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梓「やっぱり唯先輩が好き!」憂「応援するよ!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:01:08.27 ID:f9neix8h0 [1/29]
ほうかご!
にねん!
きょうしつ! 

梓「といっても、私は女の子、女の子同士の恋愛ってタブーだよね」

憂「大丈夫だよ梓ちゃん、私は女の子同士である上に妹だから」

梓「近親相姦にで同性愛……くっ、憂ごめん! 自分の浅はかさに泣いてしまうところだった!」

憂「最近では料理も上手になってきたし、梓ちゃんならお姉ちゃんを任せても良いと思ってるんだよ?」

梓「まだまだ憂には構わないよ」

憂「でも、目下のライバルは軽音部の皆さんだね」

梓「うん、澪先輩、ムギ先輩、美人どころが揃ってるからね!」

憂「友人ポジションの律さんもライバルだね!」

梓「私はどういうポジションで攻めるべきなんだろう」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:03:51.25 ID:f9neix8h0
憂「後輩ポジションはどうなの?」

梓「ギターの腕ではどうしたって甘えることはできないし、他のことは何かある?」

憂「軽音部で音楽以外の事柄で甘えるとか、それは迷惑だね」

梓「そうなの、お菓子をもらおうとするわけにもいかないし」

憂「梓ちゃんがお姉ちゃんに、お菓子ちょうだいなんていったらきっと……」

梓「似合わないっていうのはわかってるよ」

憂「部が崩壊する……ううん、イデが発動するかも」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:08:04.67 ID:f9neix8h0
梓「それどころじゃない、次の話のタイトルが星が輝く時! になるかもしれない」

憂「どうしよう! お姉ちゃんが!」

梓「大丈夫、そんなことはさせないよ、だって、私は私の道を行くんだもん!」

憂「梓ちゃん!」

梓「憂!」

憂「まあ、何の解決にもなってないんだけどね」

梓「やるせないにゃー」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:11:00.37 ID:f9neix8h0
梓「もうこうなったら、ドルバッキーになるとか」

憂「梓ちゃん正気なの!?」

梓「唯先輩を見つけるためにこの星にやってきました!」

憂「すごいよ梓ちゃん、dearsみたいだね!」

梓「ねこみみ宇宙人が唯先輩のためにご奉仕するにゃん」

憂「でも、梓ちゃんは宇宙人でもねこみみでもないよね」

梓「くっ、ガッツが足りない!」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:13:12.06 ID:f9neix8h0
憂「ガッツといえば、日ハムのキャッチャーだよね」

梓「うん、石松だね」

憂「エロゲー声優でもあるよね」

梓「私の中の人もいつになったらエロゲー出るのかなあ」

憂「けいおんの声優もそのうちアイマス声優みたいになるんだろうね」

梓「純の中の人なんて昔は死んだ後に兵士に改造されたりしてたのにー」

憂「くつしたおいしい、かおるこさまだいすきにも出てたよね」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:15:05.04 ID:f9neix8h0
梓「まあ、純のことはどうでもいいや、こえでおしごとじゃいちご先輩の中の人に主役取られたし」

憂「賢プロのエロゲー声優のキャストはOVAで代えられてばっかだもんね」

梓「唯先輩の中の人がエロゲーで喘いでくれたら一万六〇〇〇円まで出すよ」

憂「違うでしょ梓ちゃん、お姉ちゃんを喘がすんでしょ」

梓「そうだった!」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:18:39.66 ID:f9neix8h0
梓「キャラ変更は第一として、どんなキャラにすべきかな」

憂「妹は私、しっかり者幼なじみは和ちゃん、クールだけどヘタレの澪さん、元気印のりつさん」

梓「変態お嬢様のムギ先輩、自堕落教師のさわ子先生、変態ガチレズの恵会長」

憂「残っている属性は何かあるかな」

梓「無口……あ、デレクールは!」

憂「デレクール! でも梓ちゃん、喋らないのはともかく、一言でデレるのは至難の業だよ」

梓「んー、じゃあ、デレクールなキャラクターを想像すればいいよね」

憂「どんなのがいるかな……」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:21:30.21 ID:f9neix8h0
梓「永遠のアセリアのナナルゥ・ラスフォルトとか」

