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紬「早く叩いてよ」 唯「...はいはい」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:29:33.39 ID:lO357pWF0 [1/44]
『特殊性癖』
「本当に叩いていいんだね? 後で恨んだりしないでよ?」
唯が慎重に確認した。
「大丈夫。遠慮なく叩いて。
私、ずっと誰かにぶたれるのが夢だったから」
目の前にいる紬は目を強く閉じてこう言った。
「……はいはい。分かったよ。それじゃあ、行くよ?」
唯が大きく手を振りかぶる。
その次の瞬間、乾いた音と共に紬の頬が赤く染まる。
「痛くなかったムギちゃん!?」
思ったより力が入ってしまったので唯が慌てる。
「……最初は痛かったけどね、後からなんだか
気持ちよくなってくるの…。不思議な感じ。
りッちゃんも澪ちゃんに叩かれる度に
こんな風に思ってたのかしら?」
『特殊性癖』
「本当に叩いていいんだね? 後で恨んだりしないでよ?」
唯が慎重に確認した。
「大丈夫。遠慮なく叩いて。
私、ずっと誰かにぶたれるのが夢だったから」
目の前にいる紬は目を強く閉じてこう言った。
「……はいはい。分かったよ。それじゃあ、行くよ?」
唯が大きく手を振りかぶる。
その次の瞬間、乾いた音と共に紬の頬が赤く染まる。
「痛くなかったムギちゃん!?」
思ったより力が入ってしまったので唯が慌てる。
「……最初は痛かったけどね、後からなんだか
気持ちよくなってくるの…。不思議な感じ。
りッちゃんも澪ちゃんに叩かれる度に
こんな風に思ってたのかしら?」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:33:56.02 ID:lO357pWF0
紬は痛みを訴えるどころか、
口をにやけさせて歓喜に震えている。
(いやいや、りっちゃんは普通に嫌がってたじゃん。
叩かれて喜ぶなんて変態だけだよ。
ムギちゃんはとうとう一線を越えてしまったようだね)
軽蔑の眼差しで紬を見ていた唯。
その視線に気がついていないのか、
紬はさらなる快楽を求めるため、唯におねだりする。
「唯ちゃん。もう一度頼んでもいいかな?」
(はぁ…) 唯は心の中で盛大にため息をついた。
これで紬におねだりされるのは何度目になるのかと思っていた。
二人が人気のない音楽室でこのような戯れをしているのは、
あることがきっかけになっていた。
ほんの数週間前、紬のボケに激しく突っ込んだ唯が
平手打ちをしてしまったのだ。
始めは口で言うつもりだったが、
最近の紬の言動があまりにもおかしいので
思わず手が出てしまった。
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:37:24.97 ID:lO357pWF0
『気持ちい……初めて人にぶたれた……』
あの時の紬の顔はいまでも脳裏に焼きついている。
明らかに常人と異なるその反応に、けいおん部の
メンバーはドン引きしてしまった。
無論、唯とて例外ではないが、紬に目を付けられ、
しつこく付きまとわれるようになった。
拒否の意思を示そうとすると、
『唯ちゃん。私のお願い聞いてくれないんだ……
今まであれだけお菓子やお茶を振舞ったのに……。
ギー太だって値下げしてあげたのに……』
と唯の一番痛い所を突いてくる。
しかたなく唯は人気のない放課後に音楽室で
紬に付き合うことになったわけだ。
「行くよ~ムギちゃん」
唯は呆れ顔で平手打ちを放つ。
ペチ
「何そのやる気のないビンタは!?
もっと強くぶってよ!! バカにしてるの!?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:41:19.35 ID:lO357pWF0
紬が顔を真っ赤にして怒る。
「もっと愛を込めるの! 唯ちゃんのビンタからは愛が
感じられないわ。ったく、これだから素人は…!!」
(またこれだ……)
唯は本当にため息をついてしまった。
紬にとって叩くことは神聖の儀式に等しく、
叩く方にも相応の技術力と度量を要求される。
したがって先程の子供のようなビンタでは納得してくれないのだ。
唯の前で特殊性癖を発動させるときの紬は駄々っ子のようだ。
ちなみに、家では執事相手にこんな調子で接しているらしい。
ムギの変わった一面が見られるのは珍しいが、
唯は正直早く家に帰りたかった。
「何ため息ついてるの!? ボーっとしてないで早くしなさいよ!!」
やかましく騒ぐ紬。
「あーもう、ガタガタうるさいなぁ!」
苛立った唯は紬の背後に回り、お尻を思い切り叩いた。
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:45:54.01 ID:lO357pWF0
「あ…ふん!?」
意味不明な叫びと共に紬がのけぞる。
紬はしばらくそのままの態勢で固まってしまった。
体を小刻みに震わせており、視線は宙をさまよっている。
完全に自分の世界に浸っているようだ。
(もう帰っていいよね?)
唯はそう思いながら時計を見た。
すでに時刻は夜の六時。
部活を終えた後の会合をしているわけだから、
必然的に遅い時間となってしまうのだ。
唯はコソコソと出入り口を目指そうとするが、
「待ってよ唯ちゃん」 と紬の声。
「何?」
唯が嫌そうな顔で応じる。
「さっきの一撃、すさまじい『愛』を感じたわ」
真剣な顔で紬が言った。
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:49:30.17 ID:lO357pWF0
「へえ。それはよかったね……」
どうでもよさそうな唯。
「叩かれた瞬間、不覚にも妄想世界に旅立って
しまったほどよ。お願いだからもう一度だけ…」
皆まで言う前に唯が割り込む。
「あーごめん。今日はもう遅いし、帰らせてもらうよ。
憂も心配するだろうし。続きは明日にしよう」
「そう…。それじゃあしょうがないわね」
紬はしゅんとしてしまった。
「そんなに落ち込まないでよ。明日はたくさんお尻叩いてあげるから」
「…………分かった。楽しみにしてるわ」
とりあえず納得した様子の紬。
唯は日を追うことに変態になっていく友人を
複雑そうな顔で見つめていた。
そうしてその日の戯れは終った。
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:53:04.99 ID:lO357pWF0
「おかえりなさい。晩御飯できているよ」
家に帰ると玄関で憂が迎えてくれた。
唯は精神的な疲労でクタクタになっていて、
家に帰った瞬間に寝てしまいたかったが、
とりあえずは妹が作ってくれた夕飯を食べることにした。
「今日はオムライスだよ~。ケチャップで
お姉ちゃんのお前を書いちゃった! えへ」
笑顔でふざける憂。
(えへ、じゃないよ…)
唯はがっくりとうなだれた。
巨大なオムライスの表面には、赤い添加物でハートマーク
が書かれており、その中心にユイと書かれている。
(小学生じゃないんだから……)
いつまでたっても姉離れができていない妹に対し、
呆れるばかりである。最近は寝ているベッドに
侵入されたり、入浴中に乱入されたりと散々な目に会っている。
(もう高校生なんだから憂も彼氏の一人くらい作ればいいのに…)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:57:20.91 ID:lO357pWF0
>>11のミス ↑ ○「お姉ちゃんの名前を買い」 ×「お姉ちゃんのお前を買い」
___________________________________________________
恋人のいない唯に言えた義理ではないが、憂は青春の無駄遣いを
している気がしてならなかった。才色兼備で美人な妹は、共学に
通っていればそれは人気者になったことだろうと思った。
(おいしいな…オムライス)
もぐもぐと味わってオムライスを堪能する。やはり妹の
料理の腕は抜群だった。この料理一つを取ってみても
手間がかかっているのが分かる。
「最近さ、お姉ちゃん帰り遅いよね。
けいおん部で何かあったの?」
憂が心配そうな目で見ている。
唯の気のせいか、彼女の瞳には探りを
入れるような怪しい光が感じられた。
「えっと、ちょっとギターの練習に
付き合ってもらってるんだよ」
目を逸らす唯。
「誰に?」
憂は鋭く質問する。
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:01:33.46 ID:lO357pWF0
「ム、ムギちゃん達かな」
「へえ? それにしても帰るのが遅すぎない?
部活が終るのはもっと早い時間でしょ?
それに新歓も学際も終ったのに、どうしてギターの練習を
真面目にやってるの? 普段は怠けてるくせに」
重箱の隅を突付くような憂の質問攻め。
出来の良い妹の指摘はいちいち的を射ているため、
唯には反撃できる材料が残っていなかった。
「そ、それにしても今日のオムライスおいしいなぁ!
この鶏肉の味がなんとも…」
唯は苦笑いしながら別の話題に持っていこうとするが…
「そうやって話をそらすってことは、
何か隠してる証拠だよね? ふざけてるの?」
退路を断たれた。しかも妹はキレ気味である。
「もう一度聞くよ。何があったの?」
問い詰める憂の視線が痛いほどだった。
「……」 万策尽きた唯は沈黙を選択した。
他に方法がないのだから仕方なかった。
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:05:57.95 ID:lO357pWF0
「こんどは黙るつもり?
どこまで私をバカにすれば気がすむの?」
憂が机をドンと叩いた。コップが傾き、
リンゴジュースがこぼれてしまった。
「……」 唯はうつむいて妹の怒りが収まるのを待っていた。
「そうやっていつまでも強情を張っているといいよ。
そのかわり、本当のことを言うまで
お姉ちゃんは一ヶ月アイス抜きだからね!!」
「!?」
唯は視界が歪み、気絶しそうになった。
手足が震えだし、持っていたスプーンを落としてしまった。
全身から血の気が引いてしまい、軽い酸欠状態に陥ろうとしていた。
(憂はなんて言ったの!? アイスを…!?
私の大好きなアイスを…!?)
