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俺「好みの娘がいたからお近づきになったら男だった……」

未完?
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 01:20:07.75 ID:wFjN4fYE0 [1/70]
先生「2進数から10進数の基数変換には、各要素に重みをかけて……」

男「……」カリカリ

俺(いつも黙ってノート取ってるし、喋ってるとこ見たことないけど……可愛いよな、あの娘)

俺「なぁなぁ」

友「あんだよ」カリカリ

俺「あの娘、かわいいと思わね?」

友「ああ、前田さんか。うーん……顔見た事ないんだけど、俺。あの娘前髪長いもん」

俺「いやさ、こないだプリント渡した時に顔見たんだけどさ……目がくりくりっとして可愛いの!」

友「ふむ……お前あの娘狙ってんの?」

俺「そうしようかと思ってさぁ」

先生「……と、じゃあこの問題……えーっと、笹岡!やってみろ」

俺「えっ!……えーっと……」

先生「お前聞いてなかっただろ……じゃあいい、次前田」

男「……」カツカツ

先生「お、正解だ。笹岡はちゃんと理解しとけよ」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 01:28:43.69 ID:wFjN4fYE0
先生「……で、1011の1の補数は0100なわけだ。じゃ、今日はここまで」

ガタタ ざわざわ

俺「ちょっと話してみてくるわ」

友「まぁ頑張れよ」

俺(よし、さっきの問題をネタにして……)

俺「な、な、前田さん」

男「……」ピク

俺「さっきの問題さ、どういう事だったの?俺あんまし授業聞いてなくて」

男「……」カリカリ

俺「あの……」

男「……」スッ

俺「あ、ああ、ノートに解説書いてくれてたのか」

男「……」フルフル

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 01:31:55.83 ID:wFjN4fYE0
俺「ほむほむ。あ、なるほど……そういう事か。わかりやすいな」

男「……」

俺「ありがとな、助かったよ。またわかんないとこあったら聞いていいか?」

男「……」コクン

俺「じゃ、また」

友「どうだったよ?」

俺「……一言も喋ってくんなかった」

友「んー……ま、そんな感じの娘だしなぁ」

俺「でも、俺は諦めないぜ!燃え上がれ俺の小宇宙!」

友「話しかけられるの自体嫌いかもな」

俺「それは……嫌いじゃなくしてみせる!」

友「できるのか……?」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 01:36:17.47 ID:wFjN4fYE0
翌日以降の俺の頑張りは誇ってもいい程だ!

朝には
俺「おはよう!」

休み時間には
俺「ここ教えて!」

昼休みには
俺「ポーカーやろう!」

掃除当番時には
俺「手伝うよ!」

帰りの時には
俺「一緒に帰っていい?」

が、しばらくは首を横に振るばかりで応じてはくれなかった……
ポーカーもしてくれなかった……
俺の得意ゲームなのに……

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 01:40:42.54 ID:wFjN4fYE0
そして1週間が経った頃、ついに変化が訪れた!

俺「おはよう!」

男「……お、おはよ」

俺「!!!い、今なんて?(声かわいいいいいいいい!!)」

男「……」プイ

俺「あ、はは。今日も元気に行こうな!」

男「……ふふっ」

俺(笑った!超キュート!)

俺「じ、じゃ、また!」


俺「おい友!おいコラ!」

友「んがっ!な、なんだよ」

俺「前田さん喋ってくれたぞ!超声可愛いの!」

友「ああ……よかったな……zzz…ってマジで!?」

俺「マジいぃいいい!!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 01:45:39.66 ID:wFjN4fYE0
友「はぁ……根気あるなぁ、お前も」

俺「だろ?もっと褒めろよ」

友「まぁ頑張れよ……俺は昨日徹夜でクラン戦してたからねみぃ……zzzz」

俺「薄情な奴だな……」

昼休み

俺「なぁなぁ、一緒に昼食べないか?」

男「……」コクン

俺「!いいの?」

男「……うん」

俺「超嬉しい!で、どこ行く?あ、牛丼屋行こう!今超安いよな!」

男「……」コクン

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 01:48:46.42 ID:wFjN4fYE0
松屋。

俺「おーおー、250円!!素晴らしい!牛丼価格破壊!」ピッ

男「ん……」ピッ

俺「あ、小盛なんだ。」

男「……うん。そんなに食べれないから」

俺(長文喋った!超かわいい!)

男「……どうしたの?」

俺「あ、いやいや、何でもない!席行こうぜ」

男「……」コクン


俺「やっぱ松屋はいいよ!牛丼頼んだら味噌汁ついてくるとことか!」

男「ボクは……すき屋の方が好きかな」

俺「あ、そう?(ボクっ娘かよ!ツボすぎる!)」

男「吉野家は……論外」

俺「へ、何で?」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 01:55:04.46 ID:wFjN4fYE0
男「キン肉マンを裏切った」

俺「キン肉マンを?……確かに、なんかすき家とコラボしてたよな。キン肉マンは吉野家ってイメージだった」

男「吉野家はキン肉マンで持ち直したんだよ」

俺「そうなのか?」

男「で、ゆでたまご先生に牛丼が無料で食べられるって名目の~……」

男「ぺらぺら」

俺(意外な事知ってんだな。オタ寄りなのかな?)

