい。
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 21:56:04.42 ID:ZzM6qvjN0
朝起きればいつも通りです。
いつものように私が先に起きて朝ご飯の用意とお弁当の用意。
適度な時間になったらお姉ちゃんを起こします。
お姉ちゃんはいつものように一度では起きず
何度も呼ぶことで起きます。
ほら、のそーっと起きました。大きなあくび……眠たそうですね。
お姉ちゃんは寝ぼけ眼で洗面台へ行き、タオルを渡す私。
今日もキレイに寝癖が付いてて笑う私と照れるお姉ちゃん。
歯を磨いている間にお姉ちゃんの髪を櫛で梳いてあげます。
鏡越しで「ありがと~」とお礼を言われました。
「どういたしまして」 でも歯を磨きながら喋っちゃダメだよってね。
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 22:01:49.28 ID:ZzM6qvjN0
鏡の中のお姉ちゃんと目が合ってニッコリ笑顔。
その後はリビングへ行ってご飯を食べます
そして二人で「いただきます」の挨拶。
「今日もおいしいねー」なんて言ってくれます。
お姉ちゃんのために頑張ってますから。
そしていつものように二人で登校します。
お喋りしながら和気藹々と。
学校に着けば名残惜しいけど少しの間お別れ。
教室へ行くと梓ちゃんや純ちゃんが待っていて
三人でいつものようにお喋りします。
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 22:05:31.11 ID:ZzM6qvjN0
そんなこんなでいつものように学校も終わり帰り支度へ。
二人に挨拶して帰りを急ぎます。
途中でスーパーへ寄って食材を確保です。ついでにアイスも。
両手に袋を抱え家へ。
洗濯物や洗い物、掃除を済ませて夕飯作りです。
今日もお姉ちゃんの好きなものです。
作り終えたらもうこんな時間。
後30分もしないうちにお姉ちゃんは帰って来るでしょう。
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 22:10:00.21 ID:ZzM6qvjN0
私はいつものように自分のベッドに座ります。
今日も少し心臓がドキドキします。
またいつものようになるからですね。
今日も楽しいでしょうか。
いえ――昨日も、一昨日も
初めての時もだったから……今日だって……。
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/29(日) 22:13:26.71 ID:ZzM6qvjN0
高鳴る鼓動を抑えつつ来る時まで待ちます。
何分かじっと待っていると
「ただいまー」と大きく元気な声とともに階段を駆け上がってくる音。
ほら来ました。
さあいつものように目を瞑って
後はお姉ちゃんに身を任せましょう。
だって私は――
――お姉ちゃんの「お人形さん」だから。
おしまい
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