唯にとってアイスとはそれほどの意味を持っていた。
「…くく!」
憂が勝ち誇った笑みを浮かべる。
彼女には姉の好みを正確に把握しているのだ。
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:09:17.12 ID:lO357pWF0
幼いころからアイスと共に育ってきた唯は、
それを欠くことでは生きていけないほどの体になっていた。
一言で言うと依存症である。
ちなみに、憂が与えてくれないとはいえ、
唯が自費で購入する手段は残されている。
だが、
「お姉ちゃん、今月のおこづかいはもう少ないんでしょ?」
妹よりするどい指摘が入る。
事実、唯は今月のおこづかいを使いすぎていた。
毎日アイスを食べないといけないのに、
財布に残された金額はあまりにも少ない状態だ。
なお、平沢家における金銭の采配は憂が実施している。
家事全般をこなすしっかりものの次女に、
両親から定期的に生活費が支給されているのだ。
憂は家計簿をつけながら主婦同様のやりくりを実行してきた。
無論、姉の生活の面倒をみているのは憂であり、
こづかいを支給する権利を有している。
したがって憂にそれを断たれてしまえば、
唯はバイトでもしない限りはアイスが手に入らないことになる。
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:14:06.52 ID:lO357pWF0
(で、でも、変態ムギちゃんのことは話せないし、
どうすればいいの!?)
仮にそのことを話せば、憂は火山が噴火するようにブチ切れ、
姉に迷惑をかけたバツとして紬に制裁を加えるに違いない。
そうなれば流血沙汰だ。
たぶん、とばっちりで梓あたりが最初に殺されるだろう。
関係ない人でも八つ当たりして始末する。憂はそういう女なのだ。
結局その日は唯が終始沈黙し、憂が盛大にため息を
ついてあきらめるまで粘ったのだった。
不機嫌になった妹はそれ以降口を聞いてくれなかったが、
とりあえずは本日の危機を脱したのだった。
そして次の日の放課後。音楽室にて
「待ってたわ。今日はこんなものを用意したの。
最初にこれで私を縛ってくれない? その後に昨日のようにお尻を…」
紬がSM用のロープを持って唯に迫った。
これで縛れと言われてもそれなりに手間が
かかるし、何より面倒だった。
「用はお尻を叩けばいいんでしょ?」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/10(火) 20:18:38.55 ID:lO357pWF0
唯は紬の抱えてイスの上に座り、自身の膝の上に乗せた。
紬はお腹を唯の太ももに当てており、
ちょうど体を九の字に曲げている状態だ。
すると紬のお尻が強調され、叩きやすい位置にあるわけだ。
いわゆるスパンキングの態勢といえばわかるだろうか。
「さーて行こうか」
紬のスカートをめくり、パンツを露出させる。
唯は何度も何度もお尻を叩いてやった。
「ひゃああ! …あああ! …やぁああん!!」
オーバーすぎる紬の反応。
パンツ越しにペシリペシリと叩くたびに紬の悲鳴が大きくなっていった。
(ムギちゃんのお尻ってやらわかいな…)
ふとそう思った唯が、パンツを太もものあたりまでずり降ろした。
「きゃ!?」
紬の悲鳴など無視して、ぷっくらしたお尻を直に撫でてみる。
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:22:21.35 ID:lO357pWF0
すりすり…
「……あ!」
紬の短い悲鳴。
円を描くように手を動かすと、やわらかいお肉がぷるぷる震えた。
「何するのよ…叩いてくれるんじゃなかったの?」
まさか撫でられると思ってなかった紬が足をじたばたさえてた。
「いいから触らせてよ」
今度は揉み始めた。
両手でいやらしくお尻を掴み、左右に開いてたり、
軽く叩いたりして弾力を楽しんだ。
「や、やめてよ。恥ずかしいわ」
紬の顔は真っ赤だ。
「いいからいいから」
唯は紬を床に四つんばいにさせた。
抵抗しようとしたので、ロープで両手を後ろ手に縛った。
至近距離でアナルを見つめながら指で押し広げた。
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:26:49.84 ID:lO357pWF0
「ムギちゃんのアナル、丸見えだよ?」
「ちょ、ちょっと何をするつもり?」
「ムギちゃんをいじめてみたくなったの。こうやってね」
唯はそこに舌をすべらした。
「ひぃ! ぬるぬるするわ…」
「もっと舐めてあげるね」
ペロペロペロ
あっという間に紬のそこが唾液だらけになった。
唯はアナルにキスをした後、人差し指を差し込もうと
すると、「痛い!!」 紬の悲鳴があがる。
「痛いのは最初だけだよ。いいから力まないで。力を抜いてごらん?」
唯がアナルを強引に押し広げ、指をゆっくりと挿入していった。
指の第二関節ぐらいまで入ってところで動きを止めた。
「やだ、ナンか変な気分だわ。私の中に異物が入ってるなんて……」
「案外冷静だね。それより穴の中がきつくて私の指が
痛いくらいだよ。もっと力を抜いてってば」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:30:26.52 ID:lO357pWF0
唯は指を上下させ、紬の内部をほじる様にグリグリと動かす。
「きゃああ!!」
たまらず紬が叫んでしまう。
「あ……あ……やだ……すごい……」
紬は体を緊張させ、かすかに震えながらその感触に耐えていた。
「ほらほら。こんなところを責められるの初めてでしょ?感想は?」
「う……あ……ちょ……まって……」
紬は不安定な姿勢でもがこうとしている。
アナルにに感じるのは、痛みと同時に不思議な快楽だった。
唯の指はそんな紬のことなど関係無しに生き物のように動き続ける。
「あん……や……もう……抜い……て」
話をするのもつらそうだった。
ふわふわの金髪を左右に揺らし、唯の指からから逃れようとしていた。
一方の唯は太ももをしっかりと摘んで離さなかった。
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:35:00.08 ID:lO357pWF0
「ああああ……やああん……」
紬は背中を弓なりにのけぞらせた。
汗をかき始めており、水滴が蛍光灯の光に照らされていた。
「苦しそうだね。もうやめてあげようか?」と唯の声。
「…おね…がい……ああ……ん」
「うん。分かったよ」
笑顔で唯が頷く。紬はようやく開放された。
「ひどいよ唯ちゃん……いきなりこんな痛いことするなんて…」
紬は泣いていた。
鼻水をすすりながら涙目で唯を睨んでいる。
「あれれ? でもムギちゃんは痛いのが大好きな変態さんなんだったよね?」
唯は言葉責めをしつつも縄を解いてやった。
「そんなことないわ。私はただ叩いて欲しいだけで……ムグ!」
最後まで言い終わる前に唯にキスされた。
頭を唯に抱きかかえられ、強引に唇を奪われた。
_________________________________
風呂は入ってくる。
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:01:32.24 ID:lO357pWF0
「んん~~~~!?」
訳が分からず、紬は混乱するだけだった。
「ぷはぁ。おしかったぁ。ムギちゃんのお口の中、甘い味がしたよ?」
唯が酔ったような顔で紬を見つめた。
「な、ななななんでいきなりキスするの?」
驚愕のあまり舌がうまく回らなかった。
「ムギちゃんのことが好きになったからかな」
「えっ」 唯のあっさりした告白に紬が仰天した。
「ムギちゃんは私のこと好き?」
特に気にした風もなく唯が問いかける。
「そ、それは……」 それは難しい質問だった。
特殊性癖を容認してくれる仲間としてはありがたい存在だが、
そこに好きという恋愛感情があるかどうかは分からなかった。
「ムギちゃん。提案があるの。もしムギちゃんが私の
ことを好きになってくれたら、これからも毎日叩いてあげる」
答えにくそうにしている紬に唯が言った。
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:05:25.62 ID:lO357pWF0
「もし断ったら……?」
紬が慎重に聞いた。
先に断った場合の条件を聞くのは懸命な判断だった。
「ムギちゃんの性癖を全校生徒ばらす。それと絶交させてもらう」
「えっ」
紬がマンボウの顔になって驚きを示した。
そんな条件を飲めるわけがないからだ。
これでは唯に脅迫されているのと同じだった。
だが、逆らってもろくな結果にならないだろうと思い、紬は観念して承諾した。
「…………分かったわよ。私は唯ちゃんの恋人にでもなんでもなるわ。
その代わり、私の秘密は墓場まで持って行ってよね」
「うん。ありがと。それとね、条件がもう一つあるんだ」
「まだあるの?」
紬が警戒した。このタイミングで追加されるのは
どんなろくでもない条件かと思ったのだ。
「私にアイスを毎日奢ってほしいの。
そうしたらお尻叩きでも平手打ちでも
カンチョーでも、なんでもサービスしとくよ」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:10:02.61 ID:lO357pWF0
「そんなものでいいの?」
紬は拍子抜けしてしまった。
大金持ちの彼女にとって、アイスの金額など痛くも痒くもない。
普段提供しているケーキなどに比べれば屁でもなかった。
「了承するわ。これからは仲良くしましょう」
「ありがとうムギちゃん!」
唯は笑顔で紬に抱きついた。
昨夜からの懸念材用であったアイスの供給先を
手に入れたのだ。これで憂に屈服せずに済んだというもの。
今にも飛び上がりたいくらいうれしかった。
「ずいぶん楽しそうだね。お姉ちゃん?」
この声さえ聞こえなければ。
「……憂!? いつからそこに?」
唯が物凄い勢いで振り返ったところ、そこには自縛霊のような面持ちの妹がいた。
「昨日黙ってたことって、紬さんとこういうことするためだったんだ…」
憂の目は冷めていた。
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:14:25.81 ID:lO357pWF0
手を硬く握り締めており、爪が食い込んで血が出ていた。
その姿から凄まじいまでの憤怒が感じられる。
よく見ると制服に返り血がついていた。
唯の視線に気づいたのか、憂はその説明を始めた。
「あ、これ? これは梓ちゃんの血だよ。
隠れてお姉ちゃんと紬さんの戯れを見てたんだけどね、
イライラしてきたから下校途中の梓ちゃんを襲撃したの」
「…………あずにゃんは生きてるの?」
唯は戦慄しながら疑問を口にした。
「そうだねぇ。来月には退院するんじゃない?」
「……!!」
唯は恐怖で動けなくなった。
つまり梓は全治一ヶ月というところらしい。
とばっちりでそこまでの大怪我を負ったのは
気の毒としか言いようがない。
もしそれ以外の理由があるとすれば、
普段から梓は唯とスキンシップを
取っていたので、事前にマークされていたのかもしれない。
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:18:26.49 ID:lO357pWF0
「次は紬さんを殴ろうかな。その次はお姉ちゃんね♪」
歌うように言いながら、罪人を罰しようとする憂。
「……!!」
唯と紬は死を覚悟したが…
「ぐふ…」
数秒後、憂は某モビルスーツの名前を発声しながら崩れ落ちた。
白目を向いて口から泡をはいている。
「いい所で邪魔するんじゃないよ!!」
スタンガンを装備している秋山澪が言った。
その場にしゃがみ、気絶させた憂の体を縄で縛っていた。
目覚めたときに抵抗を防ぐためだろう。
「ふう。これで憂ちゃんも大人しくなるだろう」
「み、澪しゃん!? どうしてここにいるの!?」
驚いたあまり、唯は噛んでしまった。
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:22:30.22 ID:lO357pWF0
「監視してたから」
澪はさらっと答えた。
「ほえ!? 監視?」
唯がにわとりのように口を開けた。
澪が意味不明なことを言ったからだ。
「うん。ほら、あそこに監視カメラがあるだろ?」
澪が天井を指差す
そこには、複数の監視カメラが設置されていた。
「__な!?」
唯は驚愕のあまり言葉も出なかった。
澪は得意げな顔で説明を始める。
「いや、一年のころから趣味で置いてたんだけどね。
誰も気がついてないからそのままにしておいたんだよ。
そしたら最近になって唯と紬が変なことやってるのに気づいてさ。
夢中になって鑑賞させてもらったよ。
ちなみに編集した動画は自宅のPCで保存してあるぞ」
得意げに胸を張る澪。
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:26:06.69 ID:lO357pWF0
「__は!?」
唯の目は飛び出さんばかりだった。
「ぶたれてるときのムギの顔、可愛かったよ。くくく…」
澪はお腹を抱えながら思い出し笑いをしていた。
「嘘でしょ…」
紬は顔面蒼白になっていた。
死守するべき秘密がすでに漏れていたのだ。
それに澪が監視カメラを設置しているなど全く気がつかなかった。
というか常識で考えれば、そんなものが音楽室にあること自体が異常である。
「ムギィ? 今から私の言うことを聞いてもらうぞ?