憂「ナナルゥさん? ナナルゥさんデレたっけ」

梓「あのクールさは参考になると思う」

憂「基本単語で話すよね、敵、発見、殲滅しますとか」

梓「ギター、演奏します」

憂「すごい梓ちゃん、ナナルゥさんにそっくり!」

梓「唯先輩のためだもん」

憂「でも、ナナルゥさんつながりなら、こいびとどうしですることぜんぶだよね」

梓「くーりんか!」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:23:57.83 ID:f9neix8h0
梓「でも、くーりんはJカップだよ」

憂「別におっぱいまで真似しなくて良いんだよ」

梓「でも、くーりんの魅力はおっぱいだし」

憂「秀才で運動神経抜群で、素直クールで、おっぱい……これの真似はちょっと厳しい?」

梓「うーん……くーりんくーりん……」

憂「あ、でも、素直なキャラは軽音部の皆さんの中にはいないかも」

梓「ムギ先輩は素直だけど変態だし」

憂「自分の気持ちに正直な変態だよね」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:26:31.84 ID:f9neix8h0
梓「素直ならそこまでキャラ代えなくても良いかな……」

憂「お姉ちゃんはちょっと天然だから、突っ込みキャラが似合うかなって思ってたけど……」

梓「澪先輩はヘタレだし、律先輩は異性として意識できないもんね」

憂「まあ、律さんは同姓だけど……」

梓「あえて唯先輩に同調する素直な女の子を目指せばいいかも」

憂「頑張れ梓ちゃん!」

梓「じゃあ、また明日だね!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:29:48.08 ID:f9neix8h0
よくじつ!
ほうかご!
ぶしつ!

梓「こんにちはです」

澪「早いな梓」

梓「急いできましたから」

澪「(言葉になんかとげがある気がするな?)」

紬「今からお茶を用意するわね」

梓「ありがとうございます」

紬「え?」

澪「え?」

梓「ムギ先輩のお茶はいつでも美味しいので嬉しいです」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:32:34.13 ID:f9neix8h0
紬「そ、そう……あ、ありがとう」

梓「お礼を言っているのはこちらですよ」

紬「そ、そうね、へ、変ね私ったら」

澪「……」

律「あー、遅くなったー、なんで掃除当番なんだよー」

唯「お掃除大変だったー」

梓「こんにちはです、唯先輩、律先輩」

律「ん、よっす、ムギー、私もお茶ー」

唯「私もー」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:34:12.63 ID:f9neix8h0
梓「お茶美味しいですよね、唯先輩」

唯「そうだねー、ムギちゃんが入れるお茶はいつでも格別だよーお菓子も欲しいなー」

梓「はい、お菓子も欲しいですね」

律「!?」

澪「!?」

紬「!?」

唯「おかしー、おっかしー」

梓「楽しみですね、唯先輩」

紬「う、うん、閉まってあるからすぐに出せるけど……」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:37:26.98 ID:f9neix8h0
唯「んまー」

梓「とても美味しいです、これも頂き物なんですか?」

紬「ええ、そうなの、家に置いておいても余らせてしまうから」

梓「こんなに美味しいお菓子食べたことないです、きっとお高いんでしょうね」

紬「貰い物だからよくわからないけど」

梓「こんなお菓子をいただいてばかりでは、お礼をしないといけないです」

紬「お、お礼!?」

唯「そうだねー、ムギちゃんにはお世話になってばっかりだからー」

梓「今度の日曜日私と唯先輩とどこかに出かけませんか?」

紬「え、梓ちゃん、だ、抱きしめてもよかですか?」

梓「いいですよ」

紬「」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:39:49.30 ID:f9neix8h0
澪「あ、梓……あ、の、へ、変なものでも食べたか?」

