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男「ネトゲ?」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 03:55:57.39 ID:DxlDeqmN0 [1/59]
女「あんたタイピング早いし、何よりゲーム好きじゃない?」
男「まぁそうだけどさ」
女「そこでネットゲームですよ!」
男「あれリア充専用ゲームだろ。俺のコミュ力じゃ輪に入れない」
女「そこはほら、あたしがうまくフォローするよ」
男「ほんとかよ」
女「気が向いたら」
男「もっとやる気を出してほしい」
女「あんたタイピング早いし、何よりゲーム好きじゃない?」
男「まぁそうだけどさ」
女「そこでネットゲームですよ!」
男「あれリア充専用ゲームだろ。俺のコミュ力じゃ輪に入れない」
女「そこはほら、あたしがうまくフォローするよ」
男「ほんとかよ」
女「気が向いたら」
男「もっとやる気を出してほしい」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 03:59:05.34 ID:DxlDeqmN0 [2/59]
女「既にあんたのパソコンに落としてあるんだけどね」
男「勝手に使うなよ」
女「黙れ小僧!」
男「おまえネットゲームやりだしてから変な言葉使い出したよな」
女「そこに気付くとはやはり天才か。ポッチっとな」
男「勝手に電源いれんな!」
女「あたしの言うとおりにすれば万事おっけーよ」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:04:14.36 ID:DxlDeqmN0
女「おっと、第一村人発見!」
男「え?チュートリアル終わったばっかなんですけど、いきなり話かけるの?」
女「男は初めてだから……私がリードするね?」
男「何顔赤らめてんの?」
女「いいから!あたしが言うことタイピングしてりゃいいの!」
男「はいはい…」
女「そうね…まずは相手を褒めることから!『その装備かっこいいですね』」
男「『その装備かっこいいですね』」
女「『ください』」
男「『ください』」
男「おい!!!死ねって言われたぞ!!!」
女「ほんとにやりよったwwwwww」
男「てめー」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:09:07.58 ID:DxlDeqmN0
女「おふぁー」
男「お早う」
女「あの後やってみた?」
男「いや、やってない」
女「なによー、あたしが優しく丁寧に教えてあげたじゃないー、やりなさいよー」
男「朝からうっさいなー」
妹「あの、女さん!お早うございます!」
女「おー、妹ちゃんおふぁー」
妹「あの、何のお話をしてるんですか?」
女「んー、ちょっとねー♪こいつに新しい遊びを~」
妹「そ、そうなんですか」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:11:39.99 ID:DxlDeqmN0
妹「(やったとかやってないとか言ってたよね)」
妹「(女さんとお兄ちゃん仲が良いとは思ってたけどやっぱり)」
妹「(き、きっとエッチなこともしちゃってるんだぁ)」
妹「(お兄ちゃんが…女さんと…)」
男「おい、妹、何涙目になってるんだ?」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:16:19.51 ID:DxlDeqmN0
女「あれれ?もしかして妹ちゃんも混ざりたかったのかな?」
男「仲間はずれにしたつもりはないんだけど、そうなのか?」
妹「はえ!?え、混ざりたかったって私も一緒にってこと…ですか?三人で?!」
女「そうそう、3P!」
男「おまえなぁ…」
妹「あわわ(女さんとお兄ちゃんと私であんなことやこんなこと……!!)」
男「今度は顔真っ赤だぞ、あれの日か」
妹「ちがうよ!馬鹿兄!!!」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:23:23.90 ID:DxlDeqmN0
女「もしかしてー、今日はあれの日かなぁ?って聞く変態親父の古典的しょうもない下ネタはじめてみた」
男「うるさいよ、反省してるよ」
女「あとで謝っておきなさいよ」
男「はい」
女「それは置いといて、今日は学校が終わったら早速引篭ってやりまくるわよ」
男「まじかよ、勘弁してくれ」
女「ほんとは嬉しいくせにぃ!今夜は寝かせないわ!!」
女友「女ちゃん…あの…先生が放課後生徒指導室に来いって」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:29:08.83 ID:DxlDeqmN0
女「不純異性交遊について延々説教くらった」
男「おまえ口開くとかわいそうな発言しかしないから縁ないじゃん」
女「なんでかしらね。ビッチに見えるのかしら。ユルユル、ねぇユルユルなの?」
男「頭のネジがユルユル」
女「何それ怖い」
男「俺も怖い」
女「…さぁて、せっかく待って頂いた男のためにも、不肖女!力の限りサポートさせていただきます」
男「期待してないから心のダメージはないです」
女「もー卑屈なんだから」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:33:41.26 ID:DxlDeqmN0
女「そうだ、妹ちゃんも誘ってみましょうよ」
男「あいつ普段ゲームやんないからなー」
女「大丈夫だって!私たちもう家族とかそれ以上みたいな関係じゃん?」
男「何それ、既成事実?」
女「だからどうせ遊ぶなら一緒にさ。まぁやってみてあわなかったらやめればいいしね」
男「そうだな」
女「んじゃ私がメールしとくよ!」
無題
07/07 女
今夜男と私でやらない?
妹「えっと…」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:38:54.40 ID:DxlDeqmN0
女「妹ちゃんは恥ずかしいそうなので、遠慮しておくそうです」
男「恥ずかしいって、おまえ変なメール送ったんじゃないか?」
女「そんなことないよー。男は親友の言葉を信じられないのかよー」
男「今日は何処でレベル上げするんだ?」
女「おっと、男選手ここでスルーだぁあああああああああああ」
男「うっさい」
女「えっと、今日は初心者さんにも優しいこのマップで狩りするよ」
男「狩り?」
女「モンスターを狩って経験値稼ぎってこと。それで狩り」
男「なるほど」
女「プロフェッサーと呼べ」
男「ふぁっくおふ」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:43:09.54 ID:DxlDeqmN0
妹「お兄ちゃん…」
妹「今お二階に女さんと2人きりだけど、やっぱり、あの」
妹「おっぱい触ったり…あんなこととか!う~~~~!」
妹「…お、お茶とか持って行ったほうがいいかな」
妹「で、でも!その、さ、最中だったら…」
妹「あ!でも喉かわくよね!そうだよ!」
妹「大丈夫!さりげなく出せば!」
妹「運動して喉かわきませんか?お茶もってきました!って感じ、かなっ!!」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:49:18.29 ID:DxlDeqmN0
女「うんむ、着実にレベルあがってきたね」
男「おまえ漫画読んでるだけだけどな」
女「私の指示通り!」
男「適当にやっといて、しか指示されてないんだけど、てかあれ指示?」
女「まぁまぁ、私も男が着実に上達して、何気に嬉しいわけよ?」
男「そうかい。だけどまだ下手っぴだぜ、俺」
女「そんなことないYO。男は上手くなってるって」
男「なんか気持ち悪いなおまえ」
女「あん!そんなこと言わないで…」
妹「おおおおお、お兄ちゃん!!!!!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:53:58.80 ID:DxlDeqmN0
妹「最中に失礼しまう!!!!お、お飲みもの…お飲み物を!!!!」
女「お、妹ちゃんちゃおー」
男「おう、飲み物持ってきてくれたのか、サンキュー」
妹「あれ?その…えっと」
女「妹ちゃんもやっぱり混ざりたかったんだな~?このこの!」
妹「んー!ぎゅうってしないでください!!」
男「なんだ、妹もネットゲームしたかったのか?」
妹「え!?ネットゲーム?その、ゲームなんですか?エッチな?」
女「い、妹は思春期!?どうしよう、とりあえずビデオか、先にスレ立てか」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:02:26.43 ID:DxlDeqmN0
妹「あの、メールのあれもゲームのことだったんですか?朝の会話も?」
女「そよー。言わなかったっけ?」
男「おまえの話は主語が抜けすぎだからな」
女「ヌケサクなんて!女の子に言っていい言葉じゃないわ!!」
男「言ってねーよ、このヌケサク」
妹「あ、あはははは(よ、よかった)」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:07:27.15 ID:DxlDeqmN0
男「おはよ…ふぁーあ」
女「おふぁー。朝っぱらからでかい口あけてすごいあくびね。捻じ込んじゃうぞ♪」
男「うるせー。あの後頑張ってレベル20まであげたんだ、褒め称えろ」
女「よーしよしよしよし!ぐっぼーい!ぐっぼーい!」
男「や、やめろ!恥ずかしいだろ!!」
女「アメリカではー、ふつーデース」
男「抱きしめて頬ずりはしないだろ。だいたい俺は犬かってんだ」
女「?」
男「なんで不思議そうな顔してんの?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:12:14.41 ID:DxlDeqmN0
女「おふぁー」
女友「おはよー」
男「お早う」
女友「お早う男君。なんだかすごい眠そうだね」
男「ああ、それは…」
女「ああ、こいつ朝までやりまくってからね!まったく堪え性のない男なんだから」
男「それはおまえが!」
女「私のせいにするの!?あんなに嬉しがってたのに!!ひどいよ!!」
女友「あの…女ちゃん、先生が…」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:14:23.13 ID:DxlDeqmN0
女「…」
男「だいたい分かるから詳細説明はいらん」
女「サーイエッサー!」
男「その言葉使いをどうにかしたほうがいいですね、うん」
女「はははは、こやつめwww」
男「ダメだこいつ」
女「早くなんとかしないとーwww」
男「うるせぇ…」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:23:54.46 ID:DxlDeqmN0
女「さて、今回はネットゲームの醍醐味!一緒に狩りに行こう!!」
男「また話しかけなきゃいけないのかよ」
女「ファーストコンタクトは奇しくも失敗したが!今回は!今回こそは!!」
男「誰のせいだよ」
女「おっと!あそこによさ気な鴨ネギが!!」
男「見るからに初心者だな」
女「よっしゃあ!あたしに任せて!!」
男「勝手に操作すんじゃねー!!」
女「サポートスキルかけてあげたら……!ほら!ほらほら!ありがとうございます、だって!」
男「律儀な人だな」
女「『実はこのゲームはじめたばかりで。よかったら一緒に狩りしませんか?』」
初心者『私も最近はじめたんです。私でよければ』
女「フィイイイイイイイイイイイイイイイイッシュ」
男「黙れ」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:31:36.74 ID:DxlDeqmN0
妹「お早うございます、女さん」
女「妹ちゃんおふぁー。男は?」
妹「日直とかで。それより昨日はとても楽しそうでしたが、またネットゲームですか?」
女「うん、そだよ。騒がしかったよね、ごめんね~」
妹「ひ、引っ付かないでくださいぃ~」
女「妹ちゃんがかわいすぎるのがいけないのさ!うりうり~」
妹「んあ!そ、それより!ネットゲームのことなんですけど!!」
女「んー?妹ちゃんもやってみたくなったかな?」
妹「はい、お兄ちゃんと女さんがとても楽しそうにしているので、どんなものかなと…」
女「よし!女お姉ちゃんに任せておけー。手取り足取り教えちゃうぞ~」
妹「だ~か~ら~!!引っ付くのだめー!!」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:40:24.88 ID:DxlDeqmN0
男「それで、今回は妹がいるわけか」
女「お姉さんに手取り足取り教えてもらうんだもん、ね~?」
妹「そ、そんな約束してません!」
女「えー!!じゃあ口だけで?してほしいの?(口頭説明のこと)」
妹「それは…」
女「けっこう難しいよ?ね?いい子だからさ、お姉ちゃんの言うこと聞いて」
妹「あぅ…よ、よろしくお願いします」
男「(目を瞑って聞くとやらしー)」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:45:21.55 ID:DxlDeqmN0
女「キャラはどうする?妹ちゃん専用キャラ作る?」
妹「協力プレイもできるんですよね?なら、お兄ちゃんと、女さんとも一緒にしたいから」
男「んー、せっかくだけどうちはパソコンが一台しかないからな、難しいぞ」