もし断ったり抵抗したりしたら…」
澪は女王様のような態度で紬の顎をしゃくりあげた。
「おまえの痴態を世間に好評する!!」
澪の宣言が雷鳴のように響き渡った。
ちなみにすでに録画したデータは澪の自宅で編集されてい
るらしい。紬はそれを奪うのは非常に困難だと判断した。
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:30:11.84 ID:lO357pWF0
「何をすればいいの?」
紬は唾を飲み込んだ後、そう聞いた。
「なあに簡単さ。お前とこうしたいだけさ…」
澪は紬にキスした。
「んんんん!!」
苦しそうに息を吐こうとする紬。
「別にいいだろ? 私とムギの仲なんだし」
澪はかまわずキスを続ける。
ちなみに、いくら澪が美人でも紬にそっちの気はない。
発情した顔で迫ってくる澪の顔を押しのけようとしたが、
「おっと、抵抗したらどうなるか分かってるよな?」
澪が恐喝する。
「…」
紬はだらりと両手を垂らした。すでに抵抗の意思は失わていれた。
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:34:53.84 ID:lO357pWF0
「いい子だなムギ」
「ムム……」
チュ ピチャ チュ
澪に強く抱きしめられ、口腔を犯された。
口の中に入ってくる澪の舌の感触に耐えられず、
紬は目をきつく閉じていた。
「オッパイも大きくてやわらかいぞ」
キスを継続しながら澪の両手は胸を鷲掴みにしていた。
「や…」
澪が強く握るとやわらかい胸が形を変え、
手からはみ出してしまいそうだった。
「いや……お願い…許して…」
胸を愛撫するたび、紬は苦しそうに息をするのだった。
「やわらかいなぁ。ムギの胸は」
「やだ……は、恥ずかしい…」
紬は真っ赤な顔でうつむいていた。
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:38:45.97 ID:lO357pWF0
「乳首がビンビンになってるぞ。感じてるのかムギ?」
「そ、そんなこと…」
「ここも濡れてきてるな」
澪の手が秘所に触れた。
股から太ももをまさぐると、紬はビクンと体を反応させた。
澪はその場にしゃがみ、正面から秘所を舐めた。
紬は立っているので、澪に下半身を抱かれるような形になった。
「ムギ、今どんな気持ちだ?」
澪の舌は激しく動いて水音を立てていた。
「もうやめて…」
紬が蚊の鳴くような声で言った。
「こんな楽しいことやめると思うのか? お尻も触ってあげよう」
澪の大きな手が紬の肉付きのいいお尻を掴んだ。
ゆっくりと揉んでいると紬が小さく喘ぐのだった。
秘所から流れる愛液は太もものあたりまで達していて、
それを舐め取ると、紬が大きく体を震わせた。
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:42:10.38 ID:lO357pWF0
「や、やだ…」
紬は目を閉じてしまった。
「ムギの体、ムチムチしててやわらかいぞ。
こんなエッチな体つきなんて反則だな。
私も興奮してきたし、そろそろイかせてあげる」
澪はそう言ってカバンの中から極太バイブを取り出し、紬をその場に座らせた。
後ろから太ももを持ち上げて大また開きさせ、慎重にバイブを挿入した。
「ほーら。こんな大きいのが入っちゃったよ?」
「や……」
紬は羞恥でそれを直視できなかった。
澪はゆっくりと時間をかけてピストン運動し、
荒くなってくる紬の吐息を堪能していた。
「気持ちよかったら声を出していいんだよ?」
澪が乳首を摘みながら言った。
もう一方の手ではバイブの出し入れを止めていない。
「……はぁ……やめ……て……」
紬は顔を蒸気させ、熱っぽい息を吐いていた。
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:46:38.86 ID:lO357pWF0
自分のあそこがこんなに大きいモノを受け入れているのが信じられかった。
「はぁ……はぁ……やだ……」
はしたない自分の姿を見て羞恥のあまり
死んでしまいたくなるが、澪は決して離してくれない。
「そんなに色っぽい顔するなよ。私までおかしくなるじゃないか。
やめてって言ってる割りには気持ち良さそうな顔してさ。
本当はこうして欲しかったんだろ?」
「……はぁ……ああ……ん……」
紬の息は次第に荒くなっていった。
「ふふ。そろそろいいかな?」
澪はそういった後、ピストン運動を速めた。
「ひゃああああ!!」
紬が絶叫するが、さらに高速で出し入れして最後の締めに入った。
「ああ! やあ!! はぁ……はぁ……はぁ! ひゃああああああん!!」
紬がとうとう絶頂に達した。
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:50:56.51 ID:lO357pWF0
そこからあふれた愛液が床を濡らし、小さな水溜りが出来た。
「ムギ? 最高に気持ち良さそうな顔したしてたよ。
その瞬間の顔もちゃんとカメラで取っていたからね」
「はぁ……はぁ……」
紬は口を大きく開けながら息を整えていた。
「最高に楽しかったぞムギ。さあてお次は、
さっきからずーっとこっちを見ていた憂ちゃんの番かな?」
「__!?」
澪と目が合った憂が罰の悪そうな顔をしていた。
澪は縛られている憂ちゃんに近づいて話しかける。
「憂ちゃん?」
「は、はい」
憂は緊張し、冷や汗を流していた。
「いつから目が覚めていたんだ?」
問い詰めるような口調。
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:54:31.26 ID:lO357pWF0
「え、えっとぉ、ついさっきです」
視線を合わさずに言う憂。
「嘘つくなよ。いやらしい顔で犯されている紬を
見ていたんだろ? 顔が真っ赤だよ?」
澪がにやける。
「_!」
憂はがくがくと震え始めた。
「私とムギの秘密を知られたからには……どうなるか分かってるよね?」
澪がカバンの中からムチを取り出した。
試しに床に数回振り下ろすと、風を切る鋭い音と
共にいい感じに叩きつけられる。
彼女は生き物のようにしなるムチを自在に使いこなしていた。
そののスキルは素人のものではない。
その音を聞いただけで憂は顔面蒼白になってしまった。
「ど、どうか。お、お許しを…」
瞳孔の開いた目でガタガタ震えている憂。
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:02:00.37 ID:lO357pWF0
「は? いまさら許してもらえるとでも思ってんの?
なにその生意気な態度? ふざけてんの?
さっきはムギと唯のこと殴ろうとしてたくせに…」
澪は切れ気味だった。
いつもより口調が三割増しで悪くなっている。
「私の獲物を勝手に殴ろうとしてんじゃねーよ。
罰として泣くまでムチでお仕置きしてやるからな。
その腐った根性叩きなおしてやる」
澪がムチを振り上げようとするが…
「待って!!」と唯の叫び声。
不気味なオーラを発しながら、澪に提案する。
「憂は私にお仕置きさせてよ。普段から生意気な
ことばかり言う妹で正直イライラしてたんだぁ。
ね、いいでしょ? 情け容赦なくいじめてあげるから」
「……ほう。おもしろそうだな。実の姉妹でSMプレイってのも
悪くないか。いいだろう。私はここで鑑賞させてもらうよ」
納得した澪は近くのイスに座り、
偉そうに腕組しながら観戦モードに入った。
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:06:14.32 ID:lO357pWF0
唯は澪から手渡されたムチを凝視しながら、
こんなことを考えていた。
(くくく……。これで憂の奴をたっぷりお仕置きできる。
最近のあいつは調子に乗ってるからいい薬になりそう。
日頃のウサ晴らしを存分にさせてもらおう…!!)