男「って事なんだよ。許せない」

俺「ほー……俺そんな事知らなかった。すげーな」

男「あ……その……」

俺「ん?どした」

男「へ、変に饒舌になっちゃって。……引いた?」

俺「いや全然!詳しいなって感心したよ!」

男「ん……ありがとう」

俺(あーっくっそ可愛いなぁー!!)

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 02:05:08.71 ID:wFjN4fYE0
俺「っと、そろそろ出るか。間に合わなくなっちまう」

男「うん」


俺「しっかし、意外だったな」

男「なにが?」

俺「前田さん。意外と饒舌なんだ」

男「あ、えと、その……知ってるコトだとつい」

俺「や、全然悪いってワケじゃないんだけどな。むしろ嬉しい」

男「嬉しい?」

俺「学校じゃ全然しゃべらなかったじゃん?で、俺とは喋ってくれたから心開いてくれたかなーって」

男「あ、う、うん……その、笹岡くんいい人だし」

俺「いやいやぁ、そんなコトないって」

男「や、いい人だよ。なんか、やたら気にかけてくれてたみたい、だし……何で?」

俺「何で、って?」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 02:14:22.67 ID:wFjN4fYE0
男「あの、自分で言うのもなんだけど……ボク、結構無愛想だったでしょ」

俺「まぁな……実は結構傷ついた」

男「ゴ、ゴメン……えと、それで、何で気にかけてくれたのかなって」

俺「そりゃ……あれだ。ほっとけなかったっていうか。……これ、言っちゃなんだけど、友達いないでしょ」

男「まぁ……」

俺「一人でいたら楽しくないかなって思って。どうせなら楽しく学校来てほしいじゃん。それに……」

男「それに?」

俺「可愛いしな」

男「え……」カァ

俺「なーんかもう、目とかくりくりっとしてすっごい可愛いじゃん」

男「あ、え……」カァァ

俺「だからほっとけなかった。」

男「あ、その……あ、ありがとう……けど、ボク男だし……そういうコト言われても……」テレテレ

俺「え」

男「?」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 02:19:41.09 ID:wFjN4fYE0
俺(ちょ、ちょっと待て……え?男?え?え?)

男「ど、どうしたの……?」

俺(上目遣い超可愛い……じゃなくて、男?え?)

俺「あぁ、い、いや……何でもない」

男「???」

俺「あー、いやその、あれだ……早く戻ろうか」

男「あ、ほんと。あと10分で授業始まるね」


先生「CPUのコア数を表す名称には、デュアル、クアッド、ヘキサ、そして~……」

俺(どういうコトだ……え?男?あんなに可愛いのに?男?)

俺(た、確かめてみるしか……)

先生「笹岡くん、授業中にボケっとしないの」

俺「は、はいぃ!」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 02:24:42.24 ID:wFjN4fYE0
>>26
専門学校である。

放課後

男「ね、笹岡くん。一緒に帰ろう」

俺「へ?(一日にして何という打ち解け度……)」

男「あ……ごめん、やだったかな」

俺「ああ、いやいや全然そんな事はないぞ!どこに住んでんの?」

男「東の方」

俺「お、一緒じゃん。じゃあ、行こか」

男「うん!」

俺(やっべ超可愛いやっべ……本当に男?)