女「そうね、もう一台あればできるんだけど」
妹「残念です」
男「じゃあ俺と共用でいいか?一緒にレベルあげしようぜ」
妹「はい!」
女「きっまり~」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:55:25.20 ID:DxlDeqmN0
女「左クリックで通常攻撃、右でスキル攻撃ね」
妹「はい!なんとなく分かりました」
女「うんうん、妹ちゃんは覚えが早いし、かわいいから教えがいがあるわ!」
男「こっち見んな」
妹「みんなでやると楽しいですね!!…あれ?右上に変なアイコンが出てきました」
女「あぁ、これは1:1チャットだね。クリックしてみ」
妹「はい……」
女「昨日の初心者ちゃんじゃん!一緒に狩りに行きませんか?だってさー」
男「そういやフレンド登録したんだっけ」
妹「昨日お知り合いになった方なんですか?」
女「嫌がる彼女を無理矢理男がねー。さすがの私もひいたわー」
男「おまえの言動に俺がひいたわ」
女「こうやって色んな人と一緒に遊ぶがネットゲームの醍醐味なの」
妹「へぇ…」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:05:00.17 ID:DxlDeqmN0
男「さて、今日は初めて一緒にやるのぉ♪とかなんとか頬赤らめながら言ってたけど」
男「とりあえずネトゲにINしてみるか」
男「お、入った途端早速女から1:1チャットが来た」
女『やらないか?』
男「何言ってんだこいつ…」
男『今日はどうするんだ?』
女『ちょwwwスルーwwww』
女『だがそんな男に』
男『帰る』
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:11:37.27 ID:DxlDeqmN0
女『今日は私のキャラでレベル引き上げてやんよ!』
男『いいのか?』
女『おっけーおっけー。ただし報酬はおまえの身体!』
男「意味わかんねー」
男『ありがとう。ところで何処連れてってくれるんだ?』
女『合意とみてよろしいですね!…んーと今日はあの洞窟かな』
男『あそこモンスター強いから俺すぐ死ぬぜ?』
女『蘇生草いっぱいもってるからダイジョウブイ!男は何度でも蘇るさ!!』
男『よろしくお願いします』
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:18:25.80 ID:DxlDeqmN0
男『うお、もう0時じゃねーか』
女『(時間経つのが)早いね(///』
男『眠いし、そろそろ落ちるわ。今日はありがとう』
女『私が子守唄を歌ってあげてもよろしくてよ?』
男『おつかれー』
女『えんだぁあああああああああああああああああああああああああああ』
男「ふぅ、何だかんだではまってるよなぁ」
コンコン
男「ん?妹か、どうしたんだ?」
妹「お兄ちゃん、ゲームもいいけどあんまりやりすぎるのも良くないよ?」
男「ああ、そうだな、ありがとう、気をつけるよ」
妹「うん、また一緒にゲームしようね、お兄ちゃん。それじゃあおやすみなさい」
男「おやすみ」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:40:51.81 ID:DxlDeqmN0
女「グッモーニン、シスター&ブラザー!」
男「お早う。おまえは相変らずテンション高いなぁ」
妹「お早うございます、女さん」
女「元気が私のとりえだかんねー!ほら!男もしゃきっとする!!」
男「元気だけがとりえだなんて哀しいこと言うなよ…」
女「え、言ってないよ?」
妹「もぉ!女の子にそういうこと言っちゃだめぇ!!」
男「ふひぃ!いふぁい!いふぁいよ!!ほっぺたつねっちゃらめぇえええ」
女「なら私は右のほっぺをば!!」
男「ふひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 11:53:41.83 ID:DxlDeqmN0
保守ありがとうございます
男「それでさ、晩御飯食べたあとも初心者さんいたから一緒に狩りしてたよ」
女「おうおう、男も立派なネトゲ廃人になりつつあってお姉さん嬉しい」
男「おまえほどじゃないけどな」
女「いやーwww」
男「顔赤らめんな」
無口「……」
男「ん?無口さん、お早う」
女「おふぁー!」
無口「…」コクン
男「ごめんね、ドアの前立ち話してちゃ邪魔だよね。ほら女!おまえもだぞ」
女「ごめんねー。あん!男!!そんなとこ触っちゃらめぇ…」
無口「…」ペコリ
女「無口さんも、「やだ!男君まじセクハラキモスギス」って言ってるじゃない!!」
男「え!?そ、そうなの?」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:00:41.01 ID:DxlDeqmN0
無口「…」フルフルフルフル
男「すごい勢いで否定してるじゃねーか。からかうんじゃねーよ」
女「あん!デコピンだめー!!」
男「ごめんね、無口さん。こいつにはビシっとやっておくからさ」
無口「…」ペコリ タタタ
女「のぉおおおお。や、やるなら早くやりなさいよ!無駄に(力)溜めてんじゃないわよ!!」
男「今60%ぐらいまで溜まってる」
女「そ、それで私を脅したつもり!?全然、全然怖くないんだから!」
男「あんま騒ぐなよ、変な勘違いされr」
先生「おい、おまえら何やってんだ」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:05:41.86 ID:DxlDeqmN0
女「おっとこー、ご飯の時間よー」
男「おう、今日はどうする?」
女「お弁当~」
男「それ俺のじゃねーか」
女「代わりにほれ、これやんよ」
男「あんぱんと牛乳」
女「あんぱんと牛乳♪」
男「…」
女「うむ、妹ちゃんの作るお弁当は美味よのぉwww」
女「のぉおおおおおおお!グリグリ!頭グリグリは反則!!」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:10:28.71 ID:DxlDeqmN0
男「結局あんぱんと牛乳かよ」
女「あんぱんと牛乳は最強の組み合わせだってテレビでやってた!」
男「てめー」
女「スースー♪」
男「口笛できてねーから」
女「……ん?」
無口「!」サッ
女「今無口ちゃんこっち見てなかった?」
男「おまえもそう思う?なーんか今朝のあのやりとりの後から見られてるような気がするんだよな」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:22:05.91 ID:DxlDeqmN0
女「わ、私は男がいるし、その!困るよぉ」
男「何言ってんの」
女「とにかく!無口ちゃんから視線を感じると」
男「そういうことです。やっぱり今朝ので怒っちゃったかな」
女「それとも俺の惚れちゃったり?ないない!」
女「ないと思うけど…。でも期待せずにはいられねーっていうか」
女「放課後呼び出されて、告白されて…。んで付き合っちゃったり?」
女「やべーよ!あんなかわいい子に告白されたら即日OKだろ!!JK」
女「無口さん小柄でかわいいし!アグネス自重wwwアグネス自重www」
女「うぉおおおおおおおお!!だめぇ!頭がグリグリ!グリグリなのぉおおおおお!!!」
無口「…」クスリ
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:42:29.46 ID:DxlDeqmN0
男「さて、今日もネトゲ頑張りますかー、と」
男「お、初心者さんもうINしてるな。せっかくだし誘ってみるか」
男『精が出ますね!今日もよかったら一緒にどうですか?』
初心者『いいですよwよろしくお願いしますね』
男『はい!じゃあ今日はこの平原で』
初心者『りょーかいです』
初心者『レベルアーップ!です』
男『おめ~。これで2人とも1ずつあがりましたね』
初心者『2人で狩りするとレベル上がるのも早いですね。それに男さんと狩りするの楽しいです』
男『俺も楽しいですよ!また一緒に狩りしましょう!』
初心者『あいw…ところでまだお時間ありますか?よかったら少し話しませんか?』
男『おkです。それじゃあ町まで移動しましょう』
初心者『りょーかいです』
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:58:56.64 ID:DxlDeqmN0
初心者『あ!男さんこっちです!!』
男『お待たせしましたー』
初心者『いえいえw』
男「ん?初心者さんから1:1チャットきてる…」
男「オープンチャットだとみんなに聞かれちゃうからこっちで話しませんか?か。おkっと」
初心者『ありです。男さんゲームうまいですよね!ほんとに初めてなんですか?』
男『元からゲーム好きってのもありますけど、友達に教えてもらいながらやってるんです』
初心者『羨ましいです。あの…その友人の方って、男性の方ですか?』
男『実は女の子なんですよ。変わった奴でして…』
初心者『そう、なんですか。…あのあの!もしかしてS県に住んでます?』
男『おお、正解です、よく分かりましたね。S県A市に住んでますよ』
初心者『わた、私も!同じとこ住んでたり…』
男『すごい偶然ですね!!世の中意外と狭いなw』
初心者『えへへ、そうですね!』
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:06:58.29 ID:DxlDeqmN0
初心者『もしかして高校生だったり…』
男『そですよー。これで同じ高校だったらすごいですね!!』
初心者『あ!の!わ、私のこうk』
男『お、そろそろ飯の時間みたいです。お話しできて楽しかったです!』
初心者『え!?あ、私も楽しかった、です』
男『お疲れ様でしたー』
初心者『おつですー』
初心者『……落ちちゃった』
初心者『…』
初心者『(´・ω;`)』
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:16:59.09 ID:DxlDeqmN0
男「お早う」
女「おふぁー。昨日はあたしがいなくて枕を濡らしてたんじゃないかねぇ?うりうり~」
男「抱きつくな!セクハラで訴えるぞ!!」
女「このツンデレが!ほら、寂しがり屋の男ちゃんにプレゼントよ」
男「何だこれ」
女「あたしのブロマイド写真!モザイク無しよ!!」
男「親指立ててうざいくらいにこやかに笑ってる写真だろ、まぁ色々とモザイク必要だけど」
女「これ、寂しいときに使ってもいいよ?きゃっ!(///」
女「OH!!NOOOOOOOOOOOOO!!!てめー今どっからシュレッダー出した!?何処から出したし!!」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:24:25.55 ID:DxlDeqmN0
男「お仕置きのデコピンしようとしたら逃げやがった…。まったく」 クイクイ
男「(?誰かが袖を引っ張るような…)」 クイクイ
無口「…お、男君、お早う」
男「!(袖引っ張ってんの無口さんだったか、てか声初めて聞いたな)」
無口「お、お早う」
男「あ、お早う、無口さん。(プルプル震えてる。小動物並みのかわいさだな)」
無口「…」カァ ペコリ
男「(お辞儀して席着いちゃった。嫌われてはいない、よな?)」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:35:50.60 ID:DxlDeqmN0
ほーかごー
男「(授業中もちらちら見てたよな、無口さん。何かしたっけかな…)」
無口「あ、あの…」ドキドキ
男「うーん」
無口「お、男くん!」
男「は、はい!?あ、無口さん」
無口「わた、わたひ、しょしんちゃ、初心者、です!!」
男「えっと…?」
無口「初心者だから、うぅ…だからぁ」グスグス
男「(やばい!何か知らんが泣きそうだ!!てか涙目無口さんかわいい!そんな場合じゃないけど!!)」
女「話は聞かせてもらったぁあああああ!!!!」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:45:27.21 ID:DxlDeqmN0
女「つまーり!無口ちゃんはあれが初心者であれだから男にあれして欲しいと!!」
男「曖昧過ぎだろ、てか曖昧通り越して意味不明だよ」
女「つまり…どういことだってばよ?」
男「黙ってろ」ドグシャァ
女「デコピンありがとございます!!!!」
男「ごめんね、無口さん。えっと、ネットゲームの初心者さんってことだよね?」
無口「…!」コクコク
男「これからもよろしくね。気軽に誘ってよ、無口さんとゲームするの楽しいからさ」
無口「!!」ニコニコ
男「(すごい嬉しそうだな。しかし、無口さん頑張ったんだろうな、普段しゃべってんの見たことないし)」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:53:39.93 ID:DxlDeqmN0
無口「…お、男くん?」ドキドキドキドキ
男「あ、ごめん。勇気出して頑張ったんだろうなって思ったら。頭撫でられるの嫌だよね」
無口「嫌…じゃない…」
男「そっか」
無口「……もう、終わり?」
男「え?」
無口「頑張ったから……もっといい子いい子して欲しい…」カァアアア
男「甘えん坊さんめ」ナデナデ
無口「ん……」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:01:16.36 ID:DxlDeqmN0
無口ちゃんご帰宅!