笑いをこらえながら、
芋虫のように転がっている妹を見据える。
「うーい? お仕置きの時間だよぉ」
唯の目は全く笑っていなかった。
「お、おねえちゃん? まさか実の妹を
それで痛めつけようっての?
そんなの正気じゃない。狂ってるわ!!」
憂は泣き叫んだ。
「あああ!? あんたは私とムギちゃんを
殴ろうとしてたじゃないの!! それにあずにゃんに
八つ当たりして半殺しにしたくせに!
何で被害者面してるんだよおおおおおおお!」
ブチ切れた唯。怒りと共にムチを振り下ろす。
「ぎゃあああああああああああああ!!」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:10:08.38 ID:lO357pWF0
その後も大声で叫び続ける憂にかまわず、
何度も何度もムチが振り下ろされた。
いちおう制服は着ているので痛みはいくらか
軽減されてはいたが、叩くたびに唯のムチスキル
が上昇して痛みは増していった。
特にスカートから覗かせる生足に命中したときなどは、
憂は悶絶して言葉もでないほどだった。
憂がどんな状況であるにもかかわらず、
唯の手が休まるこはなかった。
憂はそんな地獄の時間が早く過ぎることを願って
なんとか我慢していたのだが、一方的な虐待に
とうとう耐え切れなくなり、涙を流し始めた。
「うう……ひっぐ……ぐすん……」
愛しい姉から拷問を受けたことによる哀しさは
強烈なもので、彼女の心は砕けようとしていた。
憂とてまだ若い娘である。愛情を込めて面倒を
見てきた姉に暴力を振るわれるのは相当辛いものだった。
「もう……許して……ください……
なんでも……なんでもしますから……」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:14:11.21 ID:lO357pWF0
憂が涙と鼻水と汗でぐしゃぐしゃになった顔で
懇願した。姉に対して敬語を使うのは始めての経験だった。
すると、唯の攻撃はぴたっと止まった。
「いひひひ。ようやく大人しくなったか…」
口元にやらしい笑みを蓄え、
泣いている憂を見て興奮しているようだった。
彼女の中で、新しい性癖が目覚めようとしているのだ。
「泣いている人を一方的にいじめるのって楽しいなぁ…。
憂ったら最初はあんなに偉そうにしてたのに、今では
子供のように泣いて謝ってるんだもん…きひひひひ。最高の気分!」
「…!」
姉の顔をみて憂が絶句した。
唯の表情は真性のSに目覚めたことを示しており、
憂の知っている優しくておっとりしたお姉ちゃんはどこにもいなかった。
「ういぃ? 痛かったよねぇ? ごめんねぇ。涙拭いてあげるよ」
唯がにやにや笑いながら憂の顔にハンカチを当てた。
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:18:12.01 ID:lO357pWF0
「ひぃ!」
それだけで憂は脅えてしまう。
顔をきれいに拭いた後、唯は妹の胸を触り始めた。
「きゃあ!」
憂の大きな悲鳴。
「姉妹のよしみだし、少しくらいはいいよね?」
「やめて!!」
憂は猛烈に嫌がった。
大好きな唯に触られるのは本来なら歓迎すべきことだが、
今は一方的に侵されており、求めていたムードはない。
ギラギラした姉の目つきが恐ろしかった。
じたばたと往生際悪く暴れようとするが、
両手を縛ってある縄が邪魔だった。
「いやあああああああああ!!」
憂が叫び始めるが、唯は無視して制服とYシャツのボタンを
外してブラを露出させた。中途半端に脱がしているので
妙に扇情的な姿だった。
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:22:06.93 ID:lO357pWF0
じたばたと往生際悪く暴れようとするが、
両手を縛ってある縄が邪魔だった。
「いやあああああああああ!!」
叫び始めるが、唯は無視して制服とYシャツのボタンを
外してブラを露出させた。中途半端に脱がしているので
妙に扇情的な姿だった。
「やだやだ! いやらしい手で触らないでよ!!」
唯は餅をこねるような手つきで胸を触っていた。
自分より大きい妹の胸はブラ越しでも柔らかくて
揉み応えがあった。
「楽しそうなことをしてるわね。私も参加してもいいかしら?」
そう言って微笑んだのは紬だった。
先程まで澪と一緒に紅茶を飲みながら平沢姉妹を
見守っていたのだが、嫌がる憂ちゃんに不覚にも興奮したのだ。
「憂ちゃんのおっぱい、本当にやわらかいわね。
それに張りがあって素敵だわ」
「やあああああああ!!」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:26:37.79 ID:lO357pWF0
仰向けに寝かされている憂の左右に唯と紬が位置する。
二人は憂の胸を何度も揉みながら感想を述べていた。
「本当にいいおっぱいだね。ずっとこうして揉んでいたいよ」
「憂ちゃんたら、太ももがとってもエッチだわ。
スカートもめくっちゃおうかな」
2人は口々に勝手なことを口走しりながら憂の体を触っていた。
唯は憂の胸をこねながら固くなった乳首をつねっていた。
紬はスカートをめくってショーツを露出させた後、太ももを撫でていた。
憂は両手を縄で拘束されているのでされるがままの状態だった。
胸やお腹から足まで体中をまさぐられ、
やげて唯の手がショーツの中に侵入していた。
唯の指に秘所を撫でられるたび、憂は羞恥に顔をゆがめていた。
自由な足をなんとか動かして逃れようとするが、その姿が
かえって扇情的になってしまって唯達をますます興奮させた。
「いやあああああ!! 誰か助けてえええ!!」
いやらしい手から逃れるために大声を出して叫ぶが、
この放課後の音楽室を訪れるものはいなかった。
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:30:13.47 ID:lO357pWF0
「憂ちゃんの恥ずかしい姿、ちゃんと撮影しているからな」
澪がビデオカメラを構えながら言った。
いつのまにか憂の近くにおり、優越感に満ちた
顔で憂を見つめていた。それは憂にとって凄まじい屈辱だった。
「んぐ……!!」
憂は思いっきり澪を睨んでやりたかったが、紬に唇を塞がれていた。
紬はきつく閉じられた憂の唇を舌で押し分け、口腔を犯していた。
内部に入ってきた紬の舌が憂の唾液を求めて動き回っていた。
「んんんんんん!!」
憂が暴れ続けながらくぐもった声を上げた。
下半身を見ると、唯がショーツを脱がしにかかっていた。
足をじたばたさせるが、あっという間に脱がされてしまい、太ももを持ち上げられた。
「憂のここ、舐めちゃうね?」
唯が無防備な秘所に口をつける。
割れ目の縦のラインにそって舌をすべらした後、
それを左右に広げて膣を眺めていた。
「いや……そんなとこ…むぐぐ…んん!!」
憂が叫ぼうとすると紬のキスが迫る。
唇を塞がれてしまっては声を張り上げるのは不可能だった。
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:34:24.76 ID:lO357pWF0
キスをしながらもキーボードで慣らした紬の指が
胸を触り続けていた。憂は上半身をひねったり首を
横に振ったりして嫌がっていた。
「どんどんペロペロしちゃうよ?」
唯は憂の太ももを持ってM字開脚させた。
膣からあふれ出してきた愛液を舐め取る。
ぴちゃ ぴちゃ…
「ひ………あぁ……!!」
憂は小刻みに体を震わせていた。
「ひゃ……あん……!!」
秘所に発情した唯の吐息を感じ、
舌で舐められる感触がくすぐったかった。
「憂のエッチな液体が流れ出して止まらないよ?
そろそろ楽にさせてあげるね」
唯はそう言って澪からローターを受け取った。小型でピンク色をしていた。
「入れちゃうね」
唯が秘所にローターを挿入した。
すでにずぶ濡れのそこは簡単に受け入れてしまった。
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:38:15.45 ID:lO357pWF0
「や……!!」
憂は顔を真っ赤にして恥らっており、目をそむける。
後ろから紬に太ももを持ち上げられ、大また開きさせられていた。
「憂? 気持ちよかったら声出していいんだよ?」
唯が憂の顔を見つめながら言った。
嬉々とした顔でローターの電源を入れると、
憂が切なそうに声を出して喘いでいる。
「はぁ……いやあ……やめ……!!」
ローターの振動と共に憂の吐く息が荒くなってく。
その振動に耐えられず体をくねらせたが、
唯と紬にしっかりと押さえられていた。
「はぁ……はぁ……はぁん……ひゃん!!」
だんだんと憂の目がうつろになっていった。
頭ではもう何も考えられなくなっていた。
あれほど嫌がっていた責めが、今では快楽に変わろうとしていた。
「あぁ……はぁ……すごい………!!」
憂の口元に笑みが浮かんでいた。
一切の抵抗を封じられた状態での持続的ないじめ。
それが憂の中に眠る特殊な性癖を呼び覚まそうとしていた。
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:42:19.12 ID:lO357pWF0
「どうして……こんなに気持ちいの……。
わ……わたし……すごく……エッチに……!!」
憂は魚のように口をパクパクさせていた。
それを見た唯が剥き出しにしたクリトリスに
ローターを当てて振動を与える。
「ひゃああああああああ!!」
憂は大声を上げた。
今までにないほど暴れようとする憂を押さえつけて
振動を与え続ける。憂は凄い勢いで震え始めた。
「はああああん! もうだめえええええええ!!」
憂は体を一瞬だけ硬直させた後、絶頂に達してしまった。
床から太ももまで噴出した愛液でどろどろになった。
肩を落としてがっくりとうなだれている憂。
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:46:33.69 ID:lO357pWF0
「最高だったよ。憂ちゃん。
君の気持ちよさそうな顔は全てビデオに収めたぞ。
まさか途中でドMに目覚めるとは思ってなかったから
びっくりしたよ」
澪が嬉々とした顔で興奮しながら言った。
一仕事終えた職人のような顔をしている。
「この動画を公開されたくないだろ? 嫌だったら
これからは私達の仲間になるんだ。これからは
こうしてこっそりと四人で遊ぼうよ」
それは悪の誘いだった。
「…………」
憂は黙っていた。彼女は澪のことを畏怖しているので
これから何をされるか不安で仕方なかった。
「憂ちゃん。私を無視するつもりか?