男「あ、ごめん……ちょっと、先にトイレ行ってきていいかな。久しぶりにお昼まともに食べたからか、ちょっと」

俺「(いきなり確認チャンス到来かよ……)じゃ、俺も行く」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 02:30:39.08 ID:wFjN4fYE0
~~~~~~~~~~立ちションしました~~~~~~~~~~

俺(……ついてた)

男「で、バッファローマンを超える1200万パワーだーって!」

俺(……ついてた……)

男「……笹岡くん?」

俺(可愛い……でもついてた……)

男「ご、ごめん……ちょっと熱くなりすぎちゃったかな……」

俺「……いや、それじゃないんだ……気にしないでくれ」

男「……?あ、ボクこっちだから」

俺「ああ、またな」

男「うん!また明日ね!」タタタ

俺「じゃなー」

俺(……超可愛い……でもついてた……)

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 02:33:08.92 ID:wFjN4fYE0
俺「……」カチカチカチ

とぅおるるるるるるるるる、とぅおるるるるるるるるる

ガチャ

友『はい、ドッピオd」

俺「真田だろ。ちょっと相談があるからすぐに俺んちに来い」

友『は?なんの相談だよ』

俺「いいから。早く来い」

友『あー、はいはい……なんか持ってったがいいか?」

俺「どうでもいいから早く来い」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

俺んち

友「はぁ!?男!?」

俺「そうなんだよ……」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 02:37:30.88 ID:wFjN4fYE0
友「いや……でもほら、嘘って可能性も」

俺「……確認した」

友「確認だと……まさかお前ついに犯罪を……」

俺「ちげぇよバカ!トイレ行って横から覗いたんだよ!」

友「ああ……まぁそれも十分変態くさいが」

俺「そういう問題じゃねぇよ……」

友「まさか男だったとは……確かに、スカートとか履いてるとこ見たことないもんなぁ……」

俺「そもそもトイレとかに行ってるとこも見たことなかった……完全に女だと……」

友「……で、お前どうすんの?」

俺「どうするって?」

友「モーションかけてたんだろ」

俺「えー……でも男だったんだぜ……」

友「でもかわいいんだろ」

俺「そうなんだよ!マジで超可愛いんだ!マジで!超!か!わ!い!い!」

友「力のこもった叫びをどうもありがとう」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 02:41:49.82 ID:wFjN4fYE0
俺「そうだ……すごく可愛いんだよ。でも男なんだよ……俺どうすりゃいいんだよ」

友「……古来からの言い伝えにこういうものがある」

俺「なんだ」

友「『その者と接吻しているところを妄想せよ。さすれば、その者と恋愛関係になれるかどうか判別がつく』……と。」

俺「古来からの言い伝えでもなんでもねぇじゃねぇか」

友「ちなみにお前とは絶対に恋愛関係になれないというのはわかった」

俺「キモい事言うなボケ!!ちょっと想像しちゃったじゃねぇか!!」

友「まぁ前田さんとキスしてるとこちょっと妄想してみろって」

俺「う、うーん……」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 02:47:25.86 ID:wFjN4fYE0
俺「前田さん……いや、はるか。好きだ」

男「……ん。ボクも大好き……研二くん。」

俺「目、つぶって」

男「……うん」スッ

俺「い、いくぞ……」

ちゅ

男「…んぁ……へへへ」

俺「……はるかっ!」ガバッ

男「ひゃぁ!」

俺「…なんだ、キスだけでこんなしてるじゃんか」サワ

男「そ、それは……その」

俺「かわいい……」ちゅ

男「ひゃ、あぁ……」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 02:55:23.97 ID:wFjN4fYE0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

友「おーい、戻ってこーい」

俺「うへへ……」

友「……セイッ」ドゴ

俺「ぐへぁっ!!はっ、ここは!?」

友「……どうだった?」

俺「ああ……全然嫌じゃなかったっつーかマジで可愛かった」

友「マジかよ……お前ホモだったの?」

俺「いや、断じてそれはない……ないはずだ!だがはるか……じゃなかった、前田さんは可愛いからいいんだ!」

友「かわいいは正義という奴か……」

俺「そう、それだ。男だろうと関係ねぇ!俺頑張る!」

友「え?マジで?いよいよホモじゃん」

俺「ホモじゃねぇ!」

友「ちょっとこっち寄らないでくれます?」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 03:08:42.36 ID:wFjN4fYE0
それからの俺、頑張った。
男同士だって利点を生かしてめちゃくちゃ一緒に遊んだ。
つーか普通に趣味合う。
3週間が経った頃にはもう親友と言ってもいい程に仲良くなった。
俺としては親友以上になりたいんだが。

放課後

俺「おーい、はるかー」

男「あ、笹岡くん」

俺「今日家こね?新しい格ゲー買ったんだ」

男「もしかして、ブレイブルー?」

俺「お、ご名答。ま、わかるか。ゲーセンで結構やったしな」

男「笹岡くんは一回も勝てなかったけどね」

俺「うっせぇな……だが家庭用を手に入れた俺は一味違うぞ」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 03:17:10.03 ID:wFjN4fYE0
ヒャッハー! ザンエイガ!! ッザシュ ドーゥ!! ザシュ ヒエントツ!! キンッ タタタ ヨワイz ピキーン ジャヨクホウテンジン!!

俺「くっそぉぉぉ、またそれかよ!!」