女「こっそりばっちりガン見してたんだけど」
男「趣味悪いな」
女「わーたーしーにーもー!なでなでしてー!しなきゃやだー!!」
男「日ごろの行いが悪い人はしません」
女「いじわるー!!してよー!!」ゴロゴロ
男「ゴロゴロって。猫に真似かよ、かわいくないぞ」
女「うにゃん♪」
女「あっ!男だめ!すご!!」
女「んぁ!!!これすごいよぉおおおおお」
女「これ何か四の字固めに似てない!?これ似てる!すごい似てる!!なでなでしてない!!今気付いた!!」
男「なでなで」
女「ああ!それでも頭なでなでと仰る男素敵ぃ。らめぇえええええええええ」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:44:28.96 ID:DxlDeqmN0
妹「…」カチカチカチ
妹「…うふふ」カチカチ
妹「お兄ちゃんびっくりするだろうな!帰ってきたらレベルが上がってるんだもん!嬉しいよね!!」
妹「すごい喜んで…「妹、やっぱりおまえが好きだよ、妹として、いや!一人の女性として」何て言っちゃったり!」
妹「きゃー!!!そしたら私は「嬉しい、私もお兄ちゃんが、好き…」なんちゃってなんちゃって!!」
妹「うふふふ」カチカチ
妹「あれ?1:1チャットのお誘いが…。誰だろう」
妹「初心者さん?」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:48:59.52 ID:DxlDeqmN0
妹「なんだろ?」カチカチ
初心者(無口)『こんばんは!今日は急に変なこと言ってごめんね!私口下手で』
妹「(お兄ちゃんのクラスメイトの人かな?)」
初心者『今日ね、男君が褒めてくれたときほんとに嬉しかったの!私頑張って良かったって!勇気だして良かったって!』
妹「(え?フラグ?お兄ちゃんフラグ立ててる?と、とにかく私はお兄ちゃんじゃないってことを…)」
初心者『それでね………、私男君のこと…す、好きになっちゃいました!!』
妹「(告白までしてるよぉ。だめだ、さすがにこれじゃあ実は男じゃありませんって言い出しづらい)」
初心者『えへ、えへへへw言っちゃった♪』
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:59:39.84 ID:DxlDeqmN0
妹「(はわわわ、どうしようどうしよう。お、落ち着いて、落ち着くんだ妹…)」
初心者『それでね、返事は保留にして欲しいの』
妹「?」
初心者『私口下手で、緊張しちゃってドジばっかりで…。だから今の男君には振り向いてもらえないと思うから』
妹「…」
初心者『だからもっと頑張るから!口下手克服できたら、そのときになったら返事欲しいな。だめかな?』
妹「な…な…、なんて健気。お兄ちゃんには勿体無いぐらいいい子だよぉ」
初心者『これぐらいリアルでもしゃべれたらいいのになw…さっきから男君しゃべってくれないけど…怒ったかな?』
妹「(ああ、絶対この子画面の前でプルプル震えながら答えまってるよー。と、とにかく!今はお兄ちゃんのフリして)」
妹『大丈夫だぜ!』
初心者『よかったー!もう口も利いて貰えないんじゃないかってすごい怖かったんだよ~』
妹「(初心者ちゃん小動物かわいい)」
初心者『その、ね?だから不束者ですか、改めてよろしくお願いします!』
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 19:13:12.26 ID:DxlDeqmN0
妹「ふぅ…かわいかったな、初心者さん(///」
男「ただいまー」
妹「しまった!和んでる場合じゃない!!お兄ちゃん帰ってきちゃった!!」
男「妹ー?帰ってるのかー?」
妹「(か、考えるだ妹!!初心者さんも傷つけず、お兄ちゃんにもそれとなく伝えられる方法を!!)」
男「お、いるじゃないか。俺の部屋で何してたんだ?」
妹「おかえりなさい!ゲームでお兄ちゃんのためにレベル上げしてたんだよ!!」
男「お~、サンキューな。えらいえらい」ナデナデ
妹「あの!ゲームしてるときに初心者さんって人から1:1あって…」
男「ああ、無口さんか。それで何か言ってたか?」
妹「今日はお兄ちゃんとお話できてすごく嬉しかったって言ってたよ!これからも仲良くしてね!って」
男「ほんとに律儀な人だな」
妹「(うぅ~、やっぱり告白されました!なんて言えない…私の馬鹿)」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 19:25:14.35 ID:DxlDeqmN0
>>85>>86
テイルズウィーバーです
ネットゲームはこれしかやったことがないのです
がっこう
男「お早う」
女「おふぁ~」
男「今日は眠そうだな」
女「一度やりだしたら明け方近くまで止まんなくてね、もう一晩中…うふ♪」
男「ご苦労様」
女「お~と~こ~!最近全然デレてくんないんだけど!デレ分補給させろ~」
男「暑苦しいぞ」
女「ツンばっかりなんだもん~。たまには私にゴロニャンっと甘えてほしいなー」
男「…」
女「男さん?あの、そのフックは何じゃらしょう?」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 19:27:42.30 ID:DxlDeqmN0
男「…鼻フック」ボソ
女「さささ、さすがに美少女の私に鼻フックは洒落にならないのではないかに?」
男「……」シュッシュ
女「え、ちょ、何そのシャドー鼻フック。怖いよ?」
男「……」シュッシュ
女「……」
男「……」
女「……」
女「ギェピィイイイイイイイイイイイイイイイ」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 19:40:16.95 ID:DxlDeqmN0
男「逃げられたか」クイクイ
男「ん?無口さんか、お早う」
無口「お、おふぁ、…お早うようございます。男君」カァ
男「(噛んだのが恥ずかしいのかな?足早に席に着いてしまった)」
男「(せっかく友達になったんだからもっと無口さんと話したいな…。そうだ、お昼ご飯!)」
男「無口さん!お昼ってどうしてるの?学食?お弁当?」
無口「!」カァアアア
男「(真っ赤になって、俯きながらカバンを指さしたぞ)」
男「お弁当ってこと?」
無口「…」コクコク
男「俺もお弁当なんだ!よかったらお昼一緒に食べようよ」
無口「!!」コクコクコクコク
男「あはは、よかった。それじゃ約束ねー」
女「あ、あ、あの泥棒猫!!」 コッソリ
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:15:49.10 ID:DxlDeqmN0
遅筆で稚拙で申し訳ないです
女友「それで、私のとこに来たの?」
女「だって~、男ったら無口ちゃんとお昼食べるって…、だ、だべ、だべる…うぁあああ」
女友「よしよし、泣かないの」
女「うぅううう」グズグズ
女友「でも、何で屋上?ここからだと教室で仲良くご飯食べてる2人が見えちゃうよ?」
女「うっく、ひっぐ、じ、じかえし…する」
女友「仕返しって、逆恨みじゃないかなぁ…」
女「ここからなら…鼻フックもできないし!……頭いい?」
女友「はいはい…(普段どんなプレイしてるんだろ)」ナデナデ
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:25:49.62 ID:DxlDeqmN0
らんちたいむ
男「それでさ、女が急に服脱ぎ出して…」
無口「…」コクコク
男「そしたら警察が駆けつけてきて!」
無口「…」ニコニコ
男「危うく、補導されるところだったんだよ!あれはさすがに焦ったな」
無口「…」ニコニコ
男「なんだか俺ばっかりしゃべってごめんね。無口さん聞き上手だからさ」
無口「…」カァ
男「(いいな、こういうのも。普段女が馬鹿なことばっかりするからツッコミ担当になってたし)」
無口「…」モジモジ
男「(初々しいっていうのかな、なによりかわいい!小動物かわいい!)」
無口「…あの…男君、好きな…た、食べ物ってなぁに?」ドキドキ
男「そだなー。からあげとか?頂き!」 ヒョイ!パク
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:31:55.49 ID:DxlDeqmN0
無口「!」ガーン
男「んーこのからあげすごいうまい!……あれ?」
無口「…」プルプル
男「(やばい!お弁当箱見ながらプルってらっしゃる!!からあげニストだったか!!)」
男「(ど、どうにか、どうにかしないと!!)」
男「あ、ごめんね!うまそうだったから。これって無口さんが作ったの?」
無口「…うん。昨日の残り」ショボショボ
男「そうなんだ。でもすごいうまかったよ!無口さんは料理上手なんだな!!」
無口「そ、そんなこと」モジモジ
男「いいお嫁さんになるよ」
無口「!」ボンッ
男「(心なしかすごい嬉しそうだ!よかった…)」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:46:23.47 ID:DxlDeqmN0
男「ふぅ、ご馳走様でした」
無口「ご馳走様…でした」
男「無口さんのお手製からげも食べれて大満足だよ」
無口「…」テレテレ
女「わ~し~の~胸は~Cぃカップゥ~…あらよっと!」
男「……」
無口「…」
女友「女ちゃん!な、何してんの!!!クラス全員どころか全校生徒に聞こえちゃうよ!!」
女「…」ニヤリ
女「男が好きなのは~Cぃカップ~!YO!YO!つまりI!そうアイ!私にラブ!」
男「…」
無口「…」
女「ちなみに女友はAカップでごいます~♪」
女友「ぎゃああああああああああああああああ」
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:53:32.67 ID:DxlDeqmN0
「後に聞いた話だが女さんは磔獄門にされたという
でも何だかんだで男君は女さんと一緒にいることが多い
男君は女さんみたいな人が好きなのかな…」
無口ちゃん自宅
無口「…」カチカチ
無口「…」カチカチ
無口「(今日は男君INしてこない)」カチカチ
無口「(女さんはいつもおかしいけど、とても元気で良い人だよね)」
無口「(おっぱいも…私より…ちょっと大きいし)」
無口「(男君もおっぱい大きいほうがいいのかな…)」サスリサスリ
無口「……」ペタペタ
無口「ペタペタ」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:21:22.53 ID:DxlDeqmN0
鼻血出てきた…なんで…
登校中
男「てことがあったんだよ」
妹「あはは、女さんもやることがすごいね」
男「こっちとしてはたまったもんじゃないぞ。一週間の間は点呼がCカップ君だったんだ」
妹「それは災難だったね」
男「まったくだよ……?」クイクイ
男「無口さん!お早う」
無口「お早う」ペコリ
妹「!(この人があの初心者さん!?)」
無口「…」チラリ
男「ああ、こいつは俺の妹なんだ。妹、こちらはクラスメイトの無口さん」
妹「兄がいつもお世話になってます」
無口「…」ニコリ
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:27:57.35 ID:DxlDeqmN0
>>109>>111
止まりました、ありがとう
>>110
違います
こんなに長いSS書くのは初めて
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:39:33.97 ID:DxlDeqmN0
妹「お兄ちゃんと無口さんはネットゲームで知り合ったんだよね?」
男「ああ、それまではあまり話したことなかったな」
無口「…」コクコク
男「偶然仲良くなったプレイヤーが同じ高校に通ってて、しかもクラスメイトだったんだ、すごいよな」
無口「…」コクコクコク
妹「(すごい嬉しそうに同意してる…まだあのことは気付いてないみたいだけど)」
男「そういえば無口さん、ネトゲのことなんだけど」
無口「?」
妹「(罪悪感が、罪悪感がパンパンだよぉ)」
男「……妹、妹?顔色悪いぞ、大丈夫か?」
妹「な、何でもない!へーきへーき!!」
男「ならいいんだけどな。あ、それで話の続きなんだけど」
無口「(男君妹さん思いで優しいな…わ、私もいっぱい頑張るから優しく…してほしい…)」カァアア
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:48:43.34 ID:DxlDeqmN0
男「無口さん?顔赤いけど風邪かな?体調悪かったの?」 ピト
妹「(お兄ちゃん!お、女の子のおでこに自然に触っちゃだめ!!!)」
無口「…」ボンッ!