………ねえ、私達と一緒に遊びたいよなって言ったんだけど?」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:50:15.47 ID:lO357pWF0
澪が言葉に苛立ちを込める。
一見すると笑顔だが、その瞳の奥には殺気がこもっていた。
「はい。私も遊びたいです……」
憂はそう答えるしかなった。
「よしよし。後輩は素直なのが一番だな。
ふふ。退屈な学校生活が楽しくなりそうだ…!!
あはははははははははははははは!!」
澪が喜悦の表情で笑う。
その笑い声は廊下まで響いてしまうほどだった。
この日以降、澪は女王様のように振舞うようになったのだった。
『特殊性癖』 The end
紬は痛みを訴えるどころか、
口をにやけさせて歓喜に震えている。
(いやいや、りっちゃんは普通に嫌がってたじゃん。
叩かれて喜ぶなんて変態だけだよ。
ムギちゃんはとうとう一線を越えてしまったようだね)
軽蔑の眼差しで紬を見ていた唯。
その視線に気がついていないのか、
紬はさらなる快楽を求めるため、唯におねだりする。
「唯ちゃん。もう一度頼んでもいいかな?」
(はぁ…) 唯は心の中で盛大にため息をついた。
これで紬におねだりされるのは何度目になるのかと思っていた。
二人が人気のない音楽室でこのような戯れをしているのは、
あることがきっかけになっていた。
ほんの数週間前、紬のボケに激しく突っ込んだ唯が
平手打ちをしてしまったのだ。
始めは口で言うつもりだったが、
最近の紬の言動があまりにもおかしいので
思わず手が出てしまった。
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:37:24.97 ID:lO357pWF0
『気持ちい……初めて人にぶたれた……』
あの時の紬の顔はいまでも脳裏に焼きついている。
明らかに常人と異なるその反応に、けいおん部の
メンバーはドン引きしてしまった。
無論、唯とて例外ではないが、紬に目を付けられ、
しつこく付きまとわれるようになった。
拒否の意思を示そうとすると、
『唯ちゃん。私のお願い聞いてくれないんだ……
今まであれだけお菓子やお茶を振舞ったのに……。
ギー太だって値下げしてあげたのに……』
と唯の一番痛い所を突いてくる。
しかたなく唯は人気のない放課後に音楽室で
紬に付き合うことになったわけだ。
「行くよ~ムギちゃん」
唯は呆れ顔で平手打ちを放つ。
ペチ
「何そのやる気のないビンタは!?
もっと強くぶってよ!! バカにしてるの!?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:41:19.35 ID:lO357pWF0
紬が顔を真っ赤にして怒る。
「もっと愛を込めるの! 唯ちゃんのビンタからは愛が
感じられないわ。ったく、これだから素人は…!!」
(またこれだ……)
唯は本当にため息をついてしまった。
紬にとって叩くことは神聖の儀式に等しく、
叩く方にも相応の技術力と度量を要求される。
したがって先程の子供のようなビンタでは納得してくれないのだ。
唯の前で特殊性癖を発動させるときの紬は駄々っ子のようだ。
ちなみに、家では執事相手にこんな調子で接しているらしい。
ムギの変わった一面が見られるのは珍しいが、
唯は正直早く家に帰りたかった。
「何ため息ついてるの!? ボーっとしてないで早くしなさいよ!!」
やかましく騒ぐ紬。
「あーもう、ガタガタうるさいなぁ!」
苛立った唯は紬の背後に回り、お尻を思い切り叩いた。
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:45:54.01 ID:lO357pWF0
「あ…ふん!?」
意味不明な叫びと共に紬がのけぞる。
紬はしばらくそのままの態勢で固まってしまった。
体を小刻みに震わせており、視線は宙をさまよっている。
完全に自分の世界に浸っているようだ。
(もう帰っていいよね?)
唯はそう思いながら時計を見た。
すでに時刻は夜の六時。
部活を終えた後の会合をしているわけだから、
必然的に遅い時間となってしまうのだ。
唯はコソコソと出入り口を目指そうとするが、
「待ってよ唯ちゃん」 と紬の声。
「何?」
唯が嫌そうな顔で応じる。
「さっきの一撃、すさまじい『愛』を感じたわ」
真剣な顔で紬が言った。
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:49:30.17 ID:lO357pWF0
「へえ。それはよかったね……」
どうでもよさそうな唯。
「叩かれた瞬間、不覚にも妄想世界に旅立って
しまったほどよ。お願いだからもう一度だけ…」
皆まで言う前に唯が割り込む。
「あーごめん。今日はもう遅いし、帰らせてもらうよ。
憂も心配するだろうし。続きは明日にしよう」
「そう…。それじゃあしょうがないわね」
紬はしゅんとしてしまった。
「そんなに落ち込まないでよ。明日はたくさんお尻叩いてあげるから」
「…………分かった。楽しみにしてるわ」
とりあえず納得した様子の紬。
唯は日を追うことに変態になっていく友人を
複雑そうな顔で見つめていた。
そうしてその日の戯れは終った。
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:53:04.99 ID:lO357pWF0
「おかえりなさい。晩御飯できているよ」
家に帰ると玄関で憂が迎えてくれた。
唯は精神的な疲労でクタクタになっていて、
家に帰った瞬間に寝てしまいたかったが、
とりあえずは妹が作ってくれた夕飯を食べることにした。
「今日はオムライスだよ~。ケチャップで
お姉ちゃんのお前を書いちゃった! えへ」
笑顔でふざける憂。
(えへ、じゃないよ…)
唯はがっくりとうなだれた。
巨大なオムライスの表面には、赤い添加物でハートマーク
が書かれており、その中心にユイと書かれている。
(小学生じゃないんだから……)
いつまでたっても姉離れができていない妹に対し、
呆れるばかりである。最近は寝ているベッドに
侵入されたり、入浴中に乱入されたりと散々な目に会っている。
(もう高校生なんだから憂も彼氏の一人くらい作ればいいのに…)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 19:57:20.91 ID:lO357pWF0
>>11のミス ↑ ○「お姉ちゃんの名前を買い」 ×「お姉ちゃんのお前を買い」
___________________________________________________
恋人のいない唯に言えた義理ではないが、憂は青春の無駄遣いを
している気がしてならなかった。才色兼備で美人な妹は、共学に
通っていればそれは人気者になったことだろうと思った。
(おいしいな…オムライス)
もぐもぐと味わってオムライスを堪能する。やはり妹の
料理の腕は抜群だった。この料理一つを取ってみても
手間がかかっているのが分かる。
「最近さ、お姉ちゃん帰り遅いよね。
けいおん部で何かあったの?」
憂が心配そうな目で見ている。
唯の気のせいか、彼女の瞳には探りを
入れるような怪しい光が感じられた。
「えっと、ちょっとギターの練習に
付き合ってもらってるんだよ」
目を逸らす唯。
「誰に?」
憂は鋭く質問する。
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:01:33.46 ID:lO357pWF0
「ム、ムギちゃん達かな」
「へえ? それにしても帰るのが遅すぎない?
部活が終るのはもっと早い時間でしょ?
それに新歓も学際も終ったのに、どうしてギターの練習を
真面目にやってるの? 普段は怠けてるくせに」
重箱の隅を突付くような憂の質問攻め。
出来の良い妹の指摘はいちいち的を射ているため、
唯には反撃できる材料が残っていなかった。
「そ、それにしても今日のオムライスおいしいなぁ!
この鶏肉の味がなんとも…」
唯は苦笑いしながら別の話題に持っていこうとするが…
「そうやって話をそらすってことは、
何か隠してる証拠だよね? ふざけてるの?」
退路を断たれた。しかも妹はキレ気味である。
「もう一度聞くよ。何があったの?」
問い詰める憂の視線が痛いほどだった。
「……」 万策尽きた唯は沈黙を選択した。
他に方法がないのだから仕方なかった。
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:05:57.95 ID:lO357pWF0
「こんどは黙るつもり?
どこまで私をバカにすれば気がすむの?」
憂が机をドンと叩いた。コップが傾き、
リンゴジュースがこぼれてしまった。
「……」 唯はうつむいて妹の怒りが収まるのを待っていた。
「そうやっていつまでも強情を張っているといいよ。
そのかわり、本当のことを言うまで
お姉ちゃんは一ヶ月アイス抜きだからね!!」
「!?」
唯は視界が歪み、気絶しそうになった。
手足が震えだし、持っていたスプーンを落としてしまった。
全身から血の気が引いてしまい、軽い酸欠状態に陥ろうとしていた。
(憂はなんて言ったの!? アイスを…!?
私の大好きなアイスを…!?)
唯にとってアイスとはそれほどの意味を持っていた。
「…くく!」
憂が勝ち誇った笑みを浮かべる。
彼女には姉の好みを正確に把握しているのだ。
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:09:17.12 ID:lO357pWF0
幼いころからアイスと共に育ってきた唯は、
それを欠くことでは生きていけないほどの体になっていた。
一言で言うと依存症である。
ちなみに、憂が与えてくれないとはいえ、
唯が自費で購入する手段は残されている。
だが、
「お姉ちゃん、今月のおこづかいはもう少ないんでしょ?」
妹よりするどい指摘が入る。
事実、唯は今月のおこづかいを使いすぎていた。
毎日アイスを食べないといけないのに、
財布に残された金額はあまりにも少ない状態だ。
なお、平沢家における金銭の采配は憂が実施している。
家事全般をこなすしっかりものの次女に、
両親から定期的に生活費が支給されているのだ。
憂は家計簿をつけながら主婦同様のやりくりを実行してきた。
無論、姉の生活の面倒をみているのは憂であり、
こづかいを支給する権利を有している。
したがって憂にそれを断たれてしまえば、
唯はバイトでもしない限りはアイスが手に入らないことになる。
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:14:06.52 ID:lO357pWF0
(で、でも、変態ムギちゃんのことは話せないし、
どうすればいいの!?)