男「ふっふっふ。このタイミングで突っ込んでくる方が悪いんだよ」

俺「だぁぁぁ」

ガチャ

母「ちょっと研二、女の子をこんな時間まで……」

俺「女の子?……ぷ」

母「?」

男「え、えと……ボク、男なんですけど」

母「ええ!?男の子!

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 03:19:08.66 ID:wFjN4fYE0
途中送信しちゃった。

母「ええ!?男の子!?あらまー、そうだったの!?」

男「ええ、まぁ……」

母「あらあら~、こんな可愛い男の子もいるのねぇ。」

俺「ま、そろそろ帰った方がいいかもな」

母「そうよ。こんなに可愛かったら男でも危ないわよー」

男「いえ、そんな……じゃ、そろそろお暇します」

母「じゃ、研二送ってやりなさいよ」

俺「あー、そうだな。じゃ、行くか」

男「あ、うん」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 03:26:43.37 ID:wFjN4fYE0
てくてく

俺「そうだ、どっかで飯食わね?」

男「ん、いーね。ボクもお腹すいてたし」

俺「つっても、そんなに金ないし……マックでいいか」

男「よし、行こう行こう」

ピロリ、ピロリ、ピロリ←ポテトが揚がった時の音

俺「あちゃー、店内いっぱいだなぁ」

男「んー……今日は涼しいし、外でもいいんじゃない?」

俺「おっし、それで行こう」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 03:33:41.65 ID:wFjN4fYE0
公園

俺「ここをこうして……」ペトペト

俺「見よ!これがテラマック!」

男「食べられるの?それ」

俺「……なんとかなる!」ガブ ブシュウ

男「あはは!顔中ケチャップまみれ!」

俺(何この笑顔かわいすぎる)

男「何ぼーっとしてるのさ。早く拭かないと。ほら、じっとして」フキフキ

俺「あ、ああ……」

男「どんだけの量さ……一枚じゃ足りないじゃん。……はい、終わり」

俺「……なぁ」

男「?」

俺「キスしていいですか」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 03:39:27.84 ID:wFjN4fYE0
男「え……え?」カァァ

俺「……あー、いや、その、すまん。キモいか。忘れてくれ!!」ガブ ブシュゥ

男「あ、ちょ!また……じっとして」フキフキ

俺「す、すまん」

男「……あ、あのね」

俺「?」

男「えと、あの……べ、別に……嫌じゃないよ」

俺「え」

男「そ、その……キス……してもいいよ」カァァ

俺「え……え?マジ?」

男「うー、ほ、ほら、するなら早く……」

俺「あ、ああ!」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 03:44:30.19 ID:wFjN4fYE0
俺「や、やっちまうぞ……本気で」

男「……うん」ギュ

俺(か、可愛い……)

男「……」ギュー

俺「はー……(き、緊張する)」ゴシゴシ

男「ま、まだ?」パチ

俺(うおおお!やったれやぁあああ!!!)

ちゅ

男「っは……ん」

俺(……甘い……気がする)

男「……ふ、ぁ」

俺「……」

男「ん、んー!」トントン

俺「あ、すまん」

男「ぷは!」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 03:52:26.30 ID:wFjN4fYE0
男「……ケチャップの味しかしなかった。へへ」

俺「ま、まぁそうだろうな……はるか」

男「ん、何……?」

俺「えーっとな。……一目見た時から好きでした!!付き合ってください!!!」

男「あ……え……あの、ボク男だよ」カァァ

俺「関係ない。好きだ!」

男「えと、その……」

俺「だ、ダメか?」

男「……ボクね……笹岡くんには感謝してるよ」

俺「え?」

男「笹岡くんのおかげで学校楽しくなったしね。ちょっと明るくなったって言われるし」

俺「そ、そうか。それはうれしい」

男「それにさ、最初、か、可愛いって言ってくれたでしょ?……結構うれしかったんだ」

俺「マジか」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 03:56:44.59 ID:wFjN4fYE0
男「変かな?」

俺「いや……実際可愛いし」

男「あ、ありがと。でね、えーっと、何が言いたいかっていうと……」

俺「ああ……」

男「こんなのでよければお願いします」

俺「え」

男「……」カァ

俺「ま、マジ?いいの?」

男「……うん」

俺「……いやっほぅうぅううううう!!!」

男「は、はしゃぎすぎ」

俺「これがはしゃがずにいらいでか!ああ、もうかんわいいーっ!!」ギュー

男「ひゃあ!!」カァァ

俺「ありがとう、ありがとう!神様ありがとう!」

男「……へへ」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:01:03.90 ID:wFjN4fYE0
俺「んじゃ、また明日な!」

男「うん、また明日ね」

俺「おう、じゃーな」

男「な、何か忘れてない?」

俺「ん?……財布はあるし、携帯も……鍵もあるし。なんかあるか?」

男「そうじゃなくて!……」

俺「……えっ。まさか?」

男「……い、いいよ、もう。じゃーね」

俺「ま、待て待て!」

男「な、なにさ」

俺「こういう事か?」

ちゅ

男「……ん。んふふ」

俺「……正解か」

男「うんっ!じゃーねっ」タタタ

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:03:04.67 ID:wFjN4fYE0
俺「……」カチカチカチ

とぅおるるるるるるるるる、とぅおるるるるるるるるる

ガチャ

友「何?」

俺「今から酒盛りすんぞ!!」

友「お、いーね。なんかいい事でもあったのか?」

俺「ありもありあり大ありよ!!!今からお前んち行くから!!酒買っていくから!」