男「すごい熱だよ!送るから今日は学校休んだほうがいいよ」
無口「はひ…」シューッポッポ
妹「(でも…てれってれー!の無口さんかわいいよ~)」
男「という訳だから、無口さん送っていくよ。妹は体調大丈夫か?」
妹「私は平気だよ、お兄ちゃん。そのまま学校さぼっちゃだめだよ?」
男「分かってるって。んじゃな、気をつけていけよ」
妹「はーい」
妹「……無口さんいいなー…」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:57:21.79 ID:DxlDeqmN0
下校中
女「そっかー、だから男は今日遅刻してきたんだ」
妹「そうなんですよー、あの様子では付き合っちゃうのも時間の問題かと」
女「うう、無口ちゃんに男取られたぁ」
妹「ま、まだ勝負は決まってません!女さんにもチャンスはあります!」
女「そうかな?」
妹「そうですとも!幼馴染としてのアドバンテージを活かせば!」
女「そう…よね!なんてたって付き合い長いし!もう半分は付き合ってるようなものだよね!!」
妹「その意気です!」
女「でも統計的に考えると、今までの私じゃアカンと思うわけですよ」
妹「統計的に見なくてもアカンかと…」 ボソ
女「?」
妹「何でもございません!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 02:04:14.20 ID:IIIcDwAo0 [2/25]
妹「ちょっと!タイム!タイムです!!お兄ちゃんは先に学校行って!」
男「わかった…」
女「妹ちゃんどうよ!蕩れる!?」
妹「意味分かりません。また、漫画かアニメの影響ですか?」
女「さすがは妹氏、するどい」
女「最初は幼馴染路線もいいかなって思ったんだけど、ベタじゃない?だからひねってみました!」 ビシィ
妹「こんがらがってます!輪をかけてひどくなってます!敬礼しないでください!!」
女「うう、そこまでだめ?やっぱり長門で行くべきだったか」
妹「そうじゃなくて!女さんはエッチなお話が多いんですよ!持ちネタが下ネタしかないんですか!?」
女「ガーン!!!」
妹「下ネタ禁止で普通に話してください!いいですね!?」
女「はい…」 シュン
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 02:15:57.21 ID:IIIcDwAo0 [3/25]
らんちたいむ
男「(チャイムギリギリで女が駆け込んできたけど、何か違和感が。また良からぬ事を企んで…)」
女「あの、男!今朝は悪かったわね!…その、ごめんなさい」
男「!?(今度はツンデレ路線か!)」
女「本当は私も無口ちゃんと仲良くなりたくて、だけど私ぶきっちょだから…から回り、して…」
男「(今の言動におかしなとこはないよな?………粗探ししてるようで気が引ける)」
女「本当にごめんなさい…」
男「……ふぅ」 スタスタ
女「あ、男…」
男「…何ぼけっとしてんだ」
女「?」
男「昼休みだろ?飯さっさと食べようぜ、三人でさ」
女「うん!」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 02:26:57.38 ID:IIIcDwAo0 [4/25]
>>28
前スレでも言われた…
男「(同じゲームやってる者同士、波長が合うんかね。もう仲良しだ)」
女「それでね、無口ちゃんのレベルならこの狩場がおいしいよ~」
無口「…」コクコク
男「(女がしゃべりっぱなしだけど、無口さんも身振り手振りで答えてる。なんだか仲の良い姉妹みたいだな)」 ニヤニヤ
女「あらあら?無口ちゃん!男が私たち見てニヤニヤしてるよ~、きっと良からぬことを思案中ですね」
男「な!無口さんに変なこと吹き込むなよ!全然そんなことないからね、無口さん!」
無口「…」クスクス
女「クスクス」
男「こ、この野郎」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 02:36:59.96 ID:IIIcDwAo0 [5/25]
女「さってと、おふざけもこれくらいにして、ちゃっちゃと食べないとね!」
男「はいはい、そうですね」 ムス
女「すねんなよ~男~。私のお弁当つついていいからさ~」
男「いらない」
女「ふーんだ。……おぉう!?無口ちゃんのお弁当すごいおいしそうだね…手作りなの?」
無口「…」コクン
女「ほほぉ!どれもおいしそうだけど、とくにそのジューシーでプリプリのから、からあげが!いただき!!」
無口「…」ギロリ
男&女「!?」
女「いた、いただきませ~んよ~!無口ちゃんに食べさせようと思ったんですよ~?」
無口「…」ニコ
無口「…」アーン
女「はい、アーン!……おいし?」
無口「…」モグモグ
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 02:46:32.91 ID:IIIcDwAo0 [6/25]
無口「…おいしぃ」
女「ああん!無口ちゃんかわいいねぇ!お姉さん辛抱堪りません」
男「自重せよ」
女「うい」
無口「…あの」
女「どしたの?…からあげ、くれるの?」
無口「…」コクコク
女「でもからあげ大好きなんでしょ?私はいいよ~」
無口「女さんは…友達…だから」テレテレ
女「改まって言われると照れちゃうね!…じゃあ、アーン、して?」
無口「え?あの…」ドキドキ
女「あーん」
無口「あ、アーン」ドキドキドキ
女「んー!おいしいよ!無口ちゃんは良いお嫁さんになるね!」
無口「!」カァ
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 03:01:35.00 ID:IIIcDwAo0 [7/25]
女「ね!男そう思うでしょ?」
男「ああ、無口さんは良いお嫁さんになるよ。俺も料理がうまい奥さんがほしい」
女「だって!無口ちゃん!いかが致しますか!?」
無口「!!」プルプル
男「(顔真っ赤にして、下向いてプルプルし始めた)」
女「そんなに嬉しいか~?このこの~w」
男「(賑やかな食事も、悪くないな)」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 14:11:42.08 ID:IIIcDwAo0 [9/25]
一ヶ月後
あれから女の奇行はすっかりなりを潜め…
いや、多少あったかな、あったね
とにかく、俺たち三人は安穏とした学校生活を送っていた
家に帰れば妹も交えてのネトゲライフ
気が付けば俺のレベルは80まで上がっていた
男「今日も無口さんと狩りに行く約束してたな、さっさとINせねば」カチカチ
男「お、無口さんもうINしてる」
無口(初心者)『男君!こんにちはw』
男『ちわー。今日は何処行こうか?』
無口『えっと、ね。今日はお願いがあるんだけど…』
男『何?』
無口『男君と、カップルリングを取りたいなって(///』
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 14:22:12.81 ID:IIIcDwAo0 [10/25]
カップルリングとは、とあるクエストをクリアすると貰える装備らしい
お互いが装備していれば、カップルリングをクリックするだけで相手の下に飛んでいけるとか
ちなみにカップルリングは外すと消滅してしまうとも言われた
男『結婚指輪みたいだねw』
無口『そだね、私は男君だったら結婚してもいいよ!毎日楽しそう♪』
男「……からかってるのかな?恥ずかしくて適当な返事が思い浮かばない」カチカチ
男『あはは、ありがとう』
無口『私はほんきなんだからねw』
男「ネトゲの中だと無口さん積極的だな…」
男『無口さんがいきそびれたら俺が貰ってあげないとこもない!』
無口『私は…男君一筋だもん!だから…不束者ですが…』
男『展開速!w』
無口『えへへへw』
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 14:30:38.30 ID:IIIcDwAo0 [11/25]
無口『と!言うわけでついに獲得しました!カップルリング』
男『足元にハートのエフェクトが出ているのですが』
無口『し、新婚さんだね!』
男『恥ずかしいな…』
無口『あなたw』
男『!!』
無口『男君照れてるの?w』
男『照れてないし><』
無口『かわいいよw』
男「り、リアルで会ったら覚えてろぉ(///」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 14:37:30.22 ID:IIIcDwAo0 [12/25]
翌朝
男「(ドキドキして寝付けなかった…眠い…)」 クイクイ
無口「お早う」ニコ
男「お早う、無口さん」
男「(毎回思うけど、ネトゲの中じゃ別人だよな。むしろ別人という可能性も)」 マジマジ
無口「…」テレテレ
男「(顔を見てたら照れ始めたぞ!やはり別人か)」
無口「…昨日…嬉しかった」カァ
男「カップルリングのことかな?ん、喜んでもらえて俺も嬉しいよ」
無口「…えへ」ギュ
男「!」
無口「…だめ?」
男「いや!そんなことはないですよ?(手を繋いで登校なんて、リアルでもカップルですかー!!)」
無口「♪」ニッコニコ
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 14:52:24.37 ID:IIIcDwAo0 [13/25]
休み時間
女友「男君~!今朝のあれ、どういうことなのかな~?」
男「あれは、その、無口さんが…」
女友「ふーん……手を繋いでみて男君は嫌だった?」
男「それは、まぁ柔らかかったというかた温かかったといいいますか」
女友「つまり、男君は嫌ではなかったのですね!?」 ズズイ
男「え!?うん。ぶっちゃけ嬉しかったです(///」
女友「なら話は早いね!……女の子もさ、好きじゃなかったら男の人と手を繋ぎたいって思わないんだよ?」
男「左様でございますか…」
女友「今週中に決着つけること!」 ビシィ
男「は、はい!!」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:00:22.25 ID:IIIcDwAo0 [14/25]
あふたーすくーる
男「(とは言っても……どうしようかな…)」
男「(無口さんのことは…たぶん、いや、好きだ)」
男「(ただ……今の関係が壊れるのが怖い)」
男「(拒絶されるのが…怖い)」
男「(俺ってこんなに弱かったかなぁ)」
男「……」
男「とりあえず、家帰ろう…」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:07:00.62 ID:IIIcDwAo0 [15/25]
???
無口「あ、あの…」ドキドキ
男「うーん」
無口「お、男くん!」
男「は、はい!?あ、無口さん」
無口「わた、わたひ、しょしんちゃ、初心者、です!!」
男「えっと…?」
無口「初心者…うぅ…だから」グスグス
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:12:03.14 ID:IIIcDwAo0 [16/25]
男「!?」
男「夢…?」
男「……」
妹「お兄ちゃん~、朝ですよ~って、起きてたんだ」
男「…」
妹「お兄ちゃん?どうしたの、ぼーっとして…」
男「なんでもない…お早う、妹」
妹「はい、お早うございます。ご飯もうできてるからねー」
男「りょーかい。顔洗ったらすぐ行くよ」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:22:21.85 ID:IIIcDwAo0 [17/25]
学校
男「…」 クイクイ
男「無口さん、お早う」
無口「お早う、男君」テレテレ
男「…あの無口さん」
無口「?」
男「放課後、大事な話があるんだ…」
無口「!」ドキドキドキ
男「屋上で…待ってるから………それじゃあ、放課後に」
無口「…」コクン
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:36:45.95 ID:IIIcDwAo0 [18/25]
あふたーすくーる・屋上
男「…」
無口「…」ソワソワ
男「(ああ、意識するとだめだ!顔見るだけでニヤける!!!落ち着け落ち着け…)」
男「(よし!言うぞ!!さぁ言うぞ!!!」
男「……ネトゲの中だと、無口さんは饒舌で、リアルだと極度の照れ屋さんで」
無口「!」ビク!
男「人と話すのが苦手なのに、怖いのに、頑張って克服しようとする無口さんはすごいと思った」
男「それなのに俺はうじうじしてて…」
男「だから思ったんだ。何うじうじしてんだ!俺も勇気出さなきゃって!!」
無口「…」
男「…」
男「俺は、あなたが、好きです」
無口「!」
男「頑張るあなたが大好きになりました!!!!」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:49:09.51 ID:IIIcDwAo0 [19/25]
男「一緒にいたい、これからは2人で頑張って、励ましあって」
無口「…」ポロポロ
男「つらいときは支えあって、嬉しいときは分かち合って」
無口「…うぁ」ポロポロ
男「2人で一緒にいきたい」
無口「…うぁあああああん」タタタ!ギュッ!