仮にそのことを話せば、憂は火山が噴火するようにブチ切れ、
姉に迷惑をかけたバツとして紬に制裁を加えるに違いない。
そうなれば流血沙汰だ。
たぶん、とばっちりで梓あたりが最初に殺されるだろう。
関係ない人でも八つ当たりして始末する。憂はそういう女なのだ。
結局その日は唯が終始沈黙し、憂が盛大にため息を
ついてあきらめるまで粘ったのだった。
不機嫌になった妹はそれ以降口を聞いてくれなかったが、
とりあえずは本日の危機を脱したのだった。
そして次の日の放課後。音楽室にて
「待ってたわ。今日はこんなものを用意したの。
最初にこれで私を縛ってくれない? その後に昨日のようにお尻を…」
紬がSM用のロープを持って唯に迫った。
これで縛れと言われてもそれなりに手間が
かかるし、何より面倒だった。
「用はお尻を叩けばいいんでしょ?」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/10(火) 20:18:38.55 ID:lO357pWF0
唯は紬の抱えてイスの上に座り、自身の膝の上に乗せた。
紬はお腹を唯の太ももに当てており、
ちょうど体を九の字に曲げている状態だ。
すると紬のお尻が強調され、叩きやすい位置にあるわけだ。
いわゆるスパンキングの態勢といえばわかるだろうか。
「さーて行こうか」
紬のスカートをめくり、パンツを露出させる。
唯は何度も何度もお尻を叩いてやった。
「ひゃああ! …あああ! …やぁああん!!」
オーバーすぎる紬の反応。
パンツ越しにペシリペシリと叩くたびに紬の悲鳴が大きくなっていった。
(ムギちゃんのお尻ってやらわかいな…)
ふとそう思った唯が、パンツを太もものあたりまでずり降ろした。
「きゃ!?」
紬の悲鳴など無視して、ぷっくらしたお尻を直に撫でてみる。
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:22:21.35 ID:lO357pWF0
すりすり…
「……あ!」
紬の短い悲鳴。
円を描くように手を動かすと、やわらかいお肉がぷるぷる震えた。
「何するのよ…叩いてくれるんじゃなかったの?」
まさか撫でられると思ってなかった紬が足をじたばたさえてた。
「いいから触らせてよ」
今度は揉み始めた。
両手でいやらしくお尻を掴み、左右に開いてたり、
軽く叩いたりして弾力を楽しんだ。
「や、やめてよ。恥ずかしいわ」
紬の顔は真っ赤だ。
「いいからいいから」
唯は紬を床に四つんばいにさせた。
抵抗しようとしたので、ロープで両手を後ろ手に縛った。
至近距離でアナルを見つめながら指で押し広げた。
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:26:49.84 ID:lO357pWF0
「ムギちゃんのアナル、丸見えだよ?」
「ちょ、ちょっと何をするつもり?」
「ムギちゃんをいじめてみたくなったの。こうやってね」
唯はそこに舌をすべらした。
「ひぃ! ぬるぬるするわ…」
「もっと舐めてあげるね」
ペロペロペロ
あっという間に紬のそこが唾液だらけになった。
唯はアナルにキスをした後、人差し指を差し込もうと
すると、「痛い!!」 紬の悲鳴があがる。
「痛いのは最初だけだよ。いいから力まないで。力を抜いてごらん?」
唯がアナルを強引に押し広げ、指をゆっくりと挿入していった。
指の第二関節ぐらいまで入ってところで動きを止めた。
「やだ、ナンか変な気分だわ。私の中に異物が入ってるなんて……」
「案外冷静だね。それより穴の中がきつくて私の指が
痛いくらいだよ。もっと力を抜いてってば」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:30:26.52 ID:lO357pWF0
唯は指を上下させ、紬の内部をほじる様にグリグリと動かす。
「きゃああ!!」
たまらず紬が叫んでしまう。
「あ……あ……やだ……すごい……」
紬は体を緊張させ、かすかに震えながらその感触に耐えていた。
「ほらほら。こんなところを責められるの初めてでしょ?感想は?」
「う……あ……ちょ……まって……」
紬は不安定な姿勢でもがこうとしている。
アナルにに感じるのは、痛みと同時に不思議な快楽だった。
唯の指はそんな紬のことなど関係無しに生き物のように動き続ける。
「あん……や……もう……抜い……て」
話をするのもつらそうだった。
ふわふわの金髪を左右に揺らし、唯の指からから逃れようとしていた。
一方の唯は太ももをしっかりと摘んで離さなかった。
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 20:35:00.08 ID:lO357pWF0
「ああああ……やああん……」
紬は背中を弓なりにのけぞらせた。
汗をかき始めており、水滴が蛍光灯の光に照らされていた。
「苦しそうだね。もうやめてあげようか?」と唯の声。
「…おね…がい……ああ……ん」
「うん。分かったよ」
笑顔で唯が頷く。紬はようやく開放された。
「ひどいよ唯ちゃん……いきなりこんな痛いことするなんて…」
紬は泣いていた。
鼻水をすすりながら涙目で唯を睨んでいる。
「あれれ? でもムギちゃんは痛いのが大好きな変態さんなんだったよね?」
唯は言葉責めをしつつも縄を解いてやった。
「そんなことないわ。私はただ叩いて欲しいだけで……ムグ!」
最後まで言い終わる前に唯にキスされた。
頭を唯に抱きかかえられ、強引に唇を奪われた。
_________________________________
風呂は入ってくる。
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:01:32.24 ID:lO357pWF0
「んん~~~~!?」
訳が分からず、紬は混乱するだけだった。
「ぷはぁ。おしかったぁ。ムギちゃんのお口の中、甘い味がしたよ?」
唯が酔ったような顔で紬を見つめた。
「な、ななななんでいきなりキスするの?」
驚愕のあまり舌がうまく回らなかった。
「ムギちゃんのことが好きになったからかな」
「えっ」 唯のあっさりした告白に紬が仰天した。
「ムギちゃんは私のこと好き?」
特に気にした風もなく唯が問いかける。
「そ、それは……」 それは難しい質問だった。
特殊性癖を容認してくれる仲間としてはありがたい存在だが、
そこに好きという恋愛感情があるかどうかは分からなかった。
「ムギちゃん。提案があるの。もしムギちゃんが私の
ことを好きになってくれたら、これからも毎日叩いてあげる」
答えにくそうにしている紬に唯が言った。
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:05:25.62 ID:lO357pWF0
「もし断ったら……?」
紬が慎重に聞いた。
先に断った場合の条件を聞くのは懸命な判断だった。
「ムギちゃんの性癖を全校生徒ばらす。それと絶交させてもらう」
「えっ」
紬がマンボウの顔になって驚きを示した。
そんな条件を飲めるわけがないからだ。
これでは唯に脅迫されているのと同じだった。
だが、逆らってもろくな結果にならないだろうと思い、紬は観念して承諾した。
「…………分かったわよ。私は唯ちゃんの恋人にでもなんでもなるわ。
その代わり、私の秘密は墓場まで持って行ってよね」
「うん。ありがと。それとね、条件がもう一つあるんだ」
「まだあるの?」
紬が警戒した。このタイミングで追加されるのは
どんなろくでもない条件かと思ったのだ。
「私にアイスを毎日奢ってほしいの。
そうしたらお尻叩きでも平手打ちでも
カンチョーでも、なんでもサービスしとくよ」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:10:02.61 ID:lO357pWF0
「そんなものでいいの?」
紬は拍子抜けしてしまった。
大金持ちの彼女にとって、アイスの金額など痛くも痒くもない。
普段提供しているケーキなどに比べれば屁でもなかった。
「了承するわ。これからは仲良くしましょう」
「ありがとうムギちゃん!」
唯は笑顔で紬に抱きついた。
昨夜からの懸念材用であったアイスの供給先を
手に入れたのだ。これで憂に屈服せずに済んだというもの。
今にも飛び上がりたいくらいうれしかった。
「ずいぶん楽しそうだね。お姉ちゃん?」
この声さえ聞こえなければ。
「……憂!? いつからそこに?」
唯が物凄い勢いで振り返ったところ、そこには自縛霊のような面持ちの妹がいた。
「昨日黙ってたことって、紬さんとこういうことするためだったんだ…」
憂の目は冷めていた。
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:14:25.81 ID:lO357pWF0
手を硬く握り締めており、爪が食い込んで血が出ていた。
その姿から凄まじいまでの憤怒が感じられる。
よく見ると制服に返り血がついていた。
唯の視線に気づいたのか、憂はその説明を始めた。
「あ、これ? これは梓ちゃんの血だよ。
隠れてお姉ちゃんと紬さんの戯れを見てたんだけどね、
イライラしてきたから下校途中の梓ちゃんを襲撃したの」
「…………あずにゃんは生きてるの?」
唯は戦慄しながら疑問を口にした。
「そうだねぇ。来月には退院するんじゃない?」
「……!!」
唯は恐怖で動けなくなった。
つまり梓は全治一ヶ月というところらしい。
とばっちりでそこまでの大怪我を負ったのは
気の毒としか言いようがない。
もしそれ以外の理由があるとすれば、
普段から梓は唯とスキンシップを
取っていたので、事前にマークされていたのかもしれない。
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:18:26.49 ID:lO357pWF0
「次は紬さんを殴ろうかな。その次はお姉ちゃんね♪」
歌うように言いながら、罪人を罰しようとする憂。
「……!!」
唯と紬は死を覚悟したが…
「ぐふ…」
数秒後、憂は某モビルスーツの名前を発声しながら崩れ落ちた。
白目を向いて口から泡をはいている。
「いい所で邪魔するんじゃないよ!!」
スタンガンを装備している秋山澪が言った。
その場にしゃがみ、気絶させた憂の体を縄で縛っていた。
目覚めたときに抵抗を防ぐためだろう。
「ふう。これで憂ちゃんも大人しくなるだろう」
「み、澪しゃん!? どうしてここにいるの!?」
驚いたあまり、唯は噛んでしまった。
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:22:30.22 ID:lO357pWF0
「監視してたから」
澪はさらっと答えた。
「ほえ!? 監視?」
唯がにわとりのように口を開けた。
澪が意味不明なことを言ったからだ。
「うん。ほら、あそこに監視カメラがあるだろ?」
澪が天井を指差す
そこには、複数の監視カメラが設置されていた。
「__な!?」
唯は驚愕のあまり言葉も出なかった。
澪は得意げな顔で説明を始める。
「いや、一年のころから趣味で置いてたんだけどね。
誰も気がついてないからそのままにしておいたんだよ。
そしたら最近になって唯と紬が変なことやってるのに気づいてさ。
夢中になって鑑賞させてもらったよ。
ちなみに編集した動画は自宅のPCで保存してあるぞ」
得意げに胸を張る澪。
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:26:06.69 ID:lO357pWF0
「__は!?」
唯の目は飛び出さんばかりだった。
「ぶたれてるときのムギの顔、可愛かったよ。くくく…」
澪はお腹を抱えながら思い出し笑いをしていた。
「嘘でしょ…」
紬は顔面蒼白になっていた。
死守するべき秘密がすでに漏れていたのだ。
それに澪が監視カメラを設置しているなど全く気がつかなかった。
というか常識で考えれば、そんなものが音楽室にあること自体が異常である。
「ムギィ? 今から私の言うことを聞いてもらうぞ?
