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御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話
818 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/10(火) 01:41:16.42 ID:ISHQ5CIo [1/7]
あーやっと時間できた。
というわけでこんばんは、前スレの御坂「最近、黒子が構ってくれない」第2話の続きです。
前回までを読んでない人は自分用まとめさんからどうぞ。
5レスもらいます。
っていうか前回、「次回が最終回になる」とかつぶやいたことは忘れてくれ!……ください
あーやっと時間できた。
というわけでこんばんは、前スレの御坂「最近、黒子が構ってくれない」第2話の続きです。
前回までを読んでない人は自分用まとめさんからどうぞ。
5レスもらいます。
っていうか前回、「次回が最終回になる」とかつぶやいたことは忘れてくれ!……ください
819 名前:御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 1/5[saga] 投稿日:2010/08/10(火) 01:42:27.07 ID:ISHQ5CIo [2/7]
~ 帰り道 ~
御坂「…………」トボトボ
御坂「……黒子…………」
――――……
御坂「でたらめ言わないでよ!」
心理「あらあら、でたらめなんかじゃないわ。白井黒子本人が、私に直に頼みにきたの」
御坂「…………」
心理「彼女が、あなたを慕っているのは紛れもない事実。それも、心の底からね」
御坂「え……?」
心理「だからこそ、あんなお願いごとをしたんじゃないのかしらね」
御坂「どういうことよ……」
心理「彼女の心を覗かせてもらったけど、まず見えたのはあなたに対する大きな愛情や信頼。でもそれと同時に、『お姉さまにこれ以上迷惑をかけたくない』『お姉さまの幸せの邪魔をしたくない』っていう感情も眠っていたの。心の裏側にね」
御坂「ちょ、ちょっと待ってよ。確かに、あの子の過激な行動には若干困ってたけど……別に私は迷惑だとか、幸せを奪われてるだなんてこれっぽっちも……」
心理「上条当麻」
御坂「っ!」
心理「あらあら、その反応は心当たりがあるってこと?」
御坂「…………」
820 名前:御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 2/5[saga] 投稿日:2010/08/10(火) 01:43:34.81 ID:ISHQ5CIo [3/7]
~~~~~
御坂『もーそしたらねー、あのバカがねー』
白井『まぁお姉さま! またあの類人猿の話ですの!!』
御坂『えっ、いや、別に……』
白井『むきー! お姉様は私だけのものですわ!』ガバッ
御坂『寄るな変態!』ビリビリ
白井『あ゛ああ゛あぁぁぁ! か・い・か・ん♪』ヒクヒク
~~~~~
御坂「(いつもはああやってふざけ倒してたけど、もしも……もしも、あの子が本気で私の幸福を一番に考えたとしたら?)」
心理「本気であなたを慕い、あなたのことを一番に考えているからこそ……彼女は自分の気持ちを押し殺して、普通の人格へと戻ったんじゃないかしらね」
御坂「そんな、黒子…………」
心理「まーいずれにせよ、彼女本人の意志でこうなることを決意した訳だし。感謝されこそすれ、あなたに黒こげにされるいわれはないわ」
御坂「…………」
心理「じゃあね、御坂美琴。『愛しの彼』と仲良くねぇ、あはは」
……――――
御坂「本当なの、黒子?」
御坂「本当に、アンタは…………」
??「よう、ビリビリ」
御坂「えっ?」
822 名前:御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 3/5[saga] 投稿日:2010/08/10(火) 01:45:17.95 ID:ISHQ5CIo [4/7]
上条「なんだよ、元気ないな。なんかあったのか?」
御坂「別に……なんでもないわよ」
上条「ふーん…………白井のことだろ」
御坂「っ……あんた、女の子に関しては普段ニブっちいくせに変なときだけ鋭いわよね」
上条「鈍い? 俺が? ハハハなに言ってんだ御坂よ、上条さんのフラグ察知能力をなめちゃいけません!」
御坂「……」
上条「そのフラグ自体が全然立たないからしょうがないけど。あー、どっかに俺とラブコメしてくれる女の子いねえかなー」
御坂「ぶん殴るわよあんた?」パリパリ
上条「え、ちょ、御坂サン? なんでそんな怒ってるんでせうか? そしてなんで帯電してるの?」
御坂「あんたに向けて単純に電撃撃ってもその変な右手で防がれるしねー。エレキブースター!」
上条「そげぶっ?!」
説明しよう!