無口「わだしも!わだ、わだしもおとこくんが大好きです!だい、好き…」
無口「男君がいたから頑張れました!男君がいたから…うぅううううう」ポロポロ
男「これからは2人で頑張ろう」
無口「うん!うん!!」
こうしてめでたく、俺は友人から恋人へとクラスチェンジを果たした
甘々で惚気まくりの恋人生活はまた別の機会に話そう
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:56:34.37 ID:IIIcDwAo0 [20/25]
男友「最近嬉しそうだけど何かあった?」
男「彼女ができました(キリ」
男友「リア充爆発しろ!」
男「サーセーン!」
男友「ま、俺も彼女いるけどね」
男「おまえの彼女シャイだからダブルスクリーンから出てこないよね」
男友「…」
男「…」
男友「そ、それで、おまえは彼女と何処で知り合ったんだよ」
男「ああ、同じネトゲやっててさ」
男友「…ネトゲ?」
おしまい
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 16:02:58.08 ID:IIIcDwAo0 [21/25]
とりあえず、これでおしまいです
なんとか綺麗に終わらせようと思ったら全然だめでした…
途中から違う路線に行ってましたね
女途中から消えてたし
保守してくれた方、読んでいただいた方、誠にありがとうございました
女「既にあんたのパソコンに落としてあるんだけどね」
男「勝手に使うなよ」
女「黙れ小僧!」
男「おまえネットゲームやりだしてから変な言葉使い出したよな」
女「そこに気付くとはやはり天才か。ポッチっとな」
男「勝手に電源いれんな!」
女「あたしの言うとおりにすれば万事おっけーよ」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:04:14.36 ID:DxlDeqmN0
女「おっと、第一村人発見!」
男「え?チュートリアル終わったばっかなんですけど、いきなり話かけるの?」
女「男は初めてだから……私がリードするね?」
男「何顔赤らめてんの?」
女「いいから!あたしが言うことタイピングしてりゃいいの!」
男「はいはい…」
女「そうね…まずは相手を褒めることから!『その装備かっこいいですね』」
男「『その装備かっこいいですね』」
女「『ください』」
男「『ください』」
男「おい!!!死ねって言われたぞ!!!」
女「ほんとにやりよったwwwwww」
男「てめー」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:09:07.58 ID:DxlDeqmN0
女「おふぁー」
男「お早う」
女「あの後やってみた?」
男「いや、やってない」
女「なによー、あたしが優しく丁寧に教えてあげたじゃないー、やりなさいよー」
男「朝からうっさいなー」
妹「あの、女さん!お早うございます!」
女「おー、妹ちゃんおふぁー」
妹「あの、何のお話をしてるんですか?」
女「んー、ちょっとねー♪こいつに新しい遊びを~」
妹「そ、そうなんですか」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:11:39.99 ID:DxlDeqmN0
妹「(やったとかやってないとか言ってたよね)」
妹「(女さんとお兄ちゃん仲が良いとは思ってたけどやっぱり)」
妹「(き、きっとエッチなこともしちゃってるんだぁ)」
妹「(お兄ちゃんが…女さんと…)」
男「おい、妹、何涙目になってるんだ?」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:16:19.51 ID:DxlDeqmN0
女「あれれ?もしかして妹ちゃんも混ざりたかったのかな?」
男「仲間はずれにしたつもりはないんだけど、そうなのか?」
妹「はえ!?え、混ざりたかったって私も一緒にってこと…ですか?三人で?!」
女「そうそう、3P!」
男「おまえなぁ…」
妹「あわわ(女さんとお兄ちゃんと私であんなことやこんなこと……!!)」
男「今度は顔真っ赤だぞ、あれの日か」
妹「ちがうよ!馬鹿兄!!!」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:23:23.90 ID:DxlDeqmN0
女「もしかしてー、今日はあれの日かなぁ?って聞く変態親父の古典的しょうもない下ネタはじめてみた」
男「うるさいよ、反省してるよ」
女「あとで謝っておきなさいよ」
男「はい」
女「それは置いといて、今日は学校が終わったら早速引篭ってやりまくるわよ」
男「まじかよ、勘弁してくれ」
女「ほんとは嬉しいくせにぃ!今夜は寝かせないわ!!」
女友「女ちゃん…あの…先生が放課後生徒指導室に来いって」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:29:08.83 ID:DxlDeqmN0
女「不純異性交遊について延々説教くらった」
男「おまえ口開くとかわいそうな発言しかしないから縁ないじゃん」
女「なんでかしらね。ビッチに見えるのかしら。ユルユル、ねぇユルユルなの?」
男「頭のネジがユルユル」
女「何それ怖い」
男「俺も怖い」
女「…さぁて、せっかく待って頂いた男のためにも、不肖女!力の限りサポートさせていただきます」
男「期待してないから心のダメージはないです」
女「もー卑屈なんだから」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:33:41.26 ID:DxlDeqmN0
女「そうだ、妹ちゃんも誘ってみましょうよ」
男「あいつ普段ゲームやんないからなー」
女「大丈夫だって!私たちもう家族とかそれ以上みたいな関係じゃん?」
男「何それ、既成事実?」
女「だからどうせ遊ぶなら一緒にさ。まぁやってみてあわなかったらやめればいいしね」
男「そうだな」
女「んじゃ私がメールしとくよ!」
無題
07/07 女
今夜男と私でやらない?
妹「えっと…」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:38:54.40 ID:DxlDeqmN0
女「妹ちゃんは恥ずかしいそうなので、遠慮しておくそうです」
男「恥ずかしいって、おまえ変なメール送ったんじゃないか?」
女「そんなことないよー。男は親友の言葉を信じられないのかよー」
男「今日は何処でレベル上げするんだ?」
女「おっと、男選手ここでスルーだぁあああああああああああ」
男「うっさい」
女「えっと、今日は初心者さんにも優しいこのマップで狩りするよ」
男「狩り?」
女「モンスターを狩って経験値稼ぎってこと。それで狩り」
男「なるほど」
女「プロフェッサーと呼べ」
男「ふぁっくおふ」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:43:09.54 ID:DxlDeqmN0
妹「お兄ちゃん…」
妹「今お二階に女さんと2人きりだけど、やっぱり、あの」
妹「おっぱい触ったり…あんなこととか!う~~~~!」
妹「…お、お茶とか持って行ったほうがいいかな」
妹「で、でも!その、さ、最中だったら…」
妹「あ!でも喉かわくよね!そうだよ!」
妹「大丈夫!さりげなく出せば!」
妹「運動して喉かわきませんか?お茶もってきました!って感じ、かなっ!!」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:49:18.29 ID:DxlDeqmN0
女「うんむ、着実にレベルあがってきたね」
男「おまえ漫画読んでるだけだけどな」
女「私の指示通り!」
男「適当にやっといて、しか指示されてないんだけど、てかあれ指示?」
女「まぁまぁ、私も男が着実に上達して、何気に嬉しいわけよ?」
男「そうかい。だけどまだ下手っぴだぜ、俺」
女「そんなことないYO。男は上手くなってるって」
男「なんか気持ち悪いなおまえ」
女「あん!そんなこと言わないで…」
妹「おおおおお、お兄ちゃん!!!!!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:53:58.80 ID:DxlDeqmN0
妹「最中に失礼しまう!!!!お、お飲みもの…お飲み物を!!!!」
女「お、妹ちゃんちゃおー」
男「おう、飲み物持ってきてくれたのか、サンキュー」
妹「あれ?その…えっと」
女「妹ちゃんもやっぱり混ざりたかったんだな~?このこの!」
妹「んー!ぎゅうってしないでください!!」
男「なんだ、妹もネットゲームしたかったのか?」
妹「え!?ネットゲーム?その、ゲームなんですか?エッチな?」
女「い、妹は思春期!?どうしよう、とりあえずビデオか、先にスレ立てか」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:02:26.43 ID:DxlDeqmN0
妹「あの、メールのあれもゲームのことだったんですか?朝の会話も?」
女「そよー。言わなかったっけ?」
男「おまえの話は主語が抜けすぎだからな」
女「ヌケサクなんて!女の子に言っていい言葉じゃないわ!!」
男「言ってねーよ、このヌケサク」
妹「あ、あはははは(よ、よかった)」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:07:27.15 ID:DxlDeqmN0
男「おはよ…ふぁーあ」
女「おふぁー。朝っぱらからでかい口あけてすごいあくびね。捻じ込んじゃうぞ♪」
男「うるせー。あの後頑張ってレベル20まであげたんだ、褒め称えろ」
女「よーしよしよしよし!ぐっぼーい!ぐっぼーい!」
男「や、やめろ!恥ずかしいだろ!!」
女「アメリカではー、ふつーデース」
男「抱きしめて頬ずりはしないだろ。だいたい俺は犬かってんだ」
女「?」
男「なんで不思議そうな顔してんの?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:12:14.41 ID:DxlDeqmN0
女「おふぁー」
女友「おはよー」
男「お早う」
女友「お早う男君。なんだかすごい眠そうだね」
男「ああ、それは…」
女「ああ、こいつ朝までやりまくってからね!まったく堪え性のない男なんだから」
男「それはおまえが!」
女「私のせいにするの!?あんなに嬉しがってたのに!!ひどいよ!!」
女友「あの…女ちゃん、先生が…」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:14:23.13 ID:DxlDeqmN0
女「…」
男「だいたい分かるから詳細説明はいらん」
女「サーイエッサー!」
男「その言葉使いをどうにかしたほうがいいですね、うん」
女「はははは、こやつめwww」
男「ダメだこいつ」
女「早くなんとかしないとーwww」
男「うるせぇ…」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:23:54.46 ID:DxlDeqmN0
女「さて、今回はネットゲームの醍醐味!一緒に狩りに行こう!!」
男「また話しかけなきゃいけないのかよ」
女「ファーストコンタクトは奇しくも失敗したが!今回は!今回こそは!!」
男「誰のせいだよ」
女「おっと!あそこによさ気な鴨ネギが!!」
男「見るからに初心者だな」
女「よっしゃあ!あたしに任せて!!」
男「勝手に操作すんじゃねー!!」
女「サポートスキルかけてあげたら……!ほら!ほらほら!ありがとうございます、だって!」
男「律儀な人だな」
女「『実はこのゲームはじめたばかりで。よかったら一緒に狩りしませんか?』」
初心者『私も最近はじめたんです。私でよければ』
女「フィイイイイイイイイイイイイイイイイッシュ」
男「黙れ」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:31:36.74 ID:DxlDeqmN0
妹「お早うございます、女さん」
女「妹ちゃんおふぁー。男は?」
妹「日直とかで。それより昨日はとても楽しそうでしたが、またネットゲームですか?」
女「うん、そだよ。騒がしかったよね、ごめんね~」
妹「ひ、引っ付かないでくださいぃ~」
女「妹ちゃんがかわいすぎるのがいけないのさ!うりうり~」
妹「んあ!そ、それより!ネットゲームのことなんですけど!!」
女「んー?妹ちゃんもやってみたくなったかな?」
妹「はい、お兄ちゃんと女さんがとても楽しそうにしているので、どんなものかなと…」
女「よし!女お姉ちゃんに任せておけー。手取り足取り教えちゃうぞ~」
妹「だ~か~ら~!!引っ付くのだめー!!」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:40:24.88 ID:DxlDeqmN0
男「それで、今回は妹がいるわけか」
女「お姉さんに手取り足取り教えてもらうんだもん、ね~?」
妹「そ、そんな約束してません!」
女「えー!!じゃあ口だけで?してほしいの?(口頭説明のこと)」
妹「それは…」
女「けっこう難しいよ?ね?いい子だからさ、お姉ちゃんの言うこと聞いて」
妹「あぅ…よ、よろしくお願いします」
男「(目を瞑って聞くとやらしー)」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:45:21.55 ID:DxlDeqmN0
女「キャラはどうする?妹ちゃん専用キャラ作る?」
妹「協力プレイもできるんですよね?なら、お兄ちゃんと、女さんとも一緒にしたいから」