梓「昼食以外では、ムギ先輩のお茶とお菓子を頂いたくらいですね」

澪「む、ムギ! お、お茶に変なもの入れてないか!」

梓「嫌です澪先輩、何かが入ってるわけないじゃないですか」

紬「う、うん……も、貰い物だからよくわからないけど……」

律「お、おかしいだろ梓がこんなに素直なんて!」

唯「え、梓ちゃんはいつも素直だよねー」

梓「はい、唯先輩の仰るとおりです」

律「あれ、私がおかしいのかな」

澪「安心しろ、梓がおかしい」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:44:18.66 ID:f9neix8h0
>>24
じゃあ、出直してくるから後は任せた。

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:50:54.28 ID:f9neix8h0
梓「……!?」

唯「あ、あずにゃんはいつも素直だよねー」

澪「どっかでデジャブってる会話のような気がするが……」

律「それはいいんだよ、今の話題は梓だ!」

澪「そ、そうだな!」

紬「……」

梓「私は別におかしなものを食べた覚えはありませんです」

澪「んー、ならいつもの梓なら、お菓子を素直に食べたりしないよな」

梓「はい、でも本当はいつも食べたかったんですよ」

澪「え?」

梓「こんなに美味しいお菓子なんですから、女の子なら誰だって食べたくなりますよ」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:53:15.79 ID:f9neix8h0
澪「ま、まあ、そうだけどさ……」

律「結局澪も食べてるしなー」

唯「本当に美味しいねぇー」

澪「ああ、まったくだ……って、練習だよ!」

律「あー、じゃあ練習すっかー」

梓「律先輩自ら練習しようとするなんて珍しいですね」

律「なんか今日は音がずれなさそうな気がするからな」

唯「き、今日は調子がいい気がするよー、いくよギー太!」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:55:51.11 ID:f9neix8h0
ぶかつおわり!
ぶしつ!

梓「憂?」

憂「あー、まさか梓ちゃんでボロが出ちゃうなんて」

梓「気をつけないと……って、どうして憂が?」

憂「梓ちゃんが心配で-、お姉ちゃんには先にかえってもらったの」

梓「律先輩も気がつかない入れ替わりって」

憂「六時間目にはもう入れ替わってたんだよ」

梓「え!?」

憂「その様子だと、お姉ちゃんの変装に気がつかなかったんだね」

梓「う……私の唯先輩への愛はこの程度だったの」

憂「まあ、嘘だけどね、ちょっとトイレ行くって言ってそのときに入れ替わったの」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 22:58:06.38 ID:f9neix8h0
紬「ふふ、そういうわけだったの」

梓「ムギ先輩!?」

憂「そんな、気配を察知できないなんて……」

紬「さっきからお話を聞かせてもらったけど、梓ちゃんは唯ちゃんのことが好きなのね」

梓「う……」

紬「憂ちゃんはそんな梓ちゃんを応援していると」

憂「うう……」

紬「ここは先輩に任せておいて」

梓「嫌です」

憂「嫌です」

紬「そこは先輩に任せておく場面だと思うんだけど……」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 23:00:45.04 ID:f9neix8h0
梓「だってその、ムギ先輩はお嬢様じゃないですか」

憂「その、恋愛経験だって少ないんじゃないですか?」

紬「そうね」

梓「じゃあ、やっぱり」

紬「でも、恋する女の子を応援することはできるわ!」

梓「と、とにかくムギ先輩は私に協力してくれると言うことでよろしいですか?」

紬「ええ、どんとこい!」

憂「(し、心配だ……)」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 23:03:16.30 ID:f9neix8h0
よくじつ!
きょうしつ!