友「おー、早く来な。つまみ用意しとくわ」

俺「おうおう!!!」


友「マジで付き合えたの!?」

俺「マジ!マジ!超うれっしいいいいいいいいいい!!!」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:10:46.00 ID:wFjN4fYE0
友「まさか付き合えるとはな。どうせあっちがノンケでダメだったとかそういうオチだと思ってた」

俺「お前たまにひどいよな」

友「付き合えたか……そうか、おめでとう、死ね」

俺「死!?」

友「で……どこまでやったん?」

俺「くくく……って程でもないが、Aまではやったぜ!!やってやったぜ!!」

友「なんだAか」

俺「何その反応」

友「どうせなら最後までやってたら面白かったのに、と思って」

俺「さ、最後っすか!?最後っていうとあれっすか!出し入れするんすか!!?」

友「テンション上がりすぎだろ」

俺「あーもう俺超幸せだよ!俺は世界一の幸せ者だと思うよ!とっても!」

友「そうか……ガチホモだもんな……」

俺「ホモじゃねぇって!はるか限定だって!」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:19:52.64 ID:wFjN4fYE0
てくてく

俺(……頭いてぇ)ガンガン

俺(いくらなんでも飲み過ぎたぜ……2Lが3本なくなったもんな……)ガンガン

男「おはよ、笹岡くん」

俺「おお、おはよう!今日もかわいいな」

男「ちょ、ちょっと……」カァ

俺「いいじゃんか、恋人同士じゃないかー」

男「で、でも道の真ん中だし」

女「おーっす、おはよー。二人ほんと仲いいね」

男「!」サササ

俺「おお、加山じゃないか。仲いいだろ」

女「もしかして……付き合ってんの?wwww」

俺「ああ」

男「ちょ……!」

女「な、なん……だと……めくるめく薔薇の世界……?!」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:27:03.47 ID:wFjN4fYE0
俺「お?はるかが男だって知ってんのか」

女「いや、そりゃ3ヶ月以上同じ教室いればね……ってか、マジ?」

男「じょ、冗談だから……真に受けないで……」

俺「ひどい!遊びだったのねっ!」

男「ち、違うって……」

俺「じゃあ?」

男「ほ、本気……だよ……」カァァ

女「あちゃー、こりゃマジだわ……まぁ、男くん可愛いから気持ちはわかるけどね」

俺「だろ?超可愛いだろ?」

女「だよねー。私でも掘りたくなるもん」

男「ほ、掘り……!」ササ

女「アハハ、冗談だって。……いやー、しかし……へぇー、驚いたわー」

俺「驚くこたないだろ、こんな可愛いんだから」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:31:05.90 ID:wFjN4fYE0
女「そういう問題じゃないって……まぁ、私先行くわ。お邪魔虫は去るから安心してねー。ね、男くん?」

男「……や、そんな……」

女「じゃねー」タタタ

俺「……ほら、お邪魔虫はいなくなったぞ?」

男「もう、笹岡くんまで……」

俺「なぁ、その笹岡くんてのやめないか?」

男「え?」

俺「研二でいいって。俺も名前で呼んでるし……なんか、他人行儀じゃないか」

男「そ、そうかな……じゃ、じゃあ……研二……くん」

俺「うーん……ま、それでいいか」

男「ん……ね、手つなご?研二くん」

俺「い、意外に大胆。俺は嬉しいけどな」キュ

男「……へへ」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:38:38.19 ID:wFjN4fYE0
ガララ

俺「おいーっす」

友「なんだ、彼女同伴で登校かよ。いい身分だな」

男「へ……あ、手っ!」パッ

俺「なんだ……もう離しちゃうのか」

男「や、その……別に嫌だったとかじゃなくて」

俺「わかってるって。あーもう可愛いー」

男「……あぅ」

友「惚気てんじゃねぇよ……」

ガララ

先生「おい、席つけー。出席とんぞー」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:46:27.44 ID:wFjN4fYE0
>>79
真田隆俊は喪男である。そっちのケはないが恋人は欲しいのである。
笹岡研二の恋人は男といえ無駄にかわいいので、流石に羨ましいのである。

そんなこんなで俺とはるかのラブラブ生活は順調に2週間ほど過ぎるわけだ!
おかしい事なんて教室で話してたらそこかしこの女子グループから「キャー」とか聞こえる程度だ。
ただひとつ問題があるとすれば……溜まっている。かつてない程に。
はるかとはそういう雰囲気になっても、いざ一線を超えようとすると恥ずかしがって止められるし。
ハッキリいってもうヤバい。かなり。俺の股間は爆発寸前。はるかが可愛いせいで。

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 04:51:21.89 ID:wFjN4fYE0
んで、そんな煩悩にまみれた俺と放課後。

男「け、研二くん……えっと、この後暇?」

俺「あー……すまん、今日はバイトがな」

男「あ、そ、そうなんだ……今日、家誰もいないから遊びに来てもらおうかと思ったんだけど」

俺「あ、ごめんちょっと待ってて」

俺「……」カチカチカチ

俺「あ、ゴホッ、店長ですか?すいません、ゴホゴホ、ちょっと45度の熱がありまして……というワケで今日は休みます」ピッ

俺「大丈夫!さぁ、行こう!!」

男「え、いいの?」

俺「バイト先が爆発して急遽休みになった。だから大丈夫だ!」

男「えー……?ま、いいか。じゃあ、行こ」

俺「おう!」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:01:04.77 ID:wFjN4fYE0
ヌン ズェイ ズェァアア! ハッ グレン!! ピキーン コクウジン... シップウ!!

俺「くそ……勝てねぇ」

男「ふふふーん。練習を怠ってはダメだぞー」