男「んー、せっかくだけどうちはパソコンが一台しかないからな、難しいぞ」
女「そうね、もう一台あればできるんだけど」
妹「残念です」
男「じゃあ俺と共用でいいか?一緒にレベルあげしようぜ」
妹「はい!」
女「きっまり~」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:55:25.20 ID:DxlDeqmN0
女「左クリックで通常攻撃、右でスキル攻撃ね」
妹「はい!なんとなく分かりました」
女「うんうん、妹ちゃんは覚えが早いし、かわいいから教えがいがあるわ!」
男「こっち見んな」
妹「みんなでやると楽しいですね!!…あれ?右上に変なアイコンが出てきました」
女「あぁ、これは1:1チャットだね。クリックしてみ」
妹「はい……」
女「昨日の初心者ちゃんじゃん!一緒に狩りに行きませんか?だってさー」
男「そういやフレンド登録したんだっけ」
妹「昨日お知り合いになった方なんですか?」
女「嫌がる彼女を無理矢理男がねー。さすがの私もひいたわー」
男「おまえの言動に俺がひいたわ」
女「こうやって色んな人と一緒に遊ぶがネットゲームの醍醐味なの」
妹「へぇ…」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:05:00.17 ID:DxlDeqmN0
男「さて、今日は初めて一緒にやるのぉ♪とかなんとか頬赤らめながら言ってたけど」
男「とりあえずネトゲにINしてみるか」
男「お、入った途端早速女から1:1チャットが来た」
女『やらないか?』
男「何言ってんだこいつ…」
男『今日はどうするんだ?』
女『ちょwwwスルーwwww』
女『だがそんな男に』
男『帰る』
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:11:37.27 ID:DxlDeqmN0
女『今日は私のキャラでレベル引き上げてやんよ!』
男『いいのか?』
女『おっけーおっけー。ただし報酬はおまえの身体!』
男「意味わかんねー」
男『ありがとう。ところで何処連れてってくれるんだ?』
女『合意とみてよろしいですね!…んーと今日はあの洞窟かな』
男『あそこモンスター強いから俺すぐ死ぬぜ?』
女『蘇生草いっぱいもってるからダイジョウブイ!男は何度でも蘇るさ!!』
男『よろしくお願いします』
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:18:25.80 ID:DxlDeqmN0
男『うお、もう0時じゃねーか』
女『(時間経つのが)早いね(///』
男『眠いし、そろそろ落ちるわ。今日はありがとう』
女『私が子守唄を歌ってあげてもよろしくてよ?』
男『おつかれー』
女『えんだぁあああああああああああああああああああああああああああ』
男「ふぅ、何だかんだではまってるよなぁ」
コンコン
男「ん?妹か、どうしたんだ?」
妹「お兄ちゃん、ゲームもいいけどあんまりやりすぎるのも良くないよ?」
男「ああ、そうだな、ありがとう、気をつけるよ」
妹「うん、また一緒にゲームしようね、お兄ちゃん。それじゃあおやすみなさい」
男「おやすみ」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:40:51.81 ID:DxlDeqmN0
女「グッモーニン、シスター&ブラザー!」
男「お早う。おまえは相変らずテンション高いなぁ」
妹「お早うございます、女さん」
女「元気が私のとりえだかんねー!ほら!男もしゃきっとする!!」
男「元気だけがとりえだなんて哀しいこと言うなよ…」
女「え、言ってないよ?」
妹「もぉ!女の子にそういうこと言っちゃだめぇ!!」
男「ふひぃ!いふぁい!いふぁいよ!!ほっぺたつねっちゃらめぇえええ」
女「なら私は右のほっぺをば!!」
男「ふひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 11:53:41.83 ID:DxlDeqmN0
保守ありがとうございます
男「それでさ、晩御飯食べたあとも初心者さんいたから一緒に狩りしてたよ」
女「おうおう、男も立派なネトゲ廃人になりつつあってお姉さん嬉しい」
男「おまえほどじゃないけどな」
女「いやーwww」
男「顔赤らめんな」
無口「……」
男「ん?無口さん、お早う」
女「おふぁー!」
無口「…」コクン
男「ごめんね、ドアの前立ち話してちゃ邪魔だよね。ほら女!おまえもだぞ」
女「ごめんねー。あん!男!!そんなとこ触っちゃらめぇ…」
無口「…」ペコリ
女「無口さんも、「やだ!男君まじセクハラキモスギス」って言ってるじゃない!!」
男「え!?そ、そうなの?」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:00:41.01 ID:DxlDeqmN0
無口「…」フルフルフルフル
男「すごい勢いで否定してるじゃねーか。からかうんじゃねーよ」
女「あん!デコピンだめー!!」
男「ごめんね、無口さん。こいつにはビシっとやっておくからさ」
無口「…」ペコリ タタタ
女「のぉおおおお。や、やるなら早くやりなさいよ!無駄に(力)溜めてんじゃないわよ!!」
男「今60%ぐらいまで溜まってる」
女「そ、それで私を脅したつもり!?全然、全然怖くないんだから!」
男「あんま騒ぐなよ、変な勘違いされr」
先生「おい、おまえら何やってんだ」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:05:41.86 ID:DxlDeqmN0
女「おっとこー、ご飯の時間よー」
男「おう、今日はどうする?」
女「お弁当~」
男「それ俺のじゃねーか」
女「代わりにほれ、これやんよ」
男「あんぱんと牛乳」
女「あんぱんと牛乳♪」
男「…」
女「うむ、妹ちゃんの作るお弁当は美味よのぉwww」
女「のぉおおおおおおお!グリグリ!頭グリグリは反則!!」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:10:28.71 ID:DxlDeqmN0
男「結局あんぱんと牛乳かよ」
女「あんぱんと牛乳は最強の組み合わせだってテレビでやってた!」
男「てめー」
女「スースー♪」
男「口笛できてねーから」
女「……ん?」
無口「!」サッ
女「今無口ちゃんこっち見てなかった?」
男「おまえもそう思う?なーんか今朝のあのやりとりの後から見られてるような気がするんだよな」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:22:05.91 ID:DxlDeqmN0
女「わ、私は男がいるし、その!困るよぉ」
男「何言ってんの」
女「とにかく!無口ちゃんから視線を感じると」
男「そういうことです。やっぱり今朝ので怒っちゃったかな」
女「それとも俺の惚れちゃったり?ないない!」
女「ないと思うけど…。でも期待せずにはいられねーっていうか」
女「放課後呼び出されて、告白されて…。んで付き合っちゃったり?」
女「やべーよ!あんなかわいい子に告白されたら即日OKだろ!!JK」
女「無口さん小柄でかわいいし!アグネス自重wwwアグネス自重www」
女「うぉおおおおおおおお!!だめぇ!頭がグリグリ!グリグリなのぉおおおおお!!!」
無口「…」クスリ
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:42:29.46 ID:DxlDeqmN0
男「さて、今日もネトゲ頑張りますかー、と」
男「お、初心者さんもうINしてるな。せっかくだし誘ってみるか」
男『精が出ますね!今日もよかったら一緒にどうですか?』
初心者『いいですよwよろしくお願いしますね』
男『はい!じゃあ今日はこの平原で』
初心者『りょーかいです』
初心者『レベルアーップ!です』
男『おめ~。これで2人とも1ずつあがりましたね』
初心者『2人で狩りするとレベル上がるのも早いですね。それに男さんと狩りするの楽しいです』
男『俺も楽しいですよ!また一緒に狩りしましょう!』
初心者『あいw…ところでまだお時間ありますか?よかったら少し話しませんか?』
男『おkです。それじゃあ町まで移動しましょう』
初心者『りょーかいです』
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:58:56.64 ID:DxlDeqmN0
初心者『あ!男さんこっちです!!』
男『お待たせしましたー』
初心者『いえいえw』
男「ん?初心者さんから1:1チャットきてる…」
男「オープンチャットだとみんなに聞かれちゃうからこっちで話しませんか?か。おkっと」
初心者『ありです。男さんゲームうまいですよね!ほんとに初めてなんですか?』
男『元からゲーム好きってのもありますけど、友達に教えてもらいながらやってるんです』
初心者『羨ましいです。あの…その友人の方って、男性の方ですか?』
男『実は女の子なんですよ。変わった奴でして…』
初心者『そう、なんですか。…あのあの!もしかしてS県に住んでます?』
男『おお、正解です、よく分かりましたね。S県A市に住んでますよ』
初心者『わた、私も!同じとこ住んでたり…』
男『すごい偶然ですね!!世の中意外と狭いなw』
初心者『えへへ、そうですね!』
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:06:58.29 ID:DxlDeqmN0
初心者『もしかして高校生だったり…』
男『そですよー。これで同じ高校だったらすごいですね!!』
初心者『あ!の!わ、私のこうk』
男『お、そろそろ飯の時間みたいです。お話しできて楽しかったです!』
初心者『え!?あ、私も楽しかった、です』
男『お疲れ様でしたー』
初心者『おつですー』
初心者『……落ちちゃった』
初心者『…』
初心者『(´・ω;`)』
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:16:59.09 ID:DxlDeqmN0
男「お早う」
女「おふぁー。昨日はあたしがいなくて枕を濡らしてたんじゃないかねぇ?うりうり~」
男「抱きつくな!セクハラで訴えるぞ!!」
女「このツンデレが!ほら、寂しがり屋の男ちゃんにプレゼントよ」
男「何だこれ」
女「あたしのブロマイド写真!モザイク無しよ!!」
男「親指立ててうざいくらいにこやかに笑ってる写真だろ、まぁ色々とモザイク必要だけど」
女「これ、寂しいときに使ってもいいよ?きゃっ!(///」
女「OH!!NOOOOOOOOOOOOO!!!てめー今どっからシュレッダー出した!?何処から出したし!!」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:24:25.55 ID:DxlDeqmN0
男「お仕置きのデコピンしようとしたら逃げやがった…。まったく」 クイクイ
男「(?誰かが袖を引っ張るような…)」 クイクイ
無口「…お、男君、お早う」
男「!(袖引っ張ってんの無口さんだったか、てか声初めて聞いたな)」
無口「お、お早う」
男「あ、お早う、無口さん。(プルプル震えてる。小動物並みのかわいさだな)」
無口「…」カァ ペコリ
男「(お辞儀して席着いちゃった。嫌われてはいない、よな?)」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:35:50.60 ID:DxlDeqmN0
ほーかごー
男「(授業中もちらちら見てたよな、無口さん。何かしたっけかな…)」
無口「あ、あの…」ドキドキ
男「うーん」
無口「お、男くん!」
男「は、はい!?あ、無口さん」
無口「わた、わたひ、しょしんちゃ、初心者、です!!」
男「えっと…?」
無口「初心者だから、うぅ…だからぁ」グスグス
男「(やばい!何か知らんが泣きそうだ!!てか涙目無口さんかわいい!そんな場合じゃないけど!!)」
女「話は聞かせてもらったぁあああああ!!!!」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:45:27.21 ID:DxlDeqmN0
女「つまーり!無口ちゃんはあれが初心者であれだから男にあれして欲しいと!!」
男「曖昧過ぎだろ、てか曖昧通り越して意味不明だよ」
女「つまり…どういことだってばよ?」
男「黙ってろ」ドグシャァ
女「デコピンありがとございます!!!!」
男「ごめんね、無口さん。えっと、ネットゲームの初心者さんってことだよね?」
無口「…!」コクコク
男「これからもよろしくね。気軽に誘ってよ、無口さんとゲームするの楽しいからさ」
無口「!!」ニコニコ
男「(すごい嬉しそうだな。しかし、無口さん頑張ったんだろうな、普段しゃべってんの見たことないし)」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:53:39.93 ID:DxlDeqmN0
無口「…お、男くん?」ドキドキドキドキ
男「あ、ごめん。勇気出して頑張ったんだろうなって思ったら。頭撫でられるの嫌だよね」
無口「嫌…じゃない…」
男「そっか」
無口「……もう、終わり?」
男「え?」
無口「頑張ったから……もっといい子いい子して欲しい…」カァアアア
男「甘えん坊さんめ」ナデナデ
無口「ん……」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:01:16.36 ID:DxlDeqmN0
無口ちゃんご帰宅!