エレキブースターとは、電磁加速で自身の体をスピードアップさせ、その勢いで拳をたたき込む御坂の新技だ!
決して某ポケモンの進化に関わるアイテムではないぞ!
823 名前:御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 4/5[saga] 投稿日:2010/08/10(火) 01:46:36.75 ID:ISHQ5CIo [5/7]
御坂「はー、すっきりした」
上条「……そりゃよかったな(鼻血)」
御坂「なんか初めてあんたに一撃入れた気がするわ」
上条「超能力者(てめぇ)の一撃をそう何度も食らってたまりますかってんだよ!」
御坂「あははっ」
上条「…………少しは元気になったか?」
御坂「えっ?」
上条「細かい事情はわかんねえけどよ……小さいことでうじうじ悩んでるなんてお前らしくねぇよ」
御坂「小さいことって……いつも一緒の後輩とのことなのよ! 私、どうすれば……」
上条「お前は、どうしたいんだよ」
御坂「…………」
上条「それとも、学園都市第三位の超能力者(レベル5)は、誰かさんに自分の生き様を指示されなきゃやってけない、ただのガキなのか?」
御坂「……っ」
上条「自分のやりたいようにやれよ、御坂。お前が信じるその道が正解だ」
御坂「…………はん、あんたにんなこと言われなくてもわかってるってーの! 私を誰だと思ってんの、常盤台の超電磁砲『御坂美琴』なのよ?」
上条「はいはい、まぁがんばれよ……ってもうこんな時間かよ! あぁまた噛み付かれ……不幸だっ!」シュタッ
御坂「あっ…………相変わらず慌ただしいわね」
御坂「…………」
御坂「黒子……」
824 名前:御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 5/5[saga] 投稿日:2010/08/10(火) 01:48:16.19 ID:ISHQ5CIo [6/7]
―――― 私、認めるよ
私はあいつ……上条当麻のことが好き
あいつと、幸せになりたい
それでもね、黒子
だからって、私はあんたと疎遠になったりただの他人になったりするつもりもないわ
私は、常盤台の超電磁砲
学園都市二百三十万人の頂点
その名にかけて……自分の望むモノはすべて、自分の手でつかみ取ってみせる! ――――
つづくっ
825 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/10(火) 01:51:10.57 ID:ISHQ5CIo [7/7]
う゛ぁー
回想の中に回想入れるとか……読みにくいったらありゃしないね
それと、この話書いてて改めて思ったんだけど、台本形式の地なし文って思ってる以上に難しい
まだ戦闘とか少ないからマシだけど、描写ないと書きにくい場面はあるねぇ
次回こそ、次回こそ最終回です!
……多分
~ 帰り道 ~
御坂「…………」トボトボ
御坂「……黒子…………」
――――……
御坂「でたらめ言わないでよ!」
心理「あらあら、でたらめなんかじゃないわ。白井黒子本人が、私に直に頼みにきたの」
御坂「…………」
心理「彼女が、あなたを慕っているのは紛れもない事実。それも、心の底からね」
御坂「え……?」
心理「だからこそ、あんなお願いごとをしたんじゃないのかしらね」
御坂「どういうことよ……」
心理「彼女の心を覗かせてもらったけど、まず見えたのはあなたに対する大きな愛情や信頼。でもそれと同時に、『お姉さまにこれ以上迷惑をかけたくない』『お姉さまの幸せの邪魔をしたくない』っていう感情も眠っていたの。心の裏側にね」
御坂「ちょ、ちょっと待ってよ。確かに、あの子の過激な行動には若干困ってたけど……別に私は迷惑だとか、幸せを奪われてるだなんてこれっぽっちも……」
心理「上条当麻」
御坂「っ!」
心理「あらあら、その反応は心当たりがあるってこと?」
御坂「…………」
820 名前:御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 2/5[saga] 投稿日:2010/08/10(火) 01:43:34.81 ID:ISHQ5CIo [3/7]
~~~~~
御坂『もーそしたらねー、あのバカがねー』
白井『まぁお姉さま! またあの類人猿の話ですの!!』
御坂『えっ、いや、別に……』
白井『むきー! お姉様は私だけのものですわ!』ガバッ
御坂『寄るな変態!』ビリビリ
白井『あ゛ああ゛あぁぁぁ! か・い・か・ん♪』ヒクヒク
~~~~~
御坂「(いつもはああやってふざけ倒してたけど、もしも……もしも、あの子が本気で私の幸福を一番に考えたとしたら?)」