俺「ふーんだ!もういい!もういいよ!どうせ俺は弱いですよー!」ボフ

男「ふて寝した……ほら、もう一回やろうよー」ノシ

俺「やだーどうせ負けるもんー」

男「そんな事ないって!いい線いってるよ!ほらー」グイグイ

俺(やべぇ……足と股間の感触が。あ、勃起してきた)

男「ほらっ!もう一回!」グイグイ

俺「ちょ、ちょ、やめ……」

男「ん?どうかした?」

俺「……もー辛抱たまらんっ!はるかっ!!」ガバァ

男「ひゃあ!!」

俺「わざとだろ?わざとなんだろ?俺はもう我慢できませんよ!!」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:04:28.65 ID:wFjN4fYE0
男「ちょ、ちょっと待って……」

俺「この期に及んでおあずけか?きついよそれは……」

男「……わ、わかった……せ、せめてシャワー浴びさせて」

俺「あ、ああ」

男「ちょっと……待っててね」

バタン

俺「……つ、ついに……ついに来るか!常にカバンに忍ばせていたゴムとワセリンの出番が……」

俺「……ちんこいてぇ」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:11:36.61 ID:wFjN4fYE0
俺がちんこの痛みに唸っている間に20分経過。

俺「……まだかなぁ」

ガチャ

男「お、お待たせ……」

俺「」

男「へ、変かな……?」

俺「あ、あり得ない」

男「……やっぱり変だったかな」

俺「あり得ないほど似合ってる……」

諸君らには見えないだろうから説明してやろう!!
女性用のパンティにベビードールである。女性用のパンティにベビードールである。
大事な事なので2回言いました。
ベビードールというのはネグリジェっぽい下着の事である。ちなみにスケスケである。
スケスケである。大事な事なので2回言いました。

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:20:32.84 ID:wFjN4fYE0
ちなみにだが、前田遥河は身長154cm。体重は教えてくれない。でも抱っこした感じ軽い。
もちろん胸は無い。でも抱き心地はよろしい。とても。
俺とは身長差18cmである。キスするときに伸びをする彼女……じゃない、彼はとても可愛い。
キスを待つときの彼もとても可愛い。ていうかもう、全部可愛い。
部屋も可愛い。なんかぬいぐるみとか置いてある。ありえん。可愛い。
話が逸れた。とにかく、女性用のパンティにベビードールなのである。

男「あの、研二くん……?」

俺「ハッ!あぁ、すまん……ちょっと見とれすぎてた……」

男「……」カァ

俺「……こっち来な?」

男「……うん」トテトテ

俺「お膝の上にどうぞ、お姫様」

男「ん……」ポフ

俺「……あー……ありえん……可愛い……」ギュー

男「あ、ぅ……」カァァ

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:25:14.24 ID:wFjN4fYE0
女性らしいくびれは無いけど、そのなんだか直線的でかつ折れそうな腰もかわいい。

俺「こっち向いて」

男「ん?」

ちゅ

男「んっ!……ふ」

いきなりキスされて驚き顔なとこもかわいい。

俺「……」ちゅる

男「ん、んーっ!ふ……ぅぅん……」

いきなり舌を入れられて体を硬直させるとこもかわいい。

男「ん、ふ……ぷは……ふぁ……あぁ……」

顔を真っ赤にして体を預けてくるところもかわいい。

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:26:49.95 ID:wFjN4fYE0
読み返すと、我ながら気持ち悪いな

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:32:50.70 ID:wFjN4fYE0
俺「……」ムニ

やっぱり。熱い。

男「ひゃ!」

俺「ちゅーだけでこんなにするなんて……エロい子だな」

男「そ、そんなの……研二くんだって、さっきからずっとお尻にあたってるし」

俺「これはしょうがないだろ。はるかがかわいすぎるせいだし」

男「……っ」

あ、ピクッてした

俺「はみ出してるじゃん。恥ずかしくないのか?こんなに大きくして」

男「い、言わないでよ……」

ほれ、また。

俺「……そんなエロい子にはおしおきだな」

男「お、おしおき……?」

またまたピクン。言葉攻めがお好きなようで。

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:47:19.52 ID:wFjN4fYE0
俺「そ、おしおき……。下、ちょっといいか?」

男「…う、うん」

はるかが腰を浮かせたところで、パンティを少しずらす。
引っかかって、解放されて。元気よく跳ねる、可愛い愚息。

俺「元気だな。これ」ニギ

男「ん、ぅぅ……」

俺「……はるか……」

ゆっくりと上下にしごきだす。

男「あ、ぁぁ……」

俺「気持ちいいか?」

男「そ、それ、はぁ……」

俺「どうなんだ」

少し語気を強める。俺の変わった恋人は、少しM気味なようなので。

男「ん、き、もち、いい……」

俺「そうか。じゃあ、もっとしてやらないとな」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 05:54:31.80 ID:wFjN4fYE0
握りなおす。少し強めに。
そしてそのまま上下させる。

男「ふ、ゃぁ!」

俺「どう?」

男「あ、もっと……もっとして……」

俺「おう」

早く、早く。溢れだした粘液を巻き込んで、淫靡な音を立てる。
くちくち、ぷちゅ。ねちねち。

男「あ、あ、あ……」

おとなしく俺の膝の上に収まって小刻みに震える小さな恋人。
ひとつ間違ったら砕けそうな割れ物じみた肩。
いとおしい。

男「ひゃ、も、もう、出そう……」

頃合いか。名残り惜しくもあるが……

俺「はい、ここまで」

男「ふ、ぁ……え……なんで……」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:01:49.08 ID:wFjN4fYE0