女「こっそりばっちりガン見してたんだけど」
男「趣味悪いな」
女「わーたーしーにーもー!なでなでしてー!しなきゃやだー!!」
男「日ごろの行いが悪い人はしません」
女「いじわるー!!してよー!!」ゴロゴロ
男「ゴロゴロって。猫に真似かよ、かわいくないぞ」
女「うにゃん♪」
女「あっ!男だめ!すご!!」
女「んぁ!!!これすごいよぉおおおおお」
女「これ何か四の字固めに似てない!?これ似てる!すごい似てる!!なでなでしてない!!今気付いた!!」
男「なでなで」
女「ああ!それでも頭なでなでと仰る男素敵ぃ。らめぇえええええええええ」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:44:28.96 ID:DxlDeqmN0
妹「…」カチカチカチ
妹「…うふふ」カチカチ
妹「お兄ちゃんびっくりするだろうな!帰ってきたらレベルが上がってるんだもん!嬉しいよね!!」
妹「すごい喜んで…「妹、やっぱりおまえが好きだよ、妹として、いや!一人の女性として」何て言っちゃったり!」
妹「きゃー!!!そしたら私は「嬉しい、私もお兄ちゃんが、好き…」なんちゃってなんちゃって!!」
妹「うふふふ」カチカチ
妹「あれ?1:1チャットのお誘いが…。誰だろう」
妹「初心者さん?」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:48:59.52 ID:DxlDeqmN0
妹「なんだろ?」カチカチ
初心者(無口)『こんばんは!今日は急に変なこと言ってごめんね!私口下手で』
妹「(お兄ちゃんのクラスメイトの人かな?)」
初心者『今日ね、男君が褒めてくれたときほんとに嬉しかったの!私頑張って良かったって!勇気だして良かったって!』
妹「(え?フラグ?お兄ちゃんフラグ立ててる?と、とにかく私はお兄ちゃんじゃないってことを…)」
初心者『それでね………、私男君のこと…す、好きになっちゃいました!!』
妹「(告白までしてるよぉ。だめだ、さすがにこれじゃあ実は男じゃありませんって言い出しづらい)」
初心者『えへ、えへへへw言っちゃった♪』
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:59:39.84 ID:DxlDeqmN0
妹「(はわわわ、どうしようどうしよう。お、落ち着いて、落ち着くんだ妹…)」
初心者『それでね、返事は保留にして欲しいの』
妹「?」
初心者『私口下手で、緊張しちゃってドジばっかりで…。だから今の男君には振り向いてもらえないと思うから』
妹「…」
初心者『だからもっと頑張るから!口下手克服できたら、そのときになったら返事欲しいな。だめかな?』
妹「な…な…、なんて健気。お兄ちゃんには勿体無いぐらいいい子だよぉ」
初心者『これぐらいリアルでもしゃべれたらいいのになw…さっきから男君しゃべってくれないけど…怒ったかな?』
妹「(ああ、絶対この子画面の前でプルプル震えながら答えまってるよー。と、とにかく!今はお兄ちゃんのフリして)」
妹『大丈夫だぜ!』
初心者『よかったー!もう口も利いて貰えないんじゃないかってすごい怖かったんだよ~』
妹「(初心者ちゃん小動物かわいい)」
初心者『その、ね?だから不束者ですか、改めてよろしくお願いします!』
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 19:13:12.26 ID:DxlDeqmN0
妹「ふぅ…かわいかったな、初心者さん(///」
男「ただいまー」
妹「しまった!和んでる場合じゃない!!お兄ちゃん帰ってきちゃった!!」
男「妹ー?帰ってるのかー?」
妹「(か、考えるだ妹!!初心者さんも傷つけず、お兄ちゃんにもそれとなく伝えられる方法を!!)」
男「お、いるじゃないか。俺の部屋で何してたんだ?」
妹「おかえりなさい!ゲームでお兄ちゃんのためにレベル上げしてたんだよ!!」
男「お~、サンキューな。えらいえらい」ナデナデ
妹「あの!ゲームしてるときに初心者さんって人から1:1あって…」
男「ああ、無口さんか。それで何か言ってたか?」
妹「今日はお兄ちゃんとお話できてすごく嬉しかったって言ってたよ!これからも仲良くしてね!って」
男「ほんとに律儀な人だな」
妹「(うぅ~、やっぱり告白されました!なんて言えない…私の馬鹿)」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 19:25:14.35 ID:DxlDeqmN0
>>85>>86
テイルズウィーバーです
ネットゲームはこれしかやったことがないのです
がっこう
男「お早う」
女「おふぁ~」
男「今日は眠そうだな」
女「一度やりだしたら明け方近くまで止まんなくてね、もう一晩中…うふ♪」
男「ご苦労様」
女「お~と~こ~!最近全然デレてくんないんだけど!デレ分補給させろ~」
男「暑苦しいぞ」
女「ツンばっかりなんだもん~。たまには私にゴロニャンっと甘えてほしいなー」
男「…」
女「男さん?あの、そのフックは何じゃらしょう?」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 19:27:42.30 ID:DxlDeqmN0
男「…鼻フック」ボソ
女「さささ、さすがに美少女の私に鼻フックは洒落にならないのではないかに?」
男「……」シュッシュ
女「え、ちょ、何そのシャドー鼻フック。怖いよ?」
男「……」シュッシュ
女「……」
男「……」
女「……」
女「ギェピィイイイイイイイイイイイイイイイ」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 19:40:16.95 ID:DxlDeqmN0
男「逃げられたか」クイクイ
男「ん?無口さんか、お早う」
無口「お、おふぁ、…お早うようございます。男君」カァ
男「(噛んだのが恥ずかしいのかな?足早に席に着いてしまった)」
男「(せっかく友達になったんだからもっと無口さんと話したいな…。そうだ、お昼ご飯!)」
男「無口さん!お昼ってどうしてるの?学食?お弁当?」
無口「!」カァアアア
男「(真っ赤になって、俯きながらカバンを指さしたぞ)」
男「お弁当ってこと?」
無口「…」コクコク
男「俺もお弁当なんだ!よかったらお昼一緒に食べようよ」
無口「!!」コクコクコクコク
男「あはは、よかった。それじゃ約束ねー」
女「あ、あ、あの泥棒猫!!」 コッソリ
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:15:49.10 ID:DxlDeqmN0
遅筆で稚拙で申し訳ないです
女友「それで、私のとこに来たの?」
女「だって~、男ったら無口ちゃんとお昼食べるって…、だ、だべ、だべる…うぁあああ」
女友「よしよし、泣かないの」
女「うぅううう」グズグズ
女友「でも、何で屋上?ここからだと教室で仲良くご飯食べてる2人が見えちゃうよ?」
女「うっく、ひっぐ、じ、じかえし…する」
女友「仕返しって、逆恨みじゃないかなぁ…」
女「ここからなら…鼻フックもできないし!……頭いい?」
女友「はいはい…(普段どんなプレイしてるんだろ)」ナデナデ
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:25:49.62 ID:DxlDeqmN0
らんちたいむ
男「それでさ、女が急に服脱ぎ出して…」
無口「…」コクコク
男「そしたら警察が駆けつけてきて!」
無口「…」ニコニコ
男「危うく、補導されるところだったんだよ!あれはさすがに焦ったな」
無口「…」ニコニコ
男「なんだか俺ばっかりしゃべってごめんね。無口さん聞き上手だからさ」
無口「…」カァ
男「(いいな、こういうのも。普段女が馬鹿なことばっかりするからツッコミ担当になってたし)」
無口「…」モジモジ
男「(初々しいっていうのかな、なによりかわいい!小動物かわいい!)」
無口「…あの…男君、好きな…た、食べ物ってなぁに?」ドキドキ
男「そだなー。からあげとか?頂き!」 ヒョイ!パク
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:31:55.49 ID:DxlDeqmN0
無口「!」ガーン
男「んーこのからあげすごいうまい!……あれ?」
無口「…」プルプル
男「(やばい!お弁当箱見ながらプルってらっしゃる!!からあげニストだったか!!)」
男「(ど、どうにか、どうにかしないと!!)」
男「あ、ごめんね!うまそうだったから。これって無口さんが作ったの?」
無口「…うん。昨日の残り」ショボショボ
男「そうなんだ。でもすごいうまかったよ!無口さんは料理上手なんだな!!」
無口「そ、そんなこと」モジモジ
男「いいお嫁さんになるよ」
無口「!」ボンッ
男「(心なしかすごい嬉しそうだ!よかった…)」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:46:23.47 ID:DxlDeqmN0
男「ふぅ、ご馳走様でした」
無口「ご馳走様…でした」
男「無口さんのお手製からげも食べれて大満足だよ」
無口「…」テレテレ
女「わ~し~の~胸は~Cぃカップゥ~…あらよっと!」
男「……」
無口「…」
女友「女ちゃん!な、何してんの!!!クラス全員どころか全校生徒に聞こえちゃうよ!!」
女「…」ニヤリ
女「男が好きなのは~Cぃカップ~!YO!YO!つまりI!そうアイ!私にラブ!」
男「…」
無口「…」
女「ちなみに女友はAカップでごいます~♪」
女友「ぎゃああああああああああああああああ」
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:53:32.67 ID:DxlDeqmN0
「後に聞いた話だが女さんは磔獄門にされたという
でも何だかんだで男君は女さんと一緒にいることが多い
男君は女さんみたいな人が好きなのかな…」
無口ちゃん自宅
無口「…」カチカチ
無口「…」カチカチ
無口「(今日は男君INしてこない)」カチカチ
無口「(女さんはいつもおかしいけど、とても元気で良い人だよね)」
無口「(おっぱいも…私より…ちょっと大きいし)」
無口「(男君もおっぱい大きいほうがいいのかな…)」サスリサスリ
無口「……」ペタペタ
無口「ペタペタ」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:21:22.53 ID:DxlDeqmN0
鼻血出てきた…なんで…
登校中
男「てことがあったんだよ」
妹「あはは、女さんもやることがすごいね」
男「こっちとしてはたまったもんじゃないぞ。一週間の間は点呼がCカップ君だったんだ」
妹「それは災難だったね」
男「まったくだよ……?」クイクイ
男「無口さん!お早う」
無口「お早う」ペコリ
妹「!(この人があの初心者さん!?)」
無口「…」チラリ
男「ああ、こいつは俺の妹なんだ。妹、こちらはクラスメイトの無口さん」
妹「兄がいつもお世話になってます」
無口「…」ニコリ
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:27:57.35 ID:DxlDeqmN0
>>109>>111
止まりました、ありがとう
>>110
違います
こんなに長いSS書くのは初めて
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:39:33.97 ID:DxlDeqmN0
妹「お兄ちゃんと無口さんはネットゲームで知り合ったんだよね?」
男「ああ、それまではあまり話したことなかったな」
無口「…」コクコク
男「偶然仲良くなったプレイヤーが同じ高校に通ってて、しかもクラスメイトだったんだ、すごいよな」
無口「…」コクコクコク
妹「(すごい嬉しそうに同意してる…まだあのことは気付いてないみたいだけど)」
男「そういえば無口さん、ネトゲのことなんだけど」
無口「?」
妹「(罪悪感が、罪悪感がパンパンだよぉ)」
男「……妹、妹?顔色悪いぞ、大丈夫か?」
妹「な、何でもない!へーきへーき!!」
男「ならいいんだけどな。あ、それで話の続きなんだけど」
無口「(男君妹さん思いで優しいな…わ、私もいっぱい頑張るから優しく…してほしい…)」カァアア
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:48:43.34 ID:DxlDeqmN0
男「無口さん?顔赤いけど風邪かな?体調悪かったの?」 ピト
妹「(お兄ちゃん!お、女の子のおでこに自然に触っちゃだめ!!!)」
無口「…」ボンッ!
