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埋めネタ:『美琴のお部屋』
971 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/24(火) 02:27:45.90 ID:4kqK0nwo [1/6]
御坂「さて、このスレも終焉に近づいてきたし、毎スレ恒例『美琴のお部屋』始まるわよ」
白井「いやいやお姉さま、なに勝手に恒例化してますの! それにそのタイトルもうちょっとなんとかならなかったんでしょうか!」
御坂「えー、ご存じの通りこのコーナー、スレが1000に近づくとその梅ネタとして私が上条×美琴のラブラブSSを書いてたわけだけど」
白井「無視しないでくださいまし!」
御坂「書きながら投稿はやめてくれという意見を前スレで受けましたので、なんとこの御坂美琴……書き溜めて来ちゃいましたー(ドンドンパフパフ」
白井「え、なんですの今の効果音!」
御坂「今回は……まぁなんて言うか、現実では追いかけてるのいっつも私だし? たまには追っかけられたい? みたいな妄想詰め込んじゃいました。それではどうぞ☆」
白井「いやだからちょっと待っ」
御坂「さて、このスレも終焉に近づいてきたし、毎スレ恒例『美琴のお部屋』始まるわよ」
白井「いやいやお姉さま、なに勝手に恒例化してますの! それにそのタイトルもうちょっとなんとかならなかったんでしょうか!」
御坂「えー、ご存じの通りこのコーナー、スレが1000に近づくとその梅ネタとして私が上条×美琴のラブラブSSを書いてたわけだけど」
白井「無視しないでくださいまし!」
御坂「書きながら投稿はやめてくれという意見を前スレで受けましたので、なんとこの御坂美琴……書き溜めて来ちゃいましたー(ドンドンパフパフ」
白井「え、なんですの今の効果音!」
御坂「今回は……まぁなんて言うか、現実では追いかけてるのいっつも私だし? たまには追っかけられたい? みたいな妄想詰め込んじゃいました。それではどうぞ☆」
白井「いやだからちょっと待っ」
972 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/24(火) 02:28:45.20 ID:4kqK0nwo [2/6]
「おっ、いたいた。おい、お前だよお前!」
「……またアンタか、説教男」
中学生ながら学園都市第三位、超電磁砲(レールガン)こと御坂美琴は、あきれ顔で声の方向へと振り返る。
見ると、そこには見慣れたツンツン頭の高校生が立っていた。
「説教男じゃねえ! 上条当麻だ、か・み・じょ・う・と・う・ま!」
「美琴先生は忙しいんだけど? 遊びならまた今度にしてちょうだい」
「うるせぇ! 今日こそお前の電撃と俺の右手、どっちが強いか勝負だ!」
あぁやっぱり、とつぶやき、美琴は改めて目の前のやかましい男子高校生を眺める。
この上条という男、一度美琴に負けてからというものの、毎回顔を合わせるたびに自慢の右手で殴りかかってくるようになった。
そのたびに電撃で撃退しているのだが、上条はいっこうにあきらめる気配を見せず、しつこく美琴に挑んでくる。
973 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/24(火) 02:29:58.83 ID:4kqK0nwo [3/6]
……おまけに、美琴が不良とけんかしたり自販機を蹴ったりするたびに説教をかますため、美琴はうっとうしくてしょうがない。
「俺の幻想殺し(イマジンブレイカー)がテメェなんかの電撃に負けるはずがねえんだよ!」
なんたってこの右手はあらゆる異能の力を打ち消すんだからな、と上条は得意げに胸を張った。
そんな上条に、あまり興味なさそうに美琴は言い放つ。
「んー、だったら私の電撃はアンタのそのイマジンなんちゃらより強いんじゃないのー?」
「うっせええええええ!」
ダッ、っといきなり上条が突進する。
「アンタも飽きないわねぇ」
974 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/24(火) 02:30:53.42 ID:4kqK0nwo [4/6]
しかし、美琴は動じることなく、上条の方へちょいと腕を振っただけだった。
そこから飛び出た電撃は上条をはじき飛ばし、盛大に尻餅をつかせる。
美琴としては、これでもかなり出力を押さえているのだが、
「ってぇ! っ、ちくしょう……」
「ご、ごめん、大丈夫? ちょっと強すぎたかな……」
「うるせえって言ってんだろ! 同情すんなバカ!」
強がり、キッっと美琴をにらめつける上条。
だが、そんな上条の腕が、少し赤くなっていることを、美琴は見逃さなかった。
「あ、アンタ! 血出てるじゃないの。ほら、ちょっとそれかして」
「ちょっ、おい、触ってんじゃ……おい、やめろっての!」
975 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/24(火) 02:31:46.33 ID:4kqK0nwo [5/6]