もし断ったり抵抗したりしたら…」
澪は女王様のような態度で紬の顎をしゃくりあげた。
「おまえの痴態を世間に好評する!!」
澪の宣言が雷鳴のように響き渡った。
ちなみにすでに録画したデータは澪の自宅で編集されてい
るらしい。紬はそれを奪うのは非常に困難だと判断した。
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:30:11.84 ID:lO357pWF0
「何をすればいいの?」
紬は唾を飲み込んだ後、そう聞いた。
「なあに簡単さ。お前とこうしたいだけさ…」
澪は紬にキスした。
「んんんん!!」
苦しそうに息を吐こうとする紬。
「別にいいだろ? 私とムギの仲なんだし」
澪はかまわずキスを続ける。
ちなみに、いくら澪が美人でも紬にそっちの気はない。
発情した顔で迫ってくる澪の顔を押しのけようとしたが、
「おっと、抵抗したらどうなるか分かってるよな?」
澪が恐喝する。
「…」
紬はだらりと両手を垂らした。すでに抵抗の意思は失わていれた。
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:34:53.84 ID:lO357pWF0
「いい子だなムギ」
「ムム……」
チュ ピチャ チュ
澪に強く抱きしめられ、口腔を犯された。
口の中に入ってくる澪の舌の感触に耐えられず、
紬は目をきつく閉じていた。
「オッパイも大きくてやわらかいぞ」
キスを継続しながら澪の両手は胸を鷲掴みにしていた。
「や…」
澪が強く握るとやわらかい胸が形を変え、
手からはみ出してしまいそうだった。
「いや……お願い…許して…」
胸を愛撫するたび、紬は苦しそうに息をするのだった。
「やわらかいなぁ。ムギの胸は」
「やだ……は、恥ずかしい…」
紬は真っ赤な顔でうつむいていた。
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:38:45.97 ID:lO357pWF0
「乳首がビンビンになってるぞ。感じてるのかムギ?」
「そ、そんなこと…」
「ここも濡れてきてるな」
澪の手が秘所に触れた。
股から太ももをまさぐると、紬はビクンと体を反応させた。
澪はその場にしゃがみ、正面から秘所を舐めた。
紬は立っているので、澪に下半身を抱かれるような形になった。
「ムギ、今どんな気持ちだ?」
澪の舌は激しく動いて水音を立てていた。
「もうやめて…」
紬が蚊の鳴くような声で言った。
「こんな楽しいことやめると思うのか? お尻も触ってあげよう」
澪の大きな手が紬の肉付きのいいお尻を掴んだ。
ゆっくりと揉んでいると紬が小さく喘ぐのだった。
秘所から流れる愛液は太もものあたりまで達していて、
それを舐め取ると、紬が大きく体を震わせた。
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:42:10.38 ID:lO357pWF0
「や、やだ…」
紬は目を閉じてしまった。
「ムギの体、ムチムチしててやわらかいぞ。
こんなエッチな体つきなんて反則だな。
私も興奮してきたし、そろそろイかせてあげる」
澪はそう言ってカバンの中から極太バイブを取り出し、紬をその場に座らせた。
後ろから太ももを持ち上げて大また開きさせ、慎重にバイブを挿入した。
「ほーら。こんな大きいのが入っちゃったよ?」
「や……」
紬は羞恥でそれを直視できなかった。
澪はゆっくりと時間をかけてピストン運動し、
荒くなってくる紬の吐息を堪能していた。
「気持ちよかったら声を出していいんだよ?」
澪が乳首を摘みながら言った。
もう一方の手ではバイブの出し入れを止めていない。
「……はぁ……やめ……て……」
紬は顔を蒸気させ、熱っぽい息を吐いていた。
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:46:38.86 ID:lO357pWF0
自分のあそこがこんなに大きいモノを受け入れているのが信じられかった。
「はぁ……はぁ……やだ……」
はしたない自分の姿を見て羞恥のあまり
死んでしまいたくなるが、澪は決して離してくれない。
「そんなに色っぽい顔するなよ。私までおかしくなるじゃないか。
やめてって言ってる割りには気持ち良さそうな顔してさ。
本当はこうして欲しかったんだろ?」
「……はぁ……ああ……ん……」
紬の息は次第に荒くなっていった。
「ふふ。そろそろいいかな?」
澪はそういった後、ピストン運動を速めた。
「ひゃああああ!!」
紬が絶叫するが、さらに高速で出し入れして最後の締めに入った。
「ああ! やあ!! はぁ……はぁ……はぁ! ひゃああああああん!!」
紬がとうとう絶頂に達した。
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:50:56.51 ID:lO357pWF0
そこからあふれた愛液が床を濡らし、小さな水溜りが出来た。
「ムギ? 最高に気持ち良さそうな顔したしてたよ。
その瞬間の顔もちゃんとカメラで取っていたからね」
「はぁ……はぁ……」
紬は口を大きく開けながら息を整えていた。
「最高に楽しかったぞムギ。さあてお次は、
さっきからずーっとこっちを見ていた憂ちゃんの番かな?」
「__!?」
澪と目が合った憂が罰の悪そうな顔をしていた。
澪は縛られている憂ちゃんに近づいて話しかける。
「憂ちゃん?」
「は、はい」
憂は緊張し、冷や汗を流していた。
「いつから目が覚めていたんだ?」
問い詰めるような口調。
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 21:54:31.26 ID:lO357pWF0
「え、えっとぉ、ついさっきです」
視線を合わさずに言う憂。
「嘘つくなよ。いやらしい顔で犯されている紬を
見ていたんだろ? 顔が真っ赤だよ?」
澪がにやける。
「_!」
憂はがくがくと震え始めた。
「私とムギの秘密を知られたからには……どうなるか分かってるよね?」
澪がカバンの中からムチを取り出した。
試しに床に数回振り下ろすと、風を切る鋭い音と
共にいい感じに叩きつけられる。
彼女は生き物のようにしなるムチを自在に使いこなしていた。
そののスキルは素人のものではない。
その音を聞いただけで憂は顔面蒼白になってしまった。
「ど、どうか。お、お許しを…」
瞳孔の開いた目でガタガタ震えている憂。
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:02:00.37 ID:lO357pWF0
「は? いまさら許してもらえるとでも思ってんの?
なにその生意気な態度? ふざけてんの?
さっきはムギと唯のこと殴ろうとしてたくせに…」
澪は切れ気味だった。
いつもより口調が三割増しで悪くなっている。
「私の獲物を勝手に殴ろうとしてんじゃねーよ。
罰として泣くまでムチでお仕置きしてやるからな。
その腐った根性叩きなおしてやる」
澪がムチを振り上げようとするが…
「待って!!」と唯の叫び声。
不気味なオーラを発しながら、澪に提案する。
「憂は私にお仕置きさせてよ。普段から生意気な
ことばかり言う妹で正直イライラしてたんだぁ。
ね、いいでしょ? 情け容赦なくいじめてあげるから」
「……ほう。おもしろそうだな。実の姉妹でSMプレイってのも
悪くないか。いいだろう。私はここで鑑賞させてもらうよ」
納得した澪は近くのイスに座り、
偉そうに腕組しながら観戦モードに入った。
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:06:14.32 ID:lO357pWF0
唯は澪から手渡されたムチを凝視しながら、
こんなことを考えていた。
(くくく……。これで憂の奴をたっぷりお仕置きできる。
最近のあいつは調子に乗ってるからいい薬になりそう。
日頃のウサ晴らしを存分にさせてもらおう…!!)
笑いをこらえながら、
芋虫のように転がっている妹を見据える。
「うーい? お仕置きの時間だよぉ」
唯の目は全く笑っていなかった。
「お、おねえちゃん? まさか実の妹を
それで痛めつけようっての?
そんなの正気じゃない。狂ってるわ!!」
憂は泣き叫んだ。
「あああ!? あんたは私とムギちゃんを
殴ろうとしてたじゃないの!! それにあずにゃんに
八つ当たりして半殺しにしたくせに!