男「すごい熱だよ!送るから今日は学校休んだほうがいいよ」
無口「はひ…」シューッポッポ
妹「(でも…てれってれー!の無口さんかわいいよ~)」
男「という訳だから、無口さん送っていくよ。妹は体調大丈夫か?」
妹「私は平気だよ、お兄ちゃん。そのまま学校さぼっちゃだめだよ?」
男「分かってるって。んじゃな、気をつけていけよ」
妹「はーい」
妹「……無口さんいいなー…」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:57:21.79 ID:DxlDeqmN0
下校中
女「そっかー、だから男は今日遅刻してきたんだ」
妹「そうなんですよー、あの様子では付き合っちゃうのも時間の問題かと」
女「うう、無口ちゃんに男取られたぁ」
妹「ま、まだ勝負は決まってません!女さんにもチャンスはあります!」
女「そうかな?」
妹「そうですとも!幼馴染としてのアドバンテージを活かせば!」
女「そう…よね!なんてたって付き合い長いし!もう半分は付き合ってるようなものだよね!!」
妹「その意気です!」
女「でも統計的に考えると、今までの私じゃアカンと思うわけですよ」
妹「統計的に見なくてもアカンかと…」 ボソ
女「?」
妹「何でもございません!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 02:04:14.20 ID:IIIcDwAo0 [2/25]
妹「ちょっと!タイム!タイムです!!お兄ちゃんは先に学校行って!」
男「わかった…」
女「妹ちゃんどうよ!蕩れる!?」
妹「意味分かりません。また、漫画かアニメの影響ですか?」
女「さすがは妹氏、するどい」
女「最初は幼馴染路線もいいかなって思ったんだけど、ベタじゃない?だからひねってみました!」 ビシィ
妹「こんがらがってます!輪をかけてひどくなってます!敬礼しないでください!!」
女「うう、そこまでだめ?やっぱり長門で行くべきだったか」
妹「そうじゃなくて!女さんはエッチなお話が多いんですよ!持ちネタが下ネタしかないんですか!?」
女「ガーン!!!」
妹「下ネタ禁止で普通に話してください!いいですね!?」
女「はい…」 シュン
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 02:15:57.21 ID:IIIcDwAo0 [3/25]
らんちたいむ
男「(チャイムギリギリで女が駆け込んできたけど、何か違和感が。また良からぬ事を企んで…)」
女「あの、男!今朝は悪かったわね!…その、ごめんなさい」
男「!?(今度はツンデレ路線か!)」
女「本当は私も無口ちゃんと仲良くなりたくて、だけど私ぶきっちょだから…から回り、して…」
男「(今の言動におかしなとこはないよな?………粗探ししてるようで気が引ける)」
女「本当にごめんなさい…」
男「……ふぅ」 スタスタ
女「あ、男…」
男「…何ぼけっとしてんだ」
女「?」
男「昼休みだろ?飯さっさと食べようぜ、三人でさ」
女「うん!」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 02:26:57.38 ID:IIIcDwAo0 [4/25]
>>28
前スレでも言われた…
男「(同じゲームやってる者同士、波長が合うんかね。もう仲良しだ)」
女「それでね、無口ちゃんのレベルならこの狩場がおいしいよ~」
無口「…」コクコク
男「(女がしゃべりっぱなしだけど、無口さんも身振り手振りで答えてる。なんだか仲の良い姉妹みたいだな)」 ニヤニヤ
女「あらあら?無口ちゃん!男が私たち見てニヤニヤしてるよ~、きっと良からぬことを思案中ですね」
男「な!無口さんに変なこと吹き込むなよ!全然そんなことないからね、無口さん!」
無口「…」クスクス
女「クスクス」
男「こ、この野郎」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 02:36:59.96 ID:IIIcDwAo0 [5/25]
女「さってと、おふざけもこれくらいにして、ちゃっちゃと食べないとね!」
男「はいはい、そうですね」 ムス
女「すねんなよ~男~。私のお弁当つついていいからさ~」
男「いらない」
女「ふーんだ。……おぉう!?無口ちゃんのお弁当すごいおいしそうだね…手作りなの?」
無口「…」コクン
女「ほほぉ!どれもおいしそうだけど、とくにそのジューシーでプリプリのから、からあげが!いただき!!」
無口「…」ギロリ
男&女「!?」
女「いた、いただきませ~んよ~!無口ちゃんに食べさせようと思ったんですよ~?」
無口「…」ニコ
無口「…」アーン
女「はい、アーン!……おいし?」
無口「…」モグモグ
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 02:46:32.91 ID:IIIcDwAo0 [6/25]
無口「…おいしぃ」
女「ああん!無口ちゃんかわいいねぇ!お姉さん辛抱堪りません」
男「自重せよ」
女「うい」
無口「…あの」
女「どしたの?…からあげ、くれるの?」
無口「…」コクコク
女「でもからあげ大好きなんでしょ?私はいいよ~」
無口「女さんは…友達…だから」テレテレ
女「改まって言われると照れちゃうね!…じゃあ、アーン、して?」
無口「え?あの…」ドキドキ
女「あーん」
無口「あ、アーン」ドキドキドキ
女「んー!おいしいよ!無口ちゃんは良いお嫁さんになるね!」
無口「!」カァ
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 03:01:35.00 ID:IIIcDwAo0 [7/25]
女「ね!男そう思うでしょ?」
男「ああ、無口さんは良いお嫁さんになるよ。俺も料理がうまい奥さんがほしい」
女「だって!無口ちゃん!いかが致しますか!?」
無口「!!」プルプル
男「(顔真っ赤にして、下向いてプルプルし始めた)」
女「そんなに嬉しいか~?このこの~w」
男「(賑やかな食事も、悪くないな)」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 14:11:42.08 ID:IIIcDwAo0 [9/25]
一ヶ月後
あれから女の奇行はすっかりなりを潜め…
いや、多少あったかな、あったね
とにかく、俺たち三人は安穏とした学校生活を送っていた
家に帰れば妹も交えてのネトゲライフ
気が付けば俺のレベルは80まで上がっていた
男「今日も無口さんと狩りに行く約束してたな、さっさとINせねば」カチカチ
男「お、無口さんもうINしてる」
無口(初心者)『男君!こんにちはw』
男『ちわー。今日は何処行こうか?』
無口『えっと、ね。今日はお願いがあるんだけど…』
男『何?』
無口『男君と、カップルリングを取りたいなって(///』
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 14:22:12.81 ID:IIIcDwAo0 [10/25]
カップルリングとは、とあるクエストをクリアすると貰える装備らしい
お互いが装備していれば、カップルリングをクリックするだけで相手の下に飛んでいけるとか
ちなみにカップルリングは外すと消滅してしまうとも言われた
男『結婚指輪みたいだねw』
無口『そだね、私は男君だったら結婚してもいいよ!毎日楽しそう♪』
男「……からかってるのかな?恥ずかしくて適当な返事が思い浮かばない」カチカチ
男『あはは、ありがとう』
無口『私はほんきなんだからねw』
男「ネトゲの中だと無口さん積極的だな…」
男『無口さんがいきそびれたら俺が貰ってあげないとこもない!』
無口『私は…男君一筋だもん!だから…不束者ですが…』
男『展開速!w』
無口『えへへへw』
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 14:30:38.30 ID:IIIcDwAo0 [11/25]
無口『と!言うわけでついに獲得しました!カップルリング』
男『足元にハートのエフェクトが出ているのですが』
無口『し、新婚さんだね!』
男『恥ずかしいな…』
無口『あなたw』
男『!!』
無口『男君照れてるの?w』
男『照れてないし><』
無口『かわいいよw』
男「り、リアルで会ったら覚えてろぉ(///」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 14:37:30.22 ID:IIIcDwAo0 [12/25]
翌朝
男「(ドキドキして寝付けなかった…眠い…)」 クイクイ
無口「お早う」ニコ
男「お早う、無口さん」
男「(毎回思うけど、ネトゲの中じゃ別人だよな。むしろ別人という可能性も)」 マジマジ
無口「…」テレテレ
男「(顔を見てたら照れ始めたぞ!やはり別人か)」
無口「…昨日…嬉しかった」カァ
男「カップルリングのことかな?ん、喜んでもらえて俺も嬉しいよ」
無口「…えへ」ギュ
男「!」
無口「…だめ?」
男「いや!そんなことはないですよ?(手を繋いで登校なんて、リアルでもカップルですかー!!)」
無口「♪」ニッコニコ
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 14:52:24.37 ID:IIIcDwAo0 [13/25]
休み時間
女友「男君~!今朝のあれ、どういうことなのかな~?」
男「あれは、その、無口さんが…」
女友「ふーん……手を繋いでみて男君は嫌だった?」
男「それは、まぁ柔らかかったというかた温かかったといいいますか」
女友「つまり、男君は嫌ではなかったのですね!?」 ズズイ
男「え!?うん。ぶっちゃけ嬉しかったです(///」
女友「なら話は早いね!……女の子もさ、好きじゃなかったら男の人と手を繋ぎたいって思わないんだよ?」
男「左様でございますか…」
女友「今週中に決着つけること!」 ビシィ
男「は、はい!!」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:00:22.25 ID:IIIcDwAo0 [14/25]
あふたーすくーる
男「(とは言っても……どうしようかな…)」
男「(無口さんのことは…たぶん、いや、好きだ)」
男「(ただ……今の関係が壊れるのが怖い)」
男「(拒絶されるのが…怖い)」
男「(俺ってこんなに弱かったかなぁ)」
男「……」
男「とりあえず、家帰ろう…」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:07:00.62 ID:IIIcDwAo0 [15/25]
???
無口「あ、あの…」ドキドキ
男「うーん」
無口「お、男くん!」
男「は、はい!?あ、無口さん」
無口「わた、わたひ、しょしんちゃ、初心者、です!!」
男「えっと…?」
無口「初心者…うぅ…だから」グスグス
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:12:03.14 ID:IIIcDwAo0 [16/25]
男「!?」
男「夢…?」
男「……」
妹「お兄ちゃん~、朝ですよ~って、起きてたんだ」
男「…」
妹「お兄ちゃん?どうしたの、ぼーっとして…」
男「なんでもない…お早う、妹」
妹「はい、お早うございます。ご飯もうできてるからねー」
男「りょーかい。顔洗ったらすぐ行くよ」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:22:21.85 ID:IIIcDwAo0 [17/25]
学校
男「…」 クイクイ
男「無口さん、お早う」
無口「お早う、男君」テレテレ
男「…あの無口さん」
無口「?」
男「放課後、大事な話があるんだ…」
無口「!」ドキドキドキ
男「屋上で…待ってるから………それじゃあ、放課後に」
無口「…」コクン
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:36:45.95 ID:IIIcDwAo0 [18/25]
あふたーすくーる・屋上
男「…」
無口「…」ソワソワ
男「(ああ、意識するとだめだ!顔見るだけでニヤける!!!落ち着け落ち着け…)」
男「(よし!言うぞ!!さぁ言うぞ!!!」
男「……ネトゲの中だと、無口さんは饒舌で、リアルだと極度の照れ屋さんで」
無口「!」ビク!
男「人と話すのが苦手なのに、怖いのに、頑張って克服しようとする無口さんはすごいと思った」
男「それなのに俺はうじうじしてて…」
男「だから思ったんだ。何うじうじしてんだ!俺も勇気出さなきゃって!!」
無口「…」
男「…」
男「俺は、あなたが、好きです」
無口「!」
男「頑張るあなたが大好きになりました!!!!」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:49:09.51 ID:IIIcDwAo0 [19/25]
男「一緒にいたい、これからは2人で頑張って、励ましあって」
無口「…」ポロポロ
男「つらいときは支えあって、嬉しいときは分かち合って」
無口「…うぁ」ポロポロ
男「2人で一緒にいきたい」
無口「…うぁあああああん」タタタ!ギュッ!
無口「わだしも!わだ、わだしもおとこくんが大好きです!だい、好き…」
無口「男君がいたから頑張れました!男君がいたから…うぅううううう」ポロポロ
男「これからは2人で頑張ろう」
無口「うん!うん!!」
こうしてめでたく、俺は友人から恋人へとクラスチェンジを果たした
甘々で惚気まくりの恋人生活はまた別の機会に話そう
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 15:56:34.37 ID:IIIcDwAo0 [20/25]
男友「最近嬉しそうだけど何かあった?」
男「彼女ができました(キリ」
男友「リア充爆発しろ!」
男「サーセーン!」
男友「ま、俺も彼女いるけどね」
男「おまえの彼女シャイだからダブルスクリーンから出てこないよね」
男友「…」
男「…」
男友「そ、それで、おまえは彼女と何処で知り合ったんだよ」
男「ああ、同じネトゲやっててさ」
男友「…ネトゲ?」
おしまい
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/02(月) 16:02:58.08 ID:IIIcDwAo0 [21/25]
とりあえず、これでおしまいです
なんとか綺麗に終わらせようと思ったら全然だめでした…
途中から違う路線に行ってましたね
女途中から消えてたし
保守してくれた方、読んでいただいた方、誠にありがとうございました
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