俺「言っただろ、おしおきだって。気持ちよくしたらおしおきになんないだろ」

男「そんな……」

くりくりとした目が泣き出しそうに潤んで、すがるようにこちらを見つめる。

俺「……何か言うことは?」

男「な、何か……て……」

もともと真っ赤だった顔がさらに赤くなったように感じる。
器用な子だ。

俺「どうしてほしい?」

男「……い、いわなきゃダメ?」

俺「ダメ」

男「……も、もっと…して」

俺「何を?」

男「う、うぅ……お、おちんちん、しごいて……?」

俺「うん、よくできました」

頭を撫でてやると、恥ずかしそうにうつむいた。
ほんとにもー辛抱たまりません。

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:15:32.33 ID:wFjN4fYE0
俺「しっかりおねだりできたことだし、お願い聞いてやらないとな」

再び股間に手を伸ばす。おかえり俺の愛しいウィンナー。
いや、ポークビッツか?

男「んぅ……」

本能の導くままに手を動かす。

男「ふっ、ぅぅ……」

こみ上げる快感をこらえる、必死な顔。
もっと見たい。やべ、俺Sに目覚めたかも。
とか考えつつ、右手をだんだんと加速していく。

男「あ、あ……も、出るよぉ……」

俺「いいよ、おもいっきり出しな」

膨張していく彼の分身。
快感を貪ろうと、浮いていく腰。
すべてが愛しい。愛おしい。

男「あ、あ、あ……っっ!!」

全身が痙攣する。手の中の彼は思い切り震えて、悦びを吐き出していく。

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:21:40.73 ID:wFjN4fYE0
>>107
一部実体験である。

男「は……ぁ……」

すべて吐き出し終えてまた俺に身を預けるはるか。
白濁液は胸のあたりまで届いている。

男「はぁ……はぁ……」

お腹のあたりに溜まっている液体をすくって、舐めてみた。
しょっぱにがい。……だが、美味い。

男「ちょ、な、何なめてるの……」

俺「美味いよ?ほれ」

男「んっ……うげ、苦い。ぺっぺっ」

俺「…ま、自分のじゃそうなるわなぁ」

男「……研二くんのなら、美味しいかな?」

俺「は?」

男「……の、飲みたい」

俺「……マジで?」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:38:07.00 ID:wFjN4fYE0
ああ、神様ありがとう。
あなたが俺とこの人と結んでくれたなら、俺の秘蔵ネジコレクションを全部あげてもいい。
それくらい感謝してる。え?いらないって?ふざけんなよ、小学校の頃から集めてんだぞ。

男「ん、ちゅぱ……き、気持ちよくない?」

俺「いや、嬉しすぎて別の世界に飛んでいたところだ」

男「そ、そう?」

そんな嬉しそうにするな。胸キュンしすぎて爆発するぞ。主に股間が。

男「痛かったら言ってね?……ん、はぷ」

半端ねぇ。物理的快感もさることながら、くわえてもらってるっていう精神的快感がやべぇ。
フェラ好きの人の気持ちがわかった。

俺「く、ぅ……すげぇ、いい」

男「ん。ちゅぷ、ちゅるる……」

俺の反応に気を良くしたのか、絡ませたり、つっついたり。
あー、やばい。

俺「…っ!もう、出るぞ……っ!!」

そう言うと、手も使って激しく攻め始めた。

俺「……くっ!」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:50:28.70 ID:wFjN4fYE0
男「ん…!!…!……」

俺の欲望をそのまま口に貯める。
超涙目。

俺「は、吐き出してもいいんだぞ?ペッしなさいペッ」

男「……!」フルフル

涙目で口を抑えて首を振る。
目に涙をいっぱいためながら、口の中にたまったものを少しずつ嚥下していく。
んくん、んくん。

男「……んっくん。……う、喉に絡む……」

俺「……ありがとう」ギュ

男「ん……でも、美味しかったよ」

俺「……俺もう、死んでも悔いないよ」

男「死んじゃやだよ」

俺「死なないさ」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 06:57:39.36 ID:wFjN4fYE0
お腹に熱い物が当たっていることに気がつく。

俺「……また大きくしてるじゃんか」

男「う。だ、だってさ……」

顔を真っ赤にしてうつむく。
そんな顔されると……。

男「……あ」

俺「あー、完全復活しちゃったみたいだな」

男「……へへへ」

照れくさそうに、真っ赤な顔で笑う。
あー、つながりてぇ。

男「……い、入れる?」

俺「え」

男「そ、その……お尻に」

ハッキリ言って出し入れは無理かと思ってた。
ちっちゃいし。なんという僥倖。ほんっと神様ありがとう。

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 07:05:54.87 ID:wFjN4fYE0
うつぶせになって、お尻をあげてこちらに向ける姿勢になっている彼が目の前に。
きっちりと閉まった門がよく見える……これ、ほんとに大丈夫か?

俺「ほんとに大丈夫か?これ」

男「だ、大丈夫。ちゃんと綺麗にしてきたから」

俺「いや、そうじゃなくて……」

男「……中も大丈夫だよ」

俺「そ、そこまでやったのか。じゃなくてさ……裂けたりしない?」

男「……うん」

俺「でも……初めてだったら……」

男「……えと、そこに物入れるの……初めてじゃない、から」

俺「え」

男「一人でするとき、そ、そっちでしたり……してるから」

俺「へ、へええ……どれくらいのもの入れるの?」

男「え、と……そ、そこまで言わせないでよ」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 07:09:40.88 ID:wFjN4fYE0
そう言って枕に顔を埋めた彼を見て、悪戯心が湧いてくる。
さっき芽生えたS心かもしれん。

俺「……」

急に黙りこくってみる俺。もちろん演技。