何で被害者面してるんだよおおおおおおお!」
ブチ切れた唯。怒りと共にムチを振り下ろす。
「ぎゃあああああああああああああ!!」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:10:08.38 ID:lO357pWF0
その後も大声で叫び続ける憂にかまわず、
何度も何度もムチが振り下ろされた。
いちおう制服は着ているので痛みはいくらか
軽減されてはいたが、叩くたびに唯のムチスキル
が上昇して痛みは増していった。
特にスカートから覗かせる生足に命中したときなどは、
憂は悶絶して言葉もでないほどだった。
憂がどんな状況であるにもかかわらず、
唯の手が休まるこはなかった。
憂はそんな地獄の時間が早く過ぎることを願って
なんとか我慢していたのだが、一方的な虐待に
とうとう耐え切れなくなり、涙を流し始めた。
「うう……ひっぐ……ぐすん……」
愛しい姉から拷問を受けたことによる哀しさは
強烈なもので、彼女の心は砕けようとしていた。
憂とてまだ若い娘である。愛情を込めて面倒を
見てきた姉に暴力を振るわれるのは相当辛いものだった。
「もう……許して……ください……
なんでも……なんでもしますから……」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:14:11.21 ID:lO357pWF0
憂が涙と鼻水と汗でぐしゃぐしゃになった顔で
懇願した。姉に対して敬語を使うのは始めての経験だった。
すると、唯の攻撃はぴたっと止まった。
「いひひひ。ようやく大人しくなったか…」
口元にやらしい笑みを蓄え、
泣いている憂を見て興奮しているようだった。
彼女の中で、新しい性癖が目覚めようとしているのだ。
「泣いている人を一方的にいじめるのって楽しいなぁ…。
憂ったら最初はあんなに偉そうにしてたのに、今では
子供のように泣いて謝ってるんだもん…きひひひひ。最高の気分!」
「…!」
姉の顔をみて憂が絶句した。
唯の表情は真性のSに目覚めたことを示しており、
憂の知っている優しくておっとりしたお姉ちゃんはどこにもいなかった。
「ういぃ? 痛かったよねぇ? ごめんねぇ。涙拭いてあげるよ」
唯がにやにや笑いながら憂の顔にハンカチを当てた。
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:18:12.01 ID:lO357pWF0
「ひぃ!」
それだけで憂は脅えてしまう。
顔をきれいに拭いた後、唯は妹の胸を触り始めた。
「きゃあ!」
憂の大きな悲鳴。
「姉妹のよしみだし、少しくらいはいいよね?」
「やめて!!」
憂は猛烈に嫌がった。
大好きな唯に触られるのは本来なら歓迎すべきことだが、
今は一方的に侵されており、求めていたムードはない。
ギラギラした姉の目つきが恐ろしかった。
じたばたと往生際悪く暴れようとするが、
両手を縛ってある縄が邪魔だった。
「いやあああああああああ!!」
憂が叫び始めるが、唯は無視して制服とYシャツのボタンを
外してブラを露出させた。中途半端に脱がしているので
妙に扇情的な姿だった。
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:22:06.93 ID:lO357pWF0
じたばたと往生際悪く暴れようとするが、
両手を縛ってある縄が邪魔だった。
「いやあああああああああ!!」
叫び始めるが、唯は無視して制服とYシャツのボタンを
外してブラを露出させた。中途半端に脱がしているので
妙に扇情的な姿だった。
「やだやだ! いやらしい手で触らないでよ!!」
唯は餅をこねるような手つきで胸を触っていた。
自分より大きい妹の胸はブラ越しでも柔らかくて
揉み応えがあった。
「楽しそうなことをしてるわね。私も参加してもいいかしら?」
そう言って微笑んだのは紬だった。
先程まで澪と一緒に紅茶を飲みながら平沢姉妹を
見守っていたのだが、嫌がる憂ちゃんに不覚にも興奮したのだ。
「憂ちゃんのおっぱい、本当にやわらかいわね。
それに張りがあって素敵だわ」
「やあああああああ!!」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:26:37.79 ID:lO357pWF0
仰向けに寝かされている憂の左右に唯と紬が位置する。
二人は憂の胸を何度も揉みながら感想を述べていた。
「本当にいいおっぱいだね。ずっとこうして揉んでいたいよ」
「憂ちゃんたら、太ももがとってもエッチだわ。
スカートもめくっちゃおうかな」
2人は口々に勝手なことを口走しりながら憂の体を触っていた。
唯は憂の胸をこねながら固くなった乳首をつねっていた。
紬はスカートをめくってショーツを露出させた後、太ももを撫でていた。
憂は両手を縄で拘束されているのでされるがままの状態だった。
胸やお腹から足まで体中をまさぐられ、
やげて唯の手がショーツの中に侵入していた。
唯の指に秘所を撫でられるたび、憂は羞恥に顔をゆがめていた。
自由な足をなんとか動かして逃れようとするが、その姿が
かえって扇情的になってしまって唯達をますます興奮させた。
「いやあああああ!! 誰か助けてえええ!!」
いやらしい手から逃れるために大声を出して叫ぶが、
この放課後の音楽室を訪れるものはいなかった。
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:30:13.47 ID:lO357pWF0
「憂ちゃんの恥ずかしい姿、ちゃんと撮影しているからな」
澪がビデオカメラを構えながら言った。
いつのまにか憂の近くにおり、優越感に満ちた
顔で憂を見つめていた。それは憂にとって凄まじい屈辱だった。
「んぐ……!!」
憂は思いっきり澪を睨んでやりたかったが、紬に唇を塞がれていた。
紬はきつく閉じられた憂の唇を舌で押し分け、口腔を犯していた。
内部に入ってきた紬の舌が憂の唾液を求めて動き回っていた。
「んんんんんん!!」
憂が暴れ続けながらくぐもった声を上げた。
下半身を見ると、唯がショーツを脱がしにかかっていた。
足をじたばたさせるが、あっという間に脱がされてしまい、太ももを持ち上げられた。
「憂のここ、舐めちゃうね?」
唯が無防備な秘所に口をつける。
割れ目の縦のラインにそって舌をすべらした後、
それを左右に広げて膣を眺めていた。
「いや……そんなとこ…むぐぐ…んん!!」
憂が叫ぼうとすると紬のキスが迫る。
唇を塞がれてしまっては声を張り上げるのは不可能だった。
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:34:24.76 ID:lO357pWF0
キスをしながらもキーボードで慣らした紬の指が
胸を触り続けていた。憂は上半身をひねったり首を
横に振ったりして嫌がっていた。
「どんどんペロペロしちゃうよ?」
唯は憂の太ももを持ってM字開脚させた。
膣からあふれ出してきた愛液を舐め取る。
ぴちゃ ぴちゃ…
「ひ………あぁ……!!」
憂は小刻みに体を震わせていた。
「ひゃ……あん……!!」
秘所に発情した唯の吐息を感じ、
舌で舐められる感触がくすぐったかった。
「憂のエッチな液体が流れ出して止まらないよ?
そろそろ楽にさせてあげるね」
唯はそう言って澪からローターを受け取った。小型でピンク色をしていた。
「入れちゃうね」
唯が秘所にローターを挿入した。
すでにずぶ濡れのそこは簡単に受け入れてしまった。
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:38:15.45 ID:lO357pWF0
「や……!!」
憂は顔を真っ赤にして恥らっており、目をそむける。
後ろから紬に太ももを持ち上げられ、大また開きさせられていた。
「憂? 気持ちよかったら声出していいんだよ?」
唯が憂の顔を見つめながら言った。
嬉々とした顔でローターの電源を入れると、
憂が切なそうに声を出して喘いでいる。
「はぁ……いやあ……やめ……!!」
ローターの振動と共に憂の吐く息が荒くなってく。
その振動に耐えられず体をくねらせたが、
唯と紬にしっかりと押さえられていた。
「はぁ……はぁ……はぁん……ひゃん!!」
だんだんと憂の目がうつろになっていった。
頭ではもう何も考えられなくなっていた。
あれほど嫌がっていた責めが、今では快楽に変わろうとしていた。
「あぁ……はぁ……すごい………!!」
憂の口元に笑みが浮かんでいた。
一切の抵抗を封じられた状態での持続的ないじめ。
それが憂の中に眠る特殊な性癖を呼び覚まそうとしていた。
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:42:19.12 ID:lO357pWF0
「どうして……こんなに気持ちいの……。
わ……わたし……すごく……エッチに……!!」
憂は魚のように口をパクパクさせていた。
それを見た唯が剥き出しにしたクリトリスに
ローターを当てて振動を与える。
「ひゃああああああああ!!」
憂は大声を上げた。
今までにないほど暴れようとする憂を押さえつけて
振動を与え続ける。憂は凄い勢いで震え始めた。
「はああああん! もうだめえええええええ!!」
憂は体を一瞬だけ硬直させた後、絶頂に達してしまった。
床から太ももまで噴出した愛液でどろどろになった。
肩を落としてがっくりとうなだれている憂。
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:46:33.69 ID:lO357pWF0
「最高だったよ。憂ちゃん。
君の気持ちよさそうな顔は全てビデオに収めたぞ。
まさか途中でドMに目覚めるとは思ってなかったから
びっくりしたよ」
澪が嬉々とした顔で興奮しながら言った。
一仕事終えた職人のような顔をしている。
「この動画を公開されたくないだろ? 嫌だったら
これからは私達の仲間になるんだ。これからは
こうしてこっそりと四人で遊ぼうよ」
それは悪の誘いだった。
「…………」
憂は黙っていた。彼女は澪のことを畏怖しているので
これから何をされるか不安で仕方なかった。
「憂ちゃん。私を無視するつもりか?
………ねえ、私達と一緒に遊びたいよなって言ったんだけど?」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/10(火) 22:50:15.47 ID:lO357pWF0
澪が言葉に苛立ちを込める。
一見すると笑顔だが、その瞳の奥には殺気がこもっていた。
「はい。私も遊びたいです……」
憂はそう答えるしかなった。
「よしよし。後輩は素直なのが一番だな。
ふふ。退屈な学校生活が楽しくなりそうだ…!!
あはははははははははははははは!!」
澪が喜悦の表情で笑う。
その笑い声は廊下まで響いてしまうほどだった。
この日以降、澪は女王様のように振舞うようになったのだった。
『特殊性癖』 The end
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