澪「昨日の梓は変だったな」

律「唯も憂ちゃんと入れ替わってろ?」

唯「え、どうして気がついたのー?」

律「これだよ、で、憂ちゃんはなんで唯と入れ替わったんだよ」

澪「梓の様子と関係がありそうだな」

紬「憂ちゃんもきっと、練習に参加してみたかったのよ」

澪「なるほど、ムギも一枚かんでたか」

律「なんかドッキリでも仕掛けるのかー? 澪に」

澪「私にか!? ぜ、絶対だまされないからな!」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 23:06:20.39 ID:f9neix8h0
紬「そうなのよ」

澪「そうなのか!? 憂ちゃんや梓まで巻き込んで……これは、律の陰謀か!」

律「どうしてそこで私が出てくる」

澪「私に何かしようとする奴は律以外にいない!」

律「はぁー、まあ、いいよ、梓もきっと今日の放課後には元に戻ってんだろ」

澪「くそぉー……絶対に、絶対にだまされないぞ……」

唯「素直なあずにゃんかー、なんか変だねー」

紬「!?」

唯「あずにゃんはあずにゃんだからいいんだよー」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 23:10:29.55 ID:f9neix8h0
ほうかご!
ぶしつ!

唯「あずにゃーん!」

梓「唯先輩」

唯「んん-、あずにゃんはいつも小っちゃくて可愛いねぇ」

梓「ありがとうございます、唯先輩も暖かくてなんだか安心します」

唯「……」

梓「どうしました?」

唯「梓ちゃん、何か変なものでも食べた!?」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 23:13:31.65 ID:f9neix8h0
梓「そうですね、今日は憂に少しお弁当を分けてもらいました、あと、コンビニのサンドイッチを頂いて」

唯「……!? ど、どうしてそんなに素直なの!」

梓「おかしいですか? 後輩なのに唯先輩のこと邪険にするみたいじゃ変じゃないですか」

唯「違うよ! あずにゃんは嫌がっても、本気で嫌がってないのが良いんだよ!」

梓「心の中では嫌がってないですから、それを行動に表したまでです」

唯「うー、なんか違う気がするよー」

梓「そうだ、ティーポットにお湯を入れるだけの簡単なお茶ですが、飲みますか?」

唯「あずにゃんがおかしくなった!?」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 23:16:31.06 ID:f9neix8h0
律「何騒いでんだよ唯」

唯「りっちゃん! あずにゃんが、あずにゃんがおかしいの!」

律「あ? まだ素直モードなのか梓」

梓「はい、律先輩こんにちは」

律「そろそろやめとけって、梓にゃ似合わないぞー」

梓「変……でしょうか」

唯「変だよ! 絶対変!」

梓「……今日は、帰りますね、ごめんなさい!」

唯「あ!」

律「(ちょっと泣いてたな……参った、泣かせるつもりじゃなかったんだけどな)」

唯「りっちゃん……」

律「明日になれば大丈夫だよ」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 23:18:04.08 ID:f9neix8h0
澪「すごい勢いで梓が出て行ったけど……」

律「いや、唯が梓のこと変だっていうから、その、泣いちまって」

澪「あー、あの梓はちょっとおかしかったからな」

唯「だよね! でも、泣いちゃうなんてどうしたんだろう」

澪「中二病をこじらせたんじゃないか?」

律「そりゃおまえだ」

澪「失礼な! 私は中二病じゃない!」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 23:20:33.54 ID:f9neix8h0
紬「あれ、どうしたの? 梓ちゃんは?」

律「梓なら今日は帰った」

紬「ええ!? どうして?」

律「唯が素直な梓を変だ変だっていうからさー」

唯「ぶー、確かに言い過ぎたかもしれないけどー」

澪「でもあの梓は律から見ても変だったろ」

律「なんかそういう問題だけじゃない気がするんだよな」

紬「(好きな人からイメチェンを変だ変だって言われればそりゃ泣いちゃうわよね……)」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/16(月) 23:27:42.50 ID:f9neix8h0 [29/29]
さて、寝るか。

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