男「……どうしたの?」

俺「いや……なんか、俺が初めてじゃないってショックだなぁって」

わざとらしく暗い表情を作ってみる俺。もちろん演技。

男「そ、そんな、の……別に男としてるってワケじゃ……」

俺「じゃ、何考えてしてたんだ」

男「それは……」

俺「言えないか。……はぁ」

重い溜息をついてみる俺。もちろん演技。

男「わ、わかったよ……も、言えばいいんでしょ……」

計算通り。

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 07:13:23.80 ID:wFjN4fYE0
男「て、手頃な太さの……きゅうり、とかで……」

俺「何を考えて?」

男「……じくんの……こと」

俺「ん?なんだって?」

男「研二くんの事考えてしてたんだってばっ!」

胸キュンキュン。心臓止まりそう。

俺「へぇぇ~、俺の事かぁー」

ニヤニヤが止まらん。

男「そ、その……ね?きゅうり見てたら、これくらいかなって思って……研二くんの……」

俺「の?」

男「そ、それは言わない!……で、な、なんか変な気分になって、ね?」

俺「いつからしてたの?」

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 07:20:22.43 ID:wFjN4fYE0
男「い、1ヶ月……くらい、前から」

なんてこった。俺と話すようになった直後からかい。
嬉しすぎて死にそう。これ言うの何度目だろ。

俺「そうか……でも、一応ほぐしとかないとな」

男「う、うん……あ、これ……使う?」

はるかが机を漁っておもむろに取り出したるはぺぺローション。
ワセリンより良さそうだな。
……ってか、持ってるってことは期待してたのか?

俺「使った方がいいだろうな。貸して」

手の上に出してみる。うひょー、とろとろしてる。冷たくて気持ちいい。
伸ばしてみると、なんかカウパーっぽい感じ。これなら痛くなさそう。

男「……」

俺の手つきをじーっと見つめてる。かわいい。

俺「ほれ、うつぶせなって」

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 11:24:02.69 ID:wFjN4fYE0
俺「いくぞ……痛かったら言えな」

男「う、うん……」

先ずはローションを出してよく馴染ませる。

男「ひゃ、つ、冷たい……」

俺「そうか?すまん」

門の周りを円を描くようになぞってみる。

男「ん……」

俺「そんじゃ……一本、入れるぞ?」

男「うん……」

ゆっくり押しこむ。入り口で少し引っかかったが、一度入ってしまえば根元まで簡単に飲み込んでしまった。
中はじんわり暖かく、しっとりしている。

男「く、ぅ……」

俺「……う、動かすぞ?」

男「う、ん……」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 11:31:05.06 ID:wFjN4fYE0
差し込んだ指をゆっくり抜く。

男「ぅ、ぁ……」

ゆっくり挿す。

男「ん、んー……」

ゆっくり抜く。

男「ふぁぁ……」

ゆっくり挿す。

男「くぅ……」

クソ、いちいち可愛い反応返しやがって……。
……だいぶ、柔らかくなってきたかな。

俺「指、増やすぞ」

男「うん……」

念のたローションを塗りなおして、中指と薬指を揃えて挿し込む。
やはり一本の時よりは抵抗があるようだ。

男「うぅーっ……!」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:16:41.57 ID:wFjN4fYE0
俺「ほら、力抜け」

男「ふ、ぅう……」

ゆっくりと沈んでいく俺の指(手マンスタイル)。
きっちり収まったところで、中でくねらせてみる。

男「あ、な、何……」

俺「きっちりほぐさないと、痛いかもしんないだろ」

中をまさぐっていると、他と違う感触の場所があった。
そこを押してみる。

男「あっ!」

お、いい反応。これはあれか。前立腺ってやつか。

俺「これ、気持ちいいのか?」

男「や、やぁ……そんなにグリグリ押さないで」

俺「ほれほれ」

男「あ、ぅう!」

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:53:26.22 ID:wFjN4fYE0
男「ちょ、ダ、メ……!」

超可愛い。俺調子乗っちゃう。

俺「ほれほれ、何がダメなんだー」

男「そ、それ以上、やったら、出ちゃ……あぁっ!」

俺「あ」

でちゃった。シーツにべっとり広がる液。掃除大変そうだな……。

男「あ……は、ぁ……」

くてっとして、ジト目でこっちを見つめてくる。
かわいい。けど、調子に乗りすぎm@ster。

男「……うー」

俺「あー、すまん。ちょっと調子乗った」

男「……次は一緒にイこうと思ってたのに」

どうしてそういう事言うかなこいつは。

俺「えー……その、あれだ。……いれてもいい?」

男「あ、……うん、いいよ」

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:11:08.94 ID:wFjN4fYE0 [69/70]
まぁ、ちょっと聞けよ。
今日出かけたのは笹岡(仮名)にカラオケに誘われたからなんだが。
行ったらあいつ彼氏(?)連れてきてやがった。
ふざけんなよ。デュエットとか歌ってるし!何がジェミニだ。
帰り際にキスとかしてるし。路上だろバカ。まぁどう見ても女の子だから路上でキスしても普通か……。
まぁそれはいいんだよ。いや許せねぇけど。
なんか泊まりにきた。笹岡(仮名)が。今iPhoneから書いてる。
というワケで続きを書くのはおそらく無理だ。すまんな。

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:16:49.20 ID:wFjN4fYE0 [70/70]
>>179
ヤツとは決着をつけねばならないのでな
ブレイブルー的な意味で

ここでスレ落ち

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