心理「本気であなたを慕い、あなたのことを一番に考えているからこそ……彼女は自分の気持ちを押し殺して、普通の人格へと戻ったんじゃないかしらね」
御坂「そんな、黒子…………」
心理「まーいずれにせよ、彼女本人の意志でこうなることを決意した訳だし。感謝されこそすれ、あなたに黒こげにされるいわれはないわ」
御坂「…………」
心理「じゃあね、御坂美琴。『愛しの彼』と仲良くねぇ、あはは」
……――――
御坂「本当なの、黒子?」
御坂「本当に、アンタは…………」
??「よう、ビリビリ」
御坂「えっ?」
822 名前:御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 3/5[saga] 投稿日:2010/08/10(火) 01:45:17.95 ID:ISHQ5CIo [4/7]
上条「なんだよ、元気ないな。なんかあったのか?」
御坂「別に……なんでもないわよ」
上条「ふーん…………白井のことだろ」
御坂「っ……あんた、女の子に関しては普段ニブっちいくせに変なときだけ鋭いわよね」
上条「鈍い? 俺が? ハハハなに言ってんだ御坂よ、上条さんのフラグ察知能力をなめちゃいけません!」
御坂「……」
上条「そのフラグ自体が全然立たないからしょうがないけど。あー、どっかに俺とラブコメしてくれる女の子いねえかなー」
御坂「ぶん殴るわよあんた?」パリパリ
上条「え、ちょ、御坂サン? なんでそんな怒ってるんでせうか? そしてなんで帯電してるの?」
御坂「あんたに向けて単純に電撃撃ってもその変な右手で防がれるしねー。エレキブースター!」
上条「そげぶっ?!」
説明しよう!
エレキブースターとは、電磁加速で自身の体をスピードアップさせ、その勢いで拳をたたき込む御坂の新技だ!
決して某ポケモンの進化に関わるアイテムではないぞ!
823 名前:御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 4/5[saga] 投稿日:2010/08/10(火) 01:46:36.75 ID:ISHQ5CIo [5/7]
御坂「はー、すっきりした」
上条「……そりゃよかったな(鼻血)」
御坂「なんか初めてあんたに一撃入れた気がするわ」
上条「超能力者(てめぇ)の一撃をそう何度も食らってたまりますかってんだよ!」
御坂「あははっ」
上条「…………少しは元気になったか?」
御坂「えっ?」
上条「細かい事情はわかんねえけどよ……小さいことでうじうじ悩んでるなんてお前らしくねぇよ」
御坂「小さいことって……いつも一緒の後輩とのことなのよ! 私、どうすれば……」
上条「お前は、どうしたいんだよ」
御坂「…………」
上条「それとも、学園都市第三位の超能力者(レベル5)は、誰かさんに自分の生き様を指示されなきゃやってけない、ただのガキなのか?」
御坂「……っ」
上条「自分のやりたいようにやれよ、御坂。お前が信じるその道が正解だ」
御坂「…………はん、あんたにんなこと言われなくてもわかってるってーの! 私を誰だと思ってんの、常盤台の超電磁砲『御坂美琴』なのよ?」
上条「はいはい、まぁがんばれよ……ってもうこんな時間かよ! あぁまた噛み付かれ……不幸だっ!」シュタッ
御坂「あっ…………相変わらず慌ただしいわね」
御坂「…………」
御坂「黒子……」
824 名前:御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 5/5[saga] 投稿日:2010/08/10(火) 01:48:16.19 ID:ISHQ5CIo [6/7]
―――― 私、認めるよ
私はあいつ……上条当麻のことが好き
あいつと、幸せになりたい
それでもね、黒子
だからって、私はあんたと疎遠になったりただの他人になったりするつもりもないわ
私は、常盤台の超電磁砲
学園都市二百三十万人の頂点
その名にかけて……自分の望むモノはすべて、自分の手でつかみ取ってみせる! ――――
つづくっ
825 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/10(火) 01:51:10.57 ID:ISHQ5CIo [7/7]
う゛ぁー
回想の中に回想入れるとか……読みにくいったらありゃしないね
それと、この話書いてて改めて思ったんだけど、台本形式の地なし文って思ってる以上に難しい
まだ戦闘とか少ないからマシだけど、描写ないと書きにくい場面はあるねぇ
次回こそ、次回こそ最終回です!
……多分
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