こういう事態に備え、常に絆創膏を携帯してる美琴は、上条の腕の傷口にそれをそっと貼り付けた。
「これでよしっ」
「…………」
「アンタも、あんまり毎度毎度暴れすぎんじゃないわよ」
「う、うっせえ!」
ぼけっと美琴を眺めていた上条だったが、ふと我に返り、顔を真っ赤にしながら叫ぶ。
「きょ、今日はこんくらいで勘弁してやる! 次こそお前の幻想をぶち殺してやるから覚悟しとけよ! バーカ!」
美琴に憎まれ口を叩いたのも一瞬、顔は真っ赤なまま上条はダッシュでその場から消えていった。
「……何なのかしら、あいつ」
それが、少年の単なる照れ隠しだということに、少女はいつ気づくのであろうか。
――――……
976 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/24(火) 02:32:21.99 ID:4kqK0nwo [6/6]
御坂「うんうん、やっぱ追われるのは気分いいわねー」
白井「いやちょっとなに言ってるのかわからないです」
御坂「と言うわけでみんな、次スレもよろしくね♪」
「おっ、いたいた。おい、お前だよお前!」
「……またアンタか、説教男」
中学生ながら学園都市第三位、超電磁砲(レールガン)こと御坂美琴は、あきれ顔で声の方向へと振り返る。
見ると、そこには見慣れたツンツン頭の高校生が立っていた。
「説教男じゃねえ! 上条当麻だ、か・み・じょ・う・と・う・ま!」
「美琴先生は忙しいんだけど? 遊びならまた今度にしてちょうだい」
「うるせぇ! 今日こそお前の電撃と俺の右手、どっちが強いか勝負だ!」
あぁやっぱり、とつぶやき、美琴は改めて目の前のやかましい男子高校生を眺める。
この上条という男、一度美琴に負けてからというものの、毎回顔を合わせるたびに自慢の右手で殴りかかってくるようになった。
そのたびに電撃で撃退しているのだが、上条はいっこうにあきらめる気配を見せず、しつこく美琴に挑んでくる。
973 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/24(火) 02:29:58.83 ID:4kqK0nwo [3/6]
……おまけに、美琴が不良とけんかしたり自販機を蹴ったりするたびに説教をかますため、美琴はうっとうしくてしょうがない。
「俺の幻想殺し(イマジンブレイカー)がテメェなんかの電撃に負けるはずがねえんだよ!」
なんたってこの右手はあらゆる異能の力を打ち消すんだからな、と上条は得意げに胸を張った。
そんな上条に、あまり興味なさそうに美琴は言い放つ。
「んー、だったら私の電撃はアンタのそのイマジンなんちゃらより強いんじゃないのー?」
「うっせええええええ!」
ダッ、っといきなり上条が突進する。
「アンタも飽きないわねぇ」
974 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/24(火) 02:30:53.42 ID:4kqK0nwo [4/6]
しかし、美琴は動じることなく、上条の方へちょいと腕を振っただけだった。
そこから飛び出た電撃は上条をはじき飛ばし、盛大に尻餅をつかせる。
美琴としては、これでもかなり出力を押さえているのだが、
「ってぇ! っ、ちくしょう……」
「ご、ごめん、大丈夫? ちょっと強すぎたかな……」
「うるせえって言ってんだろ! 同情すんなバカ!」
強がり、キッっと美琴をにらめつける上条。
だが、そんな上条の腕が、少し赤くなっていることを、美琴は見逃さなかった。
「あ、アンタ! 血出てるじゃないの。ほら、ちょっとそれかして」
「ちょっ、おい、触ってんじゃ……おい、やめろっての!」
975 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/24(火) 02:31:46.33 ID:4kqK0nwo [5/6]
こういう事態に備え、常に絆創膏を携帯してる美琴は、上条の腕の傷口にそれをそっと貼り付けた。
「これでよしっ」
「…………」
「アンタも、あんまり毎度毎度暴れすぎんじゃないわよ」
「う、うっせえ!」
ぼけっと美琴を眺めていた上条だったが、ふと我に返り、顔を真っ赤にしながら叫ぶ。
「きょ、今日はこんくらいで勘弁してやる! 次こそお前の幻想をぶち殺してやるから覚悟しとけよ! バーカ!」
美琴に憎まれ口を叩いたのも一瞬、顔は真っ赤なまま上条はダッシュでその場から消えていった。
「……何なのかしら、あいつ」
それが、少年の単なる照れ隠しだということに、少女はいつ気づくのであろうか。
――――……
976 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/24(火) 02:32:21.99 ID:4kqK0nwo [6/6]
御坂「うんうん、やっぱ追われるのは気分いいわねー」
白井「いやちょっとなに言ってるのかわからないです」
御坂「と言うわけでみんな、次スレもよろしくね♪」
Tag : とあるSS総